JP2002210276A - 送り調節装置 - Google Patents

送り調節装置

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JP2002210276A
JP2002210276A JP2001010479A JP2001010479A JP2002210276A JP 2002210276 A JP2002210276 A JP 2002210276A JP 2001010479 A JP2001010479 A JP 2001010479A JP 2001010479 A JP2001010479 A JP 2001010479A JP 2002210276 A JP2002210276 A JP 2002210276A
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Takanori Ishikawa
孝則 石川
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミシンカバーの取り外し・取り付けの作業を
せずとも、送り歯の傾きを調節できるようにする。 【解決手段】 本発明は、主送り歯3及び副送り歯4に
よって布を送る送り装置5に設けられる送り調節装置1
6である。この送り調節装置16は、主揺動桿13と、
副揺動桿14と、支え軸部17aと、偏心軸部18bと
を備え、これらがベッド部1内に配置されている。そし
て、ベッド部1にネジ穴22が形成されており、ネジ穴
22にネジ部材20が噛み合って、ネジ部材20が支え
軸部17aをベッド部1に固定している。そして、ミシ
ンカバー15に形成される貫通孔24を通じてネジ部材
20を緩めることによって、支え軸部17aがベッド部
1に対して回転可能となる。支え軸部17aを回転する
ことによって、主揺動桿13及び副揺動桿14を介し
て、主送り歯3及び副送り歯14の傾きを調節できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被縫製物を送る送
り歯の傾きを調節可能にした送り調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミシンのベッド部には、縫製の際に送り
歯(主送り歯及び副送り歯)によって被縫製物を送る送
り装置が設けられている。この種の送り装置では、送り
歯を支持する揺動桿がベッド部内に配置されている。送
り装置が揺動桿に上下動及び前後動の動作を加えること
によって、送り歯は上下動および前後動の組み合わせに
より生じる長円運動を行う。送り歯の長円運動によっ
て、ベッド部上の被縫製物が送られる。
【0003】送り装置には、送り歯の傾きを調節するた
めに用いられる送り調節装置が設けられている。送り調
節装置は、軸部材及び偏心軸部材がベッド部内に配置さ
れて構成されている。軸部材は、ベッド部に対して回転
自在に設けられている。この軸部材に対して偏心軸部材
が偏心している。偏心軸部材は、揺動桿を支持してい
る。以上の構成では、作業者が軸部材を回転することに
よって、軸部材を中心にして偏心軸部材が揺動する。こ
れにより、作業者は揺動桿の傾きを調節することがで
き、揺動桿の傾きが調節されることによって送り歯の傾
きが調節される。
【0004】送り調節装置には、軸部材の回転を固定す
る固定機構が設けられている。この固定機構は、以下の
構成をしている。即ち、ベッド部にはネジ穴が貫通して
形成されており、このネジ穴の延長上に軸部材が配置さ
れている。このネジ穴には、ネジ部材が噛み合ってい
る。そして、作業者がネジ部材をネジ穴に締めることに
よって、ネジ部材がベッド部内に突出して、ネジ部材の
先端部が軸部材に当接する。これにより、軸部材がベッ
ド部に対して固定される。一方、作業者がネジ部材を緩
めることによって、ネジ部材の先端部が軸部材から離
れ、軸部材がベッド部に対して回転することが可能とな
る。これにより、作業者は、軸部材を回転させて、送り
歯の傾きを調節することができる。
【0005】ところで、ミシンは、ベッド部を外側から
覆うミシンカバーを備えている。このミシンカバーは、
ベッド部に対して着脱自在である。送り歯の傾きを調節
するためには、作業者はまずベッド部からミシンカバー
を外して、次いでネジ部材を緩める。次いで、作業者
は、軸部材を回転させて、送り歯の傾きを調節する。送
り歯の傾きを調節し終わった後に、作業者はネジ部材を
締めて、ミシンカバーをベッド部に取り付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術では、
ネジ部材がミシンカバーより内側に配置されているた
め、送り歯の傾きを調節するためにはミシンカバーを取
り外し・取り付けをする必要があり、その作業性の悪さ
に問題があった。
【0007】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、ミシンカバーの取り外し・取り付けの作業をせずと
も、送り歯の傾きを調節できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、ミシンのベッド部(1)
の少なくとも一部に被さる被覆部(ミシンカバー15)
が前記ベッド部の外側に設けられ、被縫製物を送る送り
歯の傾きを調節するための送り調節装置において、前記
ベッド部内に配置され、前記送り歯を支持する支持部材
(主揺動桿13、副揺動桿14)と、前記ベッド部内に
配置され、前記ベッド部に回転自在に支持される軸部
(支え軸部17a)と、前記ベッド部内に配置され、前
記軸部に対して偏心するように設けられ、前記支持部材
を支持する偏心軸部(第二軸部18b)と、前記ベッド
部に設けられ、前記ベッド部に対して前記軸部を固定す
る固定手段(ネジ部材20)と、を備え、前記被覆部の
外側から前記固定手段に向かって貫通する貫通孔(2
4)が前記被覆部に設けられること、を特徴としてい
る。
【0009】請求項1記載の発明によれば、固定手段に
向かって貫通する貫通孔が被覆部に設けられているた
め、作業者はその貫通孔を通じて固定手段を操作するこ
とができる。作業者が固定手段を操作して、固定手段が
軸部をベッド部に固定すると、軸部がベッド部に対して
回転できない。一方、作業者が固定手段を操作して、固
定手段による軸部の固定が解除されると、軸部がベッド
部に対して回転できる。軸部が回転することによって、
偏心軸部が軸部を中心に揺動し、偏心軸部に支持された
支持部材を介して送り歯の傾きが変わる。これにより、
送り歯の傾きが調節される。以上のように、被覆部に貫
通孔が設けられているため、作業者は、被覆部をベッド
部から外さなくても固定手段を操作でき、送り歯の傾き
を調節することができる。したがって、従来に比較し
て、送り歯の傾き調節の作業性が向上する。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の送
り調節装置であって、前記貫通孔の延長上に前記固定手
段が配置されること、を特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明によれば、貫通孔の延
長上に固定手段が配置されているため、作業者は貫通孔
を通じて非常に容易に固定手段を操作することができ
る。そのため、作業者は、被覆部をベッド部から外さな
くても、送り歯の傾きを容易に調節することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る送り調節装
置について、図面を用いて具体的な態様を説明する。た
だし、図面は概略的に示してあるもので、発明の範囲を
図示例に限定するものではない。
【0013】まず、本発明に係る送り調節装置は、被縫
製物たる布に縫製を行う偏平縫いミシンやコンデンス縫
いミシン、シリンダ型ミシン等のミシンに備えられる。
図1に示すように、ミシンはベッド部1を備えており、
ベッド部1の上方に設けられた縫い針(図示略)が上下
動することによって布に縫製が施される。
【0014】この縫い針の下方において、針板2が略水
平になるようにベッド部1の上部に取り付けられてい
る。針板2には、上下に貫通する穴が形成されており、
各穴に主送り歯3及び副送り歯4が下方から上方に突出
可能に配置されている。主送り歯3及び副送り歯4は、
布送り方向(図1の前後方向)に沿って配置されてい
る。一方、ベッド部1の上方には布を押さえるための布
押え(図示略)が設けられており、布押えと針板2との
間に布が挟まれる。主送り歯3及び副送り歯4は、挟ま
れた布を送るものである。なお、図1において、ベッド
部1は、一部破断して示されており、紙面の手前に向か
った方向が左方、紙面の奥に向かった方向が右方として
説明する。
【0015】更に、ベッド部1の上部には、略水平面を
有するミシンカバー(被覆部)15が設けられている。
ミシンカバー15は、ベッド部1の上方からベッド部1
に被さっており、ベッド部1に対して着脱自在となって
いる。このミシンカバー15及び針板2上に布が載置さ
れることになる。また、ベッド部1の左端は蓋型となっ
ており、蓋部材25がヒンジ26を介してベッド部1に
取り付けられている。この蓋部材25はヒンジ26によ
って開閉自在となっており、蓋部材25が開くとベッド
部1の内側に作業者の手や工具等が入れられるようにな
っている。なお、図1において、蓋部材25は、一部破
断して示されている。
【0016】このミシンには、縫製の際に主送り歯3及
び副送り歯4に送り動作を加える送り装置5が設けられ
ている。送り装置5は、駆動軸6と、主軸7と、送りロ
ッド8と、主送り調節リンク9と、主送り軸10と、主
送りロッド11と、主送りリンク12と、主揺動桿(支
持部材)13と、副揺動桿(支持部材)14とを備えて
おり、これら各部材がベッド部1内に配置されている。
【0017】前後に延在する主揺動桿13の前端部に
は、主送り歯3が支持されている。前後に延在する副揺
動桿14の前端部には、副送り歯4が支持されている。
図1において、副揺動桿14の奥側に主揺動桿13が配
置されている。駆動軸6は、左右の軸心を中心に回転自
在となっており、ミシンモータの駆動によって回転す
る。主軸7は駆動軸6に連結しており、主軸7の軸心は
駆動軸6の軸心と略平行になっている。この主軸7の軸
心は駆動軸6の軸心に対して偏心しており、駆動軸6が
回動することにより、主軸7が上下動する。主軸7は角
駒(図示略)を介して主揺動桿13の中間部及び副揺動
桿14の中間部に連結している。主軸7は、角駒を介し
て主揺動桿13及び副揺動桿14に対して前後に摺動自
在となっているとともに、角駒を介して主揺動桿13及
び副揺動桿14に対して回転自在となっている。
【0018】駆動軸6には、送りロッド8の一端部が連
結している。送りロッド8の他端部は、左右方向の軸心
を中心に回転自在となるように主送り調節リンク9の一
端部に連結している。主送り調節リンク9の他端部は、
左右方向の軸心を中心に回転自在となるように主送りロ
ッド11の一端部に連結している。主送りロッド11は
上下に延在しており、主送りロッド11の中間部は、主
送り軸10を介してベッド部1に支持されている。そし
て、主送りロッド11は、左右に延在する主送り軸10
を中心に回転自在となっている。主送りロッド11の他
端部は、左右方向の軸心を中心に回転自在となるように
主送りリンク12の一端部に連結している。主送りリン
ク12の他端部は、左右方向の軸心を中心に回転自在と
なるように主揺動桿13の後部に連結している。
【0019】駆動軸6が回転すると、送りロッド8、主
送り調節リンク9、主送りロッド11及び主送りリンク
12を介して主揺動桿13が前後動する。また、図示し
ないが、駆動軸6にリンク機構が連結しており、このリ
ンク機構は副揺動桿14の後部に連結している。そし
て、駆動軸6が回転すると、このリンク機構を介して副
揺動桿14が前後動する。更に、駆動軸6の回転により
主軸7が上下動し、主軸7の上下動によって主揺動桿1
3及び副揺動桿14が上下動する。
【0020】主揺動桿13及び副揺動桿14の上下動及
び前後動の組み合わせにより、主送り歯3及び副送り歯
4は長円運動を行う。この長円運動では、主送り歯3及
び副送り歯4が針板2から上方に突出して後動すること
によって、主送り歯3及び副送り歯4は針板2及び布押
えに挟持される布を後方に送る。
【0021】以上の送り装置5は、主送り歯3及び副送
り歯4の傾きを調節するための送り調節装置16を備え
る。図1及び図2に示すように、送り調節装置16は、
ベッド部1に対して回転自在に設けられる第一軸部材1
7と、第一軸部材17に連結している第二軸部材18
と、第二軸部材18に連結している角駒19と、第一軸
部材17の回転を固定する固定手段としてのネジ部材2
0と、主揺動桿13と、副揺動桿14とを備えて構成さ
れている。
【0022】第一軸部材17、第二軸部材18及び角駒
19は、ベッド部1内に配置されており、ネジ部材20
はミシンカバー15より内側に配置されている。この第
一軸部材17は、左右に延在する支え軸部(軸部)17
aと、支え軸部17aに一体となる基部17bとから構
成されている。第二軸部材18は、左右に延在する第一
軸部18aと、第一軸部18aに一体となる第二軸部
(偏心軸部)18bとから構成されている。
【0023】支え軸部17aの左端部には、ドライバー
等の工具を嵌めるための溝17cが形成されている。支
え軸部17aは回転自在となるように、ベッド部1に支
持されている。支え軸部17aの右端部に基部17bが
設けられている。基部17bには、第二軸部材18の第
一軸部18aを嵌めるための嵌合孔(図示略)が形成さ
れている。基部17bに嵌められた第一軸部18aは、
固定用ネジ21によって固定されている。支え軸部17
aの軸心と、基部17bに嵌められた第一軸部18aの
軸心は同一となり、支え軸部17aの回転とともに第一
軸部18aも回転する。第二軸部材18の第二軸部18
bの軸心は、第一軸部18aの軸心と平行になってい
る。そして、第一軸部18aの軸心に対して、第二軸部
18bの軸心は偏心している。
【0024】第二軸部18bは、回転自在となるように
角駒19に連結している。一方、副揺動桿14の後端部
には、前後に長尺な溝14aが形成されており、角駒1
9が前後に摺動自在となるように溝14aに嵌められて
いる。同様に、主揺動桿13の後端部には、前後に長尺
な溝(図示略)が形成されており、角駒19が前後に摺
動自在となるように溝に嵌められている。このような構
成により、第二軸部18bは、角駒19を介して主揺動
桿13及び副揺動桿14に対して摺動自在であり、且つ
回転自在となる。
【0025】支え軸部17aの上方において、ベッド部
1には、外側から内側に向けて上下方向に貫通するネジ
穴22が形成されている。このネジ穴22の延長上に、
支え軸部17aが配置されている。ネジ部材20がネジ
穴22に噛み合っており、ネジ穴22からベッド部1内
にネジ部材20が突出している。突出したネジ部材20
の先端部が支え軸部17aに当接しており、このネジ部
材20によって支え軸部17は固定されて、支え軸部1
7aはベッド部1に対して回転できなくなっている。
【0026】ネジ穴22の上方において、ミシンカバー
15には上下方向に貫通する貫通孔24が形成されてい
る。この貫通孔24は、ミシンカバー15の外側からそ
の内側に配置されたネジ部材20に向かって貫通してい
る。そして、この貫通孔24の延長上にネジ穴22及び
ネジ部材20が配置されるように、貫通孔24が形成さ
れている。貫通孔24の貫通方向は、ネジ穴22の貫通
方向とほぼ一致している。この貫通孔24には止栓23
が嵌められており、この止栓23は貫通孔24に対して
挿脱自在となっている。
【0027】次に、主送り歯3及び副送り歯4の傾きの
調節方法について説明する。まず、作業者は、止栓23
を貫通孔24から取り外す。次いで、作業者は、ドライ
バ等の工具を貫通孔24に通して、工具を用いてネジ部
材20を緩める。ネジ部材20が緩むことによって、第
一軸部材17がベッド部1に対して回転可能となる。次
いで、作業者は、蓋部材25を開けて、ベッド部1の左
側からドライバ等の工具をベッド部1内に入れて、工具
を用いて第一軸部材17をベッド部1に対して回転させ
る。
【0028】第一軸部材17の軸心に対して第二軸部材
18の第二軸部18bの軸心が偏心しているため、第一
軸部材17の回転によって第二軸部18bとともに角駒
19が第一軸部材17の軸心を中心に揺動する。これに
より、主揺動桿13及び副揺動桿14の後端部が上下に
揺動し、主揺動桿13及び副揺動桿14の傾きが変わっ
て、針板2に対する主送り歯3及び副送り歯4の傾きが
変わる。このように、作業者は、第一軸部材17を回転
させることによって、主送り歯3及び副送り歯4の傾き
を調節することができる。
【0029】主送り歯3及び副送り歯4の傾きを調節し
たら、作業者は工具によってネジ部材20を締める。こ
れによって、ネジ部材20が第一軸部材17の支え軸部
17aに当接して、ネジ部材20によって第一軸部材1
7がベッド部1に固定される。そして、作業者は、止栓
23を貫通孔24に嵌め込んで、蓋部材25を閉じる。
【0030】以上のように、本実施の形態によれば、ミ
シンカバー15に貫通孔24が形成されているため、作
業者はミシンカバー15をベッド部1から外さなくて
も、貫通孔24を通じてネジ部材20を緩めたり、締め
たりすることができ、主送り歯3及び副送り歯4の傾き
を調節できる。ミシンカバー15を外さなくて済むた
め、主送り歯3及び副送り歯4の傾きを調節することが
容易になり、その作業性が従来に比較して向上する。ま
た、貫通孔24の延長上にネジ部材20が配置されてい
るため、作業者は貫通孔24を通じて簡単にネジ部材2
0を緩めたり、締めたりすることができる。また、ネジ
穴22の貫通する方向と、貫通孔24の貫通する方向が
一致しているため、作業者はドライバ等の工具を用いて
更に容易にネジ部材20を緩めたり、締めたりすること
ができる。
【0031】なお、本発明の送り調節装置は、上記実施
の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行って
も良い。例えば、作業者が貫通孔24を通じてネジ部材
20を緩めたり締めたりできれば、貫通孔24の貫通方
向及びネジ穴22の貫通方向は上記実施の形態に限定さ
れない。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、被覆部に
貫通孔が設けられているため、作業者は、被覆部をベッ
ド部から外さなくても固定手段を操作でき、送り歯の傾
きを調節することができる。したがって、従来に比較し
て、送り歯の傾き調節の作業性が向上する。
【0033】請求項2記載の発明によれば、貫通孔の延
長上に固定手段が配置されているため、作業者は貫通孔
を通じて非常に容易に固定手段を操作することができ
る。そのため、作業者は、被覆部をベッド部から外さな
くても、送り歯の傾きを容易に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ミシンのベッド部の具体的な態様を示す側面図
であり、ベッド部の一部が破断して示されている。
【図2】本実施の形態に係る送り調節装置の主要部の具
体的な態様を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッド部 3 主送り歯(送り歯) 4 副送り歯(送り歯) 13 主揺動桿(支持部材) 14 副揺動桿(支持部材) 15 ミシンカバー(被覆部) 16 送り調節装置 17 第一軸部材 17a 支え軸部(軸部) 18 第二軸部材 18a 第一軸部 18b 第二軸部(偏心軸部) 20 ネジ部材(固定手段) 22 ネジ穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシンのベッド部の少なくとも一部に被さ
    る被覆部が前記ベッド部の外側に設けられ、被縫製物を
    送る送り歯の傾きを調節するための送り調節装置におい
    て、 前記ベッド部内に配置され、前記送り歯を支持する支持
    部材と、 前記ベッド部内に配置され、前記ベッド部に回転自在に
    支持される軸部と、 前記ベッド部内に配置され、前記軸部に対して偏心する
    ように設けられ、前記支持部材を支持する偏心軸部と、 前記ベッド部に設けられ、前記ベッド部に対して前記軸
    部を固定する固定手段と、を備え、 前記被覆部の外側から前記固定手段に向かって貫通する
    貫通孔が前記被覆部に設けられること、を特徴とする送
    り調節装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の送り調節装置であって、 前記貫通孔の延長上に前記固定手段が配置されること、
    を特徴とする送り調節装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105177870A (zh) * 2015-09-30 2015-12-23 杰克缝纫机股份有限公司 缝纫机抬牙机构
CN115182110A (zh) * 2021-04-02 2022-10-14 杰克科技股份有限公司 一种模块化缝纫机

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