JP2002204641A - スピニングリールのドラグ機構 - Google Patents

スピニングリールのドラグ機構

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JP2002204641A
JP2002204641A JP2001002567A JP2001002567A JP2002204641A JP 2002204641 A JP2002204641 A JP 2002204641A JP 2001002567 A JP2001002567 A JP 2001002567A JP 2001002567 A JP2001002567 A JP 2001002567A JP 2002204641 A JP2002204641 A JP 2002204641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラグ機構において、ドラグ性能を高めても
スプール軸方向の寸法をコンパクトに維持できるように
する。 【解決手段】 ドラグ機構60は、第1ディスク91
と、第2ディスク92と、第3ディスク94と、つまみ
部61とを有している。第1ディスクは、スプール軸に
回転不能に装着される。第2ディスクは、第1ディスク
とスプール軸方向に間隔を隔てて配置された鍔部92a
と、鍔部の内周側にスプール軸の外周面と径方向に間隔
を隔てて配置された筒部92bと、筒部の先端に設けら
れ第1ディスクに回転不能に係止される突起爪92cと
を有する。第3ディスクは、第1ディスクと第2ディス
クの鍔部との間で筒部の外周側に配置されて第1ディス
ク及び鍔部に接触可能であり、スプールに回転不能に係
止される。つまみ部は、第1ディスクに接触して第1デ
ィスクへの押圧力を調整可能にスプール軸の先端に設け
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラグ機構、特
に、スピニングリールのリール本体に対して前後移動す
るスプール軸とスプールとの間に装着されたスピニング
リールのドラグ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】スピニングリールは、一般に、釣り竿に
装着されるリール本体と、リール本体に対して前後移動
するスプール軸の先端に装着された糸巻用のスプール
と、リール本体に回転自在に装着され、スプールに釣り
糸を巻き付けるためのロータとを備えている。この種の
スピニングリールのスプールとスプール軸との間にはド
ラグ機構が装着されている。
【0003】ドラグ機構は、仕掛けに魚がかかった状態
で釣り糸を巻き取るとき、所定以上の張力が作用すると
スプールを糸繰り出し方向に回転させ釣り糸が切れない
ようにするために設けられている。
【0004】従来のドラグ機構は、スプール軸に回転不
能に装着された固定ディスクとスプールに回転不能に装
着された回転ディスクとを交互に配置している。固定デ
ィスクを回転不能に係止するためにスプール軸の先端に
は互いに平行な面取り部が形成されている。固定ディス
クの中心には面取り部に係合する互いに平行な直線部を
有する長穴形状の係止孔が形成されている。この係止孔
が面取り部に係合することで固定ディスクがスプール軸
に対して回転不能になっている。また、回転ディスクを
スプールに係止するためにスプールの内周面には、軸方
向に延びる係止溝が形成され、回転ディスクの外周部に
は、径方向に突出して係止溝に係合する耳部が設けられ
ている。
【0005】一方、ドラグ作動時のスプールの回転をス
ムーズにするために、中心に筒状のボス部を配置し、こ
のボス部とスプール軸との間に軸受を装着したスプール
が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ボス部を有するスプー
ルに装着される前記従来のドラグ機構では、ドラグ性能
を高めるために固定ディスクの枚数を増やすと、ドラグ
機構のスプール軸方向の寸法が大きくなるという問題が
ある。これは、係止孔を有する固定ディスクをスプール
軸に係止するためにボス部を避けて、ボス部の前方に固
定ディスクや回転ディスクを配置しなければならないか
らである。
【0007】本発明の課題は、ボス部を有するスプール
に装着されるスピニングリールのドラグ機構において、
ドラグ性能を高めてもスプール軸方向の寸法をコンパク
トに維持できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールのドラグ機構は、スピニングリールのリール本体
に対して前後移動するスプール軸とスプールとの間に装
着された機構であって、第1ディスクと、第2ディスク
と、第3ディスクと、ドラグつまみとを有している。第
1ディスクは、スプール軸に回転不能に装着されたもの
である。第2ディスクは、第1ディスクとスプール軸方
向に間隔を隔てて配置された鍔部と、鍔部の内周側にス
プール軸の外周面と径方向に間隔を隔てて配置された筒
部と、筒部の先端に設けられ第1ディスクに回転不能に
係止される係止部とを有するものである。第3ディスク
は、第1ディスクと第2ディスクの鍔部との間で筒部の
外周側に配置され、スプールに回転不能に係止されるも
のである。ドラグつまみは、第1ディスクに接触して第
1ディスクへの押圧力を調整可能にスプール軸の先端に
設けられたものである。
【0009】このドラグ機構では、ドラグつまみを回動
すると、ドラグつまみの第1ディスク、第3ディスク、
及び第2ディスクへの押圧力が変化しドラグ力が変化す
る。この第2ディスクは、筒部と鍔部とを有し、筒部が
第1ディスクに回転不能に係止されることにより間接的
にスプール軸に対して回転不能になっている。ここで
は、第2ディスクを筒部と鍔部と筒部の先端に設けられ
た係止部とで構成し、筒部に設けられた係止部で第2デ
ィスクを第1ディスクと回転不能に係止しているので、
第2ディスクをスプール軸に直接装着して回転不能に係
止する必要がない。このため、スプールにボス部を設け
ても、ボス部の外周側に第2ディスク及び第3ディスク
を配置することができ、ボス部を避ける必要がなくな
る。したがって、ドラグ性能を高めるためにディスクの
数を増やしても、スプール軸方向の寸法をコンパクトに
維持できる。
【0010】発明2に係るスピニングリールのドラグ機
構は、発明1に記載の機構において、第1ディスクと第
3ディスクの鍔部との間、第3ディスクと鍔部との間及
び鍔部とスプールとの間にそれぞれ配置された、3枚の
ドラグディスクをさらに備える。この場合には、ドラグ
ディスクが各ディスクの間及びスプールとの間に配置さ
れるので、ディスク枚数が増えてさらにドラグ性能を高
めることができる。
【0011】発明3に係るスピニングリールのドラグ機
構は、発明1又は2に記載の機構において、第1ディス
クに装着され、スプール軸とスプールとの相対回転によ
り発音するドラグ発音機構をさらに備える。この場合に
は、ドラグが作動すると発音するドラグ機構を第1ディ
スクに設けたので、ドラグ発音機構を設けてもスプール
軸方向の寸法をコンパクトに維持できる。
【0012】発明4に係るスピニングリールのドラグ機
構、発明1から3のいずれかに記載の機構において、ス
プールは、内部にスプール軸に装着される軸受を収納し
前方に突出する筒状のボス部を中心に有し、第1ディス
クの少なくとも一部及び第2ディスクは、ボス部の外周
側に配置されている。この場合には、スプールのボス部
の外周に第2ディスク及び第3ディスクを収納できるの
で、スプール軸方向の寸法をコンパクトに維持できる。
【0013】発明5に係るスピニングリールのドラグ機
構は、発明1から4のいずれかに記載の機構において、
第1ディスクは、スプール軸に回転不能に装着されドラ
グつまみに接触可能な内円板部と、内円板部の外周部か
ら後方に延びボス部の外周側に配置される円筒部と、円
筒部の後端から径方向に延び第2ディスクに接触可能な
外円板部とを有し、第2ディスクの筒部は、外円板部に
回転不能に係止される。この場合には、第1ディスクが
かんかん帽のように内円板部と外円板部と円筒部とで構
成されるので、円筒部にドラグ発音機構のような別の機
構を装着してもスプール軸方向の寸法をコンパクトに維
持できる。
【0014】
【発明の実施の形態】〔全体構成〕図1において、本発
明の一実施形態を採用したスピニングリールは、釣り竿
に装着可能なリール本体2と、リール本体2に左右軸回
りに回転自在に装着されたハンドル組立体1と、ロータ
3と、スプール4とを備えている。ロータ3は、ハンド
ル組立体1の回転に連動して回転して釣り糸をスプール
4に案内するものであり、リール本体2の前部に前後軸
回りに回転自在に支持されている。スプール4は、ロー
タ3により案内された釣り糸を外周面に巻き取るもので
あり、ロータ3の前部に前後軸方向に往復移動自在に配
置されている。
【0015】〔リール本体の構成〕リール本体2は、図
3に示すように、リール本体2の主部を構成し側部に開
口2cを有するリールボディ2aと、リールボディ2a
から斜め上前方に一体で延びるT字状の竿取付脚2b
と、開口2cを塞ぐようにリールボディ2aにねじ止め
された蓋部材2dとを有している。
【0016】リールボディ2aは、内部に開口2cに連
なる機構装着用の空間を有しており、その空間内には、
図2に示すように、ロータ3をハンドル組立体1の回転
に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール4
を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシ
レーティング機構6とが設けられている。
【0017】リールボディ2aの前部には、図3に示す
ように、第1フランジ部2eと第1フランジ部2eから
前方に突出する筒状部2fとが形成されている。第1フ
ランジ部2eは、弦と円弧とからなる部分が欠落したよ
うな略半円形状であり、開口2cの前端に連なって形成
されている。筒状部2fは円筒状の部分であり、その内
部には、図2に示すように、ロータ3の糸繰り出し方向
の回転(逆転)を禁止・解除するための逆転防止機構5
0のワンウェイクラッチ51が回転不能に装着されてい
る。筒状部2fの後端部には他の部分より僅かに小径の
断面視D字状の溝部2hが形成されており、溝部2hの
後面は蓋部材2d装着部分が開口2cに連通して開放さ
れている。
【0018】蓋部材2dは、前端部に第1フランジ部2
eの欠落部分の弦と円弧とからなる略半円形状に形成さ
れた第2フランジ部2gが一体形成されている。第2フ
ランジ部2gの第1フランジ部2e及び筒状部2fの後
面との接触面には、これらとの隙間をシールするための
弾性体製の防水シール81が装着されている。防水シー
ル81は、第2フランジ部2gの前面から後面にかけて
第1フランジ部2eとの接触面と溝部2hの後面との接
触面とに対向する位置に連続して略半円弧の帯状に形成
されている。防水シール81は、第2フランジ部2gの
前面に形成された略半円弧状の装着溝81aに装着され
ている。
【0019】リール本体2の後部は、図2及び図3に示
すように、たとえば、金属製又は合成樹脂製の保護カバ
ー13により覆われている。保護カバー13は、リール
ボディ2a及び蓋部材2dの下部から背面さらに竿取付
脚2bにかけてリール本体2の下部及び背面を覆うよう
に配置されている。保護カバー13は、リール本体2に
ねじにより着脱自在に固定されている。保護カバー13
とリール本体2との間には、合成樹脂製のスペーサ13
aが介装されている。スペーサ13aは、保護カバー1
3とリール本体2との隙間を埋めるために介装されてい
る。このようなスペーサ13aを介装させることで、保
護カバー13を合成樹脂で製作しても、その製作誤差に
よる隙間の変動を吸収することができる。
【0020】〔ロータ駆動機構の構成〕ロータ駆動機構
5は、図2に示すように、ハンドル組立体1が回転不能
に装着されたマスターギア11と、このマスターギア1
1に噛み合うピニオンギア12とを有している。
【0021】マスターギア11は、フェースギアであ
り、マスターギア軸10と一体形成されている。マスタ
ーギア軸10は中心にハンドル組立体1が回転不能に係
止される係止孔10aが形成された、たとえばステンレ
ス製の中空の部材であり、その両端が、軸受を介してリ
ールボディ2a及び蓋部材2dに回転自在に支持されて
いる。
【0022】ピニオンギア12は、図2に示すように、
筒状の部材であり前後方向に沿って配置されリールボデ
ィ2aに回転自在に装着されている。ピニオンギア12
の前部12aはロータ3の中心部を貫通しており、この
貫通部分でナット33によりロータ3と固定されてい
る。ピニオンギア12は、軸方向の中間部と後端部とで
それぞれ軸受14a,14bを介してリールボディ2a
に回転自在に支持されている。このピニオンギア12の
内部をスプール軸15が貫通している。ピニオンギア1
2は、マスターギア11に噛み合うとともにオシレーテ
ィング機構6にも噛み合っている。
【0023】〔ロータの構成〕ロータ3は、ピニオンギ
ア12に固定された円筒部30と、円筒部30の側方に
互いに対向して設けられた第1及び第2ロータアーム3
1,32と、釣り糸をスプール4に案内するためのベー
ルアーム40とを有している。円筒部30と両ロータア
ーム31,32とは、たとえばアルミニウム合金製であ
り一体成形されている。
【0024】図6に示すように、円筒部30の前部には
前壁41が形成されており、前壁41の中心部には、後
方に突出するボス部42が形成されている。このボス部
42の中心部にはピニオンギア12に回転不能に係止さ
れる貫通孔が形成されており、この貫通孔をピニオンギ
ア12の前部12a及びスプール軸15が貫通してい
る。
【0025】ピニオンギア12の前部12aにはナット
33が螺合しており、このナット33によりピニオンギ
ア12の先端部にロータ3が回転不能に固定される。ナ
ット33の内周側には、軸受35が配置されている。軸
受35は、スプール軸15とピニオンギア12の内面と
の間に隙間を確保するために設けられている。ナット3
3及び軸受35の前面には、内周側にリップを有するシ
ール部材36が装着されている。シール部材36の先端
はスプール軸15に接触している。これによりスプール
軸15からリール本体2の内部への液体の浸入を防止で
きる。
【0026】ボス部42に隣接して前述した逆転防止機
構50が配置されている。逆転防止機構50は、図2に
示すように、ワンウェイクラッチ51と、ワンウェイク
ラッチ51を作動状態(逆転禁止状態)と非作動状態
(逆転許可状態)とに切り換える切換機構52とを有し
ている。
【0027】ワンウェイクラッチ51は、ピニオンギア
12に内輪51aが回転不能に装着され、筒状部2fに
外輪51bが回転不能に装着された内輪遊転型のローラ
形のワンウェイクラッチである。内輪51aとロータ3
のボス部42との間には、図6に示すように、ステンレ
ス合金製の間隙部材43が介装されている。間隙部材4
3は、筒部43aと円板部43bとを有する薄肉円筒部
材であり、筒部43aがボス部42の外周にはめ込ま
れ、円板部43bが内輪51aの前端面とボス部42と
の間に挟まれている。
【0028】筒状部2fの内部において、ワンウェイク
ラッチ51の前方には、リップ付きの軸シール85が装
着されている。軸シール85の先端リップは、間隙部材
43の筒部43aの外周面に接触している。ここで、間
隙部材43の内周側は、円板部43bがボス部42と内
輪51aとに挟まれているので、液体が侵入しにくい。
したがって、間隙部材43の外周面をシールすれば、筒
状部2fの内部に液体が侵入しにくくなる。ここで、間
隙部材43を設けたのは、軸シール85を直接ボス部4
2に接触させると、ロータ3をピニオンギア12に固定
するとき、ロータ3の芯出しを正確に行わなければ、軸
シール85とのシール性が悪くなる。そこで、間隙部材
43を装着して軸シール85との芯出しを予め行うこと
で、軸シール85のシール性能を安定させることができ
る。
【0029】切換機構52は、図2に示すようにストッ
パ軸53を有している。ストッパ軸53は、リールボデ
ィ2aに非作動姿勢と作動姿勢との間で揺動自在に装着
されている。ストッパ軸53は、操作のためにリールボ
ディ2a及び保護カバー13を貫通して後方に突出した
ストッパつまみ53aと、ストッパつまみ53aが固定
された軸部53bと、軸部53bの先端に固定されたカ
ム部53cとを有している。
【0030】ストッパつまみ53aは、図3に示すよう
に、六角穴付き止めねじ58により軸部53bに着脱自
在に固定されている。ここで、ストッパつまみ53aを
軸部53bに対して着脱自在にしたのは、蓋部材2dを
外すために保護カバー13を外すときにストッパつまみ
53aを外す必要があるからである。このストッパつま
み53aの固定に六角穴付き止めねじ58を使用するこ
とにより、ねじの頭部がないため、座繰り穴でねじの頭
部を隠すことなく、釣り糸を引っ掛かりにくくすること
ができる。
【0031】カム部53cはトグルばね機構59により
非作動姿勢と作動姿勢とに振り分けて付勢されている。
カム部53cの先端は、ワンウェイクラッチ51に係合
し、ストッパ軸53の揺動によりワンウェイクラッチ5
1を非作動状態と作動状態とに切り換えるように構成さ
れている。
【0032】〔オシレーティング機構の構成〕オシレー
ティング機構6は、図2及び図4に示すように、スプー
ル軸15の略直下方に平行に配置された螺軸21と、螺
軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、螺
軸21の先端に固定された中間ギア23とを有してい
る。スライダ22は、螺軸21と平行に配置された2本
のガイド軸24に移動自在に支持されている。スライダ
22にはスプール軸15の後端が回転不能に固定されて
いる。中間ギア23は、減速機構(図示せず)を介して
ピニオンギア12に噛み合っている。
【0033】〔スプールの構成〕スプール4は、図2に
示すように、深溝形のものであり、ロータ3の第1ロー
タアーム31と第2ロータアーム32との間に配置され
ている。スプール4は、スプール軸15の先端部にドラ
グ機構60を介して連結されている。スプール4は、外
周に釣り糸が巻かれる、たとえば軽量なアルミニウム合
金製の糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後部に一体で形
成されたスカート部4bと、糸巻胴部4aの前端に設け
られた前フランジ部4cとを有している。
【0034】糸巻胴部4aは、図4に示すように、外周
に配置された糸巻用の外筒部4dと、中心に配置された
筒状のボス部4eと、外筒部4dとボス部4eとを連結
する後壁部4fとを有している。外筒部4dは、スプー
ル軸15と平行な周面で構成されている。糸巻胴部4a
は、図4に示すように、ボス部4eの内周側に前後に並
べて装着された2つの軸受56,57によりスプール軸
15に回転自在に装着されている。
【0035】軸受56,57は、軸受支持部55を介し
てスプール軸15に装着されている。軸受支持部55
は、スプール軸15に回転不能かつ軸方向移動不能に装
着された部材である。軸受支持部55は、スプール軸1
5に装着された筒状部55aと、筒状部55aの軸方向
の中間部に形成された鍔部55bとを有している。筒状
部55aは、スプール軸15にねじ込まれたスプールピ
ン54によりスプール軸15に対して軸方向移動不能か
つ回転不能に取り付けられている。筒状部55aの後端
には、後側の軸受57の軸方向後方への移動を規制する
ためのカシメ固定部55cが形成されている。鍔部55
bは、軸受57の内輪の前側面に接触して配置されてい
る。
【0036】スカート部4bは、糸巻胴部4aの後端部
から径方向に拡がった後ロータ3の円筒部30を覆うよ
うに後方に延びる有底円筒部材である。前フランジ部4
cは、釣り糸の前方への糸落ちを防止するために設けら
れたものである。前フランジ部4cは、糸巻胴部4aの
前端部から径方向外方に一体的に形成された第1フラン
ジ部45と、第1フランジ部45に着脱自在に装着され
た第2フランジ部46とを有している。
【0037】第1フランジ部45は、糸巻胴部4aの外
筒部4dの前端から径方向外方に拡がっている。第1フ
ランジ部45の外周部は、前端側がスプール軸15と平
行に形成され、後端側が径方向外方側に突出して形成さ
れており、その平行面が第2フランジ部46の内周面に
接触して径方向への移動を規制し、突出部分が第2フラ
ンジ部46の内周部後端面に接触して後方への移動を規
制している。
【0038】第2フランジ部46は、たとえばステンレ
ス等の硬質金属又はジルコニア等の硬質セラミック製等
の硬質材料製の部材である。第2フランジ部46は、糸
巻胴部4aの内周面にねじ込まれたフランジ固定部材4
7により第1フランジ部45に固定されている。第2フ
ランジ部46の外周縁は丸みを帯び前方に傾斜したリン
グ形状であり、釣り糸が前方に滑りやすい形状である。
【0039】このように、前フランジ部4cを2つの部
分に分けて釣り糸に接触して傷つきやすい外周部分に硬
質材料製の比重が大きい第2フランジ部46を配置し、
その他の内周部分に糸巻胴部4aと一体の比重が小さい
第1フランジ部45を配置しているので、前フランジ部
4cでの耐磨耗性や耐久性を維持して、スプール4を可
及的に軽量化できる。
【0040】フランジ固定部材47は、糸巻胴部4aの
外筒部4d先端内周面に形成された雌ねじ部4gにねじ
込まれる筒状の装着部47aと、装着部47aの先端か
ら径方向外方に延びる鍔部47bとを有している。フラ
ンジ固定部材47は、鍔部47bの外周側後端面で第2
フランジ部46を押圧して第1フランジ部45に固定し
ている。
【0041】〔ドラグ機構の構成〕ドラグ機構60は、
スプール4とスプール軸15との間に装着され、スプー
ル4にドラグ力を作用させるための機構である。ドラグ
機構60は、図4に示すように、ドラグ力を手で調整す
るためのつまみ部61と、つまみ部61によりスプール
4側に押圧される複数枚のディスクからなる摩擦部62
とを有している。
【0042】スプール軸15の軸受支持部55より前方
には互いに平行な面取り部15aが形成されており、面
取り部15aの先端には雄ねじ部15bが形成されてい
る。つまみ部61は、面取り部15aに回転不能かつ軸
方向移動自在に設けられた第1部材63と、第1部材6
3の軸方向前方に配置されスプール軸15に螺合する第
2部材64と、第1部材63と第2部材64との間に装
着された発音機構65とを有している。
【0043】第1部材63は、円筒部63aと円筒部6
3aより大径のリング状の鍔部63bとを有する鍔付き
円筒状の部材である。円筒部63aの内周部には、スプ
ール軸15に回転不能に係止する小判形状の係止孔66
が形成されている。第1部材63の円筒部63aの後端
面が摩擦部62に当接する。第1部材63の円筒部63
aと糸巻胴部4aの内側の円筒部分の内周面との間に
は、外部から摩擦部62側への液体の侵入を防止するた
めのシール板71が装着されている。シール板71は、
たとえば、ステンレス製のリング部材の周囲にNBR製
の皿状の弾性部材をアウトサート成形して得られたシー
ル部材であり、外周部にリップを有している。シール板
71は、スナップリング79により図4左方に付勢され
ている。シール板71の図4左側面には、リング状の突
起部71cが形成されている。この突起部71cは、後
述するカバー部材68に当接して内周側への液体の侵入
を防止している。
【0044】第2部材64は、第1部材63と対向しか
つ第1部材63と相対回動自在に設けられている。第2
部材64は、第1部材63のスプール軸15方向前方に
並べて配置されたつまみ本体67と、つまみ本体67の
外周部に先端が固定され第1部材63を内部に相対回動
自在に収納するカバー部材68とを有している。
【0045】つまみ本体67は円盤状の部材であり、前
面に前方に突出した略台形状のつまみ67aが形成され
ている。つまみ本体67の内部には、スプール軸15の
先端の雄ねじ部15bに螺合するナット69が回転不能
かつ軸方向移動自在に装着されている。また、第2部材
64とナット69との間においてスプール軸15の外周
にはコイルばね70が圧縮状態で配置されている。
【0046】カバー部材68は、段付き有底筒状の部材
であり、その底部を第1部材63の円筒部63aが貫通
している。また、底部にシール板71の突起部71cが
当接している。カバー部材68の筒部68aは、つまみ
本体67の外周面にネジ止めされている。
【0047】カバー部材68の筒部68aの先端部とつ
まみ本体67との間にはOリング73が装着されてい
る。Oリング73は、たとえばNBR製の弾性部材であ
り、第1部材63と第2部材64のつまみ本体67との
隙間から内部に液体が侵入するのを防止するために設け
られている。この隙間から液体が侵入すると、たとえシ
ール板71を設けても、第1部材63とスプール軸15
との隙間を通って摩擦部62まで水が侵入し、摩擦部6
2が濡れてドラグ力が変動することがある。
【0048】摩擦部62は、図4及び図5に示すよう
に、第1部材63に接触する第1ディスク91と、第1
ディスクに回転不能に係止された第2ディスク92と、
第1ディスク91と第2ディスク92との間に配置され
た第2ディスク94と、第1ディスク91に装着された
ドラグ発音機構93とを有している。
【0049】第1ディスク91は、第1部材63が接触
する内円板部91aと、内円板部91aの外周側から後
方に延びる円筒部91bと、円筒部91bの後端部から
糸巻胴部4aのボス部4eの外周に沿って後方に延びる
外円板部91cとを有している。第1ディスク91は、
内円板部91aの中心に形成された略矩形の係止孔91
dが面取り部15aに係止されることによりスプール軸
15に回転不能かつ軸方向移動自在に装着されている。
また、外円板部91cにドラグ発音機構93装着されて
いる。第1ディスク91の外円板部91cの内周側背面
には、周方向に間隔を隔ててたとえば4つの円弧溝91
eが形成されている。
【0050】第2ディスク92は、筒部92aと鍔部9
2bとを有する鍔付き円筒状の部材である。筒部92a
は、ボス部4eの外周側に配置されており、ボス部4e
に回転自在に装着されている。筒部92aの先端には、
周方向に間隔を隔てて4つの突起爪92cが形成されて
いる。この突起爪92cは、円弧溝91eに係止され
る。これにより、第2ディスク92は、第1ディスク9
1に回転不能に係止される。したがって第2ディスク9
2もスプール軸15に対して回転不能である。
【0051】第3ディスク94は、第2ディスク92の
筒部92aの外周面に回転自在に装着されている。第3
ディスク94は、外周側に径方向外方に突出する1対の
係止爪94a(一方のみ図示)を有している。この係止
爪94aは、糸巻胴部4aの外筒部4dの内周面に形成
された係止溝4hに係止される。これにより、第3ディ
スク94は、スプール軸15に対して回転自在でかつス
プール4に対して回転不能である。
【0052】ドラグ発音機構93は、帯状の金属板を湾
曲して折り曲げた形状のばね部材93aと、外筒部4d
の内周面に装着された金属製の凹凸部材93bとを有し
ている。ばね部材93aは、第1ディスク91に係止さ
れてスプール軸15に対して回転不能になっている。ド
ラグ作動時、つまりスプール4がスプール軸15に対し
て回転すると、このばね部材93aの折り曲げられた頂
点が金属製の凹凸部材93bに衝突を繰り返して発音す
る。
【0053】第1ディスク91と第3ディスク94との
間、第3ディスク94と第2ディスク92との間、及び
第2ディスク92と糸巻胴部4aの後壁部4fとの間に
は、グラファイト製又はフェルト製のドラグディスク9
5,96,97がそれぞれ装着されている。
【0054】このように、第2ディスク92を筒部92
aと鍔部92bと筒部92aの先端に設けられた突起爪
92cとで構成し、突起爪92cで第2ディスク92を
第1ディスク91と回転不能に係止しているので、第2
ディスク92をスプール軸15に直接装着して回転不能
に係止する必要がない。このため、スプール4にボス部
4eを設けても、ボス部4eの外周側に第2ディスク9
2及び第3ディスク94を配置することができ、ボス部
4eを避ける必要がなくなる。したがって、ドラグ性能
を高めるためにディスクの数を増やしても、ドラグ機構
60のスプール軸方向の寸法をコンパクトに維持でき
る。
【0055】〔リールの操作及び動作〕このスピニング
リールでは、キャスティング時等の糸繰り出し時にはベ
ールアーム40を糸開放姿勢に倒す。この結果、釣り糸
は仕掛けの自重によりスプール4の先端側から順に繰り
出される。このとき、前フランジ部4cを2つの部分に
分けて釣り糸に接触して傷つきやすい外周部分に硬質材
料製の比重が大きい第2フランジ部46を配置したの
で、前フランジ部4cでの耐磨耗性や耐久性を維持する
ことができる。
【0056】糸巻取時には、ベールアーム40を糸巻取
姿勢側に戻す。これは、ハンドル組立体1を糸巻取方向
に回転させると、図示しないベール反転機構の働きによ
り自動的に行われる。ハンドル組立体1の回転力は、マ
スターギア軸10及びマスターギア11を介してピニオ
ンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達され
た回転力は、その前部12aからロータ3に伝達される
とともに減速機構を介してピニオンギア12に噛み合う
中間ギア23によりオシレーティング機構6に伝達され
る。この結果、ロータ3が糸巻取方向に回転するととも
にスプール4が前後に往復移動する。
【0057】仕掛けに魚がかかると、魚の引きによりド
ラグ機構60が動作しスプール4が逆転することがあ
る。ドラグ作動時には、第1ディスク91及び第3ディ
スク94はスプール軸15に対して回転不能であり、第
2ディスク92は、スプール4に対して回転不能である
ので、ドラグディスク95〜97を介して第1及び第3
ディスク91,94と第2ディスク92及びスプール4
との間で滑りが生じる。このときのドラグ力は、つまみ
部61のつまみ67aを回して設定される第1部材63
の第1ディスク91への押圧力により定まる。
【0058】釣りを行っているときに、波などがリール
にかかってリールが濡れることがある。この場合にも、
シール板71やOリング73がドラグ機構60に装着さ
れているので、摩擦部62に前部や後部から水が侵入し
にくい。このため、一度ドラグ力を調整すれば、水濡れ
によりドラグ力が変動することが少ない。
【0059】また、蓋部材2dとリールボディ2aとの
間に防水シール81が設けられているので、内部の機構
装着空間内への液体の侵入を防止することができる。こ
のため、内部に海水等が入りにくくなり、塩の結晶がギ
アやガイド部分や軸受内部等で析出しにくくなる。
【0060】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、深溝型のスプール4に装着
されたドラグ機構を例に説明したが、装着されるスプー
ルの形状は深溝型に限定されない。
【0061】(b) 前記実施形態では、第1ディスク
91において、筒部91bをボス部4eの外周側に配置
したが、スプール4の糸巻胴部4aの内周側に筒部91
bを配置し、第3ディスク94を筒部91bの内周側に
配置し、ボス部4eの外周に回転不能に係止してもよ
い。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、第2ディスクを筒部と
鍔部と筒部の先端に設けられた係止部とで構成し、筒部
に設けられた係止部で第2ディスクを第1ディスクと回
転不能に係止しているので、第2ディスクをスプール軸
に直接装着して回転不能に係止する必要がない。このた
め、スプールにボス部を設けても、ボス部の外周側に第
2ディスク及び第3ディスクを配置することができ、ボ
ス部を避ける必要がなくなる。したがって、ドラグ性能
を高めるためにディスクの数を増やしても、スプール軸
方向の寸法をコンパクトに維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの左側面図。
【図2】その左側面断面図。
【図3】リール本体の分解斜視図。
【図4】スプール及びロータ中心部の断面部分図。
【図5】ドラグ機構の摩擦部の分解斜視図。
【符号の説明】
2 リール本体 4 スプール 4e ボス部 15 スプール軸 61 つまみ部 91 第1ディスク 91a 内円板部 91b 円筒部 91c 外円板部 92 第2ディスク 92a 筒部 92b 鍔部 92c 突起爪 93 ドラグ発音機構 94 第3ディスク 95〜97 ドラグディスク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピニングリールのリール本体に対して前
    後移動するスプール軸とスプールとの間に装着されたス
    ピニングリールのドラグ機構であって、 前記スプール軸に回転不能に装着された第1ディスク
    と、 前記第1ディスクと前記スプール軸方向に間隔を隔てて
    配置された鍔部と、前記鍔部の内周側に前記スプール軸
    の外周面と径方向に間隔を隔てて配置された筒部と、前
    記筒部の先端に設けられ前記第1ディスクに回転不能に
    係止される係止部とを有する第2ディスクと、 前記第1ディスクと第2ディスクの鍔部との間で前記筒
    部の外周側に配置され、前記スプールに回転不能に係止
    される第3ディスクと、 前記第1ディスクに接触して前記第1ディスクへの押圧
    力を調整可能に前記スプール軸の先端に設けられドラグ
    つまみと、を備えたスピニングリールのドラグ機構。
  2. 【請求項2】前記第1ディスクと第3ディスクの鍔部と
    の間、前記第3ディスクと鍔部との間及び前記鍔部と前
    記スプールとの間にそれぞれ配置された、3枚のドラグ
    ディスクをさらに備える、請求項1に記載のスピニング
    リールのドラグ機構。
  3. 【請求項3】前記第1ディスクに装着され、前記スプー
    ル軸とスプールとの相対回転により発音するドラグ発音
    機構をさらに備える、請求項1又は2に記載のスピニン
    グリールのドラグ機構。
  4. 【請求項4】前記スプールは、内部に前記スプール軸に
    装着される軸受を収納し前方に突出する筒状のボス部を
    中心に有し、 前記第1ディスクの少なくとも一部及び前記第2ディス
    クは、前記ボス部の外周側に配置されている、請求項1
    から3のいずれかに記載のスピニングリールのドラグ機
    構。
  5. 【請求項5】前記第1ディスクは、前記スプール軸に回
    転不能に装着され前記ドラグつまみに接触可能な内円板
    部と、前記内円板部の外周部から後方に延び前記ボス部
    の外周側に配置される円筒部と、前記円筒部の後端から
    径方向に延び前記第2ディスクに接触可能な外円板部と
    を有し、 前記第2ディスクの筒部は、前記外円板部に回転不能に
    係止される、請求項1から4のいずれかに記載のスピニ
    ングリールのドラグ機構。
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