JP2002191546A - 側方視型内視鏡の先端部 - Google Patents
側方視型内視鏡の先端部Info
- Publication number
- JP2002191546A JP2002191546A JP2000397847A JP2000397847A JP2002191546A JP 2002191546 A JP2002191546 A JP 2002191546A JP 2000397847 A JP2000397847 A JP 2000397847A JP 2000397847 A JP2000397847 A JP 2000397847A JP 2002191546 A JP2002191546 A JP 2002191546A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distal end
- cap
- tip
- observation window
- supply outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
側方視型内視鏡の先端部において、先端部本体に並んで
形成された送気出口及び送水出口から先端キャップに形
成されたノズル口までの間の連通路部分における空気や
水の漏出を防止して、観察窓を確実に洗浄することがで
きる側方視型内視鏡の先端部を提供すること。 【解決手段】送気出口33a及び送水出口34aとノズ
ル口39とを連通させる連通部材40を、弾力性のある
材料により形成して先端部本体1と先端キャップ30と
の間に弾力的に押し潰した状態に挟置した。
Description
先端部に関する。
に、先端部本体の側面に観察窓が設けられていて、その
観察窓の表面に向かって開口するノズル口が、先端部本
体の外表面を被覆する状態に取り付けられた先端キャッ
プに形成されている。
は、先端部本体に対して着脱自在に設けると、使用後の
送気管路及び送水管路内のブラッシング洗浄等を容易に
行うことができる反面、先端キャップを紛失したり変形
させたりするおそれがある。
キャップが先端部本体に対して着脱自在に設けられたも
のと、先端キャップが先端部本体に対して固定されたも
のとが併存しており、側方視内視鏡の購入者が使用環境
等に応じていずれか一方を選択して購入している。
て着脱自在なものにおいては、前述のように送気管路及
び送水管路内のブラッシング洗浄等を容易に行うことが
できるよう、送気出口と送水出口とが先端部本体に並ん
で開口形成されている。
れた側方視型内視鏡においても、部品を共通化するとい
う経済上の理由から、先端部本体として同じ部品が使用
されている。
内視鏡においては、観察窓の表面を洗浄するために観察
窓に向けて開口するノズル口が、先端部本体に形成され
た送気出口及び送水出口と連通して先端キャップに形成
されている。
端キャップは、一般に弾力性のあるゴム系の材料により
形成されていてそれ自体にシール性があるので、送気出
口及び送水出口からノズル口までの間で空気や水の漏れ
はほとんど発生しない。
よって固定される先端キャップは、、硬質のプラスチッ
ク又は金属等によって形成されているので、先端部本体
に並んで形成された送気出口及び送水出口から先端キャ
ップに形成されたノズル口との間の連通路部分で空気や
水が漏出して、観察窓に十分な量の空気や水が吹き付け
られない場合がある。
端部本体に固定された側方視型内視鏡の先端部におい
て、先端部本体に並んで形成された送気出口及び送水出
口から先端キャップに形成されたノズル口までの間の連
通路部分における空気や水の漏出を防止して、観察窓を
確実に洗浄することができる側方視型内視鏡の先端部を
提供することを目的とする。
め、本発明の側方視型内視鏡の先端部は、側面に観察窓
が設けられた先端部本体に送気出口と送水出口とが並ん
で開口形成され、少なくとも観察窓部分を除いて先端部
本体の外表面を被覆するように硬質のプラスチック又は
金属からなる先端キャップが先端部本体に固定され、観
察窓の表面に向かって開口するノズル口が先端キャップ
に形成された側方視型内視鏡の先端部において、送気出
口及び送水出口とノズル口とを連通させる連通部材を、
弾力性のある材料により形成して先端部本体と先端キャ
ップとの間に弾力的に押し潰した状態に挟置したもので
ある。
説明する。図3は側方視型内視鏡の挿入部の先端部分を
示しており、例えばステンレス鋼材からなる先端部本体
1が、遠隔操作によって屈曲する湾曲部2の先端に連結
されている。
部分的に平らに削り取った形状に形成されていて、その
平面部21に、観察窓4と照明窓5そして処置具突出口
6が設けられている。
置具突出口6以外の部分が露出しないように、その部分
を除いて、例えば変性PPO(ポリフェニレンオキサイ
ド)等のような電気絶縁性の硬質のプラスチック材から
なる先端キャップ30によって密着被覆されている。た
だし、電気絶縁性を必要としない場合には先端キャップ
30が金属製であってもよい。
端側が開口したキャップ状に形成されていて、観察窓4
と照明窓5と処置具突出口6が位置する部分は大きく開
口している。
って揺動する処置具起上片7が収容されており、その奥
に、図示されていない処置具挿通チャンネルの先端が開
口配置されている。8は、先端キャップ30の先端部分
を先端部本体1に固定するための固定ネジの外表面であ
る。
るように先端キャップ30に形成されたノズル口であ
り、後述する連通部材40が、ノズル口39の内側にお
いて先端部本体1と先端キャップ30との間に挟み込ま
れた状態に配置されている。
プ30と連通部材40が取り付けられる前の状態の側面
部分断面図と平面部分断面図であり、先端部本体1の後
端には、挿入部内に軸線方向に平行に並列に挿通配置さ
れた送気管31と送水管32の先端部分が接続されてい
る。
端部本体1に平行に形成された送気送水通路孔33,3
4が、平面部21の表面に沿う位置に開口している。3
3aが送気出口、34aが送水出口である。
端部本体1に前面が開放された形状に形成された連通横
溝35の底部に並んで開口している。そして、連通横溝
35の前面に面する部分は後述する連通部材40を配置
するための連通部材設置部36になっていて、連通部材
40の左右位置を規制するための側壁面36aが平面部
21から突出して先端部本体1に形成されている。
この連通部材40は例えばフッ素ゴムやシリコンゴム等
のような弾力性のある材料によって一部品として形成さ
れている。
にきつく嵌め込まれる蓋部40aと、観察窓4の表面に
向かって水と空気を勢いよく噴出させるためのノズル流
路部40bとを一体に形成して構成されている。ノズル
流路部40bは下面が開放された溝状に形成されてい
る。
うに先端部本体1の連通部材設置部36にきつく嵌め込
まれて、そのノズル流路部40bが連通横溝35の出口
通路35aと連通する。
けられた状態の挿入部の先端部分の側面部分断面図と平
面部分断面図であり、先端キャップ30を固定するため
の固定ネジ8が先端部本体1の先端に形成されたネジ孔
にねじ込まれることにより、先端キャップ30の先端部
分が先端部本体1に固定され、先端キャップ30の口元
側の内周面は先端部本体1の外周面にシール固着されて
いる。
配置された連通部材40は、先端部本体1と先端キャッ
プ30との間に挟み付けられて、弾力的に押し潰された
状態になっている。
0のノズル口39の裏側にきつく押し付けられると同時
に、先端キャップ30と連通部材40との当接面が前下
がりに傾斜していることから、連通部材40は、下方の
連通部材設置部36(平面部21)と後方の連通横溝3
5の開放面にもきつく押し付けられている。
て送られてくる空気と水が、連通横溝35から連通部材
40に形成されたノズル流路部40bを通って、その途
中で漏出することなくノズル口39から観察窓4の表面
に向かって勢いよく噴出される。
のではなく、例えば連通部材40は、弾力性のあるゴム
材に金属部材を一体にインサート成形したもの等であっ
ても差し支えない。
先端部本体に固定された側方視型内視鏡の先端部におい
て、先端部本体に並んで形成された送気出口及び送水出
口と先端キャップに形成されたノズル口とを連通させる
連通部材を弾力性のある材料によって形成して、先端部
本体と先端キャップとの間に弾力的に押し潰した状態に
挟置したことにより、送気出口及び送水出口から先端キ
ャップに形成されたノズル口までの間の連通路部分にお
ける空気や水の漏出を防止して、観察窓を確実かつ効果
的に洗浄することができる。
面部分断面図である。
面部分断面図である。
視図である。
り外された状態の側方視型内視鏡の先端部の側面部分断
面図である。
り外された状態の側方視型内視鏡の先端部の平面部分断
面図である。
状態の側方視型内視鏡の先端部の平面部分断面図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】側面に観察窓が設けられた先端部本体に送
気出口と送水出口とが並んで開口形成され、少なくとも
上記観察窓部分を除いて上記先端部本体の外表面を被覆
するように硬質のプラスチック又は金属からなる先端キ
ャップが上記先端部本体に固定され、上記観察窓の表面
に向かって開口するノズル口が上記先端キャップに形成
された側方視型内視鏡の先端部において、 上記送気出口及び上記送水出口と上記ノズル口とを連通
させる連通部材を、弾力性のある材料により形成して上
記先端部本体と上記先端キャップとの間に弾力的に押し
潰した状態に挟置したことを特徴とする側方視型内視鏡
の先端部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000397847A JP4681729B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 側方視型内視鏡の先端部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000397847A JP4681729B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 側方視型内視鏡の先端部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002191546A true JP2002191546A (ja) | 2002-07-09 |
JP4681729B2 JP4681729B2 (ja) | 2011-05-11 |
Family
ID=18862918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000397847A Expired - Fee Related JP4681729B2 (ja) | 2000-12-27 | 2000-12-27 | 側方視型内視鏡の先端部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4681729B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334397A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-12-14 | Ethicon Endo Surgery Inc | 器具を内視鏡上に位置決めする方法 |
US8915842B2 (en) | 2008-07-14 | 2014-12-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for maintaining visibility and providing irrigation and/or suction during surgical procedures |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6296616U (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-19 | ||
JPH07171091A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-11 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
JPH07313441A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-05 | Asahi Optical Co Ltd | 側方視型内視鏡の先端部 |
JPH07313440A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-05 | Asahi Optical Co Ltd | 側方視型内視鏡の先端部 |
JPH0884701A (ja) * | 1994-09-20 | 1996-04-02 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
JPH08140926A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-06-04 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
JPH08280605A (ja) * | 1995-04-14 | 1996-10-29 | Asahi Optical Co Ltd | 側方視型内視鏡の先端部 |
JPH10151108A (ja) * | 1996-11-25 | 1998-06-09 | Asahi Optical Co Ltd | 側方視型内視鏡の先端部 |
JPH10192239A (ja) * | 1997-01-08 | 1998-07-28 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JPH11188004A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-07-13 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JP2002153416A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
-
2000
- 2000-12-27 JP JP2000397847A patent/JP4681729B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6296616U (ja) * | 1985-12-06 | 1987-06-19 | ||
JPH07171091A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-11 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
JPH07313441A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-05 | Asahi Optical Co Ltd | 側方視型内視鏡の先端部 |
JPH07313440A (ja) * | 1994-05-26 | 1995-12-05 | Asahi Optical Co Ltd | 側方視型内視鏡の先端部 |
JPH0884701A (ja) * | 1994-09-20 | 1996-04-02 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
JPH08140926A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-06-04 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
JPH08280605A (ja) * | 1995-04-14 | 1996-10-29 | Asahi Optical Co Ltd | 側方視型内視鏡の先端部 |
JPH10151108A (ja) * | 1996-11-25 | 1998-06-09 | Asahi Optical Co Ltd | 側方視型内視鏡の先端部 |
JPH10192239A (ja) * | 1997-01-08 | 1998-07-28 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JPH11188004A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-07-13 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JP2002153416A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334397A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-12-14 | Ethicon Endo Surgery Inc | 器具を内視鏡上に位置決めする方法 |
US8915842B2 (en) | 2008-07-14 | 2014-12-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for maintaining visibility and providing irrigation and/or suction during surgical procedures |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4681729B2 (ja) | 2011-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3272516B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JP2004141305A (ja) | 内視鏡の送液装置 | |
WO2016035961A1 (ko) | 휴대용 치간 칫솔 | |
CN210749125U (zh) | 送水送气结构及内窥镜 | |
MX343715B (es) | Cepillo de dientes. | |
JP2002191546A (ja) | 側方視型内視鏡の先端部 | |
JP3626550B2 (ja) | 側方視型内視鏡の先端部 | |
JP4598166B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JP3306223B2 (ja) | 側方視型内視鏡の先端部 | |
JPH09131304A (ja) | 内視鏡の管路内洗浄用栓 | |
JP4260947B2 (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JP4367606B2 (ja) | 内視鏡の送液装置 | |
CN211675643U (zh) | 一种清洗器 | |
JP3411708B2 (ja) | 内視鏡の副送水装置 | |
JPH08224211A (ja) | 内視鏡 | |
JP4531248B2 (ja) | 側方視型内視鏡の先端部 | |
JP3493998B2 (ja) | 内視鏡の流体噴射ノズル | |
JPH08238211A (ja) | 内視鏡 | |
JP4399528B2 (ja) | 内視鏡の送液装置 | |
JPH06269393A (ja) | 内視鏡の流体供給装置 | |
JP3510705B2 (ja) | 内視鏡の管路切換装置 | |
JPH1199122A (ja) | 内視鏡の観察窓洗浄用ノズル | |
JPS6136718A (ja) | 内視鏡 | |
JPH07136102A (ja) | 内視鏡の先端部 | |
JP2008029366A (ja) | 内視鏡の処置具挿通チャンネル洗浄用栓体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071113 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080430 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100603 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110119 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |