JP2002193106A - 運搬用台車、運搬用台車の面材 - Google Patents

運搬用台車、運搬用台車の面材

Info

Publication number
JP2002193106A
JP2002193106A JP2000393641A JP2000393641A JP2002193106A JP 2002193106 A JP2002193106 A JP 2002193106A JP 2000393641 A JP2000393641 A JP 2000393641A JP 2000393641 A JP2000393641 A JP 2000393641A JP 2002193106 A JP2002193106 A JP 2002193106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
face material
side bar
grid
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000393641A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigekatsu Agata
茂克 縣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Industry Co Ltd
Original Assignee
Yamato Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Industry Co Ltd filed Critical Yamato Industry Co Ltd
Priority to JP2000393641A priority Critical patent/JP2002193106A/ja
Publication of JP2002193106A publication Critical patent/JP2002193106A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パネル内の面材がクッションとなり荷物を保護
でき、使用中の騒音を削減する。破損し易い面材のみを
交換でき、在庫管理スペースを削減する。 【解決手段】キャスター49付きキャスター板50a〜
50dを四隅に配置した床フレーム上に後面パネル5
3、左側面パネル55、右側面パネル57を固定し、内
側にパレット板61を起伏自在に設置する。パネル53
等には、柱材54、54aと横桟材68等で形成される
格子73内に、樹脂製の面材74を取付ける。面材74
は、面材基材75の上下を、横桟材68に嵌装した面材
取付具77で着脱自在に係止する(b)。左側面パネル
55の柱材56aの取付具41にサイドバー17の基端
部を回動自在に取り付ける。サイドバー17の先端部
を、右側面パネル57の柱材58aの取付具40に係止
して(a)、運搬用台車70とする。サイドバー17の
先端部側面は取付具40内で押圧されて保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パレット板を起
伏してネスティング可能とした構造その他の構造の運搬
用台車、及び運搬用台車のパネルに使用する面材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】キャスターを有する平面コ字状の床フレ
ーム上にパネルを立設固定すると共に、床フレームにパ
レット板を起伏可能に取り付けてなる運搬用台車では、
開放された前面側から荷物の積み卸しをしていた。ま
た、使用しない場合には、パレットを回動して後面パネ
ルに沿わせると共に、一側面パネルを更に後面パネル及
びパレットに沿わせ、平面L字状に折り畳み、ネスティ
ングしていた。
【0003】この場合、各パネルは、軽量化の為、門型
の外枠に横方向のフラットバー(帯状の鋼材)を設け、
その内側に縦方向の鋼棒を並列して、格子状に形成して
いた。 また、前面(パネルの無い)は、金属製のサイ
ドバーを、横方向に架設していた。この場合、サイドバ
ーの基端を金属製の支持金具で回動自在に一側面パネル
の縦枠に取り付け、他側面パネルの縦枠にサイドバーの
先端を係止する金属製の受金物を取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の運搬用台車
では、運搬用台車をトラックに搭載して、搬送する場
合、荷台上での運搬用台車の移動を防止するために、い
わゆるラッシングベルトを架けていた。従ってラッシン
グベルトの、締め付け程度によっては、パネル内のフラ
ットバーが屈曲変形するおそれがあった。また、丸棒を
使用していた為、搬送中に荷物が移動した場合、荷物が
丸棒に押し付けられ、荷物が傷つけられるおそれがあっ
た。また、表面が金属の荷物を載置した場合、荷物と、
フラットバーや丸棒とが接触して音を発するおそれもあ
った。
【0005】また、フラットバーや丸棒が破損した場合
には、パネル全体を取り替えなければならず、パネルを
交換在庫として管理しなければならず、在庫管理・交換
作業が煩雑となる問題点があった。
【0006】また、従来の支持金物、受金物が金属製の
為、サイドバーを架けて走行中に、サイドバーと受金物
とが接触して音を発し、またサイドバーの係脱作業時に
も音を発し、これが騒音となる場合もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明では、パ
ネルの格子内に、可撓性を有する樹脂製の面材を着脱自
在に取付けたので、あるいは、取付具にサイドバーの先
端側側面を押圧する押圧部を形成したので、前記問題点
を解決した。
【0008】即ち、運搬用台車の発明は、下面にキャス
ターを配置したパレット板の周囲に荷崩れ防止用のパネ
ルを立設した運搬用台車において、前記パネル内に格子
を形成し、該格子内に、樹脂製の面材を取り外し可能に
取り付けたことを特徴とする運搬用台車である。
【0009】また、他の発明は、下面4隅部にキャスタ
ーを取り付けた平面コ字状の床フレームの上面に、対向
して側面パネルを立設固定し、他の一辺に後面パネルを
固定し、前記床フレームは、一方の側面パネルを後面側
に重ねるように回動自在に形成してなる運搬用台車にお
いて、前記各パネルは、両柱材の上端を横材で連結した
形状の門型のフレーム内に、金属パイプからなる横桟材
を上下に並列して取り付け、並列した横桟材間に樹脂製
の面材の上下を着脱可能に取り付け、両側面パネル間に
サイドバーを架設したことを特徴とする運搬用台車であ
る。
【0010】また、前記運搬用台車において、面材は、
格子内に配置される面材基材と、格子構成部材に嵌装し
て面材基材を前記格子内に保持できる取付具とから構成
することが望ましい。また、対向して配置したパネル間
に、サイドバーを配置し、一方のパネルに取り付けた取
付具にサイドバーの基端部を回動自在に取付け、他方の
パネルに取付具を取付け係脱自在に形成したサイドバー
であって、前記サイドバーの先端側の取付具は、サイド
バーの先端部を挿入できる挿入部を形成し、該挿入部内
に、サイドバーの先端部を係止してサイドバーの落下を
規制する係止手段を形成すると共に、前記挿入部内にサ
イドバーの先端部の側面を押圧してサイドバーの抜けを
防止する押圧部を形成することが望ましい。
【0011】また、この発明の面材は、運搬用台車の荷
崩れ防止用に立設したパネルの格子内に取付けられる面
材において、前記格子内に配置される基材の少なくとも
対向する2辺に、前記パネルの格子構成材料に着脱容易
に取付けられる取付部を形成し、前記面材基材は、面内
に複数の小開口を有すると共に、可撓性を有する樹脂材
からなることを特徴とする運搬台車用の面材である。更
に、前記において、パネルの格子構成材料に嵌装できる
取付具は、面材基材の周縁部を挟持できる取付片を有
し、前記前記面材基材の周縁部に透孔を穿設し、前記取
付片の一方に係止突部を設け、該係止突部を前記面材基
材の透孔を貫通して、他方の係止片に係止でする構造と
した運搬用台車用の面材である。
【0012】
【発明の実施の形態】(1) この発明の面材74は、
パネルの格子73内に配置される基材74と、パネルの
面材を構成する部材に嵌装して、面材74を保持する面
材取付具77とからなる(図10(a))。面材基材7
4は可撓性を有する樹脂から成型する。また、面材取付
具も樹脂製である。
【0013】面材基材75は、面内に三角形、四角形の
開口部88、88が規則正しく並列して形成され、開口
部88の残余部分に縦又は斜めの枠線89が形成され
る。前記枠線89は、開口部88に接する部分の薄肉部
90、中央部分の厚肉部91を有する(図11)。
【0014】また、基材75の上端部の両端部には、パ
ネルに嵌装した面材取付具77の取付片80、80aに
より挟持される突出片87、87を有し、取付片の係止
爪81、係止突部84を挿通する係止孔75b、75a
が穿設される。また、基材75の下端部にも、前記上端
部の取付片87、87と干渉しない位置に、係止孔75
b、75aを有する取付片87、87が形成されている
(図10、図11)。
【0015】前記において、面材基材75の開口部88
は、軽量化、樹脂材料の削減、クッション性の確保のた
めに形成されるものであり、その形状は、荷物が通過で
きないような大きさであれば、三角形、四角形の他円形
などその形状は問わないし、また開口部88の数、配置
も問わない。従って、例えば面材基材75を線材からな
る網状とすることもできる。
【0016】前記において、面材基材75の突出片87
の位置は、上部を両端部とし、下部を上部と干渉しない
位置とすることが、上下の面材74で、横桟材68を共
有して、有効に面材74を保持できるので望ましいが、
突出片87の位置は任意である。また、係止孔75a、
75bを有すれば、突出片87は省略することもできる
(図示していない)。
【0017】また、前記において、面材取付具77は、
面材基材75を挟持して、横桟材68に嵌装できる構造
であれば、その構造は問わない(図示していない)。
【0018】(2) 前記において面材74は、面材基
材75と面材取付具77とから構成したが、一体に形成
することもできる(図12)。
【0019】即ち、図12において、格子73に配置さ
れる面材基材75の両端部76、76に、切断した筒状
の面材取付部77aの一縁78が一体に連設され、該面
材取付部77aの他縁79に取付片80が一体に連設さ
れている(図12(b))。前記取付片80の基材75
側に取付爪81が突設され、前記面材基材75の端部7
6に前記取付爪81が係止する係止縁83を有す係止孔
82が穿設されている(図12(c))。以上のような
形状の面材74が樹脂で一体に成形されている。
【0020】面材74を取付ける際には、横桟材68に
面材74の面材取付部77aを嵌装し(図12
(c))、取付片80を基材75に重ねれば、取付爪8
1が、係止孔82に挿入された後、係止縁83に係止し
て、保持される(図12(d))。
【0021】尚ここで、面材取付部77aは、面材基材
75と同じ巾としたが、一部とすることもできる。ま
た、面材取付部77aはベルト状又はひも状など、横桟
材68に着脱自在に取り付けられば、その構造は問わな
い(図示していない)。
【0022】(3) この発明の運搬用台車70は、以
下のように構成される(図1〜図3)。
【0023】キャスター49、49を取り付けた平面L
字状の固定床フレーム51に移動床フレームが取り付け
られ、平面コ字状に形成される。前記固定床フレーム上
に後面パネル53、左側面パネル55が立設され、前記
移動床フレーム52に右側面パネル57が立設されてい
る。固定床フレーム51の後面パネル53側を軸として
樹脂製のパレット板61を起伏可能に取り付ける(図1
〜図3)。
【0024】左側面パネル55の柱材56aに取り付け
た樹脂製の取付具41に、回動自在にサイドバー17の
基端側を回動自在に取り付ける。また、右側面パネル5
7の柱材68aに樹脂製の取付具40に、サイドバー1
7の先端側を係脱自在に架設する。サイドバー17の先
端側は、取付具40内の押圧部46、46間(巾L
に配置されて押圧されるので、外れ難い(図1(b)、
図6(a)(b))。
【0025】各パネル53、55、57は、横桟材68
が配置され、柱材54等又は縦材54cと横桟材68と
で構成される格子73内、前記のような面材74が配置
される(図1)。
【0026】(4)このように形成される運搬用台車7
0は、サイドバー17の先端側を取付具40から外し、
パレット板61を跳ね上げ、移動床フレーム52(右側
面パネル57)を固定床フレーム51側(後面パネル5
3側)に折り畳めば、平面L字状に折り畳み、ネスティ
ングできる(図2(b))。
【0027】面材74、サイドバー17の取付具40、
41等を樹脂材から形成したので、運搬用台車70の走
行中、折り畳み、ネスティング作業、ネスティング解除
作業中に発する騒音を軽減できる。また、面材74を樹
脂製としたので、荷物がパネル53、55、57に当た
った場合であっても、面材がクッションとなる荷物を保
護できる。また、面材74を着脱自在としたので、破損
し易い面材74のみをパネル53、55、57から分離
して交換できる。
【0028】(5) この発明の運搬用台車70は、前
記のように折り畳んでネスティング可能な運搬用台車の
場合に、より大きな効果を奏するが、他の運搬用台車9
3に適用することもできる。
【0029】キャスター49を取り付けたキャスター板
50e、50eを鋼材48aで連結し、他のキャスター
49を取り付けたキャスター板50e、50eを鋼材4
8bで連結する。各キャスター板50e、50e上(鋼
材48a、48b上)にパレット板61を固定する。鋼
材48a上に右側面パネル55を立設固定し、鋼材48
b上に左側面パネル57を立設固定する(図13(a)
(b))。
【0030】前記各パネル55、57は、柱材56、5
6aの上端を横材56bで連結した略門型のフレーム内
に横桟材68、68を架設固定する。柱材56、56
a、横桟材68、68から格子73を形成する(図13
(c))。
【0031】格子73内に、樹脂線材からなる網状の面
材基材75、75を配置し、横桟材78に嵌装した面材
取付具77で、面材基材75の上縁部及び下縁部を挟
み、格子73内に面材74を取付ける(図13
(c))。
【0032】以上のようにして運搬用台車93を構成す
る(図13)。この運搬用台車93でも、対向するパネ
ル55、57に配置される面材74を樹脂で構成したの
で、荷物の破損を防止できる等の前記運搬用台車70と
同様の効果を奏する。
【0033】前記において、パレット板61の下面に直
接にキャスター49、49を固定し、パレット板61の
上面に直接にパネル55、57を立設固定することもで
きる(図示していない)。
【0034】
【実施例1】図面に基づきこの発明の実施例を説明す
る。
【0035】[1]サイドバーの構成 図4、5に基づきサイドバー17の構成について説明す
る。
【0036】口径Dの金属パイプからなる基材1の基端
部2の全体をプレス加工で、水平に押し潰して平板状部
6を形成し、該平板状部6に貫通孔12を穿設する。ま
た、前記基材1の先端部3の下側をプレス加工で押し潰
し、高さH 、長さLの平板状部7を形成する。こ
の際、先端部3の上側は平板状部7に沿って折り曲げら
れ、口径D の円形の小パイプ状部9が形成される
(図5、図4(a))。
【0037】前記先端側の平板状部7(小パイプ状部
9)と基材1の中間部4との間には、徐々に口径が変化
する変形部10が夫々形成される。また、先端部3(平
板状部7、小パイプ状部9)は高さHに形成され、H>
D、となっている(図4(b)、図5)。
【0038】一方の基端側の平板状部6の貫通孔12
は、端縁2aから距離Lの位置を中心とする位置に形
成されている。また、端縁2aは、平面視で円弧状に凸
に形成されている(図4(a))。
【0039】また、先端側の平板状部7には、端縁3a
から距離L の位置を軸として、下方から係止切欠き
14を形成する。前記係止切欠き14の上縁15は、平
板状部7の上縁(小パイプ状部9の下縁)付近に位置し
ている。また、係止切欠き14の下端部はテーパー状に
形成されている。また、前記係止切欠き14は、取付具
からの脱落を防止する為に、なるべく深く形成すること
が望ましい。
【0040】以上のようにして、サイドバー17を構成
する(図4、図5)。
【0041】このサイドバー17では、1回又は2回の
プレス工程でのみで、平板状部6、7、小パイプ状部
9、貫通孔12、係止切欠き14を形成できるので、サ
イドバー17の製造も簡略化できる。
【0042】前記実施例において、基材1は金属パイプ
を使用したが、材質は、鋼、ステンレス鋼、アルミニウ
ムなど任意である。また、金属パイプに代わり、樹脂で
一体に形成することもできる。
【0043】[2]サイドバーの取付具(先端側)40
の構成 図6、7に基づきこの発明の取付具(先端側)の実施例
を説明する。
【0044】内径Dの筒体の側壁を軸方向に切断して切
断線23を形成し、筒状本体20とする。前記筒状本体
20の切断線23を挟んで、筒状本体20の両側を夫々
切断縁24、24とする。前記筒状本体20の切断縁2
4、24の外側面に、前記切断線23に沿って、略半円
状の固定用フランジ25、25aを一体に夫々連設す
る。
【0045】また、固定用フランジ25、25aには連
通できる貫通孔28、28を夫々穿設してあり、固定用
フランジ25、25aの内面で、前記貫通孔28に連通
する筒状軸29を夫々一体に形成する。前記筒状軸2
9、29の先端30が互いに当接した状態で、前記固定
用フランジ25、25aの内面26、26間に間隙31
が形成される。前記間隙31は、サイドバー17の両端
部2、3(小パイプ状部9)が挿入できるように、幅L
(L>D )の間隙が形成される。
【0046】また、前記筒状軸29の先端側は、前記サ
イドバーの係止切欠き14内に挿通できる形状・大きさ
の挿通部29aが形成され、基端側は徐々に外形が大き
くなるように截頭円錐状に形成されている。
【0047】また、前記固定用フランジ25、25aの
内面で、前記筒状軸29より筒状本体20側に、半球状
の押圧部46、46を夫々対向して形成する(図7
(a)(b))。固定用フランジ25、25aが平行と
なった状態(筒状軸29、29の先端30が互いに当接
した状態)で、前記押圧部46、46の先端間の距離L
を、前記サイドバーの平板状部7の厚さと同等あるい
は若干小さく形成する(図6(a)、図4(b))。
【0048】前記固定用フランジ25、25aの外面2
7の外周部、貫通孔28の周囲、貫通孔28を水平状に
通過する部分、に夫々肉厚を厚くして補強リブ32が形
成される。前記補強リブ32は、筒状本体20の外側
で、固定用フランジ25、25aに近接する部分にも至
っている(図7(b)、図6(b))。
【0049】前記一方の固定用フランジ25の補強リブ
表面で、貫通孔28の周囲にナットを嵌挿して収容でき
る凹入部34を形成する。また、他方の固定用フランジ
25aの補強リブ32表面で、貫通孔28の周囲に、該
貫通孔28に挿通するボルトの頭部を収容できる凹入部
35を形成する。
【0050】また、各固定用フランジ25、25aの先
端部(円弧側)内面側には斜面(テーパー状)が形成さ
れている。
【0051】前記筒状本体20及び固定用フランジ2
5、25aの上下端縁には、斜面(テーパー状)が形成
される。
【0052】以上のような構造を樹脂で一体に成型し
て、この発明のサイドバー用の先端側の取付具40を構
成する(図6(a)〜(d))。
【0053】前記において、取付具43は硬質樹脂(例
えば、ポリプロピレン等)により、一体に成形され、筒
状本体20の内径Dは、運搬用台車45のサイドパネル
48の縦パイプ49の口径D(通常、外径 は25.
4mm程度)に応じて形成される。また、固定用フラン
ジ25、25aの貫通孔28はボルト(図示していな
い)を挿通してナット(図示していない)を螺合してあ
り、ナットは凹入部35内に嵌挿収容され、ボルトの頭
部は凹入部34内に収容される。
【0054】前記実施例において、貫通孔28は固定用
フランジ25、25aに夫々1ヶ所づつ形成したが、2
つ以上形成することもできる(図示していない)。
【0055】また、前記実施例において、筒状本体20
の側壁を膨出させて、後に述べる取付具41と同様にス
トッパー挿入部36を形成することもできる(図示して
いない)。
【0056】また、前記実施例において、固定用フラン
ジ25、25aの内面に同一の筒状軸29を夫々形成し
たが、合計で間隙のLに相当する長さの筒状軸を形成
できれば良いので、異なる長さで形成し、あるいはいず
れか一方の固定用フランジ25、25aにのみ形成する
こともできる(図示していない)。
【0057】[3]サイドバーの取付具(基端側)41
の構成 図8、9に基づきこの発明の取付具(先端側)の実施例
を説明する。
【0058】前記先端側の取付具40の筒状本体20と
同様の筒状本体20は、前記内径Dの筒体の側壁を軸方
向に切断して切断線23を形成してある。前記筒状本体
20の切断線23を挟んで、筒状本体20の両側を夫々
切断縁24、24とする。前記筒状本体20の一方の切
断縁24の外側面に、前記切断線23に沿って、略半円
状の固定用フランジ35、35を上下に2つづつ連設す
る。同様に他の切断縁24にも対応する固定用フランジ
35a、35aを上下に2つづつ連設する。
【0059】前記筒状本体20の側壁で、筒状本体20
の軸方向に、側壁を放射状に膨出して、ストッパー挿入
部36を形成する。前記ストッパー挿入部36は、前記
切断線23と平面視略直角な位置に形成される。また、
前記ストッパー挿入部36は、筒状本体20の軸方向に
沿って全長に亘り形成され、該ストッパー挿入部36に
より、筒状本体20の内面側には溝37が形成される。
また、前記ストッパー挿入部36の該溝37内で、軸方
向中央部に該溝37を溝37a、溝37bに仕切るよう
仕切リブ38を形成する。
【0060】また、前記固定用フランジ35、35aに
夫々、ボルト挿通用の貫通孔39を穿設する。また、固
定用フランジ35、35aの外面側に、外縁に沿って、
前記先端側の取付具と同様に、前記補強用リブ32、3
2を形成する。
【0061】前記筒状本体20、ストッパー挿入部36
及び固定用フランジ35、35aの上下端縁には、斜面
(テーパー状)を形成する。
【0062】以上のような構造を樹脂で一体に成型し
て、この発明のサイドバー用の基端側の取付具41を構
成する(図8(a)(b))。
【0063】前記取付具41は、固定用フランジ35、
35a間に、横U字状部材42を取り付けて使用する
(図8(a)(b))。即ち、上下夫々の固定用フラン
ジ35、35a間に、横U字状部材42の取付部43、
43を夫々配置して、取付部43の透孔45と固定用フ
ランジ35、35aの貫通孔39に共通のボルトを挿通
して、ナットを螺合緊結して取り付ける(図9(a)
(b))。
【0064】[4]面材74の構成 面材74は、運搬用台車の立設したパネル内に、構成す
るパイプ材から形成される格子内に設置される。図10
において、面材74は、格子73内に配置される基材7
5と、前記面材基材75を係止してパネルの横桟材28
に嵌装できる面材取付具77とから構成される(図10
(a))。
【0065】前記面材基材75の上縁の両端部76、7
6に、夫々突出片87、87が連設してあり、該突出片
87には、丸形の係止孔75a、75a、長方形状の係
止孔75b、75bを穿設してある(図10(a)
(c)(d))。
【0066】前記面材取付具77は、パネルの横桟材2
8に嵌装できる筒状の基材に軸方向の切断線を形成し、
前記基材に切断線を挟んで、取付片80、80aを連設
して形成される(図10(c)(d))。前記取付片8
0に、前記突出片87の係止孔75bに挿通できる取付
爪81及び円形の係止孔85が形成されている。また、
取付片80aには、前記突出片87の係止孔75aに挿
通でき、かつ前記取付爪81に係止できる長方形状の係
止孔82、及び前記係止孔85に嵌挿できる係止突部8
4が突設されている。
【0067】面材74を取付ける際には、横桟材28に
面材74の面材取付具77を嵌装し(図10(c)
(d))、取付片80、80aで、面材基材75の突出
片87を挟んで重ねる。この際、面材基材75の係止孔
75aを挿通した係止突部84を係止孔85に嵌挿する
(図13(b))。また、面材基材75の係止孔75b
を挿通した取付爪81を、係止孔82に係止する。ま
た、ここで、係止突部84と係止孔85を設けたので、
係止爪81が係止孔75bに挿通して、係止孔81に係
止させるするを案内すると共に、係止爪81の係止が外
れることを防止できる。
【0068】[5]運搬用台車70の構成 図1〜図3に基づきこの発明の運搬用台車の実施例につ
いて説明する。
【0069】下面にキャスター49を取り付けたキャス
ター板50a、50b、50c、50dを四隅に配置
し、後面側のキャスター板50a、50b間に、鋼材
(断面L形)48を架設固定し、また左前面側のキャス
ター板50cと左後面側のキャスター板50aとに鋼材
(断面L形)48aを架設固定し、平面L字状の固定床
フレーム51を構成する(図2(b))。
【0070】右前面側のキャスター板50dに鋼材(断
面L形)48bの一端部を固定し、該鋼材48bの他端
部を水位面内で回転自在に、キャスター板50bに取り
付ける。以上のようにして、移動床フレーム52を構成
する(図2(b))。
【0071】前記鋼材48上に後面パネル53を立設固
定する。前記後面パネル53は、柱材54、54aの上
縁に横材54bの両端を連設した略門型に形成され、柱
材54、54aは、キャスター板50a、50bの上方
に位置する。また、柱材54、54aの間に縦材54c
を配置して、縦材54cの上下を横材54b及び鋼材4
8に固定する(図1(b)、図2)。
【0072】また、前記鋼材48a上に、同様に柱材5
6、56aと横材56bとからなる略門型の左側面パネ
ル55を固定する(図3(a))。また、鋼材48b上
に、同様に柱材58、58aと横材58bとからなる略
門型の右側面パネル57を固定する(図3(b))。
【0073】また、前記後面パネル53と左側面パネル
55との隣り合う柱材54と柱材56とを連結板59で
連結固定する。前記後面パネル53と右側面パネル57
との隣り合う柱材54aと柱材58とを連結板60で連
結し、該連結板60と右側面パネル57の柱材58とを
回動自在とする(図1(a)、図2、図3)。
【0074】前記各パネル53、55、57の内側に沿
って、パレット板61を配置し、パレット板61の四隅
部を各キャスター板50a、50b、50c、50d上
に載置する。前記パレット板61を、パレット板61の
後面パネル53側の縁62を軸として、パレット板61
が起伏自在となるように、固定床フレーム51(鋼材4
8又はパレット板50a、50b)に取り付ける。ま
た、パレット板61の前面側に前面に沿って横方向に操
作杆64が配置され、該操作杆64の中央部に屈曲した
操作部65が形成され、パレット板61の前面側の開口
部63から操作可能となっている。前記操作杆64は、
常時は下方に付勢され、操作部65を持ち上げて操作で
きるようになっている。
【0075】前記キャスター板61上に、前記操作杆6
4の両端部の作動部65a、65aを係脱できる係止板
66が固定されている。前記係止板66と操作杆64の
作動部65a、65aとの作動は以下のようになる。
【0076】(1) パレット板61が伏せられた状態(キ
ャスター板50a〜50d上にある)で操作杆64の作
動部65a、65aを係止して、パレット板61の回動
を規制している。
【0077】(2) 操作部65を上方へ引き、バネに抗し
て操作杆を回動(または、上方に平行移動)すれば、操
作杆64の作動部65a、65aと係止板66、66と
の係止が解除され、パレット板61を回動して、後面パ
ネル53に重ねることができる。重ねられたパレット板
61は、側面パネル55(柱材56)、側面パネル57
(柱材58)の一方又は両方に係止して、パレット板6
1が倒れることを防止できる。
【0078】(3) パレット板61を伏せる際には、後面
パネル53との係止を解除して、パレット板61を回動
して、パレット板61の前面側をキャスター板50c、
50dに載せれば、自動的に操作杆64の作動部65
a、65aが係止板66に係止する。
【0079】前記各側面パネル53、55、57は、柱
材54、54a(「56、56a」「58a、58
a」)間、又は柱材54、54aと縦材54cとの間に
所定間隔で、横桟材68、68が架設固定してある。前
記柱材54、54a、縦材54c、横桟材68、68な
どで形成される格子73内に、格子73の形状・大きさ
に対応した面材74の面材基材75を配置して、横桟材
68、68に面材取付具77を嵌装して、基材75の上
下の突出片87、87を面材取付具77の取付片80、
80aで挟み、面材基材75を固定する。このようにし
て、各パネル63、55、57の格子73、73内に面
材74の取付を完了する。
【0080】続いて、左側面パネル55の前面側の柱材
56a表面で、サイドバー17取付位置に対応して、ス
トッパー71(棒状突起物)が突設されている。前記柱
材56aに、サイドバー17の取付具41の筒状本体2
0を嵌装して、ストッパー71をストッパー挿入部36
内に位置させる。ストッパー71が仕切リブ38に当接
して、取付具41の回転及び落下を規制する。
【0081】続いて、前記サイドバー17の基端側の貫
通孔12に、横U字状部材42の軸部44を挿通する。
サイドバー17を挿通した横U字状部材42の取付部4
3、43を、前記取付具41の固定用フランジ35、3
5aで挟み、貫通孔39に共通のボルトを挿通して、ナ
ットを螺合緊結して、左側面パネル55にサイドバー1
7を取り付ける(図4(a)(b)、図9(a)
(b))。
【0082】次に、右側面パネル57の正面側の柱材5
8aの表面に、サイドバー17の設置高さに合わせて、
部分リング状のストッパー72、72を突設する。前記
ストッパー72、72は、取付具40の高さH(図6
(c))に対応させて、上下に所定間隔を空けて突設さ
れている。
【0083】続いて、右側面パネル57の正面側の柱材
58aに、取付具40の筒状本体20を嵌装し、両固定
用フランジ25、25aを筒状軸29、29の先端3
0、30を当接して、貫通孔にボルトを挿通して、ナッ
トを螺合緊結して、右側面パネルにサイドバー17の取
付具40を取り付ける(図4(a)(b))以上のよう
にして、運搬用台車70を構成する(図1〜図3)。前
記において、各パネル53、55、57は金属パイプか
ら形成されるが、他の材質(樹脂材やその他複合材)の
部材を使用することもできる。
【0084】[6]運搬用台車70の使用 (1) 通常搬送時には、パレット板61上に荷物を載
せて、サイドバー17の先端側を取付具40に係止す
る。この際、取付具40の上方からサイドバー17の先
端側を下ろせば、小パイプ状部9は、両固定用フランジ
25、25a間に挿入され、係止切欠き14が、筒状軸
29、29に係止する。
【0085】この際、サイドバー17の先端側の平板状
部7は、取付具40の押圧部46、46で両側から軽く
押圧されるので、段差等で運搬用台車70が衝撃を受け
た場合であっても、サイドバー17が取付具40から外
れるおそれがない。また、押圧部46、46は樹脂製で
あるので、サイドバー17の先端側を軽く上方に向けて
押し上げれば、取付具40からサイドバー17を容易に
外すことができる。
【0086】また、サイドバー17は、横U字状部材4
2の軸部44に取り付けたので、サイドバー17の先端
側は上下、左右、前後のいずれの方向にも移動が可能で
あり、サイドバー17の係脱作業が容易となる。
【0087】また、前記運搬用台車70、70をトラッ
クの荷台に乗せて、ラッシングベルトを巻いて移動防止
を図った場合であっても(図示していない)、横桟材6
8、68を設けたので、多少強く巻いた場合であっても
パネルが変形するおそれがない。
【0088】(2) 運搬用台車70を使用しない場合
には、パレット板61の操作部65を引き上げ、操作杆
64の作動部65a、65aと係止板66、66の係止
を解除すれば、パレット板61を起こすことができ、連
続作業で、パレット板61を回動できる。回動したパレ
ット板61を、後面パネル53に沿わせ、立った状態の
パレット板61を後面パネル63に係止して、その状態
を保持する。続いて、右側面パネル57を移動床フレー
ム52(鋼材48b、キャスター板50d)と共に回動
して、後面パネル53及びパレット板61に重ねる。こ
の状態で、運搬用台車70は平面L字状に折り畳まれ、
ネスティングできる(図2)。
【0089】(3)ネスティング状態から運搬用台車7
0を引出し、右側面パネル57を開き、パレット板61
を倒せば、パレット板61の前側は、キャスター板50
c、50d上に載置され、操作杆64の作動部65aと
係止板66とが自動的に係止し、この状態を保持でき、
通常の搬送に使用する。
【0090】
【発明の効果】この発明は、パネル内の格子に樹脂製の
面材を取り外し可能に取り付けたので、走行中に運搬用
台車に衝撃が与えられ、又は運搬用台車が傾斜し、面材
がパネルに当たった場合であっても、面材がクッション
となり荷物を保護できる。
【0091】また、一般にパネルの面材は破損し易いの
で、この発明では、破損した面材のみを交換できるの
で、パネル全体を交換する手間を省くことができる。従
って、各パネルを交換在庫として保有することなく、パ
ネルが異なる場合であっても、面材の規格を統一すれ
ば、統一された面材のみを保管すれば良く、在庫管理ス
ペースを省き、また管理手続きを簡略化できる。
【0092】また、この発明の面材では、面材基材と、
パネルの格子構成材料に着脱容易に取付けられる取付部
とを有するので、運搬用台車のパネルに容易に着脱でき
る。また、面材基材は、面内に複数の小開口を有すると
共に、可撓性を有する樹脂材から構成したので、面材に
当たった荷物をクッション性により有効に保護できる。
【0093】また、この発明の運搬用台車では、サイド
バーの先端側は、取付具内の押圧部間に配置されて押圧
されるので、段差などを走行して運搬用台車に衝撃が与
えられた場合であっても、サイドバーが外れ難い効果が
ある。
【0094】また、面材74、サイドバー17の取付具
40、41等を樹脂材から形成したので、運搬用台車7
0の走行中、折り畳み、ネスティング作業、ネスティン
グ解除作業中に発する騒音を軽減できる。また、面材7
4を樹脂製としたので、荷物がパネル53、55、57
に当たった場合であっても、面材がクッションとなる荷
物を保護できる。また、面材74を着脱自在としたの
で、破損し易い面材74のみをパネル53、55、57
から分離して交換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の運搬用台車で、(a)は正面図、
(b)は背面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく、(a)は左側面図、(b)は右側面図
である。
【図4】この発明の実施に使用するサイドバーで、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図5】同じくサイドバーの右側面図である。
【図6】このサイドバーの取付具(先端側)で、(a)
は平面図、(b)は(d)のA−A線における断面図
で、(c)は正面図、(d)は背面図である。
【図7】同じくサイドバーの取付具(先端側)で、
(a)は取付け前の平面図、(b)は取付け前の図6
(d)のA−A線における断面図である。
【図8】このサイドバーの取付具(基端側)で、(a)
は取付け前の正面図、(b)は(a)のB−B線におけ
る断面図である。
【図9】同じくこのサイドバーの取付具(基端側)で、
(a)は取付け前の正面図、(b)は(a)のB−B線
における断面図である。
【図10】この発明の面材で(a)は取付途中の正面
図、(b)は(a)のC−C線における拡大断面図、
(c)は(a)のD−D線における拡大断面図、(d)
は(a)のE−E線における拡大断面図である。
【図11】同じく他の面材で、(a)は正面図、(b)
(a)のF−F線における断面図である。
【図12】この発明の他の面材で、格子に取り付けた状
態の正面図、(b)は拡大縦断面図、(c)は(b)の
F部分の拡大断面図で係止前、(d)は(b)のG部分
の拡大断面図で係止後を表す。
【図13】この発明の他の運搬用台車で、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【符号の説明】
1 金属パイプ(基材) 2 基端部 3 先端部 6 平板状部(基端側) 7 平板状部(先端側) 9 小パイプ状部 12 貫通孔 14 係止切欠き 17 サイドバー 20 筒状本体 25、25a 固定用フランジ 28 貫通孔 30 筒状軸 31 固定用フランジ間の間隙 35、35a 固定用フランジ 36 ストッパー挿入部 40 取付具(先端側) 41 取付具(基端側) 42 横U字状部材 46 押圧部 49 キャスター 50a、・・・、50e キャスター板 51 固定床フレーム 52 移動床フレーム 53 後面パネル 54、54a 柱材(後面パネル) 54b 横材(後面パネル) 54c 縦材(後面パネル) 55 左側面パネル 56、56a 柱材(左側面パネル) 56b 横材(左側面パネル) 57 右側面パネル 58、58a 柱材(右側面パネル) 58b 横材(右側面パネル) 59、60 連結板 61 パレット板 64 操作杆 65 操作杆の操作部 65a 操作杆の作動部 66 係止板 68 横桟材 70 運搬用台車 71、72 ストッパー 74 面材 75 面材基材 75a、75b 面材基材の係止孔 77 面材取付具 77a 面材取付部 80、80a 取付片(面材取付具) 81 取付爪(面材取付具) 82 係止孔(面材取付具) 84 係止突部(面材取付具) 85 係止孔(面材取付具) 87 突出片(面材基材) 88 開口部(面材基材) 93 運搬用台車

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面にキャスターを配置したパレット板
    の周囲に荷崩れ防止用のパネルを立設した運搬用台車に
    おいて、前記パネル内に格子を形成し、該格子内に、樹
    脂製の面材を取り外し可能に取り付けたことを特徴とす
    る運搬用台車。
  2. 【請求項2】 下面4隅部にキャスターを取り付けた平
    面コ字状の床フレームの上面に、対向して側面パネルを
    立設固定し、他の一辺に後面パネルを固定し、前記床フ
    レームは、一方の側面パネルを後面側に重ねるように回
    動自在に形成してなる運搬用台車において、前記各パネ
    ルは、両柱材の上端を横材で連結した形状の門型のフレ
    ーム内に、金属パイプからなる横桟材を上下に並列して
    取り付け、並列した横桟材間に樹脂製の面材の上下を着
    脱可能に取り付け、両側面パネル間にサイドバーを架設
    したことを特徴とする運搬用台車。
  3. 【請求項3】 面材は、格子内に配置される面材基材
    と、格子構成部材に嵌装して面材基材を前記格子内に保
    持できる取付具とから構成される請求項1又は2記載の
    運搬用台車。
  4. 【請求項4】 対向して配置したパネル間に、サイドバ
    ーを配置し、一方のパネルに取り付けた取付具にサイド
    バーの基端部を回動自在に取付け、他方のパネルに取付
    具を取付け係脱自在に形成したサイドバーであって、前
    記サイドバーの先端側の取付具は、サイドバーの先端部
    を挿入できる挿入部を形成し、該挿入部内に、サイドバ
    ーの先端部を係止してサイドバーの落下を規制する係止
    手段を形成すると共に、前記挿入部内にサイドバーの先
    端部の側面を押圧してサイドバーの抜けを防止する押圧
    部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の運
    搬用台車。
  5. 【請求項5】 運搬用台車の荷崩れ防止用に立設したパ
    ネルの格子内に取付けられる面材において、前記格子内
    に配置される基材の少なくとも対向する2辺に、前記パ
    ネルの格子構成材料に着脱容易に取付けられる取付部を
    形成し、前記面材基材は、面内に複数の小開口を有する
    と共に、可撓性を有する樹脂材からなることを特徴とす
    る運搬台車用の面材。
  6. 【請求項6】 パネルの格子構成材料に嵌装できる取付
    具は、面材基材の周縁部を挟持できる取付片を有し、前
    記前記面材基材の周縁部に透孔を穿設し、前記取付片の
    一方に係止突部を設け、該係止突部を前記面材基材の透
    孔を貫通して、他方の係止片に係止でする構造とした請
    求項5記載の運搬用台車用の面材。
JP2000393641A 2000-12-25 2000-12-25 運搬用台車、運搬用台車の面材 Pending JP2002193106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393641A JP2002193106A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 運搬用台車、運搬用台車の面材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000393641A JP2002193106A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 運搬用台車、運搬用台車の面材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002193106A true JP2002193106A (ja) 2002-07-10

Family

ID=18859395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000393641A Pending JP2002193106A (ja) 2000-12-25 2000-12-25 運搬用台車、運搬用台車の面材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002193106A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3208176A1 (fr) * 2016-02-19 2017-08-23 Ythales Invest Module logistique avec volet antichute

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321254U (ja) * 1989-07-09 1991-03-01
JPH06247311A (ja) * 1993-02-23 1994-09-06 Daifuku Co Ltd 物品搬送具
JPH0880855A (ja) * 1994-07-15 1996-03-26 Junzaburo Kawasaki カゴ台車
JPH08282501A (ja) * 1995-04-11 1996-10-29 Nippon Light Metal Co Ltd アルミニウム製運搬車
JPH1148981A (ja) * 1997-08-07 1999-02-23 Daifuku Co Ltd 物品収納具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321254U (ja) * 1989-07-09 1991-03-01
JPH06247311A (ja) * 1993-02-23 1994-09-06 Daifuku Co Ltd 物品搬送具
JPH0880855A (ja) * 1994-07-15 1996-03-26 Junzaburo Kawasaki カゴ台車
JPH08282501A (ja) * 1995-04-11 1996-10-29 Nippon Light Metal Co Ltd アルミニウム製運搬車
JPH1148981A (ja) * 1997-08-07 1999-02-23 Daifuku Co Ltd 物品収納具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3208176A1 (fr) * 2016-02-19 2017-08-23 Ythales Invest Module logistique avec volet antichute

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10597057B1 (en) Construction safety railing assemblies, components, and methods for storage, transport, and installation
US3533502A (en) Shipping rack
US5822829A (en) Caster assembly for moving storage rack components
JP2002193106A (ja) 運搬用台車、運搬用台車の面材
JP3114945U (ja) トラック車両
JP6255200B2 (ja) 運搬用台車の中間棚システム
JP3496202B2 (ja) U字状床フレームの運搬用台車
JP5607340B2 (ja) 扉パネルの取付構造
JP5221989B2 (ja) 運搬台車
JP5255362B2 (ja) 運搬台車の連結部材
JP5160342B2 (ja) 台車システム及び台車用の床フレーム
JP5346570B2 (ja) 運搬台車
JP4487187B2 (ja) ラック
JP5321968B2 (ja) 折り畳み自在荷台付き搬送台車
JP2008094285A (ja) 車両搭載用の荷物の搬送機器および当該搬送機器を搭載した介護予防支援車両
JP4048282B2 (ja) 運搬用台車
JP4655294B2 (ja) 移動面材付きの運搬用台車
JP5224186B2 (ja) 搬送台車
JP7426708B2 (ja) 運搬具
JP2010036965A (ja) 荷物搬送用ケース
JP4251091B2 (ja) 中間棚付き運搬用台車
JP3142932U (ja) 運搬台車
JP6101301B2 (ja) 角柱パイプを用いた支持棚
KR20220018713A (ko) 캐스터가 부설된 팔레트
JP5173655B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100706