JP2002204363A - 画像表示方法及び画像プロセッサ - Google Patents

画像表示方法及び画像プロセッサ

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JP2002204363A JP2001295209A JP2001295209A JP2002204363A JP 2002204363 A JP2002204363 A JP 2002204363A JP 2001295209 A JP2001295209 A JP 2001295209A JP 2001295209 A JP2001295209 A JP 2001295209A JP 2002204363 A JP2002204363 A JP 2002204363A
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リン イン−ウェイ
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像に存在するカラー情報をより多く保存す
るようにして、マルチカラー画像の単一着色剤によるバ
ージョンを生成する。 【解決手段】 連続可変スクリーニングツールを用いて
マルチカラー画像における各色に対し固有のテクスチャ
パターンを生成し、連続可変スクリーニングツールは1
組の基準スクリーンからの混和パターンによって生成さ
れ、これら基準スクリーンは例えば、機械に依存しない
色空間における選択された基準色に対応付けられる。計
算されたスクリーンは、機械に依存しない色空間内の任
意の色の近くに配置される基準スクリーンの重み付き混
和によって生成され、スクリーンはしきい値のアレイか
ら構成される。各しきい値はドット位置及び画素に対応
付けられる。画素が対応付けられるしきい値よりも大き
いと、対応付けられるドット位置にマークが配置され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像レンダリングの
技術に関する。本発明はカラー画像を単一の着色剤で表
示するアプリケーションを提供する。例えば、本発明
は、カラー画像を走査し、このカラー画像の単一の着色
剤(白黒)による複写(コピー)が作成できるよう表示
するために画像を変換する、複写機における用途に用い
られる。本発明はまた、パーソナルコンピュータ及びビ
ジネスグラフィックス・オーサリング装置等の汎用計算
機における用途に用いられる。後者の装置では、棒グラ
フ及び円グラフ等のカラー画像は色付きで作成されて、
コンピュータディスプレイ上で表示され、さらに本発明
を使用することにより白黒プリンタ上で印刷される。こ
れらの装置及び同様の装置はすべて、ここでは画像プロ
セッサと称される。
【0002】
【従来の技術】他の人に概念及びアイデアを伝達するこ
とが困難である場合がある。一群の人々にアイデアを伝
達するためにしばしば用いられる1つの方法は、視覚的
プレゼンテーションを行なうことである。視覚的プレゼ
ンテーションにおいて、演説者は画像の重要度を説明し
記述しながら図表、グラフ、写真等の画像を聴衆の面前
にたびたび表示させる。あるいは、画像は対応付けられ
たスピーチの要約としての役割を果たすことができる。
一般的には、画像は色付きで提示される。色は画像にイ
ンパクト及び明確性を加える。例えば、円グラフ又は棒
グラフは、種々の部分が異なる色で示されると、より読
み易くなる。
【0003】視覚的プレゼンテーション資料のコピーは
多くの場合、聴衆の各メンバに配布される。配布された
資料は発表を文書化する働きをする。配布資料は聴衆メ
ンバがその発表を理解するのに役立つことができ、学習
の補助及び/又は参考資料としての役割をすることがで
きる。
【0004】残念なことに、多数のプレゼンテーション
資料のカラーコピーを配布することが非実用的であった
り極端に費用がかかる可能性がある。さらに、カラー複
写機を容易に利用できない場合がある。これらの場合、
カラー画像はしばしば白黒で複写される。
【0005】カラー画像の白黒バージョンを作成するこ
とは問題を含む可能性がある。一般には、かなりの量の
情報が白黒への変換の際に失なわれる。例えば、代表的
なカラー画像オーサリング装置は1600万を越える異
なる色を生成可能であるが、一方、一般的な白黒レンダ
リング装置は256個のグレイの色調を生成可能である
にすぎない。明らかに、多数の色がグレイの各レベルに
対しマッピングされなければならない。このため、事実
上明らかに異なる色であるカラー画像の各部分は、その
画像が白黒で表示される場合に同色であるように見える
ことがある。この画像部分が例えば、円グラブの異なる
セクションである場合、この情報の損失によって円グラ
フは役に立たなくなる可能性がある。
【0006】テクスチャ技法を用いて色を白黒画像で表
示できる方法の数を増加することによってかかる問題を
軽減させるための試みがなされてきた。一般には、これ
らの戦略のもとで、白黒への変換は、色を有限数のビン
に分割し且つ異なるハーフトーンパターンを各ビンに割
り当てることによって実行される。このアプローチでは
カラー画像からの情報をより多く保存することができ
る。しかしながら、このアプローチは白黒画像における
急激な遷移をもたらす可能性もある。原画像における色
がある色から別の色に平滑に混和するところで、色の混
和はビンの境界を横切る可能性があり、この結果、ハー
フトーンパターン又はレベルにおいて突発的なシフトを
引き起こす。この問題は、色が中間色又はグレーに近い
場合に特にはっきりとする。この状況は、画像における
ノイズの存在によってさらに悪化されることがある。例
えば、人の顔の写真における色のわずかなジッタ又はシ
フトは、このジッタ又はシフトが少なくとも1つのビン
境界を横切っていると、ハーフトーンパターンにおける
大きな変化に変換される可能性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、カラー画
像に存在する情報をより多く保存する、カラー画像を白
黒で表示するための方法が所望される。さらに、テクス
チャにおける平滑な又はわずかな遷移と同じ程度に、色
における平滑な又はわずかな遷移を正確に描画する方法
が所望される。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、画像における
カラー情報を保存する、マルチカラー画像の単一の着色
剤によるバージョンを生成するための方法が開発されて
きた。この方法は、カラー画像における各色相と彩度に
対応する固有のテクスチャを付与するように動作する連
続可変スクリーニングツールを生成するステップと、連
続可変スクリーニングツールによって画像の多色記述を
変換することにより単一の着色剤による画像の記述を作
成するステップと、を有する。
【0009】ある実施の形態において、連続可変スクリ
ーニングツールを生成するステップは、中間色に対応付
けられるニュートラルスクリーンを定義し、複数着色剤
の色空間からの複数の色相と対応付けられる複数の主要
スクリーンを定義し、隣接スクリーン間の重み付け混和
を行なうことによって1組の残りの色相に対応付けられ
る1組の混和スクリーンを生成することをさらに有す
る。
【0010】マルチカラー画像の単一着色剤バージョン
を表示する方法を用いるように動作する画像プロセッサ
は、マルチカラー画像における色相及び彩度ごとに異な
るスクリーンテクスチャを生成するように動作する連続
可変スクリーニングツール生成器を含む。
【0011】画像プロセッサのある実施の形態におい
て、連続可変スクリーニングツール生成器は、色空間内
の位置に対応して1組の所定の基準スクリーンパターン
を保存するように動作する基準スクリーン記憶装置、及
び該スクリーン記憶装置にアクセスするとともに基準ス
クリーンを使用して、基準スクリーンに対応付けられる
色空間内の位置に対応しないマルチカラー画像における
色に対しスクリーンパターンを計算するように動作する
スクリーン・ブレンダ(混和器)をさらに有する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を説明する目的であるが、
本発明を限定するものではない図面を参照すると、図1
は、従来の画像プロセッサが色をグレーの色調に変換す
ることによって作成されたアフリカのカラー地図の白黒
の又は単一着色剤によるバージョンを示している。この
変換は、例えば、画像の各色に対する明度レベルを測定
又は計算し、各明度レベルに対応するグレーの色調を生
成することによって行なわれる。この技術には欠点があ
る。例えば、オリジナルのカラー画像(図示せず)で
は、西サハラとモロッコは明らかに別々の国である。西
サハラは黄色で表示され、モロッコはシアンの明るい色
調で描画されている。しかしながら、従来技術によるア
フリカの画像の白黒バージョン110では、西サハラ1
14はモロッコ118とほとんど区別できない。さら
に、この従来技術によるアフリカの画像110では、赤
道ギニア122はシアンで表示されその隣のガボン12
6はオリジナルのカラー画像では明るい茶色で示されて
いるが、赤道ギニア122はその隣のガボン126とほ
とんど区別できない。さらに、ソマリア130を明示す
る本来の緑色の領域とケニア134を示す本来のピンク
色の領域は、この従来技術のアフリカの地図110にお
いて1つの中間グレー色の国であるように見える。同様
に、従来技術による画像プロセッサは、ザンビア142
の暗黄色の領域とジンバブウェ146の茶色に近い灰色
の領域を一体化している。
【0013】図2を参照すると、カラー円グラフ(図示
せず)の従来技術による白黒の又は単一着色剤による表
示210において、本来は赤で表示された第1の部分円
214、及び本来は緑色で表示された第2の部分円21
8は、同一のグレーの色調で表示されている。さらに、
本来は黄色の部分円222は白色で表示され、このた
め、完全に図表210から消失している。
【0014】図3を参照すると、図1及び図2に関して
述べられた問題を被ることのない、カラー画像の単一着
色剤によるバージョンを生成する方法310は、連続可
変スクリーニングツール生成ステップ314を有する。
以下詳細に説明されるように、連続可変スクリーニング
ツールは、画像のあるアスペクトにおける変化に基づい
て固有の変調又はテクスチャを画像に適用するためのツ
ールである。例えば、連続可変スクリーニングツール
は、固有のパターンをカラー画像における各固有の色相
及び彩度に対応付ける。固有パターンはそれぞれ、カラ
ー画像の単一着色剤バージョンにおける色の代用として
使用される。当然、連続可変の定義は、この方法が実行
される画像プロセッサの構造によって決まる。純然たる
アナログ画像処理システムにおいて、スクリーニングツ
ールは、可変スクリーニングツールを生成するのに必要
な計算がアナログ乗算器、加算器、比較器等によって行
なわれるという意味において連続的に可変である。アナ
ログ計算によって付与される無限解像度は真に連続的な
スクリーニングツールを生成する。ディジタル画像プロ
セッサにおいて、連続性はシステム解像度又は量子化を
考慮して判断される。このように、ディジタルシステム
において、スクリーニングツールは、画像における測定
可能又は計算可能な色相及び色度ごとに異なるスクリー
ンパターンがあるという意味において連続的である。連
続スクリーニングツール生成ステップ314において、
色相の微細な差はスクリーンパターンにおける微細な差
に反映される。色度又は彩度の微細な変化もまた、スク
リーンパターンの微細な差に反映される。連続可変スク
リーニングツールは事前に定義されるか、又はランタイ
ム(実行時)に生成されてもよい。ランタイムに生成さ
れると、スクリーンパターンは処理中の画像に存在する
色に対して計算されるだけでよい。
【0015】画像変換ステップ318において、カラー
画像の単一着色剤による記述が作成される。好ましくは
(後述されるように)生成ステップ314及び変換ステ
ップ318が各画素に対し繰り返されるように各画素上
で画素ごとのベースで順次実行されることは理解すべき
である。しかしながら、最初に画像の各画素に対しスク
リーニングツールを生成し、その後該画像を変換するこ
ともまた可能とされる。連続可変スクリーニングツール
は、各色相及び彩度を固有パターンで表示するために使
用される。明度は、例えば、パターン成分の厚さ又は幅
においてコード化される。以下に説明されるように、色
相及び色度又は彩度は、例えば、事前に定義されたパタ
ーンの混合又は混和としてコード化される。
【0016】レンダリングステップ322において、媒
体は画像の単一着色剤による記述に適するようにマーク
付けされる。媒体はどのような画像レンダリング媒体を
も含む。例えば、媒体は、用紙、帆、及び単一カラー表
示装置(例えば、白黒CRT、液晶ディスプレイ、モノ
クロモニタ等)を含む。
【0017】計算及び分析目的で、カラー画像の単一着
色剤バージョンを生成するための方法310の1つの具
体化において、画像において認識される色は、機械に依
存しない色空間、例えば、国際照明委員会のL***
色空間(CIELAB)内に位置決めされ又はマッピン
グされる。CIELAB色空間から切り分けられた平面
は図4に示されている。光度は、原点又は軸の交点を通
ってL*軸(図示せず)に沿って示される。図示されて
いる軸はa*及びb*と表示される。L*軸は図面の平面
の内部から外部へと延出する。a*及びb*の各軸は色相
及び彩度のそれぞれの範囲を示す。特定の色Pは3本の
軸に対する関係によって色空間内に位置決めされる。例
えば、色Pはa*軸等から測定される色相角度Φ、及び
原点からの径方向距離として描画される彩度σを有す
る。色Pはまた、L軸に沿った高さとして描画される輝
度と対応付けられる。Pの輝度における変化は、Pを描
画された平面の上又は下の何れかの別の輝度平面に移動
させることになる。図4においてはまた、ニュートラル
スクリーンS0及び複数の色相依存1次スクリーンS1
6を含む1組の基準スクリーン又はスクリーンセルが
示されている。基準スクリーンは、連続スクリーニング
ツールの残部を生成するための基準又はシードとして連
続スクリーニングツール生成ステップ314において使
用される1組の所定の関連パターン基本命令(プリミテ
ィブ)である。6つの1次スクリーンが図示されている
が、使用される1次スクリーンの数はいくつでもよい。
一般には、1次スクリーンはメモリに記憶される。この
ため、使用される1次スクリーンの数は、精度と計算速
度、及び必要なメモリの間のトレードオフである。1次
スクリーンS1〜S6は、色空間の外部エッジの周囲に均
等に分配されるように図示されている。しかしながら、
他の分配も可能である。1次スクリーンは、混和計算を
実行する目的に対して好都合であるどのような方法でも
分配されてもよい。図示されるニュートラルスクリーン
0は2つの余弦関数の積から構成される高周波数45
度のドットスクリーンである。しかしながら、他のスク
リーンも適合性があることが想定される。1次スクリー
ンS1〜S6は色相に依存する。基準スクリーンS0〜S6
は、少なくとも同一位置に最大数及び最小数を有するの
と少なくとも同程度において互いに関連している。
【0018】例えば、1組の基準スクリーンS0〜S
6は、以下のC言語のソースコードにおいて記述される
方程式及びアルゴリズムから生成される。
【0019】ここで、period=スクリーンセルサイズ;
*/例えば 16/* periodDiv2=period/2; amp=127.5; c1=2.0*3.1416/period; インデックスi及びjは0乃至period-1へ進む; round(...)は引数(アーギュメント)を整数に丸める
ことを示し; rem(a,b)はaをbで割った残りである。
【0020】S0:neutral(i,j)=round(127.5-amp*cos(c
1*i)*cos(c1*j)); S1:red(i,j)=round(127.5-amp*cos(c1*(j+i))); S3:green(i,j)=round(127.5-amp*cos(c1*(j-i))); S6:magenta(i,j)=round(127.5-amp*cos(c1*(j+i+4*sin
(c1*j)))); S4:cyan(i,j)=round(127.5-amp*cos(c1*(i-j-4*sin(c1
*j))));
【0021】S5:blue(i,j)は以下の通り決定される。 red=round(127.5-amp*cos(c1*(j+i))); green=round(127.5-amp*cos(c1*(j-i))); i1=rem(i,period)-periodDiv2; j1=rem(j,period)-periodDiv2; if(i1*j1>=0) blue(i,j)=red; else blue(i,j)=green;
【0022】S2:yellow(i,j)は以下の通り決定される。 red=round(127.5-amp*cos(c1*(j+i))); green=round(127.5-amp*cos(c1*(j-i)));j i1=rem(i,period)-periodDiv2; j1=rem(j,period)-periodDiv2; if(i1*j1>=0) yellow(i,j)=green; else yellow(i,j)=red;
【0023】図5を参照すると、ニュートラルスクリー
ンS0及び2つの1次スクリーンS1及びS2の数値表示
は、しきい値505及び相対ドット位置情報510を含
む。各スクリーンは256個のドットに対するしきい値
505を含む。ドットは画像の画素に対応する。さら
に、これらドットは画像のレンダリングにおけるドット
位置又はマーク位置に対応する。スクリーンにおいて、
ドットは例えば16×16アレイ又はグリッドにグルー
プ化される。その他のスクリーンサイズも許容され且つ
想定される。図5は1から16までの列(コラム)指標
514を示し、各スクリーンは1から16までの1組の
行(ロー)指標518に対応付けられる。相対ドット位
置情報510は行518及び列514のそれぞれの指標
においてコード化される。各スクリーンS0、S1、S2
において、ドット位置(1,9)及び(9,1)は最大
しきい値、即ち255を保持する。さらに、ドット位置
(9,9)において、各スクリーンは最小しきい値、即
ち、0を保持する。どのスクリーンを使用する場合で
も、その組の各スクリーンが他のスクリーンでも最大値
を有するドット位置に少なくとも1つの最大値を有する
ことが好ましい。同様に、1つの組の各スクリーンがそ
の組の他のスクリーンでも最小値を有するドット位置に
少なくとも1つの最小しきい値を有することが好まし
い。スクリーン間のかかる関係を維持することは、画像
全域における色が微妙に変化する際にパターンにおける
平滑な遷移を確実にするのに役立つ。例えば、この関係
を維持することによって、肌の色調における微妙な変化
がハーフトーンテクスチャにおける微妙な変化として描
画されることが保障される。
【0024】図4のパターンは、基準値、例えば128
をスクリーンのしきい値と比較することによって作成さ
れる。例えば、基準値を図5のS0におけるしきい値と
比較し、基準値がしきい値よりも大きければ用紙上の対
応するドット位置にマークを配置することによって、図
4のS0のパターンを作成する。各スクリーンS0〜S 6
の中央部分が暗いのは、各スクリーンの中央のしきい値
がゼロであるためである。このため、そのゼロよりも大
きい基準値はスクリーンの中央のしきい値よりも大き
く、スクリーンの中央に対応するドット位置にマークが
配置される。図5を細かく調べてみると、基準値が高く
なるほど配置されるマークが多くなり、パターンは暗さ
が増し且つ密度が増す。これは、スクリーンに対して比
較される画素値が画素の暗さである点で適切である。し
かしながら、一般にはスクリーンのしきい値と比較され
る値は画素の明度又は輝度であり、数値が大きくなるほ
ど対応する色は明るくなる。このため、マーキング作業
の意味はここに述べた作業に対して一般には逆である。
即ち、画像の画素値がスクリーンのしきい値よりも小さ
い場合、一般にはマークは印刷媒体上に配置される。こ
の結果、示されたパターンは明暗に対して反転されるこ
とになる。
【0025】図4及び図5を観察すると、色空間内の7
つの点に対してのみ定義されたスクリーンが示される。
明度の変化がスクリーンのしきい値パターンによって機
械的に説明される一方、スクリーンが定義されていない
多数の色がまだある。これらの色は、例えばランタイム
に画像プロセッサによって必要なスクリーンを計算し、
基準スクリーンS0乃至S6間で混和又は補間を行なうこ
とによって説明されるとともに、スクリーンはこのよう
にして連続的に可変状態とされる。このプロセスは基準
スクリーンによって網羅されていない色相及び彩度に対
して固有のスクリーンを生成する。
【0026】適切な混和技術を使用すればよい。その1
つは2ステップの混和法である。最初に、中間又は色相
スクリーンを以下の方程式(1)に基づいて計算する。
【0027】 Screen hue(Φ)=(1-α)*Sk*Sk+1 (1)
【0028】ここで、k及びk+1は、問題の色又は色
相に近いスクリーンの1次スクリーン番号である。この
スクリーン番号k及びk+1はΦk<Φ<Φk+1であるよ
うに選択され、Φは問題の色の色相角度であり、αは重
み係数である。線形又は非線形重み係数を使用してもよ
い。例えば、αは以下の方程式から計算される。 α=(Φ−Φk)/(Φk+1−Φk) (2)
【0029】図4を参照すると、色PはS0とS1の色相
角度間に配置される色相角度Φを有する。このため、Φ
k<Φ<Φk+1は、k=1によって満足される。例えば、
Φ=50度、Φk=30度、及びΦk+1=90度である。
したがって、 α=(50−30)/(90−30)=20/60=1/3 (3) 及び Screen hue(Φ)=(1-(1/3))*S1+(1/3)*S2=(2/3)*S1+(1/3)*S2 (4) となる。
【0030】色Pは、色空間内でS1及びS2に対応付け
られる位置間の距離の3分の1のところに配置される。
このため、中間色相スクリーン計算は、一般式(1)及
び(2)の構造によって、例示の式(3)及び(4)に
よって示されるように自動的に重み付けされるので、S
1の影響はS2の影響よりも大きい。
【0031】次に、中間スクリーン(Screen hue(Φ))
は、ニュートラルスクリーンと混和される。再度、重み
係数が用いられる。例えば、彩度σのある関数に基づく
重み係数が用いられる。また、重み関数の機能は線形又
は非線形であることがある。この第2の混和ステップ
は、色彩度に基づくテクスチャ変化を連続可変スクリー
ニングツールの成分とする。ニュートラルスクリーン/
中間スクリーンの混和は例えば、以下の方程式によって
達成される。
【0032】 Screen(Φ,σ)=(1-w(σ))*S0+w(σ)*Screen hue(Φ) (5)
【0033】図6を参照すると、中間スクリーン610
は位置(9,9)に最小値を、位置(1,9)及び
(9,1)に最大値をそれぞれ有する。中間スクリーン
610は方程式(4)に基づいて計算される。例えば、
図5を参照すると、1次スクリーンS1において、グリ
ッド位置(3,2)におけるしきい値は79である。1
次スクリーンS2において、グリッド又はドット位置
(3,2)におけるしきい値は10である。方程式
(4)を適用すると、以下の通りになる。 (2/3)(79)+(1/3)(10)=56 このため、中間スクリーン610の位置(3,2)にお
けるしきい値は56である。必要ならば、中間スクリー
ン610における各グリッド又はドット位置に対して同
じ処理が繰り返される。同様に、最終混和スクリーン6
20はw(σ)=2/3と仮定して方程式(5)に基づ
いて計算される。例えば、図5を参照すると、ニュート
ラルスクリーンS0では、グリッド位置(3,2)にお
けるしきい値は44である。中間スクリーン610で
は、グリッド又はドット位置(3,2)におけるしきい
値は56である。方程式(5)を適用すると、以下の通
りになる。 (1/3)(44)+(2/3)(56)=52 したがって、最終混和スクリーン620の位置(3,
2)におけるしきい値は52である。さらに、必要なら
ば、最終混和スクリーン620における各グリッド又は
ドット位置に対するしきい値を計算するために同じ処理
が繰り返される。最終混和スクリーン620もまた、位
置(9,9)に最小値を有し、位置(1,9)及び
(9,1)にそれぞれ最大値を有するものとする。
【0034】図7は方程式(4)及び(5)の混和作
業、及び、図6を図式化によって示す。1次スクリーン
1710には、2/3を掛けて、1次スクリーンS2
14の1/3に加算される。この計算の結果が、中間ス
クリーン718である。次に、ニュートラルスクリーン
0722には1/3が掛けられて、中間スクリーン7
18の2/3に加算され、その結果混和スクリーン72
6となる。セル710、714、718及び722の濃
い部分730は低しきい値を示す。セル710、71
4、718及び722の明るい部分734は高しきい値
を示す。セル710、 714、718及び722のグ
レー部分738は中間しきい値を示す。混和作業は、1
次スクリーンS1710、1次スクリーンS2714及び
中間スクリーン718を観察することによって事実上明
確に認識される。この例において、2/3という比較的
重い重み係数が1次スクリーンS1710に掛けられ
る。このため、1次スクリーンS1710の影響は中間
スクリーン718において相当に大きい。例えば、中間
スクリーン718及び1次スクリーンS1710はとも
に、3つの濃い部分730を有する。中間スクリーン7
18における3つの濃い部分は、1次スクリーンS1
10における3つの濃い部分730と概して同じ位置に
あり、ほとんど同じ形状である。しかしながら、中間ス
クリーン718における濃い部分730の形状にはある
重要な相違がある。中間スクリーン718上の1次スク
リーンS2714の影響は、これらの形状の変化におい
て認識可能である。例えば、1次スクリーンS2714
が1次スクリーンS1710におけるグレー部分738
に対応するグリッド又はドット位置において濃い部分7
30を有する地点において、中間スクリーンは、濃い部
分730に湾曲部又は歪みを有する。S2714の影響
は、中間スクリーン718のグレー領域742において
も明白である。グレー領域は、1次セルS2714の濃
い部分730が1次スクリーンS1710の明るい部分
と混和されるところに生じる。上述したような機械に依
存しない色空間における基準スクリーン間の混和によっ
て、該色空間内の各固有の色に対応する固有パターンが
生成される。色が暗度(シェード)ごとに変化すると、
各暗度に対応して新しいパターンが作成される。連続す
る虹色又はカラースイープはシフトパターンの連続体に
変換される。
【0035】図8を参照すると、オリジナルの基準スク
リーンS0〜S6が連続可変スクリーニングツール810
の残りに対して示される。連続可変スクリーニングツー
ル810は、上記の混和方程式で生成された計算された
スクリーンの小さなサンプル集合によって表示される。
混和されたスクリーン814はほとんど色Pと同じ位置
にあるa**平面に配置される(図4参照)。したがっ
て、混和されたスクリーン814は、図6及び図7の混
和されたスクリーン620、726とほとんど同じであ
る。
【0036】上述されたシステムが色相及び彩度の関数
としてスクリーンを変化させる一方で、連続可変スクリ
ーニングツールが他の色記述パラメータの関数である場
合がある。その選択は、そこで処理を行なうことを選択
する色空間を記述するパラメータによってのみ限定され
る。
【0037】好都合なスクリーン寸法であれば何れも使
用することができる。例えば、10ドット×10ドッ
ト、12ドット×12ドット、及び16ドット×16ド
ットの寸法のスクリーンを含むスクリーンが一般的であ
る。セル寸法は、空間的及びグレーレベル解像度の通常
の理由に対し選択される。
【0038】動作において、例えば、画像変換ステップ
318の間に、1つのカラー画像は一般(ジェネリッ
ク)スクリーンのアレイで重ねられるものと考えること
ができる。これはカラー画像の各画素をスクリーン内の
特定のドット位置に効果的に割り当てる。例えば、ある
画素はドット又はグリッド位置(3,2)に割り当てら
れる。他の画素は(スクリーンのサイズに応じて)利用
できるドット位置のすべてに対しドット位置(9,9)
等が割り当てられる。各画素は分析され、基準スクリー
ンの1つ、又は(例えば、ステップ314においてその
画素に対する)基準スクリーンの補間又は混和から計算
されるスクリーンに対応付けられる。例えば、上記の方
程式(1)及び方程式(5)は、画素によって記述され
た色相及び彩度に基づいて画素に対するスクリーンを計
算するために使用される。画素値、例えば、画素の明度
又は輝度は、画素に割り当てられたドット位置に対応す
るしきい値と比較される。画素値が低い(又は、システ
ムによっては高い)と、しきい値のマークは媒体上に置
かれる。もちろん媒体は画像記憶装置又は画像レンダリ
ング媒体でもよい。例えば、マーク又はビットが電子記
憶装置にセット可能であったり、ドットが用紙に印刷可
能であったり、又は、画素位置がモノクロのモニタに濃
く(もしくは明るく)映ったりする可能性がある。当
然、計算されたスクリーン全体を生成する必要はない。
問題のある画素に割り当てられるドット位置に対応付け
られるしきい値を計算することが必要であるにすぎな
い。例えば、画素がドット位置(3,2)に割り当てら
れると、方程式(1)及び(5)を用いてドット位置
(3,2)に対するしきい値を計算することが必要なだ
けである。あるいはまた、スクリーン全体を他の同様の
画素で使用するために計算且つ記憶することもできる。
【0039】実際、かなり多数の実施が可能である。実
施はメモリ集約的、連続スクリーニングツール前計算、
ルックアップテーブル生成、及び記憶スキームから、フ
ライスクリーン計算技術上の計算集約的までの範囲があ
る。画像プロセッサはアナログ及び(又は)ディジタル
コンピュータによる実施からファジィ論理又はニューラ
ルネットワークによる実施までの範囲にわたる可能性が
ある。
【0040】図9を参照すると、好ましくは、実施の形
態がフライスクリーン上で混和法を用いる場合、混和は
一度に1つのドット位置で行なわれる。例えば、画素ア
ドレスカウンタ914は1つの画素に対して1つの画像
アドレスを生成する。スクリーンアドレス生成器918
は画像アドレスを受け取り、モジュラーアルゴリズムを
用いてそれをスクリーンドット位置510と関連させ
る。例えば、走査線内の走査線番号及び画素位置を用い
て、画素が例えば、スクリーンドット位置(7,13)
に関連していることを決定する。必要ならば、色変換器
922を用いて、利用できる画素値から好都合な画素値
を決定する。例えば、画素アドレスカウンタ914によ
ってアドレスされた画素のa**値は、さらに好都合な
色相及び彩度値に変換される。一組の1次スクリーン9
26がアクセスされる。方程式(1)を参照して述べら
れるように、画素の色相値を用いて混和のための1次ス
クリーン926から2つを選択する。さらに、スクリー
ンアドレス生成器918によって生成されたスクリーン
ドット位置は、選択されたスクリーンから適切なスクリ
ーンしきい値を選択するために用いられる。例えば、S
i及びSjの双方からのドット位置(7,13)のしきい
値が、第1のブレンダ(混和器)930において混和の
ために選択される。図9において、それらしきい値はv
i及びvjとして示される。方程式(2)を参照して述べ
られるように、画素の色相値をさらに第1のブレンダ9
30によって用いることにより、選択されたスクリーン
のそれぞれに対し重み係数を計算する。スクリーンドッ
ト位置は、ニュートラルスクリーン934から適切なス
クリーンしきい値を選択するために使用される。例え
ば、S0の位置(7,13)のスクリーンしきい値が混
和のために選択される。図9において、そのしきい値は
0として示される。中間的に混和されたしきい値は第
1のブレンダ930から第2のブレンダ938に送られ
る。方程式(5)を参照して述べられるように、画素の
彩度値は第2のブレンダ938によって用いることによ
り、中間しきい値及びニュートラルスクリーンS0しき
い値に対し重み係数を計算する。第2のブレンダの出力
は最終連続スクリーニングツールしきい値である。図9
において、最終の連続スクリーニングツールしきい値は
vで示される。画素輝度値L*はコンパレータ942に
おいて最終の連続スクリーニングツールしきい値と比較
される。コンパレータ942の出力は2進出力である。
この2進出力は、マークが画素の変換として生成される
べきか否かを指示する。この手順は画像の画素ごとに繰
り返される。
【0041】図10を参照すると、図3のカラー画像の
単一着色剤によるバージョンを生成する方法310は、
図1を参照して述べられたアフリカのカラー地図(図示
せず)を変換する(ステップ318)ために用いられ
る。アフリカのカラー地図は、アフリカのテクスチャ化
白黒地図1010として表示される(ステップ32
2)。従来技術によるアフリカの白黒地図110とは異
なり、アフリカのテクスチャ化地図1010では、西サ
ハラ1014はモロッコ1018と明確に区別できる。
さらに、赤道ギニア1022はその隣のガボン1026
とは明らかに別個のものである。なおまた、ソマリア1
030とケニア1034はそれぞれ本来の緑色及びピン
ク色として相互に区別されるようにテクスチャで表示さ
れる。同様に、ザンビア1042とジンバブウェ104
6は別々の国として適切に表示される。
【0042】図11を参照すると、図2に示された円グ
ラフ210において主要色を明瞭に変換できなかった従
来技術の画像プロセッサとは異なり、テクスチャ化白黒
の円グラフ1110において、赤で表示された第1の部
分円1114と、緑色で表示された第2の部分円111
8は明確に区別されたパターンで表示される。さらに、
従来技術の円グラフ210で認識できなかった本来は黄
色の部分円1122は第3のパターンで表示されて明確
に認識できる。
【0043】図12を参照すると、マルチカラー画像を
テクスチャ化された単一着色剤によるバージョンに変換
するように動作する画像プロセッサ1210は、連続可
変スクリーニングツール生成器1214を有する。連続
可変スクリーニングツール生成器1214はマルチカラ
ー画像における色相ごとに異なるスクリーンテクスチャ
を生成するように動作する。例えば、連続可変スクリー
ニングツール生成器1214はスクリーン生成ステップ
310の間に動作する。好ましくは、連続可変スクリー
ニングツール生成器1214は色相に関連のあるテクス
チャを生成することによって、同様の色相が同様のテク
スチャにマッピングされる。連続可変スクリーニングツ
ール生成器は広範囲の方法において実施される。ある連
続可変スクリーニングツール生成器は、基準スクリーン
記憶装置1218とスクリーンブレンダ1222を有す
る。基準スクリーン記憶装置1218は好都合なパター
ン記憶機構のいずれでもよい。アナログシステムにおい
て、基準スクリーン記憶装置1218は例えば、複数の
テストパターン生成回路である。各テストパターン生成
回路は、異なるパターンを生成するように構成される。
ディジタルシステムでは、基準スクリーン記憶装置12
18は一般に、マイクロプロセッサ又はコンピュータメ
モリである。しかしながら、他の実施の形態も可能であ
る。例えば、基準スクリーン記憶装置1218は、ハー
ドディスク又はCD−ROM等の回転媒体であってもよ
い。さらに、基準スクリーンは、例えば、コンピュータ
ネットワーク等の通信リンクにわたって記憶且つ検索さ
れることもある。上記したように、スクリーンブレンダ
1222を広範囲の方法において実施してもよいことは
当業者によって直ちに理解されるものである。アナログ
システムにおいて、スクリーンブレンダ1222は例え
ば、複数の増幅器及び加算回路から構成される。増幅器
のゲインは、混和中のテストパターン生成回路の寄与を
変化させるように適切な重み係数に従って変化される。
加算回路はこのように修正されたテストパターン信号を
組み合わせて混和されたスクリーニング信号を生成す
る。ディジタルシステムでは、上記した混和方程式はソ
フトウェアモジュールにおいて実施される。マイクロプ
ロセッサ、ディジタル信号プロセッサ、又はその他の計
算装置はモジュールを実行してカラー画素を観察し、適
切な基準スクリーン選択する。さらにまた、適切な重み
係数は計算され、選択された基準スクリーンに適用され
る。その他の実施において、特定用途向け集積回路又は
プログラム可能ゲートアレイを、基準スクリーン記憶装
置1218及びスクリーンブレンダ1222の各機能の
あるもの又はすべてを実行するために開発又は構成され
る。あるいはまた、ニューラルネットワークを、色画素
入力刺激作用に応答して白黒スクリーンパターンを生成
するように学習させる。
【0044】例示の画像プロセッサ1210は、画像変
換器1226、マーカー1230、及びプリントエンジ
ン1234をさらに有する。画像変換器は画像変換ステ
ップ318を実行するように動作する。画像変換器12
26は画像1238を受け取り、該画像を構成する画素
を検査する。必要ならば、画像変換器1226はまず、
画像を連続スクリーニングツールと互換性がある色空間
に変換する。例えば、画像変換器はRGB色空間からの
画像をCIELAB色空間に変換する。画像変換器12
26は、画素からの画素値と同様に画像内の画素の位置
を用いて連続スクリーニングツール内の適切なスクリー
ン及びドット位置をアドレスする。画像変換器1226
は連続スクリーニングツール生成器1214と伝達して
アドレスされたドット位置からのしきい値を検索する。
例えば、画像変換器1226は画素からの色相角度値を
用いてスクリーンをアドレスし、画像内の画素位置を用
いてドット位置をアドレスする。画像変換器1226は
検索されたしきい値を画素からの画素値と比較して、マ
ークをその画素に対して配置すべきか否かを決定する。
例えば、画像変換器は画素の明度を検索されたしきい値
と比較する。画像変換器1226は画像内の画素ごとに
この処理を繰り返して行ない、テクスチャ形式のカラー
情報を保存する画像の単一着色剤によるバージョンを生
成する。
【0045】前述の画像変換器の記述は、ディジタル実
施に対して示される。しかしながら、画像変換器は、か
なりの数の方法において実施可能である。例えば、画像
変換器の1つのアナログ実施において、アナログ式連続
可変スクリーニングツールによって生成されたスクリー
ン信号はコンパレータ回路の第1の入力に送られ、基準
として使用される。スクリーニング信号と同期化される
画像信号はコンパレータ回路の第2の入力に送られる。
コンパレータ回路は、コンパレータの2つの入力上の信
号間の比較に基づいてマーク信号を出力する。
【0046】一般に、単一着色剤による画像のバージョ
ンはマーカー1230に送られる。マーカー1230は
プリントエンジンコントローラである。マーカー123
0は、マーク信号をプリントエンジン1234へ送るた
めのベースとして単一着色剤による画像のバージョンを
用いる。一般には、マーカー1230は、特種なプリン
トエンジン1234と連絡するとともにそれを制御する
ように特に適応されている。
【0047】プリントエンジン1234は何れの画像表
示装置であってもよい。好ましくは、プリントエンジン
1234は、例えば白黒電子写真プリンタ等の単一着色
剤による画像表示装置である。電子写真プリンタが、例
えば、ヒューザ、現像剤、及び画像形成部材を含むこと
は当業者には周知である。代替として、プリントエンジ
ン1234は、例えば、インクジェットプリンタ、陰極
線管(CRT)、モノクロのモニタ、レーザープリンタ
等のその他の画像表示装置を含むものでもよい。
【0048】ある実施において、連続可変スクリーニン
グツール生成器1214、画像変換器1226、及びマ
ーカー1230の各機能は組み合わされて他の装置によ
って実行される。図12に示された構成は単なる例示で
あり、本発明を限定することを意味するものではない。
例えば、上述のように、あるアナログ式実施形態におい
て、コンパレータは画像変換器及びマーカーの各機能の
大部分を提供する。
【0049】本発明を特定の実施の形態について述べて
きた。修正及び変更は、本明細書を読んで理解すること
により見出される。例えば、CIELAB色空間以外の
色空間を用いて本発明を実施することができる。使用す
る基準スクリーンの数を多くしたり少なくしてもよい。
他の基準スクリーンパターンを使用することができる。
基準スクリーンを色空間の外部エッジの周囲に分散する
必要はない。混和又は補間は色相角度及び彩度以外のパ
ラメータに基づくものでもよい。他の多くの画像プロセ
ッサの実施が、連続可変スクリーニングツールを用いて
色画像の単一着色剤によるバージョンを生成するために
想定される。ハードウェア、ソフトウェア、ニューラル
ネットワーク、特定用途向け集積回路、プログラム可能
ゲートアレイ及び他の技術のホストは、画像プロセッサ
のバージョンを実施するために使用できる。このような
すべての修正及び変更を添付の請求項又はその均等物の
範囲内に含まれる限りにおいて含むことが意図される。
【0050】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、カラー画像に存在する情報をより多く保存するよう
にしてカラー画像の白黒表示を可能にするとともに、テ
クスチャにおける平滑又はわずかな遷移と同じ程度に、
色における平滑又はわずかな遷移を正確に描画すること
を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像プロセッサによる従来の方法を使用
することによって表示された、カラー地図の白黒バージ
ョンを示す図である。
【図2】従来の画像プロセッサによる従来の方法を使用
することによって表示された、カラー円グラフの白黒バ
ージョンを示す図である。
【図3】マルチカラー画像の単一着色剤バージョンにお
けるカラー情報を保存する方法の概要を示したフローチ
ャートである。
【図4】図3の方法を実行するためにある実施の形態に
おいて使用される基準スクリーンを示す図であり、基準
セルが色空間に点在且つ分散されて基準スクリーン及び
色空間の間の割り当て関係を示す。
【図5】図4の基準スクリーンの一部の数値表現を示す
図である。
【図6】図5の基準スクリーン上の一部に基づく計算さ
れた混和スクリーンの中間及び最終バージョンの数値表
現を示す図である。
【図7】図6の混和スクリーンの計算を図形式で示す図
である。
【図8】図4の色空間及び1組の計算された混和スクリ
ーンに対して図4の基準スクリーンを示す図である。
【図9】図3の方法の1つの実施の形態における処理フ
ローを示すブロック図である。
【図10】図3に概略図示された方法によって表示され
たカラー地図の白黒バージョンを示す図である。
【図11】図3に概略図示された方法によって表示され
たカラー円グラフの白黒バージョンを示す図である。
【図12】図3の方法を実行するように動作する画像プ
ロセッサのブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェン−ナン シャウ アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター シャドー ウッド レー ン 687 Fターム(参考) 2C262 AA24 AA26 AB13 BA09 BA18 BB01 BB06 BB22 BB25 BB27 CA09 DA13 EA04 5B057 BA30 CA01 CA08 CA12 CA16 CB02 CB08 CB12 CB16 CE11 CE17 CE18 CH09 DA17 DB02 DB06 DB09 DC25 DC33 DC36 5B080 DA06 FA03 GA22 5C079 HB08 LB11 LC02 LC11 MA04 MA11 NA06 PA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数着色剤色空間で表現された画像を単
    一着色剤色空間で表示するための方法であって、 複数着色剤色空間の各色相及び彩度に対応するテクスチ
    ャを付与するように動作する連続可変スクリーニングツ
    ールを生成し、 前記連続可変スクリーニングツールに基づいて画像の複
    数着色剤による表現を変換すること、 を含む画像表示方法。
  2. 【請求項2】 前記連続可変スクリーニングツールを生
    成するステップは、 中間色に対応付けられるニュートラルスクリーンを定義
    し、 複数着色剤色空間からの複数の色相に対応付けられる複
    数の1次スクリーンを定義することをさらに含む、 請求項1に記載の画像表示方法。
  3. 【請求項3】 近接するスクリーン間で重み付け混和を
    実行することによって1組の残りの色相に対応付けられ
    る1組の混和スクリーンを生成するステップをさらに有
    する、 請求項2に記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】 前記1組の混和スクリーンを生成するス
    テップは、 以下の方程式、即ち、 Screen hue(Φ)=(1-α)*Sk*Sk+1 ここで、Φは変換される画素の色相角度であり、kは1
    次スクリーンの1つを示す指標であり、k+1は、Φk
    <Φ<Φk+1であるような別の1次スクリーンを示し、
    Φk及びΦk+1は1次スクリーンSk及びSk+1にそれぞれ
    対応付けられる色相角度であり、αは、α=(Φ−
    Φk)/(Φk+1−Φk)であるように設定される、を用
    いて中間スクリーン、screen hue(ψ)を生成するため
    に2つの1次スクリーン間における混和をさらに含む、 請求項3に記載の画像表示方法。
  5. 【請求項5】 前記混和スクリーンを生成するステップ
    は、以下の方程式、即ち、 Screen(Φ,σ)=(1-w(σ))*S0+w(σ)*Screen hue(Φ) ここで、S0はニュートラルスクリーンであり、w(σ)は
    0と1の間の値を有する彩度σの関数である、を用いて
    混和スクリーン、screen(Φ、σ)を生成するようにニ
    ュートラルスクリーン及び中間スクリーン、screen hue
    (ψ)の混和をさらに含む、 請求項4に記載の画像表示方法。
  6. 【請求項6】 前記ニュートラルスクリーンを定義する
    ステップは、2つの余弦関数の積に基づいてスクリーン
    を生成することをさらに有する、 請求項2に記載の画像表示方法。
  7. 【請求項7】 前記複数の1次スクリーンを生成するス
    テップは、複数の色相依存スクリーンを生成することを
    さらに含み、前記複数のスクリーンはそれぞれ、最大値
    に対し少なくとも1つの共通ドット位置と、最小値に対
    し少なくとも1つの共通ドット位置を有する、 請求項2に記載の画像表示方法。
  8. 【請求項8】 マルチカラー画像の単一着色剤によるバ
    ージョンを表示するように動作する画像プロセッサであ
    って、 プリントエンジンと、 マルチカラー画像における各色相及び彩度ごとに異なる
    スクリーンテクスチャを生成するように動作する連続可
    変スクリーニングツール生成器と、 異なって生成されたスクリーンテクスチャをマルチカラ
    ー画像の変換に適用して画像の単一着色剤によるバージ
    ョンを生成するように動作する画像変換器と、 プリントエンジンを制御して画像の単一着色剤によるバ
    ージョンを表示するためのベースとして画像の単一着色
    剤によるバージョンを使用するように動作するマーカー
    と、 を有する画像プロセッサ。
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