JP3231708B2 - 透明材料のマーキング方法 - Google Patents

透明材料のマーキング方法

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    • C03C23/00Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
    • C03C23/0005Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments by irradiation
    • C03C23/0025Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments by irradiation by a laser beam
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B23K2103/50Inorganic material, e.g. metals, not provided for in B23K2103/02 – B23K2103/26

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明材料のマーキ
ング方法に関し、特にレーザ光を用いた透明材料のマー
キング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光によるアブレーション(爆触)
現象を利用して、例えば透明ガラス基板等のマーキング
対象物の表面に窪みを形成することによりマーキングを
行う方法が知られている。この方法によると、マーキン
グ対象物の表面に微小な割れが生じ、その破片が生産ラ
インに混入するおそれがある。さらに、アブレーション
現象を利用してマーキングを行うと、形成されたマーク
の近傍に「デブリ」と称される付着物が付着する。この
デブリを除去するために、ガラス基板表面を洗浄する必
要がある。
【0003】特公平7−69524号公報に、透明なプ
ラスチックの内部にレーザ光を集光させ、焼け焦げを生
じさせて、プラスチック材料の内部に模様を現出させる
方法が開示されている。この方法は、マーキング対象物
がレーザ照射により焼け焦げを生じる材料、例えばプラ
スチック等で形成されている場合に制限される。
【0004】特開平3−124486号公報に、ガラス
の内部にレーザ光を集光させて、その表面に損傷を与え
ることなくマーキングを行う方法が開示されている。こ
の方法では、内部の破壊しきい値が表面の破壊しきい値
の5〜20倍のガラス材料の内部に、表面においてはそ
の破壊しきい値を超えることなく、内部においてその破
壊しきい値を超えるようにレーザ光を照射する。その実
施例においてはマーキング対象物としてプラスチックが
使用されており、集光点近傍に、直径20〜40μm、
深さ100〜250μm程度の範囲にわたって、溶融及
び変質等が生じるとされている。
【0005】しかし、内部と表面との破壊しきい値が同
程度のガラス材料の内部においてのみしきい値を超える
ようにレーザ光を集光させることは困難である。表面に
おいて破壊しきい値を超えると、表面にクラックが発生
してしまう。
【0006】特開平4−71792号公報に、透明基板
の内部に焦点を結ぶようにレーザ光を照射し、透明基板
の内部を選択的に不透明にするマーキング方法が開示さ
れている。この方法では、絶縁破壊により透明材料を不
透明化する。その実施例では、数百μmの幅にわたって
厚さ約2.3mmの石英基板の内部が不透明になり、こ
れを表面から見ると白い符号として識別することができ
る。レーザ光の焦点の深さを精密に制御することは困難
であるため、薄い透明材料へのマーキングには適さな
い。
【0007】また、特表平6−500275号公報に
は、比較的厚肉の材料をマーキングの対象とした三次元
マーキングの可能性が示唆されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の透明材料内部へ
のマーキング方法では、十分厚い透明材料にマーキング
することはできるが、薄い透明基板等へのマーキングに
は適さない。
【0009】本発明の目的は、薄い透明基板へのマーキ
ングに適したマーキング方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、厚さが2mm以下の板状のマーキング対象物を準備
する工程と、前記マーキング対象物を形成する材料を透
過する波長域のレーザ光を、fθレンズを用いて該マー
キング対象物の内部に集光させることにより、該マーキ
ング対象物の内部にマーキングを行う工程とを有し、前
記マーキングを行う工程において、前記マーキング対象
物を形成する材料の屈折率を考慮して、レーザ光の集光
点が前記マーキング対象物の内部に位置するように、前
記マーキング対象物の表面から前記レーザ光の集光点ま
での深さを制御するマーキング方法が提供される。
【0011】fθレンズを用いているため、レーザ光の
光軸を振った場合にも、マーキング対象物の表面から集
光点までの深さをほぼ一定に維持することができる。こ
のため、マーキング対象物のある範囲内のほぼ一定の深
さの位置にマーキングすることが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を説明する前に、
本願発明者の行った評価実験について説明する。焦点距
離100mmの凸レンズを使用してNd:YLFレーザ
の4倍高調波(波長262nm)をガラス基板内部に集
光させた。4倍高調波のレーザ光のビーム径は3mm、
1ショットあたりのエネルギは0.4mJである。この
とき、ガラス基板の内部に幅約100μmの面内方向の
クラックが生じるとともに、そのクラックを起点として
ガラス基板の厚さ方向にも長さ約500μmのクラック
が生じていることが判明した。
【0013】厚さ1〜2mmのガラス基板にマーキング
を行うと、基板内部のみならず、表面にもクラックが発
生してしまうことが判明した。基板表面にクラックが発
生すると、基板の機械的強度が低下するとともに、基板
からパーティクルが飛散する。
【0014】基板表面にもクラックが発生する原因とし
て、以下のことが考えられる。第1に、ガラス基板の表
面にもともと存在している凹凸や微細な傷が要因とな
り、クラックが発生してしまう。第2に、基板表面に付
着しているゴミがレーザ光を吸収するため、基板表面に
おいて予想以上のエネルギのレーザ光が吸収される。基
板表面にクラックを生じさせることなく基板内部にマー
キングを行うためには、レーザ光の集光点の深さ方向の
位置制御をより厳密に行う必要があると考えられる。
【0015】本発明の実施例によると、レーザ光の集光
点の位置制御の精度を高めることができる。以下、本発
明の実施例について説明する。
【0016】図1は、本発明の実施例で用いるマーキン
グ装置の斜視図を示す。マーキング装置10は、レーザ
光源11、ビーム整形器12、ガルバノミラー13、f
θレンズ14を含んで構成される。レーザ光源11から
出射したレーザ光がビーム整形器12で整形され、ガル
バノミラー13で反射し、fθレンズ14で収束されて
収束光線束3となる。収束光線束3が、透明ガラス基板
1を照射する。
【0017】レーザ光源11は、例えばNd:YLFレ
ーザの4倍高調波(波長262nm)を出力する。出力
されるレーザ光のパルス幅は約10msである。fθレ
ンズ14として、例えば焦点距離50mmのものを使用
する。透明ガラス基板1として、例えば厚さ10mmの
合成石英基板を使用する。
【0018】図2は、レーザ光の伝搬の様子を示すため
の透明ガラス基板1の断面図である。透明ガラス基板1
の屈折率をnとする。透明ガラス基板1の屈折率を1と
仮定したとき、fθレンズ14で収束された収束レーザ
光3の集光点Pの基板表面2からの深さをH1とする。
実際のガラス基板の屈折率nは1よりも大きいため、基
板1の表面におけるレーザ光の屈折により、実際の集光
点Qの深さH2は、H1×nになる。特に、薄い基板に
マーキングを施す場合には、屈折による集光点の深さの
変動が無視できない量になる。従って、ガラス基板1の
屈折率を考慮して、集光点がガラス基板1の内部に位置
するようにレーザ光3とガラス基板1との相対位置関係
を制御することが好ましい。
【0019】レーザ光3を集光点Qに集光させ、集光点
Qの位置に光学的損傷(Optical Damage)あるいは光学
的絶縁破壊(Optical Breakdown )を起こさせる。本願
発明者の実験によると、集光点Qの位置に基板面内方向
のクラック5が発生するとともに、クラック5から基板
表面に向かって延びるクラック6が観測された。クラッ
ク5及び6が発生するのは、レーザ光3を集光すること
により、レーザ光の非線型的な吸収が生ずるためと考え
られる。このように、クラック5と6とにより、マーク
7が形成される。図1に示すガルバノミラー13を揺動
させて1ショットごとにレーザ光の集光点を移動させる
ことにより、基板1の面内方向に分布する複数のマーク
7を形成することができる。なお、ガルバノミラー13
を揺動させる代わりに、基板1を面内方向に移動させて
もよい。
【0020】クラック6が基板表面2まで到達するとガ
ラス基板1が割れ易くなるため、クラック6が基板表面
2まで到達しないように、集光点Qの深さ、及びレーザ
光3のエネルギを制御する必要がある。また、クラック
6の長さは、fθレンズ14の焦点距離によっても影響
を受ける。
【0021】マーク7の視認性を高めるためには、マー
ク7を大きくすることが好ましい。しかし、マーク7を
大きくすると、クラック6が基板表面2まで到達し易く
なる。レーザ光のエネルギを下げてマーク7を小さく
し、基板面内におけるマーク7の分布密度を高くするこ
とにより、クラック6を基板表面2に到達させることな
く、かつ視認性を高めることができる。
【0022】また、クラック6は、集光点Qからレーザ
光の入射する基板表面2に向かって延びるため、集光点
Qの深さH2を、基板1の厚さの1/2よりも深くする
ことが好ましい。
【0023】次に、レーザ光の収束光学系としてfθレ
ンズを用いた効果について説明する。
【0024】図3(A)は、通常の凸レンズを用いた場
合のレーザ光の収束の様子を示し、図3(B)は、fθ
レンズを用いた場合のレーザ光の収束の様子を示す。
【0025】図3(A)に示すように、通常の凸レンズ
を用いた場合には、レーザ光の光軸がレンズの光軸に対
して傾くと、凸レンズの収差の影響により集光点17が
浅い位置に移動する。このため、広い範囲にマークを形
成することが困難である。
【0026】図3(B)に示すように、fθレンズを用
いると、レーザ光の光軸が基板面に対して傾いた場合に
も、その集光点Qまでの深さをほぼ一定に保つことがで
きる。このため、基板表面を損傷させることなく、薄い
ガラス基板の比較的広い範囲にマークを形成することが
できる。また、集光点Qの面内方向の移動距離が、fθ
レンズ入射前のレーザ光の光軸の傾きの変化に比例する
ため、歪の少ない模様を描くことが可能になる。
【0027】上記実施例では、ガラス基板の表面ではな
く、その内部にマークを形成するため、ガラス基板の破
片及びパーティクルの発生を防止することができる。こ
のため、清浄な状態でマーキングを行うことができ、生
産ラインへのパーティクル等の混入を防止することがで
きる。
【0028】上記実施例では、Nd:YLFレーザの4
倍高調波を用いた場合を説明したが、加工対象物との関
係で適当なレーザ装置を用いることができる。例えば、
石英ガラスに対しては、赤外線領域、可視光領域あるい
は紫外線領域のレーザ光を用いることができる。紫外線
を透過させない一般的な板ガラスに対しては、赤外線領
域あるいは可視光領域のレーザ光を用いることができ
る。
【0029】レーザ光源としては、操作し易いNd:Y
AGレーザ、Nd:YLFレーザ等のレーザダイオード
励起固体レーザを用いるのが便利である。例えば、波長
1.064μmのNd:YAGレーザを用いる場合、波
長変換器で2倍高調波に変換すれば可視光領域のレーザ
光を得ることができる。3倍高調波あるいは4倍高調波
に変換すれば、紫外線領域のレーザ光を得ることができ
る。なお、使用するレーザ光の波長を短くすれば解像度
が高くなるため、より小さなマークを形成することが可
能になる。
【0030】さらに、レーザ光源として、パルス発振の
ものを用いることにより、制御性よくマーキングを行う
ことができる。上記実施例では、パルス幅10msのレ
ーザ光を使用したが、パルス幅15nsのものを使用し
てもガラス基板に同様のマーキングを行うことができ
た。パルス幅を短くすることにより、レーザ照射による
熱的効果による影響を少なくし、マークの深さ方向の位
置を均一に近づけることができる。パルス幅が1ns以
下のレーザ光源を用いることが好ましい。
【0031】上記実施例では、ガラス基板にマーキング
を行う場合を説明した。次に、ポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)基板にマーキングを行う他の実施例につ
いて説明する。使用したマーキング装置の基本構成は、
図1に示すものと同様である。ただし、fθレンズ14
として、焦点距離28mmのものを用い、レーザ光とし
てNd:YLFレーザの2倍高調波を用いた。レーザ光
の1ショットあたりのエネルギは、0.5mJである。
厚さ2mmのPMMA基板にマーキングを行ったとこ
ろ、基板表面に損傷を与えることなく、基板内部にのみ
マークを形成することができた。
【0032】PMMAに顔料を混入させて着色したり、
紫外線吸収剤を混入させることができる。着色されたあ
るいは紫外線吸収剤を混入させたPMMAにマーキング
を行う場合には、そのPMMAに対して透過率の大きな
波長域のレーザ光を用いることが好ましい。透過率の大
きな波長域のレーザ光を用いることにより、表面近傍で
のレーザ光の吸収を少なくし、基板の内部までレーザ光
を到達させることができる。基板内部でPMMAの破壊
しきい値を超えると、そこで光学的損傷が生じ、マーク
を形成することができる。
【0033】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザ光を透明材料の内部に集光させることにより表面
に達しないクラックを発生させることができる。クラッ
クが表面に達しないため、マーキングによる透明材料の
破片や粉末の発生を防止できる。
【0035】また、fθレンズを用いてレーザ光を集光
しているため、レーザ光を走査しても集光点の深さをほ
ぼ一定に保つことができる。さらに、歪の少ない模様を
描くことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いるマーキング装置の斜視
図である。
【図2】マーキング対象物の断面図である。
【図3】通常の凸レンズを用いた場合と、fθレンズを
用いた場合の、レーザ光の伝搬の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 透明材料 2 透明材料表面 3 レーザ光 5、6 クラック 7 マーク 11 レーザ光源 12 ビーム整形器 13 ガルバノミラー 14 fθレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 H01S 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さが2mm以下の板状のマーキング対
    象物を準備する工程と、 前記マーキング対象物を形成する材料を透過する波長域
    のレーザ光を、fθレンズを用いて該マーキング対象物
    の内部に集光させることにより、該マーキング対象物の
    内部にマーキングを行う工程とを有し、 前記マーキングを行う工程において、前記マーキング対
    象物を形成する材料の屈折率を考慮して、レーザ光の集
    光点が前記マーキング対象物の内部に位置するように、
    前記マーキング対象物の表面から前記レーザ光の集光点
    までの深さを制御するマーキング方法。
  2. 【請求項2】 厚さが2mm以下の板状のマーキング対
    象物を準備する工程と、 前記マーキング対象物を形成する材料を透過する波長域
    のレーザ光を、fθレンズを用いて該マーキング対象物
    の内部に集光させることにより、該マーキング対象物の
    内部にマーキングを行う工程とを有し、 前記マーキングを行う工程において、前記マーキング対
    象物の厚さ方向の中心位置よりも深い位置にのみ前記レ
    ーザ光を集光させるマーキング方法。
  3. 【請求項3】 前記マーキング対象物の厚さが1mm以
    上である請求項1に記載のマーキング方法。
  4. 【請求項4】 前記マーキング対象物の厚さが1mm以
    上である請求項2に記載のマーキング方法。
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