JP2002195579A - 温水暖房システムおよびその制御方法 - Google Patents

温水暖房システムおよびその制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯器の遠隔操作装置と温水端末装置との間
においてデータの送受信を行なわせることにより、温水
端末装置で得られた情報を給湯器の遠隔操作装置に反映
させ得る温水暖房システムを提供する。 【解決手段】 給湯器2と、この給湯器2から温水の供
給を受けて暖房等を行う温水端末装置4と、給湯器2の
遠隔操作装置3とからなる温水暖房システム1であっ
て、温水端末装置4との間でデータの送受信を行なう通
信手段6と、遠隔操作装置3に対して電源重畳信号伝送
を行なう電源重畳通信手段5とを備える給湯器2に、上
記通信手段6と上記電源重畳通信手段5とを接続する通
信接続手段7を設ける。また、この通信接続手段7に
は、該通信接続手段7を介して送受信されるデータを記
憶する記憶手段71が設けられ、温水端末装置4から得
たデータが記憶される。つまり、遠隔操作装置3は、こ
の記憶手段71との通信によっても温水端末装置4の情
報を取得可能とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は温水暖房システム
およびその制御方法に関し、より詳細には、温水暖房シ
ステムにおける通信系の改良および当該改良にともなう
新たな制御方法の提案に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般家庭等で用いられる給湯器に
は、浴室や台所から給湯器を遠隔操作するための遠隔操
作装置が設けられている。この種の遠隔操作装置と給湯
器との通信にはいわゆる電源重畳信号伝送方式が採用さ
れている。つまり、給湯器には直流電源に信号を重畳し
て信号の送受信を行なう電源重畳通信手段が設けられ、
この電源重畳通信手段と遠隔操作装置とを二芯通信線で
接続することによって、上記遠隔操作装置が給湯器から
電源供給を受けるとともに、給湯器との間で遠隔制御用
の制御信号の送受信を行なうように構成されている。
【0003】その一方、最近では、給湯器から供給され
る温水を用いて部屋の暖房や浴室の乾燥等を行なう各種
の温水端末装置(たとえば、床暖房装置や浴室暖房機や
浴室乾燥機など)が提案されており、この種の温水端末
装置と給湯器とを配管接続してなる温水暖房システムが
存在する。
【0004】ところで、このような温水暖房システムで
は、図4に示すように、給湯器(熱源機)aには、給湯
器aの遠隔操作装置bとの間で電源重畳信号伝送方式で
通信を行なうための電源重畳通信手段cの他に、温水端
末装置dと双方向通信を行なうための通信手段eが設け
られている。つまり、この種の温水暖房システムに用い
られる給湯器aは、遠隔操作装置用の通信手段(電源重
畳通信手段)の他に、他の通信方式(たとえばインテリ
ジェント通信)の通信手段eを備えており、温水端末装
置dとの通信は専らこの通信手段eにより行なってい
る。
【0005】そして、各温水端末装置dには、図示しな
いがそれぞれ独自の操作部や遠隔操作装置が設けられ、
各温水端末装置dはこれらの操作部や遠隔操作装置によ
ってその動作が制御されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の温水暖房システムでは、給湯器の遠隔操作装
置と温水端末装置とが異なる通信方式を採用しているこ
とから、給湯器の遠隔操作装置と温水端末装置との間で
データの送受信が行なわれておらず、そのために以下の
ような種々の問題が生じていた。
【0007】(1) すなわち、近時の浴室乾燥機では、湿
度センサ(湿度検出手段)を備えて浴室内の湿度の検出
が行えるタイプのものが提供されているが、従来の温水
暖房システムでは、このよな湿度検出機能を備えた浴室
乾燥機を温水端末装置として接続しても、給湯器の遠隔
操作装置では当該湿度を表示することができなかった。
また、近時の浴室乾燥機では、浴室内の湿度を設定する
湿度設定手段が設けられ、この湿度設定手段で設定され
た湿度を目標値として乾燥運転を行うものも提案されて
いるが、従来の温水暖房システムではこのような湿度設
定手段を給湯器の遠隔操作装置から操作することができ
なかった。
【0008】(2) さらに、従来の温水暖房システムで
は、室内の温度を検出する温度センサ(温度検出手段)
を備えた浴室暖房機や温水暖房機を温水端末装置として
用いても、給湯器の遠隔操作装置からはこれらの機器で
設定する暖房温度(暖房設定温度)を遠隔操作すること
ができず、また、温度センサで得られた室内の温度を表
示することもできなかった。
【0009】(3) また、近時の給湯器では、遠隔操作装
置は、給湯器の点検時などにおいて給湯器の状況をモニ
タするための動作モード(メンテナンスモニタモード)
を備えたものが提案されており、遠隔操作装置の動作モ
ードをこのメンテナンスモニタモードに変更することに
より、該遠隔操作装置から給湯器の各種状況をモニタす
ることができるが、従来の温水暖房システムでは、給湯
器の遠隔操作装置と温水端末装置とが通信を行わないた
め、このようなメンテナンスモニタ機能を用いて温水端
末装置の状況を確認することはできなかった。
【0010】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その主たる目的は、給湯器の
遠隔操作装置と温水端末装置との間においてデータの送
受信を行なわせることにより、温水端末装置で得られた
情報を給湯器の遠隔操作装置に反映させ得る温水暖房シ
ステムを提供することにある。また、同様に、給湯器の
遠隔操作装置で得られる情報を温水端末装置に反映させ
ることも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる温水暖房システムは、熱源機と、こ
の熱源機から温水の供給を受けて室内の暖房や乾燥を行
う温水端末装置と、上記熱源機の遠隔操作装置とからな
る温水暖房システムであって、上記熱源機に、温水端末
装置との間でデータを双方向で送受信する通信手段と、
遠隔操作装置に対する電源供給とデータの送受信とを行
う電源重畳通信手段とが備えられたものにおいて、上記
熱源機が、上記通信手段と上記電源重畳通信手段とを接
続する通信接続手段と、該通信接続手段を介して上記温
水端末装置と熱源機の遠隔操作装置との間で送受信され
るデータを記憶する記憶手段とを備えている
【0012】そして、この温水暖房システムでは、上記
通信接続手段は、熱源機に複数の温水端末装置が接続さ
れている場合に、個々の温水端末装置を識別して温水端
末装置と遠隔操作装置との通信を制御する通信制御手段
を備えていることを特徴とする。
【0013】つまり、この温水暖房システムでは、熱源
機に設けられた通信接続手段により、温水端末装置で得
られた情報が熱源機の遠隔操作装置で報知される。ま
た、その一方、熱源機の遠隔操作装置で得られた情報が
温水端末装置の制御に反映される。そして、これら通信
の際に温水端末装置と遠隔操作装置との間で送受信され
るデータが熱源機の記憶手段に記憶され、後述する制御
に供される。また、熱源機に複数の温水端末が接続され
る場合には、これらの通信は通信制御手段により制御さ
れる。
【0014】そして、本発明の温水暖房システムの制御
方法は、上述した本発明の温水暖房システムの存在を前
提として、該温水暖房システムに以下のような制御構成
を備えさせることを特徴とする。
【0015】第一の制御方法は、上記温水端末装置は、
該温水端末装置が備える検出手段の検出データを定期的
に熱源機に送信し、上記熱源機は、この検出データを上
記記憶手段に記憶させるとともに、温水端末装置から新
たな検出データが送信されると、この新たな検出データ
を先に記憶手段に記憶させておいた検出データと比較し
て検出データが変更されているかを判断し、検出データ
が変更されている場合には変更後の新たな検出データを
熱源機の遠隔操作装置に送信し、上記熱源機の遠隔操作
装置は、上記熱源機から送信される検出データを報知す
ることを特徴とする。
【0016】そして、第二の制御方法は、上記遠隔操作
装置は、操作により得られた操作データを熱源機に送信
し、上記熱源機は、この操作データを上記記憶手段に記
憶させるとともに、遠隔操作装置から新たな操作データ
が送信されると、この新たな操作データを先に記憶手段
に記憶させておいた操作データと比較して操作データが
変更されているかを判断し、操作データが変更されてい
る場合には変更後の新たな操作データを温水端末装置に
送信し、上記温水端末装置は、上記熱源機から送信され
る操作データに基づいて運転することを特徴とする。
【0017】そして、第三の制御方法は、上記温水端末
装置は、該装置で設定できる設定要素の設定可能範囲を
示す設定可能範囲データを熱源機に送信し、上記熱源機
は、この設定可能範囲データを上記熱源機の遠隔操作装
置に送信し、上記熱源機の遠隔操作装置は、上記設定可
能範囲データに基づいて遠隔操作装置で設定可能な範囲
を報知して、この範囲で設定入力操作を受け付けること
を特徴とする。なお、ここで設定要素とは、上記温水端
末装置において設定可能な事項を意味し、たとえば温水
端末装置が温水暖房機である場合には暖房設定温度を、
また温水乾燥機である場合には当該乾燥機で設定される
室内の湿度を意味する。
【0018】そして、第四の制御方法は、上記給湯器の
遠隔操作装置は、温水端末装置を特定して温水端末装置
に情報の出力を要求する情報出力要求信号を上記熱源機
に送信し、上記熱源機は、この遠隔操作装置からの情報
出力要求に基づき、特定された温水端末装置に対して情
報出力要求を行い、この情報出力要求に応じて温水端末
装置から情報が入力されると、この入力された情報を上
記記憶手段に記憶するとともに、給湯器の遠隔操作装置
に対して情報の取得完了を示す情報取得完了信号を送信
し、給湯器の遠隔操作装置は、この情報取得完了信号の
受信後に上記記憶手段との通信により温水端末装置の情
報を報知することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る温水暖房シス
テムとその制御方法の一実施形態を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0020】図1は本発明に係る温水暖房システムの通
信系の概略構成を示すブロック図である。本発明に係る
温水暖房システム1は、図示のように、熱源を構成する
給湯器(熱源機)2と、該給湯器2の遠隔操作装置(図
示例では浴室用3a,と台所用3bの2台)3と、上記
給湯器2から温水の供給を受けて室内の暖房や乾燥を行
う温水端末装置4(図示例では浴室暖房機と浴室乾燥機
とを一体化した浴室暖房乾燥機4aと、床暖房装置4
b,4cの2台)とを主要部として構成される。
【0021】上記給湯器2には、上述したように、その
通信系として、電源重畳信号伝送方式により遠隔操作装
置3と通信を行なう電源重畳通信手段5と、この電源重
畳通信手段5とは異なる通信方式によって温水端末装置
4と双方向通信を行なう通信手段6とが設けられてい
る。そして、上記電源重畳通信手段5と遠隔操作装置3
との間には電源に信号を重畳して伝送するための二芯通
信線L1 が、また上記通信手段6と温水端末装置4との
間には双方向通信用の通信線L2 がそれぞれ接続されて
いる。
【0022】そしてさらに本発明に示す温水暖房システ
ム1では、給湯器2に上記電源重畳通信手段5と通信手
段6とを接続する通信接続手段7が設けられている。こ
の通信接続手段7は、電源重畳通信手段5と通信手段6
とのインターフェースを構成するものであって、この通
信接続手段7が設けられたことにより、上記遠隔操作装
置3から電源重畳通信手段5に対して送信されたデータ
がプロトコル変換等されて通信手段6にも供給される一
方、上記温水端末装置4から通信手段6に対して送信さ
れたデータが上記同様にプロトコル変換等されて電源重
畳手段5にも供給される。つまり、この通信接続手段7
を介することにより、上記遠隔操作装置3と温水端末装
置4との間でデータの送受信が可能とされている。
【0023】そして、この通信接続手段7には、遠隔操
作装置3と温水端末装置4との間で通信されるデータ等
を記憶する記憶手段71と、遠隔操作装置3と温水端末
装置4との間の通信を制御する通信制御手段72とが備
えられる。具体的には、上記記憶手段71は、後述する
データの送受信制御においてデータを一時的に記憶する
ための記憶装置で構成される。また、上記通信制御手段
72は、図示のように、給湯器2に複数の温水端末装置
4a〜4cが接続されている場合に、個々の温水端末装
置4を識別して遠隔操作装置との間の通信制御を行う。
【0024】より詳細には、たとえばこの通信制御手段
72は、上記通信手段6と各温水端末装置4a〜4cと
を接続する接続端子(図示せず)を識別することにより
各温水端末4a〜4cを識別して通信の制御を行う。具
体的には、たとえば浴室暖房乾燥機4aからデータから
送信されたデータを受信すると、このデータに浴室暖房
乾燥機4aからのデータであることを示すデータを付加
して遠隔操作装置3に送信し、また、遠隔操作装置3か
ら浴室暖房乾燥機4aを特定するデータが付加されたデ
ータを受信すると、当該データを浴室暖房乾燥機4aに
向けて送信する。さらに、各温水端末装置4a〜4cか
らデータが送信されると、どの温水端末装置4から送信
されたかを識別して、各装置毎にデータを選別して記憶
手段71に記憶させる。この通信制御手段72は、給湯
器2が制御中枢として備えるマイクロコンピュータ(図
示せず)によって構成される。
【0025】なお、上記給湯器2は、上記通信接続手段
7が設けられたこと以外は、従来の給湯器の構成と同様
であるので、ここではその詳細な説明は省略する。
【0026】一方、遠隔操作装置3は、給湯器2を遠隔
操作するためのリモートコントローラであって、その具
体的な構成は従来より周知であるのでここではその詳細
な説明は省略するが、本実施形態では、少なくとも給湯
器2から送信されたデータを視認または聴取可能に報知
する報知手段として表示部31を備えて構成される。こ
の表示部31は、文字や図形を任意に表示可能な表示装
置で構成され、具体的には、たとえば液晶表示パネルや
ドットマトリクス蛍光表示管などの表示装置が好適に採
用される。なお、図2および図3は、この遠隔操作装置
3の外観構成の一例を示す説明図であり、図中の符号3
2はこの遠隔操作装置3の操作スイッチを示している。
【0027】上記温水端末装置4は、給湯器2から温水
の供給を受けて室内の暖房や乾燥を行う装置であって、
本実施形態では、この温水端末装置4として、上述した
ように温水暖房機と温水乾燥機とを一体化してなる浴室
暖房乾燥機4aと、床暖房装置4b,4cとが設けられ
ている。
【0028】図において符号41で示すのは、浴室暖房
乾燥機4aで乾燥運転を行なう際にその運転時間や乾燥
時の目標湿度を設定する操作部であり、また、符号42
は浴室暖房乾燥機4aで乾燥運転を行なう際に浴室内の
湿度を検出する湿度センサ(検出手段)を示しており、
符号43は浴室暖房乾燥機4aで暖房運転を行なう際に
浴室温度を検出する温度センサ(検出手段)を示してい
る。また、符号44で示すのは床暖房装置4b,4cで
暖房設定温度等の設定を行う操作部を、また、符号45
は室温を検出する温度センサ(検出手段)を示してい
る。
【0029】そして、本発明では、このように給湯器2
の遠隔操作装置3と温水端末装置4との間でデータの送
受信が可能に構成されたことにより、本発明の温水暖房
システムでは、給湯器2とその遠隔操作装置3および温
水端末装置4とを以下のように制御することが可能とな
る。以下のその制御例について説明する。
【0030】A.温水暖房システムの制御例1 まず、第一の制御例として、温水端末装置4の検出手段
(浴室暖房乾燥機4aの湿度センサ42,温度センサ4
3や、床暖房装置4b,4cの温度センサ45)の検出
データを遠隔操作装置3で報知する制御構成を示す。
【0031】すなわち、温水端末装置4は、その運転が
開始されると(説明の便宜上、以下の説明では浴室暖房
乾燥機4aが暖房運転中の場合を説明する)、温度セン
サ43で検出される温度検出データ(検出データ)を、
通信線L2 を介して給湯器2の通信手段6に対して定期
的に送信する。この温度検出データの送信周期は任意に
設定可能である。
【0032】給湯器2は、この温度検出データを受信す
ると、まず最初に受信した温度検出データを上記記憶手
段71に記憶させるとともに、上記通信接続手段7から
電源重畳通信手段5に伝送し、電源重畳通信手段5から
二芯通信線L1 を介して給湯器2の遠隔操作装置3に送
信する。この温度検出データの送信に当たっては、上記
通信制御手段72において当該データの発信元が特定さ
れ、当該発信元を示すデータを付加して遠隔操作装置3
に送信される。
【0033】遠隔操作装置3は、給湯器2から送信され
た温度検出データを受信すると、この受信した温度検出
データに付加されたデータから当該データの発信元を特
定し、当該発信元とともに検出された浴室の温度を表示
部31に表示させる。図2はこの時の表示例を示してお
り、図示例では浴室暖房乾燥機4aが「端末1」として
表示され、浴室温度が「温度/25℃」として表示され
ている。なお、図2において「設定/30℃」として表
示されているのは暖房設定温度であり、この設定操作等
については後述する。
【0034】そして、浴室暖房乾燥機4aから新たに次
の温度検出値データ(新たな検出データ)が送信され、
このデータが給湯器2で受信されると、該給湯器2は、
この新たなデータと上記記憶手段71に記憶しておいた
データとを比較して、温度検出値が変化しているか否か
を判断する。そして、この判断において温度検出値が変
化していると判断されると、この新たな温度検出データ
が記憶手段71に記憶される(データが更新される)と
ともに、発信元を特定するデータと共に新たな温度検出
データが上記通信接続手段7から電源重畳通信手段5に
伝送され、電源重畳通信手段5から二芯通信線L1 を介
して給湯器2の遠隔操作装置3に送信される。なお、上
記判断の結果、データが変化していないと判断された場
合は、上記記憶手段71でデータの更新は行われず、ま
た遠隔操作装置3に対しての送信も行われない。
【0035】給湯器2の遠隔操作装置3では、給湯器2
からの温度検出データを受信すると、上述した場合と同
様に、その発信元と新たに受信したデータに基づいて浴
室温度の表示を行う(図2参照)。つまり、上記温度検
出データに基づき変更後の浴室温度を表示する。
【0036】これにより、ユーザは浴室を離れていても
給湯器2の遠隔操作装置3の近傍にさえ居れば、表示部
31の表示から常に最新の浴室温度を知覚することがで
き、一々浴室に赴かなくとも浴室内の温度を把握するこ
とができる。
【0037】なお、この制御例1では、浴室暖房乾燥機
4aが暖房運転をしている場合について説明したが、浴
室暖房乾燥機4aが乾燥運転をする場合には、上記温度
検出データに代えて湿度センサ42で検出される湿度検
出データ(検出データ)が定期的に送信され、遠隔操作
装置3の表示部31には浴室の湿度が表示される。ま
た、床暖房装置4b,4cのいずれかが運転する場合に
は、床暖房装置4b,4cから温度検出データの送信が
行われ、遠隔操作装置3の表示部31には、「端末2」
または「端末3」の表示とともに室内温度が表示され
る。さらに、2以上の温水端末装置4が同時に運転する
場合には、遠隔操作装置3の表示部31には動作中の温
水端末装置4についての情報が交互に表示される。
【0038】また、この第1の制御例はその応用とし
て、上述した場合と反対に、操作部32の操作により遠
隔操作装置3が得た操作データを給湯器2に送信させ、
この操作データを給湯器2の記憶手段71に記憶させる
とともに、給湯器2に対して遠隔操作装置3から新たな
操作データが送信された場合に、上記給湯器2において
この新たな操作データを先に記憶手段71に記憶させて
おいた操作データと比較させて操作データが変更されて
いるかを判断し、操作データが変更されている場合には
変更後の新たな操作データを温水端末装置4に送信させ
て、温水端末装置4をこの新たな操作データに基づいて
運転させることもできる。温水暖房システム1をこのよ
うに構成することにより、温水端末装置4を常に最新の
設定で運転させることが可能となる。
【0039】B.温水暖房システムの制御例2 次に、第二の制御例として、給湯器2の遠隔操作装置3
から温水端末装置4を遠隔操作する制御構成について説
明する(なお、ここでも説明の便宜上、浴室暖房乾燥機
4aが暖房運転中の場合について説明する)。
【0040】この場合、まず浴室暖房乾燥機4aから、
当該暖房乾燥機4aで暖房設定温度(設定要素)として
設定可能な温度の範囲、つまり設定可能範囲(たとえば
暖房設定温度として設定可能な温度の最大値と最低値)
についてのデータ(設定可能範囲データ)が給湯器2を
介して遠隔操作装置3に送信される。なお、この設定可
能範囲データは浴室暖房乾燥機4aの機種毎に設定され
るデータであり、このデータは各浴室暖房乾燥機4aの
制御部(図示せず)に記憶されている。
【0041】給湯器2は、この設定可能範囲データを受
信すると、このデータを上記通信接続手段7を介して給
湯器2の遠隔操作装置3に送信する。その際、上記通信
制御手段72は、この設定可能範囲データがどの端末か
ら送信されたかを特定して、当該発信元を示すデータを
付加するのは上記制御例1の場合と同様である。
【0042】給湯器2の遠隔操作装置3はこの設定可能
範囲データを受信すると、このデータから、給湯器2に
接続された浴室暖房乾燥機4aにおいて暖房設定温度と
して設定可能な温度が明らかになるので、この温度範囲
を報知するとともに、この範囲で浴室暖房乾燥機4aに
対する暖房設定温度の設定入力操作を受け付ける。ここ
で、上記温度範囲の報知は表示部31に設定可能な範囲
を表示する明示的な報知であってもよいが、当該範囲を
超えた暖房設定温度の設定操作の受け付けを拒否すると
いった黙示的な報知であってもよい。
【0043】このようにして浴室暖房乾燥機4aで暖房
設定温度として設定可能な範囲が遠隔操作装置3にデー
タとして取得されるので、遠隔操作装置3に予め浴室暖
房乾燥機4aを遠隔操作するためのプログラムを記憶さ
せておくことにより、ユーザは遠隔操作装置3の所定操
作によって浴室暖房乾燥機4aの暖房運転を遠隔操作す
ることが可能となる。また、これにより、ユーザは浴室
を離れていても一々浴室に赴かなくとも浴室の暖房を制
御可能となる。
【0044】なお、この第二の制御例では、浴室暖房乾
燥機4aの暖房運転を遠隔操作する場合について説明し
たが、浴室暖房乾燥機4aの乾燥運転を遠隔操作する場
合には、暖房設定温度の設定可能範囲に代えて乾燥運転
で設定可能な湿度の設置範囲を浴室暖房乾燥機4aから
送信させれば良く、また、また、床暖房装置4b,4c
のいずれかを遠隔操作する場合には、各床暖房装置4
b,4cで設定可能な暖房前提温度のデータを送信する
ようにすればよい。
【0045】C.温水暖房システムの制御例3 次に、第三の制御例について説明する。この第三の制御
例では、給湯器2の遠隔操作装置3のメンテナンスモニ
タモードを用いて温水端末装置4の動作状況等をモニタ
する制御構成について説明する。
【0046】すなわち、この場合、まず遠隔操作装置3
の所定操作により遠隔操作装置3の動作モードをメンテ
ナンスモニタモードに移行させる。そして、遠隔操作装
置3がメンテナンスモニタモードに移行すると、ユーザ
は操作スイッチ32の所定操作により動作状況等の確認
を希望する温水端末装置4を特定する。なお、この時に
特定される温水端末装置4は一台であってもよいが、複
数の温水端末装置4を特定してもよい。
【0047】このようにしてモニタを希望する温水端末
装置4が特定されると、遠隔操作装置3は、特定された
温水端末装置4に対する情報の出力要求を示す信号(情
報出力要求信号)を給湯器2に対して送信する。この情
報出力要求信号には、当該信号の送信先を特定するデー
タ、つまり、上記通信制御手段7で識別可能なデータが
付加される。
【0048】給湯器2は、遠隔操作装置3からの情報出
力要求信号を受信すると、この信号に基づき、特定され
た温水端末装置4に対して情報出力要求を行う。ここ
で、この情報出力要求は、複数の温水端末装置4が特定
されている場合、これらの端末に対して順次連続して行
われ、この要求を受信した温水端末装置4は要求された
情報を適宜給湯器2に対して返信する。
【0049】このようにして情報出力要求に応じた情報
(返答情報)が温水端末装置4から入力されると、給湯
器2では、上記通信制御手段72によってこの返答情報
を温水端末装置4毎に分類して上記記憶手段31に記憶
する。そして、上記情報出力要求に応じて全ての温水端
末装置4から上記返答情報を受信すると、給湯器2は遠
隔操作装置3に対して情報の取得完了を示す情報取得完
了信号を出力する。なお、この情報取得完了信号が出力
される迄は、上記遠隔操作装置3は表示部31に「通信
中」等の表示が行われ、また上記情報取得完了信号の受
信後には「通信完了」等の表示が行われる。
【0050】そして、遠隔操作装置3において上記情報
取得完了信号が受信されると、その後は該遠隔操作装置
3のメンテナンスモニタ機能に基づき、操作部32の所
定操作により先に特定した範囲内で温水端末装置4の選
択やモニタを希望する項目の選択が可能となる。つま
り、遠隔操作装置3は給湯器2の記憶手段71との通信
によって記憶手段71に記憶されたデータを読み出すこ
とによりメンテナンスモニタ機能を実現する。
【0051】図3はこのメンテナンスモニタ機能の表示
例を示しており、図示例では浴室暖房乾燥機4aが「端
末1」として表示され、該浴室暖房乾燥機4aについて
5番目の項目を表示(具体的には「項目5/0365」
との表示)している場合が示されている。なお、項目の
内容や表示内容は、モニタする機器やモニタする内容に
よって相違することはもちろんである。
【0052】このように、第三の制御例では、温水端末
装置4の各種情報が、一旦給湯器2の記憶手段71に記
憶され、遠隔操作装置3はこの記憶手段71との通信に
よって必要な情報を読み出すことができるので、給湯器
2の遠隔操作装置3において温水端末装置4の状況をモ
ニタすることが可能となる。
【0053】なお、上述した実施形態はあくまでも本発
明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれ
に限定されることなくその発明の範囲内で種々の設計変
更が可能である。
【0054】たとえば、上述した実施形態では、給湯器
2に浴室用と台所用の2台の遠隔操作装置3a,3bが
接続され、また、温水端末装置4として浴室暖房乾燥機
4aおよび床暖房装置4bとが接続された場合を示した
が、遠隔操作装置3の設置台数や温水端末装置4の設置
台数・機種等は適宜変更可能である。
【0055】また、上述した実施形態では、給湯器2の
遠隔操作装置3は報知手段として表示部31のみを備え
る構成を示したが、音声メッセージを出力する音響出力
部を備えさせ、この音響出力部から音声メッセージを用
いて温度や湿度を報知するように構成することも可能で
ある。
【0056】また、上述した実施形態では、遠隔操作装
置3の表示部31における温水端末装置4の表示が「端
末1」,「端末2」などとされていたが、「温水暖房乾
燥機」,「床暖房装置」など温水端末装置4の名称を直
接表示するように構成することも可能である。また、上
述した実施形態で示した表示部31の表示例は、本発明
の実施に当たっての一例を示したに過ぎず、表示態様は
適宜変更可能である。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る温水
暖房システムでは、熱源機に通信手段と電源重畳通信手
段とを接続する通信接続手段と、データを記憶する記憶
手段とが備えられ、この通信接続手段および記憶手段を
介して温水端末装置と遠隔操作装置との間でのデータの
伝送が行なわれるから、温水端末装置で得られた情報を
遠隔操作装置において報知することができ、また、遠隔
操作装置で入力された情報を温水端末装置に反映させる
ことができる。
【0058】そのため、温水暖房システムにおいて、た
とえば温水端末装置の動作状況などを熱源機の遠隔操作
装置で報知する制御構成や、また熱源機の遠隔操作装置
で得た情報に基づいて温水端末装置を制御する制御構成
を採用することが可能となる。
【0059】さらに、遠隔操作装置と温水端末装置との
間で送受信されるデータを一旦記憶手段に記憶させるこ
とができ、しかも、通信制御手段により複数の温水端末
装置との間の通信を制御できるので、複数の温水端末装
置に情報の出力を要求し、この要求に応じて得られた情
報を上記記憶手段に記憶させることにより、遠隔操作装
置はこの記憶手段と通信することで温水端末装置につい
ての必要な情報を適宜読み出すことができ、給湯器の遠
隔操作装置において温水端末装置の状況をモニタするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温水暖房システムの通信系の概略
構成を示す説明図である。
【図2】同温水暖房システムにおける給湯器の遠隔操作
装置の外観構成の一例、特に表示部の表示態様の一例を
示す説明図である。
【図3】同温水暖房システムにおける給湯器の遠隔操作
装置の外観構成の一例、特に表示部の表示態様の一例を
示す説明図である。
【図4】従来の温水暖房装置における通信系の概略構成
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 温水暖房システム 2 給湯器(熱源機) 3 遠隔操作装置 3a 浴室用遠隔操作装置 3b 台所用遠隔操作装置 4 温水端末装置 4a 浴室暖房乾燥機 4b,4c 床暖房装置 5 電源重畳通信手段 6 通信手段 7 通信接続手段 31 表示部 32 音響出力部 71 記憶手段 72 通信制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源機と、この熱源機から温水の供給を
    受けて室内の暖房や乾燥を行う温水端末装置と、前記熱
    源機の遠隔操作装置とからなる温水暖房システムであっ
    て、前記熱源機に、温水端末装置との間でデータを双方
    向で送受信する通信手段と、遠隔操作装置に対する電源
    供給とデータの送受信とを行う電源重畳通信手段とが備
    えられたものにおいて、 前記熱源機が、前記通信手段と前記電源重畳通信手段と
    を接続する通信接続手段と、該通信接続手段を介して前
    記温水端末装置と熱源機の遠隔操作装置との間で送受信
    されるデータを記憶する記憶手段とを備えていることを
    特徴とする温水暖房システム。
  2. 【請求項2】 前記通信接続手段は、熱源機に複数の温
    水端末装置が接続されている場合に、個々の温水端末装
    置を識別して温水端末装置と遠隔操作装置との通信を制
    御する通信制御手段を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の温水暖房システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の温水暖房システムの制
    御方法であって、 前記温水端末装置は、該温水端末装置が備える検出手段
    の検出データを定期的に熱源機に送信し、 前記熱源機は、この検出データを前記記憶手段に記憶さ
    せるとともに、温水端末装置から新たな検出データが送
    信されると、この新たな検出データを先に記憶手段に記
    憶させておいた検出データと比較して検出データが変更
    されているかを判断し、検出データが変更されている場
    合には変更後の新たな検出データを熱源機の遠隔操作装
    置に送信し、 前記熱源機の遠隔操作装置は、前記熱源機から送信され
    る検出データを報知することを特徴とする温水暖房シス
    テムの制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の温水暖房システムの制
    御方法であって、 前記遠隔操作装置は、操作により得られた操作データを
    熱源機に送信し、 前記熱源機は、この操作データを前記記憶手段に記憶さ
    せるとともに、遠隔操作装置から新たな操作データが送
    信されると、この新たな操作データを先に記憶手段に記
    憶させておいた操作データと比較して操作データが変更
    されているかを判断し、操作データが変更されている場
    合には変更後の新たな操作データを温水端末装置に送信
    し、 前記温水端末装置は、前記熱源機から送信される操作デ
    ータに基づいて運転することを特徴とする温水暖房シス
    テムの制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の温水暖房システムの制
    御方法であって、 前記温水端末装置は、該装置で設定できる設定要素の設
    定可能範囲を示す設定可能範囲データを熱源機に送信
    し、 前記熱源機は、この設定可能範囲データを前記熱源機の
    遠隔操作装置に送信し、 前記熱源機の遠隔操作装置は、前記設定可能範囲データ
    に基づいて遠隔操作装置で設定可能な範囲を報知して、
    この範囲で設定入力操作を受け付けることを特徴とする
    温水暖房システムの制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の温水暖房システムの制
    御方法であって、 前記給湯器の遠隔操作装置は、温水端末装置を特定して
    温水端末装置に情報の出力を要求する情報出力要求信号
    を前記熱源機に送信し、 前記熱源機は、この遠隔操作装置からの情報出力要求に
    基づき、特定された温水端末装置に対して情報出力要求
    を行い、この情報出力要求に応じて温水端末装置から情
    報が入力されると、この入力された情報を前記記憶手段
    に記憶するとともに、給湯器の遠隔操作装置に対して情
    報の取得完了を示す情報取得完了信号を送信し、 給湯器の遠隔操作装置は、この情報取得完了信号の受信
    後に前記記憶手段との通信により温水端末装置の情報を
    報知することを特徴とする温水暖房システムの制御方法
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JP2004294024A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Noritz Corp 給湯システム

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