JP4710899B2 - 遠隔操作装置及び通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器に対して操作を行う遠隔操作装置及び通信システムに関する。
従来より、インターネットに接続可能なテレビジョン受像機がある。例えば、テレビジョン映像信号に、テレビジョン放送番組に関連したネットワークサービスのURL(Uniform Resource Locator)情報を含む信号を多重化して伝送し、これを受信したテレビジョン放送受像機がインターネット経由でURLに対応するアクセスポイントに接続してデータを受信し、対応するホームページをCRT(Cathode Ray Tube)に出力表示する技術がある(特許文献1参照)。
また、インターネットに接続可能なテレビジョン受像機がIC(Integrated Circuit)カード等の情報記録媒体に記録されている情報を用いてインターネット上で種々のデータ処理を行う技術がある(特許文献2参照)。
このようなインターネットに接続可能なテレビジョン受像機においては、テレビジョン装置本体に内蔵又は外部接続されたリーダ/ライタにICカードが近接され、ICカードに対して読み出し及び書き込みされる情報がインターネットを介して送受信される。例えば、ユーザが映画、ゲーム等のコンテンツをダウンロードして視聴する場合、このリーダ/ライタにICカードが近接されてICカードに記録された情報がテレビジョン受像機を介して送信されることにより、コンテンツの購入代金が支払われる。一方、ユーザが、音量調節、チャンネル切り替え等、テレビジョン受像機に対する通常の操作を行う場合、テレビジョン受像機から所定距離離れた遠隔操作装置(リモートコントローラ)において操作命令が入力され、この操作命令がテレビジョン受像機に送信される。
特開平9−162818号公報 特開2001−67412号公報
この場合、テレビジョン受像機に対する通常の操作命令は、リモートコントローラにて行われるにも拘わらず、コンテンツの購入等、テレビジョン受像機にICカードを適用させる場合には、ユーザがICカードをテレビジョン受像機まで持っていかなければならず、ユーザにとって使い勝手が悪かった。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、遠隔操作装置によって操作される電気機器にICカード等の情報記録媒体を適用させて行う処理において、より快適なユーザ操作を実現する遠隔操作装置及び通信システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、インターネット接続機能を有する電気機器との間でRF(Radio Frequency)信号による近距離無線通信を行う遠隔操作装置において、RFID(Radio Frequency Identification)における電磁波周波数13.56MHzの電磁誘導方式を用いてIC(Integrated Circuit)カードとの間でRF信号の送受信を行うことにより該ICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行うリーダ/ライタと、上記電気機器に対して上記近距離無線通信によりRF信号の送受信を行う送受信手段とを備え、上記送受信手段は、上記電気機器に対する操作命令の送信と、上記ICカードから読み出した情報の送信及び上記電気機器からのICカードに書き込む情報の受信とを上記RF信号を用いた同一の近距離無線通信方式で行い、上記リーダ/ライタによって上記ICカードから読み出されて上記電気機器によって上記インターネット上でデータ処理される情報、又は、該電気機器によって該インターネット上でデータ処理されて該リーダ/ライタによって該ICカードに対して書き込まれる情報を、上記近距離無線通信により該電気機器に対して送受信する。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、インターネット接続機能を有する電気機器と、該電気機器との間でRF(Radio Frequency)信号による近距離無線通信を行う遠隔操作装置とを備えた通信システムにおいて、上記遠隔操作装置は、RFID(Radio Frequency Identification)における電磁波周波数13.56MHzの電磁誘導方式を用いてIC(Integrated Circuit)カードとの間でRF信号の送受信を行うことにより該ICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行うリーダ/ライタと、上記電気機器に対して上記近距離無線通信によりRF信号の送受信を行う送受信手段とを備え、上記送受信手段は、上記電気機器に対する操作命令の送信と、上記ICカードから読み出した情報の送信及び上記電気機器からのICカードに書き込む情報の受信とを上記RF信号を用いた同一の近距離無線通信方式で行い、上記リーダ/ライタによって上記ICカードから読み出されて上記電気機器によって上記インターネット上でデータ処理される情報、又は、該電気機器によって該インターネット上でデータ処理されて該リーダ/ライタによって該ICカードに対して書き込まれる情報を、上記近距離無線通信により該電気機器に対して送受信する。
本発明によれば、ユーザは、インターネット通信における代金の支払い等の情報記録媒体を用いた処理操作をテレビジョン受像機から離れた位置で手元の遠隔操作装置を用いて行うことができ、快適なユーザ操作を実現できる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した実施の形態における通信システム1の構成を示す図である。通信システム1は、遠隔操作装置(リモートコントローラ、以下、「リモコン」という。)100と、このリモコン100との間で無線通信を行う電気機器の一例であるテレビジョン受像機200とを備えるものである。
リモコン100は、テレビジョン受像機200に対するユーザの操作に基づく操作信号を入力する操作キーが配列されたキー操作部の他に、ICカード(図示せず)に記録された情報の読み出し及び書き込みを行うリーダ/ライタを備える。テレビジョン受像機200は、通常のテレビジョン放送受信機としての機能の他に、インターネットに接続する機能を有し、サービスプロバイダが提供する映画、アニメーション、ドラマ、スポーツ、ゲーム等のコンテンツをインターネットを介してダウンロードして再生することが可能である。
通信システム1に適用される短距離無線通信方式としては、データ転送速度が最高250kbps、最大伝送距離が30mであり、1つのネットワークに多数の機器を接続でき、さらに低消費電力であるものが挙げられる。この近距離無線通信方式は、家電の遠隔制御等に応用されており、物理層のインターフェースにはIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers) 802.15.4が使用され、国内では無線LAN(Local Area Network)規格のIEEE 802.11bと同じ2.4GHz帯の搬送波周波数帯域を16のチャンネルに分割して利用する。なお、米国では915MHz帯が、欧州では868MHzが利用可能である。
リモコン100とテレビジョン受像機200とは、このIEEE802.15.4通信方式による搬送波周波数2.4GHzのRF(Radio Frequency)信号を用いた双方向の近距離無線通信により信号の送受信を行う。
ICカードは、EEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)等の書き換え可能な半導体メモリ、CPU(Central Processing Unit)等が搭載されたICチップが組み込まれており、複雑なデータ処理を行うことが可能である。本実施の形態のリモコン100によって情報が読み出し及び書き込みされるICカードは、リモコン100が有するリーダ/ライタに接触させなくても情報の読み出し及び書き込みが可能な非接触型のICカードが用いられており、このリーダ/ライタから発振される電波を利用してリモコン100と信号の送受信を行う。
リモコン100が読み出し及び書き込みを行うICカードには、コンテンツの購入時に課金処理される電子マネー、電気機器とアクセスを可能にするための暗証番号、バスワード等の情報が書き込まれ、読み出される。
図2は、リモコン100の構成を示すブロック図である。リモコン100は、テレビジョン受像機200との間で無線通信を行うためのアンテナ101と、アンテナ101を介してRF信号を送受信するRF送受信部102と、CPU103と、CPU103に接続されたメモリ104と、キー操作部105と、ICカードに記録された情報の読み出し及び書き込みを行うリーダ/ライタ106と、ICカードに対して電磁的相互作用を行わせるためのアンテナ107と、各部に電力を供給する電池・電源部108とを備えて構成される。
リーダ/ライタ106は、RFID(Radio Frequency Identification)を用いてICカードに対する情報の読み出し及び書き込みを行う。具体的には、アンテナ107に電流を流すとアンテナ107に交流磁界が発生し、この磁界の中にあるリーダ/ライタ106のカード情報読み取り部位にICカードが近接されると、ICカードが有するアンテナコイルに交流電圧が誘起される。この交流電圧は、ICカード内で直流電圧に変換され、これによりICチップが動作する。また、ICカードのアンテナに電流を流すと磁界が発生し、アンテナ107に影響を与える。リーダ/ライタ106は、ICカードとやり取りされる搬送波に対して振幅偏移変調(ASK)、周波数偏移変調(FSK)、位相偏移変調(PSK)等を行うことによりICカードと通信を行う。リーダ/ライタ106は、このようなRFIDにおける電磁波周波数13.56MHzの電磁誘導方式を用いてアンテナ107とICカードが備えるアンテナとを磁束結合させてICカードに対して信号の送受信を行う。
キー操作部105は、例えばチャンネル選択キー、音量キー、決定キー等、ユーザの操作に基づくテレビジョン受像機200に対する操作命令を入力するための操作キーが配列されており、この内、一部の操作キーは、ICカード内の情報を用いた処理に必要なキーとして代用される。
メモリ104は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有する。
CPU103は、メモリ104のROMに記録されているプログラムを読み出してメモリ104のRAM上に展開することによりリモコン100における信号処理全般を制御する。
RF送受信部102は、テレビジョン受像機200に対し、アンテナ101を介してIEEE802.15.4通信方式による搬送波周波数2.4GHzのRF信号を用いた近距離無線通信により信号の送受信を行う。
RF送受信部102は、CPU103の制御に基づいて、テレビジョン受像機200に対し、テレビジョン受像機200に対する音量調節、チャンネル切り替え等の通常の操作命令を片方向の上記近距離無線通信で送信し、ICカードに対して読み出し及び書き込みする情報を双方向の上記近距離無線通信で送受信する。
電池・電源部108は、リモコン100を駆動するための電池とともに、リーダ/ライタ106がICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行うための電流を供給する電源を備える。
この近距離無線通信において、リモコン100は、RF信号が無指向性であることから周囲に障害物があってもテレビジョン受像機200との間で通信が可能であり、また、ICカードに対して読み出し及び書き込みを行うデータが大容量であっても高速に送受信することが可能である。
図3は、テレビジョン受像機200の構成を示す図である。テレビジョン受像機200は、リモコン100との間で無線通信を行うためのアンテナ201と、アンテナ201を介してRF信号を送受信するRF送受信部202と、リモコン100の制御を行うリモコン制御CPU203と、リモコン制御CPU203に接続されたメモリ204と、セットCPU205と、セットCPU205に接続されたセットメモリ206と、画面表示部207と、通信回線を介してインターネットに接続されるインターネット接続部208とを備えて構成される。
RF送受信部202は、リモコン100に対し、アンテナ201を介してIEEE802.15.4通信方式による搬送波周波数2.4GHzのRF信号を用いた近距離無線通信により信号の送受信を行う。
画面表示部207は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)の場合、液晶パネル、バックライト等を有し、テレビジョン番組、インターネットより取得したコンテンツ等やリモコン操作における選択画面等を表示する。
インターネット接続部208は、ブロードバンド等の通信回線を介してインターネットに接続され、セットCPU205の制御に基づいて、サーバより、映画、スポーツ、ドラマ、ゲーム等のコンテンツをダウンロードすることが可能である。なお、インターネット接続部208は、別筐体として、HDMI(High Definition Multimedia Interface)ケーブル等によりテレビジョン受像機200の背面に設置されるようにしてもよい。
セットメモリ206は、RAM、ROM等を有する。
セットCPU205は、セットメモリ206のROMに記録されているプログラムを読み出してセットメモリ206のRAM上に展開して実行することにより、テレビジョン受像機200における信号処理全般を制御する。具体例として、セットCPU205は、インターネット接続部208を介してインターネット上でデータ処理を行ったり、画面表示部207が表示する画像の画像処理の制御等を行う。また、セットCPU205は、インターネット接続部208を介してサーバよりインターネット上でデータ処理される情報を取得し、リモコン制御CPU203に対してこの情報を送受信する。
メモリ204は、RAM、ROM等を有する。
リモコン制御CPU203は、メモリ204のROMに格納されているプログラムを読み出してメモリ204のRAM上に展開することによりRF送受信部202がリモコン100に対して行う信号の送受信を制御する。
リモコン制御CPU203は、上述の近距離無線通信によりリモコン100に対してセットCPU205より取得したサーバからの情報を伝え、リモコン100のCPU103を介してICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行う。すなわち、リモコン100のリーダ/ライタ106が行うICカードに対する情報の読み出し及び書き込みは、テレビジョン受像機200により受信した命令により制御される。
なお、テレビジョン受像機200は、大容量で書き換え可能なHDD(Hard Disc Drive)等のメモリをさらに有し、ユーザが希望する動画コンテンツをこのメモリに記録するようにしてもよい。
次に、通信システム1におけるリモコン100とテレビジョン受像機200との通信動作について説明する。
ユーザがリモコン100のキー操作部105に配列されている操作キーを操作すると、CPU103は、操作命令が入力されたことを判断し、RF送受信部102、アンテナ101を介してテレビジョン受像機200に対応する命令を送信する。
テレビジョン受像機200において、リモコン制御CPU203は、アンテナ201、RF送受信部202を介して取得した命令を判断してこの命令に対応した制御処理を行う。
ユーザは、インターネットより、映画、アニメーション、ドラマ、スポーツ、ゲーム等のコンテンツを購入しようとする場合、テレビジョン受像機200が表示する操作画面を見ながらリモコン100にて必要な操作を行い、購入するコンテンツを選択して決定する。ユーザがICカードを用いてコンテンツの支払い方法を決定し、購入代金を支払う場合、テレビジョン受像機200のリモコン制御CPU203は、RF送受信部202、アンテナ201を介して上述の近距離無線通信によりリモコン100に対してICカードと通信を行う旨の情報を送信する。リモコン100のCPU103は、リーダ/ライタ106の電源をオンとし、ICカードの読み出し及び書き込みに必要な電磁波をアンテナ107から発生させ、ICカードに記録されている情報の読み出しを行う。ICカードから読み出された情報は、RF送受信部102及びアンテナ101を介してテレビジョン受像機200に送信される。
テレビジョン受像機200は、ICカードから読み出した情報をインターネットを介して対応するサーバへ送信する。サーバからの返答を受け取ったテレビジョン受像機200のセットCPU205から情報を受け取ったリモコン制御CPU203は、RF送受信部202を介して上述の近距離無線通信によりリモコン100に対してセットCPU205が取得したサーバからの情報を伝え、リモコン100のCPU103を介してICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行う。
この様な手順を何度か繰り返すことにより、ICカードを用いた代金の支払い処理が完了し、ICカードに対する読み出し及び書き込みが必要でなくなると、テレビジョン受像機200のリモコン制御CPU203は、リモコン100のCPU103にその旨の情報が伝えられ、リーダ/ライタ106の電源は、オフとされる。
一方、テレビジョン受像機200に対し、ユーザが音量調節、チャンネル切り替え等の通常の操作をする場合、リモコン100のCPU103は、ユーザのキー操作部105での入力操作に対応した操作命令をRF送受信部102、アンテナ101を介してテレビジョン受像機200へ送信するのみの処理を行う。
この際、テレビジョン受像機200のリモコン制御CPU203は、リモコン100から受信した操作命令に対応した制御を行うのみで、リモコン100に応答信号を送信することは必ずしも必要ではない。
したがって、リモコン100が備えるリーダ/ライタ106の電源は、オフにされた状態のままであり、これらの操作時には一切関係しない。
以上のように、通信システム1では、リモコン100にICカードに対する情報の読み出し及び書き込みを行うRFID通信方式を用いたリーダ/ライタを備えることにより、ユーザは、インターネット上で行われる課金等のICカードを用いた処理における操作をテレビジョン受像機200から離れた位置で行うことができる。
また、通信システム1では、テレビジョン受像機200に対するリモコン100からの通常操作における通信方式とICカードに対する情報の送受信における通信方式とを同一とすることにより、通信方式が異なる複数の通信経路を設けることなく、部品点数の増加やこれに伴うコスト増大を防止し、機器の小型化を実現できる。
また、通信システム1では、リーダ/ライタ106の電源が、操作命令の送信等の通常のキー操作ではオフの状態であり、ICカードの読み出し及び書き込みが必要な時のみオンされることにより、電池の消費を削減することができる。
なお、本実施の形態では、通信システム1が電気機器としてテレビジョン受像機200を備える場合について説明したが、リモコンから操作命令を受信する電気機器であれば何れのものを備えるようにしてもよい。
次に、以上のように構成されるリモコン100の各構成の配置等について詳細に説明する。
図4は、本実施形態に係るリモコン100の正面図の一例である。また、図5は、リモコン100の内部を概略的に示す図である。
図4及び図5に示すように、リモコン100は、表面カバー10a及び裏面カバー10bからなる箱状の筐体10と、キー操作部105を構成し、ラバー材料等から形成されている操作キー部材11a〜11cと、筐体10に配置され裏面カバー10bに取り付けられる基板12とから構成されている。
筐体10は、操作キー部材11a〜11cの内、ユーザによって操作される凸部を貫通させる穴のあいた表面カバー10aと、裏面カバー10bとからなる。裏面カバー10bは、内部に取り付け部(図示せず)が備えられており、基板12をその取り付け部に取り付けて格納する。さらに、この裏面カバー10bには、電源用の乾電池を収納する電池収納部(図示せず)が設けられている。この電池収納部は、筐体10の裏面の一部となる裏蓋により覆われており、乾電池を交換する際には、裏蓋の爪部と筐体裏面との係合が外されて、裏蓋を開くことができるようになっている。
操作キー部材11a〜11cは、図4に示すように、テレビジョン受像機200の電源のオン/オフを制御するための電源キー13と、テレビジョン受像機200の画面表示部207に表示された案内に基づいて、表示画面に表示されるカーソルを移動させるために操作する「←」、「↑」、「→」、「↓」の表示がされたリング状の方向キー14a、中央位置の円形の決定キー14b、及び、番組表等の画面を表示させるための各種表示選択キー14cからなる選択キー14と、アップダウン選局のためのアップダウン選局キー15と、音量調節のための音量調節キー16と、各種機能キー17と、リモコン100の略中央に配列されたチャンネル選局のための「1」から「12」までの数字を配した数字キー18a〜18lとが配列されている。
選択キー14a〜14cは、例えば、ユーザが、インターネットのサーバより、映画、アニメーション、ドラマ、スポーツ、ゲーム等のコンテンツの配信を希望する場合に、テレビジョン受像機200の表示画面上に表示された案内に基づいて、コンテンツを選択決定する際等に使用されるものである。具体的には、インターネットを介して配信された購入可能なコンテンツの一覧が載せられたコンテンツ選択画面がテレビジョン受像機200の表示画面上に表示されると、ユーザは、リモコン100の中央部に配置された方向キー14aを操作することにより、画面上に表示された所望のコンテンツの表示位置までカーソルを移動させ、所望のコンテンツの表示位置において決定キー14bを押下することにより、配信を希望するコンテンツを決定する。次に、購入手続きの画面に移動すると、オンライン上においてそのコンテンツの購入手続きに進む。その際、コンテンツの変更等がある場合には、「戻る」が表示された選択キー14cを押下することにより、コンテンツ選択画面に戻ることができる。このように、図4に示す選択キー14は、例えば、インターネットを介したサービスの選択又はコンテンツ購入手続の際に操作が必要となるキーである。
なお、この選択キー14a〜14cは、インターネットを介したサービスの提供時にのみ使用するというわけではなく、テレビジョン受像機における通常のテレビ操作において使用する操作系としてもよいことは言うまでもない。
アップダウン選局キー15及び音量調節キー16は、それぞれ「+」と「−」の表示からなる操作キーであり、「+」キーを押下することによって、アップダウン選局キー15では、局番号が大きくなる方向に選局が可能となり、音量調節キー16では、音量を大きくすることが可能となる。また「−」キーを押下することによって、これとは反対の操作が可能となる。なお、リモコン100は、ICカードに対する情報の読み出し及び書き込みを行う際には、アップダウン選局キー15及び音量調節キー16は、情報の読み書き処理に必要な操作キーとして代用されることが可能である。詳しくは後述する。
また、数字キー18a〜18lは、直接選局のための操作キーであり、数字キー18a〜18lに記載されている番号は、それぞれチャンネル番号と対応しており、ユーザが所望のチャンネル番号に対応する数字キー18a〜18lを押下することによって、テレビジョン受像機200が受信するテレビジョン放送のチャンネルを変更させる。本実施形態におけるリモコン100において、この数字キー18a〜18lが配置される部位は、ICカードのカード読み取り部20に重なっており、この操作キーが配置される同一基板面上にリーダ/ライタ106のアンテナ107が配設されるようになっている。詳しくは後述する。
また、その他の各種機能キー17は、例えば、VOD(Video On Demand)サービスを受信するためのサービスプロバイダ選択画面に切り替える画面切り替えキー、入力切換キー、アナログ放送又はデジタル放送を選択する放送切り替えキー、録画キー、録画予約キー等からなるが、各種機能キー17は、これらに限られるものではなく、また、必須のものでもない。
本実施形態に係るリモコン100は、これらの各種の操作キーからなる操作キー部材11a〜11cを樹脂等によって凸部を形成して押圧可能に形成し、各操作キーをはめ込み可能な穴が形成された表面カバー10aに取り付けることによって、キー操作部105を構成している。なお、これら各種の操作キーの機能は、上述したものに限られるものではなく、また、必須のものでもない。さらに、各操作キーの種類及びリモコン表面上のキー配置は、上述の種類及び配置に限られるものではないことは言うまでもなく、種々の操作キーを配置させることができる。
なお、本実施の形態においては、リモコン100の正面図を示す図4を正視したリモコン100の状態をリモコン100の正面方向というものとする。なお、ユーザによる操作時には、必ずしもこの正面方向をテレビジョン受像機200に向けて操作する必要はなく、上述したように、テレビジョン受像機200との通信においてはRF信号による通信を行っているので、当該正面方向とは逆方向にリモコン100を向けても、テレビジョン受像機200と無線通信を行うことは可能である。
基板12は、筐体10を構成する裏面カバー10bに取り付けられており、テレビジョン受像機200と通信を行うためのアンテナ101と、RF信号を送受信するRF送受信部102と、リモコン100を制御するCPU103と、メモリ104と、ICカードに記録された情報の読み出し及び書き込みを行うリーダ/ライタ106の回路基板と、ICカード内のICチップを動作させるための電圧を発生して給電し、ICカードと通信を行うアンテナ107とを備えて構成されている。
図6は、本実施形態に係るリモコン100の基板12上の各構成部材の配置構成を概略的に示す図である。この図6に示すように、テレビジョン受像機200と通信を行うためのRF送受信部102及びアンテナ101は、リモコン100の正面方向先端部に配置されており、また、ICカードに対する情報の読み出し及び書き込みを制御するリーダ/ライタ106の回路基板が、別基板としてリモコン100の略中央部に配置されており、その後方部にはリモコン100自体を制御するCPU103が配置されている。また、リモコン100では、直接チャンネル選局のための数字キー18a〜18lが配置されている基板部位の周囲を取り囲むようにして、リード線をループ状に形成したループアンテナ19が、リーダ/ライタ106用のアンテナ107として配置されている。さらに、リモコン100では、電源となる電池が、ループ状に形成されたリーダ/ライタ106のアンテナ107に相当するループアンテナ19の内側に、ループアンテナ19から離れて配置されている。なお、この基板12上の配置構成は、これに限られるものではない。
ループアンテナ19は、ICカード等の電子情報記録媒体に給電及び読み書きを行うための交流磁界を発生するものであり、基板12上に構成されているリーダ/ライタ106の回路基板に接続されており、リーダ/ライタ106用のアンテナ107として機能するものである。このループアンテナ19で受信した信号はリーダ/ライタ106のCPUに伝えられ、また、リーダ/ライタ106のCPUからの制御を起点として生成された電流信号は、ループアンテナ19に流されることによりICカードに対して情報の読み書きを行う。
ここで、上述したように、リモコン100は、基板12を取り囲むようにして基板端に設けられたループアンテナ19の内側に、数字キー18a〜18lの他、各種機能キー17を配置している(図5又は図6参照)。したがって、ループアンテナ19が形成された部位が、ICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行うカード読み書き部20となり、ループアンテナ19により磁界が発生したカード読み書き部20にICカードを近接させることによって、リーダ/ライタ106による情報の読み出し及び書き込みが行われる。そして、当該部位は、数字キー18a〜18l等の操作部位となっている。
このように、リモコン100においては、基板12の外周部の基板端をリード線が通るようにしてループアンテナ19を形成することにより、ループアンテナ19の内側に操作キーを配置することができるようになり、カード読み書き部20と同一面上に操作キーを配置することが可能となる。
なお、上述の説明においては、基板12の外周部にリード線を取り囲むようにしてループアンテナを形成する形態について説明したが、図5において、二点鎖線で仮想的に示される部位に銅箔等でパターンを形成してループアンテナ19aとすることによっても、上述のリード線でループアンテナを形成した場合と同様の効果を実現することができる。また、アンテナの性能を落とさないようにするために、リード線やパターンで形成されたループアンテナ19,19aと、それ以外のパターンや電子部品とは、できるだけ離して配置させるようにすることがより好ましい。
このように、リモコン100は、ループアンテナ19を上述のように配置し、リモコン100の正面方向の上部から正投影視したときに、操作キーをカード読み書き部20と重なるように配置することによって、本体表面を有効に活用することができ、例えば、図7に示すような、カード読み書き部30を設け、数字キーが設けられていないリモコンと比較して、ユーザにとってより容易なリモコン操作が可能となる。
また、リモコン100は、カード読み取り部と数字キーとを別の位置に設けた場合のように、リモコン本体が大きくなることを防止することができ、使い勝手の良いリモコンを実現することができる。さらに、同一基板上にループアンテナと操作キーを配置することによって、基板のサイズを小さく抑えることができ、基板の製造コストを抑えることが可能となる。
また、リモコン100では、上述のように基板12を取り囲むように、その外周部にリード線又はパターンでループアンテナ19を形成し、ICカードに対する情報の読み書きが可能となるようにしているので、ループアンテナ19と接触しない限り、図6に示すように、ループアンテナ19が形成されている内側に、アンテナから発生する電磁波を大きく阻害することなく電池・電源部108を構成する電池を配置することができる。これにより、別の位置に電池を配置するスペースを設ける必要がなくなり、リモコンをより小さくすることが可能となる。なお、この場合、基板12の外周部を取り囲んでいるアンテナ107の内部に配置される電池は、アンテナからの絶対距離が遠くなる位置、すなわち中央位置に配置することが、より好ましい。
なお、電池・電源部108となる電池は、上述の位置、すなわちループアンテナ19が形成される内側に必ず配置されるというわけではなく、ループアンテナ19の外側の離れた位置に配置させるようにしても当然構わない。
さらに、本実施形態に係るリモコン100は、ループアンテナ19を基板12の周囲を取り囲むように、その基板端に設けているので、基板に配置された金属部材によって磁界が阻害されることがなくなり、ループアンテナ19から発生する磁界の到達距離がリモコン100の裏面側(裏面カバー10b側)まで及ぶようになり、リモコン100の表面側(操作キー配置側)からICカードに対する情報の読み出し及び書き込みが可能であるだけでなく、リモコン100の裏面側からでもICカードに対する情報の読み出し及び書き込みを行うことが可能となる。このことより、例えば、非金属のテーブル状に置かれたICカードに対し、リモコン100のカード読み書き部20を裏面側からかざすことによって、課金処理や電子決済等を行うことができるようになる。なお、この場合、ループアンテナ19より下部(本体裏面側)には、アンテナから発生する磁界を阻害する金属等からなる電子部品を配置しないようにする。
なお、他の実施形態として、図8に示すようにループアンテナ19bを形成してもよい。この図8は、当該他の実施形態に係るリモコン100の内部構成を示す模式図であり、図8(A)は表面カバー10aを取り除き、リモコン100の表面から正投影した図であり、図8(B)はこのリモコン100の断面模式図であり、図8(C)は裏面カバー10bを取り除き、リモコン100の裏面から正投影した図である。具体的に説明すると、この他の実施形態に係るリモコン100は、操作キーが配列された基板の裏面側にループアンテナ19bをパターン形成して設けた両面基板を配置させたものであり、このループアンテナ19bによりカード読み書き部20が形成され、リモコン100の正面方向の上部から正投影視したときに、複数の操作キーのうちの少なくとも1つの操作キーがカード読み書き部20に重なるように配置されるようにしたものである。この場合には、そのカード読み書き部20が、リモコン100の裏面側(裏面カバー10b側)に形成されることとなり、ユーザがリモコン100の裏面側のカード読み書き部20をICカードに対して位置させることによって、リーダ/ライタ106による情報の読み書きが行われることとなる。
また、基板12上の部品の材質や配置、配線などを考慮することにより、リモコン100の表面側からでもICカードに対する情報の読み出し及び書き込みが可能となる。
このように、リモコン100の筐体10内に、操作キーが配列された基板12の裏面側にループアンテナ19bをパターン形成した両面基板を配置し、少なくとも1つの操作キーとカード読み書き部20とが重なるように配置させることによって、リモコン100の表面を有効に活用することができ、操作キーの数を減らさなくても十分な操作キーとカード読み書き部20とを設けることが可能になるとともに、ユーザは、リモコン100の裏面側のカード読み書き部20をICカードに対して位置させることによって操作するようになるので、リモコン100の表面に設けられたすべての操作キーがICカードによって隠れることがなくなり、カード読み書き時に必要となる操作も簡単に行うことができる。なお、ループアンテナを別基板で形成し、操作キーが配列された基板と多層を形成するようにしてもよい。また、パターンを形成してループアンテナとするだけではなく、リード線によってループアンテナを形成し、そのリード線を操作キーの基板の裏面に設けるようにしてもよい。
なお、この場合には、電源部108を構成する電池は、リモコン100の正面方向の上部から正投影視したときに基板に重ならない基板とは別の位置に、ループアンテナから離れて配置することで、電池の金属部がループアンテナに与える影響をより一層少なくさせることができる。
次に、リーダ/ライタ106を備えたリモコン100の、ユーザによるICカードに対する情報の読み出し/書き込み操作について、インターネットのサービスプロバイダより、映画、アニメーション、ドラマ、スポーツ、ゲーム等のコンテンツを購入する場合を例に挙げて具体的に説明する。
ユーザは、インターネットのサービスプロバイダより映画やアニメーション等のコンテンツを購入する場合、テレビジョン受像機200に表示されたコンテンツの一覧や操作画面を見ながらリモコン100にて必要な操作、具体的には選択キー14(例えば、「←」、「↑」、「→」、「↓」からなる方向キー14a)を操作して購入するコンテンツの選択を行い、決定キー14bを押下して購入を決定する。そして、ユーザがICカードを用いたコンテンツの支払い方法を決定し、購入代金を支払う場合には、リモコン100のリーダ/ライタ106は、ICカード内に記録された情報の読み出し処理及びICカードに対する情報の書き込み処理を行う。その際、ユーザは、ICカードをリモコン100に設けられたカード読み書き部20にかざしながら操作を行う。
このように、ユーザは、リモコン100のカード読み書き部20にICカードをかざしながら、選択キー14を操作することによって、コンテンツの購入操作を行う。
ICカードから読み出された情報は、RF送受信部102及びアンテナ101を介してテレビジョン受像機200に送信され、テレビジョン受像機200により、この情報はインターネットを経由してサーバへと送られる。サーバからの返答を受け取ったテレビジョン受像機200のCPU203は、上述の近距離無線通信にてリモコン100へサーバからの情報を伝え、リモコン100のCPU103を介してICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行う。そしてこの処理を何度か繰り返すことによって、コンテンツ購入手続きは完了する。
従来では、上述したようなインターネットを介して配信された映画等のコンテンツの購入手続きにおいては、ユーザがテレビジョン受像機に備えられたリーダ/ライタのカード読み書き部、又はテレビジョン受像機にUSB(Universal Serial Bus)等で接続されたリーダ/ライタにICカードを近づけることによってICカード内に記憶された情報の読み取り等を行っていたので、テレビジョン受像機のチャンネル制御等は、リモコンを用いて遠隔で操作することができるにも拘らず、コンテンツの購入手続き等においてICカードの読み書きが必要になると、テレビジョン受像機の設置場所まで移動して操作しなければならなかった。
本実施の形態におけるリモコン100は、ICカードに情報を読み出し及び書き込みするリーダ/ライタ106がその内部に備えられているので、ユーザは、テレビジョン受像機200の電源のオン/オフやチャンネル選択等における操作と同様に、リーダ/ライタ106によるICカードに対する情報の読み出し及び書き込みの処理における操作も、手元でリモコン100のカード読み書き部20にICカードをかざすことによって行うことができ、より簡単で、快適なユーザ操作を実現できる。
また、リモコン100は、ループアンテナ19が形成される部位の内側の基板、すなわちICカードに対する情報の読み出し及び書き込み処理を実行するためのカード読み書き部20と同一部位に、「1」〜「12」の番号が表示された数字キー18a〜18lが配置されているため、電子決済時等のカード読み書き時に、ICカードをカード読み書き部20にかざすことよって当該数字キー18a〜18lが隠れてしまうことになる。上述したように、ICカードに対する情報の読み出し及び書き込み時には、ユーザは、主に、リモコン100の操作キーのうちコンテンツ等を選択するための方向キー14aや、その購入を決定する決定キー14b等を使用して課金手続きを行う。したがって、ICカードに対する情報の読み出し及び書き込み時においては、ICカードをカード読み書き部20にかざすことにより隠れてしまう数字キー18a〜18lを使用する頻度は低く、リモコン100の操作が不便になるということはない。
このように、本実施形態に係るリモコン100では、リーダ/ライタ106のループアンテナ19が形成される部位の内側に、数字キー18a〜18lを配置するようにしても、ICカードに対する情報の読み出し及び書き込み時に必要となる操作キーは不自由なく操作することが可能である。すなわち、リーダ/ライタ106によるICカードに対する情報の読み出し及び書き込み時に必要となる操作キー(本実施例における方向キー14a等)は、ICカードをカード読み書き部20にかざしても、ICカードによって隠れない位置に配置されているので、ユーザがリモコン100の使い勝手を悪くすることがないようになっている。
一方で、ICカードに対する情報の読み出し及び書き込み時に、例えばコンテンツ購入金額設定や購入数量設定等を行う場合に、カード読み書き部20にICカードをかざすことによって、ICカードにより隠れてしまう数字キー18a〜18lを操作する必要が生じる場合もある。このような場合に、ユーザは、カード読み書き部20からICカードを離して当該部位に近接させるのを止め、数字キー18a〜18lを押下しようすると、ループアンテナ19から発生する磁界がICカードに到達されなくなり、リーダ/ライタ106によるICカードに対する情報の読み出し及び書き込み処理が正常に行われなくなってしまう。すると、電子マネー情報等が記録されたICカードに対する情報の読み出し及び書き込み処理に、思わぬトラブルを招くおそれが生じてしまうことにもなる。
そこで、リモコン100は、リーダ/ライタ106によるICカードに対する情報の読み出し及び書き込み時には、リモコン100のCPU103が、配置された操作キーの機能を変更するように制御することによって、ユーザはICカード読み書き時に必要となるすべての操作を、機能が変更された代替キーを用いて行うことが可能となっている。
具体的には、リモコン100のCPU103は、ICカードに対する情報の読み出し及び書き込み時であって、リーダ/ライタ106がオンの状態になったことを認識すると、例えば、アップダウン選局キー15の「+」/「−」キーを金額の上げ下げを操作する機能に、また音量調節キー16の「+」/「−」キーを購入数量の上げ下げを操作する機能に、それぞれ割り付けて自動的に変更するように制御し、リーダ/ライタ106がオフの状態になったことを認識すると、その操作キーの機能の変更を解除し、操作キーを通常の機能の意味合いに戻すように制御するようになっている。 これにより、ICカードをカード読み書き部20にかざすことによって隠れてしまう数字キー18a〜18lを操作しなくても、ICカードによって隠れていない、機能が代替された操作キーで操作することにより、例えば購入金額を設定したり、購入数量を設定したりすることが可能となる。
このように、リモコン100は、リーダ/ライタ106による情報の読み出し及び書き込み時に操作キーの機能を変更するように制御しているので、ICカードをカード読み書き部20にかざすことによって操作が不可能となった操作キーの機能を別のキーに代行させることが可能になる。また、この操作キー機能の変更処理をリモコン100のCPU103が自動的に判断して制御するようにしているので、モードキーを使って機能を切り換える処理をしたり、シフトキーを押しながら同時押しすることによって操作キーの機能を変更したりするなどの煩わしい操作をユーザに強いることなく、簡単に操作することが可能となっている。
なお、リモコン100は、テレビジョン受像機200との間で双方向の無線通信を行うことが可能であることから、上述のように操作キーの機能が変更された場合には、リーダ/ライタ106によるICカードの読み書き時に、例えばリモコン100のCPU103が、テレビジョン受像機200に対し、リモコン100の操作方法を案内する案内表示を画面上に表示させるコマンドを送信するように制御してもよい。これにより、ユーザは、簡単な操作で、しかも案内に沿って操作することができるようになり、取扱説明書等を参照しながら機能が変更した操作キーを確認するという手間を省くことができる。
また、リモコン100は、ICカードに対する情報の読み書き時には、操作キーの機能が切り替わっていることを示すLEDを点灯させるようにしてもよい。この場合、操作キーの切り替わりは、リーダ/ライタ106のオン・オフと同時のタイミングでよいことから、リモコン100のCPU103が、リーダ/ライタ106のオン・オフを検知することによって、LEDの点灯及び消灯を制御することができ、また、このLEDの点灯表示は、リーダ/ライタ106が動作中であることを示す表示と兼ねることもできる。
さらにまた、リモコン100は、テレビジョン受像機200との間で双方向の無線通信が可能であり、リーダ/ライタ106のオン・オフも把握することが可能であるので、テレビの画面上に操作キーが切り替わっていることを表示するようにしてもよい。
なお、本発明は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述の実施形態においては、リモコン100は、RFIDにより非接触型のICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行うようにしたが、リモコンが接触型の磁気カードに対して情報の読み出しまたは書き込みを行うような構成としてもよい。また、非接触型の情報記録媒体としては、ICカードに限られず、例えば、非接触ICカードの機能を備えた携帯電話等の電子機器等を用いるようにしてもよいことは上述の通りである。
また、このリモコン100の基板上の各部材の配置構成を、図6において示したが、当該各部材の配置は、これに限られるものではない。
本実施の形態に係る遠隔操作装置を適用した通信システムの構成を示す図である。 本実施の形態に係る遠隔操作装置の構成を示す図である。 本実施の形態に係る遠隔操作装置を用いて遠隔操作可能なテレビジョン受像機の構成を示す図である。 本実施形態に係る遠隔操作装置の正面図である。 本実施形態に係る遠隔操作装置の内部概略図である。 本実施形態に係る遠隔操作装置の基板上の配置構成を概略的に示した図である。 数字キーが設けられていない遠隔操作装置の正面図である。 他の実施形態に係る遠隔操作装置の内部構成を示した模式的図であり、(A)が表面からの正投影図であり、(B)が断面図であり、(C)が裏面からの正投影図である。
符号の説明
1 通信システム、100 リモコン、101 アンテナ、102 RF送受信部、103 CPU、104 メモリ、105 キー操作部、106 リーダ/ライタ、107 アンテナ、200 テレビジョン受像機、201 アンテナ、202 RF送受信部、203 リモコン制御CPU、204 メモリ、205 セットCPU、206 セットメモリ、207 画像表示部、208 インターネット接続部
10 筐体、10a 表面カバー、10b 裏面カバー、11a〜11c 操作キー部材、12 基板、13 電源キー、14 選択キー、14a 方向キー、14b 決定キー、14c 表示選択キー、15 アップダウン選局キー、16 音量調節キー、17 機能キー、18a〜18l 数字キー、19,19a,19b ループアンテナ、20 カード読み書き部、30 カード読み書き部

Claims (8)

  1. インターネット接続機能を有する電気機器との間でRF(Radio Frequency)信号による近距離無線通信を行う遠隔操作装置において、
    RFID(Radio Frequency Identification)における電磁波周波数13.56MHzの電磁誘導方式を用いてIC(Integrated Circuit)カードとの間でRF信号の送受信を行うことにより該ICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行うリーダ/ライタと、
    上記電気機器に対して上記近距離無線通信によりRF信号の送受信を行う送受信手段とを備え、
    上記送受信手段は、上記電気機器に対する操作命令の送信と、上記ICカードから読み出した情報の送信及び上記電気機器からのICカードに書き込む情報の受信とを上記RF信号を用いた同一の近距離無線通信方式で行い、上記リーダ/ライタによって上記ICカードから読み出されて上記電気機器によって上記インターネット上でデータ処理される情報、又は、該電気機器によって該インターネット上でデータ処理されて該リーダ/ライタによって該ICカードに対して書き込まれる情報を、上記近距離無線通信により該電気機器に対して送受信する遠隔操作装置。
  2. 上記電気機器は、テレビジョン受像機である請求項1記載の遠隔操作装置。
  3. 上記送受信手段は、上記電気機器との間で双方向の上記近距離無線通信を行う請求項1記載の遠隔操作装置。
  4. 上記送受信手段は、上記電気機器に対する操作命令を片方向の上記近距離無線通信で送信し、上記ICカードに対して読み出し及び書き込みされる情報を双方向の上記近距離無線通信で送受信する請求項1記載の遠隔操作装置。
  5. 上記リーダ/ライタが行う上記ICカードに対する情報の読み出し及び書き込みは、上記電気機器より受信した命令により制御される請求項1記載の遠隔操作装置。
  6. 上記電気機器は、表示手段を備え、該表示手段に表示される操作画面に応じて操作が行われる請求項1記載の遠隔操作装置。
  7. 上記ICカードに対して情報の読み出し及び書き込みが必要な時には上記リーダ/ライタの電源をオンとし、それ以外の処理を行う時には該リーダ/ライタの電源をオフとする請求項1記載の遠隔操作装置。
  8. インターネット接続機能を有する電気機器と、該電気機器との間でRF(Radio Frequency)信号による近距離無線通信を行う遠隔操作装置とを備えた通信システムにおいて、
    上記遠隔操作装置は、
    RFID(Radio Frequency Identification)における電磁波周波数13.56MHzの電磁誘導方式を用いてIC(Integrated Circuit)カードとの間でRF信号の送受信を行うことにより該ICカードに対して情報の読み出し及び書き込みを行うリーダ/ライタと、
    上記電気機器に対して上記近距離無線通信によりRF信号の送受信を行う送受信手段とを備え、
    上記送受信手段は、上記電気機器に対する操作命令の送信と、上記ICカードから読み出した情報の送信及び上記電気機器からのICカードに書き込む情報の受信とを上記RF信号を用いた同一の近距離無線通信方式で行い、上記リーダ/ライタによって上記ICカードから読み出されて上記電気機器によって上記インターネット上でデータ処理される情報、又は、該電気機器によって該インターネット上でデータ処理されて該リーダ/ライタによって該ICカードに対して書き込まれる情報を、上記近距離無線通信により該電気機器に対して送受信する通信システム。
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