JP2002196655A - 印刷物製造装置及び印刷物製造方法 - Google Patents

印刷物製造装置及び印刷物製造方法

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JP2002196655A
JP2002196655A JP2001106346A JP2001106346A JP2002196655A JP 2002196655 A JP2002196655 A JP 2002196655A JP 2001106346 A JP2001106346 A JP 2001106346A JP 2001106346 A JP2001106346 A JP 2001106346A JP 2002196655 A JP2002196655 A JP 2002196655A
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Japan
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plastic film
recording medium
adhesive layer
image
hologram recording
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JP2001106346A
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Megumi Eomo
めぐみ 江面
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Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/26Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
    • G03H1/268Holographic stereogram

Landscapes

  • Holo Graphy (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホログラム用記録媒体の保存性に優れ、さら
に娯楽性の高いホログラフィックステレオグラム画像が
露光記録された印刷物を製造する。 【解決手段】 印刷物製造システムにおける印刷物製造
装置は、ホログラフィックステレオグラム画像HSが露
光記録されたホログラム用記録媒体片MDに対して、粘
着材が塗布された保護用のプラスチックフィルムPFを
加熱及び圧着してラミネートして画像カードICを生成
し、さらに、ホログラフィックステレオグラム画像HS
が露光記録された観察面OPとは逆の裏面BPに少なく
とも両面接着層BALを設け、ホログラフィックステレ
オグラム画像HSが露光記録された1枚の画像シールI
Sを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホログラフィック
ステレオグラム画像又はホログラム画像が露光記録され
た印刷物を製造する印刷物製造装置及び印刷物製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ホログラフィックステレオグラムは、例
えば、被写体を異なる観察点から順次撮像することによ
って得られた多数の画像を原画として、これらを1枚の
ホログラム用記録媒体に短冊状又はドット状の要素ホロ
グラムとして順次露光記録することによって作製され
る。
【0003】例えば、ホログラフィックステレオグラム
は、図14(A)に示すホログラフィックステレオグラ
ム作製装置200によって作製される。ホログラフィッ
クステレオグラム作製装置200は、単一波長で干渉性
のよいレーザ光L201を出射するレーザ光源201
と、出射されたレーザ光L201を物体光L202と参
照光L203とに分割するハーフミラー202と、物体
光L202の光学系を構成する光学部品203,20
4,205,206,207及び表示器208と、参照
光L203の光学系を構成する光学部品209,21
0,211と、物体光L202と参照光L203とが集
光するホログラム用記録媒体212を保持、又は、走行
駆動する電動ステージ213とを備える。
【0004】物体光L202の光学系は、具体的には、
光軸に沿ってその入力側からそれぞれ順次配列されたミ
ラー203と、物体光L202を1次元方向に拡大させ
る第1のシリンドリカルレンズ204と、拡大された物
体光L202を平行光とするコリメータレンズ205
と、投影レンズ206と、物体光L202を露光記録部
P201のホログラム用記録媒体212に導く第2のシ
リンドリカルレンズ207とを有する。表示器208
は、透過型の液晶パネルによって構成され、コリメータ
レンズ205と投影レンズ206との間に配設されてい
る。表示器208には、図示しない画像処理部から出力
された画像データが表示される。
【0005】参照光L203の光学系は、具体的には、
光軸に沿ってその入力側からそれぞれ順次配列され、参
照光L203を1次元方向に拡大させるシリンドリカル
レンズ209と、拡大された参照光L203を平行光と
するコリメータレンズ210と、参照光L203を反射
させてホログラム用記録媒体212に導くミラー211
とを有する。
【0006】ホログラム用記録媒体212は、例えば感
光フィルムからなり、図14(B)に示すように、電動
ステージ213に保持されており、この電動ステージ2
13が駆動することにより、矢印aaで示す方向へと間
欠的に走行駆動される。
【0007】レーザ光L201は、図14(A)に示す
ように、レーザ光源201から出射されてハーフミラー
202に入射され、このハーフミラー202によって物
体光L202と参照光L203とに分割される。
【0008】物体光L202は、シリンドリカルレンズ
204及びコリメータレンズ205を介して表示器20
8に入射されるとともに、この表示器208を透過する
際に表示された要素画像に応じて画像変調される。画像
変調された物体光L202は、投影レンズ206及びシ
リンドリカルレンズ207を介して露光記録部P201
に位置するホログラム用記録媒体212に入射される。
また、参照光L203は、シリンドリカルレンズ20
9、コリメータレンズ210及びミラー211の光学系
を介して露光記録部P201に位置するホログラム用記
録媒体212に入射される。
【0009】したがって、ホログラム用記録媒体212
には、表示器208に表示された画像によって画像変調
された物体光L202と参照光L203との干渉によっ
て生じる干渉縞が要素ホログラムとして短冊状又はドッ
ト状に順次露光記録される。
【0010】このようなホログラフィックステレオグラ
ム作製装置200によって作製されるホログラフィック
ステレオグラムは、観察者がこれをある位置から片方の
目で見た場合には、各要素ホログラムの一部分として記
録されている画像情報の集合体が2次元画像として識別
され、また、この位置とは異なる他の位置から片方の目
で見た場合には、各要素ホログラムの他の一部分として
記録されている画像情報の集合体が他の2次元画像とし
て識別される。したがって、ホログラフィックステレオ
グラムは、観察者がこれを両目で見た場合には、左右の
目の視差により、露光記録画像が3次元画像として認識
される。
【0011】このようなホログラフィックステレオグラ
ムを適用したアプリケーションとしては、例えば、「Ak
ira Shirakura, Nobuhiro Kihara and Shigeyuki Baba,
“Instant holographic portrait printing system”,
Proceeding of SPIE, Vol.3293, pp. 246-253, Jan. 1
998」や「木原、白倉、馬場:“高速ホログラムポート
レイトプリントシステム”、3次元画像コンファレンス
1998、1998年7月」等に記載されているよう
に、被写体を撮影して視差画像列を生成する撮影装置
と、上述したホログラフィックステレオグラム作製装置
200のようなホログラフィックステレオグラム又はホ
ログラムを印刷物として出力する印刷装置とを組み合わ
せたプリンタシステム等がある。このようなプリンタシ
ステムは、被写体の撮影から撮影結果の印刷までのサー
ビスを同一場所で提供することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したホ
ログラフィックステレオグラム作製装置200において
は、ホログラム用記録媒体212として、長尺状の感光
フィルムを用いることが多い。この場合、ホログラム用
記録媒体212は、通常、ホログラフィックステレオグ
ラム作製装置200によって1つのホログラフィックス
テレオグラム画像が露光記録されると、それを1つの単
位として切断され、所定の定着処理が施される。
【0013】しかしながら、このようなホログラフィッ
クステレオグラム画像が露光記録されたホログラム用記
録媒体212は、表面に傷等が付けられた場合には、安
定した再生画像を得ることができない。また、ホログラ
ム用記録媒体212は、通常、多層構造からなることが
多く、各層間で剥離が生じやすい。
【0014】このように、ホログラム用記録媒体212
は、それ自体を印刷物として提供するには保存性が悪
く、実用的ではなかった。
【0015】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、ホログラム用記録媒体の保存性に優れ、
さらに娯楽性の高いホログラフィックステレオグラム画
像又はホログラム画像が露光記録された印刷物を製造す
ることができる印刷物製造装置及び印刷物製造方法を提
供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる印刷物製造装置は、ホログラフィックス
テレオグラム画像又はホログラム画像が露光記録された
印刷物を作製する印刷物製造装置であって、ホログラフ
ィックステレオグラム画像又はホログラム画像が露光記
録されたホログラム用記録媒体片の表裏面に保護用のプ
ラスチックフィルムを加熱及び圧着する加熱及び圧着手
段と、この加熱及び圧着手段によって生成された画像カ
ードにおけるプラスチックフィルムのうち、ホログラフ
ィックステレオグラム画像又はホログラム画像が露光記
録された観察面とは逆の裏面を形成するプラスチックフ
ィルムに少なくとも両面接着層を取り付ける両面接着層
取付手段とを備えることを特徴としている。
【0017】このような本発明にかかる印刷物製造装置
は、加熱及び圧着手段によってホログラム用記録媒体片
の表裏面に保護用のプラスチックフィルムを加熱及び圧
着してラミネートし、両面接着層取付手段によって観察
面とは逆の裏面を形成するプラスチックフィルムに少な
くとも両面接着層を取り付ける。
【0018】また、上述した目的を達成する本発明にか
かる印刷物製造方法は、ホログラフィックステレオグラ
ム画像又はホログラム画像が露光記録された印刷物を作
製する印刷物製造方法であって、ホログラフィックステ
レオグラム画像又はホログラム画像が露光記録されたホ
ログラム用記録媒体片の表裏面に保護用のプラスチック
フィルムを加熱及び圧着する加熱及び圧着工程と、この
加熱及び圧着工程にて生成された画像カードにおけるプ
ラスチックフィルムのうち、ホログラフィックステレオ
グラム画像又はホログラム画像が露光記録された観察面
とは逆の裏面を形成するプラスチックフィルムに少なく
とも両面接着層を取り付ける両面接着層取付工程とを備
えることを特徴としている。
【0019】このような本発明にかかる印刷物製造方法
は、ホログラム用記録媒体片の表裏面に保護用のプラス
チックフィルムを加熱及び圧着してラミネートし、さら
に、観察面とは逆の裏面を形成するプラスチックフィル
ムに少なくとも両面接着層を取り付ける。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0021】この実施の形態は、図1に示すように、ホ
ログラフィックステレオグラム作製装置10により、長
尺状の感光フィルムからなるホログラム用記録媒体上に
干渉縞を要素ホログラムとして短冊状又はドット状に順
次露光記録することによってホログラフィックステレオ
グラムを作製し、さらに、印刷物製造装置40により、
露光記録済みのホログラム用記録媒体を加工し、ホログ
ラフィックステレオグラム画像が露光記録された印刷物
としての画像シールISを製造する印刷物製造システム
である。この印刷物製造システムは、印刷物製造装置4
0により、ホログラフィックステレオグラム画像が露光
記録されたホログラム用記録媒体のうち、露光記録され
ているホログラフィックステレオグラム画像を少なくと
も含む所定の大きさを有する領域からなるホログラム用
記録媒体片の表裏面に保護用のプラスチックフィルムを
加熱及び圧着してラミネート(lamination)し、さら
に、ホログラフィックステレオグラム画像が露光記録さ
れた観察面とは逆の裏面に少なくとも両面接着層を設け
ることにより、ホログラフィックステレオグラム画像が
露光記録された1枚の画像シールISとして提供するこ
とができるものである。
【0022】まず、各装置の説明に先だって、ホログラ
ム用記録媒体に対する要素ホログラムの露光記録原理に
ついて説明する。
【0023】図2に示すように、ホログラム用記録媒体
3は、長尺状のフィルムベース材4の上に光重合型フォ
トポリマからなるフォトポリマ層5が形成されるととも
に、このフォトポリマ層5の上にカバーシート層6が被
着形成されたいわゆるフィルム塗布型記録媒体である。
【0024】このようなホログラム用記録媒体3は、図
3(A)に示すように、フォトポリマ層5を構成する光
重合型フォトポリマが、初期状態においてはマトリクス
ポリマ中にモノマMが均一に分散している状態にある。
光重合型フォトポリマは、10mJ/cm乃至400
mJ/cmのパワーを有するレーザ光LAが照射され
ることにより、図3(B)に示すように、露光部におい
てマトリクスポリマ中に均一に分散していたモノマMが
重合してポリマ化した状態となる。
【0025】光重合型フォトポリマは、ポリマ化するに
つれて、モノマMが周囲から移動することによるモノマ
Mの濃度の不均一さから、露光部と未露光部とで屈折率
の変調が生じる。光重合型フォトポリマは、この後、図
3(C)に示すように、1000mJ/cm程度のパ
ワーの紫外線又は可視光LBが全面に照射されることに
より、マトリクスポリマ中においてモノマMの重合が完
了する。ホログラム用記録媒体3は、このようにフォト
ポリマ層5を構成する光重合型フォトポリマが、入射さ
れたレーザ光LAに応じて屈折率が変化することから、
物体光と参照光との干渉によって生じる干渉縞を屈折率
の変化として露光記録する。
【0026】印刷物製造システムは、ホログラム用記録
媒体3として、このような光重合型フォトポリマによっ
てフォトポリマ層5を構成したフィルム塗布型記録媒体
を用いることにより、ホログラフィックステレオグラム
作製装置10による露光後に、ホログラム用記録媒体3
に特別な現像処理を施す工程が不要とされる。したがっ
て、印刷物製造システムは、ホログラフィックステレオ
グラム作製装置10において現像装置等が不要とされる
ことによってその構成を簡易化することができるととも
に、ホログラフィックステレオグラムを迅速に作製する
ことができる。
【0027】まず、印刷物製造システムにおけるホログ
ラフィックステレオグラム作製装置10について説明す
る。ホログラフィックステレオグラム作製装置10は、
上述したホログラム用記録媒体3に対してホログラフィ
ックステレオグラム画像を露光記録するものである。ホ
ログラフィックステレオグラム作製装置10は、例えば
図4に示すように、露光記録対象の画像データの処理を
行う画像データ処理部11と、当該ホログラフィックス
テレオグラム作製装置10を統括的に制御する制御用コ
ンピュータ13を有する制御部12と、ホログラフィッ
クステレオグラム作製用の光学系15を有するホログラ
フィックステレオグラム作製部14とを備える。
【0028】画像データ処理部11は、画像処理用コン
ピュータ16及び記憶装置17を有し、例えば多眼式カ
メラや移動式カメラ等を有する視差画像列撮像装置1か
ら供給される視差情報を含む撮像画像データD1や、画
像データ生成用コンピュータ2によって生成された視差
情報を含むコンピュータ画像データD2等の画像データ
に基づいて、視差画像データ列D3を生成する。
【0029】なお、撮像画像データD1は、例えば多眼
式カメラによる同時撮影又は移動式カメラによる連続撮
影によって得られた複数の画像データであり、撮像画像
データD1を構成する各画像データ間には視差情報が含
まれる。また、コンピュータ画像データD2は、例えば
CAD(Computer Aided Design)やCG(ComputerGra
phics)として作成された複数の画像データであり、コ
ンピュータ画像データD2を構成する各画像データ間に
は視差情報が含まれる。
【0030】画像データ処理部11は、これらの撮像画
像データD1及び/又はコンピュータ画像データD2に
基づく視差画像データ列D3に対して、画像処理用コン
ピュータ16によってホログラフィックステレオグラム
用の所定の画像処理を施してホログラム画像データD4
を生成する。ホログラム画像データD4は、例えばメモ
リやハードディスク装置等の記憶装置17に一時格納さ
れる。画像データ処理部11は、後述するように、ホロ
グラム用記録媒体3に要素ホログラム画像を露光記録す
る際に、記憶装置17に格納されたホログラム画像デー
タD4から1画像分毎の要素ホログラム画像データD5
を順次読み出し、これらの要素ホログラム画像データD
5を、制御部12における制御用コンピュータ13に供
給する。
【0031】制御用コンピュータ13は、ホログラフィ
ックステレオグラム作製部14を制御して、画像データ
処理部11から供給された要素ホログラム画像データD
5に基づく要素表示画像を、ホログラフィックステレオ
グラム作製部14の一部にセットされたホログラム用記
録媒体3に短冊状の要素ホログラムとして順次露光記録
させる。この際、制御用コンピュータ13は、後述する
ように、ホログラフィックステレオグラム作製部14の
各機構の動作を制御する。
【0032】ホログラフィックステレオグラム作製部1
4は、光学系15を構成する各部材が支持基板(光学定
盤)18に配設支持されるとともに、この支持基板18
をダンパ19を介して装置筐体20に支持される。
【0033】光学系15は、図4及び図5に示すよう
に、入射光学系15A、物体光学系15B及び参照光学
系15Cを有する。このうち、物体光学系15Bと参照
光学系15Cとは、物体光L2と参照光L3の干渉性を
高めるために、物体光L2と参照光L3の露光記録部P
1までのそれぞれの光路長がほぼ同一となるように構成
されている。なお、ホログラフィックステレオグラム作
製装置10は、感光材であるホログラム用記録媒体3を
用いることから、装置筐体20は、少なくとも光学系1
5の遮光性を保持した構造となっている。
【0034】入射光学系15Aは、レーザ光L1を出射
するレーザ光源21と、このレーザ光L1を後段へ入射
させる又は遮断するシャッタ機構22と、レーザ光L1
を物体光L2と参照光L3とに分割するハーフミラー2
3とを有する。
【0035】レーザ光源21は、例えば単一波長で且つ
干渉性のよいレーザ光L1を出射する半導体励起YAG
レーザ装置、空冷アルゴンイオンレーザ装置又は空冷ク
リプトンレーザ装置等のレーザ装置から構成される。
【0036】シャッタ機構22は、要素ホログラム画像
データD5の出力タイミングに対応して制御用コンピュ
ータ13から出力された制御信号C1により開閉動作さ
れ、レーザ光L1を後段の光学系を介して露光記録部P
1に位置するホログラム用記録媒体3に入射させる又は
レーザ光L1のホログラム用記録媒体3への入射を遮断
する。
【0037】ハーフミラー23は、入射されたレーザ光
L1を透過光と反射光とに分割する。レーザ光L1は、
透過光が上述した物体光L2として用いられる一方、反
射光が参照光L3として用いられる。これらの物体光L
2と参照光L3とは、それぞれ後段に設けられた物体光
学系15B又は参照光学系15Cに入射される。
【0038】なお、入射光学系15Aには、図示しない
が、レーザ光L1の進行方向を適宜変化させ、物体光L
2と参照光L3の光路長を同一にすること等を目的とし
てミラー等を設けてもよい。また、シャッタ機構22
は、例えば、シャッタ片を機械的に駆動するように構成
したものや、音響光学変調器(Acousto-Optic Modulati
on;AOM)を用いた電子シャッタによって構成したも
のであってもよい。すなわち、シャッタ機構22は、レ
ーザ光L1を遮蔽及び透過可能とする開閉自在なもので
あればよい。
【0039】物体光学系15Bは、ミラー24、第1の
シリンドリカルレンズ25、コリメータレンズ26、投
影レンズ27及び第2のシリンドリカルレンズ28等の
光学部品を、光軸に沿ってその入力側から順次配列させ
て構成される。
【0040】ミラー24は、ハーフミラー23を透過し
た物体光L2を反射する。このミラー24によって反射
された物体光L2は、第1のシリンドリカルレンズ25
に供給される。
【0041】第1のシリンドリカルレンズ25は、凸レ
ンズとピンホールとが組み合わされて構成され、ミラー
24によって反射された物体光L2を後述する透過型液
晶表示器29の表示面幅に対応して1次元方向に拡大さ
せる。
【0042】コリメータレンズ26は、第1のシリンド
リカルレンズ25によって拡大された物体光L2を、平
行光化して透過型液晶表示器29へと導く。
【0043】投影レンズ27は、物体光L2を第2のシ
リンドリカルレンズ28へと投影する。
【0044】第2のシリンドリカルレンズ28は、平行
光化された物体光L2を、露光記録部P1において横方
向に対して集光する。
【0045】また、物体光学系15Bには、コリメータ
レンズ26と投影レンズ27との間に位置して透過型液
晶表示器29が配設されている。透過型液晶表示器29
には、制御用コンピュータ13から供給された要素ホロ
グラム画像データD5に基づいて、要素ホログラム画像
が順次表示される。なお、制御用コンピュータ13は、
要素ホログラム画像データD5の出力タイミングに対応
して、駆動信号C2を後述するホログラム用記録媒体3
の記録媒体送り機構34に供給し、その動作制御を行う
ことにより、ホログラム用記録媒体3の送り動作を制御
する。
【0046】このような物体光学系15Bにおいては、
入射光学系15Aから分割されて入射される点光源状態
の物体光L2が、第1のシリンドリカルレンズ25によ
って拡大されるとともに、コリメータレンズ26に入射
することで平行光とされる。さらに、物体光学系15B
においては、コリメータレンズ26を介して透過型液晶
表示器29に入射された物体光L2が、この透過型液晶
表示器29に表示された要素ホログラム画像に応じて画
像変調されるとともに、投影レンズ27を介して第2の
シリンドリカルレンズ28へと入射される。そして、物
体光学系15Bは、シャッタ機構22が開放動作されて
いる間、画像変調された物体光L2を露光記録部P1の
ホログラム用記録媒体3に入射させ、要素ホログラム画
像に対応してこれを露光記録する。
【0047】参照光学系15Cは、シリンドリカルレン
ズ30、コリメータレンズ31及びミラー32を、光軸
に沿ってその入力側から順次配列させて構成される。
【0048】シリンドリカルレンズ30は、上述した物
体光学系15Bにおける第1のシリンドリカルレンズ2
5と同様に、凸レンズとピンホールとが組み合わされて
構成され、ハーフミラー23によって反射分割された参
照光L3を所定幅、具体的には、透過型液晶表示器29
の表示面幅に対応して1次元方向に拡大させる。
【0049】コリメータレンズ31は、シリンドリカル
レンズ30によって拡大された参照光L3を平行光化す
る。
【0050】ミラー32は、参照光L3を反射させて露
光記録部P1のホログラム用記録媒体3の後方へと導い
て入射させる。
【0051】なお、シャッタ機構22は、上述したよう
に、入射光学系15Aに設けるものとして説明したが、
このような構成に限定されるものではない。シャッタ機
構22としては、例えば、露光記録部P1のホログラム
用記録媒体3の前後に位置して、物体光学系15Bと参
照光学系15Cとにそれぞれ配設してもよい。また、シ
ャッタ機構22としては、ホログラム用記録媒体3に入
射する物体光L2と参照光L3とを、ホログラム用記録
媒体3に入射する直前において、同期させて入射又は遮
断するような制御を行う構成にしてもよい。
【0052】このような光学系15は、上述したよう
に、ハーフミラー23によって分割された物体光L2が
通過する光学系である物体光学系15Bと、参照光L3
が通過する光学系である参照光学系15Cとの光路長が
ほぼ同一に構成されている。したがって、光学系15
は、物体光L2と参照光L3との干渉性の向上が図られ
て、より鮮明な再生像が得られるホログラフィックステ
レオグラムを作製する。
【0053】さらに、光学系15には、必要に応じて、
振動等によって良好な状態のホログラフィックステレオ
グラムが作製されない虞が生じた場合に、ホログラム用
記録媒体3の露光記録を停止させる干渉縞検出部33が
設けられる。
【0054】干渉縞検出部33は、上述した各光学系を
介してそれぞれホログラム用記録媒体3に入射される物
体光L2と参照光L3とによって形成される干渉縞の状
態を検出する。干渉縞検出部33は、例えばCCD(Ch
arge Coupled Device)カメラによって構成され、ホロ
グラム用記録媒体3におけるホログラフィックステレオ
グラムの露光形成領域と異にする検出領域に形成される
干渉縞の揺らぎ状態を、レーザ光源21から出射される
レーザ光L1の波長オーダで検出する。
【0055】干渉縞検出部33は、検出領域に所定値以
上の揺らぎ状態の干渉縞の出現を検出したときには、制
御用コンピュータ13に対して検出信号を供給する。制
御用コンピュータ13は、この検出信号に基づいて、シ
ャッタ機構22を不動作状態とする。したがって、ホロ
グラム用記録媒体3には、物体光L2と参照光L3との
入射が遮断されることにより、ホログラフィックステレ
オグラムの作製が停止される。また、干渉縞検出部33
は、検出領域に形成される干渉縞が所定値内の揺らぎ状
態であるときには、制御用コンピュータ13に対する検
出信号の供給を停止する。制御用コンピュータ13は、
これによってシャッタ機構22を動作状態として、ホロ
グラム用記録媒体3に物体光L2と参照光L3とが入射
されるようにし、ホログラフィックステレオグラムが作
製されるようにする。
【0056】このように、ホログラフィックステレオグ
ラム作製装置10は、干渉縞検出部33を有することに
より、物体光L2と参照光L3とによる干渉縞が安定な
状態でホログラム用記録媒体3にホログラフィックステ
レオグラムが露光記録されることを可能とし、回折効率
が高く、明るいホログラフィックステレオグラムを作製
する。また、ホログラフィックステレオグラム作製装置
10は、干渉縞検出部33を有することにより、設置場
所に制限を受けることがなく使い勝手が向上する。
【0057】なお、上述した干渉縞検出部33は、ホロ
グラム用記録媒体3の近傍に配設され、その検出領域に
形成される干渉縞の一部を検出するものとして説明した
が、このような構成に限定されるものではない。干渉縞
検出部33としては、例えば、ミラー等を用いて物体光
L2と参照光L3の一部を別の位置へと導いて干渉縞を
形成させ、この干渉縞を検出するように構成してもよ
い。また、干渉縞検出部33としては、ハーフミラー等
を用いて物体光L2と参照光L3とに分割した検出光に
よって干渉縞を形成し、この干渉縞を検出するように構
成してもよい。さらに、干渉縞検出部33としては、レ
ーザ光源21から出射されたレーザ光L1の一部を直接
取り出して振動検出用の干渉縞を形成し、この干渉縞を
検出するように構成してもよい。また、干渉縞検出部3
3としては、光学系15とは別の振動検出用の光学系を
設け、この光学系による干渉縞を検出して振動を検出す
るように構成してもよい。
【0058】さらにまた、ホログラフィックステレオグ
ラム作製装置10は、ホログラム用記録媒体3を図5中
矢印aで示す方向へと1要素ホログラム分だけ間欠送り
する記録媒体送り機構34を備える。
【0059】記録媒体送り機構34は、制御用コンピュ
ータ13から供給される駆動信号C2に基づいて、ホロ
グラム用記録媒体3を間欠的に走行駆動する。また、ホ
ログラフィックステレオグラム作製装置10は、この記
録媒体送り機構34の動作に連動して制御用コンピュー
タ13から供給される制御信号C1に基づいて、上述し
たシャッタ機構22が動作されてレーザ光L1の光路を
解放する。
【0060】このようなホログラフィックステレオグラ
ム作製装置10は、図4に示したように、上述した光学
系15の構成各部材や部品等をアルミ板やアルミ合金板
等によって形成された支持基板18に搭載して構成され
る。ホログラフィックステレオグラム作製装置10は、
上述したように、外部から振動等が加えられた場合に、
物体光L2及び参照光L3とが安定した状態でホログラ
ム用記録媒体3に入射されないために、このホログラム
用記録媒体3に良好な状態の干渉縞が露光記録されない
といった事態が生じる。このため、ホログラフィックス
テレオグラム作製装置10は、光学系15等に対するこ
のような振動等の影響を抑制するために支持基板18を
複数個のダンパ19によって支持している。
【0061】各ダンパ19は、詳細を省略するが、例え
ば、空気ばね、ゴム又はコイルばね等の弾性部材によっ
て構成されており、一端部が支持基板18に結合されて
これを保持するとともに、他端部が装置筐体20のベー
ス部材20Aの上部に固定されている。これらのダンパ
19は、外部から光学系15に加えられる振動等を、約
1μm程度であるレーザ光L1の波長以下、より好まし
くは、1/5以下に抑制するように作用する。したがっ
て、ホログラフィックステレオグラム作製装置10は、
外部から振動等が加えられた場合においても、光学系1
5が安定した状態で保持されることから、物体光L2及
び参照光L3が揺るぎのない安定した状態でホログラム
用記録媒体3に入射される。ホログラフィックステレオ
グラム作製装置10は、これによって回折効率に優れ、
明るいホログラフィックステレオグラムの作製を可能と
している。
【0062】このようなホログラフィックステレオグラ
ム作製装置10は、1要素画像分の露光記録終了毎に制
御部12における制御用コンピュータ13から1要素ホ
ログラムに対応した駆動信号C2が記録媒体送り機構3
4に対して供給されることにより、ホログラム用記録媒
体3を1要素ホログラムに対応した量だけ走行路に沿っ
て走行駆動させ、露光記録部P1に未露光部位を対応さ
せて停止させる。なお、ホログラフィックステレオグラ
ム作製装置10は、ホログラム用記録媒体3の走行動作
に伴って当該ホログラム用記録媒体3に生じた振動が速
やかに停止されるように構成される。ここで、ホログラ
ム用記録媒体3は、上述したように、長尺状の感光フィ
ルムからなり、図示しないが、例えば全体が遮光状態に
保持されたフィルムカートリッジの内部に回転自在に設
けられた供給ロールに巻回されている。ホログラム用記
録媒体3は、このフィルムカートリッジがホログラフィ
ックステレオグラム作製装置10に装填されると、ホロ
グラフィックステレオグラム作製装置10の内部に繰り
出され、記録媒体送り機構34によって走行路を走行駆
動させられる。
【0063】ホログラフィックステレオグラム作製装置
10は、この状態でシャッタ機構22が開放動作されて
ホログラム用記録媒体3に対してその表裏面から画像変
調された物体光L2と参照光L3とを露光記録部P1に
おけるホログラム用記録媒体3に入射させ、要素ホログ
ラム画像に対応した干渉縞を露光記録する。ホログラフ
ィックステレオグラム作製装置10は、1要素画像の露
光記録が終了すると制御部12における制御用コンピュ
ータ13から記録媒体送り機構34に対して駆動信号C
2が供給され、ホログラム用記録媒体3を速やかに所定
量だけ走行駆動させ停止させる。
【0064】さらに、ホログラフィックステレオグラム
作製装置10は、図示しない定着処理部により、上述し
たホログラム用記録媒体3に対する紫外線LBの照射処
理と、ホログラム用記録媒体3に対する所定温度での加
熱処理とからなる定着処理を行い、ホログラム用記録媒
体3に対して露光記録されたホログラフィックステレオ
グラム画像を定着させる。ホログラフィックステレオグ
ラム作製装置10は、定着処理が施されたホログラム用
記録媒体3を、ホログラフィックステレオグラム画像毎
に所定の大きさに順次切り抜き、1枚のホログラム用記
録媒体片として外部に排出する。
【0065】ホログラフィックステレオグラム作製装置
10は、以下順次この動作を行うことにより、長尺状の
ホログラム用記録媒体3に対して、複数のホログラフィ
ックステレオグラム画像を順次露光記録し、1枚のホロ
グラフィックステレオグラム画像が露光記録されたホロ
グラム用記録媒体片を作製する。
【0066】続いて、印刷物製造システムにおける印刷
物製造装置40について説明する。印刷物製造装置40
は、図6(A)に示すように、ホログラフィックステレ
オグラム作製装置10によって作製されたホログラフィ
ックステレオグラム画像HSが露光記録されたホログラ
ム用記録媒体片MDに対して、粘着材が塗布された保護
用のプラスチックフィルムPFを加熱及び圧着してラミ
ネートして画像カードICを生成し、さらに、図6
(B)に示すように、ホログラフィックステレオグラム
画像HSが露光記録された観察面OPとは逆の裏面BP
に少なくとも両面接着層BALを設けることにより、図
6(C)に示すように、ホログラフィックステレオグラ
ム画像HSが露光記録された1枚の画像シールISを製
造するものである。印刷物製造装置40は、図7に示す
ように、ホログラム用記録媒体片MDをプラスチックフ
ィルムPFでラミネートするラミネート部41と、この
ラミネート部41によってラミネートされて生成された
画像カードICに両面接着層BALを取り付ける両面接
着層取付部42とを備える。
【0067】ラミネート部41は、例えば、図示しない
が、内部にヒータを設けておりホログラム用記録媒体片
MDを2枚のプラスチックフィルムPF又は2つ折りさ
れたプラスチックフィルムPFの間に挟み込んだ状態で
加熱及び圧着するヒートローラを有する。ラミネート部
41には、ホログラム用記録媒体片MDが、粘着材が塗
布された2枚のプラスチックフィルムPF又は2つ折り
のプラスチックフィルムPFの間に挟み込まれた状態で
搬送される。ラミネート部41においては、図示しない
制御部の制御の下に、図示しないヒートローラが回転駆
動され、2枚のプラスチックフィルムPF又は2つ折り
のプラスチックフィルムPFの間にホログラム用記録媒
体片MDが挟み込まれたものが加熱されるとともに圧着
されることでラミネートされる。なお、プラスチックフ
ィルムPFに塗布されている粘着材は、ヒートローラに
よる加熱及び圧着に耐え得るものが用いられる。ラミネ
ート部41においては、生成された画像カードICがヒ
ートローラの回転駆動によって送り出され、両面接着層
取付部42に供給される。
【0068】このようなラミネート部41は、図示しな
い制御部の制御の下に、2枚のプラスチックフィルムP
F又は2つ折りのプラスチックフィルムPFの間にホロ
グラム用記録媒体片MDが挟み込まれたものが搬送され
る度に、ホログラム用記録媒体片MDをプラスチックフ
ィルムPFでラミネートし、画像カードICを生成して
両面接着層取付部42に供給する動作を繰り返し行う。
【0069】両面接着層取付部42は、図示しない制御
部の制御の下に、画像カードICにおけるプラスチック
フィルムPFのうち、ホログラフィックステレオグラム
画像HSが露光記録された観察面OPとは逆の裏面BP
を形成するプラスチックフィルムPFに少なくとも両面
接着層BALを取り付ける。具体的には、両面接着層取
付部42は、両面接着層BALとして、例えば接着剤層
を塗布する動作を行う。このとき、両面接着層取付部4
2は、両面接着層BALとプラスチックフィルムPFと
の間に空気等の異物が混入することによって平滑性が損
なわれることがないように両面接着層BALを取り付け
る。そして、両面接着層取付部42は、両面接着層BA
LにおけるプラスチックフィルムPFに接していない面
に剥離紙又は剥離フィルムEPを貼付し、画像シールI
Sとして排出部43から外部へと排出する。なお、両面
接着層取付部42は、両面接着層BALとして、例えば
両面テープの一方の面を覆う剥離紙又は剥離フィルムを
剥がし、ホログラフィックステレオグラム画像HSが露
光記録された観察面OPとは逆の裏面BPを形成するプ
ラスチックフィルムPFの上に貼付する動作を行っても
よい。この場合、両面接着層取付部42は、両面テープ
の他方の面に剥離紙又は剥離フィルムが既に貼付されて
いることから、この動作を行うだけで、画像シールIS
を生成することができる。
【0070】このような両面接着層取付部42は、図示
しない制御部の制御の下に、ラミネート部41によって
画像カードICが生成される度に、この画像カードIC
に両面接着層BALを取り付け、画像シールISを生成
して外部へと排出する動作を繰り返し行う。
【0071】以上のような印刷物製造装置40は、ホロ
グラム用記録媒体片MDを、ラミネート部41によって
ラミネートして画像カードICを生成し、さらに、両面
接着層取付部42によって少なくとも両面接着層BAL
を取り付け、画像シールISとして外部へと排出する。
【0072】さて、このような印刷物製造システムは、
具体的には図8に示すような画像シールISを製造す
る。すなわち、画像シールISは、上述したように、フ
ィルムベース材4、フォトポリマ層5及びカバーシート
層6といった多層構造を有するホログラム用記録媒体片
MDが、粘着層ALを形成する粘着材が塗布されたプラ
スチックフィルムPFで挟み込まれ、観察面OPとは逆
の裏面BPを形成するプラスチックフィルムPFに両面
接着層BALが取り付けられ、さらに、両面接着層BA
LにおけるプラスチックフィルムPFに接していない面
に剥離紙又は剥離フィルムEPが貼付された構造を有す
る。さらに換言すれば、画像シールISは、プラスチッ
クフィルムPF及び粘着層ALによってホログラム用記
録媒体MDを密着して挟み込むことにより、ホログラム
用記録媒体MDに対する保護層を形成し、両面接着層B
ALを設けることにより、シールとして機能させるため
の接着層を形成し、さらに、剥離紙又は剥離フィルムE
Pを設けた構造を有する。
【0073】このように、印刷物製造システムは、印刷
物製造装置40によってホログラム用記録媒体片MDを
保護する保護層を設けることにより、ホログラム用記録
媒体片MDの表裏面の保護のみならず、当該ホログラム
用記録媒体片MDを構成する各層間の剥離を防止するこ
とができる画像シールISを製造することができる。し
たがって、印刷物製造システムは、ホログラム用記録媒
体片MDが十分に保護されることから、安定した再生画
像が得られる画像シールISを製造することができる。
【0074】また、印刷物製造システムは、印刷物製造
装置40によってラミネート後に両面接着層BALを設
けることにより、ラミネート時の加熱による両面接着層
BALの劣化を回避することができる。このとき、印刷
物製造システムは、印刷物製造装置40によって平滑性
を保つように両面接着層BALを取り付けることから、
美観に優れ、且つ、安定した再生画像が得られる画像シ
ールISを製造することができる。
【0075】さらに、印刷物製造システムは、ホログラ
ム用記録媒体片MD、すなわち、ホログラム用記録媒体
3として、ホログラフィックステレオグラム作製装置1
0により、いわゆる反射型としてホログラフィックステ
レオグラム画像HSが露光記録された光学的に透明な材
質のものを用い、さらに、保護層を形成するプラスチッ
クフィルムPF及び粘着層AL、並びに、接着層を形成
する両面接着層BALとして、ともに光学的に透明又は
半透明な材質のものを用いることにより、いわゆるシー
スルーの画像シールISを製造することができる。特
に、印刷物製造システムは、少なくとも裏面BPを形成
するプラスチックフィルムPFとして、有色透明(半透
明)な材質のものを用いることにより、例えば、画像シ
ールISを白い物体に貼付して観察するような場合であ
っても、明瞭な再生画像が再生される画像シールISを
製造することができる。このとき、印刷物製造システム
においては、透過率が例えば50%乃至90%のプラス
チックフィルムPFを用いることにより、画像シールI
Sを貼付する物体に模様等が付されている場合であって
も、この模様を画像シールISの上から視認することが
できる。
【0076】さらにまた、印刷物製造システムは、少な
くとも裏面BPを形成するプラスチックフィルムPFと
して、光学的に有色透明(半透明)な材質のものを用い
るのではなく、却って、光学的に有色不透明な材質のも
のを用いてもよい。すなわち、印刷物製造システムは、
図9に示すように、ホログラム用記録媒体片MD、すな
わち、ホログラム用記録媒体3として、ホログラフィッ
クステレオグラム作製装置10により、反射型としてホ
ログラフィックステレオグラム画像HSが露光記録され
た光学的に透明な材質のものを用い、また、観察面OP
を形成するプラスチックフィルムPF及び粘着層A
L、並びに、両面接着層BALとして、ともに光学的に
透明又は半透明な材質のものを用い、さらに、少なくと
も裏面BPを形成するプラスチックフィルムPFとし
て、光学的に有色不透明な材質のものを用いることによ
り、再生画像のコントラストを向上させた画像シールI
Sを製造することができる。このとき、印刷物製造シス
テムにおいては、プラスチックフィルムPFの透過率
が低いほど、再生画像のコントラストを上げることがで
き、透過率が例えば0%乃至50%のプラスチックフィ
ルムPFを用いることが望ましい。
【0077】また、印刷物製造システムは、図10に示
すように、少なくとも裏面BPを形成するプラスチック
フィルムPFとして、ホログラム用記録媒体片MDの
主面と略同面積からなる領域のみを光学的に有色不透明
とし、その他の領域を光学的に透明又は半透明とするも
のを用いて画像シールISを製造することもできる。印
刷物製造システムにおいては、このような画像シールI
Sを製造することにより、画像シールISを貼付する物
体に模様等が付されている場合であっても、この模様を
ホログラム用記録媒体片MDが設けられている以外の領
域を通して画像シールISの上から視認することができ
るとともに、再生画像のコントラストを向上させること
ができる。
【0078】以上説明したように、本発明の実施の形態
として示す印刷物製造システムは、印刷物製造装置40
により、ホログラフィックステレオグラム画像HSが露
光記録されたホログラム用記録媒体片MDの表裏面にプ
ラスチックフィルムPFを加熱及び圧着してラミネート
し、さらに、両面接着層BALを設けることにより、ホ
ログラム用記録媒体片MDの保護機能と接着機能とを分
離し、両者を損なうことなく保存性に優れた1枚の画像
シールISとして製造することができる。この画像シー
ルISは、剥離紙又は剥離フィルムEPを剥がさずに使
用する場合には、ホログラフィックステレオグラム画像
HSが露光記録された1枚のカードとして機能するもの
であり、剥離紙又は剥離フィルムEPを剥がして使用す
る場合には、ホログラフィックステレオグラム画像HS
が露光記録された1枚のシールとして機能するものであ
り、ホログラフィックステレオグラムを適用したアプリ
ケーションとして、所有者に対して高い娯楽性を与える
ものである。
【0079】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、例えば、プラスチックフィルム
PFに粘着材が塗布されていないものを用いる場合に
は、画像シールISのバリエーションとしては、以下の
ようなものも考えられる。
【0080】すなわち、印刷物製造装置40は、図11
に示すように、ラミネート部41により、ホログラフィ
ックステレオグラム作製装置10によって作製されたホ
ログラフィックステレオグラム画像HSが露光記録され
たホログラム用記録媒体片MDに対して、プラスチック
フィルムPFを加熱及び圧着してラミネートして画像カ
ードICを生成する際に、ホログラム用記録媒体片MD
と粘着材が塗布されていないプラスチックフィルムPF
との間に、それぞれ、例えばホットメルト(hot-melt)
等の粘着材が両面に塗布されている2枚のシート材ST
又は2つ折りされたシート材STを挿入し、プラスチッ
クフィルムPF及びシート材STが形成する粘着層AL
によってホログラム用記録媒体片MDを密着して挟み込
んだ状態で加熱及び圧着する。なお、この際、印刷物製
造装置40は、ラミネート部41により、ホログラム用
記録媒体片MDの下層に空気等の異物が混入することに
よって平滑性が損なわれることがないように加熱及び圧
着する。
【0081】このようにして生成された画像カードIC
を用いて製造された画像シールISは、具体的には図1
2に示すような層構造を有するものとなる。すなわち、
画像シールISは、ホログラム用記録媒体片MDが、粘
着層ALを形成するシート材STを介してプラスチック
フィルムPFで挟み込まれ、観察面OPとは逆の裏面B
Pを形成するプラスチックフィルムPFに両面接着層B
ALが取り付けられ、さらに、両面接着層BALにおけ
るプラスチックフィルムPFに接していない面に剥離紙
又は剥離フィルムEPが貼付された構造を有する。さら
に換言すれば、画像シールISは、プラスチックフィル
ムPF及びシート材STが形成する粘着層ALによって
ホログラム用記録媒体MDを密着して挟み込むことによ
り、ホログラム用記録媒体MDに対する保護層を形成
し、両面接着層BALを設けることにより、シールとし
て機能させるための接着層を形成し、さらに、剥離紙又
は剥離フィルムEPを設けた構造を有する。
【0082】このように、印刷物製造システムは、印刷
物製造装置40により、ホログラム用記録媒体片MDが
十分に保護され、安定した再生画像が得られる画像シー
ルISを製造することができる。なお、粘着層ALを形
成するシート材STは、光学的に透明又は半透明な材質
のものであることはいうまでもない。また、印刷物製造
システムは、上述したように、少なくとも裏面BPを形
成するプラスチックフィルムPFとして、有色透明(半
透明)な材質のものを用いることにより、このようなシ
ート材STを挟み込んだ画像シールISをシースルーの
ものとして製造することもでき、さらに、上述したよう
に、少なくとも裏面BPを形成するプラスチックフィル
ムPFとして、光学的に有色不透明な材質のものを用い
ることにより、再生画像のコントラストを向上させた画
像シールISを製造することもできる。勿論、印刷物製
造システムは、上述したように、少なくとも裏面BPを
形成するプラスチックフィルムPFとして、ホログラム
用記録媒体片MDの主面と略同面積からなる領域のみを
光学的に有色不透明とし、その他の領域を光学的に透明
又は半透明とするものを用いることにより、シート材S
Tを挟み込んだ画像シールISを貼付する物体に付され
ている模様等をホログラム用記録媒体片MDが設けられ
ている以外の領域を通して画像シールISの上から視認
することができるとともに、再生画像のコントラストを
向上させた画像シールISを製造することもできる。
【0083】また、印刷物製造システムは、印刷物製造
装置40により、図13に示すような層構造を有する画
像シールISを製造することもできる。すなわち、画像
シールISは、ホログラム用記録媒体片MDの下層に、
粘着材が両面に塗布されて光学的に透明又は半透明な材
質からなるシート材STを介して、ホログラム用記録媒
体片MDの主面と略同面積の主面を有して光学的に有色
不透明な材質からなる他のプラスチックフィルムPF
が貼付され、このプラスチックフィルムPFが貼付さ
れたホログラム用記録媒体片MDが、プラスチックフィ
ルムPF及び粘着層ALで挟み込まれ、観察面OPとは
逆の裏面BPを形成するプラスチックフィルムPFに両
面接着層BALが取り付けられ、さらに、両面接着層B
ALにおけるプラスチックフィルムPFに接していない
面に剥離紙又は剥離フィルムEPが貼付された構造を有
するものとなる。なお、画像シールISは、印刷物製造
装置40におけるラミネート部41により、ホログラム
用記録媒体片MDの下層に空気等の異物が混入すること
によって平滑性が損なわれることがないように加熱及び
圧着されて製造される。
【0084】このように、印刷物製造システムは、粘着
層ALの内部にプラスチックフィルムPFを設けた画
像シールISを製造することができ、図10に示した画
像シールISと同様に、ホログラム用記録媒体片MDが
十分に保護され、安定した再生画像が得られる画像シー
ルISを製造することもできる。なお、印刷物製造シス
テムは、上述したように、プラスチックフィルムPFに
粘着材が塗布されていないものを用いた場合であって
も、シート材を挟み込むことにより、粘着層ALの内部
にプラスチックフィルムPFを設けた画像シールIS
を製造することができることはいうまでもない。
【0085】さらに、本発明は、ホログラフィックステ
レオグラムではなくホログラムにも適用できるものであ
る。すなわち、上述した実施の形態では、ホログラフィ
ックステレオグラム作製装置10によってホログラフィ
ックステレオグラムを作製し、印刷物製造装置40によ
ってホログラフィックステレオグラム画像HSを画像シ
ールISとして製造するものとして説明したが、本発明
は、ホログラムを作製し、印刷物製造装置40によって
ホログラム画像を画像シールISとして製造する場合に
も容易に適用可能である。
【0086】さらにまた、上述した実施の形態では、ホ
ログラフィックステレオグラム作製装置10及び印刷物
製造装置40が、それぞれ別個の装置であるものとして
説明したが、これらを1つの装置として構成するように
してもよい。
【0087】このように、本発明は、その趣旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0088】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる印刷物製造装置は、ホログラフィックステレオグラ
ム画像又はホログラム画像が露光記録された印刷物を作
成する印刷物製造装置であって、ホログラフィックステ
レオグラム画像又はホログラム画像が露光記録されたホ
ログラム用記録媒体片の表裏面に保護用のプラスチック
フィルムを加熱及び圧着する加熱及び圧着手段と、この
加熱及び圧着手段によって生成された画像カードにおけ
るプラスチックフィルムのうち、ホログラフィックステ
レオグラム画像又はホログラム画像が露光記録された観
察面とは逆の裏面を形成するプラスチックフィルムに少
なくとも両面接着層を取り付ける両面接着層取付手段と
を備える。
【0089】したがって、本発明にかかる印刷物製造装
置は、加熱及び圧着手段によってホログラム用記録媒体
片の表裏面に保護用のプラスチックフィルムを加熱及び
圧着してラミネートし、両面接着層取付手段によって観
察面とは逆の裏面を形成するプラスチックフィルムに少
なくとも両面接着層を取り付けることにより、ホログラ
ム用記録媒体片の保存性に優れ、さらに娯楽性の高い印
刷物を製造することができる。
【0090】また、本発明にかかる印刷物製造方法は、
ホログラフィックステレオグラム画像又はホログラム画
像が露光記録された印刷物を作製する印刷物製造方法で
あって、ホログラフィックステレオグラム画像又はホロ
グラム画像が露光記録されたホログラム用記録媒体片の
表裏面に保護用のプラスチックフィルムを加熱及び圧着
する加熱及び圧着工程と、この加熱及び圧着工程にて生
成された画像カードにおけるプラスチックフィルムのう
ち、ホログラフィックステレオグラム画像又はホログラ
ム画像が露光記録された観察面とは逆の裏面を形成する
プラスチックフィルムに少なくとも両面接着層を取り付
ける両面接着層取付工程とを備える。
【0091】したがって、本発明にかかる印刷物製造方
法は、ホログラム用記録媒体片の表裏面に保護用のプラ
スチックフィルムを加熱及び圧着してラミネートし、さ
らに、観察面とは逆の裏面を形成するプラスチックフィ
ルムに少なくとも両面接着層を取り付けることにより、
ホログラム用記録媒体片の保存性に優れ、さらに娯楽性
の高い印刷物を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す印刷物製造シス
テムの構成を説明するブロック図である。
【図2】同印刷物製造システムに用いられるホログラム
用記録媒体を説明する要部断面図である。
【図3】同ホログラム用記録媒体の感光プロセスを説明
する図であって、(A)は、初期状態を示し、(B)
は、露光状態を示し、(C)は、定着状態を示す図であ
る。
【図4】同印刷物製造システムが備えるホログラフィッ
クステレオグラム作製装置の全体構成を説明する図であ
る。
【図5】同ホログラフィックステレオグラム作製装置の
光学系を説明する図であって、(A)は、同ホログラフ
ィックステレオグラム作製装置の光学系の正面図であ
り、(B)は、同ホログラフィックステレオグラム作製
装置の光学系の平面図である。
【図6】同印刷物製造システムが備える印刷物製造装置
における処理内容を説明する図であって、(A)は、ホ
ログラフィックステレオグラム画像が露光記録されたホ
ログラム用記録媒体片を粘着材が塗布されたプラスチッ
クフィルムで挟み込む様子を示し、(B)は、画像カー
ドに対して両面接着層を設ける様子を示し、(C)は、
印刷物としての画像シールを示す図である。
【図7】同印刷物製造装置の構成を説明するブロック図
である。
【図8】画像シールの断面図である。
【図9】画像シールの断面図であって、少なくとも裏面
を形成するプラスチックフィルムとして、光学的に有色
不透明な材質のものを用いた画像シールの断面図であ
る。
【図10】画像シールの断面図であって、少なくとも裏
面を形成するプラスチックフィルムとして、ホログラム
用記録媒体片の主面と略同面積からなる領域のみを光学
的に有色不透明とし、その他の領域を光学的に透明又は
半透明とするものを用いた画像シールの断面図である。
【図11】同印刷物製造システムが備える印刷物製造装
置における他の処理内容を説明する図であって、ホログ
ラフィックステレオグラム画像が露光記録されたホログ
ラム用記録媒体片と粘着材が塗布されていないプラスチ
ックフィルムとの間に、両面に粘着材が塗布されたシー
ト材を挿入し、挟み込む様子を示す図である。
【図12】画像シールの断面図であって、ホログラム用
記録媒体片と粘着材が塗布されていないプラスチックフ
ィルムとの間に、両面に粘着材が塗布されたシート材が
挿入された構造を有する画像シールの断面図である。
【図13】画像シールの断面図であって、ホログラム用
記録媒体片の下層に、粘着材が両面に塗布されたシート
材を介して、ホログラム用記録媒体片の主面と略同面積
の主面を有して光学的に有色不透明な材質からなるプラ
スチックフィルムが貼付された構造を有する画像シール
の断面図である。
【図14】従来のホログラフィックステレオグラム作製
装置の光学系を説明する図であって、(A)は、同ホロ
グラフィックステレオグラム作製装置の光学系の正面図
であり、(B)は、同ホログラフィックステレオグラム
作製装置の光学系の平面図である。
【符号の説明】
3 ホログラム用記録媒体、 10 ホログラフィック
ステレオグラム作製装置、 11 画像データ処理部、
12 制御部、 13 制御用コンピュータ、 14
ホログラフィックステレオグラム作製部、 15 光
学系、 40印刷物製造装置、 41 ラミネート部、
42 両面接着層取付部、 AL粘着層、 BAL
両面接着層、 BP 裏面、 EP 剥離紙又は剥離フ
ィルム、 HS ホログラフィックステレオグラム画
像、 IC 画像カード、 IS 画像シール、 L1
レーザ光、 L2 物体光、 L3 参照光、 MD
ホログラム用記録媒体片、 OP 観察面、 PF,P
,PF,PFプラスチックフィルム、 ST
シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/10 G09F 3/10 A 19/12 19/12 L Fターム(参考) 2K008 BB00 BB03 DD13 EE04 FF27 HH01 HH07 HH26 4F100 AK01C AR00A AT00C BA05 BA06 CB00B CB00D DG10E EC012 EJ422 GB90 JL00 JL10C JL14E JN01A JN01B JN01C JN01D JN02C JN30A

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホログラフィックステレオグラム画像又
    はホログラム画像が露光記録された印刷物を作製する印
    刷物製造装置であって、 上記ホログラフィックステレオグラム画像又は上記ホロ
    グラム画像が露光記録されたホログラム用記録媒体片の
    表裏面に保護用のプラスチックフィルムを加熱及び圧着
    する加熱及び圧着手段と、 上記加熱及び圧着手段によって生成された画像カードに
    おける上記プラスチックフィルムのうち、上記ホログラ
    フィックステレオグラム画像又は上記ホログラム画像が
    露光記録された観察面とは逆の裏面を形成するプラスチ
    ックフィルムに少なくとも両面接着層を取り付ける両面
    接着層取付手段とを備えることを特徴とする印刷物製造
    装置。
  2. 【請求項2】 上記両面接着層取付手段は、上記プラス
    チックフィルムに取り付けた上記両面接着層における上
    記プラスチックフィルムに接していない面に剥離紙又は
    剥離フィルムを貼付することを特徴とする請求項1記載
    の印刷物製造装置。
  3. 【請求項3】 上記両面接着層取付手段は、平滑性を保
    つように上記両面接着層を取り付けることを特徴とする
    請求項1記載の印刷物製造装置。
  4. 【請求項4】 上記プラスチックフィルムには、粘着材
    が塗布されており、 上記加熱及び圧着手段は、上記プラスチックフィルム及
    び上記粘着材が形成する粘着層によって上記ホログラム
    用記録媒体片を密着して挟み込むことを特徴とする請求
    項1記載の印刷物製造装置。
  5. 【請求項5】 上記ホログラム用記録媒体片は、反射型
    として上記ホログラフィックステレオグラム画像又は上
    記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明な材質
    からなり、 上記プラスチックフィルム、上記粘着層及び上記両面接
    着層は、光学的に透明又は半透明な材質からなることを
    特徴とする請求項4記載の印刷物製造装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも上記裏面を形成する上記プラ
    スチックフィルムは、有色透明な材質からなることを特
    徴とする請求項5記載の印刷物製造装置。
  7. 【請求項7】 上記ホログラム用記録媒体片は、反射型
    として上記ホログラフィックステレオグラム画像又は上
    記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明な材質
    からなり、 上記観察面を形成するプラスチックフィルム、上記粘着
    層及び上記両面接着層は、光学的に透明又は半透明な材
    質からなり、 少なくとも上記裏面を形成する上記プラスチックフィル
    ムは、光学的に有色不透明な材質からなることを特徴と
    する請求項4記載の印刷物製造装置。
  8. 【請求項8】 上記ホログラム用記録媒体片は、反射型
    として上記ホログラフィックステレオグラム画像又は上
    記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明な材質
    からなり、 上記観察面を形成するプラスチックフィルム、上記粘着
    層及び上記両面接着層は、光学的に透明又は半透明な材
    質からなり、 少なくとも上記裏面を形成する上記プラスチックフィル
    ムは、上記ホログラム用記録媒体片の主面と略同面積か
    らなる領域のみを光学的に有色不透明とし、その他の領
    域を光学的に透明又は半透明とするものであることを特
    徴とする請求項4記載の印刷物製造装置。
  9. 【請求項9】 上記ホログラム用記録媒体片の下層に、
    粘着材が両面に塗布されたシート材を介して、上記ホロ
    グラム用記録媒体片の主面と略同面積の主面を有して光
    学的に有色不透明な材質からなる他のプラスチックフィ
    ルムが貼付されており、 上記加熱及び圧着手段は、上記プラスチックフィルム及
    び上記粘着材が形成する粘着層によって上記他のプラス
    チックフィルムが貼付された上記ホログラム用記録媒体
    片を密着して挟み込むことを特徴とする請求項4記載の
    印刷物製造装置。
  10. 【請求項10】 上記ホログラム用記録媒体片は、反射
    型として上記ホログラフィックステレオグラム画像又は
    上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明な材
    質からなり、 上記プラスチックフィルム、上記粘着層、上記両面接着
    層及び上記シート材は、光学的に透明又は半透明な材質
    からなることを特徴とする請求項9記載の印刷物製造装
    置。
  11. 【請求項11】 上記プラスチックフィルムは、粘着材
    が塗布されていないものであり、 上記加熱及び圧着手段は、両面に粘着材が塗布されてい
    るシート材を、上記プラスチックフィルムと上記ホログ
    ラム用記録媒体片との間に挿入し、上記プラスチックフ
    ィルム及び上記シート材が形成する粘着層によって上記
    ホログラム用記録媒体片を密着して挟み込むことを特徴
    とする請求項1記載の印刷物製造装置。
  12. 【請求項12】 上記ホログラム用記録媒体片は、反射
    型として上記ホログラフィックステレオグラム画像又は
    上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明な材
    質からなり、 上記プラスチックフィルム、上記粘着層及び上記両面接
    着層は、光学的に透明又は半透明な材質からなることを
    特徴とする請求項11記載の印刷物製造装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも上記裏面を形成する上記プ
    ラスチックフィルムは、有色透明な材質からなることを
    特徴とする請求項12記載の印刷物製造装置。
  14. 【請求項14】 上記ホログラム用記録媒体片は、反射
    型として上記ホログラフィックステレオグラム画像又は
    上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明な材
    質からなり、 上記観察面を形成するプラスチックフィルム、上記粘着
    層及び上記両面接着層は、光学的に透明又は半透明な材
    質からなり、 少なくとも上記裏面を形成する上記プラスチックフィル
    ムは、光学的に有色不透明な材質からなることを特徴と
    する請求項11記載の印刷物製造装置。
  15. 【請求項15】 上記ホログラム用記録媒体片は、反射
    型として上記ホログラフィックステレオグラム画像又は
    上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明な材
    質からなり、 上記観察面を形成するプラスチックフィルム、上記粘着
    層及び上記両面接着層は、光学的に透明又は半透明な材
    質からなり、 少なくとも上記裏面を形成する上記プラスチックフィル
    ムは、上記ホログラム用記録媒体片の主面と略同面積か
    らなる領域のみを光学的に有色不透明とし、その他の領
    域を光学的に透明又は半透明とするものであることを特
    徴とする請求項11記載の印刷物製造装置。
  16. 【請求項16】 上記ホログラム用記録媒体片の下層
    に、粘着材が両面に塗布された他のシート材を介して、
    上記ホログラム用記録媒体片の主面と略同面積の主面を
    有して光学的に有色不透明な材質からなる他のプラスチ
    ックフィルムが貼付されており、 上記加熱及び圧着手段は、上記プラスチックフィルム及
    び上記粘着材が形成する粘着層によって上記他のプラス
    チックフィルムが貼付された上記ホログラム用記録媒体
    片を密着して挟み込むことを特徴とする請求項11記載
    の印刷物製造装置。
  17. 【請求項17】 上記ホログラム用記録媒体片は、反射
    型として上記ホログラフィックステレオグラム画像又は
    上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明な材
    質からなり、 上記プラスチックフィルム、上記粘着層、上記両面接着
    層及び上記他のシート材は、光学的に透明又は半透明な
    材質からなることを特徴とする請求項16記載の印刷物
    製造装置。
  18. 【請求項18】 ホログラフィックステレオグラム画像
    又はホログラム画像が露光記録された印刷物を作製する
    印刷物製造方法であって、 上記ホログラフィックステレオグラム画像又は上記ホロ
    グラム画像が露光記録されたホログラム用記録媒体片の
    表裏面に保護用のプラスチックフィルムを加熱及び圧着
    する加熱及び圧着工程と、 上記加熱及び圧着工程にて生成された画像カードにおけ
    る上記プラスチックフィルムのうち、上記ホログラフィ
    ックステレオグラム画像又は上記ホログラム画像が露光
    記録された観察面とは逆の裏面を形成するプラスチック
    フィルムに少なくとも両面接着層を取り付ける両面接着
    層取付工程とを備えることを特徴とする印刷物製造方
    法。
  19. 【請求項19】 上記両面接着層取付工程では、上記プ
    ラスチックフィルムに取り付けた上記両面接着層におけ
    る上記プラスチックフィルムに接していない面に剥離紙
    又は剥離フィルムが貼付されることを特徴とする請求項
    18記載の印刷物製造方法。
  20. 【請求項20】 上記両面接着層取付工程では、平滑性
    を保つように上記両面接着層が取り付けられることを特
    徴とする請求項18記載の印刷物製造方法。
  21. 【請求項21】 上記プラスチックフィルムには、粘着
    材が塗布されており、 上記加熱及び圧着工程では、上記プラスチックフィルム
    及び上記粘着材が形成する粘着層によって上記ホログラ
    ム用記録媒体片が密着されて挟み込まれることを特徴と
    する請求項18記載の印刷物製造方法。
  22. 【請求項22】 上記ホログラム用記録媒体片として、
    反射型として上記ホログラフィックステレオグラム画像
    又は上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明
    な材質からなるものが用いられ、 上記プラスチックフィルム、上記粘着層及び上記両面接
    着層として、光学的に透明又は半透明な材質からなるも
    のが用いられることを特徴とする請求項21記載の印刷
    物製造方法。
  23. 【請求項23】 少なくとも上記裏面を形成する上記プ
    ラスチックフィルムとして、有色透明な材質からなるも
    のが用いられることを特徴とする請求項22記載の印刷
    物製造方法。
  24. 【請求項24】 上記ホログラム用記録媒体片として、
    反射型として上記ホログラフィックステレオグラム画像
    又は上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明
    な材質からなるものが用いられ、 上記観察面を形成するプラスチックフィルム、上記粘着
    層及び上記両面接着層として、光学的に透明又は半透明
    な材質からなるものが用いられ、 少なくとも上記裏面を形成する上記プラスチックフィル
    ムとして、光学的に有色不透明な材質からなるものが用
    いられることを特徴とする請求項21記載の印刷物製造
    方法。
  25. 【請求項25】 上記ホログラム用記録媒体片として、
    反射型として上記ホログラフィックステレオグラム画像
    又は上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明
    な材質からなるものが用いられ、 上記観察面を形成するプラスチックフィルム、上記粘着
    層及び上記両面接着層として、光学的に透明又は半透明
    な材質からなるものが用いられ、 少なくとも上記裏面を形成する上記プラスチックフィル
    ムとして、上記ホログラム用記録媒体片の主面と略同面
    積からなる領域のみを光学的に有色不透明とし、その他
    の領域を光学的に透明又は半透明とするものが用いられ
    ることを特徴とする請求項21記載の印刷物製造方法。
  26. 【請求項26】 上記ホログラム用記録媒体片の下層
    に、粘着材が両面に塗布されたシート材を介して、上記
    ホログラム用記録媒体片の主面と略同面積の主面を有し
    て光学的に有色不透明な材質からなる他のプラスチック
    フィルムが貼付されており、 上記加熱及び圧着工程では、上記プラスチックフィルム
    及び上記粘着材が形成する粘着層によって上記他のプラ
    スチックフィルムが貼付された上記ホログラム用記録媒
    体片が密着されて挟み込まれることを特徴とする請求項
    21記載の印刷物製造方法。
  27. 【請求項27】 上記ホログラム用記録媒体片として、
    反射型として上記ホログラフィックステレオグラム画像
    又は上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明
    な材質からなるものが用いられ、 上記プラスチックフィルム、上記粘着層、上記両面接着
    層及び上記シート材として、光学的に透明又は半透明な
    材質からなるものが用いられることを特徴とする請求項
    26記載の印刷物製造方法。
  28. 【請求項28】 上記プラスチックフィルムは、粘着材
    が塗布されていないものであり、 上記加熱及び圧着工程では、両面に粘着材が塗布されて
    いるシート材が、上記プラスチックフィルムと上記ホロ
    グラム用記録媒体片との間に挿入され、上記プラスチッ
    クフィルム及び上記シート材が形成する粘着層によって
    上記ホログラム用記録媒体片が密着されて挟み込まれる
    ことを特徴とする請求項18記載の印刷物製造方法。
  29. 【請求項29】 上記ホログラム用記録媒体片として、
    反射型として上記ホログラフィックステレオグラム画像
    又は上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明
    な材質からなるものが用いられ、 上記プラスチックフィルム、上記粘着層及び上記両面接
    着層として、光学的に透明又は半透明な材質からなるも
    のが用いられることを特徴とする請求項28記載の印刷
    物製造方法。
  30. 【請求項30】 少なくとも上記裏面を形成する上記プ
    ラスチックフィルムとして、有色透明な材質からなるも
    のが用いられることを特徴とする請求項29記載の印刷
    物製造方法。
  31. 【請求項31】 上記ホログラム用記録媒体片として、
    反射型として上記ホログラフィックステレオグラム画像
    又は上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明
    な材質からなるものが用いられ、 上記観察面を形成するプラスチックフィルム、上記粘着
    層及び上記両面接着層として、光学的に透明又は半透明
    な材質からなるものが用いられ、 少なくとも上記裏面を形成する上記プラスチックフィル
    ムとして、光学的に有色不透明な材質からなるものが用
    いられることを特徴とする請求項28記載の印刷物製造
    方法。
  32. 【請求項32】 上記ホログラム用記録媒体片として、
    反射型として上記ホログラフィックステレオグラム画像
    又は上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明
    な材質からなるものが用いられ、 上記観察面を形成するプラスチックフィルム、上記粘着
    層及び上記両面接着層として、光学的に透明又は半透明
    な材質からなるものが用いられ、 少なくとも上記裏面を形成する上記プラスチックフィル
    ムとして、上記ホログラム用記録媒体片の主面と略同面
    積からなる領域のみを光学的に有色不透明とし、その他
    の領域を光学的に透明又は半透明とするものが用いられ
    ることを特徴とする請求項28記載の印刷物製造方法。
  33. 【請求項33】 上記ホログラム用記録媒体片の下層
    に、粘着材が両面に塗布された他のシート材を介して、
    上記ホログラム用記録媒体片の主面と略同面積の主面を
    有して光学的に有色不透明な材質からなる他のプラスチ
    ックフィルムが貼付されており、 上記加熱及び圧着工程では、上記プラスチックフィルム
    及び上記粘着材が形成する粘着層によって上記他のプラ
    スチックフィルムが貼付された上記ホログラム用記録媒
    体片が密着されて挟み込まれることを特徴とする請求項
    28記載の印刷物製造方法。
  34. 【請求項34】 上記ホログラム用記録媒体片として、
    反射型として上記ホログラフィックステレオグラム画像
    又は上記ホログラム画像が露光記録された光学的に透明
    な材質からなるものが用いられ、 上記プラスチックフィルム、上記粘着層、上記両面接着
    層及び上記他のシート材として、光学的に透明又は半透
    明な材質からなるものが用いられることを特徴とする請
    求項33記載の印刷物製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010237698A (ja) * 2010-06-03 2010-10-21 Osaka Sealing Printing Co Ltd 液晶ラベルおよび液晶ラベル連続体

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