JPH0372781A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0372781A
JPH0372781A JP1296788A JP29678889A JPH0372781A JP H0372781 A JPH0372781 A JP H0372781A JP 1296788 A JP1296788 A JP 1296788A JP 29678889 A JP29678889 A JP 29678889A JP H0372781 A JPH0372781 A JP H0372781A
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弘幸 市川
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  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は入力画像をディジタル的に処理し、これに種々
の画像処理を施す画像処理装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、カラー原稿を色分解し、画素ごとに読み取り、読
み取った画像データをディジタル処理し、カラープリン
タに出力する事により、ディジタルカラーハードコピー
を得るディジタルカラー複写機が広範に普及しつつある
。この種の装置では画像データをディジタル的に処理で
きるという利点から、画像の出力位置を移動させたり(
第72図(a))、所望の画像領域を抜き出したり(第
72図(b))、所望の領域内のある色のみ色を変換し
たり(第72図(C))、メモリに記憶された文字や画
像を反射原稿にはめ込んだり(第72図(d))等種々
の画像加工が可能になり、いわゆるカラー複写の分野で
の応用は広がりつつある。
従って、種々の機能を組み合わせる事により、カラーで
の企画書、宣伝ポスター、促販資料、デザイン図等に簡
易に応用できる様になってきている。
一方、カラー反射原稿に対して文字はより文字らしく、
画像はより画像らしくという要求が高まっており、これ
に対しては像域分離によって文字部と画像部を分離し、
文字部には高解像処理が、特に黒い文字に関しては黒単
色で打たれる処理が、他方画像部には高階調処理を行う
技術が本出願人により提案されている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記従来例では、 (1)反射原稿に2値カラー文字画像を合成する場合 ■ 例えば、反射原稿の画像に対して文字領域外を識別
する像域判別を行ない、それに基づいて印字条件を異な
らせる様な処理を施した時、その印字条件が合成文字部
に影響するという欠点があった。
■ また、合成文字部にて印字条件が変わらない所であ
った時も高解像処理がなされていないので高解像な文字
画像が得られないという欠点があった。
(2)反射原稿にカラー画像を合成する場合の (1)
のと同様な処理を反射原稿に施した時、その印字条件が
合成画像部に影響するという欠点があった。
■ 合成カラー画像部にて印字条件が変わらない所であ
った時も高階調処理がなされていないので高階調なカラ
ー画像が得られないという欠点があった。
そこで本発明はかかる欠点を除去し、高品質の再生画像
を得ることができる画像処理装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記課題を解決
するため本発明の画像処理装置は、2値画像と他のカラ
ー画像を合成する手段、前記2値画像に対しては高解像
処理、前記カラー画像に対しては高階調処理を行ない、
カラー画像中で2値画像が重複する領域に対しては高解
像出力を優先させる制御手段を有する事を特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係るデジタルカラー画像処理システム
の概略内部構成の一例を示す。本システムは、図示のよ
うに上部にデジタルカラー画像読み取り装置(以下、カ
ラーリーダと称する)1と、下部にデジタルカラー画像
プリント装置(以下、カラープリンタと称する)2とを
有する。このカラーリーダlは、後述の色分解手段とC
CDのような光電変換素子とにより原稿のカラー画像情
報をカラー別に読取り、電気的なデジタル画像信号に変
換する。また、カラープリンタ2は、そのデジタル画像
信号に応じてカラー画像をカラー別に再現し、被記録紙
にデジタル的なドツト形態で複数回転写して記録する電
子写真方式のレーザビームカラープリンタである。
まず、カラーリーダ1の概要を説明する。
3は原稿、4は原稿を載置するプラテンガラス、5はハ
ロゲン露光ランプ10により露光走査された原稿からの
反射光像を集光し、等倍型フルカラーセンサ6に画像入
力するためのロッドアレイレンズであり、5.6.7.
 10が原稿走査ユニット11として一体となって矢印
AI方向に露光走査する。
露光走査しなからlライン毎に読み取られたカラー色分
解画像信号は、センサー出力信号増幅回路7により所定
電圧に増幅された後、信号線501により後述するビデ
オ処理ユニットに入力され信号処理される。詳細は後述
する。501は信号の忠実な伝送を保障するための同軸
ケーブルである。信号502は等倍型フルカラーセンサ
6の駆動パルスを供給する信号線であり、必要な駆動パ
ルスはビデオ処理ユニット12内で全て生成される。8
,9は後述する画像信号の白レベル補正、黒レベル補正
のための白色板および黒色板であり、ハロゲン露光ラン
プ10で照射することによりそれぞれ所定の濃度の信号
レベルを得ることができ、ビデオ信号の白レベル補正、
黒レベル補正に使われる。13はマイクロコンピュータ
を有するコントロールユニットであり、これはバス50
8により操作パネル1000における表示、キー人力制
御およびビデオ処理ユニット12の制御、ポジションセ
ンサSl、S2により原稿走査ユニツ)11の位置を信
号線509.510を介して検出、更に信号線503に
より走査体11を移動させるためのステッピングモータ
ー14をパルス駆動するステッピングモーター駆動回路
制御、信号線504を介して露光ランプドライバーによ
るハロゲン露光ランプlOの0N10FF制御、光量制
御、信号線505を介してのデジタイザー16および内
部キー、表示部の制御等カラーリーダ一部1の全ての制
御を行っている。原稿露光走査時に前述した露光走査ユ
ニット11によって読み取られたカラー画像信号は、増
幅回路7、信号線501を介してビデオ処理ユニット1
2に入力され、本ユニット12内で後述する種々の処理
を施され、インターフェース回路56を介してプリンタ
一部2に送出される。
次に、カラープリンタ2の概要を説明する。711はス
キャナであり、カラーリーダー1からの画像信号を光信
号に変換するレーザー出力部、多面体(例えば8面体)
のポリゴンミラー712、このミラー712を回転させ
るモータ(不図示)およびf/θレンズ(結像レンズ)
713等を有する。714はレーザ光の光路を変更する
反射ミラー、715は感光ドラムである。レーザ出力部
から出射したレーザ光はポリゴンミラー712で反射さ
れ、レンズ713およびミラー714を通って感光ドラ
ム715の面を線状に走査(ラスタースキャン)し、原
稿画像に対応した潜像を形成する。
また、711は一次帯電器、718は全面露光ランプ、
723は転写されなかった残留トナーを回収するクリー
ナ部、724は転写前帯電器であり、これらの部材は感
光ドラム715の周囲に配設されている。
726はレーザ露光によって、感光ドラム715の表面
に形成された静電潜像を現像する現像器ユニットであり
、731Y、731M、731C,731Bkは感光ド
ラム715と接して直接現像を行う現像スリーブ、73
0Y、730M、730C,730Bkは予備トナーを
保持しておくトナーホッパー、732は現像剤の移送を
行うスクリューであって、これらのスリーブ731Y〜
731Bk、)ナーホッパー730Y〜730Bkおよ
びスクリュー732により現像器ユニット726が構成
され、これらの部材は現像器ユニットの回転軸Pの周囲
に配設されている。例えば、イエローのトナー像を形成
する時は、本図の位置でイエロートナー現像を行い、マ
ゼンタのトナー像を形成する時は、現像器ユニット72
6を図の軸Pを中心に回転して、感光体715に接する
位置にマゼンタ現像器内の現像スリーブ731Mを配設
させる。シアン、ブラックの現像も同ように動作する。
また、716は感光ドラム715上に形成されたトナー
像を用紙に転写する転写ドラムであり、719は転写ド
ラム716の移動位置を検出するためのアクチュエータ
板、720はこのアクチュエータ板719と近接するこ
とにより転写ドラム716がホームポジション位置に移
動したのを検出するポジションセンサ、725は転写ド
ラムクリーナー、727は紙押えローラ、728は除電
器および729は転写帯電器であり、これらの部材71
9,720,725゜7.27,729は転写ローラ7
16の周囲に配設されている。
一方、735,736は用紙(紙葉体)を収納する給紙
カセット、737,738はカセツl−735,736
から用紙を給紙する給紙ローラ、739.740.74
4は給紙および搬送のタイミングをとるタイミングロー
ラであり、これらを経由して給紙搬送された用紙は紙ガ
イド749に導かれて先端を後述のグリッパに担持され
ながら転写ドラム716に巻き付き、像形成過程に移行
する。
また、550はドラム回転モータであり、感光ドラム7
15と転写ドラム716を同期回転する、750は像形
成過程が終了後、用紙を転写ドラム716から取りはず
す剥離爪、742は取はずされた用紙を搬送する搬送ベ
ルト、743は搬送ベルl−742で搬送されて来た用
紙を定着する画像定着部であり、画像定着部743は一
対の熱圧力ローラ744および745を有する。
第2図以下に従って、本発明に係る画像処理回路につい
て詳述する。本回路は、フルカラーの原稿を、図示しな
いハロゲンランプや蛍光灯等の照明源で露光し、反射カ
ラー像をCOD等のカラーイメージセンサで撮像し、得
られたアナログ画像信号をA/D変換器等でデジタル化
し、デジタル化されたフルカラー画像信号を処理、加工
し、図示しない熱転写型カラープリンター、インクジェ
ットカラープリンター、レーザービームカラープリンタ
ー等に出力しカラー画像を得るカラー画像複写装置、ま
たは予めデジタル化されたカラー画像信号をコンピュー
ター、他のカラー画像読取装置、あるいは、カラー画像
送信装置等より入力し、合成等の処理を行い、前述のカ
ラープリンターに出力するカラー画像出力装置等に適用
されるものである。
第2図において、Aは画像読取部で、千鳥型CCDライ
ンセンサ500a、 シフトレジスタ501a、サンプ
ルホールド回路502a、A/D変換器503a、ズレ
補正回路504a、黒補正/白補正回路506a、 C
ODドライバー533a、パネルジェネレータ534a
オツシレータ558aより構成される。
Bは色変換回路、CはLOG変換回路、Dは色補正回路
、Oはラインメモリ、Eは文字画像補正回路、Fは文字
合成回路、Pはカラーバランス回路、Gは画像加工編集
回路、Hはエツジ強調回路、■は文字画像領域分離回路
、Jは領域信号発生回路、Kは400dpiの2値メモ
リ、Lは100dpiの2値メモリ、Mは外部機器イン
ターフェース、Nは信号切換回路、532は2値化回路
、Rはレーザービームプリンタのレーザードライバーや
バブルジェットプリンタのBJヘッドドライバーなど、
プリンタの駆動用のドライバ、SはドライバRを含むプ
リンタ部である。
また、58はデジタイザ、1OOOは操作部、1000
′は操作インターフェース、18.19はRAM、20
はCPU、 21はROM、22はCPUバス、500
゜501はI10ポートである。
原稿は、まず図示しない露光ランプにより照射され、反
射光はカラー読み取りセンサ500aにより画像ごとに
色分解されて読み取られ、増幅回路501aで所定レベ
ルに増幅される。533aはカラー読み取りセンサを駆
動するためのパルス信号を供給するCODドライバーで
あり、必要なパルス源はシステムコントロールパルスジ
ェネレータ534aで生成される。
第3図にカラー読み取りセンサおよび駆動パルスを示す
。第3図(a)は本例で使用されるカラー読み取りセン
サであり、主走査方向を5分割して読み取るべ(63,
5μmを1画素として(400dot / 1nch(
以下dpiという))、1024画素、すなわち図の如
く1画素を主走査方向にG、 B、 Rで3分割してい
るので、トータル1024 X 3 = 3072の有
効画素数を有する。一方、各チップ58〜62は同一セ
ラミック基板上に形成され、センサの1.3.5番目(
58a、60a、62a)は同一ラインメモリに、2゜
4番目はLAとは4ライン分(63,5p m X4=
254μm)だけ離れたラインメモリに配置され、原稿
読み取り時は、矢印AL方向に走査する。
各5つのCODのうち1.3.5番目は駆動パルス群0
DRV118aに、2,4番目はEDRV119aによ
り、それぞれ独立にかつ同期して駆動される。
0DRV118aに含まれる0OIA、002A、OR
3とEDRV119aに含まれるEOIA、EO2A、
ER3はそれぞれ各センサ内での電荷転送りロック、電
荷リセットパルスであり、1.3.5番目と2,4番目
との相互干渉やノイズ制限のため、お互いにジッタにな
いように全く同期して生成される。このため、これらパ
ルスは1つの基準発振源03C558a (第2図)か
ら生成される。
第4図(a)は0DRV118a、EDRV119aを
生成する回路ブロック、第4ffi (b)はタイミン
グチャートであり、第2図システムコントロールパルス
ジェネレータ534aに含まれる。単一の03C558
aより発生される原クロックCLKOを分周したクロッ
クKO135aは0DRVとEDRvの発生タイミング
を決める基準信号5YNC2,5YNC3を生成するク
ロックであり、5YNC2,5YNC3はCPUバスに
接続された信号線22により設定されるプリセッタブル
カウンタ64a、65aの設定値に応じて出力タイミン
グが決定され、5YNC2゜5YNC3は分周器66a
、  67aおよび駆動パルス生成部68a、  69
aを初期化する。すなわち、本ブロックに入力されるH
3YNC118を基準とし、全て1つの発振源03C5
58aより出力されるCLKOおよび全て同期して発生
している分周クロックにより生成されているので、0D
RV118aとEDRV119aのそれぞれのパルス群
は全くジッタのない同期した信号として得られ、センサ
間の干渉による信号の乱れを防止できる。
ここで、お互いに同期して得られたセンサ駆動パルス0
DRV118aは1.3.5番目のセンサ58a。
60a、 62aに、EDRV119aは2,4番目の
センサ59a、 61aに供給され、各センサ58a、
  59a。
60a、61a、62aからは駆動パルスに同期してビ
デオ信号Vl〜■5が独立に出力され、第2図に示され
る各チャンネル毎で独立の増幅回路501−1〜501
−5で所定の電圧値に増幅され、同軸ケーブル401 
aを通して第3図(b)の0O8129aのタイミング
でVl、V3.V5がEO8134aのタイミングでV
2.V4の信号が送出されビデオ画像処理回路に入力さ
れる。
ビデオ画像処理回路に入力された原稿を5分割に分けて
読み取って得られたカラー画像信号は、サンプルホール
ド回路S / H502aにてG(グリーン)。
B(ブルー)、R(レッド)の3色に分離される。
従ってS / I−1されたのちは3X5=15系統の
信号処理される。
S/H回路502aにより、各色R,G、  B毎にサ
ンプルホールドされたアナログカラー画像信号は、次段
A/D変換回路503aで各1〜5チヤンネルごとでデ
ジタル化され、各1〜5チヤンネル独立に並列で、次段
に出力される。
さて、本実施例では前述したように4ライン分(63,
5μmX4=254μm)の間隔を副走査方向に持ち、
かつ主走査方向に5領域に分割した5つの千鳥状センサ
で原稿読み取りを行っているため、先行走査しているチ
ャンネル2,4と残る1、3゜5では読み取る位置がズ
している。そこでこれを正しくつなぐために、複数ライ
ン分のメモリを備えたズレ補正回路504aによって、
そのズレ補正を行っている。
次に、第5図(a)を用いて黒補正/白補正回路506
aにおける黒補正動作を説明する。第5図(b)のよう
にチャンネル1〜5の黒レベル出力はセンサに入力する
光量が微少の時、チップ間、画素間のバラツキが大きい
。これをそのまま出力し画像を出力すると、画像のデー
タ部にスジやムラが生じる。そこで、この黒部の出力バ
ラツキを補正する必要が有り、第5図(a)のような回
路で補正を行う。原稿読取り動作に先立ち、原稿走査ユ
ニットを原稿台先端部の非画像領域に配置された均一濃
度を有する黒色板の位置へ移動し、ハロゲンを点灯し黒
レベル画像信号を本回路に入力する。
ブルー信号BINに関しては、この画像データの1ライ
ン分を黒レベルRA M 78 aに格納すべく、セレ
クタ82aでAを選択(■)、ゲート80aを閉じ(■
)、81aを開く。すなわち、データ線は151a−+
152a−+153aと接続され、一方RAM78aの
アドレス人力155aにはH8YNCで初期化され、V
CLKをカウントするアドレスカウンタ84aの出力1
54aが入力されるべくセレクタ83aに対する■が出
力され、1ライン分の黒レベル信号がRA M 78 
aの中に格納される(以上黒基準値取込みモードと呼ぶ
)。
画像読み込み時には、RAM78aはデータ読み出しモ
ードとなり、データ線153a−”157aの経路で減
算器79aのB入力へ毎ライン、1画素ごとに読み出さ
れ入力される。すなわち、この時ゲート81aは閉じ(
■)、80aは開く(■)。また、セレクタ86aはA
出力となる。従って、黒レベル出力156aは、黒レベ
ルデータDK (i)に対し、例えばブルー信号゛の場
合B IN (i) −DK (i)”Bout(i)
として得られる(黒補正モードと呼ぶ)。同ようにグリ
ーンGI N +  レッドRINも77aG、77a
Rにより同様の制御が行われる。
また、本制御のための各セレクタゲートの制御線■、■
、■、■、■は、CPU22 C第2図)のIloとし
て割り当てられたラッチ85aによりCPU制御で行わ
れる。なお、セレクタ82a、 83a、 86aをB
選択することによりCPU22によりRA M 78 
aをアクセス可能となる。
次に、第6図で黒補正/白補正回路506aにおける白
レベル補正(シェーディング補正)を説明する。白レベ
ル補正は原稿走査ユニットを均一な白色板の位置に移動
して照射した時の白色データに基づき、照明系、光学系
やセンサの感度バラツキの補正を行う。基本的な回路構
成を第6図(a)に示す。基本的な回路構成は第5図(
a)と同一であるが、黒補正では減算器79aにて補正
を行っていたのに対し、白補正では乗算器79′aを用
いる点が異なるのみであるので同一部分の説明は省く。
色補正時に、原稿を読み取るためのCOD (500a
)が均一白色板の読み取り位置(ホームポジション)に
ある時、すなわち、複写動作または読み取り動作に先立
ち、図示しない露光ランプを点灯させ、均−白レベルの
画像データを1ライン分の補正RAM78′aに格納す
る。例えば、主走査方向A4長手方向の幅を有するとす
れば、16pej!/mmで16X297mm=475
2画素、すなわち少なくともRAMの容量は4752バ
イトであり、第6図(b)のごとく、i画素目の白色板
データWi(i=1〜4752)とするとRAM78’
aには第6図(C)のごとく、各画素毎の白色板に対す
るデータが格納される。
一方、Wiに対し、i番目の画素の通常画像の読み取り
値Diに対し補正後のデータDo==DiXF F H
/ W iとなるべきである。そこでCPU22より、
ラッチ85′a■′、■4 、 OL、■′ に対しゲ
ート80’ a、  81’ aを開き、さらにセレク
タ82’ a、  83’ a、 86’ aにてBが
選択されるよう出力し、RA M 78 ’ aをCP
Uアクセス可能とする。
次に、第6図(d)に示す手順でCPU22は先頭画素
Woに対しF F H/ Wo 、  W 1に対しF
F/W、−・・と順次演算してデータの置換を行う。色
成分画像のブルー成分に対し終了したら(第6図(d)
 5tepB)同様にグリーン成分(StepG)、レ
ッド成分(StepR)と順次行い、以後、入力される
原画像データDiに対してDo=DiXFF、/Wiが
出力されるようにゲート80′aが開(■′)、81′
aが閉(■′)、セレクタ83’ a、 86’ aは
Aが選択され、RAM78′aから読み出された係数デ
ータFFH/Wiは信号線153a→157aを通り、
一方から入力された原画像データ151aとの乗算がと
られ出力される。
以上のごとく、画像入力系の黒レベル感度、CODの暗
電流バラツキ、各センサー間感度バラツキ、光学系光量
バラツキや白レベル感度等種々の要因に基づく、黒レベ
ル、自レベルの補正を行い、主走査方向にわたって、白
、黒とも各色ごとに均一に補正された画像データB 。
U、 101. G o、□102゜ROU□103が
得られる。ここで得られた白および黒レベル補正された
各色分解画像データは、不図示の操作部からの指示によ
り特定の色濃度、あるいは特定の色比率を有する画像上
の画素を検出して、同じく操作部より指示される他の色
濃度、あるいは色比率にデータ変換を行う色変換回路B
に送出される。
〈色変換〉 第7図は色変換(階調色変換と濃度色変換)ブロック図
である。第7図の回路は8ビツトの色分解信号RINI
  G IN、  B IN (lb〜3b)に対して
CPU20によってレジスタ6bに設定された任意の色
を判定する色検出部5b、複数ケ所に対して色検出、色
変換を行うためのエリア信号A r 4 b %前記色
検出部により出力され“特定色である″という信号(以
下ヒツト信号と呼ぶ)を主走査、副走査方向(第7図の
例では副走査方向のみ)に拡げる処理を行うラインメモ
リ10b〜llb、ORゲート12b、拡げられたヒツ
ト信号34bと非矩形信号(矩形を含む)BHi27b
よりANDゲート32bで生成される色変換イネーブル
信号33b1イネーブル信号33bと入力色分解データ
(RIN I  GIN +B、Nlb〜3b)、エリ
ア信号Ar4の同期合わせのためのラインメモリ13b
−16b、デイレイ回路17b〜20b、イネーブル信
号33b1同期合わせされた色分解データ(RIN  
I GIN  I  B+N21b〜23b)、エリア
信号Ar’ 24bおよびCPU20により、レジスタ
26bに設定された色変換後の色データに基づいて色変
換を行う色変換部25b1色変換処理された色分解デー
タ(ROUT I G ou□。
BOUT 28b〜30b)S ROUT・ GOUT
+  13ou丁に同期して出力するヒツト信号H6u
’r 31bより構成される。
次に、階調色判定および階調色変換のアルゴリズムの概
要を述べる。ここに階調色判定、階調色変換とは、色判
定、色変換を行うにあたって同一色相の色に対し、濃度
値を保存して色変換を行うべく同一色相の色判定、同一
色相の色変換を行うことである。
同じ色(ある色相)は、例えばレッド信号R1とグリー
ン信号G1とブルー信号B、との比が等しいことが知ら
れている。
そこで色変換したい色の内1つ(ここでは最大値色、以
下主色と呼ぶ)のデータ内1を選び、それと他の2色の
データとの比を求める。例えば、(以下余白) そして入力データR+、  G+、  B+に対し、M
、X γ1 ≦R+≦M1 ×γ2        (
3)但し、G1.β11 γ1≦1 G2・ R2・ γ2 ≧1 が成り立っているものを色変換する画素と判定する。
さらに色変換後のデータ(R2,G2+ 82)も、そ
のデータの内の主色(ここでは最大値色)のデータ内2
と他の2色のデータとの比を求める。
例えばG2が主色の時は、内2−G2とし、そして、入
力データの主色Mlに対して、もし、データが色変換画
素であれば、 色変換画素でなければ、(R+ 、  G I 、  
B + )を出力する。
これにより、階調を持った同色相の部分を全て検出し、
階調に応じた色変換データを出力することが可能になる
第8図は色判定回路の一例を示すブロック図である。こ
の部分は色変換する画素を検出する部分である。
この図において、50bはR,N bl、G、N b2
゜BlN b3の入力データをスムージングするスムー
ジング部、51bはスムージング部の出力の1つ(主色
)を選択するセレクタ52bR,52b、。
52bBはセレクタ51bの出力と固定値Ro、Go。
Boの一方を選択するセレクタ、54bR,54bo。
54b8はORゲート、63b、  64b R,64
,b o。
64bBは、それぞれエリア信号Ar10.  Ar2
0に基づいてセレクタ51b、 52bR,52b、、
  52bBにセレクト信号をセットするためのセレク
タ、56bR,56bo、 56b8と57bR,57
bo、 57bF3とはそれぞれの上限と下限の計算を
する乗算器である。
また、CPU20が設定するそれぞれの上限比率レジス
タ58bR958b。、58bT3、下限比率レジスタ
59b R,59b 、 、  59b Bはそれぞれ
エリア信号Ar30に基づいて複数のエリアに対して色
検出するためのデータをセットできる。
ここで、Ar10. Ar20. Ar30は、第7図
Ar4bを基に作った信号で、それぞれ必要な段数のD
F/Fが入っている。また61bはANDゲート、62
bはORゲート、67bはレジスタである。
次に、実際の動きの説明を行う。R,N bl。
G 、N b2.B 、N b3をそれぞれスムージン
グしたデータR’  G’  B’ の内の1つを、C
PU20がセットするセレクト信号S1によりセレクタ
51bでセレクトして、主色データが選ばれる。ここで
、CPU20はレジスタ65b、66bにそれぞれ異な
るデータA、Bをセットし、セレクタ63bがAr10
信号に応じてA、 BのいずれかをセレクトしS。
信号としてセレクタ51bに入力する。
このように、レジスタを65b、66bと2つ用意し、
異なるデータをセレクタ63bのA、  Hに入力し、
エリア信号Ar10がそのいずれかをセレクトする構成
により、複数のエリアに対して別々の色検出を行うこと
ができる。このエリア信号Ar10は矩形領域のみでな
く、非矩形領域についての信号であってもよい。
次のセレクタ52bR252b。、52bBでは、CP
U20がセットするR8.Go、Boかセレクタ51b
で選ばれた主色データのいずれかが、デコーダ53bの
出力53ha〜53bcと固定色モード信号S2とによ
り生成されるセレクト信号によりセレクトされる。なお
、セレクタ64bR,64b、 、  64bBは、エ
リア信号A r 20に応じてA、Bのいずれかを選択
することにより、セレクタ63bの場合同様、複数のエ
リアに対する異なる色の検出を行うことができるように
している。ここで、Ro、Go。
Boは従来の色変換(固定色モード)および階調色判定
における主色の時に選択され、主色データは階調色変換
の主色以外の色の時選択される。
なお、オペレータはこの固定色判定と階調色判定との選
択を操作部から自由に設定できる。あるいは、例えばデ
ジタイザのような人力VMから入力された色データ(色
変換前の色のデータ)によりソフトで変えることも可能
である。
これらのセレクタ52bR,52b、、  52bBの
出力と、CPU20により設定された上限比率レジスタ
58bR,58bo、  58b8、下限比率レジスタ
59bR,59bo、59bBとから、それぞれR′G
’ 、  B’  の上限値および下限値が乗算器56
 t) RI56bo、 56bBおよび57bR,5
7b、、 57bBにより計算されて、ウィンドウコン
パレータ60bR160bo、60b8に上下限値とし
て設定される。
ウィンドウコンパレータ60bR,60bo、  60
bBで主色のデータがある範囲に入り、かつ主色外の2
色がある範囲内に入っているか否かがANDゲート61
bにて判定される。レジスタ67bは判定部のイネーブ
ル信号68bにより判定信号にかかわらず“1″をたて
ることが可能である。その場合には“1″をたてた部分
は変換すべき色が存在することとなる。
以上の構成により固定色判定または階調色判定が複数の
エリアに対して可能になる。
第9図は色変換回路の一例のブロック図である。
この回路により色判定部5bの出カフbに基づいて色変
換された信号もしくは元の信号が選択される。
第9図において色変換部25bはセレクタ1llb。
変換後の色の主色データ(ここでは最大値)に対する各
々の比を設定するレジスタ112bR,。
112bR2,112bo、、  112bo2. 1
12bB1゜112bB□、乗算器113bR,113
bo、113b8、セレクタ114bR,114bo、
114bB、セレクタ115bR,115b、、115
b8、ANDゲート32b1第7第7リエリア信r’ 
24に基づいて生成されるAr50.Ar60.Ar7
0によりCPU20よりセットされるデータをセレクタ
111 b 、乗算器113bR。
113bo、  113bB、セレクタ114bR,1
14b、。
114bBにセットするセレクタ117b、112bR
112b、、  112b8.116bR,116b、
、  116bB。
デイレイ回路118bにより構成される。
次に実際の動きの説明を行う。
セレクタ1llbは、入力信号RI N ’ 21b。
G 、 N’ 22b、 B 、 N’ 23bのうち
の1つ(主色)をセレクト信号S5に応じて選択する。
ここで信号S5はCPU20により設定された2つのデ
ータに対しエリア信号Ar40がセレクタ117bをA
、  Bのいずれかに選択することにより発生する。こ
のようにして、複数のエリアに対する色変換処理が可能
となる。
セレクタ111bにより選択された信号は乗算器113
bR,113bo、113b8においてCPU20によ
り設定されたレジスタ値との乗算が行われる。
ココでもエリア信号Ar50が2つのレジスタ値112
bR,−112bR□、  112bo、 6112b
o2゜112bBI・112b8゜をそれぞれセレクタ
112bR。
112b。、112bBにより選択することにより複数
エリアに対して異なる色変換処理が可能となる。
次にセレクタ114bR,114bo、  114bB
にて乗算の結果とCPU20が設定した2つの固定値R
o’  ・Ro’ 、 Go  ・GO、BO−BO#
の内エリア信号Ar70によりセレクタ116bR,1
16bG。
116bBにおいて選択された固定値のいずれか一方が
モード信号S6により選ばれる。ここでもモード信号S
6はS5と同様の方法でエリア信号Ar60により選択
されたものが用いられる。
最後にセレクタ115bR,115b、、115bBに
おいてセレクト信号SB を用いてRINGIN I 
BIN (RIN I GIN I BINを遅延させ
タイミング調整したもの)とセレクタ114bR,11
4bo、114bBの出力とのいずれ出力される。また
ヒツト信号H81,ITもR8IJTIGoU1.Bo
U□と同期して出力される。
ここでセレクタ信号SB は、色判定結果34bと色変
換イネーブル信号BHi34bのANDをとったものに
遅延をかけたものである。このBHi信号として例えば
第10図の点線のような非矩形イネーブル信号を入力す
れば非矩形領域に対して色変換処理を施すことができる
。この場合エリア信号としては一点鎖線の如き領域、つ
まり点線より求められる左最上位(第10図a)、右最
上位(第10図b)、左最下位(第10図C)、左最下
位(第10図d)の座標により生成される。また、非矩
形領域信号BHiはデジタイザ等の入力装置より入力さ
れ、100dpiの2値メモリLlこ展開された領域信
号である。この非矩形イネーブル信号を用いて色変換を
する場合、イネーブルのエリアを変換させたい所の境界
に沿って指定できるため、従来の矩形を用いた色変換に
比べて色検出のスレショールドを拡げることができる。
従ってより検出能力がアップし精度のよい階調色変換さ
れた出力画像を得ることができる。
以上より色判定部5bの主色に応じた明度を持った色変
換(例えば赤色を青色に階調色変換する時薄い赤色は薄
い青色に、濃い赤色は濃い青色に変換)あるいは固定値
色色変換のいずれかを複数領域に対して自由に行うこと
ができる。
さらに後述するようにヒツト信号H8U□を基にして特
定色のエリア(非矩形Or矩形)だけにモザイク処理、
テクスチャー処理、トリミング処理、マスキング処理等
を施すことができる。
なお、上記エリア信号Ar10. Ar20. Ar3
0゜はAr4bに基づいて、エリア信号Ar40. A
r50゜Ar60. Ar70はAr’ 24bに基づ
いて生成される信号であり、領域信号発生回路J(第2
図)からの領域信号134に基づくものであるが、上述
のように矩形領域信号のみでなく、非矩形領域信号であ
ってもよい。すなわち、100dpi2値メモリに格納
された、非矩形領域情報に基づく、非矩形領域信号BH
iを用いてもよい。
BHi信号の生成については、後述する。このB Hi
信号は矩形、非矩形の双方の領域信号の混在が可能であ
る。
以上の様に本実施例によれば、矩形のみでなく非矩形の
領域信号に基づいて色変換領域を設定できるので、より
精度の高い色変換処理を行なうことができる。
そして第2図に示すように色変換回路Bの出力103.
104,105は、反射率に比例した画像データから濃
度データに変換するための対数変換回路C1原稿上の文
字領域とハーフトーン領域、網点領域を判別する文字画
像領域分離回路I、および本システムとケーブル135
. 136. 137を介して外部機器とのデータを交
信するための外部機器インターフェースMに送出される
次に、入力された光量に比例したカラー画像データは、
人間の目に比視感度特性に合わせるための処理を行う対
数変換回路C(第2図)に入力される。
ここでは、白=OOH1黒=FFHとなるべく変換され
、更に画像読み取りセンサーに入力される画像ソース、
例えば通常の反射原稿と、フィルムプロジェクタ−等の
透過原稿、また同じ透過原稿でもネガフィルム、ポジフ
ィルムまたはフィルムの感度、露光状態で入力されるガ
ンマ特性が異なっているため、第11図(a)、  (
b)に示されるごとく、対数変換用のLUT (ルック
アップテーブル)を複数有し、用途に応じて使い分ける
。切り換えは、信号線I!gO,Agl、l1g2によ
り行われ、CPU22のI10ポートとして、操作部等
からの指示入力により行われる(第2図)。ここで各B
、 G、  Rに対して出力されるデータは、出力画像
の濃度値に対応しており、B(ブルー)、G(グリーン
)。
R(レッド)の各信号に対して、それぞれY(イエロー
)2M(マゼンタ)、C(シアン)のトナー量に対応す
るので、これ以後の画像データは、イエロー マゼンタ
、シアンと対応づける。
次に、対数変換により得られた原稿画像からの各色成分
画像データ、すなわちイエロー成分。
マゼンタ成分、シアン成分に対して、色補正回路りにて
次に記すごとく色補正を行う。カラー読み取りセンサー
に一画素ごとに配置された色分解フィルターの分光特性
は、第13図に示す如く、斜線部のような不要透過領域
を有しており、一方、例えば転写紙に転写される色トナ
ー(Y、M、C)も第14図のような不要吸収成分を有
することはよく知られている。そこで、各色成分画像デ
ータYi、  Mi、  Ciに対し、 なる各色の一次式を算出し色補正を行うマスキング補正
はよく知られている。更にYi、 Mi、 Ciにより
、Min (Yi、 Mi、 Ci) (Yi、 Mi
、 Ciのうちの最小値)を算出し、これをスミ(黒)
として、後に黒トナーを加える(スミ入れ)操作と、加
えた黒成分に応じて各色材の加える量を減じる下色除去
(UCR)操作もよく行われる。第12図(a)に、マ
スキング、スミ入れ、UCRを行う色補正回路りの回路
構成を示す。本構成において特徴的なことは ■マスキングマトリクスを2系統有し、1本の信号線の
“1 / 0 ”で高速に切り換えることができる、 ■UCRの有り、なしが1本の信号線“110”で、高
速に切り換えることができる、 ■スミmを決定する回路を2系統有し、“Ilo”で高
速に切り換えることができる、 という点にある。
まず画像読み取りに先立ち、所望の第1のマトリクス係
数M H、第2のマトリクス係数M2をCPU22に接
続されたバスより設定する。本例ではであり、Mlはレ
ジスタ87d〜95dに、M2はレジスタ96d〜10
4dに設定されている。
また、1lld〜122d、135d、131d、13
6dはそれぞれセレクターであり、S端子=“1”の時
Aを選択、“0”の時Bを選択する。従ってマトリクス
M1を選択する場合切り換え信号MAREA364“1
”に、マトリクスM2を選択する場合“0″とする。
また123dはセレクターであり、選択信号C6゜C、
(366d)、  367d)により第12図(b)の
真理値表に基づき出力a、 b、 cが得られる。選択
信号C8+  CIおよびC2は、出力されるべき色信
号に対応し、例えばY、M、C,Bkの順に(C2,’
 C1,Co) = (0,0,0)、  (0,0,
1)。
(0,1,O)、  (1,O,O)、更にモノクロ信
号として(0,1,1)とすることにより所望の色補正
された色信号を得る。いま(Co、CII C2)=(
0,0,0)、かつMAREA−“l″ とすると、セ
レクタ123dの出力(a、 b、 c)には、レジス
タ87d、 88d、 89dの内容、従って(a Y
+ 、 −b Ml 。
Cc+)が出力される。一方、入力信号Yi、  Mi
CiよりM i n (Y i 、  M i 、  
Ci ) = Icとして算出される黒成分信号374
dは137dにてY=aX−b(a、 bは定数)なる
−次変換をうけ、減算器124d。
125d、126dのB入力に入力される。各減算器1
24d〜126dでは、下色除去としてY=Yi−(a
kb ) 、  M = M i −(a k −b 
) 、  C= Ci −(a k −b )が算出さ
れ、信号線377d、 378d、 379dを介して
、マスキング演算のための乗算器127d、  128
d。
129dに入力される。
乗算器127d、128d、129dには、それぞれA
入力には(a v+ 、  −b Ml +  −Cc
+ )、B入力には上述した[ Y i −(a ](
−b ) 、  M i −(a k −b ) 。
Ci −(ak−b):l = (Yi、 Mi、 C
i:lが入力されているので同図から明らかなように、
出力り。U□にはC2=0の条件(Y o r M o
 r C)でYOUTYiX (ay+) +MiX 
(−b+vu) +CiX (−Cc+)が得られ、マ
スキング色補正、下色除去の処理が施されたイエロー画
像データが得られる。同様にして、 M□ U7 =YiX (−ay2)−1−MiX (
−bM2)十CiX (−CC2)CoUo=YiX 
(−aY3) +Mi X (−bM3) 十Ci X
 (−Ca2)がり。U□に出力される。色選択は、出
力すべきカラープリンターへの出力順に従って(Co、
C+。
C2)により第12図(b)の表に従ってCPU22に
より制御される。レジスタ105d−107d、  1
08d〜110dは、モノクロ画像形成用のレジスタで
、前述したマスキング色補正と同様の原理により、MO
NO=kI Yi+ 12HMi+m1Ciにより各色
に重み付は加算により得ている。
またBk出力時はセレクタ131dの切り換え信号とし
て入力されるC2(368)により、C2−1、従って
、−改変換器133dで、Y = c x −dなる一
次変換を受けてセレクター131dより出力される。ま
た、BkMJlloは後述する文字画像領域分離回路■
の出力に基づき、黒い文字の輪郭部に出力する黒成分信
号である。色切換信号C8C,、C2’ 366〜36
8は、CPUバス22に接続された出力ポート501よ
り設定され、MAREA364は領域信号発生回路36
4より出力される。
ゲート回路150d〜153dは、後述する2値メモリ
回路(ビットマツプメモリ)L537より読み出された
非矩形の領域信号DHi122によりDH4−“1”の
時、信号C8,C1,C2−“1.1.0”となって、
自動的にm o n oの画像のためのデータが出力さ
れるように制御する回路である。
く文字画像領域分離回路〉 次に文字画像領域分離回路Iは、読み込まれた画像デー
タを用い、その画像データが文字であるか、画像である
か、また、有彩色であるか無彩色であるかを判定する回
路である。その処理の流れについて第15図を用いて説
明する。
色変換Bより文字画像領域分離回路Iに入力されるレッ
ド(R) 103、グリーン(G) 104、ブルー(
B) 105は、最小値検出回路MIN(R9G、B)
1011および最大値検出回路Max (R,G、  
B)102Iに入力される。それぞれのブロックでは、
入力するR、 G、 Bの3種類の輝度信号から最大値
最小値が選択される。選択されたそれぞれの信号につい
て、減算回路104Iでその差分を求める。差分が大、
すなわち入力されるR、 G、 Bが均一でない場合、
白黒を示す無彩色に近い信号でなく何らかの色にかたよ
った有彩色であることを示す。当然この値が小さければ
、R,G、 Bの信号がほぼ同程度のレベルであること
であり、何らかの色にかたよった信号でない無彩色信号
であることがわかる。
この差分信号はグレイ信号GR125としデイレイ回路
Qに出力される。また、この差分をCPU20によりレ
ジスター1111に任意にセットされた閾値とコンパレ
ータ112Iで比較し、比較結果をグレイ判定信号GR
Bi126としデイレイ回路Qに出力する。
これらのGR125,GRBi126の信号は、デイレ
イ回路Qで他の信号との位相を合わせた後、後述する文
字画像補正回路Eへ入力され処理判定信号として用いら
れる。
一方、M 、N(R,G、  B) l0IIで求めら
れた最小値信号は、エツジ強調回路103Iにも入力さ
れる。エツジ強調回路103Iでは、主走査方向の前後
画素データを用い以下の演算を行うことによりエツジ強
調が行われる。
DOUT  : エツジ強調後の画像データDi   
 :  i番目の画素データなお、エツジ強調は必ずし
も上の方法に限らず他の公知の技術を用いてもよい。即
ち、副走査方向に2ラインあるいは5ライン分の遅延を
行なうラインメモリを設け、3×3あるいは5×5の画
素ブロックのデータを用い、通常のエツジ強調フィルタ
ーをかけることもできる。この場合には、主走査方向の
みでなく、副走査方向に対してもエツジ強調がかけられ
ることになり、エツジ強調の効果が大きくなる。このよ
うなエツジ強調を行なうことにより、以下に説明する黒
文字検出の精度が向上するという、優れた効果を生じる
主走査方向に対しエツジ強調された画像信号は、次に5
×5画素および3×3画素のウィンドウ内の平均値算出
が、5×5平均回路109I、 3X3平均回路110
Iで行われる。ラインメモリ105I〜1081は、平
均値処理を行うための副走査方向の遅延用メモリである
。5×5平均回路109Iで算出された5×5計2計画
5の平均値は次にCPUBUS22に接続されたオフセ
ット部に独立にセットされたオフセット値と加算器11
51. 120I、  125Iで加算される。加算さ
れた5×5平均値はリミッタ1(113I)。
リミッタ2 (118I)、  リミッタ3 (123
I)に入力される。各リミッタは、CPUBUS22で
接続されており、それぞれ独立にリミッタ値がセットで
きる様構成されており、5×5平均値が設定リミッタ値
より大きい場合、出力はリミッタ値でクリップされる。
各リミッタからの出力信号は、それぞれコンパレータ1
 116I、コンパレータ2 1211、コンパレータ
3 126Iに入力される。まず、コンパレータ1 1
16Iでは、リミッタ1 1131の出力信号と3×3
平均110Iからの出力とで比較される。
比較されたコンパレータ1 116Iの出力は、後述す
る網点領域判別回路122Iからの出力信号と位相を合
わすべくデイレイ回路117Iに入力される。この2値
化された信号は、所定の濃度以上でのM、TFによるつ
ぶれやとびを防止するために5×5と3×3画素ブロッ
クの平均値での2値化を行っており、また網点画像の網
点を2値化時に検出しないよう、網点画像の高周波成分
をカットするため、3×3のローパスフィルターを介し
ている。
次にコンパレータ2 (1211)の出力信号は、後段
にある網点領域判別回路122Iで網点領域が判別でき
るよう、画像の高周波成分を検出すべくスルー画像デー
タとの2値化が行われている。網点領域判別回路122
Iでは、網点画像がドツトの集まりで構成されているた
め、エツジの方向からドツトであることを確認し、その
周辺のドツトの個数をカウントすることにより検出して
いる。具体的には以下のように判別される。
〔網点判定〕
第15図(b)を用い網点領域判別回路122Iについ
て説明する。文字画像領域分離回路(第15図(a))
のコンパレータ2 (1211)で2値化された信号1
01Jは、第15図(b)に示すlライン遅延(fif
oメモリ) 102J、  103Jにて、それぞれl
ラインづつの遅延が行なわれ、2値化された信号101
J。
及びfifoメモリ102J、  103Iにより遅延
された値がエツジ検出回路104Jに入る。エツジ検出
回路104Jでは、注目画素に対し、上下、左右、なな
め2方向の計4方向について、それぞれ独立にエツジの
方向を検出している。エツジ検出回路でエツジの方向を
4bitに量子化した後、ドツト検出回路109J。
及び1ライン遅延(fifoメモリ) 105Jに入る
。lライン遅延(fifoメモリ) 105J、  1
06J、  107J。
108Jでそれぞれlライン遅延された4bitのエツ
ジ信号は、ドツト検出回路109Jに入る。ドツト検出
回路109Jでは、周辺のエツジ信号を見ることにより
、注目画素がドツトであるか否かの判定を行なっている
。例えば第15図(b)のドツト検出回路109Jの斜
線部に示す様に、注目画素を含む前21ineの計7画
素襲画素に1(注目画素方向に濃度勾配がある)方向の
エツジが少なくとも1画素あり、かつ注目画素を含む後
21ineの計7画素(肉画素)にT(注目画素方向に
濃度勾配がある)方向のエツジが少なくとも1画素あり
、かつ同様に左右にトかつ」又は」かつト方向のエツジ
がある場合それをドツトと判定する。Tかっ上の場合も
当然同様にドツトと判定する。次に1ライン遅延110
J、  IIIJで同様にドツト判定結果を遅らせた後
、太らせ回路112Jで太らせる。太らせ回路112J
では、31ine×4画素の計12画素中に1つでもド
ツトと判定された画素が存在する時、注目画素の判定結
果にかかわらず、注目画素をドツト判定とする様構成さ
れている。太らされたドツト判定結果は、lライン遅延
113JX114Jでそれぞれlライン遅延される。
太らせ回路112Jからの出力と1ライン遅延113J
114Jで計21ine遅延された信号が次に多数決回
路115Jに入力される。多数決回路115Jでは、注
目画素の存在するラインの前後ラインに対し、4画素お
きに1画素づつサンプリングする。これを注目画素に対
し、左右600画素つの幅、すなわち155画素つ21
 i m eで左右それぞれ30画素サンプルし、ドツ
トと判定された画素数を計算している。この値があらか
じめ設定されている値に対し、大ならば、その注目画素
は網点であると判定する。
ここで、本実施例の複写装置に於ては、変倍方法として
、副走査方向(紙送り方向)に対しては、リーダ一部で
の画像読み取り部の移動速度を倍率に応じ変えている。
この場合、正確な網点判定を行なうため、拡大時に関し
、所定倍率まで前述lライン遅延102J、 103J
、 105J、 106J、 107J。
108J、ll0J、IIIJ、113J、114.J
のfifoメモリ制御を2ラインのうち1ライン書き込
みを行ない、lラインは書き込みを行なわないという動
作としている。
このように、fifoメモリの書き込みを制御すること
により、変倍時にも等倍イメージで、網点の判定をする
ことができる。これにより変倍時の判定精度が向上する
。なお、上述のエツジ検出のためのフィルターの種類や
、ドツト検出回路のマトリックスの大きさ、太らせ回路
や、多数決回路のとり方は、上述の例に限るものではな
く、また変倍時の副走査方向の間引きも、31ineに
1回とするなど種々の変形が可能である。
次に、第15図(C)を用いて、この拡大時のサンプリ
ングについて説明する。■にオリジナル画像を示す。通
常、等倍で画像を読み取る際、■図に示す点線の中でオ
リジナル画像を読み取る。この画像は、先に述べたfi
foメモリに1ライン毎に連続して書き込みが行なわれ
る。すなわち■図に示す様に、fifoメモリへの書き
込みが省略される事なく全て書き込まれる。次に拡大時
、ここでは説明を簡単に行なう為、200%の拡大時に
ついて説明する。先に述べた様に拡大時は読み取り部の
移、動速度を遅くしている。この為、200%拡大時に
於ては、移動速度が半分となり、■図に示す1ライン巾
の半分の巾で1ラインの画像とし読み取る。
■図に読み取られた画像をオリジナルと対応させる為に
示す。
■図に示す様に読み取られた画像データは、等倍時と同
様に先述のfifoメモリへの書き込みが行なわれる。
この時、lラインごとに間引きながら、fifoメモリ
への書き込みが行なわれており、その様子を図に示す。
なお本実施例では、200%拡大の場合について説明し
たので、2ラインに1回の書き込みとしたが、この書き
込み方は、変倍の倍率に応じて変更できる。
このようにして網点領域判別回路122工で判別した結
果と前記デイレイ回路117からの信号とを用いてOR
ゲート129Iにおいて論理和をとる。そして誤判定除
去回路130Iで誤判定を除去した後ANDゲート13
2■に出力する。ORゲート129Iからは、中間調領
域又は網点領域と判定された判定信号が出力される。誤
判定除去回路1301では、文字等は細く写真等の画像
は広い面積が存在する特性を生かし2値化された信号に
対し、まず、画像域を細らせ、孤立して存在する画像域
を除去する。具体的には、中心画素Xijに対し、周辺
1mm各のエリア内に1画素でも写真等の画像以外の画
素が存在する時、中心画素は画像外域と判定する。即ち
、エリア内の2値信号のANDをとり、すべてが1の場
合(画像域の場合)のみ中心画素xij=1とする。こ
のように孤立点の画像域を除去した後、細った画像域を
元にもどすべく太らせ処理が行なわれる。即ち、周辺2
 m m角のエリアに少なくとも1画素の写真等の画像
域が存在するとき、中心画素xijは画像域と判定する
。この太らせ処理は、細らせ処理後の2値信号に対し、
エリア内のORをとり、少なくとも1画素が1の場合(
画像域の場合)に中心画素xij = lとする。
そして、誤判定除去回路130■からは、上記太らせ処
理後の2値信号の反転信号が出力される。この反転信号
が中間調と網点のマスク信号である。
同様に網点判別回路122Iの出力は直接誤判定除去回
路1311に入力され細らせ処理、太らせ処理が行なわ
れる。
なお、ここで細らせ処理のマスクサイズは、太らせ処理
のマスクサイズと同じか、もしくは太らせ処理の方を大
とすることにより、太らせた時の判定結果がクロスする
ようになっている。具体的には、誤判定除去回路130
1.1311共に17X17画素′のマスクで細らせた
後、さらに5×5のマスクで細らせ、次に、34 X 
34画素のマスクで太らせ処理が行なわれている。誤判
定除去回路1311からの出力信号5CRN信号127
は、後述する文字画像補正回路Eで網点判定部のみスム
ージング処理を行ない、読み取り画像のモアレを防止す
るための判定信号である。
次にコンパレータ3 126Iからの出力信号は後段で
文字をシャープに処理すべく入力画像信号の輪郭を抽出
している。抽出方法としては、2値化されたコンパレー
タ3 126Iの出力に対し5×5のブロックでの細ら
せ処理、および太らせ処理を行い太らせた信号と細らせ
た信号の差分域を輪郭とする。このような方法により抽
出した輪郭信号は、誤判定除去回路1301から出力さ
れるマスク信号との位相を合わせるべ(デイレイ回路1
281を介して後、ANDゲート1321で輪郭信号は
マスク信号で画像と判定した部分での輪郭信号をマスク
し、本来の文字部における輪郭信号のみを出力する。A
NDゲー) 132Iからの出力は次に輪郭再生成部1
33Iに出力される。
なお上述のように5×5と3×3のウィンドウ内の平均
値をとるのは、中間調を検出するためであるが、そのマ
トリックスサイズやウィンドウのとり方は、上述の場合
に限らず、注目画素を含む2種類の領域の平均値をとれ
ばよい。
また、誤判定除去回路130I、 1311の細らせ処
理、太らせ処理のマトリックスサイズも同様に任意に設
定できる。
以上のように、本実施例の輪郭信号抽出のアルゴリズム
によれば、単にワク信号を抽出するのみでなく、中間調
、アミ点信号に基づくマスク信号とのANDをとってい
るので、文字・画像域の分離を精度良く行うことができ
る。
また、中間調領域、網点領域、文字領域のそれぞれの検
出に用いる5×5画素ブロック平均値に、それぞれの領
域に応じて適切なオフセットをCPU20により設定で
きるので各領域の検出が正確にできるようになる。
更に本実施例によれば、網点判別回路の出力と、網点又
は中間調領域を示す2値信号に対し、誤判定を除去する
べく細らせ処理、太らせ処理を行うので、かかる領域信
号から、誤判定部分を除去し、精度の良い画像域分離を
行うことができる。
また、文字画像領域分離において用いる信号をMin 
(R,G、 B)信号としているので、例えば輝度信号
Yを用いる場合に比べてR,G、 Bの3色情報を有効
に用いることができ、特に黄色味がかった画像における
文字・画像分離も精度良く行うことができる。
また、Min (R,G、  B)信号に対し、エツジ
強調を行った後に、文字・画像域の分離を行うので文字
部を検出しやすくなり、誤判定を防止しやすくなる。
く輪郭再生成部〉 輪郭再生成部133Iは文字輪郭部と判定されなかった
画素を周辺の画素の情報をもとにして文字輪郭部とする
処理を行い、その結果M j A r 124を文字画
像補正回路Eに送り後述の処理を行う。
具体的には第16図に示すごとく太文字(同図(a))
に関しては文字判定部として同図(b)の点線部が文字
と判定され後述する処理が施されるが、細文字(同図(
C))に関しては文字部が同図(d)の点線部に示すよ
うになり文字部分に斜線のようなすき間が生じるため後
述する処理を施すと誤判定により見苦しくなることがあ
る。これを防ぐため文字と判定されなかった所に関し周
囲の情報に基づき文字部とする輪郭再生成処理を行う。
具体的には斜線部を文字部にすることにより文字部は同
図(e)点線部に示すようになり、検出が困難な、検出
しにくい色の文字や細い文字に関しても誤判定を減少さ
せることができ画質向上につながる。
第17図(a)〜(h)は周囲の情報をどのように用い
て注目画素を文字部に再生成するかを示した図である。
(a)〜(d)は3×3画素ブロックで注目画素を中心
に縦・横・斜めの両方が文字部(Sl。
S2ともに“1”)の時注目画素の情報にかかわらず注
目画素を文字部とするものである。一方(e)〜(h)
は5×5画素ブロックで注目画素を中心に1画素おいて
縦・横・斜めの両方が文字部(Sl、S2とも“1″)
注目画素の情報にかかわらず注目画素を文字部とするも
のである。このように2段かまえ(複数種類のブロック
)の構造をもつことにより幅広いエラーに対応可能にな
っている。この画素ブロックの大きさや数、フィルター
の種類は例えば7×7画素ブロックにするなど様々な変
形が可能である。
第18図、第19図は第17図(a)〜(h)の処理を
実現するための回路である。第18図、第19図の回路
はラインメモリ1641〜167i、注目画素の周囲の
情報を得るためのDF/F104i〜126i。
第17図(a)〜(h)を実現するためのANDゲー)
 146i〜1531およびORゲート154iより構
成される。
4個のラインメモリと23個のDF/Fより第17図(
a)〜(h)の81.S2の情報が取り出される。さら
に146 i 〜153 iが(a)〜(h)のそれぞ
れの処理に対応しているレジスタ1551〜1621に
よりそれぞれ独立にイネーブル、ディスイネーブルを制
御できる。なお、レジスタの信号はCPU20により制
御される。
AND回路146i〜153iと第17図(a) 〜(
h)の対応関係は以下の通りである。
(以下余白) 第20図は、ラインメモリl 64 i−167iのW
E(ENI)とRE (EN2)のタイミングチャート
である。これは等倍時はENIとEN2は同じタイミン
グででるか、拡大時(例えば200%〜300%)はW
Eを間引き2ラインに1回書き込むようにする。
ここで間引きの量は任意に定めることができる。これに
より第17図(a)〜(h)のサイズが拡がる。
これは拡大時ここに入ってくる情報は副走査方向にのみ
拡大されたイメージでくるので(a)〜(h)のサイズ
を拡げてやることにより拡大時も等倍イメージで処理を
行うために行っている。
これを具体的に説明したのが第17図(i)〜第17図
(n)である。第17図(i)は等倍時の3×3画素ブ
ロックの輪郭再生成のフィルタの形状を示す図で、A=
B==1orC=D=1orE=F=1の時、注目画素
を強制的に1、つまり文字輪郭とする。
一方、同図(j)は200%の輪郭再生成のフィルタの
形状を示す図で等倍時の3×3画素ブロックにあたる。
このブロックの生成のされ方は前述の通りである。A−
FがそれぞれA′〜F′ に対応している。即ち、副走
査方向に1ラインおきにA′〜F′をとることにより変
倍時においても等倍時と同じ条件で文字画像領域の分離
を行うことができる。
これを実際に適用したのが第17図(h)〜第17図(
n)で第17図(m)が等倍時、(n)が200%時の
輪郭再生成部の入力だとする。第17図(m)に第17
図(i)を用いるとE=F=1よりのがlになり、第1
7図(k)の様な輪郭が得られる。一方、第17図(n
)に第17図(j)を用いるとE’ =F’=1より■
′、■′がlになり、第17図(1)の様な輪郭が得ら
れる。以上、拡大時に間引きのデータを用いて輪郭再生
成のブロックを形成して再生酸処理を行うことで200
%の拡大時も等倍時と同じ検出力をもった輪郭再生成を
行うことができる。
なお、本例においては200%拡大を説明したが、変倍
率を変えた場合にも同様の処理が可能である。
く文字画像補正回路〉 文字画像補正回路Eは前述の文字画像領域分離回路Iで
生成された判定信号に基づいて黒文字、色文字、網点画
像、中間調画像についてそれぞれ以下の処理を施す。
〔処理l〕黒文字に関する処理 (1−1)ビデオとしてスミ抽出で求められた信号Bk
Mjl12を用いる (1−2)Y、M、Cデータは多値の無彩色度信号GR
125もしくは設定値に従って減算を行う。一方、Bk
データは多値の無彩色度信号GR125もしくは設定値
に従って加算を行う (1−3)エツジ強調を行う (1−4)なお黒文字は高解像度400線(400dp
i)にてプリントアウトする (1−5)後述の色残り除去処理を行う〔処理2〕色文
字に関する処理 (2−1)エツジ強調を行う [2−2]なお色文字は高解像度400線(400dp
i)にてプリントアウトする 〔処理3〕網点画像に関する処理 (3−1)モアレ対策のためスムージング(本実施例で
は主走査方向に2画素)を行う 〔処理4〕中間調画像に関する処理 (4−1)スムージング(主走査方向に2画素ずつ)ま
たはスルーの選択を可能とする。
次に上記処理を行う回路について説明する。
第21図は文字画像補正部Eのブロック図である。
第21図の回路は、ビデオ入力信号111またはBkM
j  112を選択するセレクタ6e、そのセレクタを
制御する信号を生成するANDゲート60′後述する色
残り除去処理を行うブロック16e。
同処理のイネーブル信号を生成するANDゲート16e
  、GR信号125とI10ポートの設定値10eの
乗算を行う乗算器9e  、乗算結果10eまたはI1
0ポートの設定値7eをI10ポート3の出力12eに
応じて選択するセレクタlie、セレクタ6eの出力1
3eとlleの出力14eの乗算を行う乗算器15e。
乗算結果18eとI10ポート4の出力9eとの排他的
論理和をとるXORゲート20e、 ANDゲート22
e。
加減算器24e、lラインデータを遅延させるラインメ
モリ26e、28e、エツジ強調ブロック30e。
スムージングブロック31e、スルーデータまたはスム
ージングデータを選択するセレクタ33e、同セレクタ
の制御信号5CRN127の同期あわせのためのデイレ
イ回路32e、エツジ強調の結果またはスムージングの
結果を選択するセレクタ42e、同セレクタの制御信号
MjAr124の同期あわせのためのデイレイ回路36
eおよびデイレイ回路36eの出力37eとI10ポー
ト8の出力の論理和をとるORゲー)39e、ANDゲ
ート41e、文字判定部に対して高解像度400線(d
pi)信号(“L”出力)を出力するためのインバータ
回路44e、 AND回路46e。
OR回路48eおよびビデオ出力113とLCHG49
eの同期合わせのためのデイレイ回路43eより構成さ
れる。また文字画像補正部EはI10ポート1eを介し
てCPUバス22と接続されている。
以下(1)黒文字部のエツジの周囲に残る色信号を除去
する色残り除去処理と黒文字部判定部のY、M、Cデー
タに対しである割合で減算し、Bkデータに対してはあ
る割合で加算を行う部分、〔2]文字部に対してエツジ
強調、網判定部にスムージング、その他の階調画像はス
ルーデータを選択する部分、〔3]文字部に対してはL
CHG信号を“L”にする(高解像度400dpiでプ
リントする)部分の3つに分けそれぞれについて説明す
る。
[1)色残り除去処理および加減算処理ここでは無彩色
であるという信号GRBi126と文字部であるという
信号MjAR124の両方がアクティブである所、つま
り黒文字のエツジ部とその周辺部に対する処理であって
、黒文字のエツジ部からはみ出しているY、M、C成分
の除去と、エツジ部のスミ入れを行っている。
次に具体的な動作説明を行う。
この処理は文学部判定を受け(MjAR124−“1”
)、黒文字であり(GRBi126=“l″)かつ、印
字モードがカラーモードである(DHi122−“O”
)場合にのみ行われる。したがって、ND(白黒)モー
ド(DHi−“1′°)の時や色文字(GRBi−“0
パ)の時には行われないようになっている。
記録色のY、M、Cいずれかについての原稿スキャン時
は第21図のセレクタ6eにてビデオ人力111が選択
(I / O−6(5e )に“0”セット)される。
15e、  20e、 22e、  17eではビデオ
データ8eから減算すべきデータが生成される。
例えばl10−3 12eにて“O”がセットされてい
るとすると、セレクタ6eの出力データ13eとI /
 O−17eにセットされセレクタlieで選択された
値との乗算が乗算器15eで行われる。ここで13eに
対しO−1倍のデータ18eが生成される。レジスタ9
e、 25eに1を立てることにより、18eの2の補
数データが17e、 20e、 22eによって生成さ
れる。最後に加減算器24eにて8eと23eの加算2
3eは2つの補数なので実際は17e−8eの減算が行
われ25′eより出力される。
I / O−312eにて“1′がセットされた時はセ
レクタlieにてBデータがセレクトされる。
この時は文字画像領域分離回路Iで生成される多値の無
彩色信号GR125(無彩色に近ければ大きな値をとる
信号)にI / O−210eでセットされた値を9e
にて乗算したものを13eの乗数として用いる。このモ
ードを用いる時はY、M、Cの色毎に独立に係数をかえ
られかつ無彩色度に応じて減算量をかえられる。
記録色Bkスキャン時は、セレクタ6eにてBkMj1
12が選択(1/ Q −65eに“l”セット)され
る。15e、  20e、  22e、  17eでは
ビデ第17eに加算するデータが生成される。上記Y、
M、C時と異なる点はl10−4.9eに“0”をセッ
トすることでこれにより23 e = 8 e 、  
Ci = Oとなり、17e十8eが25eより出力さ
れる。係数14eの生成の仕方はY、 M、 0時と同
様である。また、l1O−312eに“1”がセットさ
れたモードの時は、係数が無彩色度に応じてかわる。具
体的には無彩色度が大きい時加算量が大きく、小さい時
は小さくなる。
この処理を図に示したのが第22図である黒文字Nの斜
線部を拡大したものが(a)、  (C)である。
Y、M、Cのいずれかのビデオデータに対しては文字信
号部が“l”である所はビデオからの減算が(同図(b
))、Bkのビデオデータに対しては文字信号部が“l
”である所はビデオデータに対して加算が(同図(d)
)行われる。この図では13e=18eつまり文字部の
Y、M、Cデータは0、Bkデータはビデオデータの2
倍の場合の例である。
この処理により黒文字の輪郭部はほぼ黒単色で打たれる
が、輪郭信号の外にあるY、M、Cデータ第22図(b
)に示した*印の部分は色残りとして文字の回りに残っ
てしまい見苦しい。
その色残りをとるものが色障り除去処理である。
この処理は文字部の領域を拡げた範囲にはいっており、
かつ、ビデオデータ13eがCPU20がセットするコ
ンパレート値より小さい所、つまり文字部の外側で色残
りがある可能性を持っている画素について前後3画素ま
たは5画素の最小値をとるようにする処理である。
次に回路を用いて説明を補足する。
第23図は文学部領域を拡げるようにする働きをする文
字領域拡大回路でD F / F  65 e〜68e
およびANDN−ト69e、 71e、 73e、 7
5e、、ORゲート77eより構成される。
I10ポート70e、 72e、 74e、 76eに
全て“1”を立てた時はMjAr124が1″であるも
のに対し、主走査方向に前後2画素拡げた信号が、I1
0ポート70e、 75e″O”、71e、 73e“
1″の時は主走査方向に前後1画素拡げた信号が51g
2 18eから出力される。この切換信号は第21図の
アンドゲート16’ eに入力される。
次に、色残り除去処理回路16eについて説明する。
第24図は、色残り除去処理の回路図である。
第24図において、57eは入力信号13eに対し、注
目画素とその前後1画素の計3画素の最小値を選択する
3画素m i nセレクト回路、58eは入力信号13
eに対し、注目画素とその前後2画素の計5画素の最大
値を選択する。5画素m i nセレクト回路、55e
は入力信号13eとl1O−18(54e)の大小を比
較するコンパレータで54eの方が大きい場合に、1を
出力する。61e、 62eはセレクタ、53e、  
53′eはORゲート、63eはNANDゲートである
上記構成において、セレクタ60eはCPUバス22か
らのl1O−19の値に基づいて、3画素m i nか
、5画素minかを選択する。5画素m i nの方が
色残り除去の効果が大きくなる。これはオペレータのマ
ニュアル設定またはCPUの自動設定によりセレクトで
きる。なお、何画素のminをとるかは任意に設定する
ことができる。
セレクタ62eは、NANDゲート63eの出力が“0
″の時、すなわちコンパレータ55eによりビデオデー
タ13eがレジスタ値54eより小さいとされ、かつ文
字部の信号を拡げた範囲にはいっており17’ eが1
の場合にはA側が、そうでない場合にはB側が選択され
る。(但し、このときレジスタ52e。
64eは1”、レジスタ52′eは“0″)B側が選択
されたときは、スルーデータが80として出力される。
EXCON50eは、例えば輝度信号を2値化した信号
が入力した時コンパレータ55eの代わりで用いること
ができる。
上述のような色残り除去処理を行うことにより、文字周
辺の色にごりを除去し、より鮮明な画像を得ることがで
きる。
上記2つの処理を施した所を図に示したのが第25図で
ある。第25図(a)は黒文字Nで、第25図(b)は
斜線部の濃度データであるY、M、Cデータにおいて文
字と判定された領域、すなわち文字判定部(苦2.&−
3.  苦6.−X−7)は減算処理によりOに、%1
. −1t4は色残り除去処理により*l←40.%4
←*5となり、その結果0になり、第25図(c)が求
められる。
一方、第25図(d)のようなりとデータについては、
文字判定部(+8. 49.  +10. −X−11
)に加算処理のみが施され、第25図に示すような黒色
の輪部の整った出力となる。
なお色文字については、第25図(f)に示すように変
更は加えられない。
〔2〕工ツジ強調orスムージング処理ここでは、文字
判定部に対してはエツジ強調、網点部に対してはスムー
ジング、その他はスルーを出力する処理が行われる。
文字部→MjAR124が“1″であるので、25e。
27e、29eの3ラインの信号より生成される3×3
のエツジ強調30eの出力がセレクタ42eにてセレク
トされ、43eより出力される。なお、ここでエツジ強
調は第26図に示すようなマトリックスと計算式から求
められるものである。
網点部→5CRN35eが“l”、M j A R21
eが“0”であるので27eに対してスムージング31
eがかけられたものが、セレクタ33e、 42eにて
出力される。なお、ここでスムージングは第27図に示
すごとく、注目画素がvNの時(V N +V N+1
 )/2をvNのデータとする処理、つまり主走査2画
素のスムージングである。これにより網点部に生じる可
能性のあるモアレを防いでいる。
その他→その他の部分とは文字部(文字輪郭)でも網点
部でもないところ、具体的には中間調の部分に対する処
理である。この時MjAR124および5CRN35e
ともに“0”なので、27eのデータがそのままビデオ
出力43eより出力される。
文字が色文字の時は、文字判定部であっても、上記2つ
の処理は施されない。
実施例では主走査方向のみに色残り除去を施した例を示
したが、主走査、副走査ともに色残り除去処理を施して
もよい。
なお、エツジ強調のフィルタの種類は上述の場合に限ら
ない。
また、スムージングも主走査、副走査両方にわたって行
ってもよい。
〔3〕文字部高解像度400線(dpi)出力処理ビデ
オ出力113に同期して48eからLCHG140が出
力される。具体的にはMjAR124の反転信号が43
eに同期して出力される。文字部の時はLCHG(20
0/400切替信号)=01その他の部分はLCHG“
1”となる。
これにより文学部判定部、具体的には文字の輪郭部は高
解像度400線(dpi)にて、その他は高階調200
線にてレーザービームプリンタにて打たれる。
ここで本実施例の文字画像分離処理の条件を変更するた
めの操作部1000にある液晶タッチパネル1109の
ソフトキー画面を第25図(g)に示す。
本実施例では5種類の条件をソフトキーで選択できる構
成になっている。ソフトキーのポジションを左から弱、
  −2,−1,標準2強として構成している。それぞ
れについては以下説明を加える。
〔弱〕
弱のポジションは、線画等の判別不可能な原稿を複写す
る際、必ず発生する誤判定を回避する為のものであり、
前記輪郭信号が発生しない様、第15図(a) 123
Iのりミツター値を適切な値に設定する。
第25図(h)に示す様に標準では、リミッタ−レベル
は原稿の明るい部分(本実施例ではりミツター値=15
8)にある。このリミッタ−値以上の値は、第25図(
i)に示す様にリミッタ−値にクリップされる様な構成
となっている。このリミッタ−レベルをポジションが〔
弱〕の場合、第25図(j)に示す様に0とする事によ
り、全て0にクリップされる(第25図(IO8その為
、第15図(a)のコンパレータ3 (126I)で2
値化された出力は全てl(又は0)となり、輪郭が抽出
されず、読み取られた画像信号に対し上述のような黒文
字処理が行われない。この様にして〔弱〕のポジション
では輪郭信号の発生を防ぐ事により、像域の分離された
部分での処理を行わないようにしている。
(−2) [−1] 2、−1のポジションでは文字と画像が混在した原稿に
おける誤判定を目だたなくさせるものである。標準の原
稿複写時に分離された文字部の黒文字は文字の輪郭部は
黒単色で、かつその部分が高解像で像形成される様、階
調解像切換え信号LCHGの制御が行われている。そこ
で“−2,−1″では階調解像信号の制御を全て画像部
と同じ制御とし、かつ黒い文字に対して黒単色とせずに
Y、  M、  Cの比率を“−1″、−2”と数が小
さくなるにつれ増す様にしている。これにより判別結果
による処理画像の画像差がわからなくなる様制御してい
る。
第25図(Iり〜(p)を用い説明する。(f)図は読
み取り画像データであり、値が大きくなると濃く、小さ
くなると薄くなる。本実施例における像域分離では、(
1)図に示す様に輪郭部2画素について処理を行ってお
り、タッチパネル上αに表示されたソフトレバーが〔標
準〕及び〔強〕の場合はY、M、Cに関しては(m)図
に示す様に黒い文字及び線に関しては、輪郭部2画素に
Y、 M。
Cのトナーがプリントされない様、又、Bkの時は黒い
線、あるいは文字がよりシャープに見える様(n)図に
示す様に輪郭部の比率を増大させている。
(−1)、  (−2)のモードは(0)図に示す様に
、Y、M、Cに関しては輪郭部に多少トナーがのる様に
、又Bkに関しては(p)図に示す様にBkの比率を少
なくしている。
〔標準〕
“標準”については前記の様な処理が行われている。
〔強〕
“強″では文字に関し誤判定を生じない様、又、細い文
字、淡い文字等も黒単色になる様なパラメータがセット
される。詳しくは前記輪郭信号のりミツター3(第15
図(a) 1231)の値を大きくする事によりハイラ
イト部での輪郭信号が抽出できる様になる。
このように像域分離の条件及びその分離に基づく処理を
読み取る画像に応じて変える事により誤判定を回避又は
目だたなくさせる事ができる。
また、リミッタ値の変更はCPU20により簡単にでき
るので、回路構成を複雑化させることもない。
なお、上記、黒文字処理の強さは5段階に設定する場合
に限らない。特に多段階に設定することにより原稿画像
にマツチングした処理を選択できるようになる。
〈モード選択との関係〉 次に4色カラーモード、3色カラーモード、単色モード
など、出力色モード選択に応じた処理について説明する
デジタルカラー複写機において、原稿色と異なる色で複
写する機能、例えばフルカラーの原稿をモノカラーで複
写する機能がある。又、−殻内に前記像域分離された部
分においては、文字をはっきりみせるという要求から色
のバランスを変化させるといった処理が行われる。その
為、像域を分離した後、入力画像に対し上述の処理を行
った場合、出力画像に著しい劣化を生ずる。
そこで本実施例においては、出力色モードの違いによる
画像の劣化を生じない画像処理装置を提供するため、前
記像域判定手段又は判定に伴う処理手段の条件を出力色
モードに応じて変えている。
即ち、前記マスキング部で説明したモノクロ信号を選択
した時、又はY、M、Cのトナーのみで画像を形成する
3色モードを選択した時は、本像域分離処理による入力
画像処理は行わないようにする。
具体的には以下の通りの処理が行われる。
上述の第25図の(h)図に示す様にY、 M、  C
Bkの4色で記録する4色モードではりミツターレベル
は原稿の明るい部分(本実地例ではりミツター値=15
8)にある。このリミッタ−値以上の砧は、第25図(
i)に示す様にリミッタ−値にクリップされる様な構成
となっている。このリミッタ−レベルをY、M、Cの3
色で記録する3色モードの場合、第25図(j)に示す
様に0とする事により、出力信号は全てOにクリップさ
れる。その為、第15図のコンパレータ3 (1261
)で2値化された出力は全てl(又はO)となり、輪郭
が抽出されず、読み取られた画像信号に対し処理が行わ
れない。この様にして3色モードでは輪郭信号の発生を
防ぐ事により、像域の分離された部分での処理を行わな
いようにしている。
また、単色モードの場合も上述の3色モードの場合と同
様の構成により、文字信号を抽出する処理は行わない。
このように、本実施例においては入力画像情報に基づき
、入力される画像情報が画像情報であるか、文字情報で
あるかを判別する判別手段、判別結果に伴い入力情報を
処理する処理手段を有するカラー複写装置において、通
常複写以外の色モードを有し、通常複写以外の色モード
に於いては、前記判別結果に伴う処理を通常と異ならせ
ている。これにより処理の簡略化、誤判定の防止を図る
ことができる。
くランプ光量の制御との関係〉 従来のアナログ複写機において行われていた地とばしと
同様な処理は、デジタルカラー複写機にも同様に要求さ
れており、ランプ光量をかえる事により新聞等の地色を
とばす方式が考えられている。
しかしながら、光源の光量を変えると原稿の反射光のレ
ベルも異なり、それに伴い、読み取り画像信号の明暗の
差、あるいは色等により文字、画像の判別を行う分離方
式の場合、誤判定が生じやすくなる。
そこで本実施例においては、原稿読み取り光量に応じて
、上記文字画像判別条件を変える事により、光量の変化
に伴う文字画像判別による誤判定をなくすようにしてい
る。
まずランプ光量調整について説明する。第25図(q)
にランプ光量調整のフローを示す。原稿の位置サイズ等
を検出するプリスキャン時、主走査方向に50ポイント
、副走査方向に等間隔に30ラインの計1500ポイン
トのデータを読み込み、原稿のデータ数をカウントする
(Sl)。次にそのデータ中の最大値を検出しくS2)
、最大値の85%〜100%内のデータポイント数をカ
ウントする(S3)。この時、この最大値が60H以上
であり(S4)、かつ全体の1/4以上のポイントが最
大値の85%〜100%にある場合(S5)のみ光量調
整を行う(S7)。
設定光量としては、前記最大値がFFHになる様、上記
の式により求められた値がランプ光量設定値としセット
される(Sl)。
一方、データの最大値が60H未満の場合、又は全体の
1/4未満のポイントが最大値の85%〜100%にあ
る場合にはランプ光量調整は行わない。
ここで、前記光量調整が行われる場合、第15図(a)
のオフセット2 (1190)及びオフセット3 (1
241)に通常より大きな値をセットする。これはラン
プの光量を大きくする事により、読み取り原稿濃度のダ
イナミックレンジが狭くなる為、原稿のノイズ成分を検
出してしまい、態検出での誤判定及び輪郭抽出での誤検
出が発生ずる。そこで、このノイズ成分による誤検出を
防ぐ為、前記オフセット値を光量調整を行う場合のみ大
きな値とする。
このように本実施例においては、光学走査により画像を
読み取る原稿読み取り手段、読み取る原稿の濃度に対応
して読み取り光源の光量を変える光量調整手段、読み取
られた画像情報が中間調情報か文字情報かを判別する判
別手段、その判別結果に基づき入力情報を処理する処理
手段を有する複写装置において、前記光量調整に伴い前
記判別条件を変えるようにしている。
なお、本実施例では一定条件の下でランプ光量制御を行
うことにしたが、すべての場合にランプ光量制御を行っ
てもよい。
また、プリスキャン時のサンプリングデータは増減が可
能である。また、光量調整を行うか否かのしきい値も変
更が可能である。
また、文字、画像領域の判別の条件は光量調整に応じて
複数段階から選択できるようにしてもよい。
〈文字画像合成回路〉 次に、文字画像合成回路Fについて説明する。
第28図(a)は、本装置における画像の2値信号によ
る加工、修飾回路のブロック図である。画像データ入力
部より入力される、色画像データ138は、3tolセ
レクタ45fの■入力に入力される。
3t01セレクタ45fの他の2人力A、 Hには、メ
モリー43fより読み出されたデータの下位部(An。
B n) 555fのうちAにはAnが、BにはBnが
ラッチ44fにおいてVCLK117によってラッチさ
れ、入力される。従って、セレクタ45fの出力Yには
、セレクト人力X。、  X H,Jl、  J2に基
づきV、A、Hのいずれかが出力される(114)。
データXnは、本実施例ではメモリー内データの上位2
bitであり、加工、修飾を決めるモード信号となって
いる。139は、領域信号発生回路より出力されるコー
ド信号である第2図CPU20の制御により、VCLK
117に同期して切りかわる量制御され、メモリ43f
のアドレスとして入力される。
すなわち、例えばメモリー43fの10番地に予め(X
+o’+ AIO+ B+o) = (01+ AIO
+ B+o)を書き込んでおき、第29図(B)のごと
く、主走査方向ラインlの走査と同期して、コード信号
139にP点からQ点まで“10”をQ点からR点まで
“0”を与えておくと、P−Q間ではデータXI。
(0,1)が読み出され、同時に(An、Bn)には(
A+o、B+o)というデータがラッチされ出力される
。3tolセレクタ45fの真理値表を第28図(C)
に示すごと<、(X 1. X O)= (0,1)は
(B)のケースであり、Jlが“1”であればA入力を
Yに、従って、Yには定数A 10を、Jlが“0”で
あれば、■入力をYに、従って入力されたカラー画像デ
ータをそのまま出力114へ出力することを意味する。
こうして例えば、第29図(b)のようなリンゴのカラ
ー画像に対して(AIO)という値を持つ文字部のいわ
ゆる毛抜き文字合成が実現される。同様にして(X I
+  Xo)= (1,0)とし、2値入力に第29図
(C)のJlのような信号が入力されると、FIF04
7f〜49f1および回路46f(詳細第28図(b)
)により、同図J2のごとき信号が生成され、第28図
(c)の真理値表に従えば同図のようにリンゴの画像の
中に文字がわく付きで出力されることになる(輪郭、ま
たは袋文字)。
同様に第28図(D)では、リンゴの中の矩形領域が(
Bn)という濃度で、更に中の文字が(An)という濃
度で出力される。同図(A)は(X、。
Xo)=(0,0)の場合、すなわち、いかなるJl、
 J2の変化に対しても、2値信号によっては、何も行
わない制御を有している。
J2に入力される巾を拡張した信号は、第28図(b)
によれば、3×3画素分の拡張であるが、ハード回路を
追加することで、更に大きくすることば容易である。
ここで、FiFo  47fに入力されるF I−1i
信号121は、第2図100dpiZ値メモリLに格納
された非矩形の領域信号であり、かかるFH4信号12
1を用いることにより、上述のような各種の処理が可能
となる。
また、第2図I10ポート501より、プリントする出
力色(Y、M、C,Bk)に対応づけられて出力される
Co、  CI (366、367)は、メモリ43f
のアドレスの、下位2bitに入力されており、従って
、Y、M、C,Bkの出力に対応して“0゜0″、“0
.1”、  1.0”、  “1. 1”と変化するの
で、例えばイエロー(Y)出力時は、0.4.8゜12
、 16・・・番地、マゼンタ(M)は1.5.9. 
13゜17・・・番地、シアン(C)は2.6. 10
. 14. 18・・・番地、クロ(Bk)は3.7.
 11.15.19・・・番地が選択される。従って後
述する操作パネル上の操作指示により、領域と領域内の
対応するメモリアドレスを決定する領域コード信号13
9と対応するアドレスに、例えばX1〜X4=“1. 
1”(A1゜A2.A3.A4)= (G1.G2.G
3.G4)、(B1゜B2. B3. B4) −(β
l、β2.β3.β4)を書き込んでおき、例えば第2
9図(D)のようにJ1信号が変化すると、Jlが“L
o“′の区間は、(Y。
M、C,Bk)=(αl、α2.α3.α4)で配合決
定される色となり、Jlが“H4”の時は(Y、 M。
C,Bk)= (βl、β2.β3.β4)で配合決定
される色となる。すなわち、メモリ内容で任意に出力色
が決定できる。一方、後述の操作パネル上では、Y、M
、C,Bkは各々(%)パーセントで調整、または設定
される。すなわち、各階調8bit有しているので、数
値は00〜255であるから、1%の変動はデジタル値
で、2.55となる。
設定値が(Y、  M、  C,B10−(y%9m%
C%、に%)とすると、設定される数値(すなわちメモ
リに書き込まれる数値)はそれぞれ(2,55M。
2 、55 m 、  2 、55 c 、  2 、
55 k )となり、実際はこれに対し、四捨五入した
整数が所定のメモリーに書き込まれることになる。更に
調整機構により、%で調整したとすると、Δ%の変動に
対し、2.55△分だけの加算(濃くする)または減算
(うすくする)により得られる値をメモリに書込めば良
い。
このように、本実施例によれば、Y、 M、 C,Bk
の出力色を各色毎に1%単位で指定でき、色指定の操作
性が向上する。
第28図(C)の真理値表において、iの欄は文字、画
像の階調、解像切り換え信号LCHG149の入出力表
であり、Xl、Xo、Jl、J2によりAまたはBが出
力Yに出力される時は“0”に、■がYに出力される時
は入力がそのまま出力される。LCHG149は例えば
出力時のプリントの際の印字密度を切り換える信号であ
り、LCHG−“0”の時、例えば高解像度400dp
i、LCHG−“1″の時、高階調200dpiで印字
する。従って、AまたはBが選択された時L CHG 
= Oということは文字合成された文字の内側領域は4
00dpi、文字以外の領域は200dpiで印字する
ことを意味し、文字は高解像を保ち、鮮鋭に、ハーフト
ーン部は高階調を保ち、なめらかに出力するように制御
している。前述のように、LCHG140は、文字、画
像分離回路Iの出力であるMJARに基づき、文字画像
補正回路Eから出力しているのもそのためである。
〈画像加工編集回路〉 次に、カラーバランス調整を第2図Pで受けた後の画像
信号115および階調解像切り換え信号L CHG14
1は、画像加工編集回路Gに入力される。画像編集加工
回路Gの大まかな概略図を第30図に示す。
入力された画像信号1159階調解像切解像切信号LC
HG141は、まずテクスチャー処理部101gに入力
される。テクスチャー処理部は大まかに分けてテクスチ
ャーパターンを記憶するメモリ部103gとそれをコン
トロールするメモリRD、WR。
アドレスコントロール部104g、および入力画像デー
タに対し記憶したパターンにより変調処理を行なう演算
回路105gから構成されている。テクスチャー処理部
101gで処理された画像データは、次に変倍、モザイ
ク、テーパー処理部102gに入力される。変倍、モザ
イク、テーパー処理部102gは、ダブルバッファメモ
リ105g、l06gおよび処理・制御部107gから
成っており、各種処理がCPU20により独立に制御さ
れ出力される。
ここでテクスチャー処理部101gおよび変倍、モザイ
ク、テーパー処理部102gは、切換回路Nから送られ
る各処理のイネーブル信号であるGHil(119)お
よびGHi2 (149)により独立のエリアに対し、
テクスチャー処理、モザイク処理が行えるよう構成され
ている。
また、画像データ115と共に入力される階調解像切換
え信号L CHG信号141は、各種編集処理で画像信
号との位相を合わせながら処理されていく。以下に画像
加工編集回路Gについて詳細に説明する。
〈テクスチャー処理部〉 テクスチャー処理とは、メモリに書き込んだパターンを
サイクリックに読み出して、ビデオに対して変調をかけ
る処理であり、例えば第31図(a)のような画像に同
図(b)のようなパターンで変調をかけ同図(c)のよ
うな出力画像を生成するものである。
第32図はテクスチャー処理回路を説明する図である。
以下、テクスチャーメモリー113gへの変調データ2
18gの書き込み部と、テクスチャーメモリー113g
からのデータ216gと画像データ215gの演算部(
テクスチャー処理)に分けて説明をする。
〔テクスチャーメモリー113gへのデータ書き込み部
〕データ書き込み時は、マスキング、下色除去、スミさ
れ、201gよりデータ入力する。このデータはセレク
タ202gにおいて選択される。一方、セレクタ208
gにおいてデータ220gが選択され、メモリ113g
のWEとドライバ203gのイネーブル信号に入力する
。メモリアドレスは水平同期信号H3YNCに同期して
カウントアツプする垂直カウンタ212gおよび画像ク
ロック、VCKに同期してカウントアツプする水平カウ
ンタ211gにより生成され、セレクタ210gにてB
が選択され、メモリ113gのアドレスに入力する。こ
のようにして、入力画像の濃度パターンがメモリ113
gに書き込まれる。このパターンは入力装置、例えばデ
ジタイザ58により原稿上の位置が指定されその部分を
読み取った画像データがメモリ113gに書き込まれる
[CPUによるデータの書き込み〕 セレクタ202gにてCPUデータが選択される。
一方、セレクタ208gにてAが選択され、メモリ11
LgのWlとドライバ203gのイネーブル信号に入力
する。メモリアドレスはセレクタ210gにてAが選択
され、メモリ113gのアドレスに入力する。こうして
、任意の濃度パターンがメモリに書き込まれる。
〔テクスチャーメモリ−113gデータ216gと画像
データ215gの演算部〕 この演算は演算器215gにて実現される。この演算器
はここでは乗算器より構成されている。イネーブル信号
128gがアクティブの所だけデータ216gと201
gとの演算が施され、ディスイネーブルの時は201が
スルー状態となる。
また、300g、 301gはそれぞれXOR,ORゲ
ートでMJ信号308g、すなわち文字合成信号を用い
てイネーブル信号を生成する部分であるレジスタ304
g″1”305gに10”をレジスタにセットシた時は
テクスチャ処理は合成文字信号が入っている部分以外に
かかる。一方、レジ3夕304チャ処理をかける部分に
合成文字信号が入っている部分のみにかかる。
302gはGHil信号307g 、すなわち非矩形信
号を用いてイネーブル信号を生成する部分である。レジ
スタ306g″0”の時GHil信号がイネーブルの所
のみにテクスチャー処理がかる。この時イネーブル12
8をずっとアクティブにしておけば、非矩形に左右され
ない、つまりH8NCに同期のとれた非矩形テクスチャ
ー処理が施され、イネーブル信号GHilとイネーブル
128を同じにすれば非矩形信号に同期したテクスチャ
ー処理となる。
GHilには例えば31bビット信号を用いれば、ある
色のみにテクスチャー処理を行うことができる。
LCHG IN信号141gは階調解像切換え信号であ
り、演算器2L5gで遅延する分遅延されてLCHGo
o1350gより出力される。このように、テクスチャ
ー処理部において、階調解像切り換え信号LCHG14
1も所定の遅延処理を受け、テクスチャー処理後の画像
に対応するようになっている。
〈モザイク、変倍、テーパ処理部〉 次に、画像加工編集回路Gのモザイク、変倍、テーパー
処理部102gについて、第33図を用いその概略動作
について説明する。
モザイク、変倍、テーパー処理部102gに入力される
画像データ126gおよびLCHG信号350gは、ま
ずモザイク処理部401gに入力される。モザイク処理
部401gは、文字合成回路Fから出力されたMj信号
145および切換回路Nからの領域信号GHi2 (1
49)、モザイク処理制御部402gからのモザイク用
りロックMCLKによりモザイク処理の有無およびモザ
イクの主走査方向サイズ、文字の合成専行なわれた後、
1 to2セレクター403gに入力される。領域信号
GHi2は第2図2値メモリLに格納された非矩形領域
情報に基づくものであり、この信号により非矩形領域に
対するモザイク処理が可能となる。ここでモザイク処理
の主走査方向サイズは、モザイク用りロックMCLKを
制御するこ7とにより可変としている。モザイク用りロ
ックMCLKの制御については、後で詳細に説明する。
1 to2セレクター403gでは、H3YNC118
をDフリップフロップ406Gにより分周されたライン
メモリセレクト信号LMSELにより、入力された画像
信号およびL CHG信号をYl、Y2のどちらかに出
力する。
1 to2セレクター403gのYlからの出力は、ラ
インメモリA404gおよび2tolセレクター4.0
7 gのAに接続されている。またY2からの出力は、
ラインメモリB4O5g、および2tolセレクタ一4
07gのBに接続されている。ラインメモリーAにセレ
クター403gから画像が送られて来る時、ラインメモ
リA404gは書き込みモードとなり、かつラインメモ
リB4O5gは、読み出しモードとなる。また同様に、
ラインメモリB4O5gにセレクター403gから画像
が送られて来る時、ラインメモリBは、書き込みモード
、かつラインメモリA404gは読み出しモードとなる
。このように、交互にラインメモリA404g、ライン
メモリB4O5gから読み出される画像データは、2t
olセレクタ一407gでDフリップフロラ1406g
の出力LMSEL信号の反転信号により切り換えながら
連続した画像データとして出力される。2tolセレク
タ一407gからの出力画像信号は、次に拡大処理部4
14gで所定の拡大処理が行われた後、出力される。
次に、これらメモリの書き込み読み出し制御について述
べる。まず、書き込み、読み出しの際、ラインメモリA
404g、ラインメモリB4O5gに与えるアドレスは
、−走査の基準であるH3YNCに同期し、かつ画像C
LKに同期しインクリメント、ディクリメントするよう
u p / d o w nカウンター409g、41
0gにより構成されている。ラインメモリアドレス制御
部413gから出力されるカウンターイネーブル信号、
および変倍制御部415gから発生する書き込みアドレ
スを制御するための制御信号WENB、および読み出し
アドレスを制御するための制御信号RENBにより、ア
ドレスカウンタ(409g、 410g)は動作制御さ
れている。これらの制御されたアドレス信号は、それぞ
れ2tolセレクタ一407g、408gに入力される
。2to 1セレクタ一407g、408gは、前述の
ラインメモリセレクト信号LMSELにより、ラインメ
モリA404gが読み出しモード時、読み出しアドレス
をラインメモリA404gSiき込みアドレスをライン
メモリB4O5gに与える。ラインメモリA404gが
書き込みモード時は、これとは、逆の動作が行われる。
次にラインメモリA、ラインメモリBへのメモリライト
パルスWEA、WEBは変倍制御部415gから出力さ
れている。メモリライトパルスWEA、WEBは入力さ
れる画像を縮小する場合、およびモザイク処理制御部4
02gから出力される副走査方向へのモザイク長制御信
号MOZWEによりモザイク処理する場合制御される。
次にこれらの詳細な動作説明を以下に述べる。
〈モザイク処理〉 モザイク処理は、基本的には、一つの画像データを繰り
返し出力することにより実現している。
このモザイク処理動作について第34図を用い説明する
まず、モザイク処理制御部402gで、主走査、副走査
のモザイク処理制御を独立に行なっている。
まず、所望のモザイクサイズに対応した変数をCPUB
USに接続されたラッチ501g (主走査用)および
ラッチ502g (副走査用)にCPUがセットする。
まず、主走査方向のモザイク処理については、同一デー
タをラインメモリーの複数アドレスに連続して書き込む
ことにより、また副走査方向のモザイク処理については
、モザイク処理エリア内でラインメモリーへの書き込み
を所定ライン毎に間引くことにより行なっている。
(主走査方向モザイク処理) 主走査方向のモザイク中に応じた変数がCPUによりラ
ッチ501gにセットされる。ラッチ501gは、主走
査モザイク巾制御カウンタ504gに接続されており、
H3YNC信号およびカウンター504gのリップルキ
ャリーにより設定値がロードされる様構成されている。
H3YNC毎にラッチ501gに設定された値をカウン
ター504gはロードし、所定値カウントしてはリップ
ルキャリーをNORゲート502g、およびANDゲー
ト509gに出力する。
ANDゲート509gからのモザイク用りロックMCL
Kは、カウンター504gからのリップキャリーにより
画像クロックCLKをまびいた信号であり、リップルキ
ャリーが出た時のみ、M CL Kは出力される。
ANDゲート509gから出力されるM CL Kは次
にモザイク処理部401gに入力される。
モザイク処理部401gは、2つのDフリップフロップ
510g、Mj倍信号関係なくフリップフロップ510
gを出力する。GHj2信号149が1のとき、Mj倍
信号Oの場合はモザイク用りロックMCLKで制御され
るフリップフロップ511gからの信号が出力される。
Mj倍信号1の場合、出力はフリップフロップ510g
からの信号を出力する。この制御により、主走査方向で
のモザイク処理画像中の画像一部をモザイク処理せずに
出力することが可能である。すなわち第2図に示すよう
な前段の文字合成回路Fで画像中に合成された文字に対
しては、モザイク処理せずに画像のみのモザイク処理が
可能である。セレクター512gからの出力は、前述の
第33図に示した2t01セレクタ一403gに入力さ
れる。以上により主走査方向でのモザイク処理が行なわ
れる。
(以下余白) (副走査方向モザイク処理) 副走査方向も主走査と同ようにCPUBUSと接続した
ラッチ502g、およびカウンタ505g。
NORゲー)503gにより制御している。副走査モザ
イク中制御カウンターはITOP信号144.511g
、セレクター512g、ANDゲー)514g、インバ
ータ513gから構成されている。フリップフロップ5
10g、 511gには、画像信号の他に階調解像切り
換え信号LCHGが接続されており、フリップフロップ
510gは画像クロックであるCLK、フリップフロッ
プ511gはモザイク処理用クロックMCLKにより入
力される画像データ、およびLCHG信号を保持する。
つまり、一画素に対応した階調解像切り換え信号LCH
Gが、位相が合った状態でフリップフロップ510g、
511gにCLK、MCLKのそれぞれの周期の間、保
持されている。それぞれの保持された画像信号およびL
CHG信号は2tolセレクタ一512gに入力される
。モザイクエリア信号GHi2、および2値の文字信号
Mj信信号より、出力を切り換えている。セレクター5
12gはH8YNC118をカウントすることによりリ
ップルキャリーパルスを生成している。リップルキャリ
ーパルスは、ORゲート508gにモザイクエリア信号
GHi2149の反転信号σ「劃および文字信号Mjが
入力される。副走査モザイク制御信号MOZWE415
gに入力されNANDゲート515gで図示しないライ
ンメモリ ライトパルス生成回路より生成されるライト
パルスを制御する。ラインメモリ9 ライトパルス生成回路とは、一般に変倍制御に使われて
いるレートマルチプライヤ−等の出力クロックレート可
変の回路である。本実施例では、発明の主旨と異なるの
で詳細な説明は省略する。
上記MOZWE信号で制御されたWRパルスは、次にH
3YNC118ごとに切り換えパルスがかわる切り換え
信号LMSEL信号により1to2セレクターからWE
A、WEBに交互にWRパルスが出力される。以上の制
御によりモザイクエリア信号G T−T i 2信号1
49が1”の場合でもMj信信号“′1″′となった時
、メモリへの書き込みが行われるため、副走査方向での
モザイク処理画像中の一部をモザイク処理せずに出力す
ることが可能である。第35図(a)は、モザイク処理
を実際に行った場合のある記録色についての画素毎の濃
度値の分布を示す図である。第35図のモザイク処理に
おいては、3×3の画素ブロック内の各画素を代表面素
値にしている。この処理に際し、文字A1すなわち斜線
部の画素に対しては、文字信号Mjに基づき、モザイク
処理を行わないことにしている。つまり、00 合成文字とモザイク処理領域がオーバーラツプした場合
に、文字の方を優先させることができる。
したがって、モザイク処理を行った場合にも、文字のみ
は読み取れるように画像を形成することができる。なお
、モザイクエリアは、矩形に限るものではなく、非矩形
の領域に対してモザイク処理を行うこともできる。
(斜体、テーパー処理) 次に、斜体処理について第33図、第36図を用いて説
明する。
第33図のラインメモリアドレス制御部413gの内部
を第36図に示した。このラインメモリアドレス制御部
413gは、書き込み、読み出しカウンタ409g、4
10gのイネーブル信号を制御しており、主走査lライ
ン中のどの部分をラインメモリに書き込むか、また読み
出すかをアドレスカウンタを制御することにより、移動
、斜体等を可能としている。まず、第36図を用いて、
イネーブル制御信号生成回路について説明する。
カウンター701gは、H8YNCでカウンタ出力が0
となり、それからカウンタ701gのクロックである画
像クロック117をカウントしてゆく。カウンタ701
gの出力Qは等面コンパレータ706g。
708g、 709g、 710gに入力されている。
コンパレータ709g以外の各コンパレータのA人カ側
は、図示しないそれぞれ独立した、CPUBUS22に
接続されたラッチとつながっており、任意の設定された
値とカウンタ701gの出力とが一致した時、パルスが
出力される。等面コンパレータ706gの出力はJ−に
フリップフロップ708gのJに、またコンパレータ7
07gはに入力に接続されており、コンパレータ706
gがパルスを出力してからコンパレータ707gがパル
スを出力するまで、J−にフリップフロップ708gは
lを出力するように構成されている。この出力が書き込
みアドレスカウンタ制御信号として用いられており、l
になっている区間のみ書き込みアドレスカウンタは動作
状態となり、ラインメモリに対しアドレスを発生する。
読み出しアドレスカウンタ制御信号についても同ように
、読み出しアドレスカウンタを制御する。ここて、コン
パレータ709gのAへの入力信号は、斜体処理を行う
場合と行わない場合とで、コンパレータへの入力値を異
ならせるためセレクター703gが接続されている。こ
こで、斜体処理を行わない場合、図示しないCI) U
 B U S 22と接続されたラッチにセットされた
値が、セレクター703gのA入力に入力され、同様に
図示しないラッチより出力されるセレクト信号によりA
入力がセレクター703gから出力される。以降の動作
は先述のコンパレータ706g、707gと同様の動作
である。次に斜体を行う場合、セレクター703gのA
に入力されている値がプリセット値としてセレクター7
02gにも人力されている。セレクター702g、 7
03gのセレクト信号がB入力をセレクトすると、セレ
クター702gの出力は加算器704gで、これもまた
図示してないラッチにセットされた値との加算が行われ
る。ここでこの値は斜体角度によるlラインごとの変化
量を示し、希望角度をθとするとtanθで求められる
。加算結果はH3YNC118をクロックとするフリッ
プフロップ708gに入力03 され、l主走査の間、値が保持される。フリップフロッ
プ705gの出力は、セレクター702gのB入力およ
びセレクター703gのB入力に接続されている。この
加算動作を繰り返すことにより、コンパレータ709g
へのセレクターからの出カイ直が1走査ごとに一定の割
合で変化することにより、読み出しアドレスカウンター
のスタートをHS Y N Cから一定の割合で可変す
ることができる。これによりラインメモリA404gお
よびB4O5gからの読み出しをH8YNCに対しずら
して読み出すことになり、斜体処理が可能となる。また
、前述の変化量は、正負どちらでも良く、正の場合はH
S Y N Cに対し読み出しが離れてゆく方向にずれ
、負の場合はH3YNCに近づいてゆく方向にずれる。
また、セレクタ702g、 703gのセレクト信号を
H3YNCに同期して変えることにより一部分の斜体が
可能となる。
拡大処理方法については、一般に0次、1次、5INC
補間等の方法があるが、本発明の主旨とは異なるため、
説明は省略する。斜体処理を行いな04 がら、各走査ライン毎にH3YNCに同期して主走査方
向に対する倍率を変えることによりテーパー処理を可能
としている。
また、以上の処理もモザイク処理、テクスチャー処理の
場合同様、非矩形領域信号GHiに応じて非矩形領域に
対して処理を行うこともできる。
また、これら処理に於いて、入力される階調解像切り換
え信号は画像信号と位相を合わせながら処理される。即
ち、切り換え信号LCHG142は、変倍、斜体、テー
パー等の各処理において、画像信号の加工に応じて同様
の加工を受ける。そして出力画像データ114、出力階
調解像切り換え信号LCHG142はエツジ強調回路へ
出力される。
以上説明した斜体処理、テーパー処理の概念図を第35
図(b)、  (c)に示す。
〈輪郭処理部〉 第35図(d)、第35図(f)は、輪郭処理を説明す
る図である。本実施例では、第35図(d)に示す様に
、文字や画像の内側の信号((1)図の内側破線、(n
)図103Q)と外側の信号((1)図の外側破線、(
II)図102Q)を生成し、両信号の論理積をとる事
で、輪郭を抽出している。タイミング図(第35図(■
))において、101Qは、多値の原信号を所定の閾値
で、2値化した信号であり、同図(I)の原画像(斜線
部)の地肌との境界部を示している。これに対し、10
2Qは101Qの“I4 i ”の部分を拡張して、文
字部を太らせた信号(太らせ処理後の信号)、103Q
はl0IQの“Hi”の部分を縮退させて、文字部を細
らせた信号(細らせ処理後の信号)を、更に反転させた
信号である。104Qは102Qと103Qとの論理積
の結果であり、抽出された輪郭信号である。104Qの
斜線部は、更に幅の広い輪郭が抽出される事を示してお
り、これは102Qにおいて太らせ幅を更に広く、10
3Qにおいては縮退幅を更に大きく選ぶ事より、異なっ
た幅の輪郭が抽出される。即ち、輪郭の幅を変化させる
ことができる。第35図(f)は、第35図(d)にて
説明した輪郭処理を実現する為の回路図例である。この
回路は、第2図の画像加工編集回路Gに設けられている
。入力された多値の画像データ138は、コンパレータ
2qで、所定の閾値116qと大小比較され、2値信号
101qが生成される。閾値116qは、データセレク
タ3qの出力であり、図示しないCPUより印刷する色
、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックごとにレジス
タ群4qに設定される値、rl、 r2. r3. r
4からの出力110q−113qより、同色に対応して
セレクタ3qで選択されて出力される信号である。即ち
、図示しないCPUより、色ごとに切りかえられる信号
114q、115qにより、色ごとに2値化の閾値を可
変にし、色輪郭の効果を可変できる様になっている。デ
ータセレクタ3qは例えば(114q、  115q)
 = (0,O)、  (0,1)。
(1,O)、  (1,1)で、それぞれA、 B、 
 C,Dが選択される様になっており、それぞれがイエ
ローマゼンタ、シアン、ブラックの閾値に対応する。2
値信号101qはラインバッファ5q〜8qで、5ライ
ン分貯わえられ、次段の太らせ回路150qと細らせ回
路151qに出力される。150qは信号102qを生
成する回路で、5×5(又は3×3)の小画素ブロック
内、25(又は9)画素のうち、1つでも“l”07 が有れば、中心画素の値を“1″に決定する様に動作す
る。即ち、第35図(a)(I)の原画像(斜線部)に
対して、2画素分(又は1画素分)の外側信号6が形成
される。同様に151qは信号103qを生成する回路
であり、5×5(又は3×3)の小画素ブロック内25
(又は9)画素のうち、1つでも“0′′があれば中心
画素の値を“0″に決定する様に動作する。これは、第
35図(a)(I)で、2画素(又は1画素)内側の信
号、■を形成する。従って、第35図(a)(II)で
説明したごとく、102qと103qの論理積が、アン
ドゲート41qでとられ、輪郭信号104qがつくられ
る。回路動作かられかる様に信号110q、1llqは
、前述の小画素ブロックを3×3にするか、5×5にす
るかの選択信号であり、3×3を選択する場合は、(1
10q、  1llq) = (0゜1)で、この時の
輪郭幅は、太りが1画素分、細りが1画素分であるので
、2画素幅となる。5×5を選択する場合は、(110
q、 1llq) = (1,1)で、同様に輪郭幅は
4画素幅となる。これは、操作者が用途や、所望する効
果に応じて切り換えられる様O8 に図示しないCPUに接続されるI10ポートより制御
される。
第35図(f)において、セレクタ45qは原信号13
8をそのまま出力するか抽出された輪郭を出力するかを
切りかえるセレクタであり、セレクタ45qの出力に7
1(づき、A、nのいずれかが選択される。セレクタ4
5′qは、輪郭信号104qの反転信号と、図示しない
CPUに接続されるI10ポートより出力される、ED
SLのいずれかの信号をセレクタ45qのセレクト信号
として出力する。その際、CPUよりセレクタ45′q
にセレクト信号SELが入力される。
セレクタ44qは、輪郭信号104qに応じてCPUよ
りレジスタ42q、 43qにセットされる固定値r5
゜r6を選択するセレクタである。セレクタ44q、 
45q。
45′qはいずれも切替端子S=Oの時A、S=1の時
Bが選択される。
いまセレクタ45′qの切替端子に“1”が入力された
とき、B側の端子が選択され、セレクタ45qは不図示
のCPUに接続されるI10ポートより出力される信号
ESDLにより切り替えられる。モしてESDL=“0
”の時はセレクタ45qのA側が選択され通常のコピー
モード、ESDL−“1”)時ハB側が選択され輪郭出
力モードとなる。q42. q4−3は図示しないCP
Uより固定値r5. r6が設定されるレジスタであり
、輪郭出力モードが選択されている時に輪郭出力104
qが“0”の時r5の値、104qが“l”の時r6の
値が出力される。即ち、例えば、r5=00 H、r6
=FF Hが設定されていたとすると、第35図(e)
のごとく輪郭部は、FFH即ち黒、他の部分は0OH1
即ち白となって、輪郭画像が形成される。r5. r6
の値はプログラマブルであるので、色ごとに変えること
により更に異なる効果も得られる。即ち必ずしもFFH
とOOHをセットする必要はなく、FF、と88Hをセ
ットするなど異なる2つのレベルを設定しても良い。
一方セレクタ45′qの切替端子Sに“0″がセットさ
れた時にはA側が選択され、セレクタ45qの切替端子
Sには、輪郭信号104qの反転信号が入力される。そ
してセレクタ45qでは輪郭部に対してはA側のオリジ
ナルデータが出力され、輪郭部以外に対しては、B側の
固定値のうちセレクタ44qにより選択された00Hす
なわち白が出力される。
このようにして輪郭部に対し、Y、 M、  C,Kの
それぞれについて固定値ではなく多値のオリジナルデー
タによる処理を施すことができる。
このように本実施例によれば、Y、 M、 C,Kのそ
れぞれについて2値の輪郭画像出力をするモード(複数
色輪郭処理モード)多値の輪郭画像出力をするモード(
フルカラー輪郭処理モード)をオペレータが任意に選ぶ
ことができる。
また、輪郭抽出のための閾値もレジスタ4qにrl。
r2.  r3.  r4をセットすることにより、Y
、M。
C,Kのそれぞれについて別々の値を設定することがで
きる。その値もCPUにより適宜書き換えが可能である
またマトリックスサイズをセレクトすることにより、輪
郭の幅を変えることができ、異なるイメージの輪郭画像
を得ることができる。
なお、輪郭抽出のマトリックスは上記5×5と3×3に
限らず、ラインメモリとゲートの数を増減することによ
り自由に変更することができる。
なお、第35図(f)に示す輪郭処理回路Qは、第2図
の画像加工編集回路Gに設けられている。この画像加工
編集回路Gには、他にテクスチャー処理部101g、変
倍、モザイク、テーパ処理部102gが設けられている
が、これらは直列に接続されているのでいずれの処理も
後述の操作部1000の操作により自由に組み合わせる
ことができる。また、種々の処理の順序も各処理部を並
列に配置し、セレクタを組み合わせることにより自由に
設定することができる。
本実施例においては、輪郭処理回路Qに入力する色成分
ごとに2値化し、該色成分ごとの輪郭信号を得、さらに
該色成分に対応した色で輪郭画像を出力しているが、必
ずしもこのような方法に限らず、例えば、読取信号R(
レッド)、G(グリーン)。
B(ブルー)からNDイメージ信号を発生し、これに基
づき輪郭を抽出し、その輪郭部にオリジナル多値データ
又は記録色毎の所定の2値データ等をあ11 12 てはめて輪郭画像を形成すこともできる。またその際に
、R,G、 B信号のいずれかに基づいてNDイメージ
信号を発生することができる。特にG信号は、中性濃度
信号(NDイメージ信号)に最も特性が近いので、これ
を直接ND倍信号して用いるのが、回路構成等の点から
有効である。
また、NTSC系のY信号(輝度信号)を用いても良い
〈非矩形領域記憶部〉 次に本発明において指定した非矩形領域を記憶する手段
について説明する。
従来、指定領域編集処理においては、指定領域は矩形も
しくは入カポインド数の制限が付いた非矩形第37図(
f)、前記矩形及び非矩形の混在第37図(g)のみ可
能であった。したがって、次に示す様な欠点があった。
即ち、第37図(h)に示すように、赤い色のrFuj
iJという文字をフリーカラーで緑に色変換したり、赤
い色の雲の部分のみを青のペイントにするという処理が
できないため、編集処理に著しい制限が生じていた。
そこで本実施例においては、非矩形領域を記憶するメモ
リを設けることにより、かかる高度な編集処理に対応で
きるようにしている。
第37図(a)は、任意形状の領域制限を行うためのマ
スク用ビットマツプメモリー573Lおよびその制御の
詳細を示すブロック図である。本メモリーは、第2図の
全体回路の中では100dpiメモリLに該当し、例え
ば第37図(e)のような形状で、前述した色変換や、
画像の切りとり(非矩形トリミング)、画像のぬりつぶ
しく非矩形ペイント)、など種々の画像加工編集のON
(処理する)、0FF(処理しない)切り換え信号を発
生する手段として用いられる。すなわち、第2図におい
て、色変換回路B1色補正回路D1文字合成回路F1画
像加工。
編集回路G1カラーバランス回路P1外部機器画像合戒
回路502のON、OFFの切り換え信号用として、そ
れぞれBHi123. DHi122、FHi121S
GHil19、PH1145、AHi148の信号線で
供給される。
なお、ここで説明する“非矩形”は矩形を除く趣旨では
なく、矩形領域も非矩形領域に含まれるものとする。
さてマスクは、第38図のごとく4×4画素を1ブロツ
クとし、1ブロツクにビットマツプメモリの1ビツトが
対応するように構成されているので、例えば、16 p
 e l / m mの画素密度の画像では、297 
m mX420mm (A3サイズ)に対しては、(2
97X 420X16X16)÷16#2Mbit、す
なわち、例えばIMbitのダイナミックRA M 、
 2 c h i pで構威し得る。
第37図(a)にてFIFO559Lに入力されている
信号132は、前述のごとくマスク生成のための非矩形
領域データ入力線である。信号132としては、例えば
、第2図の2値化回路532の出力信号421が切換回
路Nを通して入力される。
この2値化回路には、リーダ部Aあるいは外部機器イン
ターフェースMからの信号が入力される。
信号132が入力されると、まず、4×4のブロック内
での“l”の数を計数すべく、1ビット×4ライン分の
バッファ559L、560L、561L、、562Lに
入力される。FIFO559L〜562Lは、図のごと
く559Lの出力が56OLの入力に、560Lの出力
が561Lの入力にというように接続され、各FIFO
の出力は4ビット並列にラッチ563L〜565Lに、
VCLKによりラッチされる(第37図(d)のタイミ
ングチャート参照)。FIFOの出力615Lおよびラ
ッチ563L、564L、  565Lの各出力616
 L 。
617L、 618Lは、加算器566L、 567L
、 568Lで加算され(信号602L)、コンパレー
タ569LにおいてCPU22により、I10ボート2
5Lを介して設定される値(例えば、“12 ” )と
その大小が比較される。すなわち、ここで、4×4のブ
ロック内の1の数が所定数より大きいか否かを判定する
第37図(d)において、ブロックN内の“1”の数は
“14″、ブロック(N−1−1)lノ4の1の数は4
″であるから、第37図(a)のコンパレータ569L
の出力603Lは信号602Lが“14”の時は“12
°′より大きいので“1′”  ”4”の時は’ 12
 ”より小さいので“0″となり、従って、第37図(
d)のラッチパルス605Lにより、ラッチ570Lで
4X4の1ブロツクに1回ラッチされ、ラッチ570の
15 Q出力がメモリ573LのD1N入力、すなわち、マス
ク作成データとなる。580Lはマスクメモリの主走査
方向のアドレスを生成するHアドレスカウンタであり、
4×4のブロックで1アドレスが割り当てられるので、
画素クロックVCLK608を分周器577Lで4分周
したクロックでカウントupが行われる。同様に、57
5Lはマスクメモリーの副走査方向のアドレスを生成す
るアドレスカウンタであり、同様の理由で分周器574
Lによって各ラインの同期信号H3YNCを4分周した
クロックによりカウントupされ、Hアドレス、■アド
レスの動作は4×4ブロツク内の“l”′の計数(加算
)動作と同期するように制御される。
また、■アドレスカウンタの下位2ビツト出力、610
L、 611LはNORゲー) 572L テNORが
とられ、4分周のクロック607Lをゲートする信号6
06Lがつくられ、アントゲ−)571Lによってタイ
ミングチャート第37図(C)の如く、4×4ブロツク
に1回だけのラッチが行われるべく、ラッチ信号605
Lがつくられる。また、616LはCPU16 バス22(第2図)内に含まれるデータバスであり、C
PU20からの指示によりビットマツプメモリ573L
に非矩形領域データをセットすることができる。例えば
第3図(e)に示す様に円や長円をCPU20の演算に
より求め(その手順については後述する)、その演算デ
ータをメモリ573Lに書き込むことにより、定形の非
矩形マスクを生成することができる。その際、例えば、
円の半径や中心位置は、操作部1000 (第2図)の
テンキーによる数値指定やデジタイザ58により入力す
ることができる。613 Lは同ようにアドレスバスで
あり、信号615LはCPU22からのライトパルスW
Rである。CPU22からのメモリ573LへのWR(
ライト)動作時、ライトパルスは“L o ”となり、
ゲート578L、576L、581Lが開き、CPU2
2からのアドレスバス613L、データバス616Lが
メモリ573Lに接続され、ランダムに所定の非矩形領
域データが書き込まれ、またHアドレスカウンタ、■ア
ドレスカウンタにより、シーケンシャルにWR(ライト
)、RDリードを行う場合は、I10ポート25Lに接
続されるゲート576’ L、 582Lの制御線によ
りゲート576’ L。
582Lが開き、シーケンシャルなアドレスがメモリ5
73Lに供給される。
例えば、2値化出力532の出力421あるいはCPU
22により、第39図のようなマスクが形成されれば太
線枠内のエリアを基に画像の切り出し、合成等を行うこ
とができる。
さらに第37図(a)のビットマツプメモリ573Lは
、読み出し時にH方向、■方向いずれも、間弓き、ある
いは補間により縮小し又は拡大して読み出すことが可能
である。すなわち、第40図に第37図のHまたは■ア
ドレスカウンタ(580L、 575L)の詳細を示す
ように、例えば、縮小時はセレクタ634LのB入力が
選択されるべく、MULSEL636Lは“O”に設定
される。選択信号636LはCPU22を通して送られ
る。635Lは入力クロック614Lの間引き回路(レ
ートマルチプライヤ−)であり、第41図(タイミング
図)に示すごとく、例えば3回に1回CLKが出力され
るように間引かれる(設定はI10ポート641Lによ
る) (637L)。一方630L19 には、例えば“2″がセットされ、間引かれた出力63
7Lが出力される時のみアドレスカウンタ632Lの出
力638Lと63OLにセットされた値(例えば“2″
)が加算され、結果がカウンタにロードされる。したが
って、第41図のように、1→2→3→5→6→7→9
・・・と3クロツクごとに’ + 2 ”進むので80
%の縮小となる。一方拡大時はMULSEL“l”とな
り、A入力614Lが選択されるので、第41図のタイ
ミングチャートで示すごとく、アドレスカウントはl→
2→3→3→4→5→6→6→・・・と進む。
第40図は第37図(a)のHアドレスカウンタ580
L、Vアドレスカウンタ575Lの詳細であり、ハード
回路は同一なので説明は第37図(a)のみにとどめる
このアドレスカウンタの制御により、第42図のよ′う
に即に入力された非矩形領域1に対し拡大2、縮小1が
生成されるので、−度、非矩形領域を入力してしまえば
、あらたな入力作業を行わずに、1つのマスクブレーン
で、種々の倍率に応じて変倍す20 ることかできる。
次に2値化回路(第2図532)と、高密度2値メモリ
ー回路Kについて説明する。第43図(a)で2値化回
路532は、文字画像補正回路Eの出力のビデオ信号1
13を閾値141にと比較し、2値化信号を得る回路で
あるが、閾値はCPUバス22により、操作部と連動し
て設定される。すなわち、閾値は入力データの振幅値=
256に対し、第43図(c)の操作部のメモリをM(
中点)に指定すると“128”であり、十方向に目盛り
が動くに従って、中点より −30″ずつ変化し、一方
向に動くに従って“+30”ずつ変化する。従って“弱
→−2→−工→M→十l→+2→強”に対応して、閾値
は“218→188→158→128→98→68→3
8″と変化するように制御される。
また、第43図(a)に示されるように、CPUバス2
2からは、2通りの閾値が設定され、セレクター35k
において、切り換え信号151により切り換えられて、
閾値としてコンパレータ32kに設定される。領域発生
回路Jからの切り換え信号151はデジタイザー58で
設定される特定領域内のみ、別の閾値が設定されるよう
になっており、例えば、原稿の単色領域は閾値は相対的
に低く、混色領域は相対的に高(設定して、原稿の色に
がかわらず、常に均一な2値化信号が得られるようにす
ることができる。
メモリ回路には、2値化された信号421が130に出
力された信号を画像1ペ一ジ分記憶するメモリであって
、本装置ではA3の大きさ、400 (dpi)の密度
で画像を扱っているので、およそ32 M b i を
有している。第43図(b)にメモリ回路にの詳細を説
明する。入力データD 、N130はメモリ書き込み時
、領域発生回路Jからのイネーブル信号HE528でゲ
ートされ、さらに、書き込み時にCPU20からのW/
R1値号549が“Hi”の時メモリ一部371(に入
力される。同時に画像の垂直方向の同期信号ITOP1
44より主走査(水平走査)方向の同期信号H8YNC
118をカウントして、垂直方向のアドレスを発生する
。■アドレスカウンタ35に1H3YNC118より、
画像の転送りロックVCLK117をカウントして、水
平方向のアドレスをカウントする。Hアドレスカウンタ
により、画像データの格納に対応したアドレスが発生さ
れる。この時のメモリWP入力(書き込みタイミング信
号) 551kには、クロックVCLKl]7と同位相
のクロックがストローブとして入力され、入力データD
iが逐次メモリ一部37kに格納される(タイミング図
、第44図)。メモリ37kからデータを読み出す場合
は、制御信号W/R1を“LO′′におとす事で、全く
同様の手順で、出力データD。UTが読み出される。た
だし、データの書き込み、読み出し、いずれもHE52
8で行われるので、例えば、第44図のごと(HE52
8をD2の入力タイミングで、“Hi”に立ち上げ、D
mの入力タイミングで“LO”に立ち下げると、メモリ
37kにはD2からDInまでの画像が入力されるのみ
で、Do、DlおよびDm++以後は書き込まれず、か
わりにデータ“0”が書き込まれる。読み出しも同様で
あり、HEが“H4”となっている区間以外はデータは
“0”が読み出されることになる。HEは後述する領域
信号発生回路23 17より出力される。すなわち例えば原稿台上に第45
図Aのような文字原稿が置かれた場合に、2値化信号書
き込みの際HEを、同図のごとく生成すれば、A′ の
ごとく文字部のみで2値画像をメモリに取り込むことが
できる。同ように不要な文字等も消去してメモリに書き
込むことができる。
更に、本メモリ37にのデータを読み出すアドレスカウ
ンタ35に、36には、第40図と同一の構成で、また
第41図と同一のタイミングで動作するので、前述した
ように37kから読み出される2値データは変倍するこ
とが可能となる。従って第46図のごとく予め本メモリ
ーに記憶しておいた、同図(B)のような2値の文字画
像を(A)の画像に合成するに際し、(C)のようにい
ずれも縮小して合成したり、(D)のように下絵((A
)の部分)の大きさは変えずに、合成する文字部のみ拡
大するといった合成が可能となる。
第47図は、前述した100dpi相当で記憶された、
非矩形マスク用2値ビツトマツプメモリL(第2図)と
文字、線画像用400dpi2値メモリK(第2図)2
4 からのデータの各画像処理ブロックA、 B、 D、 
F。
P、 Gへの分配と、2値化されたビデオ画像のメモリ
L、  Kへの分配の切りかえと矩形、非矩形領域信号
のリアルタイムセレクタブルな出力を行うための、切換
回路である。矩形、非矩形領域リアルタイム切換につい
ては後述する。メモリLに記憶された非矩形領域を制限
するためのマスクデータは、例えば前述した色変換回路
Bに送出され(BHi123)、例えば、第48図(B
)のような形状の内側にのみ、色変換がかかる。第47
図において1nはCPUバス22に接続されたI10ポ
ート、8n〜13nは2tolセレクターであり、切換
人力S= ”9”の時A入力、S=“O”の時B入力を
Yに出力するように構成されている。従って例えば、前
述のように100dpiマスクメモリLの出力を色変換
回路Bに送出するためには、セレクター9nにおいてA
を選択、すなわち28n=“1″、ANDゲー)3nに
おいて、2In人力=“1”とすれば良い。同様に、他
の信号も 16n〜31nにより、任意に制御できる。
I10ポートn1の出力、30n、31nは2値化回路
532(第2図)の出力を2値メモリL、にのいずれに
格納するかの制御信号である30n−“1′”の時、2
値人力421は100dpiメモリLへ、31n“l”
の時400dpiメモリにへ入力されるようになる。ち
なみにAHi148=“1nのときは、外部機器より送
出される画像データが合成され、BH4123“1″の
ときは前述のように色変換を行い、DHi122=“1
°゛の時、色補正回路よりモノクロ画像データが算出さ
れ出力される。以下FHi  121、PH1145、
GHil  119、GHi2 149は各々、文字合
成、カラーバランス変更、テクスチャー加工、モザイク
加工に用いられる。
このように100dpiメモリLと、400dpiメモ
リにの2つの2値メモリを有し、文字情報を高密度の4
00dpiメモリKに入力、領域情報(矩形、非矩形を
含む)を100dpiメモリLに入力することにより所
定の領域、特に非矩形領域にも文字合成を行うことがで
きる。
また複数のビットマツプメモリを有することで第62図
のような色マド処理も可能となる。
第49図は、領域信号発生回路Jの説明のための図であ
る。領域とは、例えば第49図(e)の斜線部のような
部分をさし、これは副走査方向A−Hの区間に、毎ライ
ンごとに第49図(e)のタイミングチャートAREA
のような信号で他の領域と区別される。各領域は第2図
のデジタイザ58で指定される。第49図(a)〜(c
+)は、この領域信号の発生位置、区間長、区間の数が
CPU20によりプログラマブルに、しかも多数得られ
る構成を示している。本構成に於いては、1本の領域信
号はCPUアクセス可能なRAMの1ビツトにより生成
され、例えばn本の領域信号A RE A O−A R
E A nを得るために、nビット構成のRAMを2つ
有している(第49図(d) 60j、 61j)。い
ま、第49図(b)のような領域信号AREAOおよび
AREAnを得るとすると、RAMのアドレスX1.X
3のビットOに“1″を立て、残りのアドレスのビット
0は全て“O″にする。一方、RAMのアドレスl。
X1+ X2+ X4に1”をたてて、他のアドレスの
ビットnは全て“O”にする。H8YNC118を27 基準として一定クロック117に同期して、RAMのデ
ータを順次シーケンシャルに読み出していくと例えば、
第49図(C)のように、アドレスX1とX3の点でデ
ータ“1”が読み出される。この読み出されたデータは
、第49図(d) 62j−0〜62j−nのJ−にフ
リップフロップのJ、 K両端子に入っているので、出
力はトグル動作、すなわちRAMより“1″が読み出さ
れCLKが入力されると、出力“O”→“1”、“1′
”→“O′′に変化して、AREAOのような区間信号
、従って領域信号が発生される。また、全アドレスにわ
たってデータ“O”とすると、領域区間は発生せず領域
の設定は行われない。第49図(d)は本回路構成であ
り、60j、61jは前述したRAMである。これは、
領域区間を高速に切り換えるために例えば、RAMA6
0jよりデータを毎ラインごとに読み出しを行っている
間にRAMB61jに対し、CPU20 (第2図)よ
り異なった領域設定のためのメモリ書き込み動作を行う
ようにして、交互に区間発生と、CPUからのメモリ書
き込みを切り換える。従って、第28 49図(f)の斜線領域を指定した場合、A−+B→A
+13)AのようにRAMAとRAMBが切り換えられ
、これは第49図(d)において、(C3,C4゜CB
) = (0,1,O)とすれば、VCLK117でカ
ウントされるカウンタ出力がアドレスとして、セレクタ
63jを通してRAMA60jに与えられ(Aa)、ゲ
ート66j開、ゲート68j閉となってRA M A 
60 jから読み出され、全ビット幅、nビットがJ−
にフリップフロップ62j−0〜62j−nに入力され
、設定された値に応じてAREAO〜AREAnの区間
信号が発生される。BへのCPUからの書込みは、この
間アドレスバスA−Bus、データバスD−Busおよ
び、アクセス信号R/Wにより行う。逆に、RAMB6
1jに設定されたデータに基づいて区間信号を発生させ
る場合(C3,C4,C3)=(1゜0.1)とするこ
とで、同じように行え、CPUからのRAMA60jへ
のデータ書き込みが行える。
58は、領域指定を行うためのデジタイザであり、CP
U20からI10ポートを介して指定した位置の座標を
入力する。例えば、第50図では2点A、 Bを指定す
るとA (X H、Y 2 )、B (X21  ” 
l )の座標が入力される。
第37図(i)は−原稿中に矩形の領域と非矩形の領域
の画像が混在する場合にそれぞれの領域に対して、加工
、編集処理を施す方法を説明する図である。5g1l〜
5g1n、 ArCntは矩形の領域信号で第49図(
d)に示した矩形領域生成回路の出力A RE A O
NA RE A nのような信号である。
一方、Hiは非矩形の領域信号で第37図(a)に示し
たビットマツプメモリL及びその制御回路の出力133
のような信号である。
5g1l 〜5g1n (h 2 l−h 2 n)は
それぞれの編集加工処理のイネーブル信号で、矩形領域
に対しては、編集加工処理を施したいところはすべてイ
ネーブルになる。一方弁矩形領域に対しては非矩形領域
を内接する矩形領域だけイネーブルとなる。
具体的には第37図(n)に示すごとく実線A、 Bに
示す非矩形領域に対して点線に示す矩形領域がイネーブ
ルになる。
ArCnt (h 3)は矩形領域に対しては5g1l
〜5g1nと同期してイネーブルになる。一方弁矩形領
域に対してはディスイネーブルである。
l−ll(h2)は非矩形領域に対しては非矩形の領域
内はイネーブルになる。矩形領域に対してはディスイネ
ーブルである。
Hi信信号2とA r Cn を信号h3はOR回路h
1で論理和がとられ、AND回路h3+〜h 3 nで
これと5g1l〜5g1n (h 2 +〜h 2 n
)の論理積がとられる。
こうして出力outl〜outn (h 4 +〜h 
4 n)から所望の矩形領域信号と非矩形信号の混在が
可能になる。
第37図(j)〜第37図(m)は矩形領域信号(B)
と非矩形領域信号(A)が混在した時の各入力信号がど
のようになるかを説明した図である。
sgll=sgln (第37図(k))は前述のごと
く、矩形に対しては全域、非矩形に対しては非矩形領域
を内接する様な矩形領域に対してイネーブルになる。
Hi(第37図(1))は前述のごとく、矩形に対31 してはディスイネーブル、非矩形に対しては全域ディス
イネーブルになる。
ArCnt第37図(m)は前述のごとく矩形に対して
は全域イネーブル、非矩形に対しては全域ディスイネー
ブルになる。
最後に第37図(i)と第47図の対応について述べる
第37図(i)のORゲートh1は第47図、38n。
39nのORゲートに、第37図(i)のANDゲート
h31〜h3oは、第47図4.n 〜7n、32nに
、第37図(i)の領域信号、5g11〜5g1n(h
21〜h2n)は第47図33 n 〜37 nに、第
37図(1)の出力outl 〜outn (h 4 
l−h 4 n)はDHi、 FHi。
PHi、GH目、 GHi2にあたる。
以上の様にして一原稿内に矩形領域、非矩形領域を混在
した複数領域に対して編集、加工処理を施すことが可能
になる。
以上説明したように本実施例によれば、矩形領域を指定
する手段(領域信号5g1l〜5g1n)非矩形領域を
指定する手段(ヒツト信号Hih 2 )、前32 記矩形領域、非矩形領域のリアルタイム選択手段(AN
Dゲートh 3 +−h 3 n)を設けることにより
、−原稿中に矩形領域指定と非矩形領域指定が混在した
編集処理を行なうことができる。
特に、本実施例によれば、信号sgl 1〜nは、非矩
形領域が内接する矩形領域をとっているので非矩形領域
信号Hiと矩形領域信号ArCntに応じて、矩形・非
矩形の選択が可能となっている。
また、指定すべき領域の性質に応じたエリア指定、例え
ば、ラフな指定でよい場合には矩形で、高い精度を要す
る時には非矩形でエリア指定ができるので、自由度の高
い編集処理を効率良く行うことができる。
なお、領域の数即ち、ANDゲートの数は自由に設定す
ることができる。また、それぞれの領域に行う処理の種
類も操作部1000からの入力に基づ(I10ポートI
nの設定により、自由に定めることができる。
第51図に、本画像処理システムに接続される外部機器
との画像データの双方向の交信を行うためのインターフ
ェース回路対を示す。1mはCPUバス22に接続され
たI10ポートであり、各データバスAO〜Co5Al
〜C1、Dの方向を制御する信号5m〜9mが出力され
る。2m、3mは出カドライステート制御信号Eを持つ
パスバッファであり、3mはD入力によりその向きを変
えることができる。2m、3mはE入力=“l°′の時
、信号が出力され、“0”の時、出力ハイインピーダン
ス状態となる。10mは3系統のパラレル入力A、 B
Cより選択信号6m、7mにより、1つを選択する3t
olセレクターである。本回路では基本的には、1、(
AO,BO,Co)→(Al、Bl、C1)、2、  
(AI、  Bl、  CI)→Dのバスの流れが存在
している。それぞれ第52図の真理値表に示すとおりに
CPU20より制御される。本システムでは第53図に
示されるように外部機器よりAl、 A2.  A3を
通して入力される画像は第53図(A)のように矩形、
(B)のように非矩形と、いずれも可能な構成をとって
いる。第53図(A)のような矩形で入力する場合は、
第2図のセレクター503の切り換え入力を、Aが選択
されるように“1”とすべく、I10ポート501より
制御信号147を出力する。
同時に合成すべき領域に対応する。領域信号発生回路J
内のRAM60j、 61j (第51図)の所定のア
ドレスに前述したように、CPUより所定のデータを書
き込むことにより、矩形領域信号129を発生させる。
外部機器からの画像入力128がセレクター507で選
択された領域では、画像データ128だけてなく、階調
、解像切り換え信号140も同時に切りかえる。すなわ
ち、外部機器からの画像が入力される領域内では、原稿
台から読み込まれた画像の色分解信号から検出される文
字領域信号、MjAR124(第2図)に基づき生成さ
れる、階調・解像切りかえ信号を止め、強制的に“Hi
”にする事で、はめ込まれる外部機器からの画像領域内
を高階調になめらかに出力するようにしている。
また、第51図で説明したように、2値メモリLからの
ビットマツプマスク信号AHi  148がセレクタ5
03にて信号147により選択されると第53図(B)
のような外部機器からの画像合成が実現され35 る。
〈操作部概要〉 第54図に本実施例の本体操作部1000の概観を示す
。キー1100はコピースタートキーである。
キー1101はリセットキーで、操作部上での設定をす
べて電源投入時の値にもどす。キー1102はクリアス
トップキーで枚数指定等の入力数値のリセットおよびコ
ピー動作の中止の際に使用する。
キー1103群はテンキーでコピー枚数、倍率入力等の
数値入力に使用される。キー1104は原稿サイズ検知
キーである。キー1105はセンター移動指定キーであ
る。キー1106はAC3機能(黒原稿認識)キーであ
る。AC3がONの時、黒単色原稿の際は黒一色でコピ
ーする。キー1107はリモートキーであり、接続機器
に制御権をわたすためのキーである。キー1108は予
熱キーである。
1109は液晶画面であり、種々の情報を表示する。
また画面の表面は透明なタッチパネルになって、指等で
押すとその座標値が取り込まれるように36 なっている。
標準状態では、倍率・選択用紙サイズ・コピー枚数・コ
ピー濃度が表示されている。各種のコピーモードを設定
中は、モード設定に必要な画面が順次表示される。(コ
ピーモードの設定は画面に表示されるキーを使って行う
)また、ガイド画面の自己診断表示画面を表示する。
キー1110はズームキーであり、変倍の倍率を指定す
るモードへのエンターキーである。キー1111はズー
ムプログラムキーであり、原稿サイズとコピーサイズか
ら変倍率を計算するモードへのエンターキーである。キ
ー1112は拡大連写キーであり、拡大連写モードへの
エンターキーである。
キー1113は、はめ込み合成を設定するキーである。
キー1114は文字合成で設定するキーである。キー1
115はカラーバランスを設定するキーである。キー1
116は単色・ネガ/ポジ反転等のカラーモードを設定
するキーである。キー1117はユーザーズカラーキー
であり、任意のカラーモードを設定できる。キー111
8はペイントキーであり、ペイントモードを設定できる
。キー1119は色変換モードを設定するキーである。
キー1120は輪郭モードを設定するキーである。キー
1121は鏡像モードの設定を行う。キー1124およ
び1123でトリミングおよびマスキングを指定する。
キー1122によりエリアを指定し、その内部の処理を
他の部分と変えて設定することができる。キー1129
はテクスチャーイメージの読込み等の作業を行うモード
へのエンターキーである。キー1128はモザイクサイ
ズの変更等のモザイクモードへのエンターキーである。
キー1127は出力画像のエツジの鮮明さを調節するモ
ードへのエンターキーである。キー1126は、指定さ
れた画像をくり返して出力するイメージリピートモード
の設定を行うキーである。
キー1125は画像に斜体/テーパー処理等をかけるた
めのキーである。キー1135は移動モードを変更する
ためのキーである。キー1134はページ連写、任意分
割等の設定を行う、キー1133はプロジェクタに関す
る設定を行う。キー1132はオプションの接続機器を
コントロールするモードへのエンターキーである。キー
1131はリコールキーで、3回前までの設定内容を呼
び出すことができる。キー1130はアスタリスクキー
である。
キー1136〜1139はモードメモリ呼出しキーで、
登録しておいたモードメモリを呼び出す際に使用される
。キー1140〜1143はプログラムメモリ呼出しキ
ーで、登録しておいた操作プログラムを呼び出す際に使
用される。
〈色変換操作手順〉 色変換操作の手順を第55図を用いて説明する。
まず、本体操作部上の色変換キー1119を押すと、表
示部1109はPO50のように表示される。
原稿をデジタイザ上にのせ、変換前の色をペンで指定す
る。入力が終了するとPO51の画面になり、ここでタ
ッチキー1050およびタッチキー1051を用いて変
換前の色の幅を調整し、設定終了後タッチキー1052
を押す。画面はPO52に変わり、変換後の色に濃淡を
つけるかどうかをタッチキー1053およびタッチキー
1054を用いて選択する。
39 濃淡ありを選択すると変換前の色の濃淡に合せて変換後
の色も階調をもったものとなる。すなわち、前述の階調
色変換を行うことである。一方、濃淡なしを選択すると
、同一濃度の指定色に変換される。濃淡のあり/なしを
選択すると、PO53の画面になり変換後の色の種類を
選択する。PO53において1055を選択すると、P
O54に操作者が任意の色を指定できる。また、色調整
キーを押すとPO55に移り、Y、M、C,Bkのそれ
ぞれについて1%きざみで色調整を行うことができる。
また、PO53で1056を押すとPO56に移り、ポ
イントペンでデジタイザー上の原稿の希望の色を指定す
る。また次にPO57で色の濃淡を調整することができ
る。
また、PO53で1057を押すとPO58に移り、所
定の登録色を番号で選択できる。
〈トリミングエリア指定の手順〉 以下、第56図および第57図を用いて、トリミング(
マスキングも同様、更にエリアの指定方法については、
部分処理等も同様の手順である。)40 エリア指定の手順について説明する。
本体操作部1000上のトリミングキー1124を押し
、表示部1109がpooiになった時点でデジタイザ
を用いて矩形の対角2点を入力するとPOo2の画面に
なり、続けて矩形エリアを入力することができる。また
複数のエリアを指定した場合にはPOo 1の前エリア
キー1001.次にエリアキー1002を押せばPOo
2のようにX−Y座標におけるそれぞれの指定領域を確
認することができる。
一方、本実施例においては、前記ビットマツプメモリを
使用した非矩形のエリア指定が可能である。Poolの
画面を表示中、タッチキー1003を押しPOo3へ移
る。ここで形を選択する。円。
長円、R矩形等は必要な座標値が入力されるとCPU2
0が計算によりビットマツプメモリへ形を展開していく
。またフリー形状の場合は、デジタイザ58を用いてポ
イントペンで希望形状をなぞることで連続的に座標値を
入力し、その値を処理してビットマツプ上へ記録してい
く。
以下非矩形エリア指定のそれぞれについて説明する。
(円形領域指定) POo3でキー1004を押すと、表示部1109はP
Oo4に移り円形領域を指定することができる。
以下、円形領域指定について、第58図のフローチャー
トを用いて説明する。5101において、第2図のデジ
タイザ58から中心点を入力する(POo4)。
次に表示部1109は、POo5に移り5103におい
てデジタイザ58から指定すべき半径を持つ円の円周上
の1点を入力する。5105で上記入力座標値の第2図
ビットマツプメモリL (100dpi2値メモリ)上
での座標値をCPU20により演算する。
また、5107で円周上の別の点の座標値を演算する。
次に8109でビットマツプメモリLのバンクをセレク
トし、5111で上記演算結果をCPUバス22を経由
してビットマツプメモリLに入力する。第37図(a)
においてCPU  DATA  616Lからドライバ
ー578Lを経て604Lからビットマツプメモリに書
き込まれる。アドレス制御は上に述べたのと同ようなの
で省略する。これを、円周上のすべての点に対して繰り
返しく5113)、円形領域指定を終了する。
なお、上述のようにCPU20で演算しながら入力する
かわりに、あらかじめ入力される2点の情報に対するテ
ンプレート情報をROMIIに格納しておき、この2点
をデジタイザで指定することにより演算することなく直
接ビットマツプメモリLに書き込むようにすることもで
きる。
(長円領域指定) PO03において、キー1005を押すとPOO7に移
る。以下第59図のフローチャートを用いて説明する。
まず5202で長円に内接する最大の矩形領域の対角2
点をデジタイザ58により指定する。以下円周部分につ
いて、上記円形領域指定の場合と同ようにして5206
〜5212の手順でビットマツプメモリLに書き込む。
次に直線部分について5214〜5220の手順でメモ
リLに書き込み、領域指定を終了する。円形の場合同様
あらかじめ、テンプレート情報とじて43 ROM21に記憶させておくこともできる。
(R矩形領域指定) これは指定の方法を、メモリ書き込みともに長円の場合
と同ようなので説明を省略する。
尚、以上円形、長円、R矩形の場合を例として説明した
が、他の非矩形領域についても同様のテンプレート情報
に基づき指定できることは勿論である。
POO6,POO8,POIO,P2O3において、各
形状入力後のクリアキー(1009〜1012)を押す
とビットマツプメモリ上の部分的消去を行うことができ
る。
したがって、指定ミスをした場合にも、すみやかに2点
指定のみクリアでき2点指定のみ再度行うことができる
また、連続して複数領域について指定を行うこともでき
る。複数領域指定の場合重複した領域についてそれぞれ
の処理を行うにあたって、後から指定された領域の処理
が優先される。但し、これは先に指定したものを優先さ
せることにしても良い。
44 以上のような設定により長円でトリミングを行った出力
例を第57図に示す。
く文字合成に関する操作手順〉 以下第60図、第61図および第62図を用いて文字合
成に関する操作設定手順を説明する。本体操作部上の文
字合成キー1114を押すと、液晶表示部1109はP
O20のように表示される。前述の原稿台上に合成する
文字原稿1201をのせ、タッチキー120を押すと文
字原稿を読み取り、2値化処理をかけ、その画像情報を
前述のビットマツプメモリ第2図に記憶する。処理の具
体的手段については前述したので重複は避ける。この際
記憶する画像の範囲を指定するには、PO20中のタッ
チキー1021を押しPO21の画面へ行き、文字原稿
1201を前述のデジタイザ58にのせ、デジタイザの
ポイントペンを用いて2点で範囲を指定する。
指定が終了すると表示部はPO22のようになり、タッ
チキー1023およびタッチキー1024で指定した範
囲内を読みとるのか(トリミング)、または指定した範
囲外を読み取るのか(マスキング)を選択する。また、
文字原稿によっては前述の2値化処理の際に文字原稿中
の文字部を抽出するのが困難であるものもある。この場
合はPO20中のタッチキー1022でPO23の画面
へ移り、前記2値化処理のスライスレベルをタッチキー
1025およびタッチキー1026で調整することが可
能となっている。
このようにスライスレベルをマニュアルで調整すること
ができるので、原稿の文字の色や太さ等に応じて適切な
2値化処理を行うことができる。
さらに、タッチキー1027を押し、PO24’PO2
5’ でエリアを指定することによりPO26’で部分
的なスライスレベルの変更をすることが可能である。
このように、エリア指定してその部分のみをスライスレ
ベル変更することにより黒文字原稿の一部に例えば黄色
の文字があった場合でも、黒および黄色の文字のそれぞ
れに別々の適切なスライスレベルを設定することにより
、文字全体に対して良好な2値化処理を行うことができ
る。
また、その際、第2図2値メモリLに格納された非矩形
領域情報に応じてかかる処理を行うことができるのは勿
論である。
文字原稿の読取が終了すると表示部1109は第61図
PO24のようになる。
色ヌキ処理を選択するにはPO24中のタッチキー10
27を押し、PO25の画面へ移り、合成する文字の色
を表示されている色の中から選択する。
また、部分的に文字の色を変えることもでき、その場合
は、タッチキー1029を押し、PO27の画面へ移り
、エリアの指定を行った後、PO30の画面にて文字の
色を選択する。更に合成される文字のフチに色のフチと
り処理を付加することもでき、その場合には、PO30
中のタッチキー1031にてPO32の画面へ移り、フ
チ部分の色を選択する。この時色調整をできるのは、上
記色変換の場合と同様である。更にタッチキー1033
を押し、PO41の画面においてフチの幅の調整が行わ
れる。
次に合成する文字を含む矩形領域に色数処理を付加する
場合(以下マド処理と呼ぶ)について説47 明する。PO24中のタッチキー1028を押しPO3
4の画面に移り、エリアの指定を行う。ここで指定した
範囲でマド処理が行われる。エリア指定が終了すると、
PO37で文字の色を選択し、タッチキー1032を押
しPO39の画面へ移り、マドの色を選択する。
上記色の選択において、例えばPO25の画面において
は、タッチキー1030の色調整キーを押すことにより
PO26の画面に移り、選択した色の色調を変更するこ
とが可能となっている。
以上説明した手順により文字合成を行う。実際に設定を
行った場合の出力例を第62図に示す。
なお、エリア指定は、矩形領域指定の他、上述のような
非矩形領域の指定も可能である。
(以下余白) 48 〈テクスチャー処理設定手順〉 次に第63図(a)を用いて、テクスチャー処理につい
て説明する。
本体操作部1ooo上のテクスチャーキー1129を押
すと、表示部1109はPO60のように表示する。
テクスチャー処理をかける時は、タッチキー1060を
押し、このキーを反転表示させる。テクスチャー処理用
のイメージパターンを前述のテクスチャー用画像メモリ
に(第32図113g)読み込む際はタッチキー106
1を押す。この時、既にパターンが画像メモリ中にある
場合はPO62のようにそのため表示されない場合はP
O61の表示となる。読み込ませるイメージの原稿を原
稿台上にのせ、タッチキー1062を押すことにより、
テクスチャー用画像メモリに画像データが記憶される。
この際原稿中の任意の部分を読み込ませるためには、タ
ッチキー1063を押し、2063画面にてデジタイザ
58により指定を行う。指定は読込範囲、16 m m
 X 16 m mの中心を1点でペン入力することに
より行うことができる。
上述のような1点指定によるテクスチャ、−パターンの
読み込みは、以下のように行うことができる。
パターン読込みを行わないで、タッチキー1060を押
し、テクスチャー処理を設定し、コピースタートキー1
100や他のモードキー(1110〜1143)、また
はタッチキー1064等により1064画面をぬけ出よ
うとすると、表示部はPO65に示すような警告を出す
またこの読込範囲は、操作部1000のテンキーより縦
横の長さを操作者が指定できるようにすることもできる
第63図(b)にテクスチャーパターン読み込みの際の
CPU20のフローチャートを示す。
まず、テクスチャーモードにはいると、デジタイザー5
8から原稿上でテクスチャーパターンとして用いる部分
(本実施例では正方形を例にとるが、長方形など他の図
形でもよい)の中心点の座標の入力があったかどうかを
判断する(Sl)。その際座標入力はSl−に示すよう
な、入カポインドの(χ。
y)座標で把握される。座標入力がない場合には入力待
ちをし、入力があった場合には、水平方向、メモリライ
トスタト、メモリライトエンドのアドレスを算出(s2
−)垂直方向のカウンターにセットする(S2)。この
ときに、水平方向と垂直方向で辺の長さaを、それぞれ
異なるものにすれば長方形のパターンにすることができ
る。次にスキャナ一部Aにより、スキャンをし、画像デ
ータを読み取り、上記所定位置の画像データを、チクク
チャ−メモリ113g (第32図)に、書き込む。以
上でテクスチャーパターンの記憶動作が終了し、前述の
ような方法で通常の複写動作を行い(S4)、テクスチ
ャーパターンを合成する。
本実施例によれば、デジタイザー上で一点を指定するこ
とにより、テクスチャーパターンを読み込むことができ
、操作性が格段に向上するという優れた効果を奏する。
くモザイク処理設定手順〉 第64図aはモザイク処理設定の手順を説明する図であ
る。
本体操作部上のモザイクキー1128を押すと表示部は
Plooのように表示される。原稿にモザ51 イク処理をほどこすには、タッチキー1400を押し、
このキーを反転表示させる。
また、モザイク処理を行う際のモザイクサイズの変更は
タッチキー1401を押し、2101画面にて行う。モ
ザイクサイズの変更はタテ(Y)方向。
ヨコ(X)方向とも独立に設定することが可能である。
第64図は、上述のモザイクサイズの設定のフローを示
す図である。モザイクモードに設定されると、CPU2
0は、液晶タッチパネル1109からモザイクサイズ(
x、 y)が入力されたかどうかを判断する(sl)。
入力されていない場合には入力待ちとなり、入力された
場合には、デジタルプロセッサー内のモザイク処理用レ
ジスタ(第34図402g内)に(X。
Y)のパラメータを設定する。これに基づいて、」二連
した方法により、横X m m 、縦Y m mの大き
さでモザイク処理が行われる。
このように本実施例においては、モザイクサイズを縦横
独立に認定できるようにしたので、多様な画像編集処理
のニーズに応えることができる。特にデザインの分野で
広く利用されるものと考えら52 れる。
〈*モード操作手順について〉 第65図は*モード操作手順を説明する図である。
本体操作部1000上の*キー1130を押すと*モー
ドに入り、表示部1109はPI 10のように表示さ
れる。タッチキー1500はペイントユーザーズカラー
1色変換9色文字等で使用される色情報を登録するため
の色登録モードに入る。タッチキー1501はプリンタ
による画像欠けを補正する機能を0N10FFする。タ
ッチキー1502はモードメモリ登録モードに入るため
のキーである。タッチキー1503は手差しサイズを指
定するモードに入る。タッチキー1504はプログラム
メモリー登録モードに入る。タッチキー1505は、カ
ラーバランスのデイフォルト値を設定するモードに入る
ためのキーである。
(色登録モードについて) PIIOの表示の時、タッチキー1500を押すと、色
登録モードに入る。表示部はPlllのようになり、登
録する色の種類を選択する。パレット色を変更する場合
は、タッチキー1506を押し、P116の画面にて変
更したい色を選択し、P117の画面にて、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各成分の値を1%きざみ
で調節することができる。
また、原稿上の任意の色を登録する場合はタッチキー1
507を押し、P118の画面で登録先番号を選択し、
デジタイザ58を用いて指定し、P120の画面の時に
原稿台に原稿をセットし、タッチキー1510を押し、
登録を行う。
(手差しサイズ指定について) P112に示すように手差しサイズは定形と非定形のい
ずれも指定することができる。
非定形については、横(X)方向、縦(Y)方向いずれ
も1 m m単位で指定できる。
(モードメモリ登録について) P113に示すように設定したモードをモードメモリに
登録しておくことができる。
(プログラムメモリ登録について) P114に示すように、領域指定や所定の処理を行う一
連のプログラムを登録しておくことができる。
(カラーバランス登録について) P115に示すように、Y、M、C,Bkそれぞれにつ
いてカラーバランスを登録しておくことができる。
〈プログラムメモリー操作手順について〉以下第66図
、第67図を用いてプログラムメモリへの登録操作およ
びその利用手順について説明する。
プログラムメモリーとは、設定に関わる操作の手順を記
憶し、それを再現するためのメモリー機能である。必要
なモードを連結したり、不要な画面を飛びこえての設定
が可能である。例として、原稿中のある領域を変倍をか
けて、イメージリピートする手順をプログラムメモリー
してみる。
本体操作部上の*モードキー1130を押し、液晶表示
部にPO30の画面を出し、タッチキー1200のプロ
グラムメモリキーを押す。本実施例では、4つのプログ
ラムが登録可能である。PO31の画面で登録する番号
を選択する。この後プログラムメモリ 登録モードに移る。プログラム登録モード時においては
、例えば通常モードで第68図1300に示すような画
面は1301のようになる。タッチキー1302のスキ
ップキーは、現在の画面をとばしたい場合に指定する。
タッチキー1303のクリアキーは、プログラムメモリ
ーの登録途中で今までの登録を中止し、最初から登録を
やり直す際に使用する。タッチキー1304のエンドキ
ーはプログラムメモリーの登録モードをぬけ、最初に決
定した番号のメモリへ登録する。
まず、本体操作部中のトリミングキー1124を押し、
デジタイザにてエリアを指定する。表示部はPO34を
表示しているが、ここでこれ以上のエリアの設定を行わ
ない場合は、タッチキー1202を押し、この画面を飛
ばすことを指定する。(画面はPO35になる) 次に本体操作部上のズームキー1110を押すと、表示
部はPO36になる。ここで倍率の設定を行い、タッチ
キー1203を押すと表示部はPO37に変わる。最後
に本体操作部上のイメージリピートキー56 1126を押し、PO38の画面でイメージリピートに
関する設定を行った後、タッチキー1204にてプログ
ラムメモリーの1番へ登録を行う。
以上の手順で登録したプログラムを呼び出すには、本体
操作部上のプログラムメモリー1呼出しキー1140を
押す。表示部はPO91を表示し、エリアの入力待ちに
なる。ここでデジタイザを用いてエリアを入力すると、
表示部はPO92を表示し、更に次のPO93へ移行す
る。ここで倍率を設定した後タッチキー1210を押す
と表示部はPO94となりイメージリピートの設定がで
きる。タッチキー1211を押すと、プログラムメモリ
を利用しているモード(トレースモードと呼ぶ)をぬけ
る。
尚プログラムメモリーを呼出し、終了するまでの間は、
編集モードの各キー(11,10〜1143)は無効と
なり、登録したプログラム通りに操作が行えるようにな
っている。
第69図にプログラムメモリーの登録アルゴリズムを示
す。5301の画面めくりとはキーやタッチキーにより
表示部の表示を書きかえることをいう。
タッチキー1302と押し、現在表示されている画面を
飛ばすよう指定した場合(3303)、次の画面めくり
時に記録テーブル上にその情報がセットされている(S
305)。そして、5307で新たな画面番号を記録テ
ーブルにセットする。クリアキーを押した場合には、記
録テーブルを全クリアしく5309.5311)、それ
以外の場合には、5301にもどって次の新たな画面に
移る。第71図に記録テーブルのフォーマットを示す。
第70図にプログラムメモリー呼出し後の動作をあられ
すアルゴリズムを示す。
5401で画面めくりがある場合には、新画面が標準画
面か否かを判断する(S403)。標準画面の場合には
5411に移り、記録テーブルから次の画面番号をセッ
トし、標準画像でない場合には、新画面番号と記録テー
ブルの予定されている画面番号を比較しく5405)、
等しいときは5409に移り、スキップフラグがあれば
、5411をとばして5401にもどる。等しくない場
合には、リカバー処理を行い(S407)画面めくりを
行う。
次に本発明にかかる、印字の解像度を切りかえて画像を
出力する手段について述べる。この手段は、前述した、
文字画像分離回路Iにより、分離された、文字部と、ハ
ーフトーン部に応じて発生される解像度切りかえ信号1
40に基づき、印字の解像度を切りかえる様に構成され
ており、第2図のドライバーに該当するものである。本
実施例では、文字部を高解像度400dpiハーフトー
ン部を200dpiで印字する。以下その詳細を説明す
る。第2図のドライバーの一部であるPWM回路778
は、第1図プリンター2のプリンタコントローラ700
に含まれ、第2図全体回路図の最終出力であるビデオデ
ータ138と、解像度切替信号143を受けて、半導体
レーザ第76図711Lの点灯制御を行う。
以下に第2図のドライバーの一部であって、レーザービ
ームを出力するための信号を供給するPWM回路778
の詳細を説明する。
第73図(A)にPWM回路のブロック図、第73図(
B)にタイミング図を示す。
入力されるVIDEODATA138はラッチ回路59 900にてVCLK117の立上りでラッチされ、クロ
ックに対しての同期がとられる。((B)図800゜8
01参照)ラッチより出力されたVIDEODATA1
38をROM又はRAMで構成されるLUT (ルック
アップテーブル)901にて階調補正し、D/A (デ
ジタル・アナログ)変換器902でD/A変換を行い、
1本のアナログビデオ信号を生成し、生成されたアナロ
グ信号は次段のコンパレータ910,911に入力され
後述する三角波と比較される。コンパレータの他方に入
力される信号808.809は各々VCLKに対して同
期がとられ、個別に生成される三角波((B)図808
.809) テある。即ち、VCLK801の2倍の周
波数の同期クロック2VCLK117’  を、一方は
例えばJ−にフリップフロップ906で2分周した三角
波発生の基準信号806に従って、三角波発生回路90
8で生成される三角波WV3もう一方は2VCLKに従
って三角波発生回路909で生成される三角波WV2で
ある。なお2VCLK117’  はVCLK117に
基づき不図示の逓倍回路より発生する。各三角波808
.809とVIDEODATA13860 は同図(B)で示されるごとく、全てVCLKに同期し
て生成される。更にVCLKに同期して生成されるH3
YNC118で同期をとるべく反転されたH3YNCが
、回路906をH8YNCのタイミングで初期化する。
以上の動作によりCMPI  910.CMP2 91
1の出力810.811には、入力のVIDEOりAT
A138の値に応じて、回向(C)に示す様なパルス巾
の信号が得られる。即ち本システムでは図(A)のAN
Dゲート913の出力が“1”の時レーザが点灯し、プ
リント紙上にドツトを印字し、“0”の時レーザーは消
灯し、プリント紙上には何も印字されない。従って、C
PV20からの制御信号LON (805) テ消灯が
制御できる。同図(C)は左から右に“黒”→“白”→
へ画像信号Diのレベルが変化した場合の様子を示して
いる。PWM回路への入力は“白”が“FF”黒”が“
00″として入力されるので、D/A変換器902の出
力は同図(C)のDiのごとく変化する。これに対し三
角波は(i)ではWVI。
(ii)ではWV2のごとくなっているので、CMPI
CHF2の出力はそれぞれPWI、PW2のごとく“黒
”→“白”に移るにつれてパルス巾は狭くなってゆく。
また同図から明らかな様に、PWIを選択すると、プリ
ント紙上のドツトはP1→P2の間隔で形成され、パル
ス巾の変化量はWlのダイナミックレンジを持つ。一方
、PW2を選択するとドツトはP3→P4→P5→P6
の間隔で形成され、パルス巾のダイナミックレンジはW
2となりPWl比べ各々1/2倍になっている。ちなみ
に例えば、印字密度(解像度)はPWIの時、約200
線/1nch。
PW2の時約400線/1nch等に設定される。又こ
れより明らかな様にPWIを選択した場合は、階調性が
PW2の時に比べ約2倍向上し、一方、PW2を選択し
た場合、著しく解像度が向上する。そこで例えば高解像
が要求される場合はPW2が、高階調が要求される場合
はPWlが選択されるべくリーダ一部(第1図)よりL
CHG143が与えられる。
即ち、第73図(A)の912はセレクターでありLC
HG143が“O”の時A入力選択、即ちPWIが、“
1”の時PW2が出力端子6より出力され、最終的に得
られたパルス巾だけレーザーが点灯し、ドツトを印字す
る。
LUT901は階調補正用のテーブル変換ROMである
が、アドレスに812’ 、812,813のC2゜C
,、Co、814のテーブル切替信号、815のビデオ
信号が入力され、出力より補正されたVIDEODAT
Aが得られる。例えばPWIを選択すべ(LCHG14
3を“0″にすると2進カウンタ903の出力は全て“
O″となり901の中のPWI用の補正テーブルが選択
される。またC8+ CI+ C2は出力する色信号に
応じて切り換えられ、例えば、co、C1,C2=“0
.0. 0”の時はイエロー出力、“0. 1. O”
の時マゼンタ出力、“1.0.0”の時シアン出力、“
1. 1.  O”の時ブラック出力をする。この点は
上述のマスキングの場合と同様である。即ち、プリント
する色画像ごとに階調補性特性を切りかえる。これによ
って、レーザービームプリンターの色による像再生特性
の違いによる階調特性の違いを補償している。又C2と
C8+ C1の組み合せにより更に広範囲な階調補性を
行う事が可能である。例えば入力画像の種類に応じて各
色の階調変63 換特性を切換えることも可能である、次に、PWIを選
択すべ(、LCHG143を“1”にすると、2進カウ
ンタ903は、ラインの同期信号をカウントシ、l″→
″2”→“1”→“2″→・・・をLUTのアドレス8
14に出力する。これにより、階調補性テーブルを各ラ
インごとに切りかえる事により階調性の更なる向上をは
かっている。
これを第54図以下に従って詳述する。同図(A)の曲
線Aは例えばPW2を選択し、入力データを“F F 
”即ち、“白″から“O′′即ち“黒”まで変化させた
時の入力データ対印字濃度の特性カーブである。標準的
に特性はKである事が望ましく、従って階調補性のテー
ブルにはAの逆特性であるBを設定しである。同図(B
)は、PWIを選択した場合の各ライン毎に階調補性特
性A、 Bであり、前述の三角波で主走査方向(レーザ
ースキャン方向)のパルス中を可変すると同時に副走査
方向(画像送り方向)に図の様に、2段階の階調を持た
せて、更に階調特性を向上させる。即ち濃度変化の急峻
な部分では特性Aが支配的になり急峻な再現性を、な6
4 だらかな階調は特性Bにより再現される。従って以上の
様にPW2を選択した場合でも高解像である程度の階調
を保障し、PWIを選択した場合は、非常に優れた階調
性を保障している。
以上のようにパルス中に変換されたビデオ信号はライン
224を介してレーザードライバー711Lに加えられ
レーザー光LBを変調する。
なお、第74図(A) の信号C8,C,、C2゜LO
Nは第2図プリンタコントローラ700内の図示しない
制御回路から出力される。
ここで、文字領域を含むカラー原稿に対して加工処理を
施す場合を考える。第2図の全体回路図に戻り、処理の
手続を説明する。即ち、入力された文字、ハーフトーン
混在の画像データは、入力回路(Aブロック)を通った
のち、一方は、適正画像を得る為のLOG変換(C)9
色補性(D)回路へ入力され、もう一方は、文字、ハー
フトーン領域を分離する為の検出回路(I)に入力され
て、文字領域、ハーフトーン領域に応じた検出信号Mj
AR(124)〜5CRN (127)が出力される。
この検出信号のうち、MjAR(124)は、文字部を
示す信号であり、これに基づき、文字画像補性回路Eに
おいて、解像度切り替え信号LCHG (第2図140
.第21図140)を生成する事は既に述べた。第2図
で示されるごと< 、LCHG140は、多値のビデオ
信号113、 114. 115. 116. 138
とは別に並行してプリンタ部に送出され、前述したごと
く文字部は高解像出力(400dpi)、ハーフトーン
部は、高階調出力(200dpi)の切りかえ信号とな
る。
以後の処理は上で述べた様に行われる。
〔像形成動作〕
さて、画像出力データ816に対応して変調されたレー
ザー光LBは、高速回転するポリゴンミラー712によ
り、矢印A−Bの幅で水平に高速走査され、f/θレン
ズ713およびミラー714を通って感光ドラム715
表面に結像し、画像データに対応したドツト露光を行う
。レーザー光のl水平走査は原稿画像のl水平走査に対
応し、本実施例では送り方向(副走査方向)1/16m
mの幅に対応している。
一方、感光ドラム715は図の矢印り方向に定速回転し
ているので、そのドラムの主走査方向には上述のレーザ
ー光の走査が行われ、そのドラムの副走査方向には感光
ドラム715の定速回転が行われるので、これにより逐
次平面画像が露光され潜像を形成して行く。この露光に
先立つ帯電器717による一様帯電から→上述の露光→
および現像スリーブ731によるトナー現像によりトナ
ー現像が形成される。例えば、カラーリーダーにおける
第1回目の原稿露光走査に対応して現像スリーブ731
Yのイエロートナーにより現像すれば、感光ドラム71
5上には、原稿3のイエロー成分に対応するトナー画像
が形成される。
次いで、先端をグリッパ−751に担持されて転写ドラ
ム716に巻き付いた紙葉体754上に対し、感光ドラ
ム715と転写ドラム716との接点に設けた転写帯電
器729により、イエローのトナー画像を転写、形成す
る。これと同一の処理過程を、M(マゼンタ)、C(シ
アン)、BK(ブラック)の画像について繰り返し、各
トナー画像を紙葉体754に重ね合わせる事により、4
色トナーによるフルカラー画像が形成される。
その後、転写紙791は第1図に示す可動の剥離爪75
0により転写ドラム716から剥離され、搬送ベルト7
42により画像定着部743に導かれ、定着部743に
熱圧ローラ744.745により転写紙791上のトナ
ー画像が溶融定着される。
なお本実施例においては印字のためのドライバーはカラ
ーレーザービームプリンタを駆動するものとしたが、熱
転写型カラープリンタ、インクジェットカラー等のカラ
ー画像を得るカラー画像複写装置にあっても、画像に応
じて解像度切替を行う機能を有するものであれば、本発
明を適用できる。
(以下余白) 67 68 本実施例では合成される文字画像に対しては高解像処理
を施す手段、合成されるカラー画像に対しては高階調処
理を施す手段、さらに合成されるカラー画像部に合成さ
れる文字部がオーバーラツプする領域に対しては高解像
処理を優先させる手段を設けることにより、合成画像の
性質にあった最適な合成画像を得られる様にしている。
ここで、本実施例では高解像処理として、400dpi
印字、高階調処理として200dpi印字としたが、こ
の処理手段はこれに限らない。即ち、解像度は自由に設
定することができる。また、2段階切替えのみでなく、
3段階等多段階に切替えてもよい。
以上説明したように本実施例によれば、合成画像が文字
の時高解像処理が、カラー画像の時高階調処理が、2種
類の合成画像がオーバーラツプする部分は高解像処理が
なされるので、反射原稿に影響されない高画質、高精細
な合成画像を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、多様な画像加工処理
に対応することのできる画像処理装置を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる画像処理装置の全体図
、 第2図は本発明の実施例にかかる画像処理の回路図、 第3図はカラー読み取りセンサと駆動パルスを示す図、 第4図は0DRV118a、EDRV119aを生成す
る回路図、 第5図は黒補正動作を説明する図、 第6図はシェーディング補正の回路図、第7図は色変換
ブロック図、 第8図は色検出部ブロック図、 第9図は色変換回路のブロック図、 第10図は色変換の具体例を示す図、 第11図は対数変換を説明する図、 第12図は色補正回路の回路図、 第13図はフィルターの不要透過領域を示す図、第14
図はフィルターの不要吸収成分を示す図、第15図は文
字画像領域分離回路の回路図、第16図は輪郭再生成の
概念を説明する図、第17図は輪郭再生成の概念を説明
する図、第18図は輪郭再生成回路図、 第19図は輪郭再生成回路図、 第20図はENI、EN2のタイミングチャート、第2
1図は文字画像補正部のブロック図、第22図は加減算
処理の説明図、 第23図は切換信号生成回路図、 第24図は色残り除去処理回路図、 第25図は色残り除去処理、加減算処理その他を説明す
る図、 第26図はエツジ強調を示す図、 第27図はスムージングを示す図、 第28図は2値信号による加工、修飾処理を説明する図
、 第29図は文字、画像合成を示す図、 第30図は画像編集加工回路のブロック図、第31図は
テクスチャー処理を示す図、71 第32図はテクスチャー処理の回路図、第33図はモザ
イク、変倍、テーパー処理の回路図、 第34図はモザイク処理の回路図、 第35図はモザイク処理等を説明する図、第36図はラ
インメモリアドレス制御部の回路図、第37図はマスク
用ビットメモリー等の説明図、第38図はアドレスを示
す図、 第39図はマスクの具体例を示す図、 第40図はアドレスカウンタの回路図、第41図は拡大
、縮小のタイミングチャート、第42図は拡大、縮小の
具体例を示す図、第43図は2値化回路の説明図、 第44図はアドレスカウンタのタイミングチャート、 第45図はビットマツプメモリ書き込みの具体例を示す
図、 第46図は文字、画像合成の具体例を示す図、第47図
は分配切換の回路図、 第48図は非線形マスクの具体例を示す図、72 第49図は領域信号発生回路の回路図、第50図はデジ
タイザによる領域指定を示す図、第51図は外部機器と
のインターフェース回路図、第52図はセレクタの真理
値表、 第53図は矩形領域、非矩形領域の例を示す図、第54
図は操作部の外観図、 第55図は色変換操作の手順を説明する図、第56図は
トリミングエリア指定の手順を説明する図、 第57図はトリミングエリア指定の手順を説明する図、 第58図は円形領域指定のアルゴリズムを示す図、第5
9図は長円とR矩形の領域指定のアルゴリズムを示す図
、 第60図は文字合成の操作手順の説明図、第61図は文
字合成の操作手順の説明図、第62図は文字合成の操作
手順の説明図、第63図はテクスチャー処理の手順を説
明する図、第64図はモザイク処理の手順を説明する図
、第65図は*モード操作の手順を説明する図、第66
図はプログラムメモリー操作の手順を説明する図、 第67図はプログラムメモリー操作の手順を説明する図
、 第68図はプログラムメモリー操作の手順を説明する図
、 第69図はプログラムメモリー登録のアルゴリズムを示
す図、 第70図はプログラムメモリー呼び出し後の動作のアル
ゴリズムを示す図、 第71図は記録テーブルのフォーマットを示す図、第7
2図は画像加工編集を示す図である。 第73図はカラーレーザービームプリンタのドライバー
の一部と、タイミングチャートを示す図、第74図は階
調補正テーブルの内容を示す図、第75図はレーザービ
ームプリンタの外観を示す斜視図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2値画像と、他のカラー画像を合成する手段、前
    記2値画像に対しては高解像処理、前記カラー画像に対
    しては高階調処理を行い、カラー画像中で2値画像が重
    複する領域に対しては高解像出力を優先させる制御手段
    を有する事を特徴とする画像処理装置。
  2. (2)前記高解像処理は、高階調処理よりも相対的に印
    字密度が高い事を特徴とする請求項(1)記載の画像処
    理装置。
  3. (3)更に、前記制御手段による制御に応じて前記高解
    像処理と、前記高階調処理を切り換えて記録を行う記録
    部を有することを特徴とする請求項(1)記載の画像処
    理装置。
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JP2008033398A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Takasago Thermal Eng Co Ltd 回転メータの読取装置、及び読取方法
JP2012213861A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Brother Industries Ltd 印刷データ処理装置および印刷データ処理プログラム
CN115893811A (zh) * 2022-12-01 2023-04-04 平华 一种回收玻璃混合加工的热融控制方法及系统

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