JP2002192959A - 作業機械の冷却装置及びその冷却装置の制御方法 - Google Patents
作業機械の冷却装置及びその冷却装置の制御方法Info
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- JP2002192959A JP2002192959A JP2000392697A JP2000392697A JP2002192959A JP 2002192959 A JP2002192959 A JP 2002192959A JP 2000392697 A JP2000392697 A JP 2000392697A JP 2000392697 A JP2000392697 A JP 2000392697A JP 2002192959 A JP2002192959 A JP 2002192959A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンジン室内に粉塵が入り込むことを防止す
るスクリーンの目詰りを防止できる冷却装置とする。 【解決手段】 エンジン室11内に空気を吸込む吸込口
25にスクリーン26を設け、そのエンジン室11内に
エンジン4の冷却水を冷却するラジエータ50、ファン
53、そのファン53を回転する油圧モータ54を設け
る。前記エンジン4で駆動される油圧ポンプ60の吐出
圧油を開閉弁61、切換弁65で油圧モータ54の正転
ポート54a、逆転ポート54bの一方に選択的に供給
できるようにする。これによって、油圧モータ54を正
転してファン54を正転することでスクリーン26を通
して空気を吸込み、油圧モータ54を逆転してファン5
3を逆転することでエンジン室11内の空気をスクリー
ン26を通して吐出することで、そのスクリーン26に
付着した粉塵を吹き飛ばして目詰りを防止する。
るスクリーンの目詰りを防止できる冷却装置とする。 【解決手段】 エンジン室11内に空気を吸込む吸込口
25にスクリーン26を設け、そのエンジン室11内に
エンジン4の冷却水を冷却するラジエータ50、ファン
53、そのファン53を回転する油圧モータ54を設け
る。前記エンジン4で駆動される油圧ポンプ60の吐出
圧油を開閉弁61、切換弁65で油圧モータ54の正転
ポート54a、逆転ポート54bの一方に選択的に供給
できるようにする。これによって、油圧モータ54を正
転してファン54を正転することでスクリーン26を通
して空気を吸込み、油圧モータ54を逆転してファン5
3を逆転することでエンジン室11内の空気をスクリー
ン26を通して吐出することで、そのスクリーン26に
付着した粉塵を吹き飛ばして目詰りを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材破砕機械、岩
石等の破砕機械、土質改良機械、油圧ショベル等の作業
機械のエンジン冷却水、エンジン吸入空気、作動油等の
流体を冷却器で冷却する装置及びその冷却装置の制御方
法に関する。
石等の破砕機械、土質改良機械、油圧ショベル等の作業
機械のエンジン冷却水、エンジン吸入空気、作動油等の
流体を冷却器で冷却する装置及びその冷却装置の制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000−015129号公報に木
材破砕機械が記載されている。この木材破砕機械は、機
体に、回転式破砕機と、外部から投入された木材を回転
によって回転式破砕機に導入する回転式タブを備えた木
材破砕機、搬送コンベア、エンジン等を取付け、そのエ
ンジンを動力源として木材破砕機で木材を破砕し、その
木材破砕片を搬送コンベアで機体外部に搬送する。
材破砕機械が記載されている。この木材破砕機械は、機
体に、回転式破砕機と、外部から投入された木材を回転
によって回転式破砕機に導入する回転式タブを備えた木
材破砕機、搬送コンベア、エンジン等を取付け、そのエ
ンジンを動力源として木材破砕機で木材を破砕し、その
木材破砕片を搬送コンベアで機体外部に搬送する。
【0003】前述の木材破砕機械は、エンジン室内にエ
ンジン、ファン、ラジエータを取付け、このエンジン室
内に空気を吸込む吸込口にネットを取付けている。この
ようにすることで、ファンを回転して吸込口から空気を
吸込んでエンジンの冷却水をラジエータで冷却する際
に、木材破砕時に発生した木材粉がネットで捕捉される
ので、木材粉がエンジン室内に入り込まないようにでき
る。
ンジン、ファン、ラジエータを取付け、このエンジン室
内に空気を吸込む吸込口にネットを取付けている。この
ようにすることで、ファンを回転して吸込口から空気を
吸込んでエンジンの冷却水をラジエータで冷却する際
に、木材破砕時に発生した木材粉がネットで捕捉される
ので、木材粉がエンジン室内に入り込まないようにでき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記吸込口に取付けた
ネットに木材粉が多量に付着すると、そのネットが目詰
り状態となって吸込口からエンジン室内に吸込まれる空
気量が減少する。エンジン室内に吸込まれる空気量が減
少すると、ラジエータを流通する空気量が減少して冷却
能力が低下し、エンジンの冷却水を十分に冷却できない
ので、エンジンがオーバーヒートする恐れがある。
ネットに木材粉が多量に付着すると、そのネットが目詰
り状態となって吸込口からエンジン室内に吸込まれる空
気量が減少する。エンジン室内に吸込まれる空気量が減
少すると、ラジエータを流通する空気量が減少して冷却
能力が低下し、エンジンの冷却水を十分に冷却できない
ので、エンジンがオーバーヒートする恐れがある。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした作業機械の冷却装置及びその冷却装置の制御
方法を提供することを目的とする。
ようにした作業機械の冷却装置及びその冷却装置の制御
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用効果】第1の発明
は、冷却器50,51,52と、ファン53と、スクリ
ーン26と、前記ファン53を正逆回転する手段を備
え、そのファン正逆回転手段でファン53を一方の回転
にすることでスクリーン26を通して空気を吸込んで冷
却器51,51,52に吹きつけ、ファン正逆回転手段
でファン53を他方の回転にすることでスクリーン26
を通して空気を吐出するようにしたことを特徴とする作
業機械の冷却装置である。
は、冷却器50,51,52と、ファン53と、スクリ
ーン26と、前記ファン53を正逆回転する手段を備
え、そのファン正逆回転手段でファン53を一方の回転
にすることでスクリーン26を通して空気を吸込んで冷
却器51,51,52に吹きつけ、ファン正逆回転手段
でファン53を他方の回転にすることでスクリーン26
を通して空気を吐出するようにしたことを特徴とする作
業機械の冷却装置である。
【0007】第1の発明によれば、ファン53を一方の
回転にすることでスクリーン26を通して空気を吸込
み、その吸込んだ空気を冷却器50,51,52に吹き
つけて冷却する。よって、ファン53が吸込む空気中の
粉塵等がスクリーン26で捕捉され、粉塵等が混入しな
いクリーンな空気を冷却器50,51,52に吹きつけ
られるので、この冷却装置を設けた空間内に粉塵等が入
り込むことが極端に少なくなる。
回転にすることでスクリーン26を通して空気を吸込
み、その吸込んだ空気を冷却器50,51,52に吹き
つけて冷却する。よって、ファン53が吸込む空気中の
粉塵等がスクリーン26で捕捉され、粉塵等が混入しな
いクリーンな空気を冷却器50,51,52に吹きつけ
られるので、この冷却装置を設けた空間内に粉塵等が入
り込むことが極端に少なくなる。
【0008】例えば、エンジン室内に、エンジンととも
に冷却装置を設けた木材破砕機械の場合に、木材破砕時
に発生した木材粉がエンジン室内に入り込むことを極端
に少なくできる。
に冷却装置を設けた木材破砕機械の場合に、木材破砕時
に発生した木材粉がエンジン室内に入り込むことを極端
に少なくできる。
【0009】また、ファン53を他方の回転にすること
でスクリーン26を通して空気を吐出するので、スクリ
ーン26を通る空気の流れがファン53を一方の回転に
した時と反対となる。よって、ファン53を一方の回転
にしてスクリーン26を通して空気を吸込んでいる時に
スクリーン26に付着した粉塵は、ファン53を他方の
回転にすることでスクリーン26から吹き飛ばされ、ス
クリーン26が粉塵で目詰りすることを防止できる。
でスクリーン26を通して空気を吐出するので、スクリ
ーン26を通る空気の流れがファン53を一方の回転に
した時と反対となる。よって、ファン53を一方の回転
にしてスクリーン26を通して空気を吸込んでいる時に
スクリーン26に付着した粉塵は、ファン53を他方の
回転にすることでスクリーン26から吹き飛ばされ、ス
クリーン26が粉塵で目詰りすることを防止できる。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、前記
スクリーン26と冷却器50,51,52との間にファ
ン53を設けた作業機械の冷却装置である。
スクリーン26と冷却器50,51,52との間にファ
ン53を設けた作業機械の冷却装置である。
【0011】第2の発明によれば、ファン53を他方の
回転にした時に、そのファン53によって空気が冷却器
50,51,52を通らずにスクリーン26に直接吹き
付けられる。よって、スクリーン26に付着した粉塵が
強風で飛ばされ、スクリーン26の目詰り防止がさらに
向上する。
回転にした時に、そのファン53によって空気が冷却器
50,51,52を通らずにスクリーン26に直接吹き
付けられる。よって、スクリーン26に付着した粉塵が
強風で飛ばされ、スクリーン26の目詰り防止がさらに
向上する。
【0012】第3の発明は、第1の発明において前記フ
ァン53を油圧モータ54で駆動するようにした作業機
械の冷却装置である。
ァン53を油圧モータ54で駆動するようにした作業機
械の冷却装置である。
【0013】第3の発明によれば、作業機械が備えてい
る油圧ポンプの吐出圧油を利用してファン53を駆動で
きる。また、切換弁によって油圧モータ54への圧油の
供給方向を切換えて油圧モータ54を正逆駆動すること
でファン53を正逆回転でき、追加機器が少なく構造が
簡単である。
る油圧ポンプの吐出圧油を利用してファン53を駆動で
きる。また、切換弁によって油圧モータ54への圧油の
供給方向を切換えて油圧モータ54を正逆駆動すること
でファン53を正逆回転でき、追加機器が少なく構造が
簡単である。
【0014】第4の発明は、第3の発明において前記フ
ァン53と油圧モータ54はスクリーン26と冷却器5
0,51,52との間に設けられ、かつ前記油圧モータ
54がスクリーン26側に位置し、ファン53が冷却器
50,51,52側に位置している作業機械の冷却装置
である。
ァン53と油圧モータ54はスクリーン26と冷却器5
0,51,52との間に設けられ、かつ前記油圧モータ
54がスクリーン26側に位置し、ファン53が冷却器
50,51,52側に位置している作業機械の冷却装置
である。
【0015】第4の発明によれば、油圧モータ54自身
からの油漏れ、油圧モータ54と配管の接続部から油漏
れ等が生じた時に、その漏れた油はファン53よりもス
クリーン26側に生じるので、その漏れた油がファン5
3によって冷却器50,51,52に向けて吹き飛ばさ
れにくく、漏れた油が冷却器50,51,52に付着す
ることが低減する。例えば、ファンボス部に複数の羽根
を取付けたファン53であると、油圧モータ54の回転
部がファンボス部に連結されるので、その油圧モータ5
4から前述のように漏れた油はファンボス部に大部分が
当り、冷却器50,51,52に向けて吹き飛ばされる
油の量は僅かである。
からの油漏れ、油圧モータ54と配管の接続部から油漏
れ等が生じた時に、その漏れた油はファン53よりもス
クリーン26側に生じるので、その漏れた油がファン5
3によって冷却器50,51,52に向けて吹き飛ばさ
れにくく、漏れた油が冷却器50,51,52に付着す
ることが低減する。例えば、ファンボス部に複数の羽根
を取付けたファン53であると、油圧モータ54の回転
部がファンボス部に連結されるので、その油圧モータ5
4から前述のように漏れた油はファンボス部に大部分が
当り、冷却器50,51,52に向けて吹き飛ばされる
油の量は僅かである。
【0016】また、スクリーン26を取り外し等するこ
とで油圧モータ54が露出するので、その油圧モータ5
4を点検、修理する時にファン53が邪魔にならない。
とで油圧モータ54が露出するので、その油圧モータ5
4を点検、修理する時にファン53が邪魔にならない。
【0017】第5の発明は、第1の発明において、前記
ファン53を正逆回転するアクチュエータ54と、前記
冷却器50,51,52内を流通する流体の温度を検知
する温度検知手段67と、この温度検知手段67の検知
した流体の温度に基づいて前記アクチュエータ54を正
逆回転制御するコントローラ66を設けた作業機械の冷
却装置である。
ファン53を正逆回転するアクチュエータ54と、前記
冷却器50,51,52内を流通する流体の温度を検知
する温度検知手段67と、この温度検知手段67の検知
した流体の温度に基づいて前記アクチュエータ54を正
逆回転制御するコントローラ66を設けた作業機械の冷
却装置である。
【0018】第5の発明によれば、冷却器50,51,
52内を流通する流体の温度が高い場合にはスクリーン
26が目詰り状態であるから、その場合にはコントロー
ラ66がアクチュエータ54を逆回転制御してファン5
3を他方の回転とすることで、スクリーン26に付着し
た粉塵が吹き飛ばされ、スクリーン26が粉塵で目詰り
することを自動的に防止することができる。
52内を流通する流体の温度が高い場合にはスクリーン
26が目詰り状態であるから、その場合にはコントロー
ラ66がアクチュエータ54を逆回転制御してファン5
3を他方の回転とすることで、スクリーン26に付着し
た粉塵が吹き飛ばされ、スクリーン26が粉塵で目詰り
することを自動的に防止することができる。
【0019】第6の発明は、第1の発明において、前記
ファン53を正逆回転するアクチュエータ54と、タイ
マ69と、前記アクチュエータ54を正逆回転制御する
コントローラ66を備え、前記コントローラ66は、ア
クチュエータ54を、タイマ69に設定した長い時間正
回転してファン53を一方の回転とし、その後にアクチ
ュエータ54を、タイマ69に設定した短い時間逆回転
してファン53を他方の回転とすることを交互に繰り返
す作業機械の冷却装置である。
ファン53を正逆回転するアクチュエータ54と、タイ
マ69と、前記アクチュエータ54を正逆回転制御する
コントローラ66を備え、前記コントローラ66は、ア
クチュエータ54を、タイマ69に設定した長い時間正
回転してファン53を一方の回転とし、その後にアクチ
ュエータ54を、タイマ69に設定した短い時間逆回転
してファン53を他方の回転とすることを交互に繰り返
す作業機械の冷却装置である。
【0020】第6の発明によれば、ファン53は長い時
間一方の回転で、その後に短い時間他方の回転となるこ
とを交互に繰り返しするので、スクリーン26に付着し
た粉塵を自動的に吹き出してスクリーン26の目詰りを
防止できる。
間一方の回転で、その後に短い時間他方の回転となるこ
とを交互に繰り返しするので、スクリーン26に付着し
た粉塵を自動的に吹き出してスクリーン26の目詰りを
防止できる。
【0021】第7の発明は、第5又は第6の発明におい
て、前記ファン53を正逆回転する油圧モータ54と、
この油圧モータ54への圧油の供給方向を切換えて正逆
回転する切換弁65を備え、この切換弁65を前記コン
トローラ66によって切換えることで油圧モータ54を
正回転、逆回転する作業機械の冷却装置である。
て、前記ファン53を正逆回転する油圧モータ54と、
この油圧モータ54への圧油の供給方向を切換えて正逆
回転する切換弁65を備え、この切換弁65を前記コン
トローラ66によって切換えることで油圧モータ54を
正回転、逆回転する作業機械の冷却装置である。
【0022】第7の発明によれば、温度検知手段67で
検知した流体の温度又はタイマ69で設定した時間に基
づいてコントローラ69が切換弁65を切換えて油圧モ
ータ54を正回転、逆回転することができ、そのファン
53を正逆回転する手段が単純である。
検知した流体の温度又はタイマ69で設定した時間に基
づいてコントローラ69が切換弁65を切換えて油圧モ
ータ54を正回転、逆回転することができ、そのファン
53を正逆回転する手段が単純である。
【0023】第8の発明は、冷却器50,51,52
と、ファン53と、このファン53を駆動する油圧モー
タ54と、スクリーン26を備えた作業機械の冷却装置
において、前記油圧モータ54に圧油を供給、供給停止
して油圧モータ54を駆動、停止する油圧モータ駆動・
停止手段と、前記油圧モータ54への圧油の供給方向を
切換えて油圧モータ54を正転、逆転する切換弁65を
設け、前記油圧モータ54の回転方向を変える時には、
前記油圧モータ駆動・停止手段を作動して油圧モータ5
4を停止させ、その後に切換弁65を切換えて油圧モー
タ54の回転方向を変えることを特徴とする作業機械の
冷却装置の制御方法である。
と、ファン53と、このファン53を駆動する油圧モー
タ54と、スクリーン26を備えた作業機械の冷却装置
において、前記油圧モータ54に圧油を供給、供給停止
して油圧モータ54を駆動、停止する油圧モータ駆動・
停止手段と、前記油圧モータ54への圧油の供給方向を
切換えて油圧モータ54を正転、逆転する切換弁65を
設け、前記油圧モータ54の回転方向を変える時には、
前記油圧モータ駆動・停止手段を作動して油圧モータ5
4を停止させ、その後に切換弁65を切換えて油圧モー
タ54の回転方向を変えることを特徴とする作業機械の
冷却装置の制御方法である。
【0024】第8の発明によれば、油圧モータ54の回
転方向を変える時には油圧モータ54を停止するので、
その油圧モータ54に過負荷が作用しない。よって、油
圧モータ54に異常圧が発生し、その油圧モータ54、
その油圧モータ54に圧油を供給する油圧ポンプ、切換
弁65、油圧モータ駆動・停止手段等油圧機器が損傷す
ることを防止できる。
転方向を変える時には油圧モータ54を停止するので、
その油圧モータ54に過負荷が作用しない。よって、油
圧モータ54に異常圧が発生し、その油圧モータ54、
その油圧モータ54に圧油を供給する油圧ポンプ、切換
弁65、油圧モータ駆動・停止手段等油圧機器が損傷す
ることを防止できる。
【0025】第9の発明は、前記第8の発明において、
前記切換弁65は通常時に油圧モータ54を正転する位
置で、通常時にはファン53を一方の回転とし、前記冷
却器50,51,52で冷却される流体の温度が設定温
度以上の時に、前記切換弁65を任意の時間だけ油圧モ
ータ54を逆転する位置として任意の時間だけファン5
3を他方の回転とするようにした作業機械の冷却装置の
制御方法である。
前記切換弁65は通常時に油圧モータ54を正転する位
置で、通常時にはファン53を一方の回転とし、前記冷
却器50,51,52で冷却される流体の温度が設定温
度以上の時に、前記切換弁65を任意の時間だけ油圧モ
ータ54を逆転する位置として任意の時間だけファン5
3を他方の回転とするようにした作業機械の冷却装置の
制御方法である。
【0026】第9の発明によれば、スクリーン26が目
詰り状態となり、ファン53によって吸込みされる空気
の量が減少すると冷却器50,51,52で冷却される
流体圧の温度が上昇する。この流体の温度が設定温度以
上となるとファン53が自動的に他方の回転となってス
クリーン26に付着した粉塵を吹き飛ばす。よって、ス
クリーン26の目詰りを自動的に防止できる。
詰り状態となり、ファン53によって吸込みされる空気
の量が減少すると冷却器50,51,52で冷却される
流体圧の温度が上昇する。この流体の温度が設定温度以
上となるとファン53が自動的に他方の回転となってス
クリーン26に付着した粉塵を吹き飛ばす。よって、ス
クリーン26の目詰りを自動的に防止できる。
【0027】第10の発明は、前記第8の発明におい
て、前記切換弁65は、長い時間油圧モータ54を正転
する位置で、その後に短い時間油圧モータ54を逆転す
る位置となる動作を繰り返し、前記ファン53は、長い
時間の一方の回転と短い時間の他方の回転を交互に繰り
返しする作業機械の冷却装置の制御方法である。
て、前記切換弁65は、長い時間油圧モータ54を正転
する位置で、その後に短い時間油圧モータ54を逆転す
る位置となる動作を繰り返し、前記ファン53は、長い
時間の一方の回転と短い時間の他方の回転を交互に繰り
返しする作業機械の冷却装置の制御方法である。
【0028】第10の発明によれば、ファン53が長い
時間一方の回転した後に短い時間他方の回転するので、
任意の時間間隔で任意の時間だけスクリーン26を通し
て空気が吐出するので、スクリーン26に付着した粉塵
が任意の時間間隔で吹き飛ばされる。よって、スクリー
ン26の目詰りを自動的に防止できる。
時間一方の回転した後に短い時間他方の回転するので、
任意の時間間隔で任意の時間だけスクリーン26を通し
て空気が吐出するので、スクリーン26に付着した粉塵
が任意の時間間隔で吹き飛ばされる。よって、スクリー
ン26の目詰りを自動的に防止できる。
【0029】第11の発明は、第8又は第9又は第10
の発明において、正転又は逆転している油圧モータ54
をゆっくりと停止し、その後にゆっくりと逆転又は正転
するようにした作業機械の冷却装置の制御方法である。
の発明において、正転又は逆転している油圧モータ54
をゆっくりと停止し、その後にゆっくりと逆転又は正転
するようにした作業機械の冷却装置の制御方法である。
【0030】第11の発明によれば、油圧モータ54が
ゆっくりと停止した後に再びゆっくりと回転するので、
その油圧モータ54に過負荷が作用することがなく、異
常圧が発生し油圧ポンプ、油圧モータ、切換弁等油圧機
器を損傷することを防止できる。
ゆっくりと停止した後に再びゆっくりと回転するので、
その油圧モータ54に過負荷が作用することがなく、異
常圧が発生し油圧ポンプ、油圧モータ、切換弁等油圧機
器を損傷することを防止できる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、機体1
に木材破砕機2、搬送コンベア3、エンジン4、走行体
5等を取付けて自走式の木材破砕機械を形成している。
前記木材破砕機2は機体1の前後方向一側部に取付けて
ある。搬送コンベア3は木材破砕機2の下方位置から機
体1の前後方向一側方に突出して取付けてある。前記エ
ンジン4は機体1の前後方向他側部に取付けてある。前
記走行体5は履帯式であるが、タイヤ式でも良い。また
走行体5を設けずに定置式、可搬式の木材破砕機械とし
ても良い。
に木材破砕機2、搬送コンベア3、エンジン4、走行体
5等を取付けて自走式の木材破砕機械を形成している。
前記木材破砕機2は機体1の前後方向一側部に取付けて
ある。搬送コンベア3は木材破砕機2の下方位置から機
体1の前後方向一側方に突出して取付けてある。前記エ
ンジン4は機体1の前後方向他側部に取付けてある。前
記走行体5は履帯式であるが、タイヤ式でも良い。また
走行体5を設けずに定置式、可搬式の木材破砕機械とし
ても良い。
【0032】前記木材破砕機2は、回転式破砕機6と、
外部から投入された木材を回転によって回転式破砕機6
に導入する回転式タブ7と、この回転式タブ7の上方に
位置して回転式タブ7に木材を投入し易くするホッパ8
と、このホッパ8の前後方向他側寄り、かつ左右他側部
分を覆う飛散防止カバー9を備えている。
外部から投入された木材を回転によって回転式破砕機6
に導入する回転式タブ7と、この回転式タブ7の上方に
位置して回転式タブ7に木材を投入し易くするホッパ8
と、このホッパ8の前後方向他側寄り、かつ左右他側部
分を覆う飛散防止カバー9を備えている。
【0033】積込機械等によって木材をホッパ8に投入
する。ホッパ8に投入された木材は回転式タブ7内に投
入され、その回転式タブ7の回転によって回転式破砕機
6に導入されて破砕される。この破砕時に破砕片の一部
が上方に飛散するが、その上方に飛散した破砕片は飛散
防止カバー9に衝突してホッパ8の外部に飛散すること
が防止される。前述のようにして破砕された木材粉は搬
送コンベア3で機体1の外部に搬送される。
する。ホッパ8に投入された木材は回転式タブ7内に投
入され、その回転式タブ7の回転によって回転式破砕機
6に導入されて破砕される。この破砕時に破砕片の一部
が上方に飛散するが、その上方に飛散した破砕片は飛散
防止カバー9に衝突してホッパ8の外部に飛散すること
が防止される。前述のようにして破砕された木材粉は搬
送コンベア3で機体1の外部に搬送される。
【0034】前記機体1の前後方向他側部にエンジン囲
い体10を取付けてエンジン室11を形成し、このエン
ジン室11に前記エンジン4が取付けてある。前記エン
ジン囲い体10と木材破砕機2との間の機体1に機器カ
バー体12が取付けられて機器収納室13を形成してい
る。この機器収納室13には図示しない燃料タンク、作
動油タンク、油圧バルブ、他の各種機器等が取付けてあ
る。
い体10を取付けてエンジン室11を形成し、このエン
ジン室11に前記エンジン4が取付けてある。前記エン
ジン囲い体10と木材破砕機2との間の機体1に機器カ
バー体12が取付けられて機器収納室13を形成してい
る。この機器収納室13には図示しない燃料タンク、作
動油タンク、油圧バルブ、他の各種機器等が取付けてあ
る。
【0035】前記エンジン囲い体10は図3、図4に示
すように、左右一側面板20と左右他側面板21と前後
一側面板22と前後他側面板23と上面板24を備えた
箱形状で、その左右一側面板20に吸込口25が形成さ
れ、かつその吸込口25にスクリーン26、例えば2重
の金網が取付けてあり、その左右一側面板20はヒンジ
等で開閉自在である。前記左右他側面板21に吐出口2
7が形成され、その吐出口27には多孔板28が取付け
てあり、その左右他側面板21はヒンジ等で開閉自在で
ある。
すように、左右一側面板20と左右他側面板21と前後
一側面板22と前後他側面板23と上面板24を備えた
箱形状で、その左右一側面板20に吸込口25が形成さ
れ、かつその吸込口25にスクリーン26、例えば2重
の金網が取付けてあり、その左右一側面板20はヒンジ
等で開閉自在である。前記左右他側面板21に吐出口2
7が形成され、その吐出口27には多孔板28が取付け
てあり、その左右他側面板21はヒンジ等で開閉自在で
ある。
【0036】前記エンジン囲い体10の上面板24には
エンジン等のメンテナンス用の開口部29が形成してあ
り、この開口部29は蓋30で閉塞される。前記蓋30
はヒンジ31で上下回動自在に取付けてあり、その蓋3
0のヒンジ31と反対側寄りに把手32が取付けてあ
る。前記蓋30の上面(エンジン囲い体10の上面)に
複数の穴33が形成され、この複数の穴33で排出部3
4を形成している。前記蓋30の上面におけるヒンジ3
1寄り部分に略長円形の孔35が形成してあり、この孔
35にエンジン4の排気マフラ4aが突出し、蓋30を
ヒンジ31を中心として上下に回動した時に蓋30が排
気マフラ4aに干渉しないようにしてある。
エンジン等のメンテナンス用の開口部29が形成してあ
り、この開口部29は蓋30で閉塞される。前記蓋30
はヒンジ31で上下回動自在に取付けてあり、その蓋3
0のヒンジ31と反対側寄りに把手32が取付けてあ
る。前記蓋30の上面(エンジン囲い体10の上面)に
複数の穴33が形成され、この複数の穴33で排出部3
4を形成している。前記蓋30の上面におけるヒンジ3
1寄り部分に略長円形の孔35が形成してあり、この孔
35にエンジン4の排気マフラ4aが突出し、蓋30を
ヒンジ31を中心として上下に回動した時に蓋30が排
気マフラ4aに干渉しないようにしてある。
【0037】前記蓋30に外側カバー40が取付けてあ
り、この外側カバー40で前記穴33を覆うと共に、側
方に排出口41を形成している。前記外側カバー40は
下向コ字状の覆板42と、この覆板42の一方の側方に
固着した縦板43で他方の側方に排出口41を有する。
前記覆板42が蓋30の側面にボルト44で取付けら
れ、縦板43が蓋30の上面に接し、その接触部をスポ
ンジシール等の水密材で水密、気密してある。前記外側
カバー40の覆板42には、前記孔35と対向した排気
ガス出口45が形成され、この排気ガス出口45の周縁
にカバー46が固着してあり、前記排気マフラ4aから
排出されたエンジン4の排気ガスは排気ガス出口45か
ら排気される。
り、この外側カバー40で前記穴33を覆うと共に、側
方に排出口41を形成している。前記外側カバー40は
下向コ字状の覆板42と、この覆板42の一方の側方に
固着した縦板43で他方の側方に排出口41を有する。
前記覆板42が蓋30の側面にボルト44で取付けら
れ、縦板43が蓋30の上面に接し、その接触部をスポ
ンジシール等の水密材で水密、気密してある。前記外側
カバー40の覆板42には、前記孔35と対向した排気
ガス出口45が形成され、この排気ガス出口45の周縁
にカバー46が固着してあり、前記排気マフラ4aから
排出されたエンジン4の排気ガスは排気ガス出口45か
ら排気される。
【0038】このようであるから、エンジン4を停止し
た後にエンジン4から出される熱でエンジン室11内が
高温となると、上昇気流が生じ、エンジン室11内の高
温の空気が開口部29、孔33を通って排出口41から
外部に排出される。よって、エンジン停止後にエンジン
室11内に熱がこもることがなく、そのこもり熱でエン
ジン室11内が高温となることがない。
た後にエンジン4から出される熱でエンジン室11内が
高温となると、上昇気流が生じ、エンジン室11内の高
温の空気が開口部29、孔33を通って排出口41から
外部に排出される。よって、エンジン停止後にエンジン
室11内に熱がこもることがなく、そのこもり熱でエン
ジン室11内が高温となることがない。
【0039】前記エンジン室11内には、前述のエンジ
ン4を冷却する冷却水が流通するラジエータ50、作業
機、パワーライン用の油が流通するオイルクーラ51、
エンジンの吸入空気が流通するアフタークーラ52が順
次取付けてある。このラジエータ50、オイルクーラ5
1、アフタークーラ52等が流体が流通すると共に、空
気が吹きつけられることで、その流体を冷却する冷却器
を形成している。
ン4を冷却する冷却水が流通するラジエータ50、作業
機、パワーライン用の油が流通するオイルクーラ51、
エンジンの吸入空気が流通するアフタークーラ52が順
次取付けてある。このラジエータ50、オイルクーラ5
1、アフタークーラ52等が流体が流通すると共に、空
気が吹きつけられることで、その流体を冷却する冷却器
を形成している。
【0040】前記アフタークーラ52(冷却器)とスク
リーン26との間に冷却用のファン53が設けてあり、
このファン53はファンボス部53aに複数の羽根53
bを取付けた形状である。このファン53はアクチュエ
ータ、例えば油圧モータ54で回転駆動される。例え
ば、油圧モータ54の回転部54aがファンボス部53
aに連結されている。この油圧モータ54はスクリーン
26寄りに位置し、ファン53はアフタークーラ32
(冷却器)寄りに位置している。前記エンジン囲い体1
0には防護ネット55が、前記ファン53のスクリーン
26寄りに位置して取付けてある。
リーン26との間に冷却用のファン53が設けてあり、
このファン53はファンボス部53aに複数の羽根53
bを取付けた形状である。このファン53はアクチュエ
ータ、例えば油圧モータ54で回転駆動される。例え
ば、油圧モータ54の回転部54aがファンボス部53
aに連結されている。この油圧モータ54はスクリーン
26寄りに位置し、ファン53はアフタークーラ32
(冷却器)寄りに位置している。前記エンジン囲い体1
0には防護ネット55が、前記ファン53のスクリーン
26寄りに位置して取付けてある。
【0041】前記油圧モータ54を正転してファン53
を一方に回転(以下正転という)することで、スクリー
ン26を通して空気が吸込みされ、アフタークーラ5
2、オイルクーラ51、ラジエータ50に空気が吹きつ
けられ、エンジンの冷却水、油、エンジンの吸入空気を
冷却する。この時、木材粉などの粉塵はスクリーン26
で捕捉され、エンジン室11内に入り込まない。
を一方に回転(以下正転という)することで、スクリー
ン26を通して空気が吸込みされ、アフタークーラ5
2、オイルクーラ51、ラジエータ50に空気が吹きつ
けられ、エンジンの冷却水、油、エンジンの吸入空気を
冷却する。この時、木材粉などの粉塵はスクリーン26
で捕捉され、エンジン室11内に入り込まない。
【0042】前記油圧モータ54を逆転してファン53
を他方に回転(以下逆転という)すると、エンジン室1
1内の空気がスクリーン26を通して外部に吐出される
ので、スクリーン26に付着している粉塵を吹き飛ばし
てスクリーン26の目詰りを防止する。
を他方に回転(以下逆転という)すると、エンジン室1
1内の空気がスクリーン26を通して外部に吐出される
ので、スクリーン26に付着している粉塵を吹き飛ばし
てスクリーン26の目詰りを防止する。
【0043】前記エンジン囲い体10の左右一側面板2
0を開き動作することで、スクリーン26が外部に突出
する。よって、スクリーン26の交換、清掃などが容易
に実施できる。また、前記左右一側面板20を開き動作
することで、油圧モータ54が露出するので、その油圧
モータ54を点検・修理する時にファン53が邪魔にな
らない。
0を開き動作することで、スクリーン26が外部に突出
する。よって、スクリーン26の交換、清掃などが容易
に実施できる。また、前記左右一側面板20を開き動作
することで、油圧モータ54が露出するので、その油圧
モータ54を点検・修理する時にファン53が邪魔にな
らない。
【0044】前記スクリーン26の目の大きさ(メッシ
ュ)は、オイルクーラ51、ラジエータ50などの下流
側の空気が流通する部材の目の大きさ(メッシュ)より
も小さい。
ュ)は、オイルクーラ51、ラジエータ50などの下流
側の空気が流通する部材の目の大きさ(メッシュ)より
も小さい。
【0045】次に油圧モータを駆動する装置の一例を図
5に基づいて説明する。前記エンジン4で駆動される油
圧ポンプ60の吐出路60aに開閉弁61が設けてあ
る。この開閉弁61はばね力で閉位置A(つまり、油圧
モータ54への圧油供給を停止する位置)に保持され、
受圧部61aに供給されるパイロット圧油の圧力に比例
して開位置B(つまり、油圧モータ54へ圧油を供給す
る位置)方向に移動される。すなわち、開閉弁61の開
き量が変り、流量が変る。前記エンジン4で駆動される
パイロット用油圧ポンプ62の吐出路62aにパイロッ
ト圧供給弁、例えばEPC弁(電磁比例圧力制御弁)6
3が設けてある。このEPC弁63はばね力で入口ポー
ト63aを遮断し、出口ポート63bをタンクポート6
3cに連通する位置に保持され、ソレノイド63dに通
電される電流値に比例して入口ポート63aを出口ポー
ト63bに連通し、かつ出口ポート63bとタンクポー
ト63cを遮断する方向に切換えられ、ソレノイド63
dに設定電流値が通電されると出力圧がリリーフ弁64
のリリーフセット圧となる。
5に基づいて説明する。前記エンジン4で駆動される油
圧ポンプ60の吐出路60aに開閉弁61が設けてあ
る。この開閉弁61はばね力で閉位置A(つまり、油圧
モータ54への圧油供給を停止する位置)に保持され、
受圧部61aに供給されるパイロット圧油の圧力に比例
して開位置B(つまり、油圧モータ54へ圧油を供給す
る位置)方向に移動される。すなわち、開閉弁61の開
き量が変り、流量が変る。前記エンジン4で駆動される
パイロット用油圧ポンプ62の吐出路62aにパイロッ
ト圧供給弁、例えばEPC弁(電磁比例圧力制御弁)6
3が設けてある。このEPC弁63はばね力で入口ポー
ト63aを遮断し、出口ポート63bをタンクポート6
3cに連通する位置に保持され、ソレノイド63dに通
電される電流値に比例して入口ポート63aを出口ポー
ト63bに連通し、かつ出口ポート63bとタンクポー
ト63cを遮断する方向に切換えられ、ソレノイド63
dに設定電流値が通電されると出力圧がリリーフ弁64
のリリーフセット圧となる。
【0046】前記開閉弁61と前記EPC弁63で、前
記油圧モータ54に圧油を供給、供給停止して油圧モー
タ54を駆動・停止する油圧モータ駆動・停止手段を形
成している。なお、開閉弁61は三位置方向切換弁とし
て図示してあるが、開位置と閉位置を有する開閉弁であ
れば良い。
記油圧モータ54に圧油を供給、供給停止して油圧モー
タ54を駆動・停止する油圧モータ駆動・停止手段を形
成している。なお、開閉弁61は三位置方向切換弁とし
て図示してあるが、開位置と閉位置を有する開閉弁であ
れば良い。
【0047】前記開閉弁61の出力圧油は切換弁65で
油圧モータ54の正転ポート54a、逆転ポート54b
の一方に選択的に供給される。例えば、切換弁65が正
転位置Cであると油圧モータ54の正転ポート54aに
圧油が供給されて正転し、ファン53が正転する。切換
弁65が逆転位置Dであると油圧モータ54の逆転ポー
ト54bに圧油が供給されて逆転し、ファン53が逆転
する。つまり、切換弁65は油圧モータ54への圧油の
供給方向を切換えて油圧モータ54を正転、逆転する。
この切換弁65と前記開閉弁61、EPC弁63と油圧
ポンプ60でファン正逆回転手段を形成している。
油圧モータ54の正転ポート54a、逆転ポート54b
の一方に選択的に供給される。例えば、切換弁65が正
転位置Cであると油圧モータ54の正転ポート54aに
圧油が供給されて正転し、ファン53が正転する。切換
弁65が逆転位置Dであると油圧モータ54の逆転ポー
ト54bに圧油が供給されて逆転し、ファン53が逆転
する。つまり、切換弁65は油圧モータ54への圧油の
供給方向を切換えて油圧モータ54を正転、逆転する。
この切換弁65と前記開閉弁61、EPC弁63と油圧
ポンプ60でファン正逆回転手段を形成している。
【0048】前記切換弁65はばね力で正転位置Cに保
持され、ソレノイド65aに通電されると逆転位置Dに
切換る。この切換弁65のソレノイド65a、前記EP
C弁63のソレノイド63dにはコントローラ66で通
電制御される。このコントローラ66には、エンジン4
の冷却水温度を検出する温度センサ67から冷却水温度
が入力される。この冷却水温ではなく、オイルクーラ5
1を流通する油の油温、アフタークーラ52を流通する
エンジン吸気の温度でも良い。つまり、前記冷却器を流
通する流体の温度を検知する温度検知手段を設け、その
検知した流体の温度をコントローラ66に入力すれば良
い。
持され、ソレノイド65aに通電されると逆転位置Dに
切換る。この切換弁65のソレノイド65a、前記EP
C弁63のソレノイド63dにはコントローラ66で通
電制御される。このコントローラ66には、エンジン4
の冷却水温度を検出する温度センサ67から冷却水温度
が入力される。この冷却水温ではなく、オイルクーラ5
1を流通する油の油温、アフタークーラ52を流通する
エンジン吸気の温度でも良い。つまり、前記冷却器を流
通する流体の温度を検知する温度検知手段を設け、その
検知した流体の温度をコントローラ66に入力すれば良
い。
【0049】前記コントローラ66にはエンジン4の回
転センサ68からエンジン回転数が入力される。前記コ
ントローラ66はタイマ69を備え、このタイマ69は
油圧モータ54を正転する時間(ファン53を正転する
時間)、例えば15分と、油圧モータ54を逆転する時
間(ファン53を逆転する時間)、例えば20秒をセッ
トする。
転センサ68からエンジン回転数が入力される。前記コ
ントローラ66はタイマ69を備え、このタイマ69は
油圧モータ54を正転する時間(ファン53を正転する
時間)、例えば15分と、油圧モータ54を逆転する時
間(ファン53を逆転する時間)、例えば20秒をセッ
トする。
【0050】次にファン53を正転・逆転する動作を図
6に示すフローチャートに基づいて説明する。エンジン
4が停止している時には開閉弁61が閉位置Aで、切換
弁65は正転位置Cである。エンジン4が始動すると回
転センサ68からエンジン回転数がコントローラ66に
入力される。エンジン回転数が設定回転数N、例えば6
00rpmとなるとEPC弁63のソレノイド63dに
通電する。これによって、開閉弁61の受圧部61aに
パイロット圧が供給されて開閉弁61が開位置Bに切換
り、油圧モータ54の正転ポート54aに圧油が供給さ
れて正転し、ファン53が正転する。
6に示すフローチャートに基づいて説明する。エンジン
4が停止している時には開閉弁61が閉位置Aで、切換
弁65は正転位置Cである。エンジン4が始動すると回
転センサ68からエンジン回転数がコントローラ66に
入力される。エンジン回転数が設定回転数N、例えば6
00rpmとなるとEPC弁63のソレノイド63dに
通電する。これによって、開閉弁61の受圧部61aに
パイロット圧が供給されて開閉弁61が開位置Bに切換
り、油圧モータ54の正転ポート54aに圧油が供給さ
れて正転し、ファン53が正転する。
【0051】この時、コントローラ66はソレノイド6
3dに電流を徐々に出力し、EPC弁63の出力圧が徐
々に高圧となるようにする。よって、開閉弁61は閉位
置Aから開位置Bに徐々に切換り、その出力圧油は徐々
に増加するので、油圧モータ54の回転数は徐々に高速
となるので、油圧モータ54及び回路に異常圧が発生し
ない。したがって、油圧モータ54、接続回路、切換弁
65、開閉弁61、油圧ポンプ60等の油圧機器が損傷
することがない。
3dに電流を徐々に出力し、EPC弁63の出力圧が徐
々に高圧となるようにする。よって、開閉弁61は閉位
置Aから開位置Bに徐々に切換り、その出力圧油は徐々
に増加するので、油圧モータ54の回転数は徐々に高速
となるので、油圧モータ54及び回路に異常圧が発生し
ない。したがって、油圧モータ54、接続回路、切換弁
65、開閉弁61、油圧ポンプ60等の油圧機器が損傷
することがない。
【0052】前述のように、エンジン回転数が設定回転
数N以上の時に油圧モータ54が回転開始するようにし
たので、エンジン始動時にファン53の回転負荷がエン
ジン4に作用しないから、エンジン4の始動が容易であ
る。
数N以上の時に油圧モータ54が回転開始するようにし
たので、エンジン始動時にファン53の回転負荷がエン
ジン4に作用しないから、エンジン4の始動が容易であ
る。
【0053】EPC弁63のソレノイド63dへの電流
出力時間が前記タイマ69で設定した時間、例えば15
分を経過した時、又は温度センサ67で検知したエンジ
ンの冷却水の温度が設定温度、例えば97度以上の時に
はEPC弁63のソレノイド63dへの電流出力を停止
する。この電流出力の停止は徐々に行なう。EPC弁6
3の出力圧が徐々に低圧となり、開閉弁61が開位置B
から閉位置Aに徐々に切換る。開閉弁61の出力圧油が
徐々に減少し、油圧モータ54は徐々に停止する。油圧
モータ54が徐々に停止することで、異常圧が生じない
から前述のように油圧機器が損傷しないと共に、油圧モ
ータ54に大きな停止ショックが生じないから油圧モー
タ54が破損することを防止できる。つまり、油圧モー
タ54が急激に停止すると大きな停止ショックが発生し
て油圧モータ54が破損することがある。
出力時間が前記タイマ69で設定した時間、例えば15
分を経過した時、又は温度センサ67で検知したエンジ
ンの冷却水の温度が設定温度、例えば97度以上の時に
はEPC弁63のソレノイド63dへの電流出力を停止
する。この電流出力の停止は徐々に行なう。EPC弁6
3の出力圧が徐々に低圧となり、開閉弁61が開位置B
から閉位置Aに徐々に切換る。開閉弁61の出力圧油が
徐々に減少し、油圧モータ54は徐々に停止する。油圧
モータ54が徐々に停止することで、異常圧が生じない
から前述のように油圧機器が損傷しないと共に、油圧モ
ータ54に大きな停止ショックが生じないから油圧モー
タ54が破損することを防止できる。つまり、油圧モー
タ54が急激に停止すると大きな停止ショックが発生し
て油圧モータ54が破損することがある。
【0054】コントローラ66が電流出力を停止してか
らファン慣性力回転し設定時間、例えば0.5秒経過し
たら、すなわち、ファン回転が確実に停止したら、切換
弁65のソレノイド65aに通電して逆転位置Dとする
と共に、EPC弁63のソレノイド63dに通電して開
閉弁61を開位置Bとする。この時もソレノイド63d
への通電量は徐々に大きくして開閉弁61が閉位置Aか
ら開位置Bに徐々に切換るようにする。よって、油圧モ
ータ54の逆転ポート54bに圧油が供給されて逆転
し、ファン53が逆転する。
らファン慣性力回転し設定時間、例えば0.5秒経過し
たら、すなわち、ファン回転が確実に停止したら、切換
弁65のソレノイド65aに通電して逆転位置Dとする
と共に、EPC弁63のソレノイド63dに通電して開
閉弁61を開位置Bとする。この時もソレノイド63d
への通電量は徐々に大きくして開閉弁61が閉位置Aか
ら開位置Bに徐々に切換るようにする。よって、油圧モ
ータ54の逆転ポート54bに圧油が供給されて逆転
し、ファン53が逆転する。
【0055】前記電流出力時間がタイマ69で設定した
逆転時間、例えば20秒経過したらEPC弁63のソレ
ノイド63dへの電流出力を停止する。この時も電流出
力は徐々に減少する。よって、開閉弁61は開位置Bか
ら閉位置Aに徐々に切換り、その出力圧油が徐々に減少
するので、油圧モータ54は徐々に停止する。つまり、
油圧モータ54は設定時間だけ逆回転する。
逆転時間、例えば20秒経過したらEPC弁63のソレ
ノイド63dへの電流出力を停止する。この時も電流出
力は徐々に減少する。よって、開閉弁61は開位置Bか
ら閉位置Aに徐々に切換り、その出力圧油が徐々に減少
するので、油圧モータ54は徐々に停止する。つまり、
油圧モータ54は設定時間だけ逆回転する。
【0056】前記電流出力停止からファン慣性回転し設
定時間、例えば0.5秒経過したら切換弁65のソレノ
イド65aへの電流出力を停止して正転位置Cとする。
この後に最初のステップに戻る。なお、ファン53の回
転停止はファン回転センサ(図示せず)にて検知しても
良い。
定時間、例えば0.5秒経過したら切換弁65のソレノ
イド65aへの電流出力を停止して正転位置Cとする。
この後に最初のステップに戻る。なお、ファン53の回
転停止はファン回転センサ(図示せず)にて検知しても
良い。
【0057】以上の説明ではファン63を油圧モータ5
4で回転したが、電動モータ、エンジン回転を正逆回転
する機械的機構でファン53を回転しても良い。また、
油圧モータ54で可逆油圧モータ54とし、その油圧モ
ータ54の回転を逆とすることでファン53を正逆回転
する手段としても良い。
4で回転したが、電動モータ、エンジン回転を正逆回転
する機械的機構でファン53を回転しても良い。また、
油圧モータ54で可逆油圧モータ54とし、その油圧モ
ータ54の回転を逆とすることでファン53を正逆回転
する手段としても良い。
【0058】以上の冷却装置及びその冷却装置の制御方
法は、岩石等の破砕機械、土質改良機械、油圧ショベル
等の作業機械にも適用できることは勿論である。
法は、岩石等の破砕機械、土質改良機械、油圧ショベル
等の作業機械にも適用できることは勿論である。
【図1】木材破砕機械の側面図である。
【図2】木材破砕機械の平面図である。
【図3】エンジン囲い体部分の縦断面図である。
【図4】エンジン囲い体部分の平面図である。
【図5】ファンを正逆回転する油圧回路図である。
【図6】ファンを正逆回転する動作のフローチャートで
ある。
ある。
1…機体、2…木材破砕機械、3…搬送コンベア、4…
エンジン、10…エンジン囲い体、11…エンジン室、
20…左右一側面板、24…上面板、25…吸込口、2
6…スクリーン、27…吐出口、30…蓋、33…穴、
40…外側カバー、41…排出口、50…ラジエータ
(冷却器)、51…オイルクーラ(冷却器)、52…ア
フタークーラ(冷却器)、53…ファン、54…油圧モ
ータ(アクチュエータ)、60…油圧ポンプ、61…開
閉弁、63…EPC弁、65…切換弁、66…コントロ
ーラ、67…温度センサ(流体の温度検知手段)、68
…回転センサ、69…タイマ。
エンジン、10…エンジン囲い体、11…エンジン室、
20…左右一側面板、24…上面板、25…吸込口、2
6…スクリーン、27…吐出口、30…蓋、33…穴、
40…外側カバー、41…排出口、50…ラジエータ
(冷却器)、51…オイルクーラ(冷却器)、52…ア
フタークーラ(冷却器)、53…ファン、54…油圧モ
ータ(アクチュエータ)、60…油圧ポンプ、61…開
閉弁、63…EPC弁、65…切換弁、66…コントロ
ーラ、67…温度センサ(流体の温度検知手段)、68
…回転センサ、69…タイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01P 7/04 F01P 7/04 B 7/12 7/12 F 11/12 11/12 F (72)発明者 山田 光伸 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所開発本部、建機第3開発 センタ内 Fターム(参考) 2D015 CA02 3D038 AA03 AA04 AA05 AB09 AC01 AC10 AC11 AC14 AC23 AC27 4D067 CG06 DD04 EE34 EE48 GA11
Claims (11)
- 【請求項1】 冷却器(50),(51),(52)
と、 ファン(53)と、 スクリーン(26)と、 前記ファン(53)を正逆回転する手段を備え、 そのファン正逆回転手段でファン(26)を一方の回転
にすることでスクリーン(26)を通して空気を吸込ん
で冷却器(50),(51),(52)に吹きつけ、 ファン正逆回転手段でファン(53)を他方の回転にす
ることでスクリーン(26)を通して空気を吐出するよ
うにしたことを特徴とする作業機械の冷却装置。 - 【請求項2】 前記スクリーン(26)と冷却器(5
0),(51),(52)との間にファン(53)を設
けた請求項1記載の作業機械の冷却装置。 - 【請求項3】 前記ファン(53)を油圧モータ(5
4)で駆動するようにした請求項1記載の作業機械の冷
却装置。 - 【請求項4】 前記ファン(53)と油圧モータ(5
4)はスクリーン(26)と冷却器(50),(5
1),(52)との間に設けられ、かつ前記油圧モータ
(54)がスクリーン(26)側に位置し、ファン(5
3)が冷却器(50),(51),(52)側に位置し
ている請求項3記載の作業機械の冷却装置。 - 【請求項5】 前記ファン(53)を正逆回転するアク
チュエータ(54)と、 前記冷却器(50),(51),(52)内を流通する
流体の温度を検知する温度検知手段(67)と、 この温度検知手段(67)の検知した流体の温度に基づ
いて前記アクチュエータ(54)を正逆回転制御するコ
ントローラ(66)を設けた請求項1記載の作業機械の
冷却装置。 - 【請求項6】 前記ファン(53)を正逆回転するアク
チュエータ(54)と、 タイマ(69)と、 前記アクチュエータ(54)を正逆回転制御するコント
ローラ(66)を備え、 前記コントローラ(66)は、アクチュエータ(54)
を、タイマ(69)に設定した長い時間正回転してファ
ン(53)を一方の回転とし、その後にアクチュエータ
(54)を、タイマ(69)に設定した短い時間逆回転
してファン(53)を他方の回転とすることを交互に繰
り返す請求項1記載の作業機械の冷却装置。 - 【請求項7】 前記ファン(53)を正逆回転する油圧
モータ(54)と、この油圧モータ(54)への圧油の
供給方向を切換えて正逆回転する切換弁(65)を備
え、 この切換弁(65)を前記コントローラ(66)によっ
て切換えることで油圧モータ(54)を正回転、逆回転
する請求項5又は6記載の作業機械の冷却装置。 - 【請求項8】 冷却器(50),(51),(52)
と、 ファン(53)と、 このファン(53)を駆動する油圧モータ(54)と、 スクリーン(26)を備えた作業機械の冷却装置におい
て、 前記油圧モータ(54)に圧油を供給、供給停止して油
圧モータ(54)を駆動、停止する油圧モータ駆動・停
止手段と、 前記油圧モータ(54)への圧油の供給方向を切換えて
油圧モータ(54)を正転、逆転する切換弁(65)を
設け、 前記油圧モータ(54)の回転方向を変える時には、前
記油圧モータ駆動・停止手段を作動して油圧モータ(5
4)を停止させ、その後に切換弁(65)を切換えて油
圧モータ(54)の回転方向を変えることを特徴とする
作業機械の冷却装置の制御方法。 - 【請求項9】 前記切換弁(65)は通常時に油圧モー
タ(54)を正転する位置で、通常時にはファン(5
3)を一方の回転とし、 前記冷却器(50),(51),(52)で冷却される
流体の温度が設定温度以上の時に、前記切換弁(65)
を任意の時間だけ油圧モータ(54)を逆転する位置と
して任意の時間だけファン(53)を他方の回転とする
ようにした請求項8記載の作業機械の冷却装置の制御方
法。 - 【請求項10】 前記切換弁(65)は、長い時間油圧
モータ(54)を正転する位置で、その後に短い時間油
圧モータ(54)を逆転する位置となる動作を繰り返
し、 前記ファン(53)は、長い時間の一方の回転と短い時
間の他方の回転を交互に繰り返しする請求項8記載の作
業機械の冷却装置の制御方法。 - 【請求項11】 正転又は逆転している油圧モータ(5
4)をゆっくりと停止し、その後にゆっくりと逆転又は
正転するようにした請求項8又は9又は10記載の作業
機械の冷却装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000392697A JP2002192959A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 作業機械の冷却装置及びその冷却装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000392697A JP2002192959A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 作業機械の冷却装置及びその冷却装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002192959A true JP2002192959A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18858644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000392697A Withdrawn JP2002192959A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 作業機械の冷却装置及びその冷却装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002192959A (ja) |
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-
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- 2000-12-25 JP JP2000392697A patent/JP2002192959A/ja not_active Withdrawn
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