JP2002170833A - ウエハチップマウント方法及び装置 - Google Patents

ウエハチップマウント方法及び装置

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JP2002170833A
JP2002170833A JP2000368665A JP2000368665A JP2002170833A JP 2002170833 A JP2002170833 A JP 2002170833A JP 2000368665 A JP2000368665 A JP 2000368665A JP 2000368665 A JP2000368665 A JP 2000368665A JP 2002170833 A JP2002170833 A JP 2002170833A
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chip
wafer
lead frame
mounting
wafer chip
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Seiji Ishikawa
誠二 石川
Ken Ogata
憲 小潟
Kimihiro Eto
公博 衛藤
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Ebara Corp
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の所要平面積が小さくでき、装置が不具
合で停止することがあってもウエハチップの接着不良が
生じることなく、クリーンルームのワーキングゾーンに
沿ってより多くの装置を配置できるチップマウンタ方法
及び装置を提供すること。 【解決手段】 ダイシング済みウエハチップ109を貼
りつけたフィルム110を該フィルムを、該ウエハチッ
プ109を下方にして装着したウエハ装着テーブル10
0と、フィルム110から下方に剥離したウエハチップ
109を受取り、リードフレーム搬送ユニット300で
搬送され下方の所定の位置215に位置決めされたリー
ドフレーム310のチップ実装位置に接着材を付加し、
該接着材にウエハチップ109を実装するチップマウン
ト機構200を具備するチップマウンタ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造設備の
一部を構成するウエハチップをリードフレームのチップ
実装位置に実装するチップマウント方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のチップマウンタ装置は、
フィルムに貼り付けられたダイシング済みウエハチップ
を該フィルムが下方、ウエハチップが上方に位置するよ
うにウエハ装着テーブルに装着し、ウエハチップをフィ
ルムから上方に剥離し、該ウエハチップを所定位置に位
置決め待機しているリードフレームのチップ実装位置に
搬送するように構成されている。そのためリードフレー
ム及びウエハチップの各搬送ユニット等を水平方向に配
置する必要があり、装置の所要面積が大きくなるという
問題があった。
【0003】また、ウエハチップをフィルムから剥離す
る位置と、リードフレームのチップ実装位置までが離れ
ており、ウエハチップを保持したチップマウント機構が
長い距離を移動しなければならず、移動に時間がかかる
という問題があった。この移動距離はウエハが300m
m等大径化すると更に増大し、更に多くの時間を要する
ことになる。
【0004】また、ウエハチップをリードフレームに接
着して装着する際に、リードフレームのチップ実装位置
の数箇所前(3〜4箇所前)から接着材を付加するの
で、装置が不具合で停止すると、すでに接着材を付加し
たチップ実装位置では接着材が乾燥し、ウエハチップの
接着不良が生じ、リードフレーム及びウエハチップを破
棄しなければならない場合があった。
【0005】また、装置の所要面積が大きいため、段取
り替えやメカ調整や修理等人手を要する作業、装置周囲
に2〜4側面の作業スペースが必要になる。また、装置
周囲に作業スペースを設けない場合には、装置の間口を
大きく奥行を小さくし、間口方向から人手作業が可能な
装置とする必要があり、クリーンルームのワーキングゾ
ーンに沿ってより多くの装置を配置できないという問題
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたもので、上記問題点を除去し、装置の所要
平面積が小さくでき、装置が不具合で停止することがあ
ってもウエハチップの接着不良が生じることなく、クリ
ーンルームのワーキングゾーンに沿ってより多くの装置
を配置できるチップマウント方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明は、フィルムに貼り付けられたダ
イシング済みのウエハチップをウエハ装着テーブルに該
フィルムを上方、該ウエハチップを下方にして装着して
搬送位置決めし、該ウエハチップをフィルムから下方に
剥離し、該剥離したウエハチップをウエハ装着テーブル
の下方の所定位置に待機するリードフレームのチップ実
装位置に実装することを特徴とする。
【0008】上記のようにウエハチップをフィルムから
下方に剥離し、該剥離したウエハチップをウエハ装着テ
ーブルの下方の所定位置に待機するリードフレームのチ
ップ実装位置に実装するので、ウエハ装着テーブルやウ
エハチップをフィルムから剥離し、リードフレームに装
着するチップマウント機構及びリードフレームを搬送位
置決めするリードフレーム搬送ユニットを階層構造に配
置することが容易となり、装置を構成した際、その平面
積を小さくできる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のウエハチップマウント方法において、剥離したウエハ
チップを水平軸のまわりに反転させて、リードフレーム
のチップ実装位置に実装することを特徴とする。
【0010】上記のように剥離したウエハチップを水平
軸のまわりに反転させて、下方に待機するリードフレー
ムのチップ実装位置に移送するので、移送機構に簡単な
構成で安定した動作ができる機構を採用できる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、リードフ
レームをウエハチップを実装する所定位置に位置決めし
た後、該リードフレームのチップ実装位置に接着材を付
加し、該リードフレームの位置送りを行わず該接着材を
付加したチップ実装位置にウエハチップを実装すること
を特徴とする。
【0012】上記のようにチップ実装位置に接着材を付
加し、該リードフレームの位置送りを行わずウエハチッ
プを実装することにより、接着材を付加したままリード
フレームの送りがないから、該リードフレームの送りに
不具合が生じて、送りが実行できない場合でも、接着材
乾燥によりウエハチップの実装不良が発生する恐れがな
くなる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、フィルム
に貼り付けられたダイシング済みウエハチップを装着し
該個々のウエハチップを所定の剥離する位置に搬送位置
決めするウエハ装着テーブルと、リードフレームを搬送
しそのチップ実装位置をウエハチップを実装する所定の
位置に搬送位置決めし、ウエハチップを満実装した後の
リードフレームを搬送して格納するリードフレーム搬送
ユニットと、ウエハチップを前記剥離する位置で受取り
位置決めし、リードフレームのチップ実装位置に接着材
を付加し、該接着材を付加したチップ実装位置にウエハ
チップを実装するチップマウント機構を具備するウエハ
チップマウンタ装置において、ウエハ装着テーブルは、
ダイシング済みのウエハチップを貼り付けているフィル
ムを上方、該ウエハチップを下方にして装着するように
構成され、チップマウント機構は、ウエハチップをフィ
ルムから下方に剥離し、リードフレーム搬送ユニットで
下方の所定の位置に待機しているリードフレームの接着
材が付加されているチップ実装位置に実装するように構
成されていることを特徴とする。
【0014】上記のように、チップマウント機構はウエ
ハ装着テーブルにフィルムを上方に、ウエハチップを下
方に装着し、ウエハチップをフィルムから下方に剥離す
るので、該剥離したウエハチップを位置決めし、ウエハ
装着テーブルの下方の所定の位置に待機しているリード
フレームの接着材が付加されているチップ実装位置に実
装するように構成したので、該チップマウント機構を簡
単な構成とすることができる。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、フィルム
に貼り付けられたダイシング済みウエハチップを装着し
該個々のウエハチップを所定の剥離する位置に搬送位置
決めするウエハ装着テーブルと、リードフレームを搬送
しそのチップ実装位置をウエハチップを実装する所定の
位置に搬送位置決めし、ウエハチップを満実装した後の
リードフレームを搬送して格納するリードフレーム搬送
ユニットと、ウエハチップを剥離する位置で受取り位置
決めし、リードフレームのチップ実装位置に接着材を付
加し、該接着材を付加したチップ実装位置にウエハチッ
プを実装するチップマウント機構を具備するウエハチッ
プマウンタ装置において、チップマウント機構はリード
フレーム搬送ユニットで搬送されウエハチップを実装す
る所定位置に位置決めされたリードフレームのチップ実
装位置に接着材を付加した直後に該チップ実装位置にウ
エハチップを実装するように構成されていることを特徴
とする。
【0016】上記のようにチップ実装位置に接着材を付
加した直後に該チップ実装位置にウエハチップを実装す
るので、接着材が付加されたままのチップ実装位置が存
在することがないから、装置が不具合で停止した場合で
も、接着材が乾燥し、接着不良となるウエハチップの発
生はなくなる。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
又は5に記載のウエハチップマウンタ装置において、チ
ップマウント機構はチップ装着ヘッドと接着材付加ヘッ
ドを有し、該チップ装着ヘッドと接着材付加ヘッドはそ
れぞれ相互に固定され共通の軸のまわりに回転運動する
アームに固定されていることを特徴とする。
【0018】上記のようにチップ装着ヘッドと接着材付
加ヘッドはそれぞれ相互に固定され共通の軸のまわりに
回転運動するアームに固定されているので、該アームの
軸まわりの回転運動により、所定位置に位置決めされた
リードフレームのチップ実装位置に接着材付加ヘッドで
接着材を付加した直後に該チップ実装位置にウエハチッ
プを実装することが簡単な構成で容易に実行できる。
【0019】また、請求項7に記載の発明は、請求項4
又は5又は6に記載のウエハチップマウンタ装置におい
て、ウエハチップマウンタ装置は階層構成となってお
り、上部にウエハ装着テーブル、下部にリードフレーム
搬送ユニット、ウエハ装着テーブルとリードフレーム搬
送ユニットの中間にチップマウント機構を配置したこと
を特徴とする。
【0020】上記のように装置を階層構成とし、上部に
ウエハ装着テーブル、下部にリードフレーム搬送ユニッ
ト及びチップマウント機構を配置したので、装置の平面
積を小さくすることが可能となる。
【0021】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載のウエハチップマウンタ装置において、上部のウ
エハ装着テーブルと、下部のリードフレーム搬送ユニッ
トの間に前記フィルムから剥離されたウエハチップを搬
送するための開口を設けた仕切板を設けたことを特徴と
する。
【0022】上記のように上部と下部の間に仕切板を設
けたことにより、上部からのパーティクル等がリードフ
レーム上へ落下するのを防止することができる。
【0023】また、請求項9に記載の発明は、請求項7
又は8に記載のウエハチップマウンタ装置において、上
部のウエハ装着テーブルを上方に跳ね上げる跳上機構を
設けたことを特徴とする。
【0024】上記のように上段のウエハ装着テーブルを
上方に跳ね上げる跳上機構を設けたので、ウエハ装着テ
ーブルとリードフレーム搬送ユニットを上下に配置して
も、上部のウエハ装着テーブルを跳ね上げることによ
り、下部のリードフレーム搬送ユニット及びチップマウ
ント機構を構成する部品の目視や手を触れることがで
き、ワークの投入、段取り替え、メカ調整、修理等の作
業が容易となり、装置の使い勝手が良くなる。
【0025】また、請求項10に記載の発明は、請求項
9に記載のウエハチップマウンタ装置において、ウエハ
装着テーブルは上方に跳ね上げた状態で、ウエハチップ
を剥離した後のフィルムの除去及びフィルムに貼られた
ダイシング済みのウエハチップの装着ができるように構
成されていることを特徴とする。
【0026】上記のようにウエハ装着テーブルは上方に
跳ね上げた状態で、ウエハチップを剥離した後のフィル
ムの除去及びフィルムに貼られたダイシング済みのウエ
ハチップの装着ができるように構成されているので、フ
ィルムの除去及びダイシング済みのウエハチップの装着
が容易で、且つ該フィルムの除去及びダイシング済みの
ウエハチップの装着のために水平方向にスペースを取る
必要がない。
【0027】また、請求項11に記載の発明は、請求項
4乃至10のいずれか1項に記載のウエハチップマウン
タ装置において、リードフレーム搬送ユニットを構成す
る搬送機構はU字状に配置され、ウエハチップ未実装の
リードフレーム搬入口とウエハチップ実装済みのリード
フレームの搬出口を同方向側に配置したことを特徴とす
る。
【0028】上記のようにリードフレーム搬送ユニット
を構成する搬送機構をU字状に配置し、ウエハチップ未
装着のリードフレーム搬入口とウエハチップ実装済みの
リードフレーム搬出口を同方向側に配置することによ
り、同一方向側、即ち間口(正面)から装置を使用でき
る。
【0029】また、請求項12に記載の発明は、請求項
4乃至11のいずれか1項に記載のウエハチップマウン
タ装置において、ウエハチップマウンタ装置は平面形状
が矩形状であり装置間口寸法を装置奥行き寸法より小さ
くしたことを特徴とする。
【0030】上記のようにウエハチップマウンタ装置を
間口寸法を装置奥行き寸法より小さくしたので、例えば
クリーンルームのワーキングゾーンに対して、より多く
の装置を配置することが可能となる。
【0031】また、請求項13に記載の発明は、請求項
12に記載のウエハチップマウンタ装置において、リー
ドフレーム搬入口とリードフレーム搬出口は装置奥行き
寸法より小さい横幅の装置間口側にあることを特徴とす
る。
【0032】上記のようにリードフレーム搬入口とリー
ドフレーム搬出口は横幅の装置間口側にあるので、装置
間口側、例えばクリーンルームのワーキングゾーン側か
らウエハチップ未装着のリードフレーム搬入とウエハチ
ップ実装済みのリードフレーム搬出が可能となり、使い
勝手が良くなる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて説明する。図1乃至図3は本発明に係るチ
ップマウンタ装置の構成を示す図で、図1は側面構成を
示す図、図2は図1のA−A断面を示す図、図3は図1
のB−B断面を示す図である。本チップマウンタ装置は
上段C、中段D、下段Eからなり、上段Cにはウエハ装
着テーブル100を配置し、中段Dにはチップマウント
機構200とリードフレーム搬送ユニット300とを配
置し、下段には制御盤400を配置している。また、本
チップマウンタ装置は、図2に示すように水平断面が矩
形状で、その間口(前面)寸法Fが奥行寸法Gより小さ
く(F<G、例えばF=600mm、G=900)して
いる。
【0034】上段Cは、ヒンジ機構101で跳ね上げ可
能に構成されている。ウエハ装着テーブル100は2台
のサーボモータ102、103によりねじ軸104、1
05を回転させることにより、水平面内のX軸、Y軸方
向に移動するX/Y軸駆動機構を有している。また、ウ
エハ装着テーブル100にはヒンジ機構106を介して
リングホルダ107が開閉自在に設けられており、リン
グホルダ107でウエハリング108を保持できるよう
になっている。該ウエハリング108には図4に示すよ
うにダイシング済みの多数のウエハチップ109を貼り
つけたフィルム110が装着されている。
【0035】ウエハリング108をウエハ装着テーブル
100に装着するには、上段Cをヒンジ機構101を介
して上方に跳ね上げ、リングホルダ107をヒンジ機構
106を介して開き、ウエハリング108を挿入して、
リングホルダ107をを閉じることにより行う。この時
フィルム110が上方、ウエハチップ109が下方にな
るように挿入する。また、上段Cの中心部には後に詳述
するようにフィルム110に貼り付けられた個々のウエ
ハチップ109を押圧するピンを有するピックアウトヘ
ッド112を具備するチップ剥離機構111が配置され
ている。X/Y軸駆動機構のサーボモータ102、10
3を駆動することにより、任意のウエハチップ109を
該チップ剥離機構111のピックアウトヘッド112の
真下の位置、即ちチップ剥離位置113に位置させるこ
とができる。なお、ウエハチップ109が剥離されたフ
ィルムが装着されたウエハリング108も上段Cを跳ね
上げ、リングホルダ107を開いて取出すことができ
る。
【0036】また、上段Cと中段Dの間にはフィルム1
10から剥離されたウエハチップ109を搬送するため
の開口(図示せず)を設けた仕切板114を配置し、上
段Cからのパーティクル等が中段Dに落下しないように
している。
【0037】中段Dに配置されたチップマウント機構2
00は、チップ移送部201とチップマウント部210
を具備する。チップ移送部201は上記チップ剥離機構
111によりフィルム110から剥離されたウエハチッ
プ109を受取るチップ受取りヘッド202と、該チッ
プ受取りヘッド202を回転軸203を中心に180°
回動させる回動機構204を具備する。チップ剥離機構
111のピックアウトヘッド112で剥離したウエハチ
ップ109を該チップ受取りヘッド202により真下で
受取り(真空吸着)、180°回転してチップ位置決め
台205に移送し、載置することにより、ウエハチップ
109を位置決めするように構成されている。
【0038】また、チップマウント部210はリードフ
レーム搬送ユニット300で搬送され所定位置に位置決
めされているリードフレームのチップ実装位置に接着材
を付加する接着材付加ヘッド211とチップ位置決め台
205のチップを受取り(真空吸着)、該接着材が付加
されたチップ実装位置に移送して実装するチップ装着ヘ
ッド212を具備している。該接着材付加ヘッド211
とチップ装着ヘッド212は回動軸213に90°(直
角)の間隔を持って支持されており、回動機構214に
より該回動軸213を中心に水平面内で時計及び反時計
方向に回動するように構成されている。
【0039】チップマウント部210は接着材付加ヘッ
ド211でウエハチップを実装するための所定の位置2
15に位置決めされたリードフレームのチップ実装位置
に接着材を付加すると同時に、チップ装着ヘッド212
でチップ位置決め台205上のウエハチップ109を受
取る(真空吸着)。次に回動軸213を中心に回転する
ことにより、接着材付加ヘッド211は90°回転して
離間すると同時にチップ装着ヘッド212は、接着材が
付加されたリードフレームのチップ実装位置にウエハチ
ップ109を移送し実装(接着)する。
【0040】リードフレーム搬送ユニット300は後に
詳述するように、ウエハチップ109が実装されていな
い未実装リードフレームを多数収容したフレームマガジ
ン302を搭載するフレームロードストレージ301、
該フレームロードストレージ301を手前から奥へ手動
で押し込むのを案内するガイドレール307、該ガイド
レール307に平行に配置されたフレームフィーダ30
3、フレームマガジン302に収容されている個々のリ
ードフレームを該フレームフィーダ303に移載するフ
レーム搬送機構304、該フレームフィーダ303から
のリードフレームを受けるリードフレーム受け台34
5、ウエハチップ109が実装されたチップ実装済みリ
ードフレームを収容するフレームマガジン305及び該
フレームマガジン305を昇降するマガジンリフタ30
6を具備する。
【0041】上記リードフレーム搬送ユニット300を
構成するガイドレール307、フレームフィーダ30
3、リードフレーム受け台345及びマガジンリフタ3
06はU字状に配置され、ウエハチップ未実装のリード
フレームを収容したフレームマガジン302の搬入口
と、ウエハチップ109が実装された実装済みのリード
フレームを収容したフレームマガジン305の搬出口が
間口側(前面側)になるようにしている。
【0042】図5はチップマウント機構200の要部構
成を示す図である。図6はリードフレーム搬送ユニット
300の要部構成を示す図、図7はリードフレーム搬送
ユニット300のフレームフィーダ303部分の平面構
成を示す図、図8は該フレームフィーダ303部分の側
面構成を示す図である。
【0043】チップ移送部201がチップ移送部旋回用
カム216に係合するレバー217の揺動により回動機
構204のガイド棒218をY軸方向に移動させること
によりラックピニオン219を介してチップ受取りヘッ
ド202は回転軸203を中心に180°回転できるよ
うになっている。また、チップ受取ヘッドZ軸方向移動
用カム220に係合するレバー221でチップ移送部2
01のガイド棒222をZ軸方向移動させるようになっ
ている。また、チップ受取りヘッド202もZ軸方向に
所定量移動できるようになっている。
【0044】チップ受取りヘッド202はチップ剥離機
構111のピックアウトヘッド112の真下に位置した
状態でZ軸方向に所定量移動(上昇)して、フィルム1
10から剥離したウエハチップを真空吸着で受取り、Z
軸方向に所定量移動(下降)し、回転軸203を中心に
180°回転してチップ位置決め台205の真上に位置
し、Z軸方向に所定量移動(下降)して、ウエハチップ
109を解放しチップ位置決め台205に受渡し位置決
めする。
【0045】チップマウント部210はチップマウント
部旋回用カム223に係合するレバー224の揺動によ
りガイド棒225がY軸方向にラックピニオン226を
介して接着材付加ヘッド211及びチップ装着ヘッド2
12は回転軸213を中心に90°水平面内で旋回する
ようになっており、復帰用バネ227で元の位置に復帰
できるようになっている。更に、チップマウント部Z軸
方向移動用カム228に係合するレバー229で、ガイ
ド棒230をZ軸方向に移動させることによりチップマ
ウント部210はZ軸方向に所定量移動するようになっ
ている。また、接着材付加ヘッド211及びチップ装着
ヘッド212もZ軸方向に所定量移動できるようになっ
ている。
【0046】接着材付加ヘッド211及びチップ装着ヘ
ッド212を復帰用バネ227で復帰した状態で、Z軸
方向に所定量移動(下降)させ、フレームフィーダ30
3で所定の位置215に位置決め停止しているリードフ
レームのチップ実装位置に接着材付加ヘッド211で接
着材を付加すると同時に、チップ装着ヘッド212でチ
ップ位置決め台205からウエハチップを真空吸着によ
り受け取る。それでレバー224の揺動により接着材付
加ヘッド211及びチップ装着ヘッド212が90°旋
回し、Z軸方向に所定量移動(下降)してチップ装着ヘ
ッド212で真空保持しているウエハチップを前記リー
ドフレームの接着材を付加したチップ実装位置に実装
(接着)する。
【0047】なお、図5において、231はカム軸回転
用モータであり、該カム軸回転用モータ231の回転力
は歯車機構233を介してカム軸234に伝達されるよ
うになっている。
【0048】リードフレーム搬送ユニット300は、図
6に示すようにフレーム搬送機構304を具備する。該
フレーム搬送機構304はフレームマガジン302から
未実装のリードフレーム310を真空吸着する吸着ヘッ
ド308を有し、該吸着ヘッド308はガイド棒311
に取付けられており、フレーム搬送機構X軸方向移動用
カム312に係合するレバー313の揺動によりX軸方
向に所定量移動するようになっている。また、フレーム
搬送機構304はフレーム搬送機構Z軸方向移動用カム
314に係合するレバー315の揺動によりZ軸方向に
所定量移動するようになっている。
【0049】また、リードフレーム搬送ユニット300
は、フレームロードストレージ301を具備し、該フレ
ームロードストレージ301にウエハチップを実装して
いない未実装のリードフレーム310を多数収容したフ
レームマガジン302を手動で搭載する。その後手動押
し込みノブ309を押し込むことにより、フレームロー
ドストレージ301はガイドレール307に沿って押し
込まれ、フレーム搬送機構304の吸着ヘッド308が
X軸方向に最大移動した場合の該吸着ヘッド308の真
下の位置にまで押し込む。
【0050】なお、図6において、335はカム軸回転
用モータであり、カム軸回転用モータ335の回転力は
歯車機構350を介してカム軸337に伝達され、更に
傘歯車338を介してカム軸339に伝達されるように
なっている。カム軸337にはマガジンリフタ用カム3
40、フレームロードストレージ用カム341、後に詳
述するリードフレーム押込み用の押込み爪330を駆動
するためのクランク342が設けられている。
【0051】フレームロードストレージ用カム341に
係合するレバー343は上記吸着ヘッド308の真下に
位置するフレームロードストレージ302をZ軸方向
(上下方向)に所定量移動させるようになっている。ま
た、マガジンリフタ用カム340に係合するレバー34
4はフレームマガジン305が搭載されたマガジンリフ
タ306をZ軸方向(上下方向)に所定量移動させるよ
うになっている。
【0052】フレームフィーダ303は図7及び図8に
示すように台板317を具備し、該台板317は装置側
ベース318上に2本のX軸レール319、319を介
して搭載されている。また、台板317は下部でボール
ねじ320に螺合しており、ボールねじ320にはプリ
ー321及びタイミングベルト322を介してX軸駆動
モータ323の回転力が伝達されるようになっており、
X軸駆動モータ323を回転させることにより、台板3
17はX軸レール319、319上をX軸方向に移動で
きるようになっている。
【0053】台板317上には未実装のリードフレーム
310を載置するリードフレーム載置台324が設けら
れ、リードフレーム載置台324の側部には未実装のリ
ードフレーム310を位置決めするための位置決用ピン
325が設けられ、該位置決用ピン325は上下送りシ
リンダ326でリードフレーム載置台324の上面に出
没自在になっていると共に、Y軸駆動モータ327によ
りボールねじ328を介してガイドレール329に沿っ
てY軸方向に移動できるようになっている。また、位置
決用ピン325で位置決めされたリードフレーム310
は位置決用ピン325の移動により、リードフレーム載
置台324の上をレベルKに沿って移動するようになっ
ている。
【0054】リードフレーム載置台324の上方にはウ
エハチップを満実装したリードフレーム310を押し込
むための押込み爪330が配置され、該押込み爪330
は通常はリードフレーム載置台324の上方に位置し、
リードフレーム310を押込む際には、該押込み爪33
0の先端はリードフレーム載置台324の中央端部に設
けた溝331に若干突出し、リードフレーム310の後
端に当接して押込むようになっている。押込み爪330
はY軸方向に平行に配置されたガイドレール333に摺
動自在に配置された支持部材332に支持されており、
該支持部材332はレバー334及びレバー348を介
して上記カム軸337に設けられたクランク342に接
続され、該クランク342の揺動により、Y軸方向に移
動するようになっている。
【0055】また、フレームフィーダ303のY軸方向
に隣接してリードフレーム310のウエハチップが実装
された部分を受けるリードフレーム受け台345が配置
され、該リードフレーム受け台345は台板317上に
2本のX軸レール346、346を介して搭載されてい
る。リードフレーム受け台345は下方に上下動する連
結ピン347を有し、該ピンが上部にある時はリードフ
レーム受け台345はフレームフィーダ303の台板3
17に結合され、下部にある時は装置側ベース318に
結合されるようになっている。
【0056】フレーム搬送機構304の吸着ヘッド30
8により、フレームマガジン302内のリードフレーム
310を吸着し、X軸方向に所定量移動することにより
リードフレーム310は図7のH位置からI位置、即ち
フレームフィーダ303のリードフレーム載置台324
の真上に位置し、この状態で吸着ヘッド308をZ軸方
向に所定量移動(下降)させ、リードフレーム310の
吸着を解放することにより、リードフレーム載置台32
4上に搭載される。この状態で位置決め用ピン325を
上昇させることにより、リードフレーム310は位置決
めされる。
【0057】X軸駆動モータ323及びY軸駆動モータ
327を駆動してリードフレーム310のチップ実装位
置を位置215に位置決めする。この状態でリードフレ
ーム310のチップ実装位置に接着材付加ヘッド211
で接着材を付加し、その直後にチップ装着ヘッド212
で同じチップ実装位置にウエハチップを実装(接着)す
る。この操作を繰返し、リードフレーム310の複数チ
ップ実装位置にそれぞれウエハチップを実装する。
【0058】通常はフレームフィーダ303とリードフ
レーム受け台345は結合ピン347で結合され、該フ
レームフィーダ303とリードフレーム受け台345は
同期して移動するが、リードフレーム310の全部のチ
ップ実装位置に実装が完了した場合、この結合を解除
し、リードフレーム受け台345を装置側ベース318
に固定し、ウエハチップを満実装した実装済みのリード
フレーム310を押込み爪330で押込みフレームマガ
ジン305内に収容する。1枚の実装済みのリードフレ
ーム310を格納すると、マガジンリフタ306によ
り、1ピッチ上昇し、次の実装済みのリードフレーム3
10を格納するスペースを確保する。
【0059】図9は上記構成のチップマウンタ装置の動
作を説明するための図である。図9において、10はチ
ップ位置検出/不良品マーク有無検出視覚センサであ
る。ウエハ装着テーブル100はダイシング済みのウエ
ハチップ109を貼りつけたフィルム110を上に、ウ
エハチップ109を下にしてウエハリング108が装着
されている。ウエハ装着テーブル100は次のチップを
所定のチップ剥離位置113に移動させ、チップ受取ヘ
ッドが回転している間にチップ位置検出/不良品マーク
有無検出視覚センサ10で位置を検出し、不良品マーク
が無いと判断されたウエハチップ109をチップ剥離位
置113に位置を補正し、位置決めする。不良品マーク
が検出されるとチップ受取ヘッドは回転した位置で停止
し、ウエハ装着テーブルが移動して次のチップをチップ
剥離位置に移動させる。チップ位置検出/不良品マーク
有無視覚センサ10が次のチップの位置を検出し、不良
品マークが無いと判断された場合には次のチップ109
をチップ剥離位置113に位置を補正し、位置決めす
る。
【0060】次にチップ剥離機構111のピックアウト
ヘッド112の先端に設けたピン112aでウエハチッ
プ109を突き下げて搬送位置決め剥離すると同時に、
チップ移送部201のチップ受取りヘッド202を上昇
させ該ウエハチップ109を真空吸着する。次にチップ
受取りヘッド202を下降させると共に、チップ移送部
201を180°垂直面内で回転させて、チップ受取り
ヘッド202に吸着されたウエハチップ109をチップ
位置決め台205の真上まで移送する。この状態でチッ
プ受取りヘッド202を下降させ、チップ位置決め台2
05のポケットケージ上で真空吸着を解除することによ
り、ウエハチップ109は位置決めされる。ここでチッ
プ受取りヘッド202は上昇しチップ移送部201を1
80°逆回転させる。
【0061】次にフレームフィーダ303で搬送され、
ウエハチップを実装する位置215に位置決めされてい
るリードフレーム310のチップ実装位置の真上に位置
するチップマウント部210の接着材付加ヘッド211
を下降させて該チップ実装位置に接着材Jを付加し(図
10参照)、該接着材付加ヘッド211を上昇させる。
これと同時にチップ装着ヘッド212は下降してチップ
位置決め台205のウエハチップ109を真空吸着し、
上昇させる。チップマウント部210を90°水平面内
で回動させ、チップ装着ヘッド212に吸着されたウエ
ハチップ109を上記チップ実装位置の真上に位置さ
せ、続けてチップ装着ヘッド212は下降させ、ウエハ
チップ109を接着材Jに押し付け109を接着する。
このような操作を繰返し、ウエハチップ109が満実装
されたリードフレーム310をフレームマガジン305
内に収容する。
【0062】上記チップマウンタ装置の下段Eの制御盤
400は本装置を構成する各機器の制御を行う制御盤で
ある(図1参照)。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように各請求項に記載の発
明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
【0064】請求項1に記載の発明によれば、ウエハチ
ップをフィルムから下方に剥離し、該剥離したウエハチ
ップをウエハ装着テーブルの下方の所定位置に待機する
リードフレームのチップ実装位置に実装するので、ウエ
ハ装着テーブルやウエハチップをフィルムから剥離し、
リードフレームに装着するチップマウント機構及びリー
ドフレームを搬送位置決めするリードフレーム搬送ユニ
ットを階層構造に配置することが容易となり、装置を構
成した際、その平面積を小さくできる。
【0065】請求項2に記載の発明によれば、剥離した
ウエハチップを水平軸のまわりに反転させて、下方に待
機するリードフレームのチップ実装位置に移送するの
で、移送機構に簡単な構成で安定した動作ができる機構
を採用できる。
【0066】請求項3に記載の発明によれば、チップ実
装位置に接着材を付加し、該リードフレームの位置送り
を行わずウエハチップを実装することにより、接着材を
付加したままリードフレームの送りがないから、リード
フレームの送りに不具合が生じ送りが実行できない場合
でも、接着材乾燥によりウエハチップの実装不良が発生
する恐れがなくなる。
【0067】請求項4に記載の発明によれば、チップマ
ウント機構はウエハ装着テーブルにフィルムを上方に、
ウエハチップを下方に装着し、ウエハチップをフィルム
から下方に剥離するので、該剥離したウエハチップを位
置決めし、ウエハ装着テーブルの下方の所定の位置に待
機しているリードフレームの接着材が付加されているチ
ップ実装位置に実装するように構成したので、該チップ
マウント機構を簡単な構成とすることができる。
【0068】請求項5に記載の発明によれば、チップ実
装位置に接着材を付加した直後に該チップ実装位置にウ
エハチップを実装するので、接着材が付加されたままの
チップ実装位置が存在することがないから、装置が不具
合で停止した場合でも、接着材が乾燥し、接着不良とな
るウエハチップの発生はなくなる。
【0069】請求項6に記載の発明によれば、チップ装
着ヘッドと接着材付加ヘッドはそれぞれ相互に固定され
共通の軸のまわりに回転運動するアームに固定されてい
るので、該アームの軸まわりの回転運動により、所定位
置に位置決めされたリードフレームのチップ実装位置に
接着材付加ヘッドで接着材を付加した直後に該チップ実
装位置にウエハチップを実装することが簡単な構成で容
易に実行できる。
【0070】請求項7に記載の発明によれば、装置を階
層構成とし、上部にウエハ装着テーブル、下部にリード
フレーム搬送ユニット及びチップマウント機構を配置し
たので、装置の平面積を小さくすることが可能となる。
【0071】請求項8に記載の発明によれば、上部と下
部の間に仕切板を設けたことにより、上部からのパーテ
ィクル等がリードフレーム上へ落下するのを防止するこ
とができる。
【0072】請求項9に記載の発明によれば、上部のウ
エハ装着テーブルを上方に跳ね上げる跳上機構を設けた
ので、ウエハ装着テーブルとリードフレーム搬送ユニッ
トを上下に配置しても、上部のウエハ装着テーブルを跳
ね上げることにより、下部のリードフレーム搬送ユニッ
ト及びチップマウント機構を構成する部品の目視や手を
触れることができ、ワークの投入、段取り替え、メカ調
整、修理等の作業が容易となり、装置の使い勝手が良く
なる。
【0073】請求項10に記載の発明によれば、ウエハ
装着テーブルは上方に跳ね上げた状態で、ウエハチップ
を剥離した後のフィルムの除去及びフィルムに貼られた
ダイシング済みのウエハチップの装着ができるように構
成されているので、フィルムの除去及びダイシング済み
のウエハチップの装着が容易で、且つ該フィルムの除去
及びダイシング済みのウエハチップの装着のために水平
方向にスペースを取る必要がない。
【0074】請求項11に記載の発明によれば、リード
フレーム搬送ユニットを構成する搬送機構をU字状に配
置し、ウエハチップ未装着のリードフレーム搬入口とウ
エハチップ実装済みのリードフレーム搬出口を同方向側
に配置することにより、同一方向側、即ち間口(正面)
から装置を使用できる。
【0075】請求項12に記載の発明によれば、チップ
マウンタ装置を間口寸法を装置奥行き寸法より小さくし
たので、例えばクリーンルームのワーキングゾーンに対
して、より多くの装置を配置することが可能となる。
【0076】また、請求項13に記載の発明によれば、
リードフレーム搬入口とリードフレーム搬出口は横幅の
装置間口側にあるので、装置間口側、例えばクリーンル
ームのワーキングゾーン側からウエハチップ未装着のリ
ードフレーム搬入とウエハチップ実装済みのリードフレ
ーム搬出が可能となり、使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップマウンタ装置の側面構成を
示す図である。
【図2】図1のA−A断面を示す図である。
【図3】図1のB−B断面を示す図である。
【図4】ウエハリングの断面構成を示す図である。
【図5】本発明に係るチップマウンタ装置のチップマウ
ント機構の要部構成を示す図である。
【図6】本発明に係るチップマウンタ装置のリードフレ
ーム搬送ユニットの要部構成を示す図である。
【図7】本発明に係るチップマウンタ装置のフレームフ
ィーダ部分の平面構成を示す図である。
【図8】本発明に係るチップマウンタ装置のフレームフ
ィーダ部分の側面構成を示す図である。
【図9】本発明に係るチップマウンタ装置の動作を説明
するための図である。
【図10】本発明に係るチップマウンタ装置でリードフ
レームのチップ実装位置にウエハチップを実装する状態
を示す図である。
【符号の説明】
100 ウエハ装着テーブル 101 ヒンジ機構 102 サーボモータ 103 サーボモータ 107 リングホルダ 108 ウエハリング 109 ウエハチップ 110 フィルム 111 チップ剥離機構 112 ピックアウトヘッド 113 チップ剥離位置 200 チップマウント機構 201 チップ移送部 202 チップ受取りヘッド 205 チップ位置決め台 210 チップマウント部 211 接着材付加ヘッド 212 チップ装着ヘッド 215 チップ実装位置 300 リードフレーム搬送ユニット 301 フレームロードストレージ 302 フレームマガジン 303 フレームフィーダ 304 フレーム搬送機構 305 フレームマガジン 306 マガジンリフタ 307 ガイドレール 308 吸着ヘッド 310 リードフレーム 345 リードフレーム受け台 400 制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衛藤 公博 大分県杵築市大字南杵築2820番地2 杵築 東芝エレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 5F047 AA11 FA04 FA08 FA21 FA32

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムに貼り付けられたダイシング済
    みのウエハチップをウエハ装着テーブルに該フィルムを
    上方、該ウエハチップを下方にして装着して搬送位置決
    めし、該ウエハチップを前記フィルムから下方に剥離
    し、該剥離したウエハチップを前記ウエハ装着テーブル
    の下方の所定位置に待機するリードフレームのチップ実
    装位置に実装することを特徴とするウエハチップマウン
    ト方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のウエハチップマウント
    方法において、 前記剥離したウエハチップを水平軸のまわりに反転させ
    て、リードフレームのチップ実装位置に実装することを
    特徴とするウエハチップマウント方法。
  3. 【請求項3】 リードフレームをウエハチップを実装す
    る所定位置に位置決めした後、該リードフレームのチッ
    プ実装位置に接着材を付加し、該リードフレームの位置
    送りを行わず該接着材を付加したチップ実装位置にウエ
    ハチップを実装することを特徴とするウエハチップマウ
    ント方法。
  4. 【請求項4】 フィルムに貼り付けられたダイシング済
    みウエハチップを装着し該個々のウエハチップを所定の
    剥離する位置に搬送位置決めするウエハ装着テーブル
    と、リードフレームを搬送しそのチップ実装位置をウエ
    ハチップを実装する所定の位置に搬送位置決めし、ウエ
    ハチップを満実装した後のリードフレームを搬送して格
    納するリードフレーム搬送ユニットと、ウエハチップを
    前記剥離する位置で受取り位置決めし、前記リードフレ
    ームのチップ実装位置に接着材を付加し、該接着材を付
    加したチップ実装位置に前記ウエハチップを実装するチ
    ップマウント機構を具備するウエハチップマウンタ装置
    において、 前記ウエハ装着テーブルは、前記ダイシング済みのウエ
    ハチップを貼り付けているフィルムを上方、該ウエハチ
    ップを下方にして装着するように構成され、前記チップ
    マウント機構は、前記ウエハチップをフィルムから下方
    に剥離し、リードフレーム搬送ユニットで下方の所定の
    位置に待機している前記リードフレームの接着材が付加
    されているチップ実装位置に実装するように構成されて
    いることを特徴とするウエハチップマウンタ装置。
  5. 【請求項5】 フィルムに貼り付けられたダイシング済
    みウエハチップを装着し該個々のウエハチップを所定の
    剥離する位置に搬送位置決めするウエハ装着テーブル
    と、リードフレームを搬送しそのチップ実装位置をウエ
    ハチップを実装する所定の位置に搬送位置決めし、ウエ
    ハチップを満実装した後のリードフレームを搬送して格
    納するリードフレーム搬送ユニットと、ウエハチップを
    前記剥離する位置で受取り位置決めし、前記リードフレ
    ームのチップ実装位置に接着材を付加し、該接着材を付
    加したチップ実装位置に前記ウエハチップを実装するチ
    ップマウント機構を具備するウエハチップマウンタ装置
    において、 前記チップマウント機構は前記リードフレーム搬送ユニ
    ットで搬送され前記ウエハチップを実装する所定位置に
    位置決めされた前記リードフレームのチップ実装位置に
    接着材を付加した直後に該チップ実装位置にウエハチッ
    プを実装するように構成されていることを特徴とするウ
    エハチップマウンタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のウエハチップマ
    ウンタ装置において、 前記チップマウント機構は、チップ装着ヘッドと接着材
    付加ヘッドを有し、該チップ装着ヘッドと接着材付加ヘ
    ッドはそれぞれ相互に固定され共通の軸のまわりに回転
    運動するアームに固定されていることを特徴とするウエ
    ハチップマウンタ装置。
  7. 【請求項7】 請求項4又は5又は6に記載のウエハチ
    ップマウンタ装置において、 前記ウエハチップマウンタ装置は階層構成となってお
    り、上部に前記ウエハ装着テーブル、下部に前記リード
    フレーム搬送ユニット、前記ウエハ装着テーブルと前記
    リードフレーム搬送ユニットの中間に前記チップマウン
    ト機構を配置したことを特徴とするウエハチップマウン
    タ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のウエハチップマウンタ
    装置において、 前記上部のウエハ装着テーブルと、前記下部のリードフ
    レーム搬送ユニットの間に前記フィルムから剥離された
    ウエハチップを搬送するための開口を設けた仕切板を設
    けたことを特徴とするウエハチップマウンタ装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載のウエハチップマ
    ウンタ装置において、 前記上部のウエハ装着テーブルを上方に跳ね上げる跳上
    機構を設けたことを特徴とするウエハチップマウンタ装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のウエハチップマウン
    タ装置において、 前記ウエハ装着テーブルは前記上方に跳ね上げた状態
    で、前記ウエハチップを剥離した後のフィルムの除去及
    び前記フィルムに貼られたダイシング済みのウエハチッ
    プの装着ができるように構成されていることを特徴とす
    るウエハチップマウンタ装置。
  11. 【請求項11】 請求項4乃至10のいずれか1項に記
    載のウエハチップマウンタ装置において、 前記リードフレーム搬送ユニットを構成する搬送機構は
    U字状に配置され、ウエハチップ未実装のリードフレー
    ム搬入口とウエハチップ実装済みのリードフレームの搬
    出口を同方向側に配置したことを特徴とするウエハチッ
    プマウンタ装置。
  12. 【請求項12】 請求項4乃至11のいずれか1項に記
    載のウエハチップマウンタ装置において、 前記ウエハチップマウンタ装置は平面形状が矩形状であ
    り装置間口寸法を装置奥行き寸法より小さくしたことを
    特徴とするウエハチップマウンタ装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のウエハチップマウ
    ンタ装置において、 前記リードフレーム搬入口と前記リードフレーム搬出口
    は装置奥行き寸法より小さい横幅の装置間口側にあるこ
    とを特徴とするウエハチップマウンタ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117096066A (zh) * 2023-10-17 2023-11-21 深圳新控半导体技术有限公司 全自动卷料高速高精度共晶、点胶可切换设备

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CN117096066A (zh) * 2023-10-17 2023-11-21 深圳新控半导体技术有限公司 全自动卷料高速高精度共晶、点胶可切换设备
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