JP2002207803A - 商品管理・発注システム - Google Patents

商品管理・発注システム

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JP2002207803A
JP2002207803A JP2001000896A JP2001000896A JP2002207803A JP 2002207803 A JP2002207803 A JP 2002207803A JP 2001000896 A JP2001000896 A JP 2001000896A JP 2001000896 A JP2001000896 A JP 2001000896A JP 2002207803 A JP2002207803 A JP 2002207803A
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product
retail
management
retail store
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Katsue Murai
勝江 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、小売業店舗と小売企業本部の商品
管理などに伴う手間とコストを低減できる商品管理・発
注システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の小売業店舗11または小売業店舗を
統括する小売企業本部13が予め会員として登録され、会
員として登録された小売業店舗11において販売される商
品の商品基本データを少なくとも保管する閲覧記憶手段
46を備え、会員として登録された小売業店舗11または小
売企業本部13は、通信手段5,6を介して閲覧記憶手段
46に保管された商品基本データを閲覧可能な構成とす
る。この構成によれば、小売業店舗11または小売企業本
部13は、閲覧記憶手段46に保管された商品基本データを
閲覧することにより、販売される商品の商品基本データ
を得ることができ、また小売業店舗11または小売企業本
部13は各自で商品基本データを管理する必要がなくな
り、商品管理の手間とコストを大幅に削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に小売業店舗に
おける商品管理および小売業店舗から取引先への商品の
発注に使用される商品管理・発注システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、各小売業店舗あるいはこれら小売
業店舗を統括する小売企業本部は、それぞれ各自で、販
売している商品の商品基本データを、保有・保持するコ
ンピュータへ登録することにより管理している。商品の
商品基本データは、商品を識別できるコード(商品コー
ド)、商品の名称、POSレシートに印字する名称、商
品の分類コード(検索用のキーワード)、商品単位の内
容量・入数・重量、商品の単位、容器の形態を判別でき
るコード、希望小売価格などから形成されている。
【0003】また商品基本データは、商品を取り扱って
いる卸し問屋(卸売業・商社)や商品を製造しているメ
ーカー(製造業)でも同様に管理されている。また各小
売業店舗あるいは上記小売企業本部は、それぞれ各自
で、店舗に在庫している商品の管理(在庫管理)を保有
・保持するコンピュータへ登録することにより行ってい
る。
【0004】また各小売業店舗あるいは上記小売企業本
部は、図14に示すように、商品の発注を各自で予め契
約した取引先{卸し問屋(卸売業・商社)やメーカー
(製造業)}に対して、商品名あるいはそれに代わるコ
ードとその商品の個数を連絡することにより行ってお
り、発注毎に伝票を発行し、また発注に応じて入荷した
商品の納品伝票と請求書の処理を行い、代金の支払い処
理を行っている。このときの商品の入出荷は基本的に、
小売業店舗あるいは小売企業本部と取引先の間で定めら
れた商談のタイミングにより決められている。
【0005】また上記取引先はそれぞれ、1商品に対す
る取扱いの管理を、「小売業店舗」あるいは「小売企業
本部」各々に対して行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記小売業店
舗と小売企業本部の商品管理と商品発注の形態では、下
記の問題があった。 1.小売業店舗と小売企業本部は各自で、販売してい
る、少なくとも数百点に及ぶ商品の商品基本データを管
理しているため、商品の改廃毎に商品基本データを追
加、あるいは削除しなくてはならず、管理に伴う事務が
極めて煩雑であった。また商品を取り扱っている卸し問
屋(卸売業・商社)や商品を製造しているメーカー(製
造業)でも同様に、商品基本データを管理しているた
め、商品の改廃毎に商品基本データを追加、あるいは削
除しなくてはならず、管理に伴う事務が極めて煩雑であ
った。 2.小売業店舗または小売企業本部において、取引先
(問屋やメーカー)が増加してしまうと、新たな取引先
用に、商品基本データを追加して管理しなければなら
ず、商品管理にかかる手間とコストが大きくなってしま
うという問題が発生した。 3.小売業店舗と小売企業本部は各自で、各商品を各取
引先(問屋やメーカー)に対して発注する必要があり、
またその毎に伝票の発行が必要となり、また商品の入荷
に伴う納品伝票と請求書の処理、さらに支払いの処理が
必要となり、発注に伴う事務が極めて煩雑であった。 4.小売業店舗と小売企業本部は、商品の在庫管理のた
めに、商品の売り上げ、商品の入荷毎に商品の種類の変
更、商品の個数の更新(減少/増加)のデータをコンピ
ュータへ入力する作業が必要となり、商品管理にかかる
手間とコストは大きいものがあった。 5.小売業店舗と小売企業本部は、新商品や売り行きが
好調な商品のデータをタイムリーに入手しにくく、また
新たに商品の取引先を開拓することが困難であった。 6.小売業店舗と小売企業本部は各自で、商品管理と商
品発注のシステムを構築するにはコストがかかり、また
構築・管理する経験が不足していることから、前記シス
テムの構築には困難が伴った。 7.取引先(卸し問屋やメーカー)は、1商品に対する
取扱いの管理あるいはデータを入力する作業にかかる費
用は、それぞれ小売業店舗と小売企業本部各々あるいは
問屋各々に発生し、かつ大きなものであった。
【0007】そこで、本発明は、小売業店舗と小売企業
本部の商品管理と商品発注に伴う手間とコストを低減で
きる商品管理・発注システムを提供することを目的とし
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、複数の
小売業店舗、または前記小売業店舗を統括する小売企業
本部が予め会員として登録され、前記会員として登録さ
れた小売業店舗において販売される商品の商品基本デー
タを少なくとも保管する閲覧記憶手段を備え、前記会員
として登録された小売業店舗または小売企業本部は、通
信手段を介して前記閲覧記憶手段に保管された商品基本
データを閲覧可能な構成としたことを特徴とするもので
ある。
【0009】ここで、通信手段はインターネットを使用
することができる。また閲覧記憶手段は、たとえばサー
バーにより構成される。上記構成によれば、小売業店舗
または小売企業本部は、閲覧記憶手段に保管された商品
基本データを閲覧することにより、販売される商品の商
品基本データを得ることができる。また小売業店舗また
は小売企業本部は各自で商品基本データを管理する必要
がなくなり、各小売業店舗または小売企業本部における
商品管理の手間とコストが大幅に削減される。
【0010】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明であって、1つの商品の商品基本データ
は、少なくとも、商品を識別できるコード、商品の名
称、商品の分類、容器の形態を判別できるコード、希望
小売価格から形成されることを特徴とするものである。
【0011】上記構成によれば、上記商品基本データは
小売業店舗から見て、小売業店舗において陳列・販売に
必要な商品データであり、小売業店舗または小売企業本
部は、閲覧記憶手段に保管された商品基本データを閲覧
することで商品の陳列・販売を行うことができる。
【0012】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
1または請求項2に記載の発明であって、小売業店舗ま
たは小売企業本部より発注される商品の発注先は会員と
して登録され、前記商品の発注先より、閲覧記憶手段に
保管される商品基本データが提供され、前記発注先は、
通信手段を介して前記閲覧記憶手段に保管された商品基
本データを閲覧可能な構成としたことを特徴とするもの
である。
【0013】ここで、通信手段はインターネットを使用
することができる。上記構成によれば、商品基本データ
は商品の発注先より提供されるので、小売業店舗または
小売企業本部は商品基本データの作成をする必要がなく
なり、手間とコストが大幅に削減される。また商品の発
注先も、閲覧記憶手段に保管された商品基本データを閲
覧することにより、商品の商品基本データを得ることが
でき、各自で商品基本データを管理する必要がなくな
り、商品管理の手間とコストが大幅に削減される。
【0014】また請求項4に記載の発明は、請求項1〜
請求項3のいずれかに記載の発明であって、商品基本デ
ータは、商品の梱包寸法データおよび重量データと、商
品の単体寸法データおよび重量データとの少なくとも一
方を含み、小売業店舗または小売企業本部への商品の運
送が依頼される物流依頼先は会員として登録され、前記
物流依頼先は、通信手段を介して閲覧記憶手段に保管さ
れた商品基本データを閲覧し、少なくとも前記商品の梱
包寸法データおよび重量データ、または商品の単体寸法
データおよび重量データの一方を取得可能な構成とした
ことを特徴とするものである。
【0015】ここで、通信手段はインターネットを使用
することができる。上記構成によれば、物流依頼先は、
閲覧記憶手段に保管された商品基本データを閲覧するこ
とにより少なくとも前記商品の梱包寸法データおよび重
量データ、または商品の単体寸法データおよび重量デー
タの一方を得ることができ、商品の梱包寸法データおよ
び重量データ、または商品の単体寸法データおよび重量
データにより、商品を搬送するトラックの大きさ、ある
いは台数を把握でき、運送計画を作成することができ
る。
【0016】また請求項5に記載の発明は、請求項3ま
たは請求項4に記載の発明であって、商品の発注先よ
り、閲覧記憶手段に新商品のデータあるいは商品の販売
促進および販売促進シミュレーションデータが提供さ
れ、小売業店舗または小売企業本部は、通信手段を介し
て前記閲覧記憶手段に保管された新商品のデータあるい
は商品の販売促進および販売促進シミュレーションデー
タを閲覧可能としたことを特徴とするものである。
【0017】上記構成によれば、小売業店舗または小売
企業本部は、閲覧記憶手段に保管された新商品のデータ
あるいは商品の販売促進および販売促進シミュレーショ
ンデータを閲覧することにより、新商品のデータと、商
品の販売促進および販売促進シミュレーションデータを
いち早く知ることができ、また商品の販売計画を効率よ
く立案することができる。また商品の発注先より、新商
品のデータあるいは商品の販売促進および販売促進シミ
ュレーションデータが提供されることにより、発注先よ
り商品の売り込みが可能となる。
【0018】また請求項6に記載の発明は、小売業店舗
毎、または複数の前記小売業店舗を統括する小売企業本
部毎に対して、少なくとも前記小売業店舗または小売企
業本部において管理される商品の商品識別データとこの
商品の個数からなる在庫管理データを保管する小売商品
記憶手段と、前記小売商品記憶手段に保管された各在庫
管理データを管理する商品管理手段と、前記小売業店舗
または小売企業本部と前記商品管理手段とのデータの送
受信を行う第1通信手段と、前記商品管理手段と前記商
品の発注先とのデータの送受信を行う第2通信手段を備
え、前記商品管理手段は、前記小売業店舗または小売企
業本部より前記第1通信手段を介して受信した、売れた
商品の商品識別データとその個数からなる売れ上げデー
タまたは返品した商品の商品識別データとその個数から
なる返品データと、前記商品の発注先より前記第2通信
手段を介して受信した、納入した商品の商品識別データ
とその個数からなる商品納入データまたは出荷した商品
識別データとその個数からなる出荷データに基づいて、
各小売業店舗または小売企業本部の在庫管理データを更
新することを特徴とするものである。
【0019】ここで、第1通信手段と第2通信手段はイ
ンターネットを使用することができる。また小売商品記
憶手段と商品管理手段は、たとえばサーバーにより構成
される。
【0020】上記構成によれば、各小売業店舗または小
売企業本部における在庫管理データは、小売業店舗また
は小売企業本部の商品の売れ上げデータまたは返品デー
タと、商品発注先の商品納入データまたは出荷データに
基づき更新される。よって、各小売業店舗または小売企
業本部における商品管理(在庫管理)の手間とコストが
大幅に削減される。
【0021】また請求項7に記載の発明は、小売業店舗
毎、または複数の前記小売業店舗を統括する小売企業本
部毎に対して、少なくとも前記小売業店舗または小売企
業本部において管理される商品の商品識別データとこの
商品の発注先を識別するデータとこの商品の定価からな
る発注管理データを保管する発注商品記憶手段と、前記
商品発注先への商品の発注を管理する発注管理手段と、
前記小売業店舗または小売企業本部と前記発注管理手段
とのデータの送受信を行う第1通信手段と、前記発注管
理手段と商品発注先とのデータの送受信を行う第2通信
手段を備え、前記発注管理手段は、前記小売業店舗また
は小売企業本部より、少なくとも発注する商品の商品識
別データと個数からなる1次発注データを前記第1通信
手段を介して受信すると、この1次発注データの商品識
別データにより、前記発注商品記憶手段に記憶された発
注管理データより商品の発注先を識別するデータを検索
し、発注先毎に、発注する商品の商品識別データと個数
からなる2次発注データを形成し、各発注先へ前記第2
通信手段を介してこの2次発注データを送信することを
特徴とするものである。
【0022】ここで、第1通信手段と第2通信手段はイ
ンターネットを使用することができる。また発注商品記
憶手段と発注管理手段は、たとえばサーバーにより構成
される。
【0023】上記構成によれば、小売業店舗または小売
企業本部から、少なくとも商品識別データとこの商品の
個数からなる1次発注データが発注されると、この1次
発注データの商品識別データにより、発注商品記憶手段
に記憶された発注管理データから商品の発注先を識別す
るデータが検索され、発注先毎に、発注する商品の商品
識別データとその個数からなる2次発注データが形成さ
れ、各発注先へこの2次発注データが送信される。よっ
て、小売業店舗または小売企業本部は1次発注データを
発注管理手段へ送信するだけで、発注管理手段において
発注した各商品毎に発注先が求められ、各発注先へ商品
が発注される。よって、各小売業店舗または小売企業本
部における商品発注の手間とコストが大幅に削減され
る。
【0024】また請求項8に記載の発明は、上記請求項
7に記載の発明であって、第2通信手段を介して商品発
注先より、商品識別データに対応した卸し価格の掛け率
のデータを入力すると、発注商品記憶手段に保管された
発注管理データに、この卸し価格の掛け率のデータを付
加することを特徴とするものである。
【0025】上記構成によれば、商品発注先からのデー
タにより発注管理データに商品の卸し価格の掛け率が付
加される。よって、小売業店舗または小売企業本部はこ
れら商品のデータを提供する必要がなくなり、事務が簡
素化される。
【0026】また請求項9に記載の発明は、上記請求項
8に記載の発明であって、発注管理手段は、小売業店舗
または小売企業本部より第1発注データを受信すると、
発注管理データの商品の定価とその卸し価格の掛け率を
検索し、前記第1発注データの商品の個数にその商品の
定価と卸し価格の掛け率を乗算して課金データを形成
し、この課金データを前記発注データを出力した小売業
店舗または小売企業本部へ送信することを特徴とするも
のである。
【0027】上記構成によれば、第1発注データに応じ
た課金データが形成され、発注元の小売業店舗または小
売企業本部へ送信される。よって、発注元の小売業店舗
または小売企業本部において、発注による支払い金額が
予め正確に認識される。
【0028】また請求項10に記載の発明は、小売業店
舗毎、または複数の前記小売業店舗を統括する小売企業
本部毎に対して、少なくとも前記小売業店舗または小売
企業本部において管理される商品の商品識別データとこ
の商品の発注先を識別するデータとこの商品の梱包寸法
データからなる商品基本データを保管する閲覧記憶手段
と、商品の物流を管理する物流管理手段と、前記物流管
理手段と商品発注先とのデータの送受信を行う第1通信
手段と、前記物流管理手段と物流依頼先とのデータの送
受信を行う第2通信手段を備え、前記物流管理手段は、
前記商品発注先より、商品を発送する小売業店舗とこの
商品の商品識別データと個数からなる集配データを前記
第1通信手段を介して受信すると、この集配データによ
り前記閲覧記憶手段に保管されている商品基本データか
ら商品の梱包寸法データを検索し、この検索した商品の
梱包寸法データを前記集配データに付加して運送依頼デ
ータを形成し、この運送依頼データを前記第2通信手段
を介して前記物流依頼先へ送信することを特徴とするも
のである。
【0029】ここで、第1通信手段と第2通信手段はイ
ンターネットを使用することができる。また閲覧記憶手
段と物流管理手段は、たとえばサーバーにより構成され
る。上記構成によれば、商品を発送する小売業店舗とこ
の商品の商品識別データと個数からなる集配データが受
信されると、この集配データの商品識別データによって
閲覧記憶手段に保管された商品基本データから商品の梱
包寸法データが検索され、検索した商品の梱包寸法デー
タが集配データに付加されて運送依頼データが形成さ
れ、この運送依頼データが物流依頼先へ送信される。物
流依頼先は、運送依頼データの商品の梱包寸法データに
より、商品を搬送するトラックの大きさ、あるいは台数
を把握でき、運送計画を作成することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る商品管理・発注システムの概略構成図である。
【0031】図1において、1はシステム用コンピュー
タシステム2を備えた情報センターであり、システム用
コンピュータシステム2は、電話回線などの通信回線4
を介して、小売業店舗11の端末機(コンピュータ)12
と、これら小売業店舗11を統括する小売企業本部13の端
末機(コンピュータ)14と、取引先で商品発注先である
問屋(卸売業・商社)21の端末機(コンピュータ)22
と、取引先で商品発注先であるメーカー(製造業)31の
端末機(コンピュータ)32と、物流依頼先である運送会
社(輸配送業者、宅配業者,物流センターなどを含む)
33の端末機(コンピュータ)34が接続されている。上記
システム用コンピュータシステム2と各端末機12,14,
22,32,34にはそれぞれ、通信回線4に接続してデータ
の送受信を行うモデムなどの通信手段5,6(第1通信
手段と第2通信手段を形成する)が備えられている。な
お、データの送受信をインターネットにより行うように
することもでき、このとき各端末機(コンピュータ)1
2,14,22,32,34にはブラウザを立ち上げる機能が必
要となる。
【0032】上記各小売業店舗11と小売企業本部13はそ
れぞれ情報センター1と契約することにより、予め情報
センター1のシステム用コンピュータシステム2に会員
として登録され、識別(特定)する固有の会員番号(I
D)が付される。また、小売業店舗11と小売企業本部13
より商品の発注先として指定された問屋21とメーカー31
のみが会員として認められ、情報センター1のシステム
用コンピュータシステム2に登録され、識別する固有の
会員番号が付される。また情報センター1により商品の
運搬先(物流依頼先)として選別された運送会社33が会
員として認められ、情報センター1のシステム用コンピ
ュータシステム2に登録され、識別する固有の会員番号
が付される。登録されるデータは、小売業店舗11または
小売企業本部13または問屋21またはメーカー31または運
送会社33をそれぞれ識別する会社名、店舗名、住所など
であり、このデータは会員データとして厳重に管理され
る。
【0033】システム用コンピュータシステム2は、図
1に示すように、上記通信手段5と、小売業店舗11およ
び小売企業本部13毎にそれぞれの在庫管理データを保管
(記憶)する小売商品記憶手段40と、この小売商品記憶
手段40に記憶された商品在庫管理データを管理する商品
在庫管理手段41と、小売業店舗11および小売企業本部13
毎に、発注管理データとそれぞれ発注された発注データ
を保管(記憶)する発注商品記憶手段42と、発注管理手
段43と、物流管理データを保管(記憶)する物流管理記
憶手段44と、物流管理手段45と、閲覧できる商品基本デ
ータ(情報)などを保管(記憶)する閲覧商品記憶手段
46と、商品基本データ管理手段47から構成されている。
上記システム用コンピュータシステム2の各手段5,40
〜47は、それぞれ各サーバーにより構成される。 [商品基本データ管理/商品情報提供/電子商談] <商品基本データ管理>上記閲覧商品記憶手段46に保管
される商品毎の商品基本データ(情報)は、図2に示す
ように、商品を登録した小売業店舗11または小売企業本
部13を識別するデータ{会員番号(ID)}、商品を識
別できるコード(商品コード)、商品の名称(カナ,漢
字)、POSレシートに印字する名称、検索用のキーワ
ード、商品の分類コード(種別)、商品単位の内容量・
入数・重量(g,mlなどの単位;商品の単体重量デー
タ)、商品の単品サイズ(幅、高さ、奥行き;商品の単
体寸法データ)、容器形態(ボトル、缶など)、問屋21
またはメーカー31が希望する商品の小売価格(希望小売
価格)、商品の梱包サイズと梱包時の重量(幅、高さ、
奥行き、重さ;商品の梱包寸法データおよび重量デー
タ)などから形成されており、各商品基本データは、上
記商品を登録した会員番号を除いた商品基本情報とし
て、図3に示すように、会員に対して検索・閲覧可能に
公開されている。また図4に示すように、商品毎にその
画像が登録されている。
【0034】上記商品データ管理手段47はこの商品基本
データを管理している。この管理機能を説明する。 1.小売業店舗11または小売企業本部13より、図2に示
す、小売業店舗11を識別するデータ{店舗名やコードや
会員番号(ID);以下、店舗識別データと略す}と、
商品を識別するデータ(商品名やコード;以下、商品識
別データと略す)と、商品発注先(取引先)である問屋
21あるいはメーカー31を識別するデータ(問屋名やコー
ドや会員番号など;以下、発注先識別データと略す)か
らなる商品登録依頼データを入力すると、これらを記憶
するととともに発注先に指定された問屋21あるいはメー
カー31に対して、この商品登録依頼データの商品識別デ
ータを送信して商品基本データを要求する。
【0035】問屋21あるいはメーカー31よりこの商品の
商品基本データを受信すると、各データを商品基本デー
タに入力して完成し、閲覧記憶手段46へ記憶させる。問
屋21あるいはメーカー31は会員となるときに、これらデ
ータを提供する義務を負う。
【0036】この管理機能により、小売業店舗11または
小売企業本部13より商品の登録が依頼される毎に、新し
い商品基本データが形成され、閲覧商品記憶手段46に保
管される。なお、同じ商品コードでは、新しい商品基本
データが作成されることはなく、商品基本データの会員
ID(店舗識別データ)の項目に、登録を依頼した小売
業店舗11または小売企業本部13の店舗識別データが付加
される。
【0037】2.会員(小売業店舗11または小売企業本
部13または問屋21またはメーカー31または運送会社33)
より、図5(a)に示すように、商品識別データ(商品
コードまたは商品の名称)またはキーワードからなる商
品基本データの照会データを入力すると(ステップ−
1)、商品コードまたは商品の名称またはキーワードに
より閲覧商品記憶手段46を検索して商品基本データを求
め(ステップ−2)、この商品を照会した会員へ図3に
示す画面のデータ(商品基本情報)を送信し(ステップ
−3)、この商品の商品基本データを提供した問屋21あ
るいはメーカー31へ商品を照会した会員の会員番号また
は名称からなる照会先データを送信する(ステップ−
4)。また商品の画像が必要なときはこの画面から図4
に示す画像の画面を開くことができるようにしている。
【0038】図5(b)に上記データの流れを示す。上
述したように、商品基本データは、小売業店舗11または
小売企業本部13または問屋21またはメーカー31でもな
い、第3者である情報センターで保管・管理されること
により、各小売業店舗11、小売企業本部13、問屋21、メ
ーカー31それぞれ各自で商品基本データを保管・管理す
る必要がなくなり、商品管理の手間とコストを大幅に削
減することができる。また小売業店舗11または小売企業
本部13において、取引先(問屋21やメーカー31)が増加
してしても、新たな取引先用に、商品基本データを追加
して管理する必要がなくなり、商品管理にかかる手間と
コストを大幅に削減することができる。
【0039】また商品基本データには小売業店舗11から
見て、小売業店舗11において陳列・販売に必要な商品の
データが含まれていることから、小売業店舗11または小
売企業本部13は、閲覧商品記憶手段46に保管された商品
基本データを閲覧することにより、商品の陳列・販売を
行うことができる。
【0040】また運送会社33は、閲覧商品記憶手段46に
保管された商品基本データを閲覧することにより、少な
くとも商品の梱包寸法データおよび重量データ、または
商品の単体寸法データおよび重量データの一方を得るこ
とができ、商品の梱包寸法データおよび重量データ、ま
たは商品の単体寸法データおよび重量データにより、商
品を搬送するトラックの大きさ、あるいは台数を把握で
き、運送計画を作成することができる。 <商品情報提供/電子商談>上記閲覧商品データは、新
商品のデータ、商品の販売促進および販売促進シミュレ
ーションデータ、商品のカタログから構成されている。
この閲覧商品データは、会員に対して検索・閲覧可能に
公開されている。上記商品の販売促進シミュレーション
データは、いろいろな環境条件の変化によって変わるデ
ータのことである。
【0041】前記商品データ管理手段47は下記の機能を
有している。 1.問屋21あるいはメーカー31より新たな商品のデータ
や商品の販売促進および販売促進シミュレーションデー
タを入力すると、これら新たな商品のデータや商品の販
売促進および販売促進シミュレーションデータを、この
情報を提供した問屋21やあるいはメーカー31を識別する
データ(会員番号など;以下、情報元識別データと略
す)とともに閲覧商品記憶手段46へ記憶する。
【0042】2.閲覧商品記憶手段46に記憶された新商
品のデータや商品の販売促進および販売促進シミュレー
ションデータに基づいて閲覧用カタログを形成し、閲覧
商品記憶手段46へ記憶する。
【0043】商品の販売促進情報のページの一例を図6
に示す。この商品の販売促進情報のページには、アッピ
ール情報開始日、アッピール情報、販促情報(商品の販
売促進データ)、取扱い部署(情報元識別データ)、担
当者などが表示されている。
【0044】また新たな商品のデータは、図3に示す商
品基本情報と同様に形成され、さらに情報元識別デー
タ、担当者のデータが付加される。 3.小売業店舗11または小売企業本部13より、図7
(a)に示すように、新商品データ(情報)または商品
販促データ(情報)の照会データを受信すると(ステッ
プ−1)、閲覧商品記憶手段46より保管された新商品情
報または商品販促情報を求め(ステップ−2)、照会し
た小売業店舗11または小売企業本部13へ、新商品情報の
画面データまたは図5に示す商品販促情報の画面データ
を送信し(紹介し)(ステップ−3)、この新商品情報
または商品販促情報を提供した問屋21あるいはメーカー
31へ、商品を照会した小売業店舗11または小売企業本部
13の番号または名称からなる照会先データを送信する
(ステップ−4)。
【0045】図7(b)に上記データの流れを示す。上
記機能により、小売業店舗11と小売企業本部13は、閲覧
用カタログのページを閲覧することによって、新商品の
データや商品の販売促進および販売促進シミュレーショ
ンデータをいち早く知ることができ、新しい販売計画を
効率よく立案することができ、またこの商品のデータを
提供した問屋21またはメーカー31のデータを知ることが
でき、商談を行うことで新たな取引を開始することがで
きる。また問屋21とメーカー31は、これらのデータを提
供することにより、新商品を売り込むことができ、さら
に新たな売り込み先を獲得することができる。 [商品在庫管理]上記商品の在庫管理データは、図8に
示すように、店舗識別データと、商品識別データと、商
品の個数から構成されている。この各小売業店舗11毎の
商品在庫管理データは、それぞれの小売業店舗11または
この小売業店舗11を統括する小売企業本部13以外は閲覧
できないように厳重に管理されている。
【0046】上記商品管理手段41は下記の機能を有して
いる。在庫管理データは、最初、小売業店舗11から提供
された初期データ、すなわち店舗識別データと、商品識
別データと、商品の個数が入力されることにより形成さ
れ、小売商品記憶手段40へ記憶される。
【0047】1.小売業店舗11より商品の売り上げデー
タ(店舗識別データと売れた商品の商品識別データと個
数からなるデータ)を受信すると、この小売業店舗11の
在庫管理データにおいて指定された商品の個数を減算し
て更新し、小売商品記憶手段40へ記憶する。また小売業
店舗11より、返品した商品の返品データ(店舗識別デー
タと返品した商品の商品識別データと個数からなるデー
タ)を受信した場合も同様に、この小売業店舗11の在庫
管理データにおいて指定された商品の個数を減算して更
新し、小売商品記憶手段40へ記憶する。
【0048】2.問屋21あるいはメーカー31または後述
する物流管理手段43より、小売業店舗11への商品の納入
データ(納入した小売業店舗11の店舗識別データと商品
の商品識別データと個数からなるデータ)あるいは小売
業店舗11への商品の出荷データ(出荷した小売業店舗11
の店舗識別データと商品の商品識別データと個数からな
るデータ)を受信すると、指定された小売業店舗11の在
庫管理データにおいて指定された商品の個数を加算して
更新し、小売商品記憶手段40へ記憶する。
【0049】上記商品管理手段41により、通常、図9
(a)に示すように、小売業店舗11より商品の売り上げ
データ(または返品データ)が入力されると(ステップ−
1)、この商品の売り上げデータと店舗識別データに基
づいて小売商品記憶手段40へ記憶された小売業店舗11の
在庫管理データが検索され(ステップ−2)、この商品
在庫管理データにおいて売り上げデータの商品の個数が
減算され(更新され)(ステップ−3)、小売商品記憶
手段40へ格納される(ステップ−4)。また問屋21ある
いはメーカー31または物流管理手段43より、小売業店舗
11への商品の納入データ(または出荷データ)が入力さ
れると(ステップ−5)、この商品の納入データに基づ
いて小売商品記憶手段40へ記憶された小売業店舗11の在
庫管理データが検索され(ステップ−6)、この在庫管
理データにおいて納入データの商品の個数が加算され
(更新され)(ステップ−7)、小売商品記憶手段40へ
格納される。
【0050】図9(b)に上記データの流れを示す。こ
のように、従来、各小売業店舗11または小売企業本部13
においてそれぞれ管理されていた在庫管理データが情報
センター1に委託され管理されており、小売業店舗11ま
たは小売企業本部13は、商品の売り上げデータ(殆どの
場合、小売業店舗11の端末機12に蓄積されている)を自
動で随時あるいは定時に送信するだけで、小売業店舗11
または小売企業本部13の在庫管理データが更新され、よ
って各小売業店舗11または小売企業本部13において商品
管理を行う必要がなくなり、データを入力する作業(手
間)が不要となり、管理コストを大幅に削減することが
できる。また小売業店舗11または小売企業本部13は、い
つでも自分の在庫管理データを閲覧することができ、現
在の店舗11の商品の状況を把握することができる。 [商品発注]上記発注管理データは、図10に示すよう
に、各小売業店舗11または小売企業本部13毎の店舗識別
データと、商品識別データと、発注先識別データと、商
品単位(1個または1ダース単位など)の小売時の設定
価格(定価)と、小売業店舗11と問屋21あるいはメーカ
ー31間で予め契約された、問屋21あるいはメーカー31よ
り小売業店舗11へ売るときの商品の価格(卸し価格)の
掛け率(%)から構成されている。
【0051】また上記発注データ(1次発注データ)
は、図10に示すように、発注した小売業店舗11または
小売企業本部13の店舗識別データと商品識別データと商
品の個数から構成される。
【0052】これら各発注管理データと1次発注データ
は、それぞれの小売業店舗11またはこの小売業店舗11を
統括する小売企業本部13以外は閲覧できないように厳重
に管理されている。
【0053】発注管理手段42は下記の機能を有してい
る。 1.商品基本データ(図2)を商品登録依頼データ(図
2)の商品識別データ(商品コード)より検索して商品
単位(1個または1ダース単位など)の定価を求め、商
品登録依頼データとこの求めた商品単位の定価により、
卸し価格の掛け率(%)を除く、発注管理データを形成
し商品発注記憶手段42へ記憶させる。
【0054】2.商品登録依頼データの店舗識別データ
および商品識別データを発注先の問屋21あるいはメーカ
ー31へ送信して、各商品毎に、上記卸し価格の掛け率
(%)を求め、問屋21あるいはメーカー31よりこれらデ
ータを受信すると、各データを商品発注記憶手段42に入
力して発注管理データを完成させる。
【0055】3.小売業店舗11または小売企業本部13よ
り前記1次発注データを入力すると、商品識別データに
よって商品発注記憶手段42に保管されている小売業店舗
11の発注管理データに記憶されている発注先識別データ
と、商品単位の定価と、小売業店舗11と問屋21あるいは
メーカー31間で予め契約された卸し価格の掛け率(%)
を検索する。
【0056】4.検索した商品発注先の問屋21あるいは
メーカー31毎に、随時あるいは定時に図10に示すよう
に、発注先識別データと発注する商品識別データと個数
からなる2次発注データを形成し、各問屋21あるいはメ
ーカー31へ2次発注データとして送信する。
【0057】5.検索した商品単位の定価および小売業
店舗11と問屋21間で予め契約された卸し価格の掛け率
(%)と、1次発注データの商品の個数を乗算すること
により、図10に示すように、発注データの課金データ
(支払案内データ)を形成し、この課金データを、商品
を発注した小売業店舗11または小売企業本部12へ送信す
る。
【0058】上記発注管理手段42により、図11(a)
に示すように、小売業店舗11または小売企業本部13より
発注データが入力されると(ステップ−1)、商品識別
データによって商品発注記憶手段42に保管されている小
売業店舗11の発注管理データに記憶されている発注先識
別データと、商品単位の定価と、小売業店舗11と問屋21
あるいはメーカー31間で予め契約された卸し価格の掛け
率(%)が検索され(ステップ−2)、これらデータに
基づいて発注先の問屋21あるいはメーカー31毎の2次発
注データが形成され(ステップ−3)、各問屋21あるい
はメーカー31へこの2次発注データが送信される(ステ
ップ−4)。同時に、1次発注データの商品の個数に上
記検索した商品単位の定価および卸し価格の掛け率が乗
算されて課金データ(支払案内データ)が形成され(ス
テップ−5)、発注元の小売業店舗11または小売企業本
部13へ送信される(ステップ−6)。
【0059】図11(b)に上記データの流れを示す。
このように、小売業店舗11または小売企業本部13より発
注データを一括送信するだけで、各商品が取引先の問屋
21あるいはメーカー31へ発注される。よって小売業店舗
11または小売企業本部13は、発注する商品毎に問屋21あ
るいはメーカー31へ伝票などを発行して発注する必要が
なくなり、大幅に事務の量を削減でき、また発注データ
に基づいた課金データが送信されてくるので、予め支払
いの準備をすることができる。
【0060】また発注管理データの各商品の卸し価格の
掛け率(%)は、問屋21あるいはメーカー31から提供さ
れたデータにより入力されることから、小売業店舗11ま
たは小売企業本部13は何ら初期データとしてこれらデー
タを提供する必要がなく、簡単に対応することができ、
事務を簡素化できる。 [物流管理]上記物流管理データは、図12に示すよう
に、各問屋21あるいはメーカー31から入力した商品の集
配データと、この集配データに応じた、運送依頼データ
および納入予定データおよび納入(確定)データおよび
商品の運賃請求データから構成されている。前記集配デ
ータは、商品の発送元の各問屋21あるいはメーカー31を
識別するデータ(以下、発送元識別データと略す)と、
商品識別データと、商品の個数と、商品を配送する発送
先(小売業店舗11)の店舗識別データから構成される。
【0061】前記物流管理手段45は下記の機能を有して
いる。 1.商品の集配データを入力すると、商品識別データに
より閲覧記憶手段46に保管されている商品基本データ
(図2)を検索して、商品の重量および梱包寸法を求
め、図12に示すように、この商品の個数と商品の重量
および梱包寸法のデータを集配データ(発送元識別デー
タと商品識別データと商品の個数と配送先の店舗識別デ
ータ)に付加して運送依頼データを形成し、運送会社33
へ送信し、また運送依頼データを集配データとともに、
物流管理記憶手段44へ記憶する。
【0062】2.運送会社33より、運送会社33において
前記運送依頼データに基づいて形成された、商品配送先
の小売業店舗11(店舗識別データ)毎の納入予定日時と
商品識別データと個数と発送元識別データからなる納入
予定データ(図12参照)を入力すると、この納入予定
データを前記運送依頼データとともに物流管理記憶手段
44へ記憶するとともに、納入予定データを商品配送先の
小売業店舗11に対して転送する。
【0063】3.運送会社33より、商品を配送した小売
業店舗11(店舗識別データ)毎の納入日時と商品識別デ
ータと個数と発送元識別データとからなる納入(確定)
データ(図12参照)を入力すると、この納入データを
商品在庫管理手段41へ出力し、前記集荷依頼データとと
もに集荷実績データとして物流管理記憶手段44へ記憶す
る。
【0064】4.運送会社33より、商品を配送した小売
業店舗11(店舗識別データ)毎の請求金額と商品識別デ
ータと個数と発送元識別データからなる、運搬した商品
の運賃請求データ(図12参照)を入力すると、この運
賃請求データの小売業店舗11またはこの小売業店舗11を
統括する小売企業本部13に対してこの運賃請求データを
転送する。
【0065】上記物流管理手段45により、図13(a)
に示すように、問屋21あるいはメーカー31より集配デー
タが入力されると(ステップ−1)、この集配データに
基づいて運送依頼データが形成され(ステップ−2)、各
運送会社33へこの運送依頼データが送信される(ステッ
プ−3)。
【0066】運送会社21は、この運送依頼データに基づ
いて、まず商品配送先の小売業店舗11(店舗識別デー
タ)毎の納入予定日時と商品識別データと個数と発送元
識別データからなる納入予定データを形成して送信し、
後日商品の運送が終了すると、商品を配送した小売業店
舗11(店舗識別データ)毎の納入日時と商品識別データ
と個数と発送元識別データからなる納入(確定)データ
を形成して送信し、同時に商品を配送した小売業店舗11
(店舗識別データ)毎の請求金額と商品識別データと個
数と発送元識別データからなる、運搬した商品の運賃請
求データを形成して送信する。
【0067】物流管理手段45により、運送依頼データに
基づく納入予定データが入力されると(ステップ−4)、
この納入予定データは商品配送先の小売業店舗11に対し
て転送され(ステップ−5)、納入(確定)データが入
力されると(ステップ−6)、集荷実績データとして物流
管理記憶手段44へ記憶されるとともにこの納入データが
商品在庫管理手段41へ出力され(ステップ−7)、商品の
運賃請求データが入力されると(ステップ−8)、この運
賃請求データの小売業店舗11またはこの小売業店舗11を
統括する小売企業本部13に対してこの運賃請求データが
転送される(ステップ−9)。
【0068】図13(b)に上記データの流れを示す。
このように、問屋21あるいはメーカー31は集配データを
送信するだけで、各小売業店舗11毎に集配を運送会社33
へ依頼する必要がなくなり、事務を大幅に削減でき、さ
らに商品の納入予定、納入済(確定)を物流管理記憶手段
44を閲覧することにより確認することができ、商品毎に
運送会社33へ依頼してその流れを追跡する必要をなくす
ことができる。また各小売業店舗11は、商品の納入予定
を予め把握することができ、予め納入される時間にあわ
せて商品の配置位置などを設定することができる。
【0069】また運送会社33は、運送依頼データに運送
する商品の重量および梱包寸法が含まれることにより、
手配するトラックの大きさ、あるいは台数を正確に把握
することができ、運送計画を緻密に作成することができ
る。
【0070】以上のように、外部の情報センター1を使
用して商品の管理と商品の在庫と商品の発注を委託する
ことにより、各小売業店舗11、小売企業本部13、問屋2
1、メーカー31は、それぞれに独自の商品管理・発注シ
ステムを構築開発・管理する必要がなくなり、開発コス
トを不要とすることができ、また構築・管理する経験の
不足を補うことができる。また外部の情報センター1に
インターネットにより接続でき、ブラウザを立ち上げる
機能を保持しているコンピュータとモデムを用意するだ
けの少ない投資で、小売業店舗11の商品の管理、商品の
発注にかかる手間とコストを大幅に削減でき、業務の効
率化・省力化を容易に進めることができる。
【0071】なお、本実施の形態では、情報センター1
を独立させて配置した構成としているが、この情報セン
ター1を特定の小売業店舗11あるいは小売企業本部13の
中のに配置することもできる。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、各小
売業店舗または小売企業本部における商品管理の手間と
コストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における商品管理・発注シ
ステムの構成図である。
【図2】同商品管理・発注システムにおける商品基本デ
ータの構成図である。
【図3】同商品管理・発注システムにおける商品基本情
報のページの構成図である。
【図4】同商品管理・発注システムにおける商品詳細・
画像のページの構成図である。
【図5】同商品管理・発注システムにおける商品データ
管理手段の商品管理の動作説明図である。
【図6】同商品管理・発注システムにおける商品の販売
促進情報のページの構成図である。
【図7】同商品管理・発注システムにおける商品データ
管理手段の情報提供/商談の動作説明図である。
【図8】同商品管理・発注システムにおける商品在庫管
理データの構成図である。
【図9】同商品管理・発注システムにおける商品在庫管
理手段の動作説明図である。
【図10】同商品管理・発注システムにおける1次およ
び2次発注データ、課金データの構成図である。
【図11】同商品管理・発注システムにおける発注管理
手段の動作説明図である。
【図12】同商品管理・発注システムにおける集配デー
タ、運送依頼データ、納入予定データ、納入確定デー
タ、運賃請求データの構成図である。
【図13】同商品管理・発注システムにおける物流管理
手段の動作説明図である。
【図14】従来の小売業、卸し問屋、メーカーの関連図
である。
【符号の説明】
1 情報センター 2 システム用コンピュータシステム 4 通信回線 5,6 通信手段(第1通信手段、第2通信手段) 11 小売業店舗 12,14,22,32,34 端末機 13 小売企業本部 21 問屋(発注先) 31 メーカー(発注先) 33 運送会社(物流依頼先) 40 小売商品記憶手段 41 商品在庫管理手段 42 発注商品記憶手段 43 発注管理手段 44 物流管理記憶手段 45 物流管理手段 46 閲覧商品記憶手段 47 商品データ管理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 110 G06F 17/30 110F 110C 170 170Z (71)出願人 501010214 升谷 亨 東京都江戸川区清新町1丁目1番25−505 号 (71)出願人 501010225 関 護 千葉県市川市国分2丁目19番13号 (72)発明者 村井 勝江 東京都日野市百草999番地 百草団地133− 314 Fターム(参考) 5B075 KK02 ND20 PQ02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の小売業店舗、または前記小売業店
    舗を統括する小売企業本部が予め会員として登録され、 前記会員として登録された小売業店舗において販売され
    る商品の商品基本データを少なくとも保管する閲覧記憶
    手段を備え、 前記会員として登録された小売業店舗または小売企業本
    部は、通信手段を介して前記閲覧記憶手段に保管された
    商品基本データを閲覧可能な構成としたことを特徴とす
    る商品管理・発注システム。
  2. 【請求項2】 1つの商品の商品基本データは、少なく
    とも、商品を識別できるコード、商品の名称、商品の分
    類、容器の形態を判別できるコード、希望小売価格から
    形成されることを特徴とする商品管理・発注システム。
  3. 【請求項3】 小売業店舗または小売企業本部より発注
    される商品の発注先は会員として登録され、 前記商品の発注先より閲覧記憶手段に保管される商品基
    本データが提供され、 前記発注先は、通信手段を介して前記閲覧記憶手段に保
    管された商品基本データを閲覧可能な構成としたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の商品管理・
    発注システム。
  4. 【請求項4】 商品基本データは、商品の梱包寸法デー
    タおよび重量データと、商品の単体寸法データおよび重
    量データとの少なくとも一方を含み、 小売業店舗または小売企業本部への商品の運送が依頼さ
    れる物流依頼先は会員として登録され、 前記物流依頼先は、通信手段を介して閲覧記憶手段に保
    管された商品基本データを閲覧し、少なくとも前記商品
    の梱包寸法データおよび重量データ、または商品の単体
    寸法データおよび重量データの一方を取得可能な構成と
    したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載の商品管理・発注システム。
  5. 【請求項5】 商品の発注先より、閲覧記憶手段に新商
    品のデータあるいは商品の販売促進および販売促進シミ
    ュレーションデータが提供され、 小売業店舗または小売企業本部は、通信手段を介して前
    記閲覧記憶手段に保管された新商品のデータあるいは商
    品の販売促進および販売促進シミュレーションデータを
    閲覧可能としたことを特徴とする請求項3または請求項
    4に記載の商品管理・発注システム。
  6. 【請求項6】 小売業店舗毎、または複数の前記小売業
    店舗を統括する小売企業本部毎に対して、少なくとも前
    記小売業店舗または小売企業本部において管理される商
    品の商品識別データとこの商品の個数からなる在庫管理
    データを保管する小売商品記憶手段と、 前記小売商品記憶手段に保管された各在庫管理データを
    管理する商品管理手段と、 前記小売業店舗または小売企業本部と前記商品管理手段
    とのデータの送受信を行う第1通信手段と、 前記商品管理手段と前記商品の発注先とのデータの送受
    信を行う第2通信手段を備え、 前記商品管理手段は、前記小売業店舗または小売企業本
    部より前記第1通信手段を介して受信した、売れた商品
    の商品識別データとその個数からなる売れ上げデータま
    たは返品した商品の商品識別データとその個数からなる
    返品データと、前記商品の発注先より前記第2通信手段
    を介して受信した、納入した商品の商品識別データとそ
    の個数からなる商品納入データまたは出荷した商品識別
    データとその個数からなる出荷データに基づいて、各小
    売業店舗または小売企業本部の在庫管理データを更新す
    ることを特徴とする商品管理・発注システム。
  7. 【請求項7】 小売業店舗毎、または複数の前記小売業
    店舗を統括する小売企業本部毎に対して、少なくとも前
    記小売業店舗または小売企業本部において管理される商
    品の商品識別データとこの商品の発注先を識別するデー
    タとこの商品の定価からなる発注管理データを保管する
    発注商品記憶手段と、 前記商品発注先への商品の発注を管理する発注管理手段
    と、 前記小売業店舗または小売企業本部と前記発注管理手段
    とのデータの送受信を行う第1通信手段と、 前記発注管理手段と商品発注先とのデータの送受信を行
    う第2通信手段を備え、 前記発注管理手段は、前記小売業店舗または小売企業本
    部より、少なくとも発注する商品の商品識別データと個
    数からなる1次発注データを前記第1通信手段を介して
    受信すると、この1次発注データの商品識別データによ
    り、前記発注商品記憶手段に記憶された発注管理データ
    より商品の発注先を識別するデータを検索し、発注先毎
    に、発注する商品の商品識別データと個数からなる2次
    発注データを形成し、各発注先へ前記第2通信手段を介
    してこの2次発注データを送信することを特徴とする商
    品管理・発注システム。
  8. 【請求項8】 第2通信手段を介して商品発注先より、
    商品識別データに対応した卸し価格の掛け率のデータを
    入力すると、発注商品記憶手段に保管された発注管理デ
    ータに、この卸し価格の掛け率のデータを付加すること
    を特徴とする請求項7に記載の商品管理・発注システ
    ム。
  9. 【請求項9】 発注管理手段は、小売業店舗または小売
    企業本部より第1発注データを受信すると、発注管理デ
    ータの商品の定価とその卸し価格の掛け率を検索し、前
    記第1発注データの商品の個数にその商品の定価と卸し
    価格の掛け率を乗算して課金データを形成し、この課金
    データを前記発注データを出力した小売業店舗または小
    売企業本部へ送信することを特徴とする請求項8に記載
    の商品管理・発注システム。
  10. 【請求項10】 小売業店舗毎、または複数の前記小売
    業店舗を統括する小売企業本部毎に対して、少なくとも
    前記小売業店舗または小売企業本部において管理される
    商品の商品識別データとこの商品の発注先を識別するデ
    ータとこの商品の梱包寸法データからなる商品基本デー
    タを保管する閲覧記憶手段と、 商品の物流を管理する物流管理手段と、 前記物流管理手段と商品発注先とのデータの送受信を行
    う第1通信手段と、 前記物流管理手段と物流依頼先とのデータの送受信を行
    う第2通信手段を備え、 前記物流管理手段は、前記商品発注先より、商品を発送
    する小売業店舗とこの商品の商品識別データと個数から
    なる集配データを前記第1通信手段を介して受信する
    と、この集配データにより前記閲覧記憶手段に保管され
    ている商品基本データから商品の梱包寸法データを検索
    し、この検索した商品の梱包寸法データを前記集配デー
    タに付加して運送依頼データを形成し、この運送依頼デ
    ータを前記第2通信手段を介して前記物流依頼先へ送信
    することを特徴とする商品管理・発注システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014167687A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Teraoka Seiko Co Ltd 商品管理システム

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JP2014167687A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Teraoka Seiko Co Ltd 商品管理システム

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