JP2002206046A - 乾燥剤混入フィルム、及びその製造方法 - Google Patents
乾燥剤混入フィルム、及びその製造方法Info
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Abstract
ィルム、及びそれら製造方法を提供することを目的とす
るものである。 【解決手段】 粉末状のモレキュラーシーブ8を樹脂に
混練した乾燥剤混入フィルム6である。
Description
用できる吸湿性を有する乾燥剤混入フィルム、及びその
製造方法に関するものである。
品は、シリカゲル等の乾燥剤を小袋に封入して、乾燥商
品とともに混在させて包装されている。乾燥商品を包装
する際に、乾燥商品を袋状包装材に投入して、さらに必
要な量の乾燥剤入りの小袋を投入して袋状包装材を密封
包装する必要がある。この包装の際に乾燥剤入りの小袋
を包装袋に投入する包装作業工程は、通常自動化されて
いるもの包装工程を煩雑にするし、乾燥商品によって
は、手作業となることがあり面倒であった。さらに、菓
子類では、乾燥剤は食品に同封されることになるので、
誤って食品に混入されたり、誤飲するおそれもあった。
特開平11−59743号公報に開示された包装材料が
提案されている。この従来例は、図7に示すように、基
材フィルム1の一面に水分吸着層2を形成し、さらに接
着剤3でシーラント層4を積層した包装材料である。水
分吸着層2は、シリカゲルやモレキュラーシーブ等の乾
燥剤5が分散したビヒクルを溶剤で希釈して、この乾燥
剤分散液を、基材フィルム1面に塗布した後に、溶剤を
飛散させて、基材フィルム1面に塗膜状の水分吸着層2
を形成し、かつ接着剤3でシーラント層4を積層してい
る。シーラント層4は、密封剤や防水剤を兼ねる熱接着
性樹脂フィルムが使用されている。
ビヒクルに乾燥剤5を分散させ、溶剤で希釈した乾燥剤
分散液を基材フィルム1に塗布して、塗膜状の水分吸着
層2を形成し、シーラント層4を接着したものであり、
その製造工程は、水分吸着層2を乾燥剤5をビヒクルを
溶剤で希釈した形成され、かつシーラント層4が被覆さ
れており、手間のかかる煩雑なものであり、しかもこの
乾燥剤分散液の塗布工程は、乾燥剤自体の初期性能を著
しく劣化させる要因となる。しかも、水分吸着層2の上
には、密封剤や防水剤を兼ねるシーラント層4が積層さ
れており、透湿度が低い熱接着性樹脂フィルムは使用で
きない欠点がある。
れたものであり、包装材料自体が吸湿性を有する乾燥剤
混入フィルム、及びそれら製造方法を提供することを目
的とするものである。
解決するために、請求項1の発明は、粉末状の乾燥剤を
樹脂に混練してなることを特徴とする乾燥剤混入フィル
ムである。また、請求項2の発明は、前記乾燥剤の含有
量が、前記樹脂と前記乾燥剤との混合物の1重量%以上
であるか、又は50重量%以下であることを特徴とする
請求項1に記載の乾燥剤混入フィルムである。また、請
求項3の発明は、前記乾燥剤がモレキュラーシーブであ
り、前記モレキュラーシーブの細孔径が3Å又は4Åで
あることを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥剤混
入フィルムである。また、請求項4の発明は、前記乾燥
剤混入フィルムにガスバリア性フィルムを積層したこと
を特徴とする請求項1,2又は3に記載の乾燥剤混入フ
ィルムである。
シーブを樹脂に混練してフィルム状とし、樹脂フィルム
に乾燥剤、例えばモレキュラーシーブを分散させた乾燥
剤混入フィルムであり、樹脂フィルムに吸湿性を付与す
ることができる。また、モレキュラーシーブの含有量
は、樹脂材料(ベース樹脂)とモレキュラーシーブとの
混合物の1重量%以上であるか、又は50重量%以下で
あり、モレキュラーシーブが50重量%を越えると、高
MFRの樹脂を用いたとしても成膜が困難となり、1重
量%以下とすると、乾燥剤混入フィルムとしての吸湿性
能が不十分となる。モレキュラーシーブの含有量は、吸
湿性能と加工性とを考慮すると、好ましくは、8〜40
重量%である。また、モレキュラーシーブの細孔径は、
3Å又は4Åが好ましく、押出適性からは、細孔径が3
Åのモレキュラーシーブがより好ましい。一方、モレキ
ュラーシーブが分散した乾燥剤混入フィルムは、ガスバ
リア性フィルムをコーティング又はラミネートすること
によって、樹脂にモレキュラーシーブを混入した乾燥剤
混入フィルムの欠点を解消することができる。殊に、モ
レキュラーシーブの含有量が高い場合は、フィルムの引
っ張り強度が低下する等の問題点が発生するが、ガスバ
リア性フィルム等をコーティング又はラミネートするこ
とで、包装材料等に十分実用に適したものとすることが
できる。
剤を混入した粒状樹脂を押出成形機に投入し、押出温度
を240℃以下として、前記粒状樹脂を溶融樹脂として
押し出すことを特徴とする乾燥剤混入フィルムの製造方
法である。また、請求項6の発明は、前記乾燥剤の含有
量が、前記粒状樹脂の1重量%以上であるか、又は50
重量%以下であることを特徴とする請求項5に記載の乾
燥剤混入フィルムの製造方法である。また、請求項7の
発明は、前記乾燥剤がモレキュラーシーブであり、前記
モレキュラーシーブの細孔径が3Å又は4Åであること
を特徴とする請求項5又は6に記載の乾燥剤混入フィル
ムの製造方法である。また、請求項8の発明は、前記粒
状樹脂に含まれる樹脂の少なくとも1種にMFRが10
以上の樹脂が用いられていることを特徴とする請求項
5,6又は7に記載の乾燥剤混入フィルムの製造方法で
ある。
をベース樹脂に混練して、混練樹脂による粒状樹脂と
し、この粒状樹脂を押出成形機に投入して、適切な押出
温度で溶融して押出し、成膜しており、その押出温度
は、240℃以下とすることによって、溶融樹脂が発泡
することなく、成膜することができる。モレキュラーシ
ーブ3A,4Aを樹脂材料(ベース樹脂)に混練した後
の押出における相違は、先に説明した通りであり、その
重量比についても先に説明した。
ス樹脂のMFRが低い値である場合、すなわち一種では
押出しに適さない樹脂であっても、高MFRの樹脂を混
合することで、押出しに適したベース樹脂とすることが
できる。なお、乾燥剤混入フィルムの膜厚は、例えば、
Tダイのダイスリットの幅に依存するので、膜厚を厚く
すれば、ベース樹脂のMFRが多少低い値としても成膜
が可能である。
て、図面を参照して説明する。図1(a),(b)は、
本発明の実施形態の乾燥剤混入フィルムの断面図であ
る。本実施形態の乾燥剤混入フィルム6は、図1(a)
に示すように、樹脂フィルム7に乾燥剤8を分散させた
ものである。乾燥剤としては、シリカゲル、活性アルミ
ナまたはモレキュラーシーブを使用でき、特にモレキュ
ラーシーブが好ましい。モレキュラーシーブは、分子の
大きさの違いによって物質を分離するのに用いられる多
孔質の粒状物質であり、均一な細孔をもつ構造であっ
て、細孔の空洞に入る小さな分子を吸収して一種のふる
いの作用をする代表的な合成ゼオライトである。その細
孔径としては、3Å,4Å,5Å,10Åのものが知ら
れ、通常、細孔径が3Å,4Å,5Å,10Åのモレキ
ュラーシーブを、それぞれモレキュラーシーブ3A,モ
レキュラーシーブ4A,モレキュラーシーブ5A,モレ
キュラーシーブ13Xと称する。本実施形態では、モレ
キュラーシーブ3Aまたはモレキュラーシーブ4Aが好
適な乾燥剤として用いられる。また、モレキュラーシー
ブの平均粒子径は、例えば10μm前後のものが用いら
れる。
は、その一例が図5に示されており、同図の横軸が時間
軸であり、縦軸が吸湿率を示している。同図(イ)が、
樹脂にモレキュラーシーブ3Aを混練した乾燥剤混入シ
ートの吸湿率を図示したものであり、同図(ロ)は、樹
脂にモレキュラーシーブ4Aを混練した乾燥剤混入シー
トの吸湿率を図示したものである。
吸収性は、細孔径が関与しており、水分の吸収特性を高
めるには、モレキュラーシーブの粉末をより細かくする
ことで、実質的に表面積を広くし、細孔の数を増やすこ
とで対応することができる。すなわち、モレキュラーシ
ーブの平均粒子径は、20μm以下5μm程度のものと
するとよい。また、モレキュラーシーブの含有量は、樹
脂フィルム7の樹脂材料(ベース樹脂)とモレキュラシ
ーブとの1重量%以上であるか、又は50重量%以下で
ある。
ローレート(以下、MFRと称する)であり、かつ低融
点(低軟化点)、低温ドローダウン性に優れた樹脂であ
ることが望ましい。高MFR樹脂であれば、モレキュラ
ーシーブや顔料を添加することによるMFRが低下して
も、ある程度の流れ特性を確保することができる。ま
た、低融点であれば、樹脂が低温で軟化することで、低
温押出の目安となり、発泡のおそれを回避できる。低温
ドローダウン性に優れた樹脂であれば、モレキュラーシ
ーブや顔料を添加したとしても押出成形機による押出成
形が容易であると推定される。
密度ポリエチレン)、LLDPE(直鎖状低密度ポリエ
チレン)、PP(ポリプロピレン)、各種共重合体(コ
ポリマー)として、アイオノマー、EAA、EMAA、
EVA、EEA、EMA、EMMAが用いられ、このよ
うな樹脂の中から高MFR、好ましくはMFRが10以
上のものを適宜選んで使用する。例えば、LDPEでは
ペトロセン204(東ソー社製)、LLDPEではNU
CポリエチレンLL(日本ユニカー社製)等が用いられ
る。また、共重合体であるアイオノマー(例えば、エチ
レンアクリル酸共重合体の塩)ではハイミラン(三井デ
ュポンポリケミカル社製)、EAA(エチレンアクリル
酸共重合体)ではプリマコール(ダウケミカル社製)、
EMAA(エチレンメタクリル酸共重合体)ではニュク
レルAD42115C(三井デュポン社製)、EVA
(エチレン酢酸ビニル共重合体)ではエバフレックス
(三井デュポン社製)、EEA(エチレンエチレンアク
リレート共重合体)ではNUC−6220(日本ユニカ
ー社製)、EMA(エチレンメチルアクリレート共重合
体)ではTC−120(エクソン社製)、EMMA(エ
チレンメチルメタクリレート共重合体)ではアクリフト
(住友化学社製)等が挙げられる。
は、図1(a)のモレキュラーシーブ8を分散させた樹
脂フィルム7を、基材フィルム10に押出しコーティン
グしたものである。基材フィルム10は、包装用フィル
ムであって、ガスバリア性フィルムのものが好ましく、
例えばアルミラミネートフィルム、アルミ蒸着フィル
ム、無機蒸着フィルム、Kコートフィルム(塩化ビニリ
デン−塩化ビニル共重合体ラックスを塗布したフィル
ム)、OPPフィルム(二軸延伸ポリプロピレンフィル
ム)、OPEフィルム(延伸ポリエチレンフィルム)等
が用いられている。樹脂フィルム7と基材フィルム10
との接合は、熱接合によって、接合することができる。
9はその接着部を示している。無論、これらのフィルム
同士の接合には、溶剤や接着剤を用いてもよいことは明
らかである。
製造方法の一例について、図2を参照して説明する。先
ず、図2を参照して、簡単に押出成形機について説明
し、乾燥剤混入フィルムの製造方法について説明する。
同図において、押出成形機11は、電動機や減速装置等
が設けられた駆動部12にスクリュー13が回転するよ
うに取り付けられている。スクリュー13は、シリンダ
ー14内に挿入され、シリンダー13の外周にヒータ1
5が設けられ、温度計16が装着されている。スクリュ
ー13の根本側に、モレキュラーシーブが混練された粒
状の樹脂材料(以下、粒状樹脂と称する)が投入される
ホッパー17が設けられ、シリンダー14の先端にTダ
イ18が装着されている。
スクリュー13の回転につれて、前方に搬送され、ヒー
タ15による加熱によって溶融した樹脂は、スクリュー
13により押し出されてTダイ18に送り込まれる。T
ダイ18のダイスリットから押し出された溶融樹脂は、
熱間延伸されて、フィルム状に引き出される。フィルム
状に引き出された溶融樹脂フィルムは、冷却ロール19
で、強制的に冷却されて固化し、引張ローラや平切ロー
ラ等に規制を受けて、乾燥剤混入フィルムとして巻取装
置20により巻き取られる。乾燥剤混入フィルムの膜厚
は、ダイスリットの幅に依存する。
を上記樹脂材料に練り込んで分散させたものを適当な長
さに切断した、通常チップ或いはペレットと称せられる
ものである。先に、説明したように、モレキュラーシー
ブ8は、4Åまたは5Åの細孔径を有する粉末状の無機
多孔性物質であり、かつ粒状樹脂には、樹脂とモレキュ
ラシーブと総重量に対して、モレキュラーシーブの含有
量が、1重量%以上であるか、または50重量%以下と
する。乾燥剤混入フィルムに所定の吸湿性能は、その重
量比によって、所望の吸水性能を付与することができ
る。
製造方法の一例について、図3を参照して説明する。同
図の押出成形機11では、先に説明したように、ホッパ
ー17から投入された粒状樹脂を溶融して、Tダイ18
に送り込み、Tダイ18から押し出された溶融樹脂は、
熱間延伸されて、熱溶融フィルムF1が引き出される。
一方、張り合わせるフィルムF2を捲き回した繰出装置
21からフィルムF2を送り出して、溶剤塗布皿22の
塗布液をそのフィルムF2の片面に塗布して、乾燥装置
23に送り込み、Tダイ18から押し出された熱溶融フ
ィルムF1と張り合わされて冷却ロール19で圧着して
冷却し、フィルムF2がコーティングされたフィルム
(乾燥剤混入フィルム)F3が巻取装置20に巻き取ら
れる。
方法の他の例を示すものであり、図3と同一部分、同一
機能を有する部分には、同一符号が付与されている。ホ
ッパー17から投入された粒状樹脂を溶融して、Tダイ
18に送り込まれ、Tダイ18から押し出された溶融樹
脂は、熱間延伸されて、熱溶融フィルムF1が引き出さ
れる。一方、張り合わせるフィルムF4を捲き回した繰
出装置21からフィルムF4を送り出して、Tダイ18
から押し出された熱溶融フィルムF1と張り合わせて冷
却ロール19と圧力ローラ24とで圧着して冷却し、フ
ィルムF4がコーティングされたフィルム(乾燥剤混入
フィルム)F5が巻取装置20に巻き取られる。
は、モレキュラーシーブが混入した粒状樹脂を溶融して
押出成形機で押出してシート状に引き出しており、粒状
樹脂の溶融状態での流れ特性が重要な要素となる。メル
トフローレート(以下、MFRと称する)は、JISK
7210に規定される条件のもとで、溶融した樹脂を押
し出し、一定時間(10分間)あたりに押出される熱可
塑性樹脂の量であり、具体的には試験温度190℃、試
験荷重21.18Nの条件のもとで測定された値であ
る。乾燥剤混入フィルムは、そのベース樹脂のMFRが
10以上であることが望ましい。なお、乾燥剤混入フィ
ルムの樹脂材料が樹脂を混合したものであれば、その一
つの樹脂のMFRが10以上であれば、押出成形機によ
る乾燥剤混入フィルムの成形が可能である。
シーブの含有量を推定すると、ベース樹脂のMFRが1
0では含有量が12重量%、20では含有量が25重量
%、30では含有量が35重量%が好ましい。従って、
乾燥剤混入シートの単位面積当たりの吸湿量を高めよう
とすれば、MFRが高い値のものがよく、例えばMFR
が30以上の樹脂が好ましい。
た混練樹脂のMFRは、成膜が可能か否かでは、種々の
押出における要件、押出温度、乾燥剤濃度(重量比)等
を適切に選択すれば、混練樹脂のMFRが5以上であれ
ば、成膜が可能とすることもできる。例えば、乾燥剤濃
度が低ければ、単位面積当たりの吸湿性能は、低くなる
が、このような乾燥剤混入シートの用途も存在する。
度)が高い場合、モレキュラーシーブを混入した混練樹
脂は、発泡し易いので、加工温度を低く抑えることが望
ましく、例えば240℃以下が望ましい。なお、押出成
形機の押出温度の制御は、シリンダーの外周に設けたヒ
ータと温度計とで、シリンダーの温度を計測しながらヒ
ータに通電して、所望の押出温度となるように制御して
いる。
入フィルムの粒状樹脂の組成、及びモレキュラーシーブ
と樹脂材料の重量比について説明し、その有効性につい
て説明する。先ず、押出成形機に投入される粒状樹脂の
試料を作製するために、第一工程では、低密度ポリエチ
レン(以下、LDPEと称する)(ペトロセン204
(東ソー社製))に、モレキュラーシーブ3Aを、それ
ぞれ100重量部を混練した。このLDPEのMFRの
値は7.5である。
4(東ソー社製))に、モレキュラーシーブ4Aを、そ
れぞれ100重量部を混練した。
42115C(三井・デュポンポリケミカル社製)に、
モレキュラーシーブ3Aを、それぞれ100重量部を混
練した。なお、EMAAのMFRの値は32であり、高
MFRと言える。
42115C(三井・デュポンポリケミカル社製)に、
モレキュラーシーブ4Aを、それぞれ100重量部を混
練した。
程で作製された混練樹脂、100重量部に、それぞれE
MAA(ニュクレルAD42115C(三井・デュポン
ポリケミカル社製)に100重量部を混練して、混練樹
脂を押出して切断して粒状樹脂(ペレット,チップ)と
した。
ーシーブが25重量%が混合された粒状樹脂である。こ
れらの粒状樹脂を用いて、図4に示した装置で、厚さ1
2Åのアルミニウム蒸着層を有する厚さ12μmのポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルムのアルミニ
ウム蒸着面上に押し出して、試料1〜4の作製を試み
た。
セン204(東ソー社製))が75重量部に、モレキュ
ラーシーブ3Aを25重量部を混練して、粒状樹脂(ペ
レット)を作製した。LDPEのMFRの値は7.5で
ある。
出成形機11で、押出温度を200℃、220℃、24
0℃、280℃の各温度で膜厚25μmのフィルム状に
成膜を試みた。その結果、下記表1に示すような結果を
得た。
は、280℃では発泡して成膜しなかったが、240℃
以下では、成膜された。それに対して、比較例では、押
出温度が240℃で溶融した粒状樹脂の押出しが不可能
であった。MFRが7.5の低密度ポリエチレンでは、
モレキュラーシーブ3Aを25重量%混入すると押出し
が不可能になることを示している。さらに、押出温度が
280℃では、発泡が見られた。このような観点から押
出温度の上限の境界温度は、240℃から280℃の範
囲にあると推定され、概ね280℃以下であって、最も
好ましい上限の境界温度は、概ね240℃付近の温度で
あると推定される。なお、乾燥剤混入フィルムの膜厚を
40μm程度とすると、表1とは異なった結果となる。
は、押出成形機による押出しが可能であるMFRである
ことが、必要不可欠であり、粉末のモレキュラーシーブ
を混合することによって、MFRは、低下するので、混
合される樹脂のベース樹脂が高MFRであることが重要
である。モレキュラーシーブの含有量は、ベース樹脂の
MFRに依存するが、概ね、樹脂とモレキュラシーブと
の混合物の1〜50重量%を混合することが可能であ
る。なお、加工性を考慮すると、モレキュラーシーブが
混合された状態で、前記含有量は、8〜40重量%が最
も好ましい。
ーシーブの添加量は、5〜40重量%であると考慮する
と、例えば、30以上の高MFRであるベース樹脂を使
用する場合、膜厚にも依存するが、概ね膜厚が25〜4
0μmとすると、必要な吸湿性能を維持し得る乾燥剤を
混合した混練樹脂(乾燥剤添加樹脂)のMFRの値は、
5以上であれば、押出しが可能であることが推定でき
る。また、混練樹脂のベース樹脂(一種又は混合した樹
脂)のMFRが10以上であれば、最も好ましい状態で
押出して引き出し、フィルム状とすることが可能であ
る。
に混練するモレキュラーシーブの量を多くし、試料1と
同様に600Åのアルミニウム蒸着層を有する厚さ12
μmのPETフィルムのアルミニウム蒸着面上に、厚さ
25μmの膜厚で押出した結果を表2に示す。モレキュ
ラーシーブの粒径は、10μm前後のものを用いた。モ
レキュラーシーブの含有量を40重量%としても成膜す
ることが可能であった。
ムによる吸湿性能の確認実験を行った。実験1では、室
温が20℃で、湿度が65%の環境(20℃65%R
H)で試験が行われた。試料は、ガスバリア性フィルム
に乾燥剤混入シートをコーティングした包装シートを作
製し、この袋内に市販されている固形スープの素を入れ
て密封して作製した。この試料の包装シートは、片面に
厚さ600Åのアルミニウム蒸着層を有する厚さ12μ
mのPETフィルムのアルミニウム蒸着面に、モレキュ
ラーシーブ混練樹脂による乾燥剤混入フィルムをドライ
ラミネートしたものが用いられた(PET/AL/乾燥
剤混入フィルム)。乾燥剤混入フィルムは、上記実施例
の試料6のものを使用した。
記包装シートを、110mm四方の寸法に切断し、その
周囲を5mm幅の位置を乾燥剤混入フィルム面を向かい
合わせて熱融着し、内法200cm2 の袋を製作し
た。この袋内には、固形スープSが封入されている。こ
の実験では、この試料を、上記環境下に放置して、所定
の経過日毎に、固形スープSの重量を測定し、その重量
の変化を調べた。
アルミニウム蒸着層を有する厚さ12μmのPETフィ
ルムのアルミニウム蒸着面に、PEをドライラミネート
した包装シート(PET/AL/PE)によりPE面が
内面側となるように袋を製作して、この包装シートによ
る袋内には、上記試料と同一の製品の固形スープを入れ
て密封した。この比較試料は、上記環境(20℃65%
RH)と同じ条件で所定の経過日毎に、固形スープの重
量を測定して、その重量の変化を調べた。この袋の形状
は、図6(a)と同一寸法のものである。
6(b)の(イ)から明らかなように、試料では、固形
スープSの重量が経時変化につれて、減少していること
が確認された。すなわち、袋の内側にコーティングされ
た乾燥剤混入フィルムが固形スープSに含まれる水分を
吸収したことが確認された。また、固形スープSの重量
変化は、60日を過ぎても減少し続けることが確認され
た。一方、比較試料では、図6(b)の(ロ)から明ら
かなように、固形スープSの重量が、経時変化に対して
変化しないことが確認された。すなわち、固形スープS
の重量が一定であったことから、PET/AL/PEの
ガスバリア性が保証され、かつ乾燥剤混入フィルムが固
形スープSから水分を吸収したことを確認した。
は、本実施例の乾燥剤混入フィルムの吸湿性能の最大値
についてである。この実験では、室温が40℃、湿度が
90%の環境下(40℃90%RH)で、乾燥剤混入フ
ィルムの吸湿性能の最大値について試験を行った。実験
2の試料は、先の実験1で用いた包装シート(PET/
AL/乾燥剤混入フィルム)と比較試験で用いた包装シ
ート(PET/AL/PE)を用いた。試料と比較試料
の包装シートは、100mm四方に切断して、上記環境
下(40℃90%RH)に暴露放置し、その重量の経時
変化を測定した。試料及び比較試料の自重の変化から吸
湿量を測定するものである。その結果、乾燥剤混入フィ
ルムの吸湿性能が略確認された。一方、比較試料では、
重量の経時変化は見られなかったので、吸湿能力がない
ことが確認された。この結果からモレキュラーシーブを
樹脂に混練したフィルムであっても吸湿性があることを
確認した。
脂フィルムに混入するモレキュラーシーブが水分を吸収
して白濁から透明に変化するので、他の着色剤などを用
いないフィルムであれば、このフィルムが白濁から透明
となった時点で、吸湿性能の限界点に達したことを示す
インジケータとして利用することができる。
のモレキュラーシーブをベース樹脂に混練して、このモ
レキュラーシーブ混練樹脂を押出成形機により押出し
て、フィルム状のシートとし、モレキュラーシーブが均
一に分散した乾燥剤混入フィルムを作製することができ
ることを確認した。この乾燥剤混入フィルムは、包装材
料として利用することができるとともに、それ自体が吸
湿性能を有する特性を有するフィルムであり、この乾燥
剤混入フィルムによる袋では、乾燥剤小袋を封入する必
要がない利点がある。
ムにガスバリア性フィルムをコーティングすることで、
強度的に包装材料として十分耐え得るものとすることが
できる利点がある。また、ガスバリア性フィルムをコー
ティングした乾燥剤混入フィルムは、意匠的に優れ、乾
燥商品を包む包装材料として利用することができ、従
来、菓子袋内に同封していた乾燥剤小袋を同封する必要
がなく、梱包作業の省力化が図られるとともに、誤って
乾燥剤を食品に混入したり、誤飲するおそれがなく、極
めて安全性の高い包装材料として乾燥剤混入フィルムを
提供することができる利点がある。
くとも一つの樹脂のMFRを高い値とすることや、押出
温度(加工温度)等の上記各要因を考慮することによ
り、ベース樹脂にモレキュラーシーブを混練したとして
も押出成形機で乾燥剤混入フィルムを製造することがで
きる製造方法を提供することができた。
を示す断面図である。
出成形機を示す説明図である。
出成形機の他の例を示す説明図である。
出成形機の他の例を示す説明図である。
す図である。
は実験結果を示す図である。
面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 粉末状の乾燥剤を樹脂に混練してなるこ
とを特徴とする乾燥剤混入フィルム。 - 【請求項2】 前記乾燥剤の含有量が、前記樹脂と前記
乾燥剤との混合物の1重量%以上であるか、又は50重
量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の乾燥
剤混入フィルム。 - 【請求項3】 前記乾燥剤がモレキュラーシーブであ
り、前記モレキュラーシーブの細孔径が3Å又は4Åで
あることを特徴とする請求項1又は2に記載の乾燥剤混
入フィルム。 - 【請求項4】 前記乾燥剤混入フィルムにガスバリア性
フィルムを積層したことを特徴とする請求項1,2又は
3に記載の乾燥剤混入フィルム。 - 【請求項5】 粉末状の乾燥剤を混入した粒状樹脂を押
出成形機に投入し、押出温度を240℃以下として、前
記粒状樹脂を溶融樹脂として押し出すことを特徴とする
乾燥剤混入フィルムの製造方法。 - 【請求項6】 前記乾燥剤の含有量が、前記粒状樹脂の
1重量%以上であるか、又は50重量%以下であること
を特徴とする請求項5に記載の乾燥剤混入フィルムの製
造方法。 - 【請求項7】 前記乾燥剤がモレキュラーシーブであ
り、前記モレキュラーシーブの細孔径が3Å又は4Åで
あることを特徴とする請求項5又は6に記載の乾燥剤混
入フィルムの製造方法。 - 【請求項8】 前記粒状樹脂に含まれる樹脂の少なくと
も1種にMFRが10以上の樹脂が用いられていること
を特徴とする請求項5,6又は7に記載の乾燥剤混入フ
ィルムの製造方法。
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