JP2002203703A - チップ型正特性サーミスタ - Google Patents
チップ型正特性サーミスタInfo
- Publication number
- JP2002203703A JP2002203703A JP2000398570A JP2000398570A JP2002203703A JP 2002203703 A JP2002203703 A JP 2002203703A JP 2000398570 A JP2000398570 A JP 2000398570A JP 2000398570 A JP2000398570 A JP 2000398570A JP 2002203703 A JP2002203703 A JP 2002203703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature coefficient
- positive temperature
- coefficient thermistor
- electrode layer
- type positive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリント基板実装時の半田はじきのないチ
ップ型正特性サーミスタを提供する。 【解決手段】 チップ状の正特性サーミスタ素体の両端
部に、CrあるいはCr合金からなる第一電極層と、N
iあるいはNi合金からなる第二電極層と、0.15μ
m以上3μm以下の厚みのAgからなる第三電極層と、
からなる多層薄膜電極層と、この多層薄膜電極層の上に
形成されたSnあるいはSn合金からなるめっき層とを
有する外部電極を形成する。
ップ型正特性サーミスタを提供する。 【解決手段】 チップ状の正特性サーミスタ素体の両端
部に、CrあるいはCr合金からなる第一電極層と、N
iあるいはNi合金からなる第二電極層と、0.15μ
m以上3μm以下の厚みのAgからなる第三電極層と、
からなる多層薄膜電極層と、この多層薄膜電極層の上に
形成されたSnあるいはSn合金からなるめっき層とを
有する外部電極を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表面実装用のチ
ップ型正特性サーミスタに関し、特に、チップ状の正特
性サーミスタ素体の両端部に形成された外部電極構造の
改良に関する。
ップ型正特性サーミスタに関し、特に、チップ状の正特
性サーミスタ素体の両端部に形成された外部電極構造の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】チップ型正特性サーミスタは、チップ状
の正特性サーミスタ素体の両端部に外部電極が形成され
たものであり、外部電極はオーミック接触性を有する下
側電極層と、半田付け性を有する上側電極層と、前記下
側電極層と前記上側電極層との密着性を向上させるとと
もに半田くわれを抑制する中間電極層と、からなる。
の正特性サーミスタ素体の両端部に外部電極が形成され
たものであり、外部電極はオーミック接触性を有する下
側電極層と、半田付け性を有する上側電極層と、前記下
側電極層と前記上側電極層との密着性を向上させるとと
もに半田くわれを抑制する中間電極層と、からなる。
【0003】例えば、図3に示すチップ型正特性サーミ
スタ1(特許第3019567号)は、正特性サーミス
タ素体2の両端部に外部電極3、3が形成されており、
前記外部電極3、3は、スパッタリングにより形成され
たTi第一電極層3a、3aと、スパッタリングにより
形成されたNi第二電極層3b、3bと、めっきにより
形成されたSn第三電極層3c、3cと、からなる。
スタ1(特許第3019567号)は、正特性サーミス
タ素体2の両端部に外部電極3、3が形成されており、
前記外部電極3、3は、スパッタリングにより形成され
たTi第一電極層3a、3aと、スパッタリングにより
形成されたNi第二電極層3b、3bと、めっきにより
形成されたSn第三電極層3c、3cと、からなる。
【0004】上記チップ型正特性サーミスタ1におい
て、Sn第三電極層3c、3cは、Ni第二電極層3
b、3bの上に、0.1μmのAg層(図示せず)を形
成した後、部分めっき法によりSnを析出させて形成す
る。
て、Sn第三電極層3c、3cは、Ni第二電極層3
b、3bの上に、0.1μmのAg層(図示せず)を形
成した後、部分めっき法によりSnを析出させて形成す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記Ni第二電極層3
b、3bの上に形成されるAg層は、スパッタリング後
の正特性サーミスタ素体2を大気中に長時間放置したり
することによって、Ni第二電極層3b、3bが酸化す
るのを防止する役割がある。しかしながら、厚み0.1
μmではその効果は不十分であり、図4に示すように、
チップ型正特性サーミスタ1をプリント基板4に実装
し、外部電極3、3を半田5、5でプリント配線4a、
4aに接続させた時、半田はじきが発生し、チップ型正
特性サーミスタと基板の固着強度が低下する問題があっ
た。これは、Ni第二電極層3b、3bが酸化している
と、第三電極層3c、3cおよびAg層が半田5、5中
に拡散してNi第二電極層3b、3bと半田5、5が接
触したとき、半田5、5がつきにくいことによる。
b、3bの上に形成されるAg層は、スパッタリング後
の正特性サーミスタ素体2を大気中に長時間放置したり
することによって、Ni第二電極層3b、3bが酸化す
るのを防止する役割がある。しかしながら、厚み0.1
μmではその効果は不十分であり、図4に示すように、
チップ型正特性サーミスタ1をプリント基板4に実装
し、外部電極3、3を半田5、5でプリント配線4a、
4aに接続させた時、半田はじきが発生し、チップ型正
特性サーミスタと基板の固着強度が低下する問題があっ
た。これは、Ni第二電極層3b、3bが酸化している
と、第三電極層3c、3cおよびAg層が半田5、5中
に拡散してNi第二電極層3b、3bと半田5、5が接
触したとき、半田5、5がつきにくいことによる。
【0006】半田はじきが発生すると、チップ型正特性
サーミスタ1をプリント基板4上に確実に実装すること
ができず、あるいは実装し得たとしても、プリント基板
4が撓んだりすると、チップ型正特性サーミスタ1がプ
リント基板4から容易に外れ落ちる恐れがある。
サーミスタ1をプリント基板4上に確実に実装すること
ができず、あるいは実装し得たとしても、プリント基板
4が撓んだりすると、チップ型正特性サーミスタ1がプ
リント基板4から容易に外れ落ちる恐れがある。
【0007】この発明の目的は、Ni第二電極層3b、
3bとSn第三電極層3c、3cとの間に十分な厚みの
Ag層を形成し、Ni第二電極層3b、3bの酸化を防
止し、プリント基板4実装時の半田はじきのないチップ
正特性サーミスタ1を提供することである。
3bとSn第三電極層3c、3cとの間に十分な厚みの
Ag層を形成し、Ni第二電極層3b、3bの酸化を防
止し、プリント基板4実装時の半田はじきのないチップ
正特性サーミスタ1を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のチップ型セラ
ミックサーミスタは、チップ状の正特性サーミスタ素体
の両端部に外部電極を備え、前記外部電極は、Crある
いはCr合金からなる第一電極層と、NiあるいはNi
合金からなる第二電極層と、Agからなる第三電極層
と、からなる多層薄膜電極層と、この多層薄膜電極層の
上に形成されたSnあるいはSn合金からなるめっき層
とを有し、前記Agからなる第三電極層の厚みは、0.
15μm以上3μm以下であることを特徴とする。
ミックサーミスタは、チップ状の正特性サーミスタ素体
の両端部に外部電極を備え、前記外部電極は、Crある
いはCr合金からなる第一電極層と、NiあるいはNi
合金からなる第二電極層と、Agからなる第三電極層
と、からなる多層薄膜電極層と、この多層薄膜電極層の
上に形成されたSnあるいはSn合金からなるめっき層
とを有し、前記Agからなる第三電極層の厚みは、0.
15μm以上3μm以下であることを特徴とする。
【0009】Agからなる第三電極層の厚みを0.15
μm以上とすることにより、NiあるいはNi合金から
なる第二電極層の酸化防止効果を高め、プリント基板実
装時の半田はじきを防止できる。
μm以上とすることにより、NiあるいはNi合金から
なる第二電極層の酸化防止効果を高め、プリント基板実
装時の半田はじきを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の1つの実施の形態につ
いて図1のチップ型正特性サーミスタ11を参照して説
明する。図1に示すチップ型正特性サーミスタ11は、
チップ状の正特性サーミスタ素体12の両端部に外部電
極13、13を備えている。外部電極13、13は、C
rからなる第一電極層13a、13aと、Ni−Cuか
らなる第二電極層13b、13bと、Agからなる第三
電極層13c、13cと、からなる多層薄膜電極層13
d、13dと、この多層薄膜電極層13d、13dの上
に形成されたSnからなるめっき層13e、13eと、
を有する。
いて図1のチップ型正特性サーミスタ11を参照して説
明する。図1に示すチップ型正特性サーミスタ11は、
チップ状の正特性サーミスタ素体12の両端部に外部電
極13、13を備えている。外部電極13、13は、C
rからなる第一電極層13a、13aと、Ni−Cuか
らなる第二電極層13b、13bと、Agからなる第三
電極層13c、13cと、からなる多層薄膜電極層13
d、13dと、この多層薄膜電極層13d、13dの上
に形成されたSnからなるめっき層13e、13eと、
を有する。
【0011】このチップ型正特性サーミスタ11を作製
する場合、まず所定の正特性を有する正特性サーミスタ
素体12と、この正特性サーミスタ素体12の寸法に応
じた角孔が形成されたゴムシートを準備し、前記角孔に
正特性サーミスタ素体12を挿入して、前記正特性サー
ミスタ素体12の両端部のみを露出させる。
する場合、まず所定の正特性を有する正特性サーミスタ
素体12と、この正特性サーミスタ素体12の寸法に応
じた角孔が形成されたゴムシートを準備し、前記角孔に
正特性サーミスタ素体12を挿入して、前記正特性サー
ミスタ素体12の両端部のみを露出させる。
【0012】次に、前記正特性サーミスタ素体12をス
パッタリング装置に投入し、多層薄膜電極層13d、1
3dを順次連続的に形成する。まず、厚さ0.1μmの
Cr薄膜を析出させて第一電極層13a、13aを形成
し、引き続いて、第一電極層13a、13aの表面に厚
さ0.3μmのNi−Cu合金薄膜を析出させて第二電
極層13b、13bを形成し、さらに引き続いて、第二
電極層層13b、13bの表面に0.15μmのAg薄
膜を析出させて第三電極層層13c、13cを形成す
る。
パッタリング装置に投入し、多層薄膜電極層13d、1
3dを順次連続的に形成する。まず、厚さ0.1μmの
Cr薄膜を析出させて第一電極層13a、13aを形成
し、引き続いて、第一電極層13a、13aの表面に厚
さ0.3μmのNi−Cu合金薄膜を析出させて第二電
極層13b、13bを形成し、さらに引き続いて、第二
電極層層13b、13bの表面に0.15μmのAg薄
膜を析出させて第三電極層層13c、13cを形成す
る。
【0013】さらに、多層薄膜電極層13d、13dを
形成した正特性サーミスタ素体12をスパッタリング装
置から取り出し、金属性のダミーボールと共にバレルめ
っき装置に入れ、Snめっき液に浸漬して電解めっき
し、多層薄膜電極層13d、13dの上にSnを析出さ
せ、Snからなるめっき層13e、13eを形成する。
形成した正特性サーミスタ素体12をスパッタリング装
置から取り出し、金属性のダミーボールと共にバレルめ
っき装置に入れ、Snめっき液に浸漬して電解めっき
し、多層薄膜電極層13d、13dの上にSnを析出さ
せ、Snからなるめっき層13e、13eを形成する。
【0014】その後、外部電極13、13が形成された
正特性サーミスタ素体12をゴムシートの角孔から外
し、チップ型正特性サーミスタ11を得る。
正特性サーミスタ素体12をゴムシートの角孔から外
し、チップ型正特性サーミスタ11を得る。
【0015】このチップ型正特性サーミスタ11を、A
gからなる第三電極層13c、13cの膜厚を変えて作
製し、図2に示すように、それぞれをプリント基板14
に実装し、外部電極13、13を半田15、15でプリ
ント配線14a、14aに接続させ、半田15、15の
はじきの有無を調べた。この結果を表1に示す。なお、
図2は、半田はじきの発生していない状態を表わしてい
る。
gからなる第三電極層13c、13cの膜厚を変えて作
製し、図2に示すように、それぞれをプリント基板14
に実装し、外部電極13、13を半田15、15でプリ
ント配線14a、14aに接続させ、半田15、15の
はじきの有無を調べた。この結果を表1に示す。なお、
図2は、半田はじきの発生していない状態を表わしてい
る。
【0016】上記チップ型正特性サーミスタは、製造過
程において、スパッタリング装置から取り出した後、ス
チームエージングを2時間実施し、蒸気にさらして、多
層薄膜電極層13d、13dを積極的に酸化させた。こ
れは、スパッタ蒸着後に長時間大気中に放置することを
想定したものである。
程において、スパッタリング装置から取り出した後、ス
チームエージングを2時間実施し、蒸気にさらして、多
層薄膜電極層13d、13dを積極的に酸化させた。こ
れは、スパッタ蒸着後に長時間大気中に放置することを
想定したものである。
【表1】
【0017】表1に明らかなように、Agからなる第三
電極層13c、13cの膜厚が0.15μm以上で、プ
リント基板14実装時の半田はじきがなくなっている。
電極層13c、13cの膜厚が0.15μm以上で、プ
リント基板14実装時の半田はじきがなくなっている。
【0018】これは、Agからなる第三電極層13c、
13cがNiからなる第二電極層13b、13bの酸化
を防止するに十分な厚みを有しており、スチームエージ
ングによっても、Niからなる第二電極層13b、13
bが酸化されず、プリント基板14実装時、上層のS
n、Agが半田15中に拡散して、半田15、15がN
iからなる第二電極層13b、13bに到達しても、半
田はじきが起こらなかったことを示している。なお、A
gからなる第三電極層13c、13cの表面もスチーム
エージングにより多少酸化するが、Agは半田15中に
拡散しやすいため、多少表面が酸化しても半田15をは
じかず、半田15と良好な接合を形成できる。
13cがNiからなる第二電極層13b、13bの酸化
を防止するに十分な厚みを有しており、スチームエージ
ングによっても、Niからなる第二電極層13b、13
bが酸化されず、プリント基板14実装時、上層のS
n、Agが半田15中に拡散して、半田15、15がN
iからなる第二電極層13b、13bに到達しても、半
田はじきが起こらなかったことを示している。なお、A
gからなる第三電極層13c、13cの表面もスチーム
エージングにより多少酸化するが、Agは半田15中に
拡散しやすいため、多少表面が酸化しても半田15をは
じかず、半田15と良好な接合を形成できる。
【0019】Agからなる第三電極層13c、13cの
膜厚は、厚いほどNiからなる第二電極層13b、13
bの酸化防止効果は高い。しかしながら、厚くするほど
蒸着時間が長くなり、コストアップや生産効率の低下を
招く。したがって、Agからなる第三電極層13c、1
3cの膜厚の上限は3μm程度が適当である。
膜厚は、厚いほどNiからなる第二電極層13b、13
bの酸化防止効果は高い。しかしながら、厚くするほど
蒸着時間が長くなり、コストアップや生産効率の低下を
招く。したがって、Agからなる第三電極層13c、1
3cの膜厚の上限は3μm程度が適当である。
【0020】なお、上記実施例において、多層薄膜電極
層13d、13dをスパッタリング法により形成した
が、これに限らず、酸化されやすいCrやNi−Cu合
金を直接大気に触れさせることがなければ、真空蒸着や
イオンプレーティング法などにより形成してもよい。
層13d、13dをスパッタリング法により形成した
が、これに限らず、酸化されやすいCrやNi−Cu合
金を直接大気に触れさせることがなければ、真空蒸着や
イオンプレーティング法などにより形成してもよい。
【0021】また、上記実施例では、第一電極層13
a、13aを構成する材料として、Crを用いた場合に
ついて説明したが、これに限らず、Cr合金など正特性
サーミスタ素体12との間にオーミック接触が得られる
材料であればよい。
a、13aを構成する材料として、Crを用いた場合に
ついて説明したが、これに限らず、Cr合金など正特性
サーミスタ素体12との間にオーミック接触が得られる
材料であればよい。
【0022】さらに、上記実施例では、第二電極層13
b、13bを構成する材料として、Ni−Cu合金を用
いた場合について説明したが、これに限らず、半田15
中に拡散しにくく半田くわれを抑制する材料であればよ
い。
b、13bを構成する材料として、Ni−Cu合金を用
いた場合について説明したが、これに限らず、半田15
中に拡散しにくく半田くわれを抑制する材料であればよ
い。
【0023】さらにまた、上記実施例では、めっき層1
3e、13eを構成する材料として、Snを用いた場合
について説明したが、これに限らず、Sn合金を用いて
もよい。
3e、13eを構成する材料として、Snを用いた場合
について説明したが、これに限らず、Sn合金を用いて
もよい。
【0024】さらにまた、上記実施例では、外部電極1
3、13を四層構造としたが、酸化しやすいNi−Cu
合金膜の上に十分な膜厚のAg膜が形成されていれば、
さらにこの上に他の金属を形成してから、めっき層13
e、13eを形成した構造であってもよい。
3、13を四層構造としたが、酸化しやすいNi−Cu
合金膜の上に十分な膜厚のAg膜が形成されていれば、
さらにこの上に他の金属を形成してから、めっき層13
e、13eを形成した構造であってもよい。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、酸化しやすいNiあ
るいはNi合金からなる電極膜の上に、0.15μm以
上の膜厚のAgからなる電極膜を形成することにより、
NiあるいはNi合金からなる電極膜の酸化を確実に防
止でき、プリント基板実装時の半田のはじきを防止でき
る。
るいはNi合金からなる電極膜の上に、0.15μm以
上の膜厚のAgからなる電極膜を形成することにより、
NiあるいはNi合金からなる電極膜の酸化を確実に防
止でき、プリント基板実装時の半田のはじきを防止でき
る。
【0026】これにより、チップ型正特性サーミスタを
プリント基板上に確実に実装することができ、チップ型
正特性サーミスタの信頼性が向上する。
プリント基板上に確実に実装することができ、チップ型
正特性サーミスタの信頼性が向上する。
【図1】この発明の実施の形態を示すチップ型正特性サ
ーミスタの断面図である。
ーミスタの断面図である。
【図2】図1のチップ型正特性サーミスタをプリント基
板に実装した状態を示す断面図である。
板に実装した状態を示す断面図である。
【図3】従来例のチップ型正特性サーミスタを示す断面
図である。
図である。
【図4】図3のチップ型正特性サーミスタをプリント基
板に実装した状態を示す断面図である。
板に実装した状態を示す断面図である。
11 チップ型正特性サーミスタ 12 正特性サーミスタ素体 13 外部電極 13a、13a 第一電極層 13b、13b 第二電極層 13c、13c 第三電極層 13d、13d 多層薄膜電極層 13e、13e めっき層
Claims (1)
- 【請求項1】 チップ状の正特性サーミスタ素体の両端
部に外部電極を備え、 前記外部電極は、CrあるいはCr合金からなる第一電
極層と、NiあるいはNi合金からなる第二電極層と、
Agからなる第三電極層と、からなる多層薄膜電極層
と、この多層薄膜電極層の上に形成されたSnあるいは
Sn合金からなるめっき層とを有し、 前記Agからなる第三電極層の厚みは、0.15μm以
上3μm以下であることを特徴とするチップ型正特性サ
ーミスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398570A JP2002203703A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | チップ型正特性サーミスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000398570A JP2002203703A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | チップ型正特性サーミスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002203703A true JP2002203703A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18863505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000398570A Pending JP2002203703A (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | チップ型正特性サーミスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002203703A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6660554B2 (en) * | 2001-01-26 | 2003-12-09 | Gregg J. Lavenuta | Thermistor and method of manufacture |
WO2009096333A1 (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-06 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | チップ型半導体セラミック電子部品 |
JP2012212931A (ja) * | 2006-04-18 | 2012-11-01 | Epcos Ag | 電気ptcサーミスタ部品とその製造方法 |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000398570A patent/JP2002203703A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6660554B2 (en) * | 2001-01-26 | 2003-12-09 | Gregg J. Lavenuta | Thermistor and method of manufacture |
US8373535B2 (en) | 2001-01-26 | 2013-02-12 | Quality Thermistor, Inc. | Thermistor and method of manufacture |
JP2012212931A (ja) * | 2006-04-18 | 2012-11-01 | Epcos Ag | 電気ptcサーミスタ部品とその製造方法 |
WO2009096333A1 (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-06 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | チップ型半導体セラミック電子部品 |
TWI391960B (zh) * | 2008-01-29 | 2013-04-01 | Murata Manufacturing Co | Wafer type semiconductor ceramic electronic parts |
JP5344179B2 (ja) * | 2008-01-29 | 2013-11-20 | 株式会社村田製作所 | チップ型ptcサーミスタ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6020503B2 (ja) | 積層セラミック電子部品 | |
US9368308B2 (en) | Fuse in chip design | |
JP6020502B2 (ja) | 積層セラミック電子部品 | |
JPH0235475B2 (ja) | ||
WO2002071418A1 (fr) | Resistance | |
JP2007141881A (ja) | サーミスタの電極構造 | |
JP4083971B2 (ja) | 積層セラミック電子部品及びその製造方法 | |
JP2002203703A (ja) | チップ型正特性サーミスタ | |
JP4222001B2 (ja) | 銅被覆プラスチック基板 | |
JP2976048B2 (ja) | チップ型セラミック電子部品の製造方法 | |
JP2000077253A (ja) | 電子部品、チップ型セラミック電子部品、およびそれらの製造方法 | |
JP4264091B2 (ja) | 配線基板の製造方法 | |
JP2003243245A (ja) | セラミック電子部品およびその製造方法 | |
JP3636190B2 (ja) | 抵抗器およびその製造方法 | |
JP4385434B2 (ja) | 厚膜回路基板及びその製造方法 | |
JP3792642B2 (ja) | 配線基板およびその製造方法 | |
JP3857219B2 (ja) | 配線基板およびその製造方法 | |
JP3019567B2 (ja) | チップ型セラミック電子部品の製造方法 | |
JP4556337B2 (ja) | 積層セラミック電子部品の製造方法 | |
JP3031025B2 (ja) | チップ型セラミック電子部品の製造方法 | |
JP3019568B2 (ja) | セラミック電子部品及びその製造方法 | |
JP3031024B2 (ja) | チップ型セラミック電子部品の製造方法 | |
JP2587858B2 (ja) | 電子部品用多層構造電極 | |
JP3031026B2 (ja) | チップ型セラミック電子部品の製造方法 | |
JP2023535769A (ja) | 温度センサ、及びこの種の温度センサを製造するための方法 |