JP2002202957A - データ通信システム及び方法、コンピュータプログラム、記録媒体 - Google Patents

データ通信システム及び方法、コンピュータプログラム、記録媒体

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JP2002202957A JP2001306961A JP2001306961A JP2002202957A JP 2002202957 A JP2002202957 A JP 2002202957A JP 2001306961 A JP2001306961 A JP 2001306961A JP 2001306961 A JP2001306961 A JP 2001306961A JP 2002202957 A JP2002202957 A JP 2002202957A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の情報処理装置(GSM)を用いてより
高度の処理を行う際の各GSM間の連携を効率的に図る
ためのデータ通信技術を提供する。 【解決手段】 4つのGSM1と、各GSM1から出力
されるデータを統合する従MG(マージャ)3と、4つ
の従MG3から出力されるデータを統合する主MG20
0を備える。GSM1の各々から出力された単位データ
長毎のデータをレジスタにパラレルに格納するととも
に、レジスタに格納されているデータを単位データ長毎
にシリアルに読み出してシリアルデータを形成し、当該
シリアルデータ中に変更されたデータがある場合は当該
変更されたデータがどれかを識別するための補助データ
を単位データ長の所定部位に付加して主MG200に出
力する。主SYNC300からGSM1の各々に出力さ
れるべきデータについては、パラレルのデータをすべて
のGSM1に同時期に複写伝搬させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の処理装置を
連携させて、より高度の情報処理を行えるようにするた
めのデータ通信技術に関する。
【0002】
【発明の背景】コンピュータなどの処理装置の高性能化
に伴い、このような処理装置を用いて従来よりも高度の
情報処理を行う環境が整備されてきている。最近は、処
理装置の一例となる画像処理装置を複数協同で動作させ
て大画面の動画処理を行うことに対する期待が高まって
いる。しかしながら、個々の処理装置の処理能力が高ま
っても、連携する処理装置間での画像データ、同期信号
その他のデータの通信を適切に行わないと、各処理装置
が有する能力を効果的に発揮することができない。画像
処理装置の場合には、そのまま大画面の動画表示を行お
うとすると、1秒あたりのコマ数が低下したり、システ
ムダウンを起こすことも考えられる。
【0003】本発明は、複数の処理装置を用いてより高
度の処理を行う場合のデータ通信を適切に行うことがで
きるデータ通信システムを提供することを、その課題と
する。本発明の他の課題は、複数の処理装置を用いて共
同処理を行う際に各処理装置の能力を正しく発揮させる
ことができるデータ通信方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明のデータ通信システムは、共同処理を行うための複
数の処理装置との間で受け渡しされるデータを格納する
ためのレジスタと、このレジスタへのデータの格納及び
読み出しを制御する制御手段とを有する。制御手段は、
複数の処理装置の各々から出力されるデータを前記レジ
スタにパラレルに格納するとともに、前記レジスタから
はデータを単位データ長毎にシリアルに読み出してシリ
アルデータを形成するとともに、当該シリアルデータ中
に、直前に形成されたシリアルデータから変更されたデ
ータがある場合は当該変更されたデータがどれかを識別
するための補助データを当該シリアルデータの所定部位
に付加して後段処理装置に出力するように構成されるも
のである。
【0005】前記制御手段は、例えば前記レジスタに格
納された単位データ長のデータのうち少なくとも一つが
変更された時点で当該単位データ長のデータをシリアル
に読み出して前記シリアルデータを形成するように構成
する。双方向の通信を行う場合、制御手段は、後段処理
装置から複数の処理装置の各々に出力されるべきデータ
を前記レジスタにパラレルに格納するとともに、格納さ
れたパラレルのデータをすべての処理装置に同時期に複
写伝搬させるように構成する。
【0006】本発明の他のデータ通信システムは、各々
連携して共同処理を行うN(Nは1より大きい自然数)
の処理装置の動作を調停する第1調停手段と、M(Mは
自然数)個の第1調停手段の動作を調停する第2調停手
段とを備える。第1調停手段は、N個の処理装置の各々
から出力された単位データ長毎のデータを少なくともN
個の処理装置分格納可能な第1レジスタ、第2調停手段
はM個の第1調停手段の各々から出力されたデータを少
なくともM個の第1調停手段分格納可能な第2レジスタ
をそれぞれ具備している。各レジスタにはパラレルにデ
ータが格納され、各レジスタからは、それぞれ格納され
ているデータがシリアルに読み出されてシリアルデータ
が形成されるようにする。少なくとも第1レジスタから
読み出されたシリアルデータの所定部位には、変更され
たデータがある場合に当該変更されたデータがどれかを
識別するための補助データが当該シリアルデータに付加
される。
【0007】あるいは、上記の他のデータ通信システム
において、第1調停手段がN個の処理装置の各々に出力
すべき単位データ長毎のデータを格納可能な第1レジス
タ、第2調停手段がM個の第1調停手段の各々に出力す
べき所定サイズのデータを格納可能な第2レジスタをそ
れぞれ具備するようにする。そして、第2レジスタに格
納されているデータが第1レジスタを介してすべての処
理装置に同時期に複写伝搬されるように構成する。
【0008】上記の各データ通信システムにおける個々
の処理装置は、例えば、所定の画像を細分割した分割画
像に対するフレーム画像データを他の処理装置と共同し
て生成するように構成される。より具体的には、所定の
画像の描画処理を行う描画処理手段と、所定の画像表示
命令に基づくジオメトリ処理を行う複数のジオメトリ処
理手段と、これらの間に介在する画像インタフェースと
を含み、描画処理手段が、ジオメトリ処理手段毎に異な
る描画コンテクストをその識別情報と共に記憶するため
のバッファと、前記画像インタフェースからの描画指示
の入力を契機に前記バッファから特定の描画コンテクス
トを読み出す手段とを備えるものとし、複数のジオメト
リ処理手段は、それぞれ前記画像表示命令に基づくジオ
メトリ処理を独立に行い、該処理の結果得られる描画コ
ンテクストの識別情報を含む画像転送要求をその優先度
を表す情報と共に前記画像インタフェースに送出するも
のとし、画像インタフェースが、より優先度の高い画像
転送要求を受け付けて前記描画処理手段に前記描画指示
を入力するものとする。「描画コンテクスト」とは画像
を描画する際に必要となる素材を表すパラメータ又はパ
ラメータセットをいう。この描画コンテクストを特定す
ることにより、画像の内容が決まる。
【0009】本発明の他のデータ通信システムは、共同
処理を行うための複数の処理装置との間でコンピュータ
ネットワークを通じて受け渡しされるデータを格納する
ために前記コンピュータネットワーク上に設けられたレ
ジスタへのデータの格納及び読み出しを制御するシステ
ムであって、前記複数の処理装置のいずれかから前記コ
ンピュータネットワークを通じて他の処理装置宛に出力
されるデータを前記レジスタにパラレルに格納する第1
の手段と、前記レジスタからデータを単位データ長毎に
シリアルに読み出してシリアルデータを形成するととも
に、当該シリアルデータ中に、以前に形成されたシリア
ルデータから変更されたデータがある場合は当該変更さ
れたデータがどれかを識別するための補助データを当該
シリアルデータの所定部位に付加し、このシリアルデー
タを前記他の処理装置に向けて前記コンピュータネット
ワークへ送出する第2の手段とを備えたものである。レ
ジスタは、複数の処理装置のいずれかに存在してもよ
く、このデータ通信システム内に存在してもよい。
【0010】本発明は、また、共同処理を行うための複
数の処理装置と、これらの処理装置の後段に位置する後
段処理装置との間で行うデータ通信方法を提供する。こ
のデータ通信方法は、前記複数の処理装置の各々から出
力された単位データ長毎のデータを所定のレジスタにパ
ラレルに格納する段階と、前記レジスタに格納されてい
るデータを単位データ長毎にシリアルに読み出してシリ
アルデータを形成し、当該シリアルデータ中に、以前に
形成されたシリアルデータから変更されたデータがある
場合は当該変更されたデータがどれかを識別するための
補助データを当該シリアルデータの所定部位に付加して
前記後段処理装置宛に出力する段階と、前記後段処理装
置から前記複数の処理装置の各々に出力されるべきデー
タを前記レジスタにパラレルに格納するとともに、格納
されたパラレルのデータをすべての前記処理装置に同時
期に複写伝搬させる段階とを含むことを特徴とする方法
である。前記シリアルデータの形成は、例えば前記レジ
スタにパラレルに格納された単位データ長のデータのう
ち少なくとも一つが変更された時点で当該単位データ長
のデータをシリアルに読み出すことにより行う。前記複
数の処理装置及び前記後段処理装置を通信機能を備えた
コンピュータで構成し、いずれかのコンピュータに前記
レジスタを設けるとともにこれらの処理装置をコンピュ
ータネットワークに接続し、このコンピュータネットワ
ークを通じてデータの受け渡しを行うようにしてもよ
い。
【0011】本発明のコンピュータプログラムは、共同
処理を行うための他の複数のコンピュータとの間でコン
ピュータネットワークを通じて受け渡しされるデータを
格納するために前記コンピュータネットワーク上に設け
られたレジスタへのデータの格納及び読み出しを制御す
る機能を備えたコンピュータをデータ通信システムとし
て動作させるためのコンピュータプログラムであって、
前記データ通信システムが、前記他の複数のコンピュー
タのいずれかから前記コンピュータネットワークを通じ
て他のコンピュータ宛に出力されるデータを前記レジス
タにパラレルに格納する第1の手段と、前記レジスタか
らデータを単位データ長毎にシリアルに読み出してシリ
アルデータを形成するとともに、当該シリアルデータ中
に、以前に形成されたシリアルデータから変更されたデ
ータがある場合は当該変更されたデータがどれかを識別
するための補助データを当該シリアルデータの所定部位
に付加し、このシリアルデータを前記他の処理装置に向
けて前記コンピュータネットワークへ送出する第2の手
段とを備えるものである。このようなコンピュータプロ
グラムは、通常はコンピュータ読みとり可能な記録媒体
に記録されることにより実体化される。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]まず、本発明の
データ通信システムを、各々連携して共同処理を行う複
数の画像処理装置を備えた統合型画像処理装置に適用し
た場合の実施形態を説明する。 <全体構成>
【0013】図1は、本実施形態による統合型画像処理
装置の全体的な構成を示すブロック図である。この統合
型画像処理装置は、4つの画像処理装置(以下、「GS
B」)100と、各GSB100の後段に位置して各々
の出力データを統合する統合装置(以下、「主MG」)
200と、各GSB100に対して同期信号(V−SY
NC)その他の動作用データを供給するための同期回路
(以下、「主SYNC」)300と、装置全体の画像処
理や通信手順を統括的に制御する制御装置(以下、「主
CP」)400と、すべてのGSB100を連携させる
ためのネットワーク制御回路(以下、「主NET」)5
00とを備えている。主MG200の出力側にはディス
プレイ装置DPが接続され、統合型画像処理装置による
画像処理結果が表示されるようになっている。主SYN
C300から後述のGSM1への各種データの発出タイ
ミングは、主MG200によって制御される。主CP4
00には、主MG200、外部記憶装置410及び主N
ET500が接続されている。各GSB100、主MG
200、主SYNC300、主CP400、主NET5
00は、それぞれ、プロセッサ及びメモリのような半導
体デバイスを含む電子回路又はその組合せによって構成
されている。
【0014】<GSB>GSB100は、それぞれ入力
された画像データ列に対応するフレーム画像データを生
成する4つの情報処理装置(以下、「GSM」)1と、
GSM1の各々から出力されるフレーム画像データをマ
ージして一つのフレーム画像データとし、これを後段処
理に出力するマージャ(以下、「従MG」)3と、各G
SM1に同期信号(V−SYNC)その他の動作用デー
タを供給するための同期回路(以下、「従SYNC」)
4と、各GSM1による画像処理や通信手順を制御する
制御装置(以下、「従CP」)5と、同一GSB内のす
べてのGSM1及び他のGSBのGSM1との連携をと
るためのネットワーク制御回路(以下、「従NET」)
6を備えている。フレーム画像データは、ディスプレイ
装置DPに画像を表示できるようにするためのもので、
フレーム内の各座標のRGB値、フレームの透明度を表
すα値、フレームを複数マージする際に何層目に該当す
るかを表すZ値を含んでいる。
【0015】各GSM1は、同期回路(以下、「SYN
C・GSM」)2を備えており、このSYNC・GSM
2から、内部の動作タイミングとなる同期信号が内部回
路に供給されるようになっている。従MG3及び主MG
200は、出力すべきフレーム画像データを一時的に格
納するためのデータレジスタを備えている。
【0016】従CP5は、入力された画像データ列を4
分配するデマルチプレクサ(図示省略)を備えており、
4つのGSM1のそれぞれに、生成対象となる動画像に
ついての画像データ列を分配する。分配の形態について
は、本装置を使用するアプリケーションに応じて、種々
の形態がある。例えば最終的に表示すべき画像をその範
囲について4分割したものとしても良いし、最終的に表
示すべき画像で重ね合わせて表示されるそれぞれの層を
表示するための画像データ列に4分割することもでき
る。或いは、4フレーム分の画像データを一まとめと
し、これを4分割したものとしても良い。
【0017】従NET6は、画像データ列の一部又は全
部を相互に他のGSBに受け渡すための回路である。画
像データ列の受け渡しは、主として、画像処理における
GSB間での処理負担のバランスをとるために行われ
る。
【0018】なお、従MG3におけるマージは、GSB
全体の動作を司る絶対時間軸に同期して行われる。すな
わち、絶対時間軸に同期したタイミングで入力されてい
る複数のフレーム画像データをマージして一つのフレー
ム画像データを生成する。
【0019】各GSB100には、画像データ列(従C
P5経由主CP400より)と画像処理を開始する旨の
合図となるトリガ(従SYNC4経由、主SYNC30
0より)とが供給されるようになっている。トリガによ
り、各GSM1は画像データ列に対する画像処理を一斉
に開始する。
【0020】SYNC・GSM2、従SYNC4、主S
YNC300は、それぞれデータレジスタ及び複数のカ
ウンタを内蔵している。各カウンタもカウント値を保持
するためのレジスタを内蔵しており、カウント値が特定
の値に達したときに割込処理を起こすようになってい
る。第1のカウンタは、複数のGSM1間で同期動作を
行うための同期信号数を計測するカウンタであり、入力
される同期信号(「V−SYNC」)の立ち下がりでカ
ウントアップする。V−SYNCは、バスのクロックと
は非同期であるため、V−SYNCを第1クロックでサ
ンプルして使用している都合により、カウントアップの
タイミングがGSM間で第1クロック分ずれる可能性が
ある。カウント値は主CP400からのリセット信号で
リセットされるが、このリセット信号は、カウンタモジ
ュールの非同期クリア端子に接続されている。そのため
に、第1クロックを基準として見ると、GSM間で1ク
ロックのゆらぎが出る可能性があるのである。第2のカ
ウンタは、V−SYNC間のより高精度な時間計測を行
うためのアップカウンタである。V−SYNCの立ち下
がりを検出して、毎回強制的にゼロリセットされる。
【0021】<GSM>GSM1は、SYNC・GSM
2におけるV−SYNCのタイミングで、画像データ列
に対応するフレーム画像データを生成する。画像データ
列をなす個々のデータは、主CP400に接続されてい
る外部記憶装置410から読み出されて供給されるデー
タであり、所定の処理をなされることによってフレーム
画像データとなるものである。
【0022】本実施形態の統合型画像処理装置におい
て、GSM1は画像処理の中枢を担う。本実施形態によ
るGSM1の機能構成を図2に詳細に示す。図2におい
て、GSM1は、メインバスB1とサブバスB2の2本
のバスを有している。これらのバスB1,B2は、バス
インタフェースINTを介して互いに接続され又は切り
離されるようになっている。メインバスB1には、マイ
クロプロセッサやVPU0(VPU:Vector Processin
g Unit:ベクトル処理装置、以下、「第1VPU」)2
0を含んで構成されるメインCPU(Central Processi
ng Unit)10、RAM(Random Access Memory)で構
成されるメインメモリ11、メインDMAC(Direct M
emory Access Controller)12、MPEG(Moving Pi
cture Experts Group)デコーダ(MDEC)13、V
PU1(以下、「第2VPU」)21、および第1VP
U20及び第2VPU21の調停器として機能するGI
F(Graphical Synthesizer Interface)30が接続さ
れ、さらに、GIF30を介して描画処理手段(「G
S」)31が接続される。GS31には、フレーム画像
データ(ビデオ出力)を生成するCRTC(CRT Contro
ller)33が接続される。従MG3へのフレーム画像デ
ータの出力は、このCRTC33からなされる。
【0023】メインCPU10は、起動時にサブバスB
2上のROM17から、バスインタフェースINTを介
して起動プログラムを読み込み、その起動プログラムを
実行してオペレーティングシステムを動作させる。ま
た、複数の基本図形(ポリゴン)で構成された3次元オ
ブジェクトデータ(ポリゴンの頂点(代表点)の座標値
など)に対して、第1VPU20と共同してジオメトリ
処理を行う。メインCPU10内には、第1VPU20
との協同処理結果を一時的に保持しておくためのSPR
(Scratch Pad RAM)と呼ばれる高速メモリが設けられ
ている。第1VPU20は、浮動小数点の実数を演算す
る複数の演算素子を有し、これらの演算素子によって並
列に浮動小数点演算を行う。すなわち、メインCPU1
0と第1VPU20は、ジオメトリ処理のうちのポリゴ
ン単位での細かな操作を必要とする演算処理を行う。そ
して、この演算処理により得られた頂点座標列やシェー
ディングモード情報等のポリゴン定義情報をその内容と
するディスプレイリストを生成する。
【0024】ポリゴン定義情報は、描画領域設定情報と
ポリゴン情報とからなる。描画領域設定情報は、描画領
域のフレームバッファアドレスにおけるオフセット座標
と、描画領域の外部にポリゴンの座標があった場合に、
描画をキャンセルするための描画クリッピング領域の座
標からなる。ポリゴン情報は、ポリゴン属性情報と頂点
情報とからなり、ポリゴン属性情報は、シェーディング
モード、αブレンディングモード、およびテクスチャマ
ッピングモード等を指定する情報であり、頂点情報は、
頂点描画領域内座標、頂点テクスチャ領域内座標、およ
び頂点色等の情報である。
【0025】第2VPU21は、第1VPU20と同様
のもので、浮動小数点の実数を演算する複数の演算素子
を有し、これらの演算素子で並列に浮動小数点演算を行
う。また、演算結果をその内容とするディスプレイリス
トを生成する。
【0026】第1VPU20及び第2VPU21は同一
構成であるが、それぞれ異なる内容の演算処理を分担す
るジオメトリエンジンとして機能する。通常、第1VP
U20には複雑な挙動計算が要求されるキャラクタの動
き等の処理(非定型的なジオメトリ処理)を割り当て、
第2VPU21には単純であるが多くのポリゴン数が要
求されるオブジェクト、例えば背景の建物等の処理(定
型的なジオメトリ処理)を割り当てる。また、第1VP
U20はビデオレートに同期するマクロな演算処理を行
い、第2VPU21はGS31に同期して動作できるよ
うにしておく。このために、第2VPU21はGS31
と直結するダイレクトパスを備えている。逆に、第1V
PU20は複雑な処理のプログラミングが容易になるよ
うに、メインCPU10内のマイクロプロセッサと密接
合される。第1VPU20及び第2VPU21により生
成されたディスプレイリストは、GIF30を介してG
S31に転送される。
【0027】GIF30は、第1VPU20及び第2V
PU21で生成されるディスプレイリストをGS31に
転送する際に衝突しないように調停(Arbiter)する。
本実施形態では、これらのディスプレイリストを優先度
の高いものから順に調べ、上位のものからGS31に転
送する機能をGIF30に付加している。ディスプレイ
リストの優先度を表す情報は、通常は、各VPU20,
21がディスプレイリストを生成する際に、そのタグ領
域に記述されるが、GIF30において独自に判定でき
るようにしても良い。GS31は、描画コンテクストを
保持しており、GIF30から通知されるディスプレイ
リストに含まれる画像コンテクストの識別情報に基づい
て該当する描画コンテクストを読み出し、これを用いて
レンダリング処理を行い、フレームバッファ32にポリ
ゴンを描画する。フレームメモリ32は、テクスチャメ
モリとしても使用できるため、フレームバッファ上のピ
クセルイメージをテクスチャとして、描画するポリゴン
に貼り付けることができる。
【0028】メインDMAC12は、メインバスB1に
接続されている各回路を対象としてDMA転送制御を行
うとともに、バスインタフェースINTの状態に応じ
て、サブバスB2に接続されている各回路を対象として
DMA転送制御を行う。MDEC13は、メインCPU
10と並列に動作し、MPEG(Moving Picture Exper
ts Group)方式あるいはJPEG(Joint Photographic
Experts Group)方式等で圧縮されたデータを伸張す
る。
【0029】サブバスB2には、マイクロプロセッサを
含んで構成されるサブCPU14、RAMで構成される
サブメモリ15、サブDMAC16、オペレーティング
システムなどのプログラムが記憶されているROM1
7、サウンドメモリ41に蓄積された音データを読み出
してオーディオ出力として出力する音声処理装置(SP
U(Sound Processing Unit))40、データの送受信
を行う通信制御部(ATM)50、入力部70が接続さ
れている。SYNC・GSM2は、このサブバスB2に
接続され、従NET6は、ATM50に接続される。
【0030】入力部70は、外部から画像データを入力
するためのビデオ入力回路73、外部から音声データを
入力するためのオーディオ入力回路74を有している。
この実施形態では、ビデオ入力回路73を介して、従C
P5(主CP400から分配されたもの)より画像デー
タ列が入力される。サブCPU14は、ROM17に記
憶されているプログラムに従って各種動作を行う。サブ
DMAC16は、バスインタフェースINTがメインバ
スB1とサブバスB2を切り離している状態においての
み、サブバスB2に接続されている各回路を対象として
DMA転送などの制御を行う。
【0031】<データ通信システム>次に、統合型画像
処理装置に含まれるデータ通信システムの部分を説明す
る。まず、データ通信の概念を図3〜図5を参照して説
明する。図3は、GSB100(GSM1)から主MG
200方向のデータ通信の形態であり、図4は、その詳
細説明図である。図5は、主SYNC300からGSM
1方向のデータ通信の形態である。ここでは、GSB1
00から主MG200へはGSM1の画像処理の結果で
あるフレーム画像データを送出し、主SYNC300か
らGSM1へは、V−SYNCを送出する場合の例を挙
げる。
【0032】図3に示されるように、各GSB100の
内部では、パラレル通信が行われる。すなわち、4つの
GSM1で、各々所定サイズ(例えば16ビット)のフ
レーム画像データg(16)が生成され、各GSM1の
内部レジスタD1に逐次記録される。これらのフレーム
画像データg(16)は、パラレル通信によって従MG
3に送信される。従MG3は、それぞれ受信したフレー
ム画像データg(16)を内部レジスタD2に格納す
る。これにより、GSM1が多くなっても、従MG3側
で、迅速にフレーム画像データを受信できるようにな
る。従MG3の内部レジスタD2に格納される4つのフ
レーム画像データg(16)のサイズが「単位データ
長」である。第1GSB内のフレーム画像データg00
(16)〜g03(16)、第2GSB内のフレーム画
像データg10(16)〜g13(16)、第3GSB
内のフレーム画像データg20(16)〜g23(1
6)、第4GSB内のフレーム画像データg30(1
6)〜g33(16)が、それぞれ単位データ長とな
る。
【0033】GSB100から主MG200へは、シリ
アル通信によってフレーム画像データが送信され、主M
G200の内部レジスタD3に格納される。すなわち、
図4上段右側に示されるように、各GSB100の従M
G3の内部レジスタD2からフレーム画像データを単位
データ長毎にシリアルに読み出してシリアルデータを形
成し、これを逐次、主MG200の内部レジスタD3に
格納する。これにより、GSB100と主MG200と
の間の通信路の容量を節約することができる。シリアル
通信に際しては、前回の内部レジスタD2に格納された
データから変更されたデータがどれかを調べ、そのデー
タを識別するための補助データ(位置情報、データの種
類等)を生成する。そして、この補助データを、シリア
ルデータの所定部位に付加して主MG200に出力す
る。図4の例では、それぞれ先頭のヘッダ部分に4ビッ
トの補助データH(4)を付加している。内部レジスタ
D2に格納されているフレーム画像データの読み出しタ
イミングは、少なくとも一つのフレーム画像データが変
更された時点とし、無用なデータ通信を抑制している。
【0034】主SYNC300から各GSM1へは、V
−SYNCが配信され、画像処理の同期が図られるよう
になっている。図5は、この様子を示している。各GS
M1へは、パスによって、その宛先を特定できるように
なっており、従SYNC5は、データ仲介にのみ用いら
れる。主SYNC300は、配信すべきデータ(V−S
YNC)を内部レジスタにパラレルに格納しておき、こ
の格納されたパラレルのデータを、4つのGSB100
内の従SYNC4の内部レジスタに同時期に複写させ、
各従SYNC4を通じて、当該GSB100内のすべて
のGSM1のレジスタに同時期に複写させる。このよう
にして、複写伝搬を実現する。
【0035】上記のデータ通信において、フレーム画像
データが記録されるGSM1の内部レジスタD1は、フ
レームメモリ32等であり、V−SYNCが複写される
レジスタは、上記の第1カウンタが備える内部レジスタ
である。内部レジスタD1へのデータ記録は、メインC
PU10により制御される。各GSM1の内部レジスタ
D1からフレーム画像データを読み出す処理、読み出し
たデータのパラレル通信は、主CP400の監視下にあ
る従MG3が行う。従MG3は、各GSM1の動作を調
停する第1調停手段としても機能する。各GSM1から
送られるフレーム画像データを一時的に記録しておくた
めの内部レジスタD2は、従MG3内に備えられる。内
部レジスタD2の容量は、少なくとも各GSM1から出
力された各々のデータを同時期に格納できる容量であ
る。この従MG3の内部レジスタD2へのフレーム画像
データの記録は、従CP5により制御される。他方、各
GSB100が備える従MG3の内部レジスタD2から
のデータ読み出し、補助データの生成、主MG200へ
のシリアル通信は、主CP400の監視下にある主MG
200が行う。主MG200は、各GSB100の動作
を調停する第2調停手段としても機能する。各GSB1
00から送られるフレーム画像データを一時的に記録し
ておくための内部レジスタD3は、主MG200内に備
えられる。内部レジスタD3の容量は、少なくとも各G
SB100から出力された各々のデータを同時期に格納
できる容量である。
【0036】<データ通信方法>次に、統合型画像処理
装置で、実際に行うデータ通信方法について説明する。
図6及び図7はその手順説明図である。図6は、GSM
1で生成されたフレーム画像データを主MG200に送
出する際の手順図である。GSM内処理が終了すると、
各GSB100では、各GSM1から出力されるデータ
を従MG3にパラレルに格納する(ステップS11:Ye
s、S12)。すべてのGSM1からのデータ格納が済
んだ場合は、既に格納されているデータとの間に変更が
あるかどうかを調べる(ステップS13:Yes、S1
4)。変更がある場合は、そのデータが単位データ長の
データのどこに位置するかを調べ、そのデータを識別す
るための補助データを作成する(ステップ14:YES、
ステップS15)。また、格納されているデータをシリ
アルに読み出してシリアルデータを形成し、補助データ
を単位データ長の先頭部位に付加して、主MG200宛
にシリアルに出力する(ステップS16)。以上の処理
をすべてのGSB100において行う。これにより、主
MG200には、すべてのGSB100のすべてのGS
M1で処理されたフレーム画像データが格納され、ディ
スプレイ装置DPに随時表示できるようになる。
【0037】図7は、主SYNC300から各GSM1
にV−SYNC等のデータ配信を行う場合の手順説明図
である。GSM宛のデータが発生した場合は、各GSM
宛のデータを主SYNC300の内部レジスタにパラレ
ルに格納する(ステップS21:Yes、S22)。そし
て、格納されたパラレルのデータを4つの従SYNC4
の内部レジスタに同時期に複写伝搬させ、さらに、各G
SB内の4つのGSM1に同じデータを同時期に複写伝
搬させる(ステップS23)。このようにして、16個
のGSM1へ矛盾なく同一のデータが伝搬される。すべ
てのGSM1に同時期に同一データが複写伝搬されるの
で、これらのGSM1で共同処理する場合には、効果的
な手法となり得る。
【0038】このようにして、複数のGSM1で共同で
処理を行う場合の調整を図り、大画面の画像を表示する
場合であっても、そのための処理を円滑に行うことがで
き、より高画質の大画面の画像を得ることができる。な
お、個々のGSM1で連携をとりながら描画処理を行う
必要がある場合は、主NET500を通じて各GSB1
00の従NET6に指示を出し、矛盾が発生しないよう
に調整を図る。
【0039】以上の説明のように、本実施形態の統合型
画像処理装置では、複数のGSM1から出力されるフレ
ーム画像データをパラレルに格納しておき、従MG3へ
は、フレーム画像データをシリアルに読み出してシリア
ルデータとなし、このシリアルデータの先頭部位には補
助データを単位データ長毎に付加するようにしたので、
データ通信に要する通信路の容量を節約しつつ、変更さ
れたデータを直ちに識別できるようになる利点がある。
主SYNC300からは、1内部レジスタ分のデータ
(V−SYNC)がすべてのGSM1に同時期に複写伝
搬されるので、複数のGSM1を矛盾なく同時期に動作
開始させることができる。
【0040】4つのGSB100で生成されたフレーム
画像データの各出力は、各GSBの絶対時間軸を基準と
して行われる。しかしながら、これらの絶対時間軸は、
各GSB固有のものなので、そこからの出力に若干のバ
ラツキがある。これは、各GSB100の絶対時間軸
は、統合型画像処理装置の全体から見ると、相対時間軸
となることを意味する。そこで、主SYNC300によ
る上記のデータ通信を用いることにより、統合型画像処
理装置固有の時間軸に上述の各相対時間軸を一致させる
ことが容易となる。これにより、主MG200にてマー
ジされたデータは、統合型画像処理装置が有する絶対時
間軸に統合されたものとなる。
【0041】なお、この実施形態では、マージを行う際
に、あるGSB100からのフレーム画像データが欠け
ていた場合には、主MG200は、欠けている画像信号
をそのままに、その絶対時間軸に添ってマージする。生
成されたフレーム画像データは、出力されてディスプレ
イ装置DP上に表示される。複数のGSM1を用いて画
像を生成するため、大画面の画像を表示する場合でも画
像処理を円滑に行うことができ、より高画質の大画面の
画像を得ることができる。
【0042】また、本実施形態では、主CP400と従
CP5を同じ構成で用いることができ、主MG200と
従MG3も同じ構成で用いることができる。そのため、
簡易な設計手法で、高度な画像処理、例えば高画質な大
画面画像を得ることができる。また、各GSB100内
のGSM1の数や、GSB100の数は任意に増減させ
ることができる。その数は、画質とコストのトレードオ
フにより決定すれば良く、設計上のしばりが少ない。例
えばGSM1を増加させると、コストはかかるもののよ
り高画質の映像が得られるようになる。
【0043】また、本実施形態では、画像処理を行う際
のデータ通信技術について説明したが、このデータ通信
技術は、画像処理以外の他の種類の情報処理、例えば音
響生成処理に適用することもできる。これによると、例
えばオーケストラの演奏のような高精細、高品位の音の
生成も可能となる。この場合は、音響生成のためのデー
タも、各GSM1で個々に処理することになる。また、
画像処理と音響生成とをリンクさせて、複合的な処理を
行う形態も考えられる。図2に示したように、本実施形
態のGSM1によれば、その処理は可能である。音響生
成を伴う場合、これにより得られた音響データは、所定
のスピーカから出力音を出力させるための信号となり、
上述の従MG3、主MG200によって、上述のフレー
ム画像データと同期させて出力するようにする。なお、
各GSM1への音声データの入力は、図2におけるオー
ディオ入力回路74から行い、音声データの出力は、S
PU40から行うことになる。
【0044】[第2実施形態]第1実施形態では、各々
連携して共同処理を行う複数の画像処理装置を備えた統
合型画像処理装置に含まれるデータ通信システムの例に
ついて説明したが、本発明は、ネットワーク型のデータ
通信システムとして実施することも可能である。すなわ
ち、各々がまったく異なる場所に設置されている複数の
情報処理端末をインターネット等のコンピュータネット
ワークを介して接続し、これらを本発明にいう処理装
置、調停手段、レジスタ及び制御手段として動作させる
とともに、これらの情報処理端末の間で、コンピュータ
ネットワークを通じて相互にデータの送受を行うことに
よっても実現することが可能である。
【0045】この場合の複数の情報処理端末のいくつか
は第1実施形態で説明したGSB100として動作す
る。さらにいくつかの情報処理端末は、各GSB100
として動作する情報処理端末の出力データを統合する主
MG200の機能、各GSB100に対して同期信号
(V−SYNC)その他の動作用データを供給するため
の主SYNC300の機能、画像処理や通信手順を統括
的に制御する主CP400の機能、すべてのGSB10
0を連携させるための主NET500の機能をそれぞれ
分担して備えるようにする。主MG200として動作す
る情報処理端末の出力側にはディスプレイ装置が接続さ
れるようにする。また、主SYNC300からGSM1
00への各種データの発出タイミングは、主MG200
によって制御されるようにする。さらに、主CP400
として動作する情報処理端末には、主MG200として
動作する情報処理端末、外部記憶装置及び主NETとし
て動作する情報処理端末が接続されるようになってい
る。このようなネットワーク型のデータ通信システムの
動作は、第1実施形態の場合と同様となる。
【0046】[第3実施形態]本発明は、共同処理を行
うための複数の処理装置、例えば上記のGSMとの間で
コンピュータネットワークを通じて受け渡しされるデー
タを格納するためにこのコンピュータネットワーク上に
設けられたレジスタへのデータの格納及び読み出しを制
御するデータ通信システムとして実施することも可能で
ある。このようなデータ通信システムは、例えばコンピ
ュータネットワークに接続可能なサーバと、そのサーバ
がアクセス可能な外部記録装置とを備えて構成する。サ
ーバ(それに搭載されているCPU)は、所定の記録媒
体に記録されているコンピュータプログラムを読み込ん
で実行することにより、外部記録装置にデータ通信用の
レジスタを形成するとともに、サーバ内に主制御部とし
ての機能を形成する。主制御部は、二つの機能モジュー
ルを備えるものである。第1の機能モジュールは、いず
れかのGSMからコンピュータネットワークを通じて他
のGSMその他の情報処理端末宛に出力されるデータを
取得して上記のレジスタにパラレルに格納する機能を有
するものである。第2の機能モジュールは、上記のレジ
スタからデータを単位データ長毎にシリアルに読み出し
てシリアルデータを形成するとともに当該シリアルデー
タ中に、以前に形成されたシリアルデータから変更され
たデータがある場合は当該変更されたデータがどれかを
識別するための補助データを単位データ長の所定部位に
付加し、このシリアルデータを他のGSMその他の情報
処理端末に向けてコンピュータネットワークへ送出する
機能を有するものである。このような構成のデータ通信
システムの動作は、制御部が主体となってレジスタへの
データの格納及び読み出しを制御する以外は、第1及び
第2実施形態の場合と同じであり、これによって、複数
のGSMで共同処理を行うときの矛盾を回避できるよう
になる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
処理装置を用いた場合であっても矛盾なく処理を行える
ようになる。処理装置が画像処理装置の場合は、複数の
フレーム画像データを同時に出力可能となり、これによ
り従来より高画質の大画面映像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る統合型画像処理装置
のブロック図。
【図2】GSMの機能構成図。
【図3】GSBと主MGとの間で行うデータ通信形態の
概念図。
【図4】データ通信形態の詳細説明図。
【図5】主SYNCから各GSMへ、V−SYNCやト
リガ等のデータが配信される様子を示した説明図。
【図6】GSMで生成されたフレーム画像データを主M
Gに送出する際の手順説明図。
【図7】主SYNCからGSMにV−SYNC等のデー
タ配信を行う際の手順説明図。
【符号の説明】
100 画像処理装置(GSB) 200 統合装置(主MG) 300 同期回路(主SYNC) 400 制御装置(主CP) 500 ネットワーク制御回路(主NET) 1 GSM 2 SYNC・GSM 3 従MG 4 従SYNC 5 従CP 6 従NET
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月2日(2001.11.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】本発明の他のデータ通信システムは、連
して共同処理を行うN(Nは1より大きい自然数)の処
理装置の動作を調停するM(Mは自然数)個の第1調停
手段と、当該M個の第1調停手段の動作を調停する第2
調停手段とを備える。第1調停手段は、N個の処理装置
の各々から出力された単位データ長毎のデータを少なく
ともN個の処理装置分格納可能な第1レジスタ、第2調
停手段はM個の第1調停手段の各々から出力されたデー
タを少なくともM個の第1調停手段分格納可能な第2レ
ジスタをそれぞれ具備している。各レジスタにはパラレ
ルにデータが格納され、各レジスタからは、それぞれ格
納されているデータがシリアルに読み出されてシリアル
データが形成されるようにする。少なくとも第1レジス
タから読み出されたシリアルデータの所定部位には、変
更されたデータがある場合に当該変更されたデータがど
れかを識別するための補助データが当該シリアルデータ
に付加される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】主SYNC300から各GSM1へは、V
−SYNCが配信され、画像処理の同期が図られるよう
になっている。図5は、この様子を示している。各GS
M1へは、パスによって、その宛先を特定できるように
なっており、従SYNCは、データ仲介にのみ用いら
れる。主SYNC300は、配信すべきデータ(V−S
YNC)を内部レジスタにパラレルに格納しておき、こ
の格納されたパラレルのデータを、4つのGSB100
内の従SYNC4の内部レジスタに同時期に複写させ、
各従SYNC4を通じて、当該GSB100内のすべて
のGSM1のレジスタに同時期に複写させる。このよう
にして、複写伝搬を実現する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】<データ通信方法>次に、統合型画像処理
装置で、実際に行うデータ通信方法について説明する。
図6及び図7はその手順説明図である。図6は、GSM
1で生成されたフレーム画像データを主MG200に送
出する際の手順図である。GSM内処理が終了すると、
各GSB100では、各GSM1から出力されるデータ
を従MG3にパラレルに格納する(ステップS11:Ye
s、S12)。すべてのGSM1からのデータ格納が済
んだ場合は、既に格納されているデータとの間に変更が
あるかどうかを調べる(ステップS13:Yes、S1
4)。変更がある場合は、そのデータが対応する単位デ
ータ長データのどこに位置するかを調べ、そのデータを
識別するための補助データを作成する(ステップ14:
YES、ステップS15)。また、格納されているデータ
をシリアルに読み出してシリアルデータを形成し、補助
データを当該シリアルデータの所定部位に付加して、主
MG200宛にシリアルに出力する(ステップS1
6)。図4に示される例では、シリアルデータ内で変更
されたデータを表す補助データが、当該シリアルデータ
の先頭部位に付加されている。以上の処理をすべてのG
SB100において行う。これにより、主MG200に
は、すべてのGSB100のすべてのGSM1で処理さ
れたフレーム画像データが格納され、ディスプレイ装置
DPに随時表示できるようになる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】以上の説明のように、本実施形態の統合型
画像処理装置では、複数のGSM1から出力されるフレ
ーム画像データをパラレルに格納しておき、MG20
へは、フレーム画像データをシリアルに読み出してシ
リアルデータとなし、このシリアルデータの先頭部位に
は補助データを付加するようにしたので、データ通信に
要する通信路の容量を節約しつつ、変更されたデータを
直ちに識別できるようになる利点がある。主SYNC3
00からは、1内部レジスタ分のデータ(V−SYN
C)がすべてのGSM1に同時期に複写伝搬されるの
で、複数のGSM1を矛盾なく同時期に動作開始させる
ことができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】[第3実施形態]本発明は、共同処理を行
うための複数の処理装置、例えば上記のGSMとの間で
コンピュータネットワークを通じて受け渡しされるデー
タを格納するためにこのコンピュータネットワーク上に
設けられたレジスタへのデータの格納及び読み出しを制
御するデータ通信システムとして実施することも可能で
ある。このようなデータ通信システムは、例えばコンピ
ュータネットワークに接続可能なサーバと、そのサーバ
がアクセス可能な外部記録装置とを備えて構成する。サ
ーバ(それに搭載されているCPU)は、所定の記録媒
体に記録されているコンピュータプログラムを読み込ん
で実行することにより、外部記録装置にデータ通信用の
レジスタを形成するとともに、サーバ内に主制御部とし
ての機能を形成する。主制御部は、二つの機能モジュー
ルを備えるものである。第1の機能モジュールは、いず
れかのGSMからコンピュータネットワークを通じて他
のGSMその他の情報処理端末宛に出力されるデータを
取得して上記のレジスタにパラレルに格納する機能を有
するものである。第2の機能モジュールは、上記のレジ
スタからデータを単位データ長毎にシリアルに読み出し
てシリアルデータを形成するとともに当該シリアルデ
ータ中に、以前に形成されたシリアルデータから変更さ
れたデータがある場合は当該変更されたデータがどれか
を識別するための補助データをシリアルデータの所定部
位に付加し、このシリアルデータを他のGSMその他の
情報処理端末に向けてコンピュータネットワークへ送出
する機能を有するものである。このような構成のデータ
通信システムの動作は、制御部が主体となってレジスタ
へのデータの格納及び読み出しを制御する以外は、第1
及び第2実施形態の場合と同じであり、これによって、
複数のGSMで共同処理を行うときの矛盾を回避できる
ようになる。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共同処理を行うための複数の処理装置と
    の間で受け渡しされるデータを格納するためのレジスタ
    と、このレジスタへのデータの格納及び読み出しを制御
    する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記複数の処理装置の各々から出力さ
    れるデータを前記レジスタにパラレルに格納し、前記レ
    ジスタからはデータを単位データ長毎にシリアルに読み
    出してシリアルデータを形成するとともに、当該シリア
    ルデータ中に、以前に形成されたシリアルデータから変
    更されたデータがある場合は当該変更されたデータがど
    れかを識別するための補助データを、当該シリアルデー
    タの所定部位に付加して後段処理装置に出力するように
    構成されている、 データ通信システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記レジスタに格納さ
    れた単位データ長のデータのうち少なくとも一つが変更
    された時点で当該単位データ長のデータをシリアルに読
    み出して前記シリアルデータを形成するように構成され
    ている、請求項1記載のデータ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、さらに、前記後段処理
    装置から前記複数の処理装置の各々に出力されるべきデ
    ータを前記レジスタにパラレルに格納するとともに、格
    納されたパラレルのデータをすべての前記処理装置に同
    時期に複写伝搬させるように構成されている、 請求項1記載のデータ通信システム。
  4. 【請求項4】 各々連携して共同処理を行うためのN
    (Nは1より大きい自然数)個の処理装置の動作を調停
    する第1調停手段と、M(Mは1より大きい自然数)個
    の第1調停手段の動作を調停する第2調停手段とを備
    え、 第1調停手段はN個の処理装置の各々から出力された単
    位データ長毎のデータを少なくともN個の処理装置分格
    納可能な第1レジスタを、第2調停手段はM個の第1調
    停手段の各々から出力されたデータを少なくともM個の
    第1調停手段分格納可能な第2レジスタをそれぞれ具備
    しており、 各レジスタにはパラレルにデータが格納され、各レジス
    タからはそれぞれ格納されているデータがシリアルに読
    み出されてシリアルデータが形成され、少なくとも第1
    レジスタから読み出されたシリアルデータの所定部位に
    は、以前に形成されたシリアルデータから変更されたデ
    ータがある場合に当該変更されたデータがどれかを識別
    するための補助データが単位データ長毎に付加されるよ
    うに構成されている、 データ通信システム。
  5. 【請求項5】 各々連携して共同処理を行うためのN
    (Nは1より大きい自然数)個の処理装置の動作を調停
    する第1調停手段と、M(Mは1より大きい自然数)個
    の第1調停手段の動作を調停する第2調停手段とを備
    え、 第1調停手段はN個の処理装置の各々に出力すべき単位
    データ長毎のデータを格納可能な第1レジスタを、第2
    調停手段はM個の第1調停手段の各々に出力すべき所定
    サイズのデータを格納可能な第2レジスタをそれぞれ具
    備しており、 第2レジスタに格納されているデータが第1レジスタを
    介してすべての処理装置に同時期に複写伝搬されるよう
    に構成されている、 データ通信システム。
  6. 【請求項6】 個々の処理装置が所定の画像を細分割し
    た分割画像に対するフレーム画像データを他の処理装置
    と共同して生成するように構成されている、 請求項1、4又は5記載のデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 個々の処理装置は、所定の画像の描画処
    理を行う描画処理手段と、所定の画像表示命令に基づく
    ジオメトリ処理を行う複数のジオメトリ処理手段と、こ
    れらの間に介在する画像インタフェースとを含み、 前記描画処理手段は、ジオメトリ処理手段毎に異なる描
    画コンテクストをその識別情報と共に記憶するためのバ
    ッファと、前記画像インタフェースからの描画指示の入
    力を契機に前記バッファから特定の描画コンテクストを
    読み出す手段とを備えるものであり、 前記複数のジオメトリ処理手段は、それぞれ前記画像表
    示命令に基づくジオメトリ処理を独立に行い、該処理の
    結果得られる描画コンテクストの識別情報を含む画像転
    送要求をその優先度を表す情報と共に前記画像インタフ
    ェースに送出するものであり、 前記画像インタフェースは、より優先度の高い画像転送
    要求を受け付けて前記描画処理手段に前記描画指示を入
    力するものである、 請求項1、4又は5記載のデータ通信システム。
  8. 【請求項8】 共同処理を行うための複数の処理装置と
    の間でコンピュータネットワークを通じて受け渡しされ
    るデータを格納するために前記コンピュータネットワー
    ク上に設けられたレジスタへのデータの格納及び読み出
    しを制御するシステムであって、 前記複数の処理装置のいずれかから前記コンピュータネ
    ットワークを通じて他の処理装置宛に出力されるデータ
    を前記レジスタにパラレルに格納する第1の手段と、 前記レジスタからデータを単位データ長毎にシリアルに
    読み出してシリアルデータを形成するとともに、当該シ
    リアルデータ中に、以前に形成されたシリアルデータか
    ら変更されたデータがある場合は当該変更されたデータ
    がどれかを識別するための補助データを単位データ長の
    所定部位に付加し、このシリアルデータを前記他の処理
    装置に向けて前記コンピュータネットワークへ送出する
    第2の手段とを備えてなる、 データ通信システム。
  9. 【請求項9】 共同処理を行うための複数の処理装置
    と、これらの処理装置の後段に位置する後段処理装置と
    の間で行うデータ通信方法であって、 前記複数の処理装置の各々から出力された単位データ長
    毎のデータを所定のレジスタにパラレルに格納する段階
    と、 前記レジスタに格納されているデータを単位データ長毎
    にシリアルに読み出してシリアルデータを形成し、当該
    シリアルデータ中に、以前に形成されたシリアルデータ
    から変更されたデータがある場合は当該変更されたデー
    タがどれかを識別するための補助データを当該シリアル
    データの所定部位に付加して前記後段処理装置宛に出力
    する段階と、 前記後段処理装置から前記複数の処理装置の各々に出力
    されるべきデータを前記レジスタにパラレルに格納する
    とともに、格納されたパラレルのデータをすべての前記
    処理装置に同時期に複写伝搬させる段階とを含むことを
    特徴とする、 データ通信方法。
  10. 【請求項10】 前記シリアルデータの形成を、前記レ
    ジスタにパラレルに格納された単位データ長のデータの
    うち少なくとも一つが以前に形成されたシリアルデータ
    から変更された時点で当該単位データ長のデータをシリ
    アルに読み出すことにより行うことを特徴とする、 請求項9記載のデータ通信方法。
  11. 【請求項11】 前記複数の処理装置及び前記後段処理
    装置を通信機能を備えたコンピュータで構成し、いずれ
    かのコンピュータに前記レジスタを設けるとともにこれ
    らの処理装置をコンピュータネットワークに接続し、こ
    のコンピュータネットワークを通じてデータの受け渡し
    を行うことを特徴とする、 請求項9記載のデータ通信方法。
  12. 【請求項12】 共同処理を行うための他の複数のコン
    ピュータとの間でコンピュータネットワークを通じて受
    け渡しされるデータを格納するために前記コンピュータ
    ネットワーク上に設けられたレジスタへのデータの格納
    及び読み出しを制御する機能を備えたコンピュータをデ
    ータ通信システムとして動作させるためのコンピュータ
    プログラムであって、 前記データ通信システムが、 前記他の複数のコンピュータのいずれかから前記コンピ
    ュータネットワークを通じて他のコンピュータ宛に出力
    されるデータを前記レジスタにパラレルに格納する第1
    の手段と、 前記レジスタからデータを単位データ長毎にシリアルに
    読み出してシリアルデータを形成するとともに、当該シ
    リアルデータ中に、以前に形成されたシリアルデータか
    ら変更されたデータがある場合は当該変更されたデータ
    がどれかを識別するための補助データを当該シリアルデ
    ータの所定部位に付加し、このシリアルデータを前記他
    の処理装置に向けて前記コンピュータネットワークへ送
    出する第2の手段とを備えるものである、 コンピュータプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載されたコンピュータ
    プログラムを記録してなる、コンピュータ読みとり可能
    な記録媒体。
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