JP2002205889A - エレベーター用巻上機 - Google Patents

エレベーター用巻上機

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JP2002205889A
JP2002205889A JP2001001345A JP2001001345A JP2002205889A JP 2002205889 A JP2002205889 A JP 2002205889A JP 2001001345 A JP2001001345 A JP 2001001345A JP 2001001345 A JP2001001345 A JP 2001001345A JP 2002205889 A JP2002205889 A JP 2002205889A
Authority
JP
Japan
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motor
elevator
rotor
electric motor
hoist
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001001345A
Other languages
English (en)
Inventor
Juntaro Taniguchi
淳太郎 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外形が増すことなく、また騒音の発生を伴う
ことなく電動機の冷却作用を達成することができるエレ
ベーター用巻上機を得る。 【解決手段】 電動機の出力軸2に駆動綱車3を設け、
また、電動機の要部をなす回転子4を出力軸2に設け
る。そして、回転子4におけるボス10とリム状部11
の間に複数の送風翼9をアーム状に形成する。これによ
って、エレベーターの昇降運転時の電動機の回転による
送風翼9の回転によって送風作用が発生して電動機を冷
却する。したがって、電動機から突出した電動送風機が
不要になり、巻上機を小形化でき設置所要スペースが減
少して据付けを容易化する。また、電動機冷却の送風騒
音が減少しエレベーターの設置環境の静穏性を保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、かごを吊持した
主索を駆動する駆動綱車が電動機の出力軸に設けられた
エレベーター用巻上機に関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6は、従来のエレベーター用
巻上機を一部縦断して示す正面図、図6は図5の要部を
横断して示す側面図である。図において、1は電動機の
フレーム、2はフレーム1に枢持された電動機の出力
軸、3は出力軸2の端部に固定されてフレーム1外に配
置された駆動綱車、4は出力軸2に固定された電動機の
回転子である。
【0003】5は電動機のステータで、ステータコア6
及びステータコイル7からなり、フレーム1の内面に設
けられて回転子4の外周に対向して配置されている。8
は電動送風機で、フレーム1の外周面に設けられてフレ
ーム1内を換気して電動機を冷却する。
【0004】従来のエレベーター用巻上機は上記のよう
に構成され、電動機が付勢されると駆動綱車3が回転す
る。そして、図示が省略してあるが駆動綱車3に巻掛ら
れた主索が駆動され、主索に連結されたかご等を昇降運
転するようになっている。また、電動機の付勢時等の要
時に電動送風機8も付勢されて電動機を冷却するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーター用巻上機では、フレーム1の外周面から電動
送風機8が突出して設けられるので、巻上機の外形が大
きくなって巻上機の設置所要スペースが増す。このた
め、巻上機の据付けが制約されたり、巻上機が据付け困
難になったりするという問題点があった。また、電動送
風機8の作動時に不快な送風騒音が発生して、エレベー
ターの設置環境における静穏性が損なわれるという問題
点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、外形が増すことなく、また騒音
の発生を伴うことなく電動機の冷却作用を達成すること
ができるエレベーター用巻上機を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター用巻上機においては、出力軸に駆動綱車が設けられ
た電動機と、この電動機の要部を構成した回転子と、こ
の回転子のボスとリム状部の間に設けられてアーム状に
形成された複数の送風翼とが設けられる。
【0008】また、この発明に係るエレベーター用巻上
機においては、ボスとリムの間に設けられたアーム部と
は別体に形成された送風翼が設けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1及び図2は、
この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は一部縦
断して示す正面図、図2は図1の要部を横断して示す側
面図である。図において、1は電動機のフレーム、2は
フレーム1に枢持された電動機の出力軸、3は出力軸2
の端部に固定されてフレーム1外に配置された駆動綱
車、4は出力軸2に固定された電動機の回転子である。
【0010】9は送風翼で、回転子4のボス10とリム
状部11の間に設けられてアーム状に形成され、複数枚
が出力軸2の軸線を中心として放射状に配置されると共
に、出力軸2の軸線の長手に沿う面が軸線の長手に対し
て捩じれて配置されて送風機の要部を構成する。5は電
動機のステータで、ステータコア6及びステータコイル
7からなり、フレーム1の内面に設けられて回転子4の
外周に対向して配置されている。
【0011】上記のように構成されたエレベーター用巻
上機において、電動機が付勢されると駆動綱車3が回転
する。そして、図示が省略してあるが駆動綱車3に巻掛
られた主索が駆動され、主索に連結されたかご等が昇降
運転される。そして、電動機の回転によって送風翼9が
回転することによる送風作用によって、電動機が冷却さ
れる。
【0012】したがって、フレーム1の外周面から突設
された前述の電動送風機8が不要になるので巻上機を小
形化することができる。このため、巻上機の設置所要ス
ペースが減少して、巻上機の据付けが制約されたり、巻
上機が据付け困難になったりする不具合を解消すること
ができる。また、前述の電動送風機8の作動時における
不快な送風騒音の発生を伴うことなく電動機の冷却作用
を得ることができる。これにより、エレベーターの設置
環境の静穏性を保つことができる。
【0013】実施の形態2.図3及び図4は、この発明
の他の実施の形態の一例を示す図で、図3は一部縦断し
て示す正面図、図4は図3の要部を横断して示す側面図
である。図において、前述の図1及び図2と同符号は相
当部分を示し、12は回転子4におけるボス10とリム
状部11の間に設けられたアーム部、13はアーム部1
2を貫通して設けられた送風孔である。
【0014】14はアーム部12とは別体をなす送風翼
で、回転子4のボス10から突設されて複数枚が出力軸
2の軸線を中心として放射状に配置されると共に、出力
軸2の軸線の長手に沿う面が軸線の長手に対して捩じれ
て配置されて送風機の要部を構成する。
【0015】上記のように構成されたエレベーター用巻
上機においても、電動機が付勢されると駆動綱車3が回
転する。そして、図示が省略してあるが駆動綱車3に巻
掛られた主索が駆動され、主索に連結されたかご等が昇
降運転される。そして、電動機の回転によって送風翼1
4が回転することによる送風作用によって、電動機が冷
却される。したがって、詳細な説明を省略するが図3及
び図4の実施の形態においても図1及び図2の実施の形
態と同様な作用が得られる。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、出力軸
に駆動綱車が設けられた電動機と、この電動機の要部を
構成した回転子と、この回転子におけるボスとリム状部
の間に設けられて、アーム状に形成された複数の送風翼
とを設けたものである。
【0017】これによって、電動機の付勢による駆動綱
車の回転によってかご等が連結された主索が駆動されて
エレベーターが昇降運転される。そして、電動機の回転
によって送風翼が回転することによる送風作用によって
電動機が冷却される。したがって、電動機から突設され
た電動送風機が不要になって、巻上機を小形化すること
ができる。このため、巻上機の設置所要スペースが減少
して、巻上機の据付けが制約されたり、巻上機が据付け
困難になったりする不具合を解消する効果がある。ま
た、電動送風機の作動時における不快な送風騒音の発生
を伴うことなく電動機の冷却作用を得ることができ、エ
レベーターの設置環境の静穏性を保つ効果がある。
【0018】また、この発明は以上説明したように、ボ
スとリムの間に設けられたアーム部とは別体に形成され
た送風翼を設けたものである。
【0019】これによって、電動機の付勢による駆動綱
車の回転によってかご等が連結された主索が駆動されて
エレベーターが昇降運転される。そして、電動機の回転
によって回転子のボスとリムの設けられたアーム状部と
は別体に形成された送風翼が回転することによる送風作
用によって電動機が冷却される。したがって、電動機か
ら突設された電動送風機が不要になって、巻上機を小形
化することができる。このため、巻上機の設置所要スペ
ースが減少して、巻上機の据付けが制約されたり、巻上
機が据付け困難になったりする不具合を解消する効果が
ある。また、電動送風機の作動時における不快な送風騒
音の発生を伴うことなく電動機の冷却作用を得ることが
でき、エレベーターの設置環境の静穏性を保つ効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図であり、一
部縦断して示す正面図。
【図2】 図1の要部を横断して示す側面図。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す図であり、一
部縦断して示す正面図。
【図4】 図3の要部を横断して示す側面図。
【図5】 従来のエレベーター用巻上機を一部縦断して
示す正面図。
【図6】 図5の要部を横断して示す側面図。
【符号の説明】
2 出力軸、 3 駆動綱車、 4 回転子、
9 送風翼、 10ボス、 11 リム状部、
14 送風翼。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸に駆動綱車が設けられた電動機
    と、この電動機の要部を構成した回転子と、この回転子
    のボスとリム状部の間にアーム状に形成された複数の送
    風翼とを備えたエレベーター用巻上機。
  2. 【請求項2】 送風翼を、ボスとリムの間に設けられた
    アーム部とは別体に形成したことを特徴とする請求項1
    記載のエレベーター用巻上機。
JP2001001345A 2001-01-09 2001-01-09 エレベーター用巻上機 Pending JP2002205889A (ja)

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JP2001001345A JP2002205889A (ja) 2001-01-09 2001-01-09 エレベーター用巻上機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008026263A1 (fr) * 2006-08-30 2008-03-06 Mitsubishi Electric Corporation Dispositif élévateur
JP2014150691A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Mitsubishi Electric Corp 回転子及びエレベータの巻上機
CN106300797A (zh) * 2015-05-18 2017-01-04 博西华电器(江苏)有限公司 抽油烟机及其风机组件
CN109292596A (zh) * 2018-10-23 2019-02-01 威特电梯部件(苏州)有限公司 一种电梯曳引机

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