JP6841711B2 - 外転型回転電機及びこれを用いたエレベータ用巻上機 - Google Patents

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Description

本発明は、外転型回転電機及びこれを用いたエレベータ用巻上機に関する。
近年、エレベータ用巻上機は、小型化のニーズにより、シーブや筐体等の機構をブレーキや回転電機と一体とする構造が主流になっている。このため、回転電機においても、高トルク密度化による小型化が求められている。
外転型回転電機は、固定子の外周側に回転子が配置されるため、内転型回転電機と比較して、回転子−固定子間の間隙(ギャップ)の半径を大きくすることが可能であり、また回転子の1極分の周長が長くなる分大きい磁石を配置できるため、高トルク密度化が可能な回転電機として、近年注目されている。
一方、外転型回転電機は、主な発熱源であるコイルが内径側に配置されるため、コイルの配置スペースが小さくなり、放熱面積が小さくなる分、機内温度が上昇し易い傾向がある。従って、外転型回転電機を小型化・軽量化するためには、冷却性能の向上が求められている。
特許文献1には、固定子鉄心が取り付けられた固定子保持部材の内周側に、固定子で発生する熱を伝導して放熱させる放熱フィンを複数個設けた、アウタロータ型の巻上機が開示されている。また、特許文献1には、鋼車のリブに通風孔を形成し、固定子保持部材と回転軸との間に形成した通風路に、送風ファンにより風の流れを起こして放熱フィンを冷却するようにした巻上機の例も開示されている。
特開2005−104620号公報
特許文献1に記載の巻上機では、固定子保持部材や鋼車により窪み状に形成された空間に放熱フィンが設けられているため、放熱フィンの周辺の空気が循環し難く、放熱フィン周辺の温度が高くなり易い。このため、冷却フィンに期待される冷却性能を十分に得られない可能性がある。また、通風孔を設けた場合、巻上機全体の強度が低下したり、回転子や固定子の設置空間に粉塵や埃等の異物が侵入して、巻上機の稼働状態に悪影響が及んだりする可能性がある。
そこで、本発明の目的は、冷却性能に優れ、軽量化や省スペース化が可能な外転型回転電機及びこれを用いたエレベータ用巻上機を提供することにある。
本発明に係る外転型回転電機の好ましい実施形態としては、回転軸に回転子フレームを介して接続され、回転子コアと前記回転子コアの内径側に配置された永久磁石とを有して回転可能に設けられた回転子と、前記回転子の内径側に前記永久磁石と所定の空隙を介して対向配置された固定子コアと、前記固定子コアに形成された複数個のスロット内に配置されたコイルとを有する固定子と、前記固定子を保持し、一端側が外部に向けて開口し他端側が閉塞された空間を、前記固定子の内径側に形成する固定子フレームと、前記固定子フレームの前記空間において、前記固定子を外周で保持する前記固定子フレームの内周に設置された冷却フィンと、前記固定子フレームの前記空間をその径方向に仕切り、気体を連通させる連通部を有する仕切り部材と、前記空間の開口端側の端部において前記仕切り部材と接続し、前記空間内の気体を排出するダクトと、前記空間に向けて送風するファンと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るエレベータ用巻上機の好ましい実施形態としては、巻き上げ用ロープが巻き掛けられるシーブと、前記シーブを回転駆動する回転電機と、を有するエレベータ用巻上機であって、前記回転電機として、上記した実施形態に係る外転型回転電機を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
本発明によれば、冷却性能に優れ、軽量化や省スペース化が可能な外転型回転電機及びこれを用いたエレベータ用巻上機を実現することができる。
実施例1に係る外転型回転電機の軸方向断面図である。 外転型回転電機100の内部構造を示す斜視図である。 図1に示す外転型回転電機100を、ダクト側から見た図である。 実施例1に係る外転型回転電機の軸方向断面図である。 実施例2に係る外転型回転電機の軸方向断面図である。 図5に示す外転型回転電機100を、ダクト側から見た図である。 実施例3に係るエレベータ用巻上機の軸方向断面図である。
図1に、実施例1に係る外転型回転電機の断面図を示す。外転型回転電機100は、回転中心に設けられ、補助軸受け12により支持された回転軸24と、回転軸24の外側に同心状に、回転可能に設けられた回転子4とを有している。
回転子4は、回転子フレーム9を介して回転軸24と接続されており、回転子コア2と、回転子コア2の内径側に配置された永久磁石3とを有している。回転子4の内径側には、固定子8が設けられている。固定子8は、永久磁石3と所定の空隙を介して対向配置された固定子コア6と、固定子コア6に形成された複数個のスロット内に配置されたコイル7とを有している。
コイル7は、集中巻により固定子コア6に取り付けられることが望ましい。コイル7を集中巻により取り付けることで、コイル7の軸方向短部の長さが短くなるため、外転型回転電機100全体としての軸方向長さが短くなり、小型化が可能となる。
固定子8は、固定子フレーム11に保持されており、固定子フレーム11により、軸受け10を介して回転軸24と接続されている。回転軸24の、補助軸受け12による支持端の反対側の端部には、軸受け10や回転電機の回転速度を計測するエンコーダ17が設けられている。
固定子フレーム11は、回転子4と固定子8とを覆うように設けられている。図1に示す外転型回転電機100は、固定子フレーム11、回転子フレーム9、回転軸24等により形成される密閉空間内に、回転子4と固定子8とが収容された、全閉型に構成されている。全閉型構造とすることにより、回転子4と固定子8の配置空間に、外部の空気が取り込まれないため、ごみや埃、鉄粉等の異物がこれらの空間に侵入するのを防止することができ、メンテナンス性が向上するため好ましい。なお、固定子フレーム11や回転子フレーム9等の隙間からのわずかな空気の出入りは、影響が少ないため問題ない。
外転型回転電機100の稼働時には、固定子コア6のスロット内に配置されたコイル7に電流が流れると、固定子8、回転子4に生成された磁場により、回転子4(回転子コア2、永久磁石3)に回転力が付与される。回転子4(回転子コア2、永久磁石3)の回転に伴い、回転子フレーム9及び回転軸24が回転する。
固定子フレーム11は、一端側(以下、開放端31側という)が外部に向けて開口し、他端側(以下、閉塞端32側という)が閉塞された空間30を、固定子8の内径側に形成している。空間30の閉塞端32側の位置は、軸受け10により規定される。図1に示す例では、軸受け10は、固定子8の軸方向中心よりも、空間30の開口端31側から離れた位置に配置されており、固定子フレーム11の内径側には、所定の広さの空間30が確保されている。
固定子フレーム11により形成された空間30には、固定子フレーム11の外周と接触させて、冷却フィン13が設置されており、冷却フィン13よりも内径側には、空間30を、その径方向に仕切る仕切り部材14が設けられている。冷却フィン13は、固定子フレーム11に対して着脱自在に設けられている。
冷却フィン13としては、所定の冷却性能が満たすものであればよく、フィンの形状や枚数は、特に限定は無い。例えば、フィン同士の間隔を不等間隔としてもよく、ピンフィンなどを用いても良い。
図2は、外転型回転電機100の内部構造を示す斜視図である。図2は、内部構造を示すため、外転型回転電機100を径方向に分割して示している。仕切り部材14は、図2に示すように、円筒形状を有しており、後述するダクト16に対して着脱自在に設置されている。仕切り部材14は、空間30の閉塞端32側の端部に、仕切り部材14により仕切られた空間の間で気体を連通させる孔部である、連通部141を有している。
仕切り部材14には、空間30の開口端31側の端部にダクト16が接続されている。図1に示す例では、ダクト16は、仕切り部材14により仕切られた空間のうち内径側の空間と連通するように、仕切り部材14に接続されている。このため、空間30は、ダクト16の外径側において、外部に開口している。ダクト16の排出口161は、外転型回転電機100の設置面に対して鉛直上方に向けて開口するように設けられている。
空間30の開口端31側には、空間30に向けて送風するファン15が設けられている。図1に示す例では、ファン15として、径方向外側に風を送り出すラジアルファンを設けた構成を示している。図1に示す例では、ファン15が、ダクト16に対して着脱自在に設けられている。
ラジアルファンは、風を軸方向に送り出すアキシャルファンと比較して、圧力損失に強いため、狭い空間でも風量を確保することが出来るため好ましい。ファン15としては、ラジアルファンのうち、特にターボファンが望ましい。なお、ファン15としては、ラジアルファンに限定されず、アキシャルファンを設けてもよい。
図1〜3を用いてファン15を稼働したときの、空間30内の冷却風の流通を説明する。図3に、図1に示す外転型回転電機100を、矢印25a方向から見た正面図を示す。外転型回転電機100は、図1に示すように、仕切り部材14により、冷却風の入気側空間25となる外径側の空間と、冷却風の排気側空間26となる内径側の空間とに区分けされている。
ラジアルファンであるファン15が稼働すると、ファン15の径方向外側に送り出された冷却風が、入気側空間25の開口部251(以下、入気口251という)から、図1中矢印25aで示すように、入気側空間25内に取り込まれる。冷却風の入気側空間25内に取り込まれた冷却風は、図3に示すように、冷却フィン13との間の隙間を通り、図1中矢印25aで示すように、閉塞端32側まで移動した後、連通部141を通過して、排気側空間26に移動する。排気側空間26に移動した冷却風は、空間30の開口端31側に移動し、図1中矢印26aで示すように、排気側空間26の開口部261(以下、排気口261という)からダクト16に流入し、再び入気口251に戻ることがないように、入気口251から離れた位置まで誘導され、排出口161から排出される。
このときの空気の動きを、図2の斜視図に模式的に示す。図2に示すように、入気口251から流入した冷却風は、連通部141を通過して、内径側の空間に流入し、ダクト16により、外転型回転電機100の設置面に対して鉛直上方に向けて排出される。
実施例1に係る外転型回転電機100によれば、上記したように、冷却フィン13の周辺の空気を、空間30内において循環させることができるため、冷却フィン13周辺の温度上昇を抑制することができる。このため、冷却フィン13により、放熱面積が増大する効果を得ることができ、固定子8から発生する熱を効率的に、外転型回転電機100の外部に放出することができる。
また、ファン15により生じさせた冷却風が、入気側空間25や排気側空間26から冷却フィン13に当たって連続的に冷却されるため、冷却フィン13の熱伝達率が増加し、冷却性能が向上する。
また、ファン15からの冷却風により、回転軸24に設置された軸受け10やエンコーダ17の温度も低減することができるため、温度上昇に伴う、軸受け10の破損やエンコーダ17の故障を防止することができる。
図1に示す外転型回転電機100は、仕切り部材14により仕切られた空間のうち内径側の空間と連通するように、ダクト16を接続し、仕切り部材14により仕切られた空間のうち外径側の空間を、外部に開放しているため、外径側の空間が、冷却風の入気側空間25となり、内径側の空間が、冷却風の排気側空間26となっている。このため、冷却風が、その上流側において冷却フィン13に当たるように、空間30内を循環させることができるため、優れた冷却効率を得ることができる。
なお、ダクト16の接続形態は、図1〜3に示す形態には限られず、仕切り部材14により仕切られた空間のうち外径側の空間と連通するように、ダクト16を仕切り部材14と接続し、ダクト16の内径側の空間を、外部に開口するようにしてもよい。
また、実施例1に係る外転型回転電機100は、ダクト16の排出口161を、外転型回転電機100の設置面に対して鉛直上方に向けて設置しているため、空間30を通過して温度上昇した風を、効率的に外部に排出することができる。なお、ダクト16は、空間30内の気体を外部に排出できるものであればよく、排出口161が鉛直下方に向けて開口されていてもよく、排出口161が水平方向に向けて開口されていてもよい。
なお、ダクト16は、仕切り部材14と別体で作製したものを、仕切り部材14の端部に対して着脱自在に設置するようにしてもよく、仕切り部材14と別体で作製したものを、溶接等により接続して設置してもよい。また、ダクト16は、仕切り部材14の端部と連続させて一体に形成してもよい。
上記した外転型回転電機100では、冷却フィン13を、固定子フレーム11に対して着脱自在に設置し、仕切り部材14及びファン15を、ダクト16に対して着脱自在に設けた例を示したが、冷却フィン13を、固定子フレーム11や他の部材と一体に設けてもよく、仕切り部材14及びファン15を、ダクト16や他の部材と一体に設けてもよい。
但し、冷却フィン13、仕切り部材14、ファン15を、外転型回転電機100の各部材に対して着脱自在に設けることで、外転型回転電機100の本体を裾付けした後に、冷却フィン13や仕切り部材14やファン15を、それぞれ取り付けられるため、外転型回転電機100の製作が容易となり、コスト低減が可能となる。また、外転型回転電機100の設置前においては、本体が省スペース化されるため、運搬が容易となる。なお、冷却フィン13、仕切り部材14及びファン15の全てを、外転型回転電機100の各部材に対して着脱自在としてもよく、これらのうちのいずれかを、外転型回転電機100の各部材に対して着脱自在としてもよい。
なお、図1に示す例では、回転軸24を、補助軸受け12により支持する構成を示したが、補助軸受け12は、必ずしも設けなくてもよい。また、補助軸受け12を、軸受け10よりも、固定子8の軸方向中心側の位置に配置しても良い。
ファン15の駆動方法としては、別電源により駆動する他励方式でもよく、回転軸24にファン15を直結させる自励方式でもよい。ただし、自励方式の場合、回転軸24の回転速度が遅いと、ファン15により十分な風量を得られず、十分な冷却性能を得られない可能性がある。また、例えばエンコーダ17が回転軸24に取り付けられている場合、空間的な制約により、ファン15を回転軸24に取り付けられない可能性がある。従って、上記の可能性がある場合には、ファン15を他励方式とすることが望ましい。
なお、図1に示す例では、ファン15としてラジアルファンを用いているため、ファン15を、空間30の排気口261近傍に設置した構成を示したが、ファン15の設置位置は、必ずしも排気口261近傍には限定されない。例えば、ファン15としてアキシャルファンを用いた場合には、ファン15を入気口251近傍に設置してもよい。
また、図1に示す例では、仕切り部材14における、空間30の閉塞端32側の端部に穿孔した孔部により、連通部141を形成した構成を示したが、連通部141の形態は、これには限定されない。例えば、仕切り部材14の端部に切り欠き部を形成し、切り欠き部以外の仕切り部材14の端部を、閉塞端32側において固定子フレーム11に接触させて、仕切り部材を空間30に設置し、切り欠き部を連通部141としてもよい。
また、図2に示す例では、連通部141を構成する孔部を、空間30の閉塞端32側の仕切り部材14端部に設けた構成を示したが、連通部141の設置位置は、これには限定されない。例えば、仕切り部材14における、軸方向の中心位置と、閉塞端32との間の位置に、孔部を形成してもよい。
また、図4にように、軸受け10やエンコーダ17のサイズが大きく、軸方向において、軸受け10やエンコーダ17が占める長さが、固定子フレーム11の長さを超えた場合、ファン15を、軸受け10やエンコーダ17と軸方向に重なるように設置しても良い。これにより、外転型回転電機100の軸方向長さが必要以上に増加することを防ぐことが出来る。
次に、図5及び図6を用いて実施例2に係る外転型回転電機の構成を説明する。実施例2に係る外転型回転電機200は、ダクト16の排出口161近傍の位置に、固定子フレーム11の外周に接触させて、冷却フィン18を設けている。なお、実施例2に係る外転型回転電機200は、上記した点以外は実施例1に係る外転型回転電機100と同様の構成であるため、共通する部分の説明は省略する。
実施例2に係る外転型回転電機200は、冷却フィン13と併せて冷却フィン18により、放熱面積が増大する効果を得ることができる。このため、固定子8から発生する熱を、より効率的に回転電機200の外部に放出することができる。
冷却フィン18は、ダクト16の排出口161から排出された冷却風により冷却される。ファン15として例えばラジアルファンを用いた場合、ファン15により高速の冷却風が発生するため、排出口161から排出される冷却風も、高い風速を保っている。このため、仮に排出口161から排出される冷却風が、回転電機200の損失により温度上昇していても、冷却フィン18の冷却効果を得ることができる。
なお、一般に、回転電機は上部側が高温となり易いため、ダクト16の排出口161及び冷却フィン18は、外転型回転電機200の上部に設置することが良い。
次に、図7を用いて、実施例1に係る外転型回転電機を適用した実施例3に係るエレベータ用巻上機の構成を説明する。図7に示すように、エレベータ用巻上機300は、エレベータ巻上機用ロープ21を巻きつけるシーブ22と、回転を機械的に止めるブレーキ23とが、外転型回転電機100に取り付けられている。シーブ22は、外転型回転電機100により回転駆動されて回転し、エレベータ巻上機用ロープ21を巻上げる。ブレーキ23は、外転型回転電機100により駆動されて、シーブ22の回転を機械的に止める。
なお、実施例3に係るエレベータ用巻上機300は、外転型回転電機として、実施例1に係る外転型回転電機100に代えて、実施例2に係る外転型回転電機200を適用してもよい。
以上説明した実施例に係るエレベータ用巻上機300によれば、上記したように、冷却性能の向上により、小型化が可能な外転型回転電機を用いているため、エレベータ用巻上機の軽量化が可能となり、設置にかかるコストを低減することができる。
100、200…外転型回転電機、300…エレベータ用巻上機、2…回転子コア、3…永久磁石、4…回転子、6…固定子コア、7…コイル、8…固定子、9…回転子フレーム、10…軸受け、11…固定子フレーム、12…補助軸受け、13…冷却フィン、14…仕切り部材、141…連通部、15…ファン、16…ダクト、161…排出口、17…エンコーダ、18…冷却フィン、21…エレベータ巻上機用ロープ、22…シーブ、23…ブレーキ、24…回転軸、25…冷却風の入気側空間、251…入気口、26…冷却風の排気側空間、261…排気口、30…空間、31…開放端、32…閉塞端

Claims (12)

  1. 回転軸に回転子フレームを介して接続され、回転子コアと前記回転子コアの内径側に配置された永久磁石とを有して回転可能に設けられた回転子と、
    前記回転子の内径側に前記永久磁石と所定の空隙を介して対向配置された固定子コアと、前記固定子コアに形成された複数個のスロット内に配置されたコイルとを有する固定子と、
    前記固定子を保持し、一端側が外部に向けて開口し他端側が閉塞された空間を、前記固定子の内径側に形成する固定子フレームと、
    前記固定子フレームの前記空間において、前記固定子を外周で保持する前記固定子フレームの内周に設置された冷却フィンと、
    前記固定子フレームの前記空間をその径方向に仕切り、気体を連通させる連通部を有する仕切り部材と、
    前記空間の開口端側の端部において前記仕切り部材と接続し、前記空間内の気体を排出するダクトと、
    前記空間に向けて送風するファンと、を有することを特徴とする外転型回転電機。
  2. 前記連通部は、前記空間の閉塞端側の前記仕切り部材端部に設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の外転型回転電機。
  3. 前記連通部は、前記仕切り部材に穿孔された孔部であることを特徴とする請求項1に記載の外転型回転電機。
  4. 前記ダクトは、前記仕切り部材により仕切られた空間のうち内径側の空間と連通するように前記仕切り部材と接続し、
    前記空間は、前記ダクトの外径側において外部に開口していることを特徴とする請求項1に記載の外転型回転電機。
  5. 前記ダクトは、前記外転型回転電機の設置面に対して鉛直上方に向けて開口する排出口を有することを特徴とする請求項1に記載の外転型回転電機。
  6. 前記ダクトの排出口の近傍に、前記固定子を外周で保持する前記固定子フレームの内周に接触させて冷却フィンを設けたことを特徴とする請求項5に記載の外転型回転電機。
  7. 前記回転子及び前記固定子は、少なくとも前記固定子フレームにより構成される密閉空間内に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の外転型回転電機。
  8. 前記ファンは、径方向外側に風を送り出すラジアルファンであることを特徴とする請求項1に記載の外転型回転電機。
  9. 前記ファンは、前記ダクトに対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の外転型回転電機。
  10. 前記仕切り部材は、前記ダクトに対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の外転型回転電機。
  11. 前記冷却フィンは、前記固定子フレームに対して着脱自在に設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の外転型回転電機。
  12. 巻き上げ用ロープが巻き掛けられるシーブと、
    前記シーブを回転駆動する回転電機と、を有するエレベータ用巻上機であって、
    前記回転電機として、前記請求項1〜11のいずれか一項に記載の外転型回転電機を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
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