JP2002201326A - 塩化ビニル系樹脂組成物及びその成形品 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物及びその成形品

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JP2002201326A JP2001048309A JP2001048309A JP2002201326A JP 2002201326 A JP2002201326 A JP 2002201326A JP 2001048309 A JP2001048309 A JP 2001048309A JP 2001048309 A JP2001048309 A JP 2001048309A JP 2002201326 A JP2002201326 A JP 2002201326A
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敏 永田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、塩化ビニル系樹脂組成物を原料とした
屋内、屋外用建材成形品の問題点である線膨張係数が大
きいことに起因する成形品の変形、破損、歪などの問
題、金属との複合成形品を建物の部材として使用したと
きの気密性保持が不十分な点などを解決すること。 【解決手段】 A)塩化ビニル系樹脂100重量部、B)
ウィスカー状ホウ酸アルミニウム5〜100重量部、C)リ
チウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシ
ウム、バリウム、亜鉛、ストロンチウムの有機酸金属塩
から選択される2種以上からなる安定剤混合物0.5〜10重
量部、からなる塩化ビニル系樹脂組成物及びその成形
品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建材用成形品の原料
として好適な塩化ビニル系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、塩化ビニル系樹脂成形品は、例え
ば屋内、屋外用建材として多く用いられるようになって
きている。特に住宅等の建物は省エネルギーを目的とし
て高気密化が進んでいるが、一般に建材に使用される硬
質塩化ビニル樹脂成形品は金属成形品に比べ、その線膨
張係数が大きく、弾性率が低いので、使用時に気温の変
化により長手方向の長さが変化して接続部または止め金
具の部分で長さが変化して変形や破損を生じたり、直射
日光を受けた部分が熱膨張して歪んだり、波打ったりし
易いという欠点があった。また、窓枠のような金属製品
と塩化ビニル系樹脂成形品との複合成形品も多く、両者
を接合加工した際、その線膨張係数の差により樹脂部が
金属部から外れるなどの問題を生じ、これらを用いて建
造した建物の構造の気密性を保持することが困難になる
という欠点があった。従来、塩化ビニル系樹脂のような
熱可塑性樹脂を低線膨張係数、高弾性率の要求される建
材等の原料に使用する場合、充填材の添加量を増加する
方法とガラス繊維等の高強度、高弾性の充填材を使用す
る方法があった。しかし、前者の充填材の添加量を増加
する方法は、熱可塑性樹脂組成物の溶融時の粘度上昇に
より成形加工性の低下ばかりでなく、比重の上昇、耐水
性の低下などの弊害を生じる可能性があった。後者のガ
ラス繊維等を充填材として使用する方法では、ガラス繊
維が他の充填材に比べて、サイズが大きいため、小形の
製品に対しては補強効果に乏しく、繊維が表面に露出
し、外観上好ましくない。また、ガラス繊維を用いる
と、押出成形などの加工時に加工機器の内面を削取り、
機器の寿命を短くしてしまう問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来、塩化ビ
ニル系樹脂組成物を原料とした屋内、屋外用建材成形品
の問題点である線膨張係数が大きいことに起因する成形
品の変形、破損、歪などの問題、金属との複合成形品を
建物の部材として使用したときの気密性保持が不十分な
点などを、従来の充填材増量やガラス繊維を充填する方
法に依らず、解決することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者はこのような事
情に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム及
びストロンチウムの有機酸金属塩から選択される2種以
上からなる安定剤混合物を用い、且つ、ウイスカー状ホ
ウ酸アルミニウムを充填材として配合することにより、
その成形品が高強度、高弾性率、高耐熱性を有し、低線
膨張係数であり、成形性の良好な塩化ビニル系樹脂組成
物が得られることを見出した。
【0005】即ち、本発明の第1の発明はA)塩化ビニル
系樹脂100重量部、B)ウィスカー状ホウ酸アルミニウム
5〜100重量部、C)リチウム、ナトリウム、カリウム、
マグネシウム、カルシウム、バリウム及びストロンチウ
ムの有機酸金属塩から選択される2種以上からなる安定
剤混合物0.5〜10重量部、が配合されてなる塩化ビニル
系樹脂組成物であり、本発明の第2の発明は押出成形用
である請求項1に記載の塩化ビニル系樹脂組成物であ
り、更に本発明の第3の発明は成形品の熱撓み温度が80
℃以上である請求項1または2に記載の塩化ビニル系樹
脂組成物であり、本発明の第4の発明は成形品の線膨張
係数が3.O×10-5/℃以下である請求項1乃至3のいずれ
か1項に記載の塩化ビニル系樹脂組成物であり、本発明
の第5の発明は、成形品の曲げ弾性率が5,500MPa以上で
ある請求項1乃至4のいずれか1項に記載の塩化ビニル
系樹脂組成物である。また、本発明の第6の発明は、請
求項1記載の塩化ビニル系樹脂組成物の成形品であり、
本発明の第7〜第9の発明は請求項6に記載の成形品が各
々熱撓み温度が80℃以上である発明、線膨張係数が3×1
0-5/℃以下である発明、曲げ弾性率が5,500MPa以上で
ある発明である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。本発明で用いられる塩化ビニル系樹脂は塩化ビニル
単独重合体、塩化ビニル単量体と塩化ビニルと共重合可
能な単量体との共重合体(通常、塩化ビニル50重量%以上
含有する共重合体)及びこれらの塩化ビニル共重合体の
塩素化物である。塩化ビニルと共重合可能な単量体とし
ては、例えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビ
ニルエステル;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル等
のアクリル酸エステル;メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル等のメタクリル酸エステル;エチレン、プロ
ピレン等のオレフィンモノマー;アクリル酸、メタクリ
ル酸、アクリロニトリル、スチレンモノマー、塩化ビニ
リデン、アルキルビニルエーテル等が挙げられる。
【0007】本発明における塩化ビニル系樹脂の平均重
合度は500〜3,000が好ましく、特に700〜1,300が好ま
しい。平均重合度が500未満では耐衝撃強度が低く、建
材としての要求特性を満たすことはできない。また、平
均重合度が3,000を超えると溶融粘度が高く、建材とし
て所望の形状に成形することが困難となる。
【0008】本発明におけるウイスカー状ホウ酸アルミ
ニウムの代表的な組成は2Al203・B203・9Al203・2B203
で表される。具体的にはアルミニウム無機塩の中から選
ばれた少なくとも一種のアルミニウム供給成分とホウ素
の酸化物、酸素酸及びそのアルカリ金属塩の中から選ば
れた少なくとも一種のホウ素供給成分とをアルカリ金属
塩、アルカリ金属の硫酸塩及びアルカリ金属の炭酸塩の
中から選ばれた少なくとも一種の溶融剤の存在下、600
〜1200℃に加熱して反応、育成させることによって得ら
れる。
【0009】これらのウィスカー状ホウ酸アルミニウム
は塩化ビニル系樹脂との相溶性を向上させ、補強効果を
向上させるためにカップリング剤により表面処理するこ
とが有効である。このとき、使用可能なカップリング剤
はシリコン系、チタン系、アルミニウム系、ジルコニウ
ム系、ジルコアルミニウム系、クロム系、ボロン系、リ
ン系、アミノ酸系等の公知のものを使用することができ
る。
【0010】本発明におけるウイスカー状ホウ酸アルミ
ニウムの添加量は5〜100重量部が必要であり、好ましく
は10〜50重量部である。ウイスカー状ホウ酸アルミニウ
ムが5重量部未満ではウイスカーによる補強効果が十分
に発現されない恐れがあり、100重量部を超えるとウィ
スカー状の無機物が表面に現れやすくなり、成形品の外
観を損ねる恐れがある。
【0011】本発明におけるC)リチウム、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム及
びストロンチウムの有機酸金属塩から選択される2種以
上からなる混合物は安定剤として使用される。金属塩を
形成する有機酸には特に制限はなく、例えば、酢酸、プ
ロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、
カプリル酸、ネオ酸、2−エチルヘキサン酸、ペラルゴ
ン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、トリデ
カン酸、ミリスチン酸、イソステアリン酸、ステアリン
酸、1,2−ヒドロキシステアリン酸、ベヘン酸、モンタ
ン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレ
ン酸、チオグリコール酸、メルカプトプロピオン酸、メ
ルカプトオクチル酸などの一塩基性脂肪族カルボン酸;
安息香酸、モノクロル安息香酸、p−tert−ブチル安息
香酸、ジメチルヒドロキシ安息香酸、3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシ安息香酸、トルイル酸、ジメチ
ル安息香酸、エチル安息香酸、クミン酸、n−プロピル
安息香酸、アミノ安息香酸、N,N−ジメチルアミノ安息
香酸、アセトキシ安息香酸、サリチル酸、p-tert−オク
チルサリチル酸などの一塩基性芳香族カルボン酸;シュ
ウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、アジピン
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバチン
酸、マレイン酸、フマール酸、シトラコン酸、メタコン
酸、イタコン酸、チオジプロピオン酸などの二塩基性脂
肪族カルボン酸;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、オキシフタル酸、クロルフタル酸、アミノフタル酸
などの二塩基性芳香族カルボン酸;アコニット酸などの
三塩基性脂肪族カルボン酸;ヘミメリット酸、トリメリ
ット酸などの三塩基性芳香族カルボン酸;メロファン
酸、ピロメリット酸などの四塩基性芳香族カルボン酸;
メリット酸などの六塩基性芳香族カルボン酸などを挙げ
ることができる。これらの中で、一塩基性脂肪族カルボ
ン酸が好適であり、炭素数12〜18の脂肪酸を特に好適に
使用することができる。有機酸の組み合わせとしてはカ
ルシウムのステアリン酸塩と亜鉛のステアリン酸塩の混
合物、マグネシウム、カルシウム、亜鉛の各ステアリン
酸塩の混合物が好ましい。
【0012】本発明で用いられるリチウム、ナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、
ストロンチウムの有機酸金属塩から選択される2種以上
の安定剤混合物は0.5〜10重量部添加することが必要で
ある。0.5重量部未満の添加では加工中の塩化ビニル系
樹脂の熱劣化を抑制することができず、色相が変わり、
10重量部を超えると添加量ほどの熱安定性効果を与えな
いばかりか、それが有する滑性付与効果のため、塩化ビ
ニル系樹脂組成物が十分にゲル化せず、必要な物性、成
形性が得られ難く好ましくない。
【0013】安定化助剤としてはハイドロタルサイト類
やゼオライト類及び、β−ジケトン類、ポリオール化合
物等を併用してもよい。一般に塩化ビニル系樹脂用の安
定剤としては錫系も使用されることがあるが錫系は一般
的に液状で、塩化ビニル系樹脂組成物に使用すると、ウ
ィスカー状無機充填材の添加で向上させた耐熱性を低下
させることになるので好ましくない。特にジブチル錫マ
レートを用いた場合、耐熱性を低下させるばかりではな
く、金属面への粘着が激しくヒキツレ等の成形品の外観
不良を引き起こす可能性があるため好ましくない。ま
た、エポキシ等の有機安定助剤も一般に液状のため、使
用により耐熱性の低下を招く恐れがある。更に熱安定性
の効果としても鉛等の金属化合物より劣り好ましくな
い。
【0014】本発明の成形品の線膨張係数は3.O×10-5
/℃以下であり、本発明の成形品の曲げ弾性率は5,500M
Pa以上であるが、成形品がこのような範囲の特性値を有
することにより、これらの成形品を建材として住宅に用
いたとき、建材の気温の変化による長手方向の長さの変
化が小さく、接続部、または止め金具の部分での長さ変
化も小さいから、変形や破損が生じ難く、住宅等の建物
構造の高気密性が維持される。また、本発明の成形品の
熱撓み温度は80℃以上であるが、この特性のために直射
日光を受けた部分が熱膨張して歪んだり、波打ったりし
易いという従来の欠点が解消され、同様に住宅等の建物
の構造の高気密性が維持される。
【0015】本発明に用いられる塩化ビニル系樹脂組成
物には、前記各成分の他に滑剤、着色剤、分散剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、非補強性充填剤、難燃剤及び防
燃剤等通常塩化ビニル系樹脂組成物に用いられる各種添
加剤を添加することができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例により、本発明を詳細に説明
し、併せて本発明の効果を実証するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。 (塩化ビニル樹脂組成物の製造)表1に示す配合材料を用
い表2に示す配合比率(重量部)で塩化ビニル樹脂、安定
剤混合物、滑剤、顔料、ウイスカー状ホウ酸アルミニウ
ムをヘンシェルミキサーに投入して、攪拌、混合して塩
化ビニル樹脂組成物を製造した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】(押出成形品の製造)前記塩化ビニル樹脂
組成物の製造で得られた各組成物について、50mm単軸押
出機を用いて下記に示す条件で、厚さ2mm、幅50mmの平
板を押出成形して成形品を得た。 (50mm単軸押出条件) 押出機:GMエンジニアリング社製単軸押出機(L/D=25) 設定温度(℃):C1=150、C2=170、C3=180、C4=185、AD=19
0、D=190 スクリュー:C.R=2.5 スクリュー回転数:20rpm
【0020】(物性の測定)押出成形品の製造で得られ
た各平板押出成形品を用いてシャルピー衝撃強度、曲げ
弾性率、HDT(熱撓み温度)、引張り強度、線膨張係数、
目視による外観評価を下記に示す方法で測定または目視
評価し、その結果を表2に示した。
【0021】(1)シャルピー衝撃強度 得られた厚さ2mmのシートを2枚重ねてプレス加工して4m
m厚としてJIS K−7111に準じた方法でシャル
ピー衝撃強度を測定した。 (2)引張り試験 前記で得られた厚さ2mmのシートを用いてJIS K−
7161に準じた方法で引張り試験を行い、引張り強度
を測定した。 (3)曲げ弾性率 前記で得られた厚さ2mmのシートを2枚重ねてプレス加工
して4mm厚としてJIS K−71に準じた方法で曲げ
弾性率を測定した。
【0022】(4)線膨張係数 前記で得られた厚さ2mmのシートを3枚重ねてプレス加工
し5mm厚としたシートを作製し、幅5mm×高さ5mm×長さ1
0mmの大きさに切削加工し、JIS K−7197に準
じた方法で線膨張係数を測定した。 昇温幅:40℃〜80℃ 昇温速度:5℃/分
【0023】(5)熱撓み温度 前記で得られた厚さ2mmのシートを2枚重ねてプレス加工
し4mm厚としたシートを作成し、幅10mm×厚さ4mm×長さ
80mmの大きさに切削加工し、JIS K−191に準じ
た方法で熱撓み温度を測定した。 (6)成形品の外観 前記で得られた2mm厚のシートを目視で観察し、その外
観を下記の基準で評価した。 ○:表面性良好 △:少し凸凹あり ×:凸凹あり
【0024】(実施例の総括)実施例1〜3は塩化ビニ
ル樹脂の他に、B)に相当するステアリン酸カルシウム
−ステアリン酸亜鉛、C)に相当するウイスカー状ホウ
酸アルミニウムをそれぞれ請求項の限定範囲内の量含有
する塩化ビニル樹脂組成物の成形品について試験してい
る。成形品の外観及び熱撓み温度については3例とも良
好な結果を示している。
【0025】
【発明の効果】従来、塩化ビニル系樹脂組成物を原料と
した屋内、屋外用建材成形品の問題点である線膨張係数
が大きいことに起因する成形品の変形、破損、歪などの
問題、金属との複合成形品を建物の部材として使用した
ときの気密性保持が不十分な点などを、従来の充填材増
量やガラス繊維を充填する方法に依らず、本発明の塩化
ビニル系樹脂組成物を使用することにより解決すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 27:06 B29K 27:06 Fターム(参考) 4F071 AA15 AA15X AA20 AA20X AA22 AA22X AA24 AA24X AA25 AA25X AA28 AA28X AA30 AA30X AA32 AA32X AA33 AA33X AA34 AA34X AA85 AF17 AF21 AH03 4F207 AA15 AB06 AB16 AB25 KA01 KA17 4J002 BD041 BD051 BD061 BD071 BD081 BD091 DK006 EG027 EG037 FA066 GL00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記A)、B),C)からなる塩化ビニ
    ル系樹脂組成物。 A)塩化ビニル系樹脂100重量部、B)ウィスカー状ホ
    ウ酸アルミニウム5〜100重量部、C)リチウム、ナトリ
    ウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、バリウ
    ム、亜鉛、ストロンチウムの有機酸金属塩から選択され
    る2種以上からなる安定剤混合物0.5〜10重量部。
  2. 【請求項2】 押出成形用であることを特徴とする請求
    項1に記載の塩化ビニル系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 成形品の熱撓み温度が80℃以上であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の塩化ビニル系
    樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 成形品の線膨張係数が3.0×10-5/℃以下
    であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の塩化ビニル系樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 成形品の曲げ弾性率が5,500MPa以上であ
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記
    載の塩化ビニル系樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の塩化ビニル系樹脂組成物
    の成形品。
  7. 【請求項7】 熱撓み温度が80℃以上である請求項6に記
    載の塩化ビニル系樹脂組成物の成形品。
  8. 【請求項8】 線膨張係数が3.0×10-5/℃以下である
    請求項6に記載の塩化ビニル系樹脂組成物の成形品。
  9. 【請求項9】 曲げ弾性率が5,500MPa以上である請求項6
    に記載の塩化ビニル系樹脂組成物の成形品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013237191A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Sekisui Chem Co Ltd カルシウム亜鉛系安定剤を用いる塩化ビニル系樹脂成形体の製造方法

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