JP2002196038A - オートハンドラ - Google Patents

オートハンドラ

Info

Publication number
JP2002196038A
JP2002196038A JP2000392773A JP2000392773A JP2002196038A JP 2002196038 A JP2002196038 A JP 2002196038A JP 2000392773 A JP2000392773 A JP 2000392773A JP 2000392773 A JP2000392773 A JP 2000392773A JP 2002196038 A JP2002196038 A JP 2002196038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
measurement
shuttle
defective
devices
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000392773A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Okudaira
哲也 奥平
Mamoru Hironaka
守 廣中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ando Electric Co Ltd filed Critical Ando Electric Co Ltd
Priority to JP2000392773A priority Critical patent/JP2002196038A/ja
Priority to US09/988,361 priority patent/US20020079882A1/en
Priority to KR1020010084205A priority patent/KR20020053000A/ko
Publication of JP2002196038A publication Critical patent/JP2002196038A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/26Testing of individual semiconductor devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2886Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks
    • G01R31/2887Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks involving moving the probe head or the IC under test; docking stations
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートハンドラによるデバイスの連続処理で
1デバイスあたりの総処理時間を短縮する。 【解決手段】 未測定のIC1が複数載置されたトレー
2を収容するローダ11と、ローダのトレーを測定準備
位置P1に移送する供給シャトル12と、測定準備位置
P1で待機する供給シャトル上のトレーを把持し該把持
したトレー内の未測定ICをトレーに載置した状態のま
まで順次ICソケット4に移送すると共にトレー内すべ
てのICに対してICソケットでの測定が終了したとこ
ろでトレーを収容準備位置P2に移送する測定ステージ
20と、測定ステージから受け取ったトレーを収容バッ
ファP3に移送する収容シャトル13と、収容バッファ
P3で待機する収容シャトル上のトレーに載置される測
定済みのICをICソケットでの測定結果に基づいて分
類収容する分類収容部とを備えるオートハンドラ100
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未測定のデバイス
を測定部に移送し、測定部での測定結果に基づいて測定
済みのデバイスを分類収容するオートハンドラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のオートハンドラの構成を図5によ
り説明する。従来のオートハンドラは、ローダ51、空
トレーバッファ52、アンローダ53、分類ユニット5
4、供給ハンド55、供給シャトル56、測定ハンド5
7、収容シャトル58及び収容ハンド59を備える。ロ
ーダ51には複数枚のトレー50が収容され、各トレー
50には未測定のIC1(デバイス)が複数載置され
る。トレー50内の各IC1は供給ハンド55によって
順次取り出され、IC1がすべて取り出されて空になっ
たトレー50は空トレーバッファ52に送られる。空ト
レーバッファ52には空になったトレー50が一時的に
収容される。アンローダ53には複数枚のトレー50が
収容され、各トレー50には良品と判定された測定済み
のIC1が複数収容される。アンローダ53は空トレー
バッファ52から送られてきた空のトレー50を受け取
って、受け取った空のトレー50に良品と判定された測
定済みのIC1を充填する。分類ユニット54にはトレ
ー50が1枚載置され、そのトレー50には不良品と判
定された測定済みのIC1が収容される。
【0003】供給ハンド55は、ローダ51に収容され
るトレー50内の未測定IC1を1個ずつ吸着して順次
供給シャトル56上に移送する。供給シャトル56は供
給ハンド55から受け取ったIC1を1個ずつ測定ハン
ド57の吸着位置S2に移送する。測定ハンド57は供
給シャトル56上のIC1を吸着した後、回転アーム6
0の回転により180度旋回して、吸着したIC1をI
Cソケット4(測定部)と対向する位置に移送する。続
いて、IC1をICソケット4に押し付けてコンタクト
させ、所定時間経過したら(即ち、IC1の電気的特性
の測定が終了したら)、IC1をICソケット4から離
脱させる。その後、回転アーム60の回転により180
度旋回して、吸着したIC1を収容シャトル58上に移
送する。収容シャトル58は測定ハンド57から測定済
みのIC1を受け取って、受け取ったIC1を1個ずつ
収容ハンド59の吸着位置S4に移送する。収容ハンド
59は収容シャトル58上のIC1を吸着して、良品と
判定されたIC1をアンローダ53に移送する一方、不
良品と判定されたIC1を分類ユニット54に移送す
る。ICソケット4は測定ハンド57の旋回軌道の直下
に配置され、図示省略のICテスタと電気的に接続され
ている。ICソケット4には接触子が設けられ、接触子
にICのリードが接触した状態においてIC1の電気的
特性が測定される。
【0004】次に、上記オートハンドラ各部の動作と処
理時間について図6を参照しながら説明する。供給ハン
ド55の動作は、供給シャトル56上からローダ51に
移動する工程、ローダ51のIC1を吸着する工程、ロ
ーダ51から供給シャトル56上に移動する工程、供給
シャトル56上でIC1の吸着を解除する工程からな
り、これら一連の動作を実行するのに1サイクルで3.
8秒を要する。つまり、ローダ51の未測定IC1を供
給シャトル56上に移送するのにIC1個あたり3.8
秒を要する。供給シャトル56の動作は、供給ハンド5
5の吸着解除位置S1から測定ハンド57の吸着位置S
2に移動する工程、測定ハンド57の吸着位置S2から
供給ハンド55の吸着解除位置S1に移動する工程から
なる。但し、供給シャトル56の場合には、供給ハンド
55からIC1を受け取るときや、測定ハンド57にI
C1を引き渡すときに、各々の位置S1・S2で停止が
必要になることから、1サイクルで2.4秒を要する。
つまり、供給ハンド55から受け取ったIC1を測定ハ
ンド57に引き渡すのにIC1個あたり2.4秒を要す
る。
【0005】測定ハンド57の動作は、供給シャトル5
6上のIC1を吸着する工程、供給シャトル56上から
ICソケット4の対向位置に回動する工程、吸着したI
C1をICソケット4にコンタクトさせる工程、ICソ
ケット4の対向位置から収容シャトル58上に回動する
工程、収容シャトル58上でIC1の吸着を解除する工
程からなり、これら一連の動作を実行するのに1サイク
ルで3.0秒を要する。つまり、IC1の電気的特性を
測定するのにIC1個あたり3.0秒を要する。なお、
両測定ハンド57は上記1サイクルの動作を交互に実行
し、待機中の測定ハンド57は稼働中の測定ハンド57
と共に回転動作のみを実行する。
【0006】収容シャトル58の動作は、測定ハンド5
7の吸着解除位置S3から収容ハンド59の吸着位置S
4に移動する工程、収容ハンド59の吸着位置S4から
測定ハンド57の吸着解除位置S3に移動する工程から
なる。収容シャトル58の場合にも、供給シャトル56
の場合と同様に、各々の位置S3・S4で停止が必要に
なることから、1サイクルで2.4秒を要する。つま
り、測定ハンド57から受け取ったIC1を収容ハンド
59に引き渡すのにIC1個あたり2.4秒を要する。
収容ハンド59の動作は、収容シャトル58上のIC1
を吸着する工程、収容シャトル58上からアンローダ5
3又は分類ユニット54に移動する工程、アンローダ5
3又は分類ユニット54でIC1の吸着を解除する工
程、アンローダ53又は分類ユニット54から収容シャ
トル58上に移動する工程からなり、これら一連の動作
を実行するのに1サイクルで3.8秒を要する。つま
り、測定済みのIC1を収容シャトル58からアンロー
ダ53又は分類ユニット54に移送するのにIC1個あ
たり3.8秒を要する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のオートハン
ドラでは、測定ハンド57が1サイクルの動作を実行す
るのに要する時間よりも、供給ハンド55や収容ハンド
59が1サイクルの動作を実行するのに要する時間の方
が長かったため、IC1個あたりの測定時間(IC1と
ICソケット4のコンタクト時間)をいくら短縮して
も、IC1個あたりの総処理時間を短縮できないという
問題点があった。つまり、測定時間が短いIC1の場合
には、供給ハンド55や収容ハンド59によるIC1の
移送処理がボトルネックとなって、測定ハンド57によ
るIC1の測定処理に待ちが生じ、オートハンドラ全体
としての処理効率が悪くなるという問題点があった。
【0008】本発明の課題は、オートハンドラによるデ
バイスの連続処理で、1デバイスあたりの総処理時間を
短縮することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、例えば、図1及び図2に示
すように、未測定のデバイス(例えば、IC1など)を
測定部(例えば、ICソケット4など)に移送し、前記
測定部での測定結果に基づいて測定済みのデバイスを分
類収容するオートハンドラ100であって、未測定のデ
バイスが複数載置されたトレー2を収容するローダ11
と、前記ローダのトレーを測定準備位置P1に移送する
供給シャトル12と、前記測定準備位置で待機する供給
シャトル上のトレーを把持し、把持したトレー内の未測
定デバイスをトレーに載置した状態のままで順次前記測
定部に移送すると共に、トレー内すべてのデバイスに対
して前記測定部での測定が終了したところで、トレーを
収容準備位置P2に移送する測定ステージ20と、前記
収容準備位置で前記測定ステージからトレーを受け取
り、受け取ったトレーを収容バッファP3に移送する収
容シャトル13と、前記収容バッファで待機する前記収
容シャトル上のトレーに載置される測定済みのデバイス
を前記測定部での測定結果に基づいて分類収容する分類
収容部(例えば、アンローダ15、分類ユニット16及
び収容ハンド14によって構成される分類収納部など)
とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項1記載の発明によれば、トレー内の
未測定デバイスをトレーに載置した状態のままで順次測
定部に移送する構成としたので、未測定デバイスを1個
ずつ測定部に移送する場合と比べて、未測定デバイスを
測定部に移送する際の1デバイスあたりの処理時間を大
幅に短縮できる。従って、測定時間が短いデバイスであ
っても、1デバイスあたりの測定時間を短縮することに
よって、1デバイスあたりの総処理時間を短縮できる。
また、供給シャトル、測定ステージ及び収容シャトルの
各々がトレーごとデバイスを移送するので、デバイスの
載せ替え作業を省略できる。従って、デバイスの外観不
良や静電破壊等の発生を低減できる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のオ
ートハンドラにおいて、例えば、図3に示すように、ト
レー2には、デバイスを収容する複数の凹部2aが設け
られ、各凹部の底面には、凹部に収容したデバイスのリ
ード3をトレー下方に臨ませる接続用開口部2bが設け
られていることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明によれば、トレーに複
数の凹部を設け、各凹部の底面に接続用開口部を設けた
ので、複数のデバイスを一度に移送できると共に、トレ
ーに収容した状態のままでデバイスの電気的特性を測定
できる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載のオートハンドラにおいて、例えば、図3に示すよ
うに、前記測定ステージ20は、トレー2を把持するト
レー把持部21と、前記トレー把持部を水平方向に移動
させるXYステージと、前記トレー把持部を昇降させる
エレベータとを備え、前記XYステージは前記トレー把
持部を水平方向に移動させることで、トレー内のデバイ
スを順次前記測定部に対向配置させ、前記エレベータは
前記トレー把持部を昇降させることで、前記測定部に対
向配置されたトレー内のデバイスを前記測定部に接離さ
せることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明によれば、XYステー
ジがトレー把持部を水平方向に移動させることで、トレ
ー内のデバイスが順次測定部に対向配置され、エレベー
タがトレー把持部を昇降させることで、測定部に対向配
置されたトレー内のデバイスが測定部に接離される。従
って、トレーに収容した状態のままで各デバイスを測定
部に移送できる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項3記載のオ
ートハンドラにおいて、例えば、図3に示すように、ト
レー2には被係合部(例えば、ガイド孔2eなど)が設
けられる一方、トレー把持部21には前記被係合部と係
合離脱自在な係合部(例えば、ガイドピン26など)が
設けられ、前記係合部と前記被係合部とが係合した状態
にて、トレーが前記トレー把持部に対して位置決めされ
ることを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明によれば、トレーに被
係合部を設ける一方、トレー把持部に被係合部と係合離
脱自在な係合部を設けたので、トレー把持部に対してト
レーを正確に位置決めできる。従って、トレー内のデバ
イスを測定部に正確に移送できる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載のオ
ートハンドラにおいて、例えば、図3に示すように、ト
レー把持部21には、前記係合部を有するベース部22
が設けられ、前記ベース部には、トレー2内の各デバイ
スをトレーに押え付けるコンタクトプッシャ25が取り
付けられていることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明によれば、コンタクト
プッシャがトレー内の各デバイスをトレーに押え付ける
ので、トレーから各デバイスがこぼれ落ちることを防止
できると共に、測定部に設けられる接触子等の接続部分
に各デバイスのリードを確実に接触させることができ
る。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載のオ
ートハンドラにおいて、例えば、図3に示すように、コ
ンタクトプッシャ25はトレー2内の各デバイス毎に設
けられ、各コンタクトプッシャは遊びを持った状態でベ
ース部22に取り付けられていることを特徴とする。
【0020】請求項6記載の発明によれば、各コンタク
トプッシャが遊びを持った状態でベース部に取り付けら
れているので、デバイスの収容位置に多少のばらつきが
あったとしても、そのばらつきを吸収でき、各コンタク
トプッシャで各デバイスを安定した状態で押え付けるこ
とができる。
【0021】請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何
れかに記載のオートハンドラにおいて、例えば、図1及
び図2に示すように、前記分類収容部は、良品と判定さ
れた測定済みのデバイスを収容するアンローダ15と、
不良品と判定された測定済みのデバイスを収容する分類
ユニット16と、収容バッファP3で待機する収容シャ
トル13上のトレー2に載置される測定済みのデバイス
の中で不良品と判定されたデバイスのみを取り出して前
記分類ユニットに移送する不良品移送手段(例えば、収
容ハンド14など)と、不良品と判定されたデバイスが
取り除かれて良品と判定されたデバイスのみが収容され
たトレーを、前記収容シャトルから前記アンローダに移
送する良品移送手段(例えば、収容ハンド14など)と
を備えることを特徴とする。
【0022】請求項7記載の発明によれば、不良品と判
定されたデバイスがトレーから取り除かれて分類ユニッ
トに収容される一方、良品と判定されたデバイスがトレ
ーに載置された状態のままアンローダに収容される。従
って、良品と判定されたデバイスをアンローダで載せ替
える作業を省略できる。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項7記載のオ
ートハンドラにおいて、不良品と判定されたデバイスが
前記不良品移送手段によって前記分類ユニットに移送さ
れた後に、不良品と判定されたデバイスが取り除かれて
生じたトレーの空き位置に良品と判定されたデバイスを
補充してトレー内を満杯状態とする補充手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0024】請求項8記載の発明によれば、不良品と判
定されたデバイスが取り除かれて生じたトレーの空き位
置に良品と判定されたデバイスが補充されるので、良品
と判定されたデバイスがアンローダのトレー内に隙間な
く充填される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。まず、構成を説明する。図1
及び図2に示すように、本発明に係るオートハンドラ1
00は、ローダ11、供給シャトル12、測定ステージ
20、収容シャトル13、収容ハンド14、アンローダ
15及び分類ユニット16により概略構成される。
【0026】ローダ11には、昇降自在に保持されたト
レー載置台11Aが設けられ、トレー載置台11A上に
は、未測定のIC1(デバイス)を複数収容したトレー
2が積み重ねて載置されている。ローダ11には、トレ
ー載置台11A上に積み重ねたトレー2の上端位置を検
出するトレー検出センサ(図示省略)が設けられると共
に、トレー載置台11A上に積み重ねた最上段のトレー
2を分離する分離機構が設けられている。分離機構は、
例えば、互いに対向配置された一対の支持アーム11
B、各支持アーム11Bを互いに近接離間する方向に水
平移動させるシリンダ装置(図示省略)などによって構
成される。例えば、トレー載置台11A上に積み重ねた
最上段のトレー2を分離する際には、先ず、最上段のト
レー2を支持アーム11Bの高さ位置に配置すべく、ト
レー検出センサの検出に基づいてトレー載置台11Aの
高さを調整する。次に、シリンダ装置の駆動により支持
アーム11Bを互いに近接させ、最上段のトレー2を支
持アーム11Bで狭持させる。次に、トレー載置台11
Aを下降させることで、最上段のトレー2をトレー載置
台11A上の他のトレー2から分離する。
【0027】供給シャトル12はトレー2を載置するト
レー載置部12Aを有し、ローダ11と測定ステージ2
0との間を往復する。供給シャトル12はローダ11の
分離機構によって分離された最上段のトレー2を受け取
って、受け取ったトレー2を測定ステージ20下方の測
定準備位置P1に移送する。そして、測定準備位置P1
でトレー載置部12A上のトレー2を引き渡し、引き渡
し終了後、次のトレー2を受け取りにローダ11に戻
る。測定ステージ20は測定準備位置P1で待機する供
給シャトル12上のトレー2を把持し、把持したトレー
2内の未測定IC1をトレー2に載置した状態のままで
順次ICソケット4(測定部)に移送する。そして、ト
レー2内すべてのIC1に対する測定が終了したところ
で、トレー2を収容準備位置P2に移送する。収容シャ
トル13はトレー2を載置するトレー載置部13Aを有
し、収容準備位置P2と収容バッファP3との間を往復
する。収容シャトル13は収容準備位置P2で測定ステ
ージ20からトレー2を受け取って、受け取ったトレー
2を収容バッファP3に移送する。そして、収容バッフ
ァP3でトレー載置部13A上のトレー2を引き渡し、
引き渡し終了後、次のトレー2を受け取りに収容準備位
置P2に戻る。
【0028】収容ハンド14は本発明に係る不良品移送
手段を構成していて、収容バッファP3で待機する収容
シャトル13上のトレー2に載置される測定済みIC1
の中で不良品と判定されたIC1のみを取り出して分類
ユニット16に移送する。また、収容ハンド14は本発
明に係る良品移送手段も兼ねており、不良品と判定され
たIC1が取り除かれて良品と判定されたIC1のみが
収容されたトレー2を、収容シャトル13からアンロー
ダ15に移送する。アンローダ15は昇降自在に保持さ
れたトレー載置台15Aを備える。アンローダ15は良
品と判定されたIC1のみが収容されたトレー2を収容
ハンド14より受け取って、受け取ったトレー2をトレ
ー載置台15A上に積み重ねて載置する。分類ユニット
16は不良品収容トレー16Aを備え、不良品収容トレ
ー16Aに不良品と判定されたIC1を収容する。つま
り、分類ユニット16、アンローダ15及び収容ハンド
14によって、本発明に係る分類収容部が構成されてい
る。
【0029】次に、測定ステージ20の構成を詳細に説
明する。
【0030】測定ステージ20は、トレー2を把持する
トレー把持部21、トレー把持部21を昇降するエレベ
ータ(図示省略)、トレー把持部21を水平方向に移動
させるXYステージ(図示省略)により概略構成され
る。エレベータはトレー把持部21を昇降させること
で、ICソケット4に対向配置されたトレー2内のIC
1をICソケット4に接離させる。エレベータは周知の
装置によって構成され、例えば、トレー把持部21を鉛
直方向に移動自在に支持する支持部、駆動源となるモー
タ、モータの出力軸の回転運動をトレー把持部21の昇
降運動に変換する動力伝達機構(例えば、ラック・ピニ
オン機構、ボールネジ機構)等によって構成される。X
Yステージはトレー把持部21を水平方向に移動させる
ことで、トレー2内のIC1を順次ICソケット4に対
向配置させる。XYステージは周知の装置によって構成
され、例えば、トレー把持部21を支持する支持部をX
軸方向(水平面内の一方向)に移動自在に保持するX軸
スライドテーブル、X軸スライドテーブルをY軸方向
(水平面内においてX軸と直交する方向)に移動自在に
保持するY軸スライドテーブル、駆動源となるX軸及び
Y軸モータ、X軸モータの出力軸の回転運動を支持部の
X軸方向への直線運動に変換するX軸動力伝達機構、Y
軸モータの出力軸の回転運動をX軸スライドテーブルの
Y軸方向への直線運動に変換するY軸動力伝達機構等に
よって構成される。
【0031】図3に示すように、トレー把持部21は、
ベース部22、コンタクトプッシャ25、開閉クランパ
24及びガイドピン26・27により概略構成される。
ベース部22は基板22Aの下面にプッシャベース22
Bを取り付けてなり、エレベータによって水平方向に移
動自在に保持されると共に、XYステージによって昇降
自在に保持されている。開閉クランパ24は一対の支持
アーム24aからなり、各支持アーム24aは揺動自在
な状態で基板22Aの各側端部に取り付けられている。
各支持アーム24aには図示省略のシリンダ装置が取り
付けられ、各シリンダ装置の駆動によって図3(a)の
状態と図3(B)の状態の各々に可逆的に回動変換可能
となっている。また、各支持アーム24aの先端部には
内側方に突出する係止部24bが設けられている。図3
(B)に示すように、各支持アーム24aの先端部が下
方を向いて開閉クランパ24が閉じた状態では、各支持
アーム24aの間に挟まれたトレー2が各支持アーム2
4a先端の係止部24bによって下方向への移動が規制
された状態となって、トレー2がトレー把持部21から
離脱不能な状態(つまり、トレー把持部21により把持
された状態)となる。この状態から、シリンダ装置の駆
動により支持アーム24aの先端部が互いに離間する方
向に回動して開閉クランパ24が開いた状態に変換され
ると、各係止部24bによる上記規制が解除されて、ト
レー2が解放された状態になる。ガイドピン26はプッ
シャベース22B下面から下方に向けて立設されてい
る。ガイドピン26は本発明に係る係合部を構成し、開
閉クランパ24でトレー2を把持したときに、トレー2
のガイド孔2e(被係合部)に嵌入される。これによっ
て、開閉クランパ24で把持されたトレー2がトレー把
持部21に対して位置決めされる。
【0032】コンタクトプッシャ25はその下端部が下
方に突出した状態で、かつ遊びを持った状態でベース部
22に取り付けられている。コンタクトプッシャ25は
トレー2の各凹部2a(後述)に対応して複数設けられ
ており、開閉クランパ24でトレー2を把持したとき
に、各コンタクトプッシャ25の下端部が各凹部2aに
嵌入することで、各凹部2a内のIC1をトレー2に押
し付ける構成となっている。各コンタクトプッシャ25
の下端部には、IC1のリード3をICソケット4の接
触子5に圧接させる圧接部25aが下方に突出する状態
で設けられ、各コンタクトプッシャ25上端のフランジ
部25bには、プッシャベース22Bの延出部22cを
上下に貫通する状態で、ガイドピン27が下方に向けて
立設されている。
【0033】ICソケット4(測定部)は測定ステージ
20の下方に配置され、ICテスタ(図示省略)と電気
的に接続されている。ICソケット4の上面隅部には、
上方に向けてガイドピン4aが立設されている。また、
ICソケット4の上面中央には一対の接触子5が上方に
突出する状態で設けられ、各接触子5にIC1のリード
3が接触した状態においてIC1の電気的特性が測定さ
れる。
【0034】トレー2は矩形板状に形成されて、複数段
に積み重ね可能に構成されている。トレー2には、IC
1を水平姿勢で収容する平面視矩形状の凹部2aが縦横
に並んで複数設けられ、各凹部2aの底面には、凹部2
aに収容したIC1を位置決めするリブ2fが突設され
ると共に、凹部2aに収容したIC1のリード3をトレ
ー2下方に臨ませる接続用開口部2bが設けられてい
る。従って、トレー2に収容した状態のままでIC1の
電気的特性を測定できる。また、トレー2には、トレー
把持部21の各ガイドピン26・27を通すガイド孔2
e・2cが上下に貫通する状態で設けられると共に、I
Cソケット4の各ガイドピン4aを通すガイド孔2dが
上下に貫通する状態で設けられている。
【0035】次に、測定ステージ20の動作を説明す
る。
【0036】先ず、測定準備位置P1で待機する供給シ
ャトル12上のトレー2を把持する。即ち、XYステー
ジがトレー把持部21を供給シャトル12上のトレー2
と対向する位置に水平移動させた後、エレベータがトレ
ー把持部21を下降させて、トレー把持部21の各ガイ
ドピン26・27をトレー2の各ガイド孔2e・2cに
嵌入させると同時に、各コンタクトプッシャ25の下端
部をトレー2の各凹部2aに嵌入させる。これによっ
て、トレー2がベース部22及び各コンタクトプッシャ
25に対して位置決めされると共に、トレー2の各凹部
2aに収容される各IC1が各々に対応するコンタクト
プッシャ25によって押え付けられる。この状態で、シ
リンダ装置の駆動により開閉クランパ24が閉じた状態
に変換され、これによって、図3(b)に示すように、
供給シャトル12上のトレー2がトレー把持部21に把
持された状態となる。
【0037】次に、トレー把持部21で把持したトレー
2内の各IC1を、トレー2に載せたままの状態で順次
ICソケット4に移送する。即ち、XYステージがトレ
ー把持部21を水平移動させることで、トレー2内のI
C1の何れか(以下、第1のICとする。)をICソケ
ット4と対向する位置に水平移動させた後、エレベータ
がトレー把持部21を下降させることで、前記第1のI
CをICソケット4に移送する。その際に、トレー2の
ガイド孔2dにICソケット4のガイドピン4aが嵌入
されて、前記第1のICがICソケット4に対して位置
決めされる。また、前記第1のICのリード3がICソ
ケット4の接触子5とコンタクトプッシャ25の圧接部
25aとの間に挟まれた状態となって、前記第1のIC
のリード3がICソケット4の接触子5に接触される。
この状態で前記第1のICの電気的特性が測定され、測
定が終了したら、エレベータがトレー把持部21を上昇
させることで、トレー2をICソケット4から離脱させ
る。その後、XYステージがトレー把持部21を水平移
動させることで、トレー2内の別のIC1(以下、第2
のICとする。)をICソケット4と対向する位置に水
平移動させ、前記第1のICと同様にして、前記第2の
ICをICソケット4に移送する。その後、上記一連の
動作を繰り返し、トレー2内の各IC1を順次ICソケ
ット4に移送する。
【0038】こうして、トレー2内すべてのIC1の電
気的特性を測定し終えたら、収容準備位置P2で待機す
る収容シャトル13上にトレー2を移送する。即ち、X
Yステージがトレー把持部21を収容シャトル13上に
水平移動させた後、エレベータがトレー把持部21を下
降させて、トレー2を収容シャトル13上に載置する。
その後、シリンダ装置の駆動により開閉クランパ24が
開いた状態に変換され、これによって、係止部24bに
よる係止が解除されて、トレー2が収容シャトル13上
で解放される。こうして、収容シャトル13上にトレー
2を移送し終えたら、次のトレー2を受け取りに測定準
備位置P1に移動する。
【0039】次に、上記オートハンドラ100によって
実行される各処理について図4を参照しながら説明す
る。
【0040】先ず、ローダ11から測定ステージ20に
トレー2を移送する処理が実行される。この処理は、供
給シャトル12がローダ11のトレー2を測定準備位置
P1に移送する工程、測定準備位置P1で待機する供給
シャトル12上のトレー2をトレー把持部21が把持す
る工程からなり、全体で3.0秒を要する。トレー2内
には複数の未測定IC1が収容されていることから、I
C1個あたりの処理時間は3.0秒未満となる。例え
ば、トレー2に収容されるIC1の数量を10個とした
場合、IC1個あたりの処理時間は0.3秒となる。
【0041】続いて、トレー2内の未測定IC1をIC
ソケット4に移送する処理が実行される。この処理は、
XYステージがトレー把持部21を水平方向に移動させ
てトレー2内のIC1の一つ(第1のIC)をICソケ
ット4に対向配置させる工程、エレベータがトレー把持
部21を下降させて前記第1のICをICソケット4に
移送する工程、前記第1のICをICソケット4にコン
タクトさせる工程(IC1の電気的特性を測定する工
程)、エレベータがトレー把持部21を上昇させてトレ
ー2をICソケット4から離脱させる工程、XYステー
ジがトレー把持部21を水平方向に移動させてトレー2
を原点位置に戻す工程からなり、これら一連の動作を実
行するのに1サイクルで3.0秒を要する。つまり、I
C1の電気的特性を測定するのにIC1個あたり3.0
秒を要する。この処理はトレー2内のIC1の数量分だ
け繰り返される。なお、図4ではトレー2内にIC1が
2個収容される場合のタイムチャートを例示したが、こ
れに限られるものではない。
【0042】次に、測定ステージ20から収容バッファ
P3にトレー2を移送する処理が実行される。この処理
は、トレー把持部21が収容シャトル13にトレー2を
引き渡す工程、収容シャトル13がトレー把持部21か
ら受け取ったトレー2を収容バッファP3に移送する工
程からなり、全体で3.0秒を要する。トレー2内には
複数の未測定IC1が収容されていることから、IC1
個あたりの処理時間は3.0秒未満となる。
【0043】次に、前述した、ローダ11から測定ステ
ージ20にトレー2を移送する処理が実行され、この処
理に続いて、トレー2内の各未測定IC1をICソケッ
ト4に移送する処理、測定ステージ20から収容バッフ
ァP3にトレー2を移送する処理が順次実行される。
【0044】また、トレー2内の各未測定IC1をIC
ソケット4に移送する処理が終了すると、ローダ11か
ら測定ステージ20にトレー2を移送する上記処理と同
時に、収容バッファP3で待機する収容シャトル13上
のトレー2に載置される測定済みIC1の中で不良品と
判定されたIC1を取り出して分類ユニット16に移送
する処理が開始される。この処理は、収容ハンド14が
収容シャトル13上のIC1を吸着する工程、収容ハン
ド14が収容シャトル13上から分類ユニット16に移
動する工程、収容ハンド14が分類ユニット16でIC
1の吸着を解除する工程からなり、これら一連の動作を
実行するのに1サイクルで2.6秒を要する。この処理
は不良品と判定されたIC1がトレー2からすべて取り
除かれるまで繰り返される。
【0045】不良品と判定されたIC1を分類ユニット
16に移送する処理が終了したら、良品と判定されたI
C1のみが収容されたトレー2を収容シャトル13から
アンローダ15に移送する処理が実行される。この処理
は、収容ハンド14が収容シャトル13上のトレー2を
吸着する工程、収容ハンド14が収容シャトル13上か
らアンローダ15に移動する工程、収容ハンド14がア
ンローダ15でトレー2の吸着を解除する工程からな
り、これら一連の動作を実行するのに1サイクルで3.
0秒を要する。トレー2内には複数の測定済みIC1が
収容されていることから、IC1個あたりの処理時間は
3.0秒未満となる。
【0046】このように、この実施の形態のオートハン
ドラ100によれば、トレー2内の未測定IC1をトレ
ー2に載置した状態のままで順次ICソケット4に移送
する構成としたので、未測定IC1を1個ずつICソケ
ット4に移送する場合と比べて、IC1個あたりの移送
時間を大幅に短縮できる。また、供給シャトル12、収
容シャトル13及び収容ハンド14の各々によるIC1
個あたりの移送時間が、測定ステージ20によるIC1
個あたりの測定時間よりも短くなるので、IC1個あた
りの測定時間を短縮することにより、IC1個あたりの
総処理時間を短縮できる。また、供給シャトル12、測
定ステージ20及び収容シャトル13の各々がトレー2
ごとIC1を移送する構成としたので、IC1の載せ替
え作業を省略できる。従って、IC1の外観不良や静電
破壊等の発生を防止できる。また、不良品と判定された
IC1がトレー2から取り除かれて分類ユニット16に
収容される一方、良品と判定されたIC1がトレー2に
載置された状態のままアンローダ15に収容される構成
としたので、良品と判定されたIC1をアンローダ15
で載せ替える作業を省略できる。
【0047】また、トレー2にガイド孔2e・2cを設
ける一方、トレー把持部21にガイド孔2e・2cと係
合離脱自在なガイドピン26・27を設けたので、トレ
ー把持部21に対してトレー2を正確に位置決めでき
る。また、コンタクトプッシャ25がトレー2内の各I
C1をトレー2に押え付ける構成としたので、トレー2
から各IC1がこぼれ落ちることを防止できると共に、
IC1のリード3をICソケット4の接触子5に確実に
接触させることができる。また、各コンタクトプッシャ
25が遊びを持った状態でベース部22に取り付けられ
ているので、IC1の収容位置に多少のばらつきがあっ
たとしても、そのばらつきを吸収でき、各コンタクトプ
ッシャ25で各IC1を安定した状態で押え付けること
ができる。
【0048】なお、本発明はこの実施の形態のオートハ
ンドラ100に限られるものではなく、これ以外にも種
々のバリエーションが有り得る。例えば、この実施の形
態では、ICソケット4の数を単数としたが、複数とす
ることも可能である。例えば、トレー2に収容されるI
C1の数量分だけICソケット4を設けるようにしても
よい。また、この実施の形態では、不良品と判定された
IC1が取り除かれて良品と判定されたIC1のみとな
ったトレー2をそのままアンローダ15に収容する構成
としたが、例えば、不良品と判定されたIC1が取り除
かれて生じたトレー2の空き位置に良品と判定されたI
C1を補充してトレー2内を満杯状態としてからトレー
2をアンローダ15に収容する構成とすることも可能で
ある。その場合、良品と判定されたIC1のみが収容さ
れるトレー2を一時的に留保する良品留保部を収容バッ
ファP3の近傍に設け、良品留保部に留保されるトレー
2内のIC1を補充用のICとして用いる。また、良品
留保部へのトレー2の移送や、良品留保部から収容バッ
ファP3へのIC1の移送には収容ハンド14を用い
る。即ち、本発明に係る補充手段を良品留保部及び収容
ハンド14によって構成する。このような構成によれ
ば、良品と判定されたIC1をアンローダ15のトレー
2内に隙間なく充填できる。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、未測定デ
バイスを1個ずつ測定部に移送する場合と比べて、未測
定デバイスを測定部に移送する際の1デバイスあたりの
処理時間を大幅に短縮できる。従って、測定時間が短い
デバイスであっても、1デバイスあたりの測定時間を短
縮することによって、1デバイスあたりの総処理時間を
短縮できる。また、供給シャトル、測定ステージ及び収
容シャトルの各々がトレーごとデバイスを移送するの
で、デバイスの載せ替え作業を省略できる。従って、デ
バイスの外観不良や静電破壊等の発生を低減できる。
【0050】請求項2記載の発明によれば、複数のデバ
イスを一度に移送できると共に、トレーに収容した状態
のままでデバイスの電気的特性を測定できる。請求項3
記載の発明によれば、トレーに収容した状態のままで各
デバイスを測定部に移送できる。請求項4記載の発明に
よれば、トレー把持部に対してトレーを正確に位置決め
できる。
【0051】請求項5記載の発明によれば、トレーから
各デバイスがこぼれ落ちることを防止できると共に、測
定部に設けられる接触子等の接続部分に各デバイスのリ
ードを確実に接触させることができる。請求項6記載の
発明によれば、デバイスの収容位置に多少のばらつきが
あったとしても、そのばらつきを吸収でき、各コンタク
トプッシャで各デバイスを安定した状態で押え付けるこ
とができる。請求項7記載の発明によれば、良品と判定
されたデバイスをアンローダで載せ替える作業を省略で
きる。請求項8記載の発明によれば、良品と判定された
デバイスをアンローダのトレー内に隙間なく充填でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態のオートハンド
ラの概略構成を示す平面図である。
【図2】同、正面図である。
【図3】測定ステージの動作説明図である。
【図4】図1のオートハンドラで実行される各処理のタ
イムチャートである。
【図5】従来のオートハンドラの一構成例を示す平面図
である。
【図6】図5のオートハンドラで実行される各処理のタ
イムチャートである。
【符号の説明】
1 IC(デバイス) 2 トレー 2a 凹部 2b 接続用開口部 2c、2e ガイド孔(被係合部) 3 リード 4 ICソケット(測定部) 5 接触子 11 ローダ 12 供給シャトル 13 収容シャトル 14 収容ハンド 15 アンローダ 16 分類ユニット 20 測定ステージ 21 トレー把持部 22 ベース部 24 開閉クランパ 25 コンタクトプッシャ 26、27 ガイドピン(係合部) 100 オートハンドラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未測定のデバイスを測定部に移送し、前記
    測定部での測定結果に基づいて測定済みのデバイスを分
    類収容するオートハンドラであって、 未測定のデバイスが複数載置されたトレーを収容するロ
    ーダと、 前記ローダのトレーを測定準備位置に移送する供給シャ
    トルと、 前記測定準備位置で待機する供給シャトル上のトレーを
    把持し、把持したトレー内の未測定デバイスをトレーに
    載置した状態のままで順次前記測定部に移送すると共
    に、トレー内すべてのデバイスに対して前記測定部での
    測定が終了したところで、トレーを収容準備位置に移送
    する測定ステージと、 前記収容準備位置で前記測定ステージからトレーを受け
    取り、受け取ったトレーを収容バッファに移送する収容
    シャトルと、 前記収容バッファで待機する前記収容シャトル上のトレ
    ーに載置される測定済みのデバイスを前記測定部での測
    定結果に基づいて分類収容する分類収容部とを備えるこ
    とを特徴とするオートハンドラ。
  2. 【請求項2】トレーには、デバイスを収容する複数の凹
    部が設けられ、各凹部の底面には、凹部に収容したデバ
    イスのリードをトレー下方に臨ませる接続用開口部が設
    けられていることを特徴とする請求項1記載のオートハ
    ンドラ。
  3. 【請求項3】前記測定ステージは、 トレーを把持するトレー把持部と、 前記トレー把持部を水平方向に移動させるXYステージ
    と、 前記トレー把持部を昇降させるエレベータとを備え、 前記XYステージは前記トレー把持部を水平方向に移動
    させることで、トレー内のデバイスを順次前記測定部に
    対向配置させ、 前記エレベータは前記トレー把持部を昇降させること
    で、前記測定部に対向配置されたトレー内のデバイスを
    前記測定部に接離させることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のオートハンドラ。
  4. 【請求項4】トレーには被係合部が設けられる一方、 前記トレー把持部には前記被係合部と係合離脱自在な係
    合部が設けられ、 前記係合部と前記被係合部とが係合した状態にて、トレ
    ーが前記トレー把持部に対して位置決めされることを特
    徴とする請求項3記載のオートハンドラ。
  5. 【請求項5】前記トレー把持部には、前記係合部を有す
    るベース部が設けられ、前記ベース部には、トレー内の
    各デバイスをトレーに押え付けるコンタクトプッシャが
    取り付けられていることを特徴とする請求項4記載のオ
    ートハンドラ。
  6. 【請求項6】前記コンタクトプッシャはトレー内の各デ
    バイス毎に設けられ、各コンタクトプッシャは遊びを持
    った状態で前記ベース部に取り付けられていることを特
    徴とする請求項5記載のオートハンドラ。
  7. 【請求項7】前記分類収容部は、 良品と判定された測定済みのデバイスを収容するアンロ
    ーダと、 不良品と判定された測定済みのデバイスを収容する分類
    ユニットと、 前記収容バッファで待機する前記収容シャトル上のトレ
    ーに載置される測定済みのデバイスの中で不良品と判定
    されたデバイスのみを取り出して前記分類ユニットに移
    送する不良品移送手段と、 不良品と判定されたデバイスが取り除かれて良品と判定
    されたデバイスのみが収容されたトレーを、前記収容シ
    ャトルから前記アンローダに移送する良品移送手段とを
    備えることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の
    オートハンドラ。
  8. 【請求項8】不良品と判定されたデバイスが前記不良品
    移送手段によって前記分類ユニットに移送された後に、
    不良品と判定されたデバイスが取り除かれて生じたトレ
    ーの空き位置に、良品と判定されたデバイスを補充して
    トレー内を満杯状態とする補充手段を備えることを特徴
    とする請求項7記載のオートハンドラ。
JP2000392773A 2000-12-25 2000-12-25 オートハンドラ Withdrawn JP2002196038A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000392773A JP2002196038A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 オートハンドラ
US09/988,361 US20020079882A1 (en) 2000-12-25 2001-11-19 Autohandler and testing method
KR1020010084205A KR20020053000A (ko) 2000-12-25 2001-12-24 오토핸들러 및 측정방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000392773A JP2002196038A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 オートハンドラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002196038A true JP2002196038A (ja) 2002-07-10

Family

ID=18858711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000392773A Withdrawn JP2002196038A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 オートハンドラ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20020079882A1 (ja)
JP (1) JP2002196038A (ja)
KR (1) KR20020053000A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100522089B1 (ko) * 2003-01-29 2005-10-18 미래산업 주식회사 번인테스터용 소팅 핸들러 및 그 제어방법
JP2007163453A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Optopac Co Ltd イメージセンサーパッケージの検査装置、その検査ユニット及び検査方法
KR100788733B1 (ko) 2005-12-05 2007-12-26 에버테크노 주식회사 편광필름 검사장치 및 방법
JP2009139221A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Yokogawa Electric Corp オートハンドラ

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100652417B1 (ko) * 2005-07-18 2006-12-01 삼성전자주식회사 인-트레이(In-tray) 상태의 반도체 패키지 검사장치및 검사방법
KR100934030B1 (ko) * 2005-12-15 2009-12-28 (주)테크윙 테스트핸들러
DE102007032559B4 (de) * 2007-07-12 2010-09-09 Multitest Elektronische Systeme Gmbh Verschlussmechanismus für Drucktestkammern zum Testen von elektronischen Bauelementen, insbesonder IC's
KR100866364B1 (ko) * 2007-07-31 2008-11-03 미래산업 주식회사 테스트 핸들러, 상기 테스트 핸들러를 이용한 테스트트레이이송방법 및 반도체 소자 제조방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100522089B1 (ko) * 2003-01-29 2005-10-18 미래산업 주식회사 번인테스터용 소팅 핸들러 및 그 제어방법
KR100788733B1 (ko) 2005-12-05 2007-12-26 에버테크노 주식회사 편광필름 검사장치 및 방법
JP2007163453A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Optopac Co Ltd イメージセンサーパッケージの検査装置、その検査ユニット及び検査方法
JP2009139221A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Yokogawa Electric Corp オートハンドラ

Also Published As

Publication number Publication date
US20020079882A1 (en) 2002-06-27
KR20020053000A (ko) 2002-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100301750B1 (ko) 반도체디바이스용트레이꺼내기장치및반도체디바이스용트레이수납장치
JP4928470B2 (ja) 電子部品ハンドリング装置、電子部品試験装置、及び電子部品の試験方法
US20110199113A1 (en) Insert containing apparatus for semiconductor package
JP2011145307A (ja) テストハンドラー
JPWO2003075027A1 (ja) 電子部品検査装置
JP2002196038A (ja) オートハンドラ
EP0177558A1 (en) HANDLING OF INTEGRATED CIRCUITS.
WO2008050443A1 (fr) Plateau client et appareil de test de composant électronique
TWI396847B (zh) Embedded devices, trays and electronic parts test equipment
JP3639432B2 (ja) トレイ収納・供給装置
TW200831920A (en) Electronic component testing apparatus
KR100412151B1 (ko) 핸들러용 트레이 이송장치
JP2652711B2 (ja) 半導体検査装置及び検査方法
JP2002168907A (ja) 電子部品用トレイ保持装置および電子部品試験装置
JP2000206194A (ja) 電子部品基板試験用トレイおよび電子部品基板の試験装置
JP2002311087A (ja) 部品試験装置
JPH0721611U (ja) Ic収容トレイをラックに格納するオートハンドラ
JP2003267552A (ja) 部品取り出し方法および部品収納装置
KR100305661B1 (ko) 핸들러의가동트랙구동장치
WO2007083357A1 (ja) 電子部品試験装置及び電子部品の試験方法
JP2000356666A (ja) 電子部品試験用トレイ搬送装置、電子部品の試験装置および試験方法
JP2004170337A (ja) Icパッケージトレイ、icテスト装置およびテスト方法
JP2004354244A (ja) テストハンドラー及びその制御方法
JP3003566B2 (ja) Icデバイスの移載装置
JP2002170833A (ja) ウエハチップマウント方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20041001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050329

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050329

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070130