JP2010057318A - 主電動機内部の空力騒音の低減方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの部位の形状の改善により、回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの部位の風きり音を低減することによる主電動機の空力騒音の低減方法を提供する。
【解決手段】 主電動機内部の空力騒音の低減方法において、回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分6に風きり音の低減面としての回転子鉄芯押さえ3Aの面取りにより形成された傾斜面8を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 主電動機内部の空力騒音の低減方法において、回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分6に風きり音の低減面としての回転子鉄芯押さえ3Aの面取りにより形成された傾斜面8を形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、主電動機内部の空力騒音の低騒音化を図る低減方法及びその装置に関するものである。
従来、主電動機内部の空力騒音の低減のためにの種々の提案がなされている。(下記非特許文献1〜6参照)。
近年、鉄道車両においても駆動系を含めた低騒音化が求められている。
図12は従来の主電動機の内部構造を示す図、図13は図12のC部の拡大図である。
これらの図において、Aは吸気側、Bは排気側であり、101は固定子、102は固定子コイル、103は回転子鉄芯、103Aは鉄芯(回転子)押さえ、104は回転子バー(ロータバー)、105は回転軸、106は回転子鉄芯103に数本設けられている冷却ダクトの入口部分、107は回転子鉄芯103に複数本設けられる冷却ダクトの入口部分106に形成される回転子鉄芯103のエッジ部(角張った角部)、108は冷却ファン、109は鉄芯押さえ103Aのエッジ部(角張った角部)である。
図13に示すように、回転子鉄芯103内の冷却ダクト106の内径φ2 に対してそれを押さえる鉄芯押さえ103Aの穴の径はφ1 であり、冷却ダクト106の内径φ2 に対してある程度大きくなるように構成されているので、回転子鉄芯103のエッジ部(角張った角部)107には段部109が形成されている。なお、この主電動機の場合、冷却ダクトは全部で12本あり、その全ての入り口に回転子鉄芯103のエッジ部107と鉄芯押さえ103Aのエッジ部109が形成されている。
清水康弘,「鉄道車両の主電動機と歯車装置の音源分離に関する考察」,J−Rail 2005講演論文集, pp. 535−538(2006) 清水康弘, 近藤稔, 川村淳也,「主電動機騒音の音源と対策」,鉄道総研報告, 2005年5月号,Vol.19,No.5,pp27−32(2005) アンシス・ジャパン(株),FLUENT6.3User’s Guide(2006) 加藤千幸, 「数値解析による空力騒音予測の現状と課題」, 騒音制御, Vol. 27, No.5, pp299−303(2003) 飯田明由, 加藤千幸, 「数値流体騒音解析の最近の事例」, 騒音制御, Vol. 31, No.4, pp305−309(2007) Lokhande B.S.,Sovani S.D.,Xu J.,"Computational Aeroacoustic Analysis of a Generic Side View Mirror"Paper No.2003−01−1968, SAE.NVH Conference(2003)
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自己通風形主電動機は、高回転域時の主電源が空力騒音であることが分かってきている。上記した主電動機内部では、回転子鉄芯103に数本設けてある回転子内冷却ダクトの入口部分106付近の回転子鉄芯103のエッジ部107と鉄芯押さえ103Aのエッジ部109が原因で大きな風きり音が発生する。つまり、この入口付近の回転子鉄芯103のエッジ部107と鉄芯押さえ103Aのエッジ部109の形状が鋭いエッジになっているのでこの部分に空気があたることが原因で騒音が発生する。
本発明は、上記状況に鑑みて、主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの部位の形状を改善することにより、その部位の風きり音を低減することにより主電動機の空力騒音の低減方法及びその装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕主電動機内部の空力騒音の低減方法において、主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分に風きり音の低減面を形成することを特徴とする。
〔1〕主電動機内部の空力騒音の低減方法において、主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分に風きり音の低減面を形成することを特徴とする。
〔2〕主電動機内部の空力騒音の低減方法において、主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分及び出口部分に風きり音の低減面を形成することを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕又は〔2〕記載の主電動機内部の空力騒音の低減方法において、前記風きり音の低減面が前記冷却ダクトのエッジ部を面取りした傾斜面であることを特徴とする。
〔4〕上記〔1〕又は〔2〕記載の主電動機内部の空力騒音の低減方法において、前記風きり音の低減面が前記冷却ダクトのエッジ部を面取りしたR面であることを特徴とする。
〔5〕主電動機内部の空力騒音の低減装置において、主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分に形成される風きり音の低減面を具備することを特徴とする。
〔6〕主電動機内部の空力騒音の低減装置において、主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分及び出口部分に形成される風きり音の低減面を具備することを特徴とする。
〔7〕上記〔5〕記載の主電動機内部の空力騒音の低減装置において、前記冷却ダクトの入口部分には面取りが行われた鉄芯押さえを具備することを特徴とする。
〔8〕上記〔7〕記載の主電動機内部の空力騒音の低減装置において、前記面取りが前記鉄芯押さえに形成される斜面であることを特徴とする。
〔9〕上記〔7〕記載の主電動機内部の空力騒音の低減装置において、前記面取りが前記鉄芯押さえに形成されるR面であることを特徴とする。
本発明によれば、主電動機内部の空力騒音の低減方法において、主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの部位の風きり音を低減することにより、主電動機内部の空力騒音の低減を図ることができる。
本発明の主電動機内部の空力騒音の低減方法は、主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの部位に風きり音の低減面、例えば、傾斜面又はR面を形成する。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施例を示す主電動機の断面図、図2は図1のD部の拡大図である。
これらの図において、Aは吸気側(入口側)、Bは排気側(出口側)、1は固定子、2は固定子コイル、3は回転子鉄芯、3Aは鉄芯(回転子)押さえ、4はロータバーの端部露出部分、5は回転軸、6は主電動機内部の回転子鉄芯3内に複数本設けらている冷却ダクト、6Aはその冷却ダクト6の入口部分、7は主電動機内部の回転子鉄芯3内に複数本設けらている冷却ダクトの出口部分、8は回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分6の鉄芯(回転子)押さえ3Aの面取りによって形成された風きり音の低減面としての傾斜面、9は冷却ファンである。
この第1実施例では、上記した回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分6の形状を工夫する。つまり、図2に示すように、鉄芯からなる回転子鉄芯3内の冷却ダクト6の内径φ2 に対してそれを押さえる鉄芯(回転子)押さえ3Aの穴の径は入り口はφ1 に、出口は冷却ダクト6の内径φ2 と同じになるように鉄芯(回転子)押さえ3Aの面取りによって傾斜面8を設けるようにしたので、風きり音の低減を図ることができる。
図3は本発明の第2実施例を示す主電動機の断面図、図4はその風きり音の低減部分の拡大図である。なお、第1実施例と同じ部分には、同じ符号を付してそれらの説明は省略する。
この第2実施例では、回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分6に面取りによって風きり音の低減面としての傾斜面8を形成すると共に、回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの出口部分7に面取りによって風きり音の低減面としての傾斜面8′を設けるようにしている。
この第2実施例によれば、冷却ダクトの入口部分6及び冷却ダクトの出口部分7とに面取りによって風きり音の低減面としての傾斜面8,8′を設けるようにしたので、第1実施例に比べて大幅な風きり音の低減を図ることができる。
図5は本発明の第3実施例を示す主電動機の断面図、図6は図5のE部の拡大図である。なお、第1実施例と同じ部分には、同じ符号を付してそれらの説明は省略する。
これら図において、10は回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分6の鉄芯(回転子)押さえ3Bの面取りによって形成される風きり音の低減面としてのR面である。
この第3実施例では、回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分6の形状を工夫する。つまり、図6に示すように、回転子鉄芯3内の冷却ダクト6の内径φ2 に対してそれを押さえる鉄芯(回転子)押さえ3Bの穴の径はφ1 を入り口は緩く、出口は冷却ダクト6の内径φ2 と同じになるように面取りによって形成されるR面10を形成する。また、R面10の面取りの半径Rを鉄芯押さえ3Bの厚みtと同等(R=t)にする。これにより、鉄芯の穴径を変えずに鉄芯押さえの加工のみで、大きなR面10を形成でき、風きり音の低減を図ることができる。したがって、製造コストの上昇を押さえながら効果的に騒音を低減することができる。
図7は本発明の第4実施例を示す主電動機の断面図、図8はその風きり音の低減部分の拡大図である。なお、第1実施例と同じ部分には、同じ符号を付してそれらの説明は省略する。
この第4実施例では、回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分6に面取りによって風きり音の低減面としてのR面10を設けるとともに、回転子鉄芯3内に複数本設けられている冷却ダクトの出口部分7に面取りによって風きり音の低減面としてのR面10′を形成するようにしている。
この第4実施例によれば、冷却ダクトの入口部分6及び冷却ダクトの出口部分7とに面取りによるR面10,10′を設けるようにしたので、第3実施例に比べて大幅な風きり音の低減を図ることができる。
なお、主電動機内部のどのような部位で騒音が発生しているのか実機での測定は困難である。そこで、主電動機内部の熱流体解析から音響のシミュレーションを行い、その結果を実機の騒音測定結果と比較検討することによりシミュレーションの有効性を検証した。
本発明では、その解析結果から内部の空力騒音発生部位を冷却ダクトの入口部分と類推できたので、この部位の対策を行って空力騒音の低減を図っている。
回転している主電動機内部の周りの圧力や音響パワーを求めるのには、非定常流れの解析にk−ε法を用い、これにポスト処理として広帯域空力音モデルを用いて両者を組み合わせて音響パワーを求めた。
遠方場での音の評価をするのには、主電動機内部の非定常流れの解析は、LES(Large Eddy Simulation)を用い、ポスト処理としてFW−H(Ffowcs Williams and Hawkings)モデル(方程式)を用いて放射されるレシーバー点の空力騒音を求めた。
3次元解析モデルは、比較する実機の主電動機を参考に省略可能な部分は、簡略化して実物大のサイズで次のような仕様で作製した。
3次元でローターバー周りの騒音をシミュレーションするために、主電動機の回転子は、図9に示すような実機の形状に近い形で作製した。回転子11には、吸気側12と冷却ファンのある排気側13の両端にローターバーがある。
固定子周りの断面形状は、風路の空間のみを再現し、固定子の部分が抜けた状態となり吸気側と排気側を持つ外観の壁になる。
解析メッシュは、6面体メッシュで図10に示すように全て風路のみであり、速い流れや大きな音の出そうな部位以外はメッシュを粗くした。なお、図10では見えないが、直径約30cmの回転子22内部には冷却用の風路23(回転子内冷却ダクト)が12本設けてある。ここで、21は固定子である。
測定ケースにより、ばらつくが概ね450万セル程度の大きさで、最小メッシュサイズは約0.3mmである。
計算に用いた3次元解析条件の設定を以下に示す。
・解析条件:3次元、定常、圧力ベース、陰的解法
・支配方程式:連続の式、運動量保存式、エネルギー保存式、乱流
・Pressure−Velocity Coupling:SIMPLE
・Discretization:Pressure:Standard
Momentum、Turbulence、Energy:1次精度以上
・乱流モデル:k−ε(+改良型壁処理)またはLES
計算に用いた気体の物性を以下に示す。
・気体の物性値
種類:空気
密度:理想気体
比熱:1006.43(J/kg K)
熱伝導率:0.0242(W/m K)
粘性係数:1.7894×10-5(kg/m s)
計算に用いた境界条件を以下に示す。
・入口:Pressure−Inlet 大気圧 温度:293.15K
・出口:Pressure−Outlet 大気圧 逆流ガスの温度:293.15K
・壁面:断熱、内側部分のMRF(複数基準座標系)
・設定回転速度:6000/min
k−ε法(+改良型壁面処理)と音響パワーのために更に広帯域空力音モデルを使用した計算結果は、非定常計算の前に定常計算で発散しないかを確認の後、非定常計算で1.0×10-5刻みで1.0×10-2s(1回転)まで行ったものである。
・解析条件:3次元、定常、圧力ベース、陰的解法
・支配方程式:連続の式、運動量保存式、エネルギー保存式、乱流
・Pressure−Velocity Coupling:SIMPLE
・Discretization:Pressure:Standard
Momentum、Turbulence、Energy:1次精度以上
・乱流モデル:k−ε(+改良型壁処理)またはLES
計算に用いた気体の物性を以下に示す。
・気体の物性値
種類:空気
密度:理想気体
比熱:1006.43(J/kg K)
熱伝導率:0.0242(W/m K)
粘性係数:1.7894×10-5(kg/m s)
計算に用いた境界条件を以下に示す。
・入口:Pressure−Inlet 大気圧 温度:293.15K
・出口:Pressure−Outlet 大気圧 逆流ガスの温度:293.15K
・壁面:断熱、内側部分のMRF(複数基準座標系)
・設定回転速度:6000/min
k−ε法(+改良型壁面処理)と音響パワーのために更に広帯域空力音モデルを使用した計算結果は、非定常計算の前に定常計算で発散しないかを確認の後、非定常計算で1.0×10-5刻みで1.0×10-2s(1回転)まで行ったものである。
LESとFW−Hモデルを用いた計算結果は、1.0×10-5s刻みで2.0e−2s(2回転)まで行ったものである。
図11は本発明の風きり音の低減面を形成による騒音低減効果を示す図である。
図において、A線(実線)は風きり音の低減面がない場合の音圧レベルを示し、B線(点線)は風きり音の低減面が形成された場合の音圧レベルを示している。
FW−Hで定置測定点に対応するレシーバー点の音圧スペクトルを求めるための音源領域は、ローターバーの音源を直接見るために回転子全体に設定した。そのため、1kHz付近にピークがあるような、実測値と類似したスペクトル形状になるが、実測値に対して解析結果は、全体的に上にシフトしたように20〜30dB程度大きい値となった。さらに、冷却ファンの形状が実機の形状を十分反映していないために騒音が大きく発生して影響している。従って、音源領域の設定とファンをより実機に近いものにできれば、計算結果は、より測定結果の音圧スペクトルに近づくと思われる。
本発明では、流体音響解析ツールを適用した3次元計算モデルによる主電動機内部のシミュレーションを行い空力騒音を検討した。その結果、絶対値の差はあるが実機と近い傾向が得られた。
目的としたローターバーの空力騒音をレシーバー点で確認するためには実機と同等以上の冷却ファンの低騒音化がシミュレーション上でも必要であることがわかった。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の主電動機内部の空力騒音の低減方法及びその装置は、主電動機により発生する騒音の低減のためのツールとして利用可能である。
A 吸気側(入口側)
B 排気側(出口側)
1,21 固定子
2 固定子コイル
3 回転子鉄芯
11,22 回転子
3A,3B 鉄芯(回転子)押さえ
4 ロータバーの端部露出部分
5 回転軸
6 回転子内冷却ダクトの入口部分
7 回転子内冷却ダクトの出口部分
8,8′ 鉄芯(回転子)押さえの面取りにより形成された傾斜面
9 冷却ファン
10,10′ 鉄芯(回転子)押さえの面取りにより形成されたR面
B 排気側(出口側)
1,21 固定子
2 固定子コイル
3 回転子鉄芯
11,22 回転子
3A,3B 鉄芯(回転子)押さえ
4 ロータバーの端部露出部分
5 回転軸
6 回転子内冷却ダクトの入口部分
7 回転子内冷却ダクトの出口部分
8,8′ 鉄芯(回転子)押さえの面取りにより形成された傾斜面
9 冷却ファン
10,10′ 鉄芯(回転子)押さえの面取りにより形成されたR面
Claims (9)
- 主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分に風きり音の低減面を形成することを特徴とする主電動機内部の空力騒音の低減方法。
- 主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分及び出口部分に風きり音の低減面を形成することを特徴とする主電動機内部の空力騒音の低減方法。
- 請求項1又は2記載の主電動機内部の空力騒音の低減方法において、前記風きり音の低減面が前記冷却ダクトのエッジ部を面取りした傾斜面であることを特徴とする主電動機内部の空力騒音の低減方法。
- 請求項1又は2記載の主電動機内部の空力騒音の低減方法において、前記風きり音の低減面が前記冷却ダクトのエッジ部を面取りしたR面であることを特徴とする主電動機内部の空力騒音の低減方法。
- 主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分に形成される風きり音の低減面を具備することを特徴とする主電動機内部の空力騒音の低減装置。
- 主電動機内部の回転子内に複数本設けられている冷却ダクトの入口部分及び出口部分に形成される風きり音の低減面を具備することを特徴とする主電動機内部の空力騒音の低減装置。
- 請求項5記載の主電動機内部の空力騒音の低減装置において、前記冷却ダクトの入口部分には面取りが行われた鉄芯押さえを具備することを特徴とする主電動機内部の空力騒音の低減装置。
- 請求項7記載の主電動機内部の空力騒音の低減装置において、前記面取りが前記鉄芯押さえに形成される斜面であることを特徴とする主電動機内部の空力騒音の低減装置。
- 請求項7記載の主電動機内部の空力騒音の低減装置において、前記面取りが前記鉄芯押さえに形成されるR面であることを特徴とする主電動機内部の空力騒音の低減装置。
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