JP2002198410A - 半導体装置の製造方法及び製造システム - Google Patents

半導体装置の製造方法及び製造システム

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JP2002198410A
JP2002198410A JP2000397501A JP2000397501A JP2002198410A JP 2002198410 A JP2002198410 A JP 2002198410A JP 2000397501 A JP2000397501 A JP 2000397501A JP 2000397501 A JP2000397501 A JP 2000397501A JP 2002198410 A JP2002198410 A JP 2002198410A
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processing
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Tomohiro Hosokawa
智広 細川
Satoru Shimizu
悟 清水
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の規格に適合しない半導体基板を再処理
して規格に適合させる半導体装置の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 前工程と後工程とを含む処理を半導体基
板に対して行う半導体装置の製造方法であって、処理さ
れた半導体基板の特性を検査して所定の規格に適合する
か否かを判断し、規格に適合しない半導体基板に対し
て、規格に適合するように再処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法及び製造システムに関し、特に、検査工程後に再処
理工程を行う半導体装置の製造方法及び製造システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の半導体装置の製造工程
図である。かかる製造工程は、例えば、図4に示すよう
なサイドウォール45の形成に用いられる。ここでは、
図4を参照しながらサイドウォール45の形成工程につ
いて説明する。まず、工程101では、半導体基板41
とその上に形成されたゲート電極42を覆うように、絶
縁膜43を堆積させる前工程を行う。次に、工程102
では、絶縁膜43の膜厚を測定する。工程103では、
工程102の測定結果を元に、工程104の条件設定を
行う。次に、工程104では、工程103で決定したエ
ッチング条件に従って、絶縁膜43をエッチバックし
て、ゲート電極42の両側にサイドウォール45を形成
する後工程を行う。次に、工程105では、サイドウォ
ール43の幅を測定し、所定の規格に適合しているか否
かを検査する。次に、工程106では、工程105にお
ける検査結果が、所定に規格に適合しているか否かを判
断する。この結果、規格に適合している場合には工程1
07の製品化工程に回される。一方、規格に適合してい
ない場合には、工程108の廃棄工程に回されることと
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、工程105の
検査結果がわずかに規格に適合していない場合にも、半
導体基板を一律に廃棄していたのでは、製造歩留まりの
向上が図れず、製造コストの低減が困難となる。そこ
で、本発明は、所定の規格に適合しない半導体基板を再
処理して規格に適合させ、製造歩留まりを向上させた半
導体装置の製造方法及び製造システムの提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前工程と後工
程とを含む処理を半導体基板に対して行う半導体装置の
製造方法であって、半導体基板を処理する前工程と、該
前工程で処理された該半導体基板の特性を測定する測定
工程と、該測定工程の測定結果を元に後工程の処理条件
を設定する設定工程と、該処理条件を用いて該半導体基
板を処理する後工程と、該後工程で処理された該半導体
基板の特性を検査し、所定の規格に適合するか否かを判
断する検査工程とを含み、更に、該検査工程において該
規格に適合しないと判断された該半導体基板に対して、
該規格に適合するように再処理を行う再処理工程を含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法である。かかる
製造方法では、処理工程後の検査で、所定の規格に適合
しないと判断された半導体基板に対して、再処理工程を
行うことにより、規格に適合させることができる。これ
により、半導体装置の製造歩留まりの向上が可能とな
る。また、製造コストの低減も可能となる。
【0005】上記再処理工程の処理条件は、上記検査工
程の検査結果を元に決定される。
【0006】上記再処理工程は、上記前工程と上記後工
程とからなる群から選択される1の工程であっても良
い。前工程又は後工程のいずれかを行うことにより、半
導体基板の特性を所定の規格に適合させることが可能な
場合もあるからである。
【0007】上記再処理工程は、上記前工程、上記測定
工程、上記設定工程及び上記後工程を含む工程であって
も良い。これらの工程を行うことにより、半導体基板の
特性を所定の規格に適合させることが可能な場合もある
からである。
【0008】上記前工程が、上記半導体基板上に絶縁膜
を堆積する工程であり、上記後工程が、該絶縁膜の膜厚
の測定結果から決定されたエッチング条件を用いて該絶
縁膜をエッチングする工程であることが好ましい。かか
る工程を用いることにより、サイドウォール、層間絶縁
膜等が形成できるからである。
【0009】上記前工程が、上記半導体基板上にフィー
ルド酸化膜を形成する工程であり、上記後工程が、該フ
ィールド酸化膜の膜厚及び該フィールド酸化膜に挟まれ
た活性層領域の幅から選択される少なくとも1の寸法の
測定結果を基に、該活性層領域の幅と該フィールド酸化
膜のエッチング量との関係を示すテーブルから、該活性
層領域の幅が所定の寸法となるように決定されたエッチ
ング条件を用いて、該フィールド酸化膜をエッチングす
る工程であることが好ましい。
【0010】上記測定工程は、上記半導体基板の所定部
分の膜厚及び幅から選択される1の寸法を測定する工程
であることが好ましい。
【0011】また、本発明は、前処理装置と後処理装置
とを含む半導体装置の製造システムであって、半導体基
板に対して前工程を行う前処理装置と、該前工程が行な
われた該半導体基板の特性を測定する測定装置と、該測
定装置の測定結果を元に後工程の処理条件を設定する設
定装置と、該処理条件を用いて該半導体基板に対して後
工程を行う後処理装置と、該後工程で処理された該半導
体基板の特性を検査する検査装置と、該検査装置の検査
結果が所定の規格に適合するか否かを判断する評価装置
とを含み、更に、該評価装置において該規格に適合しな
いと判断された該半導体基板に対して、該規格に適合す
るように、該前処理装置及び/又は該後処理装置で再処
理を行うことを特徴とする半導体装置の製造システムで
もある。
【0012】本発明は、更に、上記検査装置の上記検査
結果を元に、上記前処理装置及び/又は上記後処理装置
の再処理条件を設定する再処理条件設定装置を含むもの
であっても良い。
【0013】上記前処理装置がデポジション装置であ
り、上記後処理装置がエッチング装置であることが好ま
しい。
【0014】上記測定装置は、上記半導体基板の所定部
分の膜厚及び幅から選択される1の寸法を測定する装置
であることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態にか
かる半導体装置の製造工程図である。符号1で示す前工
程から符号7で示す製品化工程までは、図10に示す従
来の製造工程101〜107と同様の工程である。本実
施の形態にかかる工程では、工程5で得られた検査結果
が規格に適合していないと、工程6で判断された場合
に、工程8の再処理工程を行う点において、従来の製造
工程と異なっている。
【0016】図2は、符号8で示される再処理工程の詳
細な内容である。工程6で、規格に適合していないと判
断された場合には、工程8において、まず、工程81の
再処理工程の選択が行なわれる。再処理工程は、前工程
82、後工程85、又は前工程82及び後工程85のい
ずれかから選択される。前工程82は、符号1で示す前
工程の処理条件を変えた工程である。また、工程85
も、符号4で示される後工程の処理条件を変えた工程で
ある。
【0017】前処理工程8が行なわれた後に、再度、工
程5の検査工程が行なわれ、工程6で規格に適合してい
るかが判断される。
【0018】工程6において、再処理工程8を行うこと
により、規格に適合するようになった場合は、工程7の
製品化工程に回される。なお、再処理工程8を行って
も、規格に適合しない場合には、再度、再処理工程8を
行ってもかまわないし、廃棄処分としてもかまわない。
【0019】このように、本実施の形態では、前工程
1、後工程2を行った半導体基板が、所定の規格に適合
しない場合に、再処理工程8において、再度、前工程8
2及び/又は後工程85を行うことにより、所定の規格
に適合するようにすることができる。この結果、半導体
装置の製造歩留まりが向上し、製造コストの低減等が可
能となる。
【0020】
【実施例】実施例1.図3は、本発明を用いたサイドウ
ォールの製造工程図である。かかる製造工程では、ま
ず、工程11で、前工程として、半導体基板上に絶縁膜
が堆積される。工程11には、例えばCVD装置のよう
なデポジション装置が使用される。図4(a)は、工程
11の、半導体基板41の断面図である、半導体基板4
1の上には、ゲート電極42が形成されている。絶縁膜
43は、半導体基板41の表面、及びゲート電極42を
覆うように堆積される。絶縁膜43としては、例えば酸
化シリコン膜や窒化シリコン膜が用いられる。
【0021】次に、工程12において、絶縁膜43の膜
厚が測定される。
【0022】次に、工程13において、工程12の測定
結果を用いて、絶縁膜43をエッチバックするためのエ
ッチング条件の設定を行う。エッチング条件の設定は、
絶縁膜の材料や膜厚と、それに適したエッチング条件を
予めデータベースとして記憶させておき、かかるデータ
ベースから工程12で測定された膜厚に適したエッチン
グ条件を選択して行う。
【0023】次に、工程14において、工程13で設定
したエッチバック条件を用いて、絶縁膜43のエッチバ
ックを行う。エッチバックには、例えば、スパッタ装置
のようなエッチング装置が使用される。図4(b)は、
かかるエッチバック工程における半導体基板41の断面
図である。図4(b)では、イオンビーム44を用いて
エッチバックを行っている。かかるエッチバック工程を
行うことにより、ゲート電極42の両側に絶縁膜が残
り、これがサイドウォール45となる。
【0024】次に、工程15で、サイドウォール45の
幅を測定する。
【0025】次に、工程16で、サイドウォール45の
幅の測定結果が、所定の規格に適合しているか否かを判
断する。規格に適合している場合には、工程17で、例
えば更なる製造工程を行い、半導体装置の製品化を行
う。
【0026】一方、規格に適合していない場合には、工
程18で再処理を行う。例えば、サイドウォール45の
幅が規格より小さい場合には、工程11(前工程)、工
程12、13、及び工程14(後工程)を行い、サイド
ウォール45を更に形成する。また、サイドウォール4
5の幅が規格より大きい場合には、工程14(後工程)
を行い、サイドウォール45をエッチングする。なお、
再処理工程における工程11、14の処理条件の決定に
は、工程15の測定結果も用いられる。
【0027】工程18で再処理が行なわれた後、工程1
5、16を行い、再度、サイドウォール45の幅が規格
に適合しているか否かを判断する。規格に適合している
場合には、工程17で更なる製造工程を行い、半導体装
置を製品化する。一方、規格に適合していない場合に
は、再度、工程18の再処理を行ってもかまわない。ま
た、工程18は行わずに、廃棄してもかまわない。
【0028】実施例2.図5は、本発明を用いた層間絶
縁膜の製造工程図である。かかる製造工程では、まず、
工程21で、前工程として、半導体基板上に絶縁膜が堆
積される。図6(a)は、工程21後の、半導体基板6
1の断面図である、半導体基板61には、例えば、トラ
ンジスタが形成されている(図示せず)。62は、かか
るトランジスタのゲート電極を示す。絶縁膜63は、半
導体基板61の表面、及びゲート電極62を覆うように
堆積される。絶縁膜63としては、例えば酸化シリコン
膜が用いられる。
【0029】次に、工程22において、絶縁膜63の膜
厚が測定される。
【0030】次に、工程23において、工程22の測定
結果を用いて、絶縁膜63をエッチバックするためのエ
ッチング条件の設定を行う。エッチング条件の設定は、
実施例1と同様に、予め作成しておいたデータベースか
ら工程22で測定された膜厚に適したエッチング条件を
選択して行う。
【0031】次に、工程24において、工程23で設定
したエッチバック条件を用いて、絶縁膜63のエッチバ
ックを行う。図6(b)は、かかるエッチバック工程に
おける半導体基板61の断面図である。図6(b)で
は、イオンビーム64を用いてエッチバックを行ってい
る。かかるエッチバック工程を行うことにより、絶縁膜
63の膜厚が減じられ、所定の膜厚の層間絶縁膜65と
なる。
【0032】次に、工程25で、損間絶縁膜65の膜厚
を測定する。
【0033】次に、工程26で、層間絶縁膜65の膜厚
の測定結果が、所定の規格に適合しているか否かを判断
する。規格に適合している場合には、工程27で、更な
る製造工程を行い、半導体装置の製品化を行う。工程2
7では、例えば、層間絶縁膜65に貫通孔が形成され、
半導体基板61に形成されたトランジスタに接続された
コンタクトホールが形成される(図示せず)。
【0034】一方、規格に適合していない場合には、工
程28で再処理を行う。層間絶縁膜65の膜厚が規格よ
り小さい場合には、工程21(前工程)を行い、更に絶
縁膜63の堆積を行う。また、層間絶縁膜65の膜厚が
規格より大きい場合には、工程24(後工程)を行い、
層間絶縁膜65をエッチングする。
【0035】工程28で再処理が行なわれた後、工程2
5、26を行い、再度、層間絶縁膜65の膜厚が規格に
適合しているか否かを判断する。規格に適合している場
合には、工程27で更なる製造工程を行い、半導体装置
の製品化を行う。一方、規格に適合していない場合に
は、再度、工程28の再処理を行ってもかまわない。ま
た、工程28は行わずに、廃棄してもかまわない。
【0036】実施例3.実施例3は、上記実施例2の製
造工程を、多層配線間の層間絶縁膜の形成に使用するも
のである。本実施例の製造工程は、図7(a)に示すよ
うに、半導体基板71上に、アルミニウム等からなる配
線層72が形成されている以外は、実施例2の製造工程
と同じである。
【0037】図7(b)に示すように、工程24で、半
導体基板71上の絶縁膜73が、イオンビーム74を用
いてエッチバックされて、所定の膜厚の層間絶縁膜75
となる。
【0038】工程27では、例えば、層間絶縁膜75に
貫通孔が形成され、スルーホールが形成される(図示せ
ず)。かかるスルーホールにより、配線層72と、層間
絶縁膜75の上に形成される配線層(図示せず)が接続
され、多層配線となる。
【0039】実施例4.図8は、本発明を用いたトラン
ジスタの製造工程図である。かかる製造工程では、ま
ず、前工程として、工程31に示すように、半導体基板
上に、酸化膜と窒化膜とを堆積される。図9(a)は、
工程31後の、シリコン等からなる半導体基板91の断
面図である。半導体基板91上には、例えばSiO2
らなる酸化膜92と、例えばSiNからなる窒化膜93
が、順次堆積されている。
【0040】次に、工程32で、窒化膜93の上に形成
したレジストマスク(図示せず)を用いて、窒化膜9
3、酸化膜92をエッチングし、LOCOS形成領域の
半導体基板91の表面を露出させる。
【0041】次に、工程33で、開口幅、即ち、半導体
基板91の露出した表面領域の幅(図9(b)におい
て、xで表示)を測定する。
【0042】次に、工程34で、例えば熱酸化法を用い
て、露出した半導体基板91の表面を酸化してフィール
ド酸化膜を形成する。続いて、マスクに用いた窒化膜9
3、酸化膜92、をエッチングで除去して、図9(c)
に示すようなLOCOS分離領域94を形成する。この
段階で、LOCOS分離領域94で挟まれた半導体基板
91の表面領域が、トランジスタ形成領域(フィールド
領域)となり、その幅はy1である。
【0043】次に、工程35、36において、トランジ
スタ形成領域の表面に酸化膜を形成し、かかる酸化膜を
通してイオンをスルー注入した後に、酸化膜を除去する
工程、及び、トランジスタ形成領域にゲート酸化膜を形
成した後に、不要な領域のゲート酸化膜を除去する工程
等が行なわれる(図示せず)。かかる工程では、弗化水
素酸(弗酸)を用いて酸化膜が除去されるために、同時
にLOCOS分離領域94のフィールド酸化膜もエッチ
ングされる。この結果、トランジスタ形成領域の幅は、
y1(図9(c))からy2(図9(d))に広がる。
【0044】特に、工程35で、弗酸濃度、処理時間等
の弗酸処理(後工程)の条件は、処理条件と、LOCO
S分離領域94に挟まれた半導体基板1の表面領域の幅
y1の増加量との関係を予め記憶させたデータベースか
ら、工程32で求めた値xに基づいて求められる。
【0045】次に、工程37で、トランジスタ形成領域
の幅(フィールド寸法)y2(図9(d))を測定す
る。
【0046】次に、工程38で、y2の測定結果が、所
定の規格に適合しているか否かを判断する。規格に適合
している場合には、工程39で、例えば更なる製造工程
を行い、半導体装置の製品化を行う。
【0047】一方、規格に適合していない場合には、工
程40で弗酸処理(後処理)を行う。即ち、測定された
幅y2が、所定の幅より狭い場合には、更に弗酸処理を
行うことによりLOCOS分離領域94のフィールド酸
化膜をエッチングし、トランジスタ形成領域の幅を、y
2からy3に広げる(図9(e))。なお、工程40に
おける弗酸処理の条件は、弗酸濃度等の処理条件と、L
OCOS分離領域94に挟まれた半導体基板1の表面領
域の幅y2の増加量との関係を予め記憶させたデータベ
ースから求められる。かかるデータベースには、工程3
5で用いたデータベースを応用してもかまわない。
【0048】工程40で弗酸処理が行なわれた後、工程
37で、再度、トランジスタ形成領域の幅y3(図9
(e))を測定し、幅y3が規格に適合しているか否か
を判断する。規格に適合している場合には、工程39で
更なる製造工程を行い、半導体装置を製品化する。一
方、規格に適合していない場合には、再度、工程40の
弗酸処理を行ってもかまわない。また、工程40は行わ
ずに、廃棄してもかまわない。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にかかる製造方法では、処理工程後の検査で、所定の規
格に適合しないと判断された半導体基板に対して、再処
理工程を行うことにより、規格に適合させることができ
る。
【0050】この結果、半導体装置の製造歩留まりの向
上が可能となり、製造コストの低減等が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる製造工程図である。
【図2】 本発明にかかる再処理工程図である。
【図3】 本発明の実施例1にかかる製造工程図であ
る。
【図4】 本発明の実施例1にかかる製造工程の断面図
である。
【図5】 本発明の実施例2にかかる製造工程図であ
る。
【図6】 本発明の実施例2にかかる製造工程の断面図
である。
【図7】 本発明の実施例3にかかる製造工程の断面図
である。
【図8】 本発明の実施例4にかかる製造工程図であ
る。
【図9】 本発明の実施例4にかかる製造工程の断面図
である。
【図10】 従来の製造工程図である。
【符号の説明】
41、61、71、91 半導体基板、42、62 ゲ
ート電極、43、63、73 絶縁膜、44、64、7
4 イオンビーム、45 サイドウォール、65、75
層間絶縁膜、72 配線層、92 酸化膜、93 窒
化膜、94 LOCOS分離領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/306 H01L 21/316 S 21/316 21/302 J 21/306 D Fターム(参考) 4M106 AA01 AA13 CA48 DJ40 5F004 BA04 BA11 CA08 DB03 DB07 EA12 EB03 FA08 5F043 AA32 BB22 DD30 GG05 5F045 GB11 GB13 HA13 5F058 BA02 BA06 BA20 BC02 BC08 BF02 BF62 BH10 BJ02 BJ07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前工程と後工程とを含む処理を半導体基
    板に対して行う半導体装置の製造方法であって、 半導体基板を処理する前工程と、 該前工程で処理された該半導体基板の特性を測定する測
    定工程と、 該測定工程の測定結果を元に後工程の処理条件を設定す
    る設定工程と、 該処理条件を用いて該半導体基板を処理する後工程と、 該後工程で処理された該半導体基板の特性を検査し、所
    定の規格に適合するか否かを判断する検査工程とを含
    み、 更に、該検査工程において該規格に適合しないと判断さ
    れた該半導体基板に対して、該規格に適合するように再
    処理を行う再処理工程を含むことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記再処理工程の処理条件が、上記検査
    工程の検査結果を元に決定されることを特徴とする請求
    項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記再処理工程が、上記前工程と上記後
    工程とからなる群から選択される1の工程であることを
    特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記再処理工程が、上記前工程、上記測
    定工程、上記設定工程及び上記後工程を含むことを特徴
    とする請求項1に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記前工程が、上記半導体基板上に絶縁
    膜を堆積する工程であり、上記後工程が、該絶縁膜の膜
    厚の測定結果から決定されたエッチング条件を用いて該
    絶縁膜をエッチングする工程であることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記前工程が、上記半導体基板上にフィ
    ールド酸化膜を形成する工程であり、 上記後工程が、該フィールド酸化膜の膜厚及び該フィー
    ルド酸化膜に挟まれた活性層領域の幅から選択される少
    なくとも1の寸法の測定結果を基に、該活性層領域の幅
    と該フィールド酸化膜のエッチング量との関係を示すテ
    ーブルから、該活性層領域の幅が所定の寸法となるよう
    に決定されたエッチング条件を用いて、該フィールド酸
    化膜をエッチングする工程であることを特徴とする請求
    項1又は2のいずれかに記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記測定工程が、上記半導体基板の所定
    部分の膜厚及び幅から選択される1の寸法を測定する工
    程であることを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 前処理装置と後処理装置とを含む半導体
    装置の製造システムであって、 半導体基板に対して前工程を行う前処理装置と、 該前工程が行なわれた該半導体基板の特性を測定する測
    定装置と、 該測定装置の測定結果を元に後工程の処理条件を設定す
    る設定装置と、 該処理条件を用いて該半導体基板に対して後工程を行う
    後処理装置と、 該後工程で処理された該半導体基板の特性を検査する検
    査装置と、 該検査装置の検査結果が所定の規格に適合するか否かを
    判断する評価装置とを含み、 更に、該評価装置において該規格に適合しないと判断さ
    れた該半導体基板に対して、該規格に適合するように、
    該前処理装置及び/又は該後処理装置で再処理を行うこ
    とを特徴とする半導体装置の製造システム。
  9. 【請求項9】 更に、上記検査装置の上記検査結果を元
    に、上記前処理装置及び/又は上記後処理装置の再処理
    条件を設定する再処理条件設定装置を含むことを特徴と
    する請求項8に記載の製造システム。
  10. 【請求項10】 上記前処理装置がデポジション装置で
    あり、上記後処理装置がエッチング装置であることを特
    徴とする請求項8又は9に記載の製造システム。
  11. 【請求項11】 上記測定装置が、上記半導体基板の所
    定部分の膜厚及び幅から選択される1の寸法を測定する
    装置であることを特徴とする請求項8に記載の製造シス
    テム。
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