JP2002204545A - タービン発電機 - Google Patents

タービン発電機

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JP2002204545A JP2001000661A JP2001000661A JP2002204545A JP 2002204545 A JP2002204545 A JP 2002204545A JP 2001000661 A JP2001000661 A JP 2001000661A JP 2001000661 A JP2001000661 A JP 2001000661A JP 2002204545 A JP2002204545 A JP 2002204545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、回転子巻線端部のコイル間の自然対流冷
却では、自然対流の有効利用に配慮した支持部材の配置
がなされておらず、自然対流冷却性能が低いという問題
があった。 【解決手段】保持リング5と対向する支持部材8B側に
通風路7A,7B間と連通する流通路11を設け、回転子
巻線端部4A,4B,4Cの発生熱を、通風路7A,7B及
び流通路11よりなる流路が内周側から外周側へ向かう
分離した自然対流の流れとなり、自然対流風量が増加
し、冷却性能を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タービン発電機に
関わり、特にロータやステータを冷却媒体で冷却する通
風構造を改良したタービン発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】気体で冷却する方式のタービン発電機の
回転子は、回転子胴部とそれより直径の小さい両端部よ
りなる鉄心を有し、鉄心に設けた複数のスロットに回転
子コイルが挿入される。複数のスロットに挿入された回
転子コイルは、回転子巻線として積層される。鉄心端部
に突出した回転子巻線端部は、巻線端部の各コイル間に
配置された複数の支持部材によりコイル間の空間が確保
されている。
【0003】この回転子巻線端部は、回転子の回転に伴
う遠心力により回転子外径方向に向かう力に抗するため
に、その外周を覆う保持リングと保持リングの開口端部
の内周に開口部を有する保持リング支持部により固定さ
れている。
【0004】発電時に回転子コイルに通電すると、回転
子コイルはジュールにより発熱をする。回転子巻線端部
における発熱を冷却するために、従来から多くの発明が
なされている。例えば、特公昭56−25348号公報に示さ
れるように回転子巻線端部のコイル内に通風流路を設
け、コイルを強制通風冷却する方法、特公昭56−153950
号公報に示されるように回転子巻線端部のコイルとその
外周を覆う保持リング間に空隙を設け、遠心力により回
転子内周側から外周側へ強制通風する方法などがある。
【0005】前者は、有効な回転子巻線端部コイルの冷
却が可能であるが、製作性や加工コストの面で課題が残
されている。また、後者も有効な回転子巻線端部コイル
の冷却方式であるが、前者と同様に製作性や加工コスト
の面で課題が残されていると共に、回転子巻線端部のコ
イルとその外周の保持リング間に空隙を設けたことによ
り、遠心力に対する強度上の工夫を必要とする。
【0006】従来技術によれば、回転子巻線端部のコイ
ル間に支持部材を設けて空間を確保し、回転子の回転に
伴う高い遠心力とコイルの発熱を利用して、自然対流
(サーモサイフォン)により回転子巻線端部のコイルを
冷却する方式が、上記にて例示した従来発明に比べ、構
造が単純なため広く用いられてきた。しかし、自然対流
による冷却は、強制通風冷却に比べ一般に冷却性能が低
いため、タービン発電機の大容量化に際し、冷却性能の
面で不利であった。
【0007】従来の自然対流冷却方式の構造を図面によ
り簡単に説明する。図17は、回転子巻線端部の回転軸
方向−径方向断面における回転子コイル3と支持部材8
A,8B,8Cの配置を示したものである。また、図18
は、複数の回転子コイル3を積層した回転子巻線端部4
A,4B,4Cの周方向−径方向断面における回転子コイ
ル3及び回転子巻線端部4A,4B,4Cとコイル1と支
持部材8A,8B,8Cの配置を示したものである。図1
9は、図17におけるB−B断面における回転子巻線端
部4A,4B,4Cと支持部材8A,8B,8Cとの配置か
ら形成した通風路7を示したものである。
【0008】即ち、通風路7は外周側の回転子巻線端部
4Aと内周側の回転子巻線端部4B,4Cとの間の空
間、及び保持リング5と鉄心端部1Bとの間に複数の支
持部材8A,8B,8Cを配置して、複数の通風路7を形
成している。通風路7は軸方向の冷却通路10に連通し
ている。冷却通路10は外部からの冷却風15を矢印方
向に流通するように鉄心端部1Bと回転子胴部1Aとの
間を連通し、冷却風15は回転子胴部1Cに設けた排気
口より外部に排気する。
【0009】図20に示すように冷却通路10からの冷
却風15は、回転子コイル3の電気的な発熱と遠心力に
伴う自然対流により通風路7に入り、外周方向に向か
い、回転子巻線端部4A,4B,4Cの回転子コイル3に
より加熱されて、再び同じ冷却路7から内周側の冷却通
路10に出ていく。この際、冷却風15は回転子コイル
3から熱量を奪い、回転子巻線端部4A,4B,4Cを冷
却する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の自然対流に
よる回転子巻線端部の冷却は、自然対流の有効利用に配
慮した支持部材の配置がなされておらず、冷却風15の
外周側へ向かう流れと内周側へ向かう流れが、同じ通風
路7を通って出入りし、お互いが流れを妨げ合い冷却効
率が悪いと云う問題があった。
【0011】本発明の目的は、冷却通路を自然対流方式
にして冷却性能を向上させたタービン発電機を提供す
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、回転子巻線端部の外周側回転子コイ
ルと内周側回転子コイルとの間の空間及び保持リングと
鉄心端部との間に複数の通風路を形成するように複数の
支持部材を配置し、通風路と連通する鉄心端部と回転子
胴部方向との間に軸方向の冷却通路を設け、保持リング
と支持部材との間に通風路と連通する流通路を設けるこ
とにより、冷却通路からの冷却媒体を内周側の冷却通路
から外周側の通風路へ向かう流れと外周側から内周側へ
向かう流れとがお互いを妨げることなく、自然対流によ
り流れることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の態様】以下、図面を用いて本発明の実施
例について詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明における第1実施例の回転
子巻線端部の断面図を示すものである。図2は図1のA
−A線から断面であり、図3は、図1におけるB−B断
面を示したものである。
【0015】図1ないし図4(A),(B)において、鉄心
1は回転子胴部1Aと回転子胴部1Aより直径の小さい
鉄心端部1Bとより成る。鉄心1に回転子胴部1Aに外
周側スロット2Aとこの内側に設けられた内周側スロッ
ト2B,2Cとを形成している。
【0016】外周側スロット2A及び内周側スロット2
B,2Cには回転子コイル3A,3B,3Cを挿入してい
る。各回転子コイル3A,3B,3Cの複数を各スロット
2A,2B,2C内に積層して回転子巻線4を構成してい
る。鉄心端部1Bに回転子巻線4の端部である回転子巻
線端部4A,4B,4Cを突出している。
【0017】回転子巻線端部4A,4B,4Cの外周を保
持リング5で覆い、回転子巻線端部4A,4B,4Cを保
持リング5により鉄心端部1Bに保持している。保持リ
ング5には回転子巻線端部4A,4B,4Cの端面を被う
と共に、保持リング5を支持する保持リング支持板6を
設けている。保持リング支持板6には外部から冷却風1
5を取入れる開口部6Aを設うけている。尚、保持リン
グ支持板6は保持リング5に一体に設ける場合には省略
してもよい。
【0018】外周側の回転子巻線端部4Aと内周側の回
転子巻線端部4B,4Cとの間の空間及び保持リング5
と鉄心端部1Bとの間に複数の支持部材8A,8B,8C
を配置して、複数個の通風路7A,7Bを形成ている。
各通風路7A,7Bは回転子巻線端部4A,4B,4Cの
周方向に沿って所定間隔に配置されている。支持部材8
A,8B,8Cは絶縁部材により構成されている。
【0019】保持リング5と鉄心端部1Bと対向する複
数の支持部材8A,8B,8Cの上下端部には中間部より
細くした細部材8Zを形成し、保持リング5及び鉄心端
部1Bに当接している。細部材8Zにするのは冷却風1
5を流通するさいの流通抵抗を少なくすると共に、保持
リング5と鉄心端部1との間に支持部材8A,8B,8C
を支持するためである。
【0020】鉄心端部1Bと回転子胴部1A方向とに軸
方向の冷却通路10を形成している。冷却通路10は開
口部6A及び通風路7A,7Bに連通している。保持リ
ング5と対向する支持部材8B側端に設けた流通路11
は、一方側の通風路7Aと他方側の通風路7Bとを連通
する。
【0021】流通路11と流通路11との間に配置され
た回転子巻線間に挟まれた支持部材8Cを、保持リング
5に当接する。そうすれば、冷却通路10からの冷却風
15を一方側の通風路7Aから流通路11を介して他方
側の通風路7Bに流れる通路を、蛇行させるようにす
る。
【0022】次に、本発明の冷却作用について説明す
る。流通路11により一方側の通風路7Aと他方側の通
風路7Bとを連通することにより、開口部6Aからの矢
印で示す冷却風15を内周側の冷却通路10から一方側
の通風路7Aを介して、外周側の流通路11側に流し、
流通路11から他方側の通風路7Bを通うり、再び内周
側の冷却通路10に流れので、従来技術で述べたように
外周側から内周側へ向かう流れとがお互いを妨げること
なく、自然対流により流れることが可能となる。
【0023】即ち、開口部6Aからの矢印で示す冷却風
15を冷却通路10に流し、冷却通路10からの冷却風
15Aは一方側の通風路7Aを流れ、通風路7Aにより
例えば回転子巻線端部4A,4B,4Cとの発生熱を奪
う。この加熱された冷却風15Aは外周側の流通路11
へ向かって流れ、流通路11の加熱された冷却風15A
は外気と接触している保持リング5を介して外気に冷却
され冷却風15Bと成って、再び他方側の通風路7Bに
流れ、通風路7Bの冷却風15Bにより回転子巻線端部
4A,4B,4Cの発生熱を奪い、内周側の冷却通路10
に流れる。
【0024】冷却風15の流れは保持リング5に沿って
周方向に複数個配置した流通路11により、内周側の通
風路7Bと外周側の通風路7Aとに逆方向の冷却風15
を流すことにより、複数の回転子巻線端部を周方向に均
一に冷却できる。
【0025】このように一方側の冷却風15Aから流通
路11を介して他方側の通風路7Bを通り、再び内周側
の冷却通路10に流れので、従来技術で述べたように外
周側から内周側へ向かう流れとがお互いを妨げることな
く、冷却風15の流れが自然対流により、スムーズに流
れるから、風量が増加すると共に、冷却効率が著しく向
上した。この結果、冷却効率が良くなつた分だけタービ
ン発電機を小型化することができる。
【0026】冷却効率の向上については、図15、図1
6に示すように、従来例と本発明における上述の実施例
1の冷却性能を比較するために、自然対流流路の通風抵
抗とコイルの発熱との数値計算により評価し、この結果
の風量とコイル温度を従来例の計算結果で規格化して示
したものである。
【0027】前述のように本発明における冷却風15が
各コイル間を内周から外周、外周から内周へ向かう流れ
に分離することにより、流れの相互干渉がなくなるため
に本発明を試算した結果によれば、風量を従来の約2.
5倍に増加することが出来るようになった。また、この
風量の増加により、熱伝達率、熱輸送量が増加するた
め、コイル温度は、従来に対し、10〜15%低減でき
るように改善できた。
【0028】次に本発明の他の実施例を図5ないし図1
4により説明する。図5ないし図8(A)、(B)は本発明
における実施例2を示すものである。実施例2は図にお
いて、流通路11は支持部材8A,8B内の下端部から
上端部に連通穴20を連通し、連通穴20の下端部側は
冷却通路10に連通し、連通穴20の上端側を開放せし
めて、流通路11をなしている。流通路11は一方向側
の通風路7A,7Bに連通している。
【0029】これにより、冷却通路10からの冷却風1
5は連通穴20を上昇して、流通路11より通風路7
A,7Bに流れて、各回転子巻線端部4B,4Cを冷却す
る。従って、通風路7A,7B内を流れる冷却風15
は、回転子コイルに加熱されていないから各回転子巻線
端部4B,4Cの冷却が実施例1と同程度に効率が良く
冷却できる。
【0030】図9、図10の実施例3は支持部材8A,
8B内に連通穴20を形成し、連通穴20の保持リング
5と対向する連通穴20側に連通穴20を貫通する流通
路11を形成している。流通路11により冷却風15を
周方向に均一に流し、周方向の冷却を均一にする。
【0031】同様に、図11,図12に示す他の実施例
は支持部材8A,8B内に連通穴20を形成し、保持リ
ング5と対向する支持部材8A側端に連通穴20と連通
する流通路11を形成する。この実施例では、支持部材
8A,8B内に流通路11と連通する連通穴20を形成
さるだけでよいから、製作が容易にできる利点がある。
【0032】更に、図13、図14の実施例4は支持部
材8A,8B,8Cの角部にR面22を形成し、支持部材
8A,8B,8Cは保持リング5側から冷却通路10側に
向かって順次幅を狭くした傾斜面23を形成している。
R面22及び傾斜面23により流通抵抗を少なくして、
冷却風15の流れをよくし、冷却効率をよくしている。
【0033】上述の実施例2,3,4の風量及び温度に関
しては、実施例1と同様に図15,16に示すように風
量を従来の約2.5倍に増加することが出来るようにな
った。また、この風量の増加により、熱伝達率、熱輸送
量が増加するため、コイル温度は、従来に対し、10〜
15%低減できるように改善できた。
【0034】また上述の実施例で支持部材8A,8B,8
Cの上端及び下端に伸びる細部材8Zは、符号を記載す
る必要があるので、一箇所にしか設けていないが、実際
は適宜に応じて各支持部材に設けている。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、冷却媒体を一方側の通
風路から流通路を経由して他方側の通風路を通り、再び
内周側の冷却通路10に流れ、冷却媒体の流れが自然対
流により、スムーズに流れるから、風量が増加すると共
に、冷却効率が著しく向上し、冷却効率が良くなつた分
だけタービン発電機を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例である回転子巻線
端部の断面図。
【図2】図2は、図1のA−A断面図。
【図3】図3は、図1のB−B断面図。
【図4】図4は、図3のC−1C断面における流れの模
式図。
【図5】図5は、本発明の第2実施例における回転子巻
線端部の断面図。
【図6】図6は、図5のA−A断面図。
【図7】図7は、図5のB−B断面図。
【図8】図8は、図7のC−C断面における流れの模式
図。
【図9】図9は、本発明の第3実施例における回転子巻
線端部の断面図。
【図10】図10は、図9のA−A断面図。
【図11】図11は、本発明の第4実施例における回転
子巻線端部の断面図。
【図12】図12は、図11のA−A断面図。
【図13】図13は、本発明のその他の実施例における
回転子巻線端部の断面図。
【図14】図14は、図13のA−A断面図。
【図15】図15は、従来例と本発明の風量を比較した
特性図。
【図16】図16は、従来例と本発明のコイルの温度を
比較した特性図。
【図17】図17は、従来技術における回転子巻線端部
の断面図。
【図18】図18は、図17のA−A断面図。
【図19】図19は、図17のB−B断面図。
【図20】図20は、図19のC−C断面における流れ
の模式図。
【符号の説明】
1…鉄心、1A…回転子胴部、1B…端部鉄心、2…ス
ロット、3…回転子コイル、4…回転子巻線、4A,4
B,4C…回転子巻線端部、5…保持リング、6A,6
B…通風路、8A,8B,8C…支持部材、10…冷却
炉通路、11…流通路、15…冷却風。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 服部 憲一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業部内 (72)発明者 小村 昭義 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立事業部内 Fターム(参考) 5H603 AA12 BB02 CA02 CA04 CB02 CB03 CC03 CC17 CD22 CE01 5H604 AA03 BB04 CC02 CC05 CC13 5H609 BB03 PP02 PP07 PP08 PP09 QQ02 QQ08 RR69 5H619 AA11 BB02 PP02 PP05 PP12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子胴部と前記回転子胴部より直径の
    小さい端部を有する鉄心と、前記鉄心に設けられた内周
    側及び外周側のスロットとに挿入された複数の回転子コ
    イルを積層した回転子巻線と、前記回転子巻線の鉄心端
    部に突出した回転子巻線端部と、前記回転子巻線端部の
    外周を覆う保持リングと、前記回転子巻線端部の外周側
    と内周側との間に複数の通風路を形成するように前記保
    持リングと前記鉄心端部との間に配置された複数の支持
    部材と、前記通風路と連通する外部からの冷却媒体を前
    記鉄心端部から前記回転子胴部方向に流通する軸方向の
    冷却通路とを備えたタービン発電機において、前記保持
    リングと対向する前記支持部材端に前記通風路間と連通
    する流通路を設け、この流通路を前記回転子巻線端部の
    周方向に沿って複数個配置することを特徴とするタービ
    ン発電機。
  2. 【請求項2】 前記流通路を経由して、前記冷却媒体の
    流れを、一方側の前記通風路から他方側の前記通風路に
    流すことを特徴とする請求項1記載のタービン発電機。
  3. 【請求項3】 回転子胴部と前記回転子胴部より直径の
    小さい端部を有する鉄心と、前記鉄心に設けられた外周
    側と内周側とのスロットとに挿入した複数の回転子コイ
    ルを積層した回転子巻線と、前記回転子巻線の鉄心端部
    に突出した回転子巻線端部と、前記回転子巻線端部の外
    周を覆う保持リングと、外周側と内周側との回転子巻線
    端部との間の空間及び保持リングと鉄心端部との間に複
    数の通風路を形成するように配置された複数の支持部材
    と、前記通風路と連通する外部からの冷却媒体を前記鉄
    心端部から前記回転子胴部方向に流通する軸方向の冷却
    通路とを備えたタービン発電機において、前記支持部材
    内に一端を前記冷却通路に貫通せしめ、他端を前記保持
    リング側近傍に開放せしめて流通路となし、この流通路
    を前記通風路に連通し、且つ前記回転子巻線端部の周方
    向に沿って複数個配置することを特徴とするタービン発
    電機。
  4. 【請求項4】 冷却媒体が流通する前記支持部材の出入
    口付近の角部における流通抵抗を低くするようにR面に
    することを特徴とする請求項1又は3に記載のタービン
    発電機。
  5. 【請求項5】 前記冷却媒体が流通する前記支持部材の
    出入口付近の角部における流通抵抗を低くするようにR
    面すると共に、前記支持部材は前記保持リング側から前
    記冷却通路側に向かって順次前記支持部材の幅寸法を狭
    くすることを特徴とする請求項1又は3に記載のタービ
    ン発電機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010057318A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Railway Technical Res Inst 主電動機内部の空力騒音の低減方法及びその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010057318A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Railway Technical Res Inst 主電動機内部の空力騒音の低減方法及びその装置

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