JP4251091B2 - 中間棚付き運搬用台車 - Google Patents

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Description

本発明は、着脱自在な中間棚を備えた運搬用台車に関するものである。
左右一対の縦柱間に横桟を架設して成る前後一対の側枠を備えた運搬用台車と、前記両側枠間に着脱自在に架設される中間棚とから成る中間棚付き運搬用台車において、取り外した中間棚を運搬用台車の側枠に吊り下げることができるように構成されたものが、例えば特許文献1によって知られている。この特許文献1に記載された中間棚付き運搬用台車では、中間棚の前後両端部に、運搬用台車の側枠間に水平に架設するときに各側枠の横桟に上から嵌合させる第一のフックと、取り外した中間棚を運搬用台車の側枠に吊り下げるときに側枠の横桟に上から嵌合させる第二のフックとが設けられている。
特開2001−55148号公報
上記の特許文献1に記載された従来の構成では、中間棚を棚として使用するときに用いられる第一のフックとは別に、取り外した中間棚を運搬用台車の側枠に吊り下げるときに用いられる第二のフックを設けなければならず、部品点数が多くなって構造が複雑になり、取り外した中間棚を運搬用台車の側枠に吊り下げることができないタイプの中間棚と比較して大幅なコストアップは免れない。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る中間棚付き運搬用台車を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の本発明は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、左右一対の縦柱15間に横桟16を架設して成る前後一対の側枠5a,5bを備えた運搬用台車と、前記両側枠5a,5b間に着脱自在に架設される中間棚18とから成り、中間棚18の前後両端には、各側枠5a,5bの横桟16に上から嵌合可能なフック27が左右一対突設され、少なくとも中間棚一端にあるフック27の先端部には、中間棚前後方向に貫通する開口部29が設けられ、少なくとも一方の側枠5aまたは5bの中間棚吊り下げ高さにある横桟16aには、前記開口部29を備えたフック27の先端部をその開口部29を利用して上から嵌合させることのできる左右一対の上向きピン31が突設されている中間棚付き運搬用台車において、前記中間棚18には、前記フック27とは別に、前記フック27の先端部(先端垂直部27c)と同一方向に突出する係止具28が突設され、中間棚18どうしを重ねたとき、一方の中間棚18の各フック先端部(先端垂直部27c)が他方の中間棚18の各フック27に嵌合して中間棚18どうしの左右幅方向の相対移動を阻止すると共に、一方の中間棚18の係止具28が他方の中間棚18に係合して中間棚18どうしの前後方向の相対移動を阻止する構成となっている。
上記の本発明の構成を実施する場合、具体的には、請求項2に記載のように、前記開口部29を備えたフック27は、線材をフック先端部(先端垂直部27cの先端)で折り返すように曲げ加工して構成し、フック先端部(先端垂直部27c)の両線材間で前記開口部29を形成することができる。
また、請求項3に記載のように、中間棚18には、少なくとも前記開口部29を備えたフック27のある側の端部から離れた位置において、前記フック27の先端部と同一方向に突出する係止具28が突設し、前記上向きピン31が突設された横桟16aを有する側枠5aまたは5bには、フック先端部の開口部29を前記上向きピン31に嵌合させるときに前記係止具28を同時に上から係合させることのできる被係合部(上向きピン32)を備えた横桟16bを設けることができる。
また、請求項4に記載の本発明では、左右一対の縦柱15間に横桟16を架設して成る前後一対の側枠5a,5bを備えた運搬用台車と、前記両側枠5a,5b間に着脱自在に架設される中間棚18とから成り、中間棚18の前後両端には、各側枠5a,5bの横桟16に上から嵌合可能なフック27が左右一対突設され、少なくとも中間棚一端にあるフック27の先端部には、中間棚前後方向に貫通する開口部29が設けられ、少なくとも一方の側枠5aまたは5bの中間棚吊り下げ高さにある横桟16aには、前記開口部29を備えたフック27の先端部をその開口部29を利用して上から嵌合させることのできる左右一対の上向きピン31が突設されている中間棚付き運搬用台車において、中間棚18には、少なくとも前記開口部29を備えたフック27のある側の端部から離れた位置において、前記フック27の先端部と同一方向に突出する係止具28が突設され、前記上向きピン31が突設された横桟16aを有する側枠5aまたは5bには、フック先端部の開口部29を前記上向きピン31に嵌合させるときに前記係止具28を同時に上から係合させることのできる被係合部(上向きピン32)を備えた横桟16bが設けられた構成となっている。この場合、請求項5に記載のように、前記係止具28には、その先端部に中間棚前後方向に貫通する開口部30を設け、前記被係合部は、横桟16bから突設された上向きピン32で構成することができる。更に、請求項6に記載のように、前記開口部30を備えた係止具28は、線材を係止具先端部(垂直先端部28bの先端)で折り返すように曲げ加工して構成し、係止具先端部(垂直先端部28)の両線材間で前記開口部30を形成することができる。
また、請求項7に記載のように、フック27の全てに前記開口部29を設けると共に、中間棚18の前後両端に前記係止具28を設け、これらフック27及び係止具28が中間棚17の表面の中心に対して点対称位置に配置されるように構成することができる。そして、請求項4〜7の何れかに記載の構成を採用する場合、請求項8に記載のように、各フック27は中間棚18の底面(側壁材25a,25bの下端)より突出させ、中間棚18どうしを重ねたとき、各フックの先端部(先端垂直部27c)が隣接する中間棚18の各フック27に嵌合して中間棚18どうしの左右幅方向の相対移動を阻止すると共に、一方の中間棚18の係止具28が他方の中間棚18の前後両端部に係合して中間棚18どうしの前後方向の相対移動を阻止するように構成することができる。
更に、請求項9に記載のように、前記係止具28は、中間棚18の前後両端より内側に入った位置に設け、中間棚18どうしを重ねたとき、隣接する中間棚18の係止具28が入り込む開口部(表面材22の網目22a)を中間棚18の前後両端部に形成することができる。この場合、請求項10に記載のように、中間棚18をメッシュ構造とし、中間棚18の前後両端部の前記開口部を中間棚表面の網目(表面材22の網目22a)で構成することができる。
上記構成の本発明に係る中間棚付き運搬用台車によれば、運搬用台車の側枠間に中間棚を架設するためのフックの内、少なくとも中間棚の一端側に配置される左右一対のフックに開口部を設け、側枠には、前記フックの開口部を上から嵌合させることができる上向きピンを突設するだけの極めて簡単な構成でありながら、取り外した中間棚を前記フックを利用して運搬用台車の側枠に吊り下げることができる。従って、取り外した中間棚を吊り下げ専用のフックを利用して運搬用台車の側枠に吊り下げるように構成された従来のものと比較して、大幅なコストダウンを図ることができる。
更に本発明の構成によれば、前記フックとは別に係止具を付加するだけで、当該フックと係止具とを利用して、使用しない中間棚を床面上や棚上などに積層状に段積みするとき、上下の中間棚間の前後左右両方向のずれを確実に防止して、安定良く安全に段積みすることができる。また、請求項2に記載の構成によれば、前記開口部を備えたフックを線材を利用して簡単且つ安価に構成することができ、一層のコストダウンを図ることができる。
また、本発明は、請求項1に記載の構成を全てのフックに適用すると共に、吊り下げ時に下になるフックの開口部に嵌合する上向きピンを備えた横桟を側枠の下部にも設けることにより、吊り下げる中間棚の上下両端をフックと上向きピンとで位置決めして、吊り下げた中間棚が揺れ動くのを防止できるが、上向きピンを備えた横桟を側枠の下部にも配設することができない状況では、請求項3や請求項4に記載の構成を採用することができる。即ち、請求項3や請求項4に記載の構成によれば、吊り下げた中間棚の下になるフックよりも上方の位置に被係合部を備えた横桟を配置することさえできれば、フックと上向きピンとで吊り下げた中間棚の下部が揺れ動くのを、中間棚側の係止具と側枠側の前記被係合部とで防止し、安定良く中間棚を吊り下げることができる。この場合、請求項5や請求項6に記載の構成によれば、請求項4に記載の構成を簡単且つ安価に実施できる。
更に、請求項7に記載の構成によれば、中間棚を吊り下げるときにその上下を考慮する必要がなくなり、取り扱いが容易になる。この場合、請求項8に記載の構成によれば、請求項7に記載の構成による作用効果と共に、請求項2に記載の構成による作用効果も同時に得ることができる。更に、請求項9に記載の構成によれば、係止具を中間棚の前後両端の外側ではなく内側に突設することができるので、当該係止具が邪魔になったり、他物との接触により破損変形することも少なくなる。またこの場合、請求項10に記載の構成によれば、メッシュ構造の中間棚を活用して、請求項9に記載の構成を簡単容易に実施することができる。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2において、1は平面形状が前後方向に長い長方形の荷台であって、その前後両端下側にそれぞれ左右一対の自在車輪2a,2b及び3a,3bが設けられると共に、前後方向のほぼ中央位置下側には、前後方向に向きが固定された向き固定車輪4が設けられている。5a,5bは、荷台1の前後両端に立設された側枠である。
この図示の運搬用台車の詳細は、本出願人が別件の運搬用台車として出願している特願2004−22499において開示しているが、図示の運搬用台車の概略を説明すると、荷台1が、それぞれ自在車輪2a〜3bを備えた前後両端台車部6a,6bと、この前後両端台車部6a,6bどうしを互いに連結し且つ折り畳み可能に構成された荷台本体7とから成り、この荷台本体7が、底面側が互いに対面する向きに折り畳み可能に連結された前後2つの折り畳みフレーム8a,8bと、水平展開状態にある両折り畳みフレーム8a,8bに重なり且つ一方の折り畳みフレーム8bのみに結合された荷支持台9と、連動開閉手段10とを備えている。
前記連動開閉手段10は、前後2組の平行リンク機構11a,11bと歯車列12とを備えている。前後2組の平行リンク機構11a,11bは、前後両端台車部6a,6b、2つの折り畳みフレーム8a,8b、この両折り畳みフレーム8a,8bの内端側が軸支される共通垂直向きリンク13、及び2つの折り畳みフレーム8a,8bの下側で共通垂直向きリンク13と前後両端台車部6a,6bとの間に介装された下側上下動リンク14a,14bから構成され、歯車列12は、前後2組の平行リンク機構11a,11b間に介装されて、両平行リンク機構11a,11bを共通垂直向きリンク13に対し互いに逆向きに連動させるように構成されている。
上記の運搬用台車は、図1に示すように、荷台本体7が前後両端台車部6a,6b間で水平展開状態になる使用状態と、図2に示すように、荷台本体7が起立するように両折り畳むフレーム8a,8bが逆V字状に折り畳まれて前後両端台車部6a,6bが互いに隣接する折り畳み状態とに切り換えることができるものであって、必要に応じて、展開状態でロックする展開状態係止手段や、折り畳み状態でロックする折り畳み状態係止手段などが併設される。
而して、側枠5a,5bは、左右一対の縦柱15間に横桟16を上下複数段に架設したものであって、縦柱15の下部の間隔は狭められて、前後両端台車部6a,6bに突設された左右一対の側枠支持用筒状体17に挿入固定される脚柱部15aとなっている。18は中間棚であって、荷支持台9とほぼ同一サイズのものであり、図3に示すように、側枠5a,5bの最上段横桟16aから最下段横桟16bまでの距離は、中間棚18の前後方向の全長より若干大きくなるように設定されている。尚、側枠5a,5bの最下段横桟16bは、図1に示すように間隔が狭められた脚柱部15aの上端付近に架設されている。
中間棚18は、図5〜図7に示すように、メッシュ構造のものであって、線材から成る長方形の周囲枠19の内側に複数本の前後方向線材20と左右方向線材21とを格子状に架設して構成された表面材22と、この表面材22の周囲枠19の下側に波形屈曲線材23と下側直線状線材24とで構成された側壁材25a,25bと、各側壁材25a,25b間の出隅部に付設されたL形補強板26とを備えている。而して、前後両端の側壁材25aには、その左右両端のL形補強板26の表面に固着される状態で左右一対のフック27が突設されると共に、側壁材25aの内側に固着される状態で1つの係止具28が突設されている。
各フック27は、L形補強板26の表面に固着される垂直取付部27aと、この垂直取付部27aの上端から表面材22の表面とほぼ面一の状態で外向きに延出する水平部27bと、この水平部27bの先端から真下に折曲延出する先端垂直部27cから成るものであって、1本の線材を先端垂直部27cの先端でV字形に折り返した部材から構成され、先端垂直部27cの先端内側に線材で挟まれた開口部、即ち、中間棚18の前後長さ方向に貫通する開口部29を有し、当該開口部29がこの中間棚18(側壁材25a)より下側に突出するように構成されている。
また、係止具28は、1本の線材をV字形に折り返した部材から構成されたもので、その基部の垂直取付部28aが側壁材25aの内側に固着されると共に、当該垂直取付部28aより若干内側に屈曲して真下に延出する先端垂直部28bとを備え、先端垂直部28bの先端内側に線材で挟まれた開口部、即ち、中間棚18の前後長さ方向に貫通する開口部30を有し、当該開口部30がこの中間棚18(側壁材25a)より下側に、前記フック27の先端垂直部27cよりも若干長く突出するように構成されている。そしてこの係止具28は、中間棚18の前後両端の側壁材25aの左右幅方向の中心位置に対し、それぞれ逆方向に当距離だけ離れた位置に配設されている。換言すれば、4つのフック27と2つの係止具28とは、図3に示すように、中間棚18の表面材22の中心に対し点対称に配置されていることになる。
一方、側枠5a,5bには、図2及び図3に示すように、最上段横桟16aの左右両端近傍位置に、中間棚18の前後方向一端または他端の左右一対のフック27を、図7に示す垂直先端部27cの開口部29を利用して上から嵌合させて当該中間棚18を吊り下げることができる左右一対の上向きピン31が突設され、最下段横桟16bには、吊り下げられた中間棚18の下端になる側の係止具28を、図7に示す先端垂直部28bの開口部30を利用して、前記上向きピン31にフック27を嵌合させるときに同時に上から嵌合させることができる被係合部としての1本の上向きピン32が突設されている。
中間棚18の前後方向長さは、その前後両端の左右一対のフック27を、図1及び図4に示すように、前後両側枠5a,5bの同一高さにある任意の横桟16に上から嵌合させて、各フック27の水平部27bで中間棚18を横桟16に水平に支持させることができるように設定されている。
上記構成によれば、図1に示すように荷台本体7を水平に展開して運搬用台車として使用できる状態では、必要に応じて中間棚18を、図1及び図4に示すように、前後両側枠5a,5bの横桟16と中間棚18の前後両端のフック27とを利用して、前後両側枠5a,5b間に水平に架設して当該中間棚18を利用することができる。中間棚18を必要としないときや、図2に示すように運搬用台車の荷台本体7を折り畳んで前後両端台車部6a,6bを互いに接近隣接させた状態では、図2及び図3に示すように、取り外した中間棚18を、側枠5aまたは5bの最上段横桟16aにある左右一対の上向きピン31と最下段横桟16bにある1つの上向きピン32及び中間棚18の一端側のフック27と他端側の係止具28とを利用して、側枠5aまたは5bに吊り下げて係止することができる。
また、運搬用台車から取り外された多数枚の中間棚18は、床面や棚上に水平積層状に段積みすることができる。即ち、図8及び図9に示すように、各中間棚18をその表面材22を下にして積層状に段積みするのであるが、このとき、下になる中間棚18の各フック27のV字形の先端垂直部27cの内側に、上になる中間棚18の各フック27のV字形の先端垂直部27cを嵌合させると同時に、下になる中間棚18の各係止具28のV字形の垂直先端部28bを上になる中間棚18の前後両側壁材25a,25bの内側に隣接するように、その表面材22の網目(開口部22a)(図5参照)を経由させて嵌合させる。このとき、上になる中間棚18の各係止具28のV字形の垂直先端部28bの内側に、下になる中間棚18の各係止具28のV字形の垂直先端部28bが嵌合することにもなる。
上記の段積み状態においては、上下に隣接する中間棚18どうしの左右水平方向の相対移動が、フック27どうし及び係止具28どうしの嵌合により阻止されると共に、上下に隣接する中間棚18どうしの前後水平方向の相対移動が、下側中間棚18の前後一対の係止具28を上側中間棚18の前後両端側壁材25aが挟むことによって阻止されることになる。
尚、上記の段積みを考慮しないのなら、各フック27及び係止具28は、板材から構成することができる。この場合、中間棚吊り下げに必要な各フック27及び係止具28の開口部29,30は、板材から構成された各フック27の先端垂直部27c及び係止具28の垂直先端部28bに貫通孔を設けることで構成できる。勿論、中間棚18の前端または後端の何れか一方を吊り下げ端に決めるときは、その吊り下げ端側にのみフック27を設け、他端側にのみ係止具28を設ければ良い。
更に、係止具28は省いても良い。係止具28を設ける場合、上記実施形態のように線材をV字形に曲げ加工して段積み時に互いに上下に嵌合できる構成とするときは、表面材22の前後方向線材20の位置を変えて、係止具28を左右幅方向の中央位置に設けることもできる。また、中間棚18の表面材22や側壁材25a,25bは、板材や形鋼から構成されたものであっても良い。表面材22が板材から構成されるときは、段積み時に下側中間棚18の係止具28が入り込む開口部を貫通孔などで構成すれば良い。勿論、係止具28は、中間棚18の前後両端側壁材25aの外側に付設することも可能であるし、前後両端側壁材25aから離れた中間棚18の前後長さ方向の中間位置に配設することもできる。
中間棚18を組み合わせる運搬用台車の構成は、上記実施形態に示した折り畳み可能な運搬用台車に限定されず、折り畳むことができない運搬用台車と組み合わせることもできる。
A図は荷台本体を水平展開状態とし且つ中間棚を架設した状態の運搬用台車の側面図、B図は同正面図、C図は同背面図である。 折り畳まれた運搬用台車の側枠に中間棚を吊り下げた状態を示す一部縦断側面図である。 図2の要部の一部切り欠き背面図である。 図1Aの要部の一部切り欠き拡大図である。 中間棚の具体構造を示す一部切り欠き平面図である。 同中間棚の一部切り欠き側面図である。 同中間棚の正面図である。 中間棚の段積みを説明する側面図である。 中間棚の段積みを説明する正面図である。
符号の説明
1 荷台
2a〜3b 自在車輪
4 向き固定車輪
5a,5b 側枠
6a,6b 前後両端台車部
7 荷台本体
8a,8b 折り畳みフレーム
9 荷支持台
10 連動開閉手段
11a,11b 平行リンク機構
12 歯車列
13 共通垂直向きリンク
15 側枠の縦柱
16,16a,16b 側枠の横桟
18 中間棚
22 中間棚の表面材
25a,25b 中間棚の側壁材
27 フック
27c フックの先端垂直部
28 係止具
28b 係止具の垂直先端部
29,30 フック及び係止具の開口部
31,32 上向きピン

Claims (10)

  1. 左右一対の縦柱間に横桟を架設して成る前後一対の側枠を備えた運搬用台車と、前記両側枠間に着脱自在に架設される中間棚とから成り、中間棚の前後両端には、各側枠の横桟に上から嵌合可能なフックが左右一対突設され、少なくとも中間棚一端にあるフックの先端部には、中間棚前後方向に貫通する開口部が設けられ、少なくとも一方の側枠の中間棚吊り下げ高さにある横桟には、前記開口部を備えたフックの先端部をその開口部を利用して上から嵌合させることのできる左右一対の上向きピンが突設されている中間棚付き運搬用台車において、
    前記中間棚には、前記フックとは別に、前記フックの先端部と同一方向に突出する係止具が突設され、中間棚どうしを重ねたとき、一方の中間棚の各フック先端部が他方の中間棚の各フックに嵌合して中間棚どうしの左右幅方向の相対移動を阻止すると共に、一方の中間棚の係止具が他方の中間棚に係合して中間棚どうしの前後方向の相対移動を阻止するように構成された、中間棚付き運搬用台車。
  2. 前記開口部を備えたフックは、線材をフック先端部で折り返すように曲げ加工して構成され、フック先端部の両線材間で前記開口部が形成されている、請求項1に記載の中間棚付き運搬用台車。
  3. 中間棚には、少なくとも前記開口部を備えたフックのある側の端部から離れた位置において、前記フックの先端部と同一方向に突出する係止具が突設され、前記上向きピンが突設された横桟を有する側枠には、フック先端部の開口部を前記上向きピンに嵌合させるときに前記係止具を同時に上から係合させることのできる被係合部を備えた横桟が設けられている、請求項1または2に記載の中間棚付き運搬用台車。
  4. 左右一対の縦柱間に横桟を架設して成る前後一対の側枠を備えた運搬用台車と、前記両側枠間に着脱自在に架設される中間棚とから成り、中間棚の前後両端には、各側枠の横桟に上から嵌合可能なフックが左右一対突設され、少なくとも中間棚一端にあるフックの先端部には、中間棚前後方向に貫通する開口部が設けられ、少なくとも一方の側枠の中間棚吊り下げ高さにある横桟には、前記開口部を備えたフックの先端部をその開口部を利用して上から嵌合させることのできる左右一対の上向きピンが突設されている中間棚付き運搬用台車において、
    中間棚には、少なくとも前記開口部を備えたフックのある側の端部から離れた位置において、前記フックの先端部と同一方向に突出する係止具が突設され、前記上向きピンが突設された横桟を有する側枠には、フック先端部の開口部を前記上向きピンに嵌合させるときに前記係止具を同時に上から係合させることのできる被係合部を備えた横桟が設けられている、中間棚付き運搬用台車。
  5. 前記係止具には、その先端部に中間棚前後方向に貫通する開口部が設けられ、前記被係合部は、横桟から突設された上向きピンで構成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の中間棚付き運搬用台車。
  6. 前記開口部を備えた係止具は、線材を係止具先端部で折り返すように曲げ加工して構成され、係止具先端部の両線材間で前記開口部が形成されている、請求項5に記載の中間棚付き運搬用台車。
  7. フックの全てに前記開口部が設けられると共に、中間棚の前後両端に前記係止具が設けられ、これらフック及び係止具が中間棚の中心に対して点対称位置に設けられている、請求項1〜6の何れか1項に記載の中間棚付き運搬用台車。
  8. 各フックは中間棚の底面より突出し、中間棚どうしを重ねたとき、一方の中間棚の各フック先端部が他方の中間棚の各フックに嵌合して中間棚どうしの左右幅方向の相対移動を阻止すると共に、一方の中間棚の各係止具が他方の中間棚の前後両端部に係合して中間棚どうしの前後方向の相対移動を阻止するように構成された、請求項1〜7の何れか1項に記載の中間棚付き運搬用台車。
  9. 前記係止具は、中間棚の前後両端より内側に入った位置に設けられ、中間棚どうしを重ねたとき、隣接する中間棚の係止具が入り込む開口部が中間棚の前後両端部に形成されている、請求項8に記載の中間棚付き運搬用台車。
  10. 中間棚がメッシュ構造であって、中間棚の前後両端部の前記開口部が中間棚表面の網目で構成されている、請求項9に記載の中間棚付き運搬用台車。
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