JP2002200996A - 自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ - Google Patents

自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ

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JP2002200996A
JP2002200996A JP2000401227A JP2000401227A JP2002200996A JP 2002200996 A JP2002200996 A JP 2002200996A JP 2000401227 A JP2000401227 A JP 2000401227A JP 2000401227 A JP2000401227 A JP 2000401227A JP 2002200996 A JP2002200996 A JP 2002200996A
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master cylinder
reservoir tank
motorcycle
brake
vehicle body
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Takehisa Katsura
健久 桂
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体のマスの集中化と作動油補給の作業性向
上を図ることができる自動二輪車のリヤブレーキ用マス
ターシリンダを提供すること。 【構成】 車体後方に向かって斜め上方に傾斜して車体
に取り付けられたマスターシリンダ本体4Aにリザーバ
タンク4Bを一体に形成して成る自動二輪車のリヤブレ
ーキ用マスターシリンダ4において、前記マスターシリ
ンダ本体4Aの軸中心の延長線L1が側面視で前記リザ
ーバタンク4Bの上面開口部4aを通過するようにマス
ターシリンダ本体4Aとリザーバタンク4Bとを互いに
非平行に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車の後輪
側に設けられた油圧式ディスクブレーキ装置を駆動する
ための油圧を供給するためのリヤブレーキ用マスターシ
リンダに関する。
【0002】
【従来の技術】リヤブレーキとして油圧式ディスクブレ
ーキ装置を採用する自動二輪車においては、ライダーに
よってブレーキペダルに加えられる力はマスターシリン
ダによって油圧に変換され、この油圧がブレーキホース
を介してキャリパに供給され、キャリパに組み込まれた
パッドが油圧によって作動してブレーキディスクを挟み
付けることによって所要の制動力が得られる。
【0003】ところで、油圧式ディスクブレーキ装置に
は作動油を補給するためのリザーバタンクが不可欠であ
るが、このリザーバタンクとマスターシリンダ本体とを
一体化して成るマスターシリンダが提案されている。
【0004】斯かるマスターシリンダを備える自動二輪
車においてメンテナンス時の作動油補給の作業性を考慮
すると、リザーバタンクはその上面開口部(補給口)が
地面に対して略平行を成すよう略鉛直に配置されるべき
であり、これに合わせてマスターシリンダ本体もその長
軸方向が地面に略平行に配置されていた。
【0005】ところが、上記構成を自動二輪車に採用す
ると、マスターシリンダの車体への配置及び取付スペー
スの確保に困難を伴うという問題があった。
【0006】そこで、リザーバタンクとマスターシリン
ダ本体とを各長軸方向が平行を成すよう一体化してマス
ターシリンダを構成するとともに、一体化されたリザー
バタンクとマスターシリンダ本体とを車体後方に向かっ
て斜め上方に傾斜して取り付ける提案がなされている
(特開2000−255409号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案に
係る構成を採用するマスターシリンダにあっては、各長
軸方向が平行を成すよう一体化されたリザーバタンクと
マスターシリンダ本体とが共に車体後方に向かって斜め
上方に傾斜して配置されていたため、特にリザーバタン
クに関しては上方へ延びた部分ほど車体後方へ偏位し、
車体重心から遠ざかることとなって当該マスターシリン
ダ取付時の車体のマスの集中化が図れず、又、リザーバ
タンクの上面開口部(補給口)が地面に対して傾斜して
いるために作動油補給の作業性が悪いという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、車体のマスの集中化と作動油
補給の作業性向上を図ることができる自動二輪車のリヤ
ブレーキ用マスターシリンダを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車体後方に向かって斜め上
方に傾斜して車体に取り付けられたマスターシリンダ本
体にリザーバタンクを一体に形成して成る自動二輪車の
リヤブレーキ用マスターシリンダにおいて、前記マスタ
ーシリンダ本体の軸中心の延長線が側面視で前記リザー
バタンクの上面開口部を通過するようにマスターシリン
ダ本体とリザーバタンクとを互いに非平行に配置したこ
とを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記リザーバタンクの上面開口部を地面に
対して略平行に形成したことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記リザーバタンクの内側面を平坦
面とし、該リザーバタンクをその内側面がリヤアームの
外側面と略平行を成すよう配置したことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の発明において、前記マスターシリンダ本体と前
記リザーバタンクをこれらの各軸中心が平面視で同一直
線上に位置するよう配置するとともに、マスターシリン
ダ上面のブレーキホース取付部をマスターシリンダ本体
とリザーバタンクの各軸中心を結ぶ直線の車幅方向内側
に配置したことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1,2,3
又は4記載の発明において、前記リザーバタンクの上端
面と下端面を互いに略平行を成すよう形成したことを特
徴とする。
【0014】従って、請求項1記載の発明によれば、マ
スターシリンダ本体の軸中心の延長線が側面視でリザー
バタンクの上面開口部を通過するようにマスターシリン
ダ本体とリザーバタンクとを互いに非平行に配置したた
め、当該マスターシリンダを車体に取り付けた状態でリ
ザーバタンクが車体前方に位置するために車体のマスの
集中化が図られて自動二輪車の操縦安定性が高められ
る。
【0015】請求項2記載の発明によれば、リザーバタ
ンクの上面開口部を地面に対して略平行に形成したた
め、該上面開口部からの作動油の補給を作業性良く行う
ことができる。
【0016】請求項3記載の発明によれば、リザーバタ
ンクをその内側面がリヤアームの外側面と略平行を成す
よう配置したため、リザーバタンクを可及的に車体内側
にレイアウトすることができ、車体のマスの集中化を図
ることができるとともに、リザーバタンクとライダーの
足との干渉を防ぐことができる。
【0017】請求項4記載の発明によれば、マスターシ
リンダ上面のブレーキホース取付部をマスターシリンダ
本体とリザーバタンクの各軸中心を結ぶ直線の車幅方向
内側に配置したため、ブレーキホース取付部が外力等に
対して確実に保護される。
【0018】請求項5記載の発明によれば、リザーバタ
ンクの上端面と下端面を互いに略平行を成すよう形成し
たため、生産工程でのエアー抜き工程において治具等の
マスターシリンダへの固定が容易化する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0020】図1は本発明に係るマスターシリンダを備
える自動二輪車のマスターシリンダ部分の右側面図、図
2は同マスターシリンダ部分の拡大側面図、図3は同マ
スターシリンダ部分の平面図、図4は図2のA−A線断
面図、図5は図2の矢視B方向の図である。
【0021】本実施の形態に係る自動二輪車はリヤブレ
ーキとして油圧式ディスクブレーキ装置を採用するもの
であって、図1に示すように、シートピラー1とダウン
チューブ2とを連結するリヤアームブラケット3には本
発明に係るマスターシリンダ4が取り付けられている。
【0022】即ち、車体右側のリヤアームブラケット3
の後面には取付ブラケット5が溶着されており、マスタ
ーシリンダ4は、これの上下に一体に形成されたボス部
にそれぞれ挿通するボルト6によって前記取付ブラケッ
ト5に取り付けられている。
【0023】ところで、図1に示すように、前記リヤア
ームブラケット3には左右一対のリヤアーム7の前端が
ピボット軸8によって上下揺動自在に枢着されており、
該リヤアーム7の後端部には後輪9が後車軸10によっ
て回転自在に軸支されている。尚、リヤアーム7及びこ
れに支持された後輪9は不図示のリヤクッションを介し
て車体側に懸架されている。
【0024】又、前記マスターシリンダ4が配された車
体右側のリヤアームブラケット3には、ブレーキペダル
11がペダル軸12によって上下に回動可能に支持され
ており、このブレーキペダル11の後端部にはマスター
シリンダ4から下方へ延出するピストンロッド4aの下
端が連結されている。尚、ブレーキペダル11はリター
ンスプリング13によってブレーキ解除方向(ペダル軸
12を中心として反時計方向)に付勢されている。
【0025】而して、自動二輪車のリヤブレーキを構成
する油圧式ディスクブレーキ装置は、後輪9のハブに取
り付けられた不図示のブレーキディスク、リヤアーム7
に固定された不図示のキャリパ、本発明に係るマスター
シリンダ4、ブレーキペダル11等によって構成され、
マスターシリンダ4とキャリパとは図2に示すブレーキ
ホース14によって連結されている。
【0026】上記構成を有するディスクブレーキ装置に
おいて、ライダーがプレーキペダル11を踏み込めば、
マスターシリンダ4のピストンロッド4aが上動してマ
スターシリンダ4内に油圧が発生し、この油圧はブレー
キホース14を経てキャリパに伝えられる。そして、キ
ャリパでは、これに組み込まれた不図示のブレーキパッ
ドが油圧によって作動してブレーキディスクを挟み込む
ため、ブレーキパッドとブレーキディスク間に発生する
摩擦力によって所要の制動力が発生し、この制動力によ
って自動二輪車が減速或は停止せしめられる。
【0027】ここで、本発明に係るマスターシリンダ4
の構成の詳細を図2〜図5に基づいて説明する。
【0028】本発明に係るマスターシリンダ4は、油圧
を発生するマスターシリンダ本体4Aと作動油を貯留す
るリザーバタンク4Bを一体化して構成され、マスター
シリンダ本体4A内には前記ピストンロッド4aが下方
から挿入され、該ピストンロッドの上端にはマスターシ
リンダ本体4A内に形成された油室15内を摺動する不
図示のピストンが結着されている。
【0029】而して、本実施の形態においては、マスタ
ーシリンダ4のマスターシリンダ本体4Aは図2に示す
ように車体後方に向かって斜め上方に所定角度だけ傾斜
して取り付けられており、リザーバタンク4Bは略鉛直
(具体的には、マスターシリンダ本体4Aの軸中心の延
長線L1が側面視でリザーバタンク4Bの上面開口部
(給油口)4bを通過するよう)に一体に形成されてい
る。つまり、マスターシリンダ本体4Aとリザーバタン
ク4Bは側面視で互いに非平行に形成されており、両者
の各軸中心線は図示の角度αを成しており、その延長線
L1,L2はマスターシリンダ4の上方で交わってい
る。
【0030】上述のようにリザーバタンク4Bは略鉛直
に形成されているため、図1に示すように、その上面開
口部(給油口)4bは地面に対して略平行に形成されて
いる。尚、リザーバタンク4Bの上面には上面開口部4
bを覆う着脱可能なキャップ16が不図示の2本のキャ
ップボルトによって被着されている。又、リザーバタン
ク4Bは、内部構造、製造性、容量確保等の関係から、
上半部は矩形柱状に成形され、下半部は円筒状に成形さ
れている。
【0031】上述のように、リザーバタンク4Bの上面
開口部(給油口)4bは地面に対して略平行に形成され
ているため、前記キャップ16を取り外して上面開口部
4bからリザーバタンク4B内に作動油を作業性良く補
給することができる。
【0032】又、図2に示すように、リザーバタンク4
Bは上端面aと下端面bが互いに略平行を成すよう形成
されており、その後面には円孔状の点検窓4cが形成さ
れ、この点検窓4cには透明なサイトグラス17が嵌め
込まれている。そして、リザーバタンク4Bの後面に
は、図5に詳細に示すように、サイトグラス17を覆う
縦長のカバー18が上下2本のビス19によって取り付
けられており、サイトグラス17はこのカバー18によ
って外力から効果的に保護されている。尚、カバーには
縦方向に長いスリット18aが形成されており、このス
リット18aからリザーバタンク4B内の作動油の液面
を視認することができる。
【0033】又、図2に示すように、リザーバタンク4
Bの下部には、該リザーバタンク4Bをマスターシリン
ダ本体4Aの油室15に連通せしめる油孔4d,4eが
形成されているが、油孔4dは斜面cに垂直に、油孔4
eは下端面bに垂直にそれぞれ形成されているため、こ
れらの油孔4d,4eの加工性が高められる。
【0034】ところで、図2に示すように、マスターシ
リンダ本体4Aの上面には取付座4fが形成され、この
取付座4fにはネジ孔4gが側面視でリザーバタンク4
Bと平行に(つまり、略鉛直方向に)形成されており、
前記ブレーキホース14の一端は、前記ネジ孔4gに螺
合するボルト20によって口金21が締着されることに
よってマスターシリンダ本体4Aの上部に取り付けられ
ている。
【0035】又、図3に示すように、マスターシリンダ
本体4Aとリザーバタンク4Bはこれらの各軸中心が平
面視で同一直線上に位置するよう配置されるとともに、
マスターシリンダ本体4A上面のブレーキホース14の
取付部(ネジ孔4g)がマスターシリンダ本体4Aとリ
ザーバタンク4Bの各軸中心を結ぶ直線L3の車幅方向
内側に配置されている。このように、ブレーキホース1
4の取付部(ネジ孔4g)はマスターシリンダ本体4A
とリザーバタンク4Bの各軸中心を結ぶ直線L3の車幅
方向内側に配置され、又、図2に示すようにリザーバタ
ンク4Bによってその後部が覆われるため、該ブレーキ
ホース14の取付部(口金21部分)が外力等に対して
確実に保護される。
【0036】ところで、図3に示すように、リザーバタ
ンク4Bの上半部の内側面dは平坦面を構成しており、
マスターシリンダ4は、リザーバタンク4Bの内側面d
がリヤアーム7の外側面と所定の隙間δ(リヤアーム7
のフルストローク時に形成される隙間)を形成して略平
行を成すよう平面視で車体後方(図3の左方)に向かっ
て車幅方向外側に傾斜するよう配置されている。この結
果、リザーバタンク4Bを可及的に車体内側にレイアウ
トすることができ、該リザーバタンク4Bとライダーの
足との干渉を防ぐことができる。又、図4に示すよう
に、リザーバタンク4Bの後面に形成された前記点検窓
4cが車体後方に向かって外側に開口するため、該点検
窓4cからのリザーバタンク4B内の視認性が高められ
る。
【0037】以上において、本実施の形態では、マスタ
ーシリンダ本体4Aの軸中心の延長線L1が側面視でリ
ザーバタンク4Bの上面開口部を通過するようにマスタ
ーシリンダ本体4Aとリザーバタンク4Bとを互いに非
平行に配置したため、当該マスターシリンダ4を車体に
取り付けた状態でリザーバタンク4Bが車体前方に位置
するために車体のマスの集中化が図られて自動二輪車の
操縦安定性が高められる。
【0038】又、マスターシリンダ4のリザーバタンク
4Bの上端面aと下端面bを互いに略平行を成すよう形
成したため、生産工程でのエアー抜き工程において不図
示の治具等のマスターシリンダ4への固定が容易化し、
エアー抜き等の作業性が高められる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、車体後方に向かって斜め上方に傾斜して車体に
取り付けられたマスターシリンダ本体にリザーバタンク
を一体に形成して成る自動二輪車のリヤブレーキ用マス
ターシリンダにおいて、前記マスターシリンダ本体の軸
中心の延長線が側面視で前記リザーバタンクの上面開口
部を通過するようにマスターシリンダ本体とリザーバタ
ンクとを互いに非平行に配置したため、車体のマスの集
中化と作動油補給の作業性向上を図ることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマスターシリンダを備える自動二
輪車のマスターシリンダ部分の右側面図である。
【図2】本発明に係るマスターシリンダを備える自動二
輪車のマスターシリンダ部分の拡大側面図である。
【図3】本発明に係るマスターシリンダを備える自動二
輪車のマスターシリンダ部分の平面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】図2の矢視B方向の図である。
【符号の説明】
4 マスターシリンダ 4A マスターシリンダ本体 4B リザーバタンク 4a ピストンロッド 4b リザーバタンクの上面開口部 7 リヤアーム 14 ブレーキホース a リザーバタンクの上端面 b リザーバタンクの下端面 c リザーバタンクの斜面 d リザーバタンクの内側面 L1 マスターシリンダ本体の軸中心の延長線 L2 リザーバタンクの軸中心の延長線 L3 マスターシリンダ本体とリザーバタンクの各
軸中心を結ぶ直線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月23日(2002.1.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】以上のおいて、本実施の形態では、マスタ
ーシリンダ本体4Aの軸中心の延長線L1が側面視でリ
ザーバタンク4Bの上面開口部を通過するようにマスタ
ーシリンダ本体4Aとリザーバタンク4Bとを互いに非
平行に配置したため、当該マスターシリンダ4を車体に
取り付けた状態でリザーバタンク4Bが車体前方に位置
するために車体のマスの集中化が図られて自動二輪車の
操縦安定性が高められるとともに、車体後方に向かって
幅広のリヤアーム7とリザーバタンク4Bとの干渉が防
がれる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後方に向かって斜め上方に傾斜して
    車体に取り付けられたマスターシリンダ本体にリザーバ
    タンクを一体に形成して成る自動二輪車のリヤブレーキ
    用マスターシリンダにおいて、 前記マスターシリンダ本体の軸中心の延長線が側面視で
    前記リザーバタンクの上面開口部を通過するようにマス
    ターシリンダ本体とリザーバタンクとを互いに非平行に
    配置したことを特徴とする自動二輪車のリヤブレーキ用
    マスターシリンダ。
  2. 【請求項2】 前記リザーバタンクの上面開口部を地面
    に対して略平行に形成したことを特徴とする請求項1記
    載の自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシリンダ。
  3. 【請求項3】 前記リザーバタンクの内側面を平坦面と
    し、該リザーバタンクをその内側面がリヤアームの外側
    面と略平行を成すよう配置したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の自動二輪車のリヤブレーキ用マスターシ
    リンダ。
  4. 【請求項4】 前記マスターシリンダ本体と前記リザー
    バタンクをこれらの各軸中心が平面視で同一直線上に位
    置するよう配置するとともに、マスターシリンダ上面の
    ブレーキホース取付部をマスターシリンダ本体とリザー
    バタンクの各軸中心を結ぶ直線の車幅方向内側に配置し
    たことを特徴とする請求項1,2又は3記載の自動二輪
    車のリヤブレーキ用マスターシリンダ。
  5. 【請求項5】 前記リザーバタンクの上端面と下端面を
    互いに略平行を成すよう形成したことを特徴とする請求
    項1,2,3又は4記載の自動二輪車のリヤブレーキ用
    マスターシリンダ。
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