JP2002204167A - 変調方法、変調装置、伝送装置及び記録媒体 - Google Patents

変調方法、変調装置、伝送装置及び記録媒体

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JP2002204167A JP2001274645A JP2001274645A JP2002204167A JP 2002204167 A JP2002204167 A JP 2002204167A JP 2001274645 A JP2001274645 A JP 2001274645A JP 2001274645 A JP2001274645 A JP 2001274645A JP 2002204167 A JP2002204167 A JP 2002204167A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の符号化テーブルを用いてpビットの入
力データ語をqビット(q>p)の符号語に変調する変
調方法や変調装置では、入力データ語の出現頻度を考慮
していないため、より性能の高いDSV制御が困難であ
る。 【解決手段】 符号化テーブル部123は、入力データ
語に対応して、符号語と、この符号語に直接結合しても
所定のランレングス制限規則を満たすような次の符号語
を得るために次の入力データ語を符号化するのに使用す
る符号化テーブルを示す状態情報とを格納している。符
号化テーブル123部は6つの符号化テーブルの出現頻
度の最も高い方から低い方へ順に予め設定した数の入力
データ語に対応して割り当てられた符号語及び状態情報
が、同じ符号化テーブルの他の入力データ語に対応して
割り当てられた、RDSがより小さな他の符号語及び状
態情報と入れ替えられている。6つの符号化テーブルを
使用して入力データ語が変調される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は変調方法、変調装
置、伝送装置及び記録媒体に係り、特にpビットの入力
データ語を複数の符号化テーブルを用いてqビット(た
だし、q>p)の符号語に変換し、高密度化に伴って符
号化レートを高めた上で、この符号語同士を直接結合し
た符号語列を生成する変調方法と変調装置、その符号語
列を伝送する伝送装置、その符号語列が記録された記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクに記録されるピット
長は、記録再生の光伝送特性や、ピット生成に関わる物
理的な制約から最小ランレングス(最小ピットまたはラ
ンド長)の制限、クロック再生のし易さから最大ランレ
ングス(最大ピットまたはランド長)の制限、更にはサ
ーボ帯域などの保護のために、被記録ディジタル信号の
低域成分の抑圧特性を持つよう記録するディジタル信号
を変調する必要がある。この制限を満たす従来の変調方
式のうち、最小ランレングスを3T(ただし、Tはチャ
ネルビットの周期:以下同じ)、最大ランレングスを1
1Tとしたものに、CD(コンパクト・ディスク)に用
いられているEFM(8-14変調)方式や、DVD
(デジタル・バーサタイル・ディスク)に用いられてい
るEFM+方式が知られている。
【0003】まず、CD(コンパクト・ディスク)に用
いられているEFM変調では、入力した8ビット(1バ
イト)のディジタルデータを、最小ランレングスが3
T、最大ランレングスが11Tになるランレングス制限
を満たすような14ビットのランレングスリミテッドコ
ード(RLLコード)に変換し、かつ、変換した符号語
の間にDSV(Digital Sum Value)制御用及びランレ
ングス制限規則保持用として3ビットの接続ビットを付
加したものをEFM変調信号として生成している。
【0004】この際、最小ランレングスが3Tでは、符
号語中の論理値「1」と「1」との間の「0」の数dが
最小で2個含まれており、一方、最大ランレングスが1
1Tでは、符号語中の論理値「1」と「1」との間の
「0」の数kが最大で10個含まれている。そして、変
調された信号の直流成分や低周波成分を減少させるため
にDSV制御用及びランレングス制限規則保持用として
設けた3ビットの接続ビットを14ビットの符号語の間
に接続し、EFM変調信号は最小ランレングスが3T、
最大ランレングスが11Tになるランレングス制限規則
RLL(d,k)=RLL(2,10)を満たすように
している。
【0005】次に、DVD(デジタル・バーサタイル・
ディスク)に用いられているEFM+方式では、入力し
た8ビットのディジタルデータを16ビットの符号語に
変換し、この符号語同士を接続ビットを用いることなく
直接結合して、最小ランレングスが3T、最大ランレン
グスが11Tのランレングス制限規則RLL(2,1
0)を満足するように8−16変調する方式である。
【0006】更に、より高密度記録を行うためにより高
いコード化レートを持ち、最小ランレングス3T、最大
ランレングス11Tのランレングス制限規則を満たす変
調方式が、本出願人より特開2000−286709公
報で提案されている。この本出願人の提案になる変調方
法は、入力ディジタル信号を符号語に符号化するため
に、入力ディジタル信号(入力データ語)に対して、例
えば7つの符号化テーブルを用いるもので、この7つの
符号化テーブルを、入力ディジタル信号に対応する符号
語と、次の入力ディジタル信号を符号化するための符号
化テーブルを選択するための状態情報を有すると共に、
所定の入力ディジタル信号に対する特定の符号化テーブ
ルにおける符号語と他の特定の符号化テーブルにおける
符号語をそれぞれNRZI変調した信号が逆極性
(「1」の数の偶奇性が異なる)となるようにしたもの
である。これにより、例えば、8ビットのデータをDS
V(Digital Sum Value)制御を行いながら15ビット
の符号語に変換できる。
【0007】上記の7つの符号化テーブルの要部は、例
えば図19に示される。同図に示すように、状態”0”
から状態”6”までの7つの状態に対応した7つの符号
化テーブルは、入力語に対応して、符号語(すなわち、
変換後の出力符号語)と、この符号語に直接結合しても
所定のランレングス制限規則(例えば、最小ランレング
ス3T、最大ランレングス11T)を満たすような次の
符号語を得るために次の入力データ語を変調するのに使
用する符号化テーブルを示す状態情報とを格納してい
る。また、所定の入力語に対しては、その所定の入力語
に対応して格納されているそれぞれの符号語をNRZI
変換した信号が逆極性となるように符号語が予め設定し
た所定の入力語に対応して格納されているそれぞれの符
号語中の「1」の数がDSV制御可能となるように一方
が偶数個あるならば他方は奇数個となるように偶奇性を
有して割り当てられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の16
ビット符号語のEFM+方式は、マージンビットを含め
ると17ビット符号語であるEFM方式に比べてコード
化レートが約6%向上するが、より高密度記録を行うた
めには更にコード化レートの向上が望まれる。
【0009】そこで、本出願人は、前述した特開200
0−286709公報にて、符号間のマージンビットを
用いないで符号語の配置などで被記録信号の低域成分を
抑圧しながら、上記のEFM+方式よりも高いコード化
レートを実現する変調方式を提案している。しかるに、
変調装置を構成する際に、符号化テーブルの数はハード
ウェアの規模に影響するため、この公報記載の従来の変
調装置では、7つの符号化テーブルを使用するため、ハ
ードウェアの規模が大きいという問題がある。
【0010】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
従来よりも少ない符号化テーブルを用いた小規模なハー
ドウェアにより、所定のランレングス制限規則を満たし
たpビットの入力データ語からqビット(ただし、q>
p)の符号語を得る変調を行う変調方法、変調装置、伝
送装置及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、符号間のマー
ジンビットを用いない8−15変調方式において、入力
データ語の出現頻度の情報を基に符号化テーブルを最適
化することにより、より性能の高いDSV制御を行い、
もって変調された信号の低域成分をより一層抑圧し得る
変調方法、変調装置、伝送装置及び記録媒体を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明の変調方法は、pビットの入力データ語を
複数の符号化テーブルを用いてqビット(ただし、q>
p)の符号語を得る変調を行う変調方法において、複数
の符号化テーブルは、それぞれの入力データ語に対応し
て、符号語と、この符号語に直接結合しても所定のラン
レングス制限規則を満たすような次の符号語を得るため
に次の入力データ語を変調するのに使用する符号化テー
ブルを示す状態情報とを格納している6つの符号化テー
ブルよりなり、これら6つの符号化テーブルのうちの特
定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブルは、予
め設定した所定の入力データ語に対応して格納されてい
るそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制御可能と
なるように、一方が偶数個あるならば他方は奇数個とな
るように偶奇性を有して割り当てられており、所定の入
力データ語を変調する際に、DSV制御を行いつつ所定
のランレングス制限規則を満たす符号語を出力すること
を特徴とする。
【0013】この発明では、従来必要であって符号化テ
ーブル数よりも少ない数の符号化テーブルを用いて、p
ビットの入力データ語を複数の符号化テーブルを用いて
qビットの符号語を得る変調ができる。
【0014】また、上記の目的を達成するため、第2発
明の変調方法は、pビットの入力データ語を複数の符号
化テーブルを用いてqビット(ただし、q>p)の符号
語を得る変調を行うに際し、複数の符号化テーブルは、
それぞれの入力データ語に対応して、符号語と、この符
号語に直接結合しても所定のランレングス制限規則を満
たすような次の符号語を得るために次の入力データ語を
変調するのに使用する符号化テーブルを示す状態情報と
を格納しており、複数の符号化テーブルのうちの特定の
符号化テーブルと他の特定の符号化テーブルは、予め設
定した所定の入力データ語に対応して格納されているそ
れぞれの符号語中の「1」の数がDSV制御可能となる
ように一方が偶数個あるならば他方は奇数個となるよう
に偶奇性を有して割り当てられており、所定の入力デー
タ語を変調する際に、DSV制御を行いつつ所定のラン
レングス制限規則を満たす符号語を出力する変調方法で
あって、予め入力データ語毎の出現頻度を求めておき、
複数の符号化テーブルのうち一又は二以上の符号化テー
ブルの出現頻度の最も高い方から低い方へ順に予め設定
した数の入力データ語に対応して割り当てられた符号語
及び状態情報を、符号語系列のDSVの値が小となるよ
う同じ符号化テーブルの他の入力データ語に対応して割
り当てられた他の符号語及び状態情報と入れ替え、符号
語及び状態情報を入れ替えた一又は二以上の符号化テー
ブルを含む複数の符号化テーブルを使用して入力データ
語を変調することを特徴とする。
【0015】この発明では、符号化テーブル中の入力デ
ータ毎に予め求めておいた出現頻度が最も高い方から低
い方へ順に予め設定した数の入力データ語に対応して割
り当てられた符号語及び状態情報を、RDSがその符号
語よりも小さな、同じ符号化テーブルの他の入力データ
語に対応して割り当てられた他の符号語及び状態情報と
入れ替え、符号語及び状態情報を入れ替えた一又は二以
上の符号化テーブルを含む複数の符号化テーブルからp
ビット(例えば8ビット)の入力データ語を変調したq
ビット(例えば15ビット)の符号語を、DSV制御を
行いながら出力することにより、最も出現頻度の高い入
力データ語に関しては従来よりも短いピット・ランドの
繰り返しで表される符号語に変調することができる。
【0016】また、上記の目的を達成するため、第3発
明の変調装置は、pビットの入力データ語を複数の符号
化テーブルを用いてqビット(ただし、q>p)の符号
語を得る変調を行うに際し、複数の符号化テーブルは、
それぞれの入力データ語に対応して、符号語と、この符
号語に直接結合しても所定のランレングス制限規則を満
たすような次の符号語を得るために次の入力データ語を
変調するのに使用する符号化テーブルを示す状態情報と
を格納している6つの符号化テーブルよりなり、これら
6つの符号化テーブルのうちの特定の符号化テーブルと
他の特定の符号化テーブルは、予め設定した所定の入力
データ語に対応して格納されているそれぞれの符号語中
の「1」の数がDSV制御可能となるように一方が偶数
個あるならば他方は奇数個となるように偶奇性を有して
割り当てられており、DSV制御を行いつつ所定のラン
レングス制限規則を満たす変調された符号語を出力する
変調装置であって、入力データ語と先行出力符号語によ
って決定された状態情報とに基づいて、今回の出力符号
語が一意に決まるか選択肢があるかを検出する検出部
と、6つの符号化テーブルを有すると共に、検出部から
の検出結果が選択肢有りのときは、符号語及び状態情報
を入れ替えた一又は二以上の符号化テーブルを含む6つ
の符号化テーブルの複数種類のアドレスを算出して、そ
れぞれの算出したアドレスの符号化テーブルから入力デ
ータ語に対応する複数の符号語を出力し、検出部からの
検出結果が選択肢無しのときは、符号語及び状態情報を
入れ替えた一又は二以上の符号化テーブルを含む6つの
符号化テーブルの一つのアドレスを算出して、その算出
したアドレスの符号化テーブルから入力データ語に対応
する符号語を出力するアドレス演算部と、アドレス演算
部から出力される複数のパスに蓄積された蓄積符号語の
うち、最もDSV値が小さくなるパスを選択するように
制御し、出力する制御/出力手段とを有する構成とした
ものである。
【0017】この発明では、従来必要であって符号化テ
ーブル数よりも少ない数の符号化テーブルを用いて、p
ビットの入力データ語を複数の符号化テーブルを用いて
qビットの符号語を得る変調ができる。
【0018】また、上記の目的を達成するため、第4発
明の変調装置は、入力データ語と先行出力符号語によっ
て決定された状態情報とに基づいて、今回の出力符号語
が一意に決まるか選択肢があるかを検出する検出部と、
複数の符号化テーブルを有すると共に、その複数の符号
化テーブルのうち一又は二以上の符号化テーブルは、出
現頻度の最も高い方から低い方へ順に予め設定した数の
入力データ語に対応して割り当てられた符号語及び状態
情報が、DSVの値がより小となるよう同じ符号化テー
ブルの他の入力データ語に対応して割り当てられた他の
符号語及び状態情報と入れ替えられており、検出部から
の検出結果が選択肢有りのときは、符号語及び状態情報
を入れ替えた一又は二以上の符号化テーブルを含む複数
の符号化テーブルの複数種類のアドレスを算出して、そ
れぞれの算出したアドレスの符号化テーブルから入力デ
ータ語に対応する複数の符号語を出力し、検出部からの
検出結果が選択肢無しのときは、符号語及び状態情報を
入れ替えた一又は二以上の符号化テーブルを含む複数の
符号化テーブルの一つのアドレスを算出して、その算出
したアドレスの符号化テーブルから入力データ語に対応
する符号語を出力するアドレス演算部と、アドレス演算
部から出力される複数のパスに蓄積された蓄積符号語の
うち、最もDSV値が小さくなるパスを選択するように
制御し、出力する制御/出力手段とを有する構成とした
ものである。
【0019】この発明では、第2発明の変調方法と同様
に、符号化テーブル中の入力データ毎に予め求めておい
た出現頻度が最も高い方から低い方へ順に予め設定した
数の入力データ語に対応して割り当てられた符号語及び
状態情報を、RDSがその符号語よりも小さな、同じ符
号化テーブルの他の入力データ語に対応して割り当てら
れた他の符号語及び状態情報と入れ替え、符号語及び状
態情報を入れ替えた一又は二以上の符号化テーブルを含
む複数の符号化テーブルからpビット(例えば8ビッ
ト)の入力データ語を変調したqビット(例えば15ビ
ット)の符号語を、DSV制御を行いながら出力するこ
とにより、最も出現頻度の高い入力データ語に関しては
従来よりも短いピット・ランドの繰り返しで表される符
号語に変調することができる。
【0020】ここで、符号語及び状態情報を入れ替えた
前記一又は二以上の符号化テーブルは、特定の符号化テ
ーブルと他の特定の符号化テーブルの一方であるときに
は、他方の符号化テーブルに対しても同じ入力データ語
に対応する符号語及び状態情報の入れ替えが行われてい
ることを特徴とする。
【0021】また、上記の目的を達成するため、第5発
明の伝送装置は、入力データ語と先行出力符号語によっ
て決定された状態情報とに基づいて、今回の出力符号語
が一意に決まるか選択肢があるかを検出する検出部と、
6つの符号化テーブルを有すると共に、検出部からの検
出結果が選択肢有りのときは、符号語及び状態情報を入
れ替えた一又は二以上の符号化テーブルを含む6つの符
号化テーブルの複数種類のアドレスを算出して、それぞ
れの算出したアドレスの符号化テーブルから入力データ
語に対応する複数の符号語を出力し、検出部からの検出
結果が選択肢無しのときは、符号語及び状態情報を入れ
替えた一又は二以上の符号化テーブルを含む6つの符号
化テーブルの一つのアドレスを算出して、その算出した
アドレスの符号化テーブルから入力データ語に対応する
符号語を出力するアドレス演算部と、アドレス演算部か
ら出力される複数のパスに蓄積された蓄積符号語のう
ち、最もDSV値が小さくなるパスを選択するように制
御し、出力する制御/出力手段とを有する。
【0022】この発明では、従来必要であって符号化テ
ーブル数よりも少ない数の符号化テーブルを用いて、p
ビットの入力データ語を複数の符号化テーブルを用いて
qビットの符号語を得る変調をしてその符号語を伝送で
きる。
【0023】また、第6発明の伝送装置は、符号化テー
ブル中の入力データ毎に予め求めておいた出現頻度が最
も高い方から低い方へ順に予め設定した数の入力データ
語に対応して割り当てられた符号語及び状態情報を、R
DSがその符号語よりも小さな、同じ符号化テーブルの
他の入力データ語に対応して割り当てられた他の符号語
及び状態情報と入れ替え、符号語及び状態情報を入れ替
えた一又は二以上の符号化テーブルを含む複数の符号化
テーブルからpビット(例えば8ビット)の入力データ
語を変調したqビット(例えば15ビット)の符号語
を、DSV制御を行いながら出力することにより、最も
出現頻度の高い入力データ語に関しては従来よりも短い
ピット・ランドの繰り返しで表される符号語に変調し
て、その符号語を有線又は無線で伝送することができ
る。
【0024】また、上記の目的を達成するため、第7発
明の記録媒体は、それぞれ入力データ語に対応して、符
号語と、この符号語に直接結合しても所定のランレング
ス制限規則を満たすような次の符号語を得るために次の
入力データ語を変調するのに使用する符号化テーブルを
示す状態情報とを格納している6つの符号化テーブルの
うち、特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブ
ルは、予め設定した所定の入力データ語に対応して格納
されているそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制
御可能となるように一方が偶数個あるならば他方は奇数
個となるように偶奇性を有して割り当てられており、こ
れら6つの符号化テーブルを用いて、DSV制御を行い
ながら、pビットの入力データ語を変調して得たqビッ
ト(ただし、q>p)の符号語がNRZI変換されて記
録されていることを特徴とする。
【0025】更に、上記の目的を達成するため、第8発
明の記録媒体は、それぞれ入力データ語に対応して、符
号語と、この符号語に直接結合しても所定のランレング
ス制限規則を満たすような次の符号語を得るために次の
入力データ語を変調するのに使用する符号化テーブルを
示す状態情報とを格納している複数の符号化テーブルの
うち、特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブ
ルは、予め設定した所定の入力データ語に対応して格納
されているそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制
御可能となるように一方が偶数個あるならば他方は奇数
個となるように偶奇性を有して割り当てられており、こ
れら複数の符号化テーブルを用いて、DSV制御を行い
ながら、pビットの入力データ語を変調して得たqビッ
ト(ただし、q>p)の符号語がNRZI変換されて記
録されている記録媒体であって、複数の符号化テーブル
のうち一又は二以上の符号化テーブルの出現頻度の最も
高い方から低い方へ順に予め設定した数の入力データ語
に対応して割り当てられた符号語及び状態情報を、DS
Vの値がより小となるよう同じ符号化テーブルの他の入
力データ語に対応して割り当てられた他の符号語及び状
態情報と入れ替え、符号語及び状態情報を入れ替えた一
又は二以上の符号化テーブルを含む複数の符号化テーブ
ルを使用して、pビットの入力データ語を変調して得た
qビットの符号語がNRZI変換されて記録されている
ことを特徴とする。
【0026】この発明では、出現頻度の最も高い方から
低い方へ順に予め設定した数の入力データ語に関して
は、従来よりも短いピット・ランドの繰り返しで表され
る符号語として記録されている記録媒体を提供できる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の各実施の形態につ
いて図面と共に説明する。図1は本発明になる変調方法
及び変調装置の第1の実施の形態が適用されたディスク
記録装置のブロック図を示す。図1において、ディスク
記録装置10は、フォーマット部11、8−15変調部
12、NRZI変換回路13及び記録媒体駆動回路14
から構成されており、入力された映像や音声などの情報
に関するディジタル信号を記録媒体20に記録する装置
である。
【0028】まず、映像や音声などの情報に関するディ
ジタル信号は、一緒に記録される制御信号等と共にフォ
ーマット部11に入力され、ここで誤り訂正符号や同期
信号などが付加された後、記録媒体20の記録フォーマ
ットに合わせた制御フォーマットに変換され、ソースコ
ードとして8−15変調部12に出力される。
【0029】8−15変調部12は、後述するように、
入力されるソースコード(入力データ語)を符号化する
ために複数の符号化テーブルから構成される符号化テー
ブル部123を有し、ソースコード(入力データ語)の
8ビット毎に符号化テーブル部123を構成する複数の
符号化テーブルに対応させて、この8ビットのソースコ
ードを15ビットに変換して順次出力する。
【0030】8−15変調部12から出力された信号
(符号語)は、NRZI変換回路13に入力され、ここ
でNRZI変換された後、記録媒体駆動回路14に供給
され、これにより光ディスク等の記録媒体20に記録さ
れる。この際、上記により得られた記録信号は、記録媒
体20への高密度化に伴って符号化レートを高めた信号
である。
【0031】図2は図1中の8−15変調部12の一実
施の形態のブロック図を示す。図2において、8−15
変調部12は、符号語選択肢有無検出部121、符号化
テーブル部123を備えた符号化テーブルアドレス演算
部/同期語生成部122と、第1及び第2のパスメモリ
125及び127と、第1及び第2のDSV演算メモリ
124及び126と、絶対値比較部128と、メモリ制
御/符号出力部129とから構成されている。なお、図
2では符号を一時記憶するためのパスメモリが2つの場
合を示しているが、本発明はより多くのパスメモリを有
する場合にも適用することができる。
【0032】ここで、図2の動作の説明に先立ち、符号
化テーブルアドレス演算部/同期語生成部122が演算
するときに用いる符号化テーブル部123について、ま
ず説明する。この符号化テーブル部123は、6つの符
号化テーブルで構成されており、入力データ語に対応し
て、符号語(すなわち、変換後の出力符号語)と、この
符号語に直接結合しても所定のランレングス制限規則
(例えば、最小ランレングス3T、最大ランレングス1
1T)を満たすような次の符号語を得るために次の入力
データ語を変調するのに使用する符号化テーブルを示す
状態情報とを格納している。
【0033】また、6つの符号化テーブルから構成され
る符号化テーブル部123のうちの特定の符号化テーブ
ルと他の特定の符号化テーブルは、予め設定した所定の
入力データ語に対応して格納されているそれぞれの符号
語中の「1」の数がDSV制御可能となるように、一方
が偶数個あるならば他方は奇数個となるように偶奇性を
有して割り当てられている。
【0034】図3乃至図9は上記の符号化テーブル部1
23を構成する、状態”0”〜”5”の6つの符号化テ
ーブルの一例を示す。これら6つの符号化テーブルは、
8ビットの入力語を15ビットの符号語に変換するため
の状態”0”〜”5”の6つの状態にそれぞれ対応して
設けられており、入力語と変換後の出力符号語と符号語
の間を直接結合しても、所定のランレングス制限規則を
満たすような次の符号語を得るために次の入力データ語
を変調するのに使用する符号化テーブルを示す状態情報
とが対応付けて格納されたテーブルである。
【0035】ここで、図3乃至図9の符号化テーブルに
おいて、入力語は10進数で示され、変換後の出力符号
語は2進数(15ビット)で示され、また、符号語の間
を直接結合しても、所定のランレングス制限規則を満た
すような次の符号語を得るために次の入力データ語を変
調するのに使用する符号化テーブルを示す状態情報(符
号化テーブル番号)は、各出力符号語の右側に付された
数字で示される。
【0036】例えば、図3に示す状態”0”の符号化テ
ーブルを参照すると、入力語「0」では状態情報は”
4”であり、入力語「1」では状態情報が”5”であ
り、入力語が「2」では状態情報が”0”であることが
分かる。従って、状態”0”の符号化テーブルを使用し
て入力語「0」の変調(符号化)を行ったときには、次
の入力語に対しては状態”4”の符号化テーブルを用い
て変調を行うことになる。
【0037】上記した6つの各符号化テーブルは、入力
データ語SCtが入力される毎に、最小ランレングスが
3T、最大ランレングスが11Tとなるランレングス制
限規則RLL(2,10)を満たすように15ビット
(コードワード)の符号語に変換されるように設定して
いる。この際、従来の技術で説明したように、最小ラン
レングスが3Tでは、15ビットとの符号語中の論理値
「1」と「1」との間に「0」の数が最小で2個含ま
れ、最大ランレングスが11Tでは、15ビットの符号
語中の論理値「1」と「1」との間に「0」の数が最大
で10個含まれて、ランレングス制限規則RLL(d,
k)=RLL(2,10)を満たしており、かつ、符号
語同士を直接結合した符号語列でもランレングス制限規
則RLL(2,10)を満たすように設定されている。
【0038】また、上記した6つの符号化テーブルは、
図10に示すように、前に出力した15ビットの符号語
中のLSB側(下位ビット側)のゼロラン長によって、
次に遷移する符号化テーブルのとり得る状態がケース0
〜ケース4の5通りのケースに分別できるようになって
いる。
【0039】また、上記した6つの符号化テーブルのう
ちの特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブル
は、予め設定した所定の有力データ語SCtに対応して
格納されているそれぞれの符号語が、DSV制御をする
ために15ビット中の「1」の数が一方の符号化テーブ
ルの符号語中に偶数個(又は奇数個)あるならば他方の
符号化テーブルの符号語中には奇数個(又は偶数個)あ
るという偶奇性を備えており、それぞれの符号語をNR
ZI変換した各信号をDSV制御したときに両者のDS
V値の極性が+−逆極性となるように符号語が割り当て
られている。
【0040】そして、後述するように、予め設定した所
定の入力データ語SCtに対応した特定の符号化テーブ
ルの符号語と、前記と同一の所定の入力データ語SCt
に対応した他方の特定の符号化テーブルの符号語との間
でDSV値の絶対値が小さくなる方(DSV値が0に近
づく方向と等価)を取り得るように符号語を入れ替える
態様として、後述する第1乃至第3態様が設定されてい
る。これにより、後述するように第1乃至第3態様に対
して適合する場合には、所定の入力データ語SCtに対
して「選択肢有り」と判断され、これ以外の場合には入
力データ語SCtに対して「選択肢無し」と判断される
ようになっている。
【0041】すなわち、第1態様では、特定の符号化テ
ーブルを状態“0”の符号化テーブルとし、他の特定の
符号化テーブルを状態“3”の符号化テーブルとした時
に、入力データ語「0」〜「38」に対応する状態
“0”及び状態“3”の各符号化テーブルの各出力符号
語をNRZI変換した各信号は、DSV値の極性が逆
(符号語に含まれる「1」の数の偶奇性が異なる)とな
るようになされているものの、後述する図12の8−1
5変調時のDSV制御フローチャートに示すように、復
号時のことを考慮して、状態情報“0”を検出した時に
入力データ語「0」〜「38」に対応した状態“0”の
符号化テーブルの各出力符号語は、入力データ語「0」
〜「38」に対応した状態“3”の符号化テーブルの各
出力符号語と入れ替え可能に設定され、かつ、符号語の
入れ替えを行ってもランレングス制限規則が維持でき、
更に、復号可能になっている。
【0042】これを、図11(a)、(b)を用いてよ
り具体的に説明すると、図11(a)に示したように、
例えば、入力データ語「16」に対して状態“2”の符
号化テーブルを用いて符号語{00000000100
1001}に変換した時に、次の符号化テーブルは図3
から分かるように、状態情報により状態“0”の符号化
テーブルが指定される。これにより、状態情報“0”を
検出して、次に入力される例えば入力データ語「6」を
状態“0”の符号化テーブルを用いて符号語{0000
00000100100}に変換すると、この変換後の
符号語{000000000100100}中の「1」
の数は2個であり偶数個ある。
【0043】一方、図11(b)に示したように、入力
データ語「16」に対して状態“2”の符号化テーブル
を用いて符号語{000000001001001}に
変換した時に、次の符号化テーブルは図3から分かるよ
うに、状態情報により状態“0”の符号化テーブルが指
定されているものの、前述したように状態“3”の符号
化テーブルと入れ替え可能に設定されているために、次
に入力される入力データ語「6」を図3に示した状態
“3”の符号化テーブルを用いて符号語{001001
000100000}に変換すると、この符号語{00
1001000100000}中の「1」の数は3個で
あり奇数個ある。従って、入力データ語「6」に対して
状態“0”の符号化テーブルと状態“3”の符号化テー
ブルとは「1」の数に対して偶奇性を備えている。
【0044】この後、図11(a)、(b)の符号語列
に対してNRZI変換を行う。ここで、NRZI変換
は、周知のごとく、ビット「1」において極性を反転
し、ビット「0」において極性を反転せずに変調を行う
ものであるから、図11(a)、(b)に示した如く各
信号が得られる。
【0045】更にこの後、図11(a)、(b)の符号
語列に対してNRZI変換を行った各信号に対して良好
なDSV制御を行うためにDSV値を比較して、DSV
値の絶対値の小さい方を選択している。このDSV値
は、周知のごとく、ビット「1」の値を+1、ビット
「0」の値を−1として、NRZI変換を行った各信号
の開始時点からの累積値を求めたものであり、図11
(a)の場合にはDSV値が+2となり、図11(b)
の場合にはDSV値が−10となり、両者の間でDSV
値の極性が逆極性となっている。そして、符号化テーブ
ルを入れ替えてもランレングス制限規則を維持できるよ
うになっており、更に、復号可能になっている。なお、
図11(a)、(b)の例では、図11(a)の場合の
方がDSV値の絶対値が小さいのでこちらを選択すれば
良く、通常は過去からの状態に応じてDSV値は変化す
るものである。
【0046】次に、第2態様では、特定の符号化テーブ
ルを状態“2”の符号化テーブルとし、他の特定の符号
化テーブルを状態“4”の符号化テーブルとした時に、
状態“2”と状態“4”の各符号化テーブルの入力デー
タ語「0」〜「11」及び「26」〜「47」について
も、上記と同様に「1」の数に対して偶奇性を備えてお
り、ここでも図12の8−15変調時のDSV制御フロ
ーチャートで示すように、復号時のことを考慮して、状
態情報“2”を検出したときに入力データ語「0」〜
「11」及び「26」〜「47」に対応する状態“2”
の符号化テーブルの各出力符号語は、入力データ語
「0」〜「11」及び「26」〜「47」に対応する状
態“4”の符号化テーブルの各出力符号語と入れ替え可
能に設定され、かつ、符号語の入れ替えを行ってもラン
レングス制限規則が維持でき、更に、復号可能になって
いる。
【0047】次に、第3態様では、状態“3”の符号化
テーブルであって、前の出力符号語のLSB側のゼロラ
ン長が2〜6であり、かつ、入力データ語SCtが「1
56」以下である時には、次の出力符号語が状態“0”
の符号化テーブルにおける出力符号語と入れ替えてもラ
ンレングス制限規則を崩さない範囲にあるときにも適用
可能になっている。
【0048】以上説明した符号化テーブル部123は、
上記したように符号化時の各約束に従って、ビット数p
=8ビットの入力データ語SCtをビット数q=15ビ
ットの符号語に変換する時に、最小ランランレングスが
3T、最大ランレングスが11となるランレングス制限
規則RLL(d,k)=RLL(2,10)を満たすよ
うに8−15変調を行っている。
【0049】次に、図2の動作について説明する。ま
ず、符号化テーブルアドレス演算部/同期信号生成部1
22で生成される同期信号に対して初期テーブルアドレ
ス(符号化テーブル部123の状態情報の初期値)を選
択しておく。次に、8ビットの入力データ語SCtが入
力されると、符号語選択肢有無検出部121は今回の入
力データ語SCtと、符号化テーブルアドレス演算部/
同期語生成部122から供給される先行出力符号語(こ
こでは選択された初期値)によって決定された状態情報
とに基づいて、今回の入力データ語SCtに対応する出
力符号語が、先に説明した第1〜第3態様のいずれかで
あってDSV制御のための選択肢があるものか、又は、
第1〜第3態様以外であって選択肢がなく符号語が一意
に決まるものかを検出し、検出結果を符号化テーブルア
ドレス演算部/同期語生成部122と絶対値比較部12
8に出力する。そして、符号化テーブルアドレス演算部
/同期語生成部122は、符号語選択肢有無検出部12
1から「選択肢有り」または「選択肢無し」の検出結果
に応じて符号化テーブル部123のアドレスを算出して
いる。
【0050】すなわち、符号語選択肢有無検出部121
は、先に説明した第1態様の場合であり、符号化テーブ
ルアドレス演算部/同期語生成部122から供給される
状態情報が状態”0”であって、入力データ語SCtが
「0」〜「38」の場合は、「選択肢有り」の検出結果
を出力する。このとき、符号化テーブルアドレス演算部
/同期語生成部122は、符号化テーブル部123中の
状態”0”の符号化テーブルの入力データ語SCtに対
応する出力符号語OC1tを読み出すと共に、状態”
3”の符号化テーブルの入力データ語SCtに対応する
出力符号語OC2tを読み出す。
【0051】また、符号語選択肢有無検出部121は、
先に説明した第2態様の場合であり、符号化テーブルア
ドレス演算部122から供給される状態情報が状態”
2”であって、入力データ語SCtが「0」〜「11」
又は「26」〜「47」の場合も、「選択肢有り」の検
出結果を出力する。このとき、符号化テーブルアドレス
演算部/同期語生成部122は、符号化テーブル部12
3中の状態”2”の符号化テーブルの入力データ語SC
tに対応する出力符号語OC1tを読み出すと共に、状
態”4”の符号化テーブルの入力データ語SCtに対応
する出力符号語OC2tを読み出す。
【0052】更に、符号語選択肢有無検出部121は、
先に説明した第3態様の場合であり、符号化テーブルア
ドレス演算部/同期語生成部122から供給される状態
情報が状態”3”であって、前の出力符号語のLSB側
のゼロラン長が2〜6であり、次の出力符号語が状態”
0”の符号化テーブルにおける出力符号語と入れ替えて
も符号化規則を崩さない範囲にあるときにも、「選択肢
有り」の検出結果を出力する。このとき、符号化テーブ
ルアドレス演算部/同期語生成部122は、符号化テー
ブル部123中の状態”3”の符号化テーブルの入力デ
ータ語SCtに対応する出力符号語OC1tを読み出す
と共に、状態”0”の符号化テーブルの入力データ語S
Ctに対応する出力符号語OC2tを読み出す。
【0053】このように、符号語選択肢有無検出部12
1の検出結果が「選択肢有り」の場合には、符号化テー
ブルアドレス演算部/同期語生成部122により算出さ
れるアドレスは2つとなるので、この場合には、符号化
テーブル部123は時分割処理などにより2種類の符号
語を出力する。そして、符号化テーブル部123から出
力される2種類の符号語は、一方がパス「1」の出力符
号語OC1tとしてパスメモリ125に入力され、他方
がパス「2」の出力符号語OC2tとしてパスメモリ1
27に入力される。
【0054】符号語選択肢有無検出部121は、先に説
明した第1乃至第3態様以外の条件では「選択肢無し」
(一意に決まる)の検出結果を符号化テーブルアドレス
演算部/同期語生成部122に供給する。符号化テーブ
ルアドレス演算部/同期語生成部122は、符号語選択
肢有無検出部121からの検出結果に基づいて、符号化
テーブル部123のアドレスを算出する。
【0055】すなわち、符号語選択肢有無検出部121
の検出結果が「選択肢無し(一意に決まる)」の場合に
は、符号化テーブルアドレス演算部/同期語生成部12
2により算出されるアドレスは1つであるので、このア
ドレスに対応する出力符号語が符号化テーブル部123
から読み出されて、パスメモリ125、127に同じ出
力符号語が入力される。
【0056】ここで、パスメモリ125には、過去にパ
スメモリより出力符号語を出力した時点以降にパスメモ
リ125へ入力された符号語列LOC1t−1が蓄積さ
れており、パスメモリ127には、過去にパスメモリよ
り出力符号語を出力した時点以降にパスメモリ127へ
入力された符号語列LOC2t−1が蓄積されている。
【0057】また、DSV演算メモリ124には、過去
に出力されたすべての出力符号語とパスメモリ125に
蓄積された符号語列から得られるDSV値(DSV1t
-1)が記憶されており、DSV演算メモリ126に
は、過去に出力されたすべての出力符号語とパスメモリ
127に蓄積された符号語列から得られるDSV値(D
SV2t-1)が記憶されている。
【0058】一方、絶対値比較部128は、DSV演算
メモリ124からの今までのDSVの総和の絶対値|D
SV1t-1|と、DSV演算メモリ126からの今ま
でのDSVの総和の絶対値|DSV2t-1|と大小比
較しており、その比較結果をメモリ制御/符号出力部1
29へ出力する。
【0059】メモリ制御/符号出力部129は、絶対値
比較部128から入力される比較結果が、|DSV1t
-1|<|DSV2t-1|であるときには、パスメモリ
125に記憶されている過去の出力符号語列LOC1t
−1を選択された出力符号語として出力すると共に、パ
スメモリ127にも出力して書き換え、DSV演算メモ
リ126の記憶内容をDSVの絶対値が小さい方のDS
V演算メモリ124に記憶されているDSV1t-1に
書き換える。
【0060】これに対し、メモリ制御/符号出力部12
9は、絶対値比較部128から入力される比較結果が|
DSV1t-1|≧|DSV2t-1|であるときには、
パスメモリ127に記憶されている過去の出力符号語列
LOC2t−1を選択された出力符号語として出力する
と共に、パスメモリ125にも出力して書き換え、DS
V演算メモリ124の記憶内容をDSVの絶対値が小さ
い方のDSV演算メモリ126に記憶されているDSV
2t-1に書き換える。
【0061】その後、パス「1」の出力符号語OC1t
をパスメモリ125に記憶すると共に、出力符号語OC
1tを含めたDSVをDSV演算メモリ124で演算し
て記憶する。また、パス「2」の出力符号語OC2tを
パスメモリ127に記憶すると共に、出力符号語OC2
tを含めたDSVをDSV演算メモリ126で演算して
記憶する。なお、符号語選択肢有無検出部121の検出
結果が「選択肢無し」の場合には、パス「1」およびパ
ス「2」の出力符号語は同じとなる。
【0062】以上の動作を入力データ語が無くなるまで
繰り返し、最後にパスメモリ125又は127に蓄積さ
れているすべての出力符号語をメモリ制御/符号出力部
129を通して出力することにより、NRZI変換後に
3Tから11Tのランレングス制限規則を満足するDS
V制御された出力符号語を出力することができる。
【0063】次に、図12に示すDSV制御のフローチ
ャートを参照しながら、8−15変調部12の動作につ
いて更に詳しく具体的に説明する。まず、同期信号など
の入力データ語SCtに対して初期テーブル(符号化テ
ーブル部123の選択肢の初期値)を選択する(ステッ
プS1)。
【0064】次いで、8ビットの入力データ語SCtが
入力されると(ステップS2)、符号語選択肢有無検出
部121は今回の入力データ語SCtと符号化テーブル
アドレス演算部/同期語生成部122から供給される先
行出力符号語(最初の場合は選択された初期値)によっ
て決定された状態とに基づいて、今回の出力符号語が一
意に決まるか、または選択肢があるかを検出し(ステッ
プS3、ステップS12、ステップS14)、検出結果
を符号化テーブルアドレス演算部122と絶対値比較部
128に出力する。
【0065】図3乃至図9に示す符号化テーブルにおい
て状態“0”と状態“3”に着目して、前述した第1態
様により、状態“3”の出力符号語のうち、入力データ
語「0」〜「38」に対応する出力符号語は、状態
“0”の出力符号語と交換しても符号化規則を維持する
ことができ、また、復号可能である。また、状態“2”
と状態“4”に着目すると、前述した第2態様により、
状態“4”の出力符号語のうち、入力データ語「0」〜
「11」及び「26」〜「47」に対応する出力符号語
は、状態“2”の出力符号語と交換しても符号化規則を
維持することができ、また、復号可能である。
【0066】更に、前述した第3態様により、状態”
3”の符号化テーブルであって、前の出力符号語のLS
B側のゼロラン長が2〜6であり、次の出力符号語が状
態”0”の符号化テーブルにおける出力符号語と入れ替
えても符号化規則を崩さない範囲にある状態として、ゼ
ロラン(前の出力符号語のLSB側のゼロラン長)が2
以上で、入力データ語が「156」以下の時に、状態
“0”の出力符号語と交換しても符号化規則を維持する
ことができ、また、復号可能である。
【0067】ここで、第1態様〜第3態様において交換
可能な符号語は、予め設定した所定の入力データ語に対
応して格納されているそれぞれの符号語中の「1」の数
がDSV制御可能となるように、一方が偶数個あるなら
ば他方は奇数個となるように偶奇性を有して割り当てら
れており、第1態様〜第3態様の状況が発生した場合に
は、複数の出力符号語が採りうることになり、パス
「1」、パス「2」としてDSVの値を利用して最適な
出力符号語を選択することによりDSV制御を行うこと
が可能となる。
【0068】そこで、符号選択肢有無検出部121にお
いて、まず、第1態様による選択肢があるか否かを検出
する。すなわち、符号語選択肢有無検出部121は、符
号化テーブルアドレス演算部/同期語生成部122から
供給される状態が状態“0”であって、入力データ語S
Ctが「38」以下であるか判定し(ステップS3)、
条件を満足するときは「選択肢有り」の検出結果を出力
する。これにより、符号化テーブルアドレス演算部/同
期語生成部122は、符号化テーブル部123から状態
“0”の符号化テーブルの入力データ語SCtに対応す
る出力符号語OC1tを読み出すと共に、状態“3”の
符号化テーブルの入力データ語SCtに対応する出力符
号語OC2tを読み出す(ステップS4)。
【0069】そして、DSV演算メモリ124、126
に記憶されているそれぞれのDSV(DSVの総和)の
絶対値|DSV|を絶対値比較部128にて比較する
(ステップS5)。この比較により、DSV演算メモリ
124からのDSV1t−1の絶対値|DSV1t−1
|が、DSV演算メモリ126からのDSV2t−1の
絶対値|DSV2t−1|以下である場合には、パスメ
モリ125に蓄積されている過去の出力符号語をパスメ
モリ127に出力して書き換えると共に、DSV演算メ
モリ124に記憶されているDSV1t−1でDSV演
算メモリ126を書き換える(DSV演算メモリ126
の内容をDSV1t−1にする)(ステップS6)。
【0070】また、ステップS5の比較により、DSV
演算メモリ126からのDSV2t−1の絶対値|DS
V2t−1|の方が、DSV演算メモリ124からのD
SV1t−1の絶対値|DSV1t−1|よりも小さい
場合には、パスメモリ127に蓄積されている過去の出
力符号語をパスメモリ125に出力して書き換えると共
に、DSV演算メモリ126に記憶されているDSV2
t−1でDSV演算メモリ124を書き換える(DSV
演算メモリ124の内容をDSV2t−1にする)(ス
テップS7)。
【0071】ステップS6又はステップS7の処理の
後、パス「1」の出力符号語OC1tをパスメモリ12
5に追加記憶させると共に、パス「2」の出力符号語O
C2tをパスメモリ127に追加記憶させる(ステップ
S8)。そして、パス「1」の出力符号語OC1tを含
めたDSVをDSV演算メモリ124で演算して記憶す
ると共に、パス「2」の出力符号語OC2tを含めたD
SVをDSV演算メモリ126で演算して記憶する(ス
テップS9)。
【0072】続いて、入力データ語が終了かどうか判定
し(ステップS10)、次の入力データ語がある場合に
はステップS2に戻って、再び上記の動作を行い、次の
入力データ語がなくなった場合には、パスメモリ125
(又はパスメモリ127)に記憶されている出力符号語
のデータ列をメモリ制御/符号出力部129から出力す
る(ステップS11)。
【0073】一方、前記ステップS3において、符号選
択肢有無検出部121が、符号化テーブルアドレス演算
部/同期語生成部122から供給される状態が状態
“0”かつ、入力データ語SCtが「38」以下でない
場合と判定された場合には、さらに、第2態様による選
択肢があるか否か、すなわち、状態“2”であって、入
力データ語SCtが「11」以下又は「26」〜「4
7」の範囲にあるか否かを判定する(ステップS1
2)。
【0074】第2態様による選択肢があると判定された
場合には、符号選択肢有無検出部121から「選択肢有
り」の検出結果が出力され、これにより符号化テーブル
アドレス演算部122は、符号化テーブル部123から
状態“2”の符号化テーブルの入力データ語SCtに対
応する出力符号語OC1tを読み出すと共に、状態
“4”の符号化テーブルの入力データ語SCtに対応す
る出力符号語OC2tを読み出す(ステップS13)。
以後は、上記のステップS5〜S11の処理を行う。
【0075】また、前記ステップS12において第2態
様による選択肢が無いと判定された場合には、符号選択
肢有無検出部121は、続いて第3態様による選択肢が
有るか否か、すなわち、先行するゼロラン(前の出力符
号語のLSB側のゼロラン長)が2以上で、入力データ
語SCtが「156」以下で、かつ、ある符号語に対し
て次に遷移する状態が状態“3”の符号化テーブルから
選択される出力符号語である場合に、符号化規則を崩さ
ない範囲で状態“0”の符号化テーブルにおける出力符
号語と入れ替えることができるかどうか判定する(ステ
ップS14)。
【0076】ステップS14において上記の第3態様の
条件を満足すると判定された場合には、符号語選択肢有
無検出部121から「選択肢有り」の検出結果が出力さ
れ、これにより符号化テーブルアドレス演算部/同期語
生成部122は、符号化テーブル部123から状態
“3”の符号化テーブルの入力データ語SCtに対応す
る出力符号語OC1tを読み出すと共に、状態“0”の
符号化テーブルの入力データ語SCtに対応する出力符
号語OC2tを読み出す(ステップS15)。その後、
前述したステップS5〜S11の処理を行う。
【0077】また、ステップS14において上記の第3
態様の条件を満足しないと判定された場合には、符号語
選択肢有無検出部121から「選択肢無し」の検出結果
が出力され、これにより符号化テーブルアドレス演算部
/同期語生成部122は、符号化テーブル部123から
入力データ語SCtに対応する出力符号語OC1tのみ
を読み出して、2つのパスメモリ125及び127の両
方にそれぞれ出力して保持させる(ステップS16)。
この場合、パス「1」、「2」の出力符号語OC1t、
OC2tの値は同じとなる。その後、前述したステップ
S9〜S11の処理が行われる。
【0078】なお、符号語選択肢有無検出部121から
「選択肢無し」の検出結果が出力された場合は、DSV
の絶対値の比較やパスの選択などは行わず、「選択肢有
り」となるまでパスメモリ125及び127への蓄積及
びDSV演算メモリ124、126でのDSV算出更新
のみを行っている。
【0079】このようにして符号化された15ビットの
出力符号語がNRZI変換されると、このNRZI変換
信号は最小ランレングスが3T、最大ランレングスが1
1Tの規則を満たし、光ディスクなどの媒体に高密度で
記録される信号となる。
【0080】上記の実施の形態では、DSV制御の方法
として、特定の符号化テーブルを用いて変調した符号語
から得られるDSVの絶対値と、他の特定の符号化テー
ブルを用いて変調した符号語から得られるDSVの絶対
値を大小比較して小さい方の符号語を選択する方法を示
したが、本発明は異なるDSV制御方法においても有効
である。
【0081】例えば、本実施の形態における符号化テー
ブルを用いても、テーブル内の符号語交換を行わずに、
DSV制御ビットを特定周期ごとに挿入してDSV制御
を行う場合にも、本発明に係わる変調方法は有効であ
る。また、DSVの絶対値を用いるのではなく所定の区
間でのDSVの最大振幅を用いるなど異なるパラメータ
ーによってDSV制御を行う方法においても本発明は有
効である。
【0082】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面と共に説明する。図13は本発明になる変調方法及
び変調装置の第2の実施の形態が適用されたディスク記
録装置のブロック図を示す。同図中、図1と同じ構成部
分は同一符号を付し、その説明を省略する。図13にお
いて、ディスク記録装置30は、フォーマット部11、
8−15変調部12、NRZI変換回路13及び記録媒
体駆動回路14から構成されており、入力された映像や
音声などの情報に関するディジタル信号を記録媒体20
に記録する装置である。
【0083】本実施の形態は、更に映像や音声および制
御信号などの入力データ語(以下、入力語ともいう)毎
の出現頻度であるディジタル信号ヒストグラム情報が予
め求めてある。DVDの例ではコピープロテクションの
マネージメント情報などの情報などを含めて入力データ
語の出現頻度を勘案すると、入力データ語として”0”
が最も出現頻度が高くなる。
【0084】ディジタル信号とヒストグラム情報をもと
に、出現頻度の最も高い入力データ語に対応する符号語
として、低域成分が抑圧されるようにRDS(Running
Digital Sum)が小さく、ビット・ランドの反転回数の
多い符号語が割り当てられるように符号語の入れ替えを
行い新しい符号化テーブル部123の符号化テーブルを
作成する。
【0085】本実施の形態では、入力語の出現頻度を基
に符号化テーブル部123内で符号語を入れ替えてお
き、新しい符号化テーブルを作成して上述した方法での
符号化(変調)を行うものであり、この方法について詳
しく説明する。ここでは、前述の図3乃至図9に示した
6つの符号化テーブルで実現する例を用いて説明を行
う。
【0086】まず、入力語の出現頻度を求めておく。D
VDにおける例では制御コードなどの設定から入力語
「0」が最も出現頻度が高くなる。本実施の形態におい
ても、入力語「0」の出現頻度が最も高いとして、入力
語「0」に対する符号語入れ替え動作を説明する。
【0087】図14は本発明の変調方法における符号語
入れ替えの第1の実施の形態を示す。図14(a)は状
態”3”の符号化テーブルにおいて、Iで示すように、
入力語「0」に対して符号語「00100100000
0000」と次に遷移する状態”4”が割り当てられて
いる。ここで、入力語「0」の出現頻度が高いことか
ら、割り当てられている符号語よりもRDSが小さく、
より短いピット・ランドの繰り返しで表されている符号
語として、IIで示すように、入力語「10」に割り当て
られている符号語「001001001000100」
と入れ替えを行う。
【0088】この入れ替えは、上記の入力語「0」及び
「10」に割り当てられている符号語は、状態”3”の
テーブルに固有であり、他の状態のテーブルには存在し
ないので可能である。また、次へ遷移する状態情報も入
れ替え前の状態情報と同じ”4”とすることで他のテー
ブルへの影響も無く入れ替えが行える。
【0089】ここで、上記のRDSは1ワードの中の1
と0の数の差を示し、複数ワードにおける1と0との差
を示すDSVとは異なる。DSVは、周知のように、絶
対値が小さいほど信号の直流成分及び低周波数成分が少
ないことを示しており、RDSも同様に、値が小さいほ
ど1つの符号語の直流成分及び低周波数成分が少ないこ
とを示す。
【0090】図14(b)は、同図(a)と同様に状
態”3”の符号化テーブルにおいて、Iで示すように、
入力語「0」に対して符号語「00100100000
0000」と次に遷移する状態”4”が割り当てられて
いる。ここで、入力語「0」の出現頻度が高いことか
ら、入力語「0」に割り当てられた符号語が偶数(2
つ)の「1」を含んでいるのに対して、奇数(3つ)の
「1」を含んだ符号語として、Xで示すように、入力語
「14」に割り当てられている符号語「0010010
01000000」と入れ替えを行う。
【0091】この入れ替えは、図14(a)と同様に、
上記の入力語「0」及び「14」に割り当てられている
符号語は、状態”3”のテーブルに固有であり、他の状
態のテーブルには存在しないので可能である。また、次
へ遷移する状態情報も入れ替え前の状態情報と同じ”
4”とすることで他のテーブルへの影響も無く入れ替え
が行える。
【0092】ここで、図14(b)は入れ替えの対象と
なる符号語が偶数の「1」を含んでいる場合に、奇数の
「1」を含む符号語との入れ替えを行う例を示してい
る。偶数の「1」を含む符号語では、符号語の先頭ビッ
トと最終ビットに着目してDSVを考えると、DSVの
向かう方向は先頭ビットと最終ビットでは同じ方向でD
SVが発散する方向になる。これに対して、奇数の
「1」を含む符号語では、先頭ビットと最終ビットのD
SVの向かう方向は逆極性となり、DSVは収束する方
向となる。従って、偶数の「1」を含む符号語を奇数の
「1」を含む符号語に入れ替えることによってDSV制
御の性能が向上することとなる。
【0093】次に、本発明の変調方法における符号語入
れ替えの第2の実施の形態について説明する。図15は
本発明の変調方法における符号語入れ替えの第2の実施
の形態を示す。この実施の形態は、状態”3”の符号化
テーブルにおいて、Iで示すように、入力語「0」に対
して符号語「001001000000000」と次に
遷移する状態”4”が割り当てられている。ここで、入
力語「0」の出現頻度が高いことから、割り当てられて
いる符号語よりもRDSが小さく、より短いピット・ラ
ンドの繰り返しで表されている符号語として、IIIで示
すように、入力語「8」に割り当てられている符号語
「001001001000100」と入れ替えを行
う。
【0094】ここで、上記の入力語「0」及び「8」に
割り当てられている符号語は状態”3”のテーブルに固
有であり、他の状態のテーブルには存在しないが、状
態”3”のテーブルにおいて入力語「0」に割り当てら
れた状態は”4”であるのに対し、入力語「8」に割り
当てられた状態は”1”であり異なる。
【0095】一方、前述したように、状態”3”の符号
化テーブルにおける入力語「0」〜「38」に対応する
各出力符号語と、状態”0”の符号化テーブルにおける
入力語「0」〜「38」に対応する各出力符号語と交換
しても、NRZI変換後のランレングスが3T〜11T
に限定される符号化規則を維持できるが、状態”3”の
テーブルにおける入力語「0」及び「8」の各出力符号
語及び状態情報の両方だけを入れ替えると、状態”0”
のテーブルにおける入力語「0」及び「8」の状態情報
と異なることになり、復号できなくなる。
【0096】そこで、この実施の形態では、更に図15
にIVで示す状態”0”の符号化テーブルにおける入力語
「0」に対応する符号語及び状態情報と、Vで示す入力
語「8」に対応する符号語及び状態情報も状態”0”の
符号化テーブルにおいて同時に入れ替える。
【0097】次に、本発明の変調方法における符号語入
れ替えの第3の実施の形態について説明する。図16は
本発明の変調方法における符号語入れ替えの第3の実施
の形態を示す。この実施の形態は、状態”2”の符号化
テーブルにおいて、入力語「0」に対応してVIで示すよ
うに、符号語「00000000100000」と次に
遷移する状態”4”が割り当てられている。ここで、入
力語「0」の出現頻度が高いことから、割り当てられて
いる符号語よりもRDSが小さく、より短いピット・ラ
ンドの繰り返しで表されている符号語として、入力語
「37」に割り当てられている符号語「0000010
00100100」と入れ替えを行う。
【0098】この場合は、入力語「37」と入力語
「0」にそれぞれ割り当てられている、次へ遷移する状
態情報はいずれも”4”で同じであるが、図16の実施
の形態においては、同じ入力語「0」に対して異なる状
態”0”の符号化テーブルでも状態”2”の符号化テー
ブルと同じ符号語「000000000100000」
が割り当てられている。入力語「37」も同様である。
つまり、前述したように、状態”0”の符号化テーブル
の入力語「0」〜「38」と、状態”2”の符号化テー
ブルの入力語「0」〜「11」及び「26」〜「47」
は交換しても、符号化規則を維持できるようになってい
る。
【0099】このため、状態”2”の符号化テーブルに
おいて入力語「0」に対応する符号語及び次へ遷移する
状態情報と、入力語「37」に対応する符号語及び次へ
遷移する状態情報だけを入れ替えると、状態”2”の符
号化テーブルと状態”0”の符号化テーブルの入力語
「0」に対応する符号語及び次へ遷移する状態情報と、
入力語「37」に対応する符号語及び次へ遷移する状態
情報とが互いに異なることになり、上記の符号化規則を
維持できず、復号ができなくなってしまう。つまり、符
号語が「000000000100000」だった場
合、次の符号語の状態が”4”と判明しても、復号しよ
うとする符号語自体の状態が”0”か”2”か判明しな
いと入力語が「0」か「37」が決定できず、復号でき
なくなる。
【0100】そこで、この場合は、状態”2”の符号化
テーブルの入れ替えと同時に、状態”0”の符号化テー
ブルの図12にVIIIで示した入力語「0」に割り当てら
れた符号語及び次へ遷移する状態情報と、IXで示した入
力語「37」に割り当てられた符号語及び次へ遷移する状
態情報とを入れ替える。
【0101】このように、上記の図14乃至図16の各
実施の形態では、入力語の出現頻度を考慮して出現頻度
の高い入力語「0」に対してRDSが小さく、より短い
ピット・ランドの繰り返しで表される符号語を割り付け
るようにしたため、被記録信号の低域周波数成分をより
一層抑制した変調を行うことができる。
【0102】図17は本発明になる変調方法及び変調装
置の第3の実施の形態が適用された情報伝送装置のブロ
ック図を示す。同図中、図1と同じ構成部分は同一符号
を付し、その説明を省略する。図17において、情報伝
送装置40は、フォーマット部11、8−15変調部1
2、NRZI変換回路13及び伝送部41から構成され
ており、入力された映像や音声などの情報に関するディ
ジタル信号を伝送媒体21に伝送する装置であり、基本
的には図1に示したディスク記録装置10と同様の動作
により、8−15変調された符号語列を生成する。ただ
し、この実施の形態では、記録媒体20に記録するので
はなく、伝送部41で符号語列を所要の送信信号に変換
した後、空中媒体やケーブルなどの伝送媒体21へ伝送
する。これにより、少ないデータ量で誤りなく伝送する
ことができる。
【0103】また、図18は本発明になる変調方法及び
変調装置の第4の実施の形態が適用された情報伝送装置
のブロック図を示す。同図中、図1と同じ構成部分は同
一符号を付し、その説明を省略する。図18において、
情報伝送装置50は、フォーマット部11、8−15変
調部12、NRZI変換回路13及び伝送部41から構
成されており、入力された映像や音声などの情報に関す
るディジタル信号を伝送媒体21に伝送する装置である
が、図17とは異なり、本実施の形態は、更に映像や音
声および制御信号などの入力データ語毎の出現頻度であ
るディジタル信号ヒストグラム情報が予め求めてあり、
ディジタル信号とヒストグラム情報をもとに、出現頻度
の最も高い入力データ語に対応する符号語として、低域
成分が抑圧されるようにRDS(Running Digital Su
m)が小さく、ビット・ランドの反転回数の多い符号語
が割り当てられるように、図14〜図16等で説明した
方法で符号語の入れ替えを行って新しい符号化テーブル
部123の符号化テーブルを作成し、この符号化テーブ
ルを用いて図2等で説明した方法での符号化(変調)を
行う。得られた符号語列は、伝送部41を通して伝送媒
体21へ伝送される。
【0104】なお、本発明は以上の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば、上記の各実施の形態では、
入力データ毎に予め求めておいた出現頻度が最も高い入
力データ語に対応して割り当てられた符号語及び状態情
報を、RDSがその符号語よりも小さな、同じ符号化テ
ーブルの他の入力データ語に対応して割り当てられた他
の符号語及び状態情報と入れ替えるようにしているが、
出現頻度の最も高い方から低い方へ順に予め設定した数
(複数可)だけ入れ替えるようにすればよく、出現頻度
が最も高いもの一つに限定されるものではない。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の変調方
法、変調装置及び伝送装置によれば、符号化テーブル数
をより少ない6つの符号化テーブルで構成することがで
き、従来より小規模な回路構成により、所定のランレン
グス制限規則を満たしたpビットの入力データ語からq
ビット(ただし、q>p)の符号語を得る変調ができ、
その変調された符号語の伝送ができる。
【0106】また、本発明の変調方法、変調装置及び伝
送装置によれば、最も出現頻度の高い入力データ語に関
しては従来よりもより短いピット・ランドの繰り返しで
表される符号語に変調し、又は伝送するようにしたた
め、全体としてより一層低域周波数成分が抑圧された、
高密度化に適した高いコード化レートの変調や変調され
た符号語の伝送ができる。
【0107】また、本発明の記録媒体によれば、出現頻
度の最も高い方から低い方へ順に予め設定した数の入力
データ語に関しては従来よりもより短いピット・ランド
の繰り返しで表される符号語として記録されているた
め、全体としてより一層低域周波数成分が抑圧された、
高いコード化レートで変調された符号語が再生されるよ
うにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる変調方法及び変調装置の第1の実
施の形態が適用されたディスク記録装置のブロック図で
ある。
【図2】図1中の8−15変調部を構成する本発明にな
る変調装置の一実施の形態のブロック図である。
【図3】本発明に係る6つの符号化テーブルの一例を示
す図(その1)である。
【図4】本発明に係る6つの符号化テーブルの一例を示
す図(その2)である。
【図5】本発明に係る6つの符号化テーブルの一例を示
す図(その3)である。
【図6】本発明に係る6つの符号化テーブルの一例を示
す図(その4)である。
【図7】本発明に係る6つの符号化テーブルの一例を示
す図(その5)である。
【図8】本発明に係る6つの符号化テーブルの一例を示
す図(その6)である。
【図9】本発明に係る6つの符号化テーブルの一例を示
す図(その7)である。
【図10】図3〜図9に示した複数の符号化テーブルに
対して、次のとりうる状態の符号化テーブルを5通りの
ケースに分別して示した図である。
【図11】入力データ語に対して複数の符号化テーブル
のうちの特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テー
ブルとの間で入れ替えする場合を説明するための図であ
る。
【図12】本発明になる変調方法の一実施の形態におけ
るDSV制御動作説明用フローチャートである。
【図13】本発明になる変調方法及び変調装置の第2の
実施の形態が適用されたディスク記録装置のブロック図
である。
【図14】本発明における符号化テーブル中の符号語入
れ替えの第1の実施の形態の説明図である。
【図15】本発明における符号化テーブル中の符号語入
れ替えの第2の実施の形態の説明図である。
【図16】本発明における符号化テーブル中の符号語入
れ替えの第3の実施の形態の説明図である。
【図17】本発明になる変調方法及び変調装置の第3の
実施の形態が適用された情報伝送装置のブロック図であ
る。
【図18】本発明になる変調方法及び変調装置の第4の
実施の形態が適用された情報伝送装置のブロック図であ
る。
【図19】従来の変調方法及び変調装置で用いられる7
つの符号化テーブルの要部の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ディスク記録装置 11 フォーマット部 12 8−15変調部 13 NRZI変換回路 14 記録媒体駆動回路 20 記録媒体 30 ディスク記録装置 40、50 情報伝送装置 41 伝送部 121 符号語選択肢有無検出部 122 符号化テーブルアドレス演算部/同期語生成部 123 符号化テーブル部 124、126 DSV演算メモリ 125、127 パスメモリ 128 絶対値比較部 129 メモリ制御/符号出力部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 pビットの入力データ語を複数の符号化
    テーブルを用いてqビット(ただし、q>p)の符号語
    を得る変調を行う変調方法において、 前記複数の符号化テーブルは、それぞれの入力データ語
    に対応して、符号語と、この符号語に直接結合しても所
    定のランレングス制限規則を満たすような次の符号語を
    得るために次の入力データ語を変調するのに使用する符
    号化テーブルを示す状態情報とを格納している6つの符
    号化テーブルよりなり、これら6つの符号化テーブルの
    うちの特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブ
    ルは、予め設定した所定の入力データ語に対応して格納
    されているそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制
    御可能となるように、一方が偶数個あるならば他方は奇
    数個となるように偶奇性を有して割り当てられており、
    前記所定の入力データ語を変調する際に、DSV制御を
    行いつつ前記所定のランレングス制限規則を満たす符号
    語を出力することを特徴とする変調方法。
  2. 【請求項2】 pビットの入力データ語を複数の符号化
    テーブルを用いてqビット(ただし、q>p)の符号語
    を得る変調を行うに際し、前記複数の符号化テーブル
    は、それぞれの入力データ語に対応して、符号語と、こ
    の符号語に直接結合しても所定のランレングス制限規則
    を満たすような次の符号語を得るために次の入力データ
    語を変調するのに使用する符号化テーブルを示す状態情
    報とを格納しており、前記複数の符号化テーブルのうち
    の特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブル
    は、予め設定した所定の入力データ語に対応して格納さ
    れているそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制御
    可能となるように一方が偶数個あるならば他方は奇数個
    となるように偶奇性を有して割り当てられており、前記
    所定の入力データ語を変調する際に、DSV制御を行い
    つつ前記所定のランレングス制限規則を満たす符号語を
    出力する変調方法であって、 予め入力データ語毎の出現頻度を求めておき、前記複数
    の符号化テーブルのうち一又は二以上の符号化テーブル
    の前記出現頻度の最も高い方から低い方へ順に予め設定
    した数の入力データ語に対応して割り当てられた符号語
    及び状態情報を、符号語系列のDSVの値が小となるよ
    う同じ符号化テーブルの他の入力データ語に対応して割
    り当てられた他の符号語及び状態情報と入れ替え、符号
    語及び状態情報を入れ替えた前記一又は二以上の符号化
    テーブルを含む前記複数の符号化テーブルを使用して前
    記入力データ語を変調することを特徴とする変調方法。
  3. 【請求項3】 前記符号語及び状態情報を入れ替えた前
    記一又は二以上の符号化テーブルが、前記特定の符号化
    テーブルと他の特定の符号化テーブルの一方であるとき
    には、他方の符号化テーブルに対しても同じ入力データ
    語に対応する符号語及び状態情報の入れ替えを行うこと
    を特徴とする請求項2記載の変調方法。
  4. 【請求項4】 前記pビットは8ビット、前記qビット
    は15ビットであり、前記ランレングス制限規則は、符
    号語をNRZI変換した信号の最小ランレングスが3T
    (ただし、Tは前記符号語のチャネルビット周期)、最
    大ランレングスが11T〜14Tであることを特徴とす
    る請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の変調方法。
  5. 【請求項5】 pビットの入力データ語を複数の符号化
    テーブルを用いてqビット(ただし、q>p)の符号語
    を得る変調を行うに際し、前記複数の符号化テーブル
    は、それぞれの入力データ語に対応して、符号語と、こ
    の符号語に直接結合しても所定のランレングス制限規則
    を満たすような次の符号語を得るために次の入力データ
    語を変調するのに使用する符号化テーブルを示す状態情
    報とを格納している6つの符号化テーブルよりなり、こ
    れら6つの符号化テーブルのうちの特定の符号化テーブ
    ルと他の特定の符号化テーブルは、予め設定した所定の
    入力データ語に対応して格納されているそれぞれの符号
    語中の「1」の数がDSV制御可能となるように一方が
    偶数個あるならば他方は奇数個となるように偶奇性を有
    して割り当てられており、DSV制御を行いつつ前記所
    定のランレングス制限規則を満たす変調された符号語を
    出力する変調装置であって、 前記入力データ語と先行出力符号語によって決定された
    状態情報とに基づいて、今回の出力符号語が一意に決ま
    るか選択肢があるかを検出する検出部と、 前記6つの符号化テーブルを有すると共に、前記検出部
    からの検出結果が選択肢有りのときは、符号語及び状態
    情報を入れ替えた前記一又は二以上の符号化テーブルを
    含む前記6つの符号化テーブルの複数種類のアドレスを
    算出して、それぞれの算出したアドレスの符号化テーブ
    ルから前記入力データ語に対応する複数の符号語を出力
    し、前記検出部からの検出結果が選択肢無しのときは、
    符号語及び状態情報を入れ替えた前記一又は二以上の符
    号化テーブルを含む前記6つの符号化テーブルの一つの
    アドレスを算出して、その算出したアドレスの符号化テ
    ーブルから前記入力データ語に対応する符号語を出力す
    るアドレス演算部と、 前記アドレス演算部から出力される複数のパスに蓄積さ
    れた蓄積符号語のうち、最もDSV値が小さくなるパス
    を選択するように制御し、出力する制御/出力手段とを
    有することを特徴とする変調装置。
  6. 【請求項6】 pビットの入力データ語を複数の符号化
    テーブルを用いてqビット(ただし、q>p)の符号語
    を得る変調を行うに際し、前記複数の符号化テーブル
    は、それぞれの入力データ語に対応して、符号語と、こ
    の符号語に直接結合しても所定のランレングス制限規則
    を満たすような次の符号語を得るために次の入力データ
    語を変調するのに使用する符号化テーブルを示す状態情
    報とを格納しており、前記複数の符号化テーブルのうち
    の特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブル
    は、予め設定した所定の入力データ語に対応して格納さ
    れているそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制御
    可能となるように一方が偶数個あるならば他方は奇数個
    となるように偶奇性を有して割り当てられており、DS
    V制御を行いつつ前記所定のランレングス制限規則を満
    たす変調された符号語を出力する変調装置であって、 前記入力データ語と先行出力符号語によって決定された
    状態情報とに基づいて、今回の出力符号語が一意に決ま
    るか選択肢があるかを検出する検出部と、 前記複数の符号化テーブルを有すると共に、その複数の
    符号化テーブルのうち一又は二以上の符号化テーブル
    は、出現頻度の最も高い方から低い方へ順に予め設定し
    た数の入力データ語に対応して割り当てられた符号語及
    び前記状態情報が、DSVの値がより小となるよう同じ
    符号化テーブルの他の入力データ語に対応して割り当て
    られた他の符号語及び状態情報と入れ替えられており、
    前記検出部からの検出結果が選択肢有りのときは、符号
    語及び状態情報を入れ替えた前記一又は二以上の符号化
    テーブルを含む前記複数の符号化テーブルの複数種類の
    アドレスを算出して、それぞれの算出したアドレスの符
    号化テーブルから前記入力データ語に対応する複数の符
    号語を出力し、前記検出部からの検出結果が選択肢無し
    のときは、符号語及び状態情報を入れ替えた前記一又は
    二以上の符号化テーブルを含む前記複数の符号化テーブ
    ルの一つのアドレスを算出して、その算出したアドレス
    の符号化テーブルから前記入力データ語に対応する符号
    語を出力するアドレス演算部と、 前記アドレス演算部から出力される複数のパスに蓄積さ
    れた蓄積符号語のうち、最もDSV値が小さくなるパス
    を選択するように制御し、出力する制御/出力手段とを
    有することを特徴とする変調装置。
  7. 【請求項7】 前記符号語及び状態情報を入れ替えた前
    記一又は二以上の符号化テーブルは、前記特定の符号化
    テーブルと他の特定の符号化テーブルの一方であるとき
    には、他方の符号化テーブルに対しても同じ入力データ
    語に対応する符号語及び状態情報の入れ替えが行われて
    いることを特徴とする請求項6記載の変調装置。
  8. 【請求項8】 前記制御/出力手段は、前記アドレス演
    算部から複数のパスを介して出力される複数の符号語の
    それぞれに対して、前回変調された出力符号語として出
    力した時点以降の符号語を蓄積すると共に、過去に選択
    されたすべての符号語と前記蓄積された符号語から得ら
    れるDSV値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から
    出力される複数の前記DSV値の絶対値を比較する比較
    部と、前記比較部による比較の結果、前記記憶手段から
    最も絶対値の小さなDSV値に対応するパスの蓄積符号
    語を、前記変調された出力符号語として選択出力すると
    共に、前記記憶手段の前記最も絶対値の小さなDSV値
    に対応するパス以外のパスの前記演算記憶手段の蓄積符
    号語と前記DSV値を、前記最も絶対値の小さなDSV
    値に対応するパスの前記記憶手段の蓄積符号語と前記D
    SV値にそれぞれ書き換える符号出力手段とからなるこ
    とを特徴とする請求項5乃至7のうちいずれか一項記載
    の変調装置。
  9. 【請求項9】 前記制御/出力手段から出力された前記
    変調された符号語を、NRZI変換する変換回路と、前
    記変換回路から出力された符号語を記録媒体に記録する
    記録手段とを更に有することを特徴とする請求項5乃至
    8のうちいずれか一項記載の変調装置。
  10. 【請求項10】 前記pビットは8ビット、前記qビッ
    トは15ビットであり、前記ランレングス制限規則は、
    符号語をNRZI変換した信号の最小ランレングスが3
    T(ただし、Tは前記符号語のチャネルビット周期)、
    最大ランレングスが11T〜14Tであることを特徴と
    する請求項5乃至9のうちいずれか一項記載の変調装
    置。
  11. 【請求項11】 pビットの入力データ語を複数の符号
    化テーブルを用いてqビット(ただし、q>p)の符号
    語を得る変調を行うに際し、前記複数の符号化テーブル
    は、それぞれの入力データ語に対応して、符号語と、こ
    の符号語に直接結合しても所定のランレングス制限規則
    を満たすような次の符号語を得るために次の入力データ
    語を変調するのに使用する符号化テーブルを示す状態情
    報とを格納している6つの符号化テーブルからなり、こ
    れら6つの符号化テーブルのうちの特定の符号化テーブ
    ルと他の特定の符号化テーブルは、予め設定した所定の
    入力データ語に対応して格納されているそれぞれの符号
    語中の「1」の数がDSV制御可能となるように、一方
    が偶数個あるならば他方は奇数個となるように偶奇性を
    有して割り当てられており、DSV制御を行いつつ前記
    所定のランレングス制限規則を満たす変調された符号語
    を生成し、この生成された符号語を無線又は有線で順次
    伝送する伝送装置であって、 前記入力データ語と先行出力符号語によって決定された
    状態情報とに基づいて、今回の出力符号語が一意に決ま
    るか選択肢があるかを検出する検出部と、 前記6つの符号化テーブルを有すると共に、前記検出部
    からの検出結果が選択肢有りのときは、符号語及び状態
    情報を入れ替えた前記一又は二以上の符号化テーブルを
    含む前記6つの符号化テーブルの複数種類のアドレスを
    算出して、それぞれの算出したアドレスの符号化テーブ
    ルから前記入力データ語に対応する複数の符号語を出力
    し、前記検出部からの検出結果が選択肢無しのときは、
    符号語及び状態情報を入れ替えた前記一又は二以上の符
    号化テーブルを含む前記6つの符号化テーブルの一つの
    アドレスを算出して、その算出したアドレスの符号化テ
    ーブルから前記入力データ語に対応する符号語を出力す
    るアドレス演算部と、 前記アドレス演算部から出力される複数のパスに蓄積さ
    れた蓄積符号語のうち、最もDSV値が小さくなるパス
    を選択するように制御し、出力する制御/出力手段とを
    有することを特徴とする伝送装置。
  12. 【請求項12】 pビットの入力データ語を複数の符号
    化テーブルを用いてqビット(ただし、q>p)の符号
    語を得る変調を行うに際し、前記複数の符号化テーブル
    は、それぞれの入力データ語に対応して、符号語と、こ
    の符号語に直接結合しても所定のランレングス制限規則
    を満たすような次の符号語を得るために次の入力データ
    語を変調するのに使用する符号化テーブルを示す状態情
    報とを格納しており、前記複数の符号化テーブルのうち
    の特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブル
    は、予め設定した所定の入力データ語に対応して格納さ
    れているそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制御
    可能となるように一方が偶数個あるならば他方は奇数個
    となるように偶奇性を有して割り当てられており、DS
    V制御を行いつつ前記所定のランレングス制限規則を満
    たす変調された符号語を生成し、生成された符号語を無
    線又は有線で順次伝送する伝送装置であって、 前記入力データ語と先行出力符号語によって決定された
    状態情報とに基づいて、今回の出力符号語が一意に決ま
    るか選択肢があるかを検出する検出部と、 前記複数の符号化テーブルを有すると共に、その複数の
    符号化テーブルのうち一又は二以上の符号化テーブル
    は、出現頻度の最も高い方から低い方へ順に予め設定し
    た数の入力データ語に対応して割り当てられた符号語及
    び前記状態情報が、DSVの値がより小となるよう同じ
    符号化テーブルの他の入力データ語に対応して割り当て
    られた他の符号語及び状態情報と入れ替えられており、
    前記複数の符号化テーブルを有すると共に、前記検出部
    からの検出結果が選択肢有りのときは、符号語及び状態
    情報を入れ替えた前記一又は二以上の符号化テーブルを
    含む前記複数の符号化テーブルの複数種類のアドレスを
    算出して、それぞれの算出したアドレスの符号化テーブ
    ルから前記入力データ語に対応する複数の符号語を出力
    し、前記検出部からの検出結果が選択肢無しのときは、
    符号語及び状態情報を入れ替えた前記一又は二以上の符
    号化テーブルを含む前記複数の符号化テーブルの一つの
    アドレスを算出して、その算出したアドレスの符号化テ
    ーブルから前記入力データ語に対応する符号語を出力す
    るアドレス演算部と、 前記アドレス演算部から出力される複数のパスに蓄積さ
    れた蓄積符号語のうち、最もDSV値が小さくなるパス
    を選択するように制御し、出力する制御/出力手段とを
    有することを特徴とする伝送装置。
  13. 【請求項13】 前記符号語及び状態情報を入れ替えた
    前記一又は二以上の符号化テーブルは、前記特定の符号
    化テーブルと他の特定の符号化テーブルの一方であると
    きには、他方の符号化テーブルに対しても同じ入力デー
    タ語に対応する符号語及び状態情報の入れ替えが行われ
    ていることを特徴とする請求項12記載の伝送装置。
  14. 【請求項14】 前記制御/出力手段は、前記アドレス
    演算部から複数のパスを介して出力される複数の符号語
    のそれぞれに対して、前回変調された出力符号語として
    出力した時点以降の符号語を蓄積すると共に、過去に選
    択されたすべての符号語と前記蓄積された符号語から得
    られるDSV値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段か
    ら出力される複数の前記DSV値の絶対値を比較する比
    較部と、前記比較部による比較の結果、前記記憶手段か
    ら最も絶対値の小さなDSV値に対応するパスの蓄積符
    号語を、前記変調された出力符号語として選択出力する
    と共に、前記記憶手段の前記最も絶対値の小さなDSV
    値に対応するパス以外のパスの前記演算記憶手段の蓄積
    符号語と前記DSV値を、前記最も絶対値の小さなDS
    V値に対応するパスの前記記憶手段の蓄積符号語と前記
    DSV値にそれぞれ書き換える符号出力手段とからなる
    ことを特徴とする請求項11乃至13のうちいずれか一
    項記載の伝送装置。
  15. 【請求項15】 前記制御/出力手段から出力された前
    記変調された符号語を、NRZI変換する変換回路と、
    前記変換回路から出力された符号語を伝送媒体へ伝送す
    る伝送部とを更に有することを特徴とする請求項11乃
    至14のうちいずれか一項記載の伝送装置。
  16. 【請求項16】 前記pビットは8ビット、前記qビッ
    トは15ビットであり、前記ランレングス制限規則は、
    符号語をNRZI変換した信号の最小ランレングスが3
    T(ただし、Tは前記符号語のチャネルビット周期)、
    最大ランレングスが11T〜14Tであることを特徴と
    する請求項11乃至15のうちいずれか一項記載の伝送
    装置。
  17. 【請求項17】 それぞれ入力データ語に対応して、符
    号語と、この符号語に直接結合しても所定のランレング
    ス制限規則を満たすような次の符号語を得るために次の
    入力データ語を変調するのに使用する符号化テーブルを
    示す状態情報とを格納している6つの符号化テーブルの
    うち、特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブ
    ルは、予め設定した所定の入力データ語に対応して格納
    されているそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制
    御可能となるように一方が偶数個あるならば他方は奇数
    個となるように偶奇性を有して割り当てられており、こ
    れら6つの符号化テーブルを用いて、DSV制御を行い
    ながら、pビットの入力データ語を変調して得たqビッ
    ト(ただし、q>p)の符号語がNRZI変換されて記
    録されていることを特徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】 それぞれ入力データ語に対応して、符
    号語と、この符号語に直接結合しても所定のランレング
    ス制限規則を満たすような次の符号語を得るために次の
    入力データ語を変調するのに使用する符号化テーブルを
    示す状態情報とを格納している複数の符号化テーブルの
    うち、特定の符号化テーブルと他の特定の符号化テーブ
    ルは、予め設定した所定の入力データ語に対応して格納
    されているそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制
    御可能となるように一方が偶数個あるならば他方は奇数
    個となるように偶奇性を有して割り当てられており、こ
    れら複数の符号化テーブルを用いて、DSV制御を行い
    ながら、pビットの入力データ語を変調して得たqビッ
    ト(ただし、q>p)の符号語がNRZI変換されて記
    録されている記録媒体であって、 前記複数の符号化テーブルのうち一又は二以上の符号化
    テーブルの出現頻度の最も高い方から低い方へ順に予め
    設定した数の入力データ語に対応して割り当てられた符
    号語及び状態情報を、DSVの値がより小となるよう同
    じ符号化テーブルの他の入力データ語に対応して割り当
    てられた他の符号語及び状態情報と入れ替え、符号語及
    び状態情報を入れ替えた前記一又は二以上の符号化テー
    ブルを含む前記複数の符号化テーブルを使用して、前記
    pビットの入力データ語を変調して得た前記qビットの
    符号語がNRZI変換されて記録されていることを特徴
    とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記pビットは8ビット、前記qビッ
    トは15ビットであり、前記ランレングス制限規則は、
    符号語をNRZI変換した信号の最小ランレングスが3
    T(ただし、Tは前記符号語のチャネルビット周期)、
    最大ランレングスが11T〜14Tであることを特徴と
    する請求項17又は18記載の記録媒体。
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