JP2002195130A - ディーゼル機関の燃料供給機構 - Google Patents
ディーゼル機関の燃料供給機構Info
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Abstract
料噴射ポンプを駆動するピニオン部分の注油は、ピニオ
ン注油専用の配管を設け、更に専用の調圧弁と濾器を設
けて行っていたが、多数の配管類が存在し、振動による
配管の亀裂等の可能性があり、取付スペースの確保が必
要であったので、この不具合を解消する。 【解決手段】 燃料噴射ポンプPのピニオンへの注油配
管機構において、ピニオン注油通路を、各シリンダブロ
ックB及びシリンダヘッド1内の潤滑油用油路孔の中途
部に、別の油路孔を穿設し、該別の油路孔から潤滑油配
管49により燃料噴射ポンプPのピニオンに注油すべ
く、シリンダブロックB及びシリンダヘッド1内の潤滑
油用油路孔を兼用させた。
Description
燃料供給機構に関する。
構に関する技術は公知とされているのである。例えば、
実公平4−21003号公報や、実開平5−57354
号公報や、実開昭61−178043号公報や、実開昭
61−164404号公報や、実開昭63−19069
号公報や、実開昭61−204606号公報に記載の技
術の如くである。
の燃料供給機構において、燃料噴射ポンプを駆動するピ
ニオン部分の注油は、ピニオン注油専用の配管を設け、
更に専用の調圧弁と濾器を設けていた。故に多数の配管
類が存在し、振動による配管の亀裂等の可能性があり、
取付スペースの確保が必要であった。本発明は、この不
具合を解消するものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。燃料噴射ポンプPのピニオンへの注
油配管機構において、ピニオン注油通路を、各シリンダ
ブロックB及びシリンダヘッド1内の潤滑油用油路孔の
中途部に、別の油路孔を穿設し、該別の油路孔から潤滑
油配管49により燃料噴射ポンプPのピニオンに注油す
べく、シリンダブロックB及びシリンダヘッド1内の潤
滑油用油路孔を兼用させたものである。
注油配管機構において、ピニオン注油通路を、各シリン
ダブロック及びシリンダヘッド内の潤滑油用油路孔を兼
用させたので、各シリンダの注油用油路より、ピニオン
注油用の油路配管を行うことにより、調圧弁や濾過器等
の周囲の配管を廃止することが可能となり、振動により
亀裂の発生する要素を減少させることが出来る。
リンダヘッド1に設けた燃料噴射ポンプPからノズルホ
ルダー4への燃料油供給機構を示す断面図、図2は同じ
く燃料噴射ポンプPからパイプ状部材2までの高圧管継
手7の部分を示す正面図、図3はパイプ状部材2とフラ
ンジ形状部材3の部分の他の構成を示す断面図、図4は
更に他のパイプ状部材2とフランジ形状部材3の構成を
示す断面図、図5は図4の高圧管継手7の部分を示す断
面図、図6は燃料噴射ポンプPにおける燃料油主管6・
11の部分の断面図、図7は燃料噴射ポンプPの側面
図、図8は燃料噴射ポンプPのピニオン注油機構を示す
正面図である。
噴射ポンプPとポンプ台17と下部サポート23の部分
を示す側面断面図、図10は同じく側部覆い30と下部
サポート23の部分を示す正面図、図11は同じく図1
0の側面図、図12はディーゼル機関のギヤケース部分
においてアイドルギアサポートの注油機構を示す断面
図、図13は同じくアイドルギアサポート部分の拡大
図、図14はアイドルギアサポート部への潤滑油路を示
す図面、図15は噴射開弁圧を調整・設定する調整ネジ
の孔中心と、ノズルホルダーの本体中心から傾斜せしめ
た構成を示す側面断面図、図16は図15のノズルホル
ダー4の部分の平面断面図、図17は従来のノズルホル
ダーの部分の平面断面図である。
ら燃料噴射ノズルNへの燃料油の供給機構を説明する。
燃料噴射ノズルNはシリンダヘッド1に穿設した挿入孔
に嵌装されており、ノズルホルダー4の部分により、シ
リンダヘッド1に固定されている。そして該ノズルホル
ダー4の側面に設けた凹部4aに、燃料高圧管5を介し
て、燃料噴射ポンプPから吐出された圧油が供給されて
いる。そして、該燃料高圧管5から漏油が発生するの
で、該漏油を回収し戻す為に、燃料高圧管5の外周にパ
イプ状部材2が外嵌されている。該燃料高圧管5とパイ
プ状部材2との間に通路2aが構成されており、該通路
2aが漏油の戻り通路となっている。
5とパイプ状部材2の取付に関して説明する。シリンダ
ヘッド1に穿設した横孔に、予めフランジ形状部材3を
内側から嵌装したパイプ状部材2を挿入し、該パイプ状
部材2の先端には雄螺装部が構成されているので、該雄
螺装部をノズルホルダー4に構成した雌螺装部に螺装し
て固定する。シリンダヘッド1の側面にパイプ状部材2
が接当する部分には、ゴムパッキン26でシールしてお
く。次に、パイプ状部材2の内部に燃料高圧管5を挿入
する。該燃料高圧管5には内側端部と外側端部に円弧状
の凸部を構成している。次に、高圧管継手7とフランジ
形状部材3を締結ボルト28で締めつけることにより、
ノズルホルダー4の凹部4aと、高圧管継手7の凹部7
aが、燃料高圧管5の凸部と嵌合し、燃料高圧管5の内
外端部をシールする。またゴムパッキン29によって燃
料高圧管5を外部より密閉する。
燃料油は、高圧管継手7の燃料油路7dから、燃料高圧
管5の内部の油路を経て、ノズルホルダー4から燃料噴
射ノズルNに供給される。そして図2に示す如く、燃料
噴射ポンプPの燃料噴射ポンプ本体10の蓋体の部分に
構成された、燃料噴射ポンプP側シール体10aから、
高圧管継手7の燃料油路7dに受け継がれ、該燃料油路
7dが燃料高圧管5と連通して、圧油が供給される。
生する漏油は、高圧管継手7の油路7cを介して通路2
aに送ることが出来る。そしてパイプ状部材2に開口さ
れた細孔2bによって、パイプ状部材2の外周とシリン
ダヘッド1の孔との間に構成した油路1aに送られる。
ノズルホルダー4と燃料高圧管5のシール部の漏油は、
通路2a又は通路1aを通り、燃料噴射ポンプP側から
シール体10aと油路7cを介して、ゴムパッキン29
の内側の油路に入り、燃料高圧管5とパイプ状部材2の
間の通路2aから細孔2bを通過して、油路1aに至り
合流され、外部に案内される。高圧管継手7と燃料噴射
ポンプ本体10との間は、ボルトにより締結されてお
り、シール体10aが高圧管継手7と燃料噴射ポンプ本
体10の間で挟持されて、漏油間隙が発生しないように
している。
イプ状部材2と高圧管継手7の締結部分について説明す
る。該構成において、図1と図2の構成と相違する部分
は、高圧管継手7とフランジ形状部材3との締結部分で
ある。本構成において、パイプ状部材2の外端部分にフ
ランジ形状部材3を螺装可能としており、該螺装状態
で、更に外側にロックナット50を螺装して、フランジ
形状部材3の緩みを防止している。該フランジ形状部材
3と高圧管継手7とは、ナット付きボルトにより構成さ
れた締結ボルト28により締結固定している。その他の
構成は、同じである。
する。該構成においても相違するのは、高圧管継手7と
シリンダヘッド1との固定部分である。該構成において
は、フランジ形状部材3が設けられておらず、高圧管継
手7を直接に締結ボルト28によりシリンダヘッド1に
締結し、該締結ボルト28を締めつけると、燃料高圧管
押圧パイプ51が、燃料高圧管5の先端の段付き部を押
圧して、燃料高圧管5の先端の凸部をノズルホルダー4
の凹部4aに押圧すべく構成している。故に、前記の構
成のごとく、パイプ状部材2の先端をノズルホルダー4
に螺装する構成とは相違し、締結ボルト28により高圧
管継手7を締めることにより、燃料高圧管押圧パイプ5
1が燃料高圧管5の先端の段付部を押して押圧すべく構
成している。該燃料高圧管押圧パイプ51の先端とノズ
ルホルダー4との間には、Oリング55が介装されてい
る。同じく燃料高圧管押圧パイプ51とシリンダヘッド
1の間にもOリング85が介装されている。
は、シール体57が遊嵌されており、該シール体57と
燃料高圧管押圧パイプ51の嵌装により、漏油を漏らさ
ないように構成している。該高圧管継手7とシール体5
7との間は、締結ボルト52により締結している。ま
た、燃料高圧管押圧パイプ51の中途部には、Oリング
53が外嵌されており、該Oリング53において、燃料
噴射ポンプ本体10からシール体10aと高圧管継手7
の部分の漏油と、燃料噴射ノズルNからの燃料油の戻り
である燃料高圧管5とパイプ状部材2の間の燃料油を分
離し、シリンダヘッド1に穿設した油路58と59を介
して、シリンダヘッド1の外部に案内すべく構成してい
る。54は燃料高圧管押圧パイプ51に設けた漏油路で
ある。
1に付設した燃料噴射ポンプPを脱着する際において、
左右の燃料噴射ポンプPの間に燃料油を供給する燃料油
主管が、隣接する燃料噴射ポンプPの間に架設されてい
る。故に、燃料噴射ポンプPを各シリンダ毎に脱着する
のが困難だった。本構成においては、燃料噴射ポンプP
において、燃料油管継手を、燃料噴射ポンプ本体10に
ボルトで締結し、長さの異なる燃料油主管6・11を、
それぞれ袋ナット8によって取り付ける。両側の燃料噴
射ポンプPには長さの相違する燃料油主管6・11を同
様に取付、管継手13によって2本の燃料油主管6・1
1を繋ぎ合わせる。
グ14を装備する。また管継手13の軸方向のズレを防
ぐ為に、C型止め輪27を装備する。燃料噴射ポンプP
を抜き出す際には、C型止め輪を外し、管継手13をス
ライドさせ、長い方の燃料油主管6に完全に重ねてしま
う。このように構成したことにより、燃料油主管6・1
1と管継手体12と一体的にして燃料噴射ポンプPを抜
きだすことができる。該管継手体12から燃料油が燃料
噴射ポンプ本体10の内部に供給されて、シール体10
aから高圧管継手7を介してノズルホルダー4に供給さ
れる。
る。シリンダブロックBのメインギャラリからシリンダ
ヘッド1まで貫通された弁腕注油用の油路孔の中途部
に、別の油路孔を穿設し、該油路孔から潤滑油配管49
により燃料噴射ポンプPのピニオンに注油する。該油路
孔の出口に設けた調圧流量調整弁47により、圧力及び
流量の調整を行い、ピニオン手前の継手部に流量点検窓
48及び小型濾器50を設け、燃料噴射ポンプPのピニ
オンに注油する。
の回収機構について説明する。燃料噴射ポンプ室カバー
15の下部サポート23において、燃料噴射ポンプ室カ
バー15の内部に複数の通路を設け、その中の1つの通
路が、シリンダブロックBに取り付ける管継手ボルト1
9のボルト孔と交わっており、管継手ボルト19自体も
管継手になっている為に、シリンダブロックBの潤滑油
孔から、枝管を設けることなく、漏油を回収できるよう
に構成している。
は、各筒のシリンダヘッドに開口された油路孔を通り、
次に配管20を通り、燃料噴射ポンプ室カバー15の下
部サポート23の内部に作られた油路23bに集められ
る。また、各シリンダの燃料噴射ポンプPからポンプ台
17に落ちる漏油は、ポンプ台17の漏油受け17aに
集められ、ポンプ台17に開けられた油孔17bから、
シリンダブロックBに開けられた油孔18aを通過し、
管継手ボルト19を介して、下部サポート23の内部に
穿設された油孔23aに集められる。それぞれ集められ
た漏油は、下部サポート23と管継手ボルト19で固定
されて通路がシールされている。側部覆い30を介し
て、高圧管漏油配管21に案内される。またポンプ台1
7の漏油は配管22に案内される。
ルギアサポート部分の潤滑機構を説明する。ディーゼル
機関の側面において、クランクシャフトCが突出した部
分に調速機Gが固設され、該調速機Gをクランクシャフ
トCの外周に設けたギア80より、アイドルギア36を
介して駆動している。該アイドルギア36は、カム軸6
7を駆動し、調速機Gや潤滑油ポンプや冷却水ポンプ等
も駆動する動力を取り出すギアである。該ギア80がア
イドルギア36と噛合し、該ギア36と一体化したギア
35が、他のギア32と噛合している。該ギア32はカ
ム軸67に固設されており、該カム軸67により給排気
弁を開閉している。また、該カム軸67より燃料噴射ポ
ンプや調速機Gも駆動している。即ち、該ギア32の側
面にベベルギア31が固設されており、該ベベルギア3
1が調速機Gのベベルギア33と噛合して、調速機Gを
駆動している。
成においては、ギアケース及びギアケース蓋を一体構造
としたシリンダブロックで、カム軸や、潤滑油ポンプや
冷却水ポンプ等を駆動するアイドルギア36のアイドル
ギアサポート55の軸受注油構造を簡潔に構成してい
る。即ち、ギアケースやギアケース蓋を一体構造とした
シリンダブロックでは、ギアケース部が袋小路の形状と
なり、ギアケース内部にアイドルギアサポート55の取
付面の加工が不可能となる。この為に、本構成では該ア
イドルギアサポート55を段付き形状として、ギアケー
ス部の内外に貫通する孔を設け、この孔にアイドルギア
サポート55を外部から挿入し、シリンダブロックの内
外壁で支持する構造としている。
ルギアサポート55の軸受部分の潤滑はパイピングによ
り行っていたのであるが、本構成では、アイドルギアサ
ポート55の内側の支持部に、油溝を構成し、潤滑油メ
インギャラリーからクランク軸主軸受に潤滑油を供給す
る油路を、該アイドルギアサポート55の支持部の外周
に案内して、アイドルギアサポート55を潤滑すべく構
成したものである。
支えとなるアイドルギアサポート押え56の外周に、円
周溝57を設ける。該アイドルギアサポート押え56は
クランクシャフトCの軸受用の潤滑油路の注油通路58
・59の間に連通させているので、潤滑油はメインギャ
ラリー60から注油通路58を通過して円周溝57に入
り、次に注油通路59からクランクシャフトCの主軸受
と至る。そして、アイドルギアサポート押え56とクラ
ンクシャフトCの両方を潤滑することが出来るのであ
る。
は、円周溝57から、アイドルギアサポート押え56と
アイドルギアサポート55の間の間隙61に連通する油
路62をアイドルギアサポート押え56に穿設してお
り、これにより、円周溝57から間隙61に至る。次
に、押さえボルト64がアイドルギアサポート押え56
とアイドルギアサポート55の間に螺装されており、該
押さえボルト64に油路63が穿設されているので、こ
の油路63からアイドルギアサポート55の中心油路6
5に至る。該中心油路65はアイドルギアサポート55
の外周と軸受ブッシュ66との間に連通しているので、
アイドルギアサポート55と軸受ブッシュ66の間の潤
滑を行うのである。
ャラリー60からクランクシャフトCへの注油回路を円
周溝57に連通させることにより、アイドルギアサポー
ト55と軸受ブッシュ66の間を潤滑することが可能と
なるのである。また、アイドルギアサポート55への注
油をパイプレス構造とすることができ、パイピングの破
損を防止することができる。またアイドルギアサポート
55の内側支え部の貫通孔と、クランクシャフトCの軸
受の潤滑油路との干渉を心配することなく、アイドルギ
ア36の位置を決定することが出来るのである。
料噴射弁において、ノズルホルダー4に設けた、噴射開
弁圧を調整設定する調整螺子68の孔中心位置を、ノズ
ルホルダー4の中心から傾斜せしめた構成を説明する。
れていた。即ち、従来技術では、噴射開弁圧調整螺子6
8をノズルホルダー4の軸心線に沿って真直ぐに穿設さ
れた孔に挿入していたので、燃料高圧管5の外周のパイ
プ状部材2の内端螺子部2dの螺子込み深さを深くする
為には、ノズルホルダー4本体の径を大きくするか、も
しくは、ノズルホルダー4を偏心した2本の筒状に構成
する必要があった。いずれもこのような従来構造は、燃
料噴射弁の近辺の機能部品、例えば吸排気弁の関連部品
等の寸法に大きな影響を及ぼすのである。本構成におい
ては、パイプ状部材2の内端螺子部2dの螺子込み部分
において、噴射開弁圧調整螺子68の孔がノズルホルダ
ー4の中心よりも離れた位置に構成されるので、ノズル
ホルダー4の本体の径を小にすることができ、パイプ状
部材2の内端螺子部2dの螺子込み深さを深くすること
が出来るのである。
説明する。従来は、噴射開弁圧調整螺子68はノズルホ
ルダー4の軸心線に沿って真っ直ぐに穿設されているの
が通常であった。図17において示す如く、噴射開弁圧
調整螺子68の中心をノズルホルダーの中心かつ軸心線
に沿って真っ直ぐ穿設されており、この場合本構成より
大径のノズルホルダー本体となっていたのである。ま
た、図17−2は、パイプ状部材2の内端螺子部2dを
螺装する部分だけ偏心した別の円筒に構成していたので
ある。
弁圧調整螺子68を傾斜して挿入すべく斜めの孔に構成
して、内端螺子部2dと交わる部分において、ノズルホ
ルダー4の中心からずれた位置を通過すべく構成したの
である。これにより、パイプ状部材2の内端螺子部2d
を螺装する部分に螺子込みに十分な機能的寸法を与え、
かつコンパクトな噴射弁仕組みを提供出来るのである。
また、噴射開弁圧調整螺子68を傾斜して挿入可能とす
ることにより、吸気弁・排気弁の関連部品の為に十分な
寸法を与えることが出来るのである。またノズルホルダ
ー4を偏心円筒タイプとすることは加工性が悪く生産性
も悪いのでありコスト向上を招くが、この不具合いを解
消することも出来るのである。
ような効果を奏するのである。燃料噴射ポンプPのピニ
オンへの注油配管機構において、ピニオン注油通路を、
各シリンダブロックB及びシリンダヘッド1内の潤滑油
用油路孔の中途部に、別の油路孔を穿設し、該別の油路
孔から潤滑油配管49により燃料噴射ポンプPのピニオ
ンに注油すべく、シリンダブロックB及びシリンダヘッ
ド1内の潤滑油用油路孔を兼用させたので、各シリンダ
の注油用油路より、ピニオン注油用の油路配管を行うこ
とにより、調圧弁や濾過器等の周囲の配管を廃止するこ
とが可能となり、振動により亀裂の発生する要素を減少
させることが出来るのである。
らノズルホルダー4への燃料油供給機構を示す断面図。
での高圧管継手7の部分を示す正面図。
他の構成を示す断面図。
の構成を示す断面図。
の部分の断面図。
面図。
Pとポンプ台17と下部サポート23の部分を示す側面
断面図。
分を示す正面図。
イドルギアサポートの注油機構を示す断面図。
図面。
心と、ノズルホルダーの本体中心から傾斜せしめた構成
を示す側面断面図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料噴射ポンプPのピニオンへの注油配
管機構において、ピニオン注油通路を、各シリンダブロ
ックB及びシリンダヘッド1内の潤滑油用油路孔の中途
部に、別の油路孔を穿設し、該別の油路孔から潤滑油配
管49により燃料噴射ポンプPのピニオンに注油すべ
く、シリンダブロックB及びシリンダヘッド1内の潤滑
油用油路孔を兼用させたことを特徴とするディーゼル機
関の燃料供給機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001355248A JP2002195130A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | ディーゼル機関の燃料供給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001355248A JP2002195130A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | ディーゼル機関の燃料供給機構 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28048994A Division JP3295562B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | ディーゼル機関の燃料供給機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002195130A true JP2002195130A (ja) | 2002-07-10 |
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ID=19166980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001355248A Pending JP2002195130A (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | ディーゼル機関の燃料供給機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002195130A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7494281B2 (en) * | 2005-01-13 | 2009-02-24 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Slide type guide mechanism |
JP2013064351A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Daihatsu Diesel Mfg Co Ltd | 内燃機関の流出燃料回収機構 |
-
2001
- 2001-11-20 JP JP2001355248A patent/JP2002195130A/ja active Pending
Cited By (2)
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US7494281B2 (en) * | 2005-01-13 | 2009-02-24 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Slide type guide mechanism |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031216 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040130 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040316 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040720 |