JP2002261620A - 変調方法、変調装置、復調装置、復調方法及び記録媒体 - Google Patents

変調方法、変調装置、復調装置、復調方法及び記録媒体

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JP2002261620A
JP2002261620A JP2001261164A JP2001261164A JP2002261620A JP 2002261620 A JP2002261620 A JP 2002261620A JP 2001261164 A JP2001261164 A JP 2001261164A JP 2001261164 A JP2001261164 A JP 2001261164A JP 2002261620 A JP2002261620 A JP 2002261620A
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Atsushi Hayamizu
淳 速水
Takeshi Oki
剛 沖
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 元の符号化テーブルの性能を低下させること
なく変調を行える変調方法、変調装置、復調装置、及び
復調方法及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 複数の符号化テーブル要素を有する符号
化テーブル120を用いて変調記録する変調装置及び方
法において、符号化テーブル120は、複数の符号化テ
ーブル要素間の符号語が重複しないように配置されてい
る。また、この変調方法によって記録された記録媒体6
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号を
光ディスク、磁気ディスクなどの記録媒体に記録再生し
たり、ディジタル信号を伝送するのに好適な変調方法、
変調装置、復調装置、復調方法及び記録媒体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクに記録されるピット
長は、記録再生の光伝送特性や、ピット生成に関わる物
理的な制約から最小ランレングス(最小ピットまたはラ
ンド長)の制限、クロック再生のし易さから最大ランレ
ングス(最大ピットまたはランド長)の制限、更にはサ
ーボ帯域などの保護のために、被記録ディジタル信号の
低域成分の抑圧特性を持つよう記録するディジタル信号
を変調して設ける必要がある。
【0003】この制限を満たす従来の変調方法のうち、
最小ランレングスを3T(T=チャネルビットの周
期)、最大ランレングスを11Tとしたものに、CD
(コンパク・ディスク)に用いられているEFM(8−
14変調)方式や、DVD(ディジタル・バーサタイル
・ディスク)に用いられているEFM+(8−16変
調)方式が知られている。
【0004】前者のEFM方式は、周知のように、8ビ
ットデータを14チャネルビットの符号語に変換する共
に、その変換の際にチャネルビットの”1”と”1”の
間には必ず”0”が2個以上、10個以下連続するとい
うランレングス制限(RLL)の規則RLL(2,1
0)を満足するようにし、更に14ビットの符号語の間
には必ず3ビットのマージンビットを、上記の符号語の
接続部においてもRLL(2,10)を満足させると共
に変調された信号の直流成分や低周波数成分を減少させ
るために設ける変調方法である。
【0005】また、後者のEFM+方式は、8ビットデ
ータを直接16ビット符号語にランレングス制限規則R
LL(2,10)を満足するように変換すると共に、前
後の2つの符号語を結合したときにも上記のRLL
(2,10)を満足するように結合する変調方式であ
る。更に、より高密度記録を行うためにより高いコード
化レートを持ち、最小ランレングス3T、最大ランレン
グス11Tのランレングス制限規則を満たす変調方式
が、本出願人より特開2000−286709号公報で
提案されている。
【0006】この本出願人の提案になる変調方法は、入
力語を符号語に符号化するための符号化テーブルとして
入力語に対して複数の符号化テーブルを用いるととも
に、複数の符号化テーブルが入力語に対応する符号語
と、次の入力語を符号化するための符号化テーブルを選
択するための状態情報を有し、さらに所定の入力語に対
しては、特定の符号化テーブルにおける符号語をそれぞ
れNRZI(None Return To Zero
Inverse)変調した信号が逆極性(「1」の数
の偶奇性が異なる)となるようにしたので、例えば、8
ビットのデータをDSV(デジタル サム バリエーシ
ョン)制御を行いながら15ビットの符号語に変換する
ことができ、8ビットデータを16ビット符号に変調す
るEFM+方式よりもコード化レートを向上させること
ができるようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】先行技術によれば、コ
ード化レートが向上し、より高密度なデータ記録が実現
できる。一方、変調を行う際には、符号化テーブルを記
憶するのに必要な容量が変調装置を具現化するのに影響
を及ぼし、できるだけ少ない容量で符号化テーブルを具
体化することが望まれていた。
【0008】そこで、本発明は従来の問題点に鑑み、元
の符号化テーブルの性能を低下させることなく変調を行
える変調方法及びその変調装置、復調装置、復調装置、
復調方法及び符号化テーブルを記憶するのに必要な記憶
領域の低減を図った記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明における第1の発
明は、pビットの入力語を複数の符号化テーブル要素を
有する符号化テーブルを用いてqビット(ただし、q>
p)の符号語を得る変調を行うに際し、前記複数の符号
化テーブル要素は、それぞれの入力語に対応して、符号
語と、この符号語に直接結合しても所定のランレングス
制限規則を満たすような次の符号語を得るために次の入
力語を変調するのに使用する状態情報とを格納してお
り、前記複数の符号化テーブル要素のうちの特定の符号
化テーブル要素と他の特定の符号化テーブル要素は、予
め設定した所定の入力語に対応して格納されているそれ
ぞれの符号語中の「1」の数がDSV制御可能となるよ
うに一方が偶数個であるならば他方は奇数個となるよう
に偶奇性を有して割り当てられており、前記所定の入力
語を変調する際に、前記特定の符号化テーブルを用いて
変調した符号語から得られるDSV値と、前記他の特定
の符号化テーブルを用いて変調した符号語から得られる
DSV値とを基にして、DSV制御を行いつつ前記所定
のランレングス制限規則を満たす符号語を出力する変調
方法において、前記符号化テーブルには、前記複数の符
号化テーブル要素間の符号語が重複しないように配置さ
れていることを特徴とする変調方法を提供する。第2の
発明は、前記pビットは8ビット、前記qビットは15
ビットであり、前記ランレングス制限規則は、前記符号
語がNRZI変換した信号の最小ランレングスが3T
(ただし、Tは前記符号語のチャネルビット周期)、最
大ランレングスが11T、12T、13T、14Tのう
ちのいずれかであることを特徴とする請求項1記載の変
調方法を提供する。第3の発明は、pビットの入力語を
所定のランレングス制限規則を満たすqビット(ただ
し、q>p)の符号語に符号化すると共に、前後の符号
語を直接結合して前記所定のランレングス制限規則を満
たすように符号化を得るのに際し、入力語を符号語に符
号化するための複数の符号化テーブル要素を有する符号
化テ−ブルと、前記複数の符号化テーブル要素は、それ
ぞれの入力語に対応して、符号語と、この符号語に直接
結合しても前記ランレングス制限規則を満たすような次
の符号語を得るために次の入力語を変調するのに使用す
る状態情報とを格納しており、更に前記複数の符号化テ
ーブル要素のうちの特定の符号化テーブル要素と他の特
定の符号化テーブル要素は、予め設定した所定の入力語
に対応して格納されているそれぞれの符号語中の「1」
の数がDSV制御可能となるように一方が偶数個である
ならば他方は奇数個となるように偶奇性を有して割り当
てられており、前の入力語を復調する際に読み出された
符号化テーブル要素と入力語とが供給され、入力語が前
記所定の入力語であって、かつ符号化テーブル要素が前
記特定の符号化テーブル要素を示すか否かを判定する符
号語選択肢有無検出手段と、前記符号語選択肢有無検出
手段の判定結果に基づいて、複数又は1つの符号化テー
ブル要素から個々のパス毎に入力語に対応する符号後を
読み出す符号化テーブルアドレス演算手段と、前記パス
毎に前記符号化テーブル要素から読み出された符号語を
記録する複数のパスメモリと、過去に選択されたすべて
の符号語と直前に入力されたDSV値を記憶する複数の
DSV演算メモリと、この複数のDSV演算メモリに記
憶されているDSV値を基にして、前記DSV値の小さ
い値を符号化データとして出力する出力手段と、からな
る変調装置であって、前記符号化テーブルには、前記複
数の符号化テーブル要素間の符号語が重複しないように
配置されていることを特徴とする変調装置を提供する。
第4の発明は、前記pビットは、8ビット、前記qビッ
トは、15ビットであり、前記ランレングス制限規則
は、前記符号語がNRZI変換した信号の最小ランレン
グスが3T(ただし、Tは前記符号語のチャネルビット
周期)、最大ランレングスが11T、12T、13T、
14Tのうちのいずれかであることを特徴とする請求項
3記載の変調装置を提供する。第5の発明は、pビット
の入力語が所定のランレングス制限規則を満たすq(但
し、p<q)ビットの符号語に符号化されていると共
に、前後の符号語を直接結合しても前記所定のランレン
グス制限規則を満たすように符号化されているqビット
の符号語をpビットの入力語に復調する復調装置であっ
て、入力される符号語を復調するために入力語を符号化
した際の複数の符号化テーブル要素と同数の復調テーブ
ル要素を備え、前記復調テーブル要素は入力符号語に後
続する符号語を符号化した際に用いた状態情報毎に配置
されており、各復調テーブル要素は前記入力符号語に対
応するデータ語を備え、入力符号語列に挿入されている
同期語を検出し、ワードクロックを生成する同期検出手
段と、前記ワードクロックに基づいて、前記符号語をビ
ット単位の入力符号に変換するシリアル/パラレル変換
器と、前記ワードクロックに基づいて、前記入力符号を
前の符号語を遅延した入力符号語に変換するワードレジ
スタと、復調テーブル要素を検出する際に用いる後続符
号語が符号化された状態情報を検出するための符号語ケ
ース検出装置と、前記後続符号語を符号化した際に使用
された前記符号化テーブルの状態情報を算出する状態演
算手段と、からなり、前記状態情報と前記ワードレジス
タから出力された入力符号語とから生成される前記復調
テーブル要素のアドレスによって、復調を行うことを特
徴とする復調装置を提供する。第6の発明は、pビット
の入力語が所定のランレングス制限規則を満たすq(但
し、p<q)ビットの符号語に符号化されていると共
に、前後の符号語を直接結合しても前記所定のランレン
グス制限規則を満たすように符号化されているqビット
の符号語をpビットの入力語に復調する復調方法であっ
て、入力される符号語を復調するために入力語を符号化
した際の複数の符号化テーブル要素と同数の復調テーブ
ル要素を備え、前記復調テーブル要素は入力符号語に後
続する符号語を符号化した際に用いた状態情報毎に配置
されており、各復調テーブル要素は前記入力符号語に対
応するデータ語を備え、入力符号語列に挿入されている
同期語を検出し、ワードクロックを生成し、前記ワード
クロックに基づいて、前記符号語をビット単位の入力符
号に変換し、前記ワードクロックに基づいて、前記入力
符号を前の符号語を遅延した入力符号語に変換し、復調
テーブル要素を検出する際に用いる後続符号語が符号化
された状態情報を検出し、前記後続符号語を符号化した
際に使用された前記符号化テーブルの状態情報を算出
し、前記状態情報と前記入力符号語とから生成される前
記復調テーブル要素のアドレスによって、復調を行うこ
とを特徴とする復調方法を提供する。第7の発明は、請
求項1又は2記載の変調方法によって変調記録されたこ
とを特徴とする記録媒体を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の各実施の形態について図
1乃至図15を用いて説明する。図1は、本発明の実施
形態における変調装置を示すブロック図である。図2
は、8−15変調部を示すブロック図である。図3乃至
図7は、6状態の符号化状態情報からなる従来の符号化
テーブルを示す図である。図8乃至図12は、図3乃至
図7に示す符号化テーブルの中の重複する符号化テーブ
ル要素を削減した符号化テーブルを示す図である。図1
3は、本発明の実施形態における変調方法によって変調
記録された記録媒体の再生を行う復調装置を示すブロッ
ク図である。図14は、復調方法のフロチャートを示す
図である。図15は、復調方法に用いられるROMテー
ブルを示す図である。
【0011】図1に示すように、本発明の実施形態にお
ける変調装置1は、フォーマット部2と、8−15変調
部3と、NRZI変換回路4と、記録駆動回路5とから
構成されており、入力された映像や音声などの情報に関
するディジタル信号を光ディスク等の記録媒体6に変調
記録するものである。
【0012】以下に、この変調装置1を用いた変調方法
について説明する。まず、映像や音声などの情報及び制
御信号に関するディジタル情報信号をフォーマット部2
に入力し、ここで誤り訂正符号や同期信号などが付加さ
れた後、記録媒体6の記録フォーマットに合わせた制御
フォーマットに変換され、フォーマット信号として8−
15変調部3に出力する。
【0013】8−15変調部3から出力された変調記録
信号は、NRZI変換回路4でNRZI変換された後、
記録駆動回路5に供給され、光ディスク等の記録媒体6
に変調記録される。なお、変調記録信号は、記録媒体6
に記録されるようにしているが、図1に示す伝送符号化
部7で伝送信号に適した変調がなされた後、伝送される
ようにしても良い。
【0014】図2に示すように、8−15ビット変調部
3は、符号語選択肢有無検出回路100と、符号化テー
ブル120を有する符号化テーブルアドレス演算部11
0と、2つのバスメモリ131、133と、2つのDS
V演算メモリ130、132と、絶対値比較部140
と、メモリ制御/符号出力部150とからなる。図2で
は、符号を一時記憶するためのパスメモリ131、13
3が2つの場合を示しているが、2つ以上の場合にも適
用することができる。
【0015】ここで、8−15ビット変調部3で用いら
れる符号化テーブル120が図3乃至図7に示す符号化
テーブルの場合について説明する。図3乃至図7に示す
符号化テーブルは、8ビットの入力語を15ビットの符
号語に変換するための状態情報S“0”〜“5”の6状
態からなる状態情報Sを有している。6つの符号化テー
ブルのうちの特定の符号化テーブルと他の特定の符号化
テーブルは、予め設定した所定の入力語SCtに対応し
て格納されているそれぞれの符号語が、DSV制御をす
るために15ビット中の「1」の数が一方の符号化テー
ブルの符号語中に偶数個(又は奇数個)あるならば他方
の符号化テーブルの符号語中には奇数個(又は偶数個)
あるという偶奇性を備えており、それぞれの符号語をN
RZI変換した各信号をDSV制御した時に両者のDS
V値の極性が+−逆極性となるように符号語が割り当て
られている。
【0016】各状態情報Sは、入力語に対応して、符号
語(すなわち、変換後の符号語)と、この符号語の間を
直接結合しても、所定のランレングス制限規則(例え
ば、最小ランレングス3T、最大ランレングス11T)
を満たすような次の符号語を得るために次の入力語を変
調するのに使用する次の状態情報S+1とからなる。
【0017】6個の状態情報のうち、特定の状態情報と
他の特定の状態情報は、所定の入力語に対して、その所
定の入力語に対応して格納されているそれぞれの符号語
をNRZI変換した信号が逆極性となるように符号語が
割り当てられている。
【0018】ここでは、最大ランレングスは、11Tの
符号語を生成する符号化テーブルを例にとって説明をす
るが、最大ランレングスは、11Tに限ったものではな
く、さらに長いランレングスを生成する符号化テーブル
についても本発明の実施形態には適用が可能である。
【0019】ここで、図3乃至図7中に示す符号化テー
ブル中の状態情報Sが”0”に着目すると、入力語が
「0」の時、次の状態情報S+1は、”4”であり、入
力語が「1」の時、次の状態情報S+1は、”5”であ
り、入力語が「2」の時、状態情報Sは、”0”であ
る。従って、”0”の状態情報Sを使用して入力語が
「0」の変調(符号化)を行ったときには、次の入力語
に対しては”4”の状態情報S+1を用いて変調を行うこ
とになる。
【0020】また、”0”と”3”の状態情報Sに着目
すると、入力語が「0」〜「38」に対応する符号語を
NRZI変換した信号は、極性が逆(符号語に含まれる
「1」の数の偶奇性が異なる)となるように配置されて
いる。これにより、次の符号語をNRZI変換するとき
の初期値を異なるように設定できる。また、逆極性にす
ると、DSVの値を増える方向と減る方向にすることが
できる。
【0021】符号化規則については、状態情報Sの次の
状態情報S+1として、”0”が選択される場合は、前
の符号語のLSB(Least Significan
tBit)側のゼロランレングスが「0」となるように
(すなわち、符号語Fが「1」で終るように)なってい
る。また、状態情報Sが”3”の場合には、入力語が
「0」〜「38」に対応する各符号語は、MSB(Mo
st Significant Bit)側のゼロラン
レングスが「2」となるように配置されている。
【0022】従って、状態情報Sが”3”の符号化テー
ブルの入力語「0」〜「38」に対応する各符号語を、
それぞれ”0”の状態情報Sにおける入力語が「0」〜
「38」に対応する符号語と交換しても、NRZI変換
後のランレングスが3T〜11Tに限定されるランレン
グス制限規則を維持できる。”2”と”4”の状態情報
Sにおけるそれぞれの入力語が「0」〜「11」及び
「26」〜「47」である場合についても同様に、交換
を行ってもランレングス制限規則が維持できるように配
置されている。
【0023】次に、この図3乃至図7に示す符号化テー
ブルを用いた8−15変調部3の動作について図2を用
いて説明する。まず、符号化テーブルアドレス演算部/
同期信号生成部110で生成される同期信号などの入力
語に対して初期テーブル(符号化テーブル120の選択
肢の初期値)を選択しておく。次に、8ビットの入力語
を符号語選択肢有無検出回路100と符号化テーブルア
ドレス演算部110とに並列入力する。この符号語選択
肢有無検出回路100は、この入力語と、符号化テーブ
ルアドレス演算部110から供給される先行する符号語
(ここでは選択された初期値)によって決定された状態
情報Sとに基づいて、入力語に対応する符号語が一意に
決まるか、または選択肢があるかを検出し、検出結果を
符号化テーブルアドレス演算部110と絶対値比較部1
40に出力する。
【0024】ここで、図3乃至図7に示す符号化テーブ
ルの状態情報Sが”0”と”3”に着目すると、前述し
たように、状態情報Sが”3”の符号語のうち、入力語
「0」〜「38」に対応する符号語は、状態情報Sが”
0”の符号語と交換しても符号化規則を維持することが
でき、復調可能になっている。また、状態情報Sが”
2”と”4”に着目すると、状態情報Sが”4”の符号
語のうち、入力語「0」〜「11」及び「26」〜「4
7」に対応する符号語は、”2”の状態情報Sと交換し
ても符号化規則を維持することができ、復調可能になっ
ている。
【0025】更に、図3乃至図7に示す符号化テーブル
では、”0”と”2”の状態情報の符号語は、それぞれ
状態情報”3”と”4”の入力語に対応する符号語にお
いて、NRZI変換後の極性が逆になるように構成され
ているため、状態情報Sが”0”の入力語「0」〜「3
8」と、状態情報Sが”2”の入力語「0」〜「11」
及び「26」〜「47」が発生した場合には、複数の符
号語をとり得ることになり、パス「1」とパス「2」と
してDSVの値を利用して最適な符号語を選択すること
により、DSV制御を行うことができる。
【0026】そこで、符号語選択肢有無検出回路100
は、符号化テーブルアドレス演算部110から供給され
る状態情報が”0”であって、入力語が「0」〜「3
8」の場合は、「選択肢有り」の検出結果を出力する。
このとき、符号化テーブルアドレス演算部110は、符
号化テーブル120中の状態情報Sが”0”の入力語に
対応する符号語OC1tを読み出すと共に、”3”の状
態情報の入力語に対応する符号語OC2tを読み出す。
【0027】また、符号語選択肢有無検出回路100
は、符号化テーブルアドレス演算部110から供給され
る状態情報が”2”であって、入力語が「0」〜「1
1」又は「26」〜「47」の場合も、「選択肢有り」
の検出結果を出力する。このとき、符号化テーブルアド
レス演算部110は、符号化テーブル120中の状態情
報が”2”の入力語に対応する符号語OC1tを読み出
すと共に、状態”4”のテーブルの入力語に対応する符
号語OC2tを読み出す。
【0028】更に、符号語選択肢有無検出回路100
は、符号化テーブルアドレス演算部110から供給され
る状態情報が”3”であって、前の符号語のLSB側の
ゼロランレングスが2〜6であり、次の符号語が状態情
報Sが”0”における符号語と入れ替えても符号化規則
を崩さない範囲にあるときにも、即ち、最大ランレング
スが所定のランレングスを超えることなく符号化が可能
なときにも、「選択肢有り」の検出結果を出力する。こ
のとき、符号化テーブルアドレス演算部110は、符号
化テーブル120中の状態情報Sが”3”の入力語に対
応する符号語OC1tを読み出すと共に、状態情報S
が”0”の入力語に対応する符号語OC2tを読み出
す。
【0029】このように、符号語選択肢有無検出回路1
00の検出結果が「選択肢有り」の場合には、符号化テ
ーブルアドレス演算部110により算出されるアドレス
は2つとなるので、この場合には、符号化テーブル12
0は、時分割処理などにより2種類の符号語OC1t、
OC2tを出力する。
【0030】符号語選択肢有無検出回路そして、符号化
テーブル120から出力される2種類の符号語は、一方
がパス「1」の符号語としてパスメモリ131に入力さ
れ、他方がパス「2」の符号語としてパスメモリ133
に入力される。100は、上記以外の条件では「選択肢
無し」(一意に決まる)の検出結果を符号化テーブルア
ドレス演算部110に入力する。符号化テーブルアドレ
ス演算部110は、符号語選択肢有無検出回路100か
らの検出結果に基づいて、符号化テーブル120のアド
レスを算出する。すなわち、符号語選択肢有無検出回路
100の検出結果が「選択肢無し(一意に決まる)」の
場合には、符号化テーブルアドレス演算部110により
算出されるアドレスは1つであるので、このアドレスに
対応する符号語が符号化テーブルアドレス演算部110
から符号語OC1t、OC2tを出力する。これらのO
C1t、OC2tは、パスメモリ131、133に入力
される。
【0031】ここで、パスメモリ131には、直前に入
力されたOC1t−1と直前の符号語OC1t−1より
前に決定された全ての符号語(OC1t−1、OC1t
−2、…OC1Tdsvc)が蓄積されており、パスメモリ
133には、直前に入力されたOC2t−1と直前の符
号語OC2t−1より前に決定された全ての符号語(O
C2t−1、OC2t−2、…OC2Tdsvc)が蓄積さ
れている。
【0032】また、DSV演算メモリ130には、過去
に選択されたすべての符号語と直前に入力されたパス
「1」の符号語から得られるDSV値(DSV1t1)
が記憶されており、DSV演算メモリ132には、過去
に選択されたすべての符号語と直前に入力されたパス
「2」の符号語から得られるDSV値(DSV2t1)
が記憶されている。
【0033】一方、絶対値比較部140は、DSV演算
メモリ130から出力された直前の符号語OC1t−1
までのDSV値の総和の絶対値|DSV1t−1|と、
DSV演算メモリ132から出力された直前の符号語O
C2t−1までのDSV値の総和の絶対値|DSV2t
−1|とを大小比較しており、その比較結果をメモリ制
御/符号出力部150へ出力する。
【0034】メモリ制御/符号出力部150は、絶対値
比較部140から入力される比較結果が、|DSV1t
−1|<|DSV2t−1|であるときには、パスメモ
リ131に記憶されている過去の全ての符号語(OC1
t−1、OC1t−2、…OC1Tdsvc)と、直前の符
号語OC1t−1とを選択された出力符号語として出力
すると共に、パスメモリ133にも出力してこのパスメ
モリ133を書き換え、かつDSV演算メモリ132の
記憶内容をDSVの絶対値が小さい方のDSV演算メモ
リ130に記憶されているDSV1t−1に書き換え
る。
【0035】これに対し、絶対値比較部140から入力
される比較結果が|DSV1t−1|≧|DSV2t−
1|であるときには、パスメモリ133に記憶されてい
る過去の符号語(OC2t−1、OC2t−2、…OC
2Tdsvc)と、直前の符号語OC2t−1とを選択され
た出力符号語として出力すると共に、パスメモリ131
にも出力してこのパスメモリ131を書き換え、かつD
SV演算メモリ130の記憶内容をDSVの絶対値が小
さい方のDSV演算メモリ132に記憶されているDS
V2t−1に書き換える。
【0036】その後、パス「1」の符号語OC1t−1
をパスメモリ131に記憶すると共に、符号語OC1t
−1を含めたDSV値をDSV演算メモリ130で演算
して記憶する。また、パス「2」の符号語OC2t−1
をパスメモリ131に記憶すると共に、符号語OC2t
−1を含めたDSV値をDSV演算メモリ132で演算
して記憶する。なお、符号語選択肢有無検出回路100
の検出結果が「選択肢なし」の場合には、パス「1」お
よびパス「2」の符号語は同じである。
【0037】以上の動作を入力語が無くなるまで繰り返
し、NRZI変換後に3T乃至11Tのランレングス制
限規則を満足するDSV制御された出力符号語を出力す
ることができる。なお、本説明では、DSV制御の方法
として、特定の符号化テーブルを用いて変調した符号語
から得られるDSVの絶対値と、他の特定の符号化テー
ブルを用いて変調した符号語から得られるDSVの絶対
値とを大小比較して、絶対値が小さい方の符号語を選択
するDSV制御を例にとって説明をしたが、DSV制御
はこれに限ること無く、本発明は異なるDSV制御方法
においても有効である。例えば、所定期間毎のDSV振
幅値が小のパスメモリを選択するような方法も本発明で
は有効である。
【0038】次に、符号化テーブル120を図3乃至図
7を図8乃至図12に変えた場合について説明する。図
8乃至図12に示す符号化テーブルは、図3乃至図7に
おける符号化テーブル中の各状態情報間で重複している
符号語を削減したものである。図8乃至図12は、本発
明による符号化テーブルの構成例であり、以上述べた図
3乃至図7を用いた動作を符号化テーブルの記憶領域を
少なくしても支障をきたさないように符号化テーブルを
構成したものである。
【0039】即ち、図8乃至図12に示す符号化テーブ
ルは、図3乃至図7における符号化テーブルにおける状
態情報Sが“2”について、状態情報Sが“0”の符号
語と重複している符号語および状態情報Sが“4”と重
複した符号語を削減し、さらに状態情報“3”につい
て、状態情報“0”の符号語と重複している符号語を削
除したものである。
【0040】図3乃至図7によれば、状態情報Sが
“2”では、入力語「0」〜「156」に対しては、状
態情報Sが“0”と同じ符号語の配置がなされ、入力語
「157」〜「255」に対しては、状態情報Sが
“4”と同じ符号語の配置がなされている。また、状態
情報Sが“3”では、入力語「166」〜「255」に
対しては、状態情報Sが“0”と同じ符号語の配置がな
されている。
【0041】図8乃至図12の符号化テーブルを用いる
場合には、以下の規則に則って符号化を行う。 状態情報Sとして“2”の符号語が選ばれた場合 入力語が「0」〜「156」の時、状態情報Sは“0”
を選択。 入力後「157」〜「255」の時、状態情報Sは
“4”を選択。 状態情報Sとして“3”の符号語が選ばれた場合 入力語「166」〜「255」の時、状態情報Sは
“0”を選択。 ただし、入力語が「255」で、先行符号語の下位ビッ
トのゼロランレングスが6より大の時は、状態情報Sは
“4”を選択。この処理は、図2中の符号化テーブルア
ドレス演算部110によって行うことができる。
【0042】ここでは、図8乃至図12に示す符号化テ
ーブルの符号語の配置に従った符号化規則を説明をした
が、たとえば、ランレングス長制限を長くしたりするこ
と等の理由によって符号化テーブル120における符号
語配置を変えた場合には本規則も配置の変更に伴って変
えることができる。なお、DSV制御が可能な最小ラン
レングスが3T、最大ランレングスが11T、12T、
13T及び14Tに制限可能な符号化テーブルを用いる
ことによって、11Tの場合と同様に元の符号化テーブ
ルの性能を低下させることなく変調を行うことができ
る。
【0043】このように、本発明の実施形態における変
調装置及び変調方法によれば、同一符号が重複しないよ
うに符号語を配置された状態テーブルを有し、最小ラン
レングスが3T、最大ランレングスが11T、12T、
13T、14Tに制限可能な符号化テ−ブルを用いてい
るので、元の符号化テーブルの性能を低下させることな
く変調を行うことができる。また、同一符号を重複しな
いように符号語が配置された状態テーブルを有した符号
化テーブルを用いて変調記録された記録媒体6であるの
で、この記録媒体6の記録領域の低減化が行え、高密度
化を図ることができる。
【0044】次に、本発明の実施形態によって変調記録
された記録媒体6を復調装置10を用いて、再生した場
合について図13乃至図15を用いて説明をする。図1
3に示すように、復調装置10は、NRZI復調器11
と、同期検出回路12と、シリアル/パラレル変換器1
3と、ワードレジスタ14と、状態演算器15と、符号
語ケース検出装置16と、アドレス演算器17と、復調
テーブル18とからなる。
【0045】この復調装置10は、以下のようにして動
作する。図13及び図14に示すように、記録媒体6か
ら再生された再生信号は、図示せぬ再生信号処理手段に
よって2値化された入力符号語ビット列をNRZI復調
器11に入力してビットクロックと15ビットの符号語
が結合されている再生符号系列が復調される。この後、
NRZI復調器11で復調された再生符号系列を同期検
出回路12と、シリアルパラレル変換器13とに並列入
力する。
【0046】同期検出回路12では、符号語に挿入され
ている同期語を検出し、再生符号系列を15ビット符号
語単位で再構成するためのワードクロックを生成し、シ
リアル/パラレル変換器13に入力する。シリアル/パ
ラレル変換器13では、再生符号系列がワードクロック
に基づいて15ビット符号語単位で再構成された入力符
号Ckをワードレジスタ14と状態演算器15に並列入
力する(ステップ1)。ワードレジスタ14では、入力
符号Ckがワードクロックに基づいて、1ワード分(1
5ビット分)だけ遅延して、前の符号語をワードクロッ
クをタイミング信号として入力符号Ck-1に変換して出
力する(ステップ2)。
【0047】そして、この入力符号Ck-1を符号語ケ
ース検出装置16とアドレス演算器17とに並列入力す
る。次に、以下に示す表1を用いて。LSB側のゼロラ
ンレングスから入力符号Ck-1のケースを求める(ス
テップ3)
【0048】
【表1】
【0049】表1に示すように、図8乃至図12に示し
た符号化テーブルによって、前述したように符号化され
た入力符号Ck−1、Ck、Ck+1…は、LSB側の
ゼロランレングスによってグループわけ(以下ケースと
呼ぶ)ができ、このケースによって次に取りうる状態が
決まる。
【0050】すなわち、入力符号Ck−1のケースを検
出し、入力符号Ckの符号化がなされた状態が分かれ
ば、出力データは一意に決まる。例えば、入力符号とし
て Ck−1: 000000000100000 Ck : 010010001000100 Ck+1: 100001000001000 Ck+2: 000010000000001 … が入力されたとする。このとき、入力符号Ck−1のケ
ースは、表1から2であり、入力符号Ckは、状態情報
Sが“1”,“3”,“4”,“5”のうち何れかで符
号化されていることが分かり、入力符号Ckは、状態情
報Skが“4”で符号化がなされているので0と復調さ
れる。入力符号Ckもケースは2であり、入力符号Ck
+1は、状態情報Skが“5”で符号化がなされている
ので1と復調される。同様に、入力符号Ck+2は、2
と復調される。
【0051】次に、図8乃至図12では、状態情報Sk
が“2”が存在していないが,例えば,次に示す演算式
によって後続符号語とケース16とによって後続符号語
が符号化された状態を演算出力して状態情報Skを求め
ることができ、状態情報Sk“2”についても演算によ
って出力できる(ステップ4)。
【0052】 (演算式) if ((Ck==8208)||(Ck==8224)||(Ck==8225)||(Ck==8256)) flag = 1; if ((Ck==8712)||(Ck==8720)||(Ck==8736)||(Ck==8777)) flag = 2; if(Case==0)[ /* Ck-1のLSB側のゼロランレングス = 0 の場合 */ if((Ck <= 1024)||((Ck>=4168)&&(Ck!=4224))) Sk = 0; if((1025 <= Ck)&&(Ck <= 4164) || (Ck == 4224)) Sk = 1; ] else if(Case==1)[/* Ck-1のLSB側のゼロランレングス= 1 の場合 */ if ((1025 <= Ck) &&(Ck <= 4164) || (Ck == 4224)) Sk = 1; if ((Ck <= 585) || (Ck >= 8712)&&(flag !=2) || (Ck == 8704) || (flag == 1)) Sk = 2; if ((Ck == 1024)|| ((4168 <= Ck)&&(Ck <= 8708)&&(Ck != 4224)&&(Ck != 870 4))&&(flag != 1) || (flag == 2)) Sk = 3; ] else if(Case==2)[/* Ck-1のLSB側のゼロランレングス= 2〜6 の場合 */ if ((1025 <= Ck)&&(Ck <= 4164) || (Ck == 4224)) Sk = 1; if ((Ck <= 1024) || ((4168 <= Ck)&&(Ck <= 8708)&&(Ck != 4224)&&(Ck != 87 04))|| (flag == 2)) Sk = 3; if ((Ck == 8704) || ((8712 <= Ck)&&(Ck <= 16900)&&(Ck != 16896)&&(flag ! =2))|| (flag == 1)) Sk = 4; if ((Ck == 16896) || (Ck >= 16904)) Sk = 5; ] else if(Case==3)[/* Ck-1のLSB側のゼロランレングス= 7 か 8 の場合 */ if ((Ck <= 1024) || (Ck == 9216) || ((4168 <= Ck)&&(Ck <= 8708)&&(Ck != 4224)&& (Ck != 8704))||(flag == 2)) Sk = 3; if ((Ck == 16896) || (Ck >= 16904)) Sk = 5; if ((Ck == 8704) || ((8712 <= Ck)&&(Ck <= 16900)&&(Ck != 9216)&& (Ck != 16896)&&(flag !=2))||(flag == 1)||(Ck==4224)) Sk = 4; ] else if(Case==4)[/* Ck-1のLSB側のゼロランレングス= 9 か 10 の場合 */ if ((Ck == 8704) || ((8712 <= Ck)&&(Ck <= 16900)&&(Ck != 16896)&&(flag ! =2))||(flag == 1)) Sk = 4; if ((Ck == 16896) || (Ck >= 16904)) Sk = 5; ] return Sk;
【0053】この後、この符号語ケース検出装置16か
ら出力されるケースとシリアル/パラレル変換器12か
ら出力される入力符号Ckとを状態演算器15に入力
し、この状態演算器15から後続符号語の状態情報Sk
を出力してアドレス演算器17に入力する。この状態情
報Skとワードレジスタ14から出力された入力符号C
k−1とから、図15に示すROMテーブル160のア
ドレスを生成することによって、復調テーブル18から
出力データ語Dk-1を出力して復調する(ステップ
5)。以下、復調する符号語がなくなるまでステップ1
乃5を繰り返して行い、この入力符号がなくなった時、
終了する(ステップ6)。
【0054】このように、復調装置10によれば、本発
明の実施形態で変調された記録媒体からの複合を容易に
行うことができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、符号化
テーブルのランレングス制限規則は、前記符号語がNR
ZI変換した信号の最小ランレングス長が3T(ただ
し、Tは前記符号語のチャネルビット周期)、最大ラン
レングス長が11T、12T、13T、14Tのうちの
いずれかであるので、元の符号化テーブルの性能を低下
させることなく変調を行うことができる。また、同一符
号が重複しないように符号語を配置された符号化テーブ
ル要素を有した符号化テーブルを用いて変調記録された
記録媒体であるので、この記録媒体の記録領域の低減化
が行え、小さな回路規模で変調を行うことができる。ま
た、本発明の復調装置によれば、本発明の変調装置によ
り変調記録された記録媒体からの復調を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における変調装置を示すブロ
ック図である。
【図2】8−15変調部を示すブロック図である。
【図3】6状態の状態情報からなる従来の符号化テーブ
ルを示す図である。
【図4】6状態の状態情報からなる従来の符号化テーブ
ルを示す図である。
【図5】6状態の状態情報からなる従来の符号化テーブ
ルを示す図である。
【図6】6状態の状態情報からなる従来の符号化テーブ
ルを示す図である。
【図7】6状態の状態情報からなる従来の符号化テーブ
ルを示す図である。
【図8】図3乃至図7に示す符号化テーブルの中の重複
する符号化テーブル要素を削減した符号化テーブルを示
す図である。
【図9】図3乃至図7に示す符号化テーブルの中の重複
する符号化テーブル要素を削減した符号化テーブルを示
す図である。
【図10】図3乃至図7に示す符号化テーブルの中の重
複する符号化テーブル要素を削減した符号化テーブルを
示す図である。
【図11】図3乃至図7に示す符号化テーブルの中の重
複する符号化テーブル要素を削減した符号化テーブルを
示す図である。
【図12】図3乃至図7に示す符号化テーブルの中の重
複する符号化テーブル要素を削減した符号化テーブルを
示す図である。
【図13】本発明の実施形態における変調方法によって
変調記録された記録媒体の再生を行う復調装置を示すブ
ロック図である。
【図14】復調方法のフロチャートを示す図である。
【図15】復調方法に用いられるROMテーブルを示す
図である。
【符号の説明】
1…変調装置、2…フォーマット部、3…8−15変調
部、4…NRZI変換回路、5…記録駆動回路、6…記
録媒体、7…伝送符号化部、10…復調装置、11…N
RZI復調器、12…同期検出器、13…シリアル/パ
ラレル変換器、14…ワードレジスタ、15…状態演算
器(状態演算手段)、16…符号語ケース検出装置、1
7…アドレス演算器、18…復調テーブル、100…符
号語選択肢有無検出回路(符号語選択肢有無検出手
段)、11…符号化テーブルアドレス演算部(符号化テ
ーブルアドレス演算手段)、120…符号化テーブル、
130、132…DSV演算メモリ、131、133…
パスメモリ、140…絶対値比較部(出力手段)、15
0…メモリ制御/符号出力部(出力手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】pビットの入力語を複数の符号化テーブル
    要素を有する符号化テーブルを用いてqビット(ただ
    し、q>p)の符号語を得る変調を行うに際し、前記複
    数の符号化テーブル要素は、それぞれの入力語に対応し
    て、符号語と、この符号語に直接結合しても所定のラン
    レングス制限規則を満たすような次の符号語を得るため
    に次の入力語を変調するのに使用する状態情報とを格納
    しており、前記複数の符号化テーブル要素のうちの特定
    の符号化テーブル要素と他の特定の符号化テーブル要素
    は、予め設定した所定の入力語に対応して格納されてい
    るそれぞれの符号語中の「1」の数がDSV制御可能と
    なるように一方が偶数個であるならば他方は奇数個とな
    るように偶奇性を有して割り当てられており、前記所定
    の入力語を変調する際に、前記特定の符号化テーブルを
    用いて変調した符号語から得られるDSV値と、前記他
    の特定の符号化テーブルを用いて変調した符号語から得
    られるDSV値とを基にして、DSV制御を行いつつ前
    記所定のランレングス制限規則を満たす符号語を出力す
    る変調方法において、 前記符号化テーブルには、前記複数の符号化テーブル要
    素間の符号語が重複しないように配置されていることを
    特徴とする変調方法。
  2. 【請求項2】前記pビットは8ビット、前記qビットは
    15ビットであり、前記ランレングス制限規則は、前記
    符号語がNRZI変換した信号の最小ランレングスが3
    T(ただし、Tは前記符号語のチャネルビット周期)、
    最大ランレングスが11T、12T、13T、14Tの
    うちのいずれかであることを特徴とする請求項1記載の
    変調方法。
  3. 【請求項3】pビットの入力語を所定のランレングス制
    限規則を満たすqビット(ただし、q>p)の符号語に
    符号化すると共に、前後の符号語を直接結合して前記所
    定のランレングス制限規則を満たすように符号化を得る
    のに際し、入力語を符号語に符号化するための複数の符
    号化テーブル要素を有する符号化テ−ブルと、前記複数
    の符号化テーブル要素は、それぞれの入力語に対応し
    て、符号語と、この符号語に直接結合しても前記ランレ
    ングス制限規則を満たすような次の符号語を得るために
    次の入力語を変調するのに使用する状態情報とを格納し
    ており、 更に前記複数の符号化テーブル要素のうちの特定の符号
    化テーブル要素と他の特定の符号化テーブル要素は、予
    め設定した所定の入力語に対応して格納されているそれ
    ぞれの符号語中の「1」の数がDSV制御可能となるよ
    うに一方が偶数個であるならば他方は奇数個となるよう
    に偶奇性を有して割り当てられており、 前の入力語を復調する際に読み出された符号化テーブル
    要素と入力語とが供給され、入力語が前記所定の入力語
    であって、かつ符号化テーブル要素が前記特定の符号化
    テーブル要素を示すか否かを判定する符号語選択肢有無
    検出手段と、 前記符号語選択肢有無検出手段の判定結果に基づいて、
    複数又は1つの符号化テーブル要素から個々のパス毎に
    入力語に対応する符号後を読み出す符号化テーブルアド
    レス演算手段と、 前記パス毎に前記符号化テーブル要素から読み出された
    符号語を記録する複数のパスメモリと、 過去に選択されたすべての符号語と直前に入力されたD
    SV値を記憶する複数のDSV演算メモリと、 この複数のDSV演算メモリに記憶されているDSV値
    を基にして、前記DSV値の小さい値を符号化データと
    して出力する出力手段と、からなる変調装置であって、 前記符号化テーブルには、前記複数の符号化テーブル要
    素間の符号語が重複しないように配置されていることを
    特徴とする変調装置。
  4. 【請求項4】前記pビットは、8ビット、前記qビット
    は、15ビットであり、前記ランレングス制限規則は、
    前記符号語がNRZI変換した信号の最小ランレングス
    が3T(ただし、Tは前記符号語のチャネルビット周
    期)、最大ランレングスが11T、12T、13T、1
    4Tのうちのいずれかであることを特徴とする請求項3
    記載の変調装置。
  5. 【請求項5】pビットの入力語が所定のランレングス制
    限規則を満たすq(但し、p<q)ビットの符号語に符
    号化されていると共に、前後の符号語を直接結合しても
    前記所定のランレングス制限規則を満たすように符号化
    されているqビットの符号語をpビットの入力語に復調
    する復調装置であって、 入力される符号語を復調するために入力語を符号化した
    際の複数の符号化テーブル要素と同数の復調テーブル要
    素を備え、前記復調テーブル要素は入力符号語に後続す
    る符号語を符号化した際に用いた状態情報毎に配置され
    ており、各復調テーブル要素は前記入力符号語に対応す
    るデータ語を備え、 入力符号語列に挿入されている同期語を検出し、ワード
    クロックを生成する同期検出手段と、 前記ワードクロックに基づいて、前記符号語をビット単
    位の入力符号に変換するシリアル/パラレル変換器と、 前記ワードクロックに基づいて、前記入力符号を前の符
    号語を遅延した入力符号語に変換するワードレジスタ
    と、 復調テーブル要素を検出する際に用いる後続符号語が符
    号化された状態情報を検出するための符号語ケース検出
    装置と、 前記後続符号語を符号化した際に使用された前記符号化
    テーブルの状態情報を算出する状態演算手段と、からな
    り、前記状態情報と前記ワードレジスタから出力された
    入力符号語とから生成される前記復調テーブル要素のア
    ドレスによって、復調を行うことを特徴とする復調装
    置。
  6. 【請求項6】pビットの入力語が所定のランレングス制
    限規則を満たすq(但し、p<q)ビットの符号語に符
    号化されていると共に、前後の符号語を直接結合しても
    前記所定のランレングス制限規則を満たすように符号化
    されているqビットの符号語をpビットの入力語に復調
    する復調方法であって、 入力される符号語を復調するために入力語を符号化した
    際の複数の符号化テーブル要素と同数の復調テーブル要
    素を備え、前記復調テーブル要素は入力符号語に後続す
    る符号語を符号化した際に用いた状態情報毎に配置され
    ており、各復調テーブル要素は前記入力符号語に対応す
    るデータ語を備え、 入力符号語列に挿入されている同期語を検出し、ワード
    クロックを生成し、 前記ワードクロックに基づいて、前記符号語をビット単
    位の入力符号に変換し、 前記ワードクロックに基づいて、前記入力符号を前の符
    号語を遅延した入力符号語に変換し、 復調テーブル要素を検出する際に用いる後続符号語が符
    号化された状態情報を検出し、 前記後続符号語を符号化した際に使用された前記符号化
    テーブルの状態情報を算出し、 前記状態情報と前記入力符号語とから生成される前記復
    調テーブル要素のアドレスによって、復調を行うことを
    特徴とする復調方法。
  7. 【請求項7】請求項1又は2記載の変調方法によって変
    調記録されたことを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8025826B2 (en) 2002-08-14 2011-09-27 E.I. Du Pont De Nemours And Company Glass/polyvinylbutyral laminates having directional surface patterns and a process for preparing same

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US8025826B2 (en) 2002-08-14 2011-09-27 E.I. Du Pont De Nemours And Company Glass/polyvinylbutyral laminates having directional surface patterns and a process for preparing same

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