JPH10230177A - 廃材粉砕装置 - Google Patents

廃材粉砕装置

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Publication number
JPH10230177A
JPH10230177A JP3396797A JP3396797A JPH10230177A JP H10230177 A JPH10230177 A JP H10230177A JP 3396797 A JP3396797 A JP 3396797A JP 3396797 A JP3396797 A JP 3396797A JP H10230177 A JPH10230177 A JP H10230177A
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JP
Japan
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waste material
hammer
supply device
crushing apparatus
door
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Pending
Application number
JP3396797A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Takusagawa
充 田草川
Masami Tsuchiya
正美 土屋
Keiji Kondo
慶二 近藤
Yukio Oguma
行雄 小熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Zenoah Co
Original Assignee
Komatsu Zenoah Co
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Publication date
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  • Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大形で強度の大きな廃材をも細かく粉砕する
ことができ、かつ騒音の小さな廃材粉砕装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 主回転軸2回りに大きな慣性モーメント
を有し、同主回転軸2の周囲に設けたハンマ22によっ
て廃材を粉砕するように構成してなり、外側を防音壁1
0で覆ったことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に大形で強度
の大きな廃材を粉砕するのに適する廃材粉砕装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばフォークリフトによる運搬作業で
は、パレットを用いることによって、運搬の効率化が図
られている。このパレットは、通常、木製のもので構成
されているため、老朽化した場合にはボイラ等の燃料と
して、有効に使うことができる。しかし、パレットは、
幅×奥×高が例えば1200mm×1200mm×10
0mm程度の大きさのものや、それ以上の大きさのもの
が用いられているため、そのままの大きさではボイラに
投入することができない。このため、普通は、パレット
を所定の大きさに割って、燃料として使用することにな
る。しかし、パレットは、老朽化しているとはいえ、い
まだに十分大きな強度を有しており、人力で割るのには
多くの労力を要する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、パレットのように大形で強度の大きな廃材を
細かく粉砕するような機械がなかった。また、建設機械
のパワーショベルを改造したもので、パレット等を握り
つぶすようにして粉砕する機械があるが、このような機
械は騒音が大きいという問題があった。
【0004】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、大形で強度の大きな廃材
をも細かく粉砕することができ、かつ騒音の小さな廃材
粉砕装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、主回転軸(2)回りに大き
な慣性モーメントを有し、同主回転軸(2)の周囲に設
けたハンマ(22)によって廃材を粉砕するように構成
してなり、外側を防音壁(10)で覆ったことを特徴と
している。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、廃材を投入するホッパ(33)を設けてな
り、防音壁(10)には、前記ホッパ(33)に対応す
る位置にドア(11)を設けたことを特徴としている。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項2に係る発
明において、ホッパ(33)からハンマ(22)側へ廃
材を供給する供給装置(5)を設けてなり、ドア(1
1)を開けた際に供給装置(5)が停止するように構成
したことを特徴としている。
【0008】そして、請求項1に係る発明においては、
主回転軸(2)及びハンマ(22)によって大きな慣性
モーメントを得ることができるから、例えばパレットと
のように大形で強度の大きなものであっても、ハンマ
(22)の慣性力によって短時間で細かく粉砕すること
ができる。したがって、人力による労力が不要になると
いう利点がある。しかも、細かく粉砕することによっ
て、廃材の容量を少なくすることができるから、容器状
のものの中に有効にストックすることができるととも
に、廃材が散らかるのを防止することができる。よっ
て、工場の美観を向上させることができる。
【0009】また、廃材の容量が少なくなることから、
例えばトラックによって運搬する能率を向上させること
ができる。さらに、廃材が燃焼可能なものであれば、細
かく粉砕することによって、火力が強く、かつ灰の残量
が少ない良好な燃料として使用することができる。しか
も、廃材が木材等であれば、粉砕した廃材を土壌改良の
ために用いることができる。
【0010】また、主回転軸(2)及びハンマ(22)
による慣性力を利用しているから、主回転軸(2)を回
転駆動するためのエネルギが少なくてすむという利点が
ある。
【0011】さらに、ハンマ(22)による慣性力によ
って廃材を粉砕しているため、大きな騒音が発生する
が、全体を防音壁(10)で覆っているから、外部に漏
れる騒音は極めて小さくなる。よって、騒音による不具
合を防止することができる。
【0012】請求項2に係る発明においては、防音壁
(10)に設けたドア(11)から、ホッパ(33)に
廃材を投入することができる。そして、廃材を投入した
後は、ドア(11)を閉めることになる。したがって、
廃材の投入部からの騒音も防止することができる。
【0013】請求項3に係る発明においては、ドア(1
1)を開けた際に、供給装置(5)が停止するようにな
っているから、ドア(11)を開けて廃材をホッパ(3
3)に投入しても、この廃材がハンマ(22)へ供給さ
れることがなく、廃材の粉砕によって生じる騒音が開か
れたドア(11)から外部に漏れるのを防止することが
できる。すなわち、ドア(11)を開けて廃材を投入し
た際に、供給装置(5)が作動していると、ハンマ(2
2)による粉砕が即座に開始され、これによる騒音が開
かれたドア(11)から外部に漏れてしまうことになる
が、廃材がハンマ(22)へ供給されることがないか
ら、廃材の粉砕音が外部に漏れることがない。したがっ
て、より低騒音にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例に基づき図面を参照して説明する。なお、図1〜図
12は第1実施例、図13〜図14は第2実施例を示し
ている。
【0015】まず、図1〜図12を参照して第1実施例
を説明する。この第1実施例で示す廃材粉砕装置1は、
図1及び図2に示すように、主回転軸2の回りに大きな
慣性モーメントを有するものであって、同主回転軸2の
周囲に設けたハンマ22によって廃材を粉砕するように
構成したものである。主回転軸2には、図3及び図4に
示すように、半径方向に延びる連結板20が複数設けら
れており、各連結板20の先端部にはハンマ支持軸21
が設けられている。このハンマ支持軸21にはハンマ2
2が回転自在に設けられている。
【0016】ハンマ22は、図3に示すように、板状の
もので構成されており、基端部がハンマ支持軸21に回
転自在に連結され、先端部がラッパ状に広がった形をし
ており、その先端が粉砕刃22aとなっている。このハ
ンマ22は、主回転軸2が回転すると、遠心力により半
径方向外側を向いた状態になる。
【0017】上記主回転軸2は、図1〜図4に示すよう
に、基台3上に設けたブラケット30及び軸受31を介
して回転自在に設けられており、ハンマ22の周囲に
は、同ハンマ22を囲むようにハンマカバー32が設け
られている。基台3は、図1及び図2に示すように、脚
部3aを有しており、この脚部3aの間にはコンベア4
が設けられている。
【0018】すなわち、主回転軸2の下側には、図2に
示すように、ハンマ22によって所定の大きさに粉砕し
た粉砕材を通すふるい321が設けられており、このふ
るい321の下側に、上記コンベア4が設けられてい
る。ふるい321は、ハンマカバー32の下側の部分に
設けたものである。さらに、ハンマカバー32には、図
1に示すように、上側の半分を開口する大きさのメンテ
ナンスカバー322が設けられており、このメンテナン
スカバー322の反対側には、供給装置5を囲むととも
に、ホッパ33を構成する供給カバー323が設けられ
ている。
【0019】メンテナンスカバー322は、図9に示す
ように、支持軸322aを中心にして、ほぼ90度の角
度で開口するようになっている。このメンテナンスカバ
ー322は、第1の油圧シリンダ324によって開閉す
るようになっている。一方、供給カバー323は、支持
軸323aを中心にして、ほぼ45度の角度で回動する
ようになっており、この回動によって、ハンマ22等に
対するメンテナンス、あるいは供給装置5のメンテナン
スが可能になっている。この供給カバー323は、第2
の油圧シリンダ325によって回動するようになってい
る。
【0020】第1の油圧シリンダ324及び第2の油圧
シリンダ325への油圧の供給は、手動ポンプ326及
び手動切換弁327によって行われるようになってい
る。すなわち、手動ポンプ326から例えば第1の油圧
シリンダ324に油圧を供給する場合には、手動切換弁
327のレバー327aを一方の側に切り換え、手動ポ
ンプ326から第2の油圧シリンダ325に油圧を供給
する場合には、レバー327aを他方の側に切り換える
ようになっている。
【0021】また、基台3上には、図6に示すように、
主回転軸2を回転駆動するためのインバータモータ(第
1の回転駆動手段)6が設けられている。このインバー
タモータ6は、プーリ24、プーリ60、ベルト61を
介して、主回転軸2に接続されている。インバータモー
タ6のプーリ60は6つの溝(図示せず)を有し、主回
転軸2のプーリ24は5つの溝(図示せず)を有してお
り、これらの5つの溝及びこれらの溝に嵌まる5つのベ
ルト61によって、プーリ60、24間の動力の伝達が
なされるようになっている。また、プーリ60における
他の1つの溝には、油圧ポンプ7に設けたプーリ70を
駆動するためのベルト62が巻回されている。
【0022】油圧ポンプ7は、図7、図8及び図12に
示すように、可変容量型のもので構成されており、レバ
ー7a(図8参照)の角度によって、流量の調整が可能
になっている。そして、この油圧ポンプ7には、レバー
7aを、所定の角度に設定するための角度設定ねじ71
が設けられている。また、油圧ポンプ7から吐出する油
圧は、図12に示すように、後述する2つの油圧モータ
72、72に電磁切換弁73を介して供給されるように
なっている。電磁切換弁73は、図12中のa位置及び
b位置の一方に切り換えることにより、油圧モータ7
2、72を正転させたり逆転させたりすることができる
ようになっている。さらに、油圧ポンプ7の吐出側に
は、図7、図8及び図12に示すように、圧力スイッチ
(第2の過負荷検知手段)74が設けられている。
【0023】供給装置5は、図3及び図5に示すよう
に、ハンマ22へ廃材を供給するものであり、供給用回
転軸51と、この供給用回転軸51の周囲に固定された
送り刃52と、供給用回転軸51の両端部を駆動する2
つ油圧モータ72、72(第2の回転駆動手段)とを備
えている。
【0024】この供給装置5は、同供給装置5を囲む供
給カバー323に設けたスリット323a(図6及び図
9)に沿って上下に移動することにより、大きさの異な
る廃材をスムーズにハンマ22側に送ることができるよ
うになっている。また、送り刃52には、図5に示すよ
うに、廃材に対する食い込みをよくするための複数の凹
部52aが形成されている。
【0025】また、図1に示すように、基台3を含めた
全体が防音壁10によって、覆われた状態になってい
る。防音壁10には、ホッパ33に対応する位置にドア
11が設けられている。このドア11の開閉状態は、図
12に示すリミットスイッチ11aによって、検知され
るようになっている。また、防音壁10及びドア11
は、図10及び図11に示すように、鉄板で形成された
外壁面12と、外壁面12の内側に設けられた制振板1
3と、この制振板13の内側に設けられた吸音材14
と、この吸音材14の内側に設けられたパンチングメタ
ル15と、これらの外壁面12、制振板13、吸音材1
4及びパンチングメタル15を連結するボルトナット1
6とを備えている。
【0026】制振板13は、例えば鉛の薄い板を外壁面
12の内面に貼り付けるように設けたものであり、外壁
面12の振動を防止することによって、騒音レベルを低
減しようとするものである。吸音材14は、例えばガラ
スウールによって構成されたものであり、ハンマ22等
から発する音を吸収するものである。パンチングメタル
15は、図11に示すように、複数の穴15aを有する
ものでり、吸音材14を保持するために設けられてい
る。
【0027】上記コンベア4、インバータモータ6、電
磁切換弁73等は、図12に示すように、制御盤80、
操作盤81、制御機器82等によって制御されるように
なっている。すなわち、制御盤80及び操作盤81によ
って、電源が投入され、始動が開始されると、まずコン
ベア4が駆動された後、5秒後に主回転軸2を駆動する
電流がインバータモータ6に供給され、65秒後(所定
の時間経過後)に、電磁切換弁73がa位置に切り換え
られて、油圧モータ72、72が正方向に回転し、供給
装置5による廃材の送りが開始するように制御されてい
る。
【0028】コンベア4を最初に駆動するのは、もしハ
ンマカバー32内に廃材が残っていると、この廃材がふ
るい321からコンベア4に落下するから、この落下し
た廃材を即座に搬送するためである。また、主回転軸2
を起動して65秒後に供給装置5を駆動するのは、ハン
マ22等によって主回転軸2回りの慣性モーメントが大
きくなっているから、65秒程度待たないと、主回転軸
2の回転数が正規の回転数にならず、ハンマ22による
粉砕能力が劣ってしまうからである。
【0029】また、停止する際には、まず供給装置5を
停止して60秒経過後(所定の時間経過後)に、インバ
ータモータ6への電流の供給を絶ち、その後60秒経過
後(所定の時間経過後)に、コンベア4の駆動を停止す
るように制御されている。
【0030】さらに、インバータモータ6に流れる電流
を検知することによって、主回転軸2の過負荷を検知す
る第1の過負荷検知手段(図示せず)が備えられてお
り、この第1の過負荷検知手段が過負荷を検知するごと
に、電磁切換弁73が中立位置に戻り、油圧モータ7
2、72を停止して、供給装置5による送りを停止する
ように制御されている。
【0031】また、圧力スイッチ74は、供給用回転軸
51の過負荷を油圧を介して検知するものであるが、圧
力スイッチ74で過負荷を検知するごとに、電磁切換弁
73をa位置から中立位置に切り換えた後b位置に切り
換え、再びa位置に切り換えるようになっている。すな
わち、供給装置5を停止した後、同供給装置5によって
廃材を逆方向に送り、その後再び同供給装置5によって
廃材を正方向に送るように制御するようになっている。
【0032】メンテナンスカバー322及び供給カバー
323の部分には、いずれにも開閉状態を検知するリミ
ットスイッチ(図示せず)が設けられており、これらの
カバー322、323の少なくとも一方を開けると、イ
ンバータモータ6への電流の供給が停止するようになっ
ている。すなわち、カバー322、323の少なくとも
一方を開けると、主回転軸2の駆動が停止するようにな
っている。また、カバー322、323の少なくとも一
方を開けると、電磁切換弁73が中立位置に戻り、供給
装置5が停止するようになっている。
【0033】また、ドア11の開閉状態がリミットスイ
ッチ11aによって検知されるようになっており、ドア
11が開の場合には、供給装置5のみが停止するように
制御されるようになっている。これは、ドア11を開け
てホッパ33に廃材を投入した際に、供給装置5が作動
していると、ハンマ22による粉砕が開始され、これに
よる騒音が開かれたドア11から漏れてしまうからであ
る。なお、起動の際には、ドア11が開いていると、主
回転軸2の駆動も開始されないように構成してもよい。
【0034】さらに、制御盤80及び操作盤81には、
インバータモータ6への電流の供給を絶つことによっ
て、主回転軸2の駆動を停止するとともに、電磁切換弁
73を中立位置に戻して、供給装置5の駆動を停止する
ための非常停止ボタン800が設けられている。また、
操作盤81には、正常、異常を示す表示ランプ81aが
設けられ、かつ各種の異常状態、その他を示す表示モニ
タ81bが設けられている。
【0035】また、操作盤81には、手動と自動とを切
り換えるスイッチ(図示せず)が設けられている。この
スイッチにより自動を選択した場合には、上述したコン
ベア4、主回転軸2、供給装置5の駆動が順次自動的に
行われるとともに、供給装置5、主回転軸2、コンベア
4の停止が順次自動的に行われようになっている。ま
た、手動に切り換えた場合には、コンベア4のみの起動
・停止、主回転軸2のみの起動・停止、供給装置5のみ
の起動・停止を人為的に行うことができるようになって
いる。
【0036】図12において、83は照明であり、この
照明83や制御機器82等は、200Vの交流電源84
に接続されている。また、インバータモータ6やコンベ
ア4は、400Vの交流電源に接続されている。
【0037】上記のように構成された廃材粉砕装置1に
おいては、ハンマ22、ハンマ支持軸21、連結板20
等によって、主回転軸2回りの慣性モーメントが大きな
ものとなっているから、例えばフォークリフトで用いる
パレットとのように大形でかつ強度の大きな廃材であっ
ても、ハンマの慣性力によって短時間で細かく粉砕する
ことができる。したがって、従来、パレットのような大
形の廃材は、人の労力を用いて割る必要があったが、こ
のような労力が不要になるという利点がある。また、細
かく粉砕することによって、廃材の容量が少なくなるか
ら、この廃材を容器状のものの中に有効にストックする
ことができる。しかも、廃材を容器状のものの中にスト
ックすることによって、廃材が散らかるのを防止するこ
とができる。すなわち、工場の美観を向上させることが
できる。
【0038】さらに、廃材の容量が少なくなることか
ら、例えばトラックによって運搬する際にも、廃材の積
載率を向上させることができるという利点がある。しか
も、廃材を細かく粉砕することができるから、その廃材
が燃焼可能なものであれば、火力が強く、かつ灰の残量
の少ない良好な燃料として使用することができる。ま
た、廃材が木材等でできたものであれば、粉砕した廃材
を土壌改良のために用いることができる。
【0039】また、主回転軸2回りの慣性モーメントが
大きいことから、主軸回りには大きな運動のエネルギー
が生じた状態になる。すなわち、ハンマ22による慣性
力を利用して廃材を粉砕することができる。また、回転
運動によって蓄えたエネルギによって廃材を粉砕するこ
とができるから、主回転軸2を回転駆動するためのエネ
ルギが少なくてすむという利点がある。
【0040】さらに、ハンマ22がハンマ支持軸21に
回転自在に設けられているから、廃材を粉砕する際の衝
撃力がハンマ22の付根に作用することがない。したが
って、ハンマ22の耐久性の向上を図ることができるこ
とはもちろんのこと、ハンマ支持軸21、連結板20、
主回転軸2、プーリ24、60、ベルト61、インバー
タモータ6等の耐久性の向上も図ることができる。
【0041】さらにまた、所定の大きさに粉砕した廃材
は、ふるい321を通ってコンベア4に供給されるが、
大きな廃材は、ふるい321を通るような大きさになる
までハンマ22によって繰り返し粉砕される。したがっ
て、一定の大きさ以下に粉砕された廃材のみがコンベア
4に供給されることになる。なお、この実施例では、各
種大きさの木製のパレットを粉砕することができるよう
に構成したものであり、粉砕した廃材はコンベア4によ
ってボイラの燃焼室に直接運ばれる。
【0042】また、主回転軸2とインバータモータ6と
を、プーリ24、60及びベルト61を介して接続して
いるから、主回転軸2の軸心と、インバータモータ6の
軸心とを合わせる必要がない。すなわち、インバータモ
ータ6の位置を平行にずらしてベルト16の張力を調整
するだけで、インバータモータ6の位置を設定すること
ができる。したがって、インバータモータ6の設置が簡
単であるという利点がある。しかも、負荷の変動をベル
ト61で吸収することができるから、騒音や振動を低減
する上でも有効である。
【0043】さらに、インバータモータ6によって主回
転軸2を回転駆動しているから、主回転軸2回りの慣性
モーメントが大きくても、この主回転軸2を効率よく高
速回転数まで上げることができる。したがって、インバ
ータモータ6としては容量の小さなものを用いることが
できるという利点があるさらにまた、ハンマ22へ廃材
を供給するための供給装置5を設けているから、ハンマ
22によって粉砕すべき廃材の量を制御することができ
る。すなわち、廃材が例えばパレットだとすると、パレ
ットの先端部からハンマ22に徐々に当たるように廃材
の送り量を制御することができる。したがって、主回転
軸2に過負荷が生じないように、効率よく廃材を粉砕す
ることができる。
【0044】また、供給用回転軸51の周囲に送り刃5
2が設けられているから、廃材を確実に保持してハンマ
22へ送ることができる。しかも、送り刃52に凹部5
2aが設けられていて、送り刃52が廃材に食い込みや
すくなっているから、廃材を確実に捕らえて、ハンマ2
2へ送ることができる。さらに、供給用回転軸51の両
端部を油圧モータ72、72で駆動するようになってい
るから、供給用回転軸51をバランスよく回転すること
ができる。すなわち、供給用回転軸51を両側で駆動す
ることによって、供給用回転軸51のねじりモーメント
を小さくすることができ、同供給用回転軸51の耐久性
の向上を図ることができる。
【0045】さらに、供給用回転軸51の駆動に油圧モ
ータ72、72を用いているから、供給用回転軸51の
両端部を同等のトルクでバランスよく駆動することがで
きる。しかも、所定のリリーフ圧力に達すれば、油圧モ
ータ72、72の回転が停止するので、過負荷によっ
て、供給用回転軸51、送り刃52、油圧モータ72、
72等が破損するというようなこともを防止することが
できる。
【0046】さらにまた、主回転軸2廻りの慣性モーメ
ントが大きなもので構成されているため、主回転軸2が
所定の高速回転に達するまでにはある程度の時間がかか
る。しかし、コンベア4を駆動後、主回転軸2を駆動
し、65秒経過後に、供給装置5を始動するように構成
しているから、高速で回転するハンマ22によって廃材
の粉砕を開始することができる。しかも、主回転軸2を
駆動する前に、コンベア4を駆動しているから、主回転
軸2の駆動前に残っていた廃材がコンベア4からあふれ
て落ちるということがない。
【0047】また、主回転軸2廻りの慣性モーメントが
大きなもので構成しているため、主回転軸2の駆動を停
止しても、同主回転軸2が停止するまでにはある程度の
時間がかかる。しかし、供給装置5を停止した後、60
秒経過後に主回転軸2の駆動を停止し、さらに60秒経
過後に、コンベア4の駆動を停止するように構成してい
るから、例えばコンベア4と主回転軸2とを同時に停止
することによって、主回転軸2のみが慣性で回り続け、
ハンマ22によって粉砕された廃材がコンベア4上から
あふれ落ちるというような不具合を防止することができ
る。しかも、主回転軸2の駆動を停止してから60秒後
には同主回転軸2が確実に停止することが分かっている
から、コンベア4の停止を見て、主回転軸2の回転が実
際に停止したか否かを間接的に確認することができる。
【0048】さらに、インバータモータ6の過負荷を検
知する第1の過負荷検知手段を設け、この第1の過負荷
検知手段で過負荷を検知するごとに、供給装置5を停止
するように構成しているから、主回転軸2の回転数が過
負荷によって低下するのを防止することができる。した
がって、慣性力を用いたハンマの粉砕能力が落ちるのを
防止することができる。
【0049】さらにまた、供給用回転軸51の過負荷を
検知する圧力スイッチ74を設け、この圧力スイッチ7
4で過負荷を検知するごとに、供給装置5を停止した
後、同供給装置5によって廃材を逆方向に送り、その後
再び同供給装置5によって廃材を正方向に送るように構
成しているから、供給装置5自体の過負荷状態を自動的
に解除した後、正常に戻すことができる。
【0050】また、メンテナンスカバー322及び供給
カバー323を開けた際に、インバータモータ6への電
流を絶って主回転軸2の駆動を停止とともに、電磁切換
弁73を中立位置に戻して供給装置5を停止すように構
成しているから、カバー322、323を開けた状態で
は主回転軸2や供給用回転軸51が回転することがなく
安全である。
【0051】さらに、インバータモータ6への電流を絶
って主回転軸2の駆動を停止し、かつ電磁切換弁73を
中立位置に戻して供給装置5を停止するための非常停止
ボタン800を、制御盤80及び操作盤81に設けてい
るから、緊急時の安全対策がなされている。
【0052】さらにまた、手動と自動との切り替えが可
能に構成されているから、例えば主回転軸2の駆動、停
止を手動で行うことにより、ハンマ22と連結板20と
の間や、連結板20と主回転軸2との間等にかみ込んだ
廃材を容易に取り除くことができる。また、供給装置5
を手動で行うことにより、主回転軸2や供給装置5自体
の過負荷を人為的に解除したり、例えば強度の大きいも
のを徐々にハンマ22に供給することによって、過負荷
にならないように粉砕することができる。
【0053】また、ハンマ22の慣性力によって廃材を
粉砕するため、大きな音が発生することになるが、周囲
を防音壁10で囲んでいるから、騒音公害を防止するこ
とができる。そして、特に外壁面12に制振板13を貼
り付けるように設けているから、外壁面12の振動を防
止することができ、同外壁面12から発する騒音を低減
することができる。
【0054】さらに、ドア11の開閉状態がリミットス
イッチ11aによって検知されるようになっており、ド
ア11が開の場合には、供給装置5のみが停止するよう
に制御されるようになっているから、ハンマ22によっ
て粉砕する際の騒音が開かれたドア11から漏れるのを
防止することができる。
【0055】次ぎに、この発明の第2実施例を図13及
び図14を参照して説明する。だだし、図1〜図12に
示す第1実施例の構成要素と共通する要素に同一の符号
を付し、その説明を簡略化する。この第2実施例が第1
実施例と異なる点は、第1実施例のものに加えて、チッ
パシュレッダー9を新たに設けている点である。
【0056】チッパシュレッダー9は、図14に示すよ
うに、主回転軸2、連結板20、ハンマ支持軸21及び
ハンマ22の他に、円板体90及びチッパナイフ91を
有するものである。円板体90は、主回転軸2に同軸状
に設けられている。チッパナイフ91は、切刃を円板体
90の半径方向に延在するようにしてボルト92で固定
されている。また、円板体90には、チッパナイフ91
の切刃に沿うように、スリット(図示せず)が形成され
ており、チッパナイフ91で切断した廃材をスリットを
介して、ハンマ22側に送るようになっている。
【0057】また、チッパシュレッダー9における主回
転軸2、連結板20、ハンマ支持軸21、ハンマ22、
円板体90及びチッパナイフ91は、小型のもので構成
されたおり、主回転軸2回りの慣性モーメントが小さな
ものとなっている。このため、主回転軸2及び油圧ポン
プ7を回転駆動する電動モータ92は、普通の電動モー
タが用いられている。
【0058】さらに、油圧モータ72は1つであり、廃
材を正方向に運ぶ際に高圧となるポート側には圧力スイ
ッチ93が設けられている。そして、供給装置5が過負
荷となって、圧力スイッチ93が作動すると、チッパシ
ュレッダー9用のコンベア94が停止するようになって
いる。符号95は、コンベア94を停止させるためのリ
レーである。
【0059】また、防音壁10は、チッパシュレッダー
9を含む廃材粉砕装置1の全体を覆うように構成されて
いる。さらに、防音壁10には、チッパシュレッダー9
のホッパ96(図14参照)に対応する位置に、ドア
(図示せず)が設けられており、このドアの部分には、
ドアの開閉を検知するリミットスイッチ97(図13参
照)が設けられている。そして、リミットスイッチ97
がドアの開状態を検知した場合には、供給装置5のみが
停止するようになっている。これは、第1実施例と同様
に、騒音が開かれたドアから漏れるのを防止するためで
ある。
【0060】上記のように構成された廃材粉砕装置1に
おいては、チッパシュレッダー9が設けられているか
ら、枕木のような硬い廃材についても、チッパナイフ9
1で切断した後、ハンマ22で粉砕することができる。
また、小さな廃材については、チッパシュレッダー9の
みで粉砕することができ、エネルギ消費量の低減を図る
ことができる。
【0061】なお、上記の各実施例においては、主回転
軸2を強制的に停止させるためのブレーキを設けていな
いが、このようなブレーキを設けるように構成してもよ
い。そして、ブレーキを設けた場合には、メンテナンス
カバー322、供給カバー323、ドア11等を開けた
際や、非常停止ボタン800を押した際に、主回転軸2
を即座に停止することができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、主回転
軸(2)及びハンマ(22)によって大きな慣性モーメ
ントを得ることができるから、例えばパレットとのよう
に大形で強度の大きなものであっても、ハンマ(22)
の慣性力によって短時間で細かく粉砕することができ
る。したがって、人力による労力が不要になるという利
点がある。しかも、細かく粉砕することによって、廃材
の容量を少なくすることができるから、容器状のものの
中に有効にストックすることができるとともに、廃材が
散らかるのを防止することができる。よって、工場の美
観を向上させることができる。
【0063】また、廃材の容量が少なくなることから、
例えばトラックによって運搬する能率を向上させること
ができる。さらに、廃材が燃焼可能なものであれば、細
かく粉砕することによって、火力が強く、かつ灰の残量
が少ない良好な燃料として使用することができる。しか
も、廃材が木材等であれば、粉砕した廃材を土壌改良の
ために用いることができる。
【0064】また、主回転軸(2)及びハンマ(22)
による慣性力を利用しているから、主回転軸(2)を回
転駆動するためのエネルギが少なくてすむという利点が
ある。
【0065】さらに、ハンマ(22)による慣性力によ
って廃材を粉砕しているため、大きな騒音が発生する
が、全体を防音壁(10)で覆っているから、外部に漏
れる騒音は極めて小さくなる。よって、騒音による不具
合を防止することができる。
【0066】請求項2に係る発明においては、防音壁
(10)に設けたドア(11)から、ホッパ(33)に
廃材を投入することができる。そして、廃材を投入した
後は、ドア(11)を閉めることになる。したがって、
廃材の投入部からの騒音も防止することができる。
【0067】請求項3に係る発明においては、ドア(1
1)を開けた際に、供給装置(5)が停止するようにな
っているから、ドア(11)を開けて廃材をホッパ(3
3)に投入しても、この廃材がハンマ(22)へ供給さ
れることがなく、廃材の粉砕によって生じる騒音が開か
れたドア(11)から外部に漏れるのを防止することが
できる。すなわち、ドア(11)を開けて廃材を投入し
た際に、供給装置(5)が作動していると、ハンマ(2
2)による粉砕が即座に開始され、これによる騒音が開
かれたドア(11)から外部に漏れてしまうことになる
が、廃材がハンマ(22)へ供給されることがないか
ら、廃材の粉砕音が外部に漏れることがない。したがっ
て、より低騒音にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例として示した廃材粉砕装
置の側面図。
【図2】同廃材粉砕装置の正面図。
【図3】同廃材粉砕装置の側面図。
【図4】同廃材粉砕装置における主回転軸、連結板、ハ
ンマ支持軸、ハンマ等を示す図であって、図3のIV−IV
線に沿う断面図。
【図5】同廃材粉砕装置における供給装置を示す図であ
って、図3のV−V線に沿う断面図。
【図6】同廃材粉砕装置の側面図であって、図2のVI矢
視図。
【図7】同廃材粉砕装置の側面図であって、図6の要部
拡大図。
【図8】同廃材粉砕装置を示す図であって、図7のVIII
矢視図。
【図9】同廃材粉砕装置におけるメンテナンスカバー及
び供給カバーの開閉機構を示す側面図。
【図10】同廃材粉砕装置における防音壁を示す要部断
面図。
【図11】同廃材粉砕装置における防音壁のパンチング
メタルを示す説明図。
【図12】同廃材粉砕装置における電気及び油圧につい
て示した回路図。
【図13】この発明の第2実施例として示した廃材粉砕
装置であって、電気及び油圧について示した回路図。
【図14】同廃材粉砕装置におけるチッパシュレッダー
を示す断面図。
【符号の説明】
1 廃材粉砕装置 2 主回転軸 21 ハンマ支持軸 22 ハンマ 24 プーリ 321 ふるい 322 カバー(メンテナンスカバー) 323 カバー(供給カバー) 4 コンベア 5 供給装置 51 供給用回転軸 52 送り刃 6 第1の回転駆動手段(インバータモータ) 60 プーリ 61 ベルト 72 第2の回転駆動手段(油圧モータ) 74 第2の過負荷検知手段(圧力スイッチ) 80 制御盤 81 操作盤 800 非常停止ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小熊 行雄 東京都東大和市桜が丘2丁目142番地1 小松ゼノア株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回転軸(2)回りに大きな慣性モーメ
    ントを有し、同主回転軸(2)の周囲に設けたハンマ
    (22)によって廃材を粉砕するように構成してなり、
    外側を防音壁(10)で覆ったことを特徴とする廃材粉
    砕装置。
  2. 【請求項2】 廃材を投入するホッパ(33)を設けて
    なり、防音壁(10)には、前記ホッパ(33)に対応
    する位置にドア(11)を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の廃材粉砕装置。
  3. 【請求項3】 ホッパ(33)からハンマ(22)側へ
    廃材を供給する供給装置(5)を設けてなり、ドア(1
    1)を開けた際に供給装置(5)が停止するように構成
    したことを特徴とする請求項2に記載の廃材粉砕装置。
JP3396797A 1997-02-18 1997-02-18 廃材粉砕装置 Pending JPH10230177A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100481977B1 (ko) * 2001-11-21 2005-04-20 대흥아이엔디 주식회사 분쇄기
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JPWO2021145010A1 (ja) * 2020-01-15 2021-07-22

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