JP2002195852A - 歩行測定装置 - Google Patents
歩行測定装置Info
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- JP2002195852A JP2002195852A JP2000393109A JP2000393109A JP2002195852A JP 2002195852 A JP2002195852 A JP 2002195852A JP 2000393109 A JP2000393109 A JP 2000393109A JP 2000393109 A JP2000393109 A JP 2000393109A JP 2002195852 A JP2002195852 A JP 2002195852A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- walking
- time
- destination
- steps
- distance
- Prior art date
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- Pending
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- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な設定のみでリアルタイムに、然も、精
度良く目的地に対する歩行状況を認識することができる
ようにする。 【解決手段】 RAM2、CPU1、表示部4、時計部
6、操作入力部3を設け、CPU1において、入力設定
操作が完了したスタート位置からの歩数をカウントして
積算歩数を算出すると共に、時計部6において計時され
た予め設定される所定歩数Nだけ進むのに要する時間T
Nに基づいて一歩進むのに要する時間を算出し、得られ
た結果をRAM2の所定領域に逐次格納する。そして、
表示切替ボタン3aが押された場合には、CPU1にお
いて、所定の処理及び演算を実行し、表示部4におい
て、現時刻・積算歩数・歩行距離・現在位置から目的地
までの残距離・現在位置から目的地までの所要時間・到
着予定時刻の内の一つを指示に応じて表示する。
度良く目的地に対する歩行状況を認識することができる
ようにする。 【解決手段】 RAM2、CPU1、表示部4、時計部
6、操作入力部3を設け、CPU1において、入力設定
操作が完了したスタート位置からの歩数をカウントして
積算歩数を算出すると共に、時計部6において計時され
た予め設定される所定歩数Nだけ進むのに要する時間T
Nに基づいて一歩進むのに要する時間を算出し、得られ
た結果をRAM2の所定領域に逐次格納する。そして、
表示切替ボタン3aが押された場合には、CPU1にお
いて、所定の処理及び演算を実行し、表示部4におい
て、現時刻・積算歩数・歩行距離・現在位置から目的地
までの残距離・現在位置から目的地までの所要時間・到
着予定時刻の内の一つを指示に応じて表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行移動時に携帯
され、歩行に伴って発生する振動等から積算歩数を計測
し、得られた計測結果等に基づいて各種演算を行ってそ
の結果等を報知することにより歩行を管理する歩行測定
装置に関する。
され、歩行に伴って発生する振動等から積算歩数を計測
し、得られた計測結果等に基づいて各種演算を行ってそ
の結果等を報知することにより歩行を管理する歩行測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歩行管理装置の一つとして、特開
平7−139964号公報に開示されている万歩計(登
録商標)が知られている。この万歩計は、歩行に伴って
発生する振動等を検出してその数を積算し、記憶する。
そして、積算歩数と、予めスイッチ等で設定され、記憶
されている歩行者の歩幅とを乗算して歩行距離を算出
し、積算歩数と共に、算出した歩行距離を表示するよう
に構成されている。また、予め設定されている目的地ま
での到着予定日数を算出し、指示に応じて表示すること
も可能に構成されている。
平7−139964号公報に開示されている万歩計(登
録商標)が知られている。この万歩計は、歩行に伴って
発生する振動等を検出してその数を積算し、記憶する。
そして、積算歩数と、予めスイッチ等で設定され、記憶
されている歩行者の歩幅とを乗算して歩行距離を算出
し、積算歩数と共に、算出した歩行距離を表示するよう
に構成されている。また、予め設定されている目的地ま
での到着予定日数を算出し、指示に応じて表示すること
も可能に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の万歩計においては、歩行速度等の歩行状況に応
じてリアルタイムに到着予定を算出することができず、
しかも到着予定日数しか算出できなかった。そのため、
別途、時間単位での到着時間を使用者自身が算出する必
要があるが、とてもリアルタイムで算出することは不可
能であった。
た従来の万歩計においては、歩行速度等の歩行状況に応
じてリアルタイムに到着予定を算出することができず、
しかも到着予定日数しか算出できなかった。そのため、
別途、時間単位での到着時間を使用者自身が算出する必
要があるが、とてもリアルタイムで算出することは不可
能であった。
【0004】従って、本発明は、このような従来の技術
の問題点を鑑みなされたものであって、その目的は、簡
単な設定のみでリアルタイムに、然も、精度良く目的地
に対する歩行状況を認識することができる実用性の高い
歩行測定装置を提供することにある。
の問題点を鑑みなされたものであって、その目的は、簡
単な設定のみでリアルタイムに、然も、精度良く目的地
に対する歩行状況を認識することができる実用性の高い
歩行測定装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、歩行動作を検
出する歩行検出手段と、前記歩行検出手段により検出さ
れた歩数を積算する歩数計測手段と、前記歩行検出手段
により検出される1歩の歩行時間を計測する計時手段
と、スタート地点から目的地までの距離、予め設定され
た歩幅データ、前記計時手段により計時された1歩の歩
行時間データ、積算歩数から歩行状況を算出する演算手
段と、演算手段による算出結果を使用者に報知する報知
手段とを備えたことを特徴とする歩行測定装置である。
出する歩行検出手段と、前記歩行検出手段により検出さ
れた歩数を積算する歩数計測手段と、前記歩行検出手段
により検出される1歩の歩行時間を計測する計時手段
と、スタート地点から目的地までの距離、予め設定され
た歩幅データ、前記計時手段により計時された1歩の歩
行時間データ、積算歩数から歩行状況を算出する演算手
段と、演算手段による算出結果を使用者に報知する報知
手段とを備えたことを特徴とする歩行測定装置である。
【0006】また、本発明は、歩行動作を検出する歩行
検出手段と、前記歩行検出手段により検出された歩数を
積算する歩数計測手段と、前記歩行検出手段により検出
される1歩の歩行時間を計測する計時手段と、前記計時
手段の時間を積算する計時積算手段と、スタート地点か
ら目的地までの距離、予め設定された歩幅データ、前記
積算時間を前記積算歩数で割って求めた平均の1歩の歩
行時間データ、積算歩数から歩行状況を算出する演算手
段と、演算手段による算出結果を使用者に報知する報知
手段とを備えたことを特徴とする歩行測定装置である。
検出手段と、前記歩行検出手段により検出された歩数を
積算する歩数計測手段と、前記歩行検出手段により検出
される1歩の歩行時間を計測する計時手段と、前記計時
手段の時間を積算する計時積算手段と、スタート地点か
ら目的地までの距離、予め設定された歩幅データ、前記
積算時間を前記積算歩数で割って求めた平均の1歩の歩
行時間データ、積算歩数から歩行状況を算出する演算手
段と、演算手段による算出結果を使用者に報知する報知
手段とを備えたことを特徴とする歩行測定装置である。
【0007】ここで、前記演算手段は、目的地までの残
距離を算出すること、さらに前記残距離と前記歩幅と前
記1歩の歩行時間データから現地点から目的地までの歩
行時間を算出することを特徴とするものであってよい。
さらにまた、本発明は時刻を計測する時計手段を備え、
前記演算手段は、現歩行時刻と現歩行地点から目的地ま
での歩行時間から目的地への到着時刻を算出することを
特徴としてもよい。
距離を算出すること、さらに前記残距離と前記歩幅と前
記1歩の歩行時間データから現地点から目的地までの歩
行時間を算出することを特徴とするものであってよい。
さらにまた、本発明は時刻を計測する時計手段を備え、
前記演算手段は、現歩行時刻と現歩行地点から目的地ま
での歩行時間から目的地への到着時刻を算出することを
特徴としてもよい。
【0008】本発明の構成によれば、リアルタイムに走
行速度がわかるため、使用者は自分の走行状況をコント
ロールすることが可能となる。しかも、現在位置から目
的地までの残距離、目的地までの所要時間、目的地への
到着時間を走行状況に応じてリアルタイムに報知するこ
とができ、より実用性を向上させることができる。
行速度がわかるため、使用者は自分の走行状況をコント
ロールすることが可能となる。しかも、現在位置から目
的地までの残距離、目的地までの所要時間、目的地への
到着時間を走行状況に応じてリアルタイムに報知するこ
とができ、より実用性を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の走行測定
装置の一実施形態を示すブロック図である。図1に示す
ように本発明による歩行管理装置は、CPU(Central P
rocessingUnit)1に対してRAM(Random Access Memo
ry) 2と、操作入力部3と、表示部4と、振動センサ部
5と、時計部6と、ROM(Read Only Memory)7とが接
続されている。なお、RAM2には、歩幅データ記憶領
域2a,距離データ記憶領域2b,時間データ記憶領域
2c,歩数データ記憶領域2d等が設けられており、そ
れら領域には、後述するように各数値データが格納され
る。また、ROM7には、制御データやプログラムデー
タが格納されている。
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の走行測定
装置の一実施形態を示すブロック図である。図1に示す
ように本発明による歩行管理装置は、CPU(Central P
rocessingUnit)1に対してRAM(Random Access Memo
ry) 2と、操作入力部3と、表示部4と、振動センサ部
5と、時計部6と、ROM(Read Only Memory)7とが接
続されている。なお、RAM2には、歩幅データ記憶領
域2a,距離データ記憶領域2b,時間データ記憶領域
2c,歩数データ記憶領域2d等が設けられており、そ
れら領域には、後述するように各数値データが格納され
る。また、ROM7には、制御データやプログラムデー
タが格納されている。
【0010】操作入力部3には、歩幅・距離設定ボタン
3a、時刻設定ボタン3b、表示切替ボタン3c、図中
省略されている入力設定キー等が配設されており、操作
入力部3において、各ボタンの操作状態に応じて設定情
報がCPU1に供給される。振動センサ部5は、歩行動
作を検知するセンサからなり、振動センサ部5におい
て、一歩毎に検出信号が生成され、この検出信号がCP
U1に供給される。
3a、時刻設定ボタン3b、表示切替ボタン3c、図中
省略されている入力設定キー等が配設されており、操作
入力部3において、各ボタンの操作状態に応じて設定情
報がCPU1に供給される。振動センサ部5は、歩行動
作を検知するセンサからなり、振動センサ部5におい
て、一歩毎に検出信号が生成され、この検出信号がCP
U1に供給される。
【0011】時計部6は、現時刻を計時する時刻回路6
aを有すると共に、CPU1からの制御情報に応じて指
示される開始タイミングから1歩だけ進むのに要する時
間を計時するタイマ回路6bを有する。時計部6の時刻
回路6a及びタイマ回路6bにおいて生成された計時情
報がCPU1に供給される。
aを有すると共に、CPU1からの制御情報に応じて指
示される開始タイミングから1歩だけ進むのに要する時
間を計時するタイマ回路6bを有する。時計部6の時刻
回路6a及びタイマ回路6bにおいて生成された計時情
報がCPU1に供給される。
【0012】CPU1は、ROM7に格納されている制
御データ及びプログラムデータを読み出し、操作入力部
3からの設定情報と各部からの情報に応じて所定の処理
及び演算を行う。そして、所定情報を必要に応じてRA
M2に書き込むと共に、必要に応じて表示部4に対する
制御情報と、時計部6に対する制御情報とをそれぞれに
生成する。
御データ及びプログラムデータを読み出し、操作入力部
3からの設定情報と各部からの情報に応じて所定の処理
及び演算を行う。そして、所定情報を必要に応じてRA
M2に書き込むと共に、必要に応じて表示部4に対する
制御情報と、時計部6に対する制御情報とをそれぞれに
生成する。
【0013】具体的には、歩幅・距離設定ボタン3aが
押された場合には、CPU1は、歩幅及び目的地までの
距離の入力設定受け付け状態になり、入力設定キーの操
作に応じた歩幅及び目的地までの距離をRAM2の歩幅
データ記憶領域2a及び距離データ記憶領域2bに格納
する。また、時刻設定ボタン3bが押された場合には、
CPU1は、現時刻の調整モードとなり、入力設定キー
の操作に応じて時計部6の時刻回路6aを現在時刻に正
確に合わせる。
押された場合には、CPU1は、歩幅及び目的地までの
距離の入力設定受け付け状態になり、入力設定キーの操
作に応じた歩幅及び目的地までの距離をRAM2の歩幅
データ記憶領域2a及び距離データ記憶領域2bに格納
する。また、時刻設定ボタン3bが押された場合には、
CPU1は、現時刻の調整モードとなり、入力設定キー
の操作に応じて時計部6の時刻回路6aを現在時刻に正
確に合わせる。
【0014】また、表示切替ボタン3cが押された場合
には、CPU1は、所定の処理及び演算を実行し、得ら
れた結果が表示されるように表示部4を制御し、表示切
替ボタン3cが押される毎に表示内容を切り替える。
には、CPU1は、所定の処理及び演算を実行し、得ら
れた結果が表示されるように表示部4を制御し、表示切
替ボタン3cが押される毎に表示内容を切り替える。
【0015】また、上述した時刻設定及び歩幅・距離設
定に係わる初期設定が完了してから、歩行測定装置は測
定モードとなる。CPU1は、振動センサ部5からの歩
行検出信号をの受け付け、歩行測定動作を開始する。つ
まり、入力設定操作が完了したスタート位置からの歩数
が、振動センサ部5の検出信号をカウントすることに積
算され、この積算歩数をRAM2の歩数データ記憶領域
2dに一歩毎に格納する。また、それと共に、CPU1
は、時計部6のタイマ回路6bを1歩ごとにクリアして
次の歩行検出信号が入力されるまで計時させ、この一歩
進むのに要する時間をRAM2の時間データ記憶領域2
cに格納する。
定に係わる初期設定が完了してから、歩行測定装置は測
定モードとなる。CPU1は、振動センサ部5からの歩
行検出信号をの受け付け、歩行測定動作を開始する。つ
まり、入力設定操作が完了したスタート位置からの歩数
が、振動センサ部5の検出信号をカウントすることに積
算され、この積算歩数をRAM2の歩数データ記憶領域
2dに一歩毎に格納する。また、それと共に、CPU1
は、時計部6のタイマ回路6bを1歩ごとにクリアして
次の歩行検出信号が入力されるまで計時させ、この一歩
進むのに要する時間をRAM2の時間データ記憶領域2
cに格納する。
【0016】表示部4は、液晶表示板と、その駆動回路
を有し、CPU1からの制御情報に応じた表示を行う。
具体的には、表示部4において、時計部6の時刻回路6
aにおいて計時された現時刻や、CPU1における演算
結果や、RAM2に格納されている各情報の内容が表示
される。具体的には、計測動作中においては、表示切替
ボタン3cが押される度に、表示が切り替わり、現時刻
→積算歩数→歩行距離→現在位置から目的地までの残距
離→現在位置から目的地までの所要時間→到着予定時刻
→現時刻→・・・の順序で表示される。
を有し、CPU1からの制御情報に応じた表示を行う。
具体的には、表示部4において、時計部6の時刻回路6
aにおいて計時された現時刻や、CPU1における演算
結果や、RAM2に格納されている各情報の内容が表示
される。具体的には、計測動作中においては、表示切替
ボタン3cが押される度に、表示が切り替わり、現時刻
→積算歩数→歩行距離→現在位置から目的地までの残距
離→現在位置から目的地までの所要時間→到着予定時刻
→現時刻→・・・の順序で表示される。
【0017】上述したように構成される歩行計測装置の
動作についてさらに詳細に説明する。図2は、予め設定
される所定歩数Nが1に設定された場合の計測動作に係
わる処理手順を示すフローチャートである。なお、図2
における各ステップには、ステップS1〜ステップS1
8の参照符号が付されている。
動作についてさらに詳細に説明する。図2は、予め設定
される所定歩数Nが1に設定された場合の計測動作に係
わる処理手順を示すフローチャートである。なお、図2
における各ステップには、ステップS1〜ステップS1
8の参照符号が付されている。
【0018】先ず、ステップS1〜ステップS5におい
て初期設定が行われる。具体的には、時刻設定ボタン3
bが押され、時刻回路6aに対して現時刻が設定され
(例:13時00分00秒)、計時が開始される(ステ
ップS1)。次に、歩幅・距離設定ボタン3aが押され
ると、歩幅の入力設定受け付け状態となり、入力設定キ
ーの操作に応じた数値(例:70cm)がCPU1を介
してRAM2に転送され、歩幅データ記憶領域2aに格
納される(ステップS2)。歩幅の設定が完了すると、
歩数データ記憶領域2dが0にクリアされ(ステップS
3)、歩行距離、残距離算出等のための演算処理に係わ
るレジスタやRAM2の距離データ記憶領域2bの歩行
距離、残距離を格納する領域が0にクリアされる(ステ
ップS4)。各部の初期化が完了すると、目的地までの
距離の入力設定受け付け状態となり、入力設定キーの操
作に応じた数値(例:3km)がCPU1を介してRA
M2に転送され、距離データ記憶領域2bの残距離を格
納する領域と、目的値までの距離を格納する領域とにそ
れぞれ同じ数値が書き込まれる(ステップS5)。
て初期設定が行われる。具体的には、時刻設定ボタン3
bが押され、時刻回路6aに対して現時刻が設定され
(例:13時00分00秒)、計時が開始される(ステ
ップS1)。次に、歩幅・距離設定ボタン3aが押され
ると、歩幅の入力設定受け付け状態となり、入力設定キ
ーの操作に応じた数値(例:70cm)がCPU1を介
してRAM2に転送され、歩幅データ記憶領域2aに格
納される(ステップS2)。歩幅の設定が完了すると、
歩数データ記憶領域2dが0にクリアされ(ステップS
3)、歩行距離、残距離算出等のための演算処理に係わ
るレジスタやRAM2の距離データ記憶領域2bの歩行
距離、残距離を格納する領域が0にクリアされる(ステ
ップS4)。各部の初期化が完了すると、目的地までの
距離の入力設定受け付け状態となり、入力設定キーの操
作に応じた数値(例:3km)がCPU1を介してRA
M2に転送され、距離データ記憶領域2bの残距離を格
納する領域と、目的値までの距離を格納する領域とにそ
れぞれ同じ数値が書き込まれる(ステップS5)。
【0019】そして、上述したように初期設定が完了す
ると、自動でステップS6〜ステップS18の計測動作
に移行する。具体的には、ステップS6において、振動
センサ部5からの検出信号待ちの状態となる。そして、
使用者が歩行を開始し、1歩目が検出され時にのみステ
ップS7に移行し、積算歩数(この場合、0)に1が加
算され、得られた結果が歩数データ記憶領域2dに書き
込まれる。そして、ステップS8において、RAM2の
歩幅データ記憶領域2aから歩幅が読み出され、歩行距
離(この場合、0)に歩幅が加算され(0.0007k
m)、得られた結果が距離データ記憶領域2bの歩行距
離を格納する領域に書き込まれる。また、ステップS9
において、RAM2の距離データ記憶領域2bの残距離
を格納する領域から残距離が読み出され(例:3k
m)、残距離から歩幅が減算され(例:2.9993k
m)、得られた結果が読み出し先に書き込まれる。
ると、自動でステップS6〜ステップS18の計測動作
に移行する。具体的には、ステップS6において、振動
センサ部5からの検出信号待ちの状態となる。そして、
使用者が歩行を開始し、1歩目が検出され時にのみステ
ップS7に移行し、積算歩数(この場合、0)に1が加
算され、得られた結果が歩数データ記憶領域2dに書き
込まれる。そして、ステップS8において、RAM2の
歩幅データ記憶領域2aから歩幅が読み出され、歩行距
離(この場合、0)に歩幅が加算され(0.0007k
m)、得られた結果が距離データ記憶領域2bの歩行距
離を格納する領域に書き込まれる。また、ステップS9
において、RAM2の距離データ記憶領域2bの残距離
を格納する領域から残距離が読み出され(例:3k
m)、残距離から歩幅が減算され(例:2.9993k
m)、得られた結果が読み出し先に書き込まれる。
【0020】上述したように一歩目の処理が完了する
と、ステップS10に移行し、時計部6のタイマ回路6
bが0にクリアされ、次の一歩進むのに要する時間の計
時がスタートする。そして、ステップS11において、
振動センサ部5からの次の検出信号待ちの状態となり、
2歩目が検出された時にのみステップS12に移行し、
RAM2の歩数データ記憶領域2dから積算歩数が読み
出され、積算歩数に1が加算され、得られた結果が読み
出し先に書き込まれる。そして、ステップS13におい
て、RAM2の距離データ記憶領域2bの歩行距離を格
納する領域から歩行距離が読み出され、歩行距離に歩幅
が加算され(例:0.0014km)、得られた結果が
読み出し先に書き込まれる。また、ステップS14にお
いて、RAM2の距離データ記憶領域2bの残距離を格
納する領域から残距離が読み出され、残距離から歩幅が
減算され、得られた結果(例:2.9986km)が読
み出し先に書き込まれる。
と、ステップS10に移行し、時計部6のタイマ回路6
bが0にクリアされ、次の一歩進むのに要する時間の計
時がスタートする。そして、ステップS11において、
振動センサ部5からの次の検出信号待ちの状態となり、
2歩目が検出された時にのみステップS12に移行し、
RAM2の歩数データ記憶領域2dから積算歩数が読み
出され、積算歩数に1が加算され、得られた結果が読み
出し先に書き込まれる。そして、ステップS13におい
て、RAM2の距離データ記憶領域2bの歩行距離を格
納する領域から歩行距離が読み出され、歩行距離に歩幅
が加算され(例:0.0014km)、得られた結果が
読み出し先に書き込まれる。また、ステップS14にお
いて、RAM2の距離データ記憶領域2bの残距離を格
納する領域から残距離が読み出され、残距離から歩幅が
減算され、得られた結果(例:2.9986km)が読
み出し先に書き込まれる。
【0021】距離に係わる演算及び書き込み処理が完了
すると、ステップS15に移行し、時計部6のタイマ回
路6bの計時時間が一歩進むのに要した時間(例:0.
5秒)として読み取られ、ステップS16において、目
的地までの所要時間の計算がなされる。つまり、ステッ
プS14において算出された残距離を歩幅で除算し
(2.9986km÷70cm =約4283歩)、その除
算結果に対して一歩進むのに要した時間を乗算すること
により目的地までの所要時間が算出される(4283×
0.5秒=約2142秒)。所要時間の算出が完了する
とステップS17において、到着予定時間の計算がなさ
れる(13時00分05秒+2142秒=13時35分
47秒)。つまり、時計部6の時刻回路6aから現時刻
を読み取り、その時刻にステップS16において算出さ
れた所要時間を加算することにより到着予定時刻が算出
される。到着予定時刻の算出が完了すると、ステップS
18に移行し、所定の表示がなされる。つまり、現時刻
・積算歩数・歩行距離・現在位置から目的地までの残距
離・現在位置から目的地までの所要時間・到着予定時刻
の内の一つが操作入力部3の操作状態に応じて表示され
る。表示処理が完了すると、再びステップS10に戻さ
れ、次の一歩のために時計部6のタイマ回路6bが0に
クリアされ、一歩進むのに要する時間の計時が再スター
トする。そして、同様にステップS11〜ステップS1
8の処理が実行されて、ステップS10に戻され、以
下、上述したように一歩毎にステップS10〜ステップ
S18の処理が繰り返される。
すると、ステップS15に移行し、時計部6のタイマ回
路6bの計時時間が一歩進むのに要した時間(例:0.
5秒)として読み取られ、ステップS16において、目
的地までの所要時間の計算がなされる。つまり、ステッ
プS14において算出された残距離を歩幅で除算し
(2.9986km÷70cm =約4283歩)、その除
算結果に対して一歩進むのに要した時間を乗算すること
により目的地までの所要時間が算出される(4283×
0.5秒=約2142秒)。所要時間の算出が完了する
とステップS17において、到着予定時間の計算がなさ
れる(13時00分05秒+2142秒=13時35分
47秒)。つまり、時計部6の時刻回路6aから現時刻
を読み取り、その時刻にステップS16において算出さ
れた所要時間を加算することにより到着予定時刻が算出
される。到着予定時刻の算出が完了すると、ステップS
18に移行し、所定の表示がなされる。つまり、現時刻
・積算歩数・歩行距離・現在位置から目的地までの残距
離・現在位置から目的地までの所要時間・到着予定時刻
の内の一つが操作入力部3の操作状態に応じて表示され
る。表示処理が完了すると、再びステップS10に戻さ
れ、次の一歩のために時計部6のタイマ回路6bが0に
クリアされ、一歩進むのに要する時間の計時が再スター
トする。そして、同様にステップS11〜ステップS1
8の処理が実行されて、ステップS10に戻され、以
下、上述したように一歩毎にステップS10〜ステップ
S18の処理が繰り返される。
【0022】従って、上述したように構成される歩行測
定装置は、多機能化が可能になると共に、より実用的な
歩行管理装置を提供することが可能になる点にある。具
体的には、リアルタイムに現在位置からの目的地までの
残距離、現在位置から目的地までの所要時間、到着予定
時刻を報知することができる。一歩進むのに要する時間
を計測して自動設定することができ、より精度の高い演
算が可能になると共に、使い勝手を向上させることがで
きる点にある。
定装置は、多機能化が可能になると共に、より実用的な
歩行管理装置を提供することが可能になる点にある。具
体的には、リアルタイムに現在位置からの目的地までの
残距離、現在位置から目的地までの所要時間、到着予定
時刻を報知することができる。一歩進むのに要する時間
を計測して自動設定することができ、より精度の高い演
算が可能になると共に、使い勝手を向上させることがで
きる点にある。
【0023】次に他の実施形態について説明する。さら
に、前記計時手段の歩行時間を積算する計時積算手段と
しての機能をCPU1が有している。そして、RAM2
内の時間データ記憶領域2c内に積算歩行時間が記憶さ
れている。この積算歩行時間を歩数データ記憶領域2d
から積算歩数を読み出して、積算歩行時間を割る。こう
してCPU1は、平均の1歩の歩行時間が求まり、これ
を利用して、目的地までの歩行時間や目的地へ到達する
歩行時刻を算出する。
に、前記計時手段の歩行時間を積算する計時積算手段と
しての機能をCPU1が有している。そして、RAM2
内の時間データ記憶領域2c内に積算歩行時間が記憶さ
れている。この積算歩行時間を歩数データ記憶領域2d
から積算歩数を読み出して、積算歩行時間を割る。こう
してCPU1は、平均の1歩の歩行時間が求まり、これ
を利用して、目的地までの歩行時間や目的地へ到達する
歩行時刻を算出する。
【0024】上述した実施形態においては、表示部4に
液晶表示板を設け、文字・図形の形態で各種報知を行う
場合について説明したが、音声合成回路等を設けて音声
により各種報知を行うようにしても良い。また、発音体
とその駆動回路等を設けて、上述した表示内容以外に一
歩進むのに要する時間に応じてピッチ音を発生させた
り、また、目的地に対する到着希望時刻を入力設定し、
CPU1において、到着希望時刻から現時刻を減算して
残時間を算出すると共に、残距離を歩幅で除算して目的
地に到着するまでの残歩数を算出し、残時間を残歩数で
除算して、希望時刻に到着するために必要な一歩進むの
に許容される時間を算出し、その時間に応じたピッチ音
を発生させるようにしても良い。
液晶表示板を設け、文字・図形の形態で各種報知を行う
場合について説明したが、音声合成回路等を設けて音声
により各種報知を行うようにしても良い。また、発音体
とその駆動回路等を設けて、上述した表示内容以外に一
歩進むのに要する時間に応じてピッチ音を発生させた
り、また、目的地に対する到着希望時刻を入力設定し、
CPU1において、到着希望時刻から現時刻を減算して
残時間を算出すると共に、残距離を歩幅で除算して目的
地に到着するまでの残歩数を算出し、残時間を残歩数で
除算して、希望時刻に到着するために必要な一歩進むの
に許容される時間を算出し、その時間に応じたピッチ音
を発生させるようにしても良い。
【0025】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成
部材の数、位置、形状等は、上記各実施形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状にする
ことができる。
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成
部材の数、位置、形状等は、上記各実施形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状にする
ことができる。
【0026】
【発明の効果】従って、本発明によれば、1歩毎の歩行
時間、あるいは平均の1歩の歩行時間に従って、リアル
タイムに、然も、精度良く目的地に対する歩行状況を認
識することができ、使用者は自分の歩行をコントロール
することが可能となり、きわめて実用的である。
時間、あるいは平均の1歩の歩行時間に従って、リアル
タイムに、然も、精度良く目的地に対する歩行状況を認
識することができ、使用者は自分の歩行をコントロール
することが可能となり、きわめて実用的である。
【図1】本発明の一実施形態の全体構成示すブロック図
である。
である。
【図2】本発明の一実施形態の動作説明に用いるフロー
チャートである。
チャートである。
1 CPU 2 RAM 2a 歩幅データ記憶領域 2b 距離データ記憶領域 2c 時間データ記憶領域 2d 歩数データ記憶領域 3 操作入力部 3a 歩幅・距離設定ボタン 3b 時刻設定ボタン 3c 表示切替ボタン 4 表示部 5 振動センサ部 6 時計部 6a 時刻回路 6b タイマ回路 7 ROM
Claims (5)
- 【請求項1】 歩行動作を検出する歩行検出手段と、 前記歩行検出手段により検出された歩数を積算する歩数
計測手段と、 前記歩行検出手段により検出される1歩の歩行時間を計
測する計時手段と、 スタート地点から目的地までの距離、予め設定された歩
幅データ、前記計時手段により計時された1歩の歩行時
間データ、積算歩数から歩行状況を算出する演算手段
と、 演算手段による算出結果を使用者に報知する報知手段と
を備えたことを特徴とする歩行測定装置。 - 【請求項2】 歩行動作を検出する歩行検出手段と、 前記歩行検出手段により検出された歩数を積算する歩数
計測手段と、 前記歩行検出手段により検出される1歩の歩行時間を計
測する計時手段と、 前記計時手段の時間を積算する計時積算手段と、 スタート地点から目的地までの距離、予め設定された歩
幅データ、前記積算時間を前記積算歩数で割って求めた
平均の1歩の歩行時間データ、積算歩数から歩行状況を
算出する演算手段と、 演算手段による算出結果を使用者に報知する報知手段と
を備えたことを特徴とする歩行測定装置。 - 【請求項3】 前記演算手段は、目的地までの残距離を
算出することを特徴とする請求項1又は2記載の歩行測
定装置。 - 【請求項4】 前記演算手段は、前記残距離と前記歩幅
と前記1歩の歩行時間データから現地点から目的地まで
の歩行時間を算出することを特徴とする請求項3記載の
歩行測定装置。 - 【請求項5】 時刻を計測する時計手段を備え、 前記演算手段は、現歩行時刻と現歩行地点から目的地ま
での歩行時間から目的地への到着時刻を算出することを
特徴とする請求項4記載の歩行測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000393109A JP2002195852A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 歩行測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000393109A JP2002195852A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 歩行測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002195852A true JP2002195852A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18858982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000393109A Pending JP2002195852A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 歩行測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002195852A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014106047A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Seiko Instruments Inc | 電子時計およびプログラム |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000393109A patent/JP2002195852A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014106047A (ja) * | 2012-11-26 | 2014-06-09 | Seiko Instruments Inc | 電子時計およびプログラム |
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