JP2002204507A - 列車群制御システム、列車群制御方法、車上ato装置及び地上制御装置 - Google Patents

列車群制御システム、列車群制御方法、車上ato装置及び地上制御装置

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JP2002204507A
JP2002204507A JP2001000662A JP2001000662A JP2002204507A JP 2002204507 A JP2002204507 A JP 2002204507A JP 2001000662 A JP2001000662 A JP 2001000662A JP 2001000662 A JP2001000662 A JP 2001000662A JP 2002204507 A JP2002204507 A JP 2002204507A
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Shinichi Sekino
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 列車群制御システムにおいて、先行列車の挙
動を予測し、早期遅れ回復、消費エネルギーの低減、乗
り心地の悪化を防ぐこと。 【解決手段】 各列車が地上制御装置から先行列車の各
種情報を受けることにより、先行列車の目標ランカーブ
を予測し、自列車の目標目標ランカーブを、先行列車に
過接近しないように修正し、これに基づいて運行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車の間隔を制御
する列車群制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】列車群制御システムとは、一般的に列車
が遅延した際に、列車の間隔を制御することによって遅
延回復を行うシステムである。
【0003】例えば、第10回電気学会産業応用部門大
会論文“遅れを最小化する列車群制御方法の開発“で開
示されているシステムでは、以下の考えをとっている。
【0004】各列車は、自列車がダイヤ上の時刻よりも
遅れたと判断した場合、もしくは、地上制御装置から、
いつ(時刻)、どこに(位置)、どのくらいの速さ(速
度)で到達するように目標(時刻、位置、速度)を与え
られたとき、自列車の目標ランカーブを再作成する。こ
の目標(時刻、位置、速度)は、次に停車する駅への進
入地点位置とその時刻及び速度のセットとして定められ
るもので、地上制御装置が、遅延回復上最も良くなるよ
うに計算し各列車に送る。
【0005】前記目標(時刻、位置、速度)は、以下の
処理にて求められる。
【0006】地上制御装置の内部にある運行管理装置に
て、計画ダイヤから求まるダイヤ上の次駅到着予定時刻
と、車上制御装置にて計算し地上制御装置に送信された
次駅到着予定時刻との差、つまり遅れ時間を求める。
【0007】一方、地上制御装置では場内進路開通時の
駅への進入速度と次駅到着までの所要時間の関係をあら
かじめ計算しておき、各列車の最適進入速度とその場合
の所要時間を算出する。地上制御装置は、算出した結果
をもとに前記目標(時刻、位置、速度)を決定する。こ
れらの技術を用いて、遅れを最小化する運転をすること
が可能となることを示している。
【0008】そのほか、この種の制御に関する従来技術
として、特開平6−199239号公報、特開平6−2
47309号公報、特開平8−156793号公報、特
開平10−329718号公報等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の手法で
は、先行列車の、次駅到着予測時刻から算出される目標
だけをもとに制御を行うことから、先行列車を支障とす
る制限速度(防護)パターンに接触することがある。先
行列車が、ある閉塞上にいるとき、先行列車に基づく制
限速度(防護)パターンが存在し、自列車は、位置対目
標速度のパターンである自らの目標ランカーブと前記防
護パターンの交点の直前まで進行可能である。
【0010】ここで、自列車が前記交点に到達する前
に、先行列車が、前記閉塞を抜けきっていれば、前記防
護パターンはすでに無く、先行列車に基づく防護パター
ンは、1閉塞分前方に移っている。このため、自らの目
標ランカーブと新たな防護パターンの交点である1閉塞
分先まで進行可能であることから、防護パターンに接触
することはない。
【0011】しかし、自列車が前記交点に到達したとき
に、先行列車が、まだ元の閉塞にいるならば、その防護
パターンに接触し強制的にATCブレーキを受けること
になる。ATCブレーキは、通常、常用最大のブレーキ
ノッチが用いられ、一旦、ATCブレーキをかけられる
と、必要以上に自列車は遅れることにならざるを得な
い。その結果、自列車の次駅到着予測時刻からの遅れが
発生し、また、ブレーキを使用することによる乗り心地
の悪化、消費エネルギーの増大が生じる。
【0012】本発明の目的は、列車の遅れを軽減し、乗
り心地の悪化を防ぎ、省エネルギー化を図ることであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、先行列車の
挙動を予測し、自列車との過接近について判定を行う。
ここで、列車の挙動を予測する典型的な例は、先行列車
の位置対速度曲線つまりランカーブを予測することであ
り、言い換えれば,後続列車上に先行列車の推定ランカ
ーブを作成することである。
【0014】自列車の目標ランカーブとその先行列車の
推定ランカーブに基づいて、ある時間間隔毎に、それぞ
れの位置、速度を取り出し、自列車が先行列車の位置に
基づく防護パターンにあたるかどうかをチェックするこ
とによって、自列車の目標ランカーブを、先行列車に過
接近しないように変更する処理を行う。
【0015】具体的には、次の処理を行う。初めに、先
行列車の位置から防護パターンを生成する。次に、自列
車が、その防護パターンに接触するまでの時間Taを求
める。一方、自列車は、先行列車の状態についても考慮
する。すなわち、前記先行列車の位置から在線している
軌道回路(閉塞区間)を求め、前記軌道回路を抜け出る
までの時間Tbを求める。前記時間TaとTbの大小関
係を比較することで、先行列車と自列車が過接近してい
るかどうかをチェックすることができる。自列車が先行
列車に過接近しているならば、自列車の目標ランカーブ
を下方に修正することで、先行列車と自列車の過接近を
防止し、遅れ時間を減少させ、消費エネルギーを低減さ
せる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例による
列車群制御システムの全体構成と情報の流れについて示
したものである。列車12aの車上制御装置21aは、
次の停車駅への予想到着時刻情報13aと、現在位置、
速度、目標、列車番号等の情報14aを地上制御装置1
1に送信する。ここで言う目標とは前述したように、次
に停車する駅への進入地点位置とその時刻及び速度をセ
ットとして定められたものである。地上制御装置11
は、列車12bに対して、先行列車12aの現在位置、
速度、目標及び列車番号等の情報14aと、列車Aの予
想到着時刻情報による当該列車12bの目標情報16b
を送信する。この列車12aと12bの関係は、列車1
2bと12cの関係においても同じであり、重複説明は
避ける。各列車12a〜12cは、目標を受けることで
制御を行う。図1においては、14a、14bともに空
欄のブロックがあるが、いずれも同一符号で示した情報
と同じものである。
【0017】図2は、図1に示した地上制御装置11の
本発明の一実施例における要部構成を示す。地上制御装
置11は、列車全体を制御する装置であり、情報送信部
33と情報受信部34および運行管理装置35と運行管
理装置35内に含まれる計画ダイヤDB(データベー
ス)37を含んでいる。情報送信部33は、各列車に対
して情報32を送信する部分であり、情報受信部34は
各列車から情報31を受信する部分である。また、計画
ダイヤDB37は、各列車の列車番号や各駅での出発時
刻、到着時刻、通過時刻といった情報を持っており、各
駅における列車の順序関係を認識している。
【0018】図3は各列車から地上制御装置11に送信
する情報31を示す。これらの情報は、図1のたとえば
13aと14aからなる。
【0019】図4は地上制御装置11から各列車に送信
する情報32を示す。これらの情報は、図1のたとえば
14aと16aからなる。
【0020】図5は、運行管理装置35における処理の
フローを示している。まず、ステップ501で、情報3
1を受け取る。情報31は、次駅到着予定時刻と、列車
の現在位置、現在速度、現在目標、列車番号情報とで構
成されている。次にステップ502では、計画ダイヤD
B37から求められるダイヤ上の次駅到着予定時刻を求
める処理を行う。次にステップ503では、情報31
を、算出した次駅到着予定時刻と列車の現在位置、現在
速度、現在目標、列車番号情報とに分離する処理を行
う。ステップ504では、前記ダイヤ上の次駅到着予定
時刻と、前記算出した次駅到着予定時刻から、遅れ予測
に伴う目標情報の生成を行う。
【0021】次に、ステップ505で、前記計画ダイヤ
DB37から、前記目標情報を送信する列車を決定す
る。この列車は、自列車のすぐ後方を走行している列車
となる。次に、ステップ506では、ステップ503で
分離した列車の現在位置、現在速度、現在目標、列車番
号情報と、ステップ505で求めた前記遅れ予測に伴う
目標情報を合成して送信すべき情報32を生成する。次
にステップ507では、前記情報32を図2に示す地上
制御装置11の情報送信部33に送信する処理を行う。
以上の処理で、運行管理装置35の処理が終了となる。
【0022】図6は、車上制御装置21の概略ブロック
図である。車上制御装置21は、列車の動作を制御する
ための装置であり、各列車がそれぞれ保有している装置
である。その構成は、情報送信部74、情報受信部75
と位置,速度検出装置73およびATO装置71を備
え、このATO装置71には過接近チェック部72を備
えている。自列車の位置、速度検出装置73は、自列車
の位置と速度を検出する装置であり、従来から用いられ
ている速度計やタコメータジェネレータ等で実現でき
る。
【0023】図7は、車上制御装置21の処理フローで
ある。車上制御装置21では、まず、ステップ701に
おいて、情報受信部75で受信した前記情報32をAT
O装置71に転送する。次に、ステップ702におい
て、位置,速度検知装置73にて検出された自列車の位
置,速度情報をATO装置71に転送する。ステップ7
03では、ATO装置71で処理を行うが、この処理の
詳細については後述する。次に、ステップ704では、
ステップ703の処理で得られた結果と前記自列車の位
置,速度情報を情報送信部74に転送する処理を行う。
次にステップ705へ進み、車上制御装置21の情報送
信部74にて受信したステップ703でのATO処理結
果と前記自列車の位置,速度情報を1つにまとめて、前
記情報31を生成し、地上制御装置11の情報受信部3
4に送信する。
【0024】図8は、ATO装置71で行われる前記ス
テップ703の処理フローである。ATO装置71で
は、前記情報32があるかどうかで処理の内容が異な
る。前記情報32がない場合、自列車は遅延情報がな
い、もしくは、自列車が先頭を走行していることにな
る。そのため、自列車が遅れているかどうかに着目すれ
ばよい。しかし、前記情報32が存在する場合、すでに
自列車の先行列車が遅れており、自列車は列車群全体と
して遅れを最小化させるように運行させることを考えな
ければならない。
【0025】まず、ステップ801で車上制御装置21
の情報受信部75にて前記情報32を受信しているか否
かについて着目する。存在していれば、ステップ80
2、存在していなければ、ステップ803へとそれぞれ
進む。ステップ802以降の処理は、前記情報32が存
在している場合である。前記情報32の構成について
は、図4に示した通りであり、先行列車の現在位置、現
在速度、現在目標及び列車番号に関する情報と、自列車
すなわち地上から見れば後続列車の目標情報とで構成さ
れている。ステップ802では、前記情報32を先行列
車の現在位置、現在速度、現在目標及び列車番号の情報
と、自列車の目標情報とに分離する処理を行う。次にス
テップ805では、ステップ802で分離した前記先行
列車の現在位置、現在速度、現在目標及び列車番号の情
報を用いることで先行列車の挙動を予測し、その推定ラ
ンカーブを作成する。次にステップ806へ進み、前記
情報を使用することで、自列車の目標ランカーブの原案
を生成する。この目標ランカーブとは、列車位置に対す
る速度の変化パターンのデータとして与えられる今後の
自列車の目標速度である。ステップ806の処理後、ス
テップ807に進み、過接近チェック部72にて自列車
の目標目標ランカーブを決定する。この処理の詳細につ
いては後述する。この処理後ステップ809へと進む。
ステップ809では、前記自列車の目標ランカーブから
次駅到着予定時刻を求める。次にステップ810に進
み、ステップ809で求めた次駅到着予定時刻と自列車
の目標情報を組み合わせて送信すべき情報を作成する。
【0026】次に、ステップ803以降の処理について
示す。ステップ803以降の処理は、前記情報32が存
在していない場合であり、自列車の遅れにだけ着目すれ
ばよい。まず、ステップ803では、計画ダイヤ上から
自列車の目標ランカーブを作成する。次にステップ80
4に進む。ステップ804では、現在時刻における自列
車の位置、速度情報と自列車の目標ランカーブと、現在
の実位置、速度を比較することで、自列車が遅延してい
るか否かをチェックする。自列車が遅延している場合、
ステップ808へと進む。遅延していない場合は、ステ
ップ809に進む。ステップ808では、その遅延の度
合いにより自列車の目標ランカーブを作成しなおす。こ
の処理後前記ステップ809へと進む。ステップ809
以降の処理は上述と同じになる。
【0027】図9は、過接近チェック部72で行われる
ステップ807の処理フローである。
【0028】図10は、過接近チェック処理に用いられ
る情報の概念図であり、自列車の目標ランカーブと先行
列車を支障とする防護パターンを示している。
【0029】図11は、目標ランカーブを部分的に変更
した例を示している。
【0030】図9の処理フローについて、図10及び図
11を参照して説明する。過接近チェック部72は、自
列車の目標ランカーブ122と先行列車の挙動予測によ
る推定ランカーブを入力して処理を行う。まず、ステッ
プ901にて、初期時刻timと、先行列車と自列車と
の過接近をチェックする時間間隔t秒の決定を行う。次
にステップ902では、前記先行列車の挙動予測に基づ
く推定ランカーブから、時刻timにおける先行列車の
位置および在線している軌道回路(閉塞区間)を求め
る。次に、ステップ903の処理を行う。ステップ90
3では、ステップ902で求めた先行列車の在線してい
る軌道回路から、自列車の走行限界点を求める。次に、
自列車の走行限界点から、先行列車の防護パターンを求
める。次にステップ904では、図10に示すように、
前記先行列車の防護パターン123と前記自列車の目標
ランカーブ122から、両者の交点a1(v1,x1)
(位置x、速度vによって構成される)を求める。次に
ステップ905へと進む。ステップ905では、図10
に示すように、ステップ902で求めた先行列車の在線
している軌道回路126を先行列車が抜けきるまでにか
かる時間Taを、前記先行列車の推定ランカーブから求
める。次にステップ906へ進むステップ906では、
図10に示すように、自列車の現在点a0(v0,x0)か
ら前記a1(v1,x1)まで走行するのにかかる時間
Tbを、前記自列車の目標ランカーブから求める。次
に、ステップ908へと進む。ステップ908では、図
10に示している前記先行列車の在線している軌道回路
126を先行列車が抜けきるまでにかかる時間Taと、
自列車の現在点a0(v0,x0)から前記a1(v1,x
1)まで走行するのにかかる時間Tbの大小関係を比較
する。この大小関係で、Ta≦Tbならば、先行列車と
自列車は過接近していないと判定し、ステップ907へ
と進む。一方、Ta>Tbならば、先行列車と自列車は
過接近していることになり、このまま進行すると、先行
列車の防護パターン123に接触することになる。この
時は、後述するステップ911にて目標ランカーブを部
分的に変更することを考える。
【0031】ステップ911では、図11に符号124
で示すように目標ランカーブを部分的に変更する。この
処理を終了後、ステップ909に進む。ステップ909
では、自列車の現在点a0(v0,x0)から前記a1(v
1,x1)まで走行する際に、前記時間Ta以上で走行
可能かをチェックする。図11に示すように、前記時間
Taで自列車の現在点a0(v0,x0)から前記a1(v
1,x1)まで走行する目標ランカーブを作成できれば
走行可能である。この走行可能な目標ランカーブを作成
できたことを確認できれば、ステップ907の処理に進
む。
【0032】ステップ907では、時刻timをt秒進
ませた状態(つまりtim=tim+t)にする。その
後ステップ913に進み、時刻timが、先行列車の次
駅到着時刻よりも遅くなっているか否かをチェックす
る。遅くなっているのあれば、先行列車と自列車の過接
近のチェックは終了となり、ステップ912により自列
車の目標ランカーブが決定される。遅くなければ、ステ
ップ902に戻って再処理を行う。
【0033】ステップ909にて、前記時間Taで自列
車の現在点a0(v0,x0)から前記a1(v1,x1)
まで走行する目標ランカーブを作成できていないと判断
した場合には、ステップ910に進み、前記時間Taで
自列車の現在点a0(v0,x0)から前記a1(v1,x
1)まで走行する目標ランカーブを再作成する。
【0034】以上の実施例においては、先行列車がある
閉塞区間を抜けるまでの時間Taと,この閉塞区間に先
行列車が在線していることに基く前記制限速度パターン
と後続列車の目標ランカーブがぶつかるまでの時間Tb
とを比較する手段と、前記時間Taが前記時間Tbより
も長くなるように後続列車の前記目標ランカーブを下方
に修正する手段を備えている。
【0035】図12は、列車が保持している情報であ
る、自列車の列車番号、現在速度、現在位置、現在目標
と先行列車の位置、速度、目標及び次駅到着予定時刻と
で構成されている。
【0036】図13は、計画ダイヤDBである。データ
ベースは、列車番号と各駅の発着時刻とで構成されてお
り、図5のステップ502と505で使用している。
【0037】図14は、閉塞データであり、路線の閉塞
番号および閉塞長、どこと接続しているかを表してい
る。このデータは図9のステップ902や905等で使
用する。
【0038】以上の実施例によれば、先行列車の情報を
地上制御装置から受信し、先行列車の推定ランカーブを
後続列車上で作成し、自列車の目標ランカーブと先行列
車の推定ランカーブを比較することによって、自列車が
先行列車の防護パターンにあたるかどうかをチェック
し、自列車の目標ランカーブを、その先行列車に過接近
しないように変更する処理を行っている。
【0039】これにより、先行列車に過接近する現象が
起きないため、過接近によるブレーキの作動をなくし、
遅れ時間を減少させることができる。また、過接近によ
るブレーキの作動がなくなるため消費エネルギーを低減
することが可能となる。
【0040】図15は、本発明の他の実施例による位置
対速度曲線を示す。これまでの実施例では、演算により
求めた時間TaとTbの比較を用いて説明したが、必ず
しも時間比較である必要はなく、位置や速度を用いて計
算することもできる。
【0041】図15において、先行列車202が、閉塞
221に存在するとき、防護パターン211が存在す
る。後続列車201は、防護パターン211までは走行
可能である。後続列車が防護パターン211に接近する
ときに、先行列車202が閉塞221を抜け出せば、防
護パターン211は消滅し、防護パターン213に切り
替わるので、後続列車201は先行列車202の防護パ
ターンの影響を受けることなく進行できる。
【0042】防護パターン211の長さは、速度に依存
するので、その長さを防護パターン長212とすると、
ある関数patを用いてpat(v)と表現可能であ
る。また、防護パターンは閉塞の数十メートル手前から
立ち上げるので、それをxとしている。閉塞の長さは、
それぞれL1,L2,……L6とする。
【0043】これらのことから、図15の場合、 自列車が(Ltop+L4+L5−x)を走行する時間 ≧先行列車が(L6−Ltail)を走行する時間……………………(式1 ) が成立すればよい。
【0044】ここで、時間の概念を使用せずに、平均速
度(先行列車:V1、後続列車V2)の概念を用いる。
平均速度としては、いろいろなものが考えられるが、あ
る時間までに走行した距離とその時間によって算出した
ものを平均速度とする。すると1式は、 (Ltop+L4+L5−x)/V2≧(L6―Lta
il)/V1 となるため、演算した時間の比較でなく、距離及び/又
は速度を比較する形で計算し、判定することも可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、先行列車への過接近を
未然に防止し、余計なブレーキの作動をなくし、遅れ時
間を減少させることができ、消費エネルギーを低減させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による列車群制御システム及
び情報の流れ図。
【図2】本発明の一実施例における地上制御装置の概要
ブロック図。
【図3】本発明の一実施例における車上制御装置から地
上制御装置に送信する情報
【図4】本発明の一実施例における地上制御装置から車
上制御装置に送信する情報。
【図5】本発明の一実施例における地上制御装置内の運
行管理装置の処理フロー図。
【図6】本発明の一実施例における車上制御装置の概要
ブロック図。
【図7】本発明の一実施例における車上制御装置内の処
理フロー図。
【図8】本発明の一実施例における車上制御装置内のA
TO装置の処理フロー図。
【図9】本発明の一実施例における車上制御装置内の過
接近チェック部の処理フロー図。
【図10】位置対速度曲線図上における防護パターンと
目標ランカーブの関係図。
【図11】位置対速度曲線図上における目標ランカーブ
変更の一例。
【図12】列車情報テーブルの一例。列車の防護パター
ンの概念図。
【図13】計画ダイヤデータベースの一例。
【図14】閉塞データテーブルの一例。
【図15】本発明の他の実施例による演算を説明する位
置対速度曲線図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 剛士 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所交通システム事業部水戸交通 システム本部内 (72)発明者 関野 眞一 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所交通システム事業部水戸交通 システム本部内 Fターム(参考) 5H115 PA08 PC02 PG01 SF19 SF22 SF27 SJ13 SL01 SL05 SL06 SL07 TB01 5H161 AA01 BB02 BB06 CC11 CC13 CC20 EE01 EE05 GG02 GG12 GG14 GG17 JJ28 JJ32 JJ36

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤ情報と勾配,曲線,速度制限等の路
    線情報をもとに作成された目標ランカーブに追従するよ
    うに列車の走行を制御する車上ATO装置と、列車から
    列車の現在位置と速度を含む情報を受信し,列車の運行
    を管理する地上制御装置と、先行列車の位置する閉塞区
    間に基づいて,後続列車に対する制限速度パターンを設
    定し,この制限速度パターンを後続列車の速度が超える
    と後続列車にブレーキをかけるATC装置とを備えた列
    車群制御システムにおいて、先行列車がある閉塞区間を
    抜けるまでの時間Taと,この閉塞区間に先行列車が在
    線していることに基く前記制限速度パターンと後続列車
    の目標ランカーブがぶつかるまでの時間Tbとを比較す
    る手段と、前記時間Taが前記時間Tbよりも長くなる
    ように後続列車の前記目標ランカーブを修正する手段を
    備えたことを特徴とする列車群制御システム。
  2. 【請求項2】ダイヤ情報と勾配,曲線,速度制限等の路
    線情報をもとに作成された目標ランカーブに追従するよ
    うに列車の走行を制御する車上ATO装置と、列車から
    の位置と速度を含む情報を受信し,列車の運行を管理す
    る地上制御装置と、先行列車の位置する閉塞区間に基づ
    いて,後続列車に対する制限速度パターンを設定し,こ
    の制限速度パターンを後続列車の速度が超えると後続列
    車にブレーキをかけるATC装置とを備えた列車群制御
    システムにおいて、先行列車がある閉塞区間を抜けるま
    でに,この閉塞区間に先行列車が在線していることに基
    く前記制限速度パターンと後続列車の目標ランカーブが
    ぶつからないように後続列車の前記目標ランカーブを修
    正する手段を備えたことを特徴とする列車群制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】目標ランカーブに追従するように列車の走
    行を制御する車上ATO装置と、列車の運行を管理する
    地上制御装置と、先行列車の位置する閉塞区間に基づい
    て,後続列車に対する制限速度パターンを設定し,この
    制限速度パターンを後続列車の速度が超えると後続列車
    にブレーキをかけるATC装置とを備えた列車群制御シ
    ステムにおいて、前記地上制御装置に設けられ,先行列
    車の現在位置と速度に関係する情報を後続列車に送信す
    る手段と、前記車上装置に設けられ,前記先行列車の現
    在位置と速度に関係する情報に基づき先行列車の挙動を
    予測する手段を備えたことを特徴とする列車群制御シス
    テム。
  4. 【請求項4】目標ランカーブに追従するように自列車の
    走行を制御する車上ATO装置と、列車の運行を管理す
    る地上制御装置と、先行列車の位置する閉塞区間に基づ
    いて,後続列車に対する制限速度パターンを設定し,こ
    の制限速度パターンを後続列車の速度が超えると後続列
    車にブレーキをかけるATC装置とを備えた列車群制御
    システムにおいて、先行列車がある閉塞区間を抜けるま
    での間に,この閉塞区間に先行列車が在線していること
    に基く自列車に対する前記制限速度パターンと自列車の
    目標ランカーブがぶつからないように自列車の前記目標
    ランカーブを下方修正する手段を列車上に備えたことを
    特徴とする列車群制御システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、地上制
    御装置に設けられ,前記後続の列車に対して,先行列車
    の現在位置,速度又はこれらに基づく情報を送信する手
    段を備え、前記目標ランカーブ修正手段は、前記先行列
    車の現在位置,速度又はこれらに基づく情報に基づいて
    前記目標ランカーブを修正するように構成したことを特
    徴とする列車群制御システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、前記後
    続列車の前記車上制御装置に、先行列車の目標ランカー
    ブを生成する手段を設けたことを特徴とする列車群制御
    システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかにおいて、前記車
    上制御装置は、先行列車の現在位置と速度を受け取り、
    先行列車の挙動を予測する手段を備えたことを特徴とす
    る列車群制御システム。
  8. 【請求項8】自列車のダイヤ情報と勾配,曲線,速度制
    限等の路線情報をもとに目標ランカーブを作成し,作成
    した目標ランカーブに追従するように自列車の走行を制
    御する車上ATO装置において、外部から送信された先
    行列車の位置する閉塞区間を含む情報に基づいて,自列
    車に対する制限速度パターンを設定し,この制限速度パ
    ターンを自列車の速度が超えると自動的に自列車にブレ
    ーキをかけるATC装置と、先行列車がある閉塞区間を
    抜けるまでに,この閉塞区間に先行列車が在線している
    ことに基く前記制限速度パターンと自列車の目標ランカ
    ーブがぶつからないように自列車の前記目標ランカーブ
    を修正する手段を備えたことを特徴とする車上ATO装
    置。
  9. 【請求項9】列車からの位置情報,速度,ダイヤからの
    遅れ情報を受信し,列車の運行を管理する地上制御装置
    において、各列車から受信した情報に基づいて、列車の
    現在位置,速度及び次の停車駅への進入位置,時刻,速
    度に関する情報を、当該列車に後続する列車に送信する
    手段を備えたことを特徴とする地上制御装置。
  10. 【請求項10】当該列車のダイヤ情報と勾配,曲線,速
    度制限等の路線情報をもとに目標ランカーブを作成し,
    作成した目標ランカーブに追従するように列車の走行を
    制御する車上ATO装置と、列車からの位置と速度を含
    む情報を受信し,列車の運行を管理する地上制御装置
    と、先行列車の位置する閉塞区間に基づいて,後続列車
    に対する制限速度パターンを設定し,この制限速度パタ
    ーンを後続列車の速度が超えると後続列車にブレーキを
    かけるATC装置とを備えた列車群制御方法において、
    先行列車がある閉塞区間を抜けるまでの時間Taを算出
    するステップと、前記閉塞区間に先行列車が在線してい
    ることに基く前記制限速度パターンと後続列車の目標ラ
    ンカーブがぶつかるまでの時間Tbを算出するステップ
    と、これら時間TaとTbとを比較するステップと、算
    出した前記時間Taが前記時間Tbより短くなったとき
    後続列車の前記目標ランカーブを下方修正するステップ
    を有することを特徴とする列車群制御方法。
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