JP2002204178A - 無線通信装置及び情報処理装置 - Google Patents

無線通信装置及び情報処理装置

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JP2002204178A
JP2002204178A JP2000400824A JP2000400824A JP2002204178A JP 2002204178 A JP2002204178 A JP 2002204178A JP 2000400824 A JP2000400824 A JP 2000400824A JP 2000400824 A JP2000400824 A JP 2000400824A JP 2002204178 A JP2002204178 A JP 2002204178A
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antenna
communication
wireless communication
length
power control
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JP2000400824A
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Masabumi Matsumura
正文 松村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の通信方式をサポートしている場合に、こ
れらの通信方式を簡易かつ安価な構成にて切り替え、ま
た、各通信方式に適した電力制御を行う。 【解決手段】アンテナ位置検出部41にてアンテナ21
が伸縮したときの長さあるい軸周りには回転したときの
位置を検出する。通信制御部43内のCPU43aは上
記アンテナ位置検出部41にて検出されたアンテナ21
の長さあるいは回転位置に基づいてテーブル44aを参
照して通信方式を決定し、その通信方式に対応したコー
ドを記憶部44からロードして実行する。また、無線通
信I/F42に対してアンプ42bの切替えを指示して
当該通信方式に対応した電力制御を行う。これにより、
アンテナ21を変移させるといった簡単な操作で各通信
方式を動的に切り替えて無線通信を行うことができ、ま
た、そのときの通信方式に適した電力制御を行って無駄
な電力の消費を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声、画像を含む
各種データの無線通信を行う無線通信装置に係り、特に
複数の通信方式をサポートした無線通信装置と、この無
線通信装置を用いて無線通信を行う情報処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の無線通信技術の発達に伴い、パー
ソナルコンピュータ等の情報処理機器に無線通信機能を
持たせ、他の機器との間で無線によるデータ通信を行う
機会が多くなってきた。このような端末機器に用いられ
る通信方式としては、例えばIEEE802.11など
の無線LANの他、Bluetooth、HOME R
Fなどが知られている。これらの通信方式では、例えば
2.45GHz帯や5GHz帯などの様々な周波数帯が
用いられる。
【0003】このような複数の通信方式をサポートした
無線通信装置において、各通信方式を切り替えて使用す
る場合に、従来、例えば画面上で所望の通信方式をモー
ド設定するなどの方法が採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、画面上で所望の通信方式をモード設定して各
通信方式を切り替える方法では、その切り替え操作が煩
雑であり、直ぐに切り替えることができないなどの不具
合がある。
【0005】なお、複数の通信方式を備えた装置として
は、例えば特開平11−298361号公報に記載の無
線受信装置が知られているが、これはCPUが受信信号
から通信方式を認識して、その信号の受信系統を自動的
に切り替えるものであり、ユーザが簡易に通信方式を切
り替えることはできない。
【0006】本発明は上記のような問題を解決すべく、
複数の通信方式をサポートしている場合に、これらの通
信方式を簡易かつ安価な構成にて切り替えることがで
き、また、各通信方式に適した電力制御を行うようにし
た無線通信装置及び情報処理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の通信方
式により無線通信を行う無線通信装置において、装置本
体に変移可能に設けられるアンテナと、このアンテナが
変移した位置を検出するアンテナ位置検出手段と、この
アンテナ位置検出手段により検出される上記アンテナが
変移した位置に応じて上記各通信方式を切り替える方式
切替え手段と、この方式切替え手段によって切り替えら
れた通信方式に従って無線通信処理を行う通信制御手段
とを具備して構成される。
【0008】このような構成によれば、アンテナを変移
させることで、そのときのアンテナの位置に応じて各通
信方式を動的に切り替えて無線通信を行うことができ
る。この場合、アンテナの変移操作は、アンテナを軸方
向に伸縮させたり、軸周りに回転させることを含む。ア
ンテナを軸方向に伸縮させた場合には、上記アンテナ位
置検出手段にてアンテナの長さを検出し、上記方式切替
え手段にてアンテナの長さに対応した周波数帯を有する
通信方式に切り替える。また、アンテナを軸周りに回転
させた場合には、上記アンテナ位置検出手段にてアンテ
ナの回転位置を検出し、上記方式切替え手段にてアンテ
ナの回転位置に基づいて各通信方式を切り替える。ま
た、上記アンテナ位置検出手段にてアンテナが軸方向に
伸縮したときの長さを検出すると共に、アンテナが軸周
りに回転したときの位置を検出することにより、上記方
式切替え手段にて上記アンテナの長さに対応した周波数
帯を有する通信方式を対象として、上記アンテナの回転
位置に基づいて通信方式を切り替えることも可能であ
る。
【0009】さらに、上記アンテナの変移に伴い、上記
方式切替え手段にて切り替えられる通信方式に対応した
電力制御を行う電力制御手段を備えることで、各通信方
式に適した電力制御を行って無駄な電力消費を抑えるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0011】図1は本発明の一実施形態に係るカード型
の無線通信装置とこの無線通信装置が装着される情報処
理装置の外観構成を示す図であり、図中の10は情報処
理装置、20はカード型の無線通信装置である。
【0012】情報処理装置10は、例えばパーソナルコ
ンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)等
からなる端末機器であり、データの入力や指示を行うた
めの入力部11やデータの表示を行う表示部12を備え
ると共に、カード型の無線通信装置20を挿入するため
のスロット13を備える。無線通信装置20は、カード
形状を有し、一部を露出させてスロット13に着脱自在
に挿入可能な構造を有し、スロット13から露出する部
分に棒状のアンテナ21がユーザの手操作により変移可
能に設けられている。スロット13内にはコネクタ13
aが設けられており、このスロット13内のコネクタ1
3aと無線通信装置20の先端部に設けられたコネクタ
22とが係合することにより両者が電気的に接続されて
データ通信を行うことができる。
【0013】無線通信装置20は、2.45GHz帯や
5GHz帯などの周波数帯の異なる複数の通信方式や、
同一周波数帯を有する複数の通信方式をサポートしてい
る。
【0014】通信方式の種類としては、例えばIEEE
802.11などの無線LANの他、Bluetoot
h、HOME RFなどがある。
【0015】このような複数の通信方式により無線通信
を行う場合に、ユーザが状況に応じてそれらを選択した
い場合は多々ある。しかし、カード型の無線通信装置で
は、ユーザが操作するためのインターフェースを実装す
ることには物理的限界があるため、簡易な構成で通信方
式の切り替えを行うことが望まれる。
【0016】そこで、本実施形態では、図2に示すよう
に、無線通信装置20の装置本体23のスロット13か
ら露出する部分に、軸方向に伸縮可能かつ軸周りに回転
可能な棒状のアンテナ21を取り付け、このアンテナ2
1の伸縮位置や回転位置によって通信方式を動的に切り
替えるようにしている。
【0017】すなわち、アンテナ21は例えば3段階に
ポップアップして伸縮可能であるとした場合には、1段
階目は装置本体23の中に収納、2段階目と3段目はそ
れぞれ2.45GHz帯、5GHz帯の周波数を使用す
るために、アンテナ長をそれぞれのλ/4であるとす
る。さらに、アンテナ21の軸周りの回転位置により、
同じ周波数帯を有する各通信方式を対象として切り替え
を行うことも可能である。
【0018】図3はアンテナ位置検出機構の構成を示す
図である。
【0019】図3に示すように、無線通信装置20の装
置本体23内には、アンテナ21が軸方向に伸縮したと
きの長さを検出するための伸縮検出機構31と、アンテ
ナ21が軸周りに回転したときの回転位置を検出するた
めの回転検出機構32とが設けられている。
【0020】伸縮検出機構31は、アンテナ21の軸芯
25に固定されたアンテナ伸縮検知用のギア25aと、
このギア25aと係合して回転するエンコーダ板33
と、光学式回転検出部34とからなる。ギア25aに
は、アンテナ21の伸縮部分21aが軸方向(矢印A方
向)に移動したときに、軸芯25の下側の位置に設置さ
れたエンコーダ板33の外周に設けられたギアと噛み合
うような溝が形成されている。エンコーダ板33には円
周方向に沿って複数の孔33aが等間隔に形成されてお
り、光学式回転検出部34はこのエンコーダ板33の一
方面から照射した光を上記孔33aを通してエンコーダ
板33の他方面から受光することで、エンコーダ板33
の回転数を検出する。また、この光学式回転検出部34
には、エンコーダ板33の回転方向を検知する別のセン
サが設けられており、このセンサにてエンコーダ板33
がどちらに回転したかを検出する。このエンコーダ板3
3の回転数及び回転方向により、アンテナ21が上又は
下にどれだけ移動したかが分かる。
【0021】一方、回転検出機構32は、アンテナ21
の軸芯25に固定されたアンテナ回転検知用のギア25
bと、このギア25bと係合して回転するエンコーダ板
35と、光学式回転検出部36とからなる。ギア25b
には、アンテナ21の軸周り(矢印B方向)に回転した
ときに、軸芯25の上記エンコーダ板33よりも上側の
位置でエンコーダ板35の外周に設けられたギアと噛み
合うような溝が形成されている。図4に示すように、エ
ンコーダ板35には円周方向に沿って複数の孔35aが
等間隔に形成されており、光学式回転検出部36はこの
エンコーダ板35の一方面から照射した光を上記孔35
aを通してエンコーダ板35の他方面から受光すること
で、エンコーダ板35の回転数を検出する。また、この
光学式回転検出部36には、エンコーダ板35の回転方
向を検知する別のセンサが設けられており、このセンサ
にてエンコーダ板35がどちらに回転したかを検出す
る。このエンコーダ板35の回転数及び回転方向によ
り、アンテナ21が軸周りに右又は左にどれだけ回転し
たかが分かる。
【0022】このような構成において、アンテナ21を
伸縮させると、アンテナ伸縮部24が軸方向(矢印A方
向)に動き、これに伴い軸芯25が軸方向に移動する。
軸芯25が軸方向に移動すると、この軸芯25に固定さ
れたギア25aを介してエンコーダ板33が回転し、そ
のエンコーダ板33の回転方向と回転数が光学式回転検
出部34にて検出され、その検出信号がアンテナ位置検
出部41に与えられて処理される。
【0023】一方、アンテナ21を軸周り(矢印B方
向)に回転させると、軸芯25に固定されたアンテナ回
転検知用ギア25bを介してエンコーダ板35が回転
し、そのエンコーダ板35の回転数及び回転方向が光学
式回転検出部36にて検出され、その検出信号がアンテ
ナ位置検出部41に与えられて処理される。
【0024】なお、エンコーダ板33の回転方向を検出
する方法として、例えば図5に示すように、エンコーダ
板33に2種類の長孔37a、37bを異なる円周上に
位置をずらして形成しておけば、長孔37a、37bの
両方から光を検知できたところを基準にして、次に長孔
37aの方から光を検知できた場合に図中の右周りに回
転していると判断でき、逆に長孔37bの方から光を検
知できた場合には図中の左周りに回転していると判断で
きる。このような方法を用いれば、光学式回転検出部3
4に回転方向を検知するための別のセンサを設けなくと
も、エンコーダ板35の回転方向を光学的に検知するこ
とができ、その回転方向からアンテナ21が上に移動し
たのか下に移動したかが分かる。これは、エンコーダ3
5の回転方向を検知する場合についても同様である。
【0025】また、アンテナ21の軸方向の伸縮動作や
軸周りの回転動作は段階的に行われ、さらに各段階の位
置でアンテナ21が容易に動かないように多少の負荷が
かかっているものとする。
【0026】図6は無線通信装置20の機能構成を示す
ブロック図である。
【0027】無線通信装置20には、上述した伸縮検出
機構31及び回転検出機構32からの各検出信号を処理
するアンテナ位置検出部41の他に、無線通信インタフ
ェース(以下、無線通信I/F)42、通信制御部4
3、記憶部44、ホストインタフェース(以下、ホスト
I/Fと称す)45などが設けられている。
【0028】アンテナ位置検出部41は、伸縮検出機構
31からの検出信号に基づいてアンテナ21が軸方向に
伸縮したときの長さを検出すると共に、回転検出機構3
2からの検出信号に基づいてアンテナ21が軸周りに回
転したときの回転位置を検出する。
【0029】無線通信I/F42は、アンテナ21を介
して送信あるいは受信される信号の送受信処理を行うも
のであり、ここでは各通信方式に対応した複数のフィル
タ(バンドパスフィルタ)42aと複数のアンプ42b
(受信信号や送信信号の増幅器)を備える。
【0030】通信制御部43は、無線通信I/F42に
て処理された受信信号を復調したり、無線通信I/F4
2を介して外部に送信する信号を変調するなどして、内
部のベースバンド部における処理を経由することによっ
て無線通信制御を行う。スペクトラム拡散等の処理に関
しては、通信制御部43内のCPU43aが記憶部44
から各通信方式に応じたコードを読み込むことで行う。
【0031】記憶部44は、ROMやRAMなどからな
り、各通信方式に従った無線通信機能を実現するための
プログラム(ファームフェア)などを記憶している。ま
た、この記憶部44には、アンテナ位置に対する通信方
式及び電力制御との対応関係が記憶されたテーブル44
aが設けられている。ホストI/F45は、情報処理装
置10との間でデータの送受信などを行う。
【0032】図7は記憶部44内のテーブル44aの内
容を示す図である。
【0033】今、アンテナ21がL1,L2,L3の3
段階に伸縮可能であると共に、R1,R2,R3の3段
階に回転可能であるとする。L1はアンテナ21が装置
本体23内に収納された状態の長さ、L2は装置本体2
3内に収納された状態からアンテナ21を1段階だけア
ップさせた状態の長さ、L3は装置本体23内に収納さ
れた状態からアンテナ21を2段階だけアップさせた状
態の長さを示す。ここでの「長さ」とは、例えば装置本
体23からアンテナ21の先端部までの長さ、つまり、
アンテナ21を装置本体23から引き出したときの長さ
のことである。また、R1は基準位置、R2は基準位置
から1段階だけ所定方向(例えば右周り)にアンテナ2
1を回転させたときの位置、R2は基準位置から2段階
だけ所定方向(例えば右周り)にアンテナ21を回転さ
せたときの位置を示す。
【0034】なお、上記L1,L2,L3や上記R1,
R2,R3の各位置をユーザに知らしめるようなマーク
をアンテナ21の各位置に付加しておくことが好まし
い。
【0035】ここで、アンテナ21の長さがをL1の場
合、つまり、アンテナ21が収納された状態にある場合
には無線通信機能が停止制御され、データ通信を行うこ
とはではきない。図7のテーブル44aの例では、L1
のときには無線通信装置20を省電力状態とするような
設定がなされている。「省電力状態」とは、例えば無線
通信I/F42及び通信制御部43に必要最低限の動作
(外部からの信号を受けるなど)を行える程度の電力を
供給している状態である。なお、通常は情報処理装置1
0側から電源供給を受けるが、無線通信装置20内に電
池等を内蔵して内部で電源供給を行うような構成でも良
い。
【0036】また、テーブル44aには、アンテナ21
の長さがL2のときに2.45GHz帯、L3のときに
5GHz帯の通信方式に切り替えるような設定がなされ
ている。さらに、アンテナ21の長さがL1で、そのと
きの回転位置がR1にあるときに2.45GHz帯を有
するA1方式、R2にあるときに2.45GHz帯を有
するB1方式、R3にあるときに2.45GHz帯を有
するC1方式に切り替えるような設定がなされている。
同様に、アンテナ21の長さがL3で、そのときの回転
位置がR1にあるときに5GHz帯を有するA2方式、
R2にあるときに5GHz帯を有するB2方式、R3に
あるときに5GHz帯を有するC2方式に切り替えるよ
うな設定がなされている。
【0037】例えば、A1方式/A2方式はIEEE8
02.11などの無線LAN、B1方式/B2方式はB
luetooth、C1方式/C2方式はHOME R
Fなどである。
【0038】また、テーブル44aには、これらの通信
方式に対応した電力制御を行うための情報が記憶されて
いる。この場合、2.45GHz帯を有する通信方式よ
りも5GHz帯を有する通信方式に対する電力の方が高
く設定されており、また、同じ周波数帯の中でも各通信
方式毎に最適な電力が設定されている。
【0039】次に、無線通信装置20の動作について説
明する。
【0040】ここでは、(a)アンテナ変移による通信
方式の変更処理(1)、(b)アンテナ変移による通信
方式の変更処理(2)、(c)アンテナ変移による電力
制御処理(1)、(d)アンテナ変移による電力制御処
理(2)、(e)設定変更処理の各処理について、フロ
ーチャートを参照して説明する。
【0041】(a)アンテナ変移による通信方式の変更
処理(1) 図8は無線通信装置20におけるアンテナ変移による通
信方式の変更処理(1)を示すフローチャートである。
【0042】今、無線通信装置20が周波数帯の異なる
2つ以上の通信方式をサポートしている場合において、
記憶部44内のテーブル44aにはアンテナ21の長さ
と通信方式との対応関係が設定されているものとする。
例えば、2.45GHzの周波数帯を用いるA1方式
と、5GHzの周波数帯を用いるA2方式の2つがあっ
た場合に、アンテナ21の長さがL2のときにA1方
式、アンテナ21の長さがL3のときにA2方式が設定
されている。
【0043】図8に示すように、無線通信装置20に備
えられたアンテナ21が変移すると(ステップA11の
Yes)、アンテナ位置検出部41は伸縮検出機構31
から出力される信号に基づいて、変移後のアンテナ位置
としてアンテナ21の長さを検出する(ステップA1
2)。
【0044】ここで、通信制御部43内のCPU43a
は、アンテナ位置検出部41によって検出された変移後
のアンテナ21の長さと記憶部44のテーブル44aに
記憶されている情報とを照らし合わせて、通信方式の変
更を要するか否かを判断する(ステップA13)。通信
方式の変更を要する場合、つまり、例えばアンテナ21
の長さがL1(装置本体23に収納された状態)からL
2またはL3になった場合に通信方式の変更を要するも
のと判断し、CPU43aはテーブル44aを参照して
アンテナ長に対応した周波数帯を有する通信方式を決定
する(ステップA14)。
【0045】この通信方式の決定に伴い、CPU43a
は無線通信I/F42に対して回路切替えを指示して、
当該通信方式で扱われる周波数帯の電波を送受信するた
めのフィルタ42a(ローパスフィルタ)の切替えを行
うと共に(ステップA15)、記憶部44から当該通信
方式に対応したコード(プログラム)を読み込んで実行
する(ステップA16)。上記コードには、通信プロト
コルや、スペクトラム拡散等の当該通信方式に関する情
報が記述されている。
【0046】また、必要であれば、無線通信装置20を
使用して無線通信を行う上位層つまり情報処理装置10
に通信方式が変わった旨をホストI/F45を介して通
知した後(ステップA17、A18)、変更後の通信方
式に従って他の端末装置との間で無線通信を開始する
(ステップA19)。
【0047】このように、アンテナ21を伸縮させるこ
とにより、そのときのアンテナ21の長さ(アンテナ特
性)に応じた通信方式へ動的に変更して無線通信を行う
ことが可能になる。すなわち、例えば本装置が2.45
GHzの周波数帯を利用するBluetoothと5G
Hzの周波数帯を利用するBluetoothを搭載し
ていた場合において、アンテナ21をL2の長さにする
ことで2.45GHzのBluetooth、アンテナ
21をL3の長さにすることで5GHzのBlueto
othに簡単に切り替えて無線通信を行うことができ
る。
【0048】なお、上記(a)では、アンテナ長に応じ
て通信方式を変更する場合について説明したが、アンテ
ナ21が軸周りに回転したときの位置に応じて通信方式
を変更することも可能である。この場合、テーブル44
aには回転位置と通信方式との対応関係を設定してお
き、アンテナ位置検出部41が回転検出機構32から出
力される信号に基づいてアンテナ21の回転位置を検出
した際に、CPU43aがその検出結果を受けてテーブ
ル44aを参照し、アンテナ21の回転位置に対応した
通信方式を判断して実行するといった構成になる。
【0049】(b)アンテナ変移による通信方式の変更
処理(2) 次に、アンテナ21の長さと回転位置に応じて通信方式
を変更する場合について説明する。
【0050】図9は無線通信装置20おけるアンテナ変
移による通信方式の変更処理(2)を示すフローチャー
トである。
【0051】今、無線通信装置20が複数の通信方式を
サポートしており、これらの通信方式の中に周波数帯が
共通とするものが含まれている場合において、図7に示
すように、テーブル44aにはアンテナ21の長さと周
波数帯、回転位置と通信方式との対応関係が設定されて
いるものとする。例えば、2.45GHzの周波数帯を
用いるA1方式、B1方式、C1方式の3つと、5GH
zの周波数帯を用いるA2方式、B2方式、C2方式の
3つがあった場合に、アンテナ21の長さがL2のとき
に2.45GHzの周波数帯、アンテナ21の長さがL
3のときに5GHzの周波数帯が設定されている。さら
に、2.45GHzの周波数帯を有する各通信方式を対
象として、アンテナ21の回転位置がR1のときにA1
方式、R2のときにB1方式、R3のときにC1方式に
設定され、5GHzの周波数帯を有する各通信方式を対
象として、アンテナ21の回転位置がR1のときにA2
方式、R2のときにB2方式、R3のときにC2方式に
設定されている。
【0052】図9に示すように、無線通信装置20に備
えられたアンテナ21が変移すると(ステップB11の
Yes)、アンテナ位置検出部41は伸縮検出機構31
及び回転検出機構32から出力される各信号に基づい
て、変移後のアンテナ位置としてアンテナ21の長さ及
び回転位置を検出する(ステップB12)。
【0053】ここで、通信制御部43内のCPU43a
は、アンテナ位置検出部41によって検出された変移後
のアンテナ21の長さと記憶部44のテーブル44aに
記憶されている情報とを照らし合わせて、通信方式の変
更を要するか否かを判断する(ステップB13)。通信
方式の変更を要する場合、つまり、例えばアンテナ21
の長さがL1(装置本体23に収納された状態)からL
2またはL3になった場合に通信方式の変更を要するも
のと判断する。
【0054】ここで、CPU43aはテーブル44aを
参照して、まず、アンテナ長に対応した周波数帯を決定
する(ステップB14)。つまり、アンテナ長がL2で
あれば2.45GHzの周波数帯、アンテナ長がL3で
あれば5GHzの周波数帯を用いるものと決定する。
【0055】この周波数帯の決定に伴い、CPU43a
は無線通信I/F42に対して回路切替えを指示して、
当該周波数帯の電波を送受信するためのフィルタ42a
(ローパスフィルタ)の切替えを行う(ステップB1
5)。続いて、CPU43aは当該周波数帯を有する各
通信方式の中の1つを上記変移後のアンテナ21の回転
位置に基づいて決定し(ステップB16)、記憶部44
から当該通信方式に対応したコード(プログラム)を読
み込んで実行する(ステップB17)。
【0056】また、必要であれば、無線通信装置20を
使用して無線通信を行う上位層つまり情報処理装置10
に通信方式が変わった旨をホストI/F45を介して通
知した後(ステップB18,B19)、変更後の通信方
式に従って他の端末装置との間で無線通信を開始する
(ステップB20)。
【0057】このように、アンテナ21を伸縮させるこ
とで周波数帯を決定し、さらに、アンテナ21を回転さ
せることで、その周波数帯を有する各通信方式の1つを
動的に変更して無線通信を行うことが可能になる。すな
わち、例えば本装置が2.45GHzの周波数帯を利用
するBluetoothとHOME RF、5GHzの
周波数帯を利用するBluetoothとHOME R
Fを搭載していた場合において、アンテナ21をL2の
長さにした後に軸周りに回転させることで、2.45G
HzのBluetoothとHOME RFを切り替え
て無線通信を行うことができる。また、アンテナ21を
L3の長さにした後に軸周りに回転させれば、5GHz
のBluetoothとHOME RFを切り替えて無
線通信を行うことができる。
【0058】(c)アンテナ変移による電力制御処理
(1) 次に、アンテナ21の変移により最適な通信電力状態を
設定する場合の処理について説明する。
【0059】図10は無線通信装置20におけるアンテ
ナ変移による電力制御処理(1)を示すフローチャート
である。なお、ここでは説明は簡単化するため、アンテ
ナ長に応じて通信方式と共に通信電力を制御する場合を
想定して説明する。
【0060】今、無線通信装置20が周波数帯の異なる
2つ以上の通信方式をサポートしている場合において、
記憶部44内のテーブル44aにはアンテナ21の長さ
と通信方式との対応関係と共に電力制御に関する情報が
設定されているものとする。例えば、2.45GHzの
周波数帯を用いるA1方式と、5GHzの周波数帯を用
いるA2方式の2つがあった場合に、アンテナ21の長
さがL2のときにA1方式とそのA1方式に対応した電
力制御情報、アンテナ21の長さがL3のときにA2方
式とそのA2方式に対応した電力制御情報が設定されて
いる。
【0061】図10に示すように、無線通信装置20に
備えられたアンテナ21が変移すると(ステップC11
のYes)、アンテナ位置検出部41は伸縮検出機構3
1から出力される信号に基づいて、変移後のアンテナ位
置としてアンテナ21の長さを検出する(ステップC1
2)。
【0062】ここで、通信制御部43内のCPU43a
は、アンテナ位置検出部41によって検出された変移後
のアンテナ21の長さと記憶部44のテーブル44aに
記憶されている情報とを照らし合わせて、電力制御の変
更を要するか否かを判断する(ステップC13)。電力
制御の変更を要する場合、つまり、例えばアンテナ21
の長さがL1(装置本体23に収納された状態)からL
2またはL3になった場合に電力制御の変更を要するも
のと判断する。
【0063】CPU43aは、まず、変移後のアンテナ
21の長さから通信方式を決定して、記憶部44から当
該通信方式に対応したコード(プログラム)を読み込ん
で実行する(ステップC14)。その際に、CPU43
aはテーブル44aに設定された当該通信方式に対応し
た電力制御情報に基づいて、無線通信I/F42に対し
て新しい通信方式に対応したアンプ42bの切り替えを
指示するなどの電力制御を行う(ステップC15)。な
お、必要であれば、上述したように無線通信I/F42
に対して回路切替えを指示して、当該周波数帯の電波を
送受信するためのフィルタ42a(ローパスフィルタ)
の切替えを行う。
【0064】また、無線通信装置20を使用して無線通
信を行う上位層つまり情報処理装置10に電力制御が変
わった旨をホストI/F45を介して通知した後(ステ
ップC16、C17)、その電力制御状態を維持する
(ステップC18)。
【0065】このように、アンテナ21を伸縮させるこ
とにより、そのときのアンテナ21の長さ(アンテナ特
性)に応じた通信方式へ動的に変更すると共に、そのと
きの通信方式に応じた最適な電力状態とすることが可能
となる。すなわち、例えば本装置が2.45GHzの周
波数帯を利用するBluetoothと5GHzの周波
数帯を利用するBluetoothを搭載していた場合
において、アンテナ21がL2の長さのときに2.45
GHzの周波数帯を利用するBluetooth、アン
テナ21がL3の長さのときに5GHzの周波数帯を利
用するBluetoothを使用して無線通信を行う
が、その際に2.45GHzと5GHzとで通信電力を
変更することで(2.45GHzの方が5GHzよりも
通信距離が短いため、電力は小なくて済む)、無駄な電
力消費を防ぐことができる。また、アンテナ21が収納
されている場合には、例えば無線通信I/F42及び通
信制御部43を省電力モードとして必要最低限の電力供
給状態とすることで、省電力効果をさらに高めることが
できる。
【0066】なお、上記(c)では、アンテナ長に応じ
て電力制御を変更する場合について説明したが、アンテ
ナ21が軸周りに回転したときの位置に応じて電力制御
を変更することも可能である。この場合、テーブル44
aには回転位置と通信方式との対応関係と共に各通信方
式に対応した電力制御情報を設定しておき、アンテナ位
置検出部41が回転検出機構32から出力される信号に
基づいてアンテナ21の回転位置を検出した際に、CP
U43aがその検出結果を受けてテーブル44aを参照
し、アンテナ21の回転位置に対応した通信方式と共に
電力制御を判断して実行するといった構成になる。
【0067】また、上記(b)で説明したように、アン
テナ21の長さとその回転位置から通信方式を決定する
場合であっても、そのときの通信方式に応じて同様の電
力制御を行うことができる。
【0068】(d)アンテナ変移による電力制御処理
(2) ところで、通信方式が確定する前に電力制御を行うと、
消費電力の無駄が発生するため、アンテナ21の変移が
テーブル44aに記憶されている情報と照らし合わせ電
力制御の変更を意味する場合に、どのような通信方式で
起動するのかが決定されるまで省電力状態で待つことが
好ましい。ここで、電力状態が移行前と同じである場合
や、通信方式が移行前と同じである場合には、既に決定
済みとして処理される。以下に、この電力制御処理につ
いて説明する。
【0069】図11は無線通信装置20におけるアンテ
ナ変移による電力制御処理(2)を示すフローチャート
である。なお、ここでは説明は簡単化するため、アンテ
ナ長に応じて通信方式と共に通信電力を制御する場合を
想定して説明する。
【0070】図11に示すように、無線通信装置20に
備えられたアンテナ21が変移すると(ステップD11
のYes)、アンテナ位置検出部41にて変移後のアン
テナ位置としてアンテナ21の長さが検出される(ステ
ップD12)。
【0071】ここで、上記アンテナ21の長さに基づい
て通信方式が決定されるまでの間、無線通信I/F42
は省電力モードとして必要最低限の電力が供給された状
態にある(ステップD13)。通信制御部43内のCP
U43aは、上記アンテナ21の長さに基づいてテーブ
ル44aを参照して通信方式を決定すると共に(ステッ
プD14,D15)、その通信方式に対応した電力制御
方法を決定する(ステップD17〜D19)。そして、
CPU43aは、記憶部44から当該通信方式に対応し
たコード(プログラム)を読み込んで実行する(ステッ
プD20)。また、CPU43aはテーブル44aに設
定された当該通信方式に対応した電力制御情報に基づい
て、無線通信I/F42に対して新しい通信方式に対応
したアンプ42bの切り替えを指示するなどの電力制御
を行う(ステップD21)。なお、必要であれば、上述
したように無線通信I/F42に対して回路切替えを指
示して、当該周波数帯の電波を送受信するためのフィル
タ42a(ローパスフィルタ)の切替えを行う。
【0072】また、無線通信装置20を使用して無線通
信を行う上位層つまり情報処理装置10に通信方式や電
力制御が変わった旨をホストI/F45を介して通知し
た後(ステップD22、D23)、変更後の通信方式に
従って他の端末装置との間で無線通信を開始する(ステ
ップD24)。
【0073】このように、ユーザのアンテナ操作により
通信方式が決定するまでの間、省電力状態とし、通信方
式が決定されたときに当該通信方式に対応した電力制御
を行うことで、無駄な電力消費を抑えることができる。
【0074】(e)設定変更処理 次に、ユーザがアンテナ21の変移に応じた通信方式や
電力制御に関する設定を変更する場合について説明す
る。
【0075】図12は無線通信装置20における設定変
更処理の動作を示すフローチャートである。
【0076】情報処理装置10に設けられた入力部11
の操作により、テーブル44aに現在設定されている情
報を表示部12に表示した状態で(ステップE11)、
パスワードの入力を行って設定変更を指示する(ステッ
プE12)。この設定変更の指示は上記入力されたパス
ワードと共にホストI/F45を介して通信制御部43
内のCPU43aに与えられる。
【0077】ここで、CPU43aは上記入力されたパ
スワードに基づいて認証処理を行う(ステップE1
3)。すなわち、記憶部44には予め登録されたパスワ
ードが記憶されており、この登録パスワードと入力パス
ワードとを比較して両者が一致するか否かを判断する。
その結果、両パスワードが一致すれば、パスワードによ
る認証が有効であるとして(ステップE14のYe
s)、CPU43aは設定変更指示に従ってテーブル4
4aの内容を書き替える(ステップE15)。一方、入
力されたパスワードが登録パスワードと一致しなかった
場合には、パスワードによる認証が無効であるとして
(ステップE14のNo)、CPU43aは設定変更を
禁止する(ステップE16)。
【0078】このようにして、テーブル44aの設定情
報を変更することにより、アンテナ21の変移(伸縮ま
たは回転)による通信方式や電力制御のロジックを任意
に変更することができ、以後、その変更後のテーブル4
4aの設定情報に基づいて通信方式や電力制御が切り替
えられることになる。
【0079】以上のように、無線通信装置20が複数の
通信方式をサポートしている場合に、アンテナ21を伸
縮させたり、回転させるといった簡単な操作で各通信方
式を切り替えることができる。したがって、従来のよう
に例えば画面上にて所望の通信方式をモード設定すると
いった面倒な操作を行わずとも、速やかに所望の通信方
式を設定して他の端末装置との間でその通信方式に従っ
た無線通信を行うことができる。
【0080】また、このような通信方式の切替えにアン
テナ21を利用することで、通信方式切り替え用のイン
タフェースを別に設置する必要がない分、無線通信装置
20を小型化でき、コスト的にも安価となる。
【0081】また、このようなアンテナ21の変移に応
じて電力制御を併せて行うことで、各通信方式毎に最適
な電力で無線通信を行うことができ、無駄な電力の消費
を抑えて省電力効果を期待できる。
【0082】なお、上記実施形態では、CPU43aに
てソフトウェア的に通信方式や電力制御の切替えを行う
ようにしたが、以下に説明するようにアンテナ位置検出
部41から出力される信号に従って通信方式や電力制御
の切替えを行うような構成も可能である。
【0083】すなわち、アンテナ位置検出部41にてア
ンテナ21の変移(アンテナ21の長さまたは回転位
置)が検出された際に、その変移がテーブル44aに設
定された情報と照らし合わせて通信方式や電力制御の変
更を意味する場合にその旨の信号を無線通信I/F42
及び通信制御部43に出力する。無線通信I/F42で
は、アンテナ位置検出部41からの信号を受けることに
より、当該信号にて指定された通信方式に対応したフィ
ルタ14aやアンプ42bの切替えを行う。また、通信
制御部43では、アンテナ位置検出部41からの信号を
受けることにより、当該信号にて指定された通信方式に
対応したコードを記憶部44からロードして実行する。
このように、アンテナ位置検出部41から出力される信
号に従って通信方式や電力制御の切替えを行う構成とす
れば、CPU43aの負担が軽減され、アンテナ21の
変移による通信方式や電力制御の切替えをより簡易に行
うことが可能となる。
【0084】また、上記実施形態では、無線通信装置2
0がカード形状を有し、情報処理装置10に着脱自在に
装着されるものとして説明したが、情報処理装置10に
内蔵されたものであっても良い。
【0085】また、情報処理装置10としては、PDA
やパーソナルコンピュータなど、無線通信装置20を用
いて他の装置との間で無線通信を行う電子機器であれ
ば、その全てに適用可能である。
【0086】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数の通信方式により無線通信を行う無線通信装置におい
て、アンテナを伸縮させたり、回転させるといった簡単
な操作で各通信方式を切り替えることができる。したが
って、所望の通信方式をモード設定するなどの面倒な操
作を必要とせずに速やかに所望の通信方式を設定して他
の端末装置との間でその通信方式に従った無線通信を行
うことができ、また、通信方式切り替え用のインタフェ
ースを別に設置する必要がないため、小型かつ安価な構
成にて実現できる。
【0087】また、このようなアンテナの変移に応じて
電力制御を併せて行うことで、各通信方式毎に最適な電
力で無線通信を行うことができ、無駄な電力の消費を抑
えて省電力効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカード型の無線通信
装置とこの無線通信装置が装着される情報処理装置の外
観構成を示す図。
【図2】上記無線通信装置に設けられたアンテナの動き
を説明するためのの図。
【図3】上記アンテナが変移したきとの位置を検出する
ためのアンテナ位置検出機構の構成を示す図。
【図4】上記アンテナ位置検出機構の一部の構成を取り
出して示す図。
【図5】上記アンテナ位置検出機構を構成するエンコー
ダ板の回転方向を光学的に検知する方法を説明するため
の図。
【図6】上記無線通信装置の機能構成を示すブロック
図。
【図7】上記無線通信装置に設けられた記憶装置内のテ
ーブルの内容を示す図。
【図8】上記無線通信装置におけるアンテナ変移による
通信方式の変更処理(1)を示すフローチャート。
【図9】上記無線通信装置おけるアンテナ変移による通
信方式の変更処理(2)を示すフローチャート。
【図10】上記無線通信装置おけるアンテナ変移による
電力制御処理(1)を示すフローチャートである。
【図11】上記無線通信装置おけるアンテナ変移による
電力制御処理(2)を示すフローチャート。
【図12】上記無線通信装置おける設定変更処理の動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…情報処理装置 11…入力部 12…表示部 13…スロット 13a…コネクタ 20…無線通信装置 21…アンテナ 22…コネクタ 23…装置本体 31…伸縮検出機構 32…回転検出機構 41…アンテナ位置検出部 42…無線通信I/F 42a…フィルタ 42b…アンプ 43…通信制御部 43a…CPU 44…記憶部 44a…テーブル 45…ホストI/F
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 1/16 H04B 1/16 A 1/38 1/38 Fターム(参考) 5J046 AA01 AB06 GA03 GA10 GA11 5J047 AA01 AB06 FD01 5K011 AA06 DA02 DA26 EA01 EA03 JA01 JA03 KA12 5K060 AA12 CC04 CC12 DD04 HH31 HH39 JJ21 LL01 LL16 5K061 AA02 BB12 CC02 CC45

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信方式により無線通信を行う無
    線通信装置において、 装置本体に変移可能に設けられるアンテナと、 このアンテナが変移した位置を検出するアンテナ位置検
    出手段と、 このアンテナ位置検出手段により検出される上記アンテ
    ナが変移した位置に応じて上記各通信方式を切り替える
    方式切替え手段と、 この方式切替え手段によって切り替えられた通信方式に
    従って無線通信処理を行う通信制御手段とを具備したこ
    とを特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 上記アンテナ位置検出手段は、上記アン
    テナが軸方向に伸縮したときの長さを検出し、 上記方式切替え手段は、上記アンテナ位置検知手段によ
    り検出される上記アンテナの長さに対応した周波数帯を
    有する通信方式に切り替えることを特徴とする請求項1
    記載の無線通信装置。
  3. 【請求項3】 上記アンテナ位置検出手段は、上記アン
    テナが軸周りに回転したときの位置を検出し、 上記方式切替え手段は、上記アンテナ位置検知手段によ
    り検出される上記アンテナの回転位置に基づいて上記各
    通信方式を切り替えることを特徴とする請求項1記載の
    無線通信装置。
  4. 【請求項4】 上記アンテナ位置検出手段は、上記アン
    テナが軸方向に伸縮したときの長さを検出すると共に、
    上記アンテナが軸周りに回転したときの位置を検出し、 上記方式切替え手段は、上記アンテナ位置検出手段によ
    り検出される上記アンテナの長さに対応した周波数帯を
    有する通信方式を対象として、上記アンテナの回転位置
    に基づいて通信方式を切り替えることを特徴とする請求
    項1記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 上記アンテナの位置と上記各通信方式と
    の対応関係が記憶されたテーブルを備え、 上記方式切替え手段は、上記テーブルを参照して上記ア
    ンテナの位置に対応した通信方式に切り替えることを特
    徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  6. 【請求項6】 上記アンテナの変移に伴い、上記方式切
    替え手段にて切り替えられる通信方式に対応した電力制
    御を行う電力制御手段を具備したことを特徴とする請求
    項1記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 上記アンテナの位置と上記各通信方式と
    の対応関係と共に上記各通信方式に応じた電力制御の情
    報が記憶されたテーブルを備え、 上記電力制御手段は、上記テーブルに記憶された電力制
    御情報に基づいて通信方式に対応した電力制御を行うこ
    とを特徴とする請求項6記載の無線通信装置。
  8. 【請求項8】 カード型の無線通信装置を用いて無線通
    信を行う情報処理装置において、 上記カード型の無線通信装置が装着されるスロットと、 このスロットに装着された上記無線通信装置との間でデ
    ータ通信するコネクタとを備え、 上記無線通信装置には、 装置本体の上記スロットから露出された部分に変移可能
    に設けられるアンテナと、 このアンテナが変移した位置を検出するアンテナ位置検
    出手段と、 このアンテナ位置検出手段により検出される上記アンテ
    ナが変移した位置に応じて上記各通信方式を切り替える
    方式切替え手段と、 この方式切替え手段によって切り替えられた通信方式に
    従って無線通信処理を行う通信制御手段とが設けられて
    いることを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 上記アンテナ位置検出手段は、上記アン
    テナが軸方向に伸縮したときの長さを検出し、 上記方式切替え手段は、上記アンテナ位置検知手段によ
    り検出される上記アンテナの長さに対応した周波数帯を
    有する通信方式に切り替えることを特徴とする請求項8
    記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上記アンテナ位置検出手段は、上記ア
    ンテナが軸周りに回転したときの位置を検出し、 上記方式切替え手段は、上記アンテナ位置検知手段によ
    り検出される上記アンテナの回転位置に基づいて上記各
    通信方式を切り替えることを特徴とする請求項8記載の
    情報処理装置。
  11. 【請求項11】 上記アンテナ位置検出手段は、上記ア
    ンテナが軸方向に伸縮したときの長さを検出すると共
    に、上記アンテナが軸周りに回転したときの位置を検出
    し、 上記方式切替え手段は、上記アンテナ位置検出手段によ
    り検出される上記アンテナの長さに対応した周波数帯を
    有する通信方式を対象として、上記アンテナの回転位置
    に基づいて通信方式を切り替えることを特徴とする請求
    項8記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 上記無線通信装置には、上記アンテナ
    の変移に伴い上記方式切替え手段にて切り替えられる通
    信方式に対応した電力制御を行う電力制御手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項8記載の情報処理装
    置。
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