JP2002199111A - ワイヤレスインターホンシステム - Google Patents

ワイヤレスインターホンシステム

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JP2002199111A
JP2002199111A JP2000392572A JP2000392572A JP2002199111A JP 2002199111 A JP2002199111 A JP 2002199111A JP 2000392572 A JP2000392572 A JP 2000392572A JP 2000392572 A JP2000392572 A JP 2000392572A JP 2002199111 A JP2002199111 A JP 2002199111A
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JP
Japan
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wireless
intercom
call
repeater
doorphone
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Application number
JP2000392572A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kawaguchi
将広 川口
Fumiyoshi Mukoyama
文祥 向山
Koichi Okumura
浩一 奥村
Kuniharu Tatezuki
邦治 竪月
Hiroaki Takeyama
博昭 竹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイヤレスインターホンを任意の場所に設置ま
たは移動させて、どこででも高品質なハンズフリー通話
をすることができるワイヤレスインターホンシステムを
提供する。 【解決手段】ドアホン子器2を信号線Lで接続したワイ
ヤレス中継器1と、ハンズフリー通話機能を備えるワイ
ヤレスインターホン3とを組み合わせて構成したワイヤ
レスインターホンシステムであって、ワイヤレス中継器
1とワイヤレスインターホン3との間で、所定のワイヤ
レス信号の送受をすることによって、ドアホン子器2と
ワイヤレスインターホン3間のハンズフリー通話をする
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに離れた2箇
所の間で、ワイヤレス信号の送受をすることによって、
通信をすることのできるワイヤレスインターホンシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、住戸などにおいて、互いに離れた
2箇所の間での通信を可能とするために、ドアホン子器
と複数のインターホンとを信号線で接続して構成したイ
ンターホンシステムが使用されており、例えば、ドアホ
ン子器からインターホンを呼び出し、インターホンで応
答があれば通話することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
システムでは、信号線で接続されているため、システム
構築時には、ドアホン子器からインターホンまでの配線
をする必要があり、一度システムを構築してしまうと、
機器を移動させることが困難となり、例えば、インター
ホンをユーザの必要な場所に持ち歩くことが不可能とな
る。
【0004】また、使用するドアホン子器の種類によっ
て、通話時の音量が異なっており、そのため、ドアホン
の種類によって通話時の音量が大きすぎたり小さすぎた
りするといった不具合があった。
【0005】ところで、最近では、ドアホン子器とイン
ターホンとの間で信号線ではなく、無線による通信をで
きるようにして、配線の手間を省いたシステムも開発さ
れている。
【0006】このものでは、ドアホン子器の呼出釦の操
作をすると、ドアホン子器が動作して、インターホンと
の間でワイヤレス信号の送受をすることによって、イン
ターホンの呼出、インターホンとの通話ができるように
している。
【0007】ところが、このものでは、ドアホン子器の
呼出釦を操作したときのみ、ドアホン子器が動作するよ
うにしているため、インターホンでの操作によってドア
ホン子器を呼び出し、屋外への呼びかけをしたり、屋外
のモニタリングをすることができない。また、ドアホン
子器が屋外に設置される一方、インターホンが屋内に設
置されているので、ドアホン子器とインターホン間で送
受されるワイヤレス信号が、建物の壁によって遮られる
ことがあり、通信品質が良好に保てない場合がある。更
に、ドアホン子器にワイヤレス信号の送受をする無線回
路を搭載しているため、激しい気温変化や環境変化に晒
されることになり、インターホンとの通信品質が良好に
保てないこともあった。本発明は、上記事情を考慮して
なされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の、本発明の請求項1に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ドアホン子器を信号線で接続したワイヤ
レス中継器と、ハンズフリー通話機能を備えるワイヤレ
スインターホンとを組み合わせて構成したワイヤレスイ
ンターホンシステムであって、ワイヤレス中継器とワイ
ヤレスインターホンとの間で、所定のワイヤレス信号の
送受をすることによって、ドアホン子器とワイヤレスイ
ンターホン間のハンズフリー通話をする構成とした。
【0009】請求項2に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレス中継器は、ドアホン子器の種
類によって通話音量を切り替える通話音量切換スイッチ
を備えており、この通話音量切換スイッチの操作によっ
て、ドアホン子器及びワイヤレスインターホンに対する
音声信号の出力レベルを切り替える構成とした。
【0010】請求項3に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレスインターホンは、ドアホン子
器をモニタリングするためのドアホンモニタ釦を備えて
おり、このドアホンモニタ釦の操作によって、ワイヤレ
ス中継器に対してワイヤレス信号を出力して呼び出し、
これを受け付けたワイヤレス中継器は、ドアホン子器に
入力された音声をワイヤレスインターホンに対して出力
して、ワイヤレスインターホンにおけるドアホン子器の
モニタリングをさせる構成とした。
【0011】請求項4に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレスインターホンは、ドアホン子
器と通話をするためのドアホン通話釦を備えており、こ
のドアホン通話釦の操作によって、ワイヤレス中継器に
対してワイヤレス信号を出力して呼び出し、これを受け
付けたワイヤレス中継器は、ドアホン子器とワイヤレス
インターホンとの間の通話路を形成する構成とした。
【0012】請求項5に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレス中継器は、ドアホン子器の動
作電源を供給する電源供給手段を備えており、信号線を
通じた電源供給をする構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、本発明のワイヤ
レスインターホンシステムの要部構成の第1例を示して
いる。このシステムは、ワイヤレス中継器1と、ドアホ
ン子器2と、ハンズフリー通話機能を備えるワイヤレス
インターホン3とを組み合わせて構成している。
【0014】ドアホン子器2とワイヤレス中継器1は、
2線式信号線Lで接続されており、ワイヤレス中継器1
は、ワイヤレスインターホン3との間で、所定のワイヤ
レス信号の送受をすることによって、ドアホン子器2と
ワイヤレスインターホン3との間のハンズフリー通話を
するようにしている。なお、ワイヤレスインターホン3
でハンズフリー通話をしているときには、ワイヤレスイ
ンターホン3での所定操作によって、強制送話、強制受
話の操作が可能となっている。すなわち、強制送話の操
作をすれば、ワイヤレスインターホン3側での音声が強
制的にドアホン子器2で出力され、強制受話の操作をす
れば、ドアホン子器2側での音声が強制的にワイヤレス
インターホン3で出力される。
【0015】このような構成にすることによって、ドア
ホン子器2とワイヤレス中継器1とを施工しておけば、
ワイヤレスインターホン3をユーザが任意の場所に設置
または移動させて、どこででもハンズフリー通話をする
ことができ、利便性が高い。
【0016】また、ワイヤレス中継器1を屋内に設けて
おけば、ワイヤレスインターホン3との間でのワイヤレ
ス信号の送受を屋内ですることができ、電波状態が良好
に保て、ドアホン子器2とワイヤレスインターホン3と
のハンズフリー通話が快適にできる。
【0017】これを可能とするため、各構成要素は次の
ような内部構成をしている。すなわち、ワイヤレス中継
器1は、ドアホン子器2からの呼出検知、ドアホン子器
2に対する給電、ドアホン子器2とワイヤレスインター
ホン3間の通話路の形成をするドアホンインタフェース
回路10と、ワイヤレスインターホン3との間で、ワイ
ヤレス信号の送受をするための無線回路11と、電源1
2とを備える。このワイヤレス中継器1は、従来のドア
ホン子器が備えていた、無線通信機能、電源機能を備
え、更に、従来のワイヤレスインターホンが備えてい
た、ドアホン子器からの呼出検知機能、ドアホン子器と
の通話路形成機能を備えている。なお、ドアホンインタ
フェース10は、本発明の電源供給手段を構成してお
り、2線式信号線Lを通じて、ドアホン子器2の動作電
源を供給する。これにより、ドアホン子器2には電池を
搭載する必要がなく、ドアホン子器2の小型化、軽量化
などが可能になる。
【0018】ドアホン子器2は、来訪者が住人を呼び出
すために操作し、応答した住人と通話する機能があり、
音声信号の送受をすることによって、スピーカ21とマ
イク22とを用いた通話を可能にする通話回路20と、
呼出釦23とを備える。
【0019】ワイヤレスインターホン3は、通話相手と
ワイヤレス信号の送受をして、ハンズフリー通話をする
機能があり、このワイヤレスインターホン3を制御する
制御回路30と、スピーカ32とマイク33とを用いた
ハンズフリー通話を可能にする通話回路31と、ドアホ
ン子器2からの呼出に対して応答操作をするドアホン応
答釦34と、ワイヤレス中継器1との間で、ワイヤレス
信号の送受をするための無線回路35と、電源36と、
充電池38を充電するための充電回路37とを備える。
【0020】このような構成の動作について、図2のタ
イムチャートとともに説明する。例えば、ドアホン子器
2の呼出釦23が操作されたときには、これをワイヤレ
ス中継器1が検知してドアホン子器2に給電を開始す
る。
【0021】このとき、ワイヤレス中継器1からは、ワ
イヤレス呼出信号が出力され、これをワイヤレスインタ
ーホン3が受け付け、所定の呼出音を出力する。これに
対して、ワイヤレスインターホン3で応答操作があれ
ば、ワイヤレス中継器1がこれを受け付け、ワイヤレス
インターホン3とドアホン子器2との間の通話路を形成
して、これらの間での通話を可能とする。
【0022】そして、ワイヤレスインターホン3で、ド
アホン応答釦34を再度操作するなどの通話終了操作が
あれば、ワイヤレス中継器1がこれを受け付け、ワイヤ
レスインターホン3とドアホン子器2との通話路を切断
する。なお、ワイヤレスインターホン3での通話終了操
作がなくても、通話開始から一定時間が経過すれば、自
動的に通話路が遮断される。
【0023】図3は、本発明システムの要部構成の第2
例を示す図である。このものでは、ワイヤレス中継器1
に代わってワイヤレス中継器1Aを備えている。ワイヤ
レス中継器1Aでは、接続するドアホン子器2の種類に
よって通話音量を切り替える通話音量切換SW13を付
加しており、この通話音量切換SW13を操作すること
によって、ドアホン子器2及びワイヤレスインターホン
3に対する音声信号の出力レベルを切り替える。
【0024】このように、通話音量切換SW13の操作
によって、ワイヤレス中継器1Aが、ドアホン子器2及
びワイヤレスインターホン3に対する音声信号の出力レ
ベルを切り替えるので、ワイヤレス中継器1Aにどの種
類のドアホン子器2が接続されても、最適な通話音量に
てドアホン通話をすることができる。なお、ドアホン子
器2に対する音声信号の出力レベルと、ワイヤレスイン
ターホン3に対する音声信号の出力レベルは、通話音量
切換SW13の操作によって、互いに連動して切り替わ
ってもよいし、各々独立して切り替わってもよい。
【0025】図4は、本発明システムの要部構成の第3
例を示す図である。このものでは、ワイヤレスインター
ホン3に代わってワイヤレスインターホン3Aを備えて
おり、ワイヤレスインターホン3Aでは、ドアホン子器
2をモニタリングするためのドアホンモニタ釦39を付
加している。
【0026】このような構成の動作について、図5のタ
イムチャートとともに説明する。すなわち、ワイヤレス
インターホン3は、ドアホンモニタ釦39の操作によっ
て、ワイヤレス中継器1に対してワイヤレス信号を出力
して呼び出し、これを受け付けたワイヤレス中継器1
は、ドアホン子器2に対して給電を開始して動作させ、
そのドアホン子器2に入力された音声をワイヤレスイン
ターホン3に対して出力させて、モニタリングを可能と
する。
【0027】このように、ドアホンモニタ釦39の操作
によって、ワイヤレス中継器1が、ドアホン子器2に入
力された音声をワイヤレスインターホン3Aに出力し
て、モニタリングをさせるので、ドアホンモニタ釦39
の操作をすれば、ワイヤレスインターホン3Aから、ド
アホン子器2を通じて屋外の様子が確認でき、防犯効果
を向上させることができる。なお、ドアホンモニタ釦3
9を新規に設けずに、既存の釦の所定操作(例えば長時
間押し)によって、モニタリングを可能にするようにし
てもよい。
【0028】そして、ワイヤレスインターホン3で、ド
アホンモニタ釦39を再度操作するなどのモニタリング
終了操作があれば、ワイヤレス中継器1がこれを受け付
け、ワイヤレスインターホン3からのドアホン子器2の
モニタリングを終了する。なお、ワイヤレスインターホ
ン3でのモニタリング終了操作がなくても、モニタリン
グ開始から一定時間が経過すれば、自動的にモニタリン
グが終了される。
【0029】図6は、本発明システムの要部構成の第4
例を示す図である。このものでは、ワイヤレスインター
ホン3に代わってワイヤレスインターホン3Bを備えて
おり、ワイヤレスインターホン3Bでは、ドアホン子器
2との通話をするためのドアホン通話釦40を付加して
いる。
【0030】このような構成の動作について、図7のタ
イムチャートとともに説明する。すなわち、ワイヤレス
インターホン3Bは、ドアホン通話釦40の操作によっ
て、ワイヤレス中継器1に対してワイヤレス信号を出力
して呼び出し、これを受け付けたワイヤレス中継器1は
ドアホン子器2に給電を開始し、ワイヤレスインターホ
ン3とドアホン子器2との間の通話路を形成して、これ
らの間での通話を可能とする。
【0031】このように、ドアホン通話釦40の操作に
よって、ワイヤレス中継器1は、ドアホン子器2とワイ
ヤレスインターホン3Bとの間の通話路を形成するの
で、来客中にドアホン通話がタイムアップしたときの通
話再開をしたり、玄関先など、ドアホン子器2の設置場
所の近辺にいる人(子供など)に対して、呼びかけをし
たい場合には、ドアホン通話釦40を操作するだけで、
ドアホン子器40と通話状態にできる。なお、ドアホン
通話釦40を新規に設けずに、既存の釦の所定操作(例
えば長時間押し)によって、ドアホン通話を可能にする
ようにしてもよい。
【0032】ここで、ワイヤレスインターホン3は、ド
アホン子器2が2台ある場合に備えて、いずれか、ある
いは両方のドアホン子器2に対して呼び出し、通話する
ことができるようにしている。両方のドアホン子器2を
呼び出して通話する動作は、1台目のドアホン子器2を
呼び出して通話が終了した後、2台目のドアホン子器2
を呼び出して通話するという動作をする。なお、いずれ
かのドアホン子器2との通話のタイムアップ後、所定時
間の間は、通話をしていたドアホン子器2の呼出を可能
にしている。
【0033】そして、ワイヤレスインターホン3で、ド
アホン通話釦40を再度操作するなどの通話終了操作が
あれば、ワイヤレス中継器1がこれを受け付け、ワイヤ
レスインターホン3とドアホン子器2との通話路を切断
する。なお、ワイヤレスインターホン3での通話終了操
作がなくても、通話開始から一定時間が経過すれば、自
動的に通話路が遮断される。
【0034】図8は、本発明のワイヤレスインターホン
システムの具体的な構成の外観を示す図である。このも
のでは、玄関先などに設置された2台のドアホン子器2
(#1,#2)のそれぞれに、2線式信号線Lを介し
て、ワイヤレス中継器1(#1,#2)を接続してい
る。また、建物内の適所に、ワイヤレスインターホン3
や、手動操作(押釦、スイッチ、引き紐などの操作)に
よってワイヤレス呼出信号を出力するワイヤレスコール
機器4を複数設置している。なお、ここでは、ワイヤレ
ス中継器、ワイヤレスインターホンは、それぞれ代表と
して、ワイヤレス中継器1、ワイヤレスインターホン3
を設置しているのみであり、先述したワイヤレス中継器
1Aやワイヤレスインターホン3A,3Bを設置した場
合についても、以下に示す動作をする。
【0035】このシステムは、先述した動作の他にも、
以下の動作をすることができる。すなわち、ワイヤレス
インターホン3は、所定の内線呼出操作をすることによ
って、他のワイヤレスインターホン3を呼び出すことが
できる。このとき、呼び出された他のワイヤレスインタ
ーホン3では、所定の内線呼出音を出力して、近隣にい
る人を呼び出す。
【0036】その後、所定時間の間は、呼出側で話すこ
とによって、被呼出側の全てに対して呼びかけをするこ
とができ、その時間の終了前に被呼出側での応答操作が
あると、呼出側との通話路が形成され、呼出側と被呼出
側との1:1の通話が可能となる。このときの通話にお
いては、呼出側、被呼出側の双方で、先述したような強
制送話や強制受話の操作が可能である。なお、通話に参
加していないワイヤレスインターホン3については、先
述したようなドアホン子器2との通話をしたり、後述す
るようなコール呼出を受けることが可能である。
【0037】ワイヤレスインターホン3では、あらゆる
通話相手との間で通話路が形成されるまでは、所定の通
話準備音を出力する。これは、通話開始指示をした直後
に話をすることによって、語頭が途切れることを防止す
るためである。
【0038】なお、このような内線通話や、先述したド
アホンとの通話をするための通話チャンネルは複数用意
されており、あるペアが通話をする際には、自動的に空
きチャンネルを決定することによって、通話チャンネル
の数だけ、通話ペアを形成できるようにしている。これ
によって、複数のペアが同時に通話することができる。
通話チャンネルに空きがない場合には、ワイヤレス中継
器1、ワイヤレスインターホンで通話チャンネル不確保
表示をする。
【0039】また、ワイヤレスコール機器4が操作され
ると、ワイヤレス呼出信号が出力されるので、ワイヤレ
ス中継器1はこれを受け付けて、ワイヤレスインターホ
ン3を呼び出す。このとき、ワイヤレスインターホン3
では、所定のコール呼出音が出力され、操作されたワイ
ヤレスコール機器4に対応するコールLEDが点灯す
る。ワイヤレスコール機器4の電池切れで、出力される
ワイヤレス呼出信号のレベルが低い場合には、ワイヤレ
スインターホン3は、ワイヤレスコール機器電池切れ報
知、例えば、ワイヤレスコール機器電池切れ報知音を出
力する。
【0040】なお、コール呼出を受けているワイヤレス
インターホン3は、先述したドアホン通話が可能である
が、その際のコールLEDの点灯は、ドアホン通話終了
後になされる。
【0041】ここで、ワイヤレスインターホン3のいず
れか1台を、ワイヤレスコール機器4からのワイヤレス
呼出信号を受信して、その呼出信号を他のワイヤレスイ
ンターホン3に転送するようにしてもよく、こうすれ
ば、ワイヤレス中継器1がなくても、ワイヤレスコール
機器4からの呼出に対応することができる。なお、ワイ
ヤレスコール機器4からの呼出信号の周波数を変換して
転送してもよい。こうすれば、法規上、使用可能周波数
の異なるコール呼出システムと無線通話システムの双方
に対応することができる。また、呼出信号を増幅して転
送するようにすれば、ワイアレス呼出信号を遠くのワイ
ヤレスインターホン3まで転送することができ、システ
ムの信頼性が向上する。
【0042】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に記載のワイヤレスインターホンシステ
ムでは、ドアホン子器とワイヤレス中継器は、信号線で
接続されており、ワイヤレス中継器は、ハンズフリー通
話機能を備えるワイヤレスインターホンとの間で、所定
のワイヤレス信号の送受をするので、ドアホン子器とワ
イヤレス中継器とを施工しておけば、ワイヤレスインタ
ーホンをユーザが任意の場所に設置または移動させて、
どこででもハンズフリー通話をすることができ、利便性
が高い。
【0043】また、ワイヤレス中継器を屋内に設けてお
けば、ワイヤレスインターホンとの間でのワイヤレス信
号の送受を屋内ですることができ、電波状態が良好に保
て、ドアホン子器とワイヤレスインターホンとのハンズ
フリー通話が快適にできる。
【0044】請求項2に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレスインターホンの通話音量切換
スイッチ操作によって、ワイヤレス中継器が、ドアホン
子器及びワイヤレスインターホンに対する音声信号の出
力レベルを切り替えるので、ワイヤレス中継器にどの種
類のドアホン子器が接続されても、最適な通話音量にて
ドアホン通話をすることができる。
【0045】請求項3に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレスインターホンのドアホンモニ
タ釦操作によって、ワイヤレス中継器が、ドアホン子器
に入力された音声をワイヤレスインターホンに出力し
て、モニタリングをさせるので、ドアホンモニタ釦の操
作をすれば、ワイヤレスインターホンから、ドアホン子
器を通じて屋外の様子が確認でき、防犯効果を向上させ
ることができる。
【0046】請求項4に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレスインターホンのドアホン通話
釦操作によって、ワイヤレス中継器は、ドアホン子器と
ワイヤレスインターホンとの間の通話路を形成するの
で、来客中にドアホン通話がタイムアップしたときの通
話再開をしたり、玄関先など、ドアホン子器の設置場所
の近辺にいる人(子供など)に対して、呼びかけをした
い場合には、ドアホン通話釦を操作するだけで、ドアホ
ン子器と通話状態にできる。
【0047】請求項5に記載のワイヤレスインターホン
システムでは、ワイヤレス中継器は、ドアホン子器の動
作電源を供給する電源供給手段を備え、信号線を通じて
ドアホン子器に電源供給をするので、ドアホン子器に電
池を搭載する必要がなく、ドアホン子器の小型化、軽量
化などが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの要部構成の第1例を示す図で
ある。
【図2】図1のシステムの動作について説明するための
タイムチャートである。
【図3】本発明システムの要部構成の第2例を示す図で
ある。
【図4】本発明システムの要部構成の第3例を示す図で
ある。
【図5】図4のシステムの動作について説明するための
タイムチャートである。
【図6】本発明システムの要部構成の第4例を示す図で
ある。
【図7】図6のシステムの動作について説明するための
タイムチャートである。
【図8】本発明システムの具体的な構成の外観を示す図
である
【符号の説明】
1,1A・・・ワイヤレス中継器 2・・・ドアホン子器 3,3A,3B・・・ワイヤレスインターホン 13・・・通話音量切換スイッチ 39・・・ドアホンモニタ釦 40・・・ドアホン通話釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 浩一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 竪月 邦治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 竹山 博昭 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 5K027 AA09 GG02 HH01 5K038 CC02 DD09 EE05 FF04 FF10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアホン子器を信号線で接続したワイヤレ
    ス中継器と、ハンズフリー通話機能を備えるワイヤレス
    インターホンとを組み合わせて構成したワイヤレスイン
    ターホンシステムであって、 上記ワイヤレス中継器と上記ワイヤレスインターホンと
    の間で、所定のワイヤレス信号の送受をすることによっ
    て、上記ドアホン子器と上記ワイヤレスインターホン間
    のハンズフリー通話をする構成としたワイヤレスインタ
    ーホンシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記ワイヤレス中継器は、上記ドアホン子器の種類によ
    って通話音量を切り替える通話音量切換スイッチを備え
    ており、この通話音量切換スイッチの操作によって、上
    記ドアホン子器及び上記ワイヤレスインターホンに対す
    る音声信号の出力レベルを切り替える構成としたワイヤ
    レスインターホンシステム。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、 上記ワイヤレスインターホンは、上記ドアホン子器をモ
    ニタリングするためのドアホンモニタ釦を備えており、
    このドアホンモニタ釦の操作によって、上記ワイヤレス
    中継器に対して上記ワイヤレス信号を出力して呼び出
    し、 これを受け付けたワイヤレス中継器は、ドアホン子器に
    入力された音声を上記ワイヤレスインターホンに対して
    出力して、上記ワイヤレスインターホンにおける上記ド
    アホン子器のモニタリングをさせる構成としたワイヤレ
    スインターホンシステム。
  4. 【請求項4】請求項1〜請求項3のいずれかにおいて、 上記ワイヤレスインターホンは、上記ドアホン子器と通
    話をするためのドアホン通話釦を備えており、このドア
    ホン通話釦の操作によって、上記ワイヤレス中継器に対
    して上記ワイヤレス信号を出力して呼び出し、 これを受け付けたワイヤレス中継器は、上記ドアホン子
    器と上記ワイヤレスインターホンとの間の通話路を形成
    する構成としたワイヤレスインターホンシステム。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、 上記ワイヤレス中継器は、上記ドアホン子器の動作電源
    を供給する電源供給手段を備えており、上記信号線を通
    じた電源供給をする構成としたワイヤレスインターホン
    システム。
JP2000392572A 2000-12-25 2000-12-25 ワイヤレスインターホンシステム Pending JP2002199111A (ja)

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