JP2002200925A - 走行装置 - Google Patents

走行装置

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JP2002200925A
JP2002200925A JP2000401386A JP2000401386A JP2002200925A JP 2002200925 A JP2002200925 A JP 2002200925A JP 2000401386 A JP2000401386 A JP 2000401386A JP 2000401386 A JP2000401386 A JP 2000401386A JP 2002200925 A JP2002200925 A JP 2002200925A
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turning
shaft
traveling
transmission mechanism
gear
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JP2000401386A
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Koji Yasuno
公二 安野
Takahiko Kamimura
孝彦 上村
Takafumi Akiyama
尚文 秋山
Mikiji Hirota
幹司 廣田
Yoshinori Doi
義典 土居
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体の全長をコンパクトに構成でき、伝動ベ
ルトのテンションローラを容易に配置でき、また安価に
構成可能な走行装置を提供する。 【解決手段】 左右に走行装置への動力断続を行うサイ
ドクラッチを設けるとともに、左右のサイドクラッチギ
ヤ間に亘って差動伝動機構を設け、旋回用油圧無段変速
機構6による差動伝動機構の駆動によって旋回内側の車
軸18を正逆に無段変速する走行装置であって、上記旋
回用油圧無段変速機構6と走行用油圧無段変速機構5と
を前後の間隔をおいて車軸18の前側と後側とに振り分
けて配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン、トラ
クタ等の走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンバイン等における左右一対の
クローラ走行装置を有する車両において、左右のサイド
クラッチ機構、差動ギヤ機構、カウンタギヤ機構等を備
え、旋回用油圧無段変速機構による差動ギヤ機構のデフ
ケースの回転駆動によって旋回内側の車軸を正逆に無段
変速する走行伝動装置が知られている。また、この走行
伝動装置は、車軸に対して旋回用油圧無段変速機構と走
行用油圧無段変速機構は共に前方又は共に後方に配置さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車軸に
対して旋回用油圧無段変速機構と走行用油圧無段変速機
構が共に前方に配置されると刈取部が前方に出てしま
う。また重量バランスも悪くなる。車軸に対して後方は
エンジンその他の部材があるため、旋回用油圧無段変速
機構と走行用油圧無段変速機構が共に後方に配置される
とスペース上の無理が生じる。また、従来公知の走行伝
動装置は、旋回用油圧無段変速機構と走行用油圧無段変
速機構とを一体化してミッションケース上部に配置して
いたため、両変速機構の入力軸間距離が短くなり、その
入力プーリ間に巻回した伝動ベルトを緊張、弛緩するテ
ンションローラを設けることが困難であった。また、こ
のように旋回用油圧無段変速機構と走行用油圧無段変速
機構とを一体化した特殊なものを用いた場合は、量産型
の汎用の油圧無段変速機構を利用できないので、コスト
高になる。本発明は、上記従来の問題を解決するために
なされたものであって、その目的とするところは、機体
の全長をコンパクトに構成でき、伝動ベルトのテンショ
ンローラを容易に配置でき、また安価に構成可能な走行
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的は、請求項1
の発明によれば、左右に走行装置への動力断続を行うサ
イドクラッチを設けるとともに、左右のサイドクラッチ
ギヤ間に亘って差動伝動機構を設け、旋回用油圧無段変
速機構による前記差動伝動機構の駆動によって旋回内側
の車軸を正逆に無段変速する走行装置において、前記旋
回用油圧無段変速機構と走行用油圧無段変速機構とを前
後の間隔をおいて車軸の前側と後側とに振り分けて配置
した走行装置を提供することによって達成される。ま
た、請求項2の発明は、前記旋回用油圧無段変速機構と
走行用油圧無段変速機構とを伝動ケース部材とは別体の
支持部材によって連結した構成である。また、請求項3
の発明は、前記支持部材に前記旋回用油圧無段変速機構
駆動入力用クラッチのテンションアーム支点を設けた構
成である。また、請求項4の発明は、前記支持部材に刈
取クラッチのテンションアーム支点を設けた構成であ
る。また、請求項5の発明は、前記支持部材に前記旋回
用油圧無段変速機構の変速操作用電動モータを取付けた
構成である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明に関わるコ
ンバインの一例を示す全体図である。図示するコンバイ
ンは、クローラaと、クローラ駆動軸18と、刈取部c
と、刈り取った穀稈を搬送しながら脱穀機に供給するフ
ィードチェーンdと、脱穀した穀物を貯留する穀物タン
クeと、貯留した穀物を機外へ排出するオーガfとを有
している。
【0006】図2はコンバインの運転席のスイッチ配置
図である。HSTレバー1は、前後に傾動して車速を増
減するもので、図の中立(ニュートラル)位置から前方
に倒すと前進方向に増速し、後方に倒すと後進方向に増
速する。そして、前進あるいは後進位置から中立位置方
向に戻すと減速し、中立位置で機体は停止する。アクセ
ルレバー2は、前後に傾動してスロットルを開閉するこ
とによりエンジン回転数を上げ下げするもので、後方に
倒すとスロットルが開いてエンジン回転数を上げ、前方
に倒すとスロットルが閉じてエンジン回転数を下げる。
パワステレバー3は、前後左右に傾動して刈取部の上げ
下げと機体の旋回を操作するもので、中立位置から後方
に倒すと刈取部が上昇し、前方に倒すと刈取部が下降す
る。また、左側に倒すと機体は左旋回し、右側に倒すと
右旋回する。また、4は副変速レバーである。
【0007】次に、伝動装置の構成について説明する。
図3は右側面からみた伝動装置内の各伝動軸の配置構成
を示す図で、図4は同じく右側面からみた 伝動装置内
部の構成図である。また、図5及び図6はそれぞれ左側
面からみた伝動装置の同様の構成図である。さらに、図
7は図4におけるS1−S1に沿った断面図であり、図
8は図4におけるS2−S2に沿った断面図である。図
10は伝動装置の斜視図である。図12は伝動装置を含
む全体の油圧配置図である。
【0008】左右に、走行装置への動力断続を行うサイ
ドクラッチ24L.24Rを設け、該サイドクラッチ2
4L,24Rの「切」に関連して走行装置への動力伝達
を行う差動ギヤ機構を左右のサイドクラッチギヤ間に設
けている。差動ギヤ機構は、デフケース25、デフ差動
軸22、差動ギヤP,Q,R等から構成されている。そ
して、走行用油圧無段変速機構(以下「走行用HST」
と称する)5と旋回用油圧無段変速機構(以下「旋回用
HST」と称する)6を、左右に分割構成されているが
一体となっているミッションケースに対し前後に配置
し、ミッションケース内において側面視で、「走行用H
ST入力軸11→同出力軸12→副変速軸13→カウン
タ軸14→走行系減速軸15→サイドクラッチ軸16」
の伝動経路と、「旋回用HST入力軸19→同出力軸2
0→差動系減速軸21→デフ差動軸22→逆転ギヤ軸2
3→サイドクラッチ軸16」の伝動経路とを、上部は分
離して下部においては連結し、真ん中に空間部を有する
略U字状に配置している。つまり、旋回用HST6と走
行用HST5とを所定の前後間隔をおいてホイル軸(車
軸)18の前側と後側とに振り分けて配置している。ミ
ッションケースの後側空間は狭いため、両HSTをホイ
ル軸18の後側に偏倚させて配置することは困難であ
る。また、両HSTを車軸の前側に偏倚させて配置しよ
うとすると、刈取部を前方に出さなければならず、機体
の全長が長くなってしまう。上記のように構成すれば、
機体の全長をコンパクトに構成できる。
【0009】すなわち、走行用HST5と旋回用HST
6はホイル軸18に対して前後に配置すると共に、走行
用HST5からの動力と旋回用HST6からの動力は前
記サイドクラッチ24L,24Rを有するサイドクラッ
チ軸16にて合流する。左右一体のミッションケース
(メインケース)32L,32Rの上部は分離して走行
用HST5の動力系と旋回用HST6の動力系の入力軸
がそれぞれ入力しており、ミッションケース32L,3
2Rの全体形状はこのような伝動経路に対応して略U字
状に形成している。このように、走行用の伝動経路と旋
回用の伝動経路とがサイドクラッチ軸16を起点として
前後に略U字状に立ち上がるため、ミッションケースの
最低地上高を高く確保でき、湿田走行性能を高めること
が出来るとともに、ミッションケース自体をコンパクト
に形成することができる。
【0010】かかる構成において、たとえば図10に示
すように、走行用HST5の入力軸11及び旋回用HS
T6の入力軸19にはエンジンプーリを介してエンジン
の動力が伝達される。そして、左右のサイドクラッチ2
4L,24R間に設けた差動ギヤ機構及び逆転ギヤ23
を介し、旋回時に旋回用HST6によるデフケース25
の回転駆動によって旋回内側の車軸を正逆に無段変速で
きるように構成している。
【0011】図7を参照して説明すると、上でも述べた
ように、入力プーリ33を介して走行用HST5の入力
軸11にエンジンからの動力が伝達される。同図中の5
3は走行HST用の可変ポンプのトラニオン軸である。
そして、同出力軸12から副変速軸13へと動力が伝達
され、副変速軸13の一端には刈取部を駆動する刈取入
力プーリとベルトで掛け渡された刈取出力プーリ34が
取付けられ、副変速軸13と刈取出力プーリ34との間
にはワンウェイクラッチが介装されている。また、シフ
タの切換えによって高速・中速・低速に切り換えられ、
副変速ギヤ13aと噛合するカウンタ軸14のギヤ14
a、14b、14cを介してカウンタ軸14が駆動す
る。カウンタ軸14の駆動により、同じくカウンタ軸1
4に設けられたギヤ14bと噛合する走行系減速軸15
のギヤ15bを介して該減速軸15が駆動する。
【0012】さらに、上記減速軸15の駆動により、同
じ減速軸15に設けられたギヤ15aと噛合するサイド
クラッチ軸16中央のギヤ16aを介して該サイドクラ
ッチ軸16が駆動する。サイドクラッチ24L,24R
は、エンジンを始動すると油圧でディスク板36を内方
に押し付けると接続状態になり、動力が回転体35から
ギヤ37aと一体構成されているケーシング37へ伝達
され、さらにサイドクラッチ軸16とのスプライン嵌合
によりギヤ16bが回転する。この実施例ではエンジン
が始動している時は、常に油圧力によりディスク36が
押し付けられて接続状態になっている。そして、ギヤ1
6bと噛合するギヤ17aを介しスプライン嵌合により
減速ギヤ軸17が駆動する。さらに、減速ギヤ軸17の
駆動により、同じギヤ軸17のギヤ17bと噛合するギ
ヤ18aを介しスプライン嵌合によりホイル軸18が駆
動する。なお、同図中の38はホイル軸18に取付ける
スプロケットを示している。
【0013】また、図8を参照して説明すると、前述し
たように、入力プーリ39を介して旋回用HST6の入
力軸19にエンジンからの動力が伝達される。同図中の
54は旋回HST用の可変油圧ポンプのトラニオン軸で
ある。そして、同出力軸20からギヤ20a及びこれと
噛合するギヤ21aを介して減速軸21へと動力が伝達
される。また、該減速軸21のギヤ21bを介してこれ
と噛合する差動入力ギヤQへ伝達される。差動入力ギヤ
Qはボルトでデフケース25に固定されている。図中の
41はデフケース25に固定したピン、42と43はそ
れぞれベベルギヤを示している。また、デフ差動軸22
に設けた差動出力ギヤPは前述のサイドクラッチ24L
のギヤ37aと噛合する。また、デフ差動軸22の差動
出力ギヤPとは反対側に設けた差動出力ギヤRは、逆転
ギヤ軸23の逆転ギヤ23aと噛合し、さらに該逆転ギ
ヤ23aはサイドクラッチ24Rのギヤ37aと噛合す
る。
【0014】図11を参照して説明すると、走行時は、
走行用HST5の動力は、前述の伝動経路を介してサイ
ドクラッチ軸16に伝達される。走行時は、左右のサイ
ドクラッチ24L,24Rは接続状態になっているた
め、動力は減速ギヤ軸17を介してホイルギヤへ伝達さ
れ、ホイル軸(車軸)18を駆動する(同図の実線矢印
の流れを参照)。なお前にも述べたように、たとえばエ
ンジンを始動すると、ソレノイドバルブと接続している
油圧配管により流入する油圧でピストン44が内方へ押
されてサイドクラッチのディスク板36が接続して動力
は伝達され、エンジンを停止すると圧縮バネ45でピス
トン44は元の位置に戻り動力の伝達は断たれる。
【0015】そして、旋回時は、パワステレバー3を倒
すと、旋回内側のサイドクラッチがオフになり、走行用
HST5の動力はホイル軸へは伝達されない。ここで
は、左側のサイドクラッチ24Lはオンで、右側のサイ
ドクラッチ24Rがオフになっている場合を考えると、
走行用HST5の動力はサイドクラッチ軸16から左側
(旋回外側)のホイル軸18へ伝達されるが、右側(旋
回内側)のホイル軸18へは伝達されない。そして、旋
回用HST6の動力が前記差動ギヤ機構に入力し、図1
1の破線矢印の流れに示すように、差動入力ギヤQ、デ
フケース25の回転駆動によって、デフ差動軸22に伝
達され、差動出力ギヤR、逆転ギヤ23を介して右側
(旋回内側)のホイル軸へと伝達され、ホイル軸を正転
側又は逆転側に無段で変速する。また、ブレーキ27に
ついて説明すると、ブレーキプレート46を回転させる
とピストン47が内方に押されてディスク板27aが接
続することによりブレーキがかかるようになっている。
【0016】図9は上記差動ギヤP,Q,Rの回転数の
関係を示す線図である。走行(直進)時は、デフ差動軸
22は左右が逆回転し、ベベルギヤ42と42aは軸2
2に対して公転せず、ピン41に対して自転している。
そして、旋回のときは、旋回用HST6より動力が伝達
され、パワステレバー3の傾動角度に応じて、差動入力
ギヤQがゼロ回転から立ち上がり、旋回外側の差動出力
ギヤP又はRに対して差動入力ギヤQが加速していく。
ギヤR又はギヤPの一方が他方に対して逆転(旋回外側
と内側とが同方向回転で且つ旋回内側が外側より低回
転)している間は緩やかな旋回角度での旋回(ここでは
「マイルドターン」と称する)、停止(旋回内側の回転
停止)した時はブレーキターンとなる。差動出力ギヤP
とRが互いに逆転しているにもかかわらず、ホイル軸1
8が同方向に回転するのは逆転ギヤ23aを介している
ためである。そして、デフケース25が逆方向回転を始
め、ギヤRとギヤPの一方が他方に対し正転(旋回外側
と内側とが異方向回転)しているときはスピンターンと
なる。もちろん、左旋回と右旋回の場合とでは旋回内側
と外側が逆になる。ところで、旋回用HST6の駆動回
転速度の制御によってスピンターン状態における旋回内
側の車軸回転数と旋回外側の車軸回転数との比を1:3
となるように設定した場合、1:1のスピンターンと比
較して、旋回中の馬力損失が少なくなり、またスピンタ
ーンしながらも機体旋回中心が移動するため、枕地等で
の旋回後、条合わせが容易になる。
【0017】また、前述したように、ミッションケース
の外形は略U字状に形成されているが、その上部中央の
空間部である凹部には、図10に示すように副変速の切
換手段を設けている。8は副変速レバーであり、リンク
機構48を介してミッションケースの凹部のピン40に
接続している。このピン40はU字状プレート40aに
固定していて、さらにU字状プレート40aは副変速を
変速するシフタに連結している。また、主変速レバー7
はリンク機構49を介して走行用HST5のピン53a
に接続している。このピン53aはU字状プレート53
bに固定されている。55は定量モータである。また、
旋回用HST6のトラニオン軸54を機体前方に突設
し、該トラニオン軸54を回動操作する電動モータ57
を旋回用HST6の前側に配置している。また、トラニ
オン軸54に扇形の歯車56を取り付け、該歯車56に
上記電動モータ57によって回転する歯車56aを噛合
させる。このようにトラニオン軸54を回動操作する電
動モータ57を旋回用HST6の前側に配置されること
で、この電動モータ57のメンテナンスが行い易くな
る。そして、電動モータ57にはトラニオン軸54の回
動角検出用のポテンショメータを内蔵する。旋回用HS
T6のトラニオン軸54の回動角を検出してフィードバ
ック制御できるため、旋回用HST6の出力回転数の制
御精度を高め、安定した旋回及び直進走行を行える。な
お、電動モータ57を取付けるケーシングに設けた3つ
の長孔74a,74b,74cによってトラニオン軸5
4を中心とする円周上で取付位置の調節を可能としてお
り(図15参照)、これによってニュートラル位置の調
整(直進状態の調整)を容易に行うことが出来る。
【0018】また、旋回用HST6からデフケース25
に至る伝動系、例えば旋回用HST6の出力軸20に回
転センサを設けることにより、旋回用HST6からデフ
ケース25に至る伝動系の回転数を検出してコントロー
ラを介してフィードバック制御できるため、デフケース
25の回転数ないし旋回用HST6の出力回転数の制御
精度を高め、安定した旋回及び直進走行を行うことが出
来る。前にも説明したように、入力プーリ33を介して
走行用HST5の入力軸11にエンジンからの動力が伝
達されるが、この動力はエンジンプーリ58(図12)
よりベルト50を介して入力プーリ33に伝達される。
また、入力プーリ33には入力プーリ39との間にもベ
ルト51が掛け渡され、エンジンからの動力が入力プー
リ39にも伝達される。なお、52はテンションプーリ
で、その作動・不作動によって旋回用HST6への動力
の断続を行う。
【0019】このように走行用HST5と旋回用HST
6との前後間隔部の空間を有効利用して副変速操作手段
を配置できるため、全体的にコンパクトに構成すること
が出来る。また、走行用HST5と旋回用HST6とは
ミッションケース上部にて所定の間隔をおいてホイル軸
18の前後に配置されているが、図16等に示すよう
に、走行用HST5と旋回用HST6とを板状の支持部
材75によって連結している(図10、図16〜図19
を参照)。この支持部材75はミッションケース部材と
は別体のもので構成され、走行用HST5と旋回用HS
T6とを支持部材75によって連結することにより、両
HSTの入力軸間距離の精度を保つことが可能になる。
前にも説明したように、走行用HST5の入力プーリ3
3と旋回用HST6の入力プーリ39とにわたり伝動ベ
ルト51を巻回し、該伝動ベルト51を緊張、弛緩する
テンションプーリ52を設けているが、この伝動ベルト
51に緊張力を付与するテンションプーリ52を先端に
取付けた旋回用HSTテンションアーム78の支点78
aを上記支持部材75に回動自在に軸着して設けている
(図16参照)。また、エンジン出力プーリ58と走行
用HST5の入力プーリ33とに巻回した伝動ベルト5
0に緊張力を付与するテンションプーリ76を先端に取
付けた入力ベルトテンションアーム79の支点79aを
上記支持部材75に回動自在に軸着している。さらに、
刈取出力プーリ34と刈取入力プーリ28とに巻回した
伝動ベルト81に緊張力を付与するテンションプーリ7
7を先端に取付けた刈取テンションアーム80の支点8
0aを上記支持部材75に回動自在に軸着し、ミッショ
ンケース側面に刈取クラッチのテンション操作ワイヤの
アウタ受けを取付ける。このように、各テンションアー
ム支点を上記支持部材75に設けることで、各テンショ
ンアーム支点を支持する部材を別途設ける必要がなく構
成を簡素化できる。
【0020】また、前述の旋回用HST6のトラニオン
軸54操作用の電動モータ57を上記支持部材75に取
付けることにより、別途部材を設ける必要がなく構成を
簡素化できるほか、トラニオン軸54と電動モータ57
との相対位置精度を保て、旋回用HST6の駆動速度の
制御精度を向上させることが出来る。さらに、主・副変
速レバー7、8及び刈取・脱穀クラッチレバー等を軸支
するコントロールフレーム82と上記支持部材75とを
フレーム83等の部材を介しボルト止めして連結するこ
とにより、支持部材75側及びコントロールフレーム8
2側相互の剛性を向上させることが出来る。
【0021】ここで、図12の油圧配置図について説明
すると、エンジンを始動すると、オイルタンク62のオ
イルはギヤポンプ60を介して吸入され、またレデュー
スバルブ61を介してソレノイドバルブ66へ送られ、
ここで左右に分かれてそれぞれ左右のサイドクラッチ2
4L,24Rに送られる。油圧により左右のサイドクラ
ッチ24L,24Rは接続状態(入りの状態)になる。
また、オイルタンク62より走行用HST5及び旋回用
HST6へ送られる。走行用HST5又は旋回用HST
6を使用しないときは、マニホールド65を介して一部
がオイルタンク62へ返却される。さらに、オイルタン
ク62よりコントロールバルブ63を介して刈取上下用
シリンダ67とオーガ上下用シリンダ68へ送られる。
なお、ソレノイドバルブ66から左右のサイドクラッチ
24L,24Rへ送られる油圧配管を走行用HST5と
旋回用HST6との前後間隔部の空間を有効利用して配
置することにより、全体をコンパクトに構成することが
出来る。
【0022】また、前述のとおり、差動ギヤ機構(差動
装置)の一方(図示では右側)のデフ差動軸22には駐
車ブレーキ27を設けている。このブレーキ27は、操
縦部に設けたブレーキペダル9に連動している(図2参
照)。図13を参照して駐車ブレーキ27の作動につい
て説明する。停車時にこのブレーキペダル9を矢印A方
向に踏込操作すると、支持板69が支点72の回りを矢
印B方向に回動し、このときワイヤ73を引っ張って前
述のテンションプーリ52を移動させてベルト51を緩
めると旋回用HST6への伝動が断たれる。これと同時
にチューブ10a内のワイヤ10が引っ張られて、支持
板70が支点70aの回りを矢印C方向に回動する。こ
の支持板70が回動したときにロッド71を押して、ロ
ッド71先端に取付けたブレーキプレート46が矢印D
方向に回転する(倒れる)。これによって前述のように
ブレーキ27が作用し、差動ギヤ機構に連動連結された
左右のサイドクラッチギヤ及びホイル軸が制動される。
【0023】これにより、駐車ブレーキを確実にかける
ことができ、例えば坂道で斜めに停車してもターンする
ことなく確実に坂道停車でき、安全性が向上する。ま
た、作業形態として、圃場の一辺刈取後、畦際で停車し
たまま刈取部を駆動して刈取穀稈を後送する操作を行う
ことがあるが、ブレーキペダル9を踏み、左右両サイド
クラッチ24L,24Rを切ってブレーキ27を作用さ
せることにより、走行用HST5が駆動されていても機
体を確実に停車させたままこの作業を行うことが出来
る。さらには、ブレーキ27がデフケース25の側部空
間に配置されることで、空間の有効利用によるミッショ
ンケースのコンパクト化も可能である。また、旋回用H
ST6は駆動されていないので、パワステレバー3を不
用意に倒しても機体の旋回を防止でき、安全性が向上す
る。
【0024】なお、図14は上述の図13を前後方向か
らみたもので、28は刈取入力プーリ、29は刈取上下
支点パイプ、30は刈取フレーム、31はエンスト時用
緊急モータである。該モータ31はエンストすると所定
時間通電され、ケーブル31aが引っ張られて、支持板
70、ロッド71を介してブレーキプレート46が回転
してブレーキ27が作動する。また、キースイッチを切
り(電気的にオフ)となっても、モータ31に所定時間
通電してブレーキ27を作動するので、ブレーキペダル
9を踏み忘れても安全である。
【0025】図20はパワステレバー3の動作機構の説
明図である。同図に示すように、コントローラ84の入
力側にパワステレバー3の傾動操作角を検出するポテン
ショメータ85と機体の走行速度を検出する車速センサ
(回転センサ)86を接続する一方、その出力側に旋回
用HST6のトラニオン軸54回動操作用の電動モータ
57を接続する。上記車速センサ86は例えばミッショ
ンケース内の伝動軸側方に取付けられる。なお、コント
ローラ84の入力側には電動モータ57回転角(トラニ
オン軸54回動角)を検出するポテンショメータも接続
し、フィードバック制御することにより制御精度を確保
している。コントローラ84には、ポテンショメータ値
と車速センサ値とに応じて決定される電動モータ57回
転角(トラニオン軸54回動角あるいは斜板変位角)
(図21参照)を制御ラインとして設定する。
【0026】図22はパワステレバー3の取付構造を示
すもので、同図(a)はその側面図、(b)はその正面
図である。パワステレバー3は、その下端部を支持部材
87に対して前後方向軸88により左右傾動自在に軸支
されている。上記支持部材87の後面側にはパワステレ
バー3の左右傾動操作角を検出するポテンショメータ8
5を長孔92を介して螺子締結して固定している。該ポ
テンショメータ85の触覚体90はパワステレバー3下
端部のピン91に係合する。また、上記支持部材87
は、機体側の操作ポストに取付ける取付ステー93に対
し、左右方向軸89により前後傾動自在に軸支されてい
る。さらに、パワステレバー3の前後傾動操作による支
持部材87の前後傾動を検出するマイクロスイッチ(図
示せず)を設けている。
【0027】このように、パワステレバー3の傾動支点
に対してポテンショメータ85の取付位置を上記長孔9
2を介して上下に調整できるので、パワステレバー3の
傾動位置とポテンショメータ85の検出値との関係を変
更することが出来る。また、パワステレバー3を前後に
傾動させてもパワステレバー3とポテンショメータ85
との相対位置が変化しないので、前後傾動させたまま左
右傾動させても旋回用HST6の駆動回転速度の制御を
適正に行うことが出来る。また、ポテンショメータ85
が支持部材87の後面側に位置調節可能に設けられてい
るため、操縦部側からポテンショメータ85の取付位置
を容易に調整できる。なお、パワステレバー3の傾動支
点部に中立復帰付勢用のバネと傾動抵抗を付与するライ
ニングとを設けることにより、パワステレバー3の操作
フィーリング(感触)が良好になる。
【0028】次に、旋回用HST6の駆動回転速度の調
節に機体の走行速度を加味する構成について説明する。
すなわち、図23に示すように、前記旋回用HST6の
トラニオン軸54と電動モータ57との間に連繋機構を
設ける。該連繋機構は、電動モータ57の出力軸に取付
けた回転ギヤ95と、一端部を該回転ギヤの長孔96に
嵌合し他端部をトラニオン軸操作アーム98に軸着した
連動ロッド97とから構成される。該連動ロッド97の
中間部に主変速レバー7の回動基部に軸着した作動比率
変更操作ロッド94の下端部を軸着する。このような構
成により、主変速レバー7の操作に伴って回転ギヤ95
の有効長が変化し、該回転ギヤ95の単位回動角に対す
るトラニオン軸操作アーム98の回動角が変化すること
で、作動比率を変更できる。これによって、旋回半径を
一定に保ち、安定した操舵感覚を得られる。
【0029】また、図24に示すように、上記主変速レ
バー7の回動基部にピン100を一体的に設け、該ピン
100に、主変速レバー7の変速操作量を検出する変速
操作ポテンショメータ99の触覚アーム101を係合す
る。該変速操作ポテンショメータ99は、機体側に摺動
自在に取付けた移動支持部材102に固定され、該移動
支持部材102は、副変速レバー8の傾動により移動操
作ロッド103を介して主変速レバー7の回動軸に対し
遠近調節されるように構成されている。この構成によ
り、上記ピン100の触覚アーム101に対する係合深
さが変更されると、主変速レバー7の単位回動角あたり
の変速操作ポテンショメータ99の変位量が変更される
ので、この結果、副変速レバー8の操作位置に応じて変
速操作ポテンショメータ99の検出結果を補正して実車
速と略等しい検出結果を得る事が出来、安定した操舵感
覚を得られる。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の走
行装置によれば、左右に走行装置への動力断続を行うサ
イドクラッチを設けるとともに、左右のサイドクラッチ
ギヤ間に亘って差動伝動機構を設け、旋回用HSTによ
る前記差動伝動機構の駆動によって旋回内側の車軸を正
逆に無段変速する走行装置において、前記旋回用HST
と走行用HSTとを前後の間隔をおいて車軸の前側と後
側とに振り分けて配置したので、刈取部をいたずらに前
方に出すことなく機体の全長をコンパクトに構成でき
る。しかも、車軸に対するミッションの重量バランスが
よくなる。また、本発明の走行装置によれば、前記旋回
用HSTと走行用HSTとを伝動ケース部材とは別体の
支持部材によって連結した構成であるため、両HSTの
入力軸間距離の精度を保てる。また、本発明の走行装置
は、前記支持部材に前記旋回用HST駆動入力用クラッ
チのテンションアーム支点、又は刈取クラッチのテンシ
ョンアーム支点、あるいは前記旋回用HSTの変速操作
用電動モータ等を取付けた構成であるため、これらのア
ーム支点を支持する部材を別途設ける必要がなく構成を
簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるコンバインの一例を示す全体側
面図である。
【図2】コンバインの運転席のスイッチ配置図である。
【図3】右側面からみた伝動装置内の各伝動軸の配置構
成を示す図である。
【図4】同じく右側面からみた 伝動装置内部の構成図
である。
【図5】左側面からみた伝動装置内の各伝動軸の配置構
成を示す図である。
【図6】同じく左側面からみた 伝動装置内部の構成図
である。
【図7】図4におけるS1−S1に沿った断面図であ
る。
【図8】図4におけるS2−S2に沿った断面図であ
る。
【図9】差動ギヤP,Q,Rの回転数の関係を示す線図
である。
【図10】伝動装置の斜視図である。
【図11】伝動経路を示す図である。
【図12】伝動装置を含む全体の油圧配置図である。
【図13】ブレーキ手段を示すミッション近傍の側面図
である。
【図14】図13を前後方向からみた図である。
【図15】旋回用HST駆動部の構成図である。
【図16】機体前方のミッション部の内部構成図であ
る。
【図17】支持部材の形状を示すミッション内部構成図
である。
【図18】同じく支持部材の形状を示すミッションの正
面図である。
【図19】同じく支持部材の形状を示すミッションの一
部平面図である。
【図20】パワステレバーの動作機構を示す図である。
【図21】斜板角算出のフローチャートである。
【図22】パワステレバーの取付構造を示す図である。
【図23】主変速レバーの動作説明図である。
【図24】主変速レバーと副変速レバーとの連繋機構を
示す図である。
【符号の説明】
a クローラ b クローラ駆動軸 c 刈取部 d フィードチェーン e 穀物タンク f オーガ 1 HSTレバー 2 アクセルレバー 3 パワステレバー 4 副変速レバー 5 走行用HST 6 旋回用HST 7 主変速レバー 8 副変速レバー 9 ブレーキペダル 10 ブレーキワイヤ 11 走行用HST入力軸 12 同出力軸 13 副変速軸 14 カウンタ軸 15 走行系減速軸 16 サイドクラッチ軸 17 減速ギヤ軸 18 ホイル軸 19 旋回用HST入力軸 20 同出力軸 21 差動系減速軸 22 デフ差動軸 23 逆転ギヤ軸 24L,24R クラッチ 25 デフケース 26 逆転ギヤ 27 ブレーキ 32L,32R ミッションケース(メインケース)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 61/32 F16H 61/32 3J067 (72)発明者 秋山 尚文 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 廣田 幹司 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 土居 義典 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B043 BA02 BB14 DA03 DB04 2B076 AA03 DA02 DA03 DA05 DA15 DA19 DB06 3D042 AB11 BA02 BA08 BA20 BB01 CB01 3D052 AA17 DD04 EE01 FF02 GG04 HH03 JJ08 JJ11 JJ21 JJ23 JJ37 3J049 AA01 AB01 AB03 BB05 BB10 BD01 CA07 3J067 AB23 AC42 BB02 DB32 GA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右に走行装置への動力断続を行うサイ
    ドクラッチを設けるとともに、左右のサイドクラッチギ
    ヤ間に亘って差動伝動機構を設け、旋回用油圧無段変速
    機構による前記差動伝動機構の駆動によって旋回内側の
    車軸を正逆に無段変速する走行装置において、前記旋回
    用油圧無段変速機構と走行用油圧無段変速機構とを前後
    の間隔をおいて車軸の前側と後側とに振り分けて配置し
    たことを特徴とする走行装置。
  2. 【請求項2】 前記旋回用油圧無段変速機構と走行用油
    圧無段変速機構とを伝動ケース部材とは別体の支持部材
    によって連結したことを特徴とする請求項1記載の走行
    装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材に前記旋回用油圧無段変速
    機構駆動入力用クラッチのテンションアーム支点を設け
    たことを特徴とする請求項2記載の走行装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材に刈取クラッチのテンショ
    ンアーム支点を設けたことを特徴とする請求項2又は3
    記載の走行装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材に前記旋回用油圧無段変速
    機構の変速操作用電動モータを取付けたことを特徴とす
    る請求項2、3又は4記載の走行装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Cited By (2)

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JP4667133B2 (ja) * 2005-06-20 2011-04-06 三菱農機株式会社 セクタギヤの回動角度検出装置

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