JPH05102184A - レジストによるlddサイドウオール形成方法 - Google Patents

レジストによるlddサイドウオール形成方法

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JPH05102184A
JPH05102184A JP8917991A JP8917991A JPH05102184A JP H05102184 A JPH05102184 A JP H05102184A JP 8917991 A JP8917991 A JP 8917991A JP 8917991 A JP8917991 A JP 8917991A JP H05102184 A JPH05102184 A JP H05102184A
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JP
Japan
Prior art keywords
resist
gate electrode
sidewall
ldd
plasma
Prior art date
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Pending
Application number
JP8917991A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Hayashi
俊司 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Miyazaki Oki Electric Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH05102184A publication Critical patent/JPH05102184A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 O2プラズマによるダメージのないエッチング
が可能で、かつ簡単にレジストが除去でき、何度でも再
処理が可能で、しかも、安価で、フットプリントも小さ
くスループットも高くできるレジストによるLDDサイ
ドウォールの形成方法を提供することを目的とする。 【構成】 シリコン基板上にゲート酸化膜を形成した
後、ゲート電極を形成し、シリコン基板全面にポジレジ
ストを塗布した後、全面に不十分に露光して、ゲート電
極の側面部分に露光しにくくした状態で、O2プラズマに
より、異方性エッチングを行って、ゲート電極の側にレ
ジストによるサイドウォールを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドレイン電界を緩和
させるLDD(Lightly Doped Drain)サイドウォールを
O2プラズマによるダメージを少なくでき、かつ再処理が
何度もできるようにしたレジストによるLDDサイドウ
ォール形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSIの微細化が進むにつれ、ゲート長
は近年サブミクロンのレベルまで達している。そのた
め、ドレイン領域近傍の高電界領域で発生したホットキ
ャリアがLSIの不安定さを増長させている。
【0003】このドレイン電界を緩和する代表的な方法
がLDD(Lightly Doped Drain)構造である。従来のL
DDサイドウォールに関しては、たとえば、特開昭62
−183183号公報,特開昭63−21874号公
報,特開昭63−284860号公報,特開平1−28
2870号公報,特開平2−25075号公報などによ
り開示されている。
【0004】図3(a),図3(b) は従来のLDDサイドウ
ォールの形成方法を説明するための工程断面図である。
まず、図3(a) に示すように、シリコン半導体基板1上
に形成したSiO2による250Å程度の厚さの酸化膜2を
介して、1700Å程度の厚さのポリシリコン3と25
00Å程度の厚さのW−Si2 4を積層して形成したゲー
ト電極5(タングステンポリシリサイド)にCVD法に
より4000Å程度の厚さのPSG膜6をデポジットさ
せて形成する。
【0005】次いで、図3(b) に示すように、PSG膜
6酸化膜ドライエッチにより、RIE法(反応性イオン
エッチング)の異方性エッチングを行って、エッチバッ
クし、PSGのLDDサイドウォール7を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
LDDサイドウォールの形成方法では、RIE法による
エッチングダメージが生じるとともに、再処理が不可能
であり、また、CVD法によるPSG膜6の生成のため
装置の規模が大きいばかりか、スループットが低い等の
問題があった。
【0007】この発明は前記従来技術が持っていた問題
点のうち、エッチングダメージが生じる点と、再処理が
不可能な点と、装置の規模が大きい点と、スループット
が低い点について解決したレジストによるLDDサイド
ウォール形成方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は前記問題を解
決するために、レジストによるLDDサイドウォール形
成方法において、ゲート電極を形成したシリコン基板表
面にポジレジストを塗布した後に不十分に全面露光する
工程と、この不十分露光したO2ガスを使用してプラズマ
を使用したRIEにより異方性エッチングを行ってゲー
ト電極の側面にポジレジストのLDDサイドウォールを
形成する工程とを導入したものである。
【0009】
【作用】この発明によれば、レジストによるLDDサイ
ドウォール形成方法において、以上のような工程を導入
したので、シリコン基板上に形成したポジレジストの全
面を不十分露光することにより、最もポジレジストの厚
いゲート電極の側壁にポジレジストが残存し、最もドラ
イエッチングされにくい部分となり、O2ガスを使用して
プラズマエッチャで異方性エッチングを行うと、膜厚が
最も厚く、エッチングされないゲート電極の側壁にレジ
ストのサイドウォールが形成され、したがって、前記問
題点が除去される。
【0010】
【実施例】以下、この発明のレジストによるLDDサイ
ドウォール形成方法の実施例について図面に基づき説明
する。図1(a) ないし図1(g) はその一実施例を説明す
るための工程断面図であり、図2はその処理手順を示す
フローチャートであり、図2のフローチャートに沿っ
て、図1(a) 〜図1(g) の工程断面図を参照して説明す
る。
【0011】まず、ステップS1で図1(a) に示すよう
に、シリコン基板11の表面を酸化させてゲート酸化膜
12を形成し、次いで、ステップS2でこのゲート酸化
膜12上にポリシリコン13を形成し、ステップS3で
その上にW−Si14を形成する。
【0012】次にステップS4で図1(b) に示すよう
に、ゲート電極15を形成するために、W−Si14およ
びポリシリコン13を所定のパターンにエッチングして
ゲート電極15を形成する。
【0013】次に、このゲート電極15をマスクにし
て、ステップS5でイオンインプランテーションを行っ
て、N- 層を形成する。すなわち、ステップS6でまず
Pのイオンインプランテーションを行って、N- 層16
を形成し、続いてAsのイオンインプランテーションを行
って、N- 層17を形成する。このN- 層17はソース
ドレインとなるものである。
【0014】次に、図1(c) に示すように、ゲート電極
15を形成したシリコンウエハのデハイドベーク(20
0℃)を行い、その上にポジレジスト18を7000Å
コーティングし、プリベーク(95℃)を行う。
【0015】次に、このシリコンウエハをアライナによ
り、図1(d) に示すように、全面に不十分に(レジスト
抜けに対し約50%)露光する。このとき、ゲート電極
15の横はレジスト膜厚が最も厚く、また光が横方向へ
も散乱するため、最も露光されにくい部分19となる。
すなわち、この露光されにくい部分19が最もエッチン
グされにくい部分となる。
【0016】次に、このシリコンウエハを図1(e) に示
すように、O2プラズマ20を使用したRIE(反応性イ
オンエッチング)で異方性エッチングを行うと、ステッ
プS8でポジレジスト18のサイドウォール21がゲー
ト電極15の側面に形成される。
【0017】次いで、ステップS9において、シリコン
ウエハに酸化膜(図示せず)を形成し、所定のマスクで
パターンでホトリソ/エッチングを行い、ステップS1
0でイオンインプランテーションを行って図1(f) に示
すように、N+ 層を形成する。すなわち、ステップS1
1でAsイオンインプランテーションを行って、N+ 層2
2を形成する。
【0018】引き続き、ステップS12で不要な部分の
ポジレジスト18を除去し、ステップS13でN+ 層2
2のAsアニールを行い、かつサイドウォール22をアッ
シャするとともに、硫酸過水で洗浄する。かくして図1
(g) に示すような半導体装置が形成される。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明に
よれば、レジストを使用してLDDのサイドウォールを
ゲート電極の側面に形成したので、O2プラズマによるダ
メージのないエッチングが可能であるとともに、レジス
ト以外の膜は全くアッシングせず、硫酸過水洗浄により
簡単にレジストが除去できるため、何度でも再処理が可
能であり、しかも、PSG生成用のCVD装置を使用せ
ず、レジストコータを使用するため、安価でフットプリ
ントも小さく、スループットも高いということが期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレジストによるLDDサイドウォー
ル形成方法の一実施例の工程断面図。
【図2】図1の実施例の製造プロセスを説明するための
フローチャート。
【図3】従来のLDDサイドウォールの形成方法の工程
断面図。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12 ゲート酸化膜 13 ポリシリコン 14 W−Si 15 ゲート電極 16,17 N- 層 18 ポジレジスト 19 露光されにくい部分 20 O2プラズマ 21 サイドウォール 22 N+
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上に、ゲート酸化膜を介し
    てゲート電極を形成した後ポジレジストを塗布する工程
    と、 上記ポジレジストを不十分に全面露光する工程と、 O2プラズマにより異方性エッチングを行い、上記ゲート
    電極の側面にポジレジストのサイドウォールを形成する
    工程と、 よりなるレジストによるLDDサイドウォールの形成方
    法。
JP8917991A 1991-03-29 1991-03-29 レジストによるlddサイドウオール形成方法 Pending JPH05102184A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8917991A JPH05102184A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 レジストによるlddサイドウオール形成方法

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JP8917991A JPH05102184A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 レジストによるlddサイドウオール形成方法

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JPH05102184A true JPH05102184A (ja) 1993-04-23

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JP (1) JPH05102184A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07142725A (ja) * 1993-11-17 1995-06-02 Nec Corp 半導体装置の製造方法
US5656523A (en) * 1994-02-16 1997-08-12 Micron Technology, Inc. Photoresist flow during the formation of a semiconductor device
EP0948041A2 (en) * 1998-03-30 1999-10-06 Hitachi, Ltd. Insulated gate transistor, a method of manufacturing same, and semiconductor integrated circuit device

Cited By (4)

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EP0948041A3 (en) * 1998-03-30 1999-12-22 Hitachi, Ltd. Insulated gate transistor, a method of manufacturing same, and semiconductor integrated circuit device

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