JPH11156568A - 透明材料のマーキング方法 - Google Patents

透明材料のマーキング方法

Info

Publication number
JPH11156568A
JPH11156568A JP10243439A JP24343998A JPH11156568A JP H11156568 A JPH11156568 A JP H11156568A JP 10243439 A JP10243439 A JP 10243439A JP 24343998 A JP24343998 A JP 24343998A JP H11156568 A JPH11156568 A JP H11156568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
marking
laser light
lens
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10243439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3231708B2 (ja
Inventor
Kenichi Hayashi
健一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=26536259&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH11156568(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP24343998A priority Critical patent/JP3231708B2/ja
Priority to US09/159,203 priority patent/US6392683B1/en
Publication of JPH11156568A publication Critical patent/JPH11156568A/ja
Priority to US09/879,788 priority patent/US6417879B2/en
Priority to US09/879,789 priority patent/US6501499B2/en
Priority to US09/879,758 priority patent/US6587136B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3231708B2 publication Critical patent/JP3231708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C23/00Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments
    • C03C23/0005Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments by irradiation
    • C03C23/0025Other surface treatment of glass not in the form of fibres or filaments by irradiation by a laser beam
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/36Removing material
    • B23K26/40Removing material taking account of the properties of the material involved
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/50Working by transmitting the laser beam through or within the workpiece
    • B23K26/53Working by transmitting the laser beam through or within the workpiece for modifying or reforming the material inside the workpiece, e.g. for producing break initiation cracks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/50Inorganic material, e.g. metals, not provided for in B23K2103/02 – B23K2103/26

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄い透明基板へのマーキングに適したマーキ
ング方法を提供する。 【解決手段】 マーキング対象物を準備する。マーキン
グ対象物を形成する材料を透過する波長域のレーザ光
を、fθレンズを用いて該マーキング対象物の内部に集
光させることにより、該マーキング対象物の内部にマー
キングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明材料のマーキ
ング方法に関し、特にレーザ光を用いた透明材料のマー
キング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光によるアブレーション(爆触)
現象を利用して、例えば透明ガラス基板等のマーキング
対象物の表面に窪みを形成することによりマーキングを
行う方法が知られている。この方法によると、マーキン
グ対象物の表面に微小な割れが生じ、その破片が生産ラ
インに混入するおそれがある。さらに、アブレーション
現象を利用してマーキングを行うと、形成されたマーク
の近傍に「デブリ」と称される付着物が付着する。この
デブリを除去するために、ガラス基板表面を洗浄する必
要がある。
【0003】特公平7−69524号公報に、透明なプ
ラスチックの内部にレーザ光を集光させ、焼け焦げを生
じさせて、プラスチック材料の内部に模様を現出させる
方法が開示されている。この方法は、マーキング対象物
がレーザ照射により焼け焦げを生じる材料、例えばプラ
スチック等で形成されている場合に制限される。
【0004】特開平3−124486号公報に、ガラス
の内部にレーザ光を集光させて、その表面に損傷を与え
ることなくマーキングを行う方法が開示されている。こ
の方法では、内部の破壊しきい値が表面の破壊しきい値
の5〜20倍のガラス材料の内部に、表面においてはそ
の破壊しきい値を超えることなく、内部においてその破
壊しきい値を超えるようにレーザ光を照射する。その実
施例においてはマーキング対象物としてプラスチックが
使用されており、集光点近傍に、直径20〜40μm、
深さ100〜250μm程度の範囲にわたって、溶融及
び変質等が生じるとされている。
【0005】しかし、内部と表面との破壊しきい値が同
程度のガラス材料の内部においてのみしきい値を超える
ようにレーザ光を集光させることは困難である。表面に
おいて破壊しきい値を超えると、表面にクラックが発生
してしまう。
【0006】特開平4−71792号公報に、透明基板
の内部に焦点を結ぶようにレーザ光を照射し、透明基板
の内部を選択的に不透明にするマーキング方法が開示さ
れている。この方法では、絶縁破壊により透明材料を不
透明化する。その実施例では、数百μmの幅にわたって
厚さ約2.3mmの石英基板の内部が不透明になり、こ
れを表面から見ると白い符号として識別することができ
る。レーザ光の焦点の深さを精密に制御することは困難
であるため、薄い透明材料へのマーキングには適さな
い。
【0007】また、特表平6−500275号公報に
は、比較的厚肉の材料をマーキングの対象とした三次元
マーキングの可能性が示唆されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の透明材料内部へ
のマーキング方法では、十分厚い透明材料にマーキング
することはできるが、薄い透明基板等へのマーキングに
は適さない。
【0009】本発明の目的は、薄い透明基板へのマーキ
ングに適したマーキング方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、マーキング対象物を準備する工程と、前記マーキン
グ対象物を形成する材料を透過する波長域のレーザ光
を、fθレンズを用いて該マーキング対象物の内部に集
光させることにより、該マーキング対象物の内部にマー
キングを行う工程とを有するマーキング方法が提供され
る。
【0011】fθレンズを用いているため、レーザ光の
光軸を振った場合にも、マーキング対象物の表面から集
光点までの深さをほぼ一定に維持することができる。こ
のため、マーキング対象物のある範囲内のほぼ一定の深
さの位置にマーキングすることが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を説明する前に、
本願発明者の行った評価実験について説明する。焦点距
離100mmの凸レンズを使用してNd:YLFレーザ
の4倍高調波(波長262nm)をガラス基板内部に集
光させた。4倍高調波のレーザ光のビーム径は3mm、
1ショットあたりのエネルギは0.4mJである。この
とき、ガラス基板の内部に幅約100μmの面内方向の
クラックが生じるとともに、そのクラックを起点として
ガラス基板の厚さ方向にも長さ約500μmのクラック
が生じていることが判明した。
【0013】厚さ1〜2mmのガラス基板にマーキング
を行うと、基板内部のみならず、表面にもクラックが発
生してしまうことが判明した。基板表面にクラックが発
生すると、基板の機械的強度が低下するとともに、基板
からパーティクルが飛散する。
【0014】基板表面にもクラックが発生する原因とし
て、以下のことが考えられる。第1に、ガラス基板の表
面にもともと存在している凹凸や微細な傷が要因とな
り、クラックが発生してしまう。第2に、基板表面に付
着しているゴミがレーザ光を吸収するため、基板表面に
おいて予想以上のエネルギのレーザ光が吸収される。基
板表面にクラックを生じさせることなく基板内部にマー
キングを行うためには、レーザ光の集光点の深さ方向の
位置制御をより厳密に行う必要があると考えられる。
【0015】本発明の実施例によると、レーザ光の集光
点の位置制御の精度を高めることができる。以下、本発
明の実施例について説明する。
【0016】図1は、本発明の実施例で用いるマーキン
グ装置の斜視図を示す。マーキング装置10は、レーザ
光源11、ビーム整形器12、ガルバノミラー13、f
θレンズ14を含んで構成される。レーザ光源11から
出射したレーザ光がビーム整形器12で整形され、ガル
バノミラー13で反射し、fθレンズ14で収束されて
収束光線束3となる。収束光線束3が、透明ガラス基板
1を照射する。
【0017】レーザ光源11は、例えばNd:YLFレ
ーザの4倍高調波(波長262nm)を出力する。出力
されるレーザ光のパルス幅は約10msである。fθレ
ンズ14として、例えば焦点距離50mmのものを使用
する。透明ガラス基板1として、例えば厚さ10mmの
合成石英基板を使用する。
【0018】図2は、レーザ光の伝搬の様子を示すため
の透明ガラス基板1の断面図である。透明ガラス基板1
の屈折率をnとする。透明ガラス基板1の屈折率を1と
仮定したとき、fθレンズ14で収束された収束レーザ
光3の集光点Pの基板表面2からの深さをH1とする。
実際のガラス基板の屈折率nは1よりも大きいため、基
板1の表面におけるレーザ光の屈折により、実際の集光
点Qの深さH2は、H1×nになる。特に、薄い基板に
マーキングを施す場合には、屈折による集光点の深さの
変動が無視できない量になる。従って、ガラス基板1の
屈折率を考慮して、集光点がガラス基板1の内部に位置
するようにレーザ光3とガラス基板1との相対位置関係
を制御することが好ましい。
【0019】レーザ光3を集光点Qに集光させ、集光点
Qの位置に光学的損傷(Optical Damage)あるいは光学
的絶縁破壊(Optical Breakdown )を起こさせる。本願
発明者の実験によると、集光点Qの位置に基板面内方向
のクラック5が発生するとともに、クラック5から基板
表面に向かって延びるクラック6が観測された。クラッ
ク5及び6が発生するのは、レーザ光3を集光すること
により、レーザ光の非線型的な吸収が生ずるためと考え
られる。このように、クラック5と6とにより、マーク
7が形成される。図1に示すガルバノミラー13を揺動
させて1ショットごとにレーザ光の集光点を移動させる
ことにより、基板1の面内方向に分布する複数のマーク
7を形成することができる。なお、ガルバノミラー13
を揺動させる代わりに、基板1を面内方向に移動させて
もよい。
【0020】クラック6が基板表面2まで到達するとガ
ラス基板1が割れ易くなるため、クラック6が基板表面
2まで到達しないように、集光点Qの深さ、及びレーザ
光3のエネルギを制御する必要がある。また、クラック
6の長さは、fθレンズ14の焦点距離によっても影響
を受ける。
【0021】マーク7の視認性を高めるためには、マー
ク7を大きくすることが好ましい。しかし、マーク7を
大きくすると、クラック6が基板表面2まで到達し易く
なる。レーザ光のエネルギを下げてマーク7を小さく
し、基板面内におけるマーク7の分布密度を高くするこ
とにより、クラック6を基板表面2に到達させることな
く、かつ視認性を高めることができる。
【0022】また、クラック6は、集光点Qからレーザ
光の入射する基板表面2に向かって延びるため、集光点
Qの深さH2を、基板1の厚さの1/2よりも深くする
ことが好ましい。
【0023】次に、レーザ光の収束光学系としてfθレ
ンズを用いた効果について説明する。
【0024】図3(A)は、通常の凸レンズを用いた場
合のレーザ光の収束の様子を示し、図3(B)は、fθ
レンズを用いた場合のレーザ光の収束の様子を示す。
【0025】図3(A)に示すように、通常の凸レンズ
を用いた場合には、レーザ光の光軸がレンズの光軸に対
して傾くと、凸レンズの収差の影響により集光点17が
浅い位置に移動する。このため、広い範囲にマークを形
成することが困難である。
【0026】図3(B)に示すように、fθレンズを用
いると、レーザ光の光軸が基板面に対して傾いた場合に
も、その集光点Qまでの深さをほぼ一定に保つことがで
きる。このため、基板表面を損傷させることなく、薄い
ガラス基板の比較的広い範囲にマークを形成することが
できる。また、集光点Qの面内方向の移動距離が、fθ
レンズ入射前のレーザ光の光軸の傾きの変化に比例する
ため、歪の少ない模様を描くことが可能になる。
【0027】上記実施例では、ガラス基板の表面ではな
く、その内部にマークを形成するため、ガラス基板の破
片及びパーティクルの発生を防止することができる。こ
のため、清浄な状態でマーキングを行うことができ、生
産ラインへのパーティクル等の混入を防止することがで
きる。
【0028】上記実施例では、Nd:YLFレーザの4
倍高調波を用いた場合を説明したが、加工対象物との関
係で適当なレーザ装置を用いることができる。例えば、
石英ガラスに対しては、赤外線領域、可視光領域あるい
は紫外線領域のレーザ光を用いることができる。紫外線
を透過させない一般的な板ガラスに対しては、赤外線領
域あるいは可視光領域のレーザ光を用いることができ
る。
【0029】レーザ光源としては、操作し易いNd:Y
AGレーザ、Nd:YLFレーザ等のレーザダイオード
励起固体レーザを用いるのが便利である。例えば、波長
1.064μmのNd:YAGレーザを用いる場合、波
長変換器で2倍高調波に変換すれば可視光領域のレーザ
光を得ることができる。3倍高調波あるいは4倍高調波
に変換すれば、紫外線領域のレーザ光を得ることができ
る。なお、使用するレーザ光の波長を短くすれば解像度
が高くなるため、より小さなマークを形成することが可
能になる。
【0030】さらに、レーザ光源として、パルス発振の
ものを用いることにより、制御性よくマーキングを行う
ことができる。上記実施例では、パルス幅10msのレ
ーザ光を使用したが、パルス幅15nsのものを使用し
てもガラス基板に同様のマーキングを行うことができ
た。パルス幅を短くすることにより、レーザ照射による
熱的効果による影響を少なくし、マークの深さ方向の位
置を均一に近づけることができる。パルス幅が1ns以
下のレーザ光源を用いることが好ましい。
【0031】上記実施例では、ガラス基板にマーキング
を行う場合を説明した。次に、ポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)基板にマーキングを行う他の実施例につ
いて説明する。使用したマーキング装置の基本構成は、
図1に示すものと同様である。ただし、fθレンズ14
として、焦点距離28mmのものを用い、レーザ光とし
てNd:YLFレーザの2倍高調波を用いた。レーザ光
の1ショットあたりのエネルギは、0.5mJである。
厚さ2mmのPMMA基板にマーキングを行ったとこ
ろ、基板表面に損傷を与えることなく、基板内部にのみ
マークを形成することができた。
【0032】PMMAに顔料を混入させて着色したり、
紫外線吸収剤を混入させることができる。着色されたあ
るいは紫外線吸収剤を混入させたPMMAにマーキング
を行う場合には、そのPMMAに対して透過率の大きな
波長域のレーザ光を用いることが好ましい。透過率の大
きな波長域のレーザ光を用いることにより、表面近傍で
のレーザ光の吸収を少なくし、基板の内部までレーザ光
を到達させることができる。基板内部でPMMAの破壊
しきい値を超えると、そこで光学的損傷が生じ、マーク
を形成することができる。
【0033】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レーザ光を透明材料の内部に集光させることにより表面
に達しないクラックを発生させることができる。クラッ
クが表面に達しないため、マーキングによる透明材料の
破片や粉末の発生を防止できる。
【0035】また、fθレンズを用いてレーザ光を集光
しているため、レーザ光を走査しても集光点の深さをほ
ぼ一定に保つことができる。さらに、歪の少ない模様を
描くことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いるマーキング装置の斜視
図である。
【図2】マーキング対象物の断面図である。
【図3】通常の凸レンズを用いた場合と、fθレンズを
用いた場合の、レーザ光の伝搬の様子を示す図である。
【符号の説明】
1 透明材料 2 透明材料表面 3 レーザ光 5、6 クラック 7 マーク 11 レーザ光源 12 ビーム整形器 13 ガルバノミラー 14 fθレンズ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーキング対象物を準備する工程と、 前記マーキング対象物を形成する材料を透過する波長域
    のレーザ光を、fθレンズを用いて該マーキング対象物
    の内部に集光させることにより、該マーキング対象物の
    内部にマーキングを行う工程とを有するマーキング方
    法。
  2. 【請求項2】 前記マーキング対象物が、ガラスもしく
    はPMMAで形成されている請求項1に記載のマーキン
    グ方法。
  3. 【請求項3】 前記マーキングを行う工程において、前
    記マーキング対象物を形成する材料の屈折率を考慮し
    て、レーザ光の集光点が前記マーキング対象物の内部に
    位置するように、前記マーキング対象物の表面から前記
    レーザ光の集光点までの深さを制御する請求項1または
    2に記載のマーキング方法。
  4. 【請求項4】 前記マーキング対象物が板状の形状を有
    し、前記マーキングを行う工程において、前記マーキン
    グ対象物の厚さ方向の中心位置よりも深い位置に前記レ
    ーザ光を集光させる請求項1〜3のいずれかに記載のマ
    ーキング方法。
JP24343998A 1997-09-26 1998-08-28 透明材料のマーキング方法 Expired - Lifetime JP3231708B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24343998A JP3231708B2 (ja) 1997-09-26 1998-08-28 透明材料のマーキング方法
US09/159,203 US6392683B1 (en) 1997-09-26 1998-09-23 Method for making marks in a transparent material by using a laser
US09/879,788 US6417879B2 (en) 1997-09-26 2001-06-12 Method for making marks in a transparent material by using a laser
US09/879,789 US6501499B2 (en) 1997-09-26 2001-06-12 Method for making marks in a transparent material by using a laser
US09/879,758 US6587136B2 (en) 1997-09-26 2001-06-12 Method for making marks in a transparent material by using a laser

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27792197 1997-09-26
JP9-277921 1997-09-26
JP24343998A JP3231708B2 (ja) 1997-09-26 1998-08-28 透明材料のマーキング方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11156568A true JPH11156568A (ja) 1999-06-15
JP3231708B2 JP3231708B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=26536259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24343998A Expired - Lifetime JP3231708B2 (ja) 1997-09-26 1998-08-28 透明材料のマーキング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3231708B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003322832A (ja) * 2002-05-08 2003-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶パネルおよびその製造方法
JP2004083377A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Shin Etsu Chem Co Ltd 内部マーキングされた石英ガラス、光学部材用石英ガラス基板及びその製造方法
US6744458B2 (en) 2001-09-13 2004-06-01 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Internally marked quartz glass, quartz glass substrate for optical member, and marking method
WO2004068328A1 (ja) * 2003-01-30 2004-08-12 Sunarrow Ltd. ガラス製キートップ、キートップヘのマーキング方法及びこれを利用したキーユニットの製造方法
JP2006017627A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Furukawa Electric Co Ltd:The 物理量検知センサ及びセンシング装置
EP1251724A3 (en) * 2001-04-18 2006-05-17 Hitachi, Ltd. Electric circuit board including glass substrate and method and apparatus for trimming thereof
JP2007107969A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Namiki Precision Jewel Co Ltd 顕微鏡用サンプル板及びその製造方法
JP2007523371A (ja) * 2004-02-17 2007-08-16 トッパン、フォウタマスクス、インク フォトマスク、およびフォトマスク基板と関連する情報を伝達する方法。
EP1964822A1 (en) * 2007-02-27 2008-09-03 Cristales Curvados S.A. Method for manufacturing decorated glass and glass thus obtained
JP2011005553A (ja) * 2004-12-08 2011-01-13 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd 被分割体における分割起点形成方法および被分割体の分割方法
KR101119289B1 (ko) * 2003-07-18 2012-03-15 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 절단방법
US9142458B2 (en) 2002-03-12 2015-09-22 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
JP2016536148A (ja) * 2013-09-20 2016-11-24 エシロール アテルナジオナール カンパニー ジェネラーレ デ オプティックEssilor International Compagnie Generale D’ Optique 波長及び1パルス当たりの選択されるエネルギーのパルスレーザを用いて眼科用レンズをマーキングする装置及び方法
US9837315B2 (en) 2000-09-13 2017-12-05 Hamamatsu Photonics K.K. Laser processing method and laser processing apparatus
EP3683003A1 (en) * 2002-03-12 2020-07-22 Hamamatsu Photonics K. K. Laser processing method

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04110944A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Nippon Sekiei Glass Kk 透明材料のマーキング方法
JPH0776167A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Miyachi Technos Kk レーザマーキング方法
JPH07124763A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Nec Corp ビームスキャン式レーザマーキング装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04110944A (ja) * 1990-08-31 1992-04-13 Nippon Sekiei Glass Kk 透明材料のマーキング方法
JPH0776167A (ja) * 1993-09-08 1995-03-20 Miyachi Technos Kk レーザマーキング方法
JPH07124763A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Nec Corp ビームスキャン式レーザマーキング装置

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10796959B2 (en) 2000-09-13 2020-10-06 Hamamatsu Photonics K.K. Laser processing method and laser processing apparatus
US9837315B2 (en) 2000-09-13 2017-12-05 Hamamatsu Photonics K.K. Laser processing method and laser processing apparatus
EP1251724A3 (en) * 2001-04-18 2006-05-17 Hitachi, Ltd. Electric circuit board including glass substrate and method and apparatus for trimming thereof
US6744458B2 (en) 2001-09-13 2004-06-01 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Internally marked quartz glass, quartz glass substrate for optical member, and marking method
US9711405B2 (en) 2002-03-12 2017-07-18 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
US10068801B2 (en) 2002-03-12 2018-09-04 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
US11424162B2 (en) 2002-03-12 2022-08-23 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
EP3683003A1 (en) * 2002-03-12 2020-07-22 Hamamatsu Photonics K. K. Laser processing method
US10622255B2 (en) 2002-03-12 2020-04-14 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
US9553023B2 (en) 2002-03-12 2017-01-24 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
US9548246B2 (en) 2002-03-12 2017-01-17 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
US9543256B2 (en) 2002-03-12 2017-01-10 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
US9543207B2 (en) 2002-03-12 2017-01-10 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
US9287177B2 (en) 2002-03-12 2016-03-15 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
US9142458B2 (en) 2002-03-12 2015-09-22 Hamamatsu Photonics K.K. Substrate dividing method
JP2003322832A (ja) * 2002-05-08 2003-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶パネルおよびその製造方法
JP2004083377A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Shin Etsu Chem Co Ltd 内部マーキングされた石英ガラス、光学部材用石英ガラス基板及びその製造方法
WO2004068328A1 (ja) * 2003-01-30 2004-08-12 Sunarrow Ltd. ガラス製キートップ、キートップヘのマーキング方法及びこれを利用したキーユニットの製造方法
JPWO2004068328A1 (ja) * 2003-01-30 2006-05-25 サンアロー株式会社 ガラス製キートップ、キートップへのマーキング方法及びこれを利用したキーユニットの製造方法
US7531765B2 (en) 2003-01-30 2009-05-12 Sunarrow Ltd. Glass key top, key top marking method, and method for manufacturing key unit using the same
KR101119289B1 (ko) * 2003-07-18 2012-03-15 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 절단방법
US8852698B2 (en) 2003-07-18 2014-10-07 Hamamatsu Photonics K.K. Laser beam machining method, laser beam machining apparatus, and laser beam machining product
JP2007523371A (ja) * 2004-02-17 2007-08-16 トッパン、フォウタマスクス、インク フォトマスク、およびフォトマスク基板と関連する情報を伝達する方法。
JP2006017627A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Furukawa Electric Co Ltd:The 物理量検知センサ及びセンシング装置
JP2011005553A (ja) * 2004-12-08 2011-01-13 Mitsuboshi Diamond Industrial Co Ltd 被分割体における分割起点形成方法および被分割体の分割方法
JP2007107969A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Namiki Precision Jewel Co Ltd 顕微鏡用サンプル板及びその製造方法
EP1964822A1 (en) * 2007-02-27 2008-09-03 Cristales Curvados S.A. Method for manufacturing decorated glass and glass thus obtained
US11072109B2 (en) 2013-09-20 2021-07-27 Essilor International Device and process for marking an ophthalmic lens with a pulsed laser of wavelength and energy selected per pulse
JP2016536148A (ja) * 2013-09-20 2016-11-24 エシロール アテルナジオナール カンパニー ジェネラーレ デ オプティックEssilor International Compagnie Generale D’ Optique 波長及び1パルス当たりの選択されるエネルギーのパルスレーザを用いて眼科用レンズをマーキングする装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3231708B2 (ja) 2001-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3208730B2 (ja) 光透過性材料のマーキング方法
US6417879B2 (en) Method for making marks in a transparent material by using a laser
JP3231708B2 (ja) 透明材料のマーキング方法
WO2000030798A1 (fr) Procede et appareil de marquage au laser, et objet ainsi marque
US5637244A (en) Method and apparatus for creating an image by a pulsed laser beam inside a transparent material
US6670576B2 (en) Method for producing images containing laser-induced color centers and laser-induced damages
JP3271055B2 (ja) レーザによる光学材料のマーキング方法及びマーキング装置
JP3292294B2 (ja) レーザを用いたマーキング方法及びマーキング装置
US20030230560A1 (en) Method for creating laser-induced color images within three-dimensional transparent media
JP2002141301A5 (ja)
US20110147620A1 (en) Laser patterning using a structured optical element and focused beam
JP2009056467A (ja) レーザ加工装置およびレーザ加工方法
US20050044895A1 (en) Method for putting color to glass or erasing color from colored glass
US20200061750A1 (en) Mitigating low surface quality
JP2000133859A (ja) レーザを用いたマーキング方法及びマーキング装置
JP2002066769A (ja) レーザマーキング装置、マーキング方法及びマーキングされた光学部材
JP2003255262A (ja) フェムト秒レーザーを用いた特殊光学系
JP2003088989A (ja) レーザ割断方法およびその方法を使用したレンズまたはレンズ型を製造する方法ならびにその製造方法によって成形されたレンズ、レンズ型
JP2003201149A (ja) ガラスの着色方法
JP2004122233A (ja) レーザマーキング装置、マーキング方法及びマーキングされた光学部材
JP2004002056A (ja) 強化ガラスの着色方法
JP4415135B2 (ja) 熱線遮断ガラスの着色方法
JP2002244060A (ja) レーザビーム走査装置
KR102222245B1 (ko) 실리콘계 엘라스토머의 미세 패터닝 방법, 미세 패터닝 장치, 및 미세 패터닝 칩
JP2002340804A (ja) マークの観察方法及び観察装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010904

RVTR Cancellation of determination of trial for invalidation