JP2002210412A - 超音波振動工具と定着装置及び加熱装置 - Google Patents

超音波振動工具と定着装置及び加熱装置

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JP2002210412A
JP2002210412A JP2001012675A JP2001012675A JP2002210412A JP 2002210412 A JP2002210412 A JP 2002210412A JP 2001012675 A JP2001012675 A JP 2001012675A JP 2001012675 A JP2001012675 A JP 2001012675A JP 2002210412 A JP2002210412 A JP 2002210412A
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vibration tool
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Keisuke Fujimoto
圭祐 藤本
Masahiko Hashimoto
雅彦 橋本
Masaichiro Tachikawa
雅一郎 立川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力端面での振幅分布を容易に均等にするこ
とができる超音波振動工具を提供する。 【解決手段】 略直方体状のブロック2から成り、その
一端面を出力端面5としてこの出力端面5に対向する入
力端面4に超音波振動子3を接続して出力端面5に縦波
定在波を伝達する超音波振動工具1において、ブロック
2の入力端面4と出力端面5の近傍部をそれぞれ質量部
6、7とし、これら質量部6、7間に振動波長の2分の
1以下のピッチでスリット9を形成して複数の弾性部8
を設け、入力端面4側の質量部6に振動波長の4分の1
以下の高さで突出する突部10を設けて質量分布を持た
せ、出力端面5での振幅分布が均等になるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動源から
付与された超音波振動を所定幅の出力端面の全幅にわた
って均等に伝達する超音波振動工具とそれを用いた定着
装置及び加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、広い幅にわたって一度に超音波振
動を付与する超音波振動工具31としては、図9(a)
に示すように、略直方体状のブロック32から成るもの
が知られている。このブロック32の一端面を出力端面
33とし、出力端面33に対向する入力端面34の略中
央部に超音波振動源35を接続し、超音波振動源35に
て発振された縦波定在波を出力端面33の全幅に伝達す
るように、ブロック32の出力端面33と入力端面34
の近傍部はそれぞれ連続させて質量部36とし、これら
質量部36、36間に等ピッチ間隔でスリット37を形
成して複数の弾性部38を形成した構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な構成の超音波振動工具では、図9(b)に示すよう
に、一点鎖線の形状の超音波振動工具31で、その入力
端面34の中央位置で加振した時の振動モードをシミュ
レートすると、二点鎖線で示すような振動モードとな
り、出力端面33の中央部での振幅が大きく、両側部で
の振幅が小さくなり、精度良く均等な振幅分布を得るの
は困難であるという問題がある。
【0004】そこで、例えば図10に示すように、入力
端面の両端部に略波長の2分の1の長さのウェーブトラ
ップホーンと呼ばれる付加振動体39を取付け、この付
加振動体39を共振させて入力端面34の両端部での縦
振動の加振力を大きくすることによって、出力端面33
での振幅の均等化を図ることも提案されているが(「日
本音響学会講演論文集」昭和63年10月刊行の737
〜738頁、及び昭和64年3月刊行の655〜656
頁参照)、このような付加振動体39には曲げモードの
寄生振動が生じ易いため、効果が確実に発揮されるよう
な設計を行うのはやはり困難であるという問題がある。
【0005】また、このような問題は振幅分布を高精度
に均等化することが要請される画像形成装置の定着器に
おいては特に大きな影響を与えることになる。
【0006】本発明は、上記従来の問題に鑑み、出力端
面での振幅分布を容易に均等にすることができる超音波
振動工具及びそれを用いた定着器を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波振動工具
は、略直方体状のブロックから成り、その一端面を出力
端面としてこの出力端面に対向する入力端面に超音波振
動源を接続して出力端面に縦波定在波を伝達する超音波
振動工具であって、入力端面近傍に、出力端面での振幅
分布を均等にするように質量分布を持たせたものであ
り、入力端面近傍の質量分布で振幅分布の均等化を図る
ので、曲げモードの寄生振動などの影響を受けず、また
質量分布を形成すればよいので簡単な構成にて容易に振
幅分布を均等にすることができる。
【0008】具体的には、ブロックの出力端面と入力端
面の近傍部をそれぞれ質量部とし、これら質量部間に振
動波長の2分の1以下好ましくは4分の1以下のピッチ
でスリットを形成して複数の弾性部を設け、入力端面側
の質量部に振動波長の4分の1以下の高さで突出する突
部を設けて質量分布を持たせることで、曲げモードの寄
生振動を発生することなく、確実かつ容易に振幅分布を
均等にすることができる。
【0009】また、突部を、各弾性部に対応させてブロ
ックに一体的に突設すると、部品点数が少なく強度上の
問題も少なく、また厚みがブロックと同じであれば加工
が容易である。若しくは、各弾性部に対応させてブロッ
クに別体の突部形成部材を取付固定して構成すると、別
加工部品を用いるのでブロックに合わせて微調整を行う
ことができる。また、突部を各弾性部に対応させること
で振幅を均等にする設計が容易となる。
【0010】また、ブロックの出力端面と入力端面の近
傍部をそれぞれ質量部とし、これら質量部間に振動波長
の2分の1以下好ましくは4分の1以下のピッチでスリ
ットを形成して複数の弾性部を設け、入力端面側の質量
部に凹部を設けて質量分布を持たせると、突部がないの
で曲げモードの寄生振動が生じず、また凹部を穴加工に
よって形成すると加工が容易で、かつ付加部品が必要で
なく、強度上の問題もない。また、凹部を各弾性部に対
応させて形成すると、振幅を均等にする設計が容易とな
る。
【0011】また、ブロックの入力端面の中央部に超音
波振動源を接続し、中央部から遠ざかる程突部を大きく
し、または中央部から遠ざかる程凹部を浅くして出力端
面での振幅分布を均等にするように質量分布を持たせる
ことにより、中央部の単一の超音波振動源にてブロック
の両端まで均等な振幅分布を得ることができる。
【0012】また、別の本発明の超音波振動工具は、略
直方体状のブロックから成り、その一端面を出力端面と
してこの出力端面に対向する入力端面に超音波振動源を
接続して出力端面に縦波定在波を伝達する超音波振動工
具であって、ブロックの出力端面と入力端面の近傍部を
それぞれ質量部とし、これら質量部間に振動波長の2分
の1以下好ましくは4分の1以下のピッチでスリットを
形成して複数の弾性部を設け、出力端面での振幅分布を
均等にするように各弾性部のばね係数を異ならせたもの
であり、質量部の質量分布を異ならせる代わりに弾性部
のばね係数を異ならせても同様の作用を奏することがで
きる。
【0013】また、各弾性部のばね係数は、弾性部に凹
部を形成したり、穴やスリットを形成して断面積の異な
る部分を設けるとともにその長さを調整することで異な
らせると、ばね係数の設計・調整が容易で、かつ加工も
容易である。
【0014】また、ブロックの入力端面の中央部に超音
波振動源を接続し、中央部から遠ざかる程弾性部のばね
係数を小さくして出力端面での振幅分布を均等にする
と、中央部の単一の超音波振動源にてブロックの両端ま
で均等な振幅分布を得ることができる。
【0015】また、本発明の定着装置は、上記構成の超
音波振動工具と、超音波振動源と、超音波振動工具の出
力端面に対向するように配置された支持手段と、超音波
振動工具の出力端面と支持手段間に被定着シートを供給
するようにしたものであり、超音波振動工具の振幅分布
が高精度に均等であるため、シートの全幅にわたって均
等に振動エネルギーを付与して定着することができ、高
品質の画像を安定的に形成することができる。
【0016】また、超音波振動工具の出力端面に沿って
移動する中間ベルトを設け、支持手段と中間ベルト間に
被定着シートを供給するようにすると、中間ベルトにて
被定着シート上のトナーを挟持した状態で効率的に定着
することができる。
【0017】また、別の本発明の定着装置は、上記超音
波振動工具と、超音波振動源と、超音波振動工具の出力
端面に対向するように配置されるとともに、外周部に発
熱・伝熱層を有する伝熱回動体と、伝熱回動体に対向す
るように配設された支持手段とを備え、伝熱回動体と支
持手段間に被定着シートを供給するようにしたものであ
り、伝熱回動体を介して上記と同様に高品質の画像を安
定的に形成することができる。
【0018】伝熱回動体は、外周にゴム層を設けた定着
ローラや、外周にゴム層を設けられるとともに、超音波
振動工具の出力端面に対向するように配置された支持ロ
ーラと支持手段に対向するように配置された加圧ローラ
間に巻回した定着ベルトにて構成できる。
【0019】また、本発明の加熱装置は、上記超音波振
動工具と、超音波振動源と、超音波振動工具の出力端面
に対向するように配置された支持手段とを備え、超音波
振動工具の出力端面と支持手段間に被加熱シートを供給
・排出するようにしたものであり、超音波振動工具の振
幅分布が高精度に均等であるため、被加熱シートの全幅
にわたって均等に振動エネルギーを付与して加熱するこ
とができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
の超音波振動工具の第1の実施形態について、図1、図
2を参照して説明する。
【0021】図1において、1は平たい直方体状のブロ
ック2から成る超音波振動工具であり、超音波振動源と
しての超音波振動子3をその一端面の入力端面4の中央
部に接続し、超音波振動子3にて縦波定在波を印加する
ように構成されている。ブロック2は、超音波振動子3
から縦波定在波を印加されることによって共振し、入力
端面4に対向する出力端面5がその長手方向(幅方向)
に均等な振幅で超音波振動するように構成されている。
【0022】ブロック2の幅方向の寸法は必要な長さに
設定され、高さ寸法は略振動波長の2分の1程度とさ
れ、厚さ寸法は振動波長の2分の1以下好ましくは4分
の1以下とされている。超音波振動子3は、圧電素子3
aの両端にブロック3bを配置してボルトにて締結し、
その一端にホーン3cを締結固定して構成されている。
【0023】ブロック2は、入力端面4と出力端面5の
近傍部がそれぞれ幅方向に連続されて質量部6、7とさ
れ、これら質量部6、7間に振動波長の2分の1以下好
ましくは4分の1以下のピッチでスリット9を形成して
複数の弾性部8が設けられている。ブロック2の共振時
に、質量部6、7は運動エネルギーを、弾性部8は弾性
エネルギーをそれぞれ吸収・発散する。
【0024】ブロック2の入力端面4側の質量部6に振
動波長の4分の1以下の高さで突出する突部10を各弾
性部8に対応させて突設することにより、質量部6に質
量分布を持たせている。図示例では、ブロック2の入力
端面4の中央位置に超音波振動子3を接続し、その両側
に厚みがブロック2と同じで中央部から遠ざかる程高く
なる階段状の突部11a、11bを設けている。即ち、
中央位置の両側に隣接する部分には突部を設けず、その
外側に隣接する部分には高さh1の突部11aを設け、
さらにその外側に隣接する部分には高さh2の突部11
bを設けている。h1とh2はh1<h2に設定されて
いる。
【0025】以上の構成によれば、入力端面5近傍の質
量部6に質量分布を持たせたことによって、ブロック2
の共振時に出力端面5の振幅分布を幅方向に均等にする
ことができる。すなわち、図1(b)に示すように、一
点鎖線の形状の超音波振動工具1で、その入力端面4の
中央位置で加振した時の振動モードをシミュレートする
と、二点鎖線で示すような振動モードとなり、出力端面
5の振幅を幅方向全長にわたって均等にでき、精度良く
均等な振幅分布が得られる。なお、図は振動歪を拡大し
て示している。
【0026】また、入力端面5近傍の質量部6に突部1
0を形成して質量分布を持たせるだけの簡単な構成にて
容易に振幅分布を均等にすることができ、かつ突部10
は振動波長の4分の1以下の高さであるので、曲げモー
ドの寄生振動を発生することなく、確実かつ容易に振幅
分布を均等にすることができる。
【0027】また、ブロック2の入力端面4の中央部に
超音波振動子3を接続し、中央部から遠ざかる程突部1
0の高さを高くして出力端面5での振幅分布を均等にす
るように質量分布を持たせているので、中央部の単一の
超音波振動子3にてブロック2の両端まで均等な振幅分
布を得ることができる。
【0028】また、突部10(突部11a、11b)は
各弾性部8に対応させているので振幅を均等にする設計
が容易であり、かつブロック2に一体的に突設している
ので、部品点数が少なく強度上の問題も少なく、また厚
みがブロック2と同じであるので加工も容易である。
【0029】図1に示した例では、突部10をブロック
2と一体の階段状の突部11a、11bにて構成した
が、図2に示すように、、ブロック2の入力端面4に各
弾性部8に対応させて別体の突部形成部材12a、12
b、12cを取付固定して突部10を構成することもで
きる。図2において、突部形成部材12a、12b、1
2cは、高さが順次高くなる小円柱状の部材からなり、
図2(b)に示すように、その下面に取付ねじ13が設
けられてブロック2の入力端面4に形成されたねじ穴1
4に螺合固定されている。
【0030】このように別加工の突部形成部材12a、
12b、12cを用いると、部品点数が増え、取付強度
に注意を払う必要があるが、ブロック2に合わせて微調
整を行うことができるという利点がある。
【0031】なお、以上の説明では突部10の高さを各
弾性部8に対応させて段階的に変化させて質量部6の質
量分布を変化させた例を説明したが、ブロック2の幅方
向に連続的に質量が変化する突部10を設けてよい。
【0032】(第2の実施形態)次に、本発明の超音波
振動工具の第2の実施形態について、図3を参照して説
明する。なお、以下の実施形態の説明において先行する
実施形態と同一の構成要素については同一参照符号を付
して説明を省略し、相違点のみを説明する。
【0033】図3において、本実施形態では入力端面4
側の質量部6に各弾性部8に対応させて凹部15を設け
て質量分布を持たせている。図示例では、ブロック2の
入力端面4の中央位置に超音波振動子3を接続し、その
両側に隣接する部分には深さd1の円穴16aを形成
し、その外側に隣接する部分には深さd2の円穴16b
を形成し、さらにその外側に隣接する部分には円穴を設
けず、d1とd2はd1>d2に設定されている。
【0034】本実施形態によれば、ブロック2に形成し
た凹部15によって質量分布を持たせて突部を設けてい
ないので、曲げモードの寄生振動が生じず、また凹部1
5を円穴16a、16bにて構成しているので、簡単な
穴加工によって形成できて加工が容易であり、かつ付加
部品が必要でなく、強度上の問題もないという利点があ
る。また、ブロック2の入力端面4の中央部に超音波振
動子3を接続し、中央部から遠ざかる程凹部15を浅く
して出力端面5での振幅分布を均等にするように質量分
布を持たせているので、中央部の単一の超音波振動子3
にてブロック2の両端まで均等な振幅分布を得ることが
できる。
【0035】また、凹部15を各弾性部8に対応させて
段階的に形成しているので、振幅を均等にする設計が容
易となる。しかし、ブロック2の幅方向に連続的に質量
が変化するように凹部15を形成してもよい。
【0036】(第3の実施形態)次に、本発明の超音波
振動工具の第3の実施形態について、図4、図5を参照
して説明する。
【0037】上記実施形態では入力端面4側の質量部6
における質量分布を変化させて出力端面5の振幅分布を
均等にしたが、本実施形態では出力端面での振幅分布を
均等にするように各弾性部8のばね係数を異ならせてい
る。
【0038】図4においては、ブロック2の入力端面4
の中央位置に超音波振動子3を接続し、中央位置の両側
の弾性部8(8a)には何も形成せず、その外側に隣接
する弾性部8(8b)には直径wの丸穴17を形成し、
さらにその外側に隣接する弾性部8(8c)にはその長
手方向に沿って幅w×長さlのスリット18を形成し、
各弾性部8a、8b、8cのばね係数が順次小さくなる
ようにしている。
【0039】このようにブロック2の質量部6の質量分
布は均等にし、弾性部8(8a、8b、8c)の弾性係
数を異ならせることによっても、ブロック2の共振時に
出力端面5の振幅分布を幅方向に均等にすることができ
る。また、ブロック2の入力端面4の中央位置に超音波
振動子3を接続し、中央部から遠ざかる程弾性部8の弾
性係数を小さくしているので、中央部の単一の超音波振
動子3にてブロック2の両端まで均等な振幅分布を得る
ことができる。また、弾性部8に丸穴17やスリット1
8を形成して断面積の異なる部分を設けるとともにその
長さを調整することでその弾性係数を異ならせているの
で、ばね係数の設計・調整が容易で、かつ加工も容易で
ある。
【0040】図4の例では、丸穴17又はスリット18
を形成してばね係数を異ならせたが、図5に示すよう
に、弾性部8に凹部19を形成してばね係数を異ならせ
てもよい。図5において、中央位置の両側の弾性部8
(8a)には何も形成せず、その外側に隣接する弾性部
8(8b)には長さm1の範囲にわたって表裏両面に凹
部19aを形成し、さらにその外側に隣接する弾性部8
(8c)には長さm2の範囲にわたって表裏両面に凹部
19bを形成し、m1とm2はm1<m2に設定するこ
とにより各弾性部8a、8b、8cのばね係数が中央部
が両側に向けて順次小さくなるようにしている。このよ
うに、弾性部8(8a、8b、8c)に凹部19(19
a、19b)を形成してばね係数を異ならせても、ばね
係数の設計・調整が容易で、かつ加工も容易である。
【0041】(第4の実施形態)次に、本発明の超音波
振動工具を画像形成装置の定着装置に適用した第4の実
施形態について、図6を参照して説明する。
【0042】図6において、本実施形態の定着装置は、
以上の実施形態の超音波振動工具1及び超音波振動子
(図示せず)と、超音波振動工具1の出力端面に沿って
移動する無端状の中間ベルト21と、中間ベルト21を
介して超音波振動工具1の出力端面に対向するように配
置された支持手段としての加圧ローラ22とを備え、加
圧ローラ22と中間ベルト21間に被定着シート23を
供給し、加圧ローラ22と中間ベルト21の間で被定着
シート23を挟持した状態で超音波振動工具1にて被定
着シート23上のトナーに超音波振動エネルギーを付与
して加熱溶融させ、トナー画像を定着するように構成さ
れている。24は超音波振動工具1の手前で中間ベルト
21の振動によって被定着シート23上のトナーが飛散
を防止するため、中間ベルト21の振動を防止するトナ
ー飛散防止手段であり、25は超音波振動子を駆動する
超音波信号回路である。
【0043】以上の構成の定着装置20によれば、超音
波振動工具1の振幅分布が高精度に均等であるため、中
間ベルト21を介して被定着シート23の全幅にわたっ
て均等に振動エネルギーを付与して定着することがで
き、高品質の画像を安定的に形成することができる。
【0044】なお、中間ベルト21上にトナー画像を形
成してそのトナー画像を被定着シート23に定着させる
場合でも同様の作用効果を奏することができる。
【0045】また、被定着シート23にトナーがある程
度の力で付着している場合には中間ベルト21は必ずし
も設ける必要はなく、中間ベルト21を設けない構成と
することもできる。
【0046】(第5の実施形態)次に、本発明の超音波
振動工具を画像形成装置の定着装置に適用した第5の実
施形態について、図7を参照して説明する。
【0047】図7において、上記実施形態では超音波振
動工具1の出力端面に被定着シート23が中間ベルト2
1を介して又は直接対向させた構成を例示したが、本実
施形態の定着装置20では、超音波振動工具1の出力端
面に発熱・伝熱層を外周部に設けた伝熱回動体としての
定着ローラ25を対向させ、この定着ローラ25に対向
させて支持手段としての加圧ローラ22を配設し、これ
ら定着ローラ25と加圧ローラ22間に被定着シート2
3を供給するように構成されている。定着ローラ25の
外周部にはゴム層25aが設けられ、このゴム層25a
が発熱・伝熱層を構成している。
【0048】本実施形態においても、上記と同様に定着
ローラ25を介して被定着シート23の全幅にわたって
均等に振動エネルギーを付与して定着することができ、
高品質の画像を安定的に形成することができる。また、
定着ローラ25を配設する分大きなスペースが必要とな
るが、超音波振動工具1の振動が直接被定着シート23
に付与されず、発生した熱だけが付与されるので、トナ
ー画像が乱れる恐れがない。
【0049】(第6の実施形態)次に、本発明の超音波
振動工具を画像形成装置の定着装置に適用した第6の実
施形態について、図8を参照して説明する。
【0050】図8において、上記実施形態では伝熱回動
体として定着ローラ25を用いた例を示したが、本実施
形態では定着ベルト26を用いている。この定着ベルト
26は、外周にゴム層が設けられるとともに、超音波振
動工具1の出力端面に対向するように配置された支持ロ
ーラ27と支持手段としての支持ローラ29に対向する
ように配置された加圧ローラ28間に巻回されている。
本実施形態においても、上記実施形態と同様の作用効果
を奏する。
【0051】以上の各実施形態では、超音波振動工具1
とそれを用いた定着装置20について説明したが、本発
明の超音波振動工具1は、合成樹脂シートの溶着装置等
の各種装置における加熱装置にも同様に適用することに
よって同様の作用効果を奏することができる。すなわ
ち、上記超音波振動工具1と、超音波振動源としての超
音波振動子3と、超音波振動工具1の出力端面に対向す
るように配置された支持手段とを設け、超音波振動工具
1の出力端面と支持手段間に被加熱シートを供給・排出
するように構成することにより、超音波振動工具の振幅
分布が高精度に均等であるため、被加熱シートの全幅に
わたって均等に振動エネルギーを付与して加熱すること
ができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように略直方体
状のブロックから成り、その一端面を出力端面としてこ
の出力端面に対向する入力端面に超音波振動源を接続し
て出力端面に縦波定在波を伝達する超音波振動工具にお
いて、入力端面近傍に、出力端面での振幅分布を均等に
するように質量分布を持たせ、具体的にはブロックの出
力端面と入力端面の近傍部をそれぞれ質量部とし、これ
ら質量部間に振動波長の2分の1以下好ましくは4分の
1以下のピッチでスリットを形成して複数の弾性部を設
け、入力端面側の質量部に振動波長の4分の1以下の高
さで突出する突部を設けて質量分布を持たせたので、曲
げモードの寄生振動などの影響を受けず、また質量分布
を形成すればよいので簡単な構成にて容易に振幅分布を
均等にすることができる。また、突部を各弾性部に対応
させて形成すると、振幅を均等にする設計が容易とな
る。
【0053】また、入力端面側の質量部に突部に代えて
凹部を設けて質量分布を持たせても良く、そうすると、
突部がないので曲げモードの寄生振動が生じず、また凹
部を穴加工によって形成すると加工が容易で、かつ付加
部品が必要でなく、強度上の問題もない。また、凹部
を、各弾性部に対応させて形成すると、振幅を均等にす
る設計が容易となる。
【0054】また、ブロックの入力端面の中央部に超音
波振動源を接続し、中央部から遠ざかる程突部を大きく
し、または中央部から遠ざかる程凹部を浅くして出力端
面での振幅分布を均等にするように質量分布を持たせる
ことにより、中央部の単一の超音波振動源にてブロック
の両端まで均等な振幅分布を得ることができる。
【0055】また、質量部の質量分布を異ならせる代わ
りに、出力端面での振幅分布を均等にするように各弾性
部のばね係数を異ならせてもよく、同様の作用・効果を
奏することができる。
【0056】また、本発明の定着装置によれば、上記超
音波振動工具と、超音波振動源と、超音波振動工具の出
力端面に対向するように配置された支持手段とを備え、
超音波振動工具の出力端面と支持手段間に被定着シート
を供給するようにしたので、超音波振動工具の振幅分布
が高精度に均等であるため、シートの全幅にわたって均
等に振動エネルギーを付与して定着することができ、高
品質の画像を安定的に形成することができる。
【0057】また、超音波振動工具の出力端面に沿って
移動する中間ベルトを設け、支持手段と中間ベルト間に
被定着シートを供給するようにすると、中間ベルトにて
被定着シート上のトナーを挟持した状態で効率的に定着
することができる。
【0058】また、上記超音波振動工具と、超音波振動
源と、超音波振動工具の出力端面に対向するように配置
されるとともに、外周部に発熱・伝熱層を有する伝熱回
動体と、伝熱回動体に対向するように配設された支持手
段とを備え、伝熱回動体と支持手段間に被定着シートを
供給するようにしても、伝熱回動体を介して上記と同様
に高品質の画像を安定的に形成することができる。
【0059】また、本発明の加熱装置によれば、上記超
音波振動工具と、超音波振動源と、超音波振動工具の出
力端面に対向するように配置された支持手段と、超音波
振動工具の出力端面と支持手段間に被加熱シートを供給
・排出する手段を備えているので、超音波振動工具の振
幅分布が高精度に均等であるため、被加熱シートの全幅
にわたって均等に振動エネルギーを付与して加熱するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の超音波振動工具を示
し、(a)は斜視図、(b)はシミュレートした振動モ
ードの説明図である。
【図2】同実施形態の変形例の超音波振動工具を示し、
(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施形態の超音波振動工具を示
し、(a)は斜視図、(b)は(a)のB−B断面図で
ある。
【図4】本発明の第3の実施形態の超音波振動工具の斜
視図である。
【図5】同実施形態の変形例の超音波振動工具の斜視図
である。
【図6】本発明の第4の実施形態の定着装置の概略構成
を示す斜視図である。
【図7】本発明の第5の実施形態の定着装置の概略構成
を示す斜視図である。
【図8】本発明の第6の実施形態の定着装置の概略構成
を示す斜視図である。
【図9】従来例の超音波振動工具を示し、(a)は斜視
図、(b)はシミュレートした振動モードの説明図であ
る。
【図10】他の従来例の超音波振動工具の正面図であ
る。
【符号の説明】
1 超音波振動工具 2 ブロック 3 超音波振動子 4 入力端面 5 出力端面 6 質量部 7 質量部 8(8a、8b、8c) 弾性部 9 スリット 10 突部 11a、11b 階段状の突部 12a、12b、12c 突部形成部材 15 凹部 17 丸穴 18 スリット 19(19a、19b) 凹部 20 定着器 21 中間ベルト 22 加圧ローラ 23 被定着シート
フロントページの続き (72)発明者 立川 雅一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H033 BA25 BA26 BB18 BE00 5D107 AA02 AA14 BB01 CC04 FF03 FF07 FF09

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直方体状のブロックから成り、その一
    端面を出力端面としてこの出力端面に対向する入力端面
    に超音波振動源を接続して出力端面に縦波定在波を伝達
    する超音波振動工具であって、入力端面近傍に、出力端
    面での振幅分布を均等にするように質量分布を持たせた
    ことを特徴とする超音波振動工具。
  2. 【請求項2】 ブロックの出力端面と入力端面の近傍部
    をそれぞれ質量部とし、これら質量部間に振動波長の2
    分の1以下のピッチでスリットを形成して複数の弾性部
    を設け、入力端面側の質量部に振動波長の4分の1以下
    の高さで突出する突部を設けて質量分布を持たせたこと
    を特徴とする請求項1記載の超音波振動工具。
  3. 【請求項3】 突部は、各弾性部に対応させてブロック
    に一体的に突設したことを特徴とする請求項2記載の超
    音波振動工具。
  4. 【請求項4】 突部は、各弾性部に対応させてブロック
    に別体の突部形成部材を取付固定したことを特徴とする
    請求項2記載の超音波振動工具。
  5. 【請求項5】 ブロックの出力端面と入力端面の近傍部
    をそれぞれ質量部とし、これら質量部間に振動波長の2
    分の1以下のピッチでスリットを形成して複数の弾性部
    を設け、入力端面側の質量部に凹部を設けて質量分布を
    持たせたことを特徴とする請求項1記載の超音波振動工
    具。
  6. 【請求項6】 凹部は、各弾性部に対応させて形成した
    ことを特徴とする請求項5記載の超音波振動工具。
  7. 【請求項7】 ブロックの入力端面の中央部に超音波振
    動源を接続し、中央部から遠ざかる程突部を大きくし、
    または中央部から遠ざかる程凹部を浅くして出力端面で
    の振幅分布を均等にするように質量分布を持たせたこと
    を特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の超音波振動
    工具。
  8. 【請求項8】 略直方体状のブロックから成り、その一
    端面を出力端面としてこの出力端面に対向する入力端面
    に超音波振動源を接続して出力端面に縦波定在波を伝達
    する超音波振動工具であって、ブロックの出力端面と入
    力端面の近傍部をそれぞれ質量部とし、これら質量部間
    に振動波長の4分の1以下のピッチでスリットを形成し
    て複数の弾性部を設け、出力端面での振幅分布を均等に
    するように各弾性部のばね係数を異ならせたことを特徴
    とする超音波振動工具。
  9. 【請求項9】 各弾性部のばね係数は、断面積の異なる
    部分を設けるとともにその長さを調整することで異なら
    せたことを特徴とする請求項8記載の超音波振動工具。
  10. 【請求項10】 ブロックの入力端面の中央部に超音波
    振動源を接続し、中央部から遠ざかる程弾性部のばね係
    数を小さくして出力端面での振幅分布を均等にしたこと
    を特徴とする請求項8又は9記載の超音波振動工具。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかに記載の超音
    波振動工具と、超音波振動源と、超音波振動工具の出力
    端面に対向するように配置された支持手段とを備え、超
    音波振動工具の出力端面と支持手段間に被定着シートを
    供給するようにしたことを特徴とする定着装置。
  12. 【請求項12】 超音波振動工具の出力端面に沿って移
    動する中間ベルトを設け、支持手段と中間ベルト間に被
    定着シートを供給するようにしたことを特徴とする請求
    項11記載の定着装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜10の何れかに記載の超音
    波振動工具と、超音波振動源と、超音波振動工具の出力
    端面に対向するように配置されるとともに、外周部に発
    熱・伝熱層を有する伝熱回動体と、伝熱回動体に対向す
    るように配設された支持手段とを備え、伝熱回動体と支
    持手段間に被定着シートを供給するようにしたことを特
    徴とする定着装置。
  14. 【請求項14】 伝熱回動体は、外周にゴム層を設けた
    定着ローラから成ることを特徴とする請求項13記載の
    定着装置。
  15. 【請求項15】 伝熱回動体は、外周にゴム層を設けら
    れるとともに、超音波振動工具の出力端面に対向するよ
    うに配置された支持ローラと支持手段に対向するように
    配置された加圧ローラ間に巻回した定着ベルトから成る
    ことを特徴とする請求項13記載の定着装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜10の何れかに記載の超音
    波振動工具と、超音波振動源と、超音波振動工具の出力
    端面に対向するように配置された支持手段とを備え、超
    音波振動工具の出力端面と支持手段間に被加熱シートを
    供給・排出するようにしたことを特徴とする加熱装置。
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