JP2002193171A - ユニットスイング式エンジンの吸気装置 - Google Patents

ユニットスイング式エンジンの吸気装置

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JP2002193171A
JP2002193171A JP2000393029A JP2000393029A JP2002193171A JP 2002193171 A JP2002193171 A JP 2002193171A JP 2000393029 A JP2000393029 A JP 2000393029A JP 2000393029 A JP2000393029 A JP 2000393029A JP 2002193171 A JP2002193171 A JP 2002193171A
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Japan
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chamber
transmission case
swing type
type engine
belt
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Juichi Yamaoka
寿一 山岡
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でエアクリーナの容量の増大を図
るとともに、伝動ケースの剛性を高めることができるユ
ニットスイング式エンジンの吸気装置を提供する。 【解決手段】 ユニットスイング式エンジンの吸気装置
に係り、駆動プーリ25と、駆動を伝達するVベルト2
6と、Vベルト26を介してクランクシャフト23の回
転運動が伝達されるとともに、後輪12が軸支されるリ
ヤアクスル27に駆動を伝達する従動プーリ28とを有
する伝達機構24を備え、該伝達機構24を収容する伝
動ケース31を備えるユニットスイング式エンジン2に
おいて、伝動ケース31は、内部にVベルト26と駆動
プーリ25および従動プーリ28とを収容するVベルト
室32と、駆動プーリ25と従動プーリ28との間にV
ベルト室32とは別に隔離された空間を有するチャンバ
ー室33とを備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットスイング
式エンジンの構造に関し、特に、自動二輪車のユニット
スイング式エンジンの吸気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるスクータタイプの自動二
輪車の場合、シート下側のユーティリティボックスの容
量が多いことが商品性を高めるために必要とされてい
る。ユーティリティボックスの容量を多くするために
は、エアクリーナをエンジン後方へレイアウトしたり、
あるいは、クリーナアウトレット径を細くしたり、吸気
系の占める容量を小さくする等により、スペースを捻出
している。しかしながら、シート下側の装置の占有する
スペースは限られてしまうため、吸気系レイアウトに制
約が生じるという問題点があった。また、前記クリーナ
アウトレットに関しては、ユーティリティボックスを拡
大することにより、フレームラインが押し下げられるの
で、通気経路の径を小さくせざるを得なくなるというこ
とが実情であった。
【0003】そこで、上記従来の問題点の対策として、
特開昭61−175124号公報に開示されているよう
に、ユニットスイング式エンジンにおいて、エンジンの
駆動を後輪に伝達するための伝達装置が収容される伝達
ケースと一体でエアクリーナを形成するとともに、外気
を伝動ケースに導くことで、駆動を伝達するVベルトを
冷却する技術が提案されている。
【0004】この方法によると、伝達ケースと一体でエ
アクリーナを構成する場合には、エンジンの吸気経路
が、該エアクリーナ通過後にVベルトを冷却し、それか
ら気化器へ導くという経路の構成では、Vベルトの摩耗
片などをエンジン内部に吸入する恐れがあるので、Vベ
ルトを冷却した後にエアクリーナへ導く構成にして、伝
動ケースの空間を有効利用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Vベル
トの摩耗片には大きなものもあり、エアフィルタの目詰
まりの原因になるという問題点がある。また、伝動ケー
ス内部空間を利用する構成としているが、その内部に立
壁などが設けられていないため、従来の伝動ケースと同
様に補強リブを形成して伝動ケースの剛性を高める必要
があった。
【0006】また、伝動ケースの剛性を高める対策とし
て、特開2000−25670号公報に開示されている
ように、エンジンの伝動ケースのカバーに凹部を設け、
該凹部にエアクリーナ膨大部を形成するとともに、前記
伝動ケースにクリーナケースを一体的に構成して、該伝
動ケースにケースカバーを備えるものが提案されてい
る。この方式によると、エアクリーナの容量の増大を図
り、ケースカバーの剛性は高められるが、伝動ケース自
体の剛性アップには貢献されていないという問題点があ
った。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、簡単な構成でエアクリーナの容量の増
大を図るとともに、伝動ケースの剛性を高めることがで
きるユニットスイング式エンジンの吸気装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユニットスイ
ング式エンジンの吸気装置に係り、クランクシャフトに
連結される駆動プーリと、前記駆動プーリの駆動を伝達
するVベルトと、前記Vベルトを介して前記クランクシ
ャフトの回転運動が伝達されるとともに、後輪が軸支さ
れるリヤアクスルに駆動を伝達する従動プーリとを有す
る伝達機構を備えるとともに、該伝達機構を収容する伝
動ケースを備えるユニットスイング式エンジンにおい
て、前記伝動ケースは、その内部に前記Vベルトと駆動
プーリおよび従動プーリとを収容するVベルト室と、前
記駆動プーリと従動プーリとの間に前記Vベルト室とは
別に隔離された空間を有するチャンバー室とを備え、前
記チャンバー室は、エアクリーナボックスに連通する通
気経路上流側連通孔と、キャブレタに連通する通気経路
下流側連通孔とを備え、前記通気経路上流側連通孔を介
して前記エアクリーナボックスの出口部をチャンバー室
内に連通するとともに、前記通気経路下流側連通孔を介
してキャブレタの入口部をチャンバー室内に連通するこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、前記エアクリーナボックスは、前記
伝動ケースの外側上部に該伝動ケースと一体的に設ける
ことが好ましい。また、前記チャンバー室は、前記伝動
ケースに片持ち状で一体的に形成することが好ましい。
また、前記チャンバー室からキャブレタへの下流側通気
経路は、前記チャンバー室より駆動プーリ側の伝動ケー
ス上側面からケース外部へ導通させてキャブレタに連通
することが好ましい。また、前記通気経路は、車体フレ
ーム拡幅部の車幅方向内側に配設することが好ましい。
また、前記ユニットスイング式エンジンは、シリンダが
略水平に前傾配設され、かつ、該シリンダの下部に排気
通路を連通するとともに、上部に吸気通路を連通するこ
とが好ましい。
【0010】本発明によれば、以下のような作用が得ら
れる。すなわち、ユニットスイング式エンジンの吸気装
置において、伝達装置の伝動ケースは、その内部に前記
Vベルトと駆動プーリおよび従動プーリとを収容するV
ベルト室と、前記駆動プーリと従動プーリとの間に前記
Vベルト室とは別に隔離された空間を有するチャンバー
室とを備えることで、Vベルト摩耗片がチャンバー室内
に混入することを防止することができる。
【0011】また、前記チャンバー室は、エアクリーナ
ボックスに連通する通気経路上流側連通孔と、キャブレ
タに連通する通気経路下流側連通孔とを備え、前記通気
経路上流側連通孔を介して前記エアクリーナボックスの
出口部をチャンバー室内に連通するとともに、前記通気
経路下流側連通孔を介してキャブレタの入口部をチャン
バー室内に連通することで、エアクリーナボックスの容
量を大きく採らなくともクリーナ容量を確保することが
できるので、吸気性能の向上を図るとともに、伝動ケー
スの外側に取付けるエアクリーナボックスを小型化する
ことができるので、周辺部品のレイアウトスペースを確
保することができる。さらに、チャンバー室を形成する
隔壁部材が補強部材として働くので、伝動ケースの剛性
を高めることができる。
【0012】また、前記エアクリーナボックスを伝動ケ
ースの外側上部に該伝動ケースと一体的に設けること
で、走行中に車輪が跳ね上げた石や泥がエアクリーナボ
ックスに当たりにくくなるとともに、エアクリーナボッ
クスを小型化でき、車体フレームとの干渉を防止するこ
とができる。
【0013】また、前記チャンバー室を伝動ケースに片
持ち状で一体的に形成することで、構成を簡単にできる
とともに、組立て作業を容易にして工数の削減を図るこ
とができる。
【0014】また、前記チャンバー室からキャブレタへ
の下流側通気経路は、前記チャンバー室より駆動プーリ
側の伝動ケース上側面からケース外部へ導通させてキャ
ブレタに連通するようにしたので、伝動ケース内部の空
間を有効利用できるので、伝動ケースの大型化を防止す
ることができる。
【0015】また、前記下流側通気経路を、車体フレー
ム拡幅部の車幅方向内側に配設することで、車体フレー
ムが伝動ケース中ほどより後側部分の車幅方向内側に配
置される場合であっても、前記下流側通気経路と車体フ
レームとが干渉することなくレイアウトすることができ
る。
【0016】また、前記ユニットスイング式エンジン
は、シリンダが略水平に前傾配設され、かつ該シリンダ
の下部に排気通路を連通するとともに、上部に吸気通路
を連通することで、該吸気通路を短くできるので、走行
中の振動やエンジンユニットの運転により発生する吸気
通路の振動を抑制することができるとともに、各結合部
分の緩みを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を参照して詳細に説明する。図1〜図5は本発明の実施
形態の一例であって、図中、図と同一の符号を付した部
分は同一物を表わす。図1は本発明の実施形態に係るユ
ニットスイング式エンジンの吸気装置が採用されたスク
ータ型自動二輪車の全体の構成を示す全体側面図、図2
は前記エンジンの全体の構成を示す側面図、図3は前記
エンジンの構成を示す図2のA−A断面矢視図、図4は
本実施形態に係る吸気装置の構成を示す図3のB−B断
面矢視図、図5は本実施形態に係る伝動ケースの構成を
示す図4のC−C断面矢視図である。
【0018】本実施形態は、図1に示すように、本発明
に係るユニットスイング式エンジンの吸気装置が採用さ
れたスクータ型自動二輪車1であって、車体前部3に
は、フレーム(図示省略)によってハンドルバー4が保
持されると共に、ハンドルバー4の下方に連結されるフ
ロントフォーク5に前輪6が回動自在に保持されてい
る。また、前記車体前部3より後方にはシート7が保持
されており、この車体前部3とシート7の間には、前記
シート7に搭乗した乗車員が両足を置くことができる車
両進行方向に対して左右一対のフットレスト8と、この
フットレスト8の間で上方へと立ち上がるセンターコン
ソール9とによってフロア部10が形成されている。
【0019】前記フロア部10の後方には、車体の後部
を覆う後部カバー11が設けられており、その下方に
は、ユニットスイング式エンジン2が車体フレームに揺
動自在に設けられ、前記エンジン2に後輪12が取付け
られている。前記後輪12の上方には、リヤフェンダ1
8が後部カバー11側に固着されて該後輪12の上方を
覆っている。前記後部カバー11上側には、該車体後方
のほぼ全長にわたってシート7が設けられ、該シート7
の下側には収納ボックス19が形成されている。前記シ
ート7は前記収納ボックス19の蓋の役割を担ってい
る。
【0020】前記ユニットスイング式エンジン2は、図
2〜5に示すように、シリンダ21が略水平に前傾配設
され、前記シリンダ21後方のクランクケース22内に
は車体幅方向を軸心方向にしてクランクシャフト23が
配置されている。前記エンジン2の車体進行方向左側後
方には、後輪12に駆動を伝達するための伝達機構24
が設けられている。前記シリンダ21の前側に配置され
るシリンダヘッド20の下側部には、排気ダクト20a
が接続され、一方その上側部には吸気ダクト20bが接
続されている。
【0021】前記伝達機構24は、前記クランクシャフ
ト23に連結される駆動プーリ25と、前記駆動プーリ
25の駆動を伝達するVベルト26と、前記Vベルト2
6を介して前記クランクシャフト23の回転運動が伝達
されるとともに、後輪12が軸支されるリヤアクスル2
7に駆動を伝達する従動プーリ28とを有し、前記クラ
ンクケース22と一体的に形成された伝動ケース31内
に収容されている。
【0022】前記伝動ケース31は、その内部に前記駆
動プーリ25Vと従動プーリ28およびベルト26とを
収容するVベルト室32と、前記駆動プーリ25と従動
プーリ28との間に前記Vベルト室32とは別に隔離さ
れた空間を有するチャンバー室33とを備えている。
【0023】前記チャンバー室33は、伝動ケース31
の内壁より車幅方向外側に向かい片持ち状態で、駆動プ
ーリ25と従動プーリ28との間で一体的に突出形成さ
れ、その形状は箱状を呈している。前記チャンバー室3
3の上側面33aには、エアクリーナボックス40に連
通する上流側連通孔33bと、キャブレタ41に連通す
る下流側連通孔33cとが形成されている。
【0024】吸気経路は、エアクリーナボックス40の
出口部40aから前記上流側連通孔33bを介して前記
をチャンバー室33内に連通され、チャンバー室33内
を通り、前記下流側連通孔33cに接続されるクリーナ
アウトレット42を介してキャブレタ41の入口部41
aに接続されている。
【0025】前記エアクリーナボックス40は、伝動ケ
ース31の外側上部30aに該伝動ケース31と一体的
に設けられている。前記エアクリーナボックス40から
前記チャンバー室への上流側吸気通路は43、チャンバ
ー室33より従動プーリ28側の伝動ケース31上側面
からケース外部へ導通させてエアクリーナボックス40
に連通している。
【0026】一方、チャンバー室33からシリンダ21
上方に設けられるキャブレタ41への下流側吸気通路4
4は、前記チャンバー室33よりクリーナアウトレット
42を介して駆動プーリ25側の伝動ケース31上側面
からケース外部へ導通させてキャブレタ41に連通して
いる。この下流側吸気通路は、車体フレーム拡幅部45
の車幅方向内側になるように配設されている。
【0027】本実施形態に係る吸気装置30は、上述し
たチャンバー室33、エアクリーナボックス40、キャ
ブレタ41、クリーナアウトレット42、上流側吸気通
路43、下流側吸気通路44を有して構成されている。
【0028】次に、本実施形態の吸気装置30による吸
気作用について説明する。図2〜4に示すように、エア
クリーナボックス40に導入された空気は、上流側吸気
通路43を通ってチャンバー室33内に送り込まれる。
そして、チャンバー室33内で安定した空気は下流側吸
気通路44を通ってキャブレタ41に送られ、該キャブ
レタ41を経由して吸気ポート(図示省略)に送気され
る。
【0029】上記のように構成したので、本実施形態に
よれば、チャンバー室33を伝動ケース31内に構成し
たので、エアクリーナボックス40の取付け位置を大き
く変更することなく、しかも吸気装置を大きくすること
なくエアクリーナの容量を増大することができる。ま
た、前記伝動ケース31内に構成されるVベルト室32
から隔離してチャンバー室33を構成したので、吸気中
にVベルト摩耗片などが混入することがないという効果
がある。
【0030】また、前記チャンバー室33の構成をボッ
クス構造としたことで、伝動ケースの剛性を持たせるた
めに従来の格子状のリブを使用することなく剛性を確保
することができる。これにより、エンジンの軽量化を図
ることができる。
【0031】また、本実施形態では、下流側吸気通路4
4を伝動ケース31内の空間で駆動プーリ25側へ取り
回して、該伝動ケース31外部に導き出す際に、車体フ
レーム拡幅部45よりも車幅方向内側になるように配設
したので、車体フレームと干渉することのないスペース
効率の良い吸気通路のレイアウトを実現できる。これに
より、クリーナアウトレット42の配管径の自由度がで
るという効果も奏し得る。
【0032】また、本実施形態では、ユニットスイング
式エンジンの構成を、シリンダが略水平に前傾配設さ
れ、かつ該シリンダの下部に排気ダクト20aを連通
し、上部に吸気ダクト20bを連通することで、該吸気
通路を短くできるので、走行中の振動やエンジンユニッ
トの運転により発生する吸気通路の振動を抑制すること
ができ、各結合部分の緩みを防止することができる。
【0033】尚、本実施形態においては、チャンバー室
33を、伝動ケース31と一体的に構成して、該伝動ケ
ース31内に突出形成しているが、本発明は伝動ケース
31内にチャンバー室33を構成するものであれば、形
状や構造に限定されるものではなく、例えば、図3の2
点鎖線で示すように、伝動ケース31のカバー31a側
より締結ボルト33dで該カバー31aに固定するよう
にしたものであっても良い。この方式によると、前記カ
バー31aの中央部がチャンバー室33を介して伝動ケ
ース31に固定されるとともに、チャンバー室33によ
りカバー31aが補強されるため、さらに、伝動ケース
31の剛性を高めることができる。
【0034】また、本発明のユニットスイング式エンジ
ンの吸気装置は、上述の図示例にのみ限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
〜6記載のユニットスイング式エンジンの吸気装置によ
れば、簡単な構成でエアクリーナの容量の増大を図ると
ともに、伝動ケースの剛性を高めることができる。すな
わち、伝動ケースの内部の駆動プーリと従動プーリとの
間に、Vベルト室と別体に隔離された空間を有するチャ
ンバー室を備えることで、エアクリーナボックスの容量
を大きく採らなくともクリーナ容量を増大することがで
きるので、吸気性能の向上を図るとともに、伝動ケース
の外側に取付けるエアクリーナボックスを小型化するこ
とができ、周辺部品のレイアウトスペースを確保するこ
とができる。また、Vベルト摩耗片がチャンバー室内に
混入することを防止することができる。また、チャンバ
ー室を形成する隔壁部材が補強部材として働くので、伝
動ケースの剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るユニットスイング式エ
ンジンの吸気装置が採用されたスクータ型自動二輪車の
全体の構成を示す全体側面図である。
【図2】前記エンジンの全体の構成を示す側面図であ
る。
【図3】前記エンジンの構成を示す図2のA−A断面矢
視図である。
【図4】本実施形態に係る吸気装置の構成を示す図3の
B−B断面矢視図である。
【図5】本実施形態に係る伝動ケースの構成を示す図4
のC−C断面矢視図である。
【符号の説明】
1 スクータ型自動二輪車 2 ユニットスイング式エンジン 19 収納ボックス 24 伝達機構 25 駆動プーリ 26 Vベルト 28 従動プーリ 30 吸気装置 31 伝動ケース 32 ベルト室 33 チャンバー室 40 エアクリーナボックス 41 キャブレタ 42 クリーナアウトレット 43 上流側吸気通路 44 下流側吸気通路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランクシャフトに連結される駆動プー
    リと、前記駆動プーリの駆動を伝達するVベルトと、前
    記Vベルトを介して前記クランクシャフトの回転運動が
    伝達されるとともに、後輪が軸支されるリヤアクスルに
    駆動を伝達する従動プーリとを有する伝達機構を備える
    とともに、該伝達機構を収容する伝動ケースを備えるユ
    ニットスイング式エンジンにおいて、 前記伝動ケースは、その内部に前記Vベルトと駆動プー
    リおよび従動プーリとを収容するVベルト室と、前記駆
    動プーリと従動プーリとの間に前記Vベルト室とは別に
    隔離された空間を有するチャンバー室とを備え、 前記チャンバー室は、エアクリーナボックスに連通する
    通気経路上流側連通孔と、キャブレタに連通する通気経
    路下流側連通孔とを備え、 前記通気経路上流側連通孔を介して前記エアクリーナボ
    ックスの出口部をチャンバー室内に連通するとともに、
    前記通気経路下流側連通孔を介してキャブレタの入口部
    をチャンバー室内に連通することを特徴とするユニット
    スイング式エンジンの吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記エアクリーナボックスは、前記伝動
    ケースの外側上部に該伝動ケースと一体的に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のユニットスイング式
    エンジンの吸気装置。
  3. 【請求項3】 前記チャンバー室は、前記伝動ケースに
    片持ち状で一体的に形成されることを特徴とする請求項
    1または2に記載のユニットスイング式エンジンの吸気
    装置。
  4. 【請求項4】 前記チャンバー室からキャブレタへの下
    流側通気経路は、前記チャンバー室より駆動プーリ側の
    伝動ケース上側面からケース外部へ導通させてキャブレ
    タに連通することを特徴とする請求項1乃至3のうちの
    何れか一項に記載のユニットスイング式エンジンの吸気
    装置。
  5. 【請求項5】 前記通気経路は、車体フレーム拡幅部の
    車幅方向内側に配設することを特徴とする請求項1乃至
    4のうちの何れか一項に記載のユニットスイング式エン
    ジンの吸気装置。
  6. 【請求項6】 前記ユニットスイング式エンジンは、シ
    リンダが略水平に前傾配設され、かつ該シリンダの下部
    に排気通路を連通するとともに、上部に吸気通路を連通
    することを特徴とする請求項1乃至5のうちの何れか一
    項に記載のユニットスイング式エンジンの吸気装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100412349C (zh) * 2004-03-03 2008-08-20 雅马哈发动机株式会社 空气滤清器构造
JP2012193430A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Dijet Industrial Co Ltd 超硬質合金

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