JP2002192250A - しごき加工用金型 - Google Patents
しごき加工用金型Info
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D22/00—Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
- B21D22/20—Deep-drawing
- B21D22/30—Deep-drawing to finish articles formed by deep-drawing
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C45/00—Separating mandrels from work or vice versa
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
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Abstract
該しごき加工用金型内から取り出す際において、成形品
を容易に取り出すことができるようにして、生産効率の
向上を図る。 【解決手段】しごき加工を含むプレス加工に用いるしご
き加工用金型において、少なくとも被加工材料と所定の
大きさ以上の力を受けて接触する部位を、弾性変形可能
な材料により形成した。
Description
に関し、さらに詳細には、しごき加工を含むプレス加工
に用いて好適なしごき加工用金型に関する。
により無数の製品(成形品)が作られており、しごき加
工を含むプレス加工は人類の生活条件の改善や生活水準
の向上に大きく貢献してきている。
においては、それぞれの製品に適合した種々のしごき加
工用金型が用いられている。
特徴は、被加工材料(素材)を加工する際に、素材とし
ごき加工用金型とが密に接触して強い力が素材に加えら
れ、素材に塑性変形を与え、素材を所定の形状寸法の成
形品(被加工製品)とすることにある。
する成形品を当該しごき加工用金型内から取り出す際に
は、非常に大きな力が必要となって成形品の取り出しに
困難を生ずる場合があり、これが生産効率を低下させる
一因となっていたという問題点があった。
お、「弾性変形的バック」は、「スプリングバック」と
も称し、成形中において成形所要力により塑性変形を生
じている材料が、加工終了後の除荷により、与えられた
塑性変形と逆の方向にほぼ弾性変形分寸法形状的に戻る
ことを意味する。)により成形品寸法が大きくなる場合
には、しごき加工用金型の一種であるダイスから成形品
を取り外すことが困難になり、一方、被加工材の弾性変
形的バックにより成形品寸法が小さくなる場合には、し
ごき加工用金型の一種であるポンチから成型品を取り外
すことが困難になっていた。
るしごき加工用金型においては、当該しごき加工用金型
の部位の中で被加工材料が強く接触する部位が、他の部
位よりも激しく摩耗することが知られている。
被加工材料が強く接触する部位には、摩耗に強い材料が
用いられることが多く、このことがしごき加工用金型を
形成する際の材料選択の幅を狭めていたという問題点が
あった。
いては、当該しごき加工用金型と被加工材料との間の油
膜切れを生じやすく、加工限界を向上することができな
いという問題点があった。
うな従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、しごき加工用金
型と寸法が一致する成形品を当該しごき加工用金型内か
ら取り出す際において、成形品を容易に取り出すことが
できるようにして、生産効率の向上を図ることができる
ようにしたしごき加工用金型を提供しようとするもので
ある。
き加工用金型の部位の中で被加工材料が強く接触する部
位を形成する際に、摩耗に強い材料が用いる必要性を排
除して、しごき加工用金型を形成する際の材料選択の幅
を広げることができるようにしたしごき加工用金型を提
供しようとするものである。
は、しごき加工用金型と被加工材料との間の油膜切れを
防止して、加工限界を向上することができるようにした
しごき加工用金型を提供しようとするものである。
に、本発明によるしごき加工用金型は、少なくともそれ
らの一部に弾性変形が可能な素材または構造材料を用い
るようにしたものである。
例えば、ポンチやダイスなどがあるが、こうしたポンチ
やダイスまたはそれらの一部に弾性変形が可能な素材ま
たは構造材料を用いるようにしたものである。
を成形中においては成形所要力により弾性変形を生じて
いるが、加工終了後には除荷が起き、弾性変形していた
金型が初期の寸法形状に戻る(弾性変形的バックまたは
スプリングバック)。しごき加工用金型から成形品(被
加工製品)を取り出す条件に応じて、所要の寸法減少ま
たは寸法増加を生じさせるようにしごき加工用金型を設
計することにより上記目的を達成することができる。
耗しやすい部位は、一般に変形が厳しい部位でもある。
この部位のみ弾性構造体を用いると、変形の厳しさを緩
和する効果が生じ、成形限界の上昇を期待し得るととも
に、金型側の摩耗も軽減することができる。
造体は、それ自身の弾性係数が低くない限り、金型に弾
性を付与するためにその内部を空洞化するなどの軽量化
を施すことが必然となる。こうしたことは省資源効果と
なって、生産社会に多大な貢献をもたらす。
加工中に振動を与えると、当該加工中の振動によるしご
き加工用金型と被加工材料との間の油膜切れ防止を図る
ことができ、加工限界を向上することができる。
明は、しごき加工を含むプレス加工に用いるしごき加工
用金型において、少なくとも被加工材料と所定の大きさ
以上の力を受けて接触する部位を、弾性変形可能な材料
により形成したものである。
は、しごき加工を含むプレス加工に用いるしごき加工用
金型において、前記しごき加工用金型は複数のしごき用
ダイスを直列させた多段しごき加工用ダイスであり、前
記複数のしごき用ダイスの少なくとも一部を弾性変形可
能な材料により形成したものである。
項2に記載の発明によれば、しごき加工用金型と寸法が
一致する成形品を当該しごき加工用金型内から取り出す
際においても、成形品を容易に取り出すことができるよ
うになり、生産効率の向上を図ることができる。
項2に記載の発明によれば、しごき加工用金型の部位の
中で被加工材料が強く接触する部位を形成する際に、摩
耗に強い材料が用いる必要がなくなり、しごき加工用金
型を形成する際の材料選択の幅を広げることができる。
は、しごき加工を含むプレス加工に用いるしごき加工用
金型において、前記しごき加工用金型は単数または複数
のしごき用ダイスを備えた加工用ダイスであり、しごき
加工中に前記単数または複数のしごき用ダイスの一部ま
たは全部を振動させる振動手段を有するようにしたもの
である。
明によれば、振動手段によって単数または複数のしごき
用ダイスの一部または全部に対して加工中に振動を与え
ることができるので、当該加工中の振動によるしごき加
工用金型(加工用ダイス)と被加工材料との間の油膜切
れ防止を図ることができ、加工限界を向上することがで
きる。
ら、本発明によるしごき加工用金型の実施の形態を詳細
に説明するものとする。
いては、被加工製品の使用目的に応じて、容器様にプレ
ス加工される被加工製品の側壁内部にプラスまたはマイ
ナスの残留応力(内部応力)を生じさせることができ
る。マイナスの内部応力が生じたときには、側壁が弾性
的に僅かに収縮し、被加工製品をしごき加工用金型たる
ポンチの頭部から取り外すのが困難になる。
るポンチの頭部に使用される材料として、低弾性係数・
高弾性限界の素材、例えば、硬質高分子材料を用いれば
よい。
用金型の第1の実施の形態としてのポンチの構成説明図
が示されており、ポンチ10は、ポンチサポート12の
上端部に支持されたポンチ頭部14の上面部14aを硬
質高分子材料により形成している。
aを弾性変形可能な硬質高分子材料により構成すると、
ポンチ頭部14の上面部14aの弾性変形により、ポン
チ頭部14から被加工製品を容易に取り外すことができ
る。
金型の第2の実施の形態の構成説明図が示されており、
図2(b)には本発明によるしごき加工用金型の第3の
実施の形態の構成説明図が示されている。
2の実施の形態ならびに第3の実施の形態としてのポン
チ20(30)は、ポンチサポート22(32)の上端
部に支持されたポンチ頭部24(34)の上面部に、弾
性限界の高いバネ鋼のような材料により形成されてい
て、図2(a)(b)上において矢印Aおよび矢印B方
向に弾性変形する弾性変形部材26(36)を配設して
いる。
ると、加工終了・除荷後に弾性変形部材26(36)
は、図2(a)(b)上における矢印Aあるいは矢印B
方向に弾性変形して半径方向に収縮し、ポンチ頭部24
(34)から被加工製品を容易に取り外すことができ
る。
工用金型たるダイスの構造としては、上記したポンチの
場合と逆になる。即ち、加工時にはダイス内径が僅かに
小さくなり、加工終了後にダイス内径が弾性変形的バッ
クにより大きくなることが要求される。この場合に必要
なしごき加工用金型たるダイスの構造例を図3に示す。
の第4の実施の形態としてのダイス40は、ダイサポー
ト42の上面部に、弾性限界の高いバネ鋼のような材料
により形成されていて、図3において矢印Cおよび矢印
D方向に弾性変形する弾性変形部材44を配設してい
る。
工終了・除荷後に弾性変形部材44は、図3上における
矢印Cあるいは矢印D方向に弾性変形して半径方向に拡
開し、ダイス40から被加工製品を容易に取り外すこと
ができる。
の第5の実施の形態として多段しごき加工用外ダイス5
0が示されており、図5には、本発明によるしごき加工
用金型の第6の実施の形態として多段しごき加工用内ダ
イス60が示されている。
に多段しごき加工用内ダイス60は、剛体により形成さ
れた複数のしごき用ダイスを直列させて多段に形成して
いる。こうした多段に形成されたダイスにより、加工の
厳しさを緩和することが可能となる。
工用金型の第7の実施の形態としての多段しごき加工用
ダイス70のように、多段に形成されたダイス(弾性内
ダイス、弾性外ダイス)の一部または全部を弾性変形す
る材料、例えば、硬質高分子材料を用いて構成すること
により、上記の変形緩和現象が自動的に促進される。
ダイスあるいは弾性外ダイスには、被加工材料を加工す
る際に任意の振動手段により振動を与えてもよい。
トンにより多段に形成された弾性外ダイスに振動を与え
る構成が示されているが、これら多段に形成された弾性
内ダイスならびに弾性外ダイスに対して加工中に振動を
与えると、当該加工中の振動によりしごき加工用金型
(多段しごき加工用ダイス)と被加工材料との間に間隙
が生じて、当該しごき加工用金型(多段しごき加工用ダ
イス)と被加工材料との間に潤滑油が侵入しやすくな
る。
加工用ダイス)と被加工材料との間の油膜切れを確実に
防止することができるようになり、加工限界を向上する
ことができる。
びに多段しごき加工用内ダイス60における剛体により
形成された複数のしごき用ダイスに関しても、図6に関
して上記したと同様に、その一部または全部に振動を与
えることにより、当該加工中の振動によるしごき加工用
金型(多段しごき加工用外ダイス50、多段しごき加工
用内ダイス60)と被加工材料との間の油膜切れ防止を
図ることができ、加工限界を向上することができる。
イスを備えた加工用ダイスに振動を与えるのみではな
く、単数のダイスのみから構成される加工用ダイスに振
動を与えても同様な効果を得ることができる。
ているので、しごき加工用金型と寸法が一致する成形品
を当該しごき加工用金型内から取り出す際において、成
形品を容易に取り出すことができるようになり、生産効
率の向上を図ることができるようになるという優れた効
果を奏する。
されているので、しごき加工用金型の部位の中で被加工
材料が強く接触する部位を形成する際に、摩耗に強い材
料を用いる必要性がなくなり、しごき加工用金型を形成
する際の材料選択の幅を広げることができるようになる
という優れた効果を奏する。
成されているので、しごき加工用金型と被加工材料との
間の油膜切れの防止を図ることができ、加工限界を向上
することができるようになるという優れた効果を奏す
る。
を向上することができるようになり、また、しごき加工
用金型を軽量化して省資源化を図ることができ、また、
加工後の成形品の取り出しや後処理工程の合理化を図る
ことができ、しごき加工用金型の摩耗の軽減を図ること
ができるようになるという優れた効果を奏する。
形態としてのポンチの構成説明図である。
の実施の形態としてのポンチの構成説明図であり、
(b)は本発明によるしごき加工用金型の第3の実施の
形態としてのポンチの構成説明図である。
形態としてのダイスの構成説明図である。
形態としての多段しごき加工用外ダイスの構成説明図で
ある。
形態としての多段しごき加工用内ダイスの構成説明図で
ある。
形態としての多段しごき加工用ダイスの構成説明図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 しごき加工を含むプレス加工に用いるし
ごき加工用金型において、 少なくとも被加工材料と所定の大きさ以上の力を受けて
接触する部位を、弾性変形可能な材料により形成したも
のであるしごき加工用金型。 - 【請求項2】 しごき加工を含むプレス加工に用いるし
ごき加工用金型において、 前記しごき加工用金型は複数のしごき用ダイスを直列さ
せた多段しごき加工用ダイスであり、前記複数のしごき
用ダイスの少なくとも一部を弾性変形可能な材料により
形成したものであるしごき加工用金型。 - 【請求項3】 しごき加工を含むプレス加工に用いるし
ごき加工用金型において、 前記しごき加工用金型は単数または複数のしごき用ダイ
スを備えた加工用ダイスであり、しごき加工中に前記単
数または複数のしごき用ダイスの一部または全部を振動
させる振動手段を有するものであるしごき加工用金型。
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