JP2002204068A - 印刷配線板とフレキシブル配線板の接合方法 - Google Patents

印刷配線板とフレキシブル配線板の接合方法

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JP2002204068A
JP2002204068A JP2000402805A JP2000402805A JP2002204068A JP 2002204068 A JP2002204068 A JP 2002204068A JP 2000402805 A JP2000402805 A JP 2000402805A JP 2000402805 A JP2000402805 A JP 2000402805A JP 2002204068 A JP2002204068 A JP 2002204068A
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wiring board
printed wiring
flexible wiring
pin
flexible
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JP2000402805A
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Fumitoshi Sasaki
文利 佐々木
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷配線板とフレキシブル配線板の接合強度
を高めて、剥離事故を防止する。 【解決手段】 印刷配線板11とフレキシブル配線板12の
接合個所にピン穴17を形成し、ピン14を設けたピンプレ
ート13と、ピン穴16を形成した穴あきプレート15とによ
り印刷配線板11とフレキシブル配線板12の接合個所をは
さみ、二枚の配線板及び穴あきプレートのピン穴を貫通
したピン14の先端部をかしめて印刷配線板とフレキシブ
ル配線板をクランプする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷配線板とフ
レキシブル配線板の接合方法に関するものであり、特
に、接合強度の向上を図った印刷配線板とフレキシブル
配線板の接合方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフィルム等に銀ペーストや
カーボンペースト等により印刷回路パターンを形成した
フレキシブル配線板と、紙フェノール基板やエポキシ基
板、或いはグラスエポキシ基板に銅箔回路パターンを形
成した銅貼リ印刷配線板を接続する場合は、フレキシブ
ル配線板のポリエステル基材の耐熱性が低いため、一般
的なはんだ付けによる接続はできず、接着による接続方
法が用いられている。
【0003】図4は上記の接続方法を示し、1は印刷配
線板、2はフレキシブル配線板であり、印刷配線板1の銅
箔回路パターン3の接続電極部分に異方性導電接着膜4を
載せ、その上にフレキシブル配線板2の印刷回路パター
ン5の接続電極部分を重ねて異方性導電接着膜4の接着力
により印刷配線板1とフレキシブル配線板2とを接合して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷配線板とフ
レキシブル配線板の接合方法は、接合強度を異方性導電
接着膜の接着力のみに依存しているので、印刷配線板と
フレキシブル配線板に引張りや曲げなどの応力が加えら
れた場合に、異方性導電接着膜が剥離して導通不良が発
生することが多いという問題がある。
【0005】そこで、印刷配線板とフレキシブル配線板
の接合強度を高めて、剥離事故を防止するために解決す
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課
題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案するものであり、印刷配線板とフレ
キシブル配線板のそれぞれの接続電極部位を重ね合わ
せ、異方性導電接着膜を介して相互の接続電極部位を接
合する印刷配線板とフレキシブル配線板の接合方法であ
って、印刷配線板とフレキシブル配線板の接合個所に一
つまたは複数のピン穴を形成し、前記ピン穴に対応する
ピンを立設したピンプレートと、前記ピンに対応するピ
ン穴を形成した穴あきプレートとからなる一対のクラン
プ装置により印刷配線板とフレキシブル配線板の接合個
所をはさみ、印刷配線板とフレキシブル配線板のピン穴
及び穴あきプレートのピン穴を貫通させたピンプレート
のピンの先端部を加熱或いは加圧などの手段によってか
しめて印刷配線板とフレキシブル配線板をクランプする
印刷配線板とフレキシブル配線板の接合方法を提供する
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図に従って詳述する。図1において11は印刷配線板、12
はフレキシブル配線板である。印刷配線板11の下に位置
するピンプレート13にはピン14を設けてあり、フレキシ
ブル配線板12の上方に位置する穴あきプレート15には、
ピンプレート13のピン14と嵌合対偶をなすピン穴16を形
成して、ピンプレート13と穴あきプレート15によってク
ランプ装置を構成している。
【0008】印刷配線板11の縁部の接続電極部位とフレ
キシブル配線板12の端部の接続電極部位には、それぞれ
ピンプレート13のピン14に合致するピン穴17を形成して
あり、印刷配線板11のピン穴17とフレキシブル配線板12
のピン穴17とにピンプレート13のピン14を挿し通すこと
ができる。
【0009】印刷配線板11とフレキシブル配線板12の接
合にあたっては、印刷配線板11の表面の接続電極部位に
異方性導電接着膜18を設け、異方性導電接着膜18の上に
フレキシブル配線板12の接続電極部位を重ね、双方のピ
ン穴17を合致させて接着する。
【0010】続いて、印刷配線板11の下方からピンプレ
ート13のピン14を二枚の配線板11,12のピン穴17へ挿入
して貫通させ、上方から穴あきプレート15のピン穴16を
ピンプレート13のピン14に嵌合させてピンプレート13と
穴あきプレート15とによって印刷配線板11とフレキシブ
ル配線板12を挟み込むと、ピンプレート13のピン14は二
枚の配線板11,12のピン穴17及び穴あきプレート15のピ
ン穴16を貫通してピン14の先端部が上方ヘ突出する。
【0011】そして、図2に示すように、ピン14の先端部
を加熱または加圧或いは加振等のかしめ手段によって変
形させてかしめることにより、印刷配線板11とフレキシ
ブル配線板12はピンプレート13と穴あきプレート15とに
よって堅固に挟圧される。これにより、フレキシブル配
線板12が上方へ引張りあげられても二枚の配線板11,12
が剥離することはない。また、フレキシブル配線板12が
水平方向へ引張られても、フレキシブル配線板12と印刷
配線板11はピン14にて結合されているので二枚の配線板
11,12が平行にずれることもなく、異方性導電接着膜18
の剥離や接続電極部のずれによる導通不良の発生を防止
できる。
【0012】図3は、他の実施形態として両面印刷配線
板21の両面にフレキシブル配線板12を接合する例を示し
ている。この場合は、両面印刷配線板21の両面の接続電
極部に異方性導電接着膜18を介してフレキシブル配線板
12を接着し、図2の例と同様にフレキシブル配線板12と
両面印刷配線板21のそれぞれに形成したピン穴17,22に
ピンプレート13のピン14を挿通してピンプレート13と穴
あきプレート15とによって三枚の配線板12,21,12を挟み
つけて接続している。
【0013】尚、図示例においてはピン並びにピン穴の
数が三個であるが、これらの数は任意の設計事項であ
る。また、この発明は上記の実施形態に限定するもので
はなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が
可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及こ
とは当然である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印刷配線
板とフレキシブル配線板の接合方法は、印刷配線板とフ
レキシブル配線板の接合個所にピン穴を開け、ピン並び
にピン穴を形成した一対のプレートによって印刷配線板
とフレキシブル配線板との接合部位を挟みつけるので、
印刷配線板とフレキシブル配線板とに双方を引き剥がす
力や平行にずらす力が加わっても剥離やずれが生じるこ
とがなく、外力に対する耐力が向上して導通不良の発生
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、印刷配線板とフ
レキシブル配線板の接合方法解説図。
【図2】図1の印刷配線板とフレキシブル配線板の接合
部分の縦断面図。
【図3】一枚の印刷配線板と二枚のフレキシブル配線板
の接合部分の縦断面図。
【図4】従来の接合方法による印刷配線板とフレキシブ
ル配線板の接合部分の縦断面図。
【符号の説明】
11 印刷配線板 12 フレキシブル配線板 13 ピンプレート 14 ピン 15 穴あきプレート 16 ピン穴 17 ピン穴 18 異方性導電接着膜 21 両面印刷配線板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷配線板とフレキシブル配線板のそれ
    ぞれの接続電極部位を重ね合わせ、異方性導電接着膜を
    介して相互の接続電極部位を接合する印刷配線板とフレ
    キシブル配線板の接合方法であって、印刷配線板とフレ
    キシブル配線板の接合個所に一つまたは複数のピン穴を
    形成し、前記ピン穴に対応するピンを立設したピンプレ
    ートと、前記ピンに対応するピン穴を形成した穴あきプ
    レートとからなる一対のクランプ装置により印刷配線板
    とフレキシブル配線板の接合個所をはさみ、印刷配線板
    とフレキシブル配線板のピン穴及び穴あきプレートのピ
    ン穴を貫通させたピンプレートのピンの先端部を加熱或
    いは加圧などの手段によってかしめて印刷配線板とフレ
    キシブル配線板をクランプする印刷配線板とフレキシブ
    ル配線板の接合方法。
JP2000402805A 2000-12-28 2000-12-28 印刷配線板とフレキシブル配線板の接合方法 Withdrawn JP2002204068A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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