JP2017181074A - 電子時計 - Google Patents
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Abstract
【課題】各動作モードの実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示可能する。【解決手段】複数の動作モードを有し2次電池62を電源として使用する電子時計は、2次電池62の残量を表示する2時側情報表示部30と、ユーザーの操作を受けるナビゲーション開始スイッチBと、ナビゲーション開始スイッチBが受けたユーザーの操作に応じて、複数の動作モードの中から電子時計が実行する実行動作モードを決定し、実行動作モードに応じて、2時側情報表示部30での電池の残量の表示を切り替える制御部6と、を含む。【選択図】図4
Description
本発明は、電子時計に関する。
特許文献1には、目的地へのナビゲーションを液晶表示装置のようなディジタルディスプレイを用いて実行する時計が記載されている。
ところで、複数の動作モードを有し電池を電源として使用する電子時計(以下「複数動作モード付き電子時計」と称する)においては、時計としての基本機能である時刻表示モード(時刻を表示する動作モード)を、他の動作モードに対して優先させることが考えられる。
例えば、複数動作モード付き電子時計において、電池残量が少なくなるにつれて実行可能な動作モードが減っていき、最終的に時刻表示モードのみが実行可能となるように、動作モードごとに、動作モードを実行可能な電池残量率の最低レベル(以下「最低電池残量率レベル」とも称する)を設定することが考えられる。
一例としては、特許文献1に記載されたようなGPS機能を利用したナビゲーションを行うナビゲーションモードと、時刻表示モードと、を有する電子時計において、ナビゲーションモードに対しては最低電池残量率レベルとして電池残量率50%が設定され、時刻表示モードに対しては最低電池残量率レベルとして電池残量率10%が設定される。
この場合、電池の残量率が100%〜50%の間は、ナビゲーションモードと時刻表示モードとのいずれもが実行可能となるが、電池の残量率が50%〜10%の間は、時刻表示モードのみが実行可能となる。
この場合、電池の残量率が100%〜50%の間は、ナビゲーションモードと時刻表示モードとのいずれもが実行可能となるが、電池の残量率が50%〜10%の間は、時刻表示モードのみが実行可能となる。
しかしながら、動作モードごとに最低電池残量率レベルを設定する場合、複数動作モード付き電子時計において単純に電池残量または電池残量率が表示されると、各動作モードについての実質的な電池残量が直感的に分かりにくくなってしまう。
例えば、上述したように、ナビゲーションモードに対して最低電池残量率レベルとして電池残量率50%が設定され、時刻表示モードに対して最低電池残量率レベルとして電池残量率10%が設定されている状況で、電池残量率48%が表示された場合、利用者は、実際には使用できないナビゲーションモードを使用可能と誤認してしまうおそれがある。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示可能することを解決課題とする。
本発明に係る電子時計の一態様は、複数の動作モードを有し電池を電源として使用する電子時計であって、前記電池の残量を表示する表示部と、ユーザーの操作を受ける操作部と、前記操作部が受けた前記ユーザーの操作に応じて、前記複数の動作モードの中から前記電子時計が実行する実行動作モードを決定し、前記実行動作モードに応じて、前記表示部での前記電池の残量の表示を切り替える制御部と、を含むことを特徴とする。
この態様によれば、実行動作モードに応じて電池残量の表示が切り替えられるので、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示することが可能になる。
この態様によれば、実行動作モードに応じて電池残量の表示が切り替えられるので、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示することが可能になる。
上述した電子時計の一態様において、前記複数の動作モードの各々には、当該動作モードを実行するために必要な電池残量率の最低レベルが設定されており、前記電池残量率の最低レベルは、前記動作モードごとに異なっており、前記制御部は、前記実行動作モードとなった前記動作モードの前記電池残量率の最低レベルに応じて、前記表示部での前記電池の残量の表示を切り替えることが望ましい。
この態様によれば、動作モードにおける電池残量率の最低レベルに応じて電池残量の表示が切り替わるので、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示することが可能になる。
この態様によれば、動作モードにおける電池残量率の最低レベルに応じて電池残量の表示が切り替わるので、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示することが可能になる。
上述した電子時計の一態様において、前記制御部は、前記電池の残量率が、前記実行動作モードとなった前記動作モードの前記電池残量率の最低レベルになった際に、前記電池の残量の表示が電池残量ゼロを示すように、前記表示部を制御することが望ましい。
この態様によれば、表示部での電池残量ゼロの表示が、動作モードにおける実質的な電池残量ゼロ(電池残量率の最低レベル)に対応するので、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示可能になる。
この態様によれば、表示部での電池残量ゼロの表示が、動作モードにおける実質的な電池残量ゼロ(電池残量率の最低レベル)に対応するので、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示可能になる。
上述した電子時計の一態様において、前記複数の動作モードのうち1つの動作モードは、時刻を表示する時刻表示モードであり、前記時刻表示モードの前記電池残量率の最低レベルは、前記複数の動作モードのうち前記時刻表示モード以外の動作モードの前記電池残量率の最低レベルよりも低いことが好ましい。
この態様によれば、上述した作用効果に加え、電池残量が少なくなっても、複数の動作モードの中で時刻表示モードを優先的に実行できる。このため、時計としての基本機能である時刻表示モードを、他の動作モードに対して優先させることが可能になる。
この態様によれば、上述した作用効果に加え、電池残量が少なくなっても、複数の動作モードの中で時刻表示モードを優先的に実行できる。このため、時計としての基本機能である時刻表示モードを、他の動作モードに対して優先させることが可能になる。
上述した電子時計の一態様において、前記複数の動作モードのうち1つの動作モードは、目的地へのナビゲーションを実行するナビゲーションモードであり、前記制御部は、前記実行動作モードが前記ナビゲーションモードになった場合、前記電池の残量に応じて前記ナビゲーションモードの実行可能回数を推定し、当該ナビゲーションモードの実行可能回数を、前記電池の残量の表示として前記表示部に表示することが望ましい。
この態様によれば、ナビゲーションモードを実行可能な回数の目安となる推定値を表示するので、ナビゲーションモードをあと何回使用できるかを直感的に分かりやすく表示可能になる。
この態様によれば、ナビゲーションモードを実行可能な回数の目安となる推定値を表示するので、ナビゲーションモードをあと何回使用できるかを直感的に分かりやすく表示可能になる。
<第1実施形態>
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を説明する。なお、図面において各部の寸法や縮尺は実際のものと適宜異なる。また、以下に記載する実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を説明する。なお、図面において各部の寸法や縮尺は実際のものと適宜異なる。また、以下に記載する実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は、本実施形態に係るセンサー付き電子時計(以下、単に「電子時計」と称する)Wを示す平面図である。
<電子時計Wの概要>
まず、電子時計Wの概要を説明する。
電子時計Wは、電池を電源として使用し、時刻表示部10の2時側に設けられた2時側情報表示部30で電池の残量を表示する。また、電子時計Wは、複数の動作モードを有する。電子時計Wは、動作モードとして、目的地へのナビゲーションを行うナビゲーションモードと、時刻を表示する時刻表示モードと、を有している。
まず、電子時計Wの概要を説明する。
電子時計Wは、電池を電源として使用し、時刻表示部10の2時側に設けられた2時側情報表示部30で電池の残量を表示する。また、電子時計Wは、複数の動作モードを有する。電子時計Wは、動作モードとして、目的地へのナビゲーションを行うナビゲーションモードと、時刻を表示する時刻表示モードと、を有している。
電子時計Wでは、電池残量が少なくなったときに時計としての基本機能である時刻表示モードをナビゲーションモードよりも優先させるために、時刻表示モードを実行できる電池残量率の最低レベルが、ナビゲーションモードを実行できる電池残量率の最低レベルよりも低く設定されている。
なお、電池残量率は、電池残量が満量の状態であるときに100%を示し、電池残量が空の状態であるときに0%を示す。
なお、電池残量率は、電池残量が満量の状態であるときに100%を示し、電池残量が空の状態であるときに0%を示す。
本実施形態では、図2に示したように、時刻表示モードを実行できる電池残量率の最低レベル(最低電池残量率レベル)LTとして電池残量率10%が用いられ、ナビゲーションモードを実行できる電池残量率の最低レベル(最低電池残量率レベル)LNとして電池残量率50%が用いられる。よって、時刻表示モードは、電池残量率100%〜10%までの間(図2に示した範囲Tm)で実行可能となる。ナビゲーションモードは、電池残量率100%〜50%までの間(図2に示した範囲Nm)で実行可能となる。なお、図2では、電池残量率が60%であることも示されている。
図2に示した例では、電池残量率が100%〜50%の間は、ナビゲーションモードと時刻表示モードとのいずれもが実行可能となるが、電池残量率が50%〜10%の間は、ナビゲーションモードと時刻表示モードとのうち、時刻表示モードのみが実行可能となる。よって、時刻表示モードがナビゲーションモードよりも優先される。
しかしながら、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLN(=50%)と、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLT(=10%)が異なっているため、図2に示したように、単に電池残量率(=60%)が示された場合、各動作モードについての実質的な電池残量が直感的に分かりにくくなってしまう。
図2に示した例で説明すると、電池残量率が60%でありナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNが50%であるので、ナビゲーションモードについての実質的な電池残量率は20%(=(60%−50%)/(100%−50%))である。しかしながら、図2に示した電池残量率60%から、ナビゲーションモードについての実質的な電池残量率20%を直感的に認識することは困難である。
また、電池残量率が60%であり時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTが10%であるので、時刻表示モードについての実質的な電池残量率は56%(=(60%−10%)/(100%−10%))である。しかしながら、図2に示した電池残量率60%から、時刻表示モードについての実質的な電池残量率56%を直感的に認識することは困難である。
そこで、電子時計Wは、電子時計Wの実行する動作モード(以下「実行動作モード」と称する)に応じて、2時側情報表示部30で表示する電池の残量の表示を切り替える。
例えば、2時側情報表示部30は、実行動作モードが時刻表示モードである場合には、電池残量率が100%のときに満量(100%)を示し、電池残量率が10%(=時刻表示モードの最低電池残量率レベル)のときに空(0%)を示すように、電池の残量を表示する。
一方、実行動作モードがナビゲーションモードである場合には、2時側情報表示部30は、電池残量率が100%のときに満量(100%)を示し、電池残量率が50%(=ナビゲーションモードの最低電池残量率レベル)のときに空(0%)を示すように、電池の残量を表示する。
2時側情報表示部30は、電池の残量を表示する表示部の一例である。本実施形態では、2時側情報表示部30は、電池の残量として電池の残量率を表示する。
例えば、2時側情報表示部30は、実行動作モードが時刻表示モードである場合には、電池残量率が100%のときに満量(100%)を示し、電池残量率が10%(=時刻表示モードの最低電池残量率レベル)のときに空(0%)を示すように、電池の残量を表示する。
一方、実行動作モードがナビゲーションモードである場合には、2時側情報表示部30は、電池残量率が100%のときに満量(100%)を示し、電池残量率が50%(=ナビゲーションモードの最低電池残量率レベル)のときに空(0%)を示すように、電池の残量を表示する。
2時側情報表示部30は、電池の残量を表示する表示部の一例である。本実施形態では、2時側情報表示部30は、電池の残量として電池の残量率を表示する。
時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTと、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNは、それぞれ、10%と50%に限らず、時刻表示モードの最低電池残量率レベルが、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルよりも低ければよい。
<ナビゲーションモードについて>
電子時計Wは、実行動作モードがナビゲーションモードである場合、例えば、出発地へ戻るためのナビゲーションを行うことができる。ナビゲーションのために、地点登録スイッチAと、ナビゲーション開始スイッチBが使用される。
電子時計Wは、実行動作モードがナビゲーションモードである場合、例えば、出発地へ戻るためのナビゲーションを行うことができる。ナビゲーションのために、地点登録スイッチAと、ナビゲーション開始スイッチBが使用される。
<地点登録動作の概要>
ユーザーが出発地で地点登録スイッチAを特定時間(例えば2秒)以上継続して押下すると、電子時計Wは、出発地の座標(位置座標)を取得し、その座標を保持する。出発地の座標は、目的地の座標として用いられる。なお、電子時計Wは、GPSで出発地(現在地)の座標を取得する。このため、位置の座標は緯度と経度で示される。また、特定時間は、2秒に限らず適宜変更可能である。
ユーザーが出発地で地点登録スイッチAを特定時間(例えば2秒)以上継続して押下すると、電子時計Wは、出発地の座標(位置座標)を取得し、その座標を保持する。出発地の座標は、目的地の座標として用いられる。なお、電子時計Wは、GPSで出発地(現在地)の座標を取得する。このため、位置の座標は緯度と経度で示される。また、特定時間は、2秒に限らず適宜変更可能である。
<ナビゲーション動作の概要>
地点登録が行われた後、ユーザーが電子時計Wと共に他の地点に移動し、電子時計Wの実行動作モードが時刻表示モードになっている状況で、ユーザーがナビゲーション開始スイッチBを所定時間(例えば2秒)以上継続して押下すると、電子時計Wは、実行動作モードを時刻表示モードからナビゲーションモードに切り替える。所定時間は、2秒に限らず適宜変更可能である。
地点登録が行われた後、ユーザーが電子時計Wと共に他の地点に移動し、電子時計Wの実行動作モードが時刻表示モードになっている状況で、ユーザーがナビゲーション開始スイッチBを所定時間(例えば2秒)以上継続して押下すると、電子時計Wは、実行動作モードを時刻表示モードからナビゲーションモードに切り替える。所定時間は、2秒に限らず適宜変更可能である。
電子時計Wは、ナビゲーションモードでは、GPSで一回あるいは定期的に現在地の座標を取得し、後述する磁気センサーを用いて定期的に北の方向を取得する。
ナビゲーションモードでは、電子時計Wは、現在地の座標を取得するごとに、出発地の座標と最新の現在地の座標とを用いて、現在地から出発地までの距離(以下「出発地までの距離」と称する)と、現在地から見た出発地の方位(以下「出発地の方位」と称する)とを算出する。
電子時計Wは、出発地の方向と出発地までの距離とを算出すると、磁気センサーを使って取得した北の方向を基準として、指針13で目的地の方向と真北の方向とを切り替えて指示し、距離表示針43で目的地までの距離を表示することで、出発地へ戻るためのナビゲーションを行う。なお、指針13の指示方向は、方位表示切り替えスイッチDの押下操作に応じて切り替えられる。
なお、実行動作モードがナビゲーションモードである状況で、ナビゲーション開始スイッチBが所定時間(例えば2秒)以上継続して押下されたり、ナビゲーションモードが一定時間(例えば2分)継続されたりした場合、実行動作モードは、ナビゲーションモードから時刻表示モードに切り替わる。
<GPSの利用>
次に、電子時計Wが電波(GPS衛星からの電波)を用いて現在地の座標(位置情報)と時刻情報とを求める手法を説明する。
次に、電子時計Wが電波(GPS衛星からの電波)を用いて現在地の座標(位置情報)と時刻情報とを求める手法を説明する。
図3は、電子時計Wを含むGPSの全体図である。
電子時計Wは、GPS衛星8からの電波を受信して内部時計(後述するRTC1)の計時時刻を修正する腕時計である。電子時計Wは、腕と接触する側の面(以下「裏面」と称する)の反対側の面(以下「表面」と称する)に時刻等を表示する。GPS衛星8は、地球の上空において、所定の軌道上を周回する航法衛星である。GPS衛星8は、航法メッセージが重畳された1.57542GHzの電波(L1波)を地上に送信している。以降の説明では、航法メッセージが重畳された1.57542GHzの電波を衛星信号と称する。衛星信号は、右旋偏波の円偏波である。
電子時計Wは、GPS衛星8からの電波を受信して内部時計(後述するRTC1)の計時時刻を修正する腕時計である。電子時計Wは、腕と接触する側の面(以下「裏面」と称する)の反対側の面(以下「表面」と称する)に時刻等を表示する。GPS衛星8は、地球の上空において、所定の軌道上を周回する航法衛星である。GPS衛星8は、航法メッセージが重畳された1.57542GHzの電波(L1波)を地上に送信している。以降の説明では、航法メッセージが重畳された1.57542GHzの電波を衛星信号と称する。衛星信号は、右旋偏波の円偏波である。
現在、約31個のGPS衛星8(図3においては、4個のみを図示)が存在している。衛星信号がどのGPS衛星8から送信されたかを識別するために、各GPS衛星8はC/Aコード(Coarse/Acquisition Code)と呼ばれる1023bit(1ms周期)の固有のパターンを衛星信号に重畳する。各bitは、+1、または−1のいずれかである。このため、C/Aコードは、ランダムパターンのように見える。
GPS衛星8は原子時計を搭載している。衛星信号には、原子時計で計時された極めて正確なGPS時刻情報が含まれている。地上のコントロールセグメントにより、各GPS衛星8に搭載されている原子時計のわずかな時刻誤差が測定されている。衛星信号には、その時刻誤差を補正するための時刻補正パラメーターも含まれている。電子時計Wは、1つのGPS衛星8から送信された衛星信号(電波)を受信し、その中に含まれるGPS時刻情報と時刻補正パラメーターとを使用して得られた正確な時刻(時刻情報)に、内部時計(RTC1)の計時時刻を合わせる。
衛星信号には、GPS衛星8の軌道上の位置を示す軌道情報も含まれている。電子時計Wは、GPS時刻情報と軌道情報とを使用して測位計算を行うことができる。
測位計算は、電子時計Wの内部時計の計時時刻にある程度の誤差が含まれていることを前提として行われる。すなわち、電子時計Wの三次元の位置を特定するためのx,y,zパラメーターに加えて時刻誤差も未知数になる。そのため、電子時計Wは、一般的には4つ以上のGPS衛星8からそれぞれ送信された衛星信号を受信し、その中に含まれるGPS時刻情報と軌道情報を使用して測位計算を行い、現在地の位置情報(現在地の座標)を求める。
測位計算は、電子時計Wの内部時計の計時時刻にある程度の誤差が含まれていることを前提として行われる。すなわち、電子時計Wの三次元の位置を特定するためのx,y,zパラメーターに加えて時刻誤差も未知数になる。そのため、電子時計Wは、一般的には4つ以上のGPS衛星8からそれぞれ送信された衛星信号を受信し、その中に含まれるGPS時刻情報と軌道情報を使用して測位計算を行い、現在地の位置情報(現在地の座標)を求める。
説明を図1に戻す。
電子時計Wは、時刻表示部10と、地点登録スイッチAと、ナビゲーション開始スイッチBと、竜頭スイッチCと、方位表示切り替えスイッチDと、を有している。
電子時計Wは、時刻表示部10と、地点登録スイッチAと、ナビゲーション開始スイッチBと、竜頭スイッチCと、方位表示切り替えスイッチDと、を有している。
時刻表示部10は、時針11と、分針12と、指針13と、ダイヤルリング14と、6時側に設けられた6時側情報表示部20と、2時側に設けられた2時側情報表示部30と、10時側に設けられた10時側情報表示部40と、日にち表示部50と、を有している。
ダイヤルリング14には、12時制の目盛り14aが環状に形成されている。
時刻表示部10は、動作モードに関わらず、目盛り14aを基準にして時針11と分針12とで時刻を表示する。時針11と分針12との指示位置は、例えば、竜頭スイッチCの操作に応じて変更される。
また、時刻表示部10は、時刻表示モードでは、指針13で時刻の秒を表示する。また、時刻表示部10は、ナビゲーションモードでは、指針13で目的地の方向と真北の方向とを切り替えて指示する。
6時側情報表示部20は、文字板21と、モード指針22と、を有している。
文字板21には、動作モードを表す文字が記載されている。具体的には、文字板21には、時刻表示モードを表す「TIME」の文字21bと、「COMP」の文字21cと、「FAR」の文字21dと、「NEAR」の文字21eが記載されている。
文字板21には、動作モードを表す文字が記載されている。具体的には、文字板21には、時刻表示モードを表す「TIME」の文字21bと、「COMP」の文字21cと、「FAR」の文字21dと、「NEAR」の文字21eが記載されている。
6時側情報表示部20は、モード指針22が「TIME」の文字21bを指示することで実行動作モードが時刻表示モードであることを表示する。6時側情報表示部20は、モード指針22が、「COMP」の文字21c、「FAR」の文字21d、および「NEAR」の文字21eのいずれかを指示することで、実行動作モードがナビゲーションモードであることを表示する。
さらに説明すると、6時側情報表示部20は、指針13が真北の方向を示す場合、モード指針22で、文字板21上の「COMP」の文字21cを指し示す。6時側情報表示部20は、指針13が目的地の方向を示す場合、モード指針22で、「FAR」の文字21dまたは「NEAR」の文字21eを指し示す。
さらに説明すると、6時側情報表示部20は、指針13が真北の方向を示す場合、モード指針22で、文字板21上の「COMP」の文字21cを指し示す。6時側情報表示部20は、指針13が目的地の方向を示す場合、モード指針22で、「FAR」の文字21dまたは「NEAR」の文字21eを指し示す。
指針13が目的地の方向を示している状態で、目的地までの距離が1km以上の場合は、モード指針22は、文字板21上の「FAR」の文字21dを指し示す。モード指針22が「FAR」の文字21dを指し示す場合、10時側情報表示部40の文字板41に記載された数値の目盛り41bは1km単位として使用され、目的地までの距離の距離レンジが10kmになる。図1に示した例では、モード指針22が「FAR」の文字21dを指し示しているため、距離表示針43は9kmを表示していることになる。
一方、指針13が目的地の方向を示している状態で、目的地までの距離が1km未満の場合、モード指針22は、文字板21上の「NEAR」の文字21eを指し示す。モード指針22が「NEAR」の文字21eを指し示す場合、10時側情報表示部40の数値の目盛り41bは100m単位として使用され、目的地の距離までの距離レンジが1000mになる。例えば、図1に示した例において、モード指針22が「NEAR」の文字21eを指し示すと、距離表示針43は900mを表示していることになる。
2時側情報表示部30は、文字板31と、残量指針32と、を有している。
文字板31には、電子時計Wの電源として使用されている電池の残量を示す残量メーター31aが設けられている。残量メーター31aにおいて、電池残量率100%に対応する位置には「F」の文字31a1が設けられ、電池残量率0%(ゼロ)に対応する位置には「E」の文字31a2が設けられている。
文字板31には、電子時計Wの電源として使用されている電池の残量を示す残量メーター31aが設けられている。残量メーター31aにおいて、電池残量率100%に対応する位置には「F」の文字31a1が設けられ、電池残量率0%(ゼロ)に対応する位置には「E」の文字31a2が設けられている。
2時側情報表示部30は、残量指針32で残量メーター31aを指示することで電池の残量を表示する。2時側情報表示部30は、実行動作モードに応じて、電池の残量の表示を切り替える。
上述したように、2時側情報表示部30は、実行動作モードが時刻表示モードである場合には、電池残量率が100%のときに、残量指針32が満量(100%)を意味する「F」の文字31a1を指し示し、電池残量率が10%(=時刻表示モードの最低電池残量率レベル)のときに、残量指針32がゼロ(0%)を意味する「E」の文字31a2を指し示すように、電池の残量を表示する。
一方、実行動作モードがナビゲーションモードである場合には、2時側情報表示部30は、電池残量率が100%のときに、残量指針32が満量(100%)を意味する「F」の文字31a1を指し示し、電池残量率が50%(=ナビゲーションモードの最低電池残量率レベル)のときに、残量指針32がゼロ(0%)を意味する「E」の文字31a2を指し示すように、電池の残量を表示する。
上述したように、2時側情報表示部30は、実行動作モードが時刻表示モードである場合には、電池残量率が100%のときに、残量指針32が満量(100%)を意味する「F」の文字31a1を指し示し、電池残量率が10%(=時刻表示モードの最低電池残量率レベル)のときに、残量指針32がゼロ(0%)を意味する「E」の文字31a2を指し示すように、電池の残量を表示する。
一方、実行動作モードがナビゲーションモードである場合には、2時側情報表示部30は、電池残量率が100%のときに、残量指針32が満量(100%)を意味する「F」の文字31a1を指し示し、電池残量率が50%(=ナビゲーションモードの最低電池残量率レベル)のときに、残量指針32がゼロ(0%)を意味する「E」の文字31a2を指し示すように、電池の残量を表示する。
10時側情報表示部40は、文字板41と、距離表示針43と、を有している。
文字板41には、0〜9までの目盛り41bが環状に形成されている。
10時側情報表示部40は、実行動作モードがナビゲーションモードである場合、目盛り41bを基準にして、距離表示針43で目的地までの距離を表示する。
文字板41には、0〜9までの目盛り41bが環状に形成されている。
10時側情報表示部40は、実行動作モードがナビゲーションモードである場合、目盛り41bを基準にして、距離表示針43で目的地までの距離を表示する。
日にち表示部50は、カレンダーの日にちを表示する日車51を有している。
図4は、電子時計Wの構成図である。図4において、図1に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
電子時計Wは、太陽電池60と、充放電制御部61と、2次電池62と、電源部63と、を有している。2次電池62は、電子時計Wの電源として使用される。充放電制御部61は、太陽電池60が生成した電力で2次電池62を充電し、2次電池62の電力を電源部63に供給する。電源部63は、2次電池62から供給された電力を用いて内部電源電圧Vddを生成する。内部電源電圧Vddは、後述する、RTC1、GPSレシーバー2、電池残量検出部4、記憶部5、制御部6、およびモータードライバー401〜406に供給される。
電子時計Wは、時刻表示部10に関する構成として、時針11と、分針12と、指針13と、輪列機構201および202と、ステッピングモーター301および302と、モータードライバー401および402と、を含む。モータードライバー401は、輪列機構201を介して時針11と分針12とを駆動するためにステッピングモーター301を駆動する。モータードライバー402は、輪列機構202を介して指針13を駆動するためにステッピングモーター302を駆動する。
電子時計Wは、6時側情報表示部20に関する構成として、モード指針22と、輪列機構203と、ステッピングモーター303と、モータードライバー403と、を含む。モータードライバー403は、輪列機構203を介してモード指針22を駆動するためにステッピングモーター303を駆動する。
電子時計Wは、2時側情報表示部30に関する構成として、残量指針32と、輪列機構204と、ステッピングモーター304と、モータードライバー404と、を含む。モータードライバー404は、輪列機構204を介して残量指針32を駆動するためにステッピングモーター304を駆動する。
電子時計Wは、10時側情報表示部40に関する構成として、距離表示針43と、輪列機構205と、ステッピングモーター305と、モータードライバー405と、を含む。モータードライバー405は、輪列機構205を介して距離表示針43を駆動するためにステッピングモーター305を駆動する。
電子時計Wは、日にち表示部50に関する構成として、日車51と、輪列機構206と、ステッピングモーター306と、モータードライバー406と、を含む。モータードライバー406は、輪列機構206を介して日車51を駆動するためにステッピングモーター306を駆動する。
電子時計Wは、さらに、RTC(リアルタイムクロック)1と、GPSレシーバー2と、磁気センサー3と、電池残量検出部4と、記憶部5と、制御部6と、を含む。
RTC1は、水晶振動子(不図示)から出力された基準信号を用いて時刻を計時する。
GPSレシーバー2は、GPS衛星8から送信された衛星信号(電波)を受信する。
磁気センサー3は、地磁気、つまり、磁北を検出する。
電池残量検出部4は、電源である2次電池62の残量率Rを検出する。例えば、電池残量検出部4は、2次電池62の電圧を検出し、その電圧から2次電池62の残量率Rを検出する。本実施形態では、電池残量検出部4は、電子時計Wが動作している間、定期的に2次電池62の残量率Rを検出する。
GPSレシーバー2は、GPS衛星8から送信された衛星信号(電波)を受信する。
磁気センサー3は、地磁気、つまり、磁北を検出する。
電池残量検出部4は、電源である2次電池62の残量率Rを検出する。例えば、電池残量検出部4は、2次電池62の電圧を検出し、その電圧から2次電池62の残量率Rを検出する。本実施形態では、電池残量検出部4は、電子時計Wが動作している間、定期的に2次電池62の残量率Rを検出する。
記憶部5は、例えば、一時的でない記録媒体(non-transitory storage medium)であり、コンピュータープログラムを記録している。また、記憶部5は、動作モードと最低電池残量率レベルとの関係を示した関係テーブルを記録している。
図5は、関係テーブル5aの一例を示した図である。
図5に示した関係テーブル5aでは、動作モードとして、時刻表示モードとナビゲーションモードとが設定され、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTとして10%が設定され、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNとして50%が設定されている。このため、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTは、複数の動作モードのうち時刻表示モード以外の動作モード(ナビゲーションモード)の電池残量率の最低レベルよりも低くなっている。
図5に示した関係テーブル5aでは、動作モードとして、時刻表示モードとナビゲーションモードとが設定され、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTとして10%が設定され、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNとして50%が設定されている。このため、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTは、複数の動作モードのうち時刻表示モード以外の動作モード(ナビゲーションモード)の電池残量率の最低レベルよりも低くなっている。
説明を図4に戻す。制御部6は、例えば、CPUであり、記憶部5に記憶されたコンピュータープログラムを読み取り実行することで種々の機能を実現する。
例えば、制御部6は、GPSレシーバー2が受信した衛星信号を用いて、現在地の座標(位置座標)を特定する。また、制御部6は、指針13と距離表示針43とを用いて、出発地(目的地)へのナビゲーションを実行する。
また、制御部6は、ナビゲーション開始スイッチBの所定時間(例えば2秒)以上継続した押下に応じて、時刻表示モードとナビゲーションモードとの中から、電子時計Wの実行動作モードを決定する。この決定に応じて、電子時計Wの実行動作モードが切り替わる。
例えば、制御部6は、実行動作モードが時刻表示モードである状況で、ナビゲーション開始スイッチBの所定時間(例えば2秒)以上継続した押下を検出すると、実行動作モードを時刻表示モードからナビゲーションモードに切り替える。また、制御部6は、実行動作モードがナビゲーションモードである状況で、ナビゲーション開始スイッチBの所定時間(例えば2秒)以上継続した押下を検出すると、実行動作モードをナビゲーションモードから時刻表示モードに切り替える。
ナビゲーション開始スイッチBは、ユーザーの操作を受ける操作部の一例である。ナビゲーション開始スイッチBの所定時間(例えば2秒)以上継続した押下操作は、操作部が受けたユーザーの操作の一例である。なお、ユーザーの操作を受ける操作部は、ナビゲーション開始スイッチBに限らず適宜変更可能である。例えば、電子時計Wが、実行動作モードを切り替えるモード切り替えスイッチを有する場合、このモード切り替えスイッチが、ユーザーの操作を受ける操作部の一例となる。
制御部6は、さらに、ナビゲーションモードが一定時間(例えば2分)継続された場合、実行動作モードを、ナビゲーションモードから時刻表示モードに切り替える。
制御部6は、さらに、実行動作モードに応じて、2時側情報表示部30での電池の残量の表示を切り替える。この際、制御部6は、2次電池62の電池残量率Rと実行動作モードとに応じて、2時側情報表示部30における電池の残量の表示を切り替える。
<動作の説明>
次に、電池残量表示を中心に電子時計Wの動作を説明する。
次に、電池残量表示を中心に電子時計Wの動作を説明する。
<地点登録動作>
図6は、地点登録動作を説明するためのフローチャートである。
例えば、制御部6は、出発地で地点登録スイッチAが特定時間(例えば2秒)以上継続して押下されたこと(地点登録スイッチAの長押し)を検出すると(ステップS601)、GPSレシーバー2を起動し、GPS衛星8から送信された衛星信号を、GPSレシーバー2を介して受け付ける。続いて、制御部6は、衛星信号を用いて現在地の座標を算出する(ステップS602)。続いて、制御部6は、現在地の座標を記憶部5に記憶(登録)する(ステップS603)。記憶部5に記憶された座標は、目的地の位置を示す目的地情報として用いられる。
図6は、地点登録動作を説明するためのフローチャートである。
例えば、制御部6は、出発地で地点登録スイッチAが特定時間(例えば2秒)以上継続して押下されたこと(地点登録スイッチAの長押し)を検出すると(ステップS601)、GPSレシーバー2を起動し、GPS衛星8から送信された衛星信号を、GPSレシーバー2を介して受け付ける。続いて、制御部6は、衛星信号を用いて現在地の座標を算出する(ステップS602)。続いて、制御部6は、現在地の座標を記憶部5に記憶(登録)する(ステップS603)。記憶部5に記憶された座標は、目的地の位置を示す目的地情報として用いられる。
<ナビゲーション動作>
図7は、ナビゲーション動作を説明するためのフローチャートである。
制御部6は、実行動作モードが時刻表示モードである状況でナビゲーション開始スイッチBが所定時間(例えば2秒)以上継続して押下されたこと(時刻表示モード下でのナビゲーション開始スイッチBの長押し)を検出すると(ステップS701)、実行動作モードを時刻表示モードからナビゲーションモードに切り替える(ステップS702)。
図7は、ナビゲーション動作を説明するためのフローチャートである。
制御部6は、実行動作モードが時刻表示モードである状況でナビゲーション開始スイッチBが所定時間(例えば2秒)以上継続して押下されたこと(時刻表示モード下でのナビゲーション開始スイッチBの長押し)を検出すると(ステップS701)、実行動作モードを時刻表示モードからナビゲーションモードに切り替える(ステップS702)。
続いて、制御部6は、GPSレシーバー2を起動し、GPS衛星8から送信された衛星信号を、GPSレシーバー2を介して受け付ける。続いて、制御部6は、衛星信号を用いて現在地の座標を算出する(ステップS703)。
続いて、制御部6は、記憶部5に記憶されている座標を目的地情報として用い、目的地情報(目的地の座標)と最新の現在地の座標とを用いて、現在地から見た出発地の方位と、現在地と出発地との間の距離(出発地までの距離)と、を決定する(ステップS704)。
続いて、制御部6は、出発地までの距離が1km以上か否かを判断する(ステップS705)。
出発地までの距離が1km以上である場合(ステップS705でYES)、制御部6は、6時側情報表示部20においてモード指針22が文字板21上の「FAR」の文字21dを指し示すように、モータードライバー403を制御する(ステップS706)。
一方、出発地までの距離が1km未満である場合(ステップS705でNO)、制御部6は、6時側情報表示部20においてモード指針22が文字板21上の「NEAR」の文字21eを指し示すように、モータードライバー403を制御する(ステップS707)。
出発地までの距離が1km以上である場合(ステップS705でYES)、制御部6は、6時側情報表示部20においてモード指針22が文字板21上の「FAR」の文字21dを指し示すように、モータードライバー403を制御する(ステップS706)。
一方、出発地までの距離が1km未満である場合(ステップS705でNO)、制御部6は、6時側情報表示部20においてモード指針22が文字板21上の「NEAR」の文字21eを指し示すように、モータードライバー403を制御する(ステップS707)。
続いて、制御部6は、磁気センサー3を起動し、磁気センサー3の出力に基づいて磁北の方向を決定する。続いて、制御部6は、磁北の方向を、予め記憶部5に記憶されている偏角の情報で補正して真北の方向を決定する(ステップS708)。なお、記憶部5が、偏角と位置座標との関係を表す偏角テーブルを記憶している場合、制御部6は、現在地の座標に対応する偏角を偏角テーブルから読み出し、その読み出した偏角を用いて磁北の方向を補正して、真北の方向を決定してもよい。
続いて、制御部6は、指針13が目的地の方向を指し示すように、モータードライバー402を制御する(ステップS709)。ここで、制御部6は、目的地の方向を、出発地の方位と真北の方向とに基づいて決定する。
続いて、制御部6は、10時側情報表示部40において距離表示針43が目的地までの距離を表示するようにモータードライバー405を制御する(ステップS710)。
ステップS710では、モード指針22が文字板21上の「FAR」の文字21dを指し示している場合、つまり、目的地までの距離が1km以上である場合、制御部6は、10時側情報表示部40の数値の目盛り41bを1km単位として使用する。このため、目的地までの距離の距離レンジが10kmになる。
一方、モード指針22が文字板21上の「NEAR」の文字21eを指し示している場合、つまり、目的地までの距離が1km未満である場合、制御部6は、10時側情報表示部40の数値の目盛り41bを100m単位として使用する。このため、目的地の距離までの距離レンジが1000mになる。
一方、モード指針22が文字板21上の「NEAR」の文字21eを指し示している場合、つまり、目的地までの距離が1km未満である場合、制御部6は、10時側情報表示部40の数値の目盛り41bを100m単位として使用する。このため、目的地の距離までの距離レンジが1000mになる。
続いて、制御部6は、電池残量検出部4から2次電池62の残量率Rを取得し、記憶部5の関係テーブル5a(図5参照)からナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLN(=50%)を読み出す。続いて、制御部6は、ナビゲーションモードにおける電池残量率RNを以下の(1)式を用いて算出する(ステップS711)。
RN=(R−LN)/(100%−LN) ・・・(1)式
例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、ナビゲーションモードにおける電池残量率RNは、(1)式から
RN=(60%−50%)/(100%−50%)=20%
となる。
RN=(R−LN)/(100%−LN) ・・・(1)式
例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、ナビゲーションモードにおける電池残量率RNは、(1)式から
RN=(60%−50%)/(100%−50%)=20%
となる。
続いて、制御部6は、2時側情報表示部30の残量指針32が電池残量率RNを指し示すように、モータードライバー404を制御する(ステップS712)。
制御部6は、指針13が目的地の方向を指示しているときに方位表示切り替えスイッチDの押下操作を受けると、指針13の指示する方向が真北の方向に切り替わるように、モータードライバー402を制御する。また、制御部6は、指針13が真北の方向を指示しているときに方位表示切り替えスイッチDの押下操作を受けると、指針13の指示する方向が目的地の方向に切り替わるように、モータードライバー402を制御する。このため、指針13は、方位表示切り替えスイッチDの押下操作に応じて、目的地の方向と真北の方向とを交互に指示する。
なお、指針13が真北の方向を示す場合、制御部6は、6時側情報表示部20において、モード指針22が文字板21上の「COMP」の文字21cを指し示すように、モータードライバー403を制御する。
一方、指針13が目的地の方向を示す場合に、制御部6は、目的地までの距離が1km以上である際には、6時側情報表示部20において、モード指針22が文字板21上の「FAR」の文字21dを指し示すように、モータードライバー403を制御する。また、指針13が目的地の方向を示す場合に、制御部6は、目的地までの距離が1km未満である際には、6時側情報表示部20において、モード指針22が文字板21上の「NEAR」の文字21eを指し示すように、モータードライバー403を制御する。
このため、指針13が目的地の方向を示しているか真北の方向を示しているかは、6時側情報表示部20のモード指針22の指し示す文字にて判断可能となる。これにより、1本の指針13で2つの方位情報(目的地の方向と真北の方向)を表示可能になる。
一方、指針13が目的地の方向を示す場合に、制御部6は、目的地までの距離が1km以上である際には、6時側情報表示部20において、モード指針22が文字板21上の「FAR」の文字21dを指し示すように、モータードライバー403を制御する。また、指針13が目的地の方向を示す場合に、制御部6は、目的地までの距離が1km未満である際には、6時側情報表示部20において、モード指針22が文字板21上の「NEAR」の文字21eを指し示すように、モータードライバー403を制御する。
このため、指針13が目的地の方向を示しているか真北の方向を示しているかは、6時側情報表示部20のモード指針22の指し示す文字にて判断可能となる。これにより、1本の指針13で2つの方位情報(目的地の方向と真北の方向)を表示可能になる。
以下、ナビゲーションモードが継続している間、制御部6は、衛星信号を用いた現在地の座標の算出と、磁気センサー3の出力を用いた真北の方向の決定動作と、目的地情報と現在地の座標とを用いた現在地と出発地との間の距離の決定動作と、目的地情報と現在地の座標と真北の方向とを用いた目的地の方向の決定動作と、を定期的に行い、これらの結果を用いて、目的地の方向と真北の方向と目的地までの距離との表示を定期的に更新していく。
また、制御部6は、2次電池62の残量率Rがナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLN(=50%)になると、実行動作モードをナビゲーションモードから時刻表示モードに切り替えて、ナビゲーションモードを終了する。
なお、省電力化のため、制御部6は、ナビゲーションモードが実行動作モードとなっている継続時間が所定の閾値時間(例えば2分)を超えた場合、磁気センサー3を用いた真北の決定動作と、指針13による方向指示動作と、距離表示針43による距離表示動作とを停止し、時針11と分針12と指針13で時刻を表示する。例えば、制御部6は、ナビゲーションモードが実行動作モードとなっている継続時間が所定の閾値時間を超えた場合、実行動作モードを、ナビゲーションモードから時刻表示モードに強制的に変更してもよい。所定の閾値時間は、2分に限らず適宜変更可能である。
また、省電力化の別の方法として、衛星信号を用いた現在地の座標の算出は、ナビゲーション開始スイッチBの1回の操作に対して1回のみとし、磁気センサー3の出力を用いた真北の方向の決定動作のみを定期的に行ってもよい。この場合は、目的地までの距離は更新されず、目的地の方向と真北の方向とが定期的に更新される。ユーザーが同じ位置に留まって向きだけが変わる場合、この動作で十分である。
<時刻表示動作>
図8は、時刻表示モードでの動作を説明するためのフローチャートである。
制御部6は、実行動作モードがナビゲーションモードである状況でナビゲーション開始スイッチBが所定時間(例えば2秒)以上継続して押下されたこと(ナビゲーションモード下でのナビゲーション開始スイッチBの長押し)を検出すると(ステップS801)、実行動作モードを時刻表示モードに切り替える(ステップS802)。なお、制御部6は、ナビゲーションモードが一定時間(例えば2分)継続された場合にも、実行動作モードを、ナビゲーションモードから時刻表示モードに切り替える。
図8は、時刻表示モードでの動作を説明するためのフローチャートである。
制御部6は、実行動作モードがナビゲーションモードである状況でナビゲーション開始スイッチBが所定時間(例えば2秒)以上継続して押下されたこと(ナビゲーションモード下でのナビゲーション開始スイッチBの長押し)を検出すると(ステップS801)、実行動作モードを時刻表示モードに切り替える(ステップS802)。なお、制御部6は、ナビゲーションモードが一定時間(例えば2分)継続された場合にも、実行動作モードを、ナビゲーションモードから時刻表示モードに切り替える。
続いて、制御部6は、モード指針22が文字板21上の「TIME」の文字21bを指し示すようにモータードライバー403を制御して、時刻表示モードを表示する(ステップS803)。
続いて、制御部6は、指針13が時刻の秒を指し示すようにモータードライバー402を制御する(ステップS804)。このため、時針11と分針12と指針13とで時刻が表示される。
続いて、制御部6は、距離表示針43の指示位置が目盛り41bのゼロの位置になるようにモータードライバー405を制御する(ステップS805)。
続いて、制御部6は、電池残量検出部4から2次電池62の残量率Rを取得し、記憶部5の関係テーブル5a(図5参照)から時刻表示モードの最低電池残量率レベルLT(=10%)を読み出す。続いて、制御部6は、時刻表示モードにおける電池残量率RTを以下の(2)式を用いて算出する(ステップS806)。
RT=(R−LT)/(100%−LT) ・・・(2)式
例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、時刻表示モードにおける電池残量率RTは、(1)式から
RT=(60%−10%)/(100%−10%)=56%
となる。
なお、実行動作モードが時刻表示モードである場合、制御部6は、時刻表示モードにおける電池残量率RTとして、2次電池62の残量率Rそのものを用いてもよい。
RT=(R−LT)/(100%−LT) ・・・(2)式
例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、時刻表示モードにおける電池残量率RTは、(1)式から
RT=(60%−10%)/(100%−10%)=56%
となる。
なお、実行動作モードが時刻表示モードである場合、制御部6は、時刻表示モードにおける電池残量率RTとして、2次電池62の残量率Rそのものを用いてもよい。
続いて、制御部6は、2時側情報表示部30の残量指針32が電池残量率RTを指し示すように、モータードライバー404を制御する(ステップS807)。
図9は、2次電池62の残量率Rが60%である状況でのナビゲーションモードにおける電池残量率RN(=20%)を示した図である。
図10は、2次電池62の残量率Rが60%である状況での時刻表示モードにおける電池残量率RT(=56%)を示した図である。
図9および図10に示したように、2次電池62の残量率Rが60%であっても、ナビゲーションモードにおける電池残量率RNと、時刻表示モードにおける電池残量率RTとは、各動作モードの最低電池残量率レベルに応じて異なるものとなる。そして、図9および図10に示したように、2時側情報表示部30は、実行動作モードに応じて電池残量率を切り替え、実行動作モードに応じた電池残量率を行うので、実行動作モードに応じた電池残量は直感的に分かりやすく表示される。
図10は、2次電池62の残量率Rが60%である状況での時刻表示モードにおける電池残量率RT(=56%)を示した図である。
図9および図10に示したように、2次電池62の残量率Rが60%であっても、ナビゲーションモードにおける電池残量率RNと、時刻表示モードにおける電池残量率RTとは、各動作モードの最低電池残量率レベルに応じて異なるものとなる。そして、図9および図10に示したように、2時側情報表示部30は、実行動作モードに応じて電池残量率を切り替え、実行動作モードに応じた電池残量率を行うので、実行動作モードに応じた電池残量は直感的に分かりやすく表示される。
制御部6は、2次電池62の残量率Rが時刻表示モードの最低電池残量率レベルLT(=10%)になると、消費電力を下げるために、時刻表示部10での時針11と分針12と指針13による時刻表示を停止する。この際、制御部6は、RTC1での時刻計時を継続する。
本実施形態によれば、実行動作モードに応じて電池残量の表示が切り替えられるので、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示することが可能になる。
また、2時側情報表示部30での電池残量ゼロの表示が、動作モードにおける実質的な電池残量ゼロ(最低電池残量率レベル)に対応するので、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示可能になる。
また、時刻表示モードの最低電池残量率レベルが、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルよりも低いので、電池残量が少なくなっても、複数の動作モードの中で時刻表示モードを優先的に実行できる。このため、時計としての基本機能である時刻表示モードを、他の動作モード(ナビゲーションモード)に対して優先させることが可能になる。
<第1実施形態の変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることもできる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることもできる。
<変形例1>
上述した本実施形態では、出発地で地点登録スイッチAが特定時間以上継続して押下されて、出発地が目的地として登録された後、出発地に戻るためのナビゲーションが実行される。
上述した本実施形態では、出発地で地点登録スイッチAが特定時間以上継続して押下されて、出発地が目的地として登録された後、出発地に戻るためのナビゲーションが実行される。
しかしながら、出発地に戻るためのナビゲーションを行う場合、制御部6は、ユーザーの移動経路上の複数の地点(ウエイポイント)の各々を記憶部5に登録し、登録した複数の地点のうちの1つを目的地として用い、目的地として用いる地点をユーザー操作に応じて切り替えながら、最終的に出発地へのナビゲーションを実行してもよい。
例えば、記憶部5に過去に登録された目的地の座標がすべてクリアされた状態で、ユーザーが、移動経路上の複数の地点の各々で、地点登録スイッチAを特定時間以上継続して押下して、各地点の座標(各目的地の座標)を電子時計Wに順番に登録する。この際、制御部6は、各地点の座標に、該地点が登録された順序に対応する番号を付し、番号が付された地点の座標を記憶部5に記憶する。
一例を挙げると、制御部6は、n(nは1以上の整数)番目に登録された地点の座標に対して番号「n」を付し、番号「n」が付された地点の座標を記憶部5に記憶する。
図11は、記憶部5が番号の付された地点の座標を管理するための目的地管理テーブル5bの一例を示した図である。この場合、ナビゲーションが開始される前に登録された各地点の座標(各目的地の座標)には、予め番号が付されていることになる。
なお、制御部6は、例えば、地点登録スイッチAとナビゲーション開始スイッチBとが共に押下された場合に、目的地管理テーブル5bに登録されている番号付き地点座標(記憶部5に過去に記憶された目的地の座標)をすべてクリアする。
制御部6は、登録した複数の地点のうちの1つを目的地として用い、その目的地へのナビゲーションを行い、さらに、その目的地として用いられた地点の座標に付された番号(n)を日車51が表示するように、モータードライバー406を制御する。
例えば、ユーザーが1つの経路上のn個の地点の座標を順番に電子時計W(記憶部5)に登録した場合、制御部6は、まず、最後に登録され番号「n」が付された地点の座標を目的地(目的地情報)として用いて、番号「n」が付された地点へのナビゲーションを実行しつつ、日車51で「n」を表示する。なお、目的地情報として用いられた位置情報に付された番号は、日車51ではなく、指針(例えば、残量指針32)で表示されてもよい。
その後、ユーザーは、電子時計Wのナビゲーションに従って番号「n」の付された地点に戻ってきたと判断したら、ナビゲーション開始スイッチBと竜頭スイッチCとを操作(例えば、竜頭スイッチCを引き出した状態でナビゲーション開始スイッチBを押下)して、目的地を、番号「n」が付された地点の座標から番号「n−1」が付された地点の座標に切り替える。この切り替えに応じて、電子時計Wは、番号「n−1」が付された地点へのナビゲーションを開始する。以下、同様に、日車51に表示される番号が1ずつ小さくなるように目的地を切り替えることで、出発地に戻るためのナビゲーションが実行される。
<変形例2>
上述した本実施形態では、制御部6は、地点登録スイッチAの操作に応じて出発地の座標(目的地情報)を記憶部5に登録したが、目的地情報は、予め記憶部5に登録されていてもよい。例えば、目的地の座標として、メッカの位置の座標が予め記憶部5に登録されていてもよい。この場合、目的地の方向としてキブラ(ムスリムの拝礼の方向)を表示することができる。
上述した本実施形態では、制御部6は、地点登録スイッチAの操作に応じて出発地の座標(目的地情報)を記憶部5に登録したが、目的地情報は、予め記憶部5に登録されていてもよい。例えば、目的地の座標として、メッカの位置の座標が予め記憶部5に登録されていてもよい。この場合、目的地の方向としてキブラ(ムスリムの拝礼の方向)を表示することができる。
<変形例3>
また、図12に示したように、電子時計Wに無線通信部7が設けられ、例えばスマートフォン等の通信機器から無線通信部7を介して目的地の座標が登録されてもよい。
また、図12に示したように、電子時計Wに無線通信部7が設けられ、例えばスマートフォン等の通信機器から無線通信部7を介して目的地の座標が登録されてもよい。
<変形例4>
制御部6は、実行動作モードがナビゲーションモードになった場合、電池の残量に応じてナビゲーションモードの実行可能回数を推定し、推定したナビゲーションモードの実行可能回数を、電池の残量の表示として日にち表示部50で表示してもよい。この場合、2時側情報表示部30と日にち表示部50とによって、電池の残量を表示する表示部が構成される。
制御部6は、実行動作モードがナビゲーションモードになった場合、電池の残量に応じてナビゲーションモードの実行可能回数を推定し、推定したナビゲーションモードの実行可能回数を、電池の残量の表示として日にち表示部50で表示してもよい。この場合、2時側情報表示部30と日にち表示部50とによって、電池の残量を表示する表示部が構成される。
例えば、制御部6は、以下のようにナビゲーションモードの実行可能回数を推定する。
記憶部5に、1回のナビゲーションモードで消費されると予想される消費電力量(以下「基準消費電力量」と称する)を示す消費電力量情報と、2次電池62の電池容量の最大値(以下「最大容量」と称する)を示す最大容量情報とが記憶される。
ナビゲーションモードが実行動作モードになると、制御部6は、電池残量検出部4が検出した電池残量率Rと、消費電力量情報と、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNと、最大容量情報と、に基づいて、以下に示す(4)式を用いて、ナビゲーションモードの実行可能回数Nnを推定する。
Nn=(最大容量×(R−LN))/基準消費電力量 ・・・(4)式
ここで、最大容量×(R−LN)にて算出される値は、ナビゲーションモード下で使用できる電力量を示す。
記憶部5に、1回のナビゲーションモードで消費されると予想される消費電力量(以下「基準消費電力量」と称する)を示す消費電力量情報と、2次電池62の電池容量の最大値(以下「最大容量」と称する)を示す最大容量情報とが記憶される。
ナビゲーションモードが実行動作モードになると、制御部6は、電池残量検出部4が検出した電池残量率Rと、消費電力量情報と、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNと、最大容量情報と、に基づいて、以下に示す(4)式を用いて、ナビゲーションモードの実行可能回数Nnを推定する。
Nn=(最大容量×(R−LN))/基準消費電力量 ・・・(4)式
ここで、最大容量×(R−LN)にて算出される値は、ナビゲーションモード下で使用できる電力量を示す。
なお、制御部6は、ナビゲーションモードが実行動作モードになるたびに、1回のナビゲーションモードで消費された消費電力量を不図示の計測器で計測し、その計測結果を記憶部5に記憶し、記憶部5に計測結果が記憶されている状況でナビゲーションモードが実行動作モードになった場合、計測結果の平均値を基準消費電力量として用いてもよい。
<第2実施形態>
図13は、本発明の第2実施形態に係る電子時計W1を示す平面図である。さらに言えば、図13は、時刻表示モード下の電子時計W1を示す平面図である。図14は、電子時計W1の構成図である。図13および図14において、図1または図4に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
図13は、本発明の第2実施形態に係る電子時計W1を示す平面図である。さらに言えば、図13は、時刻表示モード下の電子時計W1を示す平面図である。図14は、電子時計W1の構成図である。図13および図14において、図1または図4に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。
第2実施形態の電子時計W1と第1実施形態の電子時計Wとの主な相違点は、以下の通りである。
まず、電子時計W1は、時刻表示部10と、6時側情報表示部20と、2時側情報表示部30と、10時側情報表示部40と、日にち表示部50と、輪列機構201〜206と、ステッピングモーター301〜306と、モータードライバー401〜406の代わりに、LCD(液晶表示装置)70と、LCDドライバー71と、を有している。
また、電子時計W1は、動作モードとして、時刻表示モードとナビゲーションモードに加えて、コンパスモードを有している。
また、電子時計W1は、モード切り替えスイッチEを有しており、竜頭スイッチCと方位表示切り替えスイッチDとを有していない。
そして、電子時計W1は、上述した変形例1の構成(番号の付された地点の座標を管理し、その地点を目的地とするナビゲーションを実行し、目的地となった地点の番号を表示する点等)を含んでいる。なお、目的地を、番号「n」が付された地点の座標から番号「n−1」が付された地点の座標に切り替えるための操作としては、地点登録スイッチAとモード切り替えスイッチEとが共に押下される操作が用いられる。
まず、電子時計W1は、時刻表示部10と、6時側情報表示部20と、2時側情報表示部30と、10時側情報表示部40と、日にち表示部50と、輪列機構201〜206と、ステッピングモーター301〜306と、モータードライバー401〜406の代わりに、LCD(液晶表示装置)70と、LCDドライバー71と、を有している。
また、電子時計W1は、動作モードとして、時刻表示モードとナビゲーションモードに加えて、コンパスモードを有している。
また、電子時計W1は、モード切り替えスイッチEを有しており、竜頭スイッチCと方位表示切り替えスイッチDとを有していない。
そして、電子時計W1は、上述した変形例1の構成(番号の付された地点の座標を管理し、その地点を目的地とするナビゲーションを実行し、目的地となった地点の番号を表示する点等)を含んでいる。なお、目的地を、番号「n」が付された地点の座標から番号「n−1」が付された地点の座標に切り替えるための操作としては、地点登録スイッチAとモード切り替えスイッチEとが共に押下される操作が用いられる。
LCD70は、ディジタルディスプレイの一例である。LCDドライバー71は、LCD70を駆動する。LCD70とLCDドライバー71は、内部電源電圧Vddを電源電圧として使用する。
コンパスモードは、LCD70が真北の方向を示すモードである。
モード切り替えスイッチEは、電子時計W1の実行動作モードを切り替えるために使用される。制御部6は、モード切り替えスイッチEに対する押下操作を検知するごとに、電子時計W1の実行動作モードを「時刻表示モード」から「コンパスモード」へ、「コンパスモード」から「ナビゲーションモード」へ、「ナビゲーションモード」から「時刻表示モード」へと切り替える。電子時計W1は、初期状態では、時刻表示モードが実行動作モードとして設定される。
モード切り替えスイッチEは、電子時計W1の実行動作モードを切り替えるために使用される。制御部6は、モード切り替えスイッチEに対する押下操作を検知するごとに、電子時計W1の実行動作モードを「時刻表示モード」から「コンパスモード」へ、「コンパスモード」から「ナビゲーションモード」へ、「ナビゲーションモード」から「時刻表示モード」へと切り替える。電子時計W1は、初期状態では、時刻表示モードが実行動作モードとして設定される。
図15は、電子時計W1の記憶部5が記録している関係テーブル5cの一例を示した図である。
図15に示した関係テーブル5cでは、動作モードとして、時刻表示モードとコンパスモードとナビゲーションモードとが設定され、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTとして10%が設定され、コンパスモードの最低電池残量率レベルLCとして20%が設定され、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNとして50%が設定されている。このため、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTは、複数の動作モードのうち時刻表示モード以外の動作モード(コンパスモードおよびナビゲーションモード)の電池残量率の最低レベルよりも低くなっている。
時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTは、10%に限らず適宜変更可能である。コンパスモードの最低電池残量率レベルLCは、20%に限らず、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTよりも高ければよい。ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNは、50%に限らず、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTよりも高ければよい。
図15に示した関係テーブル5cでは、動作モードとして、時刻表示モードとコンパスモードとナビゲーションモードとが設定され、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTとして10%が設定され、コンパスモードの最低電池残量率レベルLCとして20%が設定され、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNとして50%が設定されている。このため、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTは、複数の動作モードのうち時刻表示モード以外の動作モード(コンパスモードおよびナビゲーションモード)の電池残量率の最低レベルよりも低くなっている。
時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTは、10%に限らず適宜変更可能である。コンパスモードの最低電池残量率レベルLCは、20%に限らず、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTよりも高ければよい。ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLNは、50%に限らず、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLTよりも高ければよい。
図16は、時刻表示モードの最低電池残量率レベルLT(=10%)と、コンパスモードの最低電池残量率レベルLC(=20%)と、ナビゲーションモードの最低電池残量率レベルLN(=50%)との関係を示した図である。
図16に示した例では、時刻表示モードは、電池残量率100%〜10%までの間(図16に示した範囲Tm)で実行可能となる。コンパスモードは、電池残量率100%〜20%までの間(図16で示した範囲Cm)で実行可能となる。ナビゲーションモードは、電池残量率100%〜50%までの間(図16で示した範囲Nm)で実行可能となる。なお、図16では、電池残量率が60%であることも示されている。
図16に示した例では、時刻表示モードは、電池残量率100%〜10%までの間(図16に示した範囲Tm)で実行可能となる。コンパスモードは、電池残量率100%〜20%までの間(図16で示した範囲Cm)で実行可能となる。ナビゲーションモードは、電池残量率100%〜50%までの間(図16で示した範囲Nm)で実行可能となる。なお、図16では、電池残量率が60%であることも示されている。
<時刻表示モード>
実行動作モードが時刻表示モードである場合、制御部6は、磁気センサー3とGPSレシーバー2との動作を停止し、磁気センサー3またはGPSレシーバー2が動作している場合よりも低い消費電力で動作する。
実行動作モードが時刻表示モードである場合、制御部6は、磁気センサー3とGPSレシーバー2との動作を停止し、磁気センサー3またはGPSレシーバー2が動作している場合よりも低い消費電力で動作する。
さらに、実行動作モードが時刻表示モードである場合、制御部6は、例えば図13に示したように、LCD70がカレンダー70aと時刻70bと電池残量(電池残量率)70cとを表示するように、LCDドライバー71を制御する。
この際、制御部6は、電池残量70cとして、電池残量検出部4が検出した2次電池62の残量率Rそのものを表示する。例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、電池残量70cとして60%が表示される。
この際、制御部6は、電池残量70cとして、電池残量検出部4が検出した2次電池62の残量率Rそのものを表示する。例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、電池残量70cとして60%が表示される。
なお、実行動作モードが時刻表示モードである状況でのLCD70における表示は、図13に示した表示に限らず適宜変更可能である。例えば、LCD70は、時刻70bと電池残量(電池残量率)70cのみを表示してもよい。
<コンパスモード>
実行動作モードがコンパスモードである場合、制御部6は、磁気センサー3を起動し、磁気センサー3で地磁気の向きを計測することで北の方向を特定し、例えば図17に示したように、LCD70が、北の方向70dと、電子時計W1が向いている方位(図17では西南西240°)70eと、コンパスモード表示70fと、時刻70bと、電池残量(電池残量率)70cとを表示するように、LCDドライバー71を制御する。
この際、制御部6は、2次電池62の残量率Rがコンパスモードの最低電池残量率レベル以上である場合に、電池残量(電池残量率)70cを表示する。因みに、制御部6は、2次電池62の残量率Rがコンパスモードの最低電池残量率レベル以上である場合に、電子時計W1の実行動作モードをコンパスモードに移行できる。
制御部6は、例えば、コンパスモードにおける電池残量率RCを以下の(3)式を用いて算出する。
RC=(R−LC)/(100%−LC) ・・・(3)式
ここで、(3)式におけるLC(コンパスモードの最低電池残量率レベルLC)は、図15に示した例では20%である。
例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、コンパスモードにおける電池残量率RCは、(3)式から
RC=(60%−20%)/(100%−20%)=50%
となる。
実行動作モードがコンパスモードである場合、制御部6は、磁気センサー3を起動し、磁気センサー3で地磁気の向きを計測することで北の方向を特定し、例えば図17に示したように、LCD70が、北の方向70dと、電子時計W1が向いている方位(図17では西南西240°)70eと、コンパスモード表示70fと、時刻70bと、電池残量(電池残量率)70cとを表示するように、LCDドライバー71を制御する。
この際、制御部6は、2次電池62の残量率Rがコンパスモードの最低電池残量率レベル以上である場合に、電池残量(電池残量率)70cを表示する。因みに、制御部6は、2次電池62の残量率Rがコンパスモードの最低電池残量率レベル以上である場合に、電子時計W1の実行動作モードをコンパスモードに移行できる。
制御部6は、例えば、コンパスモードにおける電池残量率RCを以下の(3)式を用いて算出する。
RC=(R−LC)/(100%−LC) ・・・(3)式
ここで、(3)式におけるLC(コンパスモードの最低電池残量率レベルLC)は、図15に示した例では20%である。
例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、コンパスモードにおける電池残量率RCは、(3)式から
RC=(60%−20%)/(100%−20%)=50%
となる。
なお、実行動作モードがコンパスモードである状況でのLCD70における表示は、図16に示した表示に限るものではなく適宜変更可能である。
<ナビゲーションモード>
実行動作モードがナビゲーションモードである場合、ナビゲーション開始スイッチBが押下されるごとに、制御部6は、GPSレシーバー2を起動して衛星信号を受信し、衛星信号を用いて現在地の座標を取得する。
実行動作モードがナビゲーションモードである場合、ナビゲーション開始スイッチBが押下されるごとに、制御部6は、GPSレシーバー2を起動して衛星信号を受信し、衛星信号を用いて現在地の座標を取得する。
続いて、制御部6は、現在地の座標と目的地情報とを用いて目的地までの距離と目的地の方位とを算出する。なお、図18に示した例では、制御部6は、目的地情報として、LCD70に表示された「3」の番号70gの付された地点の座標を用いている。
続いて、制御部6は、磁気センサー3を起動して磁気センサー3で地磁気の向きを計測することで北の方向を決定する。この際、制御部6は、磁気センサー3が計測した磁北の方向を、予め記憶部5に記憶されている偏角の情報で補正して真北の方向を決定する。なお、記憶部5が、偏角と位置座標との関係を表す偏角テーブルを記憶している場合、制御部6は、現在地の座標に対応する偏角を偏角テーブルから読み出し、その読み出した偏角を用いて磁北の方向を補正して、真北の方向を決定してもよい。続いて、制御部6は、北の方向と目的の方位とに基づいて目的地の方向を決定する。
続いて、制御部6は、例えば図18に示したように、LCD70が、北の方向70dと、目的地の方向70hと、目的地までの距離70iと、時刻70bと、電池残量70cと、番号70gと、ナビゲーションモード表示70jとを表示するように、LCDドライバー71を制御する。
この際、制御部6は、2次電池62の残量率Rがナビゲーションモードの最低電池残量率レベル以上である場合に、電池残量70cを表示する。因みに、制御部6は、2次電池62の残量率Rがナビゲーションモードの最低電池残量率レベル以上である場合に、電子時計W1の実行動作モードをナビゲーションモードに移行できる。
この際、制御部6は、2次電池62の残量率Rがナビゲーションモードの最低電池残量率レベル以上である場合に、電池残量70cを表示する。因みに、制御部6は、2次電池62の残量率Rがナビゲーションモードの最低電池残量率レベル以上である場合に、電子時計W1の実行動作モードをナビゲーションモードに移行できる。
制御部6は、例えば、ナビゲーションモードにおける電池残量率RNを上述した(1)式を用いて算出する。
例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、ナビゲーションモードにおける電池残量率RNは、(1)式から
RN=(60%−50%)/(100%−50%)=20%
となる。
例えば、2次電池62の残量率Rが60%であった場合、ナビゲーションモードにおける電池残量率RNは、(1)式から
RN=(60%−50%)/(100%−50%)=20%
となる。
なお、実行動作モードがナビゲーションモードである状況でのLCD70における表示は、図18に示した表示に限るものではなく適宜変更可能である。
本実施形態によれば、例えば、図13(時刻表示モードに対応)、図17(コンパスモードに対応)、および図18(ナビゲーションモードに対応)に示したように、2次電池62の残量率Rが同一である場合にも、電池残量70cの表示態様は、動作モードごとに異なる。具体的には、電池残量70cの表示態様は、実行動作モードになった動作モードの最低電池残量率レベルに応じて切り替わる。このため、各動作モードについての実質的な電池残量を直感的に分かりやすく表示可能になる。
<第2実施形態の変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることもできる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることもできる。
<変形例1>
本実施形態においても、第1実施形態で示したように変形(例えば、変形例2〜変形例4)がなされてもよい。なお、第2実施形態において変形例4の変形がなされた場合、制御部6は、LCDドライバー71を制御して、ナビゲーションモードの実行可能回数(推定値)をLCD70に表示する。
本実施形態においても、第1実施形態で示したように変形(例えば、変形例2〜変形例4)がなされてもよい。なお、第2実施形態において変形例4の変形がなされた場合、制御部6は、LCDドライバー71を制御して、ナビゲーションモードの実行可能回数(推定値)をLCD70に表示する。
A…地点登録スイッチ、B…ナビゲーション開始スイッチ、C…竜頭スイッチ、D…方位切り替えスイッチ、W…電子時計、1…RTC、2…GPSレシーバー、3…磁気センサー、4…電池残量検出部、5…記憶部、6…制御部、10…時刻表示部、11…時針、12…分針、13…指針、20…6時側情報表示部、22…モード表示針、30…2時側情報表示部、32…残量指針、40…10時側情報表示部、43…距離表示針、51…日車、60…太陽電池、61…充放電制御部、62…2次電池、63…電源部、201〜206…輪列機構、301〜306…ステッピングモーター、401〜406…モータードライバー。
Claims (5)
- 複数の動作モードを有し電池を電源として使用する電子時計であって、
前記電池の残量を表示する表示部と、
ユーザーの操作を受ける操作部と、
前記操作部が受けた前記ユーザーの操作に応じて、前記複数の動作モードの中から前記電子時計が実行する実行動作モードを決定し、前記実行動作モードに応じて、前記表示部での前記電池の残量の表示を切り替える制御部と、
を含むことを特徴とする電子時計。 - 前記複数の動作モードの各々には、当該動作モードを実行するために必要な電池残量率の最低レベルが設定されており、
前記電池残量率の最低レベルは、前記動作モードごとに異なっており、
前記制御部は、前記実行動作モードとなった前記動作モードの前記電池残量率の最低レベルに応じて、前記表示部での前記電池の残量の表示を切り替える、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 前記制御部は、前記電池の残量率が、前記実行動作モードとなった前記動作モードの前記電池残量率の最低レベルになった際に、前記電池の残量の表示が電池残量ゼロを示すように、前記表示部を制御することを特徴とする請求項2に記載の電子時計。
- 前記複数の動作モードのうち1つの動作モードは、時刻を表示する時刻表示モードであり、
前記時刻表示モードの前記電池残量率の最低レベルは、前記複数の動作モードのうち前記時刻表示モード以外の動作モードの前記電池残量率の最低レベルよりも低い、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の電子時計。 - 前記複数の動作モードのうち1つの動作モードは、目的地へのナビゲーションを実行するナビゲーションモードであり、
前記制御部は、前記実行動作モードが前記ナビゲーションモードになった場合、前記電池の残量に応じて前記ナビゲーションモードの実行可能回数を推定し、当該ナビゲーションモードの実行可能回数を、前記電池の残量の表示として前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項1、2または4に記載の電子時計。
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