JP2003060511A - 変調方法、変調装置、復調方法、復調装置、情報記録媒体、情報伝送方法および情報伝送装置 - Google Patents

変調方法、変調装置、復調方法、復調装置、情報記録媒体、情報伝送方法および情報伝送装置

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JP2003060511A
JP2003060511A JP2002165288A JP2002165288A JP2003060511A JP 2003060511 A JP2003060511 A JP 2003060511A JP 2002165288 A JP2002165288 A JP 2002165288A JP 2002165288 A JP2002165288 A JP 2002165288A JP 2003060511 A JP2003060511 A JP 2003060511A
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Atsushi Hayamizu
淳 速水
Toshio Kuroiwa
俊夫 黒岩
Takeshi Oki
剛 沖
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は十分にDC成分を抑圧し、さらに冗長
ビットを用いないとDSV制御が不可能で、冗長ビット
のない区間ではDSV制御が行えなず、また、再生時に
スライスレベルコントロールを行っていても、記録され
る変調信号の変調コードパターンに偏りが生じた場合
に、誤動作を起こし、正しい検出を行うことができず、
変調効率が悪かった。 【解決手段】 連続する2進数のデータ系列を4ビット
単位の入力データ語に変換した後に、所定のデータ語間
隔毎に必ずDSV極性が反転可能な冗長ビットを挿入可
能とすることにより、符号化テーブル内でもDSVの制
御が可能となり、出力符号語列のDC成分の効果的に抑
圧して最短ランの繰り返し制限が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変調方法、変調装
置、復調方法、復調装置、情報記録媒体、情報伝送方法
および情報伝送装置に関し、特にディジタル情報信号
を、(1,k)ラン・レングス・リミテッド(以下、
「(1,k)RLL」と記す)制限で、9を満足する制
限をもつ記録符号系列によって光ディスクや磁気ディス
クなどの記憶媒体に記録するためにディジタル情報信号
を、(1,k)ラン・レングス・リミテッド(以下、
「(1,k)RLL」と記す)制限で、k=9なる制限
をもちつつ最短ランの繰り返し制限を行い、情報符号系
列を変調、復調、記録、伝送するのに好適な変調方法、
変調装置、復調方法、復調装置、情報記録媒体、情報伝
送方法および情報伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ディスクあるいは磁気ディ
スクなどの記録媒体に、一連のディジタル情報信号を記
録するための記録変調方式としては、(1,7)RLL
がよく使われている。しかし従来から使われている
(1,7)RLLでは、直流(DC)付近の信号成分抑
圧が困難であり、ビットパタンによっては大きなDC成
分を生じ、例えば、サーボ信号帯域に情報信号成分のス
ペクトルが混入し、サーボ性能に悪影響が及ぶ問題が生
ずる事が予想される。
【0003】また、(1,7)RLLにおける最短ラン
すなわち2T(Tはチャンネルビット間隔)の繰り返し
はPLL(フェーズ・ロックド・ループ)によるクロッ
ク検出に不利で有る事が知られている。これに対して、
特開平6−195887号公報「記録符号変調装置」に
は、特定ビットパタンの繰り返しを防止する事によるD
C成分の抑圧が開示されている。また、特開平10−3
40543号公報「エンコード装置、デコード装置、エ
ンコード方法、及びデコード方法」あるいは特開平10
−150280号公報「変調装置および方法、復調装置
および方法、並びに提供媒体」には、(1,7)RLL
規則を乱さないように冗長ビットを挿入することによ
る、DC成分の抑圧が開示されている。さらに特開平1
1−346154号公報には最短ランの繰り返し制限が
可能な(1,7)RLL変調が開示がされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、特開平6−1
95887号公報によると、ビット反転や、ランダマイ
ズ等の手段によって特定パタンの繰り返しの低減は図れ
るものの、十分にDC成分の抑圧をすることは困難であ
る。また、特開平10−340543号公報によれば、
DC成分の抑圧は前者に比べれば大きいものの、冗長ビ
ットがすべてDSV制御できるものではなく、さらに冗
長ビットを用いないと、DSV制御が不可能という欠点
があった。一方、特開平10−150280号公報では
データビットと符号ビットのパリティ数(シンボルに含
まれる1の偶奇性)を同じにし、データビットでの冗長
ビット挿入によって必ずDSV制御が可能としている。
しかし、特開平10−150280号公報あるいは特開
平11−346154号公報によれば、冗長ビットによ
るDSV制御が可能となるものの、他の区間ではDSV
制御が行えないという問題点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解決するために、各入力データ語に対応する各出力符号
語と、次の入力データ語を符号化するために使用される
符号化テーブルを指定する符号化テーブル指定情報とを
含む複数の符号化テーブルを参照することにより、4ビ
ット単位の連続した複数の入力データ語を6ビット単位
の連続した複数の出力符号語に符号化し、ディジタル・
サム・バリエーション(DSV)制御が可能であり、
(1,k)ラン・レングス・リミテッド(RLL)規則
でkは9を満足し、かつ最小ランが連続して繰り返す回
数の制限がなされるように、前記連続した複数の出力符
号語の所定数のデータ語毎に2ビットの冗長ビットを挿
入することを特徴とする変調方法を提供する。
【0006】また、本発明は上述の問題点を解決するた
めに、各入力データ語に対応する各出力符号語と、次の
入力データ語を符号化するために使用される符号化テー
ブルを指定する符号化テーブル指定情報とを含む複数の
符号化テーブルと、前記複数の符号化テーブルを参照す
ることにより、4ビット単位の連続した複数の入力デー
タ語を6ビット単位の連続した複数の出力符号語に符号
化する符号化手段と、ディジタル・サム・バリエーショ
ン(DSV)制御が可能であり、(1,k)ラン・レン
グス・リミテッド(RLL)規則でkは9を満足し、か
つ最小ランが連続して繰り返す回数の制限がなされるよ
うに、前記連続した複数の出力符号語の所定数のデータ
語毎に2ビットの冗長ビットを挿入する冗長ビット挿入
手段と、を備えることを特徴とする変調装置を提供す
る。
【0007】また、本発明は上述の問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の変調方法を用いて符号化され
た、前記所定のデータ語毎に2ビットの冗長ビットが付
加された前記連続した複数の出力符号語を、再生データ
列に復調する復調方法であって、前記付加された冗長ビ
ットを抜き取り、連続した複数の符号語を復元し、後続
の符号語が前記複数の符号化テーブルのうち、どの符号
化テーブルで符号化がなされたかを示す判定情報と、前
記後続の符号語とに基づいて、前記連続した複数の符号
語を前記再生データ列に復調することを特徴とする復調
方法を提供する。
【0008】また、本発明は上述の問題点を解決するた
めに、請求項5に記載の変調装置を用いて符号化され
た、前記所定のデータ語毎に2ビットの冗長ビットが付
加された前記連続した複数の出力符号語を、再生データ
列に復調する復調装置であって、冗長ビットを抜き取
り、連続した複数の符号語を復元する冗長ビット抜き取
り手段と、後続の符号語が前記複数の符号化テーブルの
うち、どの符号化テーブルで符号化がなされたかを示す
判定情報と、前記後続の符号語とに基づいて、前記連続
した複数の符号語を前記再生データ列に復調する復調手
段と、を備えることを特徴とする復調装置を提供する。
【0009】また、本発明は上述の問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の変調方法を用いて符号化がなさ
れた符号語が少なくとも一部に記録されていることを特
徴とする情報記録媒体を提供する。
【0010】また、本発明は上述の問題点を解決するた
めに、請求項5に記載の変調装置を用いて符号化がなさ
れた符号語が少なくとも一部に記録されていることを特
徴とする情報記録媒体を提供する。
【0011】また、本発明は上述の問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の変調方法を用いて符号化がなさ
れた符号語を伝送情報として伝送することを特徴とする
情報伝送方法を提供する。
【0012】また、本発明は上述の問題点を解決するた
めに、請求項5に記載の変調装置を用いて符号化がなさ
れた符号語を伝送情報として伝送することを特徴とする
情報伝送装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して、本
発明の変調に関する実施形態を説明する。図1は本発明
の変調装置の基本構成図、図2は本発明の変調装置のブ
ロック構成図、図3は図2に示す変調装置の符号化動作
を説明するためのフローチャート、図4は本発明の変調
装置による(1,7)RLL規則を満たすためのDSV制
御を説明するためのフローチャート、図5は本発明の変
調装置による冗長ビットの挿入を説明する図。図6は本
発明の変調装置に用いられる先行符号語の種類と冗長ビ
ットパタンとの関係を示す図。図7は(1,7)RLL
規則を満足する6ビットの符号語種類。図8は本発明に
よる符号化テーブルを示す符号化テーブルは4状態の符
号化テーブル番号S(k)="0"〜"3"をもつ複数の符
号化テーブルにより構成される。
【0014】さて、(1,7)RLL制限を満足する6
ビット単位の出力符号語の種類は図7のようになる。こ
の符号語種類を基にした符号化テーブルの一例として
は、図8に示すような4つの符号化テーブル(符号化テ
ーブル番号S(k)="0"〜"3")が構成できる。S
(k)="0"〜S(k)="3"は、4つの符号化テーブ
ルにそれぞれ割り当てられた符号化テーブル選択番号を
表す。また、図8中のS(k+1)は、次の符号化を行
うために用いる符号化テーブルを選択する符号化テーブ
ル選択番号を表す。なお、データ語D(k)と符号語C
(k)との割り当ては符号化規則を乱さずかつ復調に支
障をきたさないよう配置を変えることは可能であり、本
発明の実施は図8の符号化テーブルの構成以外でも有効
である。
【0015】また、本発明によるDSVの制御則を満た
しながら、例えば8ビットのデータ語を12ビットの符
号語ビットに割り当てるように、4の整数倍のビットか
らなるデータ語を6の整数倍の符号ビットに変換する符
号化テーブルの構成は、本発明から容易に類推ができ、
本発明に含まれる事は明らかである。
【0016】まず図1を用いて、本発明の変調装置1に
ついて説明をする。変調がなされるべき画像、音声等を
図示せぬ離散化手段によってバイナリ系列に変換された
ディジタル情報信号はフォーマット部11で誤り訂正符
号の付加やセクタ構造化等のいわゆるフォーマット化が
なされたのち4ビットごとのソースコード系列( 「ソー
スコード」と図示)となり4−6変調部12に加えられ
る。
【0017】4−6変調部12は一例として図8に示し
た符号化テーブル13を用いて後述の符号化処理を行う
とともに所定の同期語を付加したのち、NRZI変換回
路14にてNRZI変換して記録信号として記録駆動回
路15に送出し、記録媒体2に記録あるいは伝送符号化
手段31にて伝送符号化がなされ伝送媒体3に送出され
る。
【0018】図2は図1の4−6変調部12について、
より詳細に動作を説明するための構成例を示したブロッ
ク図である。入力データ語(ソースコード)D(k)は
符号語選択肢有無検出回路121、最短ラン繰り返し検
出部130と符号化テーブルアドレス演算部122、同
期語生成部123、冗長ビット挿入部120にそれぞれ
加えられる。符号語選択肢有無検出回路121ではD
(k)と状態S(k)を用いてDSV極性の異なる符号
語候補があるかどうかを検出する。この検出結果とD
(k)とを基に符号化テーブルアドレス演算がなされ複
数の符号化テーブル13から符号化候補をC(k)0、
C(k)1として前者を符号語メモリ「0」126、後
者を符号語メモリ「1」125に送出する。
【0019】符号語メモリ「0」126、符号語メモリ
「1」125にはDSV演算メモリ「0」124、DS
V演算メモリ「1」127が接続されており、符号語C
(k)0,C(k)1が符号語メモリ「0」126、符
号語メモリ「1」125に入力される毎にCDSの計算
を行い記憶されているDSV値を更新すると共に、前記
DSV値の絶対値の演算出力が可能である。ここで、符
号語選択肢有無検出回路121によって選択肢があるソ
ースコードD(k)が検出された場合、絶対値比較部1
28によって、DSV演算メモリ「0」124、DSV
演算メモリ「1」127に蓄えられているDSVの絶対
値が比較され、メモリ制御部(「メモリ制御部/符号出
力部」と図示)129でDSVの絶対値が小さい符号語
メモリに蓄えられた符号語を選択し、出力符号語として
外部出力するとともに、選択されなかった符号語メモ
リ、DSV演算メモリの内容を、選択した符号語メモ
リ、DSV演算メモリの内容に入れ替える。
【0020】図3が以上述べた内容を詳細に示すフロー
チャートである。なお、本説明では符号語メモリを2つ
にし、符号語選択肢有無検出回路121で選択肢をもつ
D(k)が検出された場合、すぐに出力符号語を出す場
合について説明をしたが、符号語メモリは2つに限られ
たものではなく、選択肢をもつD(k)が検出された場
合、すぐに出力符号語を出す必要はなく、さらに何個か
のメモリをもち、選択可能なソースコードをいくつか見
て一番DSVの小さな符号語列を選択出力する方法でも
本発明は有効である。
【0021】つぎに図9を用いて4ビット単位の入力デ
ータ語D(k)を(1,7)RLL制限による符号化す
る場合について具体的に説明する。入力データ語D
(k)、D(k+1)・・・として「4,5,6,7,
8(デシマル)」を例として用いる。符号化の初期状態
では、説明を省略する同期語の挿入などの操作によっ
て、符号化テーブルの初期選択番号を決定し、例えば、
符号化テーブルS(k)="0"が選択される。この符号
化テーブルS(k)="0"に、入力データ語D(k)=
4を入力すると、出力符号語C(k)=18(デシマ
ル)が出力され、また、次の符号化テーブル選択番号S
(k+1)="1"が選択される。次に、選択された符号
化テーブルS(k)="1"に、入力データ語D(k)=
5を入力すると、出力符号語C(k)=9(デシマル)
が出力され、また、次の符号化テーブル選択番号S(k
+1)="1"が選択されることになる。以下同様に、符
号化テーブルS(k)="1"に入力データ語D(k)=
6を入力すると、出力符号語C(k)=2が出力され、
符号化テーブル選択番号S(k+1)="3"が選択さ
れ、次に符号化テーブルS(k)="3"に入力データ語
D(k)=7を入力すると、出力符号語C(k)=20
が出力され、符号化テーブル選択番号S(k+1)="
1"が選択され、そして、符号化テーブルS(k)="
1"に入力データ語D(k)=8を入力すると、出力符
号語C(k)=4が出力され、符号化テーブル選択番号
S(k+1)="2"が選択されることになる。
【0022】この結果、入力データ語D(k)として
「4,5,6,7,8(デシマル)」は出力符号語C
(k)として「010010,001001,0000
10,010100,000100(バイナリ)」に符
号化されて順次出力される。従って、前記した5つの出
力符号語C(k)を順次直接結合した一連の出力符号語
列は、0100100010010000100101
00000100となり、(1,7)RLLの制限を満
足する出力符号語列を得ることができる。
【0023】この例では選択肢が存在するソースコード
が出現をしていないがこのように、図1から図3を参照
して説明した変調装置によって、図8になる符号化テー
ブルを用いることで4ビットごとのソースコードD
(k)とひとつ前の符号語を出力した際に出力されたS
(k+1)を1ワード(ソースコードでの4ビット長)
遅延させたS(k)とによって、(1,7)RLL制限
を満足する符号語列を順次直接結合する事によって得る
ことができる。
【0024】次に図4を用いて符号語選択肢有無検出回
路121の動作について詳細に説明をする。図4が
(1,9)RLLの場合の符号語選択肢有無演算回路1
21がなす動作について条件をまとめた図である。図
中、最短ラン制限と冗長ビットにかかわる部分は後で詳
しく説明をする。ここで、k=9としているのはk=7
の符号化テーブルで2ビットの冗長ビットを挿入するこ
とによりkが2大きくなるため、DSV制御もk=9を
満足するよう行っているためである。
【0025】図4において、S(k)はkシンボル目の
状態、L(k-1)はk−1シンボルの符号語C(k-1)のLSB側
のゼロラン長すなわち、ビット0の連続個数、D(k)はk
シンボル目に対応する4ビットデータを示している。
【0026】条件1についてみると、状態S(k)が3の場
合、ひとつ前の符号語のLSB側のビット0の連続個数L(k
-1)が4または5の時、すなわち010000か100
00の時には入力データD(k)が6以下の場合S(k)=1の符
号化テーブルにある対応する符号語と交換が可能であ
る。同様にL(k-1)が6の時D(k)が0か1か3か5の場
合、S(k)=1の符号語と交換が可能である。
【0027】条件2についてみると、S(k)=2の時、L(k-
1)が5か6でD(k)が7以上、あるいはL(k-1)が4でD(k)
が10以上の時、S(k)=1の符号語と交換が可能である。
【0028】条件3についてみると、S(k)=2の時、L(k-
1)が1以上4以下の場合、D(k)=0または5の場合、S
(k)=0の符号語と交換が可能である。
【0029】条件4についてみると、冗長ビットの直前
以外はS(k)=2の時、L(k-1)=1でD(k)が13または15の
時、S(k)=0の符号語と交換が可能である。また、冗長ビ
ットの直前ではL(k-1)=1で、D(k)=15で、D(k+1)は7以
上または0または5の場合はS(k)=0の符号語と交換が可
能である。
【0030】条件5についてみると、S(k)=2の場合、冗
長ビットの直前以外はL(k-1)=2でD(k)=13または15の場
合S(k)=0の符号語と交換可能である。
【0031】条件6についてみると、S(k)=2の場合、冗
長ビットの直前以外はL(k-1)=3で、D(k)=13でD(k+1)が
6以下または13または15の場合、S(k)=0の符号語と
交換が可能である。
【0032】条件7についてみると、S(k)=2の場合、冗
長ビットの直前以外はL(k-1)=3で、D(k)=15でD(k+1)が
7以上または0または5の場合、S(k)=0の符号語と交換
が可能である。
【0033】条件1から7全ての交換が可能な符号語同
士は図8からわかるように符号ビットに含まれる1の数
の偶奇性が異なって配置がなされかつ次の状態S(k+1)が
等しく配置がなされている。また交換によっても(1,
9)RLL制限は破壊されない。さて、1の数の偶奇性
が異なることでDSV制御が可能なことは図10のよう
にC(k)に含まれるビット1の偶奇性が異なることによっ
てNRZI変調した後の出力レベルが反転されることに
よって明らかである。すなわち、本変調方法、変調装置
によれば、以上述べたように(1,9)RLLを満足し
た上で、DSV制御を行うことが可能である。
【0034】さて、以上説明したように、本発明になる
符号化テーブルによれば、入力データ語D(k)に対応
する出力符号語C(k)と、次の符号語を符号化するた
めに使用される符号化テーブルを指定する符号化テーブ
ル指定情報S(k+1)を含んだ複数の符号化テーブル
13を用いることによって(1,9)RLL制限を持つ
符号生成可能な変調方法、あるいは変調装置を実現が可
能である。
【0035】つぎに、本発明による冗長ビットの挿入に
ついて、図5、図6、図8を用いて説明を行う。図5
は、同期語の後、Nデータシンボルごとに冗長ビットを
挿入した同期フレームの構成図を示す図である。冗長ビ
ットは図6に示すように、先行符号語のLSBが0の場
合は01または00を取ることができ、先行符号語のL
SBが0の場合は10または00を取ることができる。
【0036】冗長ビット01に対して、00はDSV極
性を逆極性にすることが可能であり、同様に10に対し
て00はDSV極性を逆極性にすることが可能である。
【0037】ここで、図4の説明に述べたように図8の
符号化テーブルによればk=7の制限による符号語を生
成が可能であり、冗長ビットが00の場合でもk=9に
制限をすることができる。すなわち、本発明によれば、
2ビットの冗長ビットをNデータシンボル間隔の所定の
間隔毎に挿入することによって必ずDSV極性が逆の符
号語系列を生成することが可能である。
【0038】たとえば、図8において、S(k)=0で
D(k)=13のとき、C(k)は000000で、あ
り、次のMSB側の0は1ビットが最大である。ここ
に、冗長ビットの00を挿入した場合でも、0は9に制
限され、k=9が維持できる。なお、冗長ビットは現在
符号化しようとしている符号ビットの前でも後でも挿入
することは可能である。
【0039】つぎに図3を用いて本発明による冗長ビッ
トを挿入した場合にも適用が可能なDSV制御の方法に
ついて上述した符号語の選択をふまえた説明を加える。
【0040】まず、図3において、初期テーブル設定
(ステップ101)は符号語に付加される同期語等の後
続のS(k)を決定することで設定が可能である。次に
4ビットのソースコードD(k)を入力し(ステップ1
02)、S(k)とD(k)とによって図8の符号化テ
ーブルに従って符号化を行う。この過程でひとつ前に符
号化したC(k−1)を見てLSB側のゼロラン長を演
算し、LSBのビットパタンを検出する。その後、次は
冗長が付加される符号語かどうかを判断し(ステップ1
03)、そうでない場合(Noの場合)、符号語の選択
肢があるかどうかを図5の条件に従って判断をする(ス
テップ104)。
【0041】符号化テーブルに選択可能符号語が存在し
ない場合(ステップ104で「しない」場合)は、符号
語メモリ「0」126、符号語メモリ「1」125に符
号化テーブルから出力された符号語をC(k)0,C
(k)1として(ステップ108)それぞれ付加してC
DSを演算し、DSV演算メモリ「0」124、DSV
演算メモリ「1」127に加算する(ステップ10
9)。
【0042】符号化テーブルに選択可能符号語が存在す
る場合(ステップ104で「する」場合)、選択肢が存
在することを示す信号を符号語選択肢有無検出回路12
1から出力し、DSV演算メモリ「0」124、DSV
演算メモリ「1」127から出力される絶対値を絶対値
比較部128で比較し、符号語メモリ126,125か
ら絶対値の小さい符号系列(符号語)を選択し、メモリ
制御/符号出力部129から出力する(ステップ10
5)。その後、選択しなかった符号語メモリの内容は、
選択した符号語系列に入れ替えると同時に、DSV演算
メモリの内容は、採用しなかった値を採用した値に入れ
替える(ステップ107)。その後、図4の説明で述べ
たように、符号語候補として選択が可能な符号語をS
(k)で決定される一方の符号化テーブルと他方の符号
化テーブルから選択をし、C(k)0,C(k)1とし
て出力する(ステップ106)。
【0043】その後、符号語メモリ「0」126、符号
語メモリ「1」125に符号化テーブルから出力された
符号語をC(k)0,C(k)1として付加し(ステッ
プ107、108)、符号語候補C(k)0,C(k)
1それぞれについてCDSを演算し、DSV演算メモリ
「0」124、DSV演算メモリ「1」127に加算す
る(ステップ109)。
【0044】次の符号語は冗長ビットが付加される符号
語の場合(ステップ103でYesの場合)、DSV演
算メモリ「0」124、DSV演算メモリ「1」127
から出力される絶対値を絶対値比較部128によって比
較し、符号語メモリ126,127から絶対値の小さい
符号系列(符号語)を選択し、メモリ制御/符号出力部
129から出力する(ステップ111)。その後、選択
しなかった符号語メモリの内容は、選択した符号語系列
に入れ替えると同時に、DSV演算メモリの内容は、採
用しなかった値を採用した値に入れ替える(ステップ1
12)。その後、図6の説明で述べたように、符号語の
LSBによって、冗長ビットパタンを選択し、符号語に
冗長ビットの一方を付加した符号語をC(k)0、もう
一方の冗長ビットを付加した符号語をC(k)1として
符号語メモリ「0」126、符号語メモリ「1」125
に付加し(ステップ113、108)、符号語候補C
(k)0,C(k)1それぞれについてCDSを演算
し、DSV演算メモリ「0」124、DSV演算メモリ
「1」127に加算する(ステップ109)。以上の操
作を符号化の終了(ステップ110)まで行うことによ
って冗長ビットを含んだDC成分が抑圧された符号語の
生成が終了する。
【0045】さて、図4で説明したように、冗長ビット
の挿入によって符号語変換可能な場合が異なる条件が出
てくる。例えば、条件4では冗長ビットの直前では交換
条件を違えているが、これは2ビットの冗長ビットが0
0となった場合でもk=9を維持するための処理であ
る。また、同様に直後ではL(k=1)=6の場合の符
号語変換は行わない。この処理によって冗長ビットが挿
入された場合も(1,9)RLLが維持できるのであ
る。
【0046】すなわち、以上説明したように、本発明に
よれば、入力データ語D(k)に対応する出力符号語C
(k)と、次の符号語を符号化するために使用される符
号化テーブルを指定する符号化テーブル指定情報S(k
+1)を含んだ複数の符号化テーブル13とを用いて、
2進数の系列として出力される出力符号語に所定のデー
タ語毎に2ビットの冗長ビットを挿入することによっ
て、k=9を満足しつつ必ずDSVの制御が可能となる
ことが明らかである。
【0047】次に、最短ランの繰り返しの禁止処理につ
いて説明をする。図8において、最短ラン(すなわち、
2Tパタンの繰り返し)は、S(k)=0でD(k)=8と
なり、この後、8が繰り返す場合と、S(k)=2でD
(k)=15となり、この後、15が繰り返す場合との2
通りがある。
【0048】まず前者のS(k)=0でD(k)=8の後、8が来
る場合には例外としてD(k)=12と変えて次の状態すなわ
ち、符号化テーブルをS(k)=1とする。すなわち、010
101 010101 を 010000 00010
0とするのである。このパタンは図4で説明をした交換
可能なパタンとしてなくさらに010000のあとは状
態S(k+1)が2か3であって、1に遷移する事はなく、例
外として復号が可能である。
【0049】また、後者のS(k)=2でD(k)=15となり、
この後15が繰り返す場合は条件4での符号語交換と同
様であり、101010 101010を101010
000000と交換をすれば良く、例外とせずに復号
が可能である。
【0050】図4に示した条件4では101010の繰
り返しの禁止を行い、全ての条件を見たあと、0101
01パタンの繰り返し禁止と101010の繰り返し禁
止を行う。
【0051】繰り返しの発生検出は010101の場合
はS(k)=0でD(k)=8の繰り返しを監視すればよく、10
1010の場合はS(k)=2でD(k)=15の繰り返しを監視す
れば良い。図2中最短ラン繰り返し検出ではC(k-1)と状
態とD(k)をみながら最短ランの繰り返しを検出し、符号
化テーブルアドレス演算部に送り、最短ランの繰り返し
を制限する。
【0052】つぎに本発明による復調方法と復調装置と
について説明をする。図11は本発明に好適な復調装置
の実施の一例である。冗長ビットが挿入されている符号
語以外は、入力符号語のビット列はNRZI復調手段501
でNRZI復調され、同期検出回路502によって同期語が
検出され、NRZI復調された信号および同期語はパラレル
6ビットに変換するためのタイミング信号であるワード
クロックによってシリアル/パラレル変換器503によ
って6ビットごとの符号列C(k)に構成される。この
のちワードレジスタ504に入力され1ワード遅延がな
された符号語C(k−1)は符号語の判定情報の検出装
置505に入力され後述の判定情報が演算出力される。
判定情報と入力符号語Ckとは状態演算器506に入力さ
れ4つの符号化テーブルのうちどの符号化テーブルによ
って符号化がなされたかを示す状態S(k)を出力し、
アドレス生成部507にてC(k−1)とS(k)とに
指定されるアドレスにより例えば図12に示す復号テー
ブル508から出力データ語が出力される。
【0053】冗長ビットは図5を参照して説明をしたよ
うに、同期語を基準として同期検出回路502からのワ
ードクロックと、図示せぬPLL手段等から生成される
ビットクロックとによって挿入位置を知ることができ、
冗長ビット509で冗長ビットを除去することが可能で
ある。冗長ビットが除去された符号語系列は以上述べた
ように復号されるのである。
【0054】判定情報は図12に示すように0,1,
2、3の4つの場合わけがなされLSB側のゼロラン長に
よって次の符号語がどの符号化テーブルによって符号化
がなされるのかを示すものである。すなわち、ひとつ前
の符号語C(k−1)と現在の符号語がどの符号化テー
ブルで符号化がなされているのかを知ることによってC
(k−1)がD(k−1)に復調される。
【0055】(式1)判定情報、符号語を入力 { if (判定情報== 0){ if (d==1 || d== 17 || d== 18 || d== 21 || d== 20 || d== 0 || d== 16) 状態 = 0; else 状態= 1; } else if (判定情報== 1){ if ( d==9 || d==5 || d==2 || d==4 || d==8 || d==10) 状態= 1; else if ( d==33 || d==17 || d ==18 || d == 36 || d==40 || d= =42 || d==1 || d==0) 状態= 2; else 状態= 3; } else if(判定情報== 2){ if ( d==33 || d==17 || d ==18 || d == 36 || d==40 || d==42 | | d==4 || d==8 || d==10 || d==1) 状態= 2; else 状態= 3; } else if (判定情報== 3){ if ( d==33 || d==17 || d ==18 || d == 36 || d==40 || d==42 | | d==8 || d==10 || d==1) 状態= 2; else if (d==4) 状態= 1; else 状態= 3; } return状態 } 式1がC(k)と判定情報とから状態S(k)を求める
ための演算であり、C言語によって記述されている。本
演算によれば、判定情報とC(k)、C(k−1)とか
らS(k)が求まり、図13の復調テーブルによってC
(k−1)をD(k−1)に復調可能である。
【0056】たとえば、図14のように010000
001001 000001 000101 0100
01 なる符号語列が図11に示す復調装置に入力され
た時、C(k−1)=010000の判定情報はLSB
側のゼロラン長が4である事から図12のように、判定
情報は3である。また、次の符号語C(k)が0010
01(デシマルで9)と続いており、式1の最初の条件
判定に当てはまるからS(k)は0であることがわか
る。よって図13の復調テーブルのC(k−1)で、0
10000の行のS(k)が3であることから、D(k
−1)として14と求まる。すなわち、k時点のC
(k)が生成された符号化テーブルの状態情報(番号)
S(k)からk−1時点のC(k−1)に対応するD
(k−1)が復号されるのである。同様にして0010
01は判定情報が0であり、続く符号語の000001
は符号化テーブルのS(k)=0にあるため、図13の
復調テーブルによってD(k−1)は0と求まる。同様
にして000001はD(k−1)が1、000101
はD(k−1)が1と求まる。なお、001001はD
SV制御のために図4の条件1−1で交換がなされた符
号語であるが、正常に復号ができていることが以上の説
明によって明らかである。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、連
続する2進数のデータ系列を4ビット単位の入力データ
語に変換した後に、所定のデータ語間隔毎に必ずDSV
極性が反転可能な冗長ビットを挿入可能であり、また、
符号化テーブル内でもDSVの制御が可能であり、出力
符号語列のDC成分の効果的な抑圧が可能であり最短ラ
ンの繰り返し制限が可能となるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変調装置の基本構成図である。
【図2】本発明の4−6変調部のブロック図である。
【図3】図2に示す変調装置の符号化動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】図2に示す変調装置の符号化動作を説明するた
めの図である。
【図5】本発明の冗長ビットの挿入法を説明するための
図である。
【図6】本発明の冗長ビットの挿入法を説明するための
図である。
【図7】4ビット単位のデシマル入力データ語に対応す
る6ビット単位のバイナリ出力符号語を表す図である。
【図8】本発明の変調装置に用いられる4つの符号化テ
ーブルS(k)=0〜S(k)=3の各内容を表す図で
ある。
【図9】本発明の変調装置における符号化過程を説明す
る図である。
【図10】本発明の変調装置の動作を説明するための図
である。
【図11】本発明の復調装置の実施例のブロック図であ
る。
【図12】本発明の復調装置に用いられる判定情報を示
す図である。
【図13】本発明の復調装置に用いられる復調テーブル
を示す図である。
【図14】本発明の復調装置の動作を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 変調装置 2 記録媒体 3 伝送媒体 11 フォーマット部 12 4−6変調部 13 符号化テーブル 14 NRZI変換回路 15 記録駆動回路 31 伝送符号化部 121 符号語選択肢有無回路 122 符号化テーブルアドレス演算部 123 同期語生成部 129 冗長ビット挿入部 124 DSV演算メモリ「0」 125 符号語メモリ「1」 126 符号語メモリ「0」 127 DSV演算メモリ「1」 128 絶対値比較部 129 メモリ制御/符号出力部 130 最短ラン繰り返し検出 501 NRZI復調 502 同期検出部 503 シリアル/パラレル変換器 504 ワードレジスタ 505 符号語判定情報検出装置 506 状態演算器 507 アドレス生成部 508 復号テーブル 509 冗長ビット抜き取り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖 剛 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC01 BC02 CC04 GL01 GL20

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各入力データ語に対応する各出力符号語
    と、次の入力データ語を符号化するために使用される符
    号化テーブルを指定する符号化テーブル指定情報とを含
    む複数の符号化テーブルを参照することにより、4ビッ
    ト単位の連続した複数の入力データ語を6ビット単位の
    連続した複数の出力符号語に符号化し、 ディジタル・サム・バリエーション(DSV)制御が可
    能であり、(1,k)ラン・レングス・リミテッド(R
    LL)規則でkは9を満足し、かつ最小ランが連続して
    繰り返す回数の制限がなされるように、前記連続した複
    数の出力符号語の所定数のデータ語毎に2ビットの冗長
    ビットを挿入することを特徴とする変調方法。
  2. 【請求項2】前記複数の符号化テーブルは、少なくとも
    第1符号化テーブル及び第2符号化テーブルを有してお
    り、前記第1符号化テーブルの、所定の入力データ語に
    対応する第1出力符号語と、前記第2符号化テーブル
    の、前記所定の入力データ語に対応する第2出力符号語
    とをそれぞれNRZI変調して得られた信号が互いに逆
    極性であり、かつ、ある特定の出力符号語を出力した後
    に、前記第1出力符号語及び前記第2出力符号語のうち
    のいずれを選択しても、選択された出力符号語は(1,
    k)RLL規則でkは9を満足することを特徴とする請
    求項1に記載の変調方法。
  3. 【請求項3】符号化テーブル指定情報で指定された、入
    力データ語に対応する出力符号語が、前記第1出力符号
    語及び前記第2出力符号語のいずれかであることを検出
    した場合、 前記第1出力符号語及び前記第2出力符号語を、その出
    力符号元毎に分別して記憶し、 記憶された前記第1出力符号語及び前記第2出力符号語
    のそれぞれについてコードワード・ディジタル・サム
    (CDS)を演算し、 前記第1出力符号語及び前記第2出力符号語に対応した
    2つのCDSをそれぞれ対応したDSVに加算し、得ら
    れた新たな2つのDSVをそれぞれ記憶し、 前記2つのDSVの絶対値を比較し、前記第1出力符号
    語及び前記第2出力符号語のうち、絶対値の小さいDS
    Vに対応する出力符号語を出力することを特徴とする請
    求項2に記載の変調方法。
  4. 【請求項4】前記所定の入力データ語の繰り返しによっ
    て最短ランが連続して繰り返すことを検出した場合、前
    記所定の入力データ語に対する出力符号語を指定された
    符号化テーブル内の他の出力符号語と交換することで前
    記最短ランの繰り返しを所定の数以下に制限し、前記他
    の出力符号語を出力をしても、(1,k)RLL規則で
    kは9を満足させることを特徴とする請求項3に記載の
    変調方法。
  5. 【請求項5】各入力データ語に対応する各出力符号語
    と、次の入力データ語を符号化するために使用される符
    号化テーブルを指定する符号化テーブル指定情報とを含
    む複数の符号化テーブルと、 前記複数の符号化テーブルを参照することにより、4ビ
    ット単位の連続した複数の入力データ語を6ビット単位
    の連続した複数の出力符号語に符号化する符号化手段
    と、 ディジタル・サム・バリエーション(DSV)制御が可
    能であり、(1,k)ラン・レングス・リミテッド(R
    LL)規則でkは9を満足し、かつ最小ランが連続して
    繰り返す回数の制限がなされるように、前記連続した複
    数の出力符号語の所定数のデータ語毎に2ビットの冗長
    ビットを挿入する冗長ビット挿入手段と、 を備えることを特徴とする変調装置。
  6. 【請求項6】前記複数の符号化テーブルは、少なくとも
    第1符号化テーブル及び第2符号化テーブルを有してお
    り、前記第1符号化テーブルの、所定の入力データ語に
    対応する第1出力符号語と、前記第2符号化テーブル
    の、前記所定の入力データ語に対応する第2出力符号語
    とをそれぞれNRZI変調して得られた信号が互いに逆
    極性であり、ある特定の出力符号語を出力した後に、前
    記符号化手段が、前記第1出力符号語及び前記第2出力
    符号語のうちのいずれを選択しても、選択された出力符
    号語は(1,k)RLL規則でkは9を満足することを
    特徴とする請求項5に記載の変調装置。
  7. 【請求項7】前記符号化手段は、前記第1出力符号語及
    び前記第2出力符号語のうちのいずれかを選択する選択
    手段を備えたことを特徴とする請求項6に記載の変調装
    置。
  8. 【請求項8】符号化テーブル指定情報で指定された、入
    力データ語に対応する出力符号語が、前記第1出力符号
    語及び前記第2出力符号語のいずれかであることを検出
    した場合に、前記第1出力符号語及び前記第2出力符号
    語を、その出力符号元毎に分別して記憶する一対の第1
    記憶手段と、 記憶された前記第1出力符号語及び前記第2出力符号語
    のそれぞれについてコードワード・ディジタル・サム
    (CDS)を演算する演算手段と、 前記第1出力符号語及び前記第2出力符号語に対応した
    2つのCDSをそれぞれ対応したDSVに加算し、得ら
    れた新たな2つのDSVをそれぞれ記憶する一対の第2
    記憶手段と、 前記2つのDSVの絶対値を比較する絶対値比較手段
    と、 前記絶対値比較手段による比較結果に基づいて、前記第
    1出力符号語及び前記第2出力符号語のうち、絶対値の
    小さいDSVに対応する出力符号語を出力する出力手段
    と、 を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の変調装
    置。
  9. 【請求項9】前記符号化手段は、前記所定の入力データ
    語の繰り返しによって最短ランが連続して繰り返すこと
    を検出した場合、前記最短ランの繰り返しを所定の数以
    下に制限し、前記他の出力符号語を出力をしても、
    (1,k)RLL規則でkは9を満足させるように、前
    記所定の入力データ語に対する出力符号語を指定された
    符号化テーブル内の他の出力符号語と交換する符号語交
    換手段を有することを特徴とする請求項8に記載の変調
    装置。
  10. 【請求項10】請求項1に記載の変調方法を用いて符号
    化された、前記所定のデータ語毎に2ビットの冗長ビッ
    トが付加された前記連続した複数の出力符号語を、再生
    データ列に復調する復調方法であって、 前記付加された冗長ビットを抜き取り、連続した複数の
    符号語を復元し、 後続の符号語が前記複数の符号化テーブルのうち、どの
    符号化テーブルで符号化がなされたかを示す判定情報
    と、前記後続の符号語とに基づいて、前記連続した複数
    の符号語を前記再生データ列に復調することを特徴とす
    る復調方法。
  11. 【請求項11】請求項5に記載の変調装置を用いて符号
    化された、前記所定のデータ語毎に2ビットの冗長ビッ
    トが付加された前記連続した複数の出力符号語を、再生
    データ列に復調する復調装置であって、 冗長ビットを抜き取り、連続した複数の符号語を復元す
    る冗長ビット抜き取り手段と、 後続の符号語が前記複数の符号化テーブルのうち、どの
    符号化テーブルで符号化がなされたかを示す判定情報
    と、前記後続の符号語とに基づいて、前記連続した複数
    の符号語を前記再生データ列に復調する復調手段と、 を備えることを特徴とする復調装置。
  12. 【請求項12】請求項1に記載の変調方法を用いて符号
    化がなされた符号語が少なくとも一部に記録されている
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  13. 【請求項13】請求項5に記載の変調装置を用いて符号
    化がなされた符号語が少なくとも一部に記録されている
    ことを特徴とする情報記録媒体。
  14. 【請求項14】請求項1に記載の変調方法を用いて符号
    化がなされた符号語を伝送情報として伝送することを特
    徴とする情報伝送方法。
  15. 【請求項15】請求項5に記載の変調装置を用いて符号
    化がなされた符号語を伝送情報として伝送することを特
    徴とする情報伝送装置。
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