JP2003284169A - 家電機器のリモコン装置 - Google Patents

家電機器のリモコン装置

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JP2003284169A
JP2003284169A JP2002077697A JP2002077697A JP2003284169A JP 2003284169 A JP2003284169 A JP 2003284169A JP 2002077697 A JP2002077697 A JP 2002077697A JP 2002077697 A JP2002077697 A JP 2002077697A JP 2003284169 A JP2003284169 A JP 2003284169A
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air conditioner
remote controller
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Toshiyasu Higuma
利康 樋熊
Yoshiaki Koizumi
吉秋 小泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDコード受信や機器操作が簡単にでき、自
己の管理下にある機器のみを制御対象として正しく設定
する事ができるリモコン装置を提供する。 【解決手段】 複数の同じ機種の家電機器と電波を介し
てデータ信号を双方向に交換するリモコン装置であっ
て、リモコン装置は、初期設定時において、周辺に位置
する同じ機種の全ての家電機器に対して、自身が属する
住戸と用途に関する情報を有するIDコードを含むデー
タ信号を送り返してくることを要求する要求信号を発す
るとともに、送り返されてきた個々のデータ信号の電波
強度を、所定時間、平均化処理に基づいて、選択したデ
ータ信号に含まれるIDコードを、通信相手のIDコー
ドとして登録するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の同じ機種の
家電機器と電波を介してデータ信号を送受信可能なリモ
コン装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図7は例えば、特開2001−2453
71号公報に示された従来の家電機器用のリモコン装置
におけるブロック構成図である。図において10はリモ
コン装置本体、11は制御用マイコン、12は赤外線発
光素子、13は赤外線受光素子、14は不揮発性メモ
リ、15はタッチパネル付LCD、16は通信開始キー
である。タッチパネル付LCD15には、家電機器(以
下、簡単に機器と呼称する)を操作するための操作キー
が表示されており、ユーザは所望の操作キーをタッチす
ることによって機器の制御を行うことができる。 【0003】不揮発性メモリ14には、機器制御情報と
してID(IDentificationの略)コード
と、タッチパネル付LCD15に表示される操作キーな
どの表示情報と、操作キーに応じた制御を行うために機
器に送信される制御コードと、テレビ、ビデオ、エアコ
ンなどの機器の種類を表す機種名と、機器の型番と、製
造元のメーカ名と、製品名などの機器名情報が格納され
ている。機器制御情報はリモコン装置に予め記憶されて
いてもよいし、リモコン装置を最初に使用する時に登録
するようにしてもよい。 【0004】図8は、機器と操作キーを対応付ける手順
を示すフローチャートである。また図9は、不揮発性メ
モリ14内に格納されている設定機器優先度表である。
これら図を参照にしながら機器と操作キーを対応付ける
手順について説明する。まず、リモコン装置10を操作
したい機器に向けて通信開始キー16を押す(ステップ
S1)。これによりリモコン装置10に内蔵されている
制御用マイコン11は、赤外線発光素子12に対し、全
ての機器に向け、通信をスタートさせ、自身のIDコー
ドを送り返してくることを要求する旨の信号を発信する
ように指示する(以下、この信号をIDコード送信要求
信号と呼称する)。同時に、それまでの操作キーの設定
内容は全てリセットされる(ステップS2、3)。 【0005】そして、このIDコード送信要求信号を受
信した機器は、それぞれの機器固有のIDコードをリモ
コン装置10へ送り返す。リモコン装置10は赤外線受
光素子13によってこれらIDコードを受信し(ステッ
プS4)、制御用マイコン11は図9に示した不揮発性
メモリ14内に格納されている設定機器優先度表を参照
しながら受信したIDコードのなかで最も優先度の高い
機器を判定し(ステップS5)、不揮発性メモリ14に
格納されているIDコードに対応する機器制御情報を読
み出す(ステップS6)。読み出した機器制御情報内の
表示情報をタッチパネル付LCD15に送信して表示内
容を更新し、タッチパネルによる機器操作を可能とする
ための操作キーの設定を行う(ステップS7)。このよ
うな手順によりリモコン装置10の操作キーの設定が終
了し、操作キーはユーザからの入力待ちの状態へと移行
する(ステップS8)。 【0006】ここでリモコン装置10の信号到達範囲内
にテレビ、ビデオ、エアコンがある場合を例に取り上げ
て、これら機器とリモコン装置10の操作キーを対応付
ける手順について説明する。リモコン装置10の通信開
始キー16を押して、信号送信範囲内にあるテレビ、ビ
デオ、エアコンに対してIDコード送信要求信号を送信
する。テレビ、ビデオ、エアコンはIDコード送信要求
信号を受信して機器固有のIDコードをリモコン装置1
0に向けて送信する。 【0007】リモコン装置10は全てのIDコードを受
信して、図9に示す不揮発性メモリ14内に格納されて
いる設定機器優先度表を参照し、最も優先度の高いテレ
ビを選択し、IDコードに対応した機器制御情報を不揮
発性メモリ14から読み出す。読み出した機器制御情報
内の表示情報をタッチパネル付LCD15に送信して表
示内容を更新し、操作キーの設定を行う。これによりユ
ーザがテレビを操作したい時は、タッチパネルの表示内
容から操作内容を選択して操作することができる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】従来のリモコン装置1
0は、以上のように構成されており、以下に示すような
課題があった。 【0009】赤外線通信は見通し通信であるため、各々
の機器が配されている方向にいちいちリモコン装置10
を向けて操作キーの設定や機器操作を行う必要があっ
た。このため大部屋などにおいて、分散して配置されて
いる機器からIDコードを同時に受信したり、機器を操
作したりすることは困難であった。 【0010】このような課題に対してbluetoot
hや無線LANのような微弱電波を用いて近距離の通信
を実現する方法がある。この方法では、指向性がほとん
ど無いため、リモコン装置10をいちいち機器に向けな
くても、IDコード受信や機器の操作が簡単に実現でき
る。しかしながら、この微弱電波を用いた方法には、他
家など自己の管理下にない機器のIDコードを取得し操
作してしまったり、逆に意図せぬ所から操作されてしま
い、混乱をきたす可能性があった。 【0011】本発明は、係る課題を解決するためになさ
れたもので、IDコード受信や機器操作が簡単にでき、
自己の管理下にある機器のみを制御対象として正しく設
定する事ができるリモコン装置10を提供することを目
的としている。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明に係る家電機器用
のリモコン装置は、複数の同じ機種の家電機器と電波を
介してデータ信号を双方向に交換するリモコン装置であ
って、リモコン装置は、初期設定時において、周辺に位
置する同じ機種の全ての家電機器に対して、自身が属す
る住戸と用途に関する情報を有するIDコードを含むデ
ータ信号を送り返してくることを要求する要求信号を発
するとともに、送り返されてきた個々のデータ信号の電
波強度を、所定時間、平均化処理に基づいて、選択した
データ信号に含まれるIDコードを、通信相手のIDコ
ードとして登録するように構成したものである。 【0013】 【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係るリモコン装置の概略構成図であり、制
御対象としてエアコン室内機を取り上げている。図にお
いて20、21はそれぞれエアコン室内機AとBであ
り、間仕切り壁23によって分けられている。22は二
つのエアコン室内機A20、B21のいずれに対しても
操作可能なリモコン装置である。L1、L2はそれぞれ
リモコン装置22からエアコン室内機A20、B21ま
での距離であり、L2>L1である。図2は通信時の信
号の流れを示すために、エアコン室内機A20またはB
21に内蔵されている通信制御部24と、リモコン装置
22に内蔵されている通信制御部30を抜き出したブロ
ック構成図である。 【0014】また、図3は通信制御部24と30の間で
やり取りされるデータ信号のフォーマット形式を示した
ものである。図においてデータ信号は、エアコン室内機
自身が属する住戸を示す所属識別コードと、リビング、
寝室、子供部屋などエアコン室内機自身の用途を示す機
体識別コードと、通信相手先の用途を示す相手先機体識
別コードと、データ部とから構成されている。 【0015】それぞれの通信制御部の構成要素と働きに
ついて説明する。まず、エアコン室内機に内蔵されてい
る通信制御部24について説明する。25は、エアコン
20の制御手段である。26は、制御手段25によって
制御され、IDコードやリモコン装置22のデータなど
を電気信号として出力する無線信号出力手段である。2
7は、無線信号出力手段26よって出力された電気信号
を無線信号(電波)に変換して空間に放射するととも
に、飛来してきた電波を電気信号に変換して無線信号受
信手段28に入力するアンテナである。 【0016】28は、アンテナ27によって受信され、
電気信号に変換された信号を復調し、これを図3に示す
ようなフォーマット形式のデータ信号に変換して制御手
段25に入力する無線信号受信手段である。29は、機
体識別コードや所属識別コードからなるIDコードを記
憶する識別コード記憶手段である。なお所属識別コード
には、例えば工場出荷時に予め室内機本体に設定された
シリアル番号の一部や、ユーザが各戸に固有なものとし
て設定したコードなどが用いられる。 【0017】次に、リモコン装置22に内蔵されている
通信制御部30について説明する。31は、リモコン装
置22の制御手段である。34は、エアコン室内機A2
0またはB21から送出された電波を受信し、これを電
気信号に変換し、無線信号受信手段32及び電波強度検
出手段33に入力するアンテナである。無線信号受信手
段32は入力された電気信号を復調し、図3に示すよう
なフォーマット形式のデータ信号に変換し、制御手段3
1に入力する。 【0018】また、電波強度検出手段33は、アンテナ
34から入力された電気信号を、例えば信号強度に比例
した0〜5Vのアナログ信号またはディジタル信号など
に変換する。この変換された信号は、無線信号(電波)
の強度を示す信号として制御手段31に入力される。3
5は、制御手段31により書込み/読出しが可能な不揮
発性メモリによって構成された識別コード記憶手段であ
る。36は、制御手段31から送信されてくる図3に示
すようなフォーマット形式のデータ信号を変調する信号
変調手段である。 【0019】ここで、信号変調手段36から出力される
変調信号をもとに、アンテナに対して、例えばオープン
/ショートのようなインピーダンスを切替えるスイッチ
ング動作を行う。これによりエアコン室内機A20また
はB21から送出される電波はアンテナによって反射さ
れる。そして反射の際に、反射電波にリモコン装置22
からのデータ信号を変調信号としてのせて室内機A20
ないしB21に送り返す。このようにして双方向通信が
行われる。 【0020】次に、このように構成されているエアコン
室内機とリモコン装置22のペアリングについて説明す
る。ペアリングは、リモコン装置22が通信相手となる
特定のエアコン室内機のIDコードだけを取得し、これ
を登録することによって成立する。以下、リモコン装置
22が複数のエアコン室内機の中から特定のエアコン室
内機のIDコードを取得する方法について説明する。 【0021】図4は、本発明の実施の形態1に係るリモ
コン装置22がIDコードを設定する手順を示したフロ
ーチャートである。また、図5は、本発明の実施の形態
1に係るIDコード設定時の初期化期間におけるエアコ
ン室内機とリモコン装置の間の通信シーケンスを示した
ものである。図1、4、5を参照にしながら手順につい
て説明する。 【0022】初期化は、例えばリモコン装置22の電池
を交換して初めて電源をONした時などに行われる。初
期化の時、リモコン装置22の制御手段31はまず機体
識別コードと所属識別コードからなるIDコードを所定
のコード(以下、これを初期化時コードと呼称する)に
設定する(ステップ40)。また、エアコン室内機の制
御手段25は、予め初期化時コードが受信できるように
設定されている。 【0023】次にリモコン装置22の制御手段31は、
全ての識別コードの制御信号を受信可能に制御し(ステ
ップ41)、全てのエアコン室内機に対して、図3に示
したフォーマット形式のデータ部分に、自身のIDコー
ドを送り返してくることを要求するコマンド(以下、こ
れをID要求フレームと呼称する)を書き込んで送信す
る(ステップ42)。この時のID要求フレームにおけ
る所属識別コード、機体識別コード部、相手先機体識別
コードは全て初期化時コードになっている。 【0024】簡単化のため、エアコン室内機がA20と
B21の2台ある場合について手順を説明する。リモコ
ン装置22のアンテナ34から放射されたID要求フレ
ームは空間を伝搬し、それぞれのエアコン室内機のアン
テナ27を介し、無線信号受信手段28に入力され、復
調され、制御手段25に入力される。それぞれのエアコ
ン室内機の制御手段25は、フレーム内容を解読し、I
Dコードの要求である旨を解釈すると、自身に設定され
ている所属識別コード並びに機体識別コードを識別コー
ド記憶手段29より取り出し、フレームフォーマットの
データ部に書き込みIDフレームを作成して送り返す。
送り返されたIDフレームは無線信号出力手段26によ
り変調され、それぞれのエアコン室内機のアンテナ27
を介して空間に放射される。このIDフレームの返送動
作は、所定の時間間隔をおいて繰り返し実行される。 【0025】一方、リモコン装置22の制御手段31は
ID要求フレーム送出後、IDフレームを受信する動作
を開始し、この動作を所定時間続ける(ステップ4
3)。それぞれのエアコン室内機から返送されるIDフ
レームはアンテナ34で受信され、無線信号受信手段3
2により復調された後、制御手段31に入力される。こ
のとき制御手段31は電波強度検出手段33により強度
値を読みとる。この強度値はIDフレームに含まれる所
属識別コード、機体識別コードとともに制御手段31の
内部メモリに一時的に記憶される(ステップ44)。 【0026】ここでエアコン室内機A20の所属識別コ
ードを「01」、機体識別コードを「10」に、またエ
アコン室内機B21の所属識別コードを「03」、機体
識別コードを「20」とする。そして、エアコン室内機
A20とエアコン室内機B21とリモコン装置22は、
それぞれ図1に示すような位置関係にあるものとする。
即ち、リモコン装置22から見てエアコン室内機B21
の方が、エアコン室内機A20より遠くにあり、かつエ
アコン室内機B21とは間仕切り壁23を介して通信す
る。 【0027】電波強度は電波源からの距離の2乗に比例
して減衰し、間仕切り壁等がある時は、壁材の吸収や反
射により減衰する。したがってリモコン装置22におい
て、エアコン室内機21から送信された電波強度は、近
くにあるエアコン室内機20から送信された電波強度よ
りもずっと小さな値になる。 【0028】ところで、人の移動などでフェージングが
起こり、電波強度が逆転してエアコン室内機21の信号
が強くなるケースも想定される。しかしながら、このよ
うなイレギュラーな値は一過性のものであって、電波強
度を所定時間、複数回、取り込むようにして、平均化処
理を施し、電波強度の確度を高めるようにすれば、排除
することができる。 【0029】図5の通信シーケンスでは、二つのエアコ
ン室内機A20、B21からリモコン22に対して、送
り返される電波強度の違いを、太い矢印と細い矢印で示
している。また、図6は、このようにして得られたID
コードと平均電波強度値との関係のテーブルの一例であ
る。 【0030】所定の時間経過後、リモコン装置22の制
御手段31はIDフレームの停止要求(以下、これをI
D停止フレームと呼称する)を上記ID要求フレームと
同様な手順で送信する。IDフレーム停止要求を受信し
たエアコン室内機A20、B21はIDフレームの送信
を停止する(ステップ45)。 【0031】リモコン装置22の制御手段31はテーブ
ルを検索し、最も強度値が強いIDコードを自己の所属
識別コードとして取り込み、識別コード記憶手段35に
書き込む。また、自己の機体識別コードをテーブルにあ
るコードと重複しない例えば「11」等のコードに設定
し、同様に識別コード記憶手段35に書き込む。(ステ
ップ46) 【0032】次にリモコン装置22は取得決定した所属
識別コード「01」がフレームフォーマットの所属識別
コード部に書き込まれているフレームのみを選択的に受
信し、他の所属識別IDのフレームは破棄するように動
作の設定を行う(ステップ47)。 【0033】以上、説明してきたように、リモコン装置
22の電池を交換するなどの初期化動作を対応付けたい
エアコン室内機の近くで行うことにより、特別な操作を
必要とせずに、リモコン装置22の所属識別コードは電
波強度の一番強いエアコン室内機20の所属識別コード
と同一となる。このようにして、エアコン室内機20と
リモコン装置22はペアリングされ、制御信号をやりと
りすることでリモコン装置22からは通常のリモコン装
置操作をエアコン室内機20に対して実施できるように
なる。 【0034】また、エアコン室内機B21についてはリ
モコン装置22とは異なる所属識別コードであるため、
リモコン装置操作を行っても、所属識別コードが異なる
ためフレームはエアコン室内機21では受信されないた
め、誤って制御する事はない。 【0035】また、リモコン装置22が他家の同種エア
コン室内機の電波を受信できる環境にあっても、所属識
別コードは必ず電波の強度が強い、即ち使用者の近傍に
あるエアコン室内機のIDコードと同一化されるので他
家のエアコンの誤操作、あるいは他家からの誤操作は無
くなる。 【0036】また、エアコン室内機A20、B21はリ
モコン装置22が出力するID停止フレームによりID
フレームの送信を停止しているが、エアコン室内機A2
0、B21はID要求フレーム受信後、所定時間経過後
に停止するとしても同様な効果が得られる。 【0037】また、本実施の形態では、初期化動作を電
池交換時に起動する事としたが、例えばリモコン装置の
電源キーを所定時間以上押し続けることで起動させるよ
うにしても良い。なお、本実施の形態では、エアコン室
内機が制御対象である場合について説明したが、これに
限るものではない。テレビやビデオなど他の家電機器に
ついても同じである。また、リモコン装置がエアコン室
内機から送信された電波を変調して反射する(パッシブ
無線の)場合について説明したが、これに限るものでは
ない。リモコン装置が電波源を内蔵している(アクティ
ブ無線の)場合も同じである。 【0038】 【発明の効果】本発明に係るリモコン装置は、以上のよ
うに構成されているので、以下のような効果を奏する。 【0039】本発明のリモコン装置は、電波を使用した
制御システムにおいて制御対象(家電機器)と制御装置
(リモコン装置)の対応付けが、リモコン装置の最も近
くにあるといったエンドユーザに容易に理解される形で
なされるため、DIPスイッチ操作による設定と比較す
ると、ユーザの操作や誤設定が低減される他、設定に伴
う作業も大幅に改善される。 【0040】また、一般の住戸のように電波を完全に遮
断するのが不可能な場合であっても、所属識別コードに
より他からの不要な誤操作や他家の機器の不用意な誤操
作が防止できる。 【0041】さらにまた、ID設定の起動、停止を必要
な時にだけ行うため、IDコードの無断使用などの防止
が可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の実施の形態1に係るリモコン装置と
エアコン室内機の関係を示す説明図である。 【図2】 本発明の実施の形態1に係るリモコン装置と
エアコン室内機の通信制御部の構成を示すブロック図で
ある。 【図3】 本発明の実施の形態1に係るデータ信号のフ
ォーマット形式を示す説明図である。 【図4】 本発明の実施の形態1に係るリモコン装置の
IDコード設定に関するフローチャートである。 【図5】 本発明の実施の形態1に係るリモコン装置と
エアコン室内機の通信シーケンスを示す説明図である。 【図6】 本発明の実施の形態1に係るリモコン装置の
IDコードと電波強度の関係を示すテーブルである。 【図7】 従来のリモコン装置のブロック構成図であ
る。 【図8】 従来のリモコン装置のIDコード設定に関す
るフローチャートである。 【図9】 従来のリモコン装置の機器選択に関する優先
順位を示すテーブルである。 【符号の説明】 20、21 室内機 22 リモコン装置 25 制御手段 26 無線信号出力手段 27 アンテナ 28 無線信号受信手段 29 識別コード記憶手段 31 制御手段 32 無線信号受信手段 33 電波強度検出手段 34 アンテナ 35 識別コード記憶手段 36 信号変調手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L061 BB03 5K048 AA04 BA01 CA06 DA02 DB01 EB02 EB03 HA01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の同じ機種の家電機器と電波を介し
    てデータ信号を双方向に交換するリモコン装置であっ
    て、該リモコン装置は、初期設定時において、周辺に位
    置する同じ機種の全ての家電機器に対して、自身が属す
    る住戸と用途に関する情報を有するIDコードを含むデ
    ータ信号を送り返してくることを要求する要求信号を発
    するとともに、送り返されてきた個々のデータ信号の電
    波強度を、所定時間、平均化処理に基づいて、選択した
    データ信号に含まれるIDコードを、通信相手のIDコ
    ードとして登録するように構成したことを特徴とするリ
    モコン装置。
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