JPH08319921A - コモンレール式燃料噴射装置 - Google Patents
コモンレール式燃料噴射装置Info
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- JPH08319921A JPH08319921A JP7130823A JP13082395A JPH08319921A JP H08319921 A JPH08319921 A JP H08319921A JP 7130823 A JP7130823 A JP 7130823A JP 13082395 A JP13082395 A JP 13082395A JP H08319921 A JPH08319921 A JP H08319921A
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- JP
- Japan
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- fuel
- common rail
- injection nozzle
- hollow bolt
- injection device
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M55/00—Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
- F02M55/02—Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
- F02M55/025—Common rails
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02M55/00—Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
- F02M55/02—Conduits between injection pumps and injectors, e.g. conduits between pump and common-rail or conduits between common-rail and injectors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単で部品点数が少なく、組み付け作
業を容易に行うことができ、更に、ヘッドカバーのよう
な狭所にも収容することができると共に、燃料を確実に
シールすることができる信頼性の高い燃料供給装置を提
供すること。 【構成】 コモンレール25の燃料チャンバ26に連通する
ボルト穴27を、このコモンレール25に形成し、前記ボル
ト穴27に挿通されると共に噴射ノズル30の燃料導入部31
に螺合され、前記燃料チャンバ26と燃料導入部31の間を
連通する中空ボルト32と、この中空ボルト32の外周側に
配置され、この中空ボルト32の締結力により、一端がコ
モンレール25に、他端が噴射ノズル30にそれぞれ押圧状
態で固定されるパイプ43とを設けたコモンレール式燃料
噴射装置24。
業を容易に行うことができ、更に、ヘッドカバーのよう
な狭所にも収容することができると共に、燃料を確実に
シールすることができる信頼性の高い燃料供給装置を提
供すること。 【構成】 コモンレール25の燃料チャンバ26に連通する
ボルト穴27を、このコモンレール25に形成し、前記ボル
ト穴27に挿通されると共に噴射ノズル30の燃料導入部31
に螺合され、前記燃料チャンバ26と燃料導入部31の間を
連通する中空ボルト32と、この中空ボルト32の外周側に
配置され、この中空ボルト32の締結力により、一端がコ
モンレール25に、他端が噴射ノズル30にそれぞれ押圧状
態で固定されるパイプ43とを設けたコモンレール式燃料
噴射装置24。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コモンレールと噴射ノ
ズルを接続する燃料導管の接続構造を改良したコモンレ
ール式燃料噴射装置に関するものである。
ズルを接続する燃料導管の接続構造を改良したコモンレ
ール式燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの燃料噴射装置とし
て、各種の装置が提案されているが、その中でも、排気
ガス規制をクリアするため、或いは、燃費を改善するた
めに、コモンレール式ユニットインジェクタが有望であ
ると考えられている。その概略構造は、図2に示す如
く、燃料タンク1内の燃料を吸い上げて、加圧するフィ
ードポンプ2と、このフィードポンプ2から供給される
加圧燃料を貯蔵するコモンレール3と、このコモンレー
ル3内の加圧燃料を噴射する噴射ノズル4と、コモンレ
ール3の内圧が所定値以上になった場合に、フィードポ
ンプ2とコモンレール3の間の送り油路5から、燃料タ
ンク1に加圧燃料を戻すための、戻し油路6の途中に配
置された逆止弁7とを備えている。
て、各種の装置が提案されているが、その中でも、排気
ガス規制をクリアするため、或いは、燃費を改善するた
めに、コモンレール式ユニットインジェクタが有望であ
ると考えられている。その概略構造は、図2に示す如
く、燃料タンク1内の燃料を吸い上げて、加圧するフィ
ードポンプ2と、このフィードポンプ2から供給される
加圧燃料を貯蔵するコモンレール3と、このコモンレー
ル3内の加圧燃料を噴射する噴射ノズル4と、コモンレ
ール3の内圧が所定値以上になった場合に、フィードポ
ンプ2とコモンレール3の間の送り油路5から、燃料タ
ンク1に加圧燃料を戻すための、戻し油路6の途中に配
置された逆止弁7とを備えている。
【0003】次に、上記コモンレール3とインジェクタ
4の間の燃料供給経路を図3に拡大して示す。この図に
おいて、コモンレール3の燃料チャンバ8には、このコ
モンレール3の上方に開口する雌ねじ部9が連通してお
り、この雌ねじ部9には、上下に雄ねじ部10,11を形成
したコネクタ12が螺合されている。このコネクタ12の上
方内周面には、テーパー面13が形成されており、このテ
ーパー面13と油密状態で面接触するテーパー面14を有す
るスチール製のパイプ15が、このテーパー面14の背面に
形成された段部16に当接し且つ前記雄ねじ部10に螺合す
るスリーブナット17により、前記コネクタ12に接続され
ている。
4の間の燃料供給経路を図3に拡大して示す。この図に
おいて、コモンレール3の燃料チャンバ8には、このコ
モンレール3の上方に開口する雌ねじ部9が連通してお
り、この雌ねじ部9には、上下に雄ねじ部10,11を形成
したコネクタ12が螺合されている。このコネクタ12の上
方内周面には、テーパー面13が形成されており、このテ
ーパー面13と油密状態で面接触するテーパー面14を有す
るスチール製のパイプ15が、このテーパー面14の背面に
形成された段部16に当接し且つ前記雄ねじ部10に螺合す
るスリーブナット17により、前記コネクタ12に接続され
ている。
【0004】また、噴射ノズル4の燃料導入部18も前記
同様に開口端内周面に、テーパー面19が形成されてお
り、このテーパー面19と油密状態で面接触するテーパー
面20を有する前記パイプ15のもう一方の端部が、このテ
ーパー面20の背面に形成された段部21に当接し且つ燃料
導入部18の雄ねじ部22に螺合するスリーブナット23によ
り、前記噴射ノズル4に接続されている。
同様に開口端内周面に、テーパー面19が形成されてお
り、このテーパー面19と油密状態で面接触するテーパー
面20を有する前記パイプ15のもう一方の端部が、このテ
ーパー面20の背面に形成された段部21に当接し且つ燃料
導入部18の雄ねじ部22に螺合するスリーブナット23によ
り、前記噴射ノズル4に接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のコモンレール式ユニットインジェクタの配管構造に
は、以下の問題点がある。即ち、コモンレール3と噴射
ノズル4の間を接続するために、コネクタ12とパイプ15
と2個のスリーブナット17,23を使用する必要があるた
め、部品点数が多くなり、コストが嵩むだけでなく、組
み付け作業に手間が掛かるという問題がある。また、上
述の如く、多くの部品点数で構成されているため、比較
的に大きな収容スペースが必要となり、また、シール面
に面圧を与えるための螺合締結箇所が多くなるため、ね
じの緩みによる燃料漏れの発生確率が高くなるという問
題がある。
来のコモンレール式ユニットインジェクタの配管構造に
は、以下の問題点がある。即ち、コモンレール3と噴射
ノズル4の間を接続するために、コネクタ12とパイプ15
と2個のスリーブナット17,23を使用する必要があるた
め、部品点数が多くなり、コストが嵩むだけでなく、組
み付け作業に手間が掛かるという問題がある。また、上
述の如く、多くの部品点数で構成されているため、比較
的に大きな収容スペースが必要となり、また、シール面
に面圧を与えるための螺合締結箇所が多くなるため、ね
じの緩みによる燃料漏れの発生確率が高くなるという問
題がある。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みて、構造が簡
単で部品点数が少なく、更に、組み付け作業も簡単に行
うことができる燃料供給装置を提供することを目的とす
るものである。また、本発明の別の目的は、従来よりも
小さいスペースに収容することができ、故に、ヘッドカ
バーのような狭所にも収容することができる燃料供給装
置を提供することを目的とするものである。本発明の更
に別の目的は、高圧の燃料を確実にシールすることがで
き、信頼性の高い燃料供給装置を提供することを目的と
するものである。
単で部品点数が少なく、更に、組み付け作業も簡単に行
うことができる燃料供給装置を提供することを目的とす
るものである。また、本発明の別の目的は、従来よりも
小さいスペースに収容することができ、故に、ヘッドカ
バーのような狭所にも収容することができる燃料供給装
置を提供することを目的とするものである。本発明の更
に別の目的は、高圧の燃料を確実にシールすることがで
き、信頼性の高い燃料供給装置を提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明のコモンレール式燃料噴射装置は、コモンレー
ルの燃料チャンバに連通するボルト穴を、このコモンレ
ールに形成し、前記ボルト穴に挿通されると共に噴射ノ
ズルの燃料導入部に螺合され、前記燃料チャンバと燃料
導入部の間を連通する中空ボルトと、この中空ボルトの
外周側に配置され、この中空ボルトの締結力により、一
端がコモンレールに、他端が噴射ノズルにそれぞれ押圧
状態で固定されるパイプとを設けたものである。
の本発明のコモンレール式燃料噴射装置は、コモンレー
ルの燃料チャンバに連通するボルト穴を、このコモンレ
ールに形成し、前記ボルト穴に挿通されると共に噴射ノ
ズルの燃料導入部に螺合され、前記燃料チャンバと燃料
導入部の間を連通する中空ボルトと、この中空ボルトの
外周側に配置され、この中空ボルトの締結力により、一
端がコモンレールに、他端が噴射ノズルにそれぞれ押圧
状態で固定されるパイプとを設けたものである。
【0008】前記コモンレールとパイプとの接続部分、
及び、前記噴射ノズルとパイプとの接続部分は、それぞ
れテーパー面を形成したり、球面を形成したり、或い
は、それらを組み合わせたりすることにより、シール面
を構成すると好ましい。また、それぞれのシール面に
は、耐油性に優れたパッキンをコーティング或いは接着
する等の手段を講じても良い。その場合には、ニトリル
ゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、多硫
化ゴム等が適している。
及び、前記噴射ノズルとパイプとの接続部分は、それぞ
れテーパー面を形成したり、球面を形成したり、或い
は、それらを組み合わせたりすることにより、シール面
を構成すると好ましい。また、それぞれのシール面に
は、耐油性に優れたパッキンをコーティング或いは接着
する等の手段を講じても良い。その場合には、ニトリル
ゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム、多硫
化ゴム等が適している。
【0009】
【作 用】本発明のコモンレール式燃料噴射装置は以上
の構成を有しているため、コモンレールと噴射ノズルを
接続するのに要する部品としては、上記中空ボルトとパ
イプのみで構成することができるので、部品点数の削減
により構造の簡略化を図り、組み付け作業も効率良く行
うことが可能となる。
の構成を有しているため、コモンレールと噴射ノズルを
接続するのに要する部品としては、上記中空ボルトとパ
イプのみで構成することができるので、部品点数の削減
により構造の簡略化を図り、組み付け作業も効率良く行
うことが可能となる。
【0010】また、上記の如く少ない部品点数で構成す
ることができるので、従前よりも小さいスペースに設置
することができ、燃料噴射装置の小型軽量化を図って、
ヘッドカバー内のような狭所にも収容することができ
る。更に、構成部品の螺合締結箇所は、中空ボルトによ
る1箇所のみとなるため、ねじの緩みによる燃料漏れの
発生確率を著しく低減することができ、高圧燃料を確実
にシールして、高い信頼性を得ることができる。
ることができるので、従前よりも小さいスペースに設置
することができ、燃料噴射装置の小型軽量化を図って、
ヘッドカバー内のような狭所にも収容することができ
る。更に、構成部品の螺合締結箇所は、中空ボルトによ
る1箇所のみとなるため、ねじの緩みによる燃料漏れの
発生確率を著しく低減することができ、高圧燃料を確実
にシールして、高い信頼性を得ることができる。
【0011】
【実施例】次に図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。図3に要部を示すコモンレール式燃料噴射
装置24において、コモンレール25には、それ自体の長手
方向に沿って燃料チャンバ26が形成されており、更に、
この燃料チャンバ26の下部に連通し、且つこの燃料チャ
ンバ26に直交する方向にボルト穴27が形成されている。
また、このボルト穴27の両端開口部には、それぞれ、外
方に向かって拡開するテーパー面28、29がそれぞれ形成
されている。
て説明する。図3に要部を示すコモンレール式燃料噴射
装置24において、コモンレール25には、それ自体の長手
方向に沿って燃料チャンバ26が形成されており、更に、
この燃料チャンバ26の下部に連通し、且つこの燃料チャ
ンバ26に直交する方向にボルト穴27が形成されている。
また、このボルト穴27の両端開口部には、それぞれ、外
方に向かって拡開するテーパー面28、29がそれぞれ形成
されている。
【0012】一方、噴射ノズル30には、側方に燃料導入
部31が突設されており、この燃料導入部31には、後述す
る中空ボルト32が螺合する雌ねじ部33が形成されてい
る。更に、この雌ねじ部33の奥には、噴孔34に通じる燃
料通路35が、また、この雌ねじ部33よりも外側には、外
方に向かって拡開するテーパー面36がそれぞれ形成され
ている。
部31が突設されており、この燃料導入部31には、後述す
る中空ボルト32が螺合する雌ねじ部33が形成されてい
る。更に、この雌ねじ部33の奥には、噴孔34に通じる燃
料通路35が、また、この雌ねじ部33よりも外側には、外
方に向かって拡開するテーパー面36がそれぞれ形成され
ている。
【0013】前記中空ボルト32は、頭部37の近傍にテー
パー面38が形成された軸部39を有しており、この軸部39
の先端には、前記噴射ノズル30の雌ねじ部33に螺合する
雄ねじ部40が形成されている。また、この軸部39には、
コモンレール25の燃料チャンバ26に連通する径方向の送
油縦穴41と、前記雄ねじ部40の先端から、この送油縦穴
41に連通する軸方向の送油横穴42が形成されている。
パー面38が形成された軸部39を有しており、この軸部39
の先端には、前記噴射ノズル30の雌ねじ部33に螺合する
雄ねじ部40が形成されている。また、この軸部39には、
コモンレール25の燃料チャンバ26に連通する径方向の送
油縦穴41と、前記雄ねじ部40の先端から、この送油縦穴
41に連通する軸方向の送油横穴42が形成されている。
【0014】更に、中空ボルト32の周囲には、所定のク
リアランスCを設けて、パイプ43が配置されており、一
端に形成したテーパー面44が前記コモンレール25に形成
したテーパー面29に面接触して、ここにシール面が形成
されるようにし、他端に形成したテーパー面45が前記噴
射ノズル30の燃料導入部31に形成したテーパー面36に面
接触して、前記同様にシール面が形成されるようにして
いる。
リアランスCを設けて、パイプ43が配置されており、一
端に形成したテーパー面44が前記コモンレール25に形成
したテーパー面29に面接触して、ここにシール面が形成
されるようにし、他端に形成したテーパー面45が前記噴
射ノズル30の燃料導入部31に形成したテーパー面36に面
接触して、前記同様にシール面が形成されるようにして
いる。
【0015】そして、中空ボルト32の締結力により、こ
のパイプ43はコモンレール25と噴射ノズル30の双方に押
しつけられ、上記各シール面にて油密状態で高圧燃料が
シールされる。尚、前記クリアランスCは、中空ボルト
32の締結完了時に、この中空ボルト32の固定角度にバラ
ツキがあっても、前記送油縦穴41がコモンレール25のボ
ルト穴27内壁により塞がれないようにするために設けら
れている。
のパイプ43はコモンレール25と噴射ノズル30の双方に押
しつけられ、上記各シール面にて油密状態で高圧燃料が
シールされる。尚、前記クリアランスCは、中空ボルト
32の締結完了時に、この中空ボルト32の固定角度にバラ
ツキがあっても、前記送油縦穴41がコモンレール25のボ
ルト穴27内壁により塞がれないようにするために設けら
れている。
【0016】本実施例のコモンレール式燃料噴射装置24
によると、コモンレール25と噴射ノズル30を接続する燃
料導管の接続部品として、中空ボルト32とパイプ43の2
点のみで構成することができるので、部品点数の削減に
よりコストを低減することができると共に、組み付け作
業の効率を向上させることができる。また、部品点数が
少ないので、燃料噴射装置全体の小型軽量化を図ること
ができ、コモンレール25から噴射ノズル30までの燃料噴
射系をヘッドカバー内に収容することも可能となる。
によると、コモンレール25と噴射ノズル30を接続する燃
料導管の接続部品として、中空ボルト32とパイプ43の2
点のみで構成することができるので、部品点数の削減に
よりコストを低減することができると共に、組み付け作
業の効率を向上させることができる。また、部品点数が
少ないので、燃料噴射装置全体の小型軽量化を図ること
ができ、コモンレール25から噴射ノズル30までの燃料噴
射系をヘッドカバー内に収容することも可能となる。
【0017】更に、上記シール面に面圧を生ぜしめる螺
合締結箇所は、中空ボルト32の雄ねじ部40と噴射ノズル
30の燃料導入部31に形成された雌ねじ部33による1箇所
のみとなるので、従前の接続構造に比して燃料漏れの発
生確率を大幅に低減でき、高い信頼性を保持することが
できる。尚、本実施例では、上述したシール面を、テー
パー面28,29,36,38,44,45により構成したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば球面形状と
しても良い。
合締結箇所は、中空ボルト32の雄ねじ部40と噴射ノズル
30の燃料導入部31に形成された雌ねじ部33による1箇所
のみとなるので、従前の接続構造に比して燃料漏れの発
生確率を大幅に低減でき、高い信頼性を保持することが
できる。尚、本実施例では、上述したシール面を、テー
パー面28,29,36,38,44,45により構成したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば球面形状と
しても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明のコモンレール式燃料噴射装置
は、コモンレールの燃料チャンバに連通するボルト穴
を、このコモンレールに形成し、前記ボルト穴に挿通さ
れると共に噴射ノズルの燃料導入部に螺合され、前記燃
料チャンバと燃料導入部の間を連通する中空ボルトと、
この中空ボルトの外周側に配置され、この中空ボルトの
締結力により、一端がコモンレールに、他端が噴射ノズ
ルにそれぞれ押圧状態で固定されるパイプとを設けたの
で、以下の効果を奏することができる。
は、コモンレールの燃料チャンバに連通するボルト穴
を、このコモンレールに形成し、前記ボルト穴に挿通さ
れると共に噴射ノズルの燃料導入部に螺合され、前記燃
料チャンバと燃料導入部の間を連通する中空ボルトと、
この中空ボルトの外周側に配置され、この中空ボルトの
締結力により、一端がコモンレールに、他端が噴射ノズ
ルにそれぞれ押圧状態で固定されるパイプとを設けたの
で、以下の効果を奏することができる。
【0019】コモンレールと噴射ノズルを接続するのに
要する部品として、中空ボルトとパイプの2点のみで構
成することができるので、部品点数の削減により構造の
簡略化を図り、組み付け作業を効率良く行うことができ
る。また、上記の如く少ない部品点数で構成することが
できるので、従前よりも小さいスペースに設置すること
ができる。従って、燃料噴射装置の小型軽量化を図っ
て、ヘッドカバー内のような狭所にも収容することが可
能となり、設計自由度を高めることができる。
要する部品として、中空ボルトとパイプの2点のみで構
成することができるので、部品点数の削減により構造の
簡略化を図り、組み付け作業を効率良く行うことができ
る。また、上記の如く少ない部品点数で構成することが
できるので、従前よりも小さいスペースに設置すること
ができる。従って、燃料噴射装置の小型軽量化を図っ
て、ヘッドカバー内のような狭所にも収容することが可
能となり、設計自由度を高めることができる。
【0020】更に、構成部品の螺合締結箇所を、中空ボ
ルトによる1箇所のみとすることができるため、ねじの
緩みによる燃料漏れの発生確率を著しく低減することが
でき、高圧燃料を確実にシールして、高い信頼性を確保
することができる。
ルトによる1箇所のみとすることができるため、ねじの
緩みによる燃料漏れの発生確率を著しく低減することが
でき、高圧燃料を確実にシールして、高い信頼性を確保
することができる。
【図1】本発明のコモンレール式燃料噴射装置の要部断
面図である。
面図である。
【図2】従来のコモンレール式燃料噴射装置の概略図で
ある。
ある。
【図3】従来のコモンレール式燃料噴射装置の要部断面
図である。
図である。
24 コモンレール式燃料噴射装置 25 コモンレール 26 燃料チャンバ 27 ボルト穴 30 噴射ノズル 31 燃料導入部 32 中空ボルト 43 パイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 コモンレールの燃料チャンバに連通する
ボルト穴を、このコモンレールに形成し、前記ボルト穴
に挿通されると共に噴射ノズルの燃料導入部に螺合さ
れ、前記燃料チャンバと燃料導入部の間を連通する中空
ボルトと、この中空ボルトの外周側に配置され、この中
空ボルトの締結力により、一端がコモンレールに、他端
が噴射ノズルにそれぞれ押圧状態で固定されるパイプと
を設けたコモンレール式燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13082395A JP3371620B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | コモンレール式燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13082395A JP3371620B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | コモンレール式燃料噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08319921A true JPH08319921A (ja) | 1996-12-03 |
JP3371620B2 JP3371620B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=15043555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13082395A Expired - Fee Related JP3371620B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | コモンレール式燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3371620B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001023749A1 (de) * | 1999-09-29 | 2001-04-05 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffhochdruckspeicher |
EP1126161A1 (de) * | 2000-02-15 | 2001-08-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Einspritzanlage |
EP0921303A3 (de) * | 1997-12-05 | 2003-01-02 | Man Nutzfahrzeuge Ag | Common Rail Einspritzsystem für Brennkraftmaschinen |
EP1108886A3 (de) * | 1999-12-15 | 2003-11-26 | Man Nutzfahrzeuge Ag | Common Rail Einspritzsystem |
JP2009537736A (ja) * | 2006-05-23 | 2009-10-29 | ハイダック フィルターテヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 液状燃料に含まれる水、特にディーゼル燃料から水、を分離して導出する方法および装置 |
RU2553917C1 (ru) * | 2014-04-28 | 2015-06-20 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Центральный ордена Трудового Красного Знамени научно-исследовательский автомобильный и автомоторный институт "НАМИ" | Устройство для подачи жидкого топлива в форсунки дизельного двигателя |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP13082395A patent/JP3371620B2/ja not_active Expired - Fee Related
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