JP2008224607A - ナビゲーション装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を抑えることができるナビゲーション装置及び電子機器において、ユーザの好みを考慮できて使い勝手がよいものとする。
【解決手段】ナビゲーション装置1の動作モードには、通常動作モードと、通常動作モードよりも消費電力の少ない省電力動作モードと、があり、ユーザが、通常動作モードから省電力動作モードに切り替える切替タイミングを含む省電力動作モードの内容を設定するための操作部14と、ユーザによる操作部14の操作により設定された切替タイミングになったか否かを判定する判定プログラム163fを実行したCPU161と、判定プログラム163fを実行したCPU161により切替タイミングになったと判定されると、ナビゲーション装置1の動作モードを、通常動作モードから省電力動作モードに切り替える切替プログラム163gを実行したCPU161と、を備えるよう構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置及び電子機器に関する。
従来、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を利用して現在位置を測位し、その測位した現在位置を地図情報とともに表示画面上に表示するナビゲーション装置が知られている。
ところで、従来から、ナビゲーション装置の消費電力を抑えるために様々な技術が提案されている。
具体的には、例えば、測位精度を高めるために、GPS信号に基づいて測位する電波利用測位手段と、歩数をカウントするセンサ及び進行方向を検出するセンサにより得られた検出結果に基づいて測位する自律測位手段と、の2種類の測位手段を備えたナビゲーション装置において、例えば、乗り物に乗車していると判定した場合は、少なくとも自律測位手段の動作が停止されることによって、消費電力を抑えることができるナビゲーション装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、第1の表示モードと、第1の表示モードよりも消費電力が小さい第2表示モードと、の2種類の表示モードを備えたナビゲーション装置において、例えば、ユーザが表示内容を見る必要がある状態や振動状態になると、第1表示モードに切り替え、ユーザが表示内容を見る必要がない状態や静止状態になると、第2表示モードに切り替えることによって、消費電力を抑えることができるナビゲーション装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、GPS信号から得た位置情報に基づいて移動速度を算出できるナビゲーション装置において、例えば、当該算出された移動速度が遅くなるにつれて、GPS信号の受信或いは復調動作を中断する中断時間を長くすることによって、消費電力を抑えることができるナビゲーション装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−242578号公報 特開2006−171311号公報 特開2002−277528号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、2種類の測位手段を備えておく必要があり、例えば、GPS信号に基づいて測位する電波利用測位手段のみを備えるナビゲーション装置には適用できない。
また、特許文献2に記載された技術では、ユーザが表示内容を見る必要がない状態と、ユーザが表示内容を見る必要がある状態と、を判別しなければならないが、その判別条件はユーザ毎に異なるため、画一的に設定されたタイミングで消費電力を抑えるモードに切り替わると、ユーザによっては使い勝手が悪い場合もある。
また、特許文献2に記載された技術では、例えば、“振動状態(例えば、ユーザが歩いている状態)のときは表示内容を表示して、静止状態(例えば、ユーザが立ち止まっている状態)のときは表示内容を表示しない”というように、表示内容を表示する/しないの条件が画一的に設定されているが、立ち止まっているときに現在位置を確認したいユーザや、急いで歩いているときは現在位置を確認しながら歩くのは難しいため現在位置を確認しないユーザもおり、画一的に設定されたタイミングで消費電力を抑えるモードに切り替わると、ユーザによっては使い勝手が悪い場合もある。
また、特許文献3に記載された技術では、例えば、“移動速度が遅いほど中断時間を長くする”というように、中断時間を長くする条件が画一的に設定されているが、立ち止まっているとき或いはゆっくり歩いているときに正確な現在位置を確認したいユーザや、急いで歩いているときは現在位置を確認しながら歩くのは難しいため現在位置を確認しないユーザもおり、画一的に設定されたタイミングで消費電力を抑えるモードに切り替わると、ユーザによっては使い勝手が悪い場合もある。
本発明の課題は、消費電力を抑えることができるナビゲーション装置及び電子機器において、ユーザの好みを考慮できて使い勝手がよいものとすることにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
現在位置を測位する測位手段を備え、当該測位手段により測位された現在位置を表示部に表示する携帯可能なナビゲーション装置において、
当該ナビゲーション装置の動作モードには、第1動作モードと、当該第1動作モードよりも消費電力の少ない第2動作モードと、があり、
所与の音声出力処理を行う音声出力部と、
前記測位手段により測位された現在位置に関する位置情報に基づいて、当該ナビゲーション装置の移動速度を算出する算出手段と、
ユーザが、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替える切替タイミングを含む前記第2動作モードの内容を設定するための設定手段と、
前記設定手段により設定された切替タイミングになったか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記切替タイミングになったと判定されると、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替える切替手段と、
前記切替手段により前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えられた時点からの時間を計時する計時手段と、を備え、
前記設定手段は、前記切替タイミングとして、前記算出手段により算出された移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以上になった時と、前記算出手段により算出された移動速度が当該予め設定されたユーザの平均歩行速度以下になった時と、の何れかを設定可能に構成されており、
前記第1動作モード時は、前記ナビゲーション装置の電源がONされており、
前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記ナビゲーション装置が所定の電源OFF状態になるよう設定可能であり、
前記所定の電源OFF状態時は、前記切替手段及び前記計時手段への通電がONされており、
前記切替手段は、前記設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に前記ナビゲーション装置が所定の電源OFF状態になるよう設定されている場合、前記計時手段により計時された時間が予め設定された自動復帰時間を上回ると、前記第2動作モードから前記第1動作モードに復帰させ、
前記第1動作モード時は、前記測位手段による現在位置の測位が第1周期で実行されており、
前記設定手段は、当該設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に前記ナビゲーション装置が所定の電源OFF状態になるよう設定されていない場合に、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記表示部への通電をOFFする設定、当該第2動作モード時に、前記音声出力部への通電をOFFする設定、及び当該第2動作モード時に、前記測位手段による現在位置の測位を前記第1周期よりも長い第2周期で実行させる設定が可能であり、
前記測位手段は、前記設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に当該測位手段による現在位置の測位が前記第2周期で実行されるよう設定されている場合に、前記計時手段により計時された時間が増加するにつれて、当該第2周期を延長していくことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
現在位置を測位する測位手段を備え、当該測位手段により測位された現在位置を表示部に表示する携帯可能な電子機器において、
当該電子機器の動作モードには、第1動作モードと、当該第1動作モードよりも消費電力の少ない第2動作モードと、があり、
ユーザが、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替える切替タイミングを含む前記第2動作モードの内容を設定するための設定手段と、
前記設定手段により設定された切替タイミングになったか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記切替タイミングになったと判定されると、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替える切替手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の電子機器において、
前記測位手段により測位された現在位置に関する位置情報に基づいて、当該電子機器の移動速度を算出する算出手段を備え、
前記設定手段は、前記切替タイミングとして、前記算出手段により算出された移動速度が予め設定された第1速度以上になった時と、前記算出手段により算出された移動速度が予め設定された第2速度以下になった時と、の何れかを設定可能に構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載の電子機器において、
前記第1速度及び前記第2速度は、ユーザの平均歩行速度であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項2〜4の何れか一項に記載の電子機器において、
前記第1動作モード時は、前記表示部への通電がONされており、
前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記表示部への通電をOFFするよう設定可能であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
請求項2〜5の何れか一項に記載の電子機器において、
前記第1動作モード時は、前記測位手段による現在位置の測位が第1周期で実行されており、
前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記測位手段による現在位置の測位が前記第1周期よりも長い第2周期で実行されるよう設定可能であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、
請求項6に記載の電子機器において、
前記測位手段は、前記設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に当該測位手段による現在位置の測位が前記第2周期で実行されるよう設定されている場合に、前記切替手段により前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えられた時点からの時間が増加するにつれて、当該第2周期を延長していくことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、
請求項2〜7の何れか一項に記載の電子機器において、
所与の音声出力処理を行う音声出力部を備え、
前記第1動作モード時は、前記音声出力部への通電がONされており、
前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記音声出力部への通電をOFFするよう設定可能であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、
請求項2〜8の何れか一項に記載の電子機器において、
前記第1動作モード時は、前記電子機器の電源がONされており、
前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記電子機器が所定の電源OFF状態になるよう設定可能であることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、
請求項9に記載の電子機器において、
前記切替手段により前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えられた時点からの時間を計時する計時手段を備え、
前記所定の電源OFF状態時は、前記切替手段及び前記計時手段への通電がONされており、
前記切替手段は、前記設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に前記電子機器が所定の電源OFF状態になるよう設定されている場合、前記計時手段により計時された時間が予め設定された自動復帰時間を上回ると、前記第2動作モードから前記第1動作モードに復帰させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、設定手段によって、ユーザは、第1動作モードから第2動作モードに切り替える切替タイミングを含む第2動作モードの内容を設定することができ、切替手段によって、判定手段により切替タイミングになったと判定されると、第1動作モードから第2動作モードに切り替えることができる。
したがって、ユーザにより設定されたタイミングで消費電力を抑える動作モードとしての第2動作モードに切り替わるため、ユーザの好みを考慮できて使い勝手がよい。
また、設定手段によって、ユーザは、切替タイミングとして、算出手段により算出された移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以上になった時と、算出手段により算出された移動速度が当該予め設定されたユーザの平均歩行速度以下になった時と、の何れかを設定することができる。
したがって、例えば、立ち止まっているとき或いはゆっくり歩いているときに正確な現在位置を確認したいユーザや、急いで歩いているときは現在位置を確認しないユーザは、切替タイミングとして、ナビゲーション装置の移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以上になった時を設定することができ、例えば、急いで歩いているときに正確な現在位置を確認したいユーザや、立ち止まっているとき或いはゆっくり歩いているときは現在位置を確認しないユーザは、切替タイミングとして、ナビゲーション装置の移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以下になった時を設定することができるため、ユーザの好みを考慮できて使い勝手がよい。
また、設定手段によって、ユーザは、第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、ナビゲーション装置が所定の電源OFF状態になるよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、第2動作モード時に、ナビゲーション装置の電源をONするか、或いは、ナビゲーション装置を所定の電源OFF状態にするかを選択することによって、第2動作モードをカスタマイズすることができる。
また、切替手段は、設定手段により第2動作モードの内容として当該第2動作モード時にナビゲーション装置が所定の電源OFF状態になるよう設定されている場合、計時手段により計時された時間が予め設定された自動復帰時間を上回ると、第2動作モードから第1動作モードに復帰させることができる。
すなわち、自動復帰時間を上回ると、正確な現在位置が表示部に表示されることになるため、所定の電源OFF状態になった後、ユーザは、自らナビゲーション装置の電源をONして、現在位置が測位されてその測位された現在位置が表示されるのを待つことなく、正確な現在位置を知ることができる。
また、設定手段によって、ユーザは、第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、表示部への通電をOFFするよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、第2動作モード時に、表示部への通電をONするかOFFするかを選択することによって、第2動作モードをカスタマイズすることができる。
また、設定手段によって、ユーザは、第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、音声出力部への通電をOFFするよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、第2動作モード時に、音声出力部への通電をONするかOFFするかを選択することによって、第2動作モードをカスタマイズすることができる。
また、設定手段によって、ユーザは、第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、測位手段による現在位置の測位が第1周期よりも長い第2周期で実行されるよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、第2動作モード時に、現在位置の測位を第1周期で実行するか第2周期で実行するかを選択することによって、第2動作モードをカスタマイズすることができる。
また、測位手段は、設定手段により第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に当該測位手段による現在位置の測位が第2周期で実行されるよう設定されている場合に、切替手段により第1動作モードから第2動作モードに切り替えられた時点からの時間が増加するにつれて、当該第2周期を延長していくことができる。
すなわち、第2動作モードに切り替わっている間の時間が長くなるにつれて、現在位置を測位する周期が延長されるため、消費電力をより抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、設定手段によって、ユーザは、第1動作モードから第2動作モードに切り替える切替タイミングを含む第2動作モードの内容を設定することができ、切替手段によって、判定手段により切替タイミングになったと判定されると、第1動作モードから第2動作モードに切り替えることができる。
したがって、ユーザにより設定されたタイミングで消費電力を抑える動作モードとしての第2動作モードに切り替わるため、ユーザの好みを考慮できて使い勝手がよい。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、設定手段によって、ユーザは、切替タイミングとして、算出手段により算出された移動速度が予め設定された第1速度以上になった時と、算出手段により算出された移動速度が予め設定された第2速度以下になった時と、の何れかを設定することができる。
したがって、ユーザにより設定された電子機器の移動速度に基づくタイミングで消費電力を抑える第2動作モードに切り替わるため、ユーザの好みを考慮できて使い勝手がよい。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、第1速度及び第2速度は、ユーザの平均歩行速度である。
したがって、例えば、立ち止まっているとき或いはゆっくり歩いているときに正確な現在位置を確認したいユーザや、急いで歩いているときは現在位置を確認しないユーザは、切替タイミングとして、電子機器の移動速度が予め設定されたユーザの歩行速度以上になった時を設定することができ、例えば、急いで歩いているときに正確な現在位置を確認したいユーザや、立ち止まっているとき或いはゆっくり歩いているときは現在位置を確認しないユーザは、切替タイミングとして、電子機器の移動速度が予め設定されたユーザの歩行速度以下になった時を設定することができるため、ユーザの好みを考慮できて使い勝手がよい。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、設定手段によって、ユーザは、第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、表示部への通電をOFFするよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、第2動作モード時に、表示部への通電をONするかOFFするかを選択することによって、第2動作モードをカスタマイズすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、設定手段によって、ユーザは、第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、測位手段による現在位置の測位が第1周期よりも長い第2周期で実行されるよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、第2動作モード時に、現在位置の測位を第1周期で実行するか第2周期で実行するかを選択することによって、第2動作モードをカスタマイズすることができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、測位手段は、設定手段により第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に当該測位手段による現在位置の測位が第2周期で実行されるよう設定されている場合に、切替手段により第1動作モードから第2動作モードに切り替えられた時点からの時間が増加するにつれて、当該第2周期を延長していくことができる。
すなわち、第2動作モードに切り替わっている間の時間が長くなるにつれて、現在位置を測位する周期が延長されるため、消費電力をより抑えることができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項2〜7の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、設定手段によって、ユーザは、第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、音声出力部への通電をOFFするよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、第2動作モード時に、音声出力部への通電をONするかOFFするかを選択することによって、第2動作モードをカスタマイズすることができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項2〜8の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、設定手段によって、ユーザは、第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、電子機器が所定の電源OFF状態になるよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、第2動作モード時に、電子機器の電源をONするか、或いは、電子機器を所定の電源OFF状態にするかを選択することによって、第2動作モードをカスタマイズすることができる。
請求項10に記載の発明によれば、請求項9に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、切替手段は、設定手段により第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に電子機器が所定の電源OFF状態になるよう設定されている場合、計時手段により計時された時間が予め設定された自動復帰時間を上回ると、第2動作モードから第1動作モードに復帰させることができる。
すなわち、自動復帰時間を上回ると、正確な現在位置が表示部に表示されることになるため、所定の電源OFF状態になった後、ユーザは、自ら電子機器の電源をONして、現在位置が測位されてその測位された現在位置が表示されるのを待つことなく、正確な現在位置を知ることができる。
以下、図を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
<ナビゲーション装置の構成>
まず、ナビゲーション装置1の構成について説明する。
ナビゲーション装置1は、例えば、携帯可能な大きさに構成されており、GPSを利用して現在位置を測位し、その測位した現在位置を歩行案内表示等とともに、表示部12の表示画面上の地図に表示する電子機器である。
ナビゲーション装置1の動作モードには、例えば、第1動作モードとしての通常動作モードと、この通常動作モードよりも消費電力の少ない第2動作モードとしての省電力動作モードと、がある。
具体的には、通常動作モード時は、例えば、ナビゲーション装置1の電源がONされており、表示部12への通電がONされており、音声出力部13への通電がONされており、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第1周期(例えば、1秒周期)で実行されている。
ナビゲーション装置1は、例えば、図1に示すように、GPSアンテナ11と、表示部12と、音声出力部13と、操作部14と、計時部15と、制御部16と、電源部17と、などを備えて構成される。
GPSアンテナ11は、例えば、制御部16から入力される制御信号に従って、GPS衛星から送信されるGPS信号を受信して、制御部16に出力する。
表示部12は、例えば、液晶表示機器等から構成され、制御部16から入力される制御信号に従って、所与の表示処理を行う。
音声出力部13は、例えば、スピーカ機器等から構成され、制御部16から入力される制御信号に従って、所与の音声出力処理を行う。
操作部14は、例えば、文字/数字キーや各種機能キーなどから構成され、ユーザにより操作されると、当該操作に伴う押下信号を制御部16に出力する。
なお、操作部14は、例えば、表示部12の表示画面と一体的に構成されたタッチパネル等を備える構成であってもよい。
具体的には、操作部14は、例えば、設定手段として、ユーザが、通常動作モードから省電力動作モードに切り替える切替タイミングを含む省電力動作モードの内容を設定する際に操作される。
より具体的には、ユーザは、例えば、表示部12に表示された「切替タイミング設定画面」(例えば、図2)において、操作部14を操作して、例えば、切替タイミングとして、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度が予め設定された第1速度以上になった時と、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度が予め設定された第2速度以下になった時と、の何れかを設定できるようになっている。
ここで、第1速度及び第2速度は、例えば、ユーザの平均歩行速度であるとする。
なお、図2に示す「切替タイミング設定画面」においては、“移動速度が平均歩行速度以上になった時”が選択されているため、切替タイミングとして、“ナビゲーション装置1の移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以上になった時”が設定されることになる。
また、ユーザは、例えば、表示部12に表示された「省電力動作モードの内容の設定(その1)画面」(例えば、図3)において、操作部14を操作して、例えば、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、ナビゲーション装置1を所定の電源OFF状態にするか否かを設定できるようになっている。
なお、図3に示す「省電力動作モードの内容の設定(その1)画面」においては、“No”が選択されているため、省電力動作モードの内容として、“ナビゲーション装置1を所定の電源OFF状態にしない”が設定されることになる。
また、ユーザは、例えば、表示部12に表示された「省電力動作モードの内容の設定(その2)画面」(例えば、図4)において、操作部14を操作して、例えば、ユーザによる操作部14の操作により省電力動作モードの内容として省電力動作モード時にナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されていない場合に、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、画面の表示をOFFするか否かを、すなわち、表示部12への通電をOFFするか否かを設定できるようになっている。
なお、図4に示す「省電力動作モードの内容の設定(その2)画面」においては、“Yes”が選択されているため、省電力動作モードの内容として、“画面の表示をOFFする”、すなわち、“表示部12への通電をOFFする”が設定されることになる。
また、ユーザは、例えば、表示部12に表示された「省電力動作モードの内容の設定(その3)画面」(例えば、図5)において、操作部14を操作して、例えば、ユーザによる操作部14の操作により省電力動作モードの内容として省電力動作モード時にナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されていない場合に、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、音声の出力をOFFするか否かを、すなわち、音声出力部13への通電をOFFするか否かを設定できるようになっている。
なお、図5に示す「省電力動作モードの内容の設定(その3)画面」においては、“Yes”が選択されているため、省電力動作モードの内容として、“音声の出力をOFFする”、すなわち、“音声出力部13への通電をOFFする”が設定されることになる。
また、ユーザは、例えば、表示部12に表示された「省電力動作モードの内容の設定(その4)画面」(例えば、図6)において、操作部14を操作して、例えば、ユーザによる操作部14の操作により省電力動作モードの内容として省電力動作モード時にナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されていない場合に、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、現在位置の測位の周期を通常動作モード時よりも長くするか否かを、すなわち、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第1周期(例えば、1秒周期)よりも長い第2周期(例えば、2秒周期)で実行されるようにするか否かを設定できるようになっている。
なお、図6に示す「省電力動作モードの内容の設定(その4)画面」においては、“Yes”が選択されているため、省電力動作モードの内容として、“現在位置の測位の周期を通常動作モード時よりも長くする”、すなわち、“現在位置の測位が第2周期で実行されるようにする”が設定されることになる。
計時部15は、例えば、制御部16から入力される制御信号に従って、所与の計時処理を行う。
具体的には、計時部15は、例えば、計時手段として、切替プログラム163gを実行したCPU161により通常動作モードから省電力動作モードに切り替えられた時点からの時間を計時する。
電源部17は、例えば、蓄電池などを備え、制御部16からの制御信号に従って、ナビゲーション装置1を構成する各部に通電を行う。
制御部16は、例えば、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)161と、RAM(Random Access Memory)162と、記憶部163と、などを備えて構成される。
CPU161は、例えば、記憶部163に記憶されたナビゲーション装置1用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM162は、例えば、CPU161によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部163は、例えば、ナビゲーション装置1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU161によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部163に記憶されている。
具体的には、記憶部163は、例えば、図1に示すように、地図情報データベース163aと、測位プログラム163bと、表示制御プログラム163cと、音声出力制御プログラム163dと、算出プログラム163eと、判定プログラム163fと、切替プログラム163gと、などを記憶している。
地図情報データベース163aは、例えば、所定の地域内(例えば、日本全土)を表現したナビゲーション用の地図に関する地図情報を記憶する。
測位プログラム163bは、例えば、GPSアンテナ11により入力されたGPS信号に基づいてナビゲーション装置1の絶対的な2次元の現在位置(緯度、経度)或いは3次元の現在位置(緯度、経度、高度)を測位する機能を、CPU161に実現させる。
ここで、CPU161は、例えば、ユーザによる操作部14の操作により省電力動作モードの内容として省電力動作モード時に測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第2周期(例えば、2秒周期)で実行されるよう設定されている場合に、計時部15により計時された通常動作モードから省電力動作モードに切り替えられた時点からの時間が増加するにつれて、第2周期を延長していくようになっている。
具体的には、CPU161は、例えば、通常動作モードから省電力動作モードに切り替えられた時点からの時間が予め設定された延長タイミングになる度に、第2周期を、現時点での第2周期のn倍(n>1)に設定することによって、延長していく。
ここで、延長タイミングを、例えば、10分毎とし、n倍を、例えば、2倍とすると、CPU161は、例えば、通常動作モードから省電力動作モードに切り替えられた時点からの時間が10分,20分,30分,40分,…となる度に、第2周期を、4秒周期,8秒周期,16秒周期,32秒周期,…と設定することによって、延長していく。
CPU161は、かかる測位プログラム163bを実行することによって、測位手段として機能する。
表示制御プログラム163cは、例えば、測位プログラム163bを実行したCPU161により測位された現在位置を、地図情報データベース163aに記憶された地図情報とともに表示部12に表示させる機能を、CPU161に実現させる。
さらに、表示制御プログラム163cは、例えば、ユーザによる操作部14の操作によってユーザ所望の目的地が設定された場合には、現在位置から目的地までの歩行案内表示等を表示部12に表示させる機能を、CPU161に実現させる。
音声出力制御プログラム163dは、例えば、測位プログラム163bを実行したCPU161により測位された現在位置等に関する音声情報を音声出力部13に出力させる機能を、CPU161に実現させる。
さらに、音声出力制御プログラム163dは、例えば、ユーザによる操作部14の操作によってユーザ所望の目的地が設定された場合には、現在位置から目的地までの歩行案内等に関する音声情報を音声出力部13に出力させる機能を、CPU161に実現させる。
算出プログラム163eは、例えば、測位プログラム163bを実行したCPU161により測位された現在位置に関する位置情報に基づいて、ナビゲーション装置1の移動速度を算出する機能を、CPU161に実現させる。
具体的には、位置情報は、例えば、前回測位された現在位置から今回測位された現在位置までの距離であり、CPU161は、例えば、この位置情報を、前回の測位から今回の測位までの所要時間で除算することによって、ナビゲーション装置1の移動速度を算出する。
CPU161は、かかる算出プログラム163eを実行することによって、算出手段として機能する。
判定プログラム163fは、例えば、ユーザによる操作部14の操作により設定された切替タイミングになったか否かを判定する機能を、CPU161に実現させる。
具体的には、ユーザによる操作部14の操作によって、切替タイミングとして、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以上になった時と設定された場合は、CPU161は、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になったか否か判定し、そして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になったと判定した場合に、切替タイミングになったと判定する。
一方、ユーザによる操作部14の操作によって、切替タイミングとして、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以下になった時と設定された場合は、CPU161は、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になったか否か判定し、そして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になったと判定した場合に、切替タイミングになったと判定する。
さらに、判定プログラム163fは、例えば、ユーザによる操作部14の操作により設定された切替タイミングに対応した復帰タイミングになったか否かを判定する機能を、CPU161に実現させる。
具体的には、ユーザによる操作部14の操作によって、切替タイミングとして、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以上になった時と設定された場合は、CPU161は、切替タイミングになったと判定した後に、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも小さくなったか否か判定し、そして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも小さくなったと判定した場合に、復帰タイミングになったと判定する。
一方、ユーザによる操作部14の操作によって、切替タイミングとして、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以下になった時と設定された場合は、CPU161は、切替タイミングになったと判定した後、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも大きくなったか否か判定し、そして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも大きくなったと判定した場合に、復帰タイミングになったと判定する。
ここで、ユーザの平均歩行速度は、例えば、ナビゲーション装置1のメーカによって画一的に設定されていてもよいし、ユーザによる操作部14の操作によって設定されてもよいし、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度の平均が設定されてもよい。
CPU161は、かかる判定プログラム163fを実行することによって、判定手段として機能する。
切替プログラム163gは、例えば、判定プログラム163fを実行したCPU161により切替タイミングになったと判定されると、ナビゲーション装置1の動作モードを通常動作モードから省電力動作モードに切り替える機能を、CPU161に実現させる。
具体的には、CPU161は、例えば、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、表示部12への通電をOFFするよう設定されている場合は、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードに切り替えて、表示部12への電源部17からの通電をOFFする。
また、CPU161は、例えば、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、音声出力部13への通電をOFFするよう設定されている場合は、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードに切り替えて、音声出力部13への電源部17からの通電をOFFする。
また、CPU161は、例えば、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第1周期よりも長い第2周期で実行されるよう設定されている場合には、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードに切り替えて、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位を第2周期で実行させる。
また、CPU161は、例えば、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、ナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されている場合は、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードに切り替えて、ナビゲーション装置1を構成する各部のうちの計時部15及び制御部16以外の各部への電源部17からの通電をOFFする。すなわち、所定の電源OFF状態時は、計時部及び制御部16への電源部17からの通電はONされている。
さらに、切替プログラム163gは、例えば、ユーザによる操作部14の操作により省電力動作モードの内容として省電力動作モード時にナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されている場合、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードに切り替えた後、計時部15により計時された通常動作モードから省電力モードに切り替えられた時点からの時間が予め設定された自動復帰時間を上回ると、ナビゲーション装置1の動作モードを、省電力動作モードから通常動作モードに復帰させる機能を、CPU161に実現させる。
ここで、自動復帰時間は、例えば、ユーザによる操作部14の操作により設定された現在位置確認時間に応じた時間である。
具体的には、ナビゲーション装置1においては、操作部14を操作して、任意の時間(例えば、ユーザが次に現在位置を確認する時間)を現在位置確認時間として設定できるようになっており、そして、自動復帰時間は、その現在位置確認時間までには正確な現在位置が表示されるよう、ナビゲーション装置1を構成する各部に対して電源部17からの通電を開始する時間である。
すなわち、例えば、現在位置確認時間として“30分後”が設定され、ナビゲーション装置1を構成する各部に対する通電が開始されて現在位置を測位して表示部12に表示するまでの所要時間が“3分”である場合、自動復帰時間は“27分”になる。
また、切替プログラム163gは、例えば、ユーザによる操作部14の操作により省電力動作モードの内容として省電力動作モード時にナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されていない場合、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力モードに切り替えた後、判定プログラム163fを実行したCPU161により復帰タイミングになったと判定されると、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードから通常動作モードに切り替える機能を、CPU161に実現させる。
CPU161は、かかる切替プログラム163gを実行することによって、切替手段として機能する。
<動作モード切替処理>
次に、ナビゲーション装置1による動作モードの切り替えに関する処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
ユーザにより操作された操作部14からの指示に従って、ナビゲーション装置1の電源をONすると(ステップS1)、CPU461は、ナビゲーション装置1の動作モードを通常動作モードにして、ナビゲーション装置1を構成する各部への通電をONする。
次いで、CPU461は、計時部15による計時を開始させて(ステップS2)、ステップS2からの時間(計時時間)が所定時間(例えば、15分)を上回ったか否かを判断する(ステップS3)。
ステップS3で、計時時間が所定時間を上回っていないと判断すると(ステップS3;No)、CPU161は、ステップS3の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS3で、計時時間が所定時間を上回ったと判断すると(ステップS3;Yes)、CPU161は、ステップS2で開始させた計時部15による計時を終了させて(ステップS4)、判定プログラム163fを実行して、ユーザによる操作部14の操作により設定された切替タイミングになったか否かを判定する(ステップS5)。
具体的には、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になったか否か判定する。一方、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になったか否か判定する。
ステップS5で、切替タイミングになっていないと判定すると(ステップS5;No)、CPU161は、ステップS5の処理を繰り返して行う。
具体的には、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になっていないと判定した場合に、切替タイミングになっていないと判定する。一方、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になっていないと判定した場合に、切替タイミングになっていないと判定する。
一方、ステップS5で、切替タイミングになったと判定すると(ステップS5;Yes)、CPU161は、切替プログラム163gを実行して、ナビゲーション装置1の動作モードを通常動作モードから省電力動作モードに切り替える(ステップS6)。
具体的には、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になったと判定した場合に、切替タイミングになったと判定する。一方、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になったと判定した場合に、切替タイミングになったと判定する。
次いで、CPU161は、後述する省電力動作モード時の処理(図8及び図9参照)を行う(ステップS7)。そして、その省電力動作モード時の処理が終了すると、CPU161は、切替プログラム163gを実行して、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードから通常動作モードに復帰させて(ステップS8)、ナビゲーション装置1を構成する各部への通電をONし、ステップS2以降の処理を繰り返して行う。
<省電力動作モード>
次に、ナビゲーション装置1による省電力動作モード時の処理について、図8及び図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、CPU161は、ユーザによる操作部14の操作により、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、ナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されているか否かを判断する(ステップS21)。
ステップS21で、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、ナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されていると判断すると(ステップS21;Yes)、CPU161は、ナビゲーション装置1を構成する各部のうちの計時部15及び制御部16以外の各部への通電をOFFして(ステップS22)、計時部15による計時を開始させる(ステップS23)。
次いで、CPU161は、ステップS23からの時間(計時時間)が自動復帰時間を上回ったか否かを判断する(ステップS24)。
ステップS24で、計時時間が自動復帰時間を上回ったと判断すると(ステップS24;Yes)、CPU161は、ステップS26の処理に移行する。
一方、ステップS24で、計時時間が自動復帰時間を上回っていないと判断すると(ステップS24;No)、CPU161は、ユーザによる操作部14の操作によって、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードから通常動作モードに復帰するよう指示されたか否かを判断する(ステップS25)。
ステップS25で、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードから通常動作モードに復帰するよう指示されていないと判断すると(ステップS25;No)、CPU161は、ステップS24以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS25で、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードから通常動作モードに復帰するよう指示されたと判断すると(ステップS25;Yes)、CPU161は、ステップS23で開始させた計時部15による計時を終了させて(ステップS26)、本処理を終了する。
また、ステップS21で、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、ナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されていないと判断すると(ステップS21;No)、CPU161は、ユーザによる操作部14の操作により、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、表示部12への通電をOFFするよう設定されているか否かを判断する(ステップS27)。
ステップS27で、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、表示部12への通電をOFFするよう設定されていないと判断すると(ステップS27;No)、CPU161は、ステップS29の処理に移行する。
一方、ステップS27で、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、表示部12への通電をOFFするよう設定されていると判断すると(ステップS27;Yes)、CPU161は、表示部12への通電をOFFする(ステップS28)。
次いで、CPU161は、ユーザによる操作部14の操作により、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、音声出力部13への通電をOFFするよう設定されているか否かを判断する(ステップS29)。
ステップS29で、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、音声出力部13への通電をOFFするよう設定されていないと判断すると(ステップS29;No)、CPU161は、ステップS31の処理に移行する。
一方、ステップS29で、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、音声出力部13への通電をOFFするよう設定されていると判断すると(ステップS29;Yes)、CPU161は、音声出力部13への通電をOFFする(ステップS30)。
次いで、CPU161は、ユーザによる操作部14の操作により、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第1周期よりも長い第2周期で実行されるよう設定されているか否かを判断する(ステップS31)。
ステップS31で、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第1周期よりも長い第2周期で実行されるよう設定されていると判断すると(ステップS31;Yes)、CPU161は、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位を第2周期で実行させる(ステップS32)。
次いで、CPU161は、計時部15による計時を開始させて(ステップS33)、判定プログラム163fを実行して、ユーザによる操作部14の操作により設定された切替タイミングに対応した復帰タイミングになったか否かを判定する(ステップS34)。
具体的には、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも小さくなったか否か判定する。一方、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも大きくなったか否か判定する。
ステップS34で、復帰タイミングになったと判定すると(ステップS34;Yes)、CPU161は、CPU161は、ステップS33で開始させた計時部15による計時を終了させて(ステップS35)、本処理を終了する。
具体的には、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも小さくなったと判定した場合に、復帰タイミングになったと判定する。一方、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも大きくなったと判定した場合に、復帰タイミングになったと判定する。
一方、ステップS34で、復帰タイミングになっていないと判定すると(ステップS34;No)、CPU161は、ユーザによる操作部14の操作によって、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードから通常動作モードに復帰するよう指示されたか否かを判断する(ステップS36)。
具体的には、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以上になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも小さくなっていないと判定した場合に、復帰タイミングになっていないと判定する。一方、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度以下になった時と設定された場合は、CPU161は、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出されたナビゲーション装置1の移動速度がユーザの平均歩行速度よりも大きくなっていないと判定した場合に、復帰タイミングになっていないと判定する。
ステップS36で、通常動作モードに復帰するよう指示されたと判断すると(ステップS36;Yes)、ステップS35の処理に移行する。
一方、ステップS36で、通常動作モードに復帰するよう指示されていないと判断すると(ステップS36;No)、CPU161は、ステップS33からの時間(計時時間)が延長タイミングになったか否かを判断する(ステップS37)。
ステップS37で、計時時間が延長タイミングになっていないと判断すると(ステップS37;No)、CPU161は、ステップS34以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS37で、計時時間が延長タイミングになったと判断すると(ステップS37;Yes)、CPU161は、第2周期を延長して(ステップS38)、ステップS34以降の処理を繰り返して行う。
また、ステップS31で、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第1周期よりも長い第2周期で実行されるよう設定されていないと判断すると(ステップS31;No)、CPU161は、判定プログラム163fを実行して、ユーザによる操作部14の操作により設定された切替タイミングに対応した復帰タイミングになったか否かを判定する(ステップS39)。
ステップS39で、復帰タイミングになったと判定すると(ステップS39;Yes)、CPU161は、本処理を終了する。
一方、ステップS39で、復帰タイミングになっていないと判定すると(ステップS39;No)、CPU161は、ユーザによる操作部14の操作によって、ナビゲーション装置1の動作モードを省電力動作モードから通常動作モードに復帰するよう指示されたか否かを判断する(ステップS40)。
ステップS40で、通常動作モードに復帰するよう指示されていないと判断すると(ステップS40;No)、CPU161は、ステップS39以降の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS40で、通常動作モードに復帰するよう指示されたと判断すると(ステップS40;Yes)、CPU161は、本処理を終了する。
以上説明した本発明のナビゲーション装置1によれば、操作部14によって、ユーザが、通常動作モードから省電力動作モードに切り替える切替タイミングを含む省電力動作モードの内容を設定することができ、判定プログラム163fを実行したCPU161によって、ユーザによる操作部14の操作により設定された切替タイミングになったか否かを判定することができ、切替プログラム163gを実行したCPU161によって、判定プログラム163fを実行したCPU161により切替タイミングになったと判定されると、通常動作モードから省電力動作モードに切り替えることができる。
したがって、ユーザにより設定されたタイミングで消費電力を抑える動作モードとしての省電力動作モードに切り替わるため、ユーザの好みを考慮できて使い勝手がよい。
また、ナビゲーション装置1によれば、算出プログラム163eを実行したCPU161によって、測位プログラム163bを実行したCPU161により測位された現在位置に関する位置情報に基づいて、ナビゲーション装置1の移動速度を算出することができ、ユーザによる操作部14の操作によって、切替タイミングとして、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出された移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以上になった時と、算出プログラム163eを実行したCPU161により算出された移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以下になった時と、の何れかを設定できる。
したがって、例えば、立ち止まっているとき或いはゆっくり歩いているときに正確な現在位置を確認したいユーザや、急いで歩いているときは現在位置を確認しないユーザは、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以上になった時を設定することができ、例えば、急いで歩いているときに正確な現在位置を確認したいユーザや、立ち止まっているとき或いはゆっくり歩いているときは現在位置を確認しないユーザは、切替タイミングとして、ナビゲーション装置1の移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以下になった時を設定することができるため、ユーザの好みを考慮できて使い勝手がよい。
また、ナビゲーション装置1によれば、通常動作モード時は、ナビゲーション装置1の電源がONされており、そして、ユーザによる操作部14の操作によって、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、ナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、省電力動作モード時に、ナビゲーション装置1の電源をONするか、或いは、ナビゲーション装置1を所定の電源OFF状態にするかを選択することによって、省電力動作モードをカスタマイズすることができる。
また、ナビゲーション装置1によれば、計時部15によって、切替プログラム163gを実行したCPU161により通常動作モードから省電力動作モードに切り替えられた時点からの時間を計時することができ、切替プログラム163gを実行したCPU161によって、ユーザによる操作部14の操作により省電力動作モードの内容として省電力動作モード時にナビゲーション装置1が所定の電源OFF状態になるよう設定されている場合、計時部15により計時された時間が予め設定された自動復帰時間を上回ると、省電力動作モードから通常動作モードに復帰させることができる。
すなわち、自動復帰時間を上回ると、正確な現在位置が表示部12に表示されることになるため、所定の電源OFF状態になった後、ユーザは、自らナビゲーション装置1の電源をONして、現在位置が測位されてその測位された現在位置が表示されるのを待つことなく、正確な現在位置を知ることができる。
また、ナビゲーション装置1によれば、通常動作モード時は、表示部12への通電がONされており、そして、ユーザによる操作部14の操作によって、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、表示部12への通電をOFFするよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、省電力動作モード時に、表示部12への通電をONするかOFFするかを選択することによって、省電力動作モードをカスタマイズすることができる。
また、ナビゲーション装置1によれば、所与の音声出力処理を行う音声出力部13を備え、通常動作モード時は、音声出力部13への通電がONされており、そして、ユーザによる操作部14の操作によって、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、音声出力部13への通電をOFFするよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、省電力動作モード時に、音声出力部13への通電をONするかOFFするかを選択することによって、省電力動作モードをカスタマイズすることができる。
また、ナビゲーション装置1によれば、通常動作モード時は、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第1周期で実行されており、そして、ユーザによる操作部14の操作によって、省電力動作モードの内容として、省電力動作モード時に、測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第1周期よりも長い第2周期で実行されるよう設定可能である。
すなわち、ユーザは、省電力動作モード時に、現在位置の測位を第1周期で実行するか第2周期で実行するかを選択することによって、省電力動作モードをカスタマイズすることができる。
また、ナビゲーション装置1によれば、測位プログラム163bを実行したCPU161によって、ユーザによる操作部14の操作により省電力動作モードの内容として省電力動作モード時に測位プログラム163bを実行したCPU161による現在位置の測位が第2周期で実行されるよう設定されている場合に、切替プログラム163gを実行したCPU161により通常動作モードから省電力動作モードに切り替えられた時点からの時間が増加するにつれて、当該第2周期を延長していくことができる。
すなわち、省電力動作モードに切り替わっている間の時間が長くなるにつれて、現在位置を測位する周期が延長されるため、消費電力をより抑えることができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
電子機器は、GPS信号に基づいて測位された現在位置を歩行案内表示とともに表示するナビゲーション装置1の限りではなく、GPS信号に基づいて測位された現在位置を表示することができる装置であれば任意である。
ナビゲーション装置1の移動速度の算出の仕方は、ナビゲーション装置1の移動速度を算出することができるのであれば、任意である。
第1速度及び第2速度は、ユーザの平均歩行速度の限りではなく、任意である。また、第1速度及び第2速度は、同一の速度である必要はなく、異なる速度であってもよい。
省電力動作モードの内容は、省電力動作モードが通常動作モードよりも消費電力の少ないモードになるのであれば、任意である。
第2周期の延長の仕方は、通常動作モードから省電力動作モードに切り替えられた時点からの時間が増加するにつれて、当該第2周期を延長することができるのであれば、任意である。
所定の電源OFF状態は、ナビゲーション装置1を構成する各部のうちの計時部15及び制御部16以外の各部への電源部17からの通電をOFFする状態の限りではなく、ナビゲーション装置1を構成する各部全てへの電源部17からの通電をOFFする状態であってもよい。この場合、通常動作モードから省電力動作モードに切り替えられた時点からの時間が自動復帰時間を上回っても、ナビゲーション装置1の動作モードは、省電力動作モードから通常動作モードに復帰されない。
本発明にかかるナビゲーション装置の機能的構成を示す図である。 表示部に表示された「切替タイミング設定画面」を示す図である。 表示部に表示された「省電力動作モードの内容の設定(その1)画面」を示す図である。 表示部に表示された「省電力動作モードの内容の設定(その2)画面」を示す図である。 表示部に表示された「省電力動作モードの内容の設定(その3)画面」を示す図である。 表示部に表示された「省電力動作モードの内容の設定(その4)画面」を示す図である。 本発明にかかるナビゲーション装置による動作モードの切り替えに関する処理について説明するためのフローチャートである。 本発明にかかるナビゲーション装置による省電力動作モード時の処理について説明するための第1フローチャートである。 本発明にかかるナビゲーション装置による省電力動作モード時の処理について説明するための第2フローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置(電子機器)
12 表示部
13 音声出力部
14 操作部(設定手段)
15 計時部(計時手段)
161 CPU(測位手段、算出手段、判定手段、切替手段)
163b 測位プログラム(測位手段)
163e 算出プログラム(算出手段)
163f 判定プログラム(判定手段)
163g 切替プログラム(切替手段)

Claims (10)

  1. 現在位置を測位する測位手段を備え、当該測位手段により測位された現在位置を表示部に表示する携帯可能なナビゲーション装置において、
    当該ナビゲーション装置の動作モードには、第1動作モードと、当該第1動作モードよりも消費電力の少ない第2動作モードと、があり、
    所与の音声出力処理を行う音声出力部と、
    前記測位手段により測位された現在位置に関する位置情報に基づいて、当該ナビゲーション装置の移動速度を算出する算出手段と、
    ユーザが、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替える切替タイミングを含む前記第2動作モードの内容を設定するための設定手段と、
    前記設定手段により設定された切替タイミングになったか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記切替タイミングになったと判定されると、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替える切替手段と、
    前記切替手段により前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えられた時点からの時間を計時する計時手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記切替タイミングとして、前記算出手段により算出された移動速度が予め設定されたユーザの平均歩行速度以上になった時と、前記算出手段により算出された移動速度が当該予め設定されたユーザの平均歩行速度以下になった時と、の何れかを設定可能に構成されており、
    前記第1動作モード時は、前記ナビゲーション装置の電源がONされており、
    前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記ナビゲーション装置が所定の電源OFF状態になるよう設定可能であり、
    前記所定の電源OFF状態時は、前記切替手段及び前記計時手段への通電がONされており、
    前記切替手段は、前記設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に前記ナビゲーション装置が所定の電源OFF状態になるよう設定されている場合、前記計時手段により計時された時間が予め設定された自動復帰時間を上回ると、前記第2動作モードから前記第1動作モードに復帰させ、
    前記第1動作モード時は、前記測位手段による現在位置の測位が第1周期で実行されており、
    前記設定手段は、当該設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に前記ナビゲーション装置が所定の電源OFF状態になるよう設定されていない場合に、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記表示部への通電をOFFする設定、当該第2動作モード時に、前記音声出力部への通電をOFFする設定、及び当該第2動作モード時に、前記測位手段による現在位置の測位を前記第1周期よりも長い第2周期で実行させる設定が可能であり、
    前記測位手段は、前記設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に当該測位手段による現在位置の測位が前記第2周期で実行されるよう設定されている場合に、前記計時手段により計時された時間が増加するにつれて、当該第2周期を延長していくことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 現在位置を測位する測位手段を備え、当該測位手段により測位された現在位置を表示部に表示する携帯可能な電子機器において、
    当該電子機器の動作モードには、第1動作モードと、当該第1動作モードよりも消費電力の少ない第2動作モードと、があり、
    ユーザが、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替える切替タイミングを含む前記第2動作モードの内容を設定するための設定手段と、
    前記設定手段により設定された切替タイミングになったか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記切替タイミングになったと判定されると、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    前記測位手段により測位された現在位置に関する位置情報に基づいて、当該電子機器の移動速度を算出する算出手段を備え、
    前記設定手段は、前記切替タイミングとして、前記算出手段により算出された移動速度が予め設定された第1速度以上になった時と、前記算出手段により算出された移動速度が予め設定された第2速度以下になった時と、の何れかを設定可能に構成されていることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器において、
    前記第1速度及び前記第2速度は、ユーザの平均歩行速度であることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項2〜4の何れか一項に記載の電子機器において、
    前記第1動作モード時は、前記表示部への通電がONされており、
    前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記表示部への通電をOFFするよう設定可能であることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項2〜5の何れか一項に記載の電子機器において、
    前記第1動作モード時は、前記測位手段による現在位置の測位が第1周期で実行されており、
    前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記測位手段による現在位置の測位が前記第1周期よりも長い第2周期で実行されるよう設定可能であることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器において、
    前記測位手段は、前記設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に当該測位手段による現在位置の測位が前記第2周期で実行されるよう設定されている場合に、前記切替手段により前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えられた時点からの時間が増加するにつれて、当該第2周期を延長していくことを特徴とする電子機器。
  8. 請求項2〜7の何れか一項に記載の電子機器において、
    所与の音声出力処理を行う音声出力部を備え、
    前記第1動作モード時は、前記音声出力部への通電がONされており、
    前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記音声出力部への通電をOFFするよう設定可能であることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項2〜8の何れか一項に記載の電子機器において、
    前記第1動作モード時は、前記電子機器の電源がONされており、
    前記設定手段は、前記第2動作モードの内容として、当該第2動作モード時に、前記電子機器が所定の電源OFF状態になるよう設定可能であることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9に記載の電子機器において、
    前記切替手段により前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えられた時点からの時間を計時する計時手段を備え、
    前記所定の電源OFF状態時は、前記切替手段及び前記計時手段への通電がONされており、
    前記切替手段は、前記設定手段により前記第2動作モードの内容として当該第2動作モード時に前記電子機器が所定の電源OFF状態になるよう設定されている場合、前記計時手段により計時された時間が予め設定された自動復帰時間を上回ると、前記第2動作モードから前記第1動作モードに復帰させることを特徴とする電子機器。
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