JP6352065B2 - 成形材製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造する成形材製造方法に関する。
例えば下記の非特許文献1等に示されているように、絞り加工を行うことで、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造することが行われている。絞り加工では素材金属板を引き伸ばすことで胴部が形成されるので、胴部の板厚は素材板厚よりも薄くなる。一方で、金属板のフランジ部に相当する領域は胴部の形成に応じて全体として縮むので、フランジ部の板厚は素材板厚よりも厚くなる。
例えば下記の特許文献1等に示されているモータケースとして上記のような成形材を用いる場合がある。この場合、胴部には、モータケース外への磁気漏洩を防ぐシールド材としての性能が期待される。また、モータの構造によっては、ステータのバックヨークとしての性能も胴部に期待される。シールド材又はバックヨークとしての性能は、胴部が厚いほど良好となる。このため、上記のように絞り加工により成形材を製造する際には、絞り加工による板厚の減少量を考慮して、胴部の必要板厚よりも厚い素材金属板が選定される。一方、フランジ部は、モータケースを取付対象に取り付けるために用いられることが多い。このため、フランジ部には一定量の強度を有することが期待される。
さらに、シャシやパネル等の相手部材に成形材を取り付ける際に、成形材と相手部材との間に良好な密着性(気密性)を求められることがある。そのような場合、成形材のフランジ部には、フランジ部の板厚が均一であることや、高精度な平坦度を有することが期待される。
特開2013−51765号公報
村川正夫、外3名著「塑性加工の基礎」、初版、産業図書株式会社、1990年1月16日、p.104〜107
上記のような従来の成形材製造方法では、絞り加工を行うことで筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造しているので、フランジ部の板厚は素材板厚よりも厚くなる。このため、フランジ部に期待される性能を満たす板厚を超えて、フランジ部が不必要に厚くなることがある。これは、成形材が不必要に重くなっていることを意味し、モータケース等の軽量化が求められる適用対象において無視できない。
また、フランジ部の板厚を均一にするため、あるいはフランジ部の平坦度を高精度なものとするために、プレス加工によりフランジ部を押圧して薄肉化しようとすることが考えられる。しかしながら、従来の成形材製造方法により製造した成形材のフランジ部の板厚は外周部に向かって徐々に厚くなっているので、板厚の厚い外周部に近い側が優先的に薄肉化されてしまい、フランジ部全体の板厚を均一にすることは困難であった。また、このようなフランジ部をプレス加工により薄肉化するためには、大出力のプレス機が必要となることから、使用するプレス機の制約を受けることとなっていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、フランジ部が不必要に厚くなることを回避でき、成形材の軽量化や素材金属板の縮小化ができるだけでなく、フランジ部の板厚の均一化や、高精度な平坦度を得ることが可能な成形材製造方法を提供することである。
本発明に係る成形材製造方法は、素材金属板に対して少なくとも3回の成形加工を行うことで、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造する成形材製造方法であって、少なくとも3回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、該絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工と、該絞り加工の後に行われる少なくとも1回のコイニング加工が含まれており、絞り抜け加工は、押込穴を有するダイとパンチとを含む金型を用いて行われ、パンチの後端側の幅が先端側の幅よりも広くされることで、パンチがダイの押込穴に押込まれた状態におけるダイとパンチとの間のクリアランスが先端側に比べて後端側において狭くされており、絞り抜け加工においてパンチとともに素材金属板が押込穴に押込まれることで、素材金属板のフランジ部に相当する領域に対してしごき加工が行われ、コイニング加工は、絞り加工により形成されたフランジ部を押型と受型との間に挟み込んで圧縮し、フランジ部の板厚を減じ、フランジ部の周方向に延在する平坦部を形成する
本発明の成形材製造方法によれば、絞り抜け加工においてパンチとともに素材金属板が押込穴に押込まれることで、素材金属板のフランジ部に相当する領域に対してしごき加工と、フランジ部を押型と受型との間に挟み込んで圧縮し、フランジ部の板厚を減じ、フランジ部の周方向に延在する平坦部を形成するコイニング加工とが行われるので、フランジ部が不必要に厚くなることを回避でき、成形材を軽量化できるとともに、フランジ部の板厚の均一化や、高精度な平坦度を得ることが可能となる。また、しごき加工を行うことによりフランジ部の板厚が薄くされるので、コイニング加工に必要なプレス能力を大幅に低減することが可能となり、従来に比べてより小出力のプレス機での加工が期待できる。本構成は、モータケース等の軽量化が求められる適用対象において特に有用である。
本発明の実施の形態1による成形材製造方法によって製造される成形材を示す斜視図である。 図1の線II−IIに沿う断面図である。 図1の成形材を製造する成形材製造方法を示す説明図である。 図3の絞り抜け加工に用いる金型を示す説明である。 図4の金型による絞り抜け加工を示す説明図である。 図4のパンチをより詳細に示す説明図である。 図3の第1絞り加工に用いる金型を示す説明図である。 図7の金型による第1絞り加工を示す説明図である。 図3のコイニング加工に用いる金型を示す説明図である。 しごき率を変えた場合の第1中間体の板厚の違いを示すグラフである。 図10の板厚測定位置を示す説明図である。 図10の各第1中間体から製造された成形材の板厚を示すグラフである。 図12の板厚測定位置を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による成形材製造方法によって製造される成形材1を示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の成形材製造方法によって製造される成形材1は、胴部10とフランジ部11とを有するものである。胴部10は、頂壁100と、頂壁100の外縁から延出された周壁101とを有する筒状の部分である。頂壁100は、成形材1を用いる向きによっては底壁等の他の呼ばれ方をする場合もある。図1では胴部10は断面真円形を有するように示しているが、胴部10は、例えば断面楕円形や角筒形等の他の形状とされていてもよい。例えば頂壁100からさらに突出された突部を形成する等、頂壁100にさらに加工を加えることもできる。フランジ部11は、胴部10の端部(周壁101の端部)に形成された板部である。
次に、図2は図1の線II−IIに沿う断面図である。図2に示すように、フランジ部11の板厚t11は、胴部10の周壁101の板厚t101よりも薄くされている。これは、以下詳しく説明するように、素材金属板2(図3参照)のフランジ部11に相当する領域に対してしごき加工が行われることに起因する。なお、フランジ部11の板厚t11とは、周壁101とフランジ部11との間の下側肩部Rdの下端からフランジ部11の外端までの間におけるフランジ部11の板厚の平均値を意味する。同様に、周壁101の板厚t101とは、下側肩部Rdの上端から上側肩部Rpの下端までの間における周壁101の板厚の平均値を意味する。
次に、図3は、図1の成形材1を製造する成形材製造方法を示す説明図である。本発明の成形材製造方法は、平板状の素材金属板2に対して少なくとも3回の成形加工を行うことで成形材1を製造する。少なくとも3回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、この絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工と、絞り加工の後に行われる少なくとも1回のコイニング加工とが含まれている。本実施の形態の成形材製造方法では、1回の絞り抜け加工と3回の絞り加工(第1〜第3絞り加工)と1回のコイニング加工とにより成形材1を製造する。素材金属板2としては、冷延鋼板、ステンレス鋼板、及びめっき鋼板等の様々な金属板を用いることができる。
次に、図4は図3の絞り抜け加工に用いる金型3を示す説明図であり、図5は図4の金型3による絞り抜け加工を示す説明図である。図4に示すように、絞り抜け加工に用いる金型3には、ダイ30、パンチ31及びクッションパッド32が含まれている。ダイ30には、パンチ31とともに素材金属板2が押し込まれる押込穴30aが設けられている。クッションパッド32は、ダイ30の外端面に対向するようにパンチ31の外周位置に配置されている。図5に示すように、絞り抜け加工では、ダイ30及びクッションパッド32により素材金属板2の外縁部を完全には拘束せず、素材金属板2の外縁部がダイ30及びクッションパッド32の拘束から外れるところまで絞り抜く。素材金属板2のすべてをパンチ31とともに押込穴30aに押し込んで、絞り抜いてもよい。
次に、図6は、図4のパンチ31をより詳細に示す説明図である。図6に示すように、絞り抜け加工に用いるパンチ31の後端側311の幅w311は、パンチ31の先端側310の幅w310よりも広くされている。一方で、押込穴30aの幅は、押込穴30aに対するパンチ31の挿入方向に沿って実質的に均一とされている。換言すると、ダイ30の内壁は、実質的にパンチ31の挿入方向と平行に延在されている。
すなわち、図6に示すようにパンチ31が押込穴30aに押込まれた状態におけるダイ30とパンチ31との間のクリアランスc30−31は、パンチ31の先端側310に比べてパンチ31の後端側311において狭くされている。パンチ31の後端側311におけるクリアランスc30−31は、絞り抜け加工が行われる前の素材金属板2の板厚よりも狭く設定される。これにより、絞り抜け加工においてパンチ31とともに素材金属板2が押込穴30aに押込まれることで、素材金属板2の外縁部に対して、すなわちフランジ部11に相当する領域に対してしごき加工が行われる。しごき加工により、フランジ部11に相当する領域の板厚が減少される(減肉される)。
なお、パンチ31の先端側310と後端側311との間には、パンチ31の幅が連続的に変化する傾斜面からなる幅変化部31aが設けられている。幅変化部31aは、絞り抜け加工においてパンチ31とともに素材金属板2が押込穴30aに押込まれた際に、幅変化部31aとダイ30の内壁との間に、素材金属板2の下側肩部Rd(図2参照)に相当する領域に接するように配置される。
次に、図7は図3の第1絞り加工に用いる金型4を示す説明図であり、図8は図7の金型4による第1絞り加工を示す説明図である。図7に示すように、第1絞り加工に用いる金型4には、ダイ40、パンチ41及び絞りスリーブ42が含まれている。ダイ40には、上述の絞り抜け加工により形成された第1中間体20がパンチ41とともに押し込まれる押込穴40aが設けられている。絞りスリーブ42は、ダイ40の外端面に対向するようにパンチ41の外周位置に配置されている。図8に示すように、第1絞り加工では、第1中間体20の胴部10に相当する領域に絞り加工を行うとともに、ダイ40及び絞りスリーブ42により第1中間体20の外縁部を拘束してフランジ部11を形成する。なお、スリーブ42の目的は絞り時のしわの発生を防止するためのものであり、しわの発生がない場合は省略してもよい。
図示はしないが、図3の第2及び第3絞り加工は周知の金型を用いて実施できる。第2絞り加工では、第1絞り加工により形成された第2中間体21(図3参照)の胴部10に相当する領域にさらに絞り加工を行う。第3絞り加工は、リストライク工程に相当するものであり、第2絞り加工により形成された第3中間体22(図3参照)の胴部10に相当する領域にしごき加工を行う。
第1〜第3絞り加工では、フランジ部11に相当する領域に縮みが生じ、その領域において増肉が生じる。しかしながら、絞り抜け加工においてフランジ部11に相当する領域の板厚を十分に減少させておくことで、最終的な成形材1において、フランジ部11の板厚t11を胴部10の周壁101の板厚t101よりも薄くすることができる。絞り抜け加工におけるフランジ部11に相当する領域の板厚の減少量は、絞り抜け加工に用いる金型3のパンチ31の後端側311におけるクリアランスc30−31を変更することで適宜調節できる。
図9は、図3に示したフランジ部のコイニング加工に用いる金型を示す説明図である。なお、図9では、中央の一点鎖線を挟んでコイニング加工の前後の状態を示している。図9に示すように、金型には、コイニングのための押型50(上型)とその押型50を受ける受型51(下型)とが含まれている。押型50には最終製品のフランジ形状に対応した段差が設けられている。絞り加工によって形成された第4中間体23のフランジ部11が押型50と受型51の間に挟み込まれて押圧を受けることにより、製品として必要なフランジ領域が圧縮されて薄肉化される。なお、フランジ部11のうちコイニング加工により圧縮されていない部分は、コイニング加工の後にトリミングされる。
フランジ部11は、絞り加工によって素材金属板2の外縁部から形成される部位である。本発明の成形材製造方法によって製造される中間体20〜22は、素材金属板2に対し絞り抜け加工を行う際にフランジ部11に相当する領域がしごき加工によって板厚減少しているので、本発明の成形体製造方法によって製造される成形体1のフランジ部11は、通常の成形体のフランジ部よりも板厚が薄くされている。そのため、従来よりも小出力のプレス機を用いても、コイニング加工が可能である。なお、コイニング加工とは、数トン程度から場合によっては100トン超の高い圧力を被加工材に加える圧縮加工である。一般にコイニング加工により被加工材に模様を付すこともあるが、本実施の形態のコイニング加工はフランジ部11に模様を付すことを伴わなくてよい。
次に実施例を挙げる。本発明者らは、普通鋼の冷延鋼板にZn−Al−Mgめっきが施された厚さ1.8mm、直径116mmの円形板を素材金属板2として、以下の加工条件にて絞り抜け加工を行った。ここで、Zn−Al−Mg合金めっきは、鋼板の両面に施されており、めっきの付着量は、片面あたり90g/mのものを用いた。
・フランジ部11に相当する領域のしごき率:−20〜60%
・金型3の曲率半径:6mm
・押込穴30aの直径:70mm
・パンチ31の先端側310の直径:65.7mm
・パンチ31の後端側311の直径:65.7〜68.6mm
・幅変化部31aの形状:傾斜面
・幅変化部31aの位置:下側肩部Rdに相当する領域
・コイニング加工:無し、有り(500kN)
・プレス油:TN−20
<しごき率の評価>
しごき率が30%以下の場合(パンチ31の後端側311の直径が67.5mm以下の場合)には問題なく加工が行えた。一方で、しごき率が30%より大きくかつ50%以下の場合(パンチ31の後端側311の直径が67.5mmより大きくかつ68.2mm以下の場合)には、ダイ30との摺動部に軽いかじり傷が認められた。また、しごき率が50%を超える場合(パンチ31の後端側311の直径が67.9mmより大きい場合)には、ダイ30の内壁との焼き付きや割れが発生した。このことから、絞り抜け加工におけるフランジ部11に相当する領域のしごき率は、50%以下が好ましく、30%以下がさらに好ましいことが分かる。なお、しごき率は、{(しごき加工前の板厚−しごき加工後の板厚)/しごき加工前の板厚}×100によって定義される。ここでは、しごき加工前の板厚として、素材金属板の板厚の値を用いることができる。
次に、図10は、しごき率を変えた場合の第1中間体20の板厚の違いを示すグラフである。また、図11は、図10の板厚測定位置を示す説明図である。図10には、しごき率−20%の絞り抜け加工を行った場合の第1中間体20の板厚(試験体A、比較例)と、しごき率30%の絞り抜け加工を行った場合の第1中間体20の板厚(試験体B)とを示している。図10に示すように、しごき率30%の絞り抜け加工を行った場合(試験体B)、フランジ部11に相当する領域(測定位置50〜70)の板厚が素材金属板2の板厚(1.8mm)よりも薄くなっている。一方で、しごき率−20%の絞り抜け加工の場合(試験体A)、フランジ部11に相当する領域(測定位置50〜70)の板厚が素材金属板2の板厚(1.8mm)よりも厚くなっている。
次に、図12は図10の各第1中間体20(試験体Aと試験体B)から製造された成形材1の板厚を示すグラフであり、図13は図12の板厚測定位置を示す説明図である。
図12の試験体A(比較例)は、しごきを伴わない絞り抜け加工を行った第1中間体20(図10の試験体A)に絞り加工を行うとともに、フランジ部11へのコイニング加工を行わなかったものである。
図12の試験体B1(比較例)は、しごきを伴う絞り抜け加工を行った第1中間体20(図10の試験体B)に絞り加工を行うとともに、フランジ部11へのコイニング加工を行わなかったものである。
図12の試験体B2(発明例)は、しごきを伴う絞り抜け加工を行った第1中間体20(図10の試験体B)に絞り加工を行うとともに、フランジ部11へのコイニング加工を行ったものである。
図12に示すように、第1中間体20の段階における板厚の相違が成形材1にもそのまま表れている。すなわち、試験体A(比較例)は、最終的な成形材1においてフランジ部11の板厚が成形材の胴部の板厚よりも大きい。
試験体B1(比較例)は、最終的な成形材1においてフランジ部11の厚みを概ね薄くできている。しかし、フランジ部11の板厚は均一ではない。
一方、試験体B2(発明例)は、フランジ部11の板厚が均一となることがわかる。
なお、しごきを伴う絞り抜け加工を行った成形材1(試験体B1または試験体B2)と、しごきを伴う絞り抜け加工を行わなかった成形材1(試験体A)とを同寸法とした場合、試験体B1またはB2の重量は試験体Aの重量よりも10%程度軽かった。
なお、しごきを伴う絞り抜け加工を行うと、素材金属板2のフランジ部11に相当する領域は引き伸ばされる。しごきを伴う絞り抜け加工を行った成形材1(発明例)と、しごきを伴う絞り抜け加工を行わなかった成形材1(比較例)とを同寸法とするには、フランジ部11に相当する領域が引き伸ばされる量を予め考慮して小さな素材金属板2を用いるか、又はフランジ部11の不要部分をトリミングすればよい。
このような成形材製造方法及びその成形材1では、絞り抜け加工においてパンチ31とともに素材金属板2が押込穴30aに押込まれることで、素材金属板2のフランジ部11に相当する領域に対してしごき加工が行われるので、フランジ部11が不必要に厚くなることを回避でき、成形材1を軽量化できる。さらに、絞り加工後にフランジ部11に対してコイニング加工を行うことによって、高精度な薄肉板厚ならびに平坦度のフランジ部を得ることができる。本構成は、モータケース等の成形材の軽量化や素材金属板の縮小化、高精度な薄肉フランジ部が求められる適用対象において特に有用である。
また、絞り抜け加工におけるしごき加工のしごき率は50%以下であるので、焼き付きや割れの発生を回避できる。
なお、実施の形態では絞り抜け加工を1回のみ行うように説明しているが、絞り加工の前に2回以上の絞り抜け加工を行ってもよい。複数回の絞り抜け加工を行うことで、フランジ部11をより確実に薄くすることができる。複数回の絞り抜け加工は素材金属板2が厚い場合に特に有効である。なお、複数回の絞り抜け加工を行う場合でも、各回のしごき率は焼き付き等を回避するために50%以下とすることが好ましい。また、しごき率を30%以下とすることで傷の発生も回避できる。
また、実施の形態では絞り加工を3回行うように説明しているが、絞り加工の回数は成形材1の大きさや要求される寸法精度に応じて適宜変更してよい。
1 成形材
10 胴部
100 頂壁
101 周壁
11 フランジ部
2 素材金属板
3 金型
30 ダイ
30a 押込穴
31 パンチ
31a 幅変化部
50 押型(上型)
51 受型(下型)

Claims (3)

  1. 素材金属板に対して少なくとも3回の成形加工を行うことで、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造する成形材製造方法であって、
    前記少なくとも3回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、該絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工と、該絞り加工の後に行われる少なくとも1回のコイニング加工が含まれており、
    前記絞り抜け加工は、押込穴を有するダイとパンチとを含む金型を用いて行われ、
    前記パンチの後端側の幅が先端側の幅よりも広くされることで、前記パンチが前記ダイの押込穴に押込まれた状態における前記ダイと前記パンチとの間のクリアランスが前記先端側に比べて前記後端側において狭くされており、
    前記絞り抜け加工において前記パンチとともに前記素材金属板が前記押込穴に押込まれることで、前記素材金属板の前記フランジ部に相当する領域に対してしごき加工が行われ、
    前記コイニング加工は、前記絞り加工により形成されたフランジ部を押型と受型との間に挟み込んで圧縮し、該フランジ部の板厚を減じ、該フランジ部の周方向に延在する平坦部を形成する
    ことを特徴とする成形材製造方法。
  2. 前記しごき加工のしごき率は50%以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の成形材製造方法。
  3. 前記コイニング加工は、前記絞り抜け加工においてしごき加工が行われた部位であって、製品として必要なフランジ領域に対して行われる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の成形材製造方法。
JP2014122298A 2014-06-13 2014-06-13 成形材製造方法 Active JP6352065B2 (ja)

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