JPH05132043A - 容器の殺菌装置 - Google Patents
容器の殺菌装置Info
- Publication number
- JPH05132043A JPH05132043A JP31398691A JP31398691A JPH05132043A JP H05132043 A JPH05132043 A JP H05132043A JP 31398691 A JP31398691 A JP 31398691A JP 31398691 A JP31398691 A JP 31398691A JP H05132043 A JPH05132043 A JP H05132043A
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- JP
- Japan
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- container
- spout
- light sources
- light source
- ultraviolet
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】容器の内外面を簡単な装置で確実に紫外線殺菌
する。 【構成】飲料水やジュース等の容器11の両端の斜め上
方に、一定の間隔を有して複数の紫外線殺菌光源14、
15を下方を拡径して傾斜配置する。そして下端に位置
する光源15は容器11の注口16の外側面を照射し、
上端に位置する光源14で容器11の注口16の内面と
外面を紫外線照射するように構成する。
する。 【構成】飲料水やジュース等の容器11の両端の斜め上
方に、一定の間隔を有して複数の紫外線殺菌光源14、
15を下方を拡径して傾斜配置する。そして下端に位置
する光源15は容器11の注口16の外側面を照射し、
上端に位置する光源14で容器11の注口16の内面と
外面を紫外線照射するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器の殺菌装置の改良に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料水やジュース類の容器を殺菌
するには、一般にはエチレンオキサイドガス(EOG)
あるいは塩素水等を用いて殺菌している。
するには、一般にはエチレンオキサイドガス(EOG)
あるいは塩素水等を用いて殺菌している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したエ
チレンオキサイドガスを用いて殺菌するには、殺菌装置
の内部に、所定量の容器を搬入し、同殺菌装置の容器の
搬入部を密閉し、同容器の搬入部にエチレンオキサイド
ガスを注入し、殺菌することが行なわれている。従っ
て、エチレンオキサイドガスで処理した後、そのガスを
吸引するので、ガスの吸引装置が必要となり、装置が複
雑となる。また塩素水で殺菌する装置によると、塩素水
で容器を処理した後、容器の乾燥装置が必要となり、装
置が大型となる欠点がある。
チレンオキサイドガスを用いて殺菌するには、殺菌装置
の内部に、所定量の容器を搬入し、同殺菌装置の容器の
搬入部を密閉し、同容器の搬入部にエチレンオキサイド
ガスを注入し、殺菌することが行なわれている。従っ
て、エチレンオキサイドガスで処理した後、そのガスを
吸引するので、ガスの吸引装置が必要となり、装置が複
雑となる。また塩素水で殺菌する装置によると、塩素水
で容器を処理した後、容器の乾燥装置が必要となり、装
置が大型となる欠点がある。
【0004】さらに近年は、図4に示すように、容器1
の上部に、内部に紫外線殺菌光源2を適数本装着してな
る照射器3を配置し、同光源から生成される紫外線25
4nmにより、容器の殺菌を行なうことが実施されてい
る。しかし、容器を例えばコンベアーで搬送し、容器上
部の注口部分を支持腕等で狭持すると、同部分に細菌が
付着し、さらに容器の上部内側に回り込むことがある。
この場合、容器の外部は紫外線により殺菌されるが、容
器の注口部4の内面は紫外線が照射されず、同部の殺菌
が不十分となる欠点がある。
の上部に、内部に紫外線殺菌光源2を適数本装着してな
る照射器3を配置し、同光源から生成される紫外線25
4nmにより、容器の殺菌を行なうことが実施されてい
る。しかし、容器を例えばコンベアーで搬送し、容器上
部の注口部分を支持腕等で狭持すると、同部分に細菌が
付着し、さらに容器の上部内側に回り込むことがある。
この場合、容器の外部は紫外線により殺菌されるが、容
器の注口部4の内面は紫外線が照射されず、同部の殺菌
が不十分となる欠点がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記の点に鑑み発明したもので
あって、容器の内外面を簡単な装置で確実に紫外線殺菌
することのできる容器の殺菌装置を提供することを目的
とする。
あって、容器の内外面を簡単な装置で確実に紫外線殺菌
することのできる容器の殺菌装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまり中空状の容器の両端
の斜め上方に、所定の間隔を有して複数の紫外線光源を
下方を拡径して傾斜配置する。また下端に位置する光源
で容器の注口の外側面を照射し、上端に位置する光源で
容器の注口の内面を含み紫外線が照射されるように構成
する。
するために次の構成とする。つまり中空状の容器の両端
の斜め上方に、所定の間隔を有して複数の紫外線光源を
下方を拡径して傾斜配置する。また下端に位置する光源
で容器の注口の外側面を照射し、上端に位置する光源で
容器の注口の内面を含み紫外線が照射されるように構成
する。
【0007】
【作用】上記した容器の殺菌装置によると、下端に位置
する光源により容器の注口の外側面は紫外線照射され、
また上端に位置する光源により容器の注口の外側面と内
側面は紫外線照射される。
する光源により容器の注口の外側面は紫外線照射され、
また上端に位置する光源により容器の注口の外側面と内
側面は紫外線照射される。
【0008】
【実施例】以下本発明を図1および図3について説明す
る。つまり図において、11は中空状の容器であって、
例えば飲料水やジュース類を注入する。12は容器11
を搬送するコンベアーであって、例えば網状のコンベア
ーを使用する。13は容器の両端の斜め上方に下方を拡
径して配置してなる照射器であって、上下方向に所定の
間隔を有して複数の紫外線殺菌光源14、15を装着し
て構成してある。また下端に位置する光源15は容器1
1の注口16の外側面を照射し、上端に位置する光源1
4は容器11の注口16の内面を含み紫外線が照射され
るように配置して構成してある。また同光源は例えば各
照射器13の内部に200ワットの紫外線殺菌光源を2
本装着して構成してある。17は容器11を回動するた
めの回動機構であって、例えば容器11の凹部に掛合す
るように構成してある。
る。つまり図において、11は中空状の容器であって、
例えば飲料水やジュース類を注入する。12は容器11
を搬送するコンベアーであって、例えば網状のコンベア
ーを使用する。13は容器の両端の斜め上方に下方を拡
径して配置してなる照射器であって、上下方向に所定の
間隔を有して複数の紫外線殺菌光源14、15を装着し
て構成してある。また下端に位置する光源15は容器1
1の注口16の外側面を照射し、上端に位置する光源1
4は容器11の注口16の内面を含み紫外線が照射され
るように配置して構成してある。また同光源は例えば各
照射器13の内部に200ワットの紫外線殺菌光源を2
本装着して構成してある。17は容器11を回動するた
めの回動機構であって、例えば容器11の凹部に掛合す
るように構成してある。
【0009】次に上記した容器の殺菌装置における実験
結果を表1にいて説明する。
結果を表1にいて説明する。
【0010】
【0011】表1に示すように本発明は、200ワット
の紫外線殺菌光源2灯を各照射器に装着し、図1に示す
ように、容器の両端の斜め上方に配置して構成してあ
る。この装置によると、容器の注口の外面と内面は10
秒間で、99.9%殺菌される。
の紫外線殺菌光源2灯を各照射器に装着し、図1に示す
ように、容器の両端の斜め上方に配置して構成してあ
る。この装置によると、容器の注口の外面と内面は10
秒間で、99.9%殺菌される。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記したように、容器の両端の
斜め上方に、上下方向に所定の間隔を有して複数の紫外
線光源を下方を拡径して傾斜配置し、下端に位置する光
源で容器の注口の外側面を照射し、上端に位置する光源
で容器の注口の内面を含み紫外線が照射されるように構
成したので、容器の内外面を簡単な装置で確実に紫外線
殺菌することのできる特有な効果を有する。
斜め上方に、上下方向に所定の間隔を有して複数の紫外
線光源を下方を拡径して傾斜配置し、下端に位置する光
源で容器の注口の外側面を照射し、上端に位置する光源
で容器の注口の内面を含み紫外線が照射されるように構
成したので、容器の内外面を簡単な装置で確実に紫外線
殺菌することのできる特有な効果を有する。
【図1】本発明の容器の殺菌装置の正面図。
【図2】本発明の容器の殺菌装置の側面図。
【図3】本発明の容器の殺菌装置の一部拡大側面図。
【図4】従来の容器の殺菌装置の一部拡大側面図。
11 容器 12 コンベアー 13 照射器 14 紫外線殺菌光源 15 紫外線殺菌光源 16 注口
Claims (1)
- 【請求項1】中空状の容器を紫外線殺菌光源で殺菌する
容器の殺菌装置において、 前記、容器の両端の斜め上方に、所定の間隔を有して複
数の紫外線殺菌光源を下方を拡径して傾斜配置し、下端
に位置する光源は容器の注口の外側面を照射し、上端に
位置する光源は容器の注口の内外面を紫外線照射するよ
うに構成したことを特徴とする容器の殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31398691A JPH05132043A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 容器の殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31398691A JPH05132043A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 容器の殺菌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05132043A true JPH05132043A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18047853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31398691A Pending JPH05132043A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 容器の殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05132043A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001225814A (ja) * | 2000-02-15 | 2001-08-21 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | プリフォーム殺菌方法及びプリフォーム殺菌装置 |
JP2002128030A (ja) * | 2000-10-30 | 2002-05-09 | Shibuya Kogyo Co Ltd | キャップ殺菌装置 |
JP2002211520A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-31 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 容器の電子線殺菌装置及び電子線殺菌方法 |
WO2002038447A3 (en) * | 2000-10-26 | 2003-01-03 | Zamir Tribelsky | Disinfection through packaging |
EP2650238A1 (de) * | 2012-04-10 | 2013-10-16 | Krones AG | Vorrichtung zum Behandeln von Kunststoffbehältnissen mit reibungsreduzierenden Führungseinrichtungen |
JP2014526911A (ja) * | 2011-06-24 | 2014-10-09 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 物品を移動させ、その位置を制御するための方法 |
US11219558B2 (en) | 2011-06-24 | 2022-01-11 | The Procter & Gamble Company | Method for moving articles and controlling the position of same |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP31398691A patent/JPH05132043A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001225814A (ja) * | 2000-02-15 | 2001-08-21 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | プリフォーム殺菌方法及びプリフォーム殺菌装置 |
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JP4501269B2 (ja) * | 2000-10-30 | 2010-07-14 | 澁谷工業株式会社 | キャップ殺菌装置 |
JP2002211520A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-31 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 容器の電子線殺菌装置及び電子線殺菌方法 |
JP4714993B2 (ja) * | 2001-01-15 | 2011-07-06 | 東洋製罐株式会社 | 容器の電子線殺菌装置及び電子線殺菌方法 |
JP2014526911A (ja) * | 2011-06-24 | 2014-10-09 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 物品を移動させ、その位置を制御するための方法 |
US11219558B2 (en) | 2011-06-24 | 2022-01-11 | The Procter & Gamble Company | Method for moving articles and controlling the position of same |
EP2650238A1 (de) * | 2012-04-10 | 2013-10-16 | Krones AG | Vorrichtung zum Behandeln von Kunststoffbehältnissen mit reibungsreduzierenden Führungseinrichtungen |
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