JP2002205178A - レーザマーキング方法 - Google Patents

レーザマーキング方法

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JP2002205178A
JP2002205178A JP2000401484A JP2000401484A JP2002205178A JP 2002205178 A JP2002205178 A JP 2002205178A JP 2000401484 A JP2000401484 A JP 2000401484A JP 2000401484 A JP2000401484 A JP 2000401484A JP 2002205178 A JP2002205178 A JP 2002205178A
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laser beam
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energy density
pattern
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Naoki Mitsuyanagi
直毅 三柳
Shigeyuki Sakurai
茂行 桜井
Yoshiya Nagano
義也 長野
Teru Morita
輝 森田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザビームによるCSP等へのマーキング
でチップ自体およびIC回路へのダメージをなくし、マ
ーキングパターンの視認性を向上する。 【解決手段】 レーザビーム116をシリコンチップ1
18の表面に照射し表面にマーキングを行う方法であ
る。この方法では、表面を溶融・再凝固させる低いエネ
ルギ密度による第1レーザビーム照射と、表面に溝を形
成する高いエネルギ密度による第2レーザビーム照射を
用い、第1レーザビーム照射と第2レーザビーム照射の
いずれか一方で表面にパターン11を描き、他方で表面
に背景であるエリア12を描く。低いエネルギ密度はパ
ルスエネルギ密度で3〜11mJ/mm2の範囲に含ま
れ、高いエネルギ密度は、パルスエネルギ密度で11m
J/mm2より大きい範囲に含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザマーキング方
法に関し、特に、シリコン等で作られた基板の表面にマ
ーキング加工を行うのに適したマーキング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ICパッケージの小型・軽量化に
伴ってこれまでのようにシリコンチップを樹脂材料でモ
ールドせずに、露出させたCSP(Chip Size Packag
e)と呼ばれるICパッケージが開発されている。これ
らのICパッケージにおいてもメーカや製品番号等のマ
ーキングがなされ、従来の樹脂でモールドされたICパ
ッケージと同じように印刷やスタンプを用いた方法でマ
ーキングが行われていた。かかるマーキングでは、従来
と同様な或る決まったパターンのマーキングに加えて、
最近ではさらに製品のロット番号、製造時期のマーキン
グ項目などが要求され、マーキングパターンの変更が望
まれる。このような場合には、その都度、印字パターン
を換えたスタンプを用意し、交換しなければならず、マ
ーキング作業を面倒なものとしていた。
【0003】一方、レーザを用いたマーキングは、マー
キングパターンを容易に変更できる利点を持ち、樹脂材
料でモールドされたICパッケージにも利用されてきて
いる。この意味で、レーザマーキングは、上記のスタン
プマーキングの問題を解消することができる。レーザマ
ーキングはウェハ段階のシリコン表面へのマーキングに
も実績があり、CSPタイプのシリコン表面へのマーキ
ングにも適用が試みられている。
【0004】従来のレーザによるマーキングの装置と方
法の一例を図5〜図7を参照して説明する。レーザマー
キング装置は、レーザヘッド111とレーザコントロー
ラ112から成るレーザ発振器113と、X軸ガルバノ
ミラー114と、Y軸ガルバノミラー115を備える。
レーザ発振器113のレーザヘッド111から出力され
たレーザビーム116は、X軸ガルバノミラー114と
Y軸ガルバノミラー115で導かれ、集光レンズ117
によって集光されて加工対象物であるシリコンチップ1
18の表面に照射される。X軸ガルバノミラー114は
X軸ガルバノスキャナ119に基づき走査動作を行い、
Y軸ガルバノミラー115はY軸ガルバノスキャナ12
0に基づき走査動作を行う。メインコントローラ121
は、任意のパターンの軌跡を描くようにX軸ガルバノス
キャナ119とY軸ガルバノスキャナ120に指令を与
え、かつレーザビーム照射のタイミングをレーザコント
ローラ112に指令する。
【0005】上記レーザマーキング装置によれば、レー
ザヘッド111から出力されたレーザビーム116は、
X軸ガルバノミラー114でX方向に変えられ、Y軸ガ
ルバノミラー115でY方向に変えられ、集光レンズ1
17で集光される。集光されたレーザビーム116はシ
リコンチップ118の上に照射される。シリコンチップ
118上のレーザビームはX方向およびY方向に移動さ
せられる。シリコンチップ118上にマーキングを行う
場合には、メインコントローラ121において事前に作
成された印字軌跡あるいは印字パターンが登録して用意
され、これらのデータ等に基づいてX軸ガルバノミラー
114とY軸ガルバノミラー115に動作させる指令を
発し、かつレーザビーム照射のタイミングをレーザコン
トローラ112に指令する。こうしてシリコンチップ1
18の表面の所定の箇所にレーザマーキングが行われ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】レーザマーキングが施
されようとするシリコンチップ118の表面は、いろい
ろなプロセスを経た後に表面が酸化し、さらに機械的に
研磨を行って酸化された層を除去しているため、深さ
0.1μm程度の条痕が残っている。このような表面を
有するシリコンチップ118の当該表面にレーザビーム
を照射することにより、照射痕を連ねた部分が文字ある
いはパターンとして人間の目に認識されるには、大きく
分けて以下の通り2つタイプがある。
【0007】第1のタイプは、図6と図7の(A)に示
されるごとく、研磨による微小な凹凸が存在する表面1
31に浅い滑らかな面132を形成するマーキング方法
である。図7の(A)は、図6の(A)における箇所A
1において線a1で切った部分の断面図である。この場
合には、表面131の微小な凹凸が灰色に見えるのに対
して、滑らかな面132の部分は或る角度から見ると黒
色、他の角度から見ると灰色に見える。換言すれば、或
る角度からのみマーキングパターンが見え、他の角度か
らはマーキングパターンを認識することができないとい
う事態が起きる。さらに黒色に見える場合においても、
表面131の微小な凹凸による灰色部分が背景部分とし
て存在するために、マーキングと背景の濃淡の差が小さ
くなり、視認性は良好なものとはいえない。
【0008】第2のタイプは、図6と図7の(B)に示
されるごとく、研磨による微小な凹凸が形成される表面
141に深い溝142を形成するマーキング方法であ
る。図7の(B)は、図6の(B)における箇所B1に
おいて線b1で切った部分の断面図である。この場合に
は、深い溝142の部分が人間の目には白く見える。灰
色の中に白いマーキングパターンが形成されるため、前
述の滑らかな面132による黒色よりも視認性は良好で
ある。しかし、深い溝ほど白く見えるために、十分な視
認性を得ようとすれば、より深い溝を形成することが必
要となる。一般的にレーザビーム116のパワーを高く
すると、加工深さは大きくなるので、視認性向上のため
には高いパワーのレーザビームをシリコンチップ118
の表面に照射することになる。しかしながら、シリコン
チップ118に直接にマーキングを施すために、あまり
深い溝を形成すると、マーキング表面の裏面に形成され
たIC回路構造部にダメージを与えるおそれがある。さ
らにパワーを高めたことから、熱的に脆弱なシリコンチ
ップ118はレーザビーム116による熱衝撃で破損さ
れるおそれも高い。このように、視認性を上げようとし
てパワーを高くすると、シリコンチップそのものあるい
はIC回路の部分にダメージを与えることになる。
【0009】本発明の目的は、上記の問題を解決するこ
とにあり、レーザビームによるCSP等へのマーキング
でチップ自体およびIC回路へのダメージをなくし、か
つマーキングパターンの視認性を向上することを企図し
たレーザマーキング方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るレーザマー
キング方法は、上記の目的を達成するために、次のよう
に構成される。
【0011】第1のレーザマーキング方法(請求項1に
対応)は、レーザビームを被加工物の表面に照射し表面
にマーキングを行う方法であり、さらに、表面を溶融・
再凝固させる低いエネルギ密度による第1レーザビーム
照射と、表面に溝を形成する高いエネルギ密度による第
2レーザビーム照射を用い、第1レーザビーム照射と第
2レーザビーム照射のいずれか一方で表面にマークを描
き、他方で表面に背景部を描くようにされた方法であ
る。
【0012】第2のレーザマーキング方法(請求項2に
対応)は、上記の方法において、好ましくは、被加工物
はシリコン材であり、第1レーザビーム照射に関する低
いエネルギ密度は、パルスエネルギ密度で3〜11mJ
/mm2の範囲に含まれ、第2レーザビーム照射に関す
る高いエネルギ密度は、パルスエネルギ密度で11mJ
/mm2より大きい範囲に含まれることを特徴とする。
【0013】第3のレーザマーキング方法(請求項3に
対応)は、上記の方法において、好ましくは、第1レー
ザビーム照射と第2レーザビーム照射のいずれか一方で
被加工物の表面で定められた領域を全面的に加工する第
1の加工工程と、その後に他方のレーザビーム照射でマ
ークを加工する第2の加工工程を含むことを特徴とす
る。
【0014】第4のレーザマーキング方法(請求項4に
対応)は、上記の方法において、好ましくは、エネルギ
を減衰させる部分と透過させる部分を有するマスク部材
を使用して被加工物の表面に対して第1レーザビーム照
射と第2レーザビーム照射を同時に行うことを特徴とす
る。
【0015】第5のレーザマーキング方法(請求項5に
対応)は、上記の方法において、好ましくは、上記のマ
スク部材は液晶で作られたマスク部材であることを特徴
とする。
【0016】
【作用】上記の本発明に係るレーザマーキング方法で
は、高低の2種類のエネルギ密度のレーザビームを用い
てマーキングを行うようにした。低エネルギ密度は表面
を溶融・再凝固させるエネルギ密度であり、黒色に見え
るような条件を満たすエネルギ密度である。高エネルギ
密度は表面に望ましい深さの溝を形成するエネルギ密度
であり、白色に見えるような条件を満たすエネルギ密度
である。これにより例えばマーキングパターンは高エネ
ルギ密度で行い、当該マーキングパターンを含む領域を
他方の低エネルギ密度でマーキングする。このレーザマ
ーキング方法によれば、例えば、黒地のエリアに白色の
所定パターンを描くことができ、高いエネルギを抑制し
つつ視認性を向上させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を添付図面に基づいて説明する。
【0018】図1〜図3を参照して本発明に係るレーザ
マーキング方法の実施形態を説明する。図1はレーザマ
ーキングされるパターンの例を示し、図2はエネルギ密
度とマーキング品質の関係を示し、図3はレーザマーキ
ング方法が実施される装置の要部構成を概略的に示す。
【0019】マーキングのパターン11は文字パターン
であり、ICの型式、ロット番号、製造時期、ロゴなど
の情報が含まれる。この例では説明の便宜上アルファベ
ット文字「AB」が示される。一方は、パターン11に
対して背景部となるエリア12は、四角形、円、楕円な
どの単純な図形パターンである。この実施形態によるレ
ーザマーキング方法では、図3に示したレーザマーキン
グ装置を用いて、代表的には、パターン11は高いエネ
ルギ密度のレーザビームで描き、エリア12は低いエネ
ルギ密度のレーザビームで描くようにしている。この場
合、好ましくは、最初に、低いエネルギ密度のレーザビ
ームでエリア12を描き、次に、高いエネルギ密度でパ
ターン11を描く。なおパターン11とエリア12に対
してエネルギ密度の高低を逆にすることもできる。
【0020】図2を参照して、高いエネルギ密度と低い
エネルギ密度を利用した上記レーザマーキング方法の実
施に使用されるレーザビームを出力するレーザについて
説明する。レーザとしては、一般的にレーザマーキング
によく使用されるQスイッチタイプのYAGレーザ(波
長532nm)が用いられる。図1に示されたマーキン
グパターンは、YAGレーザを用いてシリコン表面の上
にマーキングされる。図2の特性図において、横軸は周
波数f[kHz]、縦軸はパルスエネルギ密度[mJ/
mm2]を意味している。シリコンの表面に対してYA
Gレーザによりパルス的に作られるレーザビームを用い
てレーザマーキングを行うとき、人間の目にとってマー
キングが白く見えるかまたは黒く見えるかは、図2に示
すごとく、シリコン表面に形成される加工の程度(また
は凹部の深さ)に応じ、すなわち、レーザビームのパル
スエネルギ密度に依存することが見出された。図2にお
いて、パルスエネルギ密度が、値の低い領域21に属す
るときにはシリコン表面はレーザビームによって加熱さ
れるだけであり、シリコン表面の凹凸に変化がなく、照
射痕は残らない。次にパルスエネルギ密度を、中間の値
の領域22に属するように増大させると、シリコン表面
は溶融・再凝固し、レーザビーム照射部は滑らかな表面
となり、人間の目には黒く見える。さらにパルスエネル
ギ密度を、高い値の領域23に属するように上昇させる
と、シリコン表面においてレーザビーム照射部が蒸発に
より除去され、溝が形成され、人間の目には白く見え
る。さらにレーザビームのパルスエネルギ密度を高くす
ると、溝の深さは増大し、白さは向上する。特に加工対
象物がシリコンの場合には、領域21と領域22の間の
グラフ31で示される境界はほぼ3mJ/mm2程度で
あり、領域22と領域23の間のグラフ32で示される
境界はほぼ11mJ/mm2である。換言すると、グラ
フ32はシリコン表面で白いレーザマーキングを行うこ
とのできる下限値を示しており、グラフ31はシリコン
表面で黒いマーキングを行うことのできる下限値を示し
ている。従って、レーザマーキングが施される加工対象
物がシリコンである場合には2つの境界の間におけるパ
ルスレーザのエネルギ密度比を求めると、約4となる。
【0021】加工対象物が他の材質の場合には、当該材
質に応じて前述の領域21,22,23の各々の境界に
相当するエネルギ密度が決められる。しかしながら、各
領域で生じる表面の加工状態は基本的に前述した加工状
態と実質的に同じである。また図2に示した特性図にお
いて横軸は周波数としたが、これに限定されない。横軸
として、レーザ平均パワーやピークパワー、パルス幅な
どの条件を設定することもできる。
【0022】次に、シリコン表面に対して照射されるパ
ルスレーザビームに関しての図2に示したパルスエネル
ギ密度の特性を、図1に示したパターンのマーキングパ
ターンに適用すると、次のようになる。
【0023】シリコンチップの表面に、パターン11と
エリア12を、YAGレーザから出力されるレーザビー
ムをパルス的に照射することによりマーキングする場
合、第1の例としては、領域22の条件を満たすレーザ
ビームでエリア12を形成し、領域23の条件を満たす
レーザビームでパターン11を形成する。このような条
件を満たすレーザビーム照射によれば、単純な図形のパ
ターンで黒く見えるエリア12の中に白く見える文字の
パターン11が描かれる。エリア12とパターン11の
コントラストは、エリア12について特別な加工を行わ
ないシリコン表面とパターン11のみを領域23の条件
を満たすレーザビームで加工した場合に生じるコントラ
ストと比較すると、非常に高くなり、視認性が向上す
る。
【0024】さらに上記の場合において、前述の反対
に、エリア12の加工に対して領域23の条件を満たす
レーザビームを適用し、パターン11の加工に対して領
域22の条件を満たすレーザビームを適用するようにす
ることもできる。この場合には、背景部として白く見え
るエリア12の中に黒いパターン11を描くことがで
き、高いコントラストで視認性の高いレーザマーキング
を行うことができる。
【0025】また前述の例では、境界部を形成するグラ
フ32の両側の領域22と領域23を利用して高低のパ
ルスエネルギ密度を有する2種類のレーザパルスを利用
してレーザマーキングを行うようにしたが、境界部とし
てはこのグラフ32に限定されない。グラフ32による
境界部よりも高いパルスエネルギ密度の値を境界として
その両側の領域を用いて同様にレーザマーキングを行う
ように構成することもできる。この場合には、エリア1
2の深さとパターン11の深さの関係で、パターン11
の溝としての深さが相対的に小さくなるものの、背景と
なるエリア12との対比でコントラストが高くなるの
で、視認性を向上することができる。
【0026】前述の実施形態では、高低のエネルギ密度
の異なるレーザビームはパルス的に照射される例を説明
したが、これに限定されず、任意の時間連続的に照射さ
れるものであっても、同様に適用することができる。
【0027】次に上記のごとき高低のエネルギ密度を利
用したレーザマーキング方法を実施するための装置の例
を図3を参照して説明する。
【0028】図3に示されたレーザマーキング装置は、
図5で説明された従来のマーキング装置と基本的に同じ
構成を有している。従って同一の構成要素には同一の符
号を付している。構成の上で異なる点は、メインコント
ローラ121において、そのメモリ41に、前述のごと
き所定の高低のエネルギ密度を有する2種のレーザビー
ムを所定のタイミングで発生させるプログラム42およ
びデータ43が格納(登録)されていることである。こ
のプログラム42およびデータ43には、パターン11
のマーキングに関して、X軸とY軸のガルバノスキャナ
119,120の動作とレーザ発振器113のレーザビ
ーム出射タイミングの処理プロセスに対応するものが含
まれている。さらに同様にプログラム42およびデータ
43には、エリア12のマーキングに関して、X軸とY
軸のガルバノスキャナ119,120の動作とレーザ発
振器113のレーザビーム出射タイミングの処理プロセ
スに対応するものが含まれている。本実施形態によるレ
ーザマーキング装置では、メインコントローラ121の
メモリ41に格納された上記のプログラム42およびデ
ータ43に基づいてシリコンチップ118の表面にエリ
ア12とパターン11のマーキングを行う。
【0029】すなわち、シリコンチップ118の表面
に、パターン11とエリア12を描くときには、プログ
ラム42が実行されかつデータ43が用いられ、高低の
エネルギ密度の異なるパルス状レーザビームがレーザ発
振器113から出力され、かつガルバノスキャナ11
9,120の制御が行われる。
【0030】レーザマーキング装置は、レーザヘッド1
11とレーザコントローラ112から成るレーザ発振器
113、X軸ガルバノミラー114およびX軸ガルバノ
スキャナ119、Y軸ガルバノミラー115およびY軸
ガルバノスキャナ120、集光レンズ117を備える。
当該レーザマーキング装置によれば、レーザヘッド11
1から出力されたレーザビーム116は、X軸ガルバノ
ミラー114とY軸ガルバノミラー115でX方向とY
方向に変えられ、集光レンズ117で集光される。レー
ザビーム116はシリコンチップ118の上に照射さ
れ、X方向およびY方向に移動させられる。シリコンチ
ップ118上のマーキングでは、メインコントローラ1
21のメモリ41で事前に用意されたプログラム42と
データ43で、X軸ガルバノミラー114とY軸ガルバ
ノミラー115に動作させる指令を生成し、レーザビー
ム照射のタイミングとエネルギ密度をレーザコントロー
ラ112に指令する。こうしてシリコンチップ118の
表面にエリア12とパターン11のレーザマーキングが
行われる。
【0031】上記の場合において、エネルギ密度の調整
は、レーザ発振器113の出力(ピークパワーまたはパ
ルス幅)で行ってもよいし、集光レンズ117を上下に
移動させて照射スポットを変化させて行ってもよい。ま
たマーキングの手順としては、第1に、パターン11と
エリア12を順番にマーキングする方法、第2に、エリ
ア12の中にパターン11が包括されることから、エリ
ア12を走査して描いているときにパターン11の部分
でエネルギ密度を変えて1回の走査で両方をマーキング
する方法がある。通常、実用性を考慮すると、第1のマ
ーキング方法が好ましい。
【0032】次に本発明に係るレーザマーキング方法を
実施する他の構成のレーザマーキング装置を図4を参照
して説明する。図4に示した構成について、図3で説明
した要素と同一の要素には同一の符号を付している。
【0033】図4に示したレーザマーキング装置におい
て、113はレーザ発振器、121はメインコントロー
ラ、51はビーム整形器、52は液晶パネル、53は偏
光ビームスプリッタ、54はビームアブソーバ、55は
結像レンズである。
【0034】上記構成を有するレーザマーキング装置の
動作を説明する。当該レーザマーキング装置によって、
高低2種のエネルギ密度によりコントラストの高い前述
のレーザマーキングが実施される。レーザ発振器113
のレーザヘッド111から出力されるレーザビーム11
6は直線偏光の特性を持っている。レーザビーム116
はビーム整形51に入射される。ビーム整形器51は、
レーザヘッド111から出力されたレーザビーム116
を、次段に存する液晶パネル52より大きなビーム径に
拡大する。拡大されたレーザビームは液晶パネル52の
全面に照射され、液晶パネル52の矩形の開口部52a
を透過する。液晶は偏光方向を回転させる機能があり、
この回転角は液晶の各素子に印加する電圧の値によって
変化させることができる。この例では、パターンに従っ
て、液晶パネル52の各素子に電圧が印加されており、
液晶パネル52に照射されたレーザビームは所定部分が
所定角度だけ偏光方向を回転させられ、液晶パネル52
を透過する。部分的に偏光方向が回転させられたレーザ
ビームが、偏光ビームスプリッタ53に入射される。
【0035】偏光ビームスプリッタ53は、或る方向の
偏光方向を有するレーザビームは反射させ、当該或る方
向から90度回転した偏光方向を有するレーザビームは
透過させる特性を有している。図4に示した構成では、
a方向の偏光方向のレーザビームが透過し、b方向の偏
光方向のレーザビームが反射する。さらにa方向とb方
向からずれた偏光方向のレーザビームは、そのずれた角
度に応じて反射と透過に分離される。偏光ビームスプリ
ッタ53を透過したレーザビームは安全性を確保するた
めにビームアブソーバ54に吸収される。偏光ビームス
プリッタ53で反射されたレーザビームは結像レンズ5
5を通過して加工対象物であるシリコンチップ118の
表面に照射される。このとき、結像レンズ55は、液晶
パネル52の位置に存する像を縮小してシリコンチップ
118上に結像する。このときシリコンチップ118の
表面に結像されるマーキングに関する情報は、液晶パネ
ル52において、アレイ状に配置された素子の位置に基
づくパターンの情報と、素子単位でのエネルギ密度の変
化に関する情報とがある。すなわち、液晶パネル52の
各素子に印加する電圧によって、液晶パネル52を通過
するレーザビームの偏光方向の回転角が変わり、この回
転角に依存して偏光ビームスプリッタ53での反射率が
変わる。この両者の特性によって、例えば、a方向の偏
光方向を有するレーザビームの或る部分が液晶パネル5
2の素子によって偏光方向を90度回転したとすると、
偏光ビームスプリッタ53によってほぼ100%反射さ
れて、シリコンチップ118の上に到達する。液晶パネ
ル52の偏光方向の回転が0である場合には、偏光ビー
ムスプリッタ53をほぼ100%透過してシリコンチッ
プ118上にほとんど到達しない。その中間の回転角度
の場合は、回転角に相当するだけの反射率分のパワー
(エネルギ)がシリコンチップ118に到達する。
【0036】以上の液晶パネル52のアレイ状の素子に
よる位置情報と、各素子と偏光ビームの組み合わせによ
るレーザのパワーの伝達率の情報が、シリコンチップ1
18の表面においてレーザマーキングとして転写される
ことになる。ここで図1に示したパターン11とエリア
12に関するレーザマーキングを行う場合には、次のよ
うに設定する。液晶パネル52のアレイ状素子に関して
パターン11に相当する部分とエリア12に相当する部
分を作る。次に液晶パネル52でパターン11に相当す
る部分の伝達率をほぼ100%に設定し、エリア12に
相当する部分の伝達率をその1/4程度にする。さらに
100%の伝達率に設定されるパターン11に相当する
部分のエネルギ密度を、白色に見えるように(前述の領
域23に相当)レーザ発振器113の出力を設定すれ
ば、背景部となるエリア12に相当する部分のエネルギ
密度は黒色に見えるように(前述の領域22に相当)に
定められる。こうしてパタン11とエリア12の対比が
明確になり、コントラストが高くなる。
【0037】以上のごとく図4に示された構成によれ
ば、液晶パネル52と偏光ビームスプリッタ53を利用
することにより、例えば図1に示されたパターン11と
エリア12からなるマーキングを、液晶パターンと伝達
率によるエネルギ密度とを調整することにより、1回の
照射工程でコントラストの高いレーザマーキングを行う
ことができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、次のような効果を奏する。
【0039】シリコンチップ等の加工対象物の表面にレ
ーザマーキングを行うに当たり、マーキング領域を背景
部になるエリアと当該エリアに含まれるパターンとに分
け、エリアとパターンの各々に高低2種類のエネルギ密
度による異なる条件でのレーザビーム照射を行うように
したため、マーキングの視認性を高めることができる。
特に、シリコンチップの表面において深さの浅い黒色の
背景マーキングに白色の文字マーキングを行うようにし
たため、溝深さは小さいものの黒色マーキングとの対比
でコントラストが高くなり、シリコンを深く加工するこ
となく、視認性を向上することができる。
【0040】液晶パネルを使用する構成では、液晶のア
レイ状素子にエリアとパターンの部分を形成すると共
に、各部分に対応して伝達率を設定することにより1回
の工程でエリアとパターンをシリコンチップ等の表面に
レーザマーキングすることができ、視認性の高いレーザ
マーキングを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザマーキング方法が適用され
るマークの例を示す図である。
【図2】パルスエネルギ密度に依存する3つの領域を説
明するための特性図である。
【図3】本発明に係るレーザマーキング方法が実施され
る装置の構成図である。
【図4】本発明に係るレーザマーキング方法が実施され
る装置の他の構成を示す構成図である。
【図5】従来のレーザマーキング装置の例を示す構成図
である。
【図6】従来の2つのパターン例を示す図である。
【図7】図6における要部(A1,B1)の断面図であ
る。
【符号の説明】
11 パターン 12 エリア 21,22,23 領域 41 メモリ 42 プログラム 43 データ 51 ビーム整形器 52 液晶パネル 53 偏光ビームスプリッタ 54 ビームスプリッタ 55 結合レンズ 111 レーザヘッド 112 レーザコントローラ 113 レーザ発振器 114 X軸ガルバノミラー 115 Y軸ガルバノミラー 118 シリコンチップ 119 X軸ガルバノスキャナ 120 Y軸ガルバノスキャナ 121 メインコントローラ
フロントページの続き (72)発明者 長野 義也 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機フ ァインテック株式会社内 (72)発明者 森田 輝 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機フ ァインテック株式会社内 Fターム(参考) 2C362 AA10 AA12 AA54 BA67 CB67 4E068 AB01 CA02 CD05 CD10 DA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを被加工物の表面に照射
    し、前記表面にマーキングを行うレーザマーキング方法
    において、 前記表面を溶融・再凝固させる低いエネルギ密度による
    第1レーザビーム照射と、前記表面に溝を形成する高い
    エネルギ密度による第2レーザビーム照射を用い、前記
    の第1レーザビーム照射と第2レーザビーム照射のいず
    れか一方で前記表面にマークを描き、他方で前記表面に
    背景部を描くことを特徴とするレーザマーキング方法。
  2. 【請求項2】 前記被加工物はシリコン材であり、前記
    第1レーザビーム照射に関する低いエネルギ密度は、パ
    ルスエネルギ密度で3〜11mJ/mm2の範囲に含ま
    れ、前記第2レーザビーム照射に関する高いエネルギ密
    度は、パルスエネルギ密度で11mJ/mm2より大き
    い範囲に含まれることを特徴とする請求項1記載のレー
    ザマーキング方法。
  3. 【請求項3】 前記の第1レーザビーム照射と第2レー
    ザビーム照射のいずれか一方で前記被加工物の前記表面
    で定められた領域を全面的に加工する第1の加工工程
    と、その後に他方のレーザビーム照射で前記マークを加
    工する第2の加工工程を含むことを特徴とする請求項1
    または2記載のレーザマーキング方法。
  4. 【請求項4】 エネルギを減衰させる部分と透過させる
    部分を含むマスク部材を使用して前記被加工物の表面に
    対して前記第1レーザビーム照射と前記第2レーザビー
    ム照射を同時に行うことを特徴とする請求項1または2
    記載のレーザマーキング方法。
  5. 【請求項5】 前記マスク部材は液晶を用いて作られた
    マスク部材であることを特徴とする請求項4記載のレー
    ザマーキング方法。
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