JPH0621022A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0621022A JPH0621022A JP19913592A JP19913592A JPH0621022A JP H0621022 A JPH0621022 A JP H0621022A JP 19913592 A JP19913592 A JP 19913592A JP 19913592 A JP19913592 A JP 19913592A JP H0621022 A JPH0621022 A JP H0621022A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エッチング加工での下地段差の影響による加
工精度の劣化をなくす。 【構成】 半導体基板10上に形成した下地層1の表面
およびその段差部において露出する半導体基板10を覆
うように被エッチング膜4を形成する際に、被エッチン
グ膜下の下地層の段差部の表面を粗面化するようにした
ので、エッチング加工中でのイオンや活性種によるノッ
チング発生を抑制できる。
工精度の劣化をなくす。 【構成】 半導体基板10上に形成した下地層1の表面
およびその段差部において露出する半導体基板10を覆
うように被エッチング膜4を形成する際に、被エッチン
グ膜下の下地層の段差部の表面を粗面化するようにした
ので、エッチング加工中でのイオンや活性種によるノッ
チング発生を抑制できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体基板に微細パ
ターンを形成する半導体装置の製造方法に関するもので
あり、特にエッチング加工形状の改善を容易に達成でき
るようにしたものに関するものである。
ターンを形成する半導体装置の製造方法に関するもので
あり、特にエッチング加工形状の改善を容易に達成でき
るようにしたものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の製造方法は、フォト
レジストの半導体基板上へのパターニング及びそれをマ
スクに下地薄膜をエッチング加工するというプロセスを
繰り返すことにより、パターンを順次形成していくとい
うものである。
レジストの半導体基板上へのパターニング及びそれをマ
スクに下地薄膜をエッチング加工するというプロセスを
繰り返すことにより、パターンを順次形成していくとい
うものである。
【0003】その際、被エッチング加工膜は実際には平
坦とは限らず、下地の段差の影響を強く受け、加工精度
を劣化させる原因となる場合が多い。
坦とは限らず、下地の段差の影響を強く受け、加工精度
を劣化させる原因となる場合が多い。
【0004】以下に、この従来技術を図3を用いて説明
する。図において、10はシリコン等の半導体基板、1
はこの基板10上に形成された下地層、3はこの下地層
1間の間隙により生じた段差部の表面、4はこの下地層
1の表面および段差部により露出した基板10の表面を
覆う被エッチング膜、5はこの被エッチング膜4上の段
差部に相当する箇所に選択的に形成されたフォトレジス
トパターン、2はフォトレジストパターン5に覆われた
部分以外の被エッチング膜を除去するためのプラズマ、
6はプラズマエッチングにより除去された被エッチング
膜のエッチング形状パターンであり、例えば配線パター
ンがこれに該当する。7は過剰エッチングによりエッチ
ング形状6に生じたノッチ、8はエッチング中のプラズ
マイオン、9はエッチング中の活性種である。
する。図において、10はシリコン等の半導体基板、1
はこの基板10上に形成された下地層、3はこの下地層
1間の間隙により生じた段差部の表面、4はこの下地層
1の表面および段差部により露出した基板10の表面を
覆う被エッチング膜、5はこの被エッチング膜4上の段
差部に相当する箇所に選択的に形成されたフォトレジス
トパターン、2はフォトレジストパターン5に覆われた
部分以外の被エッチング膜を除去するためのプラズマ、
6はプラズマエッチングにより除去された被エッチング
膜のエッチング形状パターンであり、例えば配線パター
ンがこれに該当する。7は過剰エッチングによりエッチ
ング形状6に生じたノッチ、8はエッチング中のプラズ
マイオン、9はエッチング中の活性種である。
【0005】まず、図3(a) はエッチング加工前の下地
段差の様子を表わしている。図中の1はその一部に段差
を有する下地層であり、この下地層1は通常、酸化膜で
ある場合が多い。この下地層は酸化膜の場合、その厚み
は例えば、1μm〜0.5μmであり、層間膜の場合、
その厚みは例えば、1μm以下で0.数μm以上であ
る。なお、この下地層1が基板である場合もある。この
とき、この下地層1は基板10と一体であり、その厚さ
は例えば500μmである。
段差の様子を表わしている。図中の1はその一部に段差
を有する下地層であり、この下地層1は通常、酸化膜で
ある場合が多い。この下地層は酸化膜の場合、その厚み
は例えば、1μm〜0.5μmであり、層間膜の場合、
その厚みは例えば、1μm以下で0.数μm以上であ
る。なお、この下地層1が基板である場合もある。この
とき、この下地層1は基板10と一体であり、その厚さ
は例えば500μmである。
【0006】図3(b) はこの段差上にポリシリコン等の
被エッチング膜4を例えば1〜2μmの厚みで形成した
ものである。
被エッチング膜4を例えば1〜2μmの厚みで形成した
ものである。
【0007】図3(c) はさらに、この上にノボラック系
等のフォトレジスト層を例えば0.数μmの厚みで形成
し、フォトリソグラフィ工程を用いてエッチングマスク
となるフォトレジストパターン5を幅1μm程度に形成
したものである。
等のフォトレジスト層を例えば0.数μmの厚みで形成
し、フォトリソグラフィ工程を用いてエッチングマスク
となるフォトレジストパターン5を幅1μm程度に形成
したものである。
【0008】次に、例えばリアクティブイオンエッチン
グ装置により、数100eV以上500eV以下のエネ
ルギーで1分間以上5分間以内のプラズマエッチングを
行なうことにより、エッチング形状パターンを形成す
る。図3(d) はフォトレジストパターン5をマスクに下
地段差上の被エッチング膜4がなくなりかけるまでのエ
ッチング形状パターン6を示すものである。
グ装置により、数100eV以上500eV以下のエネ
ルギーで1分間以上5分間以内のプラズマエッチングを
行なうことにより、エッチング形状パターンを形成す
る。図3(d) はフォトレジストパターン5をマスクに下
地段差上の被エッチング膜4がなくなりかけるまでのエ
ッチング形状パターン6を示すものである。
【0009】図3(e) はさらにエッチングを進めた後の
エッチング形状パターン6を示すものであるが、下地段
差斜面でのプラズマイオン8の散乱や活性種9の下地段
差表面3と被エッチング膜4との界面への浸入により、
図のような、いわゆるノッチング(食い込み)7が発生
し、エッチング加工精度を劣化させる。
エッチング形状パターン6を示すものであるが、下地段
差斜面でのプラズマイオン8の散乱や活性種9の下地段
差表面3と被エッチング膜4との界面への浸入により、
図のような、いわゆるノッチング(食い込み)7が発生
し、エッチング加工精度を劣化させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のエッチング加工
は以上のようであるので、下地に急峻な段差がある場
合、段差斜面でのプラズマイオンの散乱や活性種が下地
と被エッチング膜界面に浸入しやすくなるため、ノッチ
ングが発生し、パターンの加工精度が劣化するなどの問
題があった。
は以上のようであるので、下地に急峻な段差がある場
合、段差斜面でのプラズマイオンの散乱や活性種が下地
と被エッチング膜界面に浸入しやすくなるため、ノッチ
ングが発生し、パターンの加工精度が劣化するなどの問
題があった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、エッチング加工中の段差斜面
でのプラズマイオンの散乱を防止できるとともに、活性
種の界面への浸入を抑制できる半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。
るためになされたもので、エッチング加工中の段差斜面
でのプラズマイオンの散乱を防止できるとともに、活性
種の界面への浸入を抑制できる半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置の製造方法は、被エッチング膜下の下地表面を粗面化
し、エッチング加工精度を向上させるものである。
置の製造方法は、被エッチング膜下の下地表面を粗面化
し、エッチング加工精度を向上させるものである。
【0013】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法は、粗面化の際に保護すべき、被エッチング膜下の下
地段差表面の一部分の領域に該領域を覆うレジストマス
クを形成した状態にて被エッチング膜下の下地表面を粗
面化し、エッチング加工精度を向上させるものである。
法は、粗面化の際に保護すべき、被エッチング膜下の下
地段差表面の一部分の領域に該領域を覆うレジストマス
クを形成した状態にて被エッチング膜下の下地表面を粗
面化し、エッチング加工精度を向上させるものである。
【0014】
【作用】この発明における半導体装置の製造方法は、エ
ッチング加工中での下地段差斜面からのプラズマイオン
の散乱や被エッチング膜と下地界面への活性種の浸入に
よるノッチング発生を下地表面を粗面化することで防止
し、加工精度を向上させる。
ッチング加工中での下地段差斜面からのプラズマイオン
の散乱や被エッチング膜と下地界面への活性種の浸入に
よるノッチング発生を下地表面を粗面化することで防止
し、加工精度を向上させる。
【0015】また、この発明における半導体装置の製造
方法は、下地表面の粗面化の際に保護すべき、被エッチ
ング膜下の下地段差表面の一部分の領域に、該領域を覆
うレジストマスクを形成するようにしたので、粗面化に
よってダメージを受ける箇所に選択的にレジストマスク
を形成することにより、当該箇所を保護できる。
方法は、下地表面の粗面化の際に保護すべき、被エッチ
ング膜下の下地段差表面の一部分の領域に、該領域を覆
うレジストマスクを形成するようにしたので、粗面化に
よってダメージを受ける箇所に選択的にレジストマスク
を形成することにより、当該箇所を保護できる。
【0016】
【実施例】実施例1 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
(a) 〜図1(f) はこの発明の一実施例による半導体装置
の製造方法を示すプロセスフロー図である。図1(a) は
エッチング加工前の下地段差の様子を表わしたものであ
る。1はその一部に段差を有する下地層を示したもの
で、この下地層1には、通常、酸化膜などが用いられ
る。2はプラズマを示しており、これはプラズマイオン
によって段差部表面3を粗面化するための一手段であ
る。4は被エッチング膜で、下地層1上の全面に成膜さ
れている。5はフォトリソグラフィー工程を用いて形成
されたフォトレジストパターンを示す。6はフォトレジ
ストパターン5をマスクとして被エッチング膜4をエッ
チング加工した後のエッチング形状パターンを示し、8
及び9はそれぞれエッチング中のプラズマイオン,活性
種を示す。
(a) 〜図1(f) はこの発明の一実施例による半導体装置
の製造方法を示すプロセスフロー図である。図1(a) は
エッチング加工前の下地段差の様子を表わしたものであ
る。1はその一部に段差を有する下地層を示したもの
で、この下地層1には、通常、酸化膜などが用いられ
る。2はプラズマを示しており、これはプラズマイオン
によって段差部表面3を粗面化するための一手段であ
る。4は被エッチング膜で、下地層1上の全面に成膜さ
れている。5はフォトリソグラフィー工程を用いて形成
されたフォトレジストパターンを示す。6はフォトレジ
ストパターン5をマスクとして被エッチング膜4をエッ
チング加工した後のエッチング形状パターンを示し、8
及び9はそれぞれエッチング中のプラズマイオン,活性
種を示す。
【0017】図1(a) はエッチング加工前の下地段差の
様子を表わしたもので、下地層1は通常、酸化膜が用い
られる。この下地層は酸化膜の場合、その厚みは例え
ば、1μm〜0.5μmであり、層間膜の場合、その厚
みは例えば、1μm以下,0.数μm以上である。な
お、この下地層1が基板である場合もある。このとき、
この下地層1は基板10と一体であり、その厚さは例え
ば500μmである。
様子を表わしたもので、下地層1は通常、酸化膜が用い
られる。この下地層は酸化膜の場合、その厚みは例え
ば、1μm〜0.5μmであり、層間膜の場合、その厚
みは例えば、1μm以下,0.数μm以上である。な
お、この下地層1が基板である場合もある。このとき、
この下地層1は基板10と一体であり、その厚さは例え
ば500μmである。
【0018】図1(b) はその下地段差部表面3をプラズ
マ中のイオン2にさらし、粗面化する様子を示してい
る。この粗面化は、例えばリアクティブイオンエッチン
グ装置により、数100eV以上500eV以下のエネ
ルギーで1分間以上5分間以内のプラズマエッチングを
行なうことにより、達成できる。
マ中のイオン2にさらし、粗面化する様子を示してい
る。この粗面化は、例えばリアクティブイオンエッチン
グ装置により、数100eV以上500eV以下のエネ
ルギーで1分間以上5分間以内のプラズマエッチングを
行なうことにより、達成できる。
【0019】図1(c) はこの下地段差部表面3を粗面化
した下地層1上にポリシリコン等の被エッチング膜4を
例えば1〜2μmの厚みで形成したものである。
した下地層1上にポリシリコン等の被エッチング膜4を
例えば1〜2μmの厚みで形成したものである。
【0020】図1(d) はさらに被エッチング膜4上にノ
ボラック系等のフォトレジスト層を例えば0.数μmの
厚みで形成し、エッチングマスクとなるフォトレジスト
パターン5をフォトリソグラフィー工程にて1μmの幅
で形成したものである。
ボラック系等のフォトレジスト層を例えば0.数μmの
厚みで形成し、エッチングマスクとなるフォトレジスト
パターン5をフォトリソグラフィー工程にて1μmの幅
で形成したものである。
【0021】次に、例えばリアクティブイオンエッチン
グ装置により、数100eV以上500eV以下のエネ
ルギーで1分間以上5分間以内のプラズマエッチングを
行なうことにより、エッチング形状パターンを形成す
る。図1(e) はこのフォトレジストパターン5をマスク
として用いて、下地段差上の被エッチング膜4がなくな
りかけるまでエッチングを行なった時の被エッチング膜
のエッチング形状パターン6を示すものである。
グ装置により、数100eV以上500eV以下のエネ
ルギーで1分間以上5分間以内のプラズマエッチングを
行なうことにより、エッチング形状パターンを形成す
る。図1(e) はこのフォトレジストパターン5をマスク
として用いて、下地段差上の被エッチング膜4がなくな
りかけるまでエッチングを行なった時の被エッチング膜
のエッチング形状パターン6を示すものである。
【0022】図1(f) はさらにエッチングを進めた後の
エッチング形状パターン6を示したものであるが、下地
表面を粗面化を行なったことにより、従来のようなプラ
ズマイオン8の散乱や活性種9の界面への浸入によるノ
ッチングが生じず、精度の高いエッチング加工が可能で
ある。
エッチング形状パターン6を示したものであるが、下地
表面を粗面化を行なったことにより、従来のようなプラ
ズマイオン8の散乱や活性種9の界面への浸入によるノ
ッチングが生じず、精度の高いエッチング加工が可能で
ある。
【0023】これは、粗面化された表面の凹凸により、
プラズマイオン8や活性種9のトラップが生じるためと
考えられるからである。
プラズマイオン8や活性種9のトラップが生じるためと
考えられるからである。
【0024】実施例2 図2(a) 〜図2(g) は本発明の他の実施例を示すもので
ある。この実施例は図1と同様に、下地段差を粗面化す
るものであるが、被エッチング膜4と基板10とのコン
タクト部11は粗面化時の衝撃によりダメージやコンタ
クト抵抗の変化を受ける場合がある。そこで、図2(b)
のように、粗面化の必要のない部分をフォトリソグラフ
ィー工程によりレジストパターン50で被覆する。な
お、このレジストパターンはその厚み,幅ともたかだか
1μm程度である。
ある。この実施例は図1と同様に、下地段差を粗面化す
るものであるが、被エッチング膜4と基板10とのコン
タクト部11は粗面化時の衝撃によりダメージやコンタ
クト抵抗の変化を受ける場合がある。そこで、図2(b)
のように、粗面化の必要のない部分をフォトリソグラフ
ィー工程によりレジストパターン50で被覆する。な
お、このレジストパターンはその厚み,幅ともたかだか
1μm程度である。
【0025】その後、図2(c) に示すように表面の粗面
化を行い、図2(d) に示すように、レジストパターン5
0を除去することによって、選択的な粗面化が得られ
る。
化を行い、図2(d) に示すように、レジストパターン5
0を除去することによって、選択的な粗面化が得られ
る。
【0026】その後は、図2(e) 〜図2(g) に示すよう
な、図1(c) 〜図1(f) と同様のフローにより、被エッ
チング膜4上に本来のレジストパターン5を形成し、こ
のレジストパターン5をマスクとして被エッチング膜4
をエッチングすることにより、所要のエッチング形状パ
ターン6を得ることができる。なお、この時の物理的な
パラメータは図1の実施例と同様である。
な、図1(c) 〜図1(f) と同様のフローにより、被エッ
チング膜4上に本来のレジストパターン5を形成し、こ
のレジストパターン5をマスクとして被エッチング膜4
をエッチングすることにより、所要のエッチング形状パ
ターン6を得ることができる。なお、この時の物理的な
パラメータは図1の実施例と同様である。
【0027】なお、上記各実施例では、下地段差表面を
粗面化する手法として、下地段差表面をプラズマに晒
し、プラズマ中のイオンの表面への衝撃を利用してこれ
を行なうことにより、本来の半導体装置の製造プロセス
と連続して粗面化を行なうようにしたが、他の物理的な
方法によってこれを行なうこともできる。
粗面化する手法として、下地段差表面をプラズマに晒
し、プラズマ中のイオンの表面への衝撃を利用してこれ
を行なうことにより、本来の半導体装置の製造プロセス
と連続して粗面化を行なうようにしたが、他の物理的な
方法によってこれを行なうこともできる。
【0028】また、化学的な表面改質によってもこれを
行なうことができ、上記各実施例と同様の効果を低コス
トで実現できる。
行なうことができ、上記各実施例と同様の効果を低コス
トで実現できる。
【0029】さらに、上記各実施例では、基板10上に
下地層1を形成するようにしたが、半導体層上に下地層
1を形成するようにしてもよく、上記各実施例と同様の
効果を奏する。
下地層1を形成するようにしたが、半導体層上に下地層
1を形成するようにしてもよく、上記各実施例と同様の
効果を奏する。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体装
置の製造方法によれば、被エッチング膜下の下地段差表
面を粗面化するようにしたので、エッチング加工の際に
ノッチングが生じるのを防止でき、精度の高いエッチン
グ加工が得られる効果がある。
置の製造方法によれば、被エッチング膜下の下地段差表
面を粗面化するようにしたので、エッチング加工の際に
ノッチングが生じるのを防止でき、精度の高いエッチン
グ加工が得られる効果がある。
【0031】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法によれば、粗面化の際に保護すべき、被エッチング膜
下の下地段差表面の一部分の領域に該領域を覆うレジス
トマスクを形成した状態にて被エッチング膜下の下地段
差表面を粗面化するようにしたので、粗面化によってダ
メージを受ける箇所に事前に選択的にレジストマスクを
形成することにより、当該箇所を保護できる効果があ
る。
法によれば、粗面化の際に保護すべき、被エッチング膜
下の下地段差表面の一部分の領域に該領域を覆うレジス
トマスクを形成した状態にて被エッチング膜下の下地段
差表面を粗面化するようにしたので、粗面化によってダ
メージを受ける箇所に事前に選択的にレジストマスクを
形成することにより、当該箇所を保護できる効果があ
る。
【図1】この発明の一実施例を示すプロセスフローの断
面図である。
面図である。
【図2】この発明の他の実施例を示すプロセスフローの
断面図である。
断面図である。
【図3】従来例を示すプロセスフローの断面図である。
1 下地層 2 プラズマ 3 段差部表面 4 被エッチング膜 5 フォトレジストパターン 6 エッチング形状パターン 7 ノッチング 8 プラズマイオン 9 活性種 10 基板 11 コンタクト部
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板あるいは半導体層上に、その
端部において段差を生じうる下地層を形成する工程と、 上記下地層の表面およびその段差部において露出する上
記半導体基板あるいは半導体層を覆うように被エッチン
グ膜を形成する工程とを備えた半導体装置の製造方法に
おいて、 上記被エッチング膜下の下地層の段差部の表面を粗面化
する工程を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項2】 半導体基板あるいは半導体層上に、その
端部において段差を生じうる下地層を形成する工程と、 上記下地層の表面およびその段差部において露出する上
記半導体基板あるいは半導体層を覆うように被エッチン
グ膜を形成する工程とを備えた半導体装置の製造方法に
おいて、 後述する粗面化の際に保護すべき、被エッチング膜下の
下地段差表面の一部分の領域に当該領域を覆うレジスト
マスクを形成する工程と、 上記レジストマスクを形成した状態にて上記被エッチン
グ膜下の下地層の段差部の表面を粗面化する工程とを備
えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19913592A JPH0621022A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19913592A JPH0621022A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0621022A true JPH0621022A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16402730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19913592A Pending JPH0621022A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621022A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013519217A (ja) * | 2010-02-01 | 2013-05-23 | ラム リサーチ コーポレーション | 高アスペクト比ナノ構造におけるパターン崩壊の低減方法 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP19913592A patent/JPH0621022A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013519217A (ja) * | 2010-02-01 | 2013-05-23 | ラム リサーチ コーポレーション | 高アスペクト比ナノ構造におけるパターン崩壊の低減方法 |
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