JP5089640B2 - 列車群運行管理システム - Google Patents
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Description
ATOシステムでは、特定の列車がダイヤ上の時刻よりも遅れたと判断した場合、もしくは、運行管理システムから、いつ(時刻)、どこに(位置)、どのくらいの速さ(速度)で到達するように目標(時刻、位置、速度)を与えられたとき、その列車は、目標ランカーブを再作成し、目標を達するよう速度制御を行う。
このような運行管理システムの例が、特許文献1ないし3に示されている。
すなわち、単一路線上を複数の列車が走行する鉄道のようなシステムでは、追突による事故を防止するために、先行する列車の現在位置に応じて後続する列車の速度を制限する制御システムが列車の安全な運行に重要である。従来、知られている列車制御システムとしては、先行列車との間隔に応じて後続列車の許容速度を設定し、後続列車が許容速度を超過すると、自動的にブレーキが作動して減速することにより、列車速度を制限するものがある。
現行の具体的な例として、階段制御連続誘導式ATC(自動列車制御)を用いた列車制御システムでは、地上装置は軌道に固定して設定された各閉塞区間毎に、列車検知を行ない、先行列車の位置に基づいて当該列車後方の各閉塞区間毎に許容速度を設定し、各閉塞区間にそれぞれの許容速度情報(ATC信号)を連続的に送信する。後続列車が先行列車に近づくにつれて、信号展開に従って地上装置は後続列車に対して低速のATC信号を指示する。そして、後続列車がその列車速度よりも低速のATC信号を受信すると、列車は速度照査から許容速度超過を判断し、自動的にブレーキ指令を発効して減速制御するシステムとなっており、路線内を走行する特定の列車から位置情報等の送受信にかかわりなく、地上制御装置からの列車検知、地上制御装置、そして各列車のATC信号受信及びATC信号に基づく列車速度制御装置に支障がなければ、列車の追突事故は未然に防止されるようになっている。
一般に情報伝送において通信が途絶すると、受信側は最後に更新された情報に従った制御、あるいは一定時間の間に情報更新が無いことを検知して通信途絶時の特例制御を行うことが知られている。
この考え方を用いた場合、列車からの情報が途絶して更新されないと、他列車は最後に更新した当該列車の古い情報を用いた走行、あるいは当該情報無しとして安全のために速度を低下するなど余裕を設けた走行を行うことになり、列車運行全体での効率が低下する可能性がある。
本発明の目的は、地上装置を含めATC装置、ATS装置鉄等の鉄道信号装置が正常に作動し、先行する列車との追突が確実に防止されるよう、最終的な速度制御が確実に行われることを前提に、例えば、特定の列車からの情報が途絶した場合でも、他列車(特に当該特定の列車の後続列車)に対して情報が途絶した列車についての精度の高い情報を与えることで円滑な列車運行を継続する列車群運行管理システムを提供することにある。
運行状態管理装置1は、運行管理装置2より列車ダイヤの予測情報を受け、接続する情報伝送装置3を介して軌道5を走行する列車4A及び列車4Bと情報の送受を行う。ここで列車4Bは列車4Aの前を走行する列車である。なお列車4Bの前を走行する列車4Cは、図1に記載していない。また、本発明に係る列車群運行管理システムは、運行状態管理装置1とは別に信号装置として、公知のATC制御部等の鉄道信号装置6を備えている。
運行管理装置2は列車ダイヤの予測情報をダイヤ予測実施部21で作成し、運行状態管理装置1に送る。列車ダイヤの予測情報とは、列車の各駅における到着や出発の時刻を予想したものである。またこの列車ダイヤより列車4A及び列車4Bの走行順序を得て、運行状態管理装置1に送る。更に実際に駅に到着した時刻や駅を出発した時刻の情報を、実績情報として運行状態管理装置1に送る。
前記鉄道信号装置6は前記ダイヤ予測実施部21が作成した前記列車ダイヤの予測情報に従い制御を行う。
列車制御装置32Aは列車情報伝送装置31A及び情報伝送装置3を介して運行状態管理装置1に列車4Aの情報を送り記運行状態管理装置1より列車4Aに対する情報を得る。列車制御装置32Aが運行状態管理装置1に送る情報は、例えば列車4Aの一定時間周期ごとの位置及び速度の値である。また列車制御装置32Aが運行状態管理装置1より受ける情報は、例えば列車4Aの駅到着予想時刻と、列車4Aの前を走行する列車である列車4Bの駅到着予想時刻と、列車4Bの一定時間周期ごとの位置及び速度の値である。これにより列車制御装置32Aは列車4Aに対する駅到着予想時刻の情報だけでなく、列車4Bに対する駅到着予想時刻や記列車4Bの一定時間周期ごとの位置及び速度の値を用いた走行制御を行う。
なお列車4Bは、列車4Aと同じ構成である。列車4Aにおける前を走る列車4Bの一定時間周期ごとの位置及び速度の値と同様に、列車4Bは更に前を走行する列車4Cの情報を運行情報管理装置1より受ける。
このとき運行状態管理装置1は、運行管理装置2より受けた列車ダイヤの予測情報及び実績情報と、情報伝送装置3を介して受けた列車4A及び列車4Bの一定時間周期ごとの位置及び速度の値を、列車状態管理部11に持つ。
これにより列車4Aについては、現在情報の位置情報としてL_4Aを、速度情報としてV_4Aを、これらの情報を伝送した際の時刻情報としてT_4Aを、実績情報の駅情報としてYを、発あるいは着の種別情報として発を、発あるいは着の時刻情報としてT_Y_4Aを、目標情報の駅情報としてZを、発あるいは着の種別情報として着を、発あるいは着の時刻情報としてT_Z_4Aを、先行列車の情報として4Bをそれぞれ持つことになる。
列車4Aは図3に示す情報を情報伝送装置3及び列車情報伝送装置31Aを介して車上制御装置32Aで受ける。列車4Aは図3に示す情報を用いることで、列車4Aの目標情報である駅Zの着時刻がT_Z_4Aであることに加え、先行列車の目標情報である駅Zの着時刻がT_Z_4Bであること、先行列車の時刻T_4Bにおける位置L_4Bと速度V_4Bの関係、先行列車の実績情報として駅Yの発時刻がT_Y_4Bであることを得て、走行することができる。
この際に運行状態管理装置1は、図2に示す各列車の現在情報より位置の情報と、速度の情報と、時刻の情報を、実績データ12に保持する。これにより走行実績データ12は、図4に示す列車と位置と速度と時刻の情報を保持する。各列車の現在情報は一定時間周期ごとの情報であるため、図4に示す走行実績データ12の列車と位置と速度と時刻の情報は一定時間周期毎に追加を行う。
これにより走行実績データ12が保持する時刻の情報を用いることで、一回の走行における任意の位置を通過した時刻、任意の速度に到達した時刻、各駅に到着あるいは出発した時刻、駅出発より任意の地点に到達するまでの所要時間、任意の年月日の走行における任意の駅出発から任意の駅到着までの所要時間を得ることが出来る。
なお図4には列車4Aについて時刻の情報T_4A0〜T_4A3まで4組、列車4Bについて時刻の情報T_4B0〜T_4B3まで4組のデータが示されているが、走行実績データ12に保持する数を制限しない。
例えば、列車情報伝送装置31Bの故障、あるいは列車情報伝送装置31Bと情報伝送装置3との間での情報伝送エラーが発生した場合、図2に示す列車4Bについての各列車の現在情報である位置L_4Bと速度V_4Bと時刻T_4Bの一部あるいはすべてが、一定時間周期ごとの情報伝送の一部あるいは連続して得られない状態になる。
この状態で列車4Bを先行列車とする列車4Aは、図3に示す情報のうち列車4Bの現在情報である位置L_4Bと速度V_4Bと時刻T_4Bを正しく得ることができない。
そこで列車状態管理部11は、図2に示す各列車の現在情報より時刻の情報について、まず更新周期が一定時間周期と合致することを確認する。列車状態管理部11が行う判断手順を図5に示す。
そして対象全列車について実施したかの判断処理104を行い、全列車について実施したならば各列車に図3に示す情報を配信する処理106を行い、終了107となる。
列車情報推定処理105は列車挙動予測部13が行う。図5の列車情報推定処理105の前段処理である前期判断処理103にて、各列車の現在情報より時刻の情報の更新周期が一定時間周期と合致していないことが得られているので、列車情報推定処理105は各列車の現在情報より時刻の情報の更新周期が一定時間周期と合致する時刻を計算対象時刻とし、計算対象時刻における計算対象の列車の位置と速度の情報を作成する処理である。
開始201に続いて、処理202で目標情報を得、処理203で実績情報を得る。処理204にて、走行実績データ12より最も新しい列車の現在情報として位置と速度と時刻の情報を得る。そして判断処理205では、処理203で得た実績情報の時刻と、処理204で得た最も新しい列車の現在情報の時刻情報を比較する。
そして処理203で得た実績情報の時刻より処理204で得た最も新しい列車の現在情報の時刻情報が新しい場合、具体的には時刻情報は経過と共に増加するので大きい値となる場合、処理206を行う。
処理206は処理202で得た目標情報と、処理203で得た実績情報と、処理204で得た最も新しい列車の現在情報と、走行実績データ12より得た列車の現在情報を用いて、計算対象時刻における列車4Bの位置及び速度の情報を求め、処理208で終了する。
処理207は処理202で得た目標情報と、処理203で得た実績情報を用いて、計算対象時刻における列車の位置及び速度の情報を求め、処理208で終了する。
処理206は計算対象とする列車4Bの実績情報と目標情報と最も新しい列車4Bの現在情報に対して、走行実績データ12が保持する列車と位置と速度と時刻の情報より、列車4Bと、位置、速度及び時刻が合致する情報を検索する。
そして合致する走行実績データ12が保持する列車の位置、速度及び時刻の情報より、今回の計算対象時刻における列車4Bの位置及び速度の情報を得る。
ここで時刻の合致は、年月日時分秒のうち、時分秒を対象とする。あるいは列車の現在情報の時刻情報について、実績情報の時刻情報からの差分を用い、走行実績データ12が保持する時刻の情報についても、実績情報の駅と発あるいは着情報が合致する地点における時刻情報からの差分を用いる方法がある。これらの合致は完全な合致の場合、あるいは任意の差分以内であることを合致とする場合がある。
なお前記処理207については、先に述べた前記処理206より前記列車の現在情報を除いた手順と同じである。
列車の標準的な走行データは軌道5の各位置における列車の速度を示した情報であり、一般に基準運転曲線と呼ばれる。前記走行標準データ14が示す位置と速度の対応から駅出発あるいは駅到着を基準とする時間情報を計算することができる。
このため列車の標準的な走行データは、走行実績データ12に保持する列車の現在情報を用いる場合と同じ手順で用いることができる。
平均値の作成は、例えば列車と時刻に対する複数の位置情報と複数の速度情報について平均値を求めて保持する方法がある。列車毎に位置の平均値及び速度の平均値を作成し保持することにより、例えば処理206で計算対象とする列車の情報及び計算対象時刻に対応する位置及び速度を、走行実績データ12が保持する列車の位置の平均値と速度の平均値より得ることが出来る。
なお記時刻情報として、手前駅を出発した時刻など任意時刻からの差分時間を用いることで、位置と速度と時刻の情報における時刻情報を、位置までの所要時間で扱うことができる。
これにより列車状態管理部11は列車4Bからの情報伝送がなされない場合について、列車4Bから受ける位置速度情報の代わりとなる位置速度情報を、列車挙動予測部13より得て、列車4Bを先行とする列車4Aに与えることができる。
列車4Aは、列車4Bと運行状態管理装置1との情報伝送の状態にかかわらず、先行列車4Bの位置速度情報を正確に得ることができる。
図8に示す各列車の将来情報のうち、時刻情報は図2に示す各列車の現在情報の時刻情報T_4A及びT_4Bに対してt1時間及びt2時間を加算することで、時刻T_4A+t1、時刻T_4A+t2、時刻T_4B+t1、時刻T_4B+t2として定まる。各時刻に対応する位置及び速度を計算する手順を図9に示す。
そして計算対象列車及び計算対象時刻に対して、処理304で列車情報推定処理を行う。この処理304は、図5に示す処理105と同じである。そして判断処理305で計算対象時刻すべてについて計算したことを判定し、判断処理306で全列車について計算したことを判定し、処理307で作成した各列車の将来情報を配信し、終了308となる。
列車状態管理装置1は一部の列車に保持しても、すべての列車に保持してもよい。更にダイヤ予測実施部を含む運行管理装置2も、列車に保持してもよい。
以上述べた予想時刻設定部15は、列車状態管理部11より現在の時刻情報を得て列車挙動予測処理13に与える計算対象とする時刻情報を作成しているが、予想時刻設定部15は、例えばタイマーを用いて計算対象とする時刻情報を列車状態管理部11からの情報を用いずに作成し列車挙動予測処理13に与えてもよい。
図13に構成を示す。軌道5において情報伝送装置3A及び3Bの間に、情報伝送範囲外区間7が存在する。情報伝送範囲外区間7以外では、列車4A及び4Bは、情報伝送装置3Aあるいは3Bと情報伝送を行い、先に述べた手順で制御を行う。
図14に構成を示す。軌道5において情報伝送装置3A〜3Cが存在する。各情報伝送装置3A〜3Cは、それぞれの情報伝送範囲に存在する列車との間で情報伝送を行う。ここで各情報伝送装置3A〜3Cの情報伝送頻度を、図15に示すように条件に応じてそれぞれに設定する。図15より例えば通常時は情報伝送装置3A及び3Cが高頻度、情報伝送装置3Bが低頻度で情報伝送を行い、ラッシュ時は各情報伝送装置3A〜3Cすべてが高頻度で情報伝送を行う。
高頻度とは、例えば一定時間周期による情報伝送処理タイミングすべてについて、列車との間で情報伝送処理を行う場合である。また低頻度とは、高頻度より間引いた処理を行う場合であり、例えば一定時間周期による情報伝送処理タイミング10回の情報伝送処理タイミングのうち9回を行わずに1回だけ処理を行う場合である。そして停止とは情報伝送処理をまったく行わない場合である。
高頻度で処理を行う場合、前記列車4A及び4Bは本来の情報伝送処理タイミング全てについて運行状態管理装置1との間で情報伝送を行う。これは先に述べた手順どおりである。
停止の場合、列車4A及び4Bは図13を用いて説明した情報伝送範囲外区間7に存在する状態と同じ手順で処理を行う。
この状態は先に述べた停止の場合と同じであるため、9回の情報伝送を行わない状態では、停止の場合と同じ手順で処理を行うことで、他列車に対して情報を与えることを継続できる。
このため情報伝送対象外の列車は実際に存在していない場合でも、運行状態管理装置1が情報伝送対象外の列車の情報を作成することで、情報伝送対象外の列車以外の列車に対して情報を与えることを継続できる。これは情報伝送対象外の列車の走行する範囲の一部あるいは全部について実際には走行していない場合、情報伝送対象外の列車とは列車情報伝送装置31を持たない場合、情報伝送対象外の列車とは列車制御装置32を持たない場合について同じである。また情報伝送対象外の列車の数は一列車に限らず、少なくとも一列車を除く全列車が前報伝送対象外の列車であっても処理手順は同じである。
装置構成を図12に示す。信号装置6は列車の位置を、軌道回路7A〜7Dを用いて検知する。検知した結果は運行状態管理装置1の列車状態管理部11にて先に述べた手順の処理を行う。前出の図3に示す情報は、列車4A及び4Bに対して情報伝送装置3を用いて与える。
V = (L1+L2)/T …(1)
この場合、前記平均速度Vは次の式(2)で計算する。
V = (L2)/T2 …(2)
以上述べた軌道回路に対する進入や進出の位置や時刻、平均速度を用いることで、運行状態管理装置1は図1に示す情報伝送装置3を用いて列車4A及び4Bから位置、時刻、速度の情報を受ける場合と同様に、各列車に対して情報を与えることができる。
以上述べた方法により、本発明は、列車から位置及び速度の情報が得られない場合において、列車以外に対して与える位置及び速度の情報を作成して配信することにより、列車に対して他列車の位置及び速度の情報を継続して配信することができる。
2…運行管理装置
3…情報伝送装置
4…列車(4B先行列車、4A後続列車)
5…軌道
6…鉄道信号装置
7…情報伝送範囲外区間
11…列車状態管理部
12…走行実績データ
13…列車挙動予測部
14…走行標準データ
15…列車将来挙動予測部
16…列車将来状態管理部
21…ダイヤ予測実施部
31…列車情報伝送装置
32…列車制御装置
101〜107…列車状態管理部11における処理
201〜208…列車挙動予測部13における処理
301〜308…列車将来状態管理部16における処理
Claims (9)
- 同一軌道を走行する先行列車の位置する閉塞区間に基づいて,後続列車に対する制限速度パターンを設定し,この制限速度パターンを後続列車の速度が超えると後続列車にブレーキをかけるATC装置もしくはATS装置などの鉄道信号装置と、
ダイヤ情報に基づいて、前記各列車のダイヤ予測情報を作成するダイヤ予測部を備えた運行管理装置と、
前記ダイヤ予測部からのダイヤ予測情報と、各列車から一定時間毎に受信した現在位置と速度を含む列車情報とに基づいて、各列車の運転目標情報を作成し、前記列車情報及び運転目標情報を各列車に配信する運行状態管理装置とを備え、
前記列車情報に基づいて、各列車の位置、速度及び時刻の情報を走行実績データとして保持するとともに、
前記列車情報の少なくともひとつが更新されない場合には、前記運転目標情報及び前記走行実績情報を用いて、更新されない列車情報の代替情報を作成して他の列車に配信することを特徴とする列車群運行管理システム。 - 請求項1記載の列車群管理システムにおいて、
前記代替情報の作成において、前記走行実績情報と併せて基準運転曲線情報を用いることを特徴とする列車群運行管理システム。 - 請求項1記載の列車群管理システムにおいて、
前記走行実績情報として、前記列車の位置と速度と時刻の情報より前記列車毎の位置と速度と時刻の平均値を作成して保持することを特徴とする列車群運行管理システム。 - 請求項3記載の列車群運行管理システムにおいて、
前記列車毎の位置と速度と時刻の平均値を、前記列車の走行状態に応じて複数に設定した集合について作成し保持することを特徴とする列車群運行管理システム。 - 請求項1記載の列車群運行管理システムにおいて、
前記列車情報より列車の位置と速度と時刻の情報を走行実績情報として保持し、前記走行実績情報を用いて前記列車の未来の時刻に対応する位置と速度を計算して前記列車に配信することを特徴とする列車群運行管理システム。 - 請求項1記載の列車群運行管理システムにおいて、
前記列車情報の位置情報として、信号装置の軌道回路に対する列車の進入及び進出の位置を用い、前記列車情報の時刻情報として、信号装置の軌道回路に対する列車の進入及び進出の時刻を用いることを特徴とする列車群運行管理システム。 - 請求項5記載の列車群運行管理システムにおいて、
前記列車情報の速度情報として、信号装置の軌道回路に対する列車の進入の時刻及び進出の時刻と列車の長さから平均速度を計算し用いることを特徴とする列車群運行管理システム。 - 請求項1記載の列車群運行管理システムにおいて、
前記列車と前記列車運行状態管理装置との間で情報伝送を行う複数の情報伝送装置を配置し、前記複数の情報伝送装置について、情報伝送の実施頻度を個別に設定することを特徴とする列車群運行管理システム。 - 請求項1記載の列車群運行管理システムにおいて、
前記列車と前記列車運行状態管理装置との間で情報伝送を行う複数の情報伝送装置を配置し、前記軌道の一部に前記情報伝送装置の範囲外区間を有することを特徴とする列車群運行管理システム。
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